JP7130366B2 - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、無線通信装置が接続されるデータ通信装置において、メインCPUの動作クロックの逓倍周波数が、無線通信装置が無線通信に使用する周波数帯域に妨害を与えないようにクロック制御を行う点が開示されている。
そこで、本発明は、有線通信のデータ通信により発生するノイズが無線通信性能へ及ぼす悪影響を低減することを目的としている。
図1は、本実施形態に係る無線通信装置20を備える電子機器10の構成例である。本実施形態では、電子機器10に、無線通信装置20が搭載されている場合について説明する。ここで、電子機器10は、例えばデジタルカメラとすることができ、無線通信装置20は、無線信号により他の無線通信装置と通信を行う無線通信モジュールとすることができる。
本実施形態における電子機器10は、複数の通信アプリケーション(以下、「通信アプリ」ともいう。)を、使用周波数が異なる複数の無線通信をそれぞれ利用して同時に実行することができる。
有線通信においては、データ通信を行う上で、データ通信を起因とするノイズ(データノイズN)が発生し得る。このデータノイズNをアンテナ22が受信すると、無線通信に悪影響を及ぼすおそれがある。無線通信装置20は、上述したように無線通信機能と有線通信機能とを有しており、小型な電子機器10に組み込まれる場合、電子回路基板21自体が非常に小さい場合がある。その場合、電子回路基板21上に設けられた、無線通信を行うためのアンテナ22と、有線通信を行うためのケーブル25、コネクタ24および電子回路基板21上の配線等との距離が近くなる。すると、有線通信のデータノイズNをアンテナ22が受信しやすくなり、無線通信に悪影響を及ぼしやすくなる。
本実施形態では、無線通信装置20は、使用周波数帯が異なる複数の無線通信を同時に行うことができる。したがって、本実施形態では、USBのデータ通信に使用する基本周波数が、同時に行われる複数の無線通信の使用周波数帯を含む所定の周波数帯域外となるように、有線通信方式(規格)を切り替えるようにする。
電子機器10は、無線通信装置20との通信を制御する通信制御部100を備える。通信制御部100は、例えば上述したメイン電子回路基板に実装することができる。この通信制御部100は、I/F部101と、ホストCPU102と、記憶部103と、を備える。I/F部101は、USBインターフェースである。ここで、USB1.0からUSB3.1は、それぞれ互換性を有するため、I/F部101は、USB1.0からUSB3.1までのいずれのインターフェースとしても動作することができる。I/F部101の動作の切り替えは、ホストCPU102によって行われる。
制御部202は、無線通信装置20における動作を統括的に制御する。制御部202は、一つ又は複数のCPUにより構成することができる。記憶部203は、例えば一つ又は複数のROM、RAM等の記憶媒体により構成され、制御部202が処理を実行するために必要な制御プログラム等を記憶する。無線部204は、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線通信を行う。無線部204は、WiFiチップ23により構成することができる。アンテナ制御部205は、2.4GHz帯および/または5GHz帯で通信可能な上述したアンテナ22の出力制御を行う。
なお、本実施形態においては、以下に示す各機能ブロックは、ソフトウェアプログラムとして機能が実現されるものとして説明するが、本機能ブロックに含まれる一部または全部をハードウェアにより実現してもよい。ハードウェアにより実現する場合、例えば、所定のコンパイラを用いることで、各ステップを実現するためのプログラムからFPGA上に自動的に専用回路を生成すればよい。FPGAとは、Field Programmable Gate Arrayの略である。また、FPGAと同様にしてGate Array回路を形成し、ハードウェアとして実現するようにしてもよい。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)により実現するようにしてもよい。なお、図4に示した機能ブロック図は一例であり、複数の機能モジュールが1つの機能モジュールを構成するようにしてもよいし、いずれかの機能モジュールが複数の機能を行うモジュールに分かれてもよい。
無線制御部112は、通信アプリ部111が実行する通信アプリが使用する無線通信の使用周波数に応じて、無線通信装置20の無線通信に使用される無線通信方式を設定し、無線通信装置20の後述する無線送受信部211を制御する。
通信方式切替部114は、データ送受信部115による有線通信に使用される有線通信方式を、通信方式選択部113において選択された有線通信方式に切り替える。データ送受信部115は、USB規格に準拠した有線通信方式により無線通信装置20とデータ通信を行う。
無線送受信部211は、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線通信方式により、外部の無線通信装置との間で無線信号を送受信する。通信方式切替部212は、データ送受信部213による有線通信に使用される有線通信方式を、通信制御部100の通信方式選択部113において選択された有線通信方式に切り替える。データ送受信部213は、USB規格に準拠した有線通信方式によりデータ通信を行う。
まず、USB規格について説明する。図5は、USB規格における物理層データ転送速度、アプリケーション層の実効データ転送速度および基本周波数の関係を示す図である。ここで、アプリケーション層の実効データ転送速度は、理論上のデータ転送速度ではなく、アプリケーションの利用時に実際に出すことのできるデータ転送速度を示している。また、基本周波数は、データ通信に使用する周波数帯において、およそエネルギーが最大となる周波数である。この基本周波数が、無線通信の使用周波数帯に重なると、データ通信により発生するデータノイズNがアンテナ22から混入し、無線通信に悪影響を与えることになる。
なお、無線通信装置20が、有線通信規格として、USB1.0~USB3.0を使用でき、USB3.1が使用できない場合には、USB3.0以外の有線通信規格でデータ転送速度が最大であるUSB2.0に準拠した有線通信方式を選択する。
一方で、データ通信は、一般的にON、OFFの周期が一定ではないため、ノイズ源がデータ通信である場合、図6(B)に示すように、データノイズは広帯域で現れる。そのため、データ通信に使用する周波数帯において、エネルギーがおよそ最大となる周波数である基本周波数が、無線通信の使用周波数帯に重ならない場合であっても、無線通信の使用周波数帯にノイズ成分が存在してしまう場合がある。つまり、状況によっては、無線通信の性能が大きく劣化してしまう場合がある。
また、上述したように、データノイズは広帯域である。そのため、データ通信に使用する周波数帯において、エネルギーがおよそ最大となる周波数である基本周波数が、無線通信の使用周波数帯に重ならない場合であっても、無線通信の使用周波数帯にノイズ成分が存在してしまう場合がある。よって、無線LANにおいて5GHz帯が使用される場合には、基本周波数がGHz帯であるUSB3.0に準拠した有線通信方式を選択するのではなく、基本周波数がMHz帯であって、データ転送速度が最大となるUSB2.0を選択してもよい。
まず、通信制御部100は、1つ目の通信アプリ1を起動し、その通信アプリ1で使用する無線通信の使用周波数(無線周波数)を5GHz帯に設定する(S101)。次に、通信制御部100は、基本周波数が、5GHz帯の周波数帯域と重ならない有線通信方式を選択する(S102)。図5で示される情報に基づき、ここでは有線通信方式としてUSB3.0が選択される。次に通信制御部100は、無線通信装置20に対して有線通信方式をUSB3.0に設定する指示を送信する(S103)。これにより、指示を受信した無線通信装置20は、有線通信方式をUSB3.0に設定する。さらに、通信制御部100は、無線通信装置20に対して無線通信の使用周波数を5GHz帯に設定して無線送受信部211を起動する指示を送信する(S104)。これにより、指示を受信した無線通信装置20は、PCやスマートフォンといった通信側の通信装置と5GHz帯を使用した無線通信を開始する(S105)。
以上のように、基本周波数が、複数の通信アプリで使用する複数の無線通信の使用周波数のいずれとも重ならないように、有線通信で使用する有線通信方式を切り替える。
S5では、通信制御部100は、通信アプリで使用中の無線通信の使用周波数に変更があるか否かを判定し、変更が検出された場合はS6に移行し、変更が検出されない場合はS3に移行する。ここで、無線通信の使用周波数の変更は、ユーザが指示する場合や、無線通信装置20が通信状況に応じてより通信品質の良い使用周波数へ自律的に切り替える場合がある。S6では、通信制御部100は、無線通信の使用周波数の変更に伴って、現在使用中の有線通信方式の切り替えが必要か否かを判定し、切り替えが必要である場合はS2に移行して再度有線通信方式を選択し、切り替えが必要でない場合はS3に移行する。
このように、無線通信装置20は、使用周波数が異なる複数の無線通信が同時に行われる場合においても、基本周波数が、複数の無線通信の使用周波数のいずれとも重ならないよう、有線通信方式を切り替えることができる。これにより、有線通信を用いたデータ通信により発生するノイズが無線通信に悪影響を与えることを抑制することができる。したがって、無線通信装置20の通信能力の低下を抑制し、通信スループットの低下を抑制することができる。
これに対して、本実施形態における無線通信装置20は、データ通信に使用する基本周波数が異なる複数の有線通信方式に対応した有線通信機能を有し、無線通信の使用周波数帯に応じて有線通信方式を切り替える。したがって、クロック線を持たず、データ転送速度を任意に変更できない有線通信方式を採用した場合であっても、データ通信により発生するノイズが無線通信に悪影響を与えることを抑制し、無線通信性能の劣化を低減することができる。
さらに、無線通信装置20は、有線通信規格としてUSB規格を採用する。USB規格は、データ転送速度が異なる規格を複数有しており、かつそれらは互換性を有する。USB1.1からUSB3.1までは上位互換であるため、USB規格に準拠した有線通信方式を採用すれば、ハードウェアを変えることなくデータ転送速度を切り替えることが可能となる。つまり、無線通信の使用周波数帯に応じて、有線通信のデータ転送速度を切り替えて使用したい場合に、複数の有線通信用のハードウェアを電子回路基板21に実装する必要がない。そのため、その分のコストカットや基板面積の縮小が図れる。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
上述した第一の実施形態では、無線通信の使用周波数帯近傍に有線通信の基本周波数が存在しないような有線通信方式を選択し、有線通信方式を切り替える場合について説明した。この第二の実施形態では、さらに、無線通信のデータ転送速度を考慮して有線通信方式を選択する場合について説明する。
図9は、通信制御部100と無線通信装置20との間のシーケンス図である。
まず、通信制御部100は、所定の通信アプリを起動し、その通信アプリで使用する無線通信の使用周波数(無線周波数)を5GHz帯に設定する(S121)。次に、通信制御部100は、基本周波数が、5GHz帯の周波数帯域と重ならない有線通信方式を選択する(S122)。図5で示される情報に基づき、ここでは有線通信方式としてUSB3.0が選択される。次に通信制御部100は、無線通信装置20に対して有線通信方式をUSB3.0に設定する指示を送信する(S123)。これにより、指示を受信した無線通信装置20は、有線通信方式をUSB3.0に設定する。さらに、通信制御部100は、無線通信装置20に対して無線通信の使用周波数を5GHz帯に設定して無線送受信部211を起動する指示を送信する(S124)。これにより、指示を受信した無線通信装置20は、PCやスマートフォンといった通信側の通信装置と5GHz帯を使用した無線通信を開始する(S125)。
無線通信装置20は、無線LANのSTA(Station:端末局)として動作する場合、AP(Access Point:制御局)として動作する相手装置から、Beaconフレームと呼ばれる管理フレームを受信する。このBeaconフレームには、APがサポートする無線通信のデータ転送速度に関する情報が含まれる。また、無線通信装置20は、無線LANのAPとして動作する場合、STAとして動作する相手装置が無線ネットワークに接続する際に、Association Requestフレームと呼ばれる管理フレームを受信する。このAssociation Requestフレームには、STAが要求する無線通信のデータ転送速度に関する情報が含まれる。
通信制御部100は、無線通信装置20から無線通信のデータ転送速度情報を受信すると、受信したデータ転送速度情報と、有線通信方式の実効データ転送速度とに基づき、有線通信方式を再度選択する(S128)。ここで、無線通信のデータ転送速度は150Mbpsなので、図5で示される情報に基づき、有線通信方式の実効データ転送速度が150Mbps以上であるUSB2.0、USB3.0或いはUSB3.1を選択すれば、転送速度として十分であることがわかる。そこで、通信制御部100は、USB2.0、USB3.0およびUSB3.1の中から、基本周波数が、無線通信装置20が使用する可能性のある全ての無線通信の使用周波数と重ならない有線通信方式を選択する。例えば、無線通信装置20が2.4GHz帯と5GHz帯とを使用する可能性がある場合、基本周波数がそれらと重ならないUSB2.0が選択される。
S25では、通信制御部100は、図8のS25と同様に、通信アプリで使用中の無線通信の使用周波数に変更があるか否かを判定し、変更が検出された場合はS26に移行し、変更が検出されない場合はS27に移行する。S26では、通信制御部100は、図8のS26と同様に、無線通信の使用周波数の変更に伴って、現在使用中の有線通信方式の切り替えが必要か否かを判定する。そして、通信制御部100は、切り替えが必要であると判定した場合はS22に移行して再度有線通信方式を選択し、切り替えが必要でないと判定した場合はS27に移行する。
S28では、通信制御部100は、データ転送速度情報に基づいて、切替可能な有線通信方式が存在するか否かを判定する。ここで、切替可能な有線通信方式とは、無線通信のデータ転送速度以上の実効データ転送速度を備え、かつ、基本周波数が、無線通信装置20が対応する全ての無線通信の使用周波数と重ならない有線通信方式である。そして、通信制御部100は、該当する有線通信方式が存在しないと判定した場合にはS24に移行し、該当する有線通信方式が存在すると判定した場合にはS29に移行して、該当する有線通信方式を新たに選択する。例えば、無線通信のデータ転送速度が150Mbpsで、無線通信装置20が対応する無線通信の使用周波数が2.4GHz帯と5GHz帯とである場合について考える。この場合、実効データ転送速度が150Mbps以上であり、かつ、2.4GHz帯と5GHz帯と重ならない基本周波数で動作するUSB2.0が選択される。
このように、無線通信装置20は、無線通信のデータ転送速度を満たす範囲で、使用可能性のある全ての無線通信の使用周波数と重ならない基本周波数で動作する有線通信方式を選択し、予め切り替えておくことができる。これにより、無線通信の使用周波数が切り替わっても、有線通信方式を切り替える必要がなくなる。その結果、有線通信方式の切り替えに伴って発生する通信制御部100と無線通信装置20との間の通信途絶を抑制し、通信速度の向上や遅延時間の低減が可能となる。
上記各実施形態においては、電子機器10がデジタルカメラである場合について説明したが、電子機器10はデジタルカメラに限定されるものではない。例えば、電子機器10は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタ、ビデオカメラ、スマートウォッチ、PDA等であってもよい。
また、上記各実施形態においては、無線通信装置20と有線通信を行う他の通信装置としてのメイン電子回路基板において、有線通信方式を選択する場合について説明した。しかしながら、無線通信装置20の電子回路基板において、有線通信方式の選択が行われてもよい。つまり、無線通信機能と有線通信機能とを有する無線通信装置が、自装置が無線通信に使用する無線通信方式に応じて有線通信方式を選択してもよい。この場合、図4における通信方式選択部113は、通信制御部100が備える必要はなく、無線通信装置20が通信方式選択部113に相当する機能モジュールを備える。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (11)
- 使用周波数帯が異なる複数の無線通信方式に対応した無線通信を行う第一の通信手段と、
データ通信に使用する基本周波数が異なる複数の有線通信方式に対応した有線通信を行う第二の通信手段と、
前記第一の通信手段による前記無線通信のデータ転送速度を取得する取得手段と、
前記複数の無線通信方式のうち前記第一の通信手段が使用する無線通信方式と前記取得手段により取得されたデータ転送速度とに基づいて、前記基本周波数が、前記第一の通信手段が使用する無線通信方式の使用周波数帯を含む所定の周波数帯域外となり、かつ、実効データ転送速度が、前記取得手段により取得されたデータ転送速度以上となるように、前記第二の通信手段が使用する有線通信方式を前記複数の有線通信方式から選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記取得手段が取得するデータ転送速度は、前記第一の通信手段による無線通信の相手装置から送信される情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記通信装置はアクセスポイントとして動作し、
前記取得手段が取得するデータ転送速度は、前記第一の通信手段による無線通信の相手装置であるステーションから送信される情報であることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記通信装置はステーションとして動作し、
前記取得手段が取得するデータ転送速度は、前記第一の通信手段による無線通信の相手装置であるアクセスポイントから送信される情報であることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記取得手段が取得するデータ転送速度は、前記第一の通信手段による無線通信の相手装置から送信されるBeaconフレームまたはAssociation Requestフレームに含まれる情報であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記複数の有線通信方式は、USB規格に準じた有線通信方式であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記複数の無線通信方式は、使用周波数帯が、それぞれ2.4GHz帯および5GHz帯であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記第一の通信手段による無線通信の使用周波数帯が2.4GHz帯である場合、前記所定の周波数帯域が2.4GHz以上2.5GHz以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記第一の通信手段による前記無線通信の使用周波数帯が5GHz帯である場合、前記所定の周波数帯域が5GHz以上6GHz以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
- 使用周波数帯が異なる複数の無線通信方式に対応した無線通信を行うとともに、データ通信に使用する基本周波数が異なる複数の有線通信方式に対応した有線通信を行う通信装置の制御方法であって、
前記無線通信のデータ転送速度を取得するステップと、
前記複数の無線通信方式のうち使用する無線通信方式と前記取得されたデータ転送速度とに基づいて、前記基本周波数が、前記使用する無線通信方式の使用周波数帯を含む所定の周波数帯域外となり、かつ、実効データ転送速度が、前記取得されたデータ転送速度以上となるように、使用する有線通信方式を前記複数の有線通信方式から選択するステップと、
を含むことを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載された通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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