JP7128267B2 - 作業支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、未習熟の作業者の作業習熟を支援する作業支援装置に関する。
工場の作業現場において、作業者の新規雇用時、または新しい作業が導入される時などに、作業習熟のための訓練が実施される。作業習熟のための訓練は、手順書または指示書を暗記したり、練習用の製品を利用した同一の手順の反復であったり、現場で熟練作業者または監督者による指導を受けたりするなど、対象となる作業または作業を行う現場に応じて様々な形態がとられている。
従来、未習熟の作業者の作業習熟を支援するための技術が提案されている。たとえば、特許文献1では、操作訓練の習熟度向上を評価することのできる操作訓練用装置が提案されている。
特開2002-287613号公報
たとえばNC(数値制御:Numerical Control)工作機械に設定する加工条件の決定作業の熟練作業者は、加工対象の加工状態の差異を音の違いまたは切りくずの見え方の違いとして身体の感覚器官で感受し、必要な加工精度を実現するための加工条件を決定することができる。しかしながら、未習熟の作業者は、身体の感覚器官の訓練が十分に行われていないため、加工対象の加工状態のわずかな差異を身体の感覚器官で感受することができない。このため、未習熟の作業者は、熟練作業者が行う作業と同等の作業を行うことは難しい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、未習熟の作業者であっても、熟練作業者が行う作業と同等の作業を行うことを可能とさせることができる作業支援装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる作業支援装置は、作業環境が作業対象物に作用する際の前記作業環境のパラメータを作業者が決定する際に用いられる作業支援装置であって、作業環境または作業対象物の状態量を測定するセンサのセンサ信号を取得する取得部と、作業者の感覚器官で感受可能な特徴量の出力方式が作業者毎に設定される第1の設定部と、第1の設定部から出力される設定指令に基づいて、センサ信号を作業者毎に設定された感覚器官で感受可能な特徴量に変換する変換部と、特徴量を作業者毎に設定された感覚器官が感受可能なように出力する出力部と、状態量の理論値が設定される第2の設定部と、理論値から理論的に計算される第4のセンサ信号を生成する計算部と、を備える。
本発明にかかる作業支援装置は、未習熟の作業者であっても、熟練作業者が行う作業と同等の作業を行うことを可能とさせることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 本発明の実施の形態1にかかる作業支援装置をNC工作機械における加工条件の決定作業に適用した実施例を説明するための図 図2に示すNC工作機械の概略構成を示す斜視図 図2に示す力センサのセンサ信号から抽出されたベクトル情報の特徴量を表示した画像の一例を示す図 本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 図5に示すセンサ情報変換部の構成を説明するための図 本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置をロボットのピックアンドプレースにおけるパラメータの調整作業に適用した実施例を説明するための図 図7に示すロボットの概略構成を示す斜視図 図7に示す感覚発生装置群と作業者の配置の一例を説明するための図 本発明の実施の形態3にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 本発明の実施の形態4にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 図11に示す訓練評価入力部に入力する条件の入力画面の一例を示す図 図11に示す情報保存部に保存された条件および訓練評価を作業者毎に表示装置に表示した画面の一例を示す図 本発明の実施の形態5にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 図14に示す作業支援装置を使用した作業訓練の手順の一例を示したフローチャート 本発明の実施の形態6にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 本発明の実施の形態7にかかる作業支援装置の構成を説明するための図 各実施の形態における作業支援装置のハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる作業支援装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1にかかる作業支援装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。
図1に示す、作業支援装置100aは、未習熟の作業者1(以下、単に「作業者1」という)の作業習熟を支援する。作業支援装置100aは、センサ信号取得部2と、センサ情報変換部3と、感覚情報出力部4とを備える。センサ信号取得部2は、取得部に対応する。センサ情報変換部3は、変換部に対応する。感覚情報出力部4は、出力部に対応する。
センサ信号取得部2は、センサ群101の測定結果であるセンサ信号SSを取得する。センサ群101は、少なくとも1つのセンサで構成される。センサ群101を構成する一部のセンサは、作業環境102に設けられ、作業環境102の物理量PQ1を測定する。物理量PQ1は、状態量に対応する。センサ群101を構成する他のセンサは、作業対象物103に設けられ、作業対象物103の物理量PQ2を測定する。物理量PQ2は、状態量に対応する。センサ群101を構成するセンサは、作業環境102および作業対象物103のうちのいずれか一方にのみ設けられていてもよい。
センサ情報変換部3は、センサ信号取得部2が取得したセンサ信号SSを、演算などにより、人間の感覚器官で感受可能な特徴量FVに変換する。感覚情報出力部4は、センサ情報変換部3が変換した特徴量FVを含む感覚情報SIを、感覚発生装置群104へ出力する。感覚発生装置群104は、少なくとも1つの感覚発生装置で構成される。感覚発生装置群104は、特徴量FVを作業者1の感覚器官に伝達する。
作業者1は、熟練作業者が行う作業と同等の作業を行うことは難しい。本実施の形態によれば、作業者1の作業において、作業環境102および作業対象物103の物理量PQ1,PQ2を、特徴量FVとして作業者1が直感的に理解しやすい感覚器官に伝達させることができる。これにより、作業者1であっても、熟練作業者が行う作業と同等の作業を行うことを可能とさせることができる。
実施の形態1の実施例.
次に、本発明の実施の形態1にかかる作業支援装置の実施例について説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかる作業支援装置をNC工作機械における加工条件の決定作業に適用した実施例を説明するための図である。図3は、図2に示すNC工作機械の概略構成を示す斜視図である。
図3に示すNC工作機械5は、マシニングセンタと呼ばれるNC工作機械であって、工具を用いて、加工ワーク6の不要な部分を除去して加工ワーク6を目的の形状に加工する。NC工作機械5は、送り軸機構20x,20y,20zと、テーブル24と、コラム25と、ラム26と、主軸27とを備える。送り軸機構20xは、回転モータ21xと、送り軸である送りねじ22xと、回転角検出器23xとを備える。送り軸機構20xは、回転モータ21xの回転運動を送りねじ22xにより直線運動に変換する。送り軸機構20y,20zは、送り軸機構20xと同様であるため説明は省略する。NC工作機械5では、回転モータ21x,21y,21zのそれぞれのモータ回転角を、回転角検出器23x,23y,23zのそれぞれで検出し、回転モータ21x,21y,21zのそれぞれのモータ回転角をそれぞれ数値制御することにより、任意の3次元運動を実現することができる。主軸27の先端には、工具を取り付け可能であり、主軸27を回転させるとともに、工具とテーブル24上に載置された加工ワーク6との間の相対位置を制御することにより、加工ワーク6の不要な部分を除去して加工ワーク6を目的の形状に加工する。
本実施例では、ラム26には、ラム26の振動の加速度を測定する加速度センサ71が取り付けられている。本実施例では、加工ワーク6には、送り軸である送りねじ22x,22y,22zとそれぞれ直交する3方向の加工力を測定する力センサ72が取り付けられている。
図2に示すように、作業支援装置100aをNC工作機械5における加工条件の決定作業に適用した場合、作業環境102はNC工作機械5となり、作業対象物103は加工ワーク6となり、センサ群101aを構成するセンサはNC工作機械5に設けられる加速度センサ71と加工ワーク6に設けられる力センサ72となり、感覚発生装置群104aを構成する感覚発生装置は振動発生装置81と表示装置82となる。
次に、NC工作機械5における加工条件の決定作業における、作業支援装置100aを用いた作業者1の作業習熟の支援の流れについて説明する。NC工作機械5における加工条件の決定作業は、新しい材料で作られた加工ワーク6を用いた製品加工、または新規のNC工作機械5の導入時などにおいて、NC工作機械5で加工ワーク6を加工する際にNC工作機械5に設定する加工条件を決定する作業である。作業者1は、加工条件の決定作業においては、加工ワーク6の加工面精度の目標値を実現するための回転数、送り速度、切り込み量、およびピックフィード量の各パラメータを決定する。回転数、送り速度、切り込み量、およびピックフィード量の各パラメータは、加工条件に対応する。
まず、作業者1は、工具メーカの推奨する加工条件をNC工作機械5に設定する。NC工作機械5は、設定された加工条件である各パラメータに基づいて、主軸27の単位時間あたりの回転数、および送り軸である送りねじ22x,22y,22zの運動軌跡に関する加工プログラムを生成する。
NC工作機械5は、加工プログラムに基づいて、主軸27、および送り軸である送りねじ22x,22y,22zの運動を制御して、加工ワーク6の加工を行う。加速度センサ71は、加工中に発生する振動の加速度を測定する。力センサ72は、加工中に発生する加工力を測定する。
作業支援装置100aのセンサ信号取得部2は、加速度センサ71の測定結果であるセンサ信号SSaを取得する。作業支援装置100aのセンサ情報変換部3は、センサ信号取得部2が取得したセンサ信号SSaにフィルタ処理を施して加速度に関する特徴量に変換する。本実施例では、たとえばローパスフィルタによって高周波の振動成分が除去される。作業支援装置100aの感覚情報出力部4は、加速度に関する特徴量を含む感覚情報SIaを、振動発生装置81へ出力する。振動発生装置81は、加速度に関する特徴量を、作業者1の感覚器官に伝達する。振動発生装置81は、ゲーム用のコントローラまたは携帯電話に使用されるバイブレータが例示される。振動発生装置81は、加速度に関する特徴量の時間波形を振動として出力する。これにより、加工中に発生した振動を、作業者1の触覚に伝達させることが可能となる。
センサ信号取得部2は、力センサ72の測定結果であるセンサ信号SSbを取得する。センサ情報変換部3は、センサ信号取得部2が取得したセンサ信号SSbを、力の向きと力の大きさとを示したベクトル情報の特徴量に変換する。感覚情報出力部4は、力のベクトル情報の特徴量を含む感覚情報SIbを、表示装置82へ出力する。表示装置82は、力のベクトル情報の特徴量を、作業者1の感覚器官に伝達する。表示装置82は、ビデオモニタ、またはウエアラブルグラスが例示される。表示装置82は、力のベクトル情報の特徴量を表示した画像を出力する。これにより、加工中に発生した加工力を、作業者1の視覚に伝達させることが可能となる。図4は、図2に示す力センサ72のセンサ信号SSbから抽出されたベクトル情報の特徴量を表示した画像の一例を示す図である。図4に示す画像では、力センサ72により10ms毎に測定された力の向きと力の大きさとが矢印で、すなわちベクトルで連続的に表示されており、力の大きさが大きい矢印が実線の矢印で示され、力の大きさが中間の矢印が破線の矢印で示され、力の大きさが小さい矢印が点線の矢印で示されている。図4に示す画像を見た作業者1は、実線の矢印で示された部分について、加工力が大きいために加工状態に差異が生じる可能性を認識することができる。
NC工作機械5に設定する加工条件の決定作業を行う熟練作業者は、加工ワーク6の加工状態の差異を音の違いまたは切りくずの見え方の違いとして身体の感覚器官で感受し、必要な加工精度を実現するための加工条件を決定することができる。しかしながら、作業者1は、身体の感覚器官の訓練が十分に行われていないため、加工ワーク6の加工状態のわずかな差異を身体の感覚器官で感受することができない。本実施例によれば、作業者1の作業において、加速度に関する特徴量とベクトル情報の特徴量とを作業者1の感覚器官に伝達させることにより、加工中に発生した振動と加工力とを作業者1に認識させることができる。これにより、作業者1であっても、熟練作業者が行う作業と同等の作業を行うことを可能とさせることができる。すなわち、作業者1は、熟練作業者が加工中に発生する音、切り屑の飛び方などから判断している加工情報を振動と視覚情報として得られるので、感覚器官での認知能力を高めることなく加工状態を判断することが可能となる。作業者1は、加工結果と加工情報とを対比させることで異常または加工誤差が発生している箇所が特定できるようになる。これにより、作業者1は、異常または加工誤差が発生しないように加工条件を決定することができるようになり、適切な加工条件を決定することが可能になる。
本実施例では、NC工作機械5は設定された加工条件である各パラメータに基づいて、加工プログラムを生成しているが、加工条件である各パラメータの設定結果から加工プログラムを生成するCAM(Computer Aided Manufacturing)ソフトウエアによって作成された加工プログラムが転送されてもよい。
本実施例では、作業支援装置100aをフライス型のマシニングセンタであるNC工作機械5に適用しているが、作業支援装置100aを旋盤型のNC工作機械、5軸工作機械、複合加工機、レーザ加工機、または放電加工機などのフライス型のマシニングセンタとは異なる機械構成、または異なる加工原理を用いて目的の形状を創成するNC工作機械に適用してもよい。
本実施例では、フィルタ処理を、ローパスフィルタで行っているが、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、バンドエリミネイトフィルタのいずれか1つまたは、それらの2つ以上の組み合わせで行ってもよい。また、特徴量は、複数のセンサ信号をベクトルとして統合して抽出してもよく、3軸センサの信号を1次元のスカラー量として抽出してもよい。
本実施例では、センサ群101aを構成するセンサとして加速度センサ71と力センサ72とを使用しているが、温度センサ、レーザ変位計、ドップラー振動計などを使用してもよい。本実施例では、同一の対象に複数種類のセンサが設けられてもよく、同一の対象に同一種類のセンサが複数設けられていてもよい。
本実施例では、感覚発生装置群104aを構成する感覚発生装置として振動発生装置81と表示装置82とを使用しているが、音発生装置などの感覚発生装置を使用してもよい。
本実施例では、感覚情報出力部4は、感覚情報SIa,SIbをセンサ信号SSa,SSbの取得タイミングから遅らせて出力してもよい。感覚情報出力部4は、感覚情報SIa,SIbを繰り返し出力してもよい。感覚情報出力部4は、感覚情報SIa,SIbを、センサ信号SSa,SSbの測定に要した時間よりも短い時間または長い時間で出力してもよい。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置について説明する。図5は、本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。図6は、図5に示すセンサ情報変換部の構成を説明するための図である。本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置100bは、出力方式設定部7を備える点、およびセンサ情報変換部3の構成が異なる点が、上述した実施の形態1と主に異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図5に示す作業支援装置100bは、出力方式設定部7を備える。作業者1は、出力方式設定部7に、特徴量の出力方式を設定する。出力方式設定部7は、特徴量の出力方式の設定指令SCをセンサ情報変換部3に出力する。出力方式設定部7は、第1の設定部に対応する。
図6に示すセンサ情報変換部3は、感覚情報設定部31と、アルゴリズム保存部32と、変換演算実行部33とを備える。出力方式設定部7が出力した設定指令SCは、感覚情報設定部31に入力される。感覚情報設定部31は、入力された設定指令SCに基づいて、特徴量の演算で用いる演算式の選択指令CCをアルゴリズム保存部32へ出力する。アルゴリズム保存部32は、入力された選択指令CCに基づいて、アルゴリズム保存部32に保存された演算式から特徴量の演算で用いる演算式を選択し、選択した演算式の情報AEIを変換演算実行部33に出力する。変換演算実行部33は、センサ信号SSと、演算式の情報AEIとから、特徴量FVの演算を行い、特徴量FVを感覚情報出力部4に出力する。感覚情報出力部4は、設定指令SCと特徴量FVに対応した感覚発生装置を選択し、選択した感覚発生装置に感覚情報SIを出力する。
本実施の形態によれば、作業者1は、特徴量の出力方式を設定することが可能となるので、作業者1の最適な感覚器官に特徴量を伝達させることができる。
実施の形態2の実施例.
次に、本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置の実施例について説明する。図7は、本発明の実施の形態2にかかる作業支援装置をロボットのピックアンドプレースにおけるパラメータの調整作業に適用した実施例を説明するための図である。図8は、図7に示すロボットの概略構成を示す斜視図である。図9は、図7に示す感覚発生装置群と作業者の配置の一例を説明するための図である。
図8に示すロボット8は、対象ワーク9を把持し、対象ワーク9を移動させる。ロボット8は、ロボットハンド51と、ロボットアーム52と、減速機付きモータ53とを備える。ロボット8では、ロボットハンド51と減速機付きモータ53との動作は、ロボットコントローラ73で数値制御される。
本実施例では、ロボットハンド51には、ロボットハンド51に生じる直交する3方向の力と、ロボットハンド51の各軸のトルクを測定する力覚センサ74とが取り付けられている。
図7に示すように、作業支援装置100bをロボット8のピックアンドプレースにおけるパラメータの調整作業に適用した場合、作業環境102はロボット8となり、作業対象物103は対象ワーク9となり、センサ群101bを構成するセンサはロボット8のロボットコントローラ73とロボットハンド51に設けられる力覚センサ74となり、感覚発生装置群104bを構成する感覚発生装置は振動発生装置81と表示装置82と音発生装置83と力覚発生装置84となる。
次に、ロボット8のピックアンドプレースにおけるパラメータの調整作業における、作業支援装置100bを用いた作業者1の作業習熟の支援の流れについて説明する。図9に示すように、作業者1は、振動発生装置81aと、表示装置82aと、音発生装置83aとを装着する。ロボットコントローラ73には、音発生装置83bと、力覚発生装置84aが取り付けられている。
まず、作業者1は、入力装置を用いて、作業支援装置100bの出力方式設定部7に、特徴量の出力方式を設定する。入力装置は、キーボード、マウス、ボタン、またはスイッチが例示される。たとえば、作業者1が、力覚情報の特徴量を音として伝達させることを設定する場合、作業者1は、力覚情報の特徴量を音として音発生装置83で出力することを設定する。また、作業者1は、抽出する帯域を設定する。これにより、変換演算実行部33では、力覚センサ74のセンサ信号SSdに対して、作業者1が設定した帯域の信号を分離するフィルタ処理が施されて、特徴量FVが演算されることになる。
作業者1は、ロボット8のピックアンドプレースにおけるパラメータを決定する。ロボットコントローラ73は、ロボット8のピックアンドプレースにおける、減速機付きモータ53のそれぞれの電流フィードバック値の信号、およびそれぞれのモータ角度の信号を取得する。力覚センサ74は、ロボット8のピックアンドプレースにおける、ロボットハンド51に生じる直交する3方向の力と、ロボットハンド51の各軸のトルクとを測定する。
作業支援装置100bのセンサ信号取得部2は、力覚センサ74の測定結果であるセンサ信号SSdを取得する。作業支援装置100bのセンサ情報変換部3は、センサ信号取得部2が取得したセンサ信号SSdに、作業者1が設定した帯域の信号を分離するフィルタ処理を施して、音情報の特徴量に変換する。作業支援装置100aの感覚情報出力部4は、音情報の特徴量を含む感覚情報SIcを、音発生装置83へ出力する。音発生装置83は、音情報の特徴量を、作業者1の感覚器官に伝達する。音発生装置83は、イヤホンが例示され、音情報の特徴量を音の強弱で出力する。これにより、作業中に発生したロボットハンド51の把持力を、音情報の特徴量で作業者1の聴覚に伝達させることが可能となる。
作業者1毎に手先の感覚または空間把握能力が異なるため、特徴量の出力方式を一義的な方式として作業支援を行うことは適切でない。本実施例では、作業者1は、入力装置によって、特徴量の出力方式を設定することが可能となる。これにより、身体能力、好み、感覚などが異なる作業者1であっても個人に最適な感覚器官へ特徴量を伝達することが可能となり、様々な人材を作業に従事させることが可能となる。
本実施例では、作業者1は、感覚発生装置群104bの他の感覚発生装置に、力覚センサ74のセンサ信号SSdから抽出した特徴量を出力することも可能である。これにより、たとえば、聴力が低下した作業者1が作業を行う際は、視覚情報として作業の状態量を表示したり、視力が低下してきた高齢の作業者1が作業を行う際は、振動情報として振動を伝達したりすることができる。
本実施例では、聴覚、視覚、触覚を用いた感覚発生装置を使用しているが、たとえば、匂いを発生する芳香剤などを複数用意し、匂いの差異で把持力を伝達する嗅覚発生装置、芳香剤を密封した筐体の排気ファンなどの強さを制御して、匂いの強弱で把持力を伝達する嗅覚発生装置などを使用してもよい。さらに、口腔内に電気刺激を印加することで味覚を変化させて把持力を伝達する味覚発生装置を使用してもよい。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3にかかる作業支援装置について説明する。図10は、本発明の実施の形態3にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。本発明の実施の形態3にかかる作業支援装置100cは、情報保存部10を備える点が、上述した実施の形態1と主に異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図10に示す作業支援装置100cは、情報保存部10を備える。情報保存部10は、センサ信号取得部2が現在の作業において取得したセンサ信号CSSと、センサ信号取得部2が過去の作業において取得したセンサ信号PSSと保存する。情報保存部10は、第1の保存部に対応する。センサ信号CSSは、第1のセンサ信号に対応する。センサ信号PSSは、第2のセンサ信号に対応する。
センサ情報変換部3は、センサ信号取得部2が取得したセンサ信号CSSを、演算などにより、人間の感覚器官で感受可能な特徴量FVaに変換する。情報保存部10は、特徴量FVaを保存してもよい。センサ情報変換部3は、情報保存部10に保存されているセンサ信号PSSを、演算などにより、人間の感覚器官で感受可能な特徴量FVbに変換する。情報保存部10は、特徴量FVbを保存してもよい。感覚情報出力部4は、センサ情報変換部3が変換した特徴量FVaを含む感覚情報SIaと特徴量FVbを含む感覚情報SIbとを、感覚発生装置群104へそれぞれ出力する。感覚発生装置群104は、特徴量FVaと特徴量FVbとを作業者1の感覚器官に伝達する。
本実施の形態によれば、作業者1の作業において、現在の作業における作業環境102および作業対象物103の物理量PQ1,PQ2を、特徴量FVaとして作業者1の感覚器官に伝達させることができるとともに、過去の作業における作業環境102および作業対象物103の物理量PQ1,PQ2を、特徴量FVbとして作業者1の感覚器官に伝達させることができる。これにより、現在の作業と過去の作業との差を作業者1に認識させることができる。
本実施の形態では、感覚発生装置群104を構成する感覚発生装置は、過去の特徴量FVbと現在の特徴量FVaとを作業者1に同時に伝達してもよいし、順番に伝達してもよい。感覚発生装置群104を構成する感覚発生装置は、過去の特徴量FVbと現在の特徴量FVaとの差分を作業者1に伝達してもよい。
感覚発生装置として表示装置82を使用する場合は、過去の特徴量FVbと現在の特徴量FVaとを重ねて表示してもよい。この場合、たとえば作業者1が現在設定した加工条件と過去に設定した加工条件との効果の差異を容易に理解することが可能となる。感覚発生装置として音発生装置83を使用する場合は、過去の特徴量FVbと現在の特徴量FVaとの差分を作業者1に音量の強弱で伝達してもよい。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4にかかる作業支援装置について説明する。図11は、本発明の実施の形態4にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。本発明の実施の形態4にかかる作業支援装置100dは、訓練評価入力部11を備える点が、上述した実施の形態3と主に異なる。実施の形態3と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図11に示す作業支援装置100dは、訓練評価入力部11を備える。訓練指導者12は、訓練評価入力部11に、入力装置を用いて、作業者1の現在の作業についての、条件および訓練評価を入力する。訓練評価入力部11は、第1の入力部に対応する。入力装置は、キーボード、マウス、ボタン、またはスイッチが例示される。図12は、図11に示す訓練評価入力部11に入力する条件の入力画面の一例を示す図である。図12では、上述したNC工作機械5における加工条件の入力画面が示されている。訓練指導者12が、訓練評価入力部11に入力する訓練評価は、作業者1が行った作業が良好であるか不良であるかである。訓練指導者12が、訓練評価入力部11に入力する訓練評価は、合と否のような2値の入力でもよいし、数字による5段階評価であってもよく、100点満点での評価であってもよい。訓練評価入力部11に入力された条件および訓練評価は、情報保存部10において、現在のセンサ信号CSSと関連付けされて保存される。
図13は、図11に示す情報保存部10に保存された条件および訓練評価を作業者毎に表示装置82に表示した画面の一例を示す図である。図13では、作業者1としての3人の作業者が作業を行った際に、訓練指導者12が訓練評価入力部に入力した条件と訓練評価とが3次元マップに表示されている。図13では、訓練評価が良好である場合が丸印で示され、不良である場合がバツ印で示されている。
本実施の形態によれば、作業者1は、条件および訓練評価を認識することにより、直接的な指導を訓練指導者12から受けなくても、作業で改善すべきポイントや自身の作業の短所を知ることが可能となる。
本実施の形態によれば、たとえば、作業者1が、訓練指導者12とは異なる言語のみしか話すことができない外国人労働者であり、作業者1と訓練指導者12とが、言語による十分な意思疎通ができない場合であっても、作業者1に対して訓練評価を認識させることが可能となる。
実施の形態5.
次に、本発明の実施の形態5にかかる作業支援装置について説明する。図14は、本発明の実施の形態5にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。本発明の実施の形態5にかかる作業支援装置100eは、出力方式設定部7とノウハウ入力部13とノウハウ保存部14とを備える点が、上述した実施の形態4と主に異なる。実施の形態2および実施の形態4と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図14に示す作業支援装置100eは、訓練指導者12の保有する文書化することが難しい技能の作業者1への伝承に使用される。訓練指導者12は、第1の作業者に対応する。作業者1は、第2の作業者に対応する。作業支援装置100eは、出力方式設定部7と、ノウハウ入力部13と、ノウハウ保存部14とを備える。訓練指導者12は、ノウハウ入力部13に、ノウハウ情報を入力する。ノウハウ情報とは、参照すべきセンサの種類、使用するアルゴリズム、知覚しやすい感覚発生装置の種類、良好な結果が得られる特徴量の傾向が例示される。ノウハウ入力部13は、第2の入力部に対応する。ノウハウ保存部14は、ノウハウ入力部13に入力されたノウハウ情報を保存する。ノウハウ保存部14は、第2の保存部に対応する。
図15は、図14に示す作業支援装置100eを使用した作業訓練の手順の一例を示したフローチャートである。まず、訓練指導者12が作業支援装置100eを使用し、作業のデモンストレーションを行う(ステップS1)。次いで、訓練指導者12が自身の作業のノウハウ情報をノウハウ入力部13に入力する(ステップS2)。ノウハウ入力部13に入力されたノウハウ情報は、ノウハウ保存部14に保存され、訓練指導者12による作業中のセンサ信号SSは、過去の作業において取得したセンサ情報として、情報保存部10に保存される。次いで、作業者1が作業支援装置100eを使用し、訓練指導者12が行った作業と同一の作業を行う(ステップS3)。作業者1による作業中のセンサ信号は、現在の作業において取得したセンサ情報として、情報保存部10に保存される。作業者1には、訓練指導者12が作業を行った際のセンサ信号SSから抽出された特徴量と、作業者1が自身の作業を行った際のセンサ信号SSから抽出された特徴量とが伝達される。作業者1は、ノウハウ保存部14に保存されているノウハウ情報を参照して、出力方式を変更する(ステップS4)。目標技能を習得していないときは(ステップS5でNo)、ステップS3およびステップS4の手順を繰り返し、目標技能を習得したときは(ステップS5でYes)、作業訓練を終了する。
本実施の形態によれば、訓練指導者12が作業を行った際のセンサ信号SSから抽出された特徴量と、作業者1が自身の作業を行った際のセンサ信号SSから抽出された特徴量とを比較することができるため、作業者1は訓練指導者12から直接的な指導を受けなくても、作業者1へ技能の伝承が可能となる。これにより、たとえば、後継者の居ない熟練作業者が自身の技能のセンサ情報とノウハウ情報とを保存しておくことにより、熟練作業者が高齢化によって技能が衰えた後または没後において後継者が現れた際に技能の伝承が可能となる。
実施の形態6.
次に、本発明の実施の形態6にかかる作業支援装置について説明する。図16は、本発明の実施の形態6にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。本発明の実施の形態6にかかる作業支援装置100fは、AI(Artificial Intelligence)解析部15を備える点が、上述した実施の形態5と主に異なる。実施の形態5と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図16に示す作業支援装置100fは、AI解析部15を備える。AI解析部15は、情報保存部10に保存されたセンサ信号PSSと条件および評価結果とからノウハウ情報を抽出し、抽出したノウハウ情報をノウハウ保存部14に保存する。AI解析部15での解析に使用されるアルゴリズムは、教師あり学習であり、センサ信号PSSと条件および評価結果とから訓練セットを作成し、学習を行う。AI解析部15では、たとえば、ニューラルネットワークやQ学習のアルゴリズムを使用すればよい。
本実施の形態によれば、AI解析部15が、訓練指導者12および作業者1が認識していない暗黙知を抽出して作業者1に伝えることが可能となる。
実施の形態7.
次に、本発明の実施の形態7にかかる作業支援装置について説明する。図17は、本発明の実施の形態7にかかる作業支援装置の構成を説明するための図である。本発明の実施の形態7にかかる作業支援装置100gは、理論値設定部16と理論値計算部17とを備える点が、上述した実施の形態1と主に異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図17に示す作業支援装置100gは、理論値設定部16と、理論値計算部17とを備える。作業者1は、理論値設定部16に、作業環境102の物理量PQ1の理論値、および作業対象物103の物理量PQ2の理論値を設定する。理論値設定部16は、第2の設定部に対応する。理論値計算部17は、理論値設定部16に設定された理論値から理論的に計算されるセンサ信号TSSを生成し、センサ信号TSSをセンサ情報変換部3に出力する。理論値計算部17は、計算部に対応する。
センサ情報変換部3は、センサ信号取得部2が取得したセンサ信号SSを、演算などにより、人間の感覚器官で感受可能な特徴量FVaに変換する。センサ情報変換部3は、理論値計算部17から入力されたセンサ信号TSSを、演算などにより、人間の感覚器官で感受可能な特徴量FVbに変換する。感覚情報出力部4は、センサ情報変換部3が変換した特徴量FVaを含む感覚情報SIaと特徴量FVbを含む感覚情報SIbとを、感覚発生装置群104へそれぞれ出力する。感覚発生装置群104は、特徴量FVaと特徴量FVbとを作業者1の感覚器官に伝達する。
本実施の形態によれば、作業者1は、実際のセンサ信号SSから抽出された特徴量FVaと、理論値から理論的に計算されるセンサ信号TSSから抽出された特徴量FVbとを比較することができ、作業者1に理論値から理論的に計算することができない暗黙知を習得させることが可能となる。
次に、上述した各実施の形態における作業支援装置100a,100b,100c,100d,100e,100f,100gのハードウェア構成について説明する。図18は、上述した各実施の形態における作業支援装置100a,100b,100c,100d,100e,100f,100g(以下、これらを「作業支援装置100」という)のハードウェア構成の一例を示す図である。
作業支援装置100は、作業支援装置100の外部からの情報が入力される入力回路および情報を作業支援装置100の外部へ出力する出力回路を含む入出力インタフェース回路201と、プロセッサ202と、メモリ203とを備える。入出力インタフェース回路201は、外部から受信した情報をメモリ203に送る。メモリ203は、入出力インタフェース回路201から受け取った情報を記憶する。また、メモリ203にはコンピュータプログラムが記憶されている。プロセッサ202は、メモリ203に記憶されているコンピュータプログラムを読み出し、メモリ203に記憶されている情報に基づいて演算処理を行う。プロセッサ202による演算結果を示す演算結果情報は、メモリ203に送られる。入出力インタフェース回路201は、メモリ203に記憶されている情報を外部に送る。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
1 作業者、2 センサ信号取得部、3 センサ情報変換部、4 感覚情報出力部、5 NC工作機械、6 加工ワーク、7 出力方式設定部、8 ロボット、9 対象ワーク、10 情報保存部、11 訓練評価入力部、12 訓練指導者、13 ノウハウ入力部、14 ノウハウ保存部、15 AI解析部、16 理論値設定部、17 理論値計算部、20x,20y,20z 送り軸機構、21x,21y,21z 回転モータ、22x,22y,22z 送りねじ、23x,23y,23z 回転角検出器、24 テーブル、25 コラム、26 ラム、27 主軸、31 感覚情報設定部、32 アルゴリズム保存部、33 変換演算実行部、51 ロボットハンド、52 ロボットアーム、53 減速機付きモータ、71 加速度センサ、72 力センサ、73 ロボットコントローラ、74 力覚センサ、81,81a 振動発生装置、82,82a 表示装置、83,83a,83b 音発生装置、84,84a 力覚発生装置、100,100a,100b,100c,100d,100e,100f,100g 作業支援装置、101,101a,101b センサ群、102 作業環境、103 作業対象物、104,104a,104b 感覚発生装置群、201 入出力インタフェース回路、202 プロセッサ、203 メモリ。

Claims (11)

  1. 作業環境が作業対象物に作用する際の前記作業環境のパラメータを作業者が決定する際に用いられる作業支援装置であって、
    前記作業環境または前記作業対象物の状態量を測定するセンサのセンサ信号を取得する取得部と、
    前記作業者の感覚器官で感受可能な特徴量の出力方式が前記作業者毎に設定される第1の設定部と、
    前記第1の設定部から出力される設定指令に基づいて、前記センサ信号を前記作業者毎に設定された感覚器官で感受可能な特徴量に変換する変換部と、
    前記特徴量を前記作業者毎に設定された感覚器官が感受可能なように出力する出力部と、
    前記状態量の理論値が設定される第2の設定部と、
    前記理論値から理論的に計算される第4のセンサ信号を生成する計算部と
    を備えることを特徴とする作業支援装置。
  2. 前記作業環境は工作機械であり、前記パラメータは前記工作機械の加工条件であることを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。
  3. 前記作業環境はロボットであり、前記パラメータは前記ロボットの動作パラメータであることを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。
  4. 前記変換部は、前記第1の設定部から出力される設定指令に基づいて、前記特徴量の演算式を選択し、選択した演算式で前記特徴量への変換を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の作業支援装置。
  5. 前記出力部は、前記第1の設定部から出力される設定指令に基づいて、前記特徴量を前記作業者の前記感覚器官に伝達するための感覚発生装置を選択し、選択した前記感覚発生装置へ前記特徴量を含む感覚情報を出力する請求項4に記載の作業支援装置。
  6. 前記センサのセンサ信号であって、現在の作業に関するセンサ信号である第1のセンサ信号と、前記センサのセンサ信号であって、過去の作業に関するセンサ信号である第2のセンサ信号とを保存する第1の保存部を備え、
    前記変換部は、前記第1のセンサ信号を第1の特徴量に変換するとともに、前記第2のセンサ信号を第2の特徴量に変換し、
    前記出力部は、前記第1の特徴量と前記第2の特徴量とを出力する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の作業支援装置。
  7. 前記第2のセンサ信号は、第1の作業者が第1の作業を実行したときに取得され、第1のセンサ信号は、第2の作業者が前記第1の作業を実行するときに取得される
    ことを特徴とする請求項6に記載の作業支援装置。
  8. 前記第1の保存部は、前記第1の特徴量と前記第2の特徴量とを保存する
    ことを特徴とする請求項6に記載の作業支援装置。
  9. 作業の評価が入力される第1の入力部を備え、
    前記第1の保存部は、前記センサのセンサ信号であって、前記評価の対象となった作業に関するセンサ信号である第3のセンサ信号と関連付けして前記評価を保存する
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の作業支援装置。
  10. ノウハウ情報が入力される第2の入力部を備え、
    前記ノウハウ情報を保存する第2の保存部を備える
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の作業支援装置。
  11. 前記第1の保存部に保存されている前記第3のセンサ信号と前記評価とに基づいてノウハウ情報を抽出するArtificial Intelligence解析部を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の作業支援装置。
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