JP7124753B2 - 情報提供装置 - Google Patents

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本発明は、ユーザに関心地点情報を提供する技術に関する。
特許文献1は、ユーザの現在位置が通常の行動範囲内に存在するか否かに応じて、ユーザに推薦するべき情報を決定する情報処理装置を開示する。この情報処理装置は、ユーザの現在位置が通常の行動範囲内であれば、当該ユーザと行動傾向が類似する他のユーザの行動傾向にもとづいて推薦情報を決定し、現在位置が通常の行動範囲内でなければ、全ユーザの行動傾向にもとづいて推薦情報を決定する。推薦情報は、施設や地点などの情報を含む。
特開2017-45252号公報
スマートフォンなどの端末装置が普及したことにより、ユーザは、音楽、動画、小説、漫画、テレビ番組やラジオ番組などのコンテンツを自由に楽しめるようになっている。コンテンツには、特定の地域や場所に関係したり、特定の地域や場所をユーザに想起させるものが存在する。本発明者は、コンテンツが人の行動に与える影響に着目して、ユーザが興味をもつ可能性のある地点情報を提供する技術を考案した。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに関心地点情報を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の情報提供装置は、端末装置のユーザが視聴、聴取または閲覧したコンテンツに関する情報を取得する取得部と、当該コンテンツを過去に視聴、聴取または閲覧した複数の人の移動経路情報にもとづいて導出された関心地点情報を、当該ユーザの端末装置に提供する提供部とを備える。
この態様によると、ユーザが視聴、聴取または閲覧したコンテンツと同じコンテンツを過去に視聴、聴取または閲覧した複数の人の実際の移動経路情報から導出される関心地点情報を、当該ユーザに提供できる。
本発明によれば、ユーザが興味をもつ可能性のある地点情報をユーザに提供できる。
実施形態の情報処理システムの概要を示す図である。 端末装置の機能ブロックを示す図である。 POI情報提供装置の機能ブロックを示す図である。 移動経路領域を特定するフローチャートである。 移動経路から特定される移動経路領域を示す図である。 コンテンツ特定情報と移動経路領域とを対応付けた移動経路領域DBの例を示す図である。 POI情報を導出するフローチャートである。 複数のユーザの移動経路の例を示す図である。 複数の移動経路領域の例を示す図である。 特定された重複領域の例を示す図である。 コンテンツ特定情報にPOI情報を対応付けたPOI情報DBの例を示す図である。 POI情報を提供するフローチャートの一例である。 POI情報を提供するフローチャートの別の例である。
図1は、実施形態の情報処理システム1の概要を示す。情報処理システム1は、複数のユーザにより保持される複数の端末装置10と、ユーザに関心地点情報を提供するPOI(Point of Interest)情報提供装置40とを備える。端末装置10は無線通信機能を有し、基地局である無線局4経由で、インターネットなどのネットワーク2を介してPOI情報提供装置40に接続する。
端末装置10は、ユーザにより選択されたコンテンツの画像および/または音声を出力する機能をもつ。端末装置10はスマートフォンやタブレットなどの携帯可能なユーザ端末であってよいが、ユーザが運転する車両に搭載された車載端末装置であってもよい。ユーザには、当該ユーザを識別する情報(以下「ユーザID」と呼ぶ)が割り当てられ、POI情報提供装置40は、ユーザIDを用いて各ユーザを管理する。
図2は、ユーザにより保持される端末装置10の機能ブロックを示す。端末装置10は、通信部11、GPS(Global Positioning System)受信機12、コンテンツ処理部13、コンテンツ情報送信部14、位置情報送信部15、POI情報取得部16、地図表示部17および出力部18を備える。通信部11は無線局4との間で情報を送受信する無線通信モジュールであり、GPS受信機12は衛星からの信号にもとづいて現在位置を検出する。
出力部18は、画像出力部および音声出力部を含む。画像出力部はディスプレイ装置であり、液晶パネルや有機ELパネルで構成されてよい。音声出力部は、音声を出力するスピーカおよび/または音声信号をイヤホンやヘッドホンに出力する出力モジュールを含む。音声出力部は、ワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンに音声信号を出力する無線通信モジュールであってもよい。
端末装置10の各機能は、ハードウェア的には、回路ブロック、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたシステムソフトウェアやアプリケーションプログラムなどによって実現される。したがって端末装置10の各機能はハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
コンテンツ処理部13は、ユーザにより選択されたコンテンツの画像および/または音声を生成して出力部18から出力させ、ユーザはコンテンツの画像および/または音声を視聴、聴取または閲覧する。コンテンツは、音楽、動画、電子書籍、テレビ番組、ラジオ番組など様々な種類のものを含んでよい。コンテンツ処理部13は各種コンテンツを出力するアプリケーションを含んで構成され、たとえば音楽再生アプリ、動画再生アプリ、電子書籍表示アプリ、テレビ番組再生アプリ、ラジオ番組再生アプリなどを含んでよい。
コンテンツ情報送信部14は、端末装置10のユーザが視聴、聴取または閲覧したコンテンツに関する情報を、ユーザIDおよび日時情報とともに、通信部11からPOI情報提供装置40に送信する。コンテンツに関する情報は、少なくともコンテンツを特定するための情報(コンテンツ特定情報)を含み、日時情報は、ユーザがコンテンツを視聴、聴取または閲覧した年月日および時刻を示す。たとえば全てのコンテンツに識別番号(コンテンツID)が付与されていれば、コンテンツ特定情報はコンテンツIDであってよい。そうでない場合、コンテンツ特定情報は、POI情報提供装置40においてコンテンツを一意に特定できる情報であり、たとえば音楽であればアーティスト名および曲名を少なくとも含み、テレビ番組であれば、放送局、放送日時、番組名を少なくとも含む。
以下、ユーザが「視聴、聴取または閲覧」することを、まとめて「視聴等」と呼び、または単に「視聴」と呼ぶこともある。コンテンツ情報送信部14は、コンテンツに関する情報を、ユーザが視聴等したタイミングでPOI情報提供装置40に送信してよいが、定期的に(たとえば1日1回)まとめて送信してよい。POI情報提供装置40は、コンテンツに関する情報を収集することで、ユーザのコンテンツ視聴履歴を把握する。
位置情報送信部15は、GPS受信機12により検出された位置座標および日時情報(以下、「位置情報」と呼ぶ)の履歴を、ユーザIDとともに、通信部11からPOI情報提供装置40に送信する。日時情報は、GPS受信機12が現在位置を検出した年月日および時刻を示す。なお位置情報送信部15は、定期的に位置情報を送信してよいが、所定の条件を満たした場合に、蓄積した位置情報をまとめて送信してもよい。たとえばユーザの自宅を基準位置とし、基準位置である自宅を出発してから帰宅するまでを外出期間と定義した場合、位置情報送信部15は、外出期間の終了時(要するに帰宅した時)に、外出期間中に蓄積した位置情報をまとめてPOI情報提供装置40に送信してよい。POI情報提供装置40は、位置情報の履歴を収集することで、ユーザの移動経路および移動時間を解析でき、たとえば特定の場所の滞在時間なども把握できる。
図3は、POI情報提供装置40の機能ブロックを示す。POI情報提供装置40は、通信部41、コンテンツ情報取得部42、位置情報取得部43、移動経路領域特定部44、POI情報導出部45、POI情報提供部46および記録装置50を備える。通信部41はアクセスポイントを介してネットワーク2に接続し、複数の端末装置10との間で情報を送受信する。
POI情報提供装置40の各機能は、ハードウェア的には、回路ブロック、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたシステムソフトウェアやアプリケーションプログラムなどによって実現される。したがってPOI情報提供装置40の各機能はハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
コンテンツ情報取得部42は、通信部11を介して、端末装置10のユーザが視聴等したコンテンツに関する情報を取得する。コンテンツに関する情報は、端末装置10からユーザIDおよび日時情報とともに送信されており、コンテンツ情報取得部42は、ユーザIDに紐付けて、コンテンツに関する情報および日時情報を記録装置50に記録する。このため記録装置50には、ユーザごとに、コンテンツを視聴等した履歴が記録される。
位置情報取得部43は、通信部11を介して、端末装置10の位置情報の履歴を取得する。位置情報は位置座標および日時情報を含んでおり、位置情報取得部43は、ユーザIDに紐付けて、位置情報を記録装置50に記録する。このため記録装置50には、ユーザごとに、移動履歴が記録される。
以上のように記録装置50は、ユーザごとにコンテンツ視聴履歴および移動履歴を記録する。世の中には様々な種類および内容のコンテンツが存在しているが、コンテンツの中には特定の地域や場所との関係性の強いものがある。たとえば特定の場所への想いが歌詞に込められていたり、また特定の地域を舞台とする映画が存在する。最近では、アニメや漫画の舞台となった土地や建物などを聖地と称して訪問する「聖地巡礼」という言葉がよく聞かれるようになっているが、このことは、地域性の高いコンテンツを視聴等したユーザが、当該地域や場所に少なくとも潜在的に興味をもつ可能性の高いことを示す。そこで本発明者は、複数の人が実際に移動した場所をコンテンツに関連付けて解析することで、ユーザに適切な関心地点(POI)情報を提供する技術を考案した。
実施例では、コンテンツに対応付けられるPOI情報を導出する前段階として、コンテンツを視聴等した後の各ユーザが移動した経路を特定する。
図4は、コンテンツに対応付けられる移動経路領域を特定する処理フローを示す。以下、ユーザAのコンテンツ視聴履歴および移動履歴から、視聴等したコンテンツに対応付けられる移動経路領域を特定する処理を示す。ここで聴取した1つのコンテンツとして、アーティスト名がabc、曲名がdefである音楽コンテンツ(以下、「音楽タイトルdef」と呼ぶ)を例にとる。
移動経路領域特定部44は、記録装置50から、ユーザAが聴取した音楽タイトルdefに関する情報を取得した(S10)後のユーザAの移動履歴を取得する(S11)。つまり移動経路領域特定部44は、音楽タイトルdefの聴取日時より後のユーザAの移動履歴を取得する。
移動履歴では、ユーザが自宅を出発してから帰宅するまでの移動経路(つまり外出したときの移動経路)を1つの移動単位とする。そのため音楽タイトルdefの聴取後、ユーザAが複数回の外出を行えば、複数回分の移動経路が抽出される。なおユーザAが音楽タイトルdefを聴取した時から所定期間以上が経過すると、その後のユーザAの行動と、音楽タイトルdefを聴取したこととの相関は低くなると考えられる。そのため移動経路領域特定部44は、音楽タイトルdefを聴取した時から所定期間以内のユーザAの移動経路を特定することが好ましい。たとえば所定期間は30日に設定されてよいが、コンテンツごと又はコンテンツのジャンルごとに所定期間が設定されてもよい。
なお通勤する会社員や通学する学生は、1週間のうち何度も同じ移動経路で会社や学校を往復する。このユーザ行動は、コンテンツの視聴等に影響を受けるものではないため、移動経路領域特定部44は、移動履歴において頻繁に発生する移動経路を、以後の処理に対して除外する(S12)。通勤路や通学路を除外することで、コンテンツの視聴等に影響を受けた可能性のある移動経路を絞り込むことができる。移動経路領域特定部44は、絞り込まれたユーザAの移動経路から、コンテンツに対応付けられる移動経路領域を特定する(S13)。
図5は、移動経路から特定される移動経路領域を示す。移動経路領域特定部44は、ユーザAが自宅を出発してから帰宅するまでに通過した位置情報から、移動経路を導出する。移動経路領域特定部44は、導出した移動経路を取り囲む長方形の移動経路領域を地図上で特定して、4隅の座標を導出する。移動経路領域特定部44は、移動経路領域の4隅の座標をコンテンツ特定情報に紐付けて、記録装置50に記録する(S14)。
図6は、ユーザごとに、コンテンツ特定情報と移動経路領域とを対応付けた移動経路領域データベース(DB)の例を示す。ユーザAが音楽タイトルdefを聴取してから所定期間(たとえば1ヶ月)の間に、ユーザAが日常的な移動経路以外の経路で複数回移動していれば、音楽タイトルdefに対して複数個の移動経路領域が対応付けられる。実施例では、いずれの移動経路領域も、ユーザAの自宅を始点および終点とした移動経路を取り囲む長方形で画定されるが、別の基準により移動経路領域が画定されてもよい。
図4に示す処理は、コンテンツごと、およびユーザごとに実施される。したがって各ユーザが視聴等したコンテンツに対して、1以上の移動経路領域が設定される。このように複数のユーザが視聴等した複数のコンテンツに移動経路領域が設定されていることを前提として、POI情報導出部45が、各コンテンツに対応付けられる関心地点情報(以下「POI」情報と呼ぶ)を導出する。POI情報は、コンテンツを視聴等した多くのユーザが実際に訪問した場所であって、まだ訪問したことのないユーザが興味をもつ可能性の高い場所を示す情報である。POI情報導出部45は、図7に示す手順により、コンテンツに応じたPOI情報を導出する。
図7は、コンテンツに対応付けられるPOI情報を導出する処理フローを示す。以下、POI情報導出部45が、移動経路領域DBに記録された複数ユーザの移動経路領域にもとづいて、音楽タイトルdefに対応付けられるPOI情報を導出する。
POI情報導出部45は、移動経路領域DBから、音楽タイトルdefに紐付けられた移動経路領域を読み出す。図6に示すように、音楽タイトルdefに紐付けられた移動経路領域は、音楽タイトルdefを聴取したユーザごとに存在し、また1人のユーザに対して複数の移動経路領域が存在することもある。POI情報導出部45は、1つの移動経路領域を移動経路領域DBから読み出し、以前に読み出した移動経路領域と重複するか判定する(S21)。移動経路領域を長方形としていることで、POI情報導出部45は、移動経路領域の重複判定および重複領域の抽出を容易に実施できる。
読み出した移動経路領域が以前に読み出した移動経路領域と重複しない場合(S21のN)、音楽タイトルdefに紐付けられた移動経路領域を全て読み出していなければ(S24のN)、POI情報導出部45は、移動経路領域DBから、新たな移動経路領域を読み出す(S20)。
読み出した移動経路領域が以前に読み出した移動経路領域と重複する場合(S21のY)、POI情報導出部45は、重複する領域を特定し(S22)、重複領域における重複数Nを1増やす(S23)。なお以前のS22のステップで、既に重複領域が設定されていれば、POI情報導出部45は、設定されている重複領域と、読み出した移動経路領域とが重複する領域を特定する。その結果、100個の移動経路領域により重複領域が構成されると、重複数Nは100となる。音楽タイトルdefに紐付けられた移動経路領域が全て読み出されるまで(S24のN)、以上の処理は繰り返し実行される。
図8は、音楽タイトルdefに関するユーザA~Cの移動経路の例を示す。図示するように、各ユーザが自宅を出てから自宅に戻るまでの位置情報を繋ぎ合わせることで、各移動経路が形成される。
図9は、各移動経路から導出された移動経路領域の例を示す。POI情報導出部45は、複数の移動経路領域が重複する領域を特定する。
図10は、特定された重複領域の例を示す。この重複領域は、(x_l1, y_l1), (x_l1, y_h1),(x_r1, y_h1),(x_r1, y_l1)の4隅の座標により特定される。
図7に示すPOI情報導出処理によると、複数の重複領域が特定されることが多いと予想される。音楽タイトルdefに紐付けられた移動経路領域が全て読み出されると(S24のY)、POI情報導出部45は、各重複領域の関心地点(POI)座標を導出する(S25)。関心地点座標は、重複領域を代表する座標であり、この重複領域をユーザに推薦する際に、POIとして通知される座標である。
POI情報導出部45は、重複領域の重心座標を、関心地点座標としてよい。またPOI情報導出部45は、重複領域を訪れた複数のユーザの各地点における滞在時間から、関心地点座標を定めてよい。重複領域が観光名所である場合、滞在時間が長くなる地点は、歴史的な建物等が存在する地点であると推定される。そこでPOI情報導出部45は重複領域の中で、ユーザによる滞在時間の累積値が最も長い地点の座標を、関心地点座標として定めてよい。また別の地図データベース等から、重複領域に含まれる有名スポットの情報が得られる場合、POI情報導出部45は、有名スポットの座標を、関心地点座標として定めてよい。
POI情報導出部45は、以上のように重複領域の座標、POI座標および重複数を導出し、記録装置50におけるPOI情報DBに記録する。
図11は、コンテンツ特定情報にPOI情報を対応付けたPOI情報DBの例を示す。上記したように重複領域ごとに重複数がカウントされており、図11に示す例では、重複数の多い順に上から重複領域が並べられている。重複数の多い重複領域は、音楽タイトルdefを聴取したユーザが最も多く訪れたエリアであることを意味し、したがって音楽タイトルdefを聴取したことがあるユーザに対して、当該エリアのPOI座標を推薦することが好ましい。
なお重複領域の面積が小さい場合、ユーザが当該重複領域に行ったとしても、見所が少ないことが考えられる。そこで重複領域の面積が所定値よりも小さい場合は、POI情報導出部45は、当該重複領域を、POI情報DBに含めないようにしてもよい。一方で、重複領域の面積が小さくても、重複数が非常に多い場合、見所は絞られる代わりに、非常に有名なスポットであることが推定される。そこでPOI情報導出部45は、重複数が所定値を超えるような場合や、重複数とコンテンツ視聴者数との比が所定値を超えるような場合に、当該重複領域を、POI情報DBから外さないようにしてもよい。
POI情報提供部46は、ユーザの視聴履歴をもとに、POI情報DBを参照して、ユーザに推薦するPOI情報を提供する。たとえばユーザDの視聴履歴に音楽タイトルdefが含まれている場合、POI情報提供部46は、POI情報DBを参照して、音楽タイトルdefに対応付けられたPOI情報を読み出し、ユーザDの端末装置10に提供してよい。このときPOI情報提供部46は、順位の高い方から所定数のPOI情報を提供することが好ましい。
図12は、ユーザDにPOI情報を提供する処理フローを示す。POI情報提供装置40において、位置情報取得部43が、ユーザDの現在位置を取得する(S30)。POI情報提供部46は、ユーザDの現在位置の近くにユーザDに推薦するPOI情報が存在するか確認する(S31)。具体的にPOI情報提供部46は、記録装置50に記録されているユーザDの視聴履歴に含まれるコンテンツ特定情報を参照して、コンテンツ特定情報に対応付けられたPOI座標が現在位置の近くであるか確認する。POI情報提供部46は、現在位置からPOI座標までが所定距離以内である場合に、POI座標が現在位置の近くであることを判定してよい(S31のY)。この場合、POI情報提供部46は、ユーザDの端末装置10に、POI情報を提供する(S32)。なお視聴履歴に含まれるコンテンツ情報に対応付けられたPOI座標が現在位置の近くになければ(S31のN)、ユーザDの現在位置の近くにPOI座標が存在するかの確認を継続する(S31)。
端末装置10において、POI情報取得部16が、POI情報提供装置40から送信されるPOI情報を取得する。地図表示部17は、出力部18に表示した地図上に、現在位置からPOI座標までの経路を示す。これによりユーザDは、過去に聴取した音楽タイトルに関連するPOI情報を取得でき、当該場所を訪れるチャンスを与えられる。
図13は、ユーザDにPOI情報を提供する別の処理フローを示す。この処理フローでは、ユーザDがナビゲーションシステムを利用して、最終目的地を設定する。このナビゲーションシステムが、POI情報提供装置40により提供される場合、POI情報提供装置40において、位置情報取得部43が、設定された最終目的地を取得するとともに(S40)、ユーザDの現在位置を取得する(S41)。ナビゲーションシステムが、現在地から最終目的地までの経路を設定すると、POI情報提供部46が、経路の途中に、ユーザに推薦するPOI情報が存在するか確認する(S42)。POI情報が存在する場合(S42のY)、POI情報提供部46は、ユーザDの端末装置に、POI情報を提供する(S43)。なおPOI情報が存在しなければ(S42のN)、本フローは終了するが、ユーザDがナビゲーションシステムにより設定された経路から外れた場合は、あらためて図13の処理フローが実行されてよい。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。
1・・・情報処理システム、10・・・端末装置、11・・・通信部、12・・・GPS受信機、13・・・コンテンツ処理部、14・・・コンテンツ情報送信部、15・・・位置情報送信部、16・・・POI情報取得部、17・・・地図表示部、18・・・出力部、40・・・POI情報提供装置、41・・・通信部、42・・・コンテンツ情報取得部、43・・・位置情報取得部、44・・・移動経路領域特定部、45・・・POI情報導出部、46・・・POI情報提供部、50・・・記録装置。

Claims (1)

  1. 複数のユーザが過去に視聴、聴取または閲覧したコンテンツを特定するための情報および日時情報を含むコンテンツ視聴履歴を取得して、記録装置に記録するコンテンツ情報取得部と、
    複数のユーザの過去の位置座標および日時情報を含む移動履歴を取得して、前記記録装置に記録する位置情報取得部と、
    前記記録装置に記録されたコンテンツ視聴履歴および移動履歴にもとづいて、ユーザがコンテンツを視聴、聴取または閲覧した後に当該ユーザが移動した経路を特定して、当該コンテンツに対応付けられる移動経路領域をユーザごとに特定する移動経路領域特定部と、
    同じコンテンツに対応付けられる複数の移動経路領域が重複する領域を特定して、重複する領域を代表する座標である関心地点座標を、コンテンツごとに導出する関心地点情報導出部と、
    関心地点座標を、ユーザの端末装置に提供する関心地点情報提供部と、を備え、
    前記関心地点情報提供部は、ユーザのコンテンツ視聴履歴に含まれるコンテンツに対応付けられた関心地点座標が、当該ユーザの現在位置から所定距離以内である場合に、当該コンテンツに対応付けられた関心地点座標を、ユーザの端末装置に提供する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
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