JP7124348B2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7124348B2 JP7124348B2 JP2018040881A JP2018040881A JP7124348B2 JP 7124348 B2 JP7124348 B2 JP 7124348B2 JP 2018040881 A JP2018040881 A JP 2018040881A JP 2018040881 A JP2018040881 A JP 2018040881A JP 7124348 B2 JP7124348 B2 JP 7124348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- liquid refrigerant
- passage
- longitudinal direction
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
液冷媒分離部は、流入口部が形成する流入通路を流入通路の通路中心軸に沿う方向に管側の壁部に投影した投影範囲のうち、タンクの長手方向について、流入口部における通路中心軸の中心延長線(32CL)と、流入口部における上流端部(320a;1320a)から通路中心軸に平行に延びる上流端部延長線(32UL)との両方に交差する範囲にわたって少なくとも設けられており、
流入口部は、通路中心軸が長手方向に対して交差するように設けられており、
流入口部からタンクの内部に流入する冷媒は、液冷媒分離部に対して斜めに衝突する。
液冷媒分離部は、流入口部が形成する流入通路を流入通路の通路中心軸に沿う方向に管側の壁部に投影した投影範囲のうち、タンクの長手方向について、流入口部における通路中心軸の中心延長線(32CL)と、流入口部における上流端部(320a)から通路中心軸に平行に延びる上流端部延長線(32UL)との両方に交差する範囲にわたって少なくとも設けられている。
液冷媒分離部は、流入口部が形成する流入通路を流入通路の通路中心軸に沿う方向に管側の壁部に投影した投影範囲にわたって少なくとも設けられており、
管は、流入口部に対向しかつ長手方向の両側において管側の壁部と段差を形成する液冷媒分離部に対して、長手方向の両側に位置し、流入口部からタンクの内部に流入した冷媒は液冷媒分離部に衝突してから長手方向の両側へ分流して段差によって管側の壁部へ移動し、液冷媒分離部に対して長手方向の両側に位置する管に流下する。
図1から図8を参照しながら第1実施形態について説明する。図1は、明細書に開示の目的を達成可能な熱交換器1の一例について外観を表した図である。図2~図4は、熱交換器1が有する液冷媒分離部とタンク内の冷媒流れを説明するための図である。明細書に開示の目的を達成可能な熱交換器1は、複数の管内を流通する内部流体としての冷媒と管の外側を流通する外部流体とが熱交換する機器である。この熱交換器1は、冷媒が外部流体に対して放熱する関係にある機器でもよいし、冷媒が外部流体から吸熱する関係にある機器でもよい。
第2実施形態では、第1実施形態に対する他の形態である熱交換器について図9を参照して説明する。図9において第1実施形態の図面と同一の符号を付した構成要素は、同一の要素であり、その作用効果も同様である。
第3実施形態では、第1実施形態に対する他の形態である熱交換器101について図10および図11を参照して説明する。図10、図11において第1実施形態の図面と同一の符号を付した構成要素は、同一の要素であり、その作用効果も同様である。以下、第1実施形態の相違点のみについて説明する。
第4実施形態では、第1実施形態に対する他の形態である液冷媒分離部205について図12を参照して説明する。図12において第1実施形態の図面と同一の符号を付した構成要素は、同一の要素であり、その作用効果も同様である。
第5実施形態では、第1実施形態に対する他の形態である液冷媒分離部305について図13を参照して説明する。図13において第1実施形態の図面と同一の符号を付した構成要素は、同一の要素であり、その作用効果も同様である。
第6実施形態では、第1実施形態に対する他の形態である液冷媒分離部405について図14、図15を参照して説明する。各図において第1実施形態の図面と同一の符号を付した構成要素は、同一の要素であり、その作用効果も同様である。
第7実施形態の熱交換器について図16を参照して説明する。図16において第1実施形態の図面と同一の符号を付した構成要素は、同一の要素であり、その作用効果も同様である。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、一つの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
5,105,205,305,405,505…液冷媒分離部
20…管、 30…流入口部側の壁部、 31…管側の壁部
32CL…中心延長線、 32UL…上流端部延長線、 32DL…下流端部延長線
36…導入通路、 320,1320…流入口部
320a,1320a…上流端部、 320b…下流側端部
Claims (10)
- 冷媒が流入する流入通路を形成する流入口部(320;1320)が設けられたタンク(3;203)と、
前記タンクの長手方向について前記流入口部よりも冷媒流れの下流側において前記長手方向に並んで前記タンクに接続されている複数の管(20)と、
前記タンクにおける管側の壁部(31)よりも流入口部側の壁部(30)に近づいた位置で前記流入口部に対向し前記タンクの内部に設けられた液冷媒分離部(5;205;305;405;505)と、
を備え、
前記液冷媒分離部は、前記流入口部が形成する前記流入通路を前記流入通路の通路中心軸に沿う方向に前記管側の前記壁部に投影した投影範囲のうち、前記長手方向について、前記流入口部における前記通路中心軸の中心延長線(32CL)と、前記流入口部における上流端部(320a;1320a)から前記通路中心軸に平行に延びる上流端部延長線(32UL)との両方に交差する範囲にわたって少なくとも設けられており、
前記流入口部は、前記通路中心軸が前記長手方向に対して交差するように設けられており、
前記流入口部から前記タンクの内部に流入する冷媒は、前記液冷媒分離部に対して斜めに衝突する熱交換器。 - 冷媒が流入する流入通路を形成する流入口部(320;1320)が設けられたタンク(3;203)と、
前記タンクの長手方向について前記流入口部よりも冷媒流れの下流側において前記長手方向に並んで前記タンクに接続されている複数の管(20)と、
前記タンクにおける管側の壁部(31)よりも流入口部側の壁部(30)に近づいた位置で前記流入口部に対向し前記タンクの内部に設けられた液冷媒分離部(5;205;305;405;505)と、
を備え、
前記液冷媒分離部は、前記流入口部が形成する前記流入通路を前記流入通路の通路中心軸に沿う方向に前記管側の前記壁部に投影した投影範囲のうち、前記長手方向について、前記流入口部における前記通路中心軸の中心延長線(32CL)と、前記流入口部における上流端部(320a;1320a)から前記通路中心軸に平行に延びる上流端部延長線(32UL)との両方に交差する範囲にわたって少なくとも設けられており、
前記流入口部に連通し、前記流入口部に向かって冷媒が流れる導入通路(36)を備え、
前記導入通路は、前記長手方向に沿うように延びており、
前記導入通路を流れる冷媒流れは、前記タンクの内部を前記管側の前記壁部に沿って前記長手方向に流下する冷媒流れに対して対向流をなす熱交換器。 - 前記液冷媒分離部は、前記投影範囲のうち、前記長手方向について前記中心延長線に交差する範囲を超えて、さらに前記流入口部における下流側端部(320b)から前記通路中心軸に平行に延びる下流端部延長線(32DL)に交差する範囲にわたって設けられている請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
- 前記液冷媒分離部は、前記流入口部から前記タンクの内部に流入する冷媒が前記タンクの内部において最初に衝突する衝突壁となる位置に設けられている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器。
- 冷媒が流入する流入通路を形成する流入口部(320)が設けられたタンク(203)と、
前記タンクの長手方向について前記流入口部よりも冷媒流れの下流側において前記長手方向に並んで前記タンクに接続されている複数の管(20)と、
前記タンクにおける管側の壁部(31)よりも流入口部側の壁部(30)に近づいた位置で前記流入口部に対向し前記タンクの内部に設けられた液冷媒分離部(5)と、
前記タンクの内部において前記流入口部側の壁部に隣接し前記流入口部側の壁部に沿って前記流入口部へ延びる通路であって、前記管側の前記壁部に沿って前記長手方向に流下する冷媒流れに対して対向流となる冷媒が前記流入口部に向かって流れる導入通路(36)と、
を備え、
前記液冷媒分離部は、前記流入口部が形成する前記流入通路を前記流入通路の通路中心軸に沿う方向に前記管側の前記壁部に投影した投影範囲のうち、前記長手方向について、前記流入口部における前記通路中心軸の中心延長線(32CL)と、前記流入口部における上流端部(320a)から前記通路中心軸に平行に延びる上流端部延長線(32UL)との両方に交差する範囲にわたって少なくとも設けられている熱交換器。 - 前記管側の前記壁部と前記流入口部側の前記壁部との間を流れる冷媒が前記流入口部側の前記壁部の下流端から前記導入通路に吸引される通路を有する請求項5に記載の熱交換器。
- 前記流入口部を介して前記タンクの外部から内部にわたって延びる導入管(232)を備え、
前記液冷媒分離部(505)は、前記導入管に設けられて、前記タンクの内部において前記長手方向に沿うように屈曲する通路を形成する屈曲部である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器。 - 冷媒が流入する流入通路を形成する流入口部(320)が設けられたタンク(103)と、
前記流入口部に対して前記タンクの長手方向の両側でありかつ前記流入口部よりも冷媒流れの下流側において前記長手方向に並んで前記タンクに接続されている複数の管(20)と、
前記タンクにおける管側の壁部(31)よりも流入口部側の壁部(30)に近づいた位置で前記流入口部に対向し前記タンクの内部に設けられた液冷媒分離部(105)と、
を備え、
前記液冷媒分離部は、前記流入口部が形成する前記流入通路を前記流入通路の通路中心軸に沿う方向に前記管側の前記壁部に投影した投影範囲にわたって少なくとも設けられており、
前記管は、前記流入口部に対向しかつ前記長手方向の両側において前記管側の前記壁部と段差を形成する前記液冷媒分離部に対して、前記長手方向の両側に位置し、前記流入口部から前記タンクの内部に流入した冷媒は前記液冷媒分離部に衝突してから前記長手方向の両側へ分流して前記段差によって前記管側の前記壁部へ移動し、前記液冷媒分離部に対して前記長手方向の両側に位置する前記管に流下する熱交換器。 - 前記液冷媒分離部は、前記長手方向について、前記投影範囲を超えてさらに下流側にわたって設けられている請求項8に記載の熱交換器。
- 前記液冷媒分離部は、前記タンクの内部に設置されたブロック状部である請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018040881A JP7124348B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018040881A JP7124348B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019158159A JP2019158159A (ja) | 2019-09-19 |
JP7124348B2 true JP7124348B2 (ja) | 2022-08-24 |
Family
ID=67996089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018040881A Active JP7124348B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7124348B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7457587B2 (ja) | 2020-06-18 | 2024-03-28 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140123696A1 (en) | 2012-11-02 | 2014-05-08 | Hongseong KIM | Air conditioner and evaporator inlet header distributor therefor |
JP2016148480A (ja) | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
JP2017133820A (ja) | 2016-01-21 | 2017-08-03 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | ヘッダ、及び、熱交換器 |
-
2018
- 2018-03-07 JP JP2018040881A patent/JP7124348B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140123696A1 (en) | 2012-11-02 | 2014-05-08 | Hongseong KIM | Air conditioner and evaporator inlet header distributor therefor |
JP2016148480A (ja) | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
JP2017133820A (ja) | 2016-01-21 | 2017-08-03 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | ヘッダ、及び、熱交換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019158159A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5136050B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP4613645B2 (ja) | 熱交換器 | |
CN103123186B (zh) | 换热器 | |
JP6647319B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP5764365B2 (ja) | 熱交換器のヘッダタンク | |
EP3040670A1 (en) | Heat exchanger, in particular a condenser or a gas cooler | |
KR20120044847A (ko) | 열교환기 및 그 핀 | |
EP1686339A1 (en) | Heat exchanger | |
EP2930454B1 (en) | Heat exchanger | |
JP5775971B2 (ja) | 空気熱交換器 | |
JP7124348B2 (ja) | 熱交換器 | |
WO2017002819A1 (ja) | 熱交換器のインナーフィン | |
KR20120044848A (ko) | 열교환기 및 그 마이크로채널튜브 | |
JP6842915B2 (ja) | エバポレータ | |
JP4517333B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6881506B2 (ja) | 熱交換器のヘッダタンク | |
JP7068574B2 (ja) | 伝熱管ユニットを有する熱交換器 | |
JP2751657B2 (ja) | 積層形熱交換器 | |
JP7001917B2 (ja) | 伝熱管ユニットを有する熱交換器 | |
JP2017172906A (ja) | 熱交換器 | |
JP2002318086A (ja) | 熱交換器用チューブ | |
JP6506049B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6227901B2 (ja) | 熱交換器 | |
JPH11159985A (ja) | 熱交換器 | |
JP5574737B2 (ja) | 熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7124348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |