JP7122824B2 - ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム - Google Patents

ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム Download PDF

Info

Publication number
JP7122824B2
JP7122824B2 JP2017251056A JP2017251056A JP7122824B2 JP 7122824 B2 JP7122824 B2 JP 7122824B2 JP 2017251056 A JP2017251056 A JP 2017251056A JP 2017251056 A JP2017251056 A JP 2017251056A JP 7122824 B2 JP7122824 B2 JP 7122824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
setting
unit
communication device
frame processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017251056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019118020A (ja
Inventor
亮 藤枝
竜介 川手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017251056A priority Critical patent/JP7122824B2/ja
Publication of JP2019118020A publication Critical patent/JP2019118020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7122824B2 publication Critical patent/JP7122824B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システムに関する。
イーサネット(登録商標)OAM(Operation Administration Maintenance)機能を用いて保守運用管理を行うイーサネット通信システムが知られている。イーサネット通信システムでは、監視区間が設定される。監視区間の終端の通信装置には、終端装置であることを示すMEP(Maintenance entity group End Point)が設定される。
通信装置にMEPを設定する技術が提案されている(特許文献1を参照)。例えば、特許文献1の管理装置は、通信装置(以下「第1の装置」とも言う)に接続する。また、第1の装置は、他の通信装置(以下「第2の装置」とも言う)に接続する。第1の装置は、管理装置からMEP設定情報を受信する。第1の装置は、MEP設定情報を含むイーサネットOAMフレームを生成する。第1の装置は、イーサネットOAMフレームを第2の装置に送信する。第2の装置は、イーサネットOAMフレームに基づいてMEPを第2の装置に設定する。
特開2009-278451号公報
上記技術を用いて第2の装置に設定情報を設定する場合は、第1の装置と第2の装置が1対1で通信できるように接続されていた。また、複数の第2の装置に設定情報を設定する場合、複数の第2の装置には、複数の第1の装置が接続される。このように、複数の第2の装置に設定情報を設定するには、第2の装置の台数と同じ台数の第1の装置が必要になるという課題がある。
本発明の目的は、設定情報を設定する対象の複数の通信装置に接続する装置の台数を減らすことである。
開示の一態様に係るネットワーク設定装置が提供される。ネットワーク設定装置は、第1の物理ポートと、複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部とを有する集線通信部と、前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部とを有する設定部と、を備え、前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置にネットワーク運用管理フレームを送信する。前記設定部は、設定制御部をさらに有する。前記設定制御部は、前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記集線通信部を介して前記対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを定期的に確認し、前記複数のフレーム処理部のうちの第1のフレーム処理部に対応する第1の通信装置に設定する第1の設定情報を含む設定指示情報を受信し、前記第1のフレーム処理部が前記接続確立状態である場合、前記第1のフレーム処理部に前記第1の設定情報を送信する。前記第1のフレーム処理部は、前記第1の設定情報を含み、前記ネットワーク運用管理フレームである第1のネットワーク運用管理フレームを生成し、前記第1のネットワーク運用管理フレームを前記第1の通信装置に送信する。前記設定制御部は、前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記接続確立状態であるか否かを定期的に確認する際、前記接続確立状態であるか否かを確認するためのフレームであり、かつ、ブロードキャストフレームである定期接続確認フレームを前記複数の通信装置に送信するように、前記複数のフレーム処理部のいずれかに指示し、前記定期接続確認フレームに対する応答を受信したか否かによって、前記接続確立状態であるか否かを判定する。
本発明によれば、設定情報を設定する対象の複数の通信装置に接続する装置の台数を減らすことができる。
実施の形態1のネットワーク設定システムを示す図である。 実施の形態1の設定部が有する主なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1の設定部と集線通信部の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1の設定処理を示すフローチャートである。 実施の形態1の設定処理の例を示すシーケンス図である。 実施の形態2の設定部と集線通信部の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2の定期接続確認処理を示すフローチャートである。 実施の形態2の設定処理を示すフローチャートである。 実施の形態2の定期接続確認処理と設定処理の例を示すシーケンス図(その1)である。 実施の形態2の定期接続確認処理と設定処理の例を示すシーケンス図(その2)である。 実施の形態3の設定部と集線通信部の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態3の定期接続確認処理の例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1のネットワーク設定システムを示す図である。ネットワーク設定システムは、実施の形態1のネットワーク設定装置100を含む。ネットワーク設定装置100は、実施の形態1のネットワーク設定方法を実施することができる装置である。ネットワーク設定システムには、ネットワーク管理装置200、通信装置300_1,…,300_n(nは正の整数)及び上位装置400を含んでもよい。
ネットワーク設定装置100とネットワーク管理装置200は、互いに通信可能である。ネットワーク設定装置100とネットワーク管理装置200は、ネットワークを介して接続されてもよい。
ネットワーク設定装置100と通信装置300_1,…,300_nは、ネットワークを介して接続される。
ネットワーク設定装置100と上位装置400は、互いに通信可能である。ネットワーク設定装置100と上位装置400は、ネットワークを介して接続されてもよい。
通信装置300_1,…,300_nは、ネットワーク設定装置100を介して上位装置400に接続する。通信装置300_1,…,300_nは、ネットワーク設定装置100を介して互いに通信することもできる。
なお、通信装置300_1,…,300_nの内のいずれかの通信装置を、通信装置300_i(iは、1以上でn以下の整数)と表現する。
ネットワーク設定装置100は、通信装置300_iに設定情報を設定する。つまり、ネットワーク設定装置100は、予め定められた通信規格に準拠した複数の通信装置300_1,…,300_nのそれぞれに、この通信規格に準拠した設定を実行させるための設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを送信し、通信装置300_1,…,300_n300_iのそれぞれに設定情報を設定させる。例えば、ネットワーク設定装置100は、通信装置300_iにMEPが設定された後に、監視区間を監視させるための設定情報を通信装置300_iに設定する。例えば、設定情報は、通信装置300_iが有する各種機能のON/OFFを通信装置300_iに設定させるための情報、又は監視区間を監視させるために通信装置300_iに設定するパラメータを示す情報などである。また、ネットワーク設定装置100は、MEPを設定するための設定情報を通信装置300_iに設定してもよい。
なお、ネットワーク管理装置200は、通信装置300_iに設定情報を直接設定することができない。
ネットワーク設定装置100は、設定部110と集線通信部120とを有する。設定部110と集線通信部120の機能については、後で詳細に説明する。また、設定部110は独立した1つの設定装置であってもよい。集線通信部120は独立した1つの集線通信装置であってもよい。この場合、設定装置と集線通信装置との間は、通信線又はネットワークによって通信可能に接続される。また、ネットワーク設定システムは、設定装置と集線通信装置とを含む。
次に、設定部110と集線通信部120の主なハードウェア構成について説明する。
図2は、実施の形態1の設定部が有する主なハードウェア構成を示す図である。設定部110は、プロセッサ150、揮発性記憶装置160、及び不揮発性記憶装置170を有する。
プロセッサ150は、設定部110全体を制御する。例えば、プロセッサ150は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ150は、マルチプロセッサでもよい。設定部110は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。当該ソフトウェアは、例えば、実施の形態1のネットワーク設定プログラムである。
揮発性記憶装置160は、設定部110の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置160は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置170は、設定部110の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置170は、SSD(Solid State Drive)などである。
集線通信部120は、設定部110と同様に、プロセッサと記憶装置とから構成することができる。
図3は、実施の形態1の設定部と集線通信部の構成を示す機能ブロック図である。設定部110は、設定制御部111、フレーム処理部112_1,…,112_n、及びフレーム入出力部113を有する。なお、本出願において、nは、正の整数である。また、フレーム処理部112_1,…,112_nの内の任意のフレーム処理部を、フレーム処理部112_iと表現する。なお、本出願において、iは、1以上でn以下の整数である。また、フレーム処理部112_iは、第1のフレーム処理部又は第2のフレーム処理部とも言う。
設定制御部111、フレーム処理部112_1,…,112_n、及びフレーム入出力部113の一部又は全部は、プロセッサ150によって実現してもよい。また、設定制御部111、フレーム処理部112_1,…,112_n、及びフレーム入出力部113の一部又は全部は、プロセッサ150が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。当該プログラムは、揮発性記憶装置160又は不揮発性記憶装置170に格納される。
集線通信部120は、ポート121、接続切替部122、ポート123_1,…,123_n(nは、正の整数)、及びポート124を有する。ポート121、ポート123_1,…,123_n、及びポート124は、配線が接続される物理ポートである。
ポート123_1,…,123_nの内の任意のポートを、ポート123_i(iは、1以上でn以下の整数)と表現する。また、ポート121を第1の物理ポートとも言う。ポート123_iを第2の物理ポートとも言う。フレーム処理部112_iとポート123_iとは、互いに1対1で対応する。ポート123_iと通信装置300_iとは、互いに1対1で通信可能である。
接続切替部122の一部又は全部は、集線通信部120が有するプロセッサによって実現してもよい。また、接続切替部122の一部又は全部は、集線通信部120が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。当該プログラムは、例えば、集線通信部120が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に格納される。
設定制御部111は、ネットワーク管理装置200に接続する。設定制御部111は、ネットワーク管理装置200から設定指示情報Aを受信する。設定指示情報Aは、例えば、ネットワーク管理装置200が生成する情報である。設定指示情報Aには、設定情報を設定する対象の通信装置を示す情報が含まれている。例えば、設定指示情報Aには、通信装置300_1,…,300_nを示す情報が含まれる。また、設定指示情報Aには、設定対象の通信装置に設定する設定情報が含まれる。例えば、設定指示情報Aには、通信装置300_1,…,300_nのそれぞれに設定する設定情報が含まれている。具体的には、設定指示情報Aには、通信装置300_1に設定する設定情報B1、通信装置300_2に設定する設定情報B2、及び通信装置300_nに設定する設定情報Bnが含まれる。また、設定指示情報Aには、特定の通信装置に設定する設定情報が1つだけ含まれている場合もある。なお、設定情報B1,B2,…,Bnは、上記した監視区間を監視させるための設定情報及びMEPを設定させるための設定情報の少なくとも一方を含むことができる。
設定制御部111は、設定指示情報Aを参照し、通信装置300_1,…,300_nのそれぞれに設定する設定情報を分離する。設定制御部111は、分離した設定情報をフレーム処理部112_1,…,112_nに送信する。詳細には、設定制御部111は、分離した設定情報Bi(iは、1以上でn以下の整数)をフレーム処理部112_iに送信する。
設定制御部111は、フレーム処理部112_iが出力する通信装置300_iの応答情報を監視する。
フレーム処理部112_1,…,112_nは、通信装置300_1,…,300_nと1対1で対応する。例えば、フレーム処理部112_iは、300_iと対応関係を有する。
フレーム処理部112_iは、通信装置300_iに接続できる(すなわち、通信できる)状態である接続確立状態であるか否かを確認するための接続確認用イーサネットOAMフレームを生成する。接続確認用イーサネットOAMフレームを接続確認フレームとも言う。接続確立状態は、接続対象の装置が互いに通信可能な状態であり、リンク確立状態とも言う。
フレーム処理部112_iは、フレーム入出力部113に接続確認フレームCiを送信する。
フレーム処理部112_1,…,112_nのそれぞれは、対応する通信装置に設定する設定情報を含む設定用イーサネットOAMフレームを生成する。例えば、フレーム処理部112_iは、通信装置300_iに設定する設定情報Biを含む設定用イーサネットOAMフレームDiを生成する。また、フレーム処理部112_1,…,112_nのそれぞれは、対応する通信装置に設定する設定情報に基づいて設定用イーサネットOAMフレームを生成すると表現してもよい。
設定用イーサネットOAMフレームを設定フレームとも言う。また、設定用イーサネットOAMフレームをネットワーク運用管理フレームとも言う。フレーム処理部112_iは、設定情報Biを含む設定フレームDiを生成する。
フレーム処理部112_iは、フレーム入出力部113に設定フレームDiを送信する。
フレーム処理部112_iは、接続確認フレームCiに対する応答である接続確認応答用イーサネットOAMフレームをフレーム入出力部113から受信する。接続確認応答用イーサネットOAMフレームを接続確認応答フレームと言う。フレーム処理部112_iは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。フレーム処理部112_iは、この応答情報を設定制御部111に送信する。
フレーム処理部112_iは、設定フレームDiに対する応答である設定応答用イーサネットOAMフレームを通信装置300_iから集線通信部120とフレーム入出力部113を介して受信する。設定応答用イーサネットOAMフレームを設定応答フレームとも言う。フレーム処理部112_iは、設定応答フレームに基づいて設定完了情報を生成する。フレーム処理部112_iは、設定完了情報を設定制御部111に送信する。
ここで、接続確認フレームCi、接続確認応答フレーム、設定フレームDi、及び設定応答フレームのフォーマットは、予め決められたフォーマットであるものとする。予め決められたフォーマットとは、例えば、通信規格であるITU-TY.1731又はIEEE802.1agで規定されているイーサネットOAMのフォーマットである。
フレーム入出力部113は、フレーム処理部112_1,…,112_nとポート121とを接続する。
フレーム入出力部113は、接続確認フレームCi及び設定フレームDiを受信した順に、接続確認フレームCi及び設定フレームDiを集線通信部120に送信する。また、フレーム入出力部113は、集線通信部120から接続確認応答フレーム及び設定応答フレームを受信する。フレーム入出力部113は、接続確認応答フレーム及び設定応答フレームをフレーム処理部112_iに送信する。
接続切替部122は、ポート121とポート123_1,…,123_nとを接続する。
接続切替部122は、ポート121を介して、設定部110と通信可能である。接続切替部122は、ポート123_iを介して、設定部110から受信した接続確認フレームCi及び設定フレームDiを通信装置300_iに送信する。
接続切替部122は、ポート123_iを介して、通信装置300_iから接続確認応答フレーム及び設定応答フレームを受信する。接続切替部122は、ポート121を介して、接続確認応答フレーム及び設定応答フレームを設定部110に送信する。接続切替部122は、ポート124を介して、上位装置400と通信することができる。
なお、集線通信部120は、設定フレームに含まれる設定情報を内部設定しない。
通信装置300_iは、接続確認フレームCiを受信した場合、集線通信部120を介して設定部110に接続確認応答フレームを送信する。また、通信装置300_iは、設定フレームDiを受信する。通信装置300_iは、設定フレームDiに含まれる設定情報に基づいて、内部の設定を変更する。通信装置300_iは、設定変更が完了した場合、集線通信部120を介して設定応答フレームを設定部110に送信する。
次に、ネットワーク設定装置100が実行する処理について、フローチャートを用いて説明する。
図4は、実施の形態1の設定処理を示すフローチャートである。
(ステップS11)設定制御部111は、ネットワーク管理装置200から設定指示情報Aを受信する。
(ステップS12)設定制御部111は、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置を特定する。設定制御部111は、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置のそれぞれに設定する設定情報を分離する。
以下の説明では、設定制御部111は、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置300_iを特定したものとする。また、通信装置300_iに設定する設定情報Biが、設定指示情報Aから分離されたものとする。
設定制御部111は、フレーム処理部112_iに、フレーム処理部112_iがフレーム入出力部113及び集線通信部120を介して通信装置300_iに接続できる接続確立状態であるか否かを確認するように指示する。
(ステップS13)フレーム処理部112_iは、通信装置300_iを宛先とした接続確認フレームCiを生成する。フレーム処理部112_iは、接続確認フレームCiをフレーム入出力部113に送信する。
フレーム入出力部113は、接続確認フレームCiを集線通信部120に送信する。接続切替部122は、ポート123_iを介して接続確認フレームCiを通信装置300_iに送信する。
(ステップS14)フレーム処理部112_iは、接続確認フレームCiをフレーム入出力部113に送信した時点から予め定められた基準時間T0以内に、通信装置300_iが送信した接続確認応答フレームをフレーム入出力部113から受信したか否かを判定する。
基準時間T0以内に接続確認応答フレームをフレーム入出力部113から受信した場合(ステップS14でYes)、フレーム処理部112_iは、通信装置300_iに接続できる接続確立状態であると判定する。フレーム処理部112_iは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。フレーム処理部112_iは、応答情報を設定制御部111に送信する。そして、フレーム処理部112_iは、処理をステップS15に進める。
基準時間T0以内に接続確認応答フレームをフレーム入出力部113から受信しなかった場合(ステップS14でNo)、フレーム処理部112_iは、処理をステップS13に進める。
(ステップS15)設定制御部111は、フレーム処理部112_iから応答情報を受信する。応答情報を受信した設定制御部111は、フレーム処理部112_iに設定情報Biを送信する。
(ステップS16)フレーム処理部112_iは、設定情報Biを含む設定フレームDiを生成する。なお、設定フレームDiには、宛先が通信装置300_iであることを示す情報が含まれている。
(ステップS17)フレーム処理部112_iは、フレーム入出力部113に設定フレームDiを送信する。
フレーム入出力部113は、設定フレームDiを集線通信部120に送信する。接続切替部122は、ポート123_iを介して設定フレームDiを通信装置300_iに送信する。
(ステップS18)フレーム処理部112_iは、設定フレームDiをフレーム入出力部113に送信した時点から予め定められた基準時間T1以内に、通信装置300_iが送信した設定応答フレームをフレーム入出力部113から受信したか否かを判定する。基準時間T1は、基準時間T0と同じであってもよい。
基準時間T1以内に設定応答フレームをフレーム入出力部113から受信しなかった場合(ステップS18でNo)、フレーム処理部112_iは、処理をステップS17に進める。
基準時間T1以内に設定応答フレームをフレーム入出力部113から受信した場合(ステップS18でYes)、フレーム処理部112_iは、設定応答フレームに基づいて設定完了情報を生成する。フレーム処理部112_iは、設定完了情報を設定制御部111に送信する。
設定制御部111は、設定完了情報を受信することで、通信装置300_iに設定情報が設定されたことを検出できる。
このように、フレーム処理部112_iは、フレーム入出力部113、ポート121、接続切替部122、及びポート123_iを介して、対応する通信装置300_iに設定フレームDi(すなわち、ネットワーク運用管理フレーム)を送信する。そして、通信装置300_iは、設定フレームDiに含まれる設定情報に基づいて、内部の設定を変更できる。
図5は、実施の形態1の設定処理の例を示すシーケンス図である。
(ステップS101)設定部110は、接続確認フレームCiを集線通信部120に送信する。なお、接続確認フレームCiには、宛先が通信装置300_iであることを示す情報が含まれている。また、図5では、通信装置300_iを通信装置iと表記する。
(ステップS102)集線通信部120の接続切替部122は、ポート121から接続確認フレームCiを受信する。集線通信部120の接続切替部122は、接続確認フレームCiの宛先が通信装置300_iであることを検出する。集線通信部120の接続切替部122は、宛先が通信装置300_iであることからポート123_iを特定する。集線通信部120の接続切替部122は、接続確認フレームCiをポート123_iに転送する。
(ステップS103)通信装置300_iは、接続確認フレームCiを受信する。
(ステップS104)接続確認フレームCiを受信した通信装置300_iは、接続確認応答フレームを集線通信部120に送信する。なお、接続確認応答フレームには、宛先が設定部110であることを示す情報が含まれている。
(ステップS105)集線通信部120の接続切替部122は、ポート123_iから接続確認応答フレームを受信する。接続切替部122は、接続確認応答フレームの宛先が設定部110であることを検出する。接続切替部122は、宛先が設定部110であることからポート121を特定し、接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS106)設定部110は、接続確認応答フレームを受信する。
(ステップS107)接続確認応答フレームを受信した設定部110は、設定フレームDiを生成する。設定部110は、設定フレームDiを集線通信部120に送信する。なお、設定フレームDiには、宛先が通信装置300_iであることを示す情報が含まれている。
(ステップS108)集線通信部120の接続切替部122は、ポート121から設定フレームDiを受信する。接続切替部122は、設定フレームDiの宛先が通信装置300_iであることを検出する。接続切替部122は、宛先が通信装置300_iであることからポート123_iを特定し、設定フレームDiをポート123_iに転送する。
(ステップS109)通信装置300_iは、設定フレームDiを受信する。
(ステップS110)設定フレームDiを受信した通信装置300_iは、設定応答フレームを集線通信部120に送信する。なお、設定応答フレームには、宛先が設定部110であることを示す情報が含まれている。
(ステップS111)集線通信部120の接続切替部122は、ポート123_iから設定応答フレームを受信する。接続切替部122は、設定応答フレームの宛先が設定部110であることを検出する。接続切替部122は、宛先が設定部110であることからポート121を特定し、設定応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS112)設定部110は、設定応答フレームを受信する。
また、集線通信部120は、通信装置300_1,300_2,…,300_n以外の通信装置と接続してもよい。
以上に説明したように、実施の形態1では、設定情報の設定対象である通信装置300_1,…,300_nのそれぞれに設定情報を設定するために、1対1で接続する通信装置を設置しなくてよい。実施の形態1では、通信装置300_1,…,300_nは、ネットワーク設定装置100に接続されている。そのため、実施の形態1は、設定情報を設定する対象の通信装置300_1,…,300_nに接続する装置の台数を減らすことができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態1と相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、接続確認を行った後に設定情報を通信装置300_iに送信した。実施の形態2では、接続確認を予め実施する方法を説明する。また、実施の形態2では、設定情報が通信装置300_iに設定された後も通信装置300_iの接続状態を監視する方法を説明する。
図6は、実施の形態2の設定部と集線通信部の構成を示す機能ブロック図である。
ネットワーク設定装置100aは、設定部110aと集線通信部120を有する。設定部110aは、設定制御部111a、及びフレーム処理部112a_1,…,112a_nを有する。なお、フレーム処理部112a_1,…,112a_nの内のいずれかを、フレーム処理部112a_iと表現する。
図3に示される構成と同じ又は対応する図6の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。実施の形態2では、図1及び図2をも参照する。
設定制御部111aは、フレーム処理部112a_1,…,112a_nのそれぞれがフレーム入出力部113及び集線通信部120を介して、対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを定期的に確認する。詳細には、設定制御部111aは、定期的に接続確認フレームを送信するようにフレーム処理部112a_iに指示する。ここで、定期的に送信される接続確認フレームを定期接続確認フレームとも言う。すなわち、定期接続確認フレームは、対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを確認するためのフレームである。
定期接続確認フレームの送信指示について、詳細に説明する。設定制御部111aは、予め決められているフレーム処理部112a_iに定期接続確認フレームの送信を指示する。
フレーム処理部112a_iは、定期接続確認フレームEiをブロードキャストフレームとしてフレーム入出力部113に送信する。例えば、フレーム処理部112a_1は、定期接続確認フレームE1をフレーム入出力部113に送信する。
フレーム入出力部113は、定期接続確認フレームEiを集線通信部120に送信する。例えば、フレーム入出力部113は、定期接続確認フレームE1を集線通信部120に送信する。
集線通信部120は、通信装置300_1,…,300_n、及び上位装置400に定期接続確認フレームEiを送信する。例えば、集線通信部120は、通信装置300_1,…,300_n、及び上位装置400に定期接続確認フレームE1を送信する。
通信装置300_1,…,300_n、及び上位装置400は、定期接続確認フレームに対する応答である定期接続確認応答フレームを、集線通信部120を介して、設定部110aに送信する。
定期接続確認応答フレームは、定期接続確認フレームEiを送信したフレーム処理部112a_iに受信されてもよい。又は、通信装置300_iが送信した定期接続確認応答フレームは、通信装置300_iと対応関係を有するフレーム処理部112a_iに受信されてもよい。例えば、通信装置300_1が送信した定期接続確認応答フレームは、フレーム処理部112a_1に受信される。
定期接続確認応答フレームを受信したフレーム処理部112a_iは、定期接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。フレーム処理部112a_iは、応答情報を設定制御部111aに送信する。
設定制御部111aは、応答情報を受信する。設定制御部111aは、応答情報を受信することで、フレーム処理部112a_iがフレーム入出力部113、集線通信部120を介して通信装置300_iに接続できる接続確立状態であることを検出することができる。
このように、設定制御部111aは、定期接続確認フレームEiに対する応答を受信したか否かによって、112a_1,…,112a_nのそれぞれがフレーム入出力部113、集線通信部120を介して対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを判定する。
次に、ネットワーク設定装置100aが実行する処理について、フローチャートを用いて説明する。
図7は、実施の形態2の定期接続確認処理を示すフローチャートである。図7は、設定制御部111aがフレーム処理部112a_iに定期接続確認フレームEiの送信を指示することで、処理が開始する。なお、設定制御部111aは、予め定められた周期で(予め定められた時間が経過する度に)フレーム処理部112a_iに定期接続確認フレームEiの送信を指示する。図7は、定期接続確認フレームEiの送信指示を受信する対象がフレーム処理部112a_iに予め決められているものとする。
(ステップS21)フレーム処理部112a_iは、定期接続確認フレームEiをブロードキャストフレームとしてフレーム入出力部113に送信する。
フレーム入出力部113は、定期接続確認フレームEiを集線通信部120に送信する。接続切替部122は、通信装置300_1,…,300_n、及び上位装置400に定期接続確認フレームEiを送信する。
(ステップS22)フレーム処理部112a_iは、通信装置300_iから定期接続確認応答フレームを受信したか否かを判定する。定期接続確認応答フレームを受信した場合(ステップS22でYes)、フレーム処理部112a_iは、処理をステップS23に進める。定期接続確認応答フレームを受信しなかった場合(ステップS22でNo)、フレーム処理部112a_iは、処理を終了する。
(ステップS23)フレーム処理部112a_iは、通信装置300_iから送信された定期接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。フレーム処理部112a_iは、応答情報を設定制御部111aに送信する。設定制御部111aは、応答情報を受信する。
図8は、実施の形態2の設定処理を示すフローチャートである。
(ステップS31)設定制御部111aは、ネットワーク管理装置200から設定指示情報Aを受信する。
(ステップS32)設定制御部111aは、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置300_iを特定する。設定制御部111aは、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置300_iに設定する設定情報を分離する。
以下の説明では、設定制御部111aは、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置300_iを特定したものとする。また、通信装置300_iに設定する設定情報Biが、設定指示情報Aから分離されたものとする。
(ステップS33)設定制御部111aは、フレーム処理部112a_iが通信装置300_iに接続できる接続確立状態であるか否かを判定する。設定制御部111aは、ステップS23で通信装置300_iが送信した定期接続確認応答フレームに基づく応答情報を受信した場合、フレーム処理部112a_iがフレーム入出力部113及び集線通信部120を介して通信装置300_iに接続できる接続確立状態であると判定する。設定制御部111aは、通信装置300_iが送信する定期接続確認応答フレームに基づく応答情報を受信していない場合、フレーム処理部112a_iが通信装置300_iに接続できないと判定する。
フレーム処理部112a_iが通信装置300_iに接続できる接続確立状態である場合(ステップS33でYes)、設定制御部111aは、フレーム処理部112a_iに設定情報Biを送信する。そして、設定制御部111aは、処理をステップS37に進める。
通信装置300_iに接続できない接続確立状態でない場合(ステップS33でNo)、設定制御部111aは、フレーム処理部112a_iに、通信装置300_iに接続可能か否かを確認するように指示する。そして、設定制御部111aは、処理をステップS34に進める。
(ステップS34)フレーム処理部112a_iは、通信装置300_iを宛先とした接続確認フレームCiを生成する。フレーム処理部112a_iは、接続確認フレームCiをフレーム入出力部113に送信する。
フレーム入出力部113は、接続確認フレームCiを集線通信部120に送信する。接続切替部122は、ポート123_iを介して、接続確認フレームCiを通信装置300_iに送信する。
(ステップS35)フレーム処理部112a_iは、接続確認フレームCiをフレーム入出力部113に送信した時点から予め定められた基準時間T0以内に、通信装置300_iが送信した接続確認応答フレームをフレーム入出力部113から受信したか否かを判定する。
基準時間T0以内に接続確認応答フレームをフレーム入出力部113から受信した場合(ステップS35でYes)、フレーム処理部112a_iは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。フレーム処理部112a_iは、応答情報を設定制御部111aに送信する。そして、フレーム処理部112a_iは、処理をステップS36に進める。
基準時間T0以内に接続確認応答フレームをフレーム入出力部113から受信しなかった場合(ステップS35でNo)、フレーム処理部112a_iは、処理をステップS34に進める。
(ステップS36)設定制御部111aは、フレーム処理部112a_iから応答情報を受信する。設定制御部111aは、フレーム処理部112a_iに設定情報Biを送信する。
(ステップS37)フレーム処理部112a_iは、設定情報Biを含む設定フレームDiを生成する。
(ステップS38)フレーム処理部112a_iは、フレーム入出力部113に設定フレームDiを送信する。
フレーム入出力部113は、設定フレームDiを集線通信部120に送信する。接続切替部122は、ポート123_iを介して、設定フレームDiを通信装置300_iに送信する。
(ステップS39)フレーム処理部112a_iは、設定フレームDiをフレーム入出力部113に送信した時点から予め定められた基準時間T1以内に、通信装置300_iが送信した設定応答フレームをフレーム入出力部113から受信したか否かを判定する。
基準時間T1以内に設定応答フレームをフレーム入出力部113から受信しなかった場合(ステップS39でNo)、フレーム処理部112a_iは、処理をステップS38に進める。
基準時間T1以内に設定応答フレームをフレーム入出力部113から受信した場合(ステップS39でYes)、フレーム処理部112a_iは、設定応答フレームに基づいて設定完了情報を生成する。フレーム処理部112a_iは、設定完了情報を設定制御部111aに送信する。
設定制御部111aは、設定完了情報を受信する。設定制御部111aは、設定完了情報を受信することで、通信装置300_iに設定情報が設定されたことを検出できる。
図9は、実施の形態2の定期接続確認処理と設定処理の例を示すシーケンス図(その1)である。
(ステップS121)設定部110aは、定期接続確認フレームE1を集線通信部120に送信する。なお、定期接続確認応答フレームの宛先には、ブロードキャストアドレスが登録されている。
(ステップS122)集線通信部120の接続切替部122は、ポート121から定期接続確認フレームE1を受信する。集線通信部120の接続切替部122は、定期接続確認フレームE1をポート123_1に転送する。
(ステップS123)通信装置300_1は、定期接続確認フレームE1を受信する。
(ステップS124)集線通信部120の接続切替部122は、ポート121から受信した定期接続確認フレームE1をポート123_nに転送する。
(ステップS125)通信装置300_nは、定期接続確認フレームE1を受信する。
(ステップS126)集線通信部120の接続切替部122は、ポート121から受信した定期接続確認フレームE1をポート124に転送する。
(ステップS127)上位装置400は、定期接続確認フレームE1を受信する。
(ステップS128)通信装置300_1は、定期接続確認応答フレームを集線通信部120に送信する。なお、定期接続確認応答フレームには、宛先が設定部110aであることを示す情報が含まれている。
(ステップS129)集線通信部120の接続切替部122は、ポート123_1から定期接続確認応答フレームを受信する。集線通信部120の接続切替部122は、定期接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS130)設定部110aは、接続確認応答フレームを受信する。設定部110aは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。応答情報は、設定部110aの設定制御部111aに受信される。これにより、設定部110aは、フレーム処理部112a_1が通信装置300_1に接続できる接続確立状態であると判定する。
(ステップS131)通信装置300_nは、定期接続確認応答フレームを集線通信部120に送信する。なお、定期接続確認応答フレームには、宛先が設定部110aであることを示す情報が含まれている。
(ステップS132)集線通信部120の接続切替部122は、ポート123_nから定期接続確認応答フレームを受信する。集線通信部120の接続切替部122は、定期接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS133)設定部110aは、接続確認応答フレームを受信する。設定部110aは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。応答情報は、設定部110aの設定制御部111aに受信される。これにより、設定部110aは、フレーム処理部112a_nが通信装置300_nに接続できる接続確立状態であると判定する。
(ステップS134)上位装置400は、定期接続確認応答フレームを集線通信部120に送信する。なお、定期接続確認応答フレームには、宛先が設定部110aであることを示す情報が含まれている。
(ステップS135)集線通信部120の接続切替部122は、ポート124から定期接続確認応答フレームを受信する。集線通信部120の接続切替部122は、定期接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS136)設定部110aは、接続確認応答フレームを受信する。設定部110aは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。応答情報は、設定部110aの設定制御部111aに受信される。これにより、設定部110aは、上位装置400に接続できる接続確立状態であると判定する。
図10は、実施の形態2の定期接続確認処理と設定処理の例を示すシーケンス図(その2)である。
(ステップS141)設定部110aは、設定指示情報Aを参照し、設定対象の通信装置300_1を特定する。設定部110aは、設定指示情報Aから通信装置300_1に設定する設定情報B1を分離する。設定部110aの設定制御部111aは、フレーム処理部112a_1が通信装置300_1に接続可能と判定する。
(ステップS142)設定部110aは、設定情報B1を含む設定フレームD1を生成する。設定部110aは、設定フレームD1を集線通信部120に送信する。なお、設定フレームD1には、宛先が通信装置300_1であることを示す情報が含まれている。
(ステップS143)集線通信部120の接続切替部122は、ポート121から設定フレームD1を受信する。集線通信部120の接続切替部122は、設定フレームD1の宛先が通信装置300_1であることを検出する。集線通信部120の接続切替部122は、宛先が通信装置300_1であることからポート123_1を特定する。集線通信部120の接続切替部122は、設定フレームD1をポート123_1に転送する。
(ステップS144)通信装置300_1は、設定フレームD1を受信する。
(ステップS145)通信装置300_1は、設定応答フレームを集線通信部120に送信する。なお、設定応答フレームには、宛先が設定部110aであることを示す情報が含まれている。
(ステップS146)集線通信部120の接続切替部122は、ポート123_1から設定応答フレームを受信する。集線通信部120の接続切替部122は、設定応答フレームの宛先が設定部110aであることを検出する。集線通信部120の接続切替部122は、宛先が設定部110aであることからポート121を特定する。集線通信部120の接続切替部122は、設定応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS147)設定部110aは、設定応答フレームを受信する。
また、フレーム処理部112a_iは、通信装置300_1,…,300_nに設定される設定情報のうち、共通している情報(すなわち、共通の設定内容)を含む設定フレームを生成してもよい。また、設定フレームは、ブロードキャストフレームである。フレーム処理部112a_iは、生成した設定フレームを通信装置300_1,…,300_nに送信する。このように、ネットワーク設定装置100aは、ユニキャストで通信装置300_1,…,300_nに設定情報を設定するよりも、共通している情報をブロードキャストで通信装置300_1,…,300_nに設定した方が、効率的に設定処理を実行できる。
ここで、実施の形態2によれば、ネットワーク設定装置100aは、接続確認を予め実施することで、設定指示情報Aを受信した後、速やかに、設定情報Biを含む設定フレームDiを通信装置300_iに送信することができる。よって、ネットワーク設定装置100aは、設定処理の実行時間を短くできる。
また、ネットワーク設定装置100aは、ユニキャストフレームである接続確認フレームを生成するよりもブロードキャストフレームである定期接続確認フレームを生成する方がフレームを生成する回数を減らすことができる。ネットワーク設定装置100aは、フレームを生成する回数を減らせるので、フレームの送信回数を削除できる。さらに、ネットワーク設定装置100aは、フレームを生成する回数を減らせるので、フレームを生成する時間を短縮することができる。
また、実施の形態1のようにユニキャストフレームである接続確認フレームを送信し、設定フレームを送信する方法は、全ての通信装置に設定情報が設定されるまでの時間が長くなる可能性がある。実施の形態2では、ブロードキャストフレームである定期接続確認フレームを生成することでフレームを生成する時間を短縮するので、全ての通信装置に設定情報が設定されるまでの時間を短縮できる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態2と相違する事項を主に説明し、共通する事項の説明を省略する。
実施の形態2では、通信装置300_1,…,300_n、及び上位装置400にブロードキャストフレームである定期接続確認フレームを送信する場合を説明した。実施の形態3では、VLAN(Virtual Local Area Network)の技術を用いて定期接続確認フレームを送信する場合を説明する。
図11は、実施の形態3の設定部と集線通信部の構成を示す機能ブロック図である。
ネットワーク設定装置100bは、設定部110bと集線通信部120aを有する。設定部110bは、設定制御部111b、フレーム処理部112b_1,…,112b_n(nは、正の整数)、フレーム入出力部113a及び上位装置用フレーム処理部114を有する。なお、フレーム処理部112b_1,…,112b_nの内のいずれかを、フレーム処理部112b_i(iは、1以上の整数)と表現する。集線通信部120aは、接続切替部122aを有する。
図3に示される構成と同じ、又は対応する図11の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。実施の形態3は、図1~3、8、10を参照する。
フレーム処理部112b_1,…,112b_n、接続切替部122a、及び通信装置300_1,…,300_nは、1つの論理グループを構築している。予め決められたフレーム処理部112b_iが送信した定期接続確認フレームは、通信装置300_1,…,300_nに受信される。通信装置300_1,…,300_nが受信する定期接続確認フレームには、VLANタグが付与されている。例えば、VLANタグのVLAN-ID(identification)は、通信装置用IDを示す。通信装置300_1,…,300_nが受信する定期接続確認フレームを定期接続確認フレームF1と表現する。定期接続確認フレームF1は、ブロードキャストフレームでもよいし、マルチキャストフレームでもよい。
上位装置用フレーム処理部114、接続切替部122a、及び上位装置400は、1つの論理グループを構築している。上位装置用フレーム処理部114が送信した定期接続確認フレームは、上位装置400に受信される。上位装置400が受信する定期接続確認フレームには、VLANタグが付与されている。例えば、VLANタグのVLAN-IDは、上位装置用IDを示す。上位装置400が受信する定期接続確認フレームを定期接続確認フレームG1と表現する。定期接続確認フレームG1は、ブロードキャストフレームでもよいし、マルチキャストフレームでもよい。
設定制御部111bは、定期的に、予め決められているフレーム処理部112b_iに定期接続確認フレームの送信を指示する。また、設定制御部111bは、定期的に、上位装置用フレーム処理部114に定期接続確認フレームの送信を指示する。
フレーム処理部112b_iは、ブロードキャストフレーム又はマルチキャストフレームの定期接続確認フレームF1をフレーム入出力部113に送信する。上位装置用フレーム処理部114は、ブロードキャストフレーム又はマルチキャストフレームの定期接続確認フレームG1をフレーム入出力部113に送信する。
フレーム入出力部113aは、定期接続確認フレームF1を集線通信部120aに送信する。フレーム入出力部113aは、定期接続確認フレームG1を集線通信部120aに送信する。
接続切替部122aは、定期接続確認フレームのVLAN-IDを参照し、定期接続確認フレームを転送するポートを特定する。例えば、接続切替部122aは、定期接続確認フレームF1のVLAN-IDを参照し、定期接続確認フレームF1を転送するポート123_1,…,123_nを特定する。接続切替部122aは、ポート123_1,…,123_nを介して、通信装置300_1,…,300_nに定期接続確認フレームF1を送信する。また、例えば、接続切替部122aは、定期接続確認フレームG1のVLAN-IDを参照し、定期接続確認フレームG1を転送するポート124を特定する。接続切替部122aは、ポート124を介して、上位装置400に定期接続確認フレームG1を送信する。
通信装置300_1,…,300_nは、定期接続確認フレームF1に対する応答である定期接続確認応答フレームを、集線通信部120aを介して、設定部110bに送信する。上位装置400は、定期接続確認フレームG1に対する応答である定期接続確認応答フレームを、集線通信部120aを介して、設定部110bに送信する。
フレーム入出力部113aは、定期接続確認フレームF1に対する応答である定期接続確認応答フレームのVLAN-IDを参照し、フレーム処理部112b_iに定期接続確認応答フレームを送信する。また、フレーム入出力部113aは、定期接続確認フレームG1に対する応答である定期接続確認応答フレームのVLAN-IDを参照し、上位装置用フレーム処理部114に定期接続確認応答フレームを送信する。
定期接続確認フレームF1を送信したフレーム処理部112b_iは、定期接続確認フレームF1に対する応答である定期接続確認応答フレームを受信する。フレーム処理部112b_iは、定期接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。フレーム処理部112b_iは、応答情報を設定制御部111bに送信する。
設定制御部111bは、応答情報を受信する。設定制御部111bは、応答情報を受信することで、どの通信装置と接続関係を有しているかを検出することができる。
上位装置用フレーム処理部114は、定期接続確認フレームG1に対する応答である定期接続確認応答フレームを受信する。上位装置用フレーム処理部114は、定期接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。上位装置用フレーム処理部114は、応答情報を設定制御部111bに送信する。
設定制御部111bは、応答情報を受信する。設定制御部111bは、応答情報を受信することで、上位装置400と接続関係を有していることを検出できる。
また、実施の形態3の設定処理は、図8の実施の形態2の設定処理と同じである。そのため、実施の形態3の設定処理の説明を省略する。ただし、設定制御部111aが実行する処理は、設定制御部111bが実行するものとする。フレーム処理部112a_iが実行する処理は、フレーム処理部112b_iが実行するものとする。フレーム入出力部113が実行する処理は、フレーム入出力部113aが実行するものとする。集線通信部120又は接続切替部122が実行する処理は、集線通信部120a又は接続切替部122aが実行するものとする。
図12は、実施の形態3の定期接続確認処理の例を示すシーケンス図である。
(ステップS151)設定部110bは、定期接続確認フレームF1を集線通信部120aに送信する。なお、定期接続確認フレームF1のVLANタグには、VLAN-IDである通信装置用IDが登録されている。
(ステップS152)集線通信部120aの接続切替部122aは、ポート121から定期接続確認フレームF1を受信する。集線通信部120aの接続切替部122aは、定期接続確認フレームF1のVLANタグを参照し、定期接続確認フレームF1をポート123_1に転送する。
(ステップS153)通信装置300_1は、定期接続確認フレームF1を受信する。
(ステップS154)集線通信部120aの接続切替部122aは、定期接続確認フレームF1のVLANタグを参照し、ポート121から受信した定期接続確認フレームF1をポート123_nに転送する。
(ステップS155)通信装置300_nは、定期接続確認フレームF1を受信する。
(ステップS156)設定部110bは、定期接続確認フレームG1を集線通信部120aに送信する。なお、定期接続確認フレームG1のVLANタグには、VLAN-IDである上位装置用IDが登録されている。
(ステップS157)集線通信部120aの接続切替部122aは、ポート121から定期接続確認フレームG1を受信する。集線通信部120aの接続切替部122aは、定期接続確認フレームG1のVLANタグを参照し、定期接続確認フレームG1をポート124に転送する。
(ステップS158)上位装置400は、定期接続確認フレームG1を受信する。
(ステップS159)通信装置300_1は、定期接続確認フレームF1に対する応答である定期接続確認応答フレームを集線通信部120aに送信する。なお、定期接続確認応答フレームには、宛先が設定部110bであることを示す情報が含まれている。
(ステップS160)集線通信部120aの接続切替部122aは、ポート123_1から定期接続確認応答フレームを受信する。集線通信部120aの接続切替部122aは、定期接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS161)設定部110bは、接続確認応答フレームを受信する。設定部110bは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。応答情報は、設定部110bの設定制御部111aに受信される。これにより、設定部110bは、フレーム処理部112b_1が通信装置300_1に接続できる接続確立状態であると判定する。
(ステップS162)通信装置300_nは、定期接続確認フレームF1に対する応答である定期接続確認応答フレームを集線通信部120aに送信する。なお、定期接続確認応答フレームには、宛先が設定部110bであることを示す情報が含まれている。
(ステップS163)集線通信部120aの接続切替部122aは、ポート123_nから定期接続確認応答フレームを受信する。集線通信部120aの接続切替部122aは、定期接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS164)設定部110bは、接続確認応答フレームを受信する。設定部110bは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。応答情報は、設定部110bの設定制御部111aに受信される。これにより、設定部110bは、フレーム処理部112b_nが通信装置300_nに接続できる接続確立状態であると判定する。
(ステップS165)上位装置400は、定期接続確認フレームG1に対する応答である定期接続確認応答フレームを集線通信部120aに送信する。なお、定期接続確認応答フレームには、宛先が設定部110bであることを示す情報が含まれている。
(ステップS166)集線通信部120aの接続切替部122aは、ポート124から定期接続確認応答フレームを受信する。集線通信部120aの接続切替部122aは、定期接続確認応答フレームをポート121に転送する。
(ステップS167)設定部110bは、接続確認応答フレームを受信する。設定部110bは、接続確認応答フレームに基づいて応答情報を生成する。応答情報は、設定部110bの設定制御部111aに受信される。これにより、設定部110bは、上位装置用フレーム処理部114が上位装置400に接続できる接続確立状態であると判定する。
この後の処理は、図10の処理と同じなので、説明を省略する。なお、設定部110aが実行する処理は、設定部110bが実行するものとする。集線通信部120の接続切替部122が実行する処理は、集線通信部120aの接続切替部122aが実行するものとする。
実施の形態3では、上位装置用フレーム処理部114が定期接続確認フレームを送信する場合を説明したが、上位装置用フレーム処理部114は定期接続確認フレームを送信しなくてもよい。すなわち、定期接続確認フレームの送信処理は、フレーム処理部112b_iのみが実行すればよい。
実施の形態3によれば、ネットワーク設定装置100bは、VLANの技術を用いて定期接続確認フレームを送信することで、定期接続確認フレームの送信対象を絞ることができる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
100,100a,100b ネットワーク設定装置、 110,110a,110b 設定部、 111,111a,111b 設定制御部、 112_1,…,112_i,…,112_n フレーム処理部、 112a_1,…,112a_i,…,112a_n フレーム処理部、 112b_1,…,112b_i,…,112b_n フレーム処理部、 113,113a フレーム入出力部、 114 上位装置用フレーム処理部、 120,120a 集線通信部、 122,122a 接続切替部、 121,123_1,…,123_n,124 ポート、 150 プロセッサ、 160 揮発性記憶装置、 170 不揮発性記憶装置、 200 ネットワーク管理装置、 300_1,…,300_i,…,300_n 通信装置、 400 上位装置

Claims (9)

  1. 第1の物理ポートと、複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部とを有する集線通信部と、
    前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部とを有する設定部と、
    を備え、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、
    対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、及び前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信し、
    前記設定部は、設定制御部をさらに有し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記集線通信部を介して前記対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを定期的に確認し、
    前記複数のフレーム処理部のうちの第1のフレーム処理部に対応する第1の通信装置に設定する第1の設定情報を含む設定指示情報を受信し、
    前記第1のフレーム処理部が前記接続確立状態である場合、前記第1のフレーム処理部に前記第1の設定情報を送信し、
    前記第1のフレーム処理部は、
    前記第1の設定情報を含み、前記ネットワーク運用管理フレームである第1のネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記第1のネットワーク運用管理フレームを前記第1の通信装置に送信し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記接続確立状態であるか否かを定期的に確認する際、前記接続確立状態であるか否かを確認するためのフレームであり、かつ、ブロードキャストフレームである定期接続確認フレームを前記複数の通信装置に送信するように、前記複数のフレーム処理部のいずれかに指示し、
    前記定期接続確認フレームに対する応答を受信したか否かによって、前記接続確立状態であるか否かを判定する、
    ネットワーク設定装置。
  2. 第1の物理ポートと、複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部とを有する集線通信部と、
    前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部とを有する設定部と、
    を備え、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、
    対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、及び前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信し、
    前記設定部は、設定制御部をさらに有し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記集線通信部を介して前記対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを定期的に確認し、
    前記複数のフレーム処理部のうちの第1のフレーム処理部に対応する第1の通信装置に設定する第1の設定情報を含む設定指示情報を受信し、
    前記第1のフレーム処理部が前記接続確立状態である場合、前記第1のフレーム処理部に前記第1の設定情報を送信し、
    前記第1のフレーム処理部は、
    前記第1の設定情報を含み、前記ネットワーク運用管理フレームである第1のネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記第1のネットワーク運用管理フレームを前記第1の通信装置に送信し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記接続確立状態であるか否かを定期的に確認する際、前記接続確立状態であるか否かを確認するためのフレームである定期接続確認フレームを、同じ論理グループに属する通信装置に送信するように前記複数のフレーム処理部のいずれかに指示し、
    前記定期接続確認フレームに対する応答を受信したか否かによって、前記接続確立状態であるか否かを判定する、
    ネットワーク設定装置。
  3. 第1の物理ポートと、複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部とを有する集線通信部と、
    前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部とを有する設定部と、
    を備え、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、
    対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、及び前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信し、
    前記複数のフレーム処理部のうちの第2のフレーム処理部は、
    前記複数の通信装置のそれぞれに設定する設定情報のうち、共通している情報を含み、かつ前記ネットワーク運用管理フレームである第2のネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記第2のネットワーク運用管理フレームを前記複数の通信装置に送信する、
    ネットワーク設定装置。
  4. 前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、前記集線通信部を介して前記対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを確認し、前記接続確立状態である場合、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信する、
    請求項3に記載のネットワーク設定装置。
  5. 前記複数の通信装置のそれぞれに設定する設定情報は、監視区間の終端であることが設定された前記複数の通信装置に、前記監視区間を監視させるための情報である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワーク設定装置。
  6. 前記ネットワーク運用管理フレームは、イーサネットOAMフレームである、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のネットワーク設定装置。
  7. 集線通信装置と、
    前記集線通信装置に接続された設定装置と
    を有し、
    前記集線通信装置は、
    第1の物理ポートと、
    複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、
    前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部と
    を備え、
    前記設定装置は、
    前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、
    前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部と
    を備え、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、
    対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信し、
    前記設定装置は、設定制御部をさらに有し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記集線通信装置を介して前記対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを定期的に確認し、
    前記複数のフレーム処理部のうちの第1のフレーム処理部に対応する第1の通信装置に設定する第1の設定情報を含む設定指示情報を受信し、
    前記第1のフレーム処理部が前記接続確立状態である場合、前記第1のフレーム処理部に前記第1の設定情報を送信し、
    前記第1のフレーム処理部は、
    前記第1の設定情報を含み、前記ネットワーク運用管理フレームである第1のネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記第1のネットワーク運用管理フレームを前記第1の通信装置に送信し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記接続確立状態であるか否かを定期的に確認する際、前記接続確立状態であるか否かを確認するためのフレームであり、かつ、ブロードキャストフレームである定期接続確認フレームを前記複数の通信装置に送信するように、前記複数のフレーム処理部のいずれかに指示し、
    前記定期接続確認フレームに対する応答を受信したか否かによって、前記接続確立状態であるか否かを判定する、
    ネットワーク設定システム。
  8. 集線通信装置と、
    前記集線通信装置に接続された設定装置と
    を有し、
    前記集線通信装置は、
    第1の物理ポートと、
    複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、
    前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部と
    を備え、
    前記設定装置は、
    前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、
    前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部と
    を備え、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、
    対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信し、
    前記設定装置は、設定制御部をさらに有し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記集線通信装置を介して前記対応する通信装置に接続できる接続確立状態であるか否かを定期的に確認し、
    前記複数のフレーム処理部のうちの第1のフレーム処理部に対応する第1の通信装置に設定する第1の設定情報を含む設定指示情報を受信し、
    前記第1のフレーム処理部が前記接続確立状態である場合、前記第1のフレーム処理部に前記第1の設定情報を送信し、
    前記第1のフレーム処理部は、
    前記第1の設定情報を含み、前記ネットワーク運用管理フレームである第1のネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記第1のネットワーク運用管理フレームを前記第1の通信装置に送信し、
    前記設定制御部は、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれが前記接続確立状態であるか否かを定期的に確認する際、前記接続確立状態であるか否かを確認するためのフレームである定期接続確認フレームを、同じ論理グループに属する通信装置に送信するように前記複数のフレーム処理部のいずれかに指示し、
    前記定期接続確認フレームに対する応答を受信したか否かによって、前記接続確立状態であるか否かを判定する、
    ネットワーク設定システム。
  9. 集線通信装置と、
    前記集線通信装置に接続された設定装置と
    を有し、
    前記集線通信装置は、
    第1の物理ポートと、
    複数の通信装置と1対1で接続される複数の第2の物理ポートと、
    前記第1の物理ポートと前記複数の第2の物理ポートとを接続する接続切替部と
    を備え、
    前記設定装置は、
    前記複数の通信装置と1対1で対応する複数のフレーム処理部と、
    前記複数のフレーム処理部と前記第1の物理ポートとを接続するフレーム入出力部と
    を備え、
    前記複数のフレーム処理部のそれぞれは、
    対応する通信装置に設定する設定情報を含むネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記フレーム入出力部、前記第1の物理ポート、前記接続切替部、及び前記複数の第2の物理ポートのいずれかを介して、前記対応する通信装置に前記ネットワーク運用管理フレームを送信し、
    前記複数のフレーム処理部のうちの第2のフレーム処理部は、
    前記複数の通信装置のそれぞれに設定する設定情報のうち、共通している情報を含み、かつ前記ネットワーク運用管理フレームである第2のネットワーク運用管理フレームを生成し、
    前記第2のネットワーク運用管理フレームを前記複数の通信装置に送信する、
    ネットワーク設定システム。
JP2017251056A 2017-12-27 2017-12-27 ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム Active JP7122824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017251056A JP7122824B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017251056A JP7122824B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019118020A JP2019118020A (ja) 2019-07-18
JP7122824B2 true JP7122824B2 (ja) 2022-08-22

Family

ID=67305447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017251056A Active JP7122824B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7122824B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066378A1 (ja) 2007-11-21 2009-05-28 Fujitsu Limited ネットワーク設定管理装置
JP2009278451A (ja) 2008-05-15 2009-11-26 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク機器設定方法
JP2011512059A (ja) 2008-01-14 2011-04-14 アルカテル−ルーセント イーサネットマルチキャストの接続性チェックのための方法およびシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066378A1 (ja) 2007-11-21 2009-05-28 Fujitsu Limited ネットワーク設定管理装置
JP2011512059A (ja) 2008-01-14 2011-04-14 アルカテル−ルーセント イーサネットマルチキャストの接続性チェックのための方法およびシステム
JP2009278451A (ja) 2008-05-15 2009-11-26 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク機器設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019118020A (ja) 2019-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101925184B1 (ko) 가상 라우터 클러스터, 데이터 전달 방법 및 장치
US10474451B2 (en) Containerized upgrade in operating system level virtualization
US10664417B2 (en) Systems and methods for exchanging USB information with selected remote devices
TW201237634A (en) SAS controller with persistent port configuration
US9819532B2 (en) Multi-service node management system, device and method
US9875126B2 (en) Hash-based load balancing for bonded network interfaces
WO2020238747A1 (zh) 串口输出路径切换方法、系统及装置和交换机
US20170177509A1 (en) Host controller and program executed by host controller
EP3376717A1 (en) Link discovery method and apparatus
CN110326262B (zh) 将无线设备抽象为虚拟以太网接口
US20230092836A1 (en) Ordered stack formation with reduced manual intervention
JP2008283608A (ja) 冗長化された通信経路を切り替える計算機、プログラム及び方法
JP7122824B2 (ja) ネットワーク設定装置、及びネットワーク設定システム
US9755892B2 (en) Integrated device managment over Ethernet network
JP2016181795A (ja) ネットワークシステム及びネットワーク設定方法
US9189370B2 (en) Smart terminal fuzzing apparatus and method using multi-node structure
US11853175B2 (en) Cluster system and restoration method that performs failover control
TWI556171B (zh) 主機板及開機的方法
JP5763030B2 (ja) 二重化ネットワーク制御システムおよび二重化ネットワーク制御方法
US20210281527A1 (en) Line monitor device and network switch
JP6269673B2 (ja) 情報処理装置、i/oシステム、及び、i/o制御方法
JP7050596B2 (ja) ゲートウェイ装置、機器管理システム、通信方法及びプログラム
US9301232B2 (en) Management apparatus of controller for communication network
US11750700B2 (en) Method, device, computer-readable medium, and system for managing transactions
JP6355880B2 (ja) 中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7122824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150