JP7122091B2 - ストッカ、ストッカ管理装置およびストッカ管理方法 - Google Patents

ストッカ、ストッカ管理装置およびストッカ管理方法 Download PDF

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Description

本明細書は、ストッカ、ストッカ管理装置および情報管理方法を開示する。
従来より、購入者が購入した商品を受け渡すための納品庫(ロッカルーム)を有する商品受渡用ロッカなどのストッカが知られている(例えば、特許文献1参照)。このストッカでは、各納品庫が空きか使用中かを示す使用状況と、空きの納品庫について納入の予約の有無を示す予約状況とを管理している。そして、購入者から注文を受け付けると、使用状況が空きであって予約のない納品庫の中から、商品の納入先の納品庫を設定して予約するものとしている。
特開2002-288562号公報
ところで、このようなストッカを利用して購入者に受け渡される商品の中には、例えば保冷バッグに収容された生鮮食品などのように、専用の収容部材に収容された状態で納品庫に納入されるものがある。このような専用の収容部材は、購入者が納品庫から商品を取り出す際に回収する必要がある。また、ストッカ近辺に収容部材を回収するためのスペースを設けるよりも、商品を取り出した納品庫に収容部材が返却されることが望ましい。一方で、納品庫に収容部材などの回収対象物が返却されると、受取前の商品が納品庫内に収納されたままであるのか、回収対象物が納品庫内に収納されているのかを適切に判別するのが困難となる。
本開示は、納品庫の使用状況をより適切に管理することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示のストッカは、扉を施錠可能な納品庫を備えたストッカであって、前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、前記納品庫のステータス情報を記憶する記憶部と、前記納品庫内に物品が納入されると前記ステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更し、前記扉を解錠制御してから前記扉の閉鎖が検出された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定し、物品がないと判定した場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更可能な管理制御部と、を備えることを要旨とする。
本開示のストッカは、納品庫内に物品が納入されるとステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更し、扉を解錠制御してから扉の閉鎖が検出された後の扉閉鎖状態において納品庫内の物品の有無を判定し、物品がないと判定した場合にステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合にステータス情報を回収待ち状態に変更可能である。ここで、扉が解錠制御されてから扉閉鎖状態となるまでの間に、受取者は扉を開いて物品を受け取ったと考えられるから、扉閉鎖状態で物品があると判定した場合に納品庫のステータス情報を回収待ち状態に変更することができる。このため、ストッカは、納品庫内に物品が納入されてから解錠制御されるまでと、解錠制御されてから扉が閉鎖された扉閉鎖状態とにおいて、物品検出部が納品庫内の物品を同様に検出していても、前者ではステータス情報を受取待ち状態とし、後者ではステータス情報を回収待ち状態として区別することができる。したがって、ストッカは、納品庫の使用状況をより適切に管理することができる。
本開示のストッカにおいて、前記管理制御部は、前記扉の閉鎖が検出されてから所定時間が経過した時点の前記扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定するものとしてもよい。こうすれば、ストッカは、受取者が納品庫内の物品を複数回に分けて取り出すなどによって扉の開閉が繰り返された場合でも、扉閉鎖状態となった直後に物品の有無を判定することにより納品庫の使用状況を誤判定するのを防止することができる。即ち、ストッカは、扉閉鎖状態において物品の有無を適切なタイミングで判定することにより、納品庫の使用状況をさらに適切に管理することができる。
本開示のストッカにおいて、前記ストッカは、回収を要する収容部材に前記物品を収容した状態で前記納品庫に納入する所定の事業者を含む複数の事業者に利用され、前記記憶部は、前記ステータス情報に前記物品の納入に関する事業者情報を対応付けて記憶しており、前記管理制御部は、前記扉閉鎖状態において前記納品庫内に物品があると判定した場合、前記物品を納入した事業者が前記所定の事業者であるか否かを前記事業者情報に基づいて判定し、前記所定の事業者であると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更し、前記所定の事業者以外であると判定した場合に前記ステータス情報を受取待ち状態に変更するものとしてもよい。こうすれば、ストッカは、所定の事業者によって物品が納品庫に納入されていた場合に収容部材の回収待ち状態を適切に判定することができる。また、ストッカは、所定の事業者以外の事業者によって物品が納品庫に納入されていた場合に回収待ち状態を誤判定するのを防止することができる。
本開示のストッカにおいて、回収者からの回収指示を受付可能な受付部を備え、前記管理制御部は、前記回収指示が受け付けられた場合、前記ステータス情報が回収待ち状態の前記納品庫を選定し、選定した前記納品庫の前記扉を解錠制御するものとしてもよい。こうすれば、回収者は回収指示をすることにより、回収待ち状態の納品庫から必要な回収対象物を容易に回収することができる。
本開示のストッカ管理装置は、扉を施錠可能な納品庫と、前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、を備えたストッカを管理するストッカ管理装置であって、前記納品庫のステータス情報を記憶する記憶部と、前記納品庫内に物品が納入されると前記ステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更し、前記扉が解錠制御されてから前記扉の閉鎖が検出された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定し、物品がないと判定した場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更可能な管理制御部と、を備えることを要旨とする。
本開示のストッカ管理装置は、上述したストッカと同様に、納品庫の使用状況をより適切に管理することができる。なお、このストッカ管理装置において、上述したストッカの種々の態様を採用してもよいし、上述したストッカの各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本開示の情報管理方法は、扉を施錠可能な納品庫と、前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、を備えたストッカの情報を管理する情報管理方法であって、(a)前記納品庫内に物品が納入されると、前記納品庫のステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更するステップと、(b)前記扉が解錠制御されてから前記扉が閉鎖された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定するステップと、(c)前記ステップ(b)で物品がないと判定された場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定された場合に前記納品庫のステータス情報を回収待ち状態に変更可能なステップと、を含むことを要旨とする。
本開示の情報管理方法では、上述したストッカと同様に、納品庫の使用状況をより適切に管理することができる。なお、この情報管理方法において、上述したストッカの種々の態様を採用してもよいし、上述したストッカの各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
ストッカシステム10の構成の概略を示す構成図。 納品庫情報54の一例を示す説明図。 納品時処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 受取時処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 回収処理の一例を示すフローチャート。
本開示の実施形態を図面を用いて説明する。図1はストッカシステム10の構成の概略を示す構成図であり、図2は納品庫情報54の一例を示す説明図である。
ストッカシステム10は、図1に示すように、販売管理システム20と、ストッカ40と、ストッカ40を管理するストッカ管理装置30とを備える。販売管理システム20と複数のストッカ40(ストッカ40A,40Bなど)とストッカ管理装置30は、インターネットなどのネットワーク12,13に接続されている。
販売管理システム20は、店舗21(店舗21A,店舗21B)が管理するシステムであり、販売管理装置22を備える。販売管理装置22は、ネットワーク12を介して、購入者14の携帯端末15などと情報のやりとりを行い、購入者14に商品に関する商品情報を提供する。販売管理装置22には、例えば、商品の情報を含む商品データベース(DB)や、顧客(購入者14)の情報を含む顧客DB、購入品(商品)の問合せ番号(注文番号)や商品を受け取るストッカ40の情報などを含む販売情報などが記憶されている。なお、購入者14は、ストッカ40から商品を受け取る際に、回収を要する収容部材17(例えば保冷バッグなど)から取り出した商品を受け取る場合と、回収を要さない収容部材18(例えば段ボール箱など)ごと商品を受け取る場合とがある。保冷バッグなどの収容部材17は、例えば商品として生鮮食品などを扱う生鮮食品系の店舗21A(所定の事業者)により用いられ、店舗21Aに返却(回収)される必要がある。このため、収容部材17には購入者14に返却を依頼するメッセージが記載されたり、ストッカ40で受取処理を行う際に後述する表示操作部42に返却を依頼するメッセージが表示されたりする。また、段ボール箱などの収容部材18は、例えば生鮮食品などを扱わない非生鮮食品系の店舗21Bにより用いられ、店舗21Bに返却される必要がなく、通常は購入者14が商品を取り出した後に処分される。
ストッカ40は、店舗21から配送された商品を購入者14へ受け渡す際に用いられる。ストッカ40は、オフィス、コンビニエンスストア、工場、駅、学校、マンションなど様々な場所に設置されている。このストッカ40は、施錠可能な複数の納品庫41を備える。各納品庫41は、商品などの物品を収容可能な内部空間を有しており、前面の扉44と、扉44の施錠および解錠を行うロック機構45と、納品庫41内の物品の有無を検出する物品センサ46と、扉44の開閉を検出する開閉センサ47とを備える。ストッカ40は、納品庫41のひとつに制御装置50が収容されており、その扉44には、表示操作部42と、読取装置43とが配設されている。表示操作部42は、ストッカ40の前面に配置されたタッチパネルであり、商品の配達者19および購入者14への各種情報の表示や、配達者19および購入者14からの各種操作の入力を行う。読取装置43は、購入者14や配達者19などが納品庫41の解錠に用いるパスワードなどのコードを読み取るコードリーダである。制御装置50は、制御部52と、記憶部53と、通信部58とを備える。制御部52は、CPU、ROMおよびRAMなどにより構成され装置全体の制御を司る。記憶部53は、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する。通信部58は、ストッカ管理装置30などの外部機器と通信を行う。
制御装置50の記憶部53には、図2に示す納品庫情報54などが記憶される。納品庫情報54は、各納品庫41の使用状態であるステータス情報や納品庫41に商品を納入した店舗21の種類の情報(納入店舗情報)などが納品庫番号に対応付けて記憶されている。ステータス情報には、例えば、空き状態、受取待ち状態、受取中状態、回収待ち状態、滞留状態などがある。空き状態は、納品庫41に商品などが納品されておらず空いている状態である。受取待ち状態は、納品庫41に商品が納品されて購入者14による受け取りを待つ状態である。受取中状態は、購入者14により納品庫41内の商品の受取操作(処理)が行われている状態である。回収待ち状態は、商品が取り出されて納品庫41内に戻された収容部材17などの回収を待つ状態である。滞留状態は、商品毎や店舗21(事業者)毎に定められた所定期間に亘って受取待ち状態が継続した状態である。また、図示は省略するが、納品庫情報54には、ステータス情報や納入店舗情報の他、販売管理装置22により設定される問合せ番号の情報、配達者19が納品庫41を解錠するための解錠コードの情報、購入者14が納品庫41から商品を受け取るためのパスワードの情報なども対応付けて登録されている。また、記憶部53には、図示は省略するが、店舗21毎や配達者19毎に定められた認証コードの情報なども記憶されている。
ストッカ管理装置30は、ネットワーク12,13を介してストッカ40や販売管理装置22と情報のやりとりを行う。ストッカ管理装置30は、制御部32と、記憶部33と、通信部38とを備える。制御部32は、CPU、ROMおよびRAMなどにより構成され装置全体の制御を司る。記憶部33は、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する。通信部38は、ストッカ40などの外部機器と通信を行う。記憶部33には、ストッカ情報34などが記憶されている。ストッカ情報34は、各ストッカ40の納品庫情報54と同様の納品庫情報を含んだ情報である。ストッカ管理装置30は、各ストッカ40と通信することにより、ストッカ情報34に含まれる各ストッカ40の納品庫情報を更新する。
こうして構成されたストッカシステム10の動作を説明する。まず、購入者14は、携帯端末15などを操作して、販売管理装置22から提供される商品情報から希望する商品を選択し、商品の受け取りを希望する受け取り希望のストッカ40の情報などを入力することにより、商品の発注を行う。販売管理装置22は、携帯端末15などを介して購入者14から商品の発注を受けると、購入者14の情報や受け取り希望のストッカ40の情報に商品の問合せ番号を付して販売情報として記憶すると共に、ストッカ管理装置30へ送信する。ストッカ管理装置30は、ストッカ情報34に含まれる受け取り希望のストッカ40の納品庫情報から、ステータス情報が空き状態の空き納品庫を検索すると共に検索した空き納品庫を確保して配送先の納品庫41に決定する。そして、ストッカ管理装置30は、配送先の納品庫41の番号を販売管理装置22に送信すると共に配送先の納品庫41の番号と問合せ番号を受け取り希望のストッカ40に送信する。ストッカ40は、受信した問合せ番号を配送先の納品庫41に対応付けて記憶部53の納品庫情報54に記憶する。なお、ストッカ管理装置30は、受け取り希望のストッカ40に、配送先に決定されていない空き納品庫がない場合には、空きがない旨の通知を販売管理装置22に送信する。販売管理装置22は、空きがない旨の通知を受信すると、購入者14の携帯端末15にその旨の通知を送信して、購入者14に受け取り希望のストッカ40を変更させたり、注文のキャンセルを受け付けたりする。販売管理装置22は、ストッカ管理装置30から配送先の納品庫41の番号を受信すると、配送先のストッカ40と納品庫41の番号とを指定すると共に収容部材に商品を収容して配達するよう配達者19に配送指示を行う。この配送指示に基づいて、配達者19は、配送先のストッカ40まで商品を配送して商品の納品作業を行う。また、後述するように、配達者はストッカ40から収容部材17や必要な商品の回収を行う。図3は、納品時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この処理は、表示操作部42に表示される図示しないメイン画面において、配達者用の処理の選択操作が行われたときに、制御装置50の制御部52により実行される。
図3の納品時処理ルーチンでは、制御装置50の制御部52は、まず、配達認証が完了するのを待つ(S100)。S100では、制御部52は、配達者19が表示操作部42を介して認証コードを入力するのを待ち、入力された認証コードを記憶部53に記憶された認証コードと照合することで配達認証を行う。勿論、制御部52は、配達者19が読取装置43を介して読み取らせた認証コードを照合することで配達認証を行うものとしてもよい。制御部52は、配達認証が完了すると、配達者19に納品か回収かを選択させる図示しない処理選択画面を表示操作部42に表示する(S105)。そして、制御部52は、表示操作部42からの入力に基づいて配達者19により納品が選択されたか否かを判定する(S110)。制御部52は、納品が選択されたと判定すると、納品対象の納品庫41を解錠して扉44を開放する(S115)。S115では、制御部52は、配達者19に表示操作部42を介して入力させた問合せ番号を取得し、取得した問合せ番号に対応する納品対象の納品庫41を納品庫情報54から選択し、選択した納品庫41のロック機構45の解錠制御を行う。勿論、商品の収容部材に問合せ番号を含む伝票が付されていれば、その伝票を読取装置43で読み取ることで問合せ番号を取得してもよい。なお、制御部52は、納品庫41を解錠すると、扉44の開いた納品庫41に商品を納入して扉44を閉める旨のメッセージを表示操作部42に表示するものなどとしてもよい。
制御部52は、S115で納品庫41を解錠すると、納品が完了するのを待つ(S120)。S120では、制御部52は、物品センサ46および開閉センサ47からの検出信号に基づいて、納品庫41内に物品が存在している状態で扉44が閉鎖されたことにより納品の完了を判定する。納品の完了を判定すると、制御部52は、その納品庫41を施錠する(S125)。なお、制御部52は、扉44が閉鎖されたときに、物品センサ46からの検出信号に基づいて物品(商品)があることを確認してから、S125以降の処理を行うものなどとしてもよい。次に、制御部52は、今回商品が納入された納品庫41について納品庫情報54のステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更すると共に納入店舗の情報を記憶させる(S130)。また、制御部52は、購入者14が商品の受け取りに用いる受取パスワードを生成して納品庫情報に54に記憶させると共に問合せ番号と合わせて納入が完了した旨の情報をストッカ管理装置30へ送信して(S135)、納品時処理ルーチンを終了する。なお、ストッカ管理装置30は、受取パスワードを記憶部33のストッカ情報34に記憶させると共に販売管理装置22へ送信する。販売管理装置22は、受信した受取パスワードと問合せ番号とを購入者14の携帯端末へ送信する。
また、制御部52はS110で納品が選択されていない、即ち回収が選択されたと判定すると、回収処理を実行して(S140)、納品時処理ルーチンを終了する。なお、説明の都合上、S140の回収処理の詳細は後述する。
次に、購入者14が商品を受け取る処理について説明する。図4は、受取時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この処理は、表示操作部42に表示される図示しないメイン画面において、受取者用の処理の選択操作が行われたときに、制御装置50の制御部52により実行される。図4の受取時処理ルーチンでは、制御部52は、まず、受取認証が完了するのを待つ(S200)。S200では、制御部52は、購入者14が表示操作部42を介して問合せ番号およびパスワードを入力するのを待ち、入力された問合せ番号およびパスワードを記憶部53の納品庫情報54に記憶された問合せ番号およびパスワードと照合することで受取認証を行う。勿論、制御部52は、購入者14が読取装置43を介して読み取らせた問合せ番号およびパスワードを照合することで受取認証を行うものとしてもよい。制御部52は、受取認証が完了すると、照合した問合せ番号およびパスワードに対応する納品庫41のロック機構45を解錠制御することで納品庫41を解錠して扉44を開放する(S205)。そして、制御部52は、解錠制御した納品庫41のステータス情報を受取待ち状態から受取中状態に変更して(S210)、扉44が閉鎖されるのを待つ(S215)。なお、納品庫41が受取中状態にある間は、購入者14は扉44を一旦閉じた後でもS200と同じ受取認証により扉44を再度開くことができる。
制御部52は、開閉センサ47からの検出信号に基づいて扉44が閉鎖されたと判定すると、ロック機構45を施錠制御することで納品庫41を施錠すると共に(S220)、扉44の閉鎖後の経過時間Tの計測を開始する(S225)。そして、制御部52は、経過時間Tが所定時間Tref以上となるか否か(S230)、扉44が開放されたか否か(S235)、をそれぞれ判定する。なお、所定時間Trefは、例えば数十分程度の時間(例えば20分や30分など)とする。制御部52は、S230で経過時間Tが所定時間Tref以上となったと判定する前にS235で扉44が開放されたと判定すると、計測中の経過時間Tをリセットして(S240)、S215に戻り処理を繰り返す。このため、購入者14が納品庫41内の商品を複数回に分けて取り出すなど扉44の開放と閉鎖が繰り返される場合には、扉44が開放される度に計測中の経過時間Tをリセットし、扉44が閉鎖される度に経過時間Tの計測を開始するものとなる。
そして、制御部52は、S235で扉44の開放を判定することなくS230で経過時間Tが所定時間Tref以上となったと判定すると、物品センサ46からの検出信号に基づいて納品庫41内に物品があるか否かを判定する(S245)。制御部52は、納品庫41内に物品がないと判定した場合には、購入者14が収容部材と共に商品を受け取ったと判断することができる。このため、制御部52は、S245で納品庫41内に物品がないと判定すると、納品庫41のステータス情報を空き状態に変更して(S250)、受取時処理ルーチンを終了する。一方、制御部52は、S245で納品庫41内に物品があると判定すると、納品庫情報54を参照して、この納品庫41に納品したのが所定の事業者(ここでは生鮮食品系の店舗21A)であるか否かを判定する(S255)。制御部52は、納品したのが所定の事業者(店舗21A)であると判定すると、納品庫41のステータス情報を回収待ち状態に変更して(S260)、受取時処理ルーチンを終了する。上述したように、生鮮食品系の店舗21Aの商品は、保冷バッグなどの収容部材17に収容された状態で納品庫41に納入される。また、収容部材17には、納品庫41に戻すように収容部材17にメッセージが記載されていたり、表示操作部42にメッセージが表示されていたりする。このため、購入者14は商品を取り出した後、空の状態の収容部材17を納品庫41に戻してから扉44を閉じることになる。したがって、制御部52は、納品庫41内の物品として収容部材17があると判断して、納品庫41のステータス情報を回収待ち状態とするのである。
また、制御部52は、S255で納品庫41に納品したのが所定の事業者(店舗21A)でなく店舗21Bなどであると判定すると、納品庫41のステータス情報を受取待ち待ち状態に変更して(S265)、受取時処理ルーチンを終了する。上述したように、生鮮食品系以外の商品を扱う店舗21Bからの商品は、段ボール箱などの収容部材18に収容された状態で納品庫41に納入される。この収容部材18は、回収する必要がないため、購入者14は収容部材18ごと商品を受け取ることになり、通常は扉44の閉鎖後に物品ありと判定されることはない。それにも拘わらず、S245で納品庫41内に物品ありと判定しているため、制御部52は、商品が適切に受け取られなかったと判断して納品庫41のステータス情報を再び受取待ち状態とするのである。なお、納品庫41に納品されてから受取待ち状態の通算の期間が商品毎や店舗21毎に定められた所定期間に到達すると、制御部52は、その納品庫41のステータス情報を滞留状態に変更する。ステータス情報が滞留状態に変更されると、ストッカ管理装置30はその旨の通知を販売管理装置22に送信する。販売管理装置22は、滞留状態の旨の通知を受信すると、購入者14の携帯端末15にその旨の通知を送信したり、配達者19にストッカ40から商品を回収させたりする。
ステータス情報が回収待ち状態の納品庫41からの収容部材17の回収は、上述した図3の納品時処理ルーチンのS140の回収処理にて行われる。なお、ステータス情報が滞留状態の納品庫41からの商品の回収も同処理にて行われる。図5は、回収処理の一例を示すフローチャートである。回収処理では、制御部52は、まず、配達者19に回収待ち状態の納品庫41から一括して回収する一括回収かあるいは各納品庫41からそれぞれ個別に回収する個別回収かを選択させる図示しない回収方法選択画面を表示操作部42に表示する(S300)。なお、回収方法選択画面では、ステータス情報が回収待ち状態となっている納品庫41の数を表示するものなどとしてもよい。そして、制御部52は、表示操作部42からの入力に基づいて配達者19により一括回収が選択されたか否かを判定する(S305)。制御部52は、一括回収が選択されたと判定すると、ステータス情報が回収待ち状態となっている納品庫41を全て解錠対象に選定し(S310)、各納品庫41のロック機構45に解錠信号を送信することで、選定した納品庫41を全て解錠する(S315)。なお、一括回収において、ステータス情報が滞留状態となっている納品庫41を解錠対象に含めるものとしてもよい。
一方、制御部52は、個別回収が選択されたと判定すると、回収対象の納品庫41の選択を受け付ける図示しない選択受付画面を表示操作部42に表示する(S320)。そして、制御部52は、表示操作部42からの入力に基づいて受け付けた納品庫41を解錠する(S325)。複数の納品庫41から回収する場合には、S320,S325の処理を繰り返すものとする。なお、選択受付画面では、ステータス情報に拘わらず、配達者19が納品を行った全ての納品庫41から回収対象の納品庫41を選択可能となっている。このため、個別回収では、ステータス情報が回収待ち状態の納品庫41だけでなく、滞留状態や受取待ち状態の納品庫41からも商品を回収可能である。なお、購入者14が携帯端末15を操作して配送先のストッカ40の変更を依頼した場合などに、受取待ち状態の納品庫41から商品が回収されることがある。
そして、制御部52は、回収が完了するのを待つ(S330)。S330では、制御部52は、解錠した各納品庫41の扉44が閉鎖されたことで回収完了を判定したり、扉44が閉鎖されて且つ納品庫41内に物品がないことで回収完了を判定したりする。制御部52は、S330で回収が完了したと判定すると、今回の処理で回収がなされた各納品庫41のステータス情報を空き状態に変更して(S335)、回収処理を終了する。これにより、店舗21Aの収容部材17を適切に回収することが可能となる。また、店舗21Bなどの他の事業者の滞留品を適切に回収することも可能である。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の納品庫41が本開示の納品庫に相当し、ストッカ40がストッカに相当し、物品センサ46が物品検出部に相当し、開閉センサ47が扉検出部に相当し、記憶部53が記憶部に相当し、制御部52が管理制御部に相当する。また、表示操作部42が受付部に相当する。なお、本実施形態では、制御部52の動作を説明することにより本開示の情報管理方法の一例も明らかにしている。
以上説明した本実施形態のストッカ40は、納品庫41内に物品が納入されると、その納品庫41のステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更する。また、扉44を解錠制御してから扉44が閉鎖された扉閉鎖状態において納品庫41内の物品の有無を判定し、物品がない場合にステータス情報を空き状態に変更し、物品がある場合にステータス情報を回収待ち状態に変更可能である。このため、納品庫41内に物品が納入されてから解錠制御されるまでと、解錠制御されてから扉44が閉鎖された扉閉鎖状態とにおいて、物品センサ46が納品庫41内の物品を同様に検出していても、前者ではステータス情報を受取待ち状態とし、後者ではステータス情報を回収待ち状態として区別することができる。したがって、納品庫41の使用状況をより適切に管理することができる。
また、ストッカ40は、扉44が閉鎖されてから所定時間Trefが経過したタイミングで納品庫41内の物品の有無を判定するから、受取者が納品庫41内の物品を複数回に分けて取り出すなどによって扉44の開閉が繰り返された場合などにおいて納品庫41の使用状況を誤判定するのを防止することができる。これにより、物品の有無を適切なタイミングで判定して、納品庫41の使用状況をさらに適切に管理することができる。
また、ストッカ40は、記憶部53が納品庫情報54のステータス情報に納入店舗情報(事業者情報)を対応付けて記憶している。そして、扉閉鎖状態において納品庫41内に物品がある場合、納品した店舗が生鮮食品系の店舗21Aであればステータス情報を回収待ち状態に変更し、納品した店舗が店舗21Aでなく店舗21Bであればステータス情報を受取待ち状態に変更する。このため、生鮮食品を収容する収容部材17などの回収が必要な物品が回収待ち状態になっているのを適切に判定することができる。また、店舗21Bの商品が回収待ち状態と誤判定するのを防止することができる。
また、ストッカ40は、配達者19からの一括回収指示を表示操作部42を介して受け付けた場合、ステータス情報が回収待ち状態の納品庫41を選定し、選定した納品庫41の扉44を解錠制御するから、配達者19は回収待ち状態の納品庫41から収容部材17を容易に回収することができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、扉44の閉鎖が検出されてから所定時間Trefが経過したときに納品庫41内の物品の有無を判定するものとしたが、これに限られず、扉44の閉鎖が検出されると所定時間Trefの経過を待つことなく納品庫41内の物品の有無を判定するものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、扉閉鎖状態で物品があると判定した場合、生鮮食品系の店舗21Aであれば納品庫41のステータス情報を回収待ち状態に変更し、それ以外(非生鮮食品系)の店舗21Bであれば納品庫41のステータス情報を受取待ち状態に変更するものとしたが、これに限られるものではない。即ち、扉閉鎖状態で物品があると判定した場合、生鮮食品系の店舗21Aに限られず、回収を要する収容部材に商品を収容した状態で納品庫41に納入する店舗であればステータス情報を回収待ち状態に変更するものなどとすればよい。また、店舗によって異なるステータス情報に変更するものに限られず、扉閉鎖状態で物品があると判定した場合には、店舗に拘わらずステータス情報を回収待ち状態に変更するものなどとしてもよい。そのようにする場合、納品庫情報54に納入店舗情報を登録しないものとしてもよい。
上述した実施形態では、保冷バッグなどの収容部材17を回収させるものを例示したが、これに限られず、回収対象となる物品であれば如何なるものを回収させてもよい。例えば、同一種類の商品でサイズや色などが異なる複数の商品が納品庫41に納入され、購入者がその中からサイズの合う商品や色などが気に入る商品を選択して受け取り、残りを納品庫41に返品する販売形態に適用するものなどとしてもよい。その場合、上述した実施形態と同様に納品庫41が解錠制御されてから扉閉鎖状態となって物品ありが判定されると、納品庫41内に商品が返品されているものとして回収待ち状態に変更するものなどとすればよい。
上述した実施形態では、回収処理において一括回収か個別回収かを選択させるものとしたが、これに限られず、一括回収か個別回収かを選択させることなく、常に一括回収させるものとしてもよいし、常に個別回収させるものとしてもよい。
上述した実施形態では、商品を配達する配達者19が回収者を兼ねるものとしたが、これに限られず、回収専門の回収者が回収を行うものとしてもよい。その場合、表示操作部42を介して回収指示を受け付けるものに限られず、回収者の認証が行われればその回収者の回収対象品が含まれる回収待ち状態の納品庫41を解錠制御して回収可能とするものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、ストッカ管理装置30がストッカ情報34に含まれるストッカ40の納品庫情報からステータス情報が空き状態の空き納品庫を検索して配送先の納品庫41を決定するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、配達者19がストッカ40に商品を配送して納品作業を行う前に回収待ち状態の納品庫41から収容部材17を回収すれば、その納品庫41は空き状態となるから、それを見越して回収待ち状態の納品庫41から配送先の納品庫41を決定してもよい。即ち、ストッカ管理装置30は、ステータス情報が空き状態の空き納品庫から配送先の納品庫41を決定し、空き納品庫がない場合には、納品を行う事業者の回収待ち状態となっている納品庫から配送先の納品庫41を決定するものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、ストッカ40の制御装置50の制御部52が納品時処理ルーチンや受取時処理ルーチンにおいて納品庫情報54のステータス情報を変更(更新)するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、ストッカ管理装置30の制御部32がストッカ情報34のステータス情報を変更するものなどとしてもよい。また、ストッカ管理装置30の制御部32とストッカ40の制御装置50の制御部52とがステータス情報の更新を分担して行うものなどとしてもよい。
本発明は、商品をストッカに配送する商品流通システムの技術分野に利用可能である。
10 ストッカシステム、12,13 ネットワーク、14 購入者、15 携帯端末、17,18 収容部材、19 配達者、20 販売管理システム、21 店舗、22 販売管理装置、30 ストッカ管理装置、32 制御部、33 記憶部、34 ストッカ情報、38 通信部、40,40A,40B ストッカ、41 納品庫、42 表示操作部、43 読取装置、44 扉、45 ロック機構、46 物品センサ、47 開閉センサ、50 制御装置、52 制御部、53 記憶部、54 納品庫情報、58 通信部。

Claims (6)

  1. 扉を施錠可能な納品庫を備えたストッカであって、
    前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、
    前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、
    前記納品庫のステータス情報を記憶する記憶部と、
    前記納品庫内に物品が納入されると前記ステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更し、前記扉を解錠制御してから前記扉の閉鎖が検出された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定し、物品がないと判定した場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更可能な管理制御部と、
    を備え、
    前記ストッカは、回収を要する収容部材に前記物品を収容した状態で前記納品庫に納入する所定の事業者を含む複数の事業者に利用され、
    前記記憶部は、前記ステータス情報に前記物品の納入に関する事業者情報を対応付けて記憶しており、
    前記管理制御部は、前記扉閉鎖状態において前記納品庫内に物品があると判定した場合、前記物品を納入した事業者が前記所定の事業者であるか否かを前記事業者情報に基づいて判定し、前記所定の事業者であると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更し、前記所定の事業者以外であると判定した場合に前記ステータス情報を受取待ち状態に変更するストッカ。
  2. 請求項1に記載のストッカであって、
    前記管理制御部は、前記扉の閉鎖が検出されてから所定時間が経過した時点の前記扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定する
    ストッカ。
  3. 請求項1または2に記載のストッカであって、
    回収者からの回収指示を受付可能な受付部を備え、
    前記管理制御部は、前記回収指示が受け付けられた場合、前記ステータス情報が回収待ち状態の前記納品庫を選定し、選定した前記納品庫の前記扉を解錠制御する
    ストッカ。
  4. 扉を施錠可能な納品庫と、前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、を備えたストッカを管理するストッカ管理装置であって、
    前記納品庫のステータス情報を記憶する記憶部と、
    前記納品庫内に物品が納入されると前記ステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更し、前記扉が解錠制御されてから前記扉の閉鎖が検出された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定し、物品がないと判定した場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更可能な管理制御部と、
    を備え、
    前記ストッカは、回収を要する収容部材に前記物品を収容した状態で前記納品庫に納入する所定の事業者を含む複数の事業者に利用され、
    前記記憶部は、前記ステータス情報に前記物品の納入に関する事業者情報を対応付けて記憶しており、
    前記管理制御部は、前記扉閉鎖状態において前記納品庫内に物品があると判定した場合、前記物品を納入した事業者が前記所定の事業者であるか否かを前記事業者情報に基づいて判定し、前記所定の事業者であると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更し、前記所定の事業者以外であると判定した場合に前記ステータス情報を受取待ち状態に変更するストッカ管理装置。
  5. 扉を施錠可能な納品庫と、前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、を備えたストッカを管理するストッカ管理方法であって、
    (a)前記納品庫内に物品が納入されると、前記納品庫のステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更するステップと、
    (b)前記扉が解錠制御されてから前記扉が閉鎖された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定するステップと、
    (c)前記ステップ(b)で物品がないと判定した場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更可能なステップと、
    を含み、
    前記ストッカは、回収を要する収容部材に前記物品を収容した状態で前記納品庫に納入する所定の事業者を含む複数の事業者に利用され、
    前記ステータス情報には、前記物品の納入に関する事業者情報が対応付けられ、さらに
    (d)前記扉閉鎖状態において前記納品庫内に物品があると判定した場合、前記物品を納入した事業者が前記所定の事業者であるか否かを前記事業者情報に基づいて判定し、前記所定の事業者であると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更し、前記所定の事業者以外であると判定した場合に前記ステータス情報を受取待ち状態に変更するステップ、
    を含むストッカ管理方法。
  6. 扉を施錠可能な納品庫と、前記納品庫内の物品の有無を検出する物品検出部と、前記扉の開閉状態を検出する扉検出部と、回収者からの回収方法の選択を受付可能な受付部と、を備えたストッカを管理するストッカ管理方法であって、
    (a)前記納品庫内に物品が納入されると、前記納品庫のステータス情報を空き状態から受取待ち状態に変更するステップと、
    (b)前記扉が解錠制御されてから前記扉が閉鎖された後の扉閉鎖状態において前記納品庫内の物品の有無を判定するステップと、
    (c)前記ステップ(b)で物品がないと判定した場合に前記ステータス情報を空き状態に変更し、物品があると判定した場合に前記ステータス情報を回収待ち状態に変更可能なステップと、
    を含み、
    前記ストッカは、前記納品庫を複数備え、さらに
    (d)受け付けられた前記回収方法の選択、前記回収待ち状態である前記納品庫から一括して回収する一括回収である場合、前記ステータス情報が回収待ち状態となっている前記納品庫全てを一括して解錠するステップ、
    を含むストッカ管理方法。
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