JP7121874B2 - 無線通信システム、無線通信方法及び移動体 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法及び移動体 Download PDF

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Description

本発明は、移動体と集約制御装置の間でルートダイバーシチ伝送を行う無線通信システムに関する。
近年のロボット技術の進展は実に目覚しく、様々な社会課題の解決にロボットが利用されることも多くなっている。このようなロボットの多くは、無人航空機や自律運転車両等の無人移動体である。無人移動体は、遠隔操縦や自律制御のための制御指令データや、無人移動体に搭載したカメラ等で撮影した映像データを伝送するために、通信システムを具備する必要がある。このとき、無人移動体がレール等に沿った所定の経路を移動する機械でない場合には、移動に適した無線通信が利用されることが多い。
例えば、特許文献1には、移動基地局と端末局が、近距離通信を準備するための長距離通信機能と、データ伝送用の近距離通信機能を備え、長距離通信機能を用いた通信により、近距離通信を行うタイミングをスケジューリングする発明が開示されている。また、特許文献2には、無人飛行体を用いた中継システムにおいて、中継の通信品質、予定の中継時間、無人飛行体の電源の状態(電力供給可能量)に基づいて、無人飛行体の中継位置を探索する発明が開示されている。
国際公開第2017/018021号 特開2019-169848号公報
無人移動体との無線通信にあたっては、ISM(Industrial,Scientific and Medical)バンド等の免許が不要な周波数帯域を利用する無線通信システムが採用されることが多い。しかしながら、多数の利用者が存在する環境では、混信等による通信異常が発生するリスクが高い。このような状況を考慮して、ロボット向け無線局のために、無人移動体画像伝送システム等の制度化及び運用の調整が行われている。また、ロボットの安全な利用及び活用のために、通信システムの更なる高信頼化が求められている。
ここで、通信の高信頼化技術の一種として、冗長化伝送を用いたルートダイバーシチ伝送技術がある。ルートダイバーシチ伝送技術では、データ送信側と受信側との間で複数の通信経路を用いて同じデータを伝送し、データ受信側において複数の通信経路から到達した情報を集約する。これにより、各通信経路を構成する通信システムの回線品質の変動の多様性を利用してデータの到達性を向上させることができる。
ルートダイバーシチ伝送技術では、回線品質が異なる可能性が高い複数の通信システムを用いて通信データを伝送するので、ある通信システムの回線品質が低下してデータが不達となった場合でも、別の通信システムを経由したデータは到達できる可能性がある。このため、ドローン等の無人移動体に複数の無線通信システムの移動局無線設備を搭載し、複数の無線通信回線を用いたルートダイバーシチ伝送技術を適用することで、制御指令データや映像データの到達性を向上させることが可能となる。この方式は、ある時刻において送信側無線局が利用可能な複数の無線通信回線に対して同じ通信データを送出することで、最低でもいずれか1つの無線通信回線でデータが受信側に到達することを期待する方式である。
しかしながら、無線通信の回線品質は、送信側無線局と受信側無線局との間の伝搬特性(距離減衰、遮蔽状況、マルチパス伝搬状況等)に影響される。また、特に受信側無線局において、他の無線機やその他の設備等から受ける電波干渉等の状況にも影響される。このとき、送信側無線局と受信側無線局それぞれにおいて、他の無線機等から受ける電波干渉(被干渉)の状況は異なることが一般的である。
アップリンクとダウンリンクの周波数が異なるFDD(Frequency Division Duplex;周波数分割複信)システムの場合はもちろん、アップリンクとダウンリンクで同一の周波数を使用するTDD(Time Division Duplex;時分割複信)システムであっても、地理的な位置が異なることで被干渉の状況は異なる。すなわち、送信側無線局では干渉の少ない無線通信回線であっても、受信側無線局では干渉が多い可能性や、その逆となっている可能性がある。また、受信側無線局で常に特定周波数の干渉を受けている場合は、必ずしも全ての無線通信回線が有効に利用されるとは限らない。
更に、CSMA(Carrier Sense Multiple Access;搬送波感知多重アクセス)のようなListen Before Talk型のメディアアクセス制御方式を使用する通信システムの場合には、以下のような問題もある。すなわち、通信品質向上に寄与しない無線通信回線にもデータを送出してしまうと、送信側無線局から発射した電波が到達する範囲にあり、かつ同じ周波数を利用している無線局では、キャリアセンス機能等によりチャネルビジーと判定される。その結果、同じ周波数を利用する他の無線局の送信機会を奪うことになる(つまり、システム的な周波数利用効率が低下する)。特に、ドローン等の飛行体に搭載した無線局は、地上に設置した無線局よりも遮蔽物が少ない環境で使用されることから、発射した電波が遠くまで届くことになり、システム的な周波数利用効率が低下しやすい。
このような問題に対して、送信側及び受信側の双方で電波環境を認識し、送信側での干渉が少なく且つ受信側での干渉も少ない周波数を使用して通信を行う方法も考えられる。しかしながら、一つの基地局に対して複数の移動局が接続している状況などでは、システムに接続している全ての無線局が干渉の少ない周波数を採用することができない場合が多い。
また、ルートダイバーシチ伝送に使用される各無線通信回線において到達確認を行うプロトコルを利用する際、ある無線通信回線において片方向(例えば、アップリンク方向)の回線品質のみが良好で、逆方向(この例では、アップリンクの逆であるダウンリンク方向)の回線品質が劣悪な場合がある。この場合には、通信品質が良好なアップリンクで伝送されたデータ本体が到達しても、ダウンリンクで伝送される到達確認信号が届かず、当該無線通信回線において再送頻度が増加することになる。つまり、双方向通信の通信方向(アップリンク又はダウンリンク)によって無線通信回線の回線品質が異なる状況では、周波数資源の利用効率が低下する懸念がある。
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、ルートダイバーシチ伝送技術を利用する無線通信システムにおいて、通信方向によって通信品質が異なる状況でも周波数資源を有効活用できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、無線通信システムを以下のように構成した。
すなわち、本発明に係る無線通信システムは、複数の無線通信回線にそれぞれ対応する複数の移動局を搭載した移動体と、複数の無線通信回線の各基地局にネットワークを介して接続された集約制御装置とを備える。移動体は、その移動体に搭載された各移動局で測定された、対応する各基地局との間の無線通信回線の回線品質を集約制御装置へ送信する。集約制御装置は、その集約制御装置に接続された各基地局で測定された、対応する各移動局との間の無線通信回線の回線品質を移動体へ送信する。そして、集約制御装置と移動体の間で2つ以上の無線通信回線を併用して同じ通信データを伝送する場合に、通信データの送信側は、通信データの受信側の各基地局又は各移動局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択する。
ここで、一構成例として、通信データの送信側は、受信側の回線品質が所定の閾値より低い無線通信回線を、通信データの送信に使用する無線通信回線として選択しないようにしてもよい。
また、別の構成例として、通信データの送信側は、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の中から、所定の順序付けに従って、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択してもよい。
また、別の構成例として、通信データの送信側は、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の中から、ランダムに、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択してもよい。
また、別の構成例として、通信データの送信側は、受信側の回線品質が高い無線通信回線の順に、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択してもよい。
本発明によれば、ルートダイバーシチ伝送技術を利用する無線通信システムにおいて、通信方向によって通信品質が異なる状況でも周波数資源を有効活用できるようになる。その結果、高効率かつ信頼性の高い無線通信を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略的な構成を示す図である。 図1の無線通信システムにおける基地局の構成例を示す図である。 図1の無線通信システムにおける移動局の構成例を示す図である。 図1の無線通信システムにおける統制局及び端末総合制御部の構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(無線通信システムの概要)
図1には、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略的な構成を示してある。図1に示す無線通信システムは、無人移動体Mと、BS10~12と、MS20~22と、統制局30と、端末統合制御部40と、インターネット50と、運航指令設備60とを備えている。本例の無線通信システムは、無人移動体Mと統制局30の間の通信データの伝送に、ルートダイバーシチ伝送を使用する。
MS20~22は、無人航空機や自律運転車両など自律的移動手段を備えた無人移動体Mに設置される移動局であり、例えば、子局や携帯電話等の無線通信端末が用いられる。BS10~12は、これらの移動局(MS20~22)が接続する基地局である。統制局30は、システムに接続された無人移動体や複数の無線通信回線の管理等を行う。端末統合制御部40は、MS20~22とともに無人移動体Mに搭載され、MS20~22を制御する。運航指令設備60は、統制局30を介した無線通信により、無人移動体Mの運航を遠隔的に制御する。
BS10とMS20との間の無線通信は、上り通信(アップリンク)と下り通信(ダウンリンク)を同じ周波数で行う通信方式によって行われる。BS11とMS21との間、及びBS12とMS22との間の無線通信も同様である。BS10は自営無線回線Aの基地局であり、BS11は自営無線回線Bの基地局であり、BS12は公衆無線回線の基地局である。図1では、1つの無線通信回線に対して1つの基地局を設置してあるが、一般的に1つの無線通信回線に対して複数の基地局が設置される。BS10~12は、ネットワークを介して統制局30と通信可能に接続されている。また、BS11及びBS12と統制局30とを接続するネットワークには、インターネット50も含まれている。
(BS10~12の具体的構成)
以下、図2を参照しながら、BS10の構成について説明する。なお、BS11、BS12については、BS10と同様の構成であるため、説明を省略する。
BS10は、アンテナ101と、データ伝送部102と、主制御部103と、インターフェース部104と、端子105とを備える。アンテナ101は、電波の送受信に使用される。データ伝送部102は、データの送信処理及び受信処理を行う。主制御部103は、自局全体の制御を行う。インターフェース部104は、外部回線や外部装置とのインターフェースである。端子105は、外部回線や外部装置との接続に使用される。
データ伝送部102は、RF(Radio Frequency)部111と、ベースバンド(BB)信号処理部112と、MAC(Medium Access Control)処理部113とを備える。
RF部111は、ベースバンドから無線周波数帯への周波数変換及び無線周波数帯からベースバンドへの周波数変換や、信号増幅等の処理を行う。
BB信号処理部112は、送信BB部121と、受信BB部122とを備える。送信BB部121は、チャネル符号化を行うチャネル符号化部131と、変調処理を行う変調部132とを備える。受信BB部122は、復調処理を行う復調部141と、チャネル復号を行うチャネル復号部142と、無線通信回線の品質を測定する回線品質測定部143とを備える。回線品質測定部143は、例えば、自局が接続している無線通信回線のRSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度表示)、CINR(Carrier-to-Interferrence and Noise power Ratio:搬送波対干渉・雑音電力比)を計測し、主制御部103へ報告する。
MAC処理部113は、自局が使用する周波数チャネルやデータ送受信タイミングの制御、通信パケットへの自局識別子の付加、受信したパケットの誤り検出、及びデータ送信元の無線装置の認識等の処理を行う。
主制御部103は、例えば、プロセッサと、メモリ上に定義されたデータ記憶領域と、ソフトウェアとで構成することが可能である。また、BB信号処理部112、MAC処理部113における処理は、例えば、主制御部103のプロセッサがハードディスクやフラッシュメモリ等のデータ記憶装置に記憶されているプログラムをメモリ上に読み出して実行することにより実現することが可能である。
(MS20~22の具体的構成)
以下、図3を参照しながら、MS20の構成について説明する。なお、MS21、MS22については、MS20と同様の構成であるため、説明を省略する。
MS20は、アンテナ201と、データ伝送部202と、主制御部203と、インターフェース部204と、端子205とを備える。アンテナ201は、電波の送受信に使用される。データ伝送部202は、データの送信処理及び受信処理を行う。主制御部203は、自局全体の制御を行う。インターフェース部204は、外部回線や外部装置とのインターフェースである。端子205は、外部回線や外部装置との接続に使用される。
データ伝送部202は、RF部211と、ベースバンド(BB)信号処理部212と、MAC処理部213とを備える。
RF部211は、ベースバンドから無線周波数帯への周波数変換及び無線周波数帯からベースバンドへの周波数変換や、信号増幅等の処理を行う。
BB信号処理部212は、送信BB部221と、受信BB部222とを備える。送信BB部221は、チャネル符号化を行うチャネル符号化部231と、変調処理を行う変調部232とを備える。受信BB部222は、復調処理を行う復調部241と、チャネル復号を行うチャネル復号部242と、無線通信回線の品質を測定する回線品質測定部243とを備える。回線品質測定部243は、例えば、自局が接続している無線通信回線のRSSI、CINRを計測し、主制御部103へ報告する。
MAC処理部213は、自局が使用する周波数チャネルやデータ送受信タイミングの制御、通信パケットへの自局識別子の付加、受信したパケットの誤り検出、及びデータ送信元の無線装置の認識等の処理を行う。
主制御部203は、例えば、プロセッサと、メモリ上に定義されたデータ記憶領域と、ソフトウェアとで構成することが可能である。また、BB信号処理部212、MAC処理部213における処理は、例えば、主制御部203のプロセッサがハードディスクやフラッシュメモリ等のデータ記憶装置に記憶されているプログラムをメモリ上に読み出して実行することにより実現することが可能である。
(統制局30の具体的構成)
以下、図4を参照しながら、統制局30の構成について説明する。
統制局30は、通信状態管理機能部301と、パケット転送制御機能部302と、回線終端機能部303~305と、インターフェース部306と、端子307とを備える。
通信状態管理機能部301は、無人移動体Mに搭載されたMS20~22とBS10~12との間の無線通信回線の接続状態及び無人移動体Mのシステム参加状況をメモリに記憶する。パケット転送制御機能部302は、複数の無線通信回線を使用して伝送される通信データパケットの転送及び集約の制御処理を行い、BS10~12とインターネット50及び運航指令設備60との間の通信を媒介する。回線終端機能部303~305は、各無線通信回線に固有のデータ転送制御やMS20~22のIPアドレスの変化の追跡を行う。インターフェース部306は、外部回線や外部装置とのインターフェースである。端子307は、外部回線や外部装置との接続に使用される。
回線終端機能部303は、BS10と接続され、自営無線回線Aを終端する。回線終端機能部304は、BS11と接続され、自営無線回線Bを終端する。回線終端機能部305は、BS12と接続され、公衆無線回線を終端する。
(端末統合制御部40の具体的構成)
以下、図4を参照しながら、無人移動体Mに搭載された端末統合制御部40の構成について説明する。
端末統合制御部40は、通信状態管理機能部401と、パケット転送制御機能部402と、回線終端機能部403~405と、データ通信アプリ406とを備える。
通信状態管理機能部401は、MS20~22とBS10~12との間の無線通信回線の接続状態及び自装置のシステム参加状況をメモリに記憶する。パケット転送制御機能部402は、複数の無線通信回線を使用して伝送される通信データパケットの転送及び集約の制御処理を行う。回線終端機能部403~405は、各無線通信回線に固有のデータ転送制御やMS20~22のIPアドレスの変化の追跡を行う。データ通信アプリ406は、インターネット50や運航指令設備60との間でのデータ通信を行う。
回線終端機能部403は、MS20と接続され、自営無線回線Aを終端する。回線終端機能部404は、MS21と接続され、自営無線回線Bを終端する。回線終端機能部405は、MS22と接続され、公衆無線回線を終端する。
(端末統合制御部40と統制局30との間の通信経路構築及び接続の管理)
以下、図4を参照しながら、統制局30と端末統合制御部40との間でのトンネル構築について説明する。ここで、トンネルとは、通信ネットワーク上の2点間を結ぶ、閉じられた仮想的な直結回線である。
回線終端機能部403は、MS20及びBS10を経由して回線終端機能部303との間でトンネリングを行い、自営無線回線Aトンネル70を構築する。回線終端機能部404は、MS21、BS11及びインターネット50を経由して回線終端機能部304との間でトンネリングを行い、自営無線回線Bトンネル71を構築する。回線終端機能部405は、MS22、BS12及びインターネット50を経由して回線終端機能部303との間でトンネリングを行い、公衆無線回線トンネル72を構築する。
端末統合制御部40の通信状態管理機能部401は、トンネル70~72のいずれか一つでも構築が完了した段階で、統制局30の通信状態管理機能部301に対して接続要求メッセージを送信する。接続要求メッセージを受信した通信状態管理機能部301は、通信状態管理機能部401に対して接続許可メッセージを送信することで、統制局30と端末統合制御部40との間で通信セッションを確立する。
(端末統合制御部40と統制局30との間での無線通信回線の品質の管理)
以下、図4を参照しながら、端末統合制御部40及び統制局30における回線状態管理機能を説明する。このとき、統制局30と端末統合制御部40との間で通信セッションが確立されているものとする。
端末統合制御部40の通信状態管理機能部401は、以下のようにして、MS20~22から各無線通信回線の回線状態としてリンク状態(接続/切断)、RSSI、CINR、運用周波数を定期的(1秒周期等)に取得する。
・MS20から回線終端機能部403経由で自営無線回線Aの回線状態を取得する。
・MS21から回線終端機能部404経由で自営無線回線Bの回線状態を取得する。
・MS22から回線終端機能部405経由で公衆無線回線の回線状態を取得する。
通信状態管理機能部401は、回線終端機能部403~405が構築したトンネル70~72を利用し、統制局30の通信状態管理機能部301に対して各無線通信回線の回線状態を定期的(1秒周期等)に報告する。
統制局30の通信状態管理機能部301は、以下のようにして、BS10~12から各無線通信回線の回線状態としてリンク状態(接続/切断)、RSSI、CINR、運用周波数を定期的(1秒周期等)に取得する。
・BS10から回線終端機能部303経由で自営無線回線Aの回線状態を取得する。
・BS11から回線終端機能部304経由で自営無線回線Bの回線状態を取得する。
・BS12から回線終端機能部305経由で公衆無線回線の回線状態を取得する。
ここで、システム内に無人移動体Mが複数存在する場合には、通信状態管理機能部301は、各無人移動体Mに対応する識別子(MACアドレス等)等を用いることで、各無人移動体Mに搭載されたMSとの間の回線状態をそれぞれ取得する。そして、通信状態管理機能部301は、回線終端機能部303~305が構築したトンネル70~72を利用して、端末統合制御部40の通信状態管理機能部401に対して各無線通信回線の回線状態を定期的(1秒周期等)に報告する。このとき、通信状態管理機能部301が報告する回線品質としては、報告相手となる端末統合制御部40が搭載された無人移動体Mの識別子に対応して取得された回線品質の情報が選択される。
上記のプロセスにより、通信状態管理機能部301と通信状態管理機能部401との間では、自営無線回線A、自営無線回線B、公衆無線回線の3つの無線通信回線の回線品質を互いに把握している状況が成立する。
(端末統合制御部40と運航指令設備60との間の通信経路)
以下、図6を参照しながら、端末統合制御部40のデータ通信アプリ406と運航指令設備60との間の通信経路を説明する。
端末統合制御部40のデータ通信アプリ406から運航指令設備60への通信データは、パケット転送制御機能部402によりトンネル70~72の3つの通信経路に送出される。これらの通信データは、統制局30のパケット転送制御機能部302により集約された後、インターフェース部306及びインターネット50を経由して運航指令設備60へ到達する。
運航指令設備60から端末統合制御部40のデータ通信アプリ406への通信データは、インターネット50を経由して統制局30のインターフェース部306に到達した後、パケット転送制御機能部302によりトンネル70~72の3つの通信経路に送出される。これらの通信データは、端末統合制御部40のパケット転送制御機能部402により集約された後、データ通信アプリ406へ到達する。
上記のプロセスにより、端末統合制御部40と運航指令設備60との間でデータ通信を行う場合には、必ず統制局30を経由する構成となる。本実施例では、ルートダイバーシチ伝送が適用される区間は、統制局30のパケット転送制御機能部302と端末統合制御部40のパケット転送制御機能部402との間の区間である。そこで、以下では、パケット転送制御機能部302とパケット転送制御機能部402との間の通信方法について説明する。
(本実施例における通信制御の例)
以下、パケット転送制御機能部302とパケット転送制御機能部402との間で無線通信を行う際に通信データを送出する無線通信回線を選択する手順の例について説明する。ここでは、パケット転送制御機能部402からパケット転送制御機能部302へのデータ伝送(無人移動体Mから統制局30へ向かう方向、つまり、アップリンク方向の伝送)を例として説明する。
パケット転送制御機能部402からパケット転送制御機能部302に対してアップリンク方向の通信データを送出する際、パケット転送制御機能部402は、通信状態管理機能部401が把握している回線状態と、予め設定された送出回線選択閾値とに基づいて、2つ以上のデータ送出回線を選択する。
例えば、通信状態管理機能部301及び通信状態管理機能部401が把握している回線状態及び送出回線選択閾値は、以下の通りとする。
<自営無線回線A>
・リンク状態=接続
・BS10 RSSI=-60dBm
・BS10 CINR=+30dB
・MS20 RSSI=-59dBm
・MS20 CINR=+5dB
<自営無線回線B>
・リンク状態=接続
・BS11 RSSI=-50dBm
・BS11 CINR=+3dB
・MS21 RSSI=-55dBm
・MS21 CINR=+35dB
<公衆無線回線>
・リンク状態=接続
・BS12 RSSI=-65dBm
・BS12 CINR=+25dB
・MS22 RSSI=-65dBm
・MS22 CINR=+25dB
また、送出回線選択閾値は、以下の通りとする。
<送出回線選択閾値>
・相手方のCINR≧15dB
この場合、パケット転送制御機能部402は、送出回線選択閾値を満たすトンネル、すなわち、BS10のCINRが+30dBである自営無線回線Aトンネル70、及び、BS12のCINRが+25dBである公衆無線回線トンネル72に通信データを送出すべきと判断する。その一方で、送出回線選択閾値を満たさないトンネル、すなわち、BS11のCINRが+3dBである自営無線回線Bトンネル71を構成するMS21からは、通信データが送出されないように制御する。
また、パケット転送制御機能部402から送付された通信データを受け取ったパケット転送制御機能部302では、送出回線選択閾値を満たすトンネル、すなわち、MS21のCINRが+35dBである自営無線回線Bトンネル71、及び、MS22のCINRが+25dBである公衆無線回線トンネル72にて到達確認信号を送出すべきと判断する。その一方で、送出回線選択閾値を満たさないトンネル、すなわち、MS20のCINRが+5dBの自営無線回線Aトンネル70を構成するBS20からは、到達確認信号が送出されないように制御する。
なお、上記の例では、CINRを送出回線選択閾値と比較することで、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択しているが、これは一例に過ぎない。すなわち、無線通信回線の回線品質を表す他の品質値(例えば、RSSI)に基づいて無線通信回線を選択してもよいし、複数種類の品質値に基づいて無線通信回線を選択するようにしてもよい。なお、通信データの送信に使用する無線通信回線の選択対象は、リンク状態が「接続」の無線通信回線のみであり、リンク状態が「切断」の無線通信回線は対象外であることは言うまでもない。
(まとめ)
以上のように、本例の無線通信システムは、複数の無線通信回線にそれぞれ対応する複数の移動局(MS20~MS22)を搭載した無人移動体Mと、複数の無線通信回線の各基地局(BS10~BS12)にネットワークを介して接続された統制局30とを備える。無人移動体Mは、各移動局で測定された、対応する各基地局との間の無線通信回線の回線品質を取得し、統制局30へ送信する。統制局30は、各基地局で測定された、対応する各移動局との間の無線通信回線の回線品質を取得し、無人移動体Mへ送信する。そして、統制局30と無人移動体Mの間で2つ以上の無線通信回線を併用して同じ通信データを伝送する場合に、通信データの送信側は、通信データの受信側の各基地局又は各移動局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、通信データの送信に使用する2つ以上の無線通信回線を選択する。
つまり、無人移動体Mは、統制局30に接続された各基地局で測定された、対応する各移動局との間の無線通信回線の回線品質を統制局30から受信すると、そのデータをメモリに記憶しておき、各基地局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、統制局30に宛てた通信データの送信に使用する2つ以上の無線通信回線を選択する。
同様に、統制局30は、移動局Mに搭載された各移動局で測定された、対応する各基地局との間の無線通信回線の回線品質を移動局Mから受信すると、そのデータをメモリに記憶しておき、各移動局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、移動局Mに宛てた通信データの送信に使用する2つ以上の無線通信回線を選択する。
なお、無人移動体Mは、本発明に係る移動体の一例であり、統制局30は、本発明に係る集約制御装置の一例である。集約制御装置は、複数の無線通信回線の各基地局にネットワークを介して接続された装置であればよく、例えば、移動体の最終的な通信相手(本例では運航指令設備60)に備えられてもよい。
このような構成によれば、通信データの送信側は、通信データの受信側における各無線通信回線の回線品質を考慮して、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択することができる。したがって、通信方向(アップリンク又はダウンリンク)によって通信品質が異なる状況でも周波数資源を有効活用できるようになる。その結果、高効率かつ信頼性の高い無線通信を提供することが可能となる。
ここで、本例では、受信側の回線品質が所定の閾値(すなわち、送出回線選択閾値)より低い無線通信回線を、通信データの送信に使用する無線通信回線として選択しないように制御している。このため、受信側で誤受信や不受信が発生しやすい無線通信回線への通信データの送出が防止されるので、信頼性の高い無線通信を維持しつつ、周波数資源が無駄に使用されることを抑制することができる。
なお、通信データの送信に使用する無線通信回線は、別の手法で選択してもよい。
一例として、通信データの送信側が、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の中から、所定の順序付けに従って、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択してもよい。順序付けとしては、例えば、予め優先順位を設定しておくことが挙げられる。無線通信回線の選択数は、固定であってもよい。または、無線通信回線の選択数を、各無線通信回線の回線品質に応じて増減させてもよい。すなわち、回線品質が良好な無線通信回線が多い場合には、無線通信回線の選択数を少なくし、回線品質が良好な無線通信回線が少ない場合には、無線通信回線の選択数を多くしてもよい。なお、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の数が2つ以下の場合には、回線品質が所定の閾値以下の無線通信回線を追加で選択してもよい。
別の例として、通信データの送信側が、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の中から、ランダムに、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択してもよい。この場合も、無線通信回線の選択数は、固定数であってもよいし、各無線通信回線の回線品質に応じて増減させてもよい。また、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の数が2以下の場合には、回線品質が所定の閾値以下の無線通信回線を追加で選択してもよい。
更に別の例として、受信側の回線品質を所定の閾値と比較しない構成であってもよい。すなわち、通信データの送信側が、受信側の回線品質が高い無線通信回線の順に、通信データの送信に使用する無線通信回線を選択するようにしてもよい。この場合も、無線通信回線の選択数は、固定数であってもよいし、各無線通信回線の回線品質に応じて増減させてもよい。
上記に例示したいずれの選択手法でも、受信側で誤受信や不受信が発生しやすい無線通信回線への通信データの送出が防止されるので、信頼性の高い無線通信を維持しつつ、周波数資源が無駄に使用されることを抑制することができる。
以上、本発明について一実施形態に基づいて説明したが、本発明はここに記載された無線通信システムに限定されるものではなく、他の無線通信システムに広く適用することができることは言うまでもない。例えば、無人移動体Mに代えて、人が搭乗することができる移動体を用いてもよい。
また、本発明は、例えば、上記の処理に関する技術的手順を含む方法や、上記の処理をプロセッサにより実行させるためのプログラム、そのようなプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
なお、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらす全ての実施形態をも含む。更に、本発明の範囲は、全ての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画され得る。
本発明は、移動体と集約制御装置の間でルートダイバーシチ伝送を行う無線通信システムに利用することができる。
M:無人移動体、 10~12:基地局、 20~21:移動局、 30:統制局、 40:端末統合制御部、 50:インターネット、 60:運行指令設備、 70~73:トンネル、 101,201:アンテナ、 102,202:データ伝送部、 103,203:主制御部、 104,204:インターフェース部、 105,205:端子、 111,211:RF部、 112,212:BB信号処理部、 113,213:MAC処理部、 121,221:送信BB部、 122,222:受信BB部、 131,231:チャネル符号化部、 132,232:変調部、 141,241:復調部、 142,242:チャネル復号部、 143,243:回線品質測定部、 301,401:通信状態管理機能部、 302,402:パケット転送制御機能部、 303~305,403~405:回線終端機能部、 306:インターフェース部、 406:データ通信アプリ

Claims (7)

  1. 複数の無線通信回線にそれぞれ対応する複数の移動局を搭載した移動体と、前記複数の無線通信回線の各基地局にネットワークを介して接続された集約制御装置とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記移動体は、前記移動体に搭載された各移動局で測定された、対応する各基地局との間の無線通信回線の回線品質を前記集約制御装置へ送信し、
    前記集約制御装置は、前記集約制御装置に接続された各基地局で測定された、対応する各移動局との間の無線通信回線の回線品質を前記移動体へ送信し、
    前記集約制御装置と前記移動体の間で2つ以上の無線通信回線を併用して同じ通信データを伝送する場合に、前記通信データの送信側は、前記通信データの受信側の各基地局又は各移動局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、前記通信データの送信に使用する2つ以上の無線通信回線を選択することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記通信データの送信側は、受信側の回線品質が所定の閾値より低い無線通信回線を、前記通信データの送信に使用する無線通信回線として選択しないことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記通信データの送信側は、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の中から、所定の順序付けに従って、前記通信データの送信に使用する無線通信回線を選択することを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記通信データの送信側は、受信側の回線品質が所定の閾値より高い無線通信回線の中から、ランダムに、前記通信データの送信に使用する無線通信回線を選択することを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記通信データの送信側は、受信側の回線品質が高い無線通信回線の順に、前記通信データの送信に使用する無線通信回線を選択することを特徴とする無線通信システム。
  6. 複数の無線通信回線にそれぞれ対応する複数の移動局を搭載した移動体と、前記複数の無線通信回線の各基地局にネットワークを介して接続された集約制御装置とによって実施される無線通信方法において、
    前記移動体は、前記移動体に搭載された各移動局で測定された、対応する各基地局との間の無線通信回線の回線品質を前記集約制御装置へ送信し、
    前記集約制御装置は、前記集約制御装置に接続された各基地局で測定された、対応する各移動局との間の無線通信回線の回線品質を前記移動体へ送信し、
    前記集約制御装置と前記移動体の間で2つ以上の無線通信回線を併用して同じ通信データを伝送する場合に、前記通信データの送信側は、前記通信データの受信側の各基地局又は各移動局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、前記通信データの送信に使用する2つ以上の無線通信回線を選択することを特徴とする無線通信方法。
  7. 複数の無線通信回線の各基地局にネットワークを介して接続された集約制御装置との通信のために、前記複数の無線通信回線にそれぞれ対応する複数の移動局を搭載した移動体において、
    前記集約制御装置に接続された各基地局で測定された、対応する各移動局との間の無線通信回線の回線品質を前記集約制御装置から受信し、
    前記集約制御装置に2つ以上の無線通信回線を併用して同じ通信データを伝送する場合に、各基地局で測定された各無線通信回線の回線品質に基づいて、前記通信データの送信に使用する2つ以上の無線通信回線を選択することを特徴とする移動体。
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