JP7121727B2 - 二重引手方形化紐靴閉鎖システム - Google Patents

二重引手方形化紐靴閉鎖システム Download PDF

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Description

[0001]本発明は概括的には靴及び靴を足へ固定するためのシステムに関する。本発明は、より具体的には、単一引手機構又は二重引手機構の使用を通じて足の周りに靴を閉鎖するように靴のアッパー構成要素を一体に引き締めるための構造及びシステムに関する。
[0002]本発明は、2016年6月14日にアダムス他の名の下に発行された米国特許第9,364,046号に記載されている靴のための単一引手なじみ調節システムと同じ課題の解決に取り組んでいる。米国特許第9,364,046号の開示全体をここに参考文献として援用する。
米国特許第9,364,046号
[0003]本発明は、靴を足へ固定するための全体的なシステムであって1つの引手の靴閉鎖配列を利用したシステム内での多数の好適な実施形態を提供する。本発明の様々な代わりの実施形態のそれぞれは、靴の外側面と内側面の間を靴のタン又は頂部を横断して延びる、広範には「方形化紐」配列(“Squared-cord” arrangement)と呼称されるものを利用している。「方形化紐」配列とは、概して、一連の角又は辺上点の紐補足デバイスを周って延びている紐の開又は閉ループの略矩形配列をいう。略矩形とはいうものの、ここに記載の方形化紐配列は角に直角を画定する必要もなければ等しい長さの対辺を有する必要もない。配列は、台形であってもよいし、又は本開示に示されている「略矩形」ないし「方形化紐」配列定義から逸脱することなく内方又は外方に湾曲している辺を有していてもよい。様々な代わりの実施形態は、方形化紐配列の辺を引き込み、それにより方形化紐配列の辺をそれの当初の弛緩構成から縮めて締め付けるために、1つ又はそれ以上の方形化紐構造へ接続されている単一引き締めストラップを設けている。1つ又はそれ以上の方形化紐を引き締める又は引っ張るための様々な構造、及び紐をそれの元の構成から滑らせる又は動かすことを可能にさせるための様々な構造が説明されている。
[0004]説明される数々の実施形態は、靴閉鎖を達成するべく方形化紐構成の1つの辺を引き締めるサイドストラップを利用している。第1の実施形態の単一引手ストラップは、横方向の向き(靴を横断する向き)から長手方向の向き(靴に沿った向き)へ向き直され、長手方向の向きにてストラップは長手方向動作で後ろへ引き締められ靴の側面及び/又は踵部に固定される。代わりの実施形態は、より短い引き締めストラップを靴の側面のタン区域より下方の固定点へ横方向に引くものであり、長手方向の引き動作の必要性がない。更なる代わりの実施形態は、引き締めストラップを長手方向に靴の頂部の中心線に沿って方形化紐配列上へ戻る固定点まで引っ張る。この場合も先と同じく、方形化紐構成を一体に引き締めることを達成するための様々な構造的機構が構想され、説明されている。
[0005]本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第1の実施形態の平面図であり、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0006]図1に提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第1の好適な実施形態の側面図であり、引き締めストラップの横方向の向きから長手方向の向きへの向き直しを示している。 [0007]図1に提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第1の好適な実施形態の平面図であり、システムは閉鎖締め付け構成にあるところが示されている。 [0008]図1に提供されている本発明の第1の好適な実施形態の方形化紐止め金の詳細図である。 [0008]図1に提供されている本発明の第1の好適な実施形態の方形化紐止め金の詳細図である。 [0009]本発明の様々な好適な実施形態の方形化紐配列の角点のための3通りの代わりの構造のうちの1つの詳細図である。 [0009]本発明の様々な好適な実施形態の方形化紐配列の角点のための3通りの代わりの構造のうちの1つの詳細図である。 [0009]本発明の様々な好適な実施形態の方形化紐配列の角点のための3通りの代わりの構造のうちの1つの詳細図である。 [0010]単一横方向引手を靴の側面への付着と共に組み入れている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第2の好適な実施形態の平面図であり、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0011]図6に提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第2の好適な実施形態の平面図であり、システムは閉鎖締め付け構成にあるところが示されている。 [0012]単一横方向引手を靴の側面への付着と共に組み入れ、更に追加的な横方向閉鎖作用で補完されている、本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第3の好適な実施形態の平面図であり、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0013]図8Aに提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第3の好適な実施形態の平面図であり、システムは開放構成と閉鎖構成の間の途中の状態にあるところが示されている。 [0014]図8Aに提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第3の好適な実施形態の平面図であり、システムは閉鎖締め付け構成にあるところが示されている。 [0015]方形化紐構成要素の1辺の2つの区分に作用する単一横方向引手を組み入れている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第4の好適な実施形態の平面図であり、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0016]本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第5の好適な実施形態の平面図であり、横方向に靴を横断して方向決めされる単一短尺引手が二重方形化紐配列内の複数の紐を引き締めることを達成するための構造を示しており、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0017]最初に図10Aに示されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムのための第5の好適な実施形態としての代わりの構造の平面図であり、横方向に靴を横断して方向決めされる二重短尺引手が二重方形化紐配列内の複数の紐を引き締めることを達成するための構造を示しており、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0018]本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第6の好適な実施形態の平面図であり、長手方向に靴を上って方向決めされる単一短尺引手が二重方形化紐配列内の複数の紐を引き締めることを達成するための構造を示しており、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0019]本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第7の好適な実施形態の平面図であり、最初に長手方向に靴を下ってから方向を逆転させて長手方向に靴を上って方向決めされる単一長尺引手が二重方形化紐配列内の複数の紐を引き締めることを達成するための構造を示しており、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。 [0020]図11に提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第6の好適な実施形態のための引手ストラップ付着構造の詳細部分断面図である。 [0021]図12に提供されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第7の好適な実施形態のための引手ストラップ付着構造の詳細部分断面図である。
[0022]まず本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第1の好適な実施形態を提供している図1を参照して、本図ではシステムが閉鎖前の靴の中へ使用者の足をいつでも差し入れることのできる概して開放弛緩構成にあるところが示されている。靴閉鎖システム10は、靴の外側面14及び内側面16を有する靴12(提供されている実施例では左足の靴が示されている)上に配置されている。更に靴の踵部18が図1の上側に示され、また靴のつま先部20が下側に示されている。靴のタン部22が、本発明の靴閉鎖システム10の内の下方に示されている。
[0023]全体としての靴閉鎖システム10は、靴12の踵部18へ固定され内側面16を前方へ靴の中ほどまで延びているストラップ構成要素で始まっている。当業者には、靴の内側面上に配置されているサイドストラップ構成要素に関して図1に表されている構造は靴の外側面上にて又は外側面から作用するようにそっくり反転されてもよい、ということが認識されるだろう。外側面から作用させる場合は、方形化紐構成要素は、靴の頂部又はタンを横断する向きも同じく反転される。
[0024]靴閉鎖システム10のサイドストラップ構成要素は、靴の踵部18上の、靴の構造へ縫い付けられている点から延びているアンカーストラップ24を含んでいる。アンカーストラップ24は、前方へ踵を周って後部ストラップバックル26まで延び、そこでバックルを通り抜けたら方向を逆転させ後部ストラップ引き戻し部28で終わっている。或る好適な実施形態では、後部ストラップ引き戻し部28は付着面25a及び25bを用いてアンカーストラップ24に当てて固定される。後部ストラップ引き戻し部28を靴の踵部18に当ててしっかり固定するには様々な型式の可撓性又は半剛性の付着面が使用できるであろう。一部の実施形態、特に子ども用などの小さい靴に係る実施形態では、バックル26及びアンカーストラップ24をそっくり排除し、引き締めストラップ長手部分30の端部から形成される後部ストラップ引き戻し部28が、本発明の方形化紐システムのストラップ部を長手方向に靴の側面に沿って引っ張り、その後、靴12の踵部18の区域へ直接固定されている付着面25aへ直に(ストラップ上に配置されている付着面25bにより)固定されるようにしてもよい。
[0025]図1に示されている好適な実施形態では、上述のストラップ配列によって達成される長手方向の引っ張りは、引き締めストラップ長手部分30へ接続されていて同長手部分30の端点を形成している後部ストラップバックル26に作用する。後部ストラップバックル26から紐止め金38まで延びている引き締めストラップは、2つの部分、即ち、1つ目の長手部分である引き締めストラップ長手部分30と2つ目の横部分である引き締めストラップ横部分36で構成されている。ストラップ全体の向きは斜めループバックル32にて変えられている。斜めループバックル32は保持ストラップ34によってその場に保持されており、保持ストラップ34はバックル32から靴の側面上の点まで延びていて(図2を参照)、そこでそれは靴の側面へ固定されているか又は靴のソールが靴のアッパーに交わる点に固定されている。代わりに、斜めループバックル32は、単純に、リベット又は他の付着構成要素(図示せず)がそれを図1及び図2に示されている同位置に固着した状態で靴の側面へ固定されていてもよい。図1及び図2に示されているストラップ及び紐の配列は、取り外し可能及び反転(靴の内側面から外側面へ切り換え)可能であるように構築されている。
[0026]引き締めストラップが斜めループバックル内でその向きを引き締めストラップ長手部分30の長手方向の向きから引き締めストラップ横部分36の横方向の向きへ変えた後、ストラップは紐止め金38への付着で終端している。好適な実施形態では、引き締めストラップ横部分36は、靴のタン部22を横方向の向きに横断してそれが本発明の方形化紐構成要素に係合する点まで延びている。図1に示されている好適な実施形態では、引き締めストラップ横部分36の長さは、ストラップの端の紐止め金38の位置を移動させることによって独立に調節されることができる。
[0027]図1から分かる様に、方形化紐構造自体は、引き締め紐長手部分40、引き締め紐後方横部分42、及び引き締め紐前方横部分44、を含んでいる単一長さの引き締め紐で構成されている。この単一長さの引き締め紐は、紐端支柱46aからずっと紐端支柱46bまで延びている。紐端支柱46a及び46bは、靴上の紐端アイレット48a及び48b内に配置されている。紐のこれらの端区分が端アイレットの中へ挿入され、その中に固定されるやり方は、図1に破線で示されている好適なトグル型支柱構成への固定的な縫い込み付着構造とは異なってもよい。
[0028]第1の好適な実施形態の単一引き締め紐構造は、端支柱及び端アイレットの間を固定プーリー50a及び50bを通って延びている。引き締め紐は、容易に、固定プーリー50a及び50bを通って滑動し、また同じく紐止め金38を通って滑動する。固定プーリー及び紐止め金の構造に関する追加の詳細が以下に提供されている。図1の固定プーリー50a及び50bが示されている場所に配置され得る代わりの構造も以下により詳しく説明されている。
[0029]図1に破線で示されている2つの追加の構造は、円滑な機能性を実現し易くするためにシステムへ随意的に組み入れることのできる構成要素を示している。タン紐案内49が靴のタン22の上側部分へ固定されて弛緩状態と締め付け状態のどちらにおいてもタンが閉鎖システムより下へずり落ちるのを防ぐようになっていてもよい。弾性ストラップ35がタン22を横断して配置され、その端を靴の互いに反対側のアイステイへ付着されて、方形化紐靴閉鎖システムが弛緩しているときにも靴の側面同士を(アイステイにて)引き寄せるようになっていてもよい。
[0030]図1に示されている概して弛緩した構成では、どのようにして本発明のシステムの方形化紐構成要素を容易に基礎の靴構造へ付着させたり靴構造から取り外したりできるかが分かり、その結果、機能的な摩耗のせいで又は審美的な目的で方形化紐を取り外し交換することができるようになる。紐止め金38は引き締め紐長手部分40から容易に取り外せるし、また紐の端46a及び46bは靴12上に配置されている端アイレット48a及び48bから容易に取り外せる。
[0031]以上に図1で示されている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第1の好適な実施形態の側面図である図2を次に参照して、本図は引き締めストラップを横方向の向きから長手方向の向きへ向け直すやり方を開示している。靴閉鎖システム10はここでも同じく靴12上に構築されているものとして示されており、図2の視点は靴の内側面16である。靴の踵部18及びつま先部20も開示されている。靴のタン部22の頂部は輪郭が分かる。
[0032]アンカーストラップ24は本図では付着面25aによって殆ど覆われているものとして示されており、アンカーストラップ24は靴の踵部18へ固定されていて、踵へと又は踵を周って延び、次いで前方へ長手方向に靴の長さに沿って後部ストラップバックル26に向かって延びている。アンカーストラップ24は、次いで、後部ストラップバックル26を通って後ろ向きに向きを変えて後部ストラップ引き戻し部28に終端している。上述の様に、後部ストラップ引き戻し部28をアンカーストラップ24上へ固定する又はアンカーストラップ24にきつく当てて固定するための様々な機構が構想される。後部ストラップバックル26は、図示の様に単純な二重ループバックルであってもよいし、又は引き締めストップを固定位置に維持するのを実現し易くするために摩擦付与バックルとして構築されていてもよい。後部ストラップバックル26が丸ごと省略され単一のストラップが後ろへ付着面25aまで延びているという更なる代わりの実施形態も構想され、以上に説明されている。
[0033]後部ストラップバックル26の前方には、引き締めストラップ長手部分30と引き締めストラップ横部分36で構成されている引き締めストラップが延びている。引き締めストラップのための長手方向から横方向への方向の変更を斜めループバックル32が達成している。斜めループバックル32を靴12の内側面16の大凡中間点にてその場に保持しているのが保持ストラップ34であり、保持ストラップ34は、或る好適な実施形態では、バックルから、内側面16のアッパーと靴ソール54の間の接面の固定付着点まで、又はアッパーとアウトソールの連接部から上方に延びるタブ(図示せず)まで、延びている。
[0034]図2に示されている一杯に開放され弛緩した構成では、靴閉鎖システム10の機能的な方形化紐構成要素の多くは見えない。図2の視点の側からは、タン部22に隣接する靴の内側面16のアッパーを貫いて靴のアイステイに配置されている紐端アイレット48a及び48bが見える。アイレット48a及び48bの中にはコード端支柱(図2には示されていない)が配置されていて、そこから引き締め紐後方横部分42及び引き締め紐前方横部分44が延びている。引き締め紐横部分42及び44は、靴のタン部22の上を横断して延びている。同じ様に、引き締めストラップ横部分36も靴のタン部22の上を横断して、それの引き締めストラップ長手部分(図示せず)への付着点まで延びている。随意的な弾性ストラップ35が、概して、引き締めストラップ横部分36がタン22を跨いでいる区域の下方に示されている。図2の視点では随意的なタン紐案内49も輪郭(破線の形態)が分かる。
[0035]次に図3を参照して、本図は図1に示されている方形化紐靴閉鎖システムの第1の好適な実施形態の同じ平面図であるが、使用者の足が靴の中へ差し入れられ、靴を引き締めて閉鎖させるために単一引手長手方向動作が行われた後の閉鎖締め付け構成にあるところが示されている。前と同じく、靴閉鎖システム10は靴12上に靴の外側面14と内側面16の間に配置されている。靴の踵部18はやはり同じく図3の上側に示され、つま先部20は下側に示されている。靴のタン部22は本発明の靴閉鎖システム10の内の下方に示されている。
[0036]図3に示されている閉鎖構成では、後部ストラップ引き戻し部28は後部ストラップバックル26に逆らって後方へ引き締められ、それが引き締めストラップ長手部分30を上述の様に引っ張る。後部ストラップ引き戻し部28は、踵部18上の点から延びているアンカーストラップ24へ取り外し可能に固定される。以上に示唆されている様に、後部ストラップ引き戻し部28をアンカーストラップ24へ又は踵部18上の付着面へ固定するための様々な機構が構想される。
[0037]引き締めストラップ長手部分30の長手方向引っ張りは、保持ストラップ34によってその場に保持されている斜めループバックル32によって向け直される。引き締めストラップ長手部分30は、図示の様に紐止め金38へ固定されている引き締めストラップ横部分36へと移行している。図3に示されている閉鎖構成では、紐止め金38は止め金と共に引き締め紐長手部分40を引っ張りながら横方向に靴を横断して動かされたところである。引き締め紐長手部分40を引っ張るプロセスが長手方向紐を斜めにさせ、それにより引き締め紐後方横部分42及び引き締め紐前方横部分44の両方を引っ張り縮める。これらの紐構成要素は、方形化紐構成の角の固定プーリー50a及び50bを通って滑動する。引き締め紐後方及び前方横部分42及び44を引っ張り縮めるプロセスは、靴の2つの側面同士を靴のタン22を横断して引き寄せ、それにより靴を締め付け、靴を着用者の足に固定する働きをする。図3には随意的な弾性ストラップ35及びタン紐案内49も開示されている。
[0038]次に、紐止め金38について追加の詳細を提供している図4A及び図4Bを参照する。止め金38は、概して、ストラップ長さ調節及び固定開口37を含んでいる平坦基部35を有するフック装置として構成されている。止め金38のフック部39は、紐40が滑り入り止め金38によって係合された状態になるのに十分な垂直方向ギャップを残して基部35へ二つ折りにされている。図4A及び図4Bに示されている構成は、止め金を、必要に応じた向け直し又は交換に備えて取り外し可能に紐の周りに配置させることを可能にする。
[0039]図5A-図5Cは、滑動式角点紐固定装置の3通りの代わりの実施形態についての追加の詳細を提供している。図5Aは、図1及び図3に示されている固定プーリー50aを開示している。この部分断面図では、固定プーリー50aは、プーリー車軸61によって所定位置に維持される回転可能な円筒体62を保持しているプーリーブロック60で構成されているのが分かる。プーリー車軸61は、プーリーのための車軸としての働きをするとともに固定プーリー50aを靴12のアッパーへ固定する方途としての働きもしている。プーリー車軸61は、例えば靴へ固定プーリー50aを通って固定されるリベットであってもよい。プーリーブロック60の上側の面は、示されている様にプーリー車軸/リベットの頭部を受け入れるための陥凹部63を含んでいるのが望ましい。図5Aに示されている実施形態では、紐40は、それが角又は辺上点構造から易々と脱落したり或いは角又は辺上点構造を再度通り抜けたりするのを防止するやり方で固定プーリー50aのブロック60に通されている。図1-図3に示されているシステムの代わりの実施形態は、プーリーブロック60の開放側が角点位置で外方を指しているように固定プーリー構造50aの向きを定め直している。固定プーリー50a及び50bを向き定めるこの代わりのやり方では、紐40は、単に、紐を回転可能な円筒体62の周りに外側から引き掛ける又は張ることによって角点プーリーの周りに固定されているだけであってもよい。
[0040]図5Bは、支柱構造を提供することによって紐40の角又は辺上点固定を達成する更に単純なやり方を提示しており、この場合も同じく支柱構造はリベットなどの方式で靴12のアッパーへ固定される。図5Bに示されている角支柱70aは、支柱ピン72を備え、支柱ピン72の一端が支柱キャップ73に構成されている。リベット部71は、角支柱70aを厳密な直立構成で固定するやり方で靴12の材料を貫いて延びていることが示されており、直立構成では角支柱70aは、紐40を、紐が張力の掛かった状態にある限り保持する。紐40は、弛緩構成では、数多くの好適な実施形態で望ましいとされるやり方で角支柱70aからより容易く取り外せる。
[00041]更に、図5Cは、紐40のための角又は辺上点を、方形化紐輪郭の角又は辺での紐の直角向け直しを達成するやり方で作成するための、更に別の構成を示している。図5Cは、主として単純なグロメット76で構成されている角又は辺上点の開口77aを開示しており、グロメット76は、(例えば)引き締め紐横部分42を引き出してグロメット76を上向きに通過させたうえで引き締め紐長手部分40として出ていかせ、次いで靴の長さを下る方向に靴の下側の部分のアイステイ付近及びタンの基部付近の対応する開口グロメットへ向かわせることができるやり方で、靴12のアッパーを貫いて固定されている。
[0042]図5A-図5Cに開示されている本発明の方形化紐システムの角又は辺上点のための様々な代わりの実施形態は、構築の単純さの恩恵と角点周りの摩擦無し運動の恩恵の間で釣り合いを取っている。説明されている具体的な構成のそれぞれは、特定の靴型式及び特定の靴サイズでは他のものに勝る特定の恩恵を享受する。所与の方形化紐配列に角又は辺上点の諸型式を混在させることも実施可能である。
[0043]次に、単一横方向引手を靴の側面への固定と共に組み入れている本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第2の好適な実施形態の平面図である図6を参照して、本図ではシステムは閉鎖前の靴の中へ使用者の足をいつでも差し入れることのできる開放弛緩構成にあるところが示されている。靴閉鎖システム80は、靴の外側面14及び内側面16を有する靴12(図6の実施例では左足の靴が示されている)上に配置されている。図6には踵部18及びつま先部20もそれぞれの向きに示されている。靴のタン22も前と同じく本発明の靴閉鎖システム80の内の下方に示されている。
[0044]図6に示されている第2の好適な実施形態では、全体としての靴閉鎖システム80は、上述の第1の好適な実施形態にある様な靴の側面を長手方向に下って延ばされ靴の踵部の点へ固定されたストラップ構成要素を排除している。代わりにこの第2の実施形態は、第1の好適な実施形態と同様のやり方で紐へ固定されてはいるが靴のミッドソール部の片側の固定点へ付着されるように構成されている単一短尺横方向ストラップを提供している。
[0045]図6に示されている方形化紐配列は閉ループ構造を備えており、紐は、引き締め紐第1長手部分82a、引き締め紐前方横部分82b、引き締め紐第2長手部分82c、及び引き締め紐後方横部分82d、で構成されている。紐材料は、引き締め紐前方横部分82b上の中間点に設置されているのが望ましいとされる紐クリンプコネクタ79で以て紐材料自体へ戻って固定されている。紐は、この構成では、方形を形成する角点に通すか又は角点周りに固定することによって矩形の幾何学形状に確立されている。図6に示されている実施形態には、以上に第1の好適な実施形態に関して図5Aに関連付けて説明されているやり方で構築されている4つの固定プーリー84a-84dがある。以上に第1の好適な実施形態に関して説明されている代わりの角点のそれぞれもまた図6に示されている実施形態に適用可能である。
[0046]固定ストラップ81が、引手タブ87、開口アレイ85、及びストラップ止め金83を含んでいる。固定ストラップ81は、使用者が実施したい横方向引っ張りの方向に依存して、引き締め紐第1長手部分82aを引き締めるか又は代わりに引き締め紐第2長手部分82cを引き締めるように(ストラップ止め金具83で)固定されるように設計されている。したがって、使用者が、靴の外方(靴の外側面)から靴の内側面へ横方向に靴を横断して引き締めることができるように、又はプロセスを反転させて締め付けストラップを横方向に靴の内側面から外方(外側)へ向けて方向決めすることができるように、靴の各側に固定支柱組立体が配置されている。紐ガード86が、引き締め紐第2長手部分82c上の随意的接続点を提供しており、代わりにその上へストラップ止め金83を固定すれば(固定支柱組立体88aに代えて88bを使用する)横方向引き締め方向の反転を達成することもできる。
[0047]固定ストラップ81の靴の側面への接続の方途は、固定支柱組立体88aと88bの一方によって提供され、(図6に示されている向きでは)固定ストラップ81を横方向に引き締め紐第2長手部分82cの上を横断して引っ張ることによって開始される。固定機構が利用されるやり方は、以下に図7を参照しながら更に詳細に説明されている。タン紐案内89及び弾性帯75が靴閉鎖システム80への随意的な追加物としてこの場合も同じく破線で示されている。図6に示されている開放構成では、弾性ストラップ75は、紐閉鎖システムが締め付けられていないときでも靴開口部の側面同士及び靴のアイステイ同士を引き寄せる或る程度の張力をシステム内に保持するやり方で固定ストラップ81の下に配置されていることが示されている。図6にはタン紐案内89も、上述の第1の好適な実施形態と同様のやり方で配置されていることが開示されており、靴のタン22は引き締め紐後方横部分82dの残留張力によって上に引き留められている。
[0048]次に、締め付け閉鎖構成にある図6に示されている第2の好適な実施形態を表している図7を参照する。固定ストラップ81は、引き締め紐第1長手部分82aを引っ張りそれにより引き締め紐後方横部分82d及び引き締め紐前方横部分82bを締め付けて縮めながら横方向に靴を横断して引き締められる。この単一引手横方向運動が靴の外側面14を内側面16に向けて圧縮する。固定ストラップ81が側面へ引き締められるとき、それは固定支柱組立体88aの上へと延びてくる。使用者は、ストラップをそれの横方向に張力の掛かった位置に固定するために、開口アレイ85の開口の1つを固定支柱組立体88a上のフック支柱に引っ掛ける。直線状の開口アレイ85には何れの数の開口が構成されていてもよい。
[0049]図6及び図7に示されている本発明の好適な実施形態では、閉ループ引き締め紐(紐部分82a-82dで構成)は、図7に示されているやり方で締め付けられ引っ張られたときに紐に残留張力を与えて、靴の側面同士をタンの上で引き寄せる働きをするだけでなく靴へのぴったりしたなじみを維持するとともに固定ストラップ81へ張力を作用させて固定支柱組立体88a上の所定位置にストラップを維持するのを支援する働きもする弾性又は半弾性の紐であるのが望ましい。当業者には認識される様に、引き締め紐の弾性は、靴を横断して引き締められ上述のやり方で付着されたら紐内に残留張力を有することと、引き締め紐前方横部分82b及び引き締め紐後方横部分82dを効果的に縮めることによって靴の側面同士をタンの上で引き寄せる能力との間の釣り合いでなくてはならない。過度に弾性であれば、固定ストラップ81が所定位置へ引き締められたら紐は靴の側面同士をタンを横断して十分にきつく引き寄せることなくただ伸びてしまうだけである。弾性が足りなければ、紐が横断して引き締められ固定されたとき紐には残留張力が残存していない。織られたポリマー糸のシース内に内側の弾性繊維を組み合わせた様々な紐構造がこの好適な弾性的性質の釣り合いを満たす。同じく留意するべきこととして、図6及び図7に示されている閉ループ構造は、図1-図3に関連して示され説明されている靴の側面に配置されている長尺引手ストラップを用いて実施されてもよい。
[0050]次に、単一横方向引手を靴の側面への付着と共に組み入れ、更に追加的な中央アイステイ閉鎖作用で補完されている、本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第3の好適な実施形態について図8A-図8Cを参照する。図8Aでは、靴の固定支柱組立体88aとは反対側の一方の側面にリテイナーブリッジ91が配置されている。加えて、アイステイ開口93が、靴の固定支柱組立体88aと同じ側のアイステイを貫いて構築されている。この第3の好適な実施形態は、図8A-図8Cに示されている配列の鏡像(即ち、内側面と外側面が入れ換わる)に製造され又は実施されてもよいが、構造は概して、先に説明されている第2の好適な実施形態がそうである様に所与の靴で使用者反転可能とするには適さない。
[0051]この第3の好適な実施形態での固定ストラップ81は、図8Aに示されている様にアイステイ開口93を通ってストラップ止め金83で以て引き締め紐第2長手部分82cへ付着されている。この実施形態では、固定ストラップ81は、単に横方向に靴を横断して引き締められるのではなしに、最初にリテンションブリッジ91の下を周ってくぐり抜けたうえで靴を横断して引き返し固定支柱組立体88aへ付着される。靴の第1側面(示されている実施例では外側面14)上のこの追加の張力点が、靴のタン22を跨いで、靴開口部の2つの側面及び靴アイステイ同士を引き寄せる追加の圧縮力を提供する。ここでも同じく、紐部分82a-82dで構成されている引き締め紐の弾性的な性質の釣り合いが見られなくてはならず、それが紐内の残留張力を提供し尚且つ靴の2つの側面同士を引き寄せるのに十分な非弾性の強度を提供するのである。
[0052]図8Bは、靴12の同じ図ではあるが、方形化紐靴閉鎖システム80は使用者が固定プロセスをほぼ半分まで進めた後の状態にあるところが示されている。プロセスのこの時点では、固定ストラップ81が、引き締め紐第2長手部分82cの中間点をアイステイ開口93を通して引っ張り、それにより方形化紐配列の各辺部分をそれが靴の側面同士を引き寄せ始める点まで引っ張ったところである。固定ストラップ81は、リテンションブリッジ91の周りを靴の反対側へ向けて折り返されるのに先立ってリテンションブリッジ91の下を外へ延びている。アイステイ開口93は、ストラップ止め金83を引き締め紐第2長手部分82cの係合部分と共に通過させるよう十分に広い。
[0053]図8Cは、第3の好適な実施形態のための固定プロセスの完了を示しており、固定ストラップ81はリテンションブリッジ91の周りに折り返し靴を横断して固定支柱組立体88aへの付着点まで延びている。この配列は、靴の頂部を横断して2つの圧縮閉鎖力を提供しており、1つ目は方形化紐配列に張力を掛けることであり、2つ目はアイステイ開口93とリテンションブリッジ91の間のストラップに張力を掛けることである。4つの固定プーリー84a-84dは、靴の側面同士を引き寄せるプロセス中に方形化紐をきつく引き締めさせるようにする低摩擦角滑動点を提供している。補完的なやり方では、固定ストラップ81は、着用者にとってぴったりしているが心地よいなじみを提供するように靴の側面同士を引き寄せもするやり方で、アイステイ開口93からの横方向のラインに係合しリテンションブリッジ91に至り固定支柱組立体88aへ折り返している。
[0054]次に、引き締め紐第1長手部分82aの中間に第5の固定プーリー84eが加わっていることを別にすれば図6に示されている実施形態に多くの点でよく似ている実施形態を提供している図9を参照する。図9は、方形化紐配列の1つの辺の2つの区分へ作用する単一横方向引手を有する本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第4の好適な実施形態の平面図であり、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。第4の好適な実施形態の配列の効果は、固定ストラップの所与の横方向引っ張りに対し方形化紐の引き締め長さを倍化するというものである。
[0055]第5のプーリー(以上に様々な他の好適な実施形態に関連して説明されている支柱であってもよい)の設置に加え、固定ストラップのためのこれまでの単一の接続点は、この第4の好適な実施形態では、ストラップ止め金93a及び93bにそれぞれ1つとして2つの接続点を提供するように改変されている。固定ストラップ92のためのY字型構成は、この場合、紐を2倍引っ張り、したがって固定ストラップ92の所与の横方向動作で2倍の圧縮力を方向決めする。それ以外については、引手タブ97及びフック開口アレイ95を有する固定ストラップ92の構成は、上述の直線状ストラップ構成と本質的に同じままである。
[0056]図9に示されている実施形態では、引き締め紐が弛緩しているときに残留張力を提供し且つY字型固定ストラップがその上を引っ張られる面を提供するために、2つの弾性ストラップ75a及び75bをアイステイの間にタン22を横断して配置させるのが望ましい。それ以外は、ストラップ付着のやり方は本質的に同じままである。Y字型ストラップ構成を作成する代わりのやり方は、ストラップ材料のループがY字ストラップの腕部94a及び94bを形成し、その上へ固定ストラップ92の直線区分を引っ掛けさせることを伴う。横方向引手固定ストラップ92のY字型構成を維持するための様々な機構が構想される。
[0057]図9に示されている実施形態は、概して、横方向引っ張りの方向の使用者変更を可能にさせるように構築されていない。この理由で、図9は、たった1つの固定支柱組立体88とたった1つの新たな固定プーリー84eの追加を開示している。しかしながら、当業者には、第6の固定プーリー(図示せず)及び第2の固定支柱組立体(図示せず)を追加すれば、システムは使用者が図9に示されているのとは反対の向きに引っ張るためにY字型固定ストラップの向きを反転させることができるように構成され得る、ということが認識されるだろう。確かにその通りで、靴は、引手ストラップの向きを内側から外側向けにして製造されてもよいし、複雑性を或る程度高めて、横方向引っ張りの方向を使用者が選択できるように製造されてもよい。
[0058]次に、引き締め紐が2つの別々の閉ループ紐構成要素又は部分組立体へ分割されていることを別にすれば図9に示されているものと似ているY字型引き締めストラップ実施形態を提供している図10Aを参照する。2つの別々の方形化紐構成要素に適応するために、靴の各アイステイには、2つの別々の方形化紐部分組立体の各個のための角案内支柱の役目を果たすべく2つの靴中央二重プーリー84e及び84fが配置されている。図10Aは、2つの別々の閉ループ方形化紐部分組立体のそれぞれの辺部分に作用する単一横方向引手を有する本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第5の好適な実施形態の平面図である。図10Aはこの第5の実施形態を開放弛緩構成で示している。第5の好適な実施形態の配列の効果は、固定ストラップへの所与の横方向引っ張りに対し方形化紐構成要素の引き締め長さを更に増倍化するというものである。
[0059]図10Aに示されている二重方形化紐配列は、方形化紐閉鎖システム90のための2つの別々の矩形配列を備えており、2つの別々の閉ループ紐は、引き締め紐第1長手部分82a、引き締め紐中央横部分82b、引き締め紐第2長手部分82c、及び引き締め紐後方横部分82d、で構成される第1の方形化紐構成要素を有する二重方形化紐アレイを形成している。第2の下側の引き締め紐構成要素は、引き締め紐第1長手部分86a、引き締め紐前方横部分86b、引き締め紐第2長手部分86c、及び引き締め紐中央横部分86dで構成されている。この第5の好適な実施形態は2つの別々の方形化紐を提供しているが、紐アレイの機能は、靴の側面同士を引き寄せる働きをする方形化紐構成要素の横要素を縮めるプロセスに関連して以上に説明されている機能と本質的に同じである。方形化紐構成要素の長手要素を横方向に引き締めて斜めになった紐要素を形成させることによって、長手要素は伸ばされてゆき、それと相応して横要素は縮まる。
[0060]図10Aに示されている固定ストラップ92は、引手タブ97、開口アレイ95、及びストラップクリップ93a及び93bを含んでいる。固定ストラップ92は、使用者が実施したい横方向引っ張りの方向に依存して、引き締め紐第1長手部分82a及び86aか又は代わりに引き締め紐第2長手部分82及び86cへ固定されるように設計されている。したがって、使用者が、靴の外方(靴の外側面)から靴の内側面へ横方向に靴を横断して引き締めることができるように、又はプロセスを反転させて締め付けストラップを横方向に靴の内側面から外方(外側)へ向けて方向決めすることができるように、靴の各側に固定支柱組立体が配置されている。紐ガード96a及び96bが、引き締め紐第2長手部分82c及び86c上の随意的な接続点を提供しており、代わりにその上へストラップ止め金93a及び93cを固定すれば(固定支柱組立体88aに代えて88bを使用する)横方向引き締め方向の反転を達成することもできる。
[0061]固定ストラップ92の靴の側面への接続の方途は、先と同じく、固定支柱組立体88aと88bの一方によって提供され、固定ストラップ92を横方向に引き締め紐第2長手部分82c及び86cの上を跨いで又は反転方向の場合は引き締め紐第2長手部分82a及び86aを跨いで引っ張ることによって開始される。固定機構が利用されるやり方は、以上に図7を参照しながら更に詳細に説明されているやり方と本質的に同じである。
[0062]タン紐案内89及び弾性帯75a及び75bが方形化紐閉鎖システム90への随意的な追加物としてこの場合も同じく破線で示されている。図10Aに示されている開放構成では、弾性帯75a及び75bは、紐閉鎖システムが締め付けられていないときでも靴の側面同士を引き寄せる或る程度の張力をシステム内に保持するやり方で固定ストラップ92の腕部の下に配置されていることが示されている。図10Aにはタン紐案内89も、上述の第1の好適な実施形態と同様のやり方で開示されており、靴のタン22は引き締め紐後方横部分82dの残留張力によって上に引き留められている。
[0063]次に、Y字型引き締めストラップが2つの直線状引き締めストラップへ分離されていることを別にすれば図10Aに示されているものに似ている代わりの二連引き締めストラップ実施形態を提供している図10Bを参照する。図10Bに示されている実施形態は、靴の側面クォーターが別々になった上側バンプ区分と下側バンプ区分を含んでいる靴構造に関連して使用されるのに適しており、バンプ部分は別々の閉ループ紐構成要素又は部分組立体を通して固定されることができる。上側バンプ縁87a及び87bは、上側バンプ区分と下側バンプ区分の間の分割線を示している。この靴構成は米国特許第4,200,998号に記載のものに似ている。上側バンプは、上側バンプ縁87a及び87bが下側バンプ区分の上を延びるように(図10Bに示されている)、又は上側バンプ区分と下側バンプ区分が各個の縁にて一様に接することができるように、又は最後になったが、下側バンプ区分が上側バンプ部分の上を延びることができるように(図示せず)、構成されていてもよい。
[0064]この代わりの実施形態での2つの別々の方形化紐構成要素に適応するために、図10Aに示されている2つの靴中央二重プーリーは合計4つの単独プーリー84e-84hで置き換えられている。このやり方では、2つの方形化紐構成要素は、互いとは完全に別れて機能することができ、各方形化紐構成要素の独立方式での締め付けを可能にさせる。前と同じく、図10Bは、別々の閉ループ方形化紐部分組立体のそれぞれの辺部分に作用する二重横方向引手ストラップを有する本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第5の好適な実施形態の代わりの構造の平面図である。図10Bは、第5の好適な実施形態のためのこの代わりの構造を開放弛緩構成で示している。第5の好適な実施形態のこの代わりの構造内の配列の効果は、独立した固定ストラップへの所与の横方向引っ張りに対し方形化紐構成要素のそれぞれの引き締め長さを更に増倍化するというものである。
[0065]図10Bに示されている二重方形化紐配列は、方形化紐閉鎖システム91のための2つの別々の矩形配列を備えており、2つの別々の閉ループ紐83a及び83bは二重方形化紐アレイを形成しており、第1の方形化紐構成要素83aは上側バンプ区分上に矩形紐配列と同じ4つの辺で構成され、第2の方形化紐構成要素83bは下側バンプ区分上に同じ矩形配列で構成されている。図10Aに示されている配列と同じく、第5の好適な実施形態に対するこの代わりの構造は、2つの別々の方形化紐を提供しており、紐アレイの機能は、靴の側面同士を引き寄せる働きをする方形紐構成要素の横要素を縮めるプロセスに関連して以上に説明されている機能と本質的に同じである。方形化紐構成要素の長手要素を横方向に引き締め斜めになった紐要素を形成させることによって、長手要素は伸ばされてゆき、それと相応して横要素は縮まる。
[0066]図10Bに示されている固定ストラップ94a及び94bは、開口アレイ95a及び95b並びにストラップクリップ93a及び93bを含んでいる。固定ストラップ94a及び94bは、代わりにストラップクリップ点96a及び96bへ固定されて引き締め紐部分上に随意的な接続点を提供するように構築されており、代わりにそこへストラップクリップ93a及び93bを固定すれば、(固定支柱組立体88a及び88dに代えて88b及び88cを使用する)横方向引き締め方向の反転を達成することもできる。したがって、使用者が靴の外(靴の外側部)から内側面に向かって靴を横方向に横断して引き締めることができるように、又は使用者がプロセスを反転させて、ストラップを横方向に靴の内側面から外方(外側)へ方向決めすることができるように、靴の各側面に2つずつとして複数の固定支柱組立体88a-88dが配置されている。図10Bに示されているストラップの1つの考えられる実施形は、一方の固定ストラップを一方の方向に引き締められるように配列し第2の固定ストラップを反対の方向に引き締められるように配列するというものである。固定ストラップの引き締め紐へのクリップ位置を変えることによって固定ストラップの方向を反転させることができることは、横方向引き締めの方向におけるこれらの変型を可能にさせる。
[0067]固定ストラップ94a及び94bの靴の側面への接続の方途は、図10Aと同じく、固定支柱組立体88a-88dの1つによって提供される。固定ストラップを接続するこの操作は、各固定ストラップを横方向引き締め紐の辺の対向部分の上を横断して引っ張ることによって開始され、それに関するやり方では、固定機構は以上に図7を参照しながら説明されているやり方と本質的に同じやり方で利用される。図10Bにはタン紐案内89も、上述の第1の好適な実施形態と同様のやり方で開示されており、靴のタン22は引き締め紐83aの残留張力によって上に引き留められている。
[0068]次に、図10A及び図10Bに示されている実施形態と同様ではあるが(単数又は複数の)横方向固定ストラップを、固定のために長手方向に向け直される単一ストラップで置き換えた引き締め紐配列を提供している図11を参照する。図11は、2つの別々の方形化紐部分組立体のそれぞれの横部分に作用する単一長手方向引手を有する本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第6の好適な実施形態を提供している。図11は、この第6の実施形態を開放弛緩構成で示している。第6の好適な実施形態の配列の効果は、単一固定ストラップへの所与の長手方向引っ張りに対し方形化紐構成要素の引き締め長さを更に増倍化するというものである。
[0069]図10A及び図10Bと同じく、図11に示されている方形化配列は、方形化紐閉鎖システム100のための2つの別々の矩形配列を備えており、2つの別々の閉ループ紐は、引き締め紐第1長手部分102a、引き締め紐中央横部分102b、引き締め紐第2長手部分102c、及び引き締め紐後方横部分102dで構成される第1の上側の方形化紐構成要素を有する二重方形化紐アレイを形成している。第2の下側の引き締め紐構成要素は、引き締め紐第1長手部分106a、引き締め紐前方横部分106b、引き締め紐第2長手部分106c、及び引き締め紐中央横部分106dで構成されている。この第6の好適な実施形態は、上述の第5の好適な実施形態がそうであったように、2つの別々の閉ループ方形化紐を提供しているが、紐アレイの機能は、図10A及び図10Bに示されている実施形態とは幾分相違している。上側及び下側の横方向紐部分は、引き続き、閉鎖プロセスで縮められることによって靴の側面同士を引き寄せるが、紐構成要素の中央横部分は長手方向に斜めに引き締められることになり、2つの靴中央二重プーリー104e及び104fを一体に引っ張ると同時に方形化紐構成要素の長手部分を引っ張って上側及び下側の横部分を更に締め付け縮めさせるという効果がある。この配列は、ぴったりとしているがなおも心地よいなじみを提供するべくアッパーのアイアステイ区域同士を閉じるプロセスで方形化紐が一体に引き締められる更に別のやり方を提供している。
[0070]図11に示されている固定ストラップ108は、ストラップ引手タブ112とストラップ止め金110を含んでいる。但し、この事例のストラップ固定点は、引き締め紐後方横部分102d上に配置されている上側スライドカラー114にある。固定ストラップ108がスライドカラー114に接続し、スライドカラー114へ固定されるやり方は、以下に図13を参照してより詳しく説明されている。
[0071]図11に示されている第6の実施形態もやはり、それぞれが2つの方形化紐構成要素の一方と接続して配置されている残留張力弾性帯75a及び75bの使用から恩恵を受ける。但し、先のタン紐案内は、この第6の実施形態では、上側スライドカラー114の両側に配置される2つのタン紐案内115a及び115bへ分かれている。したがって紐案内115a及び115bは、タン22の位置を引き締め紐組立体の下に維持する目的とスライドカラー114を紐上の中心位置に維持する機能の両方を果たす。
[0072]図12は、本発明の方形化紐靴閉鎖システムの第7の好適な実施形態の平面図であり、最初に長手方向に靴を下って方向決めされた後に方向を逆転させて、二重閉ループ方形化紐配列内の複数の紐を一体に引き締めながら靴を上ってゆく単一長尺引手を達成する構造を示しており、システムは開放弛緩構成にあるところが示されている。この第7の好適な実施形態の基本構造は以上に図11に関連付けて説明されている第6の好適な実施形態と極めて似ており、引き締め紐前方横部分106b上の下側スライドカラー128の追加と、引き締め紐中央横部分102b及び106d上に反転した向きに位置決めされる長尺固定ストラップ120の使用を伴っている。図12に示されている構成では、紐止め金122は、中央紐部分上の固定ストラップ120を、それが長手方向に靴のつま先に向かって下向きに延びて下側スライドカラー128の下をくぐりぬけてから下側スライドカラー128を周って向け直され、上向きに引っ張られて、図11に示されているものの係合と同様のやり方で上側スライドカラー114に係合することを可能にさせるやり方で位置決めする。図12に示されている紐システム100を締め付け閉じるプロセスは、アッパーの側面同士をタンを横断して引っ張る全体的な力が増加するように横方向紐部分の引き締め長さを増加させる追加の方途である。示されている配列では、紐部分106d、106b、及び102bは一体に引き締められ、当該一群が紐部分102d上の上側スライドカラー114との接続点まで引き上げられる。
[0073]最後に、第6の好適な実施形態及び第7の好適な実施形態それぞれのための引手ストラップ付着構造の詳細な部分断面図について図13及び図14を参照する。図13は図11に示されている引手ストラップ構造のための配列を示しており、それにより固定ストラップ108は引き締め紐中央横部分102b及び106dへの接続点と引き締め紐後方横部分102d上に配置されている上側スライディングカラー114での固定位置の間を延びている。固定ストラップ108上に配置されているストラップ止め金110は、示されている様に止め金及び付着されているストラップを引き締め紐中央横部分102b及び106dへしっかりと但し取り外し可能に固定させられるように構成されている。
[0074]図13の視点では、タン22はタンの上に弛緩して配置されている弾性帯75aと共に示されている。ストラップ引手タブ112で終わっている固定ストラップ108は、上側スライドカラー114の円筒形構造周りに係合するサイズの複数のフック状チャネルを提供しているフックチャネルアレイ116を備えて構成されている。固定ストラップ108を上向き(長手方向)に引っ張ることによって、使用者はストラップをその場に固定するために上側スライドカラー114をフックチャネルアレイ116内のフックチャネルの1つの中へ選択的に位置決めすることができる。プロセス中、方形紐閉鎖システムは、上述のように靴へのぴったりしたなじみを達成するために一体に引き締められる。
[0075]図14は、概して図12に示されている第7の好適な実施形態の引手ストラップ付着構造の詳細な部分断面図を提供している。この実施形態では、長尺固定ストラップ120は、ストラップの端を引き締め紐中央横部分102b及び106dへ、この実施形態でも同じく好ましくは下方から、固定する同様のストラップ止め金122を含んでいる。固定ストラップ120は、次いで、靴を下って引き締め紐前方横部分106b上に配置されている下側スライドカラー128の周りに送り込まれた後に長手方向に靴の中心線を上方へ折り返し、引き締め紐後方横部分102d上に配置されている上側スライドカラー114への付着点まで延びている。ストラップ引手タブ124で終端している固定ストラップ120の反対側の端は、上側スライドカラー114の円筒形構造の周りに係合するサイズの複数のフック状チャネルを提供しているフックチャネルアレイ126を備えて構成されている。ここでも同じく、固定ストラップ120を上向き(長手方向)に引っ張ることによって、使用者はストラップをその場に固定するために上側スライドカラー114をフックチャネルアレイ126内のフックチャネルの1つの中へ選択的に位置決めすることができる。図14の視点では、タン22は、それの上面の上に弛緩して配置されている弾性帯75a及び75bと共に示されている。図14のブロック矢印は上述の様にぴったりしたなじみのために靴の側面の圧縮を達成するべく横紐部分のアレイ全体がストラップによって一体に引き締められるやり方を示している。
[0076]当業者には認識される様に、説明されている本発明の好適な実施形態は、概して、靴の内側面から又は内側面上で達成される単一の引っ張り動作に関して提示されているが、全てのその様な実施形態は、同じく容易に、靴の外側(外方)から又は外側(外方)で達成され得る。加えて、数々の実施形態は使用者が選択した引っ張り方向を可能にさせるものと説明されているが、実施形態のそれぞれはその様な使用者選択の機能性を備えて実施されてもよいし備えずに実施されてもよい。何れにしても、使用者選択性と鏡映しの固定組立体の場合に起こるであろう方形化紐構造の複雑性の相応する増加との間で釣り合いがとられる。
[0077]本発明の様々な実施形態は、平行で互いに反対側のアイステイの間に配置されているタンを組み入れている靴に関連付けて説明されているが、当業者には認識される様に、本発明は、靴のアッパー中心線にて重なり合う側面を有する靴構成の様な特定のタン構造を持たない靴へ実施されてもよいし、又は平行で互いに反対側のアイステイを持たない靴に実施されてもよいし、又は靴の前方開口部が足の頂部に中心合わせされていない靴に実施されてもよい。様々な実施形態の角又は辺上点構造が靴の互いに反対側の側面に配置されている限り、それらの間の靴構造は組立体の側面同士が引き寄せられる際に圧縮可能でありさえすればよい。当業者には、本発明の方形化紐単一引っ張り機能性の精神及び範囲の内になおも納まる方形化紐開及び閉ループ構造並びに角及び辺上点機構の具体的な配列の追加的な変型が想起されるだろう。
10 靴閉鎖システム
12 靴
14 外側面
16 内側面
18 踵部
20 つま先部
22 タン部
24 アンカーストラップ
25a、25b 付着面
26 後部ストラップバックル
28 後部ストラップ引き戻し部
30 引き締めストラップ長手部分
32 斜めループバックル
34 保持ストラップ
35 弾性ストラップ
36 引き締めストラップ横部分
37 ストラップ長さ調節及び固定開口
38 紐止め金
39 フック部
40 紐
40 引き締め紐長手部分
42 引き締め紐後方横部分
44 引き締め紐前方横部分
46a、46b 紐端支柱
48a、48b 紐端アイレット
49 タン紐案内
50a、50b プーリー
54 靴ソール
60 プーリーブロック
61 プーリー車軸
62 回転可能な円筒体
63 陥凹部
70a 角支柱
71 リベット部
72 支柱ピン
73 支柱キャップ
75、75a、75b 弾性帯、弾性ストラップ
76 グロメット
77a 辺上点の開口
79 紐クリンプコネクタ
80 靴閉鎖システム
81 固定ストラップ
82a 引き締め紐第1長手部分
82b 引き締め紐前方横部分、引き締め紐中央横部分
82c 引き締め紐第2長手部分
82d 引き締め紐後方横部分
83 ストラップ止め金
84a、84b、84c、84d、84e、84f、84g、84h プーリー
85 開口アレイ
86 紐ガード
86a 引き締め紐第1長手部分
86b 引き締め紐前方横部分
86c 引き締め紐第2長手部分
86d 引き締め紐中央横部分
87 引手タブ
87a87b 上側バンプ縁
88a、88b、88c、88d 固定支柱組立体
89 タン紐案内
90 方形化紐閉鎖システム
91 リテンションブリッジ
92 固定ストラップ
93 アイステイ開口
93a、93b、93c、93d ストラップ止め金、ストラップクリップ
94a、94b Y字型ストラップの腕部、固定ストラップ
95、95a、95b 開口アレイ
96、96a、96b 紐ガード、ストラップクリップ点
97 引手タブ
100 方形化紐閉鎖システム
102a 引き締め紐第1長手部分
102b 引き締め紐中央横部分
102c 引き締め紐第2長手部分
102d 引き締め紐後方横部分
104a、104b、104c、104d、104e、104f プーリー
106a 引き締め紐第1長手部分
106b 引き締め紐前方横部分
106c 引き締め紐第2長手部分
106d 引き締め紐中央横部分
108 固定ストラップ
110 トラップ止め金
112 ストラップ引手タブ
114 上側スライドカラー
115a、115b タン紐案内
116 フックチャネルアレイ
120 長尺固定ストラップ
122 紐止め金
124 ストラップ引手タブ
126 フックチャネルアレイ
128 下側スライドカラー

Claims (20)

  1. 靴の着用者に幅方向と長さ方向を有する前記靴の側面同士を前記靴のアッパーを横断して引き寄せるように単一方向に引っ張らせる単一引手靴閉鎖システムであって、前記単一引手靴閉鎖システムは、
    前記靴の前記アッパーを横断して少なくとも部分的に閉じられた幾何学配列に配置されている少なくとも1つの長さの引き締めストラップであって、前記靴の前記幅方向を横断して延びている少なくとも2つの横部分と、前記靴の前記長さ方向の一部に沿って下って当該引き締めストラップの前記横部分の間に延びている少なくとも1つの長手部分と、を有している引き締めストラップと、
    前記少なくとも部分的に閉じられた幾何学配列上の少なくとも2つの点にて前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップに滑動式に係合している複数の案内点位置決め構造と、
    少なくとも横部分及び長手部分を有する引き締めストラップであって、前記横部分は前記靴の前記アッパーを横断して延びており、前記長手部分は前記横部分に対し略直角に前記靴の前記長さに沿って前記靴の踵部の方向に延びている、引き締めストラップと、
    前記引き締めストラップの前記横部分の一方の端へ付着されているフック止め金引き締めストラップの係合部材であって、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分上の少なくとも1つの点にて係合しているフック止め金引き締めストラップの係合部材と、
    前記引き締めストラップの前記横部分と前記長手部分の間の前記略直角を達成するために前記引き締めストラップを通して方向決めさせる前記靴の前記側面上の位置に固定されている斜めバックルと、
    前記靴の前記踵部上に配置されている付着面であって、前記引き締めストラップの前記長手部分上に配置されている対応する付着面に係合し保持するように配置されている付着面と、を備え、
    前記引き締めストラップの前記長手部分を引き締め前記付着面同士を固定する行為は、前記引き締めストラップの前記横部分の、前記靴の頂部を横断する引き締めを達成し、それにより前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分の、前記靴を横断する引き締めを達成して、前記引き締めストラップの前記横部分を締め付け、それにより前記靴の前記2つの側面同士を引き寄せるようにする、単一引手靴閉鎖システム
  2. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、
    前記引き締めストラップは、前記横部分に対して略直角に前記靴の前記長さに沿って前記靴の踵部の方向に延びている前記長手部分を備えており、
    前記単一引手靴閉鎖システムは、前記引き締めストラップの前記横部分と前記長手部分の間の前記略直角を達成するために前記引き締めストラップを通して方向決めさせる前記靴の前記側面上の位置に固定されている前記斜めバックルを備えており、
    前記靴上に配置されている付着面は前記靴の踵部上に配置され、前記引き締めストラップ上に配置されている前記対応する付着面は前記引き締めストラップの前記長手部分上に配置されており、
    前記引き締めストラップの前記長手部分を後ろへ引き締め前記付着面同士を固定する行為は、前記引き締めストラップの前記横部分の、前記靴の頂部を横断する引き締めを達成し、それにより前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分の、前記靴を横断する引き締めを達成して、前記引き締めストラップの前記横部分を締め付け、それにより前記靴の前記2つの側面同士を引き寄せるようにする、単一引手靴閉鎖システム
  3. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップは、第1端及び第2端を有する単一長さの引き締めストラップを備えており、前記第1端は前記靴の前記アッパーの第1の側面上の第1の点へ付着されていて、当該単一長さの引き締めストラップは、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第1の横部分として、前記靴の前記アッパーを横断して、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第2の側面上に配置されている第1の案内点位置決め構造まで延び、当該単一長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第2の側面上に配置されている第2の案内点位置決め構造まで延び、当該単一長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第2の横部分として、前記靴の前記アッパーを横断して折り返し、前記靴の前記アッパーの前記第1の側面上の第2の点まで延びており、前記単一長さの引き寄せ紐の前記第2端は前記靴の前記アッパーの前記第1の側面上の前記第2の点へ付着されている、単一引手靴閉鎖システム
  4. 請求項3に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記単一長さの引き締めストラップの前記第1端及び前記第2端はそれぞれトグル型支柱を備え、前記靴の前記アッパーの前記第1の側面上の第1の付着点及び第2の付着点はそれぞれアイレットを備えており、前記トグル型支柱は前記アイレットへ取り外し可能に付着可能である、単一引手靴閉鎖システム
  5. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記複数の案内位置決め構造のうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップを周りに係合させるキャップ付き開放支柱を備えている、単一引手靴閉鎖システム
  6. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記複数の案内位置決め構造のうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップを通して係合させるブロック及びプーリーを備えている、単一引手靴閉鎖システム
  7. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記引き締めストラップの係合部材は、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分へ取り外し可能に付着されている、単一引手靴閉鎖システム
  8. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記靴はタンを有し、前記単一引手靴閉鎖システムは前記タン上に配置されているタン紐案内を更に備えており、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップは前記タン紐案内を通って延びていて前記タン紐案内の内に滑動式に拘束保持されている、単一引手靴閉鎖システム
  9. 請求項2に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記斜めバックルは、前記靴のソール部に隣接する前記靴の側面上の付着点から延びている固定ストラップと固定されているリング部材を備えており、前記引き締めストラップは前記斜めバックルの前記リング部材を通って滑動式に係合されている、単一引手靴閉鎖システム
  10. 請求項2に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記引き締めストラップの前記長手部分は、
    調節バックルにて終端するように前記斜めバックルとの係合部から延びている第1の長手ストラップ区分と、
    前記靴の前記踵部に隣接する前記靴上の付着面から前記調節バックルを滑動式に通って前記引き締めストラップ上の前記対応する付着面にて終端するように延びている第2の長手ストラップ区分と、を備え、
    前記第2の長手ストラップ区分は、前記調節バックル及び前記第1の長手ストラップ区分を引っ張りながら、前記引き締めストラップ上の前記対応する付着面が前記靴上の前記付着面の上に位置決めされそれへ付着して固定される位置が可変である点まで後ろへ引き締められる、単一引手靴閉鎖システム
  11. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップは、閉ループ単一長さの引き締めストラップを備えており、当該閉ループ単一長さの引き締めストラップは、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第1の横部分として、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第1の側面上に配置されている第1の案内点位置決め構造から、前記靴の前記アッパーを横断して、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第2の側面上に配置されている第2の案内点位置決め構造まで延び、当該閉ループ単一長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分の第1の長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第2の側面上に配置されている第3の案内点位置決め構造まで延び、当該閉ループ単一長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第2の横部分として、前記靴の前記アッパーを横断して折り返し、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第1の側面上に配置されている第4の案内点位置決め構造まで延び、前記閉ループ単一長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの第2の長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうちの前記第1の案内点位置決め構造まで延びている、単一引手靴閉鎖システム
  12. 請求項11に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記靴上に配置されている前記付着面は固定支柱フックを備え、前記引き締めストラップ上に配置されている前記対応する付着面は複数のアイレットを備えており、前記引き締めストラップは、前記引き締めストラップと前記靴の前記アッパーを締め付け状態に保持するべく、前記複数のアイレットのうちの1つを前記固定支柱フック上へ位置決めするように、前記靴を横断して引き締められる、単一引手靴閉鎖システム
  13. 請求項11に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記引き締めストラップの係合部材は、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第1の長手部分か又は前記第2の長手部分のどちらかへ取り外し可能に付着可能であり、前記単一引手靴閉鎖システムは前記靴上に配置されている別の付着面を更に備えており、前記引き締めストラップの係合部材を前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第1の長手部分へ係合させることは、前記靴上に配置されている前記付着面への前記引き締めストラップの付着を可能にし、前記引き締めストラップの係合部材を前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第2の長手部分へ係合させることは、前記靴上に配置されている前記別の付着面への前記引き締めストラップの付着を可能にする、単一引手靴閉鎖システム
  14. 請求項11に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記靴はタンを有し、前記単一引手靴閉鎖システムは前記タン上に配置されているタン紐案内を更に備えており、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップは前記タン紐案内を通って延びていて前記タン紐案内の内に滑動式に拘束保持されている、単一引手靴閉鎖システム
  15. 請求項11に記載の単一引手靴閉鎖システムであって、
    前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分との前記引き締めストラップ係合点に隣接する前記靴の前記アッパーの第1のアイステイ部を貫いて配置されている第1のスロット開口を画定しているアイステイアイレットと、
    前記第1のアイステイ部から横方向に前記靴を横断して前記靴の前記アッパーの第2のアイステイ部の上に配置されている第2のスロット開口を画定しているリテイナーブリッジと、を更に備え、
    前記引き締めストラップは、前記第1のスロット開口に通され、前記引き締めストラップを前記第1のスロット開口を通して引き締め、前記引き締めストラップ上の前記対応する付着面を前記靴上の前記付着面への付着に向けて位置決めするために、前記引き締めストラップを横方向に前記靴を横断して延ばし前記第2のスロット開口を通った後に方向を反転させて折り返し横方向に前記靴を横断して延ばす、単一引手靴閉鎖システム
  16. 請求項11に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記引き締めストラップの前記横部分は「Y字」型ストラップを備え、前記引き締めストラップの係合部材は前記「Y字」型ストラップの2つの腕部のそれぞれに1つずつ別々に配置されている第1及び第2の係合部材を備えており、前記単一引手靴閉鎖システムは、概して前記第2の案内点位置決め構造と前記第3の案内点位置決め構造の間に配置されている第5の案内点位置決め構造を更に備え、前記第1の係合部材は前記第2の案内点位置決め構造と前記第5の案内点位置決め構造の間で前記引き締めストラップに係合し、前記第2の係合部材は前記第5の案内点位置決め構造と前記第3の案内点位置決め構造の間で前記引き締めストラップに係合する、単一引手靴閉鎖システム
  17. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記少なくとも1つの長さの引き締めストラップは、
    第1の閉ループ長さの引き締めストラップであって、当該第1の閉ループ長さの引き締めストラップは、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第1の横部分として、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第1の側面上に配置されている第1の案内点位置決め構造から、前記靴の前記アッパーを横断して、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第2の側面上に配置されている第2の案内点位置決め構造まで延び、当該第1の閉ループ長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの第1の長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第2の側面上に配置されている第3の案内点位置決め構造まで延び、当該第1の閉ループ長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第2の横部分として、前記靴の前記アッパーを横断して折り返し、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第1の側面上に配置されている第4の案内点位置決め構造まで延び、当該第1の閉ループ長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの第2の長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうちの前記第1の案内点位置決め構造まで延びている、第1の閉ループ長さの引き締めストラップと、
    第2の閉ループ長さの引き締めストラップであって、当該第2の閉ループ長さの引き締めストラップは、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第3の横部分として、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第1の側面上に配置されている第5の案内点位置決め構造から、前記靴の前記アッパーを横断して、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの第2の側面上に配置されている第6の案内点位置決め構造まで延び、当該第2の閉ループ長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの第3の長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第2の側面上に配置されている第7の案内点位置決め構造まで延び、当該第2の閉ループ長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも2つの横部分のうちの第4の横部分として、前記靴の前記アッパーを横断して折り返し、前記複数の案内点位置決め構造のうち前記靴の前記アッパーの前記第1の側面上に配置されている第8の案内点位置決め構造まで延び、当該第2の閉ループ長さの引き締めストラップは、次いで、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの第4の長手部分として、前記靴の前記アッパーの前記長さに沿って、前記複数の案内点位置決め構造のうちの前記第5の案内点位置決め構造まで延びている、第2の閉ループ長さの引き締めストラップと、を備えている、単一引手靴閉鎖システム
  18. 請求項17に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記引き締めストラップの前記横部分は「Y字」型ストラップを備え、前記引き締めストラップの係合部材は前記「Y字」型ストラップの2つの腕部のそれぞれに1つずつ別々に配置されている第1の引き締めストラップの係合部材及び第2の引き締めストラップの係合部材を備えており、前記第1の係合部材は前記第2の案内点位置決め構造と前記第3の案内点位置決め構造の間で前記第1の閉ループ長さの引き締めストラップに係合し、前記第2の係合部材は前記第の案内点位置決め構造と前記第の案内点位置決め構造の間で前記第2の閉ループ長さの引き締めストラップに係合する、単一引手靴閉鎖システム
  19. 請求項18に記載の単一引手靴閉鎖システムにおいて、前記第1の係合部材は、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第1の長手部分か又は前記第2の長手部分のどちらかへ取り外し可能に付着可能であり、前記第2の係合部材は、前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第3の長手部分か又は前記第4の長手部分のどちらかへ取り外し可能に付着可能であり、前記単一引手靴閉鎖システムは前記靴上に配置されている別の付着面を更に備えており、前記第1の引き締めストラップの係合部材及び前記第2の引き締めストラップの係合部材を前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第1の長手部分及び前記第3の長手部分へそれぞれ係合させることは、前記靴上に配置されている前記付着面への前記引き締めストラップの付着を可能にし、前記第1引き締めストラップの係合部材及び前記第2の引き締めストラップの係合部材を前記引き締めストラップの前記少なくとも1つの長手部分のうちの前記第2の長手部分及び前記第4の長手部分へそれぞれ係合させることは、前記靴上に配置されている前記別の付着面への前記引き締めストラップの付着を可能にする、単一引手靴閉鎖システム
  20. 請求項1に記載の単一引手靴閉鎖システムであって、前記靴の前記側面の間に前記靴の前記アッパーを横断して前記引き締めストラップの前記横部分と略平行に延びている少なくとも1つの弾性帯を更に備えている単一引手靴閉鎖システム
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