JP7120676B2 - 食事法支援プログラム - Google Patents
食事法支援プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7120676B2 JP7120676B2 JP2021052463A JP2021052463A JP7120676B2 JP 7120676 B2 JP7120676 B2 JP 7120676B2 JP 2021052463 A JP2021052463 A JP 2021052463A JP 2021052463 A JP2021052463 A JP 2021052463A JP 7120676 B2 JP7120676 B2 JP 7120676B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body temperature
- value
- nutrients
- determined
- temperature value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
本発明は、
人の身体状態に適した三大栄養素を導き出して指導する食事法を支援するプログラムであって、
コンピュータに、
被検者の左右足の下腿部三頭筋の部位で測定した体温値を比較して、体温値の小さい方が、右足下腿部の場合を左方系、左足下腿部の場合を右方系として被検者の系を判定する系判定ステップと、
被検者の三焦である上焦、中焦及び下焦の各部位で測定した体温値を取得する三焦体温値取得ステップと、
三焦と三大栄養素との関係を、上焦は蛋白質、中焦は糖質、下焦は脂質と対応させ、以下の判定、すなわち、
(A)左方系の被検者では、三焦での各体温値を比較して最小値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取制限させると判定する、
(B)右方系の被検者では、三焦での各体温値を比較して最大値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取制限させると判定する、食事判定ステップと、
を実行させるための食事法支援プログラムを提供する。
左方系の被検者では、体温値の小さい方が四肢部の場合は三焦の各体温値で2番目に小さい第2最小値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定し、体温値の小さい方が体幹部の場合は三焦の各体温値で最大値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定する、
右方系の被検者では、体温値の大きい方が体幹部の場合は三焦の各体温値で最小値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定し、体温値の大きい方が四肢部の場合は三焦の各体温値で2番目に大きい第2最大値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定する、ことを更に含むようにすることができる。
六味食事判定ステップを更に含み、
前記六味食事判定ステップは、
体幹六部と六味との関係を、右上焦は辛味、左上焦は苦味、右中焦は甘味、左中焦は酸味、右下焦は旨味、左下焦は鹹味と対応させ、
三焦単位で六味の選出パターンを、上焦、中焦、下焦の各々で3つのパターンを選出して9つのパターン、すなわち、
(1)上焦の3つのパターンは、
右上焦の辛味と左上焦の苦味との2つを選出する第1パターン、
右中焦の甘味と右下焦の旨味との2つを選出する第2パターン、
左中焦の酸味と左下焦の鹹味との2つを選出する第3パターンとし、
(2)中焦の3つのパターンは、
右中焦の甘味と左中焦の酸味との2つを選出する第1パターン、
右上焦の辛味と左下焦の鹹味との2つを選出する第2パターン、
左上焦の苦味と右下焦の旨味との2つを選出する第3パターンとし、
(3)下焦の3つのパターンは、
右下焦の旨味と左下焦の鹹味との2つを選出する第1パターン、
左上焦の苦味と左中焦の酸味との2つを選出する第2パターン、
右上焦の辛味と右中焦の甘味との2つを選出する第3パターンとし、
そして、
前記食事判定ステップで摂取制限させると判定された栄養素と対応する三焦において、
体幹六部で測定した各体温値を前記第1~第3パターンの各々での組み合わせによる2つの体温値の合計値を求め、前記第1~第3パターンの各合計値を比較し、
(a)左方系の被検者では、前記合計値が最小値である前記パターンを決定し、
(b)右方系の被検者では、前記合計値が最大値である前記パターンを決定し、
前記決定したパターンにて選出する2つの味と対応する食材は、前記食事判定ステップで摂取制限させると判定された栄養素であっても摂取可能であると判定するようにしてもよい。
(実施形態1)
実施形態の食事法支援プログラムは、被検者としてその人に適した三大栄養素を導く食事法を支援するコンピュータプログラムである。前記食事法は、人の柔軟性を高めるためにその人の今の身体状態から三大栄養素(蛋白質、糖質、脂質)で摂取すると良いものと良くないものとを指導する方法である。前記食事法の前提として、人体の三焦(上焦、中焦、下焦)と三大栄養素との関係を、上焦は蛋白質、中焦は糖質、下焦は脂質と結び付ける。そして、食事法において、被検者の三焦の各体温値を比較して、その大小関係から三焦の部位を特定し、特定した三焦の部位と対応した栄養素を摂取制限すべきものと、摂取すべきものとを導き出すという方法である。ここで、三焦は、体幹を三等分にし、上焦は横隔膜より上で鎖骨までの部位、中焦は横隔膜より下で臍より指1本分下までの部位、下焦は臍より指1本分下から恥骨までの部位とする。これらより、三焦と三大栄養素との関係として、上焦は蛋白質、中焦は糖質、下焦は脂質との結び付きが強いと考えた。
上焦では、▲だん▼中穴部に蛋白質・糖質・脂質を置き圧痛・緊張の有無を診ると、蛋白質が一番症状として強くなったので、患者(被検者)に蛋白質の摂取を少し制限してもらうと症状が好転した。
中焦では、中▲かん▼穴部に蛋白質・糖質・脂質を置き圧痛・緊張の有無を診ると、糖質が一番症状として強くなったので、患者に糖質の摂取を少し制限してもらうと症状が好転した。
下焦では、気海から中極穴部に蛋白質・糖質・脂質を置き圧痛・緊張の有無を診ると、脂質が一番症状として強くなったので、患者に脂質の摂取を少し制限してもらうと症状が好転した。
東洋医学における経絡に関して膀胱系は五臓六腑すべてを統括する経であり、これの左右差を判定するのに、経の流注に気血が滞った状態が左右どちらであるかで系を判定する。経絡には経が左右に存在し、右下肢から左上肢へと至る経絡と、左下肢から右上肢へと至る経絡とが存在する。本発明者は、右下肢からの経絡を基準にこれを左方系とし、左下肢からの経絡を右方系とする。そして、筋肉の緊張が強い場合は血液循環が悪い為、その部分の体温が低下し、温度差により低い方が主に悪影響を与える。そこで、本発明は、左右の足の下腿部三頭筋の部位の温度を比較して温度の小さい方が右足側であれば左方系、左足側であれば右方系と判定することができる。そして、左方系では体温の測定値を比較する場合は小さい方を基準とし、右方系では体温の測定値を比較する場合は大きい方を基準とする。
これは、頸の回旋運動の制限が右回旋側か左回旋側かを判断することで、疾患原発部位又は治療点を横隔膜より上に求めるか下に求めるかを見極めるものである。すなわち、右回旋運動に制限(右回旋制限)があれば、横隔膜より上に疾患原発部位又は治療点を求め、左回旋運動に制限(左回旋制限)があれば、横隔膜より下に疾患原発部位又は治療点を求める。従って、右回旋制限の被検者では、横隔膜より上で血液循環が悪くその部位の温度も低下することから、体幹部と手の部位の温度差を比較することで、被検者の今の身体状態を判定できると考える。左回旋制限の被検者では、横隔膜より下で血液循環が悪くそ
の部位の温度も低下することから、体幹部と足の部位の温度差を比較することで、被検者の今の身体状態を判定できると考える。
図1を参照して、摂取制限すべき栄養素は、(A)左方系の被検者では、体温値の小さい方を基準とするので、被検者の三焦の各体温値の比較で最小値の三焦の部位と対応した栄養素とし、(B)右方系の被検者では、体温値の大きい方を基準とするので、被検者の三焦の各体温値の比較で最大値の三焦の部位と対応した栄養素とする。
図2に示すように、被検者Mの所定部位の体温を温度計測器2で測定して、この温度計測器2から無線通信で測定装置1へ送信する。測定装置1は、本実施形態の食事法支援プ
ログラムを備え、このプログラムによる処理により、被検者Mの所定部位の体温値に基づいてその被検者Mの今の身体状態から摂取制限すべき栄養素、摂取すべき栄養素を導き出すものである。なお、被検者Mの体温の測定は、前記温度計測器2に限らず、非接触式に体温を測定できる手段であれば様々な手段を使用することができる。
食事法アプリは、図4に示すように、(1)系判定ステップ、(2)回旋制限判定ステップ、(3)体温値取得ステップ、(4)三焦体温値取得ステップ、(5)食事判定ステップ、を制御部
により実行させる。なお、以下で説明する人体(被検者M)の部位については、図5の模式図を参照されたい。
系判定ステップでは、まず、温度計測器2で、被検者Mの左右の足の下腿三頭筋中央よりやや内側の部位の体温を左右それぞれ測定する。この時、右足から左足の順番に測定することをルールとする。温度計測器2で、まず被検者Mの右足の下腿部三頭筋の中央より内側の体温を測定して測定装置1へ送信し、次に左足の下腿部三頭筋の中央より内側の体温を測定して測定装置1へ送信する。測定装置1では、食事法アプリにより、前記温度測定値の小さい方が、右足側の下腿部の場合を左方系と判定し、左足側の下腿部の場合を右方系と判定する。左方系の被検者は、温度測定値を比較する場合は小さい方を基準とする。右方系の被検者は、温度測定値を比較する場合は大きい方を基準とする。
るのかを判定するステップである。この回旋制限判定ステップでは、まず、温度計測器2で、被検者Mの左右の手の母指球(魚際)の部位の体温を左右それぞれ測定する。この時、右手から左手の順番に測定することをルールとする。温度計測器2で、まず被検者Mの右手の母指球(右魚際)の体温を測定して測定装置1へ送信し、次に左手の母指球(左魚際)の体温を測定して測定装置1へ送信する。測定装置1では、食事法アプリにより、温度測定値の小さい方が、左手母指球の場合を左回旋制限であると判定し、右手母指球の場合を右回旋制限であると判定する。
である。この体温値取得ステップでは、温度計測器2で被検者Mの体幹部と四肢部との体温を測定して測定装置1へ送信する。この時、温度計測器2により、左回旋制限の被検者Mでは、気海(体幹部)と右照海(四肢部)との体温値を測定し、右回旋制限の被検者Mでは、中▲かん▼(体幹部)と左陽池(四肢部)との体温値を測定する。具体的に、左右の系で左回旋制限の被検者では、気海と右照海とをこの順番で測定する。左右の系で右回旋制限の被検者では、中▲かん▼と左陽池とをこの順番で測定する。ここでは、測定装置1は、食事法アプリにより、温度計測器2から受信した前記の体幹部と四肢部との各体温値を記憶部14に記憶させる。
するステップである。この三焦体温値取得ステップでは、温度計測器2で被検者Mの上焦、中焦、下焦の体温を測定して測定装置1へ送信する。この時、温度計測器2で、被検者Mの上焦、中焦、下焦をこの順番で測定する。ここで、上焦は左右乳頭線上と正中の交点、中焦は胸骨下から臍との中間部、下焦は臍から指4本分下部、の各部位の体温を測定する。測定装置1は、食事法アプリにより、温度計測器2から受信した三焦の各体温値を記憶部14に記憶させる。
質)のうちで摂取制限すべき栄養素と摂取すべき栄養素とを判定するステップである。この食事判定ステップにおいて、三焦と三大栄養素との関係を、上焦は蛋白質、中焦は糖質、下焦は脂質と対応させる。そして、摂取制限すべき栄養素として、以下のように判定する。
左方系の被検者Mでは、三焦の各体温値を比較して最小値の三焦と対応した栄養素を摂取制限させると判定する。すなわち、上焦が最小値の場合(上焦<中焦又は下焦)は、蛋白質を摂取制限させると判定する。中焦が最小値の場合(中焦<上焦又は下焦)は、糖質を摂取制限させると判定する。下焦が最小値の場合(下焦<上焦又は中焦)は、脂質を摂取制限させると判定する。
右方系の被検者Mでは、三焦の各体温値を比較して最大値の三焦と対応した栄養素を摂取制限させると判定する。すなわち、上焦が最大値の場合(上焦>中焦又は下焦)は、蛋白質を摂取制限させると判定する。中焦が最大値の場合(中焦>上焦又は下焦)は、糖質を摂取制限させると判定する。下焦が最大値の場合(下焦>上焦又は中焦)は、脂質を摂取制限させると判定する。
左方系で左回旋制限の被検者Mでは、気海(体幹部)と右照海(四肢部)との体温値を比較する。そして、
(A1)気海>右照海の場合は三焦の各体温値の比較で第2最小値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
(A2)気海<右照海の場合は三焦の各体温値の比較で最大値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
また、左方系で右回旋制限の被検者では、中▲かん▼(体幹部)と左陽池(四肢部)との体温値を比較する。そして、
(A3)中▲かん▼>左陽池の場合は三焦の各体温値の比較で第2最小値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
(A4)中▲かん▼<左陽池の場合は三焦の各体温値の比較で最大値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
(B1)中▲かん▼>左陽池の場合は三焦の各体温値の比較で最小値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
(B2)中▲かん▼<左陽池の場合は三焦の各体温値の比較で第2最大値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
また、右方系で左回旋制限の被検者では、気海(体幹部)と右照海(四肢部)との体温値を比較する。そして、
(B3)気海>右照海の場合は三焦の各体温値の比較で最小値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
(B4)気海<右照海の場合は三焦の各体温値の比較で第2最大値と対応する栄養素を摂取させると判定する。
実施形態1では、食事判定ステップにて、三焦と三大栄養素との関係に基づいて三焦の体温値から摂取制限する栄養素と摂取する栄養素とを判定した(図4の(5)食事判定ステップ)。実施形態2では、図6に示すように、摂取制限すると判定された栄養素であっても、体幹六部と六味(味覚)との関係に基づいて体幹六部の体温値から選出した2つの味と対応する食材は摂取可能であると指導する「六味食事判定ステップ」を更に設けたものである。六味食事判定ステップは、食事法アプリのプログラムとして組み込まれ、測定装置1の制御部15により実行される。図7に示すように、六味食事判定ステップは、前記食事判定ステップの次に実行されるが、系判定ステップ以降で任意に実行してもよい。また、体温値取得ステップでは、被検者Mの体幹六部の各部位の体温値も測定して取得するようにする。六味食事判定ステップ中には、被検者Mの体幹六部で測定した6つの体温値を取得する体幹六部体温値取得ステップも含む。その他は実施形態1と同様であるので、この実施形態2では、六味食事判定ステップについて説明する。
そのため、実施形態1での前記食事判定ステップにて摂取制限させると判定された栄養素において特定の食材は摂取可能であると指導するにあたって、どのような食材が摂取可能であるかについて、本発明者が知識と経験に基づき探求した結果、味覚の観点から特定の食材を選出することを考え、体幹六部と六味との関係を見出し、更に体幹六部の体温状態から特定の味覚の食材を導き出す方法(六味食事判定法)を完成させた。
以下に、六味食事判定法の概要を説明する。
・(木):肝・胆は酸味を好み多く摂取すると肝・胆には害となり、また肝・胆を治すのに酸味にて益となる。
・(火):心・小腸は苦味を好み多く摂取すると心・小腸には害となり、心・小腸を治すのに苦味にて益となる。
・(土):脾・胃は甘味を好み多く摂取すると脾・胃には害となり、脾・胃を治すのに甘味にて益になる。
・(金):肺・大腸は辛味を好み多くを摂取すると肺・大腸には害となり、肺・大腸を治すのに辛味にて益となる。
・(水):腎・膀胱は鹹味を好み多く摂取すると腎・膀胱には害となり、腎・膀胱を治すには鹹味にて益となる。
・(相火):心包・三焦(六番目の腑)は旨味を好み多く摂取すると心包・三焦には害となり、心包・三焦を治すには旨味にて益となる。
・蛋白質では、上焦となる▲だん▼中穴に蛋白質の食材を接触させたFFD測定結果と、六味では、苦・辛・甘・旨の食材で同等の反応が得られ、同様の働きが強い。
・糖質では、中焦となる中▲かん▼穴に糖質の食材を接触させたFFD測定結果と、六味では、辛・甘・酸・鹹の食材で同等の反応が得られ、同様の働きが強い。
・脂質では、下焦となる関元穴に脂質の食材を接触させたFFD測定結果と、六味では、旨・鹹・酸・苦の食材で同等の反応が得られ、同様の働きが強い。
以上の結果より、前記表Iの体幹六部と六味との関係を、三大栄養素単位でみると、表IIのような関係が成立する。
・上焦は、辛味と苦味が肺(大腸)・心(小腸)に取って最も有効的なものである。
・中焦は、甘味と酸味が脾(胃)・肝(胆)に取って最も有効的なものである。
・下焦は、旨味と鹹味が心包(三焦)・腎(膀胱)に取って最も有効的なものである。
・蛋白質の場合、上焦(臓器)に対して十分に働くようにするには、肺(大腸)と心(小腸)の部分の辛味と苦味を摂取すると上焦は整う。右中焦と右下焦の甘味と旨味の成分が不足することにより、本来の蛋白質の働きができない。蛋白質とは異なる酸味と鹹味の成分を加えることにより、蛋白質の働きが良くなる。
・糖質の場合、中焦(臓器)に対して十分に働くようにするには、脾(胃)と肝(胆)の部分の甘味と酸味を摂取すると中焦は整う。右上焦と左下焦の辛味と鹹味の成分が不足することにより、本来の糖質の働きができない。糖質とは異なる苦味と旨味の成分を加えることにより、糖質の働きが良くなる。
・脂質の場合、下焦(臓器)に対して十分に働くようにするには、心包(三焦)と腎(膀胱)の部分の旨味と鹹味を摂取すると下焦は整う。左上焦と左中焦の苦味と酸味の成分が不足することにより、本来の脂質の働きができない。脂質とは異なる辛味と甘味の成分を加えることにより、脂質の働きが良くなる。
1、左右上焦 → 右(辛味)、左(苦味)
2、左右中焦 → 右(甘味)、左(酸味)
3、左右下焦 → 右(旨味)、左(鹹味)
4、右上焦と右中焦 → 右(辛味)、左(甘味)
5、左上焦と左中焦 → 左(苦味)、左(酸味)
6、右中焦と右下焦 → 右(甘味)、右(旨味)
7、左中焦と左下焦 → 左(酸味)、左(鹹味)
8、右上焦と左下焦 → 右(辛味)、左(鹹味)
9、左上焦と右下焦 → 左(苦味)、右(旨味)
ち、食事判定ステップにより、三大栄養素で摂取するよう判定された栄養素の食材を、三焦と三大栄養素との関係(段落0037参照)に基づいて、対応する三焦の部位に接触させてFFD測定を行い、食材接触前と比べて改善した(伸びた)長さを記録した(表VI、表VIIで、右から2番目の「三大栄養素」が摂取すると判定された栄養素を示し、右から
1番目の「三大栄養素によるFFD」が栄養素の食材接触によって伸びた長さを示す。)。そして、三大栄養素で摂取制限するよう判定された栄養素において、六味食事判定ステップにより、摂取可能と判定された二つの味の食材を、体幹六部と六味との関係(表I)に基づいて、対応する体幹六部の二つの部位に接触させてFFD測定を行い、食材接触前と比べて改善した(伸びた)長さを記録した(表VI、表VIIで、一番左の「六味」が摂取可能と判定された二つの味を示し、左から2番目の「六味によるFFD」が二つの味の食材接触によって伸びた長さを示す。)。
2 温度計測器
11 通信部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 制御部
21 検出部
22 換算部
23 通信機能部
131 基本測定画面
M 被検者
Claims (4)
- 人の身体状態に適した三大栄養素を導き出して指導する食事法を支援するプログラムであって、
コンピュータに、
被検者の左右足の下腿部三頭筋の部位で測定した体温値を比較して、体温値の小さい方が、右足下腿部の場合を左方系、左足下腿部の場合を右方系として被検者の系を判定する系判定ステップと、
被検者の三焦である上焦、中焦及び下焦の各部位で測定した体温値を取得する三焦体温値取得ステップと、
三焦と三大栄養素との関係を、上焦は蛋白質、中焦は糖質、下焦は脂質と対応させ、以下の判定、すなわち、
(A)左方系の被検者では、三焦での各体温値を比較して最小値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取制限させると判定する、
(B)右方系の被検者では、三焦での各体温値を比較して最大値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取制限させると判定する、食事判定ステップと、
を実行させるための食事法支援プログラム。 - 前記食事判定ステップは、被検者の体幹部と四肢部との部位で測定した体温値を比較して、以下の判定、すなわち、
左方系の被検者では、体温値の小さい方が四肢部の場合は三焦の各体温値で2番目に小さい第2最小値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定し、体温値の小さい方が体幹部の場合は三焦の各体温値で最大値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定する、
右方系の被検者では、体温値の大きい方が体幹部の場合は三焦の各体温値で最小値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定し、体温値の大きい方が四肢部の場合は三焦の各体温値で2番目に大きい第2最大値の三焦と対応した栄養素を摂取させると判定する、ことを更に含む、
請求項1に記載の食事法支援プログラム。 - 被検者の左右手の母指球の部位で測定した体温値を比較して、体温値の小さい方が、左手母指球の場合を左回旋制限、右手母指球の場合を右回旋制限とし、被検者の頸の回旋制限を判定する回旋制限判定ステップを更に含み、
前記食事判定ステップは、左回旋制限の被検者では、前記体幹部を気海、前記四肢部を照海で測定した体温値を比較し、右回旋制限の被検者では、前記体幹部を中▲かん▼、前記四肢部を陽池で測定した体温値を比較し、以下の判定、すなわち、
左方系であり左回旋制限の被検者では、気海と右照海との各体温値を比較して、
(A1)体温値の小さい方が右照海の場合は三焦の各体温値で第2最小値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、
(A2)体温値の小さい方が気海の場合は三焦の各体温値で最大値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、
左方系であり右回旋制限の被検者では、中▲かん▼と左陽池との各体温値を比較して、(A3)体温値の小さい方が左陽池の場合は三焦の各体温値で第2最小値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、
(A4)体温値の小さい方が中▲かん▼の場合は三焦の各体温値で最大値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、
また、右方系であり右回旋制限の被検者では、中▲かん▼と左陽池との各体温値を比較して、
(B1)体温値の大きい方が中▲かん▼の場合は三焦の各体温値で最小値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、
(B2)体温値の大きい方が左陽池の場合は三焦の各体温値で第2最大値の三焦の部位と
対応した栄養素を摂取させると判定する、
右方系であり左回旋制限の被検者では、気海と右照海との各体温値を比較して、
(B3)体温値の大きい方が気海の場合は三焦の各体温値で最小値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、
(B4)体温値の大きい方が右照海の場合は三焦の各体温値で第2最大値の三焦の部位と対応した栄養素を摂取させると判定する、ことを更に含む、
請求項2に記載の食事法支援プログラム。 - 六味食事判定ステップを更に含み、
前記六味食事判定ステップは、
体幹六部と六味との関係を、右上焦は辛味、左上焦は苦味、右中焦は甘味、左中焦は酸味、右下焦は旨味、左下焦は鹹味と対応させ、
三焦単位で六味の選出パターンを、上焦、中焦、下焦の各々で3つのパターンを選出して9つのパターン、すなわち、
(1)上焦の3つのパターンは、
右上焦の辛味と左上焦の苦味との2つを選出する第1パターン、
右中焦の甘味と右下焦の旨味との2つを選出する第2パターン、
左中焦の酸味と左下焦の鹹味との2つを選出する第3パターンとし、
(2)中焦の3つのパターンは、
右中焦の甘味と左中焦の酸味との2つを選出する第1パターン、
右上焦の辛味と左下焦の鹹味との2つを選出する第2パターン、
左上焦の苦味と右下焦の旨味との2つを選出する第3パターンとし、
(3)下焦の3つのパターンは、
右下焦の旨味と左下焦の鹹味との2つを選出する第1パターン、
左上焦の苦味と左中焦の酸味との2つを選出する第2パターン、
右上焦の辛味と右中焦の甘味との2つを選出する第3パターンとし、
そして、
前記食事判定ステップで摂取制限させると判定された栄養素と対応する三焦において、体幹六部で測定した各体温値を前記第1~第3パターンの各々での組み合わせによる2つの体温値の合計値を求め、前記第1~第3パターンの各合計値を比較し、
(a)左方系の被検者では、前記合計値が最小値である前記パターンを決定し、
(b)右方系の被検者では、前記合計値が最大値である前記パターンを決定し、
前記決定したパターンにて選出する2つの味と対応する食材は、前記食事判定ステップで摂取制限させると判定された栄養素であっても摂取可能であると判定する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の食事法支援プログラム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020100555 | 2020-06-09 | ||
JP2020100555 | 2020-06-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021197160A JP2021197160A (ja) | 2021-12-27 |
JP7120676B2 true JP7120676B2 (ja) | 2022-08-17 |
Family
ID=79196387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021052463A Active JP7120676B2 (ja) | 2020-06-09 | 2021-03-25 | 食事法支援プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7120676B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004130142A (ja) | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Samsung Electronics Co Ltd | 生体信号に基づいた健康管理機能を有するモバイル機器及びこれを用いた健康管理方法 |
WO2005048737A1 (ja) | 2003-11-20 | 2005-06-02 | Kaneka Corporation | 苦味調味剤 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003010144A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-14 | Shibata Toshihiko | 適食サポートシステム及びサーバ並びに方法 |
JP2011028466A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Norinaga Takahashi | 健康関連情報提供システム及び店舗 |
JP6472153B1 (ja) * | 2018-11-08 | 2019-02-20 | 兆奇 胡 | 脈拍測定による健康状態評価システムとその作動方法 |
-
2021
- 2021-03-25 JP JP2021052463A patent/JP7120676B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004130142A (ja) | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Samsung Electronics Co Ltd | 生体信号に基づいた健康管理機能を有するモバイル機器及びこれを用いた健康管理方法 |
WO2005048737A1 (ja) | 2003-11-20 | 2005-06-02 | Kaneka Corporation | 苦味調味剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021197160A (ja) | 2021-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Cholewa et al. | The effects of moderate-versus high-load resistance training on muscle growth, body composition, and performance in collegiate women | |
Ribeiro et al. | Resistance training improves a cellular health parameter in obese older women: a randomized controlled trial | |
Okamoto et al. | Effect of resistance exercise on arterial stiffness during the follicular and luteal phases of the menstrual cycle | |
RU2578930C1 (ru) | Способ нормализации и длительного удержания веса | |
Charlot et al. | Proposition for a shortened version of the Leeds Food Preference Questionnaire (LFPQ) | |
RU2444381C1 (ru) | Способ коррекции веса | |
Binkiewicz-Glińska et al. | Obesity prevention in children and adolescents–Current recommendations | |
Westcott et al. | Nutrition programs enhance exercise effects on body composition and resting blood pressure | |
Brooks et al. | Creatine monohydrate supplementation changes total body water and DXA lean mass estimates in female collegiate dancers | |
JP7120676B2 (ja) | 食事法支援プログラム | |
RU2493885C1 (ru) | Способ коррекции веса | |
Popławska et al. | Body Composition, physical fitness, nutritional habits and knowledge about food and nutrition in female students of physical education and medicine-related courses | |
Noormohammadpour et al. | Reversal time of postprandial changes of the thickness of abdominal muscles employing ultrasound measurements | |
Brungardt | The Complete book of Abs: Revised and expanded edition | |
Noor et al. | THE EFFECT OF ERGONOMIC EXERCISES ON REDUCING BLOOD PRESSURE IN HYPERTENSION SUFFERERS IN AWANG BANGKAL BARAT VILLAGE, THE WORKING AREA OF KARANG INTAN 2 COMMUNITY HEALTH CENTER | |
Gatterman | Chiropractic, health promotion, and wellness | |
Saleh et al. | Effects of 12-weeks Zumba lessons on some anthropometric Parameters for women and men | |
Aleksijević | MANAGEMENT OF DIET AND PHYSICAL ACTIVITY IN OLDER PEOPLE AS A FUNCTION OF HEALTHY AGING | |
Tieri | Reverse Sarcopenia: An Easy-to-Follow Program to Keep Muscles Strong and Youthful While Reducing Your Risk of Developing Dementia | |
Popp | Evaluating Indirect Calorimetry Methodology, Postural Energy Expenditure, and the Effects of Diet and Exercise Recommendations | |
Platz | Ketogenic Diet (weight Loss) | |
Wu | Effects of Aerobic Training on Body Function Based on Multiple Linear Regression Analysis | |
VanDusseldorp et al. | Proceedings of the Nineteenth International Society of Sports Nutrition (ISSN) Conference and Expo | |
Leehan | Live Your Life to Your Golden Age and Beyond | |
Thirupathi et al. | Effect of Yogasana and Pranayama on weight, muscle strength and endurance in young male medical students. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20210525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210527 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210903 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210910 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7120676 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |