JP7120644B2 - 無線lanアクセスポイント、通信方法、及び通信プログラム - Google Patents

無線lanアクセスポイント、通信方法、及び通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント、通信方法、及び通信プログラムに関する。
気象レーダー等のレーダーと無線LANアクセスポイントとが、周波数帯を共用する場合がある。ここで、通信に使用しているチャネルでレーダーが検出された場合、チャネルを変更しなければならないことが、法令によって定められている。また、チャネルを変更する際、変更先のチャネルで1分間レーダーの監視をすることが定められている。したがって、このような場合、通信の中断が発生することになる。
特許文献1には、ストリーミング通信を行う際に、通信に用いるチャネルの切り替えを行う無線LANアクセスポイントが記載されている。特許文献1に記載された無線LANアクセスポイントは、現在使用していないチャネルに対してレーダーの検出を行っており、30分以内にレーダーが検出されたチャネルへの切り替えは行わないような制御を行う。このような動作によって、法令で定められた基準を満たすことができる。
特開2017-175659号公報
上記の様に、レーダーと干渉した場合、無線LANアクセスポイントは、通信を中断しなければならないという問題があった。ここで、特許文献1に記載された技術は、ストリーミング等の特定の通信を契機にチャネルを変更するものであり、通常の通信とレーダーとが干渉する確率を減らす目的に適用することはできない。
本開示は上記課題を解決するためにされたものであって、レーダーと干渉する確率を減らすように使用するチャネルのスケジュールを生成する無線LANアクセスポイント、通信方法および通信プログラムを提供することを目的とする。
本開示にかかる無線LANアクセスポイントは、複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成する検出テーブル生成手段と、前記複数のチャネルにおける前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成する、スケジュール生成手段と、前記チャネルスケジュールに基づいて通信する通信手段と、を備えるものである。
本開示にかかる通信方法は、無線LANアクセスポイントが行う通信方法であって、複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成し、前記複数のチャネルにおける前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成し、前記チャネルスケジュールに基づいて通信する、ものである。
本開示にかかる通信プログラムは、無線LANアクセスポイントに、複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成し、前記複数のチャネルにおける前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成し、前記チャネルスケジュールに基づいて通信する、処理を実行させるものである。
本開示によれば、レーダーと干渉する確率を減らすように使用チャネルのスケジュールを生成する無線LANアクセスポイントおよび無線LANアクセスポイントの通信方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる無線LANアクセスポイントを含むネットワークの構成例を示す構成図である。 実施の形態1にかかる無線LANアクセスポイントの構成を示す構成図である。 実施の形態1にかかるレーダー検出テーブルの例を示す概略図である。 実施の形態2にかかる無線LANアクセスポイントの構成を示す構成図である。 W53帯とW56帯のチャネル配置を示す概略図である。 実施の形態2にかかるレーダー検出テーブルの例を示す概略図である。 実施の形態2にかかるチャネルスケジュールテーブルの例を示す概略図である。 実施の形態2にかかる無線LANアクセスポイントが用いられるシステムの例を示す概略図である。 実施の形態2にかかるレーダー検出部およびレーダー検出制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるチャネルスケジュールテーブル生成部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2において、レーダー検出テーブルからチャネルスケジュールテーブルを生成する方法の概要を示す概略図である。 実施の形態2において、チャネルスケジュールテーブルが完成される前の無線LAN制御部111と5GHz無線LAN制御部120との動作を示すフローチャートである。 実施の形態2において、チャネルスケジュールテーブルが完成された後の無線LAN制御部111と5GHz無線LAN制御部120との動作を示すフローチャートである。 関連する技術において、ランダムにチャネル変更する場合の概要を示す概略図である。 実施の形態2の変形例において、チャネルスケジュールテーブルが完成された後の無線LAN制御部111と5GHz無線LAN制御部120との動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイント100を含む無線LANネットワーク600の構成例を示す構成図である。無線LANネットワーク600は、無線LANアクセスポイント100および無線LAN子機200を備える。
無線LANアクセスポイント100は、無線LANルータ等の無線LAN親機である。無線LANアクセスポイント100は、無線LAN子機200と無線通信する。無線LAN子機200は、PC(Personal Computer)やスマートフォン等の無線通信端末である。無線LANアクセスポイントと無線LAN子機200とは、レーダー500が送信するレーダー波と干渉する可能性のある周波数帯を用いて通信する。レーダー波と干渉する周波数帯とは、例えば、5GHz帯である。レーダーは、気象用、航空機用、軍用等のレーダーである。
無線LANアクセスポイント100は、WAN(Wide Area Network)ポート152およびLANポート153を備える。無線LANアクセスポイント100は、WANポート152を介してインターネット400と接続されている。したがって、無線LAN子機200は、インターネット400を介して、他の通信装置と通信可能である。無線LANアクセスポイント100は、LANポート153を介して、PC700と有線接続することが可能である。したがって、無線LAN子機200は、PC700と通信可能である。
図2は、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイント100の構成を示す構成図である。無線LANアクセスポイント100は、検出テーブル生成部112、スケジュール生成部113および通信部120を備える。また、無線LANアクセスポイントは、上述した図示しないWANポート152およびLANポート153を備える。
検出テーブル生成部112は、複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成する。チャネルとは、無線LANアクセスポイント100が使用可能な周波数帯域を分割したものである。検出テーブル生成部112は、レーダー検出制御部112ともいう。
時間帯は、1時間ごとに定められてもよく、数時間ごとに定められてもよい。無線LANアクセスポイント100は図示しないレーダー検出部を備えてもよく、検出テーブル生成部112は、レーダー検出部から検出結果を取得することにより検出テーブルを生成してもよい。また、検出テーブル生成部112は、他の通信装置からレーダー検出結果を受信してもよい。図3は、検出テーブルの例である。チャネルA、B、Cについて、0時から24時までの各時間帯におけるレーダー検出の有無を表している。“1”はレーダー波が存在することを表し、“0”はレーダー波が存在しないことを表す。
スケジュール生成部113は、後述する通信部120が使用する通信チャネルを定めるチャネルスケジュールを生成する。チャネルスケジュールが定められる期間は、例えば、1日である。スケジュール生成部113は、チャネルスケジュールテーブル生成部113ともいう。
スケジュール生成部113は、複数のチャネルにおけるレーダー波がない時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成する。このようにチャネルスケジュールを生成することによって、スケジュールを生成しない場合と比べて、レーダー波による通信中断が発生する回数を減らすことができる。また、このようにチャネルスケジュールを生成することによって、チャネルを切り替える回数を減らすことができる。
レーダー波がない時間帯の長さは、例えば、0時を起点として判断されてもよい。このような場合、図3のチャネルAのレーダー波がない時間帯は、0時から13時までの13時間である。チャンネルBのレーダー波がない時間帯は、0時から10時までの10時間である。チャンネルCのレーダー波がない時間帯は、0時から7時までの7時間である。スケジュール生成部113は、例えば、レーダー波がない時間帯が最も長いチャンネルAを、0時から13時まで使用するチャネルと定めることができる。
なお、レーダー波がない時間帯の長さは、0時を起点として判断されるものに限らない。例えば、0時以外の時間を起点として判断するものであってもよい。また、任意の時間帯を終点として判断するものであってもよい。さらに、所定の時刻を含むレーダー波が存在しない時間帯の長さであってもよい。例えば、15時を含むレーダー波がない時間帯が長いチャネルを、15時台において使用するチャネルとしてもよい。
スケジュール生成部113は、上述したように0時から13時までに使用するチャネルを選択後、13時から使用するチャネルを選択する。この際、13時を起点とするレーダー波がない時間帯の長さに基づいて、チャネルを決定することができる。チャネルAのレーダー波がない時間帯は、13時から13時の0時間である。チャネルBのレーダー波がない時間帯は、13時から21時の8時間である。チャネルCのレーダー波がない時間帯は、13時から16時の3時間である。
チャネルスケジュール生成部113は、例えば、13時にチャネルAからチャネルBへの切り替えを行うようにチャネルを定めても良い。チャネルBは、13時を起点としてレーダー波がない時間帯が最も長いチャネルである。以下同様にして、24時までのチャネルスケジュールを生成することができる。
通信部120は、レーダーと干渉する可能性がある周波数帯を用いてして通信する。レーダーと干渉する可能性があるチャネルとは、例えば、5GHz帯のチャネルである。通信部120は、5GHz無線LAN制御部120ともいう。
通信部120は、スケジュール生成部113が生成したチャネルスケジュールによって定まるチャネルを用いて通信する。レーダー波の検出は、時間による規則性がある場合が多い。例えば、航空機の運航等が時間による規則性を持つためである。したがって、チャネルスケジュールにしたがって通信することにより、無線LANアクセスポイント100は、通信チャネルとレーダーとが干渉する確率を減らすことが可能となる。
本実施の形態によれば、スケジュール生成部は、レーダー波がない時間帯の長さに基づいてスケジュールを生成する。したがって、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイントは、レーダーと干渉する確率が低いチャネルを使用して通信することができる。さらに、本実施の形態によれば、1日に通信チャネルを切り替える回数を減らすことができる。
<実施の形態2>
図4は、本実施形態にかかる無線LANアクセスポイント100の構成を示す構成図である。無線LANアクセスポイント100は、5GHzと2.4GHzとのデュアルバンドで通信する無線LANアクセスポイントである。
無線LANアクセスポイント100は、CPU(Central Processing Unit)110、5GHz無線LAN制御部(通信部)120、2.4GHz無線LAN制御部130、レーダー検出部140、有線WAN/LAN制御部150、ROM160、RAM170、およびRTC(real time clock)180を備える。CPU110は、5GHz無線LAN制御部120、2.4GHz無線LAN制御部130、レーダー検出部140、有線WAN/LAN制御部150、ROM160、RAM170およびRTC180とそれぞれバスにより接続されている。
CPU110は、ROM160に格納されたファームウェアなどのプログラムをRAM170に展開して実行することにより無線LANアクセスポイント100の動作を実行する。これにより、CPU110は、有線WAN/LAN制御部150からの通信パケット、5GHz無線LAN制御部120からの通信パケットおよび2.4GHz無線LAN制御部130からの通信パケットをそれぞれ転送(ブリッジ)することができる。
また、CPU110は、ROM160に格納された当該プログラムを実行することにより、無線LAN制御部111として機能する。無線LAN制御部111は、レーダー検出制御部(検出テーブル生成部)112およびチャネルスケジュールテーブル生成部(スケジュール生成部)113を備える。つまり、CPU110は、レーダー検出制御部112およびチャネルスケジュールテーブル生成部113としても機能する。チャネルスケジュールテーブル生成部113は、後述する5GHz無線LAN制御部120が通信に使用するチャネルを定めるスケジュールを生成する。レーダー検出制御部112の機能については、後述する。
5GHz無線LAN制御部120は、5GHz MAC(Medium Access Control)/BB(Baseband)/RF(Radio Frequency)121、5GHz PA(Power Amplifer)122、5GHz LNA(Low Noise Amplifer)123、5GHzアンテナスイッチ(送受信切り替えスイッチ)124および5GHzアンテナ125を備える。
5GHz MAC/BB/RF121は、MACフレームの送出、信号の変調および復調、RF信号の生成等の処理を行う。5GHz PA123は、送信信号の増幅を行う。5GHz LNA123は、低雑音増幅器であり、受信信号の増幅を行う。5GHzアンテナスイッチ124は、送受信の切り替えを行う。5GHzアンテナ125は、5GHz帯の通信に用いられるアンテナである。
5GHz無線LAN制御部120は、無線LAN制御部111からの制御により、無線LAN親機として5GHzによる無線LAN通信動作を行うことができる。
5GHzによる無線LAN通信動作の中には、DFS(Dynamic Frequency Selection)と呼ばれる動的周波数選択の機能が含まれる。無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、CAC(Channel Availability Check)を行うことができる。CACとは、使用するチャネルがW53帯またはW56帯の場合、通信前に1分間レーダーの監視を行い、レーダーが検出されなかった場合にそのチャネルを通信に使用することである。
また、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、ISM(In Service Monitoring)を行うことができる。ISMとは、通信中にそのチャネルにおいて常時レーダーの監視を行うことである。
さらに、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、レーダーを回避する動作も行うことができる。レーダーを回避する動作とは、通信中にレーダーを検出した場合、10秒以内にそのチャネルの使用を中止し、移動先のチャネルを1分間監視し、レーダーが検出されなければそのチャネルに移動するという動作である。移動先のチャネル選択は、ランダムで行われる。しかし、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、レーダー検出後30分間、レーダーを検出したチャネルを移動先のチャネルとして選択することはできない。
2.4GHz無線LAN制御部130は、2.4GHz MAC/BB/RF131、2.4GHz PA132、2.4GHz LNA133、2.4GHzアンテナスイッチ(送受信切り替えスイッチ)134および2.4GHzアンテナ135を備える。2.4GHz無線LAN制御部130は、無線LAN制御部111からの制御により、無線LAN親機として2.4GHzによる無線LAN通信動作を行うことができる。
2.4GHz MAC/BB/RF131は、MACフレームの送出、信号の変調および復調、RF信号の生成等の処理を行う。2.4GHz PA132は、送信信号の増幅を行う。2.4GHz LNA133は、低雑音増幅器であり、受信信号の増幅を行う。2.4GHzアンテナスイッチ134は、送受信の切り替えを行う。2.4GHzアンテナ135は、2.4GHz帯の通信に用いられるアンテナである。
レーダー検出部140は、5GHz MAC/BB/RF141、5GHz LNA142および5GHzアンテナ143を備える。5GHz MAC/BB/RF141は、レーダー検出制御部112から制御信号を受信し、レーダー検出結果をレーダー検出制御部112に送信する。5GHz LNA142は、低雑音増幅器であり、受信信号の増幅を行う。5GHzアンテナ143は、5GHz帯の電波を受信可能なアンテナである。
レーダー検出部140は、無線LAN制御部111内のレーダー検出制御部112からの制御により、W53帯あるいはW56帯の5GHzの全チャネルを順次レーダー検出し、各チャネルのレーダー検出の有無を探査することができる。
また、レーダー検出制御部112は、レーダーを検出したときにRTC180から時刻情報を取得することができる。レーダー検出制御部112は、レーダー検出したチャネルとその時刻をRAM170内にテーブルとして生成する。このレーダー検出テーブルは、横軸が時間(24時間)、縦軸がチャネルで構成され、何時にどのチャネルでレーダーが検出されたかを記録する。レーダー検出テーブルは、各チャネルのレーダー検出が完了するごとに更新される。また、すべてのチャネルの探査が終了すると、最初のチャネルに戻って再度レーダー検出の有無の探査を開始し、レーダー検出テーブルの更新を常時行う。
有線WAN/LAN制御部150は、L2SW(Layer 2 switch)151、WANポート152およびLANポート153を備える。L2SW151は、MACアドレスに基づいて中継動作を行うスイッチである。WANポート152は、WANに接続するためのポートである。LANポート153は、有線LAN接続用のポートである。
RTC180は、現在の時刻をカウントするタイマーIC(Integrated Circuit)である。無線LAN制御部111のレーダー検出制御部112が、有線WAN/LAN制御部150のWANポート152を経由してインターネットから標準時刻を取得し、RTC180へ設定する。その後、RTC180は、標準時刻を刻むことができる。
図5は、5GHzのW53帯とW56帯のチャネル配置を示す。これらのチャネルは、レーダーの検出が必要なチャネルである。これらのチャネルを20MHz帯域幅で使用する場合は、W53帯の4チャネル(52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネル)およびW56帯の11チャネル(100チャネル、104チャネル、108チャネル、112チャネル、116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネル、132チャネル、136チャネル、140チャネル)の計15チャネルが使用可能である。
40MHz帯域幅で使用する場合は、W53帯の2チャネル(52チャネル+56チャネル、60チャネル+64チャネル)およびW56帯の5チャネル(100チャネル+104チャネル、108チャネル+112チャネル、116チャネル+120チャネル、124チャネル+128チャネル、132チャネル+136チャネル)の計7チャネルが使用可能である。
一方、80MHz帯域幅で使用する場合は、W53帯の1チャネル(52チャネル+56チャネル+60チャネル+64チャネル)およびW56帯の2チャネル(100チャネル+104チャネル+108チャネル+112チャネル、116チャネル+120チャネル+124チャネル+128チャネル)の計3チャネルのみ使用が可能である。80MHz帯域幅で使用する場合は、20MHz帯域幅、40MHz帯域幅で使用する場合と比較して、使用しているチャネルでレーダーが検出される確率が高くなる。例えば、52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネルの4チャネルを束ねて80MHz帯域幅で使用する場合、52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネルのどのチャネルでレーダーが検出されても、これら4チャネルを束ねた80MHz帯域幅の使用を停止しなくてはならない。
図6は、先に述べたレーダー検出テーブルを示す。テーブルの横軸は時間(時刻)を、縦軸はW53帯およびW56帯の各チャネルを表しており、0時から23時まで1時間ごとに1日24時間のレーダー検出有無を書き込むことができる。レーダー検出部140とレーダー検出制御部112とによりレーダーが検出された場合は、レーダー検出制御部112は、RTC180から時刻を取得し、これらのテーブルの当該時刻、当該チャネルのレーダー検出欄に“1”を書き込む。“1”はレーダーが検出されたことを示し、“0”はレーダーが検出されなかったことを示す。
レーダーを検出したときにRTC180から取得した時刻が例えば3時13分だった場合、レーダー検出制御部112は、3時の欄の当該チャネルに“1”を書き込む。例えば、図6は、7時台に56チャネル、10時台に108チャネル、13時台に116チャネル、16時台に64チャネル、21時台に112チャネルでレーダーが検出されたことを示している。
図7は、チャネルスケジュールテーブルを示す。チャネルスケジュールテーブルは、0時から23時までの1時間ごとに、1日24時間のうち各時間帯にどのチャネルを使用するかを示すテーブルである。チャネルスケジュールテーブル生成部113は、1日24時間のレーダー検出が完了すると、図6のレーダー検出テーブルを基に図7のチャネルスケジュールテーブルをRAM170内に生成する。
例えば、図7においては、0時から12時まで“116”という値が書き込まれているが、これは、116チャネルを表している。以下では、80MHz帯域幅を用いて通信する場合について説明する。このような場合、0時から12時まで116チャネル、120チャネル、124チャネル、及び128チャネルの4チャネルを束ねた80MHz帯域幅を使用する。
同様に、13時から20時までは“100”という値が書き込まれているが、これは、100チャネルを表している。このような場合、13時から20時まで100チャネル、104チャネル、108チャネル、及び112チャネルの4チャネルを束ねた80MHz帯域幅を使用する。21時から23時までは“116”という値が書き込まれているが、これは、116チャネルを表している。このような場合、21時から23時まで116チャネル、120チャネル、124チャネル、及び128チャネルの4チャネルを束ねた80MHz帯域幅を使用する。チャネルスケジュールテーブルが生成されると、無線LAN制御部111は、そのスケジュールに沿ってチャネルを変更する。
図8は、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイント100を使用した無線LANネットワーク600の構成を示す構成図である。無線LANネットワーク600は、無線LANアクセスポイント100、無線LAN子機200、ブロードバンドモデム300を備える。
無線LANアクセスポイント100のWANポート152は、ブロードバンドモデム300と有線LANにて接続される。ブロードバンドモデム300は、インターネット400に接続されている。無線LAN子機200は、無線LANアクセスポイント100と5GHz無線LANで接続されている。ここでは、無線LAN子機200は、無線子機を内蔵するノートPCとする。無線LAN子機200は、インターネット400にアクセスすることができる。
以下、レーダーを検出した場合の無線LANネットワーク600の動作について説明する。
まず、無線LAN子機200が、インターネット400へアクセスするため無線LANアクセスポイント100とデータ通信を行う。無線LANアクセスポイント100の5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、ISM動作によりレーダー500からのレーダー波を検出した場合、10秒以内にそのチャネルの使用を中止する。その後、5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、別のチャネルに移動するため、まずそのチャネルにレーダーが検出されないかどうかCACの動作を行う。レーダーが検出されなければ、5GHz無線LAN制御部120は、そのチャネルを使用してデータ通信を再開する。レーダー検出によりチャネルが変更されると、無線LAN子機200は、ビーコンに含まれたSSID(Service Set Identifier)を検出して変更されたチャネルに追従し、無線LANによるデータ通信を再開する。
図9は、本実施形態におけるレーダー検出部140およびレーダー検出制御部112が、レーダー検出テーブルを生成する動作についての処理の流れを表すフローチャートである。無線LANアクセスポイント100が起動すると、レーダー検出制御部112が、動作を開始する。まず、レーダー検出制御部112は、レーダー検出テーブルおよびチャネルスケジュールテーブルに“0”を書き込みクリアする(ステップS101)。次に、レーダー検出制御部112は、インターネット上の時刻サーバより現在の時刻を取得し、その時刻をRTC180に設定する(ステップS102)。これにより、RTC180は、時刻を刻むことを開始する。
次に、レーダー検出制御部112は、RTC180から現在の時刻を取得し(ステップS103)、0時であるかどうか判定する(ステップS104)。取得した時刻が0時でなければ、処理をステップS103に戻す。取得した時刻が0時であれば、ステップS105へ処理を移行する。つまり、無線LANアクセスポイント100の起動後、レーダー検出制御部112は、0時からレーダー検出を開始する(ステップS105)。
次に、レーダー検出制御部112は、レーダーの検出チャネルを設定する(ステップS105)。W53帯の52チャネルからW56帯の140チャネルまで順次レーダーの検出を行うが、まず、最初のレーダー検出チャネルである52チャネルが、設定される。
次に、レーダー検出制御部112は、レーダー検出部140を制御して、設定されたチャネルにて1分間のレーダー検出を行う(ステップS106)。次に、レーダー検出制御部112は、レーダー検出を行った結果を判定する(ステップS107)。レーダーが検出されていれば、レーダー検出制御部112は、RTC180から現在の時刻を取得する(ステップS108)。この時刻は、レーダーを検出した時刻となる。レーダー検出制御部112は、レーダー検出テーブルの当該時刻・当該チャネル欄にレーダーが検出されたことを示す“1”を書き込む(ステップS109)。ステップS107でレーダーが検出されていなければ、処理をステップS110へ移行する。
次に、レーダー検出制御部112は、設定されているチャネルがW56帯の最後のチャネルである140チャネルであるかどうか判定する(ステップS110)。設定されているチャネルが140チャネルでない場合、レーダー検出制御部112は、レーダー検出チャネルを次のチャネルに設定し(ステップS111)、処理をステップS106へ移行する。設定されているチャネルが140チャネルである場合は、W53帯の52チャネルからW56帯の140チャネルまでのレーダー検出が一通り完了したことになり、レーダー検出制御部112は、処理をステップS112へ移行する。
次に、レーダー検出制御部112は、RTC180から現在の時刻を取得する(ステップS112)。次に、レーダー検出制御部112は、取得した時刻が0時であるかどうか判定する(ステップS113)。取得した時刻が0時でなければ、レーダー検出制御部112は、処理をステップS105へ移行する。なお、ステップS113のNOとつながる“B”は、ステップS105につながる“B”へと移動することを表す。
取得した時刻が0時であれば、24時間レーダー検出が完了したことになり、レーダー検出制御部112は、処理を図10に示すステップS114へ移行する。なお、図9の“A”は、図10の“A”に移動することを表す。以上の動作により、レーダー検出テーブルが、RAM170内に生成される。
図10は、チャネルスケジュールテーブル生成部113がチャネルスケジュールテーブルを生成する動作について、処理の流れを表すフローチャートである。図11は、レーダー検出テーブルからチャネルスケジュールテーブルを生成する方法の概要を示す概略図である。
チャネルスケジュールテーブル生成部113は、RAM170内に生成されたレーダー検出テーブルを参照して、図5に示す3つの80MHz帯域幅のチャネルについて、それぞれレーダー検出を示す“1”をサーチする。まず、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、サーチ開始時間を0に設定する(ステップS114)。次に、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、3つの80MHz帯域幅のチャネルそれぞれについて、サーチ開始時間からレーダー検出を示す“1”が検出されるまでサーチを行う(ステップS115)。ここでは、サーチ開始時間は0に設定されているため、0時からサーチを開始する。
次に、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、ステップS115でサーチした結果を比較し、レーダー検出を示す“1”が検出されるまでの時間帯が最も長いチャネルとその時間帯とを取得する(ステップS116)。時間帯が最も長いチャネルが2つ以上あった場合、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、ランダムで1つのチャネルを選択する。次に、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、チャネルスケジュールテーブルの当該時間帯に当該チャネルを書き込む処理を行う(ステップS117)。書き込むチャネルは、80MHz帯域幅の最初のチャネルである。例えば、52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネルの4チャネルを束ねた80MHz帯域幅の場合、52チャネルが、書き込まれる。
具体的には、図6のレーダー検出テーブルの場合、図11に示すように116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネルの4つを束ねた80MHz帯域幅のチャネルにおいて、レーダー検出を示す“1”までの時間が、最も長くなる。したがって、取得して書き込むチャネルは116チャネル、時間帯は0時から12時となる。チャネルスケジュールテーブル生成部113は、チャネルスケジュールテーブルの0時から12時の欄に、それぞれ116チャネルを示す“116”を書き込む。
次に、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、レーダー検出テーブルのサーチが23時まで完了したか判断する(ステップS118)。完了していなければ、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、ステップS116で取得した時間帯の最大値に1を加えた値をサーチ開始時間に設定し(ステップS119)、ステップS115からの処理を繰り返す。
具体的には、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、前述した時間帯の最大値は12時であるため、12に1を加えた13時からレーダー検出を示す“1”が検出されるまでサーチを行う。図11に示すように100チャネル、104チャネル、108チャネル、112チャネルの4つを束ねた80MHz帯域幅のチャネルにおいて、レーダー検出を示す“1”までの時間が、最も長くなる。したがって、取得して書き込むチャネルは100チャネル、時間帯は13時から20時となる。チャネルスケジュールテーブル生成部113は、チャネルスケジュールテーブルの13時から20時の欄にそれぞれ100チャネルを示す“100”を書き込む処理を行う。ここで、116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネルの4つを束ねた80MHz帯域幅のチャネルはレーダーが検出されているためサーチ対象から除外される。
23時までサーチが完了していないため、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、前述の時間帯の最大値である20時、つまり20に1を加えた21時から再びレーダー検出を示す“1”が検出されるまでサーチを行う。ここで、図11に示すように52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネルの4つを束ねた80MHz帯域幅のチャネルと、116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネルの4つを束ねた80MHz帯域幅のチャネルとにおいて、レーダー検出を示す“1”までの時間帯が、どちらも21時から23時となる。この場合、ランダムで1つのチャネルが、選択される。ここでは、116チャネルが選択されたとすると、チャネルスケジュールテーブルの21時から23時の欄のそれぞれに、116チャネルを示す“116”が、書き込まれる。100チャネル、104チャネル、108チャネル、112チャネルの4つを束ねた80MHz帯域幅のチャネルは、レーダーが検出されているためサーチ対象から除外される。
レーダー検出テーブルのサーチが23時の欄まで完了している場合、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、RAM170内のチャネルスケジュールテーブル完了フラグに“1”を設定する(ステップS120)。チャネルスケジュールテーブル生成部113は、処理をステップS105へ移行し、レーダー検出処理を再開する。なお、図10の“B”は、図9のステップS105につながる“B”に移動することを表す。
以上の動作により、レーダー検出テーブルおよびチャネルスケジュールテーブルが、RAM170内に生成される。
図12は、チャネルスケジュールテーブルの生成が完了する前の無線LAN制御部111と5GHz無線LAN制御部120の動作について、処理の流れを表すフローチャートである。
5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、4つのチャネルを束ねた80MHz帯域幅で無線LAN子機200とデータ通信を行いながら(ステップS201)、RAM170に保存されているチャネルスケジュールテーブル完了フラグが“1”であるか判定する(ステップS202)。チャネルスケジュールテーブル完了フラグが“0”である場合、5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、ISMによりデータ通信で使用している現在のチャネルのレーダー検出を行い(ステップS203)、レーダーが検出されなければ、ステップS201に処理を戻してデータ通信を継続する。なお、ステップS202のYesとつながる“C”は、図13の“C”に移動することを表す。
レーダーが検出された場合(ステップS203のYES)、5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、無線LAN子機200とのデータ通信を10秒以内に停止し、データ通信で使用するチャネルをランダムに選択して設定する(ステップS204)。設定するチャネルは80MHz帯域幅であるため、52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネルまたは、100チャネル、104チャネル、108チャネル、112チャネルまたは、116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネルの3つのうち、レーダーが検出されたチャネルを除いたチャネルが、ランダムで選択される。
次に、5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、CACによりレーダー検出を1分間行い(ステップS205)、レーダーが検出されたかどうか判定し(ステップS206)、レーダーが検出されていなければ処理をステップS201に移行し、新たに設定されたチャネルにてデータ通信を行う(ステップS206のNO)。レーダーが検出されたと判定された場合(ステップS206のYES)、5GHz無線LAN制御部120および無線LAN制御部111は、新たにチャネルを選択する(ステップS204)。以上の動作は、ステップS202を除いて、一般的な無線LANアクセスポイントのISMおよびCACの動作である。
図13は、チャネルスケジュールテーブルの生成が完了した後、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120が、チャネルスケジュールテーブルを参照してチャネルを変更する動作における処理の流れを示すフローチャートである。図12においてRAM170に保存されているチャネルスケジュールテーブル完了フラグが“1”であるか判定され(ステップS202)、チャネルスケジュールテーブル完了フラグが“1”である場合、処理が、図13のステップS301に移行される。
無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、4つのチャネルを束ねた80MHz帯域幅で無線LAN子機200とデータ通信を行いながら(ステップS301)、ISMによりデータ通信で使用している現在のチャネルのレーダー検出を行う(ステップS302)。レーダーが検出されなければ(ステップS302のNo)、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、RTC180から現在の時刻を取得する(ステップS303)。レーダーが検出された場合の動作については、後述する。
無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、取得した時刻が正時であるかどうか判定する(ステップS304)。取得した時刻が正時でない場合、処理が、ステップS301に移行される。取得した時刻が正時である場合、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、チャネルスケジュールテーブルの当該時刻からチャネルを取得する(ステップS305)。具体的には、取得した時刻が0時であった場合、図7に示すチャネルスケジュールテーブルにおいて、116チャネルが取得される。
次に、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、現在使用しているチャネルとチャネルスケジュールテーブルから取得したチャネルとが、同じであるか判定する(ステップS306)。無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、チャネルが同じ場合、チャネル変更不要と判断し、ステップS301に処理を移行する(ステップS306のYes)。無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、チャネルが異なる場合(ステップS306のNo)、データ通信で使用するチャネルをチャネルスケジュールテーブルから取得したチャネルに設定する(ステップS307)。具体的には、取得したチャネルが116チャネルである場合、80MHz帯域幅であるため、116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネルの4つのチャネルを束ねた80MHz帯域幅でのチャネルが、設定される。
次に、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、CACによりレーダー検出を1分間行い(ステップS308)、レーダーが検出されたかどうか判定する(ステップS309)。レーダーが検出されなかった場合(ステップS309のNo)、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、新たに設定されたチャネルにてデータ通信を行う(ステップS301)。レーダーが検出された場合(ステップS309のYes)、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、新たにチャネルをランダムに選択し、そのチャネルを設定する(ステップS310)。
設定するチャネルは、80MHz帯域幅であるため、52チャネル、56チャネル、60チャネル、64チャネルまたは、100チャネル、104チャネル、108チャネル、112チャネルまたは、116チャネル、120チャネル、124チャネル、128チャネルの3つのうちの1つがランダムで選択される。しかし、ステップS309でレーダー検出されたチャネルは、30分間使用できないため除外される。
次に、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、CACによりレーダー検出を1分間行い(ステップS311)、レーダーが検出されたかどうか判定する(ステップS312)。無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、レーダーが検出されていなければ(ステップS312のNo)、新たに設定されたチャネルにてデータ通信を行い(ステップS301)、レーダーが検出されたと判定された場合は(ステップS312のYes)、処理をステップS310に戻す。
また、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、ステップS302のISMにより、データ通信で使用している現在のチャネルにレーダーが検出された場合(ステップS302のYes)、ステップS310に処理を移行し、ステップS310からステップS312までの上述した動作を行う。
以上により、無線LANアクセスポイント100は、レーダー検出テーブルを生成し、レーダー検出テーブルから最小限のチャネル変更でレーダー検出されたチャネルを回避するようなチャネルスケジュールテーブルを生成する。チャネルスケジュールテーブルの作成完了後、無線LANアクセスポイント100は、図13に示す動作に切り替えを行い、生成されたチャネルスケジュールテーブルを参照し、時刻に応じてレーダーが検出されていないチャネルへの変更を行う。したがって、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイント100は、データ通信に使用しているチャネルでレーダーが検出され、チャネル変更が発生することによる通信中断の回数を低減することができる。
図14は、関連する無線LANアクセスポイントが、通信に使用するチャネルを移動する様子を示す概略図である。関連する無線LANアクセスポイントは、80MHz帯域幅で通信し、レーダーを検出した場合にランダムでチャネル変更をする。図6に示すレーダー検出テーブルと同一の時間およびチャネルでレーダーが検出された場合、0時から23時までのチャネルの変更は最大で5回発生することになる。一方、本実施の形態では、図7および図11に示すように0時から23時までのチャネルの変更は2回となる。したがって、本実施の形態によれば、レーダーが検出されチャネル変更が発生することにより通信が中断される回数を低減することができる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイントは、24時間のレーダー検出テーブルを生成し、生成されたレーダー検出テーブルから24時間のチャネルスケジュールテーブルを生成し、生成されたチャネルスケジュールテーブルを参照してデータ通信に使用するチャネルを変更する。したがって、本実施の形態にかかる無線LANアクセスポイントは、レーダーが検出されチャネル変更が発生することにより通信が中断する回数を低減するという効果を有する。
変形例
本変形例では、チャネルスケジュールテーブルの生成が完了した後、ISM等によるレーダー検出結果によってレーダー検出テーブルを更新する。レーダー検出テーブルに基づいて、チャネルスケジュールテーブルの更新を行うことが可能となる。
図15は、チャネルスケジュールテーブルの生成が完了した後、本変形例にかかる無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120が、チャネルスケジュールテーブルを参照してチャネルを変更する動作を行う際の処理の流れを表す。図13から、ステップS401およびステップS402の処理が、追加されている。追加された動作は、次のようになる。
ISMによりデータ通信で使用している現在のチャネルにレーダーが検出された場合(ステップS302)、本変形例にかかる無線LANアクセスポイント100は、RTC180から現在の時刻を取得し(ステップS401)、レーダー検出テーブルの当該時刻・当該チャネル欄にレーダーが検出されたことを示す“1”を書き込む(ステップS402)。次に、本変形例は、ステップS310に処理を移行する。ステップS310以降の処理は、先の実施形態と同じ動作となる。
CAC(ステップS308)においてレーダーが検出されたと判定された場合(ステップS309のYes)も、本変形例にかかる無線LANアクセスポイント100は、RTC180から現在の時刻を取得し(ステップS401)、レーダー検出テーブルの当該時刻・当該チャネル欄にレーダーが検出されたことを示す“1”を書き込む(ステップS402)。ステップS310以降の処理は、上述の通り、先の実施形態と同じ動作となる。
CAC(ステップS311)においてレーダーが検出されたと判定された場合も(ステップS312のYes)、本変形例にかかる無線LANアクセスポイント100は、RTC180から現在の時刻を取得し(ステップS401)、レーダー検出テーブルの当該時刻・当該チャネル欄にレーダーが検出されたことを示す“1”を書き込む(ステップS402)。ステップS310以降の処理は、上述の通り、先の実施形態と同じ動作となる。
以上の動作により、レーダー検出部140およびレーダー検出制御部112は、図9に示すレーダー検出テーブルの生成に加えて、レーダー検出テーブルの更新を行うことが可能となる。チャネルスケジュールテーブルの生成が完了した後、無線LAN制御部111および5GHz無線LAN制御部120は、図15に示す動作の中でレーダーを検出した場合においても、レーダー検出テーブルを更新することにより精度の高いレーダー検出テーブルを生成することができる。
したがって、チャネルスケジュールテーブル生成部113は、精度の高いチャネルスケジュールテーブルを生成することができる。そして、生成されたチャネルスケジュールテーブルを参照し、時刻に応じてレーダーが検出されていないチャネルへと変更することが可能となる。よって、データ通信に使用しているチャネルにおいて、レーダーが検出されてチャネル変更が発生し、通信中断が発生する回数を低減することができる。
以下、本実施の形態の効果について説明する。
無線LANアクセスポイントが使用するW53およびW56と称される5GHz帯においては、気象用、航空機用、軍用などのレーダーが使用されている。したがって、無線LANとレーダーとが、これらの周波数帯を共用する必要がある。
このため、無線LANアクセスポイントには、DFSと呼ばれる動的周波数選択の機能を搭載し、各種レーダーとの干渉を避けなければならない。DFSには、使用するチャネルにおいて、通信前に1分間レーダーの監視を行い、レーダーが検出されなかった場合にそのチャネルを通信に使用するCAC、通信中にそのチャネルにおいて常時レーダーの監視を行うISMなどがある。
また、通信中にレーダーを検出した場合は、10秒以内にそのチャネルの使用を中止し、別のチャネルに移動するといったレーダーを回避する動作も必要となる。あるチャネルで通信中にレーダーを検出した場合、移動先のチャネルを1分間監視し、レーダーが存在しなければそのチャネルに移動することができるが、レーダーが検出されたチャネルはその後30分間選択することができない。しかしながら、移動先のチャネルはランダムに選択される。したがって、過去にレーダー検出されたチャネルであっても、30分以上経過すれば選択することができる。したがって、過去にレーダー検出されたチャネルを再度移動先のチャネルに選択した場合、そのチャネルで再びレーダー検出され、通信断が発生するという問題があった。
特に、IEEE 11ac規格など、4つのチャネルを束ねて80MHzの広帯域で高速通信を行うことができる規格に対応した無線LANアクセスポイントにおいては、選択できるチャネルが少ない。したがって、20MHzや40MHzで通信する場合と比較してレーダーが検出される確率が高く、上述した問題が顕著であった。
このような問題を解決するために、例えば、特開2011-146945は、レーダーを検出した場合、2Chainある無線送受信回路のうち、1つのChainで通信を継続しながらもう1つのChainで移動先のチャネルを1分間監視し、レーダーが存在しなければそのチャネルに移動する方法を提案している。この後、2つのChainで通信を再開することで通信を継続することが可能となる。しかし、この方法は、レーダーを検出してからレーダーを回避する動作であり、本実施の形態のように、事前にレーダーに遭遇しないチャネルのスケジュールを生成し、そのスケジュールに沿ってチャネル変更を行いレーダー検出による通信断の回数を低減する方式とは異なる。
また、特開2010-278825は、レーダー検出用のモニタ回路を設け、前もって通信に使用していないチャネルのレーダーのモニタリングを行う方法を提案している。通信に使用しているチャネルにレーダーが検出された場合は、即座にモニタリングしていたチャネルに切り替えることにより通信が中段する時間を最小限にとどめることが可能となる。しかし、この方法についても、本実施の形態のように、事前にレーダーに遭遇しないチャネルのスケジュールを生成し、そのスケジュールに沿ってチャネル変更を行いレーダー検出による通信断の回数を低減する方式とは異なる。
特開2006-217347は、レーダー発生情報(時刻情報含む)により2つのチャネルを時刻に応じて切り替えて使用する方法を提案している。しかし、この方法も、事前にレーダーに遭遇しないチャネルのスケジュールを生成し、そのスケジュールに沿ってチャネル変更を行いレーダー検出による通信断の回数を低減する本実施の形態とは異なる。また、周波数帯域については、20MHz帯域および40MHz帯域についてのみ述べられているにすぎず、本実施の形態のようにレーダー検出の確立が高い80MHz帯域幅については述べられてはいなかった。
本実施の形態は、無線LANアクセスポイントにレーダー検出部とRTCを設け、W53およびW56の5GHz帯の全チャネルについて常時レーダー検出を行い、レーダーが検出された場合、RTCの時刻情報をもとに、どのチャネルでどの時刻にレーダーが検出されたか一日のレーダー検出状況をテーブル化する。そのテーブルよりレーダーが検出されたチャネル、時間を避けるよう使用するチャネルのスケジュールを生成し、そのスケジュールに沿ってチャネルを変更することによって使用するチャネルでレーダーが検出されることを避ける。このように前もってレーダーに遭遇しないチャネルのスケジュールを生成し、そのスケジュールに沿ってチャネル変更を行うことにより、80MHzの帯域幅で通信を行う場合において、レーダー検出による通信中断の回数を最小限に抑えることができる。
上述の実施の形態における各種の処理は、ハードウェアでもソフトウェアでも実現できる。例えば、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成する検出テーブル生成手段と、
前記複数のチャネルにおける前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成する、スケジュール生成手段と、
前記チャネルスケジュールに基づいて通信する通信手段と、
を備える無線LANアクセスポイント。
(付記2)
前記スケジュール生成手段は、前記チャネルスケジュールの開始する時間帯を示す第1の時間帯からの前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、前記第1の時間帯においてチャネルの切り替えを行うように前記チャネルスケジュールを生成する、付記1に記載の無線LANアクセスポイント。
(付記3)
前記スケジュール生成手段は、前記第1の時間帯からの前記レーダー波がない前記時間帯が最も長いチャネルへの切り替えを行うように前記チャネルスケジュールを生成する、付記2に記載の無線LANアクセスポイント。
(付記4)
前記スケジュール生成手段は、隣接する複数の前記チャネルをまとめて通信チャネルとし、前記通信チャネルに含まれる全てのチャネルで前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、前記チャネルスケジュールを生成する、付記1から3のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。
(付記5)
前記検出テーブル生成手段は、5GHz帯で規定された周波数帯W53およびW56の全ての前記チャネルの前記レーダー波の有無から前記検出テーブルを生成する、付記1から4のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。
(付記6)
前記検出テーブル生成手段は、前記通信手段が使用しているチャネルにおいて前記レーダー波の有無を監視し、前記監視の結果に基づいて前記検出テーブルを更新する、付記1から5のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。
(付記7)
RTC(Real Time Clock)をさらに備え、
前記検出テーブル生成手段は、前記RTCから取得した現在時刻に基づいて前記検出テーブルを生成する、付記1から6のいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。
(付記8)
無線LANアクセスポイントが行う通信方法であって、
複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成し、
前記複数のチャネルにおける前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成し、
前記チャネルスケジュールに基づいて通信する、
通信方法。
(付記9)
前記チャネルスケジュールの開始する時間帯を示す第1の時間帯からの前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、前記第1の時間帯においてチャネルの切り替えを行うように前記チャネルスケジュールを生成する、付記8に記載の通信方法。
(付記10)
前記第1の時間帯からの前記レーダー波がない前記時間帯が最も長いチャネルへの切り替えを行うように前記チャネルスケジュールを生成する、付記9に記載の通信方法。
(付記11)
隣接する複数の前記チャネルをまとめて通信チャネルとし、前記通信チャネルに含まれる全てのチャネルにおいて前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、前記チャネルスケジュールを生成する、付記8から10のいずれか1項に記載の通信方法。
(付記12)
5GHz帯で規定された周波数帯W53およびW56の全ての前記チャネルの前記レーダー波の有無から前記検出テーブルを生成する、付記8から11のいずれか1項に記載の通信方法。
(付記13)
前記通信部が使用しているチャネルにおいて前記レーダー波の有無を監視し、前記監視の結果に基づいて前記検出テーブルを更新する、付記8から12のいずれか1項に記載の通信方法。
(付記14)
RTC(Real Time Clock)から取得した現在時刻に基づいて前記検出テーブルを生成する、付記8から13のいずれか1項に記載の通信方法。
(付記15)
無線LANアクセスポイントに、
複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成し、
前記複数のチャネルにおける前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、チャネルスケジュールを生成し、
前記チャネルスケジュールに基づいて通信する、
処理を実行させる通信プログラム。
100 無線LANアクセスポイント
110 CPU
111 無線LAN制御部
112 レーダー検出制御部(検出テーブル生成部)
113 チャネルスケジュールテーブル生成部(スケジュール生成部)
120 5GHz無線LAN制御部(通信部)
121、141 5GHz MAC/BB/RF
122 5GHz PA
123、142 5GHz LNA
124 5GHzアンテナスイッチ
125、143 5GHzアンテナ
130 2.4GHz無線LAN制御部
131 2.4GHz MAC/BB/RF
132 2.4GHz PA
133 2.4GHz LNA
134 2.4GHzアンテナスイッチ
135 2.4GHzアンテナ
140 レーダー検出部
150 有線WAN/LAN制御部
151 L2SW
152 WANポート
153 LANポート
160 ROM
170 RAM
180 RTC
200 無線LAN子機
300 ブロードバンドモデム
400 インターネット
500 レーダー
600 無線LANネットワーク
700 PC

Claims (7)

  1. 複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成する検出テーブル生成手段と、
    1日の各時間帯における通信にどのチャネルを使用するかを示すチャネルスケジュールを生成する、スケジュール生成手段と、
    前記チャネルスケジュールに基づいて通信する通信手段と、
    を備え、
    前記スケジュール生成手段は、
    前記検出テーブルにおいて前記レーダー波が有ることを示す値を、サーチ開始時間から遅い時間帯に向かってチャネルごとにサーチする処理と、前記サーチ開始時間からの前記レーダー波がない時間帯が最も長いチャネルを、最も長い前記時間帯における通信に使用することを決定する処理と、前記サーチ開始時間を、最も長い前記時間帯に含まれる最も遅い時間帯の次の時間帯へと更新する処理とを繰り返す、
    無線LANアクセスポイント。
  2. 前記スケジュール生成手段は、隣接する複数の前記チャネルをまとめて通信チャネルとし、前記通信チャネルに含まれる全てのチャネルにおいて前記レーダー波がない前記時間帯の長さに基づいて、前記チャネルスケジュールを生成する、請求項1に記載の無線LANアクセスポイント。
  3. 前記検出テーブル生成手段は、5GHz帯で規定された周波数帯W53およびW56の全ての前記チャネルの前記レーダー波の有無から前記検出テーブルを生成する、請求項1または2のいずれかに記載の無線LANアクセスポイント。
  4. 前記検出テーブル生成手段は、前記通信手段が使用しているチャネルにおいて前記レーダー波の有無を監視し、前記監視の結果に基づいて前記検出テーブルを更新する、請求項1からのいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。
  5. RTC(Real Time Clock)をさらに備え、
    前記検出テーブル生成手段は、前記RTCから取得した現在時刻に基づいて前記検出テーブルを生成する、請求項1からのいずれか1項に記載の無線LANアクセスポイント。
  6. 無線LANアクセスポイントが行う通信方法であって、
    複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成することと、
    1日の各時間帯における通信にどのチャネルを使用するかを示すチャネルスケジュールを生成することと、
    前記チャネルスケジュールに基づいて通信することを含み、
    前記チャネルスケジュールを生成することは、
    前記検出テーブルにおいて前記レーダー波が有ることを示す値を、サーチ開始時間から遅い時間帯に向かってチャネルごとにサーチする処理と、前記サーチ開始時間からの前記レーダー波がない時間帯が最も長いチャネルを、最も長い前記時間帯における通信に使用することを決定する処理と、前記サーチ開始時間を、最も長い前記時間帯に含まれる最も遅い時間帯の次の時間帯へと更新する処理とを繰り返す、
    通信方法。
  7. 無線LANアクセスポイントに通信方法を実行させる通信プログラムであって、
    前記通信方法は、
    複数のチャネルにおける時間帯ごとのレーダー波の有無を示す検出テーブルを生成することと、
    1日の各時間帯における通信にどのチャネルを使用するかを示すチャネルスケジュールを生成することと、
    前記チャネルスケジュールに基づいて通信することを含み、
    前記チャネルスケジュールを生成することは、
    前記検出テーブルにおいて前記レーダー波が有ることを示す値を、サーチ開始時間から遅い時間帯に向かってチャネルごとにサーチする処理と、前記サーチ開始時間からの前記レーダー波がない時間帯が最も長いチャネルを、最も長い前記時間帯における通信に使用することを決定する処理と、前記サーチ開始時間を、最も長い前記時間帯に含まれる最も遅い時間帯の次の時間帯へと更新する処理とを繰り返す、
    通信プログラム。
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