JP7119758B2 - 圧力差緩和装置及び盤装置 - Google Patents

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本発明は、圧力差緩和装置及びこの圧力差緩和装置を備えた盤装置に関する。
一般に、車両が通過するトンネル内などにおいては、外の電線から引き込んできた電気を分配するための分電盤、動力盤、制御盤等の盤装置が設置されている。そして、この盤装置においては、トンネル内を車両が通過した際に生じる微気圧波により電気機器を収容する内部が密閉された筐体の外部が低圧となり、筐体の内部が相対的に高圧となり、筐体の内部と外部とで圧力差が生じる。筐体の内部が相対的に高圧になると、筐体の盤面が膨らむように変形し、筐体に設けられた開閉扉のヒンジ部に繰り返しの力が加わり、塗膜や疲労破壊を促進することがある。
このため、トンネル内等に設置された盤装置においては、内部が密閉された筐体に開口部を形成し、筐体内部の圧力を開放するようにしている。
しかしながら、車両が通過するトンネル内などでは粉塵汚損環境となっているため、その開口部から筐体の内部に粉塵等の異物が舞い込み、筐体の内部に収容された電気機器に悪影響を与えることがある。
この悪影響を回避するために、一般に、電気機器を収容する筐体に形成された開口部に筐体の内部を筐体の外部に対し遮断する高集塵率のフィルタを装着し、粉塵の筐体内部への侵入を抑止するようにしている。
しかしながら、筐体に形成された開口部に高集塵率のフィルタを装着すると、空気の出入り量が低下する。これにより、筐体に開口部を形成しない場合ほどではないものの、トンネル内を車両が通過した際に生じる微気圧波による筐体の内部と外部との圧力差は解消されず、筐体の盤面が膨らむように変形してしまうことがある。
一方、ガス絶縁開閉装置の放圧装置として、従来、例えば、特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示すガス絶縁開閉装置の放圧装置は、ガス絶縁開閉装置の容器に形成された放圧口と、放圧口を閉塞し、放圧時破裂して放圧する放圧板とを備えている。また、この放圧装置は、放圧板の大気側に設けられ、放圧板を覆い、放圧時に離脱する保護シートと、保護シートに形成された小孔と、保護シートを覆い、一方に開口部を有した保護カバーとを備えている。
この特許文献1に示すガス絶縁開閉装置の放圧装置によれば、短絡事故などにより容器内が所定の圧力に上昇すると、放圧板が破裂し、同時に保護シートが取付板から離脱して内部の高圧になった絶縁ガスを放出する。これにより、容器内の機器破壊の増大及び容器の破壊を防止することができる。
特開平8-140230号公報
しかしながら、この従来の特許文献1に示したガス絶縁開閉装置の放圧装置にあっては、短絡事故などにより容器内の圧力が上昇した時に放圧板が破裂するため、一度の放圧しか行うことができない。
このため、特許文献1に示す放圧装置と同様の放圧装置を圧力差緩和装置として、筐体に形成された開口部に高集塵率のフィルタを装着した盤装置に適用したとしても、トンネル内を車両が通過した際に生じる微気圧波による筐体の内部と外部との圧力差を1回しか解消できない。このため、特許文献1に示す放圧装置と同様の放圧装置を圧力差緩和装置として、トンネル内に設置された盤装置には適用できない。
従って、本発明はこの従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、開口部を形成した筐体に取り付けられて微気圧波による筐体の内部と外部との圧力差を複数回にわたって緩和することができるとともに開口部から筐体の内部への異物の侵入を阻止できる圧力差緩和装置及びこの圧力差緩和装置を備えた盤装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る圧力差緩和装置は、開口部を形成した筐体に取り付けられて微気圧波による前記筐体の内部と外部との圧力差を緩和する圧力差緩和装置であって、前記筐体の開口部を形成した領域の外面に取り付けられる取付部材と、フィルタを装着したフィルタ装着部材と、前記筐体の開口部及び前記フィルタの周囲を覆い、前記開口部及び前記フィルタを外部に対して遮断するように前記取付部材と前記フィルタ装着部材との間に取り付けられる伸縮自在の蛇腹構造の遮断部材と、を備えていることを要旨とする。
また、本発明の別の態様に係る盤装置は、電気機器を収容するともに、開口部を形成した筐体と、該筐体に取り付けられて微気圧波による前記筐体の内部と外部の圧力差を緩和する前述の圧力差緩和装置とを備えていることを要旨とする。
本発明に係る圧力差緩和装置及び盤装置によれば、開口部を形成した筐体に取り付けられて微気圧波による筐体の内部と外部との圧力差を複数回にわたって緩和することができるとともに開口部から筐体の内部への異物の侵入を阻止できる圧力差緩和装置及びこの圧力差緩和装置を備えた盤装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る圧力差緩和装置を備えた盤装置の概略斜視図である。 図1に示す盤装置において、圧力差緩和装置を取り付けた部分の正面図である。 図2の平面図である。 図2における4-4線に沿う断面図である。 図2の左側面図である。 図2における6-6線に沿う断面図である。 図2における7-7線に沿う断面図である。 図2における8-8線に沿う断面図である。 トンネル内の盤装置近傍の圧力変動を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。また、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
図1には、本発明の一実施形態に係る圧力差緩和装置を備えた盤装置が示されており、盤装置1は、分電盤、制御盤、動力盤等であり、ベース2上に備えられた筐体3内にブレーカー等の電気機器6を収容したものである。この盤装置1は、車両が通過するトンネル内に設置される。
盤装置1を構成する筐体3は、図1に示すように、前後方向、左右方向及び上下方向に延びる直方体形状に形成された箱体で、前側から開放されて内部に電気機器6を収容する筐体本体4を備えている。また、筐体3は、筐体本体4の前面を開放可能に閉塞する複数の前面扉5(図1には左右一対のうちの一方の前面扉5のみ図示)を備えている。右側の前面扉5は、右端部がヒンジ部5bによって筐体本体4に対し回動可能に取り付けられ、左端部が閉時に筐体本体4に設けられたロック部5cにロックされる。左側の前面扉5は、図示はしないが左端部がヒンジ部5bによって筐体本体4に対し回動可能に取り付けられ、右端部が閉時に筐体本体4に設けられたロック部5cにロックされる。また、右側及び左側の前面扉5の夫々には、各前面扉5を開閉する際の取手5aが設けられている。
そして、筐体3の各前面扉5の下方部には、複数(本実施形態にあっては7つ)の開口部7(図4及び図8参照)が形成されている。各開口部7は、図4及び図8に示すように、上下方向に縦長に延びる長方形状を有し、前後方向に貫通している。
ここで、トンネル内の盤装置1の近傍の圧力変動について、図9を参照して説明する。
トンネル内の盤装置1近傍の圧力は、図9に示すように、通常は常圧(1気圧)であるが、盤装置1の前を車両が通過すると、その車両通過直前の圧力が常圧よりも高い正圧となり、微気圧波により車両通過時に常圧を大きく下回る負圧となる。これにより、盤装置1の筐体3の内部Aの圧力が相対的に高くなり、前面扉5に開口部7が形成されていないと、筐体3の盤面が膨らむように変形し、筐体3に設けられたヒンジ部5bに繰り返しの応力が加わり、塗膜や疲労破壊を促進してしまう。
前面扉5に開口部7を形成することにより、筐体3の内部Aの圧力が開放されるので、筐体3内の圧力が相対的に高くなることが回避できる。
しかし、前面扉5に開口部7を形成したままであると、車両が通過するトンネル内では粉塵汚損環境となっているため、その開口部7から筐体3の内部Aに粉塵等の異物が浸入し、筐体3の内部Aに収容された電気機器6に悪影響を与えることがある。
ここで、この悪影響を回避するために、電気機器6を収容する筐体3に形成された開口部7に筐体3の内部Aを筐体3の外部Bに対し遮断する高集塵率のフィルタを単純に装着したとする。
しかし、当該開口部7に高集塵率のフィルタを装着すると、空気の出入り量が低下する。これにより、筐体3に開口部7を形成しない場合ほどではないものの、トンネル内を車両が通過した際に生じる微気圧波による筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差は解消されず、筐体3の盤面が膨らむように変形してしまうことがある。
従って、本実施形態にあっては、微気圧波による筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差を緩和するとともに開口部7から筐体3の内部Aへの異物の侵入を阻止するために、筐体3の各前面扉5の開口部7を形成した領域Rに、図1乃至図8に示すような、圧力差緩和装置10を取り付けている。
この圧力差緩和装置10は、図2乃至図8に示すように、前面扉5の開口部7を形成した領域Rの外面5dに取り付けられる取付部材11と、フィルタ13を装着したフィルタ装着部材12と、蛇腹構造の遮断部材17とを備えている。
取付部材11は、図4及び図8に示すように、複数の開口部7の周囲を取り囲むように形成された四角平板環状の取付板部11aを備え、この取付板部11aを前面扉5の開口部7を形成した領域Rの外面5dに取り付けている。取付板部11aは、ボルト14a及びナット14bにより領域Rの外面5dに取り付けられる。そして、取付板部11aの開口部7よりも上側の部分から前方に上側側板部11baが延び、取付板部11aの最左端の開口部7よりも左側の部分から前方に左側側板部11bbが延びている。また、取付板部11aの最右端の開口部7よりも右側の部分から前方に右側側板部11bcが延び、取付板部11aの開口部7よりも下側の部分から前方に下側側板部11bdが延びている。
また、フィルタ装着部材12は、図2乃至図8に示すように、前面扉5の開口部7を形成した領域Rの外面15dを覆う四角平板状の基板部12aを備えている。基板部12aには、各々が開口部7と同形状の複数の開口孔12bが開口部7と前後方向において整列する位置に形成されている。そして、基板部12aの上縁からは、取付部材11の上側側板部11baの上側に位置する上側側板部12caが後方に延びている。また、基板部12aの左縁からは、取付部材11の左側側板部11bbの左側に位置する左側側板部12cbが後方に延びている。更に、基板部12aの右縁からは、取付部材11の右側側板部11bcの右側に位置する右側側板部12ccが後方に延び、基板部12aの下縁からは、取付部材11の下側側板部11bdの下側に位置する下側側板部12cdが後方に延びている。また、基板部12aの後面には、図4及び図6乃至図8に示すように、複数対(本実施形態にあっては3対の断面L字状のフィルタ固定部12dが取り付けられている。そして、フィルタ13は、長方形板状に形成された高集塵率のフィルタである。このフィルタ13は、図1、図4及び図6乃至図8に示すように、基板部12aの後面に沿いかつ複数の開口孔12bの全てを遮断するように断面L字状のフィルタ固定部12dによって抱き込むように装着される。
そして、図2乃至図8に示すように、フィルタ装着部材12の左側側板部12cb及び右側側板部12ccのそれぞれの上端近傍が、取付部材11の左側側板部11bb及び右側側板部12bcのそれぞれの上端近傍に回動自在に取り付けられている。フィルタ装着部材12の左側側板部12cb及び右側側板部12ccのそれぞれの上端近傍は、請求項で規定する「フィルタ装着部材の一端」を意味する。また、取付部材11の左側側板部11bb及び右側側板部12bcのそれぞれの上端近傍、請求項で規定する「取付部材の開口部に対して上側の部分」を意味する。図4に示すように、フィルタ装着部材12の左側側板部12cb及び右側側板部12ccのそれぞれの上端近傍には回動軸部16が挿入されている。フィルタ装着部材12は、図7に示すように、回動軸部16を中心として矢印XYで示す回動方向に回動する。回動軸部16は、ボルト15a及びナット15bにより取付部材11の左側側板部11bb及び右側側板部12bcのそれぞれの上端近傍に取り付けられる。
また、蛇腹構造の遮断部材17は、図4及び図8に示すように、取付部材11の取付板部11aの前面とフィルタ装着部材12の基板部12aの後面との間に取り付けられる。これにより、筐体3の前面扉5に形成された複数の開口部7及びフィルタ装着部材12に装着されたフィルタ13の周囲を覆い、複数の開口部7及びフィルタ13を外部に対して遮断する。遮断部材17の一端は、取付板部11aの前面に対してエポキシ系接着剤などの接着剤18aによって接着され、遮断部材17の他端は、フィルタ装着部材12の基板部12aの後面に対して同様の接着剤18bによって接着される。
遮断部材17は、塩化ビニルなどの合成樹脂を材質とした蛇腹構造を有し、図7に示すように、フィルタ装着部材12の回動に伴ってフィルタ装着部材12の矢印XYで示す回動方向に伸縮自在となっている。
そして、遮断部材17は、矢印Xで示す方向に伸びきった状態からフィルタ装着部材12及びフィルタ装着部材12に装着されたフィルタ13の自重と、筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差が緩和されることにより、矢印Yで示す方向に縮むようになっている。
次に、圧力差緩和装置10の作用について説明する。
先ず、トンネル内において車両が通過しない通常の状態では、図9に示すように、トンネル内の盤装置1近傍の圧力は、常圧(1気圧)となっている。
このとき、フィルタ装着部材12は、図6に示すように、その基板部12aが筐体3の前面扉5の前面とほぼ平行になり、遮断部材17が縮んだ状態となっている。
この際に、遮断部材17が図4及び図8に示すように筐体3の開口部7及びフィルタ13の周囲を覆い、開口部7及びフィルタ13を外部に対して遮断するように取付部材11とフィルタ装着部材12との間に取り付けられている。このため、筐体3の外部Bに存在する埃等の異物は、遮断部材17によってその侵入が阻止され、また、開口孔12bから侵入しようとする異物はフィルタ13によって吸収される。
そして、盤装置1の前を車両が通過すると、その車両通過直前の圧力が常圧よりも高い正圧となり、微気圧波により車両通過時に常圧を大きく下回る負圧となる。これにより、盤装置1の筐体3の内部Aの圧力が相対的に高くなる。筐体3の内部Aの圧力が相対的に高くなると、前面扉5には複数の開口部7が形成されているため、その相対的に高くなった圧力によりフィルタ装着部材12が図7に示すように矢印Xで示す回動方向に回動し、遮断部材17が伸びきった状態となる。
遮断部材17が伸びきった状態になると、遮断部材17の内部の体積分だけ筐体3の内部Aの体積が増加するため、筐体3の内部A内の圧力が低減される。これにより、車両通過時に生じる微気圧波による筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差を緩和することができる。これにより、盤装置1の筐体3の盤面の変形を抑制し、筐体3に設けられた前面扉5のヒンジ部5bに繰り返しの力が加わったり、塗装割れを回避することができる。このため、盤装置1の筐体3を圧力変化や変形に強い構造体にすることが不要になるとともに、塗装膜の厚塗りをすることが不要となり、筐体3の製造コストを安価にすることができる。
そして、遮断部材17が伸びきった状態から所定時間が経過すると、遮断部材17は、フィルタ装着部材12及びフィルタ装着部材12に装着されたフィルタ13の自重と、筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差が緩和されることにより、矢印Yで示す方向に縮み、元の状態に戻る。
ここで、遮断部材17は、伸縮自在の蛇腹構造を有するから、伸状態と縮状態とを繰り返すことで、従来の特許文献1に記載されたガス絶縁開閉装置の放圧装置のように1回の放圧ではなく、筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差を複数回にわたって緩和することができる。
また、遮断部材17は、フィルタ装着部材12及びフィルタ装着部材12に装着されたフィルタ13の自重と、筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差が緩和されることにより、伸びきった状態から縮む。このため、遮断部材17を伸びきったから特別な操作をすることなく元の状態に戻すことができ、筐体3の内部Aと外部Bとの圧力差を複数回にわたって簡単な構成で緩和することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、圧力差緩和装置10は、電気機器6を収容した盤装置1の筐体3に取り付けられているが、開口部7を形成した筐体3に取り付けられるものであれば、必ずしも盤装置1の筐体3に取り取り付けられる必要はない。
また、圧力差緩和装置10を備えた盤装置1は、トンネル内に設置されている必要は必ずしもない。
また、圧力差緩和装置10は、筐体3の開口部7を形成した前面扉5に取り付けられているが、開口部を形成した領域であれば、前面扉5に限らず、筐体3の側面、頂面及び後面などであってもよい。
また、フィルタ装着部材12は、その一端が取付部材11に回動自在に取り付けられている必要は必ずしもない。
また、フィルタ装着部材12の一端を取付部材11に回動自在に取り付ける場合、フィルタ装着部材12の一端を取付部材11の開口部7に対して上側の部分に回動自在に取り付ける必要は必ずしもなく、開口部7に対して下側の部分等に取り付けても良い。フィルタ装着部材12及びフィルタ装着部材12に装着されたフィルタ13の自重により、蛇腹構造の遮断部材17を縮ませる必要がない場合である。
更に、取付部材11、フィルタ装着部材12、フィルタ13及び遮断部材17の形状は、図示した形状に限られない。
1 盤装置
2 ベース
3 筐体
4 筐体本体
5 前面扉
5a 取手
5b ヒンジ部
5c ロック部
5d 外面
6 電気機器
7 開口部
10 圧力差緩和装置
11 取付部材
11a 取付板部
11ba 上側側板部
11bb 左側側板部
11bc 右側側板部
11bd 下側側板部
12 フィルタ装着部材
12a 基板部
12b 開口孔
12ca 上側側板部
12cb 左側側板部
12cc 右側側板部
12cd 下側側板部
12d フィルタ固定部
13 フィルタ
14a ボルト
14b ナット
15a ボルト
15b ナット
16 回動軸部
17 遮断部材
18a,18b 接着剤
A 筐体の内部
B 筐体の外部
R 筐体の開口部を形成した領域

Claims (3)

  1. 開口部を形成した筐体に取り付けられて微気圧波による前記筐体の内部と外部との圧力差を緩和する圧力差緩和装置であって、
    前記筐体の開口部を形成した領域の外面に取り付けられる取付部材と、
    フィルタを装着したフィルタ装着部材と、
    前記筐体の開口部及び前記フィルタの周囲を覆い、前記開口部及び前記フィルタを外部に対して遮断するように前記取付部材と前記フィルタ装着部材との間に取り付けられる伸縮自在の蛇腹構造の遮断部材と、
    を備え、
    前記フィルタ装着部材の一端が、前記取付部材に回動自在に取り付けられ、前記蛇腹構造の遮断部材が前記フィルタ装着部材の回動方向に伸縮自在となっていることを特徴とする圧力差緩和装置。
  2. 前記フィルタ装着部材の一端が、前記取付部材の前記開口部に対して上側の部分に回動自在に取り付けられ、前記フィルタ装着部材及び該フィルタ装着部材に装着された前記フィルタの自重と、前記筐体の内部と外部との圧力差が緩和されることにより、前記蛇腹構造の遮断部材が縮むようになっていることを特徴とする請求項に記載の圧力差緩和装置。
  3. 電気機器を収容するともに、開口部を形成した筐体と、該筐体に取り付けられて微気圧波による前記筐体の内部と外部の圧力差を緩和する請求項1又は2に記載の圧力差緩和装置とを備えていることを特徴とする盤装置。
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