JP7116775B6 - D2d通信のための方法とd2d装置 - Google Patents

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関連出願の参照
本出願は、2016年3月18日に中国特許庁に提出された出願番号がPCT/CN2016/076807で、発明の名称が「D2D通信のための方法とD2D装置」であるPCT特許出願優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。本出願は、2016年4月15日に中国特許庁に提出された出願番号がPCT/CN2016/079456で、発明の名称が「D2D通信のための方法とD2D装置」であるPCT特許出願優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。本出願は、2016年5月12日に中国特許庁に提出された出願番号がPCT/CN2016/081878で、発明の名称が「D2D通信のための方法、D2D装置と基地局」であるPCT特許出願優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。
本出願の実施例は無線通信分野に関し、且つより具体的には、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)通信のための方法とD2D装置に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project) Release-12&13において、D2D通信が既に標準化されている。Release-12&13の仕様には、D2D通信のためのD2Dリソースの割り当て方式は、ネットワークによるリソース割り当て方式と、D2D装置による自主的な割り当て方式との二つ種類があり得る。ネットワークによるリソース割り当て方式は、ネットワーク装置によってD2Dリソースを割り当てることであり、この割り当て方式は、主にセルラーネットワークのカバレッジがある場合に適する。D2D装置による自主的な割り当て方式は、D2D装置によってD2Dリソースを自主的に選択することが可能であり、例えば、D2D装置が予め規定されたリソース割り当てパターンに基づいてD2Dリソースをランダムに選択することであり、この割り当て方式は、セルラーネットワークのカバレッジがある場合に加えて、セルラーネットワークのカバレッジがない場合にも適することが可能である。Release-12&13のD2Dにおいて、D2D装置によってリソースを自主的に割り当てる場合、リソースの割り当てに対して全体的に制御を行う中心スケジューリングノード(例えばネットワーク装置)がないため、D2D装置又はネットワークはD2Dリソースの使用状況を把握することができなく、これにより、D2Dリソースの使用方式が不合理になることを引き起こしやすい。例えば、D2D装置又はネットワークがD2Dリソースの使用状況を把握することができない場合、D2D装置はD2Dリソースを不均等に使用する可能性があり、これにより、いくつかのD2Dリソースの負荷が大きく、いくつかのD2Dリソースの負荷が軽い状況が引き起こされる。また、例えばD2D装置がD2Dリソースの使用状況を把握することができない場合、二つ又は複数のD2D装置は、重ねられたリソースにおいてD2D信号を同時に送信する可能性があり、深刻な相互干渉にとなる。また、例えばD2D装置がD2Dリソースの使用状況を把握することができない場合、D2D装置の分布密度が低い時に、個別のD2D装置に割り当てられるリソースプールもリソースの深刻な浪費を引き起こす可能性がある。
本出願は、D2D装置によってリソースを自主的に割り当てる場合、D2Dリソースの使用状況を把握することができない課題を解決することができるように、D2D通信のための方法とD2D装置を提供する。
第一の態様において、D2D通信のための方法を提供し、第一のD2D装置がリソースプールのターゲットリソースを確定し、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、ターゲットリソースが前記リソースプール中の占有されたリソース又は前記リソースプール中の衝突リソースであり、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであることと、前記第一のD2D装置が前記ターゲットリソースに基づいて前記リソースプールのリソース使用パラメータを確定し、前記リソース使用パラメータが前記占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられることとを含む。
リソースプールのリソース使用パラメータを確定することにより、D2D装置は、前記リソースプールの使用状況を容易に取得することができ、それによってその後の負荷均衡、衝突処理に参考を提供する。
選択可能に、前記リソースプールはD2D装置の現在使用されているリソースプールであってもよく、前記リソースプールはD2D装置の特定の期間内で使用されるリソースプールであってもよく、前記リソース使用パラメータは、特定の期間内で占有されるリソースが該特定の期間内のリソースプールの総リソースに占める割合を示すことに用いられ、又は、前記リソース使用パラメータは、特定の期間内で前記衝突リソースが該特定の期間内のリソースプールの総リソースに占める割合を示すことに用いられ、即ちリソース使用パラメータは、D2D装置によって検出されたリアルタイムなパラメータであってもよく、D2D装置によって検出された一定期間内のパラメータであってもよく、具体的にリアルタイムなリソース使用パラメータであるかそれとも一定期間内のリソース使用パラメータであるかは、ネットワーク構成又はプロトコルにより規定されてもよく、該特定の期間がネットワークによって設定されてもよく、プロトコルによって規定されてもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含む。
リソースプールのリソース使用パラメータが第一の閾値より小さいことは、通常、リソース割り当ての不合理に起因するものであるが、本実施形態において、第一のD2Dがリソース使用パラメータが第一の閾値より小さいというイベントを報告し、その後ネットワーク装置が該第一のイベントに基づいてリソースプールのリソースを再割り当て、これにより、D2Dリソースの使用はより合理的になり、具体的には、ネットワーク装置は、現在のリソースプールを縮小又は統合することができ、これにより、リソースの利用率を向上させることが可能となる。
該リソースプールには少なくとも一つのD2D装置が含まれ、該少なくとも一つのD2D装置が該第一のD2D装置を含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、予め設定された期間内で、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールを縮小又は統合するようにトリガすることに用いられる。一つの例において、前記イベントは、前記ネットワーク装置がD2D通信リソースを再割り当てるようにトリガすることに用いられてもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実現形態において、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後、前記方法は、前記第一のD2D装置が前記ターゲットリソースの使用を一時停止することをさらに含む。
ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てることができるように、第一のD2D装置がリソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後に、該リソースプール中のターゲットリソースの使用を直ちに一時停止し、又は、第一のD2D装置がリソース使用パラメータが第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後、該ネットワーク装置は、該リソースプール中のターゲットリソースの使用を一時停止するように該リソースプール中の他のD2D装置に指示し、他のD2D装置は、ネットワーク装置からの指示を受信した後に該リソースプールの使用を直ちに一時停止してもよく、又はネットワーク装置からの指示を受信した後の特定の期間内で該リソースプールの使用を一時停止してもよく、D2D装置が該リソースプールの使用を一時停止する具体的な時間長はプロトコルに従って規定され、又はネットワークによって設定されることができる。
選択可能に、第一のD2D装置がリソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後の第一の期間の後に、D2D装置は、現在のターゲットリソースの使用を一時停止し、該第一の期間がネットワーク装置によって第一のD2D装置のために設定されたものであってもよく、又はプロトコルに規定されたものであってもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記D2D装置が前記リソースプールの使用を一時停止することは、前記D2D装置が前記ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信し、前記第一の指示情報が前記リソースプールの使用を一時停止するように前記D2D装置に指示することに用いられること、前記D2D装置が前記第一の指示情報に基づいて前記リソースプールの使用を一時停止することを含む。
選択可能に、ネットワーク装置は、該リソースプールの使用を一時停止するように該リソースプールの部分又は全部のD2D装置に指示してもよく、該リソースプールの使用を一時停止するように第一のD2D装置に指示してもよい。
第一の態様と組み合わせ,第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記イベントは、前記ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てるようにトリガすることに用いられる。一つの例において、前記イベントは、前記ネットワーク装置がD2D通信リソースを再割り当てるようにトリガすることに用いられてもよい。
リソースプールのリソース使用パラメータが第二の閾値より大きいことは、通常、リソースプールのリソース割り当ての不合理に起因するものであるが、本実施形態において、第一のD2D装置がリソース使用パラメータが第二の閾値より大きいというイベントを報告し、その後ネットワーク装置がリソースプールを再割り当て、これにより、D2Dリソースの使用はより合理的になる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記イベントは、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置の動作モードを第二の動作モードから第一の動作モードに切り替えるようにトリガすることに用いられ、前記第一の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが、前記ネットワークによって割り当てられるものであり、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択されるものである。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記イベントは、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置の動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるようにトリガすることに用いられ、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェース(Uuインタフェース)に基づいてD2D通信を行う。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置がリソースプールの使用状況を改善することができるように、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告する。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置がリソースプールの使用状況を改善することは、前記ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てることを含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置がリソースプールの使用状況を改善することは、前記ネットワーク装置が前記D2D装置の動作モードを第二の動作モードから第一の動作モードに切り替えることを含み、前記第一の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記ネットワーク装置によって割り当てられ、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択される。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置がリソースプールの使用状況を改善することは、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置の動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えることを含み、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェース(Uuインタフェース)に基づいてD2D通信を行う。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記D2D装置がリソースプールを再選択することをさらに含む。
本実施形態ではリソースプールに第二の閾値が設定され、D2D装置がリソースプールのリソース使用パラメータが該第二の閾値より大きいことを検出した場合、該D2D装置がリソースプールを再選択し、これにより、D2Dリソースの使用はより合理的になることができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであることは、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数セットのD2D装置によって同時に占有されたリソースであると記述されてもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、D2D通信のためのリソースプールは複数のリソースプールを含むことができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、第二の閾値は、リソースプールのリソースが非常に乏しいこと又はリソースプールのリソースが深刻に衝突することを示すことができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てることは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールにリソースを追加することであってもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てることは、前記ネットワーク装置がリソース使用パラメータが第一の閾値より小さい複数のリソースプールのリソースを統合することであってもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てることは、前記ネットワーク装置が第一の閾値より小さいというイベントに対応するD2D装置の現在のリソースプール中の少なくとも部分のリソースを前記第二の閾値より大きいというイベントに対応するD2D装置のリソースプールに追加することであってよく、即ちリソース占有率が小さいリソースプールのリソースをリソース占有率が大きいリソースプールに割り当ててもよく、又はリソース衝突率が小さいリソースプールのリソースをリソース衝突率が大きいリソースプールに割り当ててもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するように前記リソースプールのD2D装置に指示することができるように、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より小さく且つ前記第三の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含む。
前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するようにリソースプールのD2D装置に指示することにより、リソースプールのリソースが衝突することを減少させることができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置が前記リソースプールの他のD2D装置へ第二の指示情報を送信し、前記第二の指示情報が前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するように前記他のD2D装置に指示することに用いられることをさらに含む。
前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するようにリソースプールのD2D装置に指示することにより、リソースプールのリソースが衝突することを減少させることができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当てることができるように、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より小さく、且つ前記第三の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含む。
本実施形態では、D2D装置がリソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ前記第三の閾値より大きいというイベントを報告し、ネットワーク装置がD2Dリソースを再割り当て、これにより、D2Dリソースが深刻に占有される状況を緩和し、又はD2Dリソースの衝突度合いを下げることができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記第一のD2D装置がリソースプールのリソース使用パラメータを確定することは、前記第一のD2D装置が前記リソースプールの予め設定されたリソースで他のD2D装置から送信されたスケジューリング情報を受信し、前記スケジューリング情報が前記他のD2D装置のデータを搬送するリソースの前記リソースプールでの位置を示すことに用いられること、前記第一のD2D装置が前記スケジューリング情報に基づき、前記リソース使用パラメータを確定することを含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記第一のD2D装置がリソースプールのリソース使用パラメータを確定することは、前記第一のD2D装置が前記リソースプールのリソースを使用するD2D信号のエネルギーを検出すること、前記第一のD2D装置が前記D2D信号のエネルギーに基づき、前記リソース使用パラメータを確定することを含む。D2D信号のエネルギーは特定の時間周波数リソースでのD2D信号のエネルギーであってもよく、D2D信号の電力であってもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソースプールのD2D装置の伝送内容が優先度を有し、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を衝突回避の方式で行い、前記ターゲットD2D装置は前記リソースプールの伝送内容の優先度が優先度閾値以下であるD2D装置である。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、ターゲットD2D装置は第一のD2D装置であってもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソースプールのD2D装置の伝送内容が優先度を有し、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を停止し、前記ターゲットD2D装置は前記リソースプールの伝送内容の優先度が優先度閾値以下であるD2D装置である。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソースプールのD2D装置の伝送内容が優先度を有し、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を衝突回避の方式で行い、前記ターゲットD2D装置は前記リソースプールの伝送内容の優先度が優先度閾値以下であるD2D装置である。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソースプールのD2D装置の伝送内容が優先度を有し、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく、且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を停止し、前記ターゲットD2D装置は前記リソースプールの伝送内容の優先度が優先度閾値以下であるD2D装置である。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記優先度閾値は予め設定され、又はネットワーク(例えば基地局)によって指定されることができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソースプールの各D2D装置の伝送内容の優先度情報は前記各D2D装置によって送信されたスケジューリング情報に含まれる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、D2D装置は予め設定されたリソースでスケジューリング情報を送信する。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、リソースプールのD2D装置はネットワークの指示でD2D通信を衝突回避の方式で行う。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、リソースプールのD2D装置はネットワーク装置の指示でD2D通信を停止する。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、リソースプールのD2D装置は、ネットワーク装置がリソースプールを統合又は縮小することができるように、ネットワーク装置の指示でリソースプールの使用を一時停止する。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、D2D通信のための前記リソースプールは複数のリソースプールを含み、前記複数のリソースプールがD2D通信のためのリソースを時間及び/又は周波数に従って分割して得られたものである。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、D2D通信のための前記リソースプールは一つ又は複数のリソースプールを含む。例えば、D2D通信のためのリソースプールは一つだけのリソースプールを含むことができる。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記第一のD2D装置は第二の動作モードにあるD2D装置であり、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースは前記第一のD2D装置によって自主的に選択される。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、第一の動作モード及び第二の動作モードにおける第一のD2D装置はPC5インタフェースを介してD2D通信を直接行う。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、第三の動作モードにおける第一のD2D装置はUuインタフェースを介してD2D通信を行う。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止し、又は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止し、前記ターゲットD2D装置は前記ネットワーク装置によって指定され、当然、該ターゲットD2D装置は第一のD2D装置であってもよい。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置がD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止すること、又は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置がD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止することをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように、前記第一のD2D装置が前記D2D装置の現在のサービスを前記ネットワーク装置に報告し、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行うことをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置が前記ネットワーク装置へリクエストメッセージを送信し、前記リクエストメッセージが前記第一のD2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、前記ターゲットサービスが前記第一のD2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行うことをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを前記ネットワーク装置に報告することをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記現在のサービスは、前記D2D装置の現在のV2Vサービスである。
上記のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記第一のD2D装置が前記現在のサービスのQoSニーズ、及び設定されたマッピングテーブルに基づき、前記第四の閾値を確定し、前記マッピングテーブルが前記QoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられることをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記第一のD2D装置が前記リソースプールのリソース使用パラメータを前記ネットワーク装置に周期的に報告することをさらに含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータを前記ネットワーク装置に報告することをさらに含む。
第二の態様によるD2D通信のための方法は、ネットワーク装置が第一のD2D装置から報告されたリソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントを受信し、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記リソース使用パラメータが前記リソースプールの占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記リソースプールの衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、前記衝突リソースが前記リソースプールの複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであることと、前記ネットワーク装置が前記イベントに基づき、前記リソースプールのリソース又は前記リソースプールを使用する装置のサービスを調整することとを含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から報告された現在のサービスを受信することをさらに含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から送信されたリクエストメッセージを受信し、前記リクエストメッセージが前記第一のD2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、前記ターゲットサービスが前記第一のD2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行うことをさらに含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から報告された前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを受信することをさらに含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記ネットワーク装置が前記イベントに基づき、前記リソースプールのリソース又は前記リソースプールを使用する装置のサービスを調整することは、前記ネットワーク装置が前記イベントに基づき、前記第一のD2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替え、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行うことを含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記現在のサービスは前記第一のD2D装置の現在のV2Vサービスである。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記リソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントは、前記第一のD2D装置が設定されたマッピングテーブルに基づいて確定したものであり、前記マッピングテーブルが前記第一のD2D装置の現在のサービスに対応するQoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられる。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から周期的に報告された前記ターゲットリソースプールのリソース使用パラメータを受信することをさらに含む。
第二の態様と組み合わせ、第二の態様のいくつかの実施形態において、前記方法は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から報告された前記リソース使用パラメータを受信することをさらに含む。
第三の態様によるD2D装置は、第一の態様における方法を実行するためのユニットを備える。
第四の態様によるネットワーク装置は、第二の態様における方法を実行するためのユニットを備える。
第五の態様によるD2D装置は、記憶装置、プロセッサと送受信機を備え、前記記憶装置がプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサがプログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、前記送受信機に基づいて前記第一の態様における方法を実行するように構成される。
第六の態様によるネットワーク装置は、記憶装置、プロセッサと送受信機を備え、前記記憶装置がプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサがプログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、前記送受信機に基づいて前記第二の態様における方法を実行するように構成される。
第七の態様によるコンピュータ可読媒体は、D2D装置で実行されるプログラムコードを記憶するように構成され、前記プログラムコードが第一の態様における方法を実行するための命令を含む。
第八の態様によるコンピュータ可読媒体は、D2D装置で実行されるプログラムコードを記憶するように構成され、前記プログラムコードが第二の態様における方法を実行するための命令を含む。
本出願の実施例におけるD2D通信のための方法の概略的なフローチャートである。 本出願の実施例におけるD2D通信のための方法の概略的なフローチャートである。 本出願の実施例におけるD2D装置の概略的な構成図である。 本出願の実施例におけるネットワーク装置の概略的な構成図である。 本出願の実施例におけるD2D装置の概略的な構成図である。 本出願の実施例におけるネットワーク装置の概略的な構成図である。
本発明の実施例の技術的な解決策をより明確に説明するため、以下に実施例に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は本発明のいくつかの実施例だけであり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
理解すべきものとして、本出願の技術的解決策は様々な通信システム、例えばグローバル移動体通信(GSM:Global System of Mobile Communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:Genera1 Packet Radio Service)システム、ロングタームエボリューション(LTE:Long
Term Evolution)システム、アドバンストロングタームエボリューション(LTE-A:Advanced long term evo1ution, LTE-A)システム、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、5Gなどに適用されてもよい。
また、理解すべきものとして、本出願の実施例において、D2D装置は、ユーザ装置(UE:User Equipment)、移動局(MS:Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ハンドセット(handset)、ポータブル機器(portable equipment)などを含むが、これらに限定されず、該ユーザ装置が無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)を介して一つ又は複数のコアネットワークと通信することができ、例えばユーザ装置が携帯電話(又は「セルラー」電話と呼ばれる)、無線通信機能を備えたコンピュータなどであってもよく、また、ユーザ装置がポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵又は車載型モバイルデバイスであってもよい。
いくつかの実施例において、D2D通信はビークルツービークル(V2V:Vehicle to Vehicle)通信、V2X通信を指すことができる。V2X通信では、Xは無線受信及び送信機能を備えたいずれかの装置を広く意味してもよく、例えば低速で移動する無線装置、高速で移動する車載デバイス、又は無線送受信機能を備えたネットワーク制御ノードであるがこれらに限定されない。
本出願の実施例において、ネットワーク装置はGSM又はCDMAにおける基地局(BTS:Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMAにおける基地局(NodeB)であってもよく、またLTEにおける進化型基地局(eNB又はe-NodeB:evolved Node B)であってもよく、また5Gにおけるアクセスサービスを提供するためのアクセスポイントであってもよく、本出願の実施例では限定されない。
図1は本出願の実施例におけるD2D通信のための方法の概略的なフローチャートである。図1の方法は以下のステップを含む。
110、第一のD2D装置はリソースプールのターゲットリソースを確定し、前記ターゲットリソースが前記リソースプールの占有されたリソース又は前記リソースプールの衝突リソースであり、前記衝突リソースが前記リソースプールの複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであり、前記リソースプールがD2D通信のためのリソースプール中のいずれかのリソースプールである。
120、前記第一のD2D装置は前記ターゲットリソースに基づいて前記リソースプールのリソース使用パラメータを確定し、前記リソース使用パラメータが前記占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられる。
理解すべきものとして、本出願の実施例における第一のD2D装置が説明を容易にするためのものだけであるため、リソースプールのリソースを使用するいずれかのD2D装置は第一のD2D装置と関連する操作を実行することができ、本出願の実施例では限定されない。
前記リソースプールはD2D装置の現在使用されているリソースプールであってもよく、前記リソースプールはD2D装置の特定の期間内で使用されるリソースプールであってもよく、前記リソース使用パラメータは特定の期間内で占有されたリソースが該特定の期間内のリソースプールの総リソースに占める割合を示すことに用いられ、又は、前記リソース使用パラメータは特定の期間内で前記衝突リソースが該特定の期間内のリソースプールの総リソースに占める割合を示すことに用いられ、即ちリソース使用パラメータはD2D装置によって検出されたリアルタイムなパラメータであってもよく、D2D装置によって検出された一定期間内のパラメータであってもよく、具体的にリアルタイムなリソース使用パラメータであるかそれとも一定期間内のリソース使用パラメータであるかは、ネットワーク構成又はプロトコルにより規定されてもよく、該特定の期間がネットワークによって設定されてもよく、プロトコルによって規定されてもよい。
本出願の実施例において、第一のD2D装置でリソースプールのリソース使用パラメータを検出し、検出結果をネットワーク装置に報告し、ネットワーク装置がこの状況を把握し、対応する処理を行うようにする。
D2D装置から報告されたリソース使用パラメータの正確性を確保するために、複数のD2D装置は自体によって検出されたリソース使用パラメータをネットワーク装置に報告することができ、ネットワーク装置は複数のD2D装置から報告されたリソース使用パラメータに基づいてリソースプール中の実際のリソースの使用状況を確定する。
D2D装置がセルラーネットワークにおいて動作する場合、D2D装置は二つの動作モードがある。第一の動作モード(又は動作モード1と呼ばれる)については、D2D装置のリソースはネットワーク装置によって割り当てられてもよく、第二の動作モード(動作モード2と呼ばれる)について、D2D装置に使用されたリソースはD2D装置によって予め指定されたリソースプールで自主的に選択されてもよい。本出願はD2D装置の動作モードを具体的に限定せず、いくつかの実施例において、本出願の第一のD2D装置は第二の動作モードにあるD2D装置であってもよい。理解すべきものとして、第一の動作モードと第二の動作モードにおいて使用されるリソースは異なっても良い。
D2D装置がセルラーネットワークのカバレッジに位置しない場合、D2D装置は第二の動作モードで動作することができる。
いくつかの実施例において、利用可能なD2Dリソースは時間及び/又は周波数に基づいて異なるリソースプールに分割されてもよく、D2D通信を行う前に、D2D装置は先に一つのリソースプールを選択することができる。説明すべきものとして、本出願の実施例ではD2D通信のためのD2Dリソースプールの数が具体的に限定されず、一つだけであってもよく、複数であってもよい。D2D装置に対して、全ての利用可能なD2Dリソースから一つのリソースプールを構成する場合、D2D装置はリソースプールを選択する必要がなく、リソースプールから適切なリソースを直接選択してD2D通信を行うことができる。
いくつかの実施例において、リソースプールのリソース使用パラメータはリソースプールの衝突リソースとリソースプールの総リソースとの比率(以下にリソース衝突率と呼ばれる)を意味することができ、リソースプールのリソース使用パラメータはリソースプールの占有されたリソースと該リソースプールの総リソースとの比率(以下にリソース占有率と呼ばれる)を意味することができる。リソースプールが一つだけである場合、以上に記載されたリソース衝突率とリソース占有率は、D2D装置の現在の利用可能なリソースの衝突及び占有率を意味することができる。
いくつかの実施例において、各リソースプールに対して対応するリソース使用パラメータを設定し且つ第一の閾値Pを設定することができる。あるリソースプールのリソース使用パラメータがP1より小さい場合、該リソースプールがほぼアイドル状態であり、該リソースプールのリソース利用率が高くなく、リソース浪費が深刻であることを示すことができ、異なるリソースプールに対応するP1は同じでも異なってもよい。
いくつかの実施例において、各リソースプールに対して対応するリソース占有率を設定し且つ第一の閾値Pを設定することができる。あるリソースプールのリソース占有率がP1より小さい場合、該リソースプールがアイドル状態にあり、該リソースプールのリソース利用率が高くなく、リソース浪費が深刻であることを示すことができ、異なるリソースプールに対応するP1は同じでも異なってもよい。
いくつかの実施例において、各リソースプールに対して対応するリソース使用パラメータを設定し且つ複数の閾値を設定し、例えば第五の閾値と第六の閾値を設定することができ、第五の閾値が第六の閾値より大きく、あるリソースプールのリソース使用パラメータが第六の閾値より小さい場合、D2D装置は第六の閾値より小さいというこのイベントを報告し、ネットワーク装置は現在のD2D装置が位置するリソースプールを統合することができ、あるリソースプールのリソース使用パラメータが第五の閾値より小さく且つ第六の閾値より大きい場合、D2D装置は第五の閾値より小さく且つ第六の閾値より大きいというこのイベントを報告し、ネットワーク装置は現在のD2D装置が位置するリソースプールを縮小することができる。即ち異なる閾値を設定してリソースプールのアイドル状況を確定することができ、異なる閾値に対して、ネットワーク装置は異なる処理方式を採用することができ、これにより、リソース割り当ての柔軟性がさらに向上する。
いくつかの実施例において、各リソースプールに対して対応するリソース衝突率を設定し且つ第二の閾値P2及び第三の閾値P3を設定することができる。あるリソースプールのリソース衝突率がP2より大きい場合、該リソースプールの衝突状況又は占有される状況が非常に深刻であることを示すことができ、あるリソースプールのリソース衝突率がP2より小さく且つP3より大きい場合、該リソースプールの衝突状況又は占有される状況がやや深刻であることを示すことができる。異なるリソースプールに対応するP2又はP3は同じでも異なってもよく、P2がP3より大きい。
いくつかの実施例において、リソースプールのリソース衝突率及びリソース占有率に対して閾値を同時に設定することができ、設定されたリソース占有率はリソース衝突率の閾値と同じでも異なってもよく、即ちリソース衝突率のP1とリソース占有率のP1、リソース衝突率のP2とリソース占有率のP2、リソース衝突率のP3とリソース占有率のP3は同じでも異なってもよい。当然、リソースプールに対してリソース衝突率の閾値とリソース占有率の閾値のうちの一つのみを設定してもよい。
いくつかの実施例において、各リソースプールにP2とP3を設定してもよく、又は、各リソースプールに対してP2とP3のうちの一つのみを設定してもよい。以下に各リソースプールにP2とP3を設定することを例として説明する。
いくつかの実施例において、各リソースプールに第一の閾値P1を設定することができ、ここでのP1とP3の大きさが限定されなくてもよい。
いくつかの実施例において、各リソースプールにP1、P2とP3を同時に設定することができ、ここでP1がP3以下であり、P2がP3より大きい。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置があるリソースプールのリソース占有率がP1より小さいことを検出した場合、D2D装置はエアインタフェースを介してネットワーク装置へこのイベントを報告することができる。その後、ネットワーク装置は一連の措置を実行し、リソースプールのリソース占有率が低い状況を改善し、リソースの利用率を向上させることができる。
いくつかの実施例において、予め設定された期間内で、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記第一のD2D装置はリソース使用パラメータが第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告し、第一のD2D装置がこの予め設定された期間内で、前記リソース占有率が第一の閾値より小さいことを検出した場合、このイベントを報告し、又は、第一のD2D装置がこの予め設定された期間内で、該リソースの平均占有率が該第一の閾値より小さいことを検出した場合、このイベントを報告し、これにより、真のリソース占有状況であるか否かを予め設定された期間内のリソース利用率で検出することができ、さらにリソースの実際の状況をネットワーク装置に正確に報告し、第一のD2D装置がネットワーク装置に誤って報告することを防止することができる。
いくつかの実施例において、上記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さいというイベントは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールを縮小又は統合するようにトリガすることに用いられる。
いくつかの実施例において、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントを報告した後、前記方法は、前記第一のD2D装置が前記リソースプールのターゲットリソースの使用を一時停止することをさらに含む。
具体的には、D2D装置は、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントを報告した後に該ターゲットリソースの使用を直ちに一時停止することができ、このイベントを報告した後の第一の期間の後に、D2D装置は該ターゲットリソースの使用を一時停止してもよく、ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信してもよく、第一の指示情報が現在のリソースプールの使用を一時停止するように第一のD2Dに指示することに用いられ、ネットワーク装置がリソースプールを縮小又は統合するように、D2D装置は、該第一の指示情報に基づいて前記ターゲットリソースの使用を一時停止し、本出願の実施例ではD2D装置がどのように現在のリソースプールの使用を一時停止するかは限定されない。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置があるリソースプールのリソース衝突率/リソース占有率がP3より大きい、かつP2より小さいことを検出した場合、この第一のD2D装置は、エアインタフェースを介してネットワーク装置へこのイベントを報告することができる。その後、ネットワーク装置又は第一のD2D装置は一連の措置を実行し、リソースプール中のリソースの占有される状況又は衝突状況を改善させることができる。
いくつかの実施例において、ネットワーク装置/第一のD2D装置がエアインタフェースであるリソースプールのリソース衝突率/リソース占有率がP2より大きいことを検出した場合、ネットワーク装置/第一のD2D装置はリソースプール再割り当て/リソースプール再選択のプロセスを起動することができる。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置が第一のリソースプールのリソース衝突率/リソース占有率がP3より大きい、且つP2より小さいことを検出した場合、第一のD2D装置は、エアインタフェースを介してネットワーク装置へこのイベントを報告することができ、第二のD2D装置が第二のリソースプールのリソース占有率がP1より小さいことを検出した場合、第二のD2D装置は、エアインタフェースを介してネットワーク装置へこのイベントを報告することができ、ネットワーク装置、第一のD2D装置又は第二のD2D装置は第二のリソースプールの部分のリソースを第一のリソースプールに統合することができ、これにより、第一のリソースプールのリソース衝突率/リソース占有率を下げ、第二のリソースプールのリソース占有率を向上させることができ、さらにリソースプール全体の利用率を向上させることができる。
以下にリソースプールに対応するP1、P2とP3の設定方式を説明し、理解すべきものとして、各リソースプールにP1、P2とP3のうちの少なくとも一つを設定することができ、例えば、各リソースプールにP1又はP2を設定することができ、各リソースプールにP1、P2とP3などを設定することもでき、且つ各リソースプールに対して設定されたP1、P2とP3の大きさが同じでも異なってもよく、部分のリソースプールに対してP1のみを設定すること、部分のリソースプールに対してP2のみを設定することなどであってもよく、本出願の実施例では限定されない。
いくつかの実施例において、D2D装置がセルラーネットワークカバレッジに位置し、且つD2Dリソースがネットワーク装置によって割り当てられる場合、ネットワーク装置は利用可能なD2Dリソース全体を異なるリソースプールに分割し、且つ各リソースプールに対して対応するP1、P2又はP3を設定することができる。いくつかの実施例において、利用可能なD2Dリソース全体は一つのリソースプールであってもよく、異なるリソースプールの分割を行う必要がない。
いくつかの実施例において、D2D装置がセルラーネットワークカバレッジに位置しない場合、D2Dリソースプールは予め割り当てられてもよく、即ち利用可能なD2Dリソースを異なるリソースプールに予め分割する。さらに、各リソースプールに対応するP1、P2とP3は予め設定されてもよい。いくつかの実施例において、利用可能なD2Dリソース全体は一つのリソースプールであってもよく、異なるリソースプールの分割を行う必要がない。
以下にリソース衝突率/リソース占有率の検出方式を説明する。
いくつかの実施例において、データを送信する前に、送信側は、先にリソースプールの予め設定されたリソースでスケジューリング情報を送信することが規定されてもよく、スケジューリングアサインメント(scheduling assignment)と呼ばれてもよい。該スケジューリングアサインメントはデータを搬送するリソースの位置を受信側に示すことができる。これにより、受信側は該スケジューリング情報に従って対応する位置にデータを受信することができる。一つの例では、該スケジューリング情報はデータの変調及び復調情報などをさらに含むことができる。したがって、受信側がスケジューリング情報を受信する過程において、どのリソースが占有されるか、又はどのリソースが衝突するかを把握することができる。
いくつかの実施例において、スペクトラムセンシング(power sensing)方式でリソース衝突率とリソース占有率を検出することができる。例えば、D2D装置は、リソースプールの対応するリソースにおけるスペクトルエネルギーの大きさを検出することで現在のリソースが占有されたか否か及び/又はリソースが衝突したか否かを判定することができる。
いくつかの実施例において、受信側が受信状態にあるだけであり、信号を送信しないことを規定することができ、これにより、検出の信頼性を保証することができる。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置のリソースプールのリソース衝突率/リソース占有に対する検出方式はネットワーク装置によって設定されてもよく、予め設定されてもよい。例えば、セルラーネットワークカバレッジがある場合、検出方式はネットワーク装置によって設定されてもよく、セルラーネットワークカバレッジがない場合、検出方式は予め設定されてもよい。
以下に、リソース衝突率/リソース占有率を検出した場合の対応する処理方式を説明する。
いくつかの実施例において、D2D装置はリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP3より大きいがP2より小さいことを発見し、セルラーネットワークカバレッジがある場合、この第一のD2D装置はこのイベントをネットワーク装置に報告することができる。ネットワーク装置は、報告を取得した後、D2Dリソースを再割り当て、例えば該リソースプールにより多くのリソースを割り当てることができる。又は、ネットワーク装置はD2D通信を衝突回避の方式で行うようにこのリソースプールを使用しているD2D装置に指示してもよい。本出願の実施例では衝突回避の方式が具体的に限定されず、例えば、このリソースプールを使用するD2D装置がD2Dエアインタフェースを介してデータを送信する必要がある場合、該D2D装置は一定の時間ランダムに遅延して送信してもよく、又は、確率P4に基づいて送信するようにD2D装置に要求してもよく、例えば、P4が0.5であり、D2D装置は、データを送信する前に、先に0~1の間の乱数を生成し、該乱数が0~0.5である場合、該D2D装置はデータを送信し、そうでない場合はデータを送信せず、その中、P4はネットワーク装置によって設定されてもよく、予め設定されてもよい。P4は0であってもよく、この場合、該D2D装置はD2D通信を停止し、又はD2Dデータ伝送を停止することができる。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP3より大きいがP2より小さいことを発見し、セルラーネットワークのカバレッジがある場合、この第一のD2D装置はD2Dエアインタフェースで特殊なフォーマットの信号、例えば特殊なフォーマットのスケジューリング情報(又はスケジューリングアサインメント)を送信し、リソースプールのリソースが十分ではない可能性があることを該リソースプールを使用する他のD2D装置に警告することができる。リソースプールでD2D装置がこの予め規定された特殊なフォーマットの信号を送信することを検出した場合、該リソースプールを使用しているD2D装置はD2D通信を衝突回避の方式で行うことができる。例えば、D2Dエアインタフェースを介してデータを送信する必要がある場合、D2D装置は一定時間をランダムに遅延させて送信し、又はある確率P4(P4がネットワーク装置によって設定されてもよく、予め設定されてもよい)で送信することができる。このP4は0であってもよく、この場合、該D2D装置はD2D通信又はD2Dデータ伝送を停止することができる。
いくつかの実施例において、D2D装置はリソースプールを検出することにより、リソース占有率がP1より小さいことを発見し、セルラーネットワークのカバレッジがある場合、D2D装置はこのイベントをネットワーク装置に報告することができる。ネットワーク装置は、報告を受信した後、D2Dリソースを再割り当てることができ、例えば該リソースプールを縮小又はリソース占有率がP1より小さい複数のリソースプールを統合することができる。そして、ネットワーク装置は、該リソースプールの使用を一時停止するようにこのリソースプールを使用しているD2D装置に指示してもよい。本出願の実施例では該リソースプールの使用を一時停止する方式を具体的に限定せず、例えば、第一のD2D装置がこのイベントを報告した後に該リソースプールの使用を直ちに一時停止すること、又は第一のD2D装置がこのイベントを報告した後の第一の期間の後に該リソースプールの使用を一時停止すること、又は第一のD2D装置がネットワーク装置から送信された第一の指示情報に基づき、該リソースプールの使用を一時停止することであってもよく、当然、該リソースプール中の他のD2D装置は該リソースプールの使用を一時停止することもできる。
いくつかの実施例において、ネットワーク装置は、報告(この報告はリソース衝突率/リソース占有率がP2より大きいという報告、リソース衝突率/リソース占有率がP2~P3の間であるという報告、リソース占有率がP1より小さいという報告、第一のリソースプールの占有確率がP2より大きく、第二のリソースプールの占有確率がP1より小さいという報告であってもよい)を受信した場合、第二の動作モードにあるD2D装置を第一の動作モードにスケジューリングすることができ、第一の動作モードで、D2Dリソースが直接ネットワーク装置によってスケジューリングされてもよく、これにより、D2Dリソースの分布が不均一になることを効果的に回避することができ、また、D2D装置を第二の動作モードから第一の動作モードにスケジューリングした場合、第二の動作モードにおけるD2D装置を減少し、それによって第二の動作モードに対応するリソースプールのリソース占有/衝突確率を下げることができる。
理解すべきものとして、第一の動作モード及び第二の動作モードにおけるD2D装置はいずれもD2D通信を直接行う。具体的には、第一の動作モード及び第二の動作モードにおけるD2D装置はPC5インタフェースを介してD2D通信を直接行う。
R-14バージョンでは、さらに一つの特殊なD2D動作モードがあり、以下に第三の動作モードと呼ばれる。第三の動作モードで、D2D装置同士はネットワーク装置を介してインタラクションを行い、即ち従来のセルラーネットワークの上下りデータリンクを直接利用してデバイス-ネットワーク装置-デバイス間の通信を行う。この形態はセルラーネットワークインタフェース(Uu又はUU)に基づくD2D通信と呼ばれる。ネットワーク装置は、報告(この報告はリソース衝突率/リソース占有率がP2より大きいという報告、リソース衝突率/リソース占有率がP2~P3の間であるという報告、リソース占有率がP1より小さいという報告、第一のD2D装置のリソース占有確率がP2より大きく、第二のリソースプールの占有確率がP1がP1より小さいという報告であってもよい)を受信した場合、第二の動作モードにあるD2D装置をUuインタフェースに基づく第三の動作モードにスケジューリングしてもよく、これにより、D2D通信品質を保証することができるだけでなく、第二の動作モードに対応するリソースプールのリソース占有/衝突確率を下げることができる。
D2D通信過程に、伝送内容(サービス)は優先度を有することができ、これらの優先度情報はスケジューリングアサインメントに含まれるスケジューリング情報から取得されてもよい。D2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP2より大きい(又はP2~P3の間である)ことを発見した場合、ターゲットD2D装置は、D2D通信を衝突回避の方式で行い、又は、D2D通信を停止し、衝突確率又はリソース占有率を下げることができる。ターゲットD2D装置はその伝送内容の優先度が低いD2D装置であってもよく、例えば、ターゲットD2D装置は伝送内容の優先度が予め設定された又はネットワーク装置によって指示された優先度閾値より低いD2D装置であってもよく、該ターゲットD2D装置は第一のD2D装置であってもよい。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP1より小さいことを発見した場合、第一のD2D装置は、リソースプールの使用を一時停止せずにD2D通信を継続することができ、この時に第一のD2D装置は伝送内容の優先度が予め設定された優先度閾値より高いD2D装置であってもよく、優先度閾値をスケジューリング情報に含ませて他のD2D装置へ送信することができ、D2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP1より大きいことを発見した場合、ターゲットD2D装置はリソースプールの使用を一時停止又はD2D通信を停止することができ、この時にターゲットD2D装置は伝送内容の優先度が予め設定された又はネットワーク装置によって指示された優先度閾値より低いD2D装置であってもよい。
いくつかの実施例において、第一のD2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP1より小さいことを発見した場合、ネットワーク装置はD2D通信を継続するように第一のD2D装置に指示することができ、即ち該第一のD2D装置は該リソースプールを使用し続け、リソース衝突率/リソース占有率がP1より小さい他のリソースプールのリソースが該第一のD2D装置のリソースプールに統合されてもよい。
また、D2D通信を衝突回避の方式で行う方法は複数であってもよく、例えば、D2Dエアインタフェースを介してデータを送信する必要がある場合、D2D装置は一定の時間をランダムに遅延させて送信し、又は某確率P4(P4がネットワーク装置によって設定されてもよく、予め設定されてもよい)で送信することができる。このP4が0であってもよく、この場合、該D2D装置はD2D通信又はD2Dデータ伝送を停止することができる。
いくつかの実施例において、D2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP2より大きいことを発見した場合、現在のD2Dリソース不足が深刻であることを示す。セルラーネットワークカバレッジがある場合、該D2D装置はこのイベントをネットワーク装置に報告することができ、ネットワーク装置はD2Dリソースを再割り当て、D2Dリソースの再割り当てが完了になるまでD2D通信を一時停止するようにD2D装置に指示する。
いくつかの実施例において、セルラーネットワークのカバレッジがない場合、D2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がP2より大きいことを発見した場合、該リソースプールが深刻に輻輳していることを示し、該D2D装置はリソースプール及び/又はリソースを再選択することができる。セルラーネットワークのカバレッジがない場合、D2D装置は一定の時間間隔ごとにリソースプールのリソース衝突率/リソース占有率を一回に検出することができ、具体的な時間間隔が予め設定されてもよい。
いくつかの実施例において、D2D装置がリソースプールを検出することにより、リソース衝突率/リソース占有率がリソース使用パラメータ閾値より大きいことを発見した場合、ネットワーク装置がD2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを第三の動作モードから第三の動作モードに切り替えることができるように、このイベントをネットワーク装置に報告することができる。
理解すべきものとして、ここでの第二の動作モードは以上に記載された第二の動作モード(動作モード2)であり、ここでの第三の動作モードは上記に記載されている第三の動作モード(動作モード3)、即ちUuインタフェースに基づくD2D通信モードである。
選択可能に、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記D2D装置は前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告し、該第四の閾値が第一のD2D装置がネットワーク装置へD2D装置の現在のサービスを報告するトリガ閾値である、と理解されてもよく、第四の閾値が第二の閾値又は第三の閾値と同じでも異なってもよく、即ちネットワーク装置がD2D通信リソースを再割り当てる閾値はD2D装置が現在のサービスを報告する閾値と同じでも異なってもよく、本出願の実施例では限定されない。
本出願の実施例では第四の閾値が具体的に限定されず、いくつかの実施例において、該第四の閾値は上記に記載されている第二の閾値、即ちP2であってもよく、P2は現在のD2Dリソースの不足が非常に深刻であることを示すことができる。
他のいくつかの実施例において、マッピングテーブルを予め設定することができ、このマッピングテーブルはサービスのQoSユーズとリソース衝突率/リソース占有率との対応関係を記述することができる。例えば、マッピングテーブルには、(QoS、P5)、(QoS2、P6)、(QoS3、P7)...のような対応関係が含まれる。、それらはQoSニーズがQoS1であるサービスがリソース衝突率/リソース占有率がP5より小さい状態で動作する必要があり、QoSニーズがQoS2であるサービスがリソース衝突率/リソース占有率がP6より小さい状態で動作する必要がある、と意味することが可能であり、その他がこれによって類似されている。この場合、上記の第四の閾値はこのマッピングテーブルに記述されるある閾値であってもよく、D2D装置が現在のリソース衝突率/リソース占有率がいくつかのサービスのQoSニーズを満たすことができないことを発見した場合、該D2D装置はネットワーク装置へイベントを報告する。いくつかの実施例において、上記のマッピングテーブルはネットワーク装置によって設定されてもよく、例えば、ネットワーク装置によってブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストで第一のD2D装置に送信してもよく、ネットワーク装置によって専用シグナリングで第一のD2D装置に送信してもよい。
説明すべきものとして、本出願の実施例では上記の第一のD2D装置の現在のサービスの具体的なタイプが限定されず、例えば、現在のサービスがビークルツービークル(V2V:Vehicle to Vehicle)サービスであってもよく、V2Xサービスなどであってもよい。
以下に現在のサービスがV2Vサービスであることを例として説明する。
選択可能に、いくつかの実施例において、セルラーネットワークのカバレッジがある場合、該第一のD2D装置が接続状態(RRC connected mode)にあると、該第一のD2D装置はこのイベントをネットワーク装置に報告し、また現在の自身のV2Vサービスをネットワーク装置に報告することができる。いくつかの実施例において、第一のD2D装置は現在のV2Vサービスに対応するQoSニーズをネットワーク装置に報告することもできる。ネットワーク装置は、第一のD2D装置からの報告を受信した場合、該第一のD2D装置の少なくとも部分のサービスをUuインタフェースに基づく第三の動作モードに切り替え、リソースプールのリソースの負荷量を軽減させることができる。
選択可能に、いくつかの実施例において、第一のD2D装置がアイドル状態(idle
mode)にあると、該第一のD2D装置はまず接続状態に入り、次にリソース衝突率/リソース占有率がリソース使用パラメタ―閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告し、また既存のV2Vサービス及び/又は該V2Vサービスに対応するQoSニーズをネットワーク装置に報告することができる。ネットワーク装置は、第一のD2D装置からの報告を受信した場合、該第一のD2D装置の少なくとも部分のサービスをUuインタフェースに基づく第三の動作モードに切り替え、リソースプールのリソースの負荷量を軽減させることができる。
選択可能に、いくつかの実施例において、該第一のD2D装置は、接続状態になった後、自身が有する部分又は全部のV2Vサービス(現在mode-2にある)をUuインタフェースに基づく第三の動作モードで再確立するようにネットワーク装置に要求し、またリソース衝突率/リソース占有率が第四の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告することができる。
選択可能に、いくつかの実施例において、ネットワーク装置は指定端末の周期的に報告する指定リソースプールのリソース衝突率/リソース占有率を設定することができる。
選択可能に、いくつかの実施例において、第一のD2D装置は、リソース衝突率/リソース占有率がP2より大きいというイベントをネットワーク装置に報告する場合、リソース衝突率/リソース占有率をネットワーク装置に報告することができる。
選択可能に、いくつかの実施例において、第一のD2D装置は、リソース占有率がP1より小さいというイベントをネットワーク装置に報告する場合、リソースプールのリソース占有率p1をネットワーク装置に報告することができる。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を衝突回避の方式で行い、前記ターゲットD2D装置は前記ネットワーク装置によって指定され、リソースプール中の部分又は全部のD2D装置であってもよい。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置は該リソースプールのリソースの使用を一時停止し、該ターゲットD2D装置がネットワーク装置によって指定され、伝送内容の優先度が予め設定された又はネットワーク装置によって指示された優先度閾値より低いD2D装置であってもよく、ターゲットD2D装置が該リソースプールを使用する部分又は全部のD2D装置であってもよい。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置はD2D通信を停止し、前記ターゲットD2D装置は前記ネットワークによって指定され、リソースプールの部分又は全部のD2D装置であってもよい。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置は、D2D通信を衝突回避の方式で行い、前記ターゲットD2D装置は前記ネットワーク装置によって指定され、リソースプールの部分又は全部のD2D装置であってもよい。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールのターゲットD2D装置は、D2D通信を停止し、前記ターゲットD2D装置は前記ネットワーク装置によって指定され、リソースプールの部分又は全部のD2D装置であってもよい。
選択可能に、一つの実施例として、図1の方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記D2D装置がD2D通信を衝突回避の方式で行うことをさらに含むことができる。
選択可能に、一つの実施例として、図1の方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前記D2D装置がD2D通信を停止することをさらに含むことができる。
選択可能に、一つの実施例として、図1の方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記D2D装置がD2D通信を衝突回避の方式で行うことをさらに含むことができる。
選択可能に、一つの実施例として、図1の方法は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記D2D装置がD2D通信を停止することをさらに含むことができる。上記において、図1を参照し、D2D装置側から本出願の実施例によるD2D通信のための方法を詳細に説明したが、下記に図2を参照し、ネットワーク装置側から出願の実施例によるD2D通信のための方法を説明する。理解すべきものとして、ネットワーク装置側とD2D装置側からの説明が相互に対応するため、詳細に説明されない部分について図1の実施例を参照できる。
図2は本出願の実施例におけるD2D通信のための方法の概略的なフローチャートである。該方法は以下のステップを含む。
210、ネットワーク装置は、第一のD2D装置から報告されたリソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントを受信し、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記リソース使用パラメータが前記リソースプールの占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記リソースプールの衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、前記衝突リソースが前記リソースプールの複数のD2D信号に同時に占有されたリソースである。
220、前記ネットワーク装置は前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントに基づき、前記リソースプールのリソース又は前記リソースプールを使用する装置のサービスを調整する。
選択可能に、一つの実施例として、図2の方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から報告された現在のサービスを受信することをさらに含む。
選択可能に、一つの実施例として、図2の方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から送信されたリクエストメッセージを受信し、前記リクエストメッセージが前記第一のD2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、前記ターゲットサービスが前記第一のD2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行うことをさらに含む。
選択可能に、一つの実施例として、図2の方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から報告された前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを受信することをさらに含む。
選択可能に、一つの実施例として、前記ネットワーク装置が前記イベントに基づき、前記リソースプールのリソース又は前記リソースプールを使用する装置のサービスを調整することは、前記ネットワーク装置が前記イベントに基づき、前記第一のD2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替え、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行うことを含む。
選択可能に、一つの実施例として、前記現在のサービスは前記第一のD2D装置の現在のV2Vサービスである。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントは、前記第一のD2D装置が設定されたマッピングテーブルに基づいて確定したものであり、前記マッピングテーブルが前記第一のD2D装置の現在のサービスに対応するQoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、図2の方法は、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から周期的に報告された前記ターゲットリソースプールのリソース使用パラメータを受信することをさらに含む。
選択可能に、一つの実施例として、図2の方法は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記第一のD2D装置から報告された前記リソース使用パラメータを受信することをさらに含む。
上記に図1と図2を参照し、本出願の実施例によるD2D通信のための方法を詳細に説明したが、以下に図3と図4を参照し、本出願の実施例によるD2D装置を詳細に説明する。理解すべきものとして、図3又は図4に説明されるD2D装置は、上記の第一のD2D装置によって実行される各ステップを実行できるため、繰り返しを回避するために、ここでは説明を省略する。
以下に本出願の装置の実施例を説明し、装置の実施例が上記の方法を実行できるため、詳細に説明されない部分について以上の各方法の実施例を参照できる。
図3は本出願の実施例におけるD2D装置の概略的な構成図である。図3のD2D装置300は、
リソースプールのターゲットリソースを確定するように構成され、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記ターゲットリソースが前記リソースプール中の占有されたリソース又は前記リソースプール中の衝突リソースであり、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースである第一の確定ユニット310と、
前記ターゲットリソースに基づいて前記リソースプールのリソース使用パラメータを確定するように構成され、前記リソース使用パラメータが前記占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられる第二の確定ユニット320とを備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第一の報告ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、予め設定された期間内で、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第二の報告ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールを縮小又は統合するようにトリガすることに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後、前記リソースプールの使用を一時停止するように構成される一時停止ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記一時停止ユニットは具体的に、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後、前記ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信し、前記第一の指示情報が前記リソースプールの使用を一時停止するように前記D2D装置に指示し、前記第一の指示情報に基づいて前記現在のリソースの使用を一時停止するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、前ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを再割り当てるように、前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第三の報告ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、リソースプールを再選択するように構成される選択ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するように前記リソースプール中のD2D装置に指示するように、前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より小さく且つ前記第三の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第四の報告ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールの他のD2D装置へ第二の指示情報を送信するように構成され、前記第二の指示情報が前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するように前記他のD2D装置に指示することに用いられる第一の送信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを再割り当てるように、前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より小さく且つ前記第三の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第五の報告ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記第二の確定ユニット320は、具体的に前記リソースプールの予め設定されたリソースで他のD2D装置から送信されたスケジューリング情報を受信し、前記スケジューリング情報が前記他のD2D装置のデータを搬送するリソースの前記リソースプールでの位置を示すことに用いられ、前記スケジューリング情報に基づき、前記リソース使用パラメータを確定するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、第二の確定ユニット320は、具体的に前記リソースプールのリソースを使用するD2D信号のエネルギーを検出し、前記D2D信号のエネルギーに基づき、前記リソース使用パラメータを確定するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールのD2D装置の伝送内容が優先度を有し、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、D2D通信を衝突回避の方式で行い、D2D通信を停止するように構成され、又は、前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、D2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように構成される通信ユニットをさらに備え、前記D2D装置は前記リソースプールの伝送内容の優先度が優先度閾値以下であるD2D装置である。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールの各D2D装置の伝送内容の優先度情報は前記各D2D装置によって予め設定されたリソースで送信されたスケジューリング情報に含まれる。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールに前記リソース使用パラメータに対応する少なくとも一つの閾値が設定される。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、ネットワーク装置から送信された第三の指示情報を受信するように構成され、前記第三の指示情報がD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように前記リソースプールの伝送内容の優先度が前記優先度閾値以下であるD2D装置に指示することに用いられる受信ユニットをさらに備え、前記通信ユニットは、具体的に前記第三の指示情報に基づいてD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第二の送信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記D2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように、前記D2D装置の現在のサービスを前記ネットワーク装置に報告するように構成され、前記第二の動作モードにおけるD2D装置に使用されるリソースが前記D2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおけるD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う第三の送信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置へリクエストメッセージを送信するように構成され、前記リクエストメッセージが前記D2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、その中、前記ターゲットサービスが前記D2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおけるD2D装置に使用されるリソースが前記D2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおけるD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う第四の送信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを前記ネットワーク装置に報告するように構成される第五の送信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記現在のサービスは前記D2D装置の現在のV2Vサービスである。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記現在のサービスのQoSニーズ、及び設定されたマッピングテーブルに基づき、前記第四の閾値を確定するように構成され、前記マッピングテーブルが前記QoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられる第三の確定ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記ターゲットリソースプールのリソース使用パラメータを前記ネットワーク装置に周期的に報告するように構成される第六の送信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記D2D装置は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記リソース使用パラメータを前記ネットワーク装置に報告するように構成される第七の送信ユニットをさらに備える。
図4は本出願の実施例におけるネットワーク装置の概略的な構成図である。図4のネットワーク装置400は、
第一のD2D装置から報告されたリソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントを受信するように構成され、前記リソースプールがD2D通信のためのリソースプールのうちのいずれかのリソースプールであり、前記リソース使用パラメータが前記リソースプールの占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記リソースプールの衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、前記衝突リソースが前記リソースプールの複数のD2D信号に同時に占有されたリソースである第一の受信ユニット410と、
前記イベントに基づき、前記リソースプールのリソース又は前記リソースプールを使用する装置のサービスを調整するように構成される調整ユニット420とを備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記ネットワーク装置は、前記第一のD2D装置から報告された現在のサービスを受信するように構成される第二の受信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記ネットワーク装置は、前記第一のD2D装置から送信されたリクエストメッセージを受信するように構成され、前記リクエストメッセージが前記第一のD2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、前記ターゲットサービスが前記第一のD2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う第三の受信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記ネットワーク装置は、前記第一のD2D装置から報告された前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを受信するように構成される第四の受信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記調整ユニットは、具体的に前記イベントに基づき、前記D2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように構成され、前記第二の動作モードにおける第一のD2D装置に使用されるリソースが前記第一のD2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおける第一のD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う。
選択可能に、一つの実施例として、前記現在のサービスは前記第一のD2D装置の現在のV2Vサービスである。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントは前記第一のD2D装置が設定されたマッピングテーブルに基づいて確定したものであり、その中、前記マッピングテーブルが前記第一のD2D装置の現在のサービスに対応するQoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、前記ネットワーク装置は、前記第一のD2D装置から周期的に報告された前記ターゲットリソースプールのリソース使用パラメータを受信するように構成される第五の受信ユニットをさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記ネットワーク装置は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記第一のD2D装置から報告された前記リソース使用パラメータを受信するように構成される第六の受信ユニットをさらに備える。
図5は本出願の実施例におけるD2D装置の概略的な構成図である。図5のD2D装置500は、
プログラムを記憶するように構成される記憶装置510と、
前記記憶装置510に記憶されたプログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、リソースプールのターゲットリソースを確定するように構成され、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記ターゲットリソースが前記リソースプール中の占有されたリソース又は前記リソースプール中の衝突リソースであり、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであり、前記ターゲットリソースに基づいて前記リソースプールのリソース使用パラメータを確定し、前記リソース使用パラメータが前記占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられるプロセッサ520とを備える。
選択可能に、一つの実施例として、D2D装置500は、前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される送受信機530をさらに備える。
選択可能に、一つの実施例として、送受機530は、さらに前記リソース使用パラメータが第一の閾値より大きい場合、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、送受機530は、予め設定された期間内で、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さいというイベントは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールを縮小又は統合するようにトリガすることに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、プロセッサ520は、さらに前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントを報告した後、前記リソースプールの使用を一時的に停止するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントを報告した後、前記ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信するように構成され、前記第一の指示情報が前記リソースプールの使用を一時停止するように前記D2Dに指示することに用いられ、前記プロセッサ520は、さらに前記第一の指示情報に基づいて前記リソースプールの使用を一時停止するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを再割り当てるように、前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、プロセッサ520はさらに前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、リソースプールを再選択するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するように前記リソースプールのD2D装置に指示するように、前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より小さく且つ前記第三の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記リソースプールの他のD2D装置へ第二の指示情報を送信するように構成され、前記第二の指示情報が前記リソースプールのリソースを衝突回避の方式で使用するように前記他のD2D装置に指示することに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記リソースプールのリソースを再割り当てるように、前記リソース使用パラメータが前記第二の閾値より小さく且つ前記第三の閾値より大きいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、プロセッサ520は、具体的に前記リソースプールの予め設定されたリソースで他のD2D装置から送信されたスケジューリング情報を受信し、前記スケジューリング情報が前記他のD2D装置のデータを搬送するリソースの前記リソースプールでの位置を示すことに用いられ、前記スケジューリング情報に基づき、前記リソース使用パラメータを確定するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、プロセッサ520は、具体的に前記リソースプールのリソースを使用するD2D信号のエネルギーを検出し、前記D2D信号のエネルギーに基づき、前記リソース使用パラメータを確定するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールのD2D装置の伝送内容が優先度を有し、プロセッサ520は、さらに前記リソース使用パラメータが第二の閾値より大きい場合、D2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように構成され、又は、前記プロセッサ520は、さらに前記リソース使用パラメータが第二の閾値より小さく且つ第三の閾値より大きい場合、D2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように構成され、前記D2D装置500が前記リソースプールの伝送内容の優先度が優先度閾値以下であるD2D装置である。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールの各D2D装置の伝送内容の優先度情報は前記各D2D装置によって予め設定されたリソースで送信されたスケジューリング情報に含まれる。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機530は、ネットワーク装置から送信された第三の指示情報を受信するように構成され、前記第三の指示情報がD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように前記リソースプールの伝送内容の優先度が前記優先度閾値以下であるD2D装置に指示することに用いられ、前記プロセッサ520は、具体的に前記第三の指示情報に基づいてD2D通信を衝突回避の方式で行い、又はD2D通信を停止するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールに前記リソース使用パラメータに対応する少なくとも一つの閾値が設定される。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置が前記D2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように、前記D2D装置の現在のサービスを前記ネットワーク装置に報告するように構成され、前記第二の動作モードにおけるD2D装置に使用されるリソースが前記D2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおけるD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記ネットワーク装置へリクエストメッセージを送信するように構成され、前記リクエストメッセージが前記第一のD2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、前記ターゲットサービスが前記D2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおけるD2D装置に使用されるリソースが前記D2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおけるD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが前記第四の閾値より大きい場合、前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを前記ネットワーク装置に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記現在のサービスは前記D2D装置の現在のV2Vサービスである。
選択可能に、一つの実施例として、前記プロセッサ520は、さらに前記現在のサービスのQoSニーズ、及び設定されたマッピングテーブルに基づき、前記第四の閾値を確定するように構成され、前記マッピングテーブルが前記QoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機530は、さらに、前記D2D装置が前記ターゲットリソースプールのリソース使用パラメータを前記ネットワーク装置に周期的に報告するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機530は、さらに前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記D2D装置が前記リソース使用パラメータを前記ネットワーク装置に報告するように構成される。
図6は本出願の実施例におけるネットワーク装置の概略的な構成図である。図6のネットワーク装置600は、
プログラムを記憶するように構成される記憶装置610と、
D2D装置から報告されたリソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントを受信するように構成され、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記リソース使用パラメータが前記リソースプール中の占有されたリソースと前記リソースプール中の総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記リソースプール中の衝突リソースと前記リソースプール中の総リソースとの比率を示すことに用いられ、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースである送受信機620と、
前記記憶装置610でのプログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、前記イベントに基づき、前記リソースプールのリソースと前記リソースプールを使用する装置のサービスを調整するように構成されるプロセッサ630とを備える。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機620はさらに前記D2D装置から報告された現在のサービスを受信するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機620はさらに前記D2D装置から送信されたリクエストメッセージを受信するように構成され、前記リクエストメッセージが前記D2D装置がターゲットサービスを処理する時に使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように前記ネットワーク装置にリクエストすることに用いられ、前記ターゲットサービスが前記D2D装置の現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスであり、前記第二の動作モードにおけるD2D装置に使用されるリソースが前記D2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおけるD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機620はさらに前記D2D装置から報告された前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスに対応するサービス品質QoSニーズを受信するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記プロセッサ630はさらに前記イベントに基づき、前記D2D装置が前記現在のサービスのうちの少なくとも部分のサービスを処理するために使用する動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードに切り替えるように構成され、前記第二の動作モードにおけるD2D装置に使用されるリソースが前記D2D装置によって自主的に選択され、前記第三の動作モードにおけるD2D装置がセルラーネットワークインタフェースに基づいてD2D通信を行う。
選択可能に、一つの実施例として、前記現在のサービスは前記D2D装置の現在のV2Vサービスである。
選択可能に、一つの実施例として、前記リソースプールのリソース使用パラメータが第四の閾値より大きいというイベントは前記D2D装置が設定されたマッピングテーブルに基づいて確定したものであり、その中、前記マッピングテーブルが前記D2D装置の現在のサービスに対応するQoSニーズと前記第四の閾値との対応関係を示すことに用いられる。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機620はさらに前記D2D装置から周期的に報告された前記ターゲットリソースプールのリソース使用パラメータを受信するように構成される。
選択可能に、一つの実施例として、前記送受信機620はさらに前記リソース使用パラメータが第四の閾値より大きい場合、前記D2D装置から報告された前記リソース使用パラメータを受信するように構成される。
当業者であれば、本明細書に開示された実施例と組み合わせて説明された各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現されてもよいと理解できる。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアで実行されるか否かは技術的解決策の特定アプリケーションと設計制約条件に依存する。当業者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると考えられるべきではない。
当業者は便利且つ簡潔で説明するために、上述したシステム、装置とユニットの具体的な動作プロセスについて上記方法の実施例における対応するプロセスを参照でき、ここで説明を省略することを明確に理解することができる。
本出願が提供するいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置および方法は他の方式により実現されてもよいと理解すべきである。例えば、上述した装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区分はロジック機能的区分だけであり、実際に実施する時に他の区分方式もあり得るのであって、例えば複数のユニットまたは構成要素は組み合わせられてもよく、または別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示されるまたは議論される相互結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインタフェース、装置又はユニットを介する間接的結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
分離部材として説明された前記ユニットは物理的に分離するものであってもよく、または物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示された部材は物理的ユニットであってもよく、または物理的ユニットでなくてもよく、すなわち一つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際のニーズに応じてその中の一部または全てのユニットを選択して本実施例の解決策の目的を達成することができる。
また、本出願の各実施例における各機能ユニットは一つの処理ユニットに統合されてもよく、個々のユニットは単独で物理的に存在してもよく、二つまたは二つ以上のユニットは一つのユニットに統合されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態で実現され且つ独立した製品として販売または使用される場合、一つのコンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、本出願の技術的解決策は本質的にソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、又は従来技術に貢献する部分又は該技術的解決策の部分がソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は一つのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置などあってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む記憶媒体に記憶される。前記記憶媒体はUディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
以上は、本出願の具体的な実施形態だけであるが、本出願の保護範囲はこれに限定されず、本分野の当業者が本出願に開示された技術範囲で容易に想到することできる変化又は置き換えは、全て本出願の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本出願の保護範囲は前記特許請求の範囲の保護範囲を準にするべきである。

Claims (14)

  1. デバイスツーデバイスD2D通信のための方法であって、
    第一のD2D装置がリソースプールのターゲットリソースを確定することと、
    前記第一のD2D装置が前記ターゲットリソースに基づいて前記リソースプールのリソース使用パラメータを確定することと、を含み、
    前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記ターゲットリソースが前記リソースプール中の占有されたリソース又は前記リソースプール中の衝突リソースであり、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであり、
    前記リソース使用パラメータが前記占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、
    前記方法は、
    前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含むことを特徴とする、
    D2D通信方法。
  2. 前記方法は、
    予め設定された期間内で、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告することをさらに含むことを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールを縮小又は統合するようにトリガすることに用いられることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第一のD2D装置が前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後に、前記方法は、
    前記第一のD2D装置が前記リソースプールの使用を一時停止することをさらに含むことを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記D2D装置が前記リソースプールの使用を一時停止することは、
    前記第一のD2D装置が前記ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信することと、
    前記第一のD2D装置が前記第一の指示情報に基づいて前記リソースプールの使用を一時停止することとを含み、
    前記第一の指示情報が前記リソースプールの使用を一時停止するように前記D2D装置に指示することに用いられることを特徴とする、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第一のD2D装置がリソースプールのリソース使用パラメータを確定することは、
    前記第一のD2D装置が前記リソースプールの予め設定されたリソースで前記リソースプールの他のD2D装置から送信されたスケジューリング情報を受信することと、
    前記D2D装置が前記スケジューリング情報に基づき、前記リソース使用パラメータを確定することとを含み、
    前記スケジューリング情報が前記他のD2D装置のデータを搬送するリソースの前記リソースプールでの位置を示すことに用いられることを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第一のD2D装置がリソースプールのリソース使用パラメータを確定することは、
    前記第一のD2D装置が前記リソースプールのリソースを使用するD2D信号のエネルギーを検出すること、
    前記第一のD2D装置が前記D2D信号のエネルギーに基づき、前記リソース使用パラメータを確定することを含むことを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  8. デバイスツーデバイスD2D装置であって、第一の確定ユニットと、第二の確定ユニットとを備え、
    第一の確定ユニットは、リソースプールのターゲットリソースを確定するように構成され、前記リソースプールがD2D通信に用いられ、前記ターゲットリソースが前記リソースプール中の占有されたリソース又は前記リソースプール中の衝突リソースであり、前記衝突リソースが前記リソースプール中の複数のD2D信号に同時に占有されたリソースであり、
    第二の確定ユニットは、前記ターゲットリソースに基づいて前記リソースプールのリソース使用パラメータを確定するように構成され、前記リソース使用パラメータが前記占有されたリソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、又は前記リソース使用パラメータが前記衝突リソースと前記リソースプールの総リソースとの比率を示すことに用いられ、
    前記D2D装置は、
    前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第一の報告ユニットをさらに備えることを特徴とする、
    デバイスツーデバイスD2D装置。
  9. 前記D2D装置は、
    予め設定された期間内で、前記リソース使用パラメータが第一の閾値より小さい場合、前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告するように構成される第二の報告ユニットをさらに備えることを特徴とする
    請求項8に記載のD2D装置。
  10. 前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントは、前記ネットワーク装置が前記リソースプールを縮小又は統合するようにトリガすることに用いられることを特徴とする、
    請求項8又は9に記載のD2D装置。
  11. 前記D2D装置は、
    前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後に、前記ターゲットリソースの使用を一時停止するように構成される一時停止ユニットをさらに備えることを特徴とする、
    請求項8乃至10のいずれか1項に記載のD2D装置。
  12. 前記一時停止ユニットは、具体的に、
    前記リソース使用パラメータが前記第一の閾値より小さいというイベントをネットワーク装置に報告した後に、前記ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信し、
    前記第一の指示情報に基づいて前記ターゲットリソースの使用を一時停止するように構成され、
    前記第一の指示情報が前記ターゲットリソースの使用を一時停止するように前記D2D装置に指示することに用いられることを特徴とする、
    請求項11に記載のD2D装置。
  13. 前記第二の確定ユニットは、具体的に、
    前記リソースプールの予め設定されたリソースで他のD2D装置から送信されたスケジューリング情報を受信し、
    前記スケジューリング情報に基づき、前記リソース使用パラメータを確定するように構成され、
    前記スケジューリング情報が前記他のD2D装置のデータを搬送するリソースの前記リソースプールでの位置を示すことに用いられることを特徴とする、
    請求項8乃至12のいずれか1項に記載のD2D装置。
  14. 前記第二の確定ユニットは、具体的に、
    前記リソースプールのリソースを使用するD2D信号のエネルギーを検出し、前記D2D信号のエネルギーに基づき、前記リソース使用パラメータを確定するようにさらに構成されることを特徴とする、
    請求項8乃至12のいずれか1項に記載のD2D装置。
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