JP7116496B2 - game machine - Google Patents
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Description
本発明は、遊技機に関する。 The present invention relates to gaming machines.
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、遊技球が始動入賞口に入賞したことに基づいて、所定の補助遊技(例えば、表示装置で識別情報を変動表示させる変動表示ゲーム)を実行し、該補助遊技の結果が予め設定された特別結果となると遊技者に有利な特別遊技状態(例えば、遊技領域に設けられる変動入賞装置の開閉部材を所定の態様で開状態に変換する大当り遊技状態)を生起させるよう構成されているものが知られている(例えば、特許文献1)。 In a conventional gaming machine, for example, a pachinko gaming machine, a predetermined auxiliary game (for example, a variable display game in which identification information is variably displayed on a display device) is executed based on the fact that a game ball has entered a start winning slot, A special game state advantageous to the player when the result of the auxiliary game becomes a preset special result (for example, a jackpot game state in which an opening/closing member of a variable winning device provided in the game area is changed to an open state in a predetermined manner). is known (for example, Patent Document 1).
しかし、従来の遊技機では、遊技の興趣を高めるものでなかった。 However, the conventional gaming machine did not enhance the interest of the game.
そこで、本発明は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、遊技の興趣を高める遊技機を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide a gaming machine that enhances the enjoyment of games.
本発明の代表的な一形態によれば、始動口への遊技球の入賞に基づきゲームを実行し、該ゲームの結果が特別結果となる場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能であり、該特別遊技状態の終了後に、通常遊技状態よりも遊技者に有利な特定遊技状態を発生可能な遊技機において、前記始動口は、第1始動口と、当該第1始動口とは異なり入賞容易状態と入賞非容易状態とに変換可能な第2始動口と、を含み、遊技の演出を制御する演出制御手段と、所定の画像を表示可能な表示手段と、前記第1始動口への遊技球の入賞に基づいて実行される前記ゲームの実行権利となる第1始動記憶を記憶可能な第1始動記憶手段と、前記第2始動口への遊技球の入賞に基づいて実行される前記ゲームの実行権利となる第2始動記憶を記憶可能な第2始動記憶手段と、前記第1始動記憶に対応するゲームまたは前記第2始動記憶に対応するゲームが実行されるより前に、前記特別遊技状態が発生するか否かを事前判定することが可能な事前判定手段と、を含み、前記演出制御手段は、前記第1始動記憶に対応する第1始動記憶表示と、前記第2始動記憶に対応する第2始動記憶表示と、を前記表示手段に表示可能であり、前記事前判定手段の判定結果に基づいて、対応する前記第1始動記憶表示または前記第2始動記憶表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行可能であり、前記特別遊技状態の発生に関して、互いに関連性を有する表示態様からなるグループを複数有し、当該複数のグループの中から一のグループを選択して先読み演出を実行可能であり、当該実行されている前記先読み演出に対応した表示態様の変化によって、前記特別遊技状態が発生するかを報知可能とし、前記特別遊技状態が発生する期待度は、前記表示手段にて前記第1始動記憶表示と前記第2始動記憶表示の一方の始動記憶表示が発生した順に並んで表示される表示領域において、一のグループに属する表示態様の始動記憶表示が複数並んで表示される場合に、当該一のグループに属する表示態様の始動記憶表示と当該一のグループに属さない表示態様の始動記憶表示が並んで表示される場合よりも大きくなり、前記特定遊技状態において、前記第1始動記憶に対する先読み演出を実行しない。 According to one representative form of the present invention, a game is executed based on the winning of a game ball into a starting hole, and when the result of the game is a special result, a special game state advantageous to the player can be generated. In a gaming machine capable of generating a specific game state that is more advantageous to the player than the normal game state after the special game state ends, the start port is a first start port, and the first start port is Effect control means for controlling game effects, display means capable of displaying a predetermined image, and the first start port, including a second start port that can be changed to an easy win state and a non-easy win state. a first start storage means capable of storing a first start memory that is the execution right of the game to be executed based on the winning of the game ball to the second starting port; a second start memory capable of storing a second start memory that is the execution right of the game, and before the game corresponding to the first start memory or the game corresponding to the second start memory is executed, Pre-determination means capable of pre-determining whether or not the special game state will occur, and the effect control means includes a first start memory display corresponding to the first start memory, and a second start memory display corresponding to the first start memory. and a second starting memory display corresponding to the starting memory can be displayed on the display means, and the corresponding first starting memory display or second starting memory display can be displayed based on the determination result of the prior determination means. It is possible to execute a look-ahead effect that changes the display mode, and regarding the occurrence of the special game state, it has a plurality of groups consisting of display modes that are related to each other , and one group is selected from the plurality of groups. A look-ahead effect can be executed, and whether or not the special game state will occur can be notified by a change in the display mode corresponding to the run-ahead look-ahead effect, and the degree of expectation for the occurrence of the special game state is In a display area in which one of the first starting memory display and the second starting memory display is displayed in order of occurrence, a plurality of starting memory displays in display modes belonging to one group are arranged side by side. , the display becomes larger than when the starting memory display in the display mode belonging to the one group and the starting memory display in the display mode not belonging to the one group are displayed side by side, and in the specific game state , the look-ahead effect for the first starting memory is not executed.
本発明の代表的な一形態によれば、遊技の興趣を高める遊技機を提供することができる。 According to one representative aspect of the present invention, it is possible to provide a gaming machine that enhances the interest of a game.
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。 A first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の遊技機1の斜視図である。
(First embodiment)
FIG. 1 is a perspective view of a
遊技機1は、島設備に固定される本体枠(外枠)2にヒンジ4を介して一側部が開閉回動自在に取り付けられる開閉枠を備える。開閉枠は、前面枠(遊技枠)3及びガラス枠(前枠)12によって構成される。
The
前面枠3には、遊技領域10aを有する遊技盤10(図2参照)が、裏面に取り付けられた収納フレーム(図示省略)に収装される。また、前面枠3には、遊技盤10の前面を覆うカバーガラス(透明部材)12aを備えたガラス枠12が取り付けられる。前面枠3及びガラス枠12は、それぞれ個別に開放することが可能であり、例えば、ガラス枠12のみを開放して遊技盤10の遊技領域10a(図2参照)にアクセスすることができる。また、前面枠3をガラス枠12が開放されていない状態で開放することによって、遊技盤10の裏側に配置された遊技制御装置(遊技制御手段)100(図3参照)などにアクセスすることができる。
A game board 10 (see FIG. 2) having a
ガラス枠12のカバーガラス12aの周囲には、装飾光を発光する装飾部材18が備えられている。装飾部材18の内部にはランプやLED等によって構成された枠装飾装置43(図4参照)が備えられている。枠装飾装置43を所定の発光態様によって発光させることによって、装飾部材18が所定の発光態様によって発光する。
Around the
ガラス枠12の上方中央部には、照明ユニット11が備えられる。照明ユニット11の内部には、LEDやランプなどの発光部材が備えられる。
A
照明ユニット11の左側には第1可動式照明13が、右側には第2可動式照明14が備えられる。第1可動式照明13及び第2可動式照明14は、上スピーカ19aの上方に配置されている。第1可動式照明13及び第2可動式照明14には、LEDなどの照明部材の他に、照明駆動モータ(枠演出装置45)がそれぞれ備えられており、演出内容に応じて動作(例えば、回転)するように制御される。
A first
また、遊技機1には、音響(効果音、警報音、報知音等)を発するスピーカ19が備えられる。スピーカ19には、上スピーカ19a及び下スピーカ19bが含まれる。上スピーカ19aはガラス枠12の上方に配置され、下スピーカ19bは後述する上皿21の下方に配置される。
The
第1可動式照明13の右側には、遊技機1において異常が発生したことなどを報知するための遊技状態LED29が備えられている。遊技機1において異常が発生した場合には、さらに、スピーカ19から異常を報知するための報知音が出力される。
On the right side of the first
遊技機1で発生する異常には、遊技機1の故障及び不正行為の実施などが含まれる。不正行為は、例えば、発射された遊技球の軌道を磁石によって不正に操作する行為や、遊技機1を振動させて入賞を狙う行為などである。これらの不正行為は、磁気センサスイッチ(SW)61(図3参照)によって磁気を検出したり、振動センサスイッチ(SW)62(図3参照)によって振動を検出したりすることによって検知される。また、不正に開閉枠を開放する行為も不正行為に含まれる。このとき、枠開放センサスイッチ(前面枠開放検出スイッチ63、ガラス枠開放検出スイッチ64、図3参照)によって前面枠3やガラス枠12の開閉枠が開放されたことが検出され、営業時間中であればスピーカ19より報知音が報知される。以上のような不正行為が検出されると、遊技状態LED29やスピーカ19などによって異常が報知されるようになっている。
Abnormalities that occur in the
ガラス枠12のカバーガラス12aの下方には、上皿21などを含む上皿ユニットが備えられる。上皿21は、図示しない打球発射装置に遊技球(遊技媒体)を供給する。上皿ユニットには、演出ボタン25を備えた上皿カバーユニット20が含まれている。
Below the
さらに、ガラス枠12の下方位置であって前面枠3に固定される固定パネル22には、下皿23及び打球発射装置の操作部24等が備えられる。遊技者が操作部24を回動操作することによって、打球発射装置は、上皿21から供給される遊技球を遊技盤10の遊技領域10a(図2参照)に発射する。
Further, a fixed
下皿23には、下皿23に貯まった遊技球を排出するための下皿球抜き機構16が備えられる。前面枠3の下部右側には、ガラス枠12を施錠するための鍵26が備えられている。
The
また、上皿ユニットのうち上皿21の手前側には、遊技者からの操作入力を受け付けるための演出ボタン(操作手段)25が備えられている。遊技者は、演出ボタン25を操作することによって、表示装置(変動表示装置)41(図2参照)における変動表示ゲームにおいて遊技者の操作を介入させた演出を行うことが可能となる。例えば、演出内容を選択させることができる。なお、変動表示ゲームには、特図変動表示ゲームと普図変動表示ゲームが含まれ、本明細書では、単に変動表示ゲームとした場合には、特図変動表示ゲームを指すものとする。
In addition, a performance button (operation means) 25 for receiving an operation input from a player is provided on the front side of the
また、変動表示ゲームの実行中だけでなく、変動表示ゲームが実行されていない客待ち中又は通常状態に遊技者が演出ボタン25を操作することによっても演出パターンを変更可能である。なお、通常状態(通常遊技状態)とは、例えば、確変状態、時短状態(特定遊技状態)もしくは、大当り状態(特別遊技状態)が発生していない遊技状態である。
Moreover, the effect pattern can be changed not only during execution of the variable display game, but also by the player operating the
また、変動表示ゲームが開始された後、演出ボタン25の操作を促進するための操作促進演出が実行され、操作促進演出が実行されている間に演出ボタン25を操作することによって、始動記憶(保留記憶)に対応する変動表示ゲームの結果を事前に予告する予告演出などを実行することができる。
Further, after the variable display game is started, an operation promoting effect for promoting the operation of the
上皿21の右上部には、遊技者が遊技球を借りる場合に操作する球貸ボタン27、及び、図示しないカードユニットからプリペイドカードを排出させるために操作される排出ボタン28が設けられている。
At the upper right part of the
図2は、本発明の第1の実施の形態の遊技機1に備えられる遊技盤10の正面図である。
FIG. 2 is a front view of a
遊技盤10は、各種部材の取り付けベースとなる平板状の遊技盤本体10b(木製又は合成樹脂製)を備え、該遊技盤本体10bの前面にガイドレール32で囲まれた遊技領域10aを有している。また、遊技盤本体10bの前面であってガイドレール32の外側には、前面構成部材(サイドケース)33が取り付けられている。そして、このガイドレール32で囲まれた遊技領域10a内に打球発射装置から遊技球を発射して遊技を行うようになっている。遊技領域10aには、多数の障害釘(図示略)が配設されており、発射された遊技球は障害釘などにより転動方向を変えながら遊技領域10aを流下する。
The
遊技領域10aの略中央には、変動表示ゲームの表示領域となる窓部を形成するセンターケース46が取り付けられている。センターケース46に形成された窓部の後方には、複数の識別情報を変動表示(可変表示)する変動表示ゲームの演出を実行可能な演出表示装置としての表示装置41が配置されている。表示装置41は、例えば、液晶ディスプレイを備え、センターケース46の窓部を介して遊技盤10の前面側から表示内容が視認可能となるように配置される。なお、表示装置41は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであってもよい。
A
表示装置41において画像を表示可能な表示画面(表示領域)には、複数の変動表示領域が設けられており、各変動表示領域に識別情報(特別図柄)や変動表示ゲームを演出するキャラクターが表示される。その他、表示画面には遊技の進行に基づく画像(例えば、大当り表示、ファンファーレ表示、エンディング表示等)が表示される。
A display screen (display area) capable of displaying an image in the
遊技領域10aのセンターケース46の左側には、普通図柄始動ゲート(普図始動ゲート)34が設けられている。普図始動ゲート34の内部には、該普図始動ゲート34を通過した遊技球を検出するためのゲートスイッチ(SW)34a(図3参照)が設けられている。そして、遊技領域10a内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート34内を通過すると、普図変動表示ゲームが実行される。
A normal pattern start gate (normal pattern start gate) 34 is provided on the left side of the
さらに、センターケース46の左下側には、三つの一般入賞口35が配置され、センターケース46の右下側には、一つの一般入賞口35が配置されている。また、一般入賞口35への遊技球の入賞は、一般入賞口35に備えられた入賞口スイッチ(SW)35a~35n(図3参照)によって検出される。
Further, three general
また、センターケース46の下方には、特図変動表示ゲームの開始条件を与える第1始動入賞口(第1始動入賞領域)36が設けられ、その直下には上部に逆「ハ」の字状に開いて遊技球が流入し易い状態に変換する一対の開閉部材37bを備えるとともに内部に第2始動入賞口(第2始動入賞領域)37が配設されている。そして、遊技球が第1始動入賞口36又は第2始動入賞口37に入賞した場合には、補助遊技として特図変動表示ゲームが実行される。
In addition, below the
第2始動入賞口37の一対の開閉部材37bは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいて閉じた閉状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している。ただし、第2始動入賞口37の上方には、第1始動入賞口36が設けられているので、閉じた状態では遊技球が入賞できないように構成されている。
The pair of opening/closing
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド37c(図3参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて第2始動入賞口37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるように構成されている。
Then, when the result of the normal pattern fluctuation display game becomes a predetermined stop display mode, the normal electric solenoid 37c (see FIG. 3) as a driving device opens in an inverted "C" shape to perform the second start. It is configured to be changed to an open state (a state advantageous to the player) in which game balls easily flow into the
第2始動入賞口37の開閉部材37bの動作態様(普電サポート)には、入賞非容易状態(普電サポートなし)と入賞容易状態(普電サポートあり、時短状態)とが含まれる。
The operation mode (general electric support) of the opening/closing
入賞非容易状態は、第2始動入賞口37の開閉部材37bが開放状態になりにくく、第2始動入賞口37に遊技球が入賞しにくい状態である。一方、入賞容易状態は、入賞非容易状態と比較して第2始動入賞口37の開閉部材37bが開放状態になりやすい状態である。例えば、入賞非容易状態では、普図変動表示ゲームの当選確率が1/251、開放時間が0.1秒であり、入賞容易状態では、普図変動表示ゲームの当選確率が250/251、開放時間が1.7秒、さらに開放回数が3回とする。
The non-easy-to-win state is a state in which the opening/closing
さらに、第2始動入賞口37の下方の遊技領域10aには、大入賞口ソレノイド38b(図3参照)によって上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉を有する大入賞口を備えた特別変動入賞装置38が設けられている。特別変動入賞装置38は、特図変動表示ゲームの結果によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態、特別遊技状態)に変換し、大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせることで、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチ38a(図3参照)が配設されている。
Furthermore, in the
一般入賞口35、第1始動入賞口36、第2始動入賞口37、及び特別変動入賞装置38の大入賞口に遊技球が入賞すると、払出制御装置200(図3参照)は、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球を払出装置から前面枠3の上皿21又は下皿23に排出するように制御する。また、特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。
When the game ball wins the general winning
また、遊技領域10aの外側(例えば、遊技盤10の右下部)には、表示装置41における特図変動表示ゲーム、及び、普図始動ゲート34への入賞をトリガとする普図変動表示ゲームを実行する一括表示装置50が設けられている。さらに、一括表示装置50には、現在の遊技状態などの情報を表示する表示部が設けられている。
In addition, outside the
なお、特図変動表示ゲームには、第1始動入賞口36に遊技球が入賞した場合に実行される特図1変動表示ゲーム(第1変動表示ゲーム)と、第2始動入賞口37に遊技球が入賞した場合に実行される特図2変動表示ゲーム(第2変動表示ゲーム)とが含まれる。
In addition, the special figure variation display game includes a special figure 1 variation display game (first variation display game) that is executed when a game ball wins in the first start
ここで、一括表示装置50について説明する。一括表示装置50は、7セグメント型の表示器(LEDランプ)等で構成された変動表示ゲーム用の第1特図変動表示部(特図1表示器)51及び第2特図変動表示部(特図2表示器)52と、普図変動表示ゲーム用の変動表示部(普図表示器)53と、同じくLEDランプで構成された各変動表示ゲームの始動記憶数報知用の記憶表示部(特図1保留表示器54、特図2保留表示器55、普図保留表示器56)を備える。
Here, the
また、一括表示装置50には、大当りが発生すると点灯して大当り発生を報知する第1遊技状態表示部(第1遊技状態表示器)57、時短状態が発生すると点灯して時短状態発生を報知する第2遊技状態表示部(第2遊技状態表示器)60、遊技機1の電源投入時に大当りの確率状態が高確率状態となっているエラーを表示するエラー表示器58、大当り時のラウンド数(特別変動入賞装置38の開閉回数)を表示するラウンド表示部59が設けられている。
In addition, the
特図1表示器51又は特図2表示器52における特図変動表示ゲームは、変動表示ゲームの実行中、7セグメント型の表示器のセグメントを点滅させることによって、特別識別情報(特図、特別図柄)を所定時間毎に切り替える変動表示を行う。特図1表示器51又は特図2表示器52において特図変動表示ゲームが行われている間、それに対応して表示装置41においても飾り特図変動表示ゲームが行われる。
The special figure variation display game on the special figure 1
そして、特別識別情報の変動表示の開始時点で決定されている変動時間が経過すると、変動表示ゲームの結果に対応する特別識別情報で変動表示を停止して、特図1表示器51又は特図2表示器52における特図変動表示ゲームを終了する。
Then, when the variable time determined at the start of the variable display of the special identification information has passed, the variable display is stopped with the special identification information corresponding to the result of the variable display game, and the special figure 1
普図表示器53は、変動中はランプを点滅させて変動中であることを表示する。そして、ゲームの結果が「はずれ」のときは、例えば、ランプを消灯状態にし、ゲームの結果が「当り」のときはランプを点灯状態にしてゲーム結果を表示する。
The
特図1保留表示器54は、特図1表示器51の変動開始条件となる第1始動入賞口36への入賞球数のうち未消化の球数(始動記憶数=保留数)を表示する。具体的には、保留数が「0」のときは4つのランプを全て消灯状態にし、保留数が「1」のときはランプ1のみを点灯状態にする。また、保留数が「2」のときはランプ1と2を点灯状態にし、保留数が「3」のときはランプ1と2と3を点灯状態にし、保留数が「4」のときは4つのランプ1~4をすべて点灯状態にする。
The special figure 1
特図2保留表示器55は、特図2表示器52の変動開始条件となる第2始動入賞口37の始動記憶数(保留数)を、特図1保留表示器54と同様にして表示する。
The special figure 2
普図保留表示器56は、普図表示器53の変動開始条件となる普図始動ゲート34の始動記憶数(保留数)を表示する。例えば、保留数が「0」のときはランプ1と2を消灯状態にし、保留数が「1」のときはランプ1のみを点灯状態にする。また、保留数が「2」のときはランプ1と2を点灯状態にし、保留数が「3」のときはランプ1を点滅、ランプ2を点灯状態にし、保留数が「4」のときはランプ1と2を点滅状態にする。
The general pattern holding display 56 displays the starting memory number (holding number) of the general
第1遊技状態表示器57は、例えば、通常の遊技状態の場合にはランプを消灯状態にし、大当りが発生している場合にはランプを点灯状態にする。第2遊技状態表示器60は、例えば、通常の遊技状態の場合にはランプを消灯状態にし、時短状態が発生している場合にはランプを点灯状態にする。
The first game state indicator 57, for example, turns off the lamp in the normal game state, and turns on the lamp in the event of a big win. The second
エラー表示器58は、例えば、遊技機1の電源投入時に大当りの確率状態が通常確率(低確率)状態の場合にはランプを消灯状態にし、遊技機1の電源投入時に大当りの確率状態が確率変動(高確率)状態の場合にはランプを点灯状態にする。
The error indicator 58 turns off the lamp when, for example, the jackpot probability state is the normal probability (low probability) state when the
ラウンド表示部59は、例えば、通常の遊技状態の場合にはランプを消灯状態にし、大当りが発生した場合にはその大当りのラウンド数に対応するランプ(2ラウンドor15ラウンド)を点灯状態にする。なお、ラウンド表示部59は7セグメント型の表示器で構成してもよい。 A round display part 59, for example, turns off a lamp in the normal game state, and turns on a lamp corresponding to the number of rounds of the big win (2 rounds or 15 rounds) when a big win occurs. The round display section 59 may be configured by a 7-segment type display.
ここで、本発明の第1の実施の形態の遊技機1における遊技の流れ、及び変動表示ゲーム(普図変動表示ゲーム、特図変動表示ゲーム)の詳細について説明する。
Here, details of the game flow and the variation display game (normal figure variation display game, special figure variation display game) in the
前述のように、本発明の第1の実施の形態の遊技機1では、図示しない打球発射装置から遊技領域10aに向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域10a内の各所に配置された障害釘等の方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域10aを流下し、普図始動ゲート34、一般入賞口35、第1始動入賞口36、第2始動入賞口37又は特別変動入賞装置38に入賞するか、遊技領域10aの最下部に設けられたアウト口39へ流入し遊技領域から排出される。そして、一般入賞口35、第1始動入賞口36、第2始動入賞口37又は特別変動入賞装置38に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が、払出制御装置200によって制御される払出ユニットから、前面枠3の上皿21又は下皿23に排出される。
As described above, in the
前述のように、普図始動ゲート34内には、該普図始動ゲート34を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ34a(図3参照)が設けられている。普図始動ゲート34は、例えば、非接触型のスイッチである。遊技領域10a内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート34内を通過すると、ゲートスイッチ34aによって検出され、普図変動表示ゲームが実行される。
As described above, the normal
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない場合や、普図変動表示ゲームの結果が当りとなって第2始動入賞口37が開放状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満ならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の普図保留表示器56に表示される。
In addition, in a state where the normal pattern fluctuation display game cannot be started, for example, when the normal pattern fluctuation display game has already been played and the normal pattern fluctuation display game has not been completed, the result of the normal pattern fluctuation display game is a hit. When the second
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。 In addition, in the general pattern start memory, the random number value for hit judgment for determining the hit or miss of the general pattern fluctuation display game is stored. , the normal pattern variation display game becomes a hit and a specific result mode (specific result) is derived.
普図変動表示ゲームは、一括表示装置50に設けられた変動表示部(普図表示器)53で実行されるようになっている。普図表示器53は、普通識別情報(普図、普通図柄)として点灯状態の場合に当りを示し、消灯状態の場合にはずれを示すLEDから構成され、このLEDを点滅表示することで普通識別情報の変動表示を行い、所定の変動表示時間の経過後、LEDを点灯又は消灯することで結果を表示するようになっている。
The normal pattern variation display game is executed by a variation display unit (normal pattern display device) 53 provided in the
なお、普通識別情報として例えば、数字、記号、キャラクター図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成してもよい。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、第2始動入賞口37の一対の開閉部材37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開放状態となる。これにより、第2始動入賞口37に遊技球が入賞し易くなり、特図2変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。
For example, numbers, symbols, character patterns, etc. may be used as the normal identification information, and may be displayed in a variable manner for a predetermined period of time and then stopped. If the stop display of this normal pattern variation display game becomes a specific result, it becomes a hit of the normal pattern, and the pair of opening and closing
普図始動ゲート34への通過検出時に抽出した普図乱数値が当り値であるときには、普図表示器53に表示される普通図柄が当り状態で停止し、当り状態となる。このとき、第2始動入賞口37は、内蔵されている普電ソレノイド37c(図3参照)が駆動されることにより、開閉部材37bが所定の時間だけ開放する状態に変換され、第2始動入賞口37への遊技球の入賞が許容される。
When the normal pattern random number value extracted at the time of detection of passage to the normal
第1始動入賞口36への入賞球及び第2始動入賞口37への入賞球は、それぞれは内部に設けられた始動口1スイッチ36a(図3参照)と始動口2スイッチ37a(図3参照)によって検出される。第1始動入賞口36に入賞した遊技球は特図1変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定上限数(例えば、4個)を限度に記憶されるとともに、第2始動入賞口37に入賞した遊技球は特図2変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定上限数(例えば、4個)を限度に記憶される。
The winning balls to the first
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100(図3参照)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動入賞記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動入賞記憶の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の記憶表示部(特図1保留表示器54、特図2保留表示器55)に表示されるとともに、センターケース46の表示装置41においても表示される。
In addition, at the time of detection of this start winning ball, a jackpot random number, a jackpot pattern random number, and each variation pattern random number are extracted, and the extracted random numbers are stored in special figure storage in the game control device 100 (see FIG. 3). Each predetermined number of times (for example, a maximum of 4 times) is stored as a special figure start winning memory in the area (part of RAM). And, the number of memories of this special figure start winning memory is displayed on the storage display unit for notifying the number of start winning prizes of the collective display device 50 (special figure 1
遊技制御装置100は、第1始動入賞口36又は第2始動入賞口37への入賞、もしくはそれらの始動記憶(第1始動記憶、第2始動記憶)に基づいて、特図表示器(変動表示装置、特図1表示器51又は特図2表示器52)で特図1変動表示ゲーム又は特図2変動表示ゲームを行う。
The
特図1変動表示ゲーム及び特図2変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
The special figure 1 variable display game and the special figure 2 variable display game are performed by displaying a plurality of special symbols (special symbols, identification information) in a variable manner and then stopping and displaying a predetermined result mode. In addition, a decorative special figure variation display game is executed in which a plurality of types of identification information (for example, numbers, symbols, character designs, etc.) are variably displayed corresponding to each special figure variation display game on the
表示装置41における飾り特図変動表示ゲームは、例えば、前述した数字等で構成される飾り特別図柄(識別情報)が左(第一特別図柄)、右(第二特別図柄)、中(第三特別図柄)の順に変動表示を開始して、変動している図柄を所定時間後に順次停止させて、特図変動表示ゲームの結果を表示することで行われる。また、表示装置41では、特図入賞記憶の記憶数に対応する飾り特別図柄による飾り特図変動表示ゲームを行うとともに、興趣向上のためにキャラクターの出現など多様な演出表示が行われる。
The decoration special symbol variation display game in the
さらに、第1始動入賞口36又は第2始動入賞口37への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の大当り乱数の値が当り値であるとき)には、特図変動表示ゲームの結果として表示図柄により特定の結果態様(特別結果態様)が導出されて、大当り状態(特別遊技状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字のいずれか)となる。
Furthermore, when the winning to the first
このとき、特別変動入賞装置38は、大入賞口ソレノイド38b(図3参照)への通電によって、大入賞口が所定の時間(例えば、30秒)だけ、遊技球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から遊技球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。すなわち、特別変動入賞装置38に備えられた大入賞口が所定の時間又は所定数の遊技球が入賞するまで大きく開くので、この間遊技者は多くの遊技球を獲得することができるという特典が付与される。
At this time, the special variable
なお、特図1表示器51、特図2表示器52は、別々の表示器でもよいし同一の表示器でもよいが、各特図変動表示ゲームが同時に実行されないようにする。また、表示装置41における飾り特図変動表示ゲームについても、特図1変動表示ゲームと特図2変動表示ゲームとを別々の表示装置や別々の表示領域で実行するようにしてもよいし、同一の表示装置や表示領域で実行するようにしてもよい。この場合、特図1変動表示ゲーム及び特図2変動表示ゲームに対応する飾り特図変動表示ゲームが同時に実行されないようにする。
In addition, the special figure 1
また、特図2変動表示ゲームは、特図1変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。すなわち、特図1変動表示ゲームと特図2変動表示ゲームの始動記憶があり、特図変動表示ゲームの実行が可能な状態になった場合は、特図2変動表示ゲームが実行される。 Also, the special figure 2 variation display game is preferentially executed over the special figure 1 variation display game. That is, when there is a start memory of the special figure 1 variation display game and the special figure 2 variation display game, and the special figure variation display game can be executed, the special figure 2 variation display game is executed.
また、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始可能な状態で、かつ、始動記憶数が0の状態で、第1始動入賞口36(第2始動入賞口37)に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶される。このとき、始動記憶数が1加算されるとともに、直ちに始動記憶に基づいて、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始され、この際に始動記憶数が1減算される。 In addition, in a state where the special figure 1 variable display game (special figure 2 variable display game) can be started and the number of starting memories is 0, the game is played in the first start winning port 36 (second starting winning port 37) When the ball wins, the starting memory is stored with the generation of the starting right. At this time, the starting memory number is added by 1, and the special figure 1 variation display game (special figure 2 variation display game) is started immediately based on the starting memory, and the starting memory number is subtracted by 1 at this time.
一方、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が直ちに開始できない状態、例えば、既に特図1変動表示ゲーム又は特図2変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、第1始動入賞口36(第2始動入賞口37)に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶される。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了もしくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて特図1変動表示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)が開始される。 On the other hand, the special figure 1 variation display game (special figure 2 variation display game) cannot be started immediately, for example, the special figure 1 variation display game or the special figure 2 variation display game has already been performed, and the special figure variation display game ends. When the game ball wins in the first start winning port 36 (second starting winning port 37) in the state where it is not done or in the special game state, if the number of starting memories is less than the upper limit number, the number of starting memories is incremented by 1 and one start memory is stored. Then, in a state where the starting memory number is 1 or more, a state in which the special figure 1 variation display game (special figure 2 variation display game) can be started (end of the previous special figure variation display game or end of the special game state) Then, the starting memory number is subtracted by 1, and the special figure 1 variation display game (special figure 2 variation display game) is started based on the stored starting memory.
なお、以下の説明において、特図1変動表示ゲームと特図2変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。 In the following description, when the special figure 1 variation display game and the special figure 2 variation display game are not distinguished, they are simply referred to as the special figure variation display game.
なお、特に限定されるわけではないが、前述した第1始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、第2始動入賞口37内の始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a~35n、カウントスイッチ38aには、磁気検出用のコイルを備え該コイルに金属が近接すると磁界が変化する現象を利用して遊技球を検出する非接触型の磁気近接センサ(以下、近接スイッチと称する)が使用されている。前面枠3に前枠開放検出スイッチ63やガラス枠12に設けられたガラス枠開放検出スイッチ64には、機械的な接点を有するマイクロスイッチを用いることができる。
It should be noted that, although not particularly limited, the starting
図3は、本発明の第1の実施の形態の遊技制御装置100の構成を示すブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the
遊技機1は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出力ポートやドライバなどを有する出力部130、CPU部110と入力部120と出力部130との間を接続するデータバス140などからなる。
The
CPU部110は、アミューズメントチップ(IC)と呼ばれる遊技用マイコン111と、入力部120内の近接スイッチ用のインタフェースチップ(近接I/F)121からの信号(始動入賞検出信号)を論理反転して遊技用マイコン111に入力させるインバータなどからなる反転回路112と、水晶振動子のような発振子を備え、CPUの動作クロックやタイマ割込み、乱数生成回路の基準となるクロックを生成する発振回路(水晶発振器)113などを有する。遊技制御装置100及び該遊技制御装置100によって駆動されるソレノイドやモータなどの電子部品には、電源装置400で生成されたDC32V,DC12V,DC5Vなど所定のレベルの直流電圧が供給されて動作可能に構成される。
The
電源装置400は、24Vの交流電源からDC32Vの直流電圧を生成するAC-DCコンバータやDC32Vの電圧からDC12V,DC5Vなどのより低いレベルの直流電圧を生成するDC-DCコンバータなどを有する通常電源部410と、遊技用マイコン111の内部のRAM111cに対して停電時に電源電圧を供給するバックアップ電源部420と、停電監視回路や初期化スイッチを有し、遊技制御装置100に停電の発生、回復を知らせる停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号などの制御信号を生成して出力する制御信号生成部430などを備える。
The
図3では、電源装置400は、遊技制御装置100と別個に構成されているが、バックアップ電源部420及び制御信号生成部430は、別個の基板上あるいは遊技制御装置100と一体、すなわち、主基板上に設けるように構成してもよい。遊技盤10及び遊技制御装置100は機種変更の際に交換の対象となるので、電源装置400もしくは主基板とは別の基板にバックアップ電源部420及び制御信号生成部430を設けることにより、交換の対象から外しコストダウンを図ることができる。
In FIG. 3, the
バックアップ電源部420は、電解コンデンサのような大容量のコンデンサ1つで構成することができる。バックアップ電源は、遊技制御装置100の遊技用マイコン111(特に内蔵RAM)に供給され、停電中あるいは電源遮断後もRAM111cに記憶されたデータが保持されるようになっている。制御信号生成部430は、例えば通常電源部410で生成された32Vの電圧を監視してそれが例えば17V以下に下がると停電発生を検出して停電監視信号を変化させるとともに、所定時間後にリセット信号を出力する。また、電源投入時や停電回復時にもその時点から所定時間経過後にリセット信号を出力する。遊技制御装置100は、停電復旧後、RAM111cに保持された遊技データに基づいて、停電前の遊技状態に復旧させる。なお、バックアップ電源部420は、遊技データを2~3日以上保持させることが可能となっている。
The backup
初期化スイッチ信号は初期化スイッチがオン状態にされたときに生成される信号で、遊技用マイコン111内のRAM111c及び払出制御装置200内のRAMに記憶されている情報を強制的に初期化する。特に限定されるわけではないが初期化スイッチ信号は電源投入時に読み込まれ、停電監視信号は遊技用マイコン111が実行するメインプログラムのメインループの中で繰り返し読み込まれる。リセット信号は強制割込み信号の一種であり、制御システム全体をリセットさせる。
The initialization switch signal is a signal generated when the initialization switch is turned on, and forcibly initializes the information stored in the
遊技用マイコン111は、CPU(中央処理ユニット、マイクロプロセッサ)111a、データを書き換え不能に記憶する(読出し専用の)ROM(リードオンリメモリ、不揮発性記憶手段)111b及びデータを書き換え可能に記憶する(随時読出し書込み可能な)RAM(ランダムアクセスメモリ、揮発性記憶手段)111cを備える。
The
ROM111bは、遊技制御のための不変の情報(プログラム、固定データ、各種乱数の判定値等)を不揮発的に(書き換え不能に)記憶し、RAM111cは、遊技制御時にCPU111aの作業領域や各種信号や乱数値の記憶領域として利用される。ROM111b又はRAM111cとして、EEPROM(登録商標)のような電気的に書換え可能な不揮発性メモリを用いてもよい。
The
また、ROM111bは、例えば、特図変動表示ゲームの実行時間、演出内容、リーチ状態の発生の有無などを規定する変動パターンを決定するための変動パターン振り分け情報を記憶している。
In addition, the
変動パターン振り分け情報とは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数(振り分け乱数)をCPU111aが参照して変動パターンを決定するための振り分け情報である。また、変動パターン振り分け情報には、結果がはずれとなる場合に選択されるハズレ変動パターン振り分け情報、結果が15R当りや2R当りとなる場合に選択される大当り変動パターン振り分け情報等が含まれる。例えば、特図変動表示ゲームがリーチなしの変動パターンに係る変動パターン振り分け情報、特図変動表示ゲームにてノーマル(N)リーチを実行する変動パターンに係る変動パターン振り分け情報、特図変動表示ゲームにてスペシャル(SP)1リーチを実行する変動パターンに係る変動パターン振り分け情報、特図変動表示ゲームにてスペシャル(SP)2リーチを実行する変動パターンに係る変動パターン振り分け情報、特図変動表示ゲームにてスペシャル(SP)3リーチを実行する変動パターンに係る変動パターン振り分け情報、大当りとなる特図変動表示ゲームにてプレミアムリーチを実行する変動パターンに係る変動パターン振り分け情報等がある。
The fluctuation pattern distribution information is distribution information for the
ここで、ROM111bは、特図変動表示ゲームにおける実行時間の設定に係る変動振り分け情報を複数記憶した変動振り分け情報記憶手段を構成している。
Here, the
また、リーチ(リーチ状態)とは、表示状態が変化可能な表示装置を有し、該表示装置が時期を異ならせて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が予め設定された特別結果態様となった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態(特別遊技状態)となる遊技機1において、複数の表示結果の一部がまだ導出表示されていない段階で、既に導出表示されている表示結果が特別結果態様となる条件を満たしている表示状態(例えば、最後に停止する識別情報を除く複数の識別情報が特別遊技状態となる特別結果を発生可能な識別情報で停止し、最後に停止する識別情報が変動表示している状態)をいう。また、別の表現をすれば、リーチ状態とは、表示装置の変動表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特別結果態様となる表示条件からはずれていない表示態様をいう。そして、例えば、特別結果態様が揃った状態を維持しながら複数の変動表示領域による変動表示を行う状態(いわゆる全回転リーチ)もリーチ状態に含まれる。また、リーチ状態とは、表示装置の表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点での表示状態であって、表示結果が導出表示される以前に決定されている複数の変動表示領域の表示結果の少なくとも一部が特別結果態様となる条件を満たしている場合の表示状態をいう。
In addition, reach (reach state) means that the display device has a display device whose display state can be changed, and the display device derives and displays a plurality of display results at different times, and the plurality of display results are set in advance. In the
よって、例えば、特図変動表示ゲームに対応して表示装置に表示される飾り特図変動表示ゲームが、表示装置41における左、中、右の変動表示領域の各々で所定時間複数の識別情報を変動表示した後、左、右、中の順で変動表示を停止して結果態様を表示するものである場合、左、右の変動表示領域で、特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報)で変動表示が停止した状態がリーチ状態となる。またこの他に、すべての変動表示領域の変動表示を一旦停止した時点で、左、中、右のうち何れか二つの変動表示領域で特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報となった状態、ただし特別結果態様は除く)をリーチ状態とし、このリーチ状態から残りの一つの変動表示領域を変動表示するようにしてもよい。
Therefore, for example, the decorative special figure variation display game displayed on the display device corresponding to the special figure variation display game displays a plurality of pieces of identification information for a predetermined time in each of the left, middle, and right variation display areas of the
また、リーチ状態には複数のリーチ演出が含まれ、特別結果態様が導出される可能性が異なる(信頼度が異なる)リーチ演出として、ノーマルリーチ(リーチA)、スペシャル1リーチ(リーチB)、スペシャル2リーチ(リーチC)、スペシャル3リーチ(リーチD)、プレミアムリーチ(リーチE)等が設定されている。なお、信頼度は、リーチなし<ノーマルリーチ<スペシャル1リーチ<スペシャル2リーチ<プレミアムリーチの順に高くなるようになっている。また、リーチ状態は、少なくとも特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出される場合(大当りとなる場合)における変動表示態様に含まれるようになっている。すなわち、特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出されないと判定される場合(はずれとなる場合)における変動表示態様が含まれることもある。 In addition, the reach state includes a plurality of reach effects, and as reach effects with different possibilities of deriving special result modes (different degrees of reliability), normal reach (reach A), special 1 reach (reach B), special 2 reach (reach C), special 3 reach (reach D), premium reach (reach E), etc. are set. Note that the reliability increases in the order of no reach<normal reach<special 1 reach<special 2 reach<premium reach. Also, the ready-to-win state is included in the variable display mode at least when the special result mode is derived in the special figure variable display game (when the game becomes a big hit). That is, when it is determined that the special result mode is not derived in the special figure variation display game (when it is lost), the variation display mode may be included.
CPU111aは、ROM111b内の遊技制御用プログラムを実行して、払出制御装置200や演出制御装置(演出制御手段)300に対する制御信号(コマンド)を生成したり、ソレノイドや表示装置の駆動信号を生成して出力したりして遊技機1全体の制御を行う。
The
また、図示しないが、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの大当り乱数や大当りの図柄を決定するための大当り図柄用乱数、普図変動表示ゲームの普図当り乱数等を生成するための乱数生成回路を備えている。さらに、水晶発振器113からの発振信号(原クロック信号)に基づいてCPU111aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えている。
In addition, although not shown, the
また、CPU111aは、後述する特図ゲーム処理における始動口スイッチ監視処理や特図普段処理にて、ROM111bに記憶されている複数の変動パターン振り分け情報の中から、何れか一の変動パターン振り分け情報を取得する。具体的には、CPU111aは、特図変動表示ゲームの遊技結果(大当り又ははずれ)や、現在の遊技状態としての特図変動表示ゲームの確率状態(通常確率状態又は高確率状態)、現在の遊技状態としての第2始動入賞口37の動作状態(通常動作状態又は時短動作状態)、始動記憶数などに基づいて、複数の変動パターン振り分け情報の中から、何れか一の変動パターン振り分け情報を選択して取得する。
In addition, the
払出制御装置200は、図示しないが、CPU、ROM、RAM、入力インタフェース、出力インタフェース等を備え、遊技制御装置100からの賞球払出し指令(コマンドやデータ)に従って、払出ユニットの払出モータを駆動させ、賞球を払い出させるための制御を行う。また、払出制御装置200は、カードユニットからの貸球要求信号に基づいて払出ユニットの払出モータを駆動させ、貸球を払い出させるための制御を行う。
The
遊技用マイコン111の入力部120には、第1始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、第2始動入賞口37内の始動口2スイッチ37a、普図始動ゲート34内のゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a~35n、カウントスイッチ38aに接続され、これらのスイッチから供給されるハイレベルが11Vでロウレベルが7Vのような負論理の信号が入力され、0V-5Vの正論理の信号に変換するインタフェースチップ(近接I/F)121が設けられている。近接I/F121は、入力の範囲が7V-11Vとされることで、近接スイッチのリード線が不正にショートされたり、スイッチがコネクタから外されたり、リード線が切断されてフローティングになったような異常な状態を検出することができ、異常が検知された場合には異常検知信号を出力するように構成されている。このとき、異常検知信号は、入力ポート123に入力される。
The input unit 120 of the
近接I/F121に入力された信号の出力はすべて入力ポート122に供給され、データバス140を介して遊技用マイコン111に読み込まれるとともに、遊技制御装置(主基板)100から中継基板70を介して図示しない試射試験装置へ供給されるようになっている。また、近接I/F121の出力のうち始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aの検出信号は、入力ポート122の他、反転回路112を介して遊技用マイコン111へ入力されるように構成されている。反転回路112を設けているのは、遊技用マイコン111の信号入力端子が、マイクロスイッチなどからの信号が入力されることを想定し、かつ負論理、すなわち、ロウレベル(0V)を有効レベルとして検知するように設計されているためである。
All outputs of signals input to the proximity I/
したがって、始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aとしてマイクロスイッチを使用する場合には、反転回路112を設けずに遊技用マイコン111に検出信号を直接入力させるように構成することができる。つまり、始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aからの負論理の信号を遊技用マイコン111に直接入力させたい場合には、近接スイッチを使用することはできない。前述のように近接I/F121は、信号のレベル変換機能を有する。このようなレベル変換機能を可能にするため、近接I/F121には、電源装置400から通常のICの動作に必要な例えば5Vのような電圧の他に、12Vの電圧が供給されるようになっている。
Therefore, when microswitches are used as the starting
また、入力部120には、遊技機1の前面枠3等に設けられた不正検出用の磁気センサスイッチ61及び振動センサスイッチ62からの信号及び近接I/F121により変換された第1始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、第2始動入賞口37内の始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a~35n、カウントスイッチ38aからの信号を取り込んでデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する入力ポート122が設けられている。入力ポート122が保持しているデータは、遊技用マイコン111が入力ポート122に割り当てられているアドレスをデコードすることによってイネーブル(CE)信号1をアサート(有効レベルに変化)することよって、読み出すことができる。後述の他のポートも同様である。
In addition, the input unit 120 includes signals from the
さらに、入力部120には、遊技機1の前面枠3に設けられた前枠開放検出スイッチ63及びガラス枠12に設けられたガラス枠開放検出スイッチ64からの信号、及び払出制御装置200からの払出異常を示すステータス信号や払出し前の遊技球の不足を示すシュート球切れスイッチ信号、オーバーフローを示すオーバーフロースイッチ信号を取り込んでデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する入力ポート123が設けられている。オーバーフロースイッチ信号は、下皿23に遊技球が所定量以上貯留されていること(満杯になったこと)を検出したときに出力される信号である。
Further, the input unit 120 receives signals from the front frame
また、入力部120には、電源装置400からの停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号などの信号を遊技用マイコン111等に入力するためのシュミットトリガ回路124が設けられており、シュミットトリガ回路124はこれらの入力信号からノイズを除去する機能を有する。電源装置400からの信号のうち停電監視信号と初期化スイッチ信号は、一旦、入力ポート123に入力され、データバス140を介して遊技用マイコン111に取り込まれる。つまり、前述の各種スイッチからの信号と同等の信号として扱われる。遊技用マイコン111に設けられている外部からの信号を受ける端子の数には制約があるためである。
Further, the input unit 120 is provided with a
一方、シュミットトリガ回路124によりノイズ除去されたリセット信号RSTは、遊技用マイコン111に設けられているリセット端子に直接入力されるとともに、出力部130の各出力ポートに供給される。また、リセット信号RSTは出力部130を介さずに中継基板70に直接出力することで、試射試験装置へ出力するために中継基板70のポート(図示省略)に保持される試射試験信号をオフするように構成されている。また、中継基板70を介してリセット信号RSTを試射試験装置へ出力可能に構成するようにしてもよい。なお、リセット信号RSTは入力部120の各入力ポート(122、123)には供給されない。リセット信号RSTが入る直前に遊技用マイコン111によって出力部130の各出力ポートに設定されたデータはシステムの誤動作を防止するためリセットする必要があるが、リセット信号RSTが入る直前に入力部120の各入力ポートから遊技用マイコン111が読み込んだデータは、遊技用マイコン111のリセットによって廃棄されるためである。
On the other hand, the reset signal RST from which noise has been removed by the
出力部130は、データバス140に接続され払出制御装置200へ出力する4ビットのデータ信号とデータの有効/無効を示す制御信号(データストローブ信号)及び演出制御装置300へ出力するデータストローブ信号SSTBを生成する第1出力ポート131と、演出制御装置300へ出力する8ビットのデータ信号を生成する第2出力ポート132と、を備える。遊技制御装置100から払出制御装置200及び演出制御装置300へは、パラレル通信でデータが送信される。また、出力部130には、演出制御装置300の側から遊技制御装置100へ信号を入力できないようにするため、すなわち、片方向通信を担保するために第1出力ポート131からのデータストローブ信号SSTB及び第2出力ポート132からの8ビットのデータ信号を出力する単方向のバッファ133が設けられている。なお、第1出力ポート131から払出制御装置200へ出力する信号に対してもバッファを設けるようにしてもよい。
The output unit 130 is connected to the
さらに、出力部130には、データバス140に接続され図示しない認定機関の試射試験装置へ変動表示ゲームの特図柄情報を知らせるデータや大当りの確率状態を示す信号などを中継基板70を介して出力するバッファ134が実装可能に構成されている。このバッファ134は遊技店に設置される実機(量産販売品)としてのパチンコ遊技機の遊技制御装置(主基板)には実装されない部品である。なお、近接I/F121から出力される始動口スイッチなど加工の必要のないスイッチの検出信号は、バッファ134を通さずに中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。
In addition, the output unit 130 outputs, via the
一方、磁気センサスイッチ61や振動センサスイッチ62のようにそのままでは試射試験装置へ供給できない検出信号は、一旦、遊技用マイコン111に取り込まれて他の信号もしくは情報に加工される。例えば、遊技機が遊技制御できない状態であることを示すエラー信号としてデータバス140からバッファ134、中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。なお、中継基板70には、バッファ134から出力された信号を取り込んで試射試験装置へ供給するポートや、バッファを介さないスイッチの検出信号の信号線を中継して伝達するコネクタなどが設けられている。中継基板70上のポートには、遊技用マイコン111から出力されるチップイネーブル(CE)信号も供給され、該CE信号により選択制御されたポートの信号が試射試験装置へ供給されるようになっている。
On the other hand, detection signals such as those from the
また、出力部130には、データバス140に接続され特別変動入賞装置38を開閉させるソレノイド(大入賞口ソレノイド38b)や第2始動入賞口37の開閉部材37bを開閉させるソレノイド(普電ソレノイド37c)の開閉データと、一括表示装置50のLEDのカソード端子が接続されているデジット線のオン/オフデータを出力するための第3出力ポート135、一括表示装置50に表示する内容に応じてLEDのアノード端子が接続されているセグメント線のオン/オフデータを出力するための第4出力ポート136、大当り情報など遊技機1に関する情報を外部情報端子71へ出力するための第5出力ポート137が設けられている。外部情報端子71から出力された遊技機1に関する情報は、例えば遊技店に設置された情報収集端末(図示省略)や遊技場内部管理装置(図示省略)に供給される。
In addition, the output section 130 is connected to the
さらに、出力部130には、第1ドライバ(駆動回路)138a、第2ドライバ138b、第3ドライバ138c、及び第4ドライバ138dが設けられている。第1ドライバ138aは、第3出力ポート135から出力される大入賞口ソレノイド38bの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号や普電ソレノイド37cの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号を生成し出力する。第2ドライバ138bは、第3出力ポート135から出力される一括表示装置50の電流引き込み側のデジット線のオン/オフ駆動信号を出力する。第3ドライバ138cは、第4出力ポート136から出力される一括表示装置50の電流供給側のセグメント線のオン/オフ駆動信号を出力する。第4ドライバ138dは、第5出力ポート137から管理装置等の外部装置へ供給する外部情報信号を外部情報端子71へ出力する。
Further, the output section 130 is provided with a first driver (drive circuit) 138a, a
第1ドライバ138aには、32Vで動作するソレノイドを駆動できるようにするため、電源電圧としてDC32Vが電源装置400から供給される。また、一括表示装置50のセグメント線を駆動する第3ドライバ138cには、DC12Vが供給される。デジット線を駆動する第2ドライバ138bは、表示データに応じたデジット線を電流で引き抜くためのものであるため、電源電圧は12V又は5Vのいずれであってもよい。12Vを出力する第3ドライバ138cによりセグメント線を介してLEDのアノード端子に電流を流し込み、接地電位を出力する第2ドライバ138bによりカソード端子よりセグメント線を介して電流を引き抜くことで、ダイナミック駆動方式で順次選択されたLEDに電源電圧が流れて点灯される。外部情報信号を外部情報端子71へ出力する第4ドライバ138dは、外部情報信号に12Vのレベルを与えるため、DC12Vが供給される。なお、バッファ134や第3出力ポート135、第1ドライバ138a等は、遊技制御装置100の出力部130、すなわち、主基板ではなく、中継基板70側に設けるようにしてもよい。
DC 32V is supplied from the
さらに、出力部130には、外部の検査装置500へ各遊技機の識別コードやプログラムなどの情報を送信するためのフォトカプラ139が設けられている。フォトカプラ139は、遊技用マイコン111が検査装置500との間でシリアル通信によってデータの送受信を行えるように双方通信可能に構成されている。なお、かかるデータの送受信は、通常の汎用マイクロプロセッサと同様に遊技用マイコン111が有するシリアル通信端子を利用して行われるため、入力ポート122のようなポートは設けられていない。
Further, the output unit 130 is provided with a
次に、図4を用いて、演出制御装置300の構成について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態の演出制御装置300の構成を示すブロック図である。
Next, the configuration of the
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップからなる主制御用マイコン(1stCPU)311と、該主制御用マイコン311の制御下で専ら映像制御を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)312と、該映像制御用マイコン312からのコマンドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)313と、各種のメロディや効果音などの出力を制御する音源LSI314と、を備えている。
The
主制御用マイコン311と映像制御用マイコン312には、各CPUが実行するプログラムを格納したPROM(プログラマブルリードオンリメモリ)からなるプログラムROM321、322がそれぞれ接続され、VDP313にはキャラクター画像や映像データが記憶された画像ROM323が接続され、音源LSI314には音声データが記憶された音声ROM324が接続されている。主制御用マイコン311は、遊技用マイコン111からのコマンドを解析し、演出内容を決定して映像制御用マイコン312へ出力映像の内容の指示、音源LSI314への再生音の指示、装飾ランプの点灯、モータの駆動制御、演出時間の管理などの処理を実行する。主制御用マイコン311と映像制御用マイコン312の作業領域を提供するRAM(311a、312a)は、それぞれのチップ内部に設けられている。なお、作業領域を提供するRAMはチップの外部に設けるようにしてもよい。
The
特に限定されるわけではないが、主制御用マイコン311と映像制御用マイコン312との間、主制御用マイコン311と音源LSI314との間は、それぞれシリアル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。また、映像制御用マイコン312との間、主制御用マイコン311とVDP313との間は、パラレル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。パラレル方式でデータを送受信することで、シリアル方式の場合よりも短時間にコマンドやデータを送信することができる。VDP313には、画像ROM323から読み出されたキャラクターなどの画像データを展開したり加工したりするのに使用される超高速なVRAM(ビデオRAM)313aや、画像を拡大、縮小処理するためのスケーラ313b、LVDS(小振幅信号伝送)方式で表示装置41へ送信する映像信号を生成する信号変換回路313cなどが設けられている。
Although not particularly limited, data is transmitted and received serially between the
VDP313から主制御用マイコン311へは表示装置41の映像と前面枠3や遊技盤10に設けられている装飾ランプの点灯を同期させるために垂直同期信号VSYNCが入力される。さらに、VDP313から映像制御用マイコン312へは、VRAMへの描画の終了等処理状況を知らせるため割込み信号INT0~n及び映像制御用マイコン312からのコマンドやデータの受信待ちの状態にあることを知らせるためのウェイト信号WAITが入力される。また、映像制御用マイコン312から主制御用マイコン311へは、映像制御用マイコン312が正常に動作していることを知らせるとともにコマンドの送信タイミングを与える同期信号SYNCが入力される。主制御用マイコン311と音源LSI314との間は、ハンドシェイク方式でコマンドやデータの送受信を行うために、呼び掛け(コール)信号CTSと応答(レスポンス)信号RTSが交換される。
A vertical synchronizing signal VSYNC is input from the
なお、映像制御用マイコン312には、主制御用マイコン311よりも高速なつまり高価なCPUが使用されている。主制御用マイコン311とは別に映像制御用マイコン312を設けて処理を分担させることによって、主制御用マイコン311のみでは実現困難な大画面で動きの速い映像を表示装置41に表示させることが可能となるとともに、映像制御用マイコン312と同等な処理能力を有するCPUを2個使用する場合に比べてコストの上昇を抑制することができる。また、CPUを2つ設けることによって、2つのCPUの制御プログラムを別々に並行して開発することが可能となり、これによって新機種の開発期間を短縮することができる。
Note that the
また、演出制御装置300には、遊技制御装置100から送信されてくるコマンドを受信するインタフェースチップ(コマンドI/F)331が設けられている。このコマンドI/F331を介して、遊技制御装置100から演出制御装置300へ送信された変動開始コマンド、客待ちデモコマンド、ファンファーレコマンド、確率情報コマンド、及びエラー指定コマンド等を、演出制御指令信号として受信する。遊技制御装置100の遊技用マイコン111はDC5Vで動作し、演出制御装置300の主制御用マイコン311はDC3.3Vで動作するため、コマンドI/F331には信号のレベル変換の機能が設けられている。
Also, the
また、演出制御装置300には、外部からの検出信号を主制御用マイコン311に受け渡すSW入力回路336、前面枠3に設けられた上スピーカ19aを駆動するオーディオパワーアンプなどからなるアンプ回路337a、前面枠3に設けられた下スピーカ19bを駆動するアンプ回路337bが設けられている。SW入力回路336の入力側は、演出ボタン25が操作されたときに検出信号を発する第1操作手段SW25a、及び盤演出装置44内のモータの初期位置を検出する演出モータSW10hと接続されている。
In addition, the
また、演出制御装置300には、遊技盤10(センターケース46を含む)に設けられているLED(発光ダイオード)を有する盤装飾装置38を制御する盤装飾LED制御回路332、前面枠3に設けられているLED(発光ダイオード)を有する枠装飾装置43を制御する枠装飾LED制御回路333、遊技盤10(センターケース46を含む)に設けられている盤演出装置(例えば表示装置41における演出表示と協働して演出効果を高める電動役物等)44を駆動制御する盤演出モータ/SOL制御回路334、前面枠3に設けられている枠演出装置(例えば前述した第1可動式照明13、第2可動式照明14を動作させるモータ等)45を駆動制御する枠演出モータ制御回路335が設けられている。なお、ランプやモータ及びソレノイドなどを駆動制御するこれらの制御回路(332、333、334、335)は、アドレス/データバス340を介して主制御用マイコン311と接続されている。
In addition, the
電源装置400の通常電源部410は、前述のような構成を有する演出制御装置300やそれによって制御される電子部品に対して所望のレベルの直流電圧を供給するため、複数種類の電圧を生成可能に構成されている。具体的には、モータやソレノイドを駆動するためのDC32V、液晶パネル等からなる表示装置41を駆動するためのDC12V、コマンドI/F331の電源電圧となるDC5Vの他に、LEDやスピーカ19を駆動するためのDC18Vやこれらの直流電圧の基準として電源モニタランプを点灯させるのに使用するNDC24Vの電圧を生成することが可能となっている。さらに、主制御用マイコン311や映像制御用マイコン312として、3.3Vあるいは1.2Vのような低電圧で動作するLSIを使用する場合には、DC5Vに基づいてDC3.3VやDC1.2Vを生成するためのDC-DCコンバータが演出制御装置300に設けられる。なお、DC-DCコンバータは通常電源部410に設けるようにしてもよい。
The normal
電源装置400の制御信号生成部430により生成されたリセット信号RSTは、主制御用マイコン311、映像制御用マイコン312、VDP313、音源LSI314、ランプやモータなどを駆動制御する制御回路(332~335)、スピーカ19を駆動するアンプ回路337a、337bに供給され、これらをリセット状態にする。また、制御信号生成部430は、映像制御用マイコン312の有する汎用のポートを利用して、VDP313に対するリセット信号を生成して供給する機能を有するように構成されている。これにより、映像制御用マイコン312とVDP313の動作の連携性を向上させることができる。
The reset signal RST generated by the control signal generation unit 430 of the
以上が、本発明の第1の実施の形態における遊技機1の構成である。次に、これらの制御回路によって行われる遊技制御について説明する。
The above is the configuration of the
遊技制御装置100のCPU111aは、普図始動ゲート34に備えられたゲートスイッチ34aを通過した遊技球の検出信号の入力に基づき、普図当り乱数を抽出してROM111bに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当り外れを判定する。そして、普図表示器53に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する。この普図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、普図表示器53に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド37cを動作させ、第2始動入賞口37の開閉部材37bを所定時間開放する制御を行う。
The
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合には、CPU111aは、普図表示器53にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
In addition, when the result of the normal pattern variation display game is a loss, the
また、遊技制御装置100のCPU111aは、第1始動入賞口36に備えられた始動口1スイッチ36aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動入賞(始動記憶)を記憶する。そして、この始動記憶に基づき、特図1変動表示ゲームの大当り乱数を抽出してROM111bに記憶されている判定値と比較し、特図1変動表示ゲームの当り外れを判定する。
In addition, the
また、遊技制御装置100のCPU111aは、第2始動入賞口37に備えられた始動口2スイッチ37aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶する。そして、この始動記憶に基づき、特図2変動表示ゲームの大当り乱数を抽出してROM111bに記憶されている判定値と比較し、特図2変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。
In addition, the
そして、遊技制御装置100のCPU111aは、上記の特図1変動表示ゲームや特図2変動表示ゲームの判定結果を含む制御信号(演出制御コマンド)を、演出制御装置300に出力する。そして、特図1表示器51や特図2表示器52に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
Then, the
また、演出制御装置300は、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、表示装置41で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
In addition, the
さらに、演出制御装置300は、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、スピーカ19(19a、19b)からの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。
Further, the
そして、遊技制御装置100のCPU111aは、特図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、特図1表示器51や特図2表示器52に特別結果態様を表示するとともに、特別遊技状態を発生させる処理を行う。
Then, when the result of the special figure variation display game is hit, the
特別遊技状態を発生させる処理においては、遊技制御装置100のCPU111aは、例えば、大入賞口ソレノイド38bにより特別変動入賞装置38の開閉扉を開放させ、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。
In the process of generating the special game state, the
そして、大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒又は1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回又は2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。 Then, either a predetermined number (for example, 10) of game balls enter the big winning opening, or a predetermined time (for example, 25 seconds or 1 second) elapses after the opening of the big winning opening is achieved. It is assumed that one round is to open the big winning opening until the game is played, and control (cycle game) is performed to continue (repeated) this for a predetermined number of rounds (for example, 15 times or 2 times).
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特図1表示器51や特図2表示器52にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
In addition, when the result of the special figure fluctuation display game is lost, the special figure 1
続いて、遊技制御装置100による制御について具体的に説明する。
Next, control by the
〔メイン処理(遊技制御装置)〕
まず、メイン処理について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態のメイン処理の前半手順を示すフローチャートである。図6は、本発明の第1の実施の形態のメイン処理の後半手順を示すフローチャートである。
[Main processing (game control device)]
First, the main processing will be explained. FIG. 5 is a flow chart showing the first half procedure of the main processing according to the first embodiment of this invention. FIG. 6 is a flow chart showing the second half procedure of the main processing according to the first embodiment of this invention.
メイン処理は、遊技機1の電源投入時に実行される。例えば、遊技場で営業を開始するために遊技機の電源を投入する場合や停電から復帰した場合に実行される。
The main process is executed when the
遊技制御装置100は、メイン処理の実行が開始されると、まず、割込みを禁止する(S501)。次いで、割込みが発生した場合に実行されるジャンプ先を示すベクタアドレスを設定する(S502)。さらに、割込みが発生したときにレジスタ等の値を退避する領域の先頭アドレスであるスタックポインタを設定する(S503)。さらに、割込み処理のモードを設定する(S504)。
When the execution of the main process is started, the
次に、遊技制御装置100は、払出制御装置(払出基板)200のプログラムが正常に起動するまで待機する(S505)。例えば、4ミリ秒間待機する。このように制御することによって、電源投入の際に遊技制御装置100が先に起動してしまい、払出制御装置200の起動が完了する前にコマンドを当該払出制御装置200に送信し、払出制御装置200が送信されたコマンドを取りこぼしてしまうことを回避できる。
Next, the
続いて、遊技制御装置100は、RAMやEEPROM等の読出し書込み可能なRWM(リードライトメモリ)に対するアクセスを許可する(S506)。さらに、全出力ポートをオフ(出力が無い状態)に設定する(S507)。また、遊技用マイコン111に予め搭載されているシリアルポートを使用しない状態に設定する(S508)。本発明の実施の形態では、遊技制御装置100は払出制御装置200及び演出制御装置300とパラレル通信を行うことから、シリアルポートを使用しないためである。
Subsequently, the
続いて、遊技制御装置100は、電源装置400内の初期化スイッチ信号がオンに設定されているか否かを判定する(S509)。初期化スイッチ信号は、遊技機1に電源が投入された場合に、初期化された状態で遊技を開始するか否かを設定するための信号である。例えば、閉店時などに確変状態のまま電源が切断され、翌日の開店時に電源が投入された場合には、初期化された状態で遊技が開始されるように、初期化スイッチ信号がオンに設定される。一方、停電発生後に再度電源が投入された場合には、遊技を可能な限り停電前の遊技状態に近い状態で再開するために、遊技機が初期化されないように、初期化スイッチ信号がオフに設定される。
Subsequently, the
遊技制御装置100は、初期化スイッチ信号がオフに設定されている場合には(S509の結果が「N」:NO)、RWM内の停電検査領域のデータが正常であるか否かをチェックする(S510~S513)。さらに詳しく説明すると、停電検査領域には、停電検査領域1及び停電検査領域2が含まれている。そして、停電検査領域1には停電検査領域チェックデータ1、停電検査領域2には停電検査領域チェックデータ2が記憶される。S510及びS511の処理では停電検査領域1に記憶された停電検査領域チェックデータ1が正常であるか否かをチェックする。同様に、S512及びS513の処理では停電検査領域2に記憶された停電検査領域チェックデータ2が正常であるか否かをチェックする。
When the initialization switch signal is set to OFF (the result of S509 is "N": NO), the
遊技制御装置100は、RWM内の停電検査領域の停電検査領域チェックデータが正常であると判定された場合には(S513の結果が「Y」:YES)、チェックサムと呼ばれる検証用データを算出するチェックサム算出処理を実行する(S514)。
そして、遊技制御装置100は、チェックサム算出処理で算出されたチェックサムの値と、電源切断時に算出されたチェックサムの値とを比較し(S515)、これらの値が一致するか否かを判定する(S516)。
Then, the
一方、遊技制御装置100は、初期化スイッチ信号がオンに設定されている場合(S509の結果が「Y」)、停電検査領域の値が正常でない場合(S511又はS513の結果が「N」)、電源切断時のチェックサムの値とS514の処理で算出されたチェックサムの値とが一致しない場合には(S516の結果が「N」)、図6のS539~S543の初期化処理を実行する。初期化処理の詳細については後述する。
On the other hand, the
遊技制御装置100は、算出されたチェックサムの値と電源切断時のチェックサムの値とが一致する場合には(S516の結果が「Y」)、停電処理が正常に実行されたため、停電前の状態に復旧させるための処理を実行する(図5のS517~S523)。
If the calculated checksum value and the checksum value at the time of power-off match (the result of S516 is "Y"), the
遊技制御装置100は、まず、停電時の情報が正常に記憶されていたか否かを判定するための情報が記憶されていた、RWM(リードライトメモリ:実施例ではRAM)内の領域をクリア(初期化)する。具体的には、すべての停電検査領域をクリアし(S517)、チェックサムが記憶されていた領域をクリアする(S518)。さらに、エラー関連の情報、及び不正行為を監視するための情報を記憶する領域をリセットする(S519)。
First, the
次に、遊技制御装置100は、RWM内の遊技状態を記憶する領域から停電発生時の遊技状態が高確率状態であったか否かを判定する(S520)。高確率状態でないと判定された場合には(S520の結果が「N」)、S523以降の処理を実行する。
Next, the
また、遊技制御装置100は、停電発生時の遊技状態が高確率状態であったと判定された場合には(S520の結果が「Y」)、高確率報知フラグをオンに設定して高確率報知フラグ領域にセーブする(S521)。続いて、一括表示装置50に設けられる高確率報知LED(第3遊技状態表示器)をオン(点灯)に設定してセグメント領域にセーブする(S522)。
Further, the
さらに、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理番号に対応する停電復旧時のコマンドを演出制御装置300に送信する(S523)。特図ゲーム処理番号は、特図ゲームの状態を示す番号であり、停電発生時にRWMの所定の領域に記憶されている。このように、特図ゲーム処理番号に対応する停電復旧時のコマンドを演出制御装置300に送信することによって、可能な限り停電発生前に近い状態で遊技を再開することができるのである。
Furthermore, the
ここで、初期化処理を実行する場合について説明する。前述のように、初期化処理は、正常に電源が切断された遊技機を起動する場合や停電発生前の状態に復帰できない場合に実行される。 Here, the case of executing the initialization process will be described. As described above, the initialization process is executed when a game machine that has been normally powered off is started or when the game machine cannot be restored to the state before the power failure occurred.
遊技制御装置100は、初期化処理において、まず、アクセス禁止領域よりも前の全作業領域をクリアする(S539)。さらに、アクセス禁止領域よりも後の全スタック領域をクリアする(S540)。そして、初期化すべき領域に電源投入時用の初期値をセーブする(S541)。
In the initialization process, the
続いて、遊技制御装置100は、RWMクリアに関する外部情報(セキュリティ信号)を出力する出力タイマ初期値をセキュリティ信号制御タイマ領域にセーブする(S542)。そして、初期化処理の最後に電源投入時のコマンドを演出制御装置300に送信し(S543)、S524以降の処理を実行する。
Subsequently, the
遊技制御装置100は、S523又はS543の処理が終了すると、遊技用マイコン111(クロックジェネレータ)内のタイマ割込み信号及び乱数更新トリガ信号(CTC)を発生するCTC(Counter/Timer Circuit)回路を起動させる(S524)。
After completing the process of S523 or S543, the
なお、CTC回路は、遊技用マイコン111内のクロックジェネレータに設けられている。クロックジェネレータは、水晶発振器113からの発振信号(原クロック信号)を分周する分周回路と、前述したCTC回路とを備えている。タイマ割込み信号は、分周された信号に基づいてCPU111aに所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込みを発生させるための信号である。乱数更新トリガ信号(CTC)は、分周された信号に基づいて乱数生成回路に供給され、乱数生成回路が乱数を更新するトリガとなる。
Incidentally, the CTC circuit is provided in the clock generator in the
遊技制御装置100は、CTC回路を起動すると、乱数生成回路の起動設定を行う(S525)。具体的には、CPU111aが乱数生成回路内の所定のレジスタ(CTC更新許可レジスタ)に乱数生成回路を起動させるためのコード(指定値)を設定するなどの処理を実行する。さらに、電源投入時の乱数生成回路内の所定のレジスタ(ソフト乱数レジスタ1~n)の値を、対応する各種初期値乱数の初期値(スタート値)としてRWMの所定領域にセーブする(S526)。その後、遊技制御装置100は、割込みを許可する(S527)。
After activating the CTC circuit, the
なお、本実施形態のCPU111a内の乱数生成回路では、電源投入毎にソフト乱数レジスタの初期値が変更されるように構成されており、ソフト乱数レジスタの初期値に基づいて各種初期値乱数の初期値(スタート値)を設定することによって、ソフトウェアで生成される乱数の規則性を崩すことが可能となり、遊技者による不正な乱数の取得を困難にすることができる。各種初期値乱数には、例えば、大当り図柄を決定する乱数(大当り図柄乱数)、普図変動表示ゲームの当りを決定する乱数(当り乱数)が含まれる。
The random number generation circuit in the
続いて、遊技制御装置100は、各種初期値乱数の値を更新して乱数の規則性を崩すための初期値乱数更新処理を実行する(S528)。また、本実施形態では、大当り乱数は乱数生成回路において生成される乱数を使用して生成するように構成されている。すなわち、大当り乱数はハードウェアで生成されるハード乱数であり、大当り図柄乱数、普図当り乱数、変動パターン乱数はソフトウェアで生成されるソフト乱数である。なお、各種乱数の発生源は前述の態様に限定されるわけではなく、大当り乱数がソフトウェア乱数であってもよいし、大当り図柄乱数、普図当り乱数、変動パターン乱数がハードウェア乱数であってもよい。
Subsequently, the
次に、遊技制御装置100は、電源装置400から入力され、ポート及びデータバスを介して読み込まれる停電監視信号をチェックする回数を設定する(S529)。チェック回数には、通常、2以上の値が設定される。停電監視信号をチェックすることによって停電が発生したか否かを判定することができる。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、停電監視信号がオンであるか否かを判定する(S530)。停電監視信号がオンでない場合、すなわち、停電していない場合には(S530の結果が「N」)、S528の初期値乱数更新処理を再び実行し、S528からS530までの処理を繰り返し実行する(ループ処理)。
Next, the
また、初期値乱数更新処理(S528)の前に割り込みを許可(S527)することによって、初期値乱数更新処理中にタイマ割込みが発生した場合に、割込み処理を優先して実行することが可能となる。したがって、初期値乱数更新処理の実行が完了するまでタイマ割込み処理を実行できないために、割込み処理に含まれる各種処理を実行する時間が不足してしまうことを回避できる。 Also, by enabling interrupts (S527) before the initial value random number update process (S528), if a timer interrupt occurs during the initial value random number update process, the interrupt process can be executed with priority. Become. Therefore, it is possible to avoid running out of time for executing various processes included in the interrupt process because the timer interrupt process cannot be executed until the execution of the initial value random number update process is completed.
なお、初期値乱数更新処理(S528)は、メイン処理の他に、タイマ割込み処理で初期値乱数更新処理を実行してもよい。ただし、タイマ割込み処理で初期値乱数更新処理を実行する場合には、両方の処理で初期値乱数更新処理が実行されることを回避するため、メイン処理における初期値乱数更新処理の実行時に割込みを禁止し、初期値乱数を更新後に割込みを解除する必要がある。しかし、本実施形態のようにタイマ割込み処理で初期値乱数更新処理を実行せず、メイン処理でのみ初期値乱数更新処理を実行すれば、初期値乱数更新処理の前に割込みを解除しても問題が生じることはなく、さらに、メイン処理が簡素化されるという利点がある。 Note that the initial value random number update process (S528) may be performed by a timer interrupt process in addition to the main process. However, when executing initial value random number update processing in timer interrupt processing, in order to avoid executing initial value random number update processing in both processing, an interrupt is generated when initial value random number update processing is executed in main processing. It is necessary to disable it and cancel the interrupt after updating the initial value random number. However, if the initial value random number update process is not executed in the timer interrupt process as in this embodiment, but the initial value random number update process is executed only in the main process, even if the interrupt is canceled before the initial value random number update process There is no problem, and there is an advantage that the main processing is simplified.
一方、停電監視信号がオンに設定されている場合には(S530の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、停電監視信号がオンに設定されていることを連続して検出した回数がS529の処理で設定したチェック回数に到達したか否かを判定する(S531)。停電監視信号がオンに設定されていることを連続して検出した回数がチェック回数に到達していない場合には(S531の結果が「N」)、再度、停電監視信号がオンであるか否かを判定する(S530)。すなわち、停電監視信号がオンである場合にはチェック回数分だけ停電監視信号がオンであるか否かを判定する。
On the other hand, when the power failure monitoring signal is set to ON (the result of S530 is "Y"), the
停電監視信号がオンに設定されていることを連続して検出した回数がチェック回数に到達した場合には(S531の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、停電が発生したものと見なして停電発生時の処理を実行する(S532~S538)。
When the number of consecutive times that the power failure monitoring signal is set to ON reaches the number of checks (the result of S531 is "Y"), the
停電発生時の処理では、遊技制御装置100は、割込みを禁止し(S532)、全出力ポートをオフに設定する(S533)。その後、停電復旧検査領域1に停電復旧検査領域チェックデータ1をセーブし(S534)、さらに、停電復旧検査領域2に停電復旧検査領域チェックデータ2をセーブする(S535)。
In the process when a power failure occurs, the
さらに、遊技制御装置100は、RWMの電源遮断時のチェックサムを算出するチェックサム算出処理を実行し(S536)、算出されたチェックサムの値をRWMのチェックサム領域にセーブする(S537)。最後に、RWMの内容が変更されないように、RWMへのアクセスを禁止し(S538)、遊技機1の電源が遮断されるまで待機する。このように、停電復旧検査領域にチェック用のデータをセーブするとともに、電源遮断時のチェックサムを算出して記憶させることで、電源の遮断の前にRWMに記憶されていた情報が正しくバックアップされているか否かを電源再投入時に判定することが可能となる。
Furthermore, the
〔タイマ割込み処理(遊技制御装置)〕
次に、タイマ割込み処理について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態のタイマ割込み処理の手順を示すフローチャートである。
[Timer interrupt processing (game control device)]
Next, timer interrupt processing will be described. FIG. 7 is a flow chart showing the procedure of timer interrupt processing according to the first embodiment of this invention.
タイマ割込み処理は、クロックジェネレータ内のCTC回路によって生成される周期的(例えば、1ミリ秒周期)なタイマ割込み信号がCPU111aに入力されることによって開始される。
The timer interrupt process is started when a periodic (for example, 1 millisecond cycle) timer interrupt signal generated by the CTC circuit in the clock generator is input to the
遊技制御装置100は、まず、所定のレジスタに保持されている値をRWMに移すことによってレジスタを退避させる(S701)。なお、本実施形態では遊技用マイコンとしてZ80系のマイコンを使用している。Z80系のマイコンには、表レジスタと裏レジスタが備えられており、表レジスタに保持されている値を裏レジスタに退避させることでS701の処理を実装することが可能である。
The
次に、遊技制御装置100は、入力部120を介して入力される各種センサやスイッチなどからの入力信号を取り込み、各入力ポートの状態を読み込む入力処理を実行する(S702)。各種センサには、始動口1スイッチ36a、始動口2スイッチ37a、普図ゲートスイッチ34a、カウントスイッチ38aなどが含まれる。また、入力処理では、入力信号にチャタリング除去等を行って入力情報を確定させる。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、各種処理でセットされた遊技制御に関する出力データを、演出制御装置300及び払出制御装置200に送信するための出力処理を実行する(S703)。出力データは、ソレノイド等のアクチュエータの駆動制御などを行うための情報であり、制御対象となるソレノイドには、例えば、大入賞口ソレノイド(SOL)38b、普電ソレノイド(SOL)37cが含まれる。また、出力処理では、遊技機1の各種遊技データを収集する情報収集端末装置(図示略)に遊技データを出力する処理も含まれる。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、各種処理で送信バッファにセットされたコマンドを演出払出制御装置200、制御装置300等に送信(出力)するコマンド送信処理を実行する(S704)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、大当り図柄乱数1及び大当り図柄乱数2を更新する乱数更新処理1を実行し(S705)、特図変動表示ゲームにおける変動パターンを決定するための変動パターン乱数を更新する乱数更新処理2を実行する(S706)。乱数更新処理1及び乱数更新処理2では、各種乱数にランダム性を付与するために、各種乱数に対応するカウンタ(大当り乱数カウンタ、普図当り乱数カウンタ、演出決定用乱数カウンタなど)の値を1ずつ加算する。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、各種入賞口スイッチなどを監視したり、枠の不正な開放などのエラーを監視したりする入賞口スイッチ/エラー監視処理を実行する(S707)。各種入賞口スイッチには、例えば、始動口1スイッチ36a、始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a~35n、カウントスイッチ38aが含まれる。入賞口スイッチ/エラー監視処理では、これらのスイッチから正常な信号が入力されているか否かを監視したりする。エラーの監視としては、前面枠3やガラス枠12が不正に開放されていないかなどを対象としている。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームに関する処理を行う特図ゲーム処理を実行する(S708)。続いて、普図変動表示ゲームに関する処理を行う普図ゲーム処理を実行する(S709)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、特図変動ゲームの表示や遊技に関する各種情報を表示するセグメントLEDの表示内容を制御するセグメントLED編集処理を実行する(S710)。具体的には、特図変動表示ゲーム及び普図変動表示ゲームの結果をセグメントLED(例えば、一括表示装置50)に出力するためのパラメータを編集する。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、磁気センサスイッチ61や振動センサスイッチ62からの検出信号をチェックし、異常があるか否かを判定する磁石エラー監視処理を実行する(S711)。異常の発生を検出した場合には、スピーカ19から報知音を出力したり、遊技状態LED29を点灯させたりするなどして外部に報知する。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、外部情報端子71から出力する各種信号を編集する外部情報編集処理を実行し(S712)、割込み要求をクリアして割込みの終了を宣言する(S713)。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、S701の処理で一時退避されていたレジスタを復帰させ(S714)、禁止設定されていた外部機器による割込み及びタイマ割込みを許可し(S715)、本処理を終了する。本処理の終了後はメイン処理に復帰する。
Finally, the
〔コマンド送信処理〕
次に、上述したタイマ割込み処理におけるコマンド送信処理について説明する。図8は、本発明の第1の実施の形態のコマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。
[Command transmission processing]
Next, command transmission processing in the timer interrupt processing described above will be described. FIG. 8 is a flow chart showing the procedure of command transmission processing according to the first embodiment of this invention.
コマンド送信処理は、遊技制御装置100が、特図変動表示ゲームにおける識別情報の変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド、停電復旧処理を実行させる停電復旧コマンド、を演出制御装置300に送信したり、払出装置から払い出す賞球数を指定する賞球コマンドを払出制御装置200に送信する処理である。
In the command transmission process, the
遊技制御装置100は、まず、演出制御装置300に対して各種の演出制御コマンドを送信するための演出制御コマンド送信処理を実行する(S801)。
The
次に、遊技制御装置100は、払出制御装置200に対して賞球の払出指令などの払出コマンドを送信するための払出コマンド送信処理を実行し(S802)、タイマ割込み処理に復帰する。
Next, the
演出制御装置300へのコマンド送信も払出制御装置200へのコマンド送信もパラレル通信で送信される。払出制御装置200への通信は、不正信号を受け付けない様に暗号化してもよい。
Command transmission to the
〔演出制御コマンド送信処理〕
次に、上述したコマンド送信処理における演出制御コマンド送信処理について説明する。図9は、本発明の第1の実施の形態の演出制御コマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。
[Production control command transmission process]
Next, the effect control command transmission process in the command transmission process described above will be described. FIG. 9 is a flow chart showing the procedure of effect control command transmission processing according to the first embodiment of the present invention.
遊技制御装置100は、送信コマンドをRWMに設定するときに「+1」されるライトカウンタの値と、RWMから送信コマンドを読み出すときに「+1」されるリードカウンタの値とを比較して、コマンドが設定されているかチェックし(S901)、未送信コマンドの有無を判定する(S902)。ライトカウンタの値とリードカウンタの値とが同一である場合には(S902の結果が「N」)、未送信のコマンドがないため、本処理を終了する。
The
一方、ライトカウンタの値とリードカウンタの値とが一致していない場合には(S902の結果が「Y」)、未送信のコマンドがあるため、遊技制御装置100は、リードカウンタを「+1」更新し(S903)、リードカウンタの値に対応するコマンド送信領域(MODE(上位バイト))から未送信のコマンドをロードする(S904)。
On the other hand, when the value of the write counter and the value of the read counter do not match (the result of S902 is "Y"), there is an unsent command, so the
次に、遊技制御装置100は、取得したコマンドが格納されていた領域(MODE(上位バイト))をリセットし(S905)、リードカウンタの値に対応するコマンド送信領域(ACTION(下位バイト))からコマンドをロードする(S906)。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、取得したコマンドが格納されていた領域(ACTION(下位バイト))をリセットし(S907)、演出制御コマンドを演出制御装置300へ送信し(S908)、本処理を終了する。
Finally, the
〔特図ゲーム処理〕
次に、前述したタイマ割込み処理における特図ゲーム処理の詳細について説明する。図10は、本発明の第1の実施の形態の特図ゲーム処理の手順を示すフローチャートである。
[Special game processing]
Next, the details of the special figure game processing in the timer interrupt processing described above will be described. FIG. 10 is a flow chart showing the procedure of special figure game processing according to the first embodiment of the present invention.
特図ゲーム処理は、遊技制御装置100が、始動口1スイッチ36a及び始動口2スイッチ37aによる入力信号の監視、特図変動表示ゲームに関する処理全体の制御、特図(識別図柄、識別情報)の表示設定を行う処理である。
In the special figure game process, the
遊技制御装置100は、まず、第1始動入賞口36、第2始動入賞口37に遊技球が入賞すると、各種乱数(大当り乱数など)を抽出し遊技結果を事前に判定する始動口スイッチ監視処理を実行する(S1001)。
First, the
次に、遊技制御装置100は、特別変動入賞装置38内に設けられたカウントスイッチ38aによって当該特別変動入賞装置38に入賞した遊技球を検出し、アタッカに入賞した遊技球の数を監視する(S1002)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理タイマが既にタイムアップしているか、又は、特図ゲーム処理タイマを-1更新した結果、当該特図ゲーム処理タイマがタイムアップしたか否かをチェックする(S1003)。なお、特図ゲーム処理タイマは、初期値として、実行される特図変動表示ゲームの変動時間がセットされる。
Next, the
ここで、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理タイマがタイムアップしていない場合には(S1004の結果が「N」)、S1020以降の処理を実行する。
Here, the
一方、遊技制御装置100は、特図ゲーム処理タイマがタイムアップした場合には(S1004の結果が「Y」)、特図ゲーム処理番号に対応する処理に分岐させるために参照する特図ゲームシーケンス分岐テーブルをレジスタに設定する(S1005)。
On the other hand, when the special game processing timer times out (the result of S1004 is "Y"), the
次に、遊技制御装置100は、当該テーブルに基づいて特図ゲーム処理番号に対応する処理の分岐先アドレスを取得し(S1006)、分岐処理終了後のリターンアドレスをスタック領域に退避させて(S1007)、ゲーム処理番号に応じて分岐処理を実行する(S1009~S1019)。
Next, the
ゲーム処理番号が「0」の場合には、遊技制御装置100は、特図普段処理を実行する(S1009)。特図普段処理は、特図変動表示ゲームの変動開始を監視し、特図変動表示ゲームの変動開始の設定や演出の設定、特図変動中処理を実行するために必要な情報の設定等を行う。
When the game processing number is "0", the
ゲーム処理番号が「1」の場合には、遊技制御装置100は、特図変動中処理を実行する(S1010)。特図変動中処理は、特図変動表示ゲームにおける識別情報の停止表示時間の設定や、特図表示中処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game processing number is "1", the
ゲーム処理番号が「2」の場合には、遊技制御装置100は、特図表示中処理を実行する(S1011)。特図表示中処理は、特図変動表示ゲームの結果が大当りであれば、大当りの種類に応じたファンファーレコマンドの設定や、各大当りの大入賞口の開放パターンに応じたファンファーレ時間を設定したり、ファンファーレ/インターバル中処理を行うために必要な情報の設定等を行ったりする。
When the game process number is "2", the
ゲーム処理番号が「3」の場合には、遊技制御装置100は、ファンファーレ/インターバル中処理を実行する(S1012)。ファンファーレ/インターバル中処理は、大入賞口の開放時間の設定や開放回数の更新、大入賞口開放中処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game processing number is "3", the
ゲーム処理番号が「4」の場合には、遊技制御装置100は、大入賞口開放中処理を実行する(S1013)。大入賞口開放中処理は、大当りラウンドが最終ラウンドでなければインターバルコマンドを設定する一方で最終ラウンドであれば大当り終了画面のコマンドを設定したり、大入賞口残存球処理を行うために必要な情報を設定したりする。
When the game process number is "4", the
ゲーム処理番号が「5」の場合には、遊技制御装置100は、大入賞口残存球処理を実行する(S1014)。大入賞口残存球処理は、大当りラウンドが最終ラウンドの場合に大入賞口内にある残存球が排出されるための時間を設定したり、大当り終了処理を行うために必要な情報の設定等を行ったりする。
When the game process number is "5", the
大入賞口残存球処理では、特別図柄の処理タイマの更新とファンファーレ/インターバル中処理、又は大当り終了処理を行うために必要な情報を設定する。また、大入賞口の最大開放時間が経過したか、又は大入賞口に遊技球が規定数(所定数)だけ入賞したかを判定し、いずれかの条件が成立した場合に開閉扉を閉鎖する。これが所定ラウンド数繰り返し実行された後、特図ゲーム処理番号を6に設定する。 In the big winning hole remaining ball processing, information necessary for updating the special symbol processing timer, fanfare/interval processing, or jackpot end processing is set. In addition, it is determined whether the maximum opening time of the large winning opening has passed or whether a specified number (predetermined number) of game balls have entered the large winning opening, and the opening/closing door is closed when either condition is satisfied. . After this is repeatedly executed for a predetermined number of rounds, the special figure game processing number is set to 6.
ゲーム処理番号が「6」の場合には、遊技制御装置100は、大当り終了処理を実行する(S1015)。大当り終了処理は、S1009の特図普段処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game process number is "6", the
ゲーム処理番号が「7」の場合には、遊技制御装置100は、小当りファンファーレ中処理を実行する(S1016)。小当りファンファーレ中処理は、大入賞口の開放時間の設定や開放回数の更新、小当り中処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game process number is "7", the
ゲーム処理番号が「8」の場合には、遊技制御装置100は、小当り中処理を実行する(S1017)。小当り中処理は、小当りラウンドが最終ラウンドでなければインターバルコマンドを設定する一方で、最終ラウンドであれば小当り終了画面のコマンドを設定したり、小当り残存球処理を行うために必要な情報を設定したりする。
When the game processing number is "8", the
また、小当り中処理は、特図変動表示ゲームの結果が特別結果になった場合に、大当りに比べて短い時間ではあるが、大入賞口の開放時間に基づいて特別変動入賞装置38の開閉扉を開放して遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態を発生させるものであるため、遊技制御装置100が特別遊技状態制御手段をなす。
In addition, when the result of the special figure variation display game is a special result, the small winning medium processing is for opening and closing the special
ゲーム処理番号が「9」の場合には、遊技制御装置100は、小当り残存球処理を実行する(S1018)。小当り残存球処理は、小当りラウンドが最終ラウンドの場合に大入賞口内にある残存球が排出されるための時間を設定したり、小当り終了処理を行うために必要な情報の設定等を行ったりする。
When the game processing number is "9", the
小当り残存球処理では、特別図柄の処理タイマの更新とファンファーレ中処理、又は小当り終了処理を行うために必要な情報を設定する。また、大入賞口の開放時間が経過した場合に開閉扉を閉鎖する。これが所定ラウンド数繰り返し実行された後、特図ゲーム処理番号を10に設定する。 In the small hit remaining ball processing, information necessary for updating the processing timer of the special symbol, processing during the fanfare, or processing for ending the small hit is set. In addition, when the opening time of the big winning opening has passed, the opening/closing door is closed. After this is repeatedly executed for a predetermined number of rounds, the special figure game process number is set to 10.
ゲーム処理番号が「10」の場合には、遊技制御装置100は、小当り終了処理を実行する(S1019)。小当り終了処理は、S1009の特図普段処理を行うために必要な情報の設定等を行う。
When the game processing number is "10", the
次に、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームにおける図柄の変動、具体的には、特図1表示器51における図柄の変動を制御するためのテーブルを準備する(S1020)。続いて、特図1表示器51に係る図柄変動制御処理を実行する(S1021)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、特図2変動表示ゲームにおける図柄の変動、具体的には、特図2表示器52における図柄の変動を制御するためのテーブルを準備する(S1022)。続いて、特図2表示器52に係る図柄変動制御処理を実行し(S1023)、本処理を終了する。
Next, the
〔始動口スイッチ監視処理〕
次に、上述した特図ゲーム処理における始動口スイッチ監視処理の詳細について説明する。図11は、本発明の第1の実施の形態の始動口スイッチ監視処理の手順を示すフローチャートである。
[Starting port switch monitoring process]
Next, the details of the start switch monitoring process in the special game process described above will be described. FIG. 11 is a flow chart showing the procedure of the starting port switch monitoring process according to the first embodiment of the present invention.
始動口スイッチ監視処理は、第1始動入賞口36、第2始動入賞口37に遊技球が入賞すると、遊技制御装置100が各種乱数を抽出し、当該入賞に基づく特図変動表示ゲームの開始前の段階で入賞に基づく遊技結果を事前に判定する処理である。
In the starting opening switch monitoring process, when a game ball wins in the first
遊技制御装置100は、まず、第1始動入賞口36に遊技球が入賞したことによる保留の情報を設定するテーブルを準備する(S1101)。さらに、第1始動入賞口36(始動口1)に遊技球が入賞したことによって送信される始動口入賞演出コマンドを設定するテーブルを準備する。
First, the
次に、遊技制御装置100は、第1始動入賞口36又は第2始動入賞口37に遊技球が入賞した場合に共通して実行される特図始動口スイッチ共通処理を実行する(S1102)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、普通電動役物(普通変動入賞装置、第2始動入賞口37の開閉部材37b)が作動中であるか否かを判定し(S1103)、普通電動役物が作動中である場合には(S1103の結果が「Y」)、S1106以降の処理を実行する。
Next, the
一方、普通電動役物が作動中ではない場合には(S1103の結果が「N」)、遊技制御装置100は、第2始動入賞口37への不正入賞数が不正発生判定個数以上であるかをチェックし(S1104)、不正入賞数が不正発生判定個数以上であるか否かを判定する(S1105)。
On the other hand, when the normal electric accessory is not in operation (the result of S1103 is "N"), the
不正入賞について具体的に説明すると、第2始動入賞口37は、開閉部材が閉状態の場合には遊技球が入賞不可能であり、開状態でのみ遊技球が入賞可能である。よって、閉状態で遊技球が入賞した場合には何らかの異常や不正が発生している可能性が高く、閉状態で入賞した遊技球があった場合はその数を不正入賞数として計数している。そして、S1104及びS1105の処理において、このように計数された不正入賞数が所定の不正発生判定個数(上限値)以上であるかを判定する。
More specifically, the fraudulent winning
ここで、不正入賞数が不正判定個数以上の場合には(S1105の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、第2始動入賞口37への遊技球の入賞を無効として特図変動表示ゲームに関する処理を実行せずに、本処理を終了する。
Here, when the fraudulent winning number is equal to or greater than the fraudulent determination number (the result of S1105 is "Y"), the
一方、不正入賞数が不正判定個数未満の場合には(S1105の結果が「N」)、遊技制御装置100は、第2始動入賞口37による保留の情報を設定するテーブルを準備する(S1106)。このとき、第2始動入賞口37による始動口入賞演出コマンドを設定するテーブルも準備しておく。
On the other hand, if the fraudulent winning number is less than the fraudulent determination number (result of S1105 is "N"), the
最後に、遊技制御装置100は、後述する特図始動口スイッチ共通処理を実行し(S1107)、本処理を終了する。
Finally, the
〔特図始動口スイッチ共通処理〕
次に、上述した始動口スイッチ監視処理における特図始動口スイッチ共通処理の詳細について説明する。図12は、本発明の第1の実施の形態の特図始動口スイッチ共通処理の手順を示すフローチャートである。
[Common process for special figure start switch]
Next, the details of the special figure starting opening switch common processing in the starting opening switch monitoring processing described above will be described. FIG. 12 is a flow chart showing the procedure of the special figure start opening switch common processing according to the first embodiment of the present invention.
特図始動口スイッチ共通処理は、第1始動入賞口36や第2始動入賞口37に遊技球が入賞したことによって始動口1スイッチ36aや始動口2スイッチ37aから信号入力があった場合に共通して実行される処理である。
The special figure starting opening switch common processing is common when there is a signal input from the starting
遊技制御装置100は、まず、始動口1スイッチ36a及び始動口2スイッチ37aのうち、監視対象の始動口スイッチ(例えば、始動口1スイッチ36a)から信号が入力されたか否かをチェックする(S1201、S1202)。監視対象の始動口スイッチから信号が入力されていない場合には(S1202の結果が「N」)、本処理を終了する。
The
一方、監視対象の始動口スイッチから信号が入力された場合には(S1202の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、当該監視対象の始動口スイッチに対応する始動口入賞フラグをRWMの所定の領域にセーブする(S1203)。続いて、監視対象始動口スイッチに対応するハード乱数ラッチレジスタに抽出された大当り乱数をロードし、以降の処理で使用するための準備を行う(S1204)。
On the other hand, when a signal is input from the starting opening switch to be monitored (the result of S1202 is "Y"), the
次に、遊技制御装置100は、監視対象の始動口スイッチに対応する始動入賞口への入賞の回数に関する情報をロードし(S1205)、遊技機1の外部の管理装置に対して出力された回数(始動口信号出力回数)を+1更新する(S1206)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、始動口信号出力回数がオーバーフローするか否かを判定する(S1207)。始動口信号出力回数がオーバーフローしない場合には(S1207の結果が「N」)、更新後の始動口信号出力回数の値を、RWMの始動口信号出力回数領域にセーブする(S1208)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、S1208の処理が終了した後、又は、始動口信号出力回数の値がオーバーフローする場合には(S1207の結果が「Y」)、対象の始動口スイッチに対応する始動記憶数が上限値未満か否かを判定する(S1209、S1210)。
Next, after the processing of S1208 is completed, or when the value of the number of times of output of the starting port signal overflows (the result of S1207 is "Y"), the
ここで、特図保留数が上限値未満ではない場合には(S1210の結果が「N」)、遊技制御装置100は、S1211~S1214の処理を実行する。
Here, if the special figure pending number is not less than the upper limit (the result of S1210 is "N"), the
遊技制御装置100は、始動口信号が始動口1スイッチ36aで検出された入力信号か否かを判定し(S1211、S1212)、始動口信号が始動口1スイッチ36aからの信号ではない場合には(S1212の結果が「N」)、本処理を終了する。
The
始動口信号が始動口1スイッチ36aからの信号である場合には(S1212の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、飾り特図保留数コマンド(オーバーフローコマンド)を準備して(S1213)、コマンド設定処理を実行し(S1214)、本処理を終了する。
When the starting port signal is a signal from the starting
一方、特図保留数が上限値未満の場合には(S1210の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、S1215~S1224の処理を実行する。
On the other hand, when the special figure pending number is less than the upper limit (the result of S1210 is "Y"), the
遊技制御装置100は、始動口スイッチによって検出された入賞に対応する情報を設定する。具体的には、更新対象の特図保留数(例えば、特図1保留数)を+1更新する(S1215)。
The
次に、遊技制御装置100は、飾り特図保留数コマンドを準備する。飾り特図保留数コマンドは、MODE部とACTION部によって構成される。具体的に説明すると、遊技制御装置100は、監視対象の始動口スイッチの飾り特図保留数コマンド(MODE)を準備し(S1216)、特図保留数に対応する飾り特図保留数コマンド(ACTION)を準備する(S1217)。そして、準備された飾り特図保留数コマンドを設定するためのコマンド設定処理を実行する(S1218)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、更新された特図保留数に対応するRWMの乱数セーブ領域のアドレスを算出する(S1219)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、S1204の処理で準備された大当り乱数を乱数セーブ領域(特図1始動記憶領域、特図2始動記憶領域)にセーブする(S1220)。大当り乱数は、特図1か特図2かによらずに共通に生成される乱数である。さらに、対象の始動口スイッチの大当り図柄乱数を準備(大当り図柄乱数を抽出)し、乱数セーブ領域にセーブする(S1221、S1222)。
Next, the
大当り乱数は、例えば、65535を上限値として、0~65535までの65536の値を循環する乱数である。高確率用の判定値を用いる場合には、そのうち、例えば、値が0から32767が「はずれ」と判定される値であり、32768から32976までの208個の値が「通常確率(低確率)時においても確率変動(高確率)時においても大当り」と判定される値である。また、32977から34768までの1792個の値が「高確率時においてのみ大当り」と判定される値であり、36561から36864までの値が「小当り」と判定される値である(いずれも図18参照)。 The jackpot random number is, for example, a random number that cycles through 65536 values from 0 to 65535 with 65535 as the upper limit. When using judgment values for high probability, for example, values 0 to 32767 are values judged to be “missing”, and 208 values from 32768 to 32976 are “normal probability (low probability) It is a value that is judged to be a big hit even when the probability fluctuates (high probability). In addition, 1792 values from 32977 to 34768 are values determined as "big hits only at high probability", and values from 36561 to 36864 are values determined as "small hits" (both figures 18).
このように、大当り乱数は、低確率時においても高確率時においても大当りと判定される値を持ち、また、高確率時においてのみ大当りと判定される値を持つ。 In this way, the jackpot random number has a value that is determined as a jackpot at both a low probability and a high probability, and has a value that is determined as a jackpot only at a high probability.
大当り図柄乱数(第1大当り乱数及び第2大当り図柄乱数)は、例えば、0から99までの100の値を循環する乱数であり、識別情報の停止態様、特別遊技状態における大入賞口の開放時間、ラウンド数及び特別遊技状態終了後に付与される時短回数、確率変動状態の決定に関する乱数である。つまり、特別遊技状態の種類を決定するための種類決定乱数としての機能も有し、大当り乱数と同様に入賞時に取得される乱数である。 The jackpot pattern random number (first jackpot random number and second jackpot random number) is, for example, a random number that circulates through 100 values from 0 to 99, the stop mode of the identification information, and the opening time of the jackpot in the special game state. , The number of rounds and the number of times to be given after the end of the special game state, random numbers related to the determination of the probability variation state. In other words, it also has a function as a type determination random number for determining the type of special game state, and is a random number obtained at the time of winning in the same manner as the jackpot random number.
次に、遊技制御装置100は、対応する変動パターン乱数を抽出し、抽出した値を乱数セーブ領域にセーブする(S1223)。変動パターン乱数は、各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む変動パターンを決定するための乱数である。
Next, the
ここで、変動パターン乱数は、大当り図柄乱数のように乱数生成回路のソフトウェアによって更新されるものとは異なり、遊技制御用プログラムによって更新されるものである。なお、変動パターン乱数の更新は遊技制御用プログラムによって更新することに限らず、乱数生成回路のハードウェア又はソフトウェアで更新するようにしてもよい。 Here, the variation pattern random number is updated by the game control program, unlike the jackpot symbol random number, which is updated by the software of the random number generation circuit. It should be noted that the update of the variation pattern random number is not limited to updating by the game control program, and may be updated by the hardware or software of the random number generation circuit.
最後に、遊技制御装置100は、特図保留情報判定処理を実行し(S1224)、本処理を終了する。
Finally, the
〔特図保留情報判定処理〕
次に、上述した特図始動口スイッチ共通処理における特図保留情報判定処理の詳細について説明する。図13は、本発明の第1の実施の形態の特図保留情報判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Special Figure Reservation Information Judgment Process]
Next, the details of the special figure reservation information determination process in the special figure start opening switch common process described above will be described. FIG. 13 is a flow chart showing the procedure of special figure reservation information determination processing according to the first embodiment of the present invention.
特図保留情報判定処理は、各保留記憶(始動記憶)に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に当該保留記憶に対応した結果関連情報(遊技結果情報)を判定するための先読み処理である。 The special figure reservation information determination process is a prefetch process for determining the result related information (game result information) corresponding to the reservation memory before the start timing of the special figure fluctuation display game based on each reservation memory (starting memory). be.
遊技制御装置100は、まず、先読み演出(先読み予告)を実行するか否かの対象となる保留記憶が先読み演出を実行してよい条件を満たしているか否かをチェックする(S1301、S1302)。例えば、特別遊技状態では、特図1及び特図2の先読み演出を実行しない。また、例えば、特図2の変動表示ゲームを特図1の変動表示ゲームよりも優先して実行する遊技機では、特定遊技状態(時短遊技状態)において、特図1の保留記憶の先読み演出を実行しない。そして、先読み演出を実行してよい条件を満たしていない場合には(S1302の結果が「N」)、以降の先読み処理を行わずに本処理を終了する。
The
対象となる保留記憶が先読み演出を実行してよい条件を満たしている場合には(S1302の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、保留記憶が大当り、小当り、はずれのいずれであるかを判定する事前判定処理を実行する(S1303)。事前判定処理は、特図始動記憶領域に記憶する大当り乱数の値が、はずれ、低確率時・高確率時共通の大当り(共通大当り)、高確率時のみの大当り(特定大当り)、小当り、の各判定値としてそれぞれ設定されている所定の範囲の数値であるかを判定することによって、先読み予告の対象となる保留記憶の抽選結果を事前に判定する処理である。
When the target pending memory satisfies the conditions for executing the look-ahead effect (the result of S1302 is "Y"), the
例えば、大当り判定値として「1」を低確率時の判定値、「1~10」を高確率時の判定値とした場合、大当り乱数値が1であれば低確率時・高確率時共に大当りとなる共通大当り、大当り乱数値が2~9であれば高確率時の場合のみ大当りとなる特定大当りと判定される。 For example, if "1" is the judgment value for low probability and "1 to 10" is the judgment value for high probability, if the hit random number is 1, it will be a big hit both at low probability and at high probability. If the common jackpot and the jackpot random number is 2 to 9, it is determined as a specific jackpot that becomes a jackpot only when the probability is high.
S1304~S1310では、事前判定処理の判定結果に基づいて、対応する情報テーブルを設定する。具体的には、遊技制御装置100は、まず、事前判定処理の判定結果が高確率時のみの特定大当りであるか否かを判定する(S1304)。判定結果が特定大当りである場合には(S1304の結果が「Y」)、対象の始動口スイッチに対応する大当り図柄乱数チェックテーブルを大当り時の識別図柄を特定するためのテーブルとして設定する(S1306)。大当り図柄乱数チェックテーブルには、大当りか否かの振分率を表す乱数の判定値や当該判定値に対応する大当り情報テーブルのアドレスが定義されている。続けて、当該大当り図柄乱数に対応する大当り情報テーブルを取得して設定する(S1307)。大当り情報テーブルには、図柄情報や始動口入賞演出図柄コマンドが定義されている。
In S1304 to S1310, the corresponding information table is set based on the determination result of the preliminary determination process. Specifically, the
一方、判定結果が高確率時のみの特定大当りではない場合には(S1304の結果が「N」)、次に、遊技制御装置100は、事前判定処理の判定結果が低確率時・高確率時共通の共通大当りであるか否かを判定する(S1305)。判定結果が共通大当りである場合には(S1305の結果が「Y」)、S1306以降の処理を実行する。
On the other hand, if the determination result is not a specific jackpot only at the time of high probability (the result of S1304 is "N"), then the
判定結果が共通大当りではない場合には(S1305の結果が「N」)、次に、遊技制御装置100は、事前判定処理の判定結果が小当りであるか否かを判定する(S1308)。判定結果が小当りである場合には(S1308の結果が「Y」)、対象の始動口スイッチに対応する小当り情報テーブルを設定する(S1309)。一方、判定結果が小当りではない場合には(S1308の結果が「N」)、演出内容を選択するためのテーブルとしてはずれ情報テーブルを設定する(S1310)。
When the determination result is not a common big hit (the result of S1305 is "N"), next, the
このように保留中の保留記憶に基づく変動表示ゲームの結果に応じて演出内容が設定されるので、遊技制御装置100は、変動表示ゲームの結果に対応するテーブルを設定する(S1304~S1310)。
In this way, since the effects are set according to the result of the variable display game based on the pending memory, the
次に、遊技制御装置100は、設定した情報テーブルから図柄情報を取得し、当該図柄情報をRWMの作業用の図柄情報領域にセーブする(S1311)。続いて、設定した情報テーブルから始動口入賞演出図柄コマンドを取得し、当該始動口入賞演出図柄コマンドをRWMの入賞演出図柄コマンド領域にセーブする(S1312)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、対象の始動口スイッチに対応する始動口入賞フラグを準備し(S1313)、始動口入賞演出コマンドを設定する対象のテーブルを準備する(S1314)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、対象の始動口に関して設定された特図情報を設定するための特図情報設定処理を実行し(S1315)、特図変動表示ゲームの変動パターンを設定する変動パターン設定処理を実行する(S1316)。
Next, the
変動パターン設定処理(S1316)は、識別情報の変動態様を示す複数の変動パターンから一つの変動パターン(変動パターン番号)を選択する処理である。 The variation pattern setting process (S1316) is a process of selecting one variation pattern (variation pattern number) from a plurality of variation patterns indicating the variation mode of identification information.
次に、遊技制御装置100は、変動パターン番号に対応する始動口入賞演出コマンド(MODE)及び始動口入賞演出コマンド(ACTION)を準備し(S1317)、準備したコマンドの設定処理を実行する(S1318)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、入賞演出図柄コマンド領域から始動口入賞演出図柄コマンドをロードして(S1319)、コマンド設定処理を実行する(S1320)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、一定の条件下において先読み演出実行コマンドを設定する事前報知設定処理を実行する(S1321)。事前報知設定処理は、事前判定処理の判定結果が特定大当りである場合であって、当該判定対象の保留記憶よりも先に確率状態を低確率に設定する通常大当りがある場合(当該判定対象の保留記憶を記憶する特図1/特図2始動記憶領域よりも前の特図1/特図2始動記憶領域に通常大当りがある場合)には、先読み演出を実行しない。その後、本処理を終了する。
Next, the
本処理中、変動パターン設定処理(S1316)後の処理では、取得した変動パターン番号に基づいて始動口入賞演出コマンドを準備し(S1317)、さらに、始動口入賞演出図柄コマンドを準備する(S1319)。そのため、保留記憶に対応する判定結果(先読み結果)を、対応する保留記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に演出制御装置300に対して通知することが可能になっている。演出制御装置300は、表示装置41に表示されている保留表示の表示態様を変化させるなどして、その特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に遊技者に特図変動表示ゲームの結果を報知する先読み演出を行う。
During this process, in the process after the variation pattern setting process (S1316), a starting entrance winning effect command is prepared based on the acquired variation pattern number (S1317), and a starting entrance winning effect symbol command is prepared (S1319). . Therefore, it is possible to notify the
〔事前判定処理〕
次に、前述した特図保留情報判定処理における事前判定処理の詳細について説明する。図14は、本発明の第1の実施の形態の大当り判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Pre-judgment processing]
Next, the details of the prior determination processing in the special figure reservation information determination processing described above will be described. FIG. 14 is a flow chart showing the procedure of big hit determination processing according to the first embodiment of the present invention.
遊技球の入賞による抽選結果には、はずれ、小当り、大当りの3種類があるが、大当りには低確率時・高確率時共通に設定される大当り判定値(通常時判定値)による大当り(共通大当り)と、高確率時にのみ設定される大当り判定値(高確率時判定値)による大当り(特定大当り)と、があり、特定大当りに対応する乱数値では、確率状態が低確率時の場合には大当りに当選しない。このように、導出される判定結果が確率状態ごとに異なる場合があるので、事前判定に基づいて行なわれる予告演出と実際の変動内容とに矛盾を生じさせないためには、同じ大当りであっても共通大当りであるか、特定大当りであるかを事前判定において区別する必要がある。かかる判定は、0から65535の値を循環する大当り乱数の値がどの範囲の値であるかを判定することによって行う。事前判定処理は、先読み演出の対象となる保留記憶について、はずれ、低確率時・高確率時共通の大当り(共通大当り)、高確率時のみの大当り(特定大当り)、特図1の小当り、を一連で判定する処理である。特に、判定テーブルから取得するフラグデータにマスク処理を行うため、共通大当りに限定した判定や特図1の入賞に限定した小当り判定が可能である。 There are three types of lottery results for winning game balls: lose, small hit, and big hit. Common jackpot) and a jackpot (specific jackpot) based on the jackpot judgment value (high probability judgment value) that is set only at high probability. do not win the jackpot. In this way, the derived determination result may differ for each probability state. It is necessary to distinguish whether it is a common jackpot or a specific jackpot in advance determination. Such determination is made by determining the range of values of the jackpot random numbers that circulate from 0 to 65,535. The pre-determination process includes, for the pending memory that is the target of the look-ahead effect, a miss, a common jackpot at low probability and high probability (common jackpot), a jackpot only at high probability (specific jackpot), a special 1 hit, is a process for determining a series of In particular, since the flag data acquired from the determination table is masked, it is possible to perform determination limited to the common big hit or small hit determination limited to the winning of the special figure 1.
遊技制御装置100は、まず、図18で説明する事前判定テーブルを準備する(S1401)。次に、圧縮振分コードに基づいて事前判定結果のフラグデータを取得する圧縮値振分処理を実行する(S1402)。圧縮値振分処理は、事前判定テーブルを用いる振分け処理でも変動パターン選択テーブルを用いる振分け処理でも同一のモジュールを使用するため、本発明では、ROM容量の増加を抑制する効果を有する。
The
次に、遊技制御装置100は、圧縮値振分処理で取得したフラグデータをチェックし(S1403)、状態フラグと変動フラグとによりマスクデータを算出する(S1404)。状態フラグは、現在の遊技機1の遊技状態に合わせて設定されるフラグである。変動フラグには、特図1変動フラグ、特図2変動フラグがあり、特図1の入賞に基づいて実行される変動表示ゲームであるか、特図2の入賞に基づいて実行される変動表示ゲームであるかを判別するために用いられる。マスクデータは、マスクデータテーブル(図19参照)に1バイト(8ビット)のビットデータとして設定されている。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、算出したマスクデータを用いてフラグデータにマスク処理を実行する(S1405)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、マスク処理によって得られたマスク結果(図20参照)から遊技結果を判定する(S1406)。その後、本処理を終了する。
Next, the
このように、事前判定処理では、はずれ、低確率時・高確率時共通の大当り、高確率時のみの大当り、小当り、の判定を同一モジュール内で実行するため、プログラムの容量が削減され、RAM容量を削減する効果を有する。 In this way, in the pre-judgment process, the determination of the loss, the common jackpot at the time of low probability and high probability, the jackpot only at the time of high probability, and the small hit are performed in the same module, so the capacity of the program is reduced, This has the effect of reducing the RAM capacity.
〔圧縮値振分処理〕
次に、上述した事前判定処理における圧縮値振分処理の詳細について説明する。図15は、本発明の第1の実施の形態の圧縮値振分処理の手順を示すフローチャートである。
[Compression value distribution processing]
Next, the details of the compression value apportionment processing in the preliminary determination processing described above will be described. FIG. 15 is a flow chart showing the procedure of compression value distribution processing according to the first embodiment of this invention.
圧縮値振分処理は、1バイトに圧縮された圧縮振分コード(第1判定値)から振分値を算出し、算出された振分値(第2判定値)及び取得した大当り乱数に基づいて、事前判定テーブル(図18参照)よりフラグデータを取得する処理である。 Compressed value distribution processing calculates the distribution value from the compressed distribution code (first judgment value) compressed to 1 byte, and based on the calculated distribution value (second judgment value) and the acquired jackpot random number This is a process of acquiring flag data from the advance determination table (see FIG. 18).
本処理は、後述する変動パターン設定処理(図28参照)においても実行されるモジュールであり、変動パターン設定処理内において実行される場合には、算出された振分値及び取得した変動パターン乱数に基づいて、対象となる当り/はずれの変動パターン選択テーブル(図30参照)より変動パターン番号を取得する処理となる。 This process is a module that is also executed in the fluctuation pattern setting process (see FIG. 28) described later, and when executed within the fluctuation pattern setting process, the calculated distribution value and the acquired fluctuation pattern random number Based on this, it becomes a process of acquiring a variation pattern number from the target hit/loss variation pattern selection table (see FIG. 30).
フラグデータの取得にあたって、従来は、圧縮されていない2バイトの振分値を事前判定テーブルより読み込み、大当り乱数の値(選択値)がマイナスになるまで、選択値から順に振分値を減算し、選択値がマイナスになる場合の振分値に対応付けられたフラグデータを事前判定テーブルより取得していた。 In acquiring the flag data, conventionally, the uncompressed 2-byte distribution value is read from the pre-determination table, and the distribution value is sequentially subtracted from the selection value until the jackpot random number value (selection value) becomes negative. , the flag data associated with the apportionment value when the selection value is negative is acquired from the pre-determination table.
これに対し、本発明の第1の実施の形態では、2バイトの振分値の代わりに1バイトに圧縮された圧縮振分コードfを所定の変換式にて変換し、振分値Fとして利用する。 In contrast, in the first embodiment of the present invention, instead of the 2-byte distribution value, the compressed distribution code f compressed to 1 byte is converted by a predetermined conversion formula, and the distribution value F is use.
大当り乱数は、上述のとおり、例えば、65535を上限値として、0から65535までの値を循環する乱数である。これに対し振分値は、大当り乱数にフラグデータがそれぞれ振り分けられる(割り振られる)乱数値の幅を表す数値であり、大当り乱数の値の区切り値としての役割を有する。 The jackpot random number is, for example, a random number that circulates from 0 to 65535 with 65535 as the upper limit, as described above. On the other hand, the distribution value is a numerical value representing the width of the random number values to which the flag data is distributed (assigned) to the jackpot random numbers, and serves as a delimiter value for the jackpot random number values.
図18を参照して説明すると、1段目の「はずれ」には、値が0~32768の32768個の大当り乱数が振り分けられており、振分値は「32768」である。取得した大当り乱数が、はずれ、共通大当り、特定大当り、小当り、のいずれの判定結果に該当するかは、大当り乱数の値から1段目の「はずれ」の振分値「32768」、2段目の「共通大当り」の振分値「208」、と順次減算処理して求める。減算処理の結果、大当り乱数の値がマイナスになるところが大当り乱数に振り分けられた(大当り乱数の属する)判定結果である。このように、遊技制御装置100は、大当り乱数の値から1段目の「はずれ」の振分値、「共通大当り」の振分値、と順次減算することで、値がマイナスになる振分値に対応付けられたフラグデータを取得する。
Referring to FIG. 18, 32768 jackpot random numbers with a value of 0 to 32768 are distributed to the first stage "loss", and the distributed value is "32768". Whether the obtained jackpot random number corresponds to the judgment result of loss, common jackpot, specific jackpot, or small hit is determined by the distribution value "32768" of the 1st stage "loss" from the value of the jackpot random number, 2nd stage The distribution value of the "common jackpot" is "208", and it is obtained by subtraction processing sequentially. As a result of the subtraction process, when the value of the jackpot random number becomes negative, it is the determination result that the jackpot random number is assigned (to which the jackpot random number belongs). In this way, the
本処理では、かかる処理を実行して、入賞時に取得した大当り乱数からフラグデータを取得する。 In this process, such a process is executed, and flag data is obtained from the jackpot random number obtained at the time of winning.
遊技制御装置100は、まず、選択したテーブル(事前判定処理内では事前判定テーブル、変動パターン設定処理内では当り/はずれ変動パターン選択テーブル)の先頭のデータが振り分けなしのコード(例えば、「0」)であるか否かをチェックし、判定する(S1501、S1502)。例えば、変動パターン乱数を判定する場合であって、はずれ変動においてリーチなしの場合には、振り分けの必要がないため、振り分けなしのコードが先頭に定義されている。選択したテーブルの先頭のデータが振り分けなしのコードである場合には(S1502の結果が「Y」)、振り分けなしに該当するフラグデータ(変動パターン乱数の判定にあっては変動パターン番号)を取得し(S1509)、本処理を終了する。
First, the
一方、選択したテーブルの先頭のデータが振り分けなしのコードではない場合には(S1502の結果が「N」)、遊技制御装置100は、対象の大当り乱数の値を一時記憶領域にロードし、選択値Sとしてセットする(S1503)。
On the other hand, if the data at the top of the selected table is not a code without sorting (the result of S1502 is "N"), the
次に、遊技制御装置100は、選択したテーブルの1段目(最上段)の圧縮振分コード(振分値f)を取得して準備する(S1504)。例えば、事前判定テーブルを用いる場合には、図18の1行目の圧縮振分コード「11001000」を取得して準備する。なお、本願において、振分値(圧縮振分コード)fの書き込まれた行と、フラグデータの書き込まれた次の行との2行分を合わせて「1段」と呼ぶ。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、圧縮振分コードfに基づいて振分値Fを算出する圧縮振分コード変換処理を実行する(S1505)。圧縮振分コード変換処理の詳細は図16において説明するが、8ビットのバイナリデータから所定の変換式に上位2ビットと下位6ビットの数値を代入して振分値Fを算出する。具体的には、圧縮振分コード「11001000」からは、振分値「32768」を得ることができる。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、選択値SからS1505で算出した振分値Fを減算し(S1506)、減算後の選択値sがマイナスになるか否かを判定する(S1507)。ここでは、選択値sがマイナスになる振分値Fと対応付けられたフラグデータを取得するので、選択値Sの取り得る最大値よりも各振り分けの振分値を合計した値のほうが大きくなるように設定されていれば、選択値と選択したテーブルの最下段の行の振分値とが一致しなくてもよい。
Next, the
減算後の選択値sがマイナスになる場合には(S1507結果が「Y」)、大当り乱数に振り分けられた判定結果が特定されたため、遊技制御装置100は、振り分け結果により得られたフラグデータを取得し(S1509)、本処理を終了する。
If the selection value s after the subtraction is negative (the result of S1507 is "Y"), since the determination result of the big hit random numbers is specified, the
一方、減算後の選択値sがマイナスにはならない場合には(S1507結果が「N」)、遊技制御装置100は、事前判定テーブルの次の行の圧縮振分コードを取得し(S1508)、選択値がマイナスになるまでS1505~S1508の処理を繰り返し実行する。ここで、選択値sは、繰り返し実行される処理(S1506)では選択値Sとして使用され、前回の減算結果から引き続いて次の振分値を減算する。
On the other hand, when the selection value s after subtraction does not become negative (S1507 result is "N"), the
〔圧縮振分コード変換処理〕
次に、前述した圧縮値振分処理における圧縮振分コード変換処理の詳細について説明する。図16は、本発明の第1の実施の形態の圧縮振分コード変換処理の手順を示すフローチャートである。圧縮振分コード変換処理は、遊技制御装置が備える判定値変換手段において実行される。
[Compression distribution code conversion processing]
Next, details of compression distribution code conversion processing in the compression value distribution processing described above will be described. FIG. 16 is a flow chart showing the procedure of compression distribution code conversion processing according to the first embodiment of this invention. Compression distribution code conversion processing is executed in the determination value conversion means provided in the game control device.
圧縮振分コード変換処理は、8ビットに圧縮して判定値記憶手段に記憶されている圧縮振分コードのうち、上位2ビットをn、下位6ビットをaとし、所定の変換式「F=bn×a」に各値を代入して振分値「F」を算出する処理である。なお、bは、任意の正の値をとり、必ずしも整数である必要はないが、好適な値として4の倍数が挙げられる。なお、本実施形態においては、事前判定テーブルに保持する圧縮振分コードの変換には、b=16が設定され、当り/はずれ変動パターン選択テーブルに保持する圧縮振分コードの変換には、b=4が設定される。 In the compressed distribution code conversion process, of the compressed distribution code compressed to 8 bits and stored in the judgment value storage means, the upper 2 bits are n and the lower 6 bits are a, and a predetermined conversion formula "F= b n ×a” to calculate the distribution value “F”. Note that b takes any positive value and does not necessarily have to be an integer, but a multiple of 4 is preferred. In this embodiment, b=16 is set for the conversion of the compressed distribution code held in the advance determination table, and b=16 is set for the conversion of the compressed distribution code held in the hit/lose variation pattern selection table. =4 is set.
遊技制御装置100は、まず、S1504又はS1508で取得した圧縮振分コードの上位2ビットをチェックし(S1601)、上位2ビットによる値をnにセットする(S1602)。
The
次に、遊技制御装置100は、圧縮振分コードの下位6ビットをチェックし(S1603)、下位6ビットによる値をaにセットする(S1604)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、変換式「F=bn×a」を計算する(S1605)。具体的には、圧縮振分コードを上述の「11001000」とすると、nは上位2ビットの値「11」、つまり10進数での「3」を、aは下位6ビットの値「001000」、つまり10進数での「8」をとる。n及びaの値を変換式に代入すると、「F=163×8」であり、Fは「32768」が算出される。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、得られた値「F」を振分値にセットし(S1606)、本処理を終了する。
Finally, the
〔圧縮振分コード及び変換式〕
図17は、本発明の第1の実施の形態の圧縮振分コードの構成を説明する図である。圧縮振分コードは、前述のように、上位nビットに対応する第1ビット、及び、下位aビットに対応する第2ビットで構成されている。本実施形態では、圧縮振分コードfは8ビットとなっており、さらに、第1ビット(n)は上位2ビット、第2ビット(a)は下位6ビットとなっている。
[Compression distribution code and conversion formula]
FIG. 17 is a diagram for explaining the structure of compressed distribution codes according to the first embodiment of this invention. As described above, the compressed distribution code is composed of the first bit corresponding to the upper n bits and the second bit corresponding to the lower a bit. In this embodiment, the compression distribution code f is 8 bits, the first bit (n) is the upper 2 bits, and the second bit (a) is the lower 6 bits.
第1ビット(n)は、2ビットで構成されるためビットデータとして00~11、つまり10進数での0~3の値が設定される。同様に、第2ビット(a)は、6ビットで構成されるためビットデータとして000000~111111、つまり10進数での0~63の値が設定される。しかし、aの値が0の場合には変換式の結果がnの値にかかわらず0になってしまうため、ここでは10進数での1~63の値を設定することとする。 Since the first bit (n) consists of 2 bits, 00 to 11, that is, values of 0 to 3 in decimal are set as bit data. Similarly, since the second bit (a) consists of 6 bits, 000000 to 111111, that is, values of 0 to 63 in decimal are set as bit data. However, if the value of a is 0, the result of the conversion formula will be 0 regardless of the value of n.
したがって、b=16の変換式(F=bn×a)において、Fの範囲は、1(=160×1)~258048(=163×63)となる。変換式及び振分値「F」についての詳細な説明は、図33で後述する。 Therefore, in the conversion formula for b=16 (F=b n ×a), the range of F is 1 (=16 0 ×1) to 258048 (=16 3 ×63). A detailed description of the conversion formula and the distribution value "F" will be given later with reference to FIG.
〔事前判定テーブル〕
次に、事前判定テーブルの詳細について説明する。図18は、本発明の第1の実施の形態の事前判定テーブルを説明する図である。
[Preliminary judgment table]
Next, details of the advance determination table will be described. FIG. 18 is a diagram illustrating a preliminary determination table according to the first embodiment of this invention.
事前判定テーブルは、はずれ、低確率時・高確率時ともに大当りと判定される共通大当り、高確率時のみ大当りと判定される特定大当り、小当りの判定結果に対応するフラグデータ及び振分値を定義するテーブルである。振分値は、0~65535の値を循環する変動パターン乱数の区切りを示す値であるため、各振分値と各変動パターン番号とは、1対1の関係で1行毎に定義される。 The pre-judgment table contains flag data and distribution values corresponding to the judgment results of the common jackpot that is judged to be a big hit at both low and high probability, the specific big hit that is judged to be a big hit only at a high probability, and the small hit. table to define. Since the distribution value is a value that indicates the division of the variation pattern random number that circulates from 0 to 65535, each distribution value and each variation pattern number are defined for each row in a one-to-one relationship. .
振分値fは圧縮振分コードとして1バイトで表現され、図18では、説明のため「;(セミコロン)」右側に、計算された振分値Fを示している。なお、1列目の「DB(Define Byte)」は、1バイトの定数が定義されていることを示す。テーブル中の「;(セミコロン)」の右側に記された変換式の計算と判定結果は、プログラムリストのコメントに相当する部分なので、実際には遊技制御装置100が読み込まないようにするか、テーブルに書き込まないようにする。 The distribution value f is represented by 1 byte as a compressed distribution code, and in FIG. 18, the calculated distribution value F is shown on the right side of "; (semicolon)" for explanation. "DB (Define Byte)" in the first column indicates that a 1-byte constant is defined. Calculations and determination results of conversion formulas written to the right of "; (semicolon)" in the table correspond to comments in the program list. Do not write to
〔マスクデータテーブル〕
次に、マスクデータテーブルの詳細について説明する。図19は、本発明の第1の実施の形態のマスクデータテーブルを説明する図である。また、図20は、本発明の第1の実施の形態のマスク結果を説明する図である。
[Mask data table]
Next, details of the mask data table will be described. FIG. 19 is a diagram illustrating a mask data table according to the first embodiment of this invention. 20A and 20B are diagrams for explaining mask results according to the first embodiment of the present invention.
図19に示すとおり、マスクデータテーブルには、遊技状態が低確率時であるか、高確率時であるか、及び当該変動表示ゲームが特図1であるか、特図2であるかの組み合わせにより4通りのマスクデータが設定されている。マスクデータは、S1404の処理で状態フラグ及び変動フラグに基づいて選択される。 As shown in FIG. 19, the mask data table contains combinations of whether the game state is low probability or high probability, and whether the variable display game is special figure 1 or special figure 2. , four types of mask data are set. Mask data is selected based on the state flag and the change flag in the process of S1404.
マスク処理はフラグデータをビット単位で、or演算又はand演算を実行する。具体的には、フラグデータの各ビットに、マスクデータの対応ビットが「1」である場合にはor演算、「0」である場合にはand演算し、確率状態又は変動する特別図柄の別によって注目するべき判定結果のみを読み出す。遊技制御装置100は、マスク処理によるマスク結果として、図20に示すように、はずれ、小当り、共通大当り、特定大当りのいずれかを得る。
The mask processing executes an OR operation or an AND operation on the flag data in units of bits. Specifically, for each bit of the flag data, if the corresponding bit of the mask data is "1", the OR operation is performed, and if the corresponding bit is "0", the AND operation is performed. reads out only the judgment results to be noticed by . The
このように、確率状態にかかわらず大当りと判定される共通大当りと、低確率時には大当りと判定されなくなってしまう特定大当りとを分けて判定できるため、演出制御装置300に送信する制御コマンドを分けて送信することが可能となる。
In this way, since the common big win determined as the big win regardless of the probability state and the specific big win not determined as the big win at the time of low probability can be determined separately, the control commands to be transmitted to the
〔事前報知設定処理〕
次に、前述した特図保留情報判定処理における事前報知設定処理の詳細について説明する。図21は、本発明の第1の実施の形態の事前報知設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Advance notification setting process]
Next, the details of the advance notification setting process in the special figure reservation information determination process described above will be described. FIG. 21 is a flow chart showing the procedure of advance notification setting processing according to the first embodiment of this invention.
事前報知設定処理は、一定の条件をみたす保留記憶について先読み演出の実行コマンドを設定する処理である。 The pre-notification setting process is a process of setting an execution command of a prefetch effect for pending storage that satisfies a certain condition.
遊技制御装置100は、まず、S1318で設定された始動口入賞演出コマンドをチェックし、対象となる保留記憶が先読み演出を実行する保留記憶であるか否かを判定する(S2101、S2102)。対象となる保留記憶が先読み演出を実行しない保留記憶である場合には(S2102の結果が「N」)、本処理を終了する。
The
対象となる保留記憶が先読み演出を実行する保留記憶である場合には(S2102の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、S1406で取得するマスク後の判定結果が高確率時のみ大当りとなる特定大当りであるか否かを判定する(S2103)。判定結果が特定大当りである場合には(S2103の結果が「Y」)、次に、当該対象となる保留記憶よりも前の特図始動記憶領域に通常大当りの保留記憶があるか否かを判定する(S2104)。
If the target pending memory is a pending memory that executes a look-ahead effect (the result of S2102 is "Y"), the
当該対象となる保留記憶よりも前の特図始動記憶領域に通常大当りの保留記憶がない場合には(S2104の結果が「N」)、遊技制御装置100は、演出制御装置300での先読み予告設定に必要な先読み演出実行コマンドを設定する(S2105)。また、判定結果が特定大当りではない場合にも(S2103の結果が「N」)、先読み演出実行コマンドを設定する(S2105)。その後、本処理を終了する。
When there is no normal big hit pending memory in the special figure start storage area before the target pending memory (the result of S2104 is "N"), the
一方、当該対象となる保留記憶よりも前の特図始動記憶領域に通常大当りの保留記憶がある場合には(S2104の結果が「Y」)、先読み演出を実行しないため、遊技制御装置100は、先読み演出実行コマンドを設定せずに、本処理を終了する。
On the other hand, if there is a normal big hit pending memory in the special figure start storage area before the target pending memory (the result of S2104 is "Y"), the
このように、事前判定の結果が高確率時のみの大当りである特定大当りの場合であって、判定対象の保留記憶よりも先に通常大当りとなる保留記憶がある場合には、先読み演出を実行しない。確率状態が高確率時であれば大当りとなる特定大当りも、低確率時には大当りとならないため、従来の遊技機では、事前判定時と実際の変動開始時との確率状態との違いによる判定のくい違いが生じるが、本実施形態の遊技機では回避可能である。 In this way, in the case where the result of prior determination is a specific jackpot that is a jackpot only at the time of high probability, and if there is a pending memory that becomes a normal jackpot prior to the pending memory to be determined, the look-ahead performance is executed. do not do. A specific jackpot that becomes a big hit when the probability state is high probability does not become a big hit when the probability is low. Although a difference occurs, it can be avoided in the gaming machine of this embodiment.
また、ここでは、特定大当りの場合であって、判定対象の保留記憶よりも先に通常大当りとなる保留記憶がある場合には先読み演出実行コマンドを設定しないことで先読み演出との矛盾を回避したが、それ以外にも、先読み禁止のコマンドを設定し、演出制御装置にて先読み禁止コマンドを受信した場合には先読み演出を実行しないようにしてもよい。 Also, here, in the case of a specific jackpot, contradiction with the look-ahead performance is avoided by not setting the look-ahead performance execution command when there is a hold memory that becomes a normal jackpot prior to the hold memory to be determined. However, in addition to this, a prefetching prohibition command may be set, and the prefetching performance may not be executed when the prefetching prohibition command is received by the performance control device.
〔特図普段処理〕
次に、前述した特図ゲーム処理における特図普段処理の詳細について説明する。図22は、本発明の第1の実施の形態の特図普段処理の手順を示すフローチャートである。
[Special normal processing]
Next, the details of the special figure normal processing in the special figure game processing described above will be described. FIG. 22 is a flow chart showing the procedure of special figure normal processing according to the first embodiment of the present invention.
遊技制御装置100は、まず、特図2保留数(第2始動記憶数)が0であるか否かをチェックし、判定する(S2201、S2202)。
The
特図2保留数が0の場合には(S2202の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、特図1保留数(第1始動記憶数)が0であるか否かをチェックし、判定する(S2203、S2204)。このように、特図2保留数のチェック(S2201)を、特図1保留数のチェック(S2203)よりも先に行うことによって、特図1変動表示ゲームよりも遊技者にとって有利な特図2変動表示ゲームを優先して実行するようにしている。
When the special figure 2 reservation number is 0 (the result of S2202 is "Y"), the
特図1保留数が0の場合には(S2204の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、既に客待ちデモが開始されているか否かをチェックし、判定する(S2205、S2206)。客待ちデモを開始していない、すなわち、開始済みではない場合には(S2206の結果が「N」)、客待ちデモフラグ領域に客待ちデモ中フラグを設定する(S2207)。次に、客待ちデモコマンドを準備し(S2208)、コマンド設定処理を実行する(S2209)。
When the special figure 1 pending number is 0 (the result of S2204 is "Y"), the
一方、既に客待ちデモが開始されている場合には(S2206の結果が「Y」)、既に客待ちデモフラグ領域に客待ちデモ中フラグが設定済みであり、客待ちデモコマンドが演出制御装置300に送信済みであるため、遊技制御装置100は、S2210以降の処理を実行する。
On the other hand, if the customer waiting demonstration has already started (the result of S2206 is "Y"), the customer waiting demonstration flag has already been set in the customer waiting demonstration flag area, and the customer waiting demonstration command is sent to the
次に、遊技制御装置100は、特図普段処理に移行するためのテーブルを準備する特図普段処理移行設定処理1を実行する(S2210)。具体的には、当該テーブルに、特図普段処理に係る処理番号「0」、大入賞口不正監視期間を規定するフラグ(大入賞口不正監視情報)等を設定する処理を実行する。その後、本処理を終了する。
Next, the
一方、特図2保留数が0でない場合(S2202の結果が「N」)、すなわち、第2始動入賞口37に遊技球が入賞したことによる特図変動表示ゲームが実行される場合には、遊技制御装置100は、特図2変動開始処理を実行する(S2211)。そして、特図変動中処理に移行するためのテーブル(第2特図用)を準備する特図変動中処理移行設定処理(特図2)を実行する(S2212)。
On the other hand, if the special figure 2 pending number is not 0 (the result of S2202 is "N"), that is, if the special figure variation display game is executed by winning the game ball in the second
具体的には、当該テーブルに、特図変動中処理に係る特図ゲーム処理番号「1」、客待ちデモの終了に係る情報、第2特図の変動中に係る試験信号、特図2表示器52における特図2変動表示ゲームの制御用の情報(例えば、特図2表示器52の変動中に係るフラグ、特図2表示器52の点滅の周期のタイマの初期値など)等を設定する処理を実行する。その後、本処理を終了する。
Specifically, in the table, the special figure game processing number "1" relating to the special figure fluctuation processing, information relating to the end of the customer waiting demonstration, the test signal relating to the variation of the second special figure, the special figure 2 display Information for controlling the special figure 2 fluctuation display game in the device 52 (for example, a flag related to the fluctuation of the special figure 2
また、遊技制御装置100は、特図1保留数が0でない場合(S2204の結果が「N」)、すなわち、第1始動入賞口36に遊技球が入賞したことによる特図変動表示ゲームが実行される場合には、特図1変動開始処理を実行する(S2213)。
In addition, the
そして、遊技制御装置100は、特図変動中処理に移行するためのテーブル(第1特図用)を準備する特図変動中処理移行設定処理(特図1)を実行する(S2214)。具体的には、当該テーブルに、特図変動中処理に係る特図ゲーム処理番号「1」、客待ちデモの終了に係る情報、第1特図の変動中に係る試験信号、特図1表示器51における特図1変動表示ゲームの制御用の情報(例えば、特図1表示器51の変動中に係るフラグ、特図1表示器51の点滅の周期のタイマの初期値など)等を設定する。その後、本処理を終了する。
Then, the
〔特図変動開始処理〕
次に、上述した特図普段処理における特図1変動開始処理の詳細について説明する。図23Aは、本発明の第1の実施の形態の特図1変動開始処理の手順を示すフローチャートである。
[Special figure fluctuation start process]
Next, the details of the special figure 1 fluctuation start processing in the special figure normal processing described above will be described. FIG. 23A is a flow chart showing the procedure of special figure 1 fluctuation start processing according to the first embodiment of the present invention.
特図1変動開始処理は、特図1変動表示ゲームの開始時に行う処理である。 The special figure 1 fluctuation start process is a process performed at the start of the special figure 1 fluctuation display game.
遊技制御装置100は、まず、特図1変動表示ゲームが大当りであるか否かを判定するための大当りフラグ1に、はずれ情報又は大当り情報を設定する大当りフラグ1設定処理を実行する(S2301a)。すなわち、大当りフラグ1設定処理において特図1変動表示ゲームが大当りであるか否かを判定している。
The
次に、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームが小当りであるか否かを判定するための小当りフラグ1に、はずれ情報又は大当り情報を設定する小当りフラグ1設定処理を実行する(S2302a)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、第1特図停止図柄(特図1停止図柄)の設定に係る特図1停止図柄設定処理を実行する(S2303a)。その後、第1特図停止図柄番号(特図1停止図柄)に対応する試験信号を試験信号出力データ領域にセーブし(S2304a)、当該図柄情報をRWMの作業用の図柄情報領域にセーブする(S2305a)。即ち、特図変動表示ゲームが大当りであれば大当り図柄情報が設定され、特図変動表示ゲームがはずれであれば、はずれ図柄情報が設定される。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、特図1変動フラグ(変動中フラグ)をロードして準備し(S2306a)、特図1変動フラグをRWMの変動図柄判別フラグ領域にセーブする(S2307a)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、変動パターンに関する情報を設定する対象のテーブルを準備し(S2308a)、特図情報を設定する特図情報設定処理を実行する(S2309a)。続いて、特図1変動表示ゲームにおける変動パターンを設定する変動パターン設定処理を実行する(S2310a)。特図変動表示ゲームは、これらの処理によって選択された変動パターンに基づいて実行される。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームを開始するための情報を設定する変動開始情報設定処理を実行し(S2311a)、本処理を終了する。
Finally, the
また、図23Bは、本発明の第1の実施の形態の特図2変動開始処理の手順を示すフローチャートである。特図2変動開始処理は、特図1変動開始処理と同様の手順である。相違点は、S2303bの処理で特図2停止図柄設定処理が実行される点、S2304bの処理で特図1停止図柄番号に変わって特図2停止図柄番号に対応する信号をセーブする点、S2306b及びS2307bの処理で特図1変動フラグが特図2変動フラグとなる点である。 Moreover, FIG. 23B is a flowchart which shows the procedure of special figure 2 fluctuation|variation start processing of the 1st Embodiment of this invention. Special figure 2 fluctuation start processing is the same procedure as special figure 1 fluctuation start processing. The difference is that the special figure 2 stop design setting process is executed in the process of S2303b, the signal corresponding to the special figure 2 stop design number is saved instead of the special figure 1 stop design number in the process of S2304b, S2306b And in the process of S2307b special figure 1 fluctuation flag is the point that becomes the special figure 2 fluctuation flag.
〔大当りフラグ設定処理〕
次に、上述の特図1変動開始処理における大当りフラグ1設定処理の詳細について説明する。図24Aは、本発明の第1の実施の形態の大当りフラグ1設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Big hit flag setting process]
Next, the details of the
遊技制御装置100は、まず、大当りフラグ1領域にはずれ情報をセーブして、前回のセーブ内容をはずれ情報にてクリアする(S2401a)。
The
次に、遊技制御装置100は、RWMの特図1用の大当り乱数セーブ領域(特図1始動記憶領域、特図2始動記憶領域)から判定対象となる特図1用の大当り乱数をロードして準備した後(S2402a)、前述した大当り判定処理を実行し(S2403a)、判定対象の大当り乱数が大当りか否かを判定する(S2404a)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、大当り判定処理の判定結果が大当りである場合には(S2404aの結果が「Y」)、大当りフラグ1領域に大当り情報を上書きしてセーブする(S2405a)。大当り判定処理の判定結果が大当りではない場合には(S2404aの結果が「N」)、S2405aの処理は実行しない。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、大当り乱数を読み出したRWMの特図1始動記憶領域を0クリアして(S2406a)、本処理を終了する。
Finally, the
また、図24Bは、本発明の第1の実施の形態の大当りフラグ2設定処理の手順を示すフローチャートである。大当りフラグ2設定処理は、大当りフラグ1設定処理と同様の手順であり、処理に用いるRWMの領域が異なる。
Moreover, FIG. 24B is a flowchart which shows the procedure of the
〔小当りフラグ設定処理〕
次に、上述の特図1変動開始処理における小当りフラグ1設定処理の詳細について説明する。図25Aは、本発明の第1の実施の形態の小当りフラグ1設定処理の手順を示すフローチャートである。小当りフラグ1設定処理は、特図1変動表示ゲームにおいて、小当りが発生する場合に必要な情報を設定する処理である。
[Small hit flag setting process]
Next, the details of the small hit
遊技制御装置100は、まず、RWMの小当りフラグ1領域にはずれ情報をセーブする(S2501a)。さらに、大当りフラグ1設定処理でセーブされた大当りフラグ1が大当りか否かをチェックし(S2502a)、特図1変動表示ゲームの結果が大当りであるか否かを判定する(S2503a)。
The
遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームの結果が大当りでない場合には(S2503aの結果が「N」)、特図1始動記憶領域から大当り乱数をロードし、準備する(S2504a)。さらに、特図1変動表示ゲームの結果を判定するための特図1判定データを準備する(S2505a)。
When the result of the special figure 1 variation display game is not a big hit (the result of S2503a is "N"), the
遊技制御装置100は、特図1変動表示ゲームの結果が小当りであるか否かを判定する小当り判定処理を実行する(S2506a)。そして、特図1変動表示ゲームの結果が小当りであるか否かを判定し(S2507a)、判定結果が小当りの場合には(S2507aの結果が「Y」)、小当りフラグ1領域に小当り情報をセーブする(S2508a)。
The
遊技制御装置100は、小当りフラグ1領域に小当り情報をセーブした後、大当りフラグ1が大当りの場合(S2503aの結果が「Y」)、又は、小当り判定処理の判定結果が小当りでない場合には(S2507aの結果が「N」)、大当り乱数を読み出した特図1始動記憶領域を0クリアし(S2509a)、小当りフラグ1設定処理を終了する。
After saving the small hit information in the small hit
また、図25Bは、本発明の第1の実施の形態の小当りフラグ2設定処理の手順を示すフローチャートである。小当りフラグ2設定処理は、小当りフラグ1設定処理と同様の手順であり、処理に用いるRWMの領域が異なる。
Moreover, FIG. 25B is a flowchart which shows the procedure of the small hit
〔大当り判定処理〕
次に、前述した大当りフラグ設定処理における大当り判定の詳細について説明する。図26は、本発明の第1の実施の形態の大当り判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Jackpot determination process]
Next, the details of the big-hit determination in the big-hit flag setting process described above will be described. FIG. 26 is a flow chart showing the procedure of the jackpot determination process according to the first embodiment of this invention.
大当り判定処理は、入賞時に取得して特図始動記憶領域に格納された大当り乱数が、大当り判定値として設定されている所定の範囲の数値であるか否かを判定する処理である。具体的には、判定時の遊技状態(確率状態)に応じて判定値の上限値と下限値とを大当り乱数値と比較して判定する。そのため、乱数値を加工(例えば、加算、減算)することなく判定するため、狂いや誤差が生じにくい。なお、先読みのための事前判定処理と同様に、圧縮データを用いた減算による判定手法を用いてもよい。 The big hit determination process is a process of determining whether or not the big hit random number acquired at the time of winning and stored in the special figure start storage area is a numerical value within a predetermined range set as the big hit determination value. Specifically, determination is made by comparing the upper limit value and the lower limit value of the determination value with the big hit random value according to the game state (probability state) at the time of determination. Therefore, since the determination is made without processing (for example, adding or subtracting) the random number, deviations and errors are less likely to occur. It should be noted that a determination method based on subtraction using compressed data may be used as in the pre-determination process for prefetching.
大当り判定値は、大当り抽選で用いる判定値であり、大当り乱数(例えば、0~65535の間で循環する乱数)の取り得る数値の中で設定されている。大当り判定値は、遊技状態が通常遊技状態(低確率状態)の時の大当り抽選で用いる低確率用の大当り判定値(通常時判定値)と、遊技状態が確変状態(高確率状態)の時の大当り抽選で用いる高確率用の大当り判定値(高確率時判定値)とがあり、高確率時判定値の数は、通常時判定値の数よりも多く設定されている。例えば、通常時判定値として32768から32975までの「208」個の数値が、高確率時判定値として32768から34767までの「2000」個の数値が設定されているとすると、大当りに当選する確率は、通常遊技状態時が「208/65536(≒1/315)」となり、確変状態時が「2000/65536(≒1/32.8)」となる。 The big-hit determination value is a judgment value used in the big-hit lottery, and is set among possible values of the big-hit random numbers (for example, random numbers circulating between 0 and 65535). The jackpot judgment value is the jackpot judgment value (normal judgment value) for low probability used in the jackpot lottery when the game state is the normal game state (low probability state), and when the game state is the variable state (high probability state). There is a high-probability jackpot determination value (high-probability determination value) used in the jackpot lottery, and the number of high-probability determination values is set larger than the number of normal determination values. For example, assuming that "208" numbers from 32768 to 32975 are set as normal determination values and "2000" numbers from 32768 to 34767 are set as high probability determination values, the probability of winning a big hit is "208/65536 (≈1/315)" in the normal gaming state, and "2000/65536 (≈1/32.8)" in the variable probability state.
遊技制御装置100は、まず、大当り判定値の下限判定値を設定する(S2601)。下限判定値は、低確率用の判定値も高確率用の判定値も同一の数値である。
The
次に、遊技制御装置100は、判定対象の大当り乱数の値がS2601でセットした下限判定値よりも小さい値であるかをチェックし、判定する(S2602、S2603)。判定対象の大当り乱数の値が下限判定値未満である場合には(S2603の結果が「Y」)、判定結果としてはずれを設定し(S2609)、本処理を終了する。
Next, the
判定対象の大当り乱数の値が下限判定値未満ではない場合には(S2603の結果が「N」)、遊技制御装置100は、現時点が高確率時であるか否か、すなわち、現在の遊技状態が確変状態か否かを判定する(S2604)。高確率時である場合には(S2604の結果が「Y」)、高確率時の上限判定値を設定し(S2605)、高確率時ではない場合には(S2604の結果が「N」)、低確率時の上限判定値を設定する(S2606)。
When the value of the jackpot random number to be determined is not less than the lower limit determination value (the result of S2603 is "N"), the
次に、遊技制御装置100は、判定対象の大当り乱数の値がS2605又はS2606でセットした上限判定値よりも大きい値であるかをチェックし、判定する(S2607、S2608)。判定対象の大当り乱数の値が上限判定値を超える場合には(S2608の結果が「Y」)、判定結果としてはずれを設定し(S2609)、本処理を終了する。
Next, the
判定対象の大当り乱数の値が上限判定値を超えない場合には(S2608の結果が「N」)、大当り乱数の値が大当り判定値に該当する値であるため、遊技制御装置100は、判定結果として大当りを設定し(S2610)、本処理を終了する。
When the value of the jackpot random number to be determined does not exceed the upper limit judgment value (the result of S2608 is "N"), the value of the jackpot random number corresponds to the jackpot judgment value, so the
〔小当り判定処理〕
次に、前述した小当りフラグ設定処理における小当り判定の詳細について説明する。図27は、本発明の第1の実施の形態の小当り判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Small hit determination process]
Next, the details of the small hit determination in the small hit flag setting process described above will be described. FIG. 27 is a flow chart showing the procedure of small hit determination processing according to the first embodiment of the present invention.
小当り判定処理は、入賞時に取得して特図始動記憶領域に格納された大当り乱数が、小当り判定値と一致するか否かを判定することによって、当該始動記憶にかかる変動表示ゲームの結果が小当りであるか否かを判定する。本実施形態では、大当り乱数値を用いて小当り判定処理を行っているが、大当り乱数値とは別に小当り乱数値を設けてもよい。 In the small hit determination process, by determining whether or not the big hit random number acquired at the time of winning and stored in the special figure start memory area matches the small hit determination value, the result of the variation display game related to the start memory is determined. is a small hit or not. In this embodiment, the small hit determination process is performed using the big hit random number value, but a small hit random number value may be provided separately from the big hit random number value.
小当り判定値には、入賞口が特図1の場合の小当り抽選で用いる特図1用の小当り判定値と、入賞口が特図2の場合の小当り抽選で用いる特図2用の小当り判定値とがあり、特図2用の小当り判定値の数は、特図1用の小当り判定値の数よりも多く設定されている。 For the small hit judgment value, the small hit judgment value for special 1 used in the small winning lottery when the winning opening is special 1, and the small hitting judgment value for special 2 used in the small winning lottery when the winning opening is special 2 There is a small hit determination value, and the number of small hit determination values for special figure 2 is set more than the number of small hit determination values for special figure 1.
遊技制御装置100は、まず、小当り判定値の下限判定値を設定する(S2701)。下限判定値は、特図1用の判定値も特図2用の判定値も同一の数値である。
The
次に、遊技制御装置100は、判定対象の大当り乱数の値がS2701でセットした下限判定値よりも小さい値であるかをチェックし、判定する(S2702、S2703)。判定対象の大当り乱数の値が下限判定値未満である場合には(S2703の結果が「Y」)、判定結果としてはずれを設定し(S2710)、本処理を終了する。
Next, the
判定対象の大当り乱数の値が下限判定値未満ではない場合には(S2703の結果が「N」)、遊技制御装置100は、準備された判定データが特図1判定データであるか否かをチェックし、判定する(S2704、S2705)。準備された判定データが特図1判定データである場合には(S2705の結果が「Y」)、特図1小当り上限演判定値を設定し(S2706)、準備された判定データが特図2判定データである場合には(S2705の結果が「N」)、特図2小当り上限判定値を設定する(S2707)。
When the value of the jackpot random number to be determined is not less than the lower limit determination value (the result of S2703 is "N"), the
次に、遊技制御装置100は、判定対象の大当り乱数の値がS2706又はS2707でセットした上限判定値よりも大きい値であるかをチェックし、判定する(S2708、S2709)。判定対象の大当り乱数の値が上限判定値を超える場合には(S2709の結果が「Y」)、判定結果としてはずれを設定し(S2710)、本処理を終了する。
Next, the
判定対象の大当り乱数の値が上限判定値を超えない場合には(S2708の結果が「N」)、遊技制御装置100は、判定結果として小当りを設定し(S2711)、本処理を終了する。
When the value of the big hit random number to be determined does not exceed the upper limit determination value (the result of S2708 is "N"), the
〔変動パターン設定処理〕
次に、前述した特図1変動開始処理及び特図2変動開始処理における変動パターン設定処理の詳細について説明する。図28は、本発明の第1の実施の形態の変動パターン設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Variation pattern setting process]
Next, the details of the variation pattern setting process in the special figure 1 variation start process and the special figure 2 variation start process described above will be described. FIG. 28 is a flow chart showing the procedure of the variation pattern setting process according to the first embodiment of this invention.
変動パターン設定処理は、変動表示ゲームの結果に対応する変動パターン選択テーブルに基づいて、変動パターンを選択する処理である。変動パターン選択テーブルには、図30に示すように大当り用とはずれ用の変動パターン選択テーブルが定義されている。 The variation pattern setting process is a process of selecting a variation pattern based on a variation pattern selection table corresponding to the result of the variation display game. In the variation pattern selection table, as shown in FIG. 30, variation pattern selection tables for big hits and losses are defined.
遊技制御装置100は、まず、RWMの図柄情報領域に格納された作業用の図柄情報がはずれ図柄情報であるかをチェックし、判定する(S2801、S2802)。
The
作業用の図柄情報がはずれ図柄情報である場合には(S2802の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、はずれ変動パターン選択テーブルのアドレスを取得して準備する(S2803)。
When the symbol information for work is the losing symbol information (the result of S2802 is "Y"), the
一方、作業用の図柄情報がはずれ図柄情報ではない場合には(S2802の結果が「N」)、遊技制御装置100は、当り変動パターン選択テーブルのアドレスを取得して準備する(S2804)。
On the other hand, when the symbol information for work is not the lost symbol information (the result of S2802 is "N"), the
次に、遊技制御装置100は、RWMの乱数記憶領域から変動パターン乱数をロードし(S2805)、圧縮振分コードに基づいて変動パターン番号を取得する圧縮値振分処理を実行する(S2806)。圧縮値振分処理は、図15で説明したサブモジュールにおいて実行する。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、取得した変動パターン番号を対象の変動パターン番号領域にセーブし(S2807)、本処理を終了する。
Finally, the
〔変動開始情報設定処理〕
次に、前述した特図1変動開始処理及び特図2変動開始処理における変動開始情報設定処理の詳細について説明する。図29は、本発明の第1の実施の形態の変動開始情報設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Variation start information setting process]
Next, the details of the fluctuation start information setting process in the special figure 1 fluctuation start process and the special figure 2 fluctuation start process described above will be described. FIG. 29 is a flow chart showing the procedure of the change start information setting process according to the first embodiment of this invention.
変動開始情報設定処理は、特図変動表示ゲームを開始するために必要な処理を含み、例えば、変動時間を算出したり、変動コマンドを生成したりする。 Variation start information setting processing includes processing necessary to start the special figure variation display game, for example, to calculate variation time and to generate variation commands.
遊技制御装置100は、まず、実行対象の特図変動表示ゲーム(特図1変動表示ゲーム、特図2変動表示ゲーム)に対応する変動パターン乱数のセーブ領域を0クリアする(S2901)。
The
次に、遊技制御装置100は、変動時間値テーブルのアドレスを取得して、作業用の一時領域にセットする(S2902)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、変動時間値テーブルからS1509で取得した変動パターン番号に対応する変動時間の値を取得し(S2903)、当該変動時間の値を特図ゲーム処理タイマ領域にセーブする(S2904)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、変動パターン番号に対応する変動コマンドを生成して準備し(S2905)、コマンド設定処理を実行することによって変動コマンド(MODE及びACTION)を演出制御装置300に送信する(S2906)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、飾り特図コマンド領域にセーブされた飾り特図コマンドを、演出制御装置300に送信するためにロードして準備し(S2907)、コマンド設定処理を実行する(S2908)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、S2306a又はS2306bでセーブした変動図柄判別フラグ(特図1変動フラグ又は特図2変動フラグ)に対応する飾り特図保留数コマンド(MODE)を準備し(S2909)、特図1又は特図2始動記憶領域のアドレスをセットする(S2910)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、変動図柄判別フラグに対応する特図保留数を-1更新する(S2911)。続いて、特図保留数に対応する飾り特図保留数コマンド(ACTION)を準備し(S2912)、コマンド設定処理を実行する(S2913)。
Next, the
最後に、遊技制御装置100は、変動図柄判別フラグに対応する特図1又は特図2始動記憶領域をシフトし(S2914)、シフト後の空き領域を0クリア(S2915)した後に、本処理を終了する。
Finally, the
〔当り/はずれ変動パターン選択テーブル〕
次に、変動パターン選択テーブルの詳細について説明する。図30は、本発明の第1の実施の形態の変動パターン選択テーブルを説明する図であり、(A)は抽選結果が大当りの場合に選択される当り変動パターン選択テーブル、(B)は抽選結果がはずれの場合に選択されるはずれ変動パターン選択テーブルである。2つのテーブルの構造は同一である。
[Hit/lose variation pattern selection table]
Next, details of the variation pattern selection table will be described. FIG. 30 is a diagram illustrating the variation pattern selection table of the first embodiment of the present invention, (A) is a winning variation pattern selection table selected when the lottery result is a big hit, and (B) is a lottery This is a loss variation pattern selection table that is selected when the result is a loss. The structure of the two tables is identical.
変動パターン選択テーブルは、通常変動、ノーマルリーチ、プレミアムリーチ等の各種変動に対応する変動パターン番号及び振分値を定義するテーブルである。振分値は、0~1999の値を循環する変動パターン乱数の区切りを示す値であるため、各振分値と各変動パターン番号とは、1対1の関係で1行毎に定義される。 The fluctuation pattern selection table is a table that defines fluctuation pattern numbers and allocation values corresponding to various fluctuations such as normal fluctuation, normal reach, and premium reach. Since the distribution value is a value that indicates the division of the variation pattern random number that circulates from 0 to 1999, each distribution value and each variation pattern number are defined for each row in a one-to-one relationship. .
振分値fは圧縮振分コードとして1バイトで表現され、図30では、説明のため「;(セミコロン)」右側に、計算された振分値Fを示している。なお、1列目の「DB(Define Byte)」は、1バイトの定数が定義されていることを示す。テーブル中の「;(セミコロン)」の右側に記された変換式の計算と変動パターン名(通常変動及びリーチA~E)は、プログラムリストのコメントに相当する部分なので、実際には遊技制御装置100が読み込まないようにするか、テーブルに書き込まないようにする。
The distribution value f is represented by 1 byte as a compressed distribution code, and in FIG. 30, the calculated distribution value F is shown on the right side of "; (semicolon)" for explanation. "DB (Define Byte)" in the first column indicates that a 1-byte constant is defined. The conversion formula calculation and fluctuation pattern names (normal fluctuation and reach A to E) written on the right side of "; (semicolon)" in the table correspond to comments in the program list, so they are actually game control devices.
〔変動パターンと振分値等〕
図31は、本発明の第1の実施の形態の変動パターンを説明する図であり、(A)は各変動パターンの当り時/はずれ時の振分値Fと期待度を表し、(B)は各変動パターンと変動パターン乱数の値との対応を表す。
[Variation patterns and allocation values, etc.]
FIG. 31 is a diagram for explaining the variation patterns of the first embodiment of the present invention, (A) represents the distribution value F and the degree of expectation at the time of hit / loss of each variation pattern, (B) represents the correspondence between each variation pattern and the value of the variation pattern random number.
図31(A)に示すように、変動パターンには通常変動及びリーチ変動A~Eの変動名があり、各変動パターンは対応する変動パターン番号を有する。また、各変動パターンには大当り期待度が規定されており、通常変動では期待度0%、リーチAでは期待度0.2%、リーチBでは期待度1.1%、リーチCでは期待度6.6%、リーチDでは63.1%、リーチEでは100%と、リーチA<リーチB<リーチC<リーチD<リーチEの順に期待度が高い。 As shown in FIG. 31(A), the fluctuation patterns have fluctuation names of normal fluctuation and reach fluctuation A to E, and each fluctuation pattern has a corresponding fluctuation pattern number. In addition, each variation pattern has a stipulated level of expectation for a big hit, with 0% expectation for normal variation, 0.2% for reach A, 1.1% for reach B, and 6 for reach C. 6%, 63.1% for reach D, 100% for reach E, and the expectations are high in the order of reach A < reach B < reach C < reach D < reach E.
変動パターン毎の振分値Fは、当り時用とはずれ時用とに別個に規定され、当り/はずれ変動パターン選択テーブルにおいて1バイトの圧縮振分コードfとして保持される(図30参照)。各振分値Fは変換式「F=4n×a」の結果に対応する値が設定される。 The allocation value F for each variation pattern is defined separately for winning and losing, and is held as a 1-byte compressed allocation code f in the winning/losing variation pattern selection table (see FIG. 30). Each distribution value F is set to a value corresponding to the result of the conversion formula "F=4 n ×a".
図31(B)では、各変動パターンに対応する変動パターン乱数の値を示す。変動パターン乱数は入賞時に取得し(S1223)、当り/はずれに関わらず同一の乱数を用いる。例えば、遊技制御装置100は、入賞時に値が「1300」の変動パターン乱数を取得すると、変動表示ゲームの結果がはずれの場合には通常変動を取得するが、変動表示ゲームの結果が当りの場合にはリーチDを取得する。
FIG. 31(B) shows the value of the variation pattern random number corresponding to each variation pattern. A variation pattern random number is acquired at the time of winning (S1223), and the same random number is used regardless of whether the player wins or loses. For example, when the
〔変換式及び振分値の特性〕
次に、変換式及び振分値「F」の特性について説明する。図32は、bを4とした場合の圧縮振分コードが表現可能な最小値と最大値を表す図であり、(A)は振分値の最小値、(B)は振分値の最大値を表す。
[Characteristics of conversion formula and distribution value]
Next, the conversion formula and the characteristics of the apportionment value "F" will be described. FIG. 32 is a diagram showing the minimum and maximum values that can be represented by the compressed distribution code when b is 4, where (A) is the minimum distribution value and (B) is the maximum distribution value. represents a value.
図32(A)(B)に示すように、振分値Fの最小値は「1」であり、最大値は「4032」である。1バイトでは通常は255までの値が表現可能であるが、本発明の第1の実施の形態のb=4の変換式では、1バイトで最大4032まで表現可能となる。このように、2バイトでなければ表現できない255以上の値も圧縮振分コードであれば、1バイトで表現可能であり、記憶容量を削減する効果を有する。 As shown in FIGS. 32A and 32B, the distribution value F has a minimum value of "1" and a maximum value of "4032". One byte can normally represent up to 255 values, but in the conversion formula for b=4 in the first embodiment of the present invention, one byte can represent up to 4032 values. In this way, a value of 255 or more, which cannot be expressed in only two bytes, can be expressed in one byte if it is a compression distribution code, which has the effect of reducing the storage capacity.
ただし、変換式の特性上、64以上252未満の値であって4の倍数ではない値は算出することができない。同様に、253以上1008未満の値であって16の倍数ではない値は算出することができない。しかし、本実施形態では、次の説明するように、変動パターンを選択する場合に大きな不都合は生じない。 However, due to the characteristics of the conversion formula, values that are 64 or more and less than 252 and that are not multiples of 4 cannot be calculated. Similarly, a value greater than or equal to 253 and less than 1008 and not a multiple of 16 cannot be calculated. However, in this embodiment, as will be described below, there is no big problem when selecting a variation pattern.
図33は、圧縮振分コードが表現可能な値を帯状に表した図である。帯の右側の縦の破線は、4032の中央値を示す。 FIG. 33 is a diagram showing values that can be represented by a compressed distribution code in a belt shape. The vertical dashed line on the right side of the band indicates the 4032 median.
図33に示すように、本発明の第1の実施の形態では、圧縮振分コードは、値の範囲全体を均一に圧縮するのではなく、小さな値の方が細かく設定可能となるように圧縮している。具体的には、中央値よりも大きな値では、64刻みの値しか設定できないが、中央値よりも小さな値である1~63は1刻みの値を、64~252は4刻みの値を設定可能であり、小さな値の方がより細かな振り分け設定が可能となっている。 As shown in FIG. 33, in the first embodiment of the present invention, compression distribution codes are not compressed uniformly over the entire range of values, but are compressed so that smaller values can be set more finely. is doing. Specifically, values larger than the median can only be set in increments of 64, but values smaller than the median, 1 to 63, are set in increments of 1, and 64 to 252 are set in increments of 4. A smaller value enables finer distribution settings.
例えば、振分値Fが1の場合(F=40×1)と2の場合(F=40×2)とを比較すると、振り分け率がそれぞれ1/2000又は2/2000となり、振分値Fの値が1異なるだけで該当する変動パターンの出現率が2倍に変化してしまうため、遊技性能に大きな違いが生じてしまう。それに対し、例えば、振分値Fが1472の場合(F=43×23)と1536の場合(F=43×24)とを比較すると、振り分け率がそれぞれ1472/2000又は1536/2000となり、これにより生じる変動パターンの出現率の差異は微差であるため遊技性能に大きな影響はない。つまり、小刻みな設定が必要となる小さな値に対しては細かく設定可能とする形式で、圧縮振分コードは設けられている。 For example, when the distribution value F is 1 (F=4 0 ×1) and 2 (F=4 0 ×2), the distribution ratios are 1/2000 and 2/2000, respectively. Since the appearance rate of the corresponding variation pattern is doubled when the value F is different by one, the game performance is significantly different. On the other hand, for example, when the distribution value F is 1472 (F=4 3 ×23) and 1536 (F=4 3 ×24), the distribution ratios are 1472/2000 and 1536/2000, respectively. Since the difference in appearance rate of the variation pattern caused by this is very small, it does not greatly affect the game performance. In other words, the compression distribution code is provided in a format that allows fine setting for small values that require setting in small increments.
遊技機における遊技では、超プレミアムリーチとして稀にしか実行されない変動パターン(例えば、稀にしか登場しないレアキャラ)や、はずれ変動のように高頻度で実行される変動パターンに基づいて変動表示ゲームが実行される。本実施形態では、値が小さいほど所定の範囲内で設定可能な値の数を多くすることにより、振分値を1バイトに圧縮しながら、実行頻度の低い変動パターンについては細かく振り分け可能とし、実行頻度の高い変動パターンについては精度を大きく低下させることなく振り分け可能としている。 In games on amusement machines, fluctuation display games are executed based on fluctuation patterns that are rarely executed as ultra-premium reach (for example, rare characters that rarely appear) and fluctuation patterns that are executed frequently such as loss fluctuations. be done. In this embodiment, by increasing the number of values that can be set within a predetermined range as the value is smaller, while compressing the distribution value to 1 byte, it is possible to finely distribute fluctuation patterns with low execution frequency, Fluctuation patterns with a high execution frequency can be sorted without significantly lowering accuracy.
また、従来2バイトで表現していた振分値を1バイトの圧縮振分コードに置き換えても、1から63までは全ての値を振分値に設定できるため、従来設定されていた振分値を変更することなく細かな振り分けを行うことが可能となっている。 In addition, even if the conventional 2-byte distribution value is replaced with a 1-byte compressed distribution code, all values from 1 to 63 can be set as the distribution value. It is possible to perform fine distribution without changing the value.
図34は、本発明の第1の実施の形態の変動パターン選択テーブル(A)と従来の変動パターン選択テーブル(B)とを対比するために表す図である。(B)の1列目の「DW(Define Word)」は、2バイトの定数が定義されていることを示す。 FIG. 34 is a diagram for comparison between the fluctuation pattern selection table (A) of the first embodiment of the present invention and the conventional fluctuation pattern selection table (B). "DW (Define Word)" in the first column of (B) indicates that a 2-byte constant is defined.
従来の変動パターン選択テーブルに書き込まれる振分値は、バイナリデータとしてそのまま値を取得できるが、本実施形態の振分値(圧縮振分コード)でも63よりも小さい値は、bn=1(n=1)であるため、そのまま値を取得することができる。例えば、振分値が1及び19の場合には、従来の振分値の上位8ビットはすべて「0」であり、従来の振分値の下位8ビットと、本願の圧縮振分コードは同じビットデータである。 The distribution value written in the conventional fluctuation pattern selection table can be obtained as it is as binary data, but even in the distribution value (compressed distribution code) of this embodiment, a value smaller than 63 is b n = 1 ( n=1), the value can be obtained as it is. For example, when the distribution values are 1 and 19, the upper 8 bits of the conventional distribution value are all "0", and the lower 8 bits of the conventional distribution value and the compression distribution code of the present application are the same. Bit data.
このように、小さな値(1~63)の振分値であれば、ビットデータを変更することなく1単位(圧縮振分コードの下位6ビット)で表現することが可能である。 In this way, if the allocation value is a small value (1 to 63), it is possible to express it in one unit (the lower 6 bits of the compressed allocation code) without changing the bit data.
〔第1の実施の形態の効果〕
以上のように、本発明の第1の実施の形態によれば、先読み時の大当り判定によって得られた判定結果が「高確率時のみの大当り」である場合であって、判定対象の保留記憶よりも先に通常大当りがある場合には、先読み演出を実行しない。そのため、先読み時の事前判定の結果に基づく先読み演出と、実際の変動内容とに矛盾が生じない。また、確率状態によっては、事前の判定と判定結果が変わってしまうおそれのある場合でも、先読み演出と、実際の変動内容とに矛盾が生じない。
[Effects of the first embodiment]
As described above, according to the first embodiment of the present invention, when the judgment result obtained by the judgment of the big hit at the time of prefetching is "a big hit only at the time of high probability", the pending storage of the judgment object If there is a normal big hit before, the look-ahead performance is not executed. Therefore, there is no contradiction between the look-ahead effect based on the result of preliminary determination at the time of look-ahead and the actual variation. In addition, even if there is a possibility that the judgment result may differ from the judgment made in advance depending on the probability state, there is no contradiction between the look-ahead effect and the actual fluctuation content.
また、本発明の第1の実施の形態によれば、従来は256以上の値の振分値を設定するために2バイト以上を要していた振分値を圧縮振分コードとして圧縮することで、1バイトの容量でも2バイトの値に近似して表現することができる。そのため、振分値を記憶するROMの容量を削減することが可能である。 Further, according to the first embodiment of the present invention, the distribution value, which conventionally required 2 bytes or more to set a distribution value of 256 or more, can be compressed as a compressed distribution code. Therefore, even a 1-byte capacity can be expressed by approximating a 2-byte value. Therefore, it is possible to reduce the capacity of the ROM that stores the distribution values.
また、圧縮された振分値を算出する式は、算出値が小さいほど小さな間隔で算出できるため、値の小さい振分値を詳細に設定可能である。また、一方で大きな値も算出できるため、大きな振分値も設定可能である。そのため、出現率の極めて低い演出も出現率の高い演出も同一の圧縮コードで効果的に設定することができる。上述のとおり、小さな値では振分値がひとつ異なるだけでも振分率に大きな影響が生じてしまうが、大きな値の場合は振分値に若干の差があっても振分率に大きな影響は生じない。具体的には、1/2000が2/2000となると振り分けの精度が半減するが、1472/2000が1536/2000となっても振り分けの精度に大差はなく、例えば、全体を8刻みで均一に圧縮するよりも、所定の範囲で細かく設定可能な圧縮コードであるほうが遊技機の制御に利用する場合により適している。 In addition, since the expression for calculating the compressed distribution value can be calculated at smaller intervals as the calculated value is smaller, it is possible to set the distribution value with a small value in detail. On the other hand, since a large value can also be calculated, a large distribution value can also be set. Therefore, the same compression code can be used to effectively set an effect with an extremely low appearance rate and an effect with a high appearance rate. As mentioned above, with small values, even a single difference in the distribution value will have a large impact on the distribution ratio, but with a large value, even if there is a slight difference in the distribution value, the distribution ratio will not be greatly affected. does not occur. Specifically, when 1/2000 becomes 2/2000, the accuracy of distribution is halved, but even if 1472/2000 becomes 1536/2000, there is no big difference in the accuracy of distribution. Compression codes that can be finely set within a predetermined range are more suitable for use in controlling game machines than compression.
(第1の実施の形態の変形例1)
第1の実施の形態では、1バイトの圧縮振分コードを第1ビット(上位2ビット)及び第2ビット(下位6ビット)に分けて変換式に代入し、振分値を算出した。これに対して、変形例1では、圧縮振分コードの各ビットを分けずに振分値を算出する。
(
In the first embodiment, the 1-byte compressed distribution code is divided into the first bits (higher 2 bits) and the second bits (lower 6 bits) and substituted into the conversion formula to calculate the distribution value. On the other hand, in
以下、第1の実施の形態の変形例1について図35から図38を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
〔圧縮振分コード変換処理2〕
図35は、本発明の第1の実施の形態の変形例1の圧縮振分コード変換処理2の手順を示すフローチャートである。
[Compression Distribution Code Conversion Processing 2]
FIG. 35 is a flow chart showing the procedure of compression distribution
圧縮振分コード変換処理2は、圧縮振分コードの値「f」が所定の範囲の値である場合には、fから200を減算し、所定の範囲の値ではない場合には、fに10を積算して振替値「F」を算出する処理である。なお、減算する値及び積算する値は、それぞれ任意の値を設定可能である。
Compressed distribution
遊技制御装置100は、まず、S1504又はS1508で取得した圧縮振分コードの値「f」をチェックし(S3501)、fが201から255の範囲の値であるかを判定する(S3502)。値「f」は圧縮振分コードのビットデータをバイナリデータとしてそのまま値を取得する。
The
fが201から255ではない場合には(S3502の結果が「N」)、遊技制御装置100は、fに10を積算した値を振分値「F」として算出する(S3503)。一方、fが201から255である場合には(S3502の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、fから200を減算した値を振分値「F」として算出する(S3504)。
When f is not from 201 to 255 (the result of S3502 is "N"), the
次に、遊技制御装置100は、算出したFを振分値に設定し(S1606)、本処理を終了する。なお、S3501、S3502及びS3503の処理に代えて、fが所定の範囲の値の場合には、F=fとし、fが所定の範囲の値ではない場合には、fに任意の数値を演算してFを算出するようにしてもよい。
Next, the
図36は、本発明の第1の実施の形態の変形例1の圧縮振分コードの値「f」と振分値算出法及び振分値「F」の対応をまとめた図である。
FIG. 36 is a diagram summarizing the correspondence between the compressed distribution code value "f", the distribution value calculation method, and the distribution value "F" in
圧縮振分コードの値「f」は、1から255の値をとる。fが1から200である場合には、fに10を積算するため、振分値「F」は10から2000の範囲において10刻みで算出される。また、fが201から255である場合には、fから200を減算するため、振分値「F」は1から55の範囲において1刻みで算出される。 The compressed distribution code value “f” takes a value from 1 to 255. When f is 1 to 200, f is multiplied by 10, so the distribution value "F" is calculated in steps of 10 within the range of 10 to 2000. Also, when f is between 201 and 255, 200 is subtracted from f, so the apportionment value "F" is calculated in the range of 1 to 55 in increments of one.
図37は、本発明の第1の実施の形態の変形例1の変動パターン選択テーブルを説明する図であり、(A)は抽選結果が大当りの場合に選択される当り変動パターン選択テーブル、(B)は抽選結果がはずれの場合に選択されるはずれ変動パターン選択テーブルである。
FIG. 37 is a diagram for explaining the variation pattern selection table of
本実施例の振分値「F」の算出法は、テーブル中の「;(セミコロン)」の右側に記された変換式の計算に示すように、遊技機の開発者は圧縮振分コードから振分値「F」を容易に算出することができる。 The calculation method of the distribution value "F" in this embodiment is as shown in the calculation of the conversion formula written on the right side of "; (semicolon)" in the table. The distribution value "F" can be easily calculated.
図38は、本発明の第1の実施の形態の変形例1の圧縮振分コードが表現可能な値を説明する図である。
38A and 38B are diagrams for explaining values that can be expressed by the compression distribution code according to
図38に示すように、振分値「F」は1から55まで1刻みで設定可能であり、実行頻度の低い変動パターンについては細かく振り分け可能である。また60から2000までは10刻みで設定可能であるため、本発明の第1の実施の形態と比較して、小さい間隔で振分値の設定が可能である。 As shown in FIG. 38, the distribution value "F" can be set from 1 to 55 in increments of 1, and fluctuation patterns with low execution frequency can be finely distributed. In addition, since 60 to 2000 can be set in increments of 10, it is possible to set distribution values at smaller intervals than in the first embodiment of the present invention.
〔第1の実施の形態の変形例1の効果〕
以上のように、本発明の第1の実施の形態の変形例1によれば、振分値「F」を1/10に圧縮して記憶容量を削減しつつ、Fが小さな値(1~55)である場合には、振分値を細かく設定可能である。
[Effect of
As described above, according to the first modification of the first embodiment of the present invention, the allocation value "F" is compressed to 1/10 to reduce the storage capacity, while F is a small value (1 to 55), the apportionment value can be finely set.
また、上述のとおり、圧縮状態のコード(圧縮振分コード)から振分値「F」の算出が容易である。 Further, as described above, it is easy to calculate the allocation value "F" from the compressed code (compressed allocation code).
(第1の実施の形態の変形例2)
第1の実施の形態では、変動パターン選択テーブルに、変動パターン番号を重複せずに配置した。これに対して、第1の実施の形態の変形例2では、一の判定結果に複数の振分値を設定可能とすることで、つまり、変動パターン選択テーブルに同一番号の変動パターン番号を複数の振分値に設定可能とすることで、きめ細かな振分値の設定及び振分処理を可能とする。
(
In the first embodiment, the variation pattern numbers are arranged in the variation pattern selection table without duplication. On the other hand, in the second modification of the first embodiment, a plurality of distribution values can be set for one determination result, that is, a plurality of variation pattern numbers with the same number are stored in the variation pattern selection table. can be set to the distribution value, it is possible to finely set the distribution value and perform the distribution process.
以下、第1の実施の形態の変形例2について図39から図41を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
図39は、本発明の第1の実施の形態の変形例2のはずれ変動パターン選択テーブルを説明する図である。本実施例では、振分値の算出は、変換式「F=bn×a」を用いる。また、圧縮値振分処理は、図15を参照し、圧縮振分コード変換処理は、図16を参照する。
FIG. 39 is a diagram illustrating a deviation variation pattern selection table according to
図39のテーブルの1段目及び2段目を参照すると、ともに「01」の変動パターン番号が配置されている。このように、同一の変動パターン番号の複数段にわたる配置が本実施例の特徴である。 Referring to the first and second rows of the table in FIG. 39, the variation pattern number "01" is arranged. In this manner, the arrangement of the same variation pattern number over a plurality of stages is a feature of this embodiment.
1段目の振分値は1472であるため、例えば、変動パターン乱数の値が1471の場合には、1段目での計算(1471-1472=-1)がマイナスとなり(S1507)、遊技制御装置100は、当該変動パターン乱数から「01」の変動パターン番号を取得する。
Since the distribution value of the first stage is 1472, for example, if the value of the variation pattern random number is 1471, the calculation in the first stage (1471-1472=-1) becomes negative (S1507), game control The
また、例えば、変動パターン乱数の値が1473の場合には、選択値は1段目での計算(1473-1472=1)ではマイナスにならないが、2段目での計算(1-28=-27)においてマイナスになるため(S1504~1508)、遊技制御装置100は、2段目の変動パターン番号「01」を取得する。
Also, for example, when the value of the variation pattern random number is 1473, the selection value does not become negative in the calculation in the first stage (1473-1472=1), but in the calculation in the second stage (1-28=- 27) becomes negative (S1504 to 1508), the
このように、値が0~1499の変動パターン乱数に対して、変動パターン番号「01」を振り分けることができる。つまり、変換式では1500を算出できないが、変換式の算出可能な値である1472と28とを合計することで、1500の振分値を設定可能とする。中でも、下位6ビットは1~63の範囲の値をとるため、1~63の任意の値を2段目に配置することができる。そのため、変換式の算出値が64間隔であっても、1~63の任意の値を2段目に配置することによって、算出不可能な範囲(例えば、1473から1535の範囲)に、1刻みで振分値の設定が可能となる。 In this way, the variation pattern number “01” can be assigned to variation pattern random numbers with values from 0 to 1499. FIG. That is, although 1500 cannot be calculated by the conversion formula, by adding 1472 and 28, which are values that can be calculated by the conversion formula, a distribution value of 1500 can be set. Among them, since the lower 6 bits take values in the range of 1 to 63, any value in the range of 1 to 63 can be arranged in the second stage. Therefore, even if the calculated value of the conversion formula is an interval of 64, by placing any value from 1 to 63 in the second stage, the range that cannot be calculated (for example, the range from 1473 to 1535) can be added in increments of 1 You can set the distribution value with .
図40は、本発明の第1の実施の形態の変形例2の振分値の設定可能な値を説明する図として、1472を起点として振分値の設定可能な値を示す図である。
FIG. 40 is a diagram illustrating settable values of the distribution value with 1472 as a starting point, as a diagram for explaining settable values of the distribution value in
図40に示す、1472から1536へと向かう上側の矢印は、本発明の第1の実施の形態における振分値の設定可能な値が64刻みであり、1473~1535へは設定不能であることを示す。これに対して図40の下側の3本の矢印は、本実施例において、1472から1刻みで任意の値を設定可能であることを示す。 The upper arrow from 1472 to 1536 shown in FIG. 40 indicates that the settable value of the apportionment value in the first embodiment of the present invention is 64 increments and cannot be set to 1473 to 1535. indicates On the other hand, the three arrows on the lower side of FIG. 40 indicate that arbitrary values can be set from 1472 in increments of 1 in this embodiment.
このように、振分値として、1472から1536までの値のみならず、1から最大値までの値において、1刻みで任意の値を設定可能である。そのため、任意の振り分け率を正確に実現できる。 In this way, as the distribution value, not only values from 1472 to 1536 but also values from 1 to the maximum value can be set in increments of one. Therefore, an arbitrary allocation rate can be accurately realized.
図41は、本発明の第1の実施の形態の変形例2の圧縮振分コードの構成例を表す図であり、(A)は第1ビット(n)が上位2ビット、第2ビット(a)が下位6ビットで構成される図、(B)は第1ビット(n)が上位1ビット、第2ビット(a)が下位7ビットで構成される図である。
FIG. 41 is a diagram showing a configuration example of a compression distribution code according to
図41(A)に示すように、2ビット+6ビットでは、第1ビット(a)は0~63の範囲の値をとるため、図40の下側の矢印のとおり、b0×aが64間隔の算出不可能な範囲を補う働きをする。 As shown in FIG. 41A, in 2 bits+6 bits, the first bit (a) takes a value in the range of 0 to 63, so b 0 ×a is 64 as indicated by the lower arrow in FIG. It serves to compensate for the uncomputable range of intervals.
次に、図41(B)に示す、1ビット+7ビットでは、第1ビット(a)は0~127の範囲の値をとるため、b=128とする変換式においてb0×aは128間隔の算出不可能な範囲を補う働きをする。つまり、b=128では、1280×a(aは1~127)を2段目に配置すれば、1から16256まで全て1刻みで振分値の設定が可能となる。 Next, in the case of 1 bit+7 bits shown in FIG. 41(B), the first bit (a) takes a value in the range of 0 to 127, so in the conversion formula where b=128, b 0 ×a is 128 intervals. It works to compensate for the incalculable range of . In other words, when b=128, if 128 0 ×a (where a is 1 to 127) is placed in the second stage, it is possible to set the distribution values from 1 to 16256 in increments of 1.
「bnの最大値」(例えば、43=64)は、変換式における算出値の最大間隔(1刻み、4刻み、16刻み、64刻みのうちの最大値である64刻み)である。そのため、間隔を補う働きをする「aの最大値+1」が「bnの最大値」と等しいか大きい場合には、1からbnの最大値まで1刻みで振分値の設定が可能である。 The “maximum value of b n ” (for example, 4 3 =64) is the maximum interval of calculated values in the conversion formula (64 steps, which is the maximum value among 1 step, 4 steps, 16 steps, and 64 steps). Therefore, if the "maximum value of a + 1", which works to compensate for the gap, is equal to or greater than the "maximum value of bn ", it is possible to set the distribution value from 1 to the maximum value of bn in increments of 1. be.
つまり、1ビット+7ビットでは、1<b≦128と設定することで、1から最大値である16256まで1刻みで振分値の設定が可能であり、2ビット+6ビットでは、1<b≦4と設定することで、1から最大値である4032まで1刻みで振分値の設定が可能となる。特に、「bnの最大値=aの最大値+1」の場合には、変換式で算出可能な最大値までを、最大でも2段配置すれば、1刻みで設定可能である。 That is, for 1 bit + 7 bits, by setting 1 < b ≤ 128, it is possible to set the distribution value from 1 to the maximum value of 16256 in increments of 1, and for 2 bits + 6 bits, 1 < b ≤ By setting it to 4, it is possible to set the distribution value from 1 to 4032, which is the maximum value, in increments of 1. In particular, in the case of "maximum value of bn = maximum value of a+1", the maximum value that can be calculated by the conversion formula can be set in increments of 1 by arranging at most two stages.
このように、2段配置においては、「bnの最大値≦aの最大値+1」となるように第1ビットと第2ビットとを分け、bに任意の値を設定することで、1からbnの最大値まで1刻みで振分値の設定が可能である。 In this way, in the two-stage arrangement, the first bit and the second bit are divided so that "the maximum value of b n ≤ the maximum value of a + 1", and by setting an arbitrary value to b, 1 to the maximum value of b n in increments of one.
さらに、同一の変動パターン番号の振分値を2段配置に限定せずに、多段配置としてもよい。例えば、2ビット+6ビットでのb=64とした場合には、変換式「64n×a」の643×aの間隔において、642×aが4096刻みで、641×aが64刻みで、640×aが1刻みで、当該間隔を補うことができる。そのため、同一の変動パターン番号の振分値を2段、3段、4段と配置することで、1から16515072(643×63)までの値を1刻みに設定可能である。なお、16515072をバイナリデータとして表すと3バイトが必要である。 Furthermore, the apportionment values for the same variation pattern number may be arranged in multiple stages instead of being limited to the two-stage arrangement. For example, when b=64 in 2 bits + 6 bits, 64 2 ×a is 4096 increments and 64 1 ×a is 64 increments in the interval of 64 3 ×a in the conversion formula “64 n ×a”. , 64 0 ×a is incremented by 1, and the interval can be compensated for. Therefore, by arranging the distribution values of the same variation pattern number in two stages, three stages, and four stages, values from 1 to 16515072 (64 3 ×63) can be set in increments of one. It should be noted that if 16515072 is expressed as binary data, 3 bytes are required.
〔第1の実施の形態の変形例2の効果〕
以上のように、本発明の第1の実施の形態の変形例2によれば、変換式が算出できない値でもテーブル内に同一の変動パターン番号の振分値を複数段に配置することで、精度の高い振り分けを実現することができる。
[Effect of
As described above, according to Modified Example 2 of the first embodiment of the present invention, by arranging the distribution values of the same variation pattern number in a plurality of stages in the table even if the conversion formula cannot be calculated, High-precision sorting can be realized.
特に、「bnの最大値=aの最大値+1」とすると、1段で表現しきれなかった値の間隔を2段目で補うのに好適となる。 In particular, if "maximum value of bn = maximum value of a+1" is set, it is suitable for compensating for the interval of values that cannot be expressed in one stage in the second stage.
このように、本実施例では、振分値全体を2バイトで構成するよりは、必要な箇所のみ2段(2バイト)とするだけなので、全体的な記憶容量を抑えつつ、任意の振分率を正確に実現できるようになる。つまり、変換式「F=4n×a」では表せない振分値を設定したい箇所だけを2段(計2バイト)とすることで、全てを2バイトの振分値とした場合に比べて記憶容量を削減しつつ、第1の実施の形態と共通のモジュールを使用して、より詳細に所望の振分値を設定することができる。 As described above, in this embodiment, rather than configuring the entire distribution value with 2 bytes, only the necessary portions are set to 2 stages (2 bytes). rate can be achieved accurately. In other words, by using two stages (total of 2 bytes) where you want to set a distribution value that cannot be represented by the conversion formula "F = 4 n × a", compared to the case where all of the distribution values are 2 bytes. While reducing the storage capacity, it is possible to set the desired distribution values in more detail by using the same modules as in the first embodiment.
なお、本実施例において、圧縮振分コード変換処理を圧縮振分コード変換処理2にかえて実行してもよい。
In this embodiment, the compressed distribution
(第1の実施の形態の変形例3)
第1の実施の形態の変形例2では、テーブルに同一の変動パターン番号の振分値を複数段配置した。これに対して、第1の実施の形態の変形例3では、変換式で算出できない値を振分値に設定したい場合には、本来の振分値よりも大きな値を示す圧縮振分コードをテーブルの最下段に配置する。
(
In the
以下、第1の実施の形態の変形例3について図42から図43を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
図42は、本発明の第1の実施の形態の変形例3のはずれ変動パターン選択テーブルである。最上段の変動パターン番号が「01」ではなく「02」であり、「01」は最下段に配置されている点が、本実施例の特徴である。
FIG. 42 is a deviation variation pattern selection table of
変動パターン番号「01」に振り分けたい本来の振分値は1500であるが、変換式から1500は算出できない。そのため、変動パターン番号「02」から「05」を「01」よりも先に振り分け、「02」から「05」の振分値の合計をもって「01」を振り分ける仕組みとする。 The original allocation value to be allocated to the variation pattern number "01" is 1500, but 1500 cannot be calculated from the conversion formula. Therefore, the fluctuation pattern numbers "02" to "05" are distributed before "01", and "01" is distributed based on the sum of the distribution values of "02" to "05".
図42に示すように、変動パターン番号「02」から「05」の振分値の合計は500である。圧縮振分処理のループ処理(図15参照)において、変動パターン乱数の値が500未満のものは、「02」から「05」のいずれかに振り分けられ、変動パターン乱数の値が500を超えるものは、「01」に振り分けられる。 As shown in FIG. 42, the sum of distribution values of variation pattern numbers “02” to “05” is 500. In the compression distribution processing loop processing (see FIG. 15), those with a fluctuation pattern random number value of less than 500 are distributed to any of "02" to "05", and those with a fluctuation pattern random number value exceeding 500 is distributed to "01".
図43は、本発明の第1の実施の形態の変形例3の変動パターン番号と変動パターン乱数の値との対応を表す図である。
FIG. 43 is a diagram showing correspondence between variation pattern numbers and values of variation pattern random numbers in
これまでの本発明の第1の実施の形態から変形例2の実施例までと異なり、変動パターン番号「01」に対応する変動パターン乱数の値は、500~1999の値に設定される。ここで、実際の振り分け数は1500であるが、振分値Fは1536である。振分値Fが振り分け数よりも大きいのは、S1507の処理で変動パターン番号「01」に該当する選択値を全てマイナスにするためであり、振分値と実際の振り分け数とは必ずしも同じ値である必要はない。 Unlike the first embodiment of the present invention up to the second modification, the value of the variation pattern random number corresponding to the variation pattern number "01" is set to a value of 500-1999. Here, the actual distribution number is 1,500, but the distribution value F is 1,536. The reason why the distribution value F is larger than the distribution number is that all the selected values corresponding to the variation pattern number "01" are made negative in the process of S1507, and the distribution value and the actual distribution number are not necessarily the same value. does not have to be
このように、変動パターン番号「02」、「03」、「04」、「05」には変換式で算出できる任意の値の振分値を設定し、「01」の振分値には実際の振り分け数よりも大きい値を設定してテーブルの最下段に配置することで、遊技制御装置100は、取得した変動パターン乱数から各変動パターン番号へと正確に振り分けることができる。
In this way, the fluctuation pattern numbers "02", "03", "04", and "05" are set to any value that can be calculated by the conversion formula, and the distribution value of "01" is the actual By setting a value larger than the allocation number and arranging it at the bottom of the table, the
〔第1の実施の形態の変形例3の効果〕
以上のように、本発明の第1の実施の形態の変形例3によれば、変換式では算出できない振り分け数であっても、変動パターン選択テーブルの最下段に実際の振り分け数(変動パターン乱数の上限値)よりも大きな振分値として配置することで、記憶容量を削減しつつ、正確な振り分けが可能である。
[Effects of
As described above, according to the third modification of the first embodiment of the present invention, even if the distribution number cannot be calculated by the conversion formula, the actual distribution number (fluctuation pattern random number (upper limit of )), accurate allocation is possible while reducing the storage capacity.
なお、本実施例において、圧縮振分コード変換処理を圧縮振分コード変換処理2にかえて実行してもよい。
In this embodiment, the compressed distribution
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、特定遊技状態の直前においても特図1及び特図2の先読み演出が実行可能な場合があった。これに対して、第2の実施の形態では、特定遊技状態(時短遊技状態、普電サポート状態)となることが事前に分かっている場合において、特図2の先読み演出のみを実行可能とする。
(Second embodiment)
In the first embodiment, there was a case where the special figure 1 and the special figure 2 look-ahead effect can be executed even immediately before the specific game state. On the other hand, in the second embodiment, when it is known in advance that it will be in a specific game state (time-saving game state, general electric support state), it is possible to execute only the look-ahead effect of special figure 2 .
また、第1の実施の形態では、判定対象の保留記憶が高確率時のみの大当りであって、当該判定対象の保留記憶よりも先に通常大当りの保留記憶がある場合には、先読み演出を禁止した。これに対して、第2の実施の形態では、当該先読み演出の禁止に加えて、大当り入賞フラグがオンである間(先の保留に大当りがある、又は、大当りとなる変動表示ゲームを実行中)は、特図1の先読み演出を禁止する。 In addition, in the first embodiment, when the pending memory to be determined is a jackpot only at the time of high probability, and there is a pending memory of a normal jackpot prior to the pending memory to be determined, a look-ahead effect is performed. Banned. On the other hand, in the second embodiment, in addition to the prohibition of the look-ahead effect, while the jackpot winning flag is on ) prohibits the look-ahead effect of special figure 1.
特図2の変動表示ゲームを優先して実行する遊技機にあっては、特図1の保留記憶に大当りの保留記憶があり、かつ、大当りを事前報知する場合であっても、特図2保留数が「0」になって、大当りである特図1の変動表示ゲームが実行されない限り特別遊技状態に遷移しない。そのため、特図2を優先消化する遊技機の場合には、事前報知に関する知識のある遊技者は、特定遊技状態が開始したとしても、特図1の大当りとなる変動表示ゲームを実行させるために特図2の始動記憶を発生させない、という判断を行うことができる。一方、事前報知に関する知識がない遊技者は、特定遊技状態が開始したことにより第2始動入賞口を狙って遊技球を発射させ、特図2の始動記憶を発生させてしまうので、特図1の始動記憶が後回しにされ、すぐには消化され難くなる。特に、特定遊技状態の開始後、所定回転数以内に発生した大当りは有利な大当りとする遊技機の場合、事前報知に関する知識の有無によっては、遊技者間に不平等が生じることとなる。かかる不平等を解消するために、本実施形態では、大当り発生前の特図1の先読み演出の実行を禁止することを特徴とする。 In the gaming machine that preferentially executes the variable display game of special figure 2, even if the reserved memory of special figure 1 has a big hit pending memory and the big hit is notified in advance, special figure 2 The state does not transition to the special game state unless the reserved number becomes "0" and the variation display game of special figure 1, which is a big hit, is executed. Therefore, in the case of a gaming machine that preferentially consumes the special figure 2, a player who has knowledge about the advance notification can execute the variation display game that will be the big hit of the special figure 1 even if the specific game state starts. It is possible to make a judgment that the starting memory of special figure 2 is not generated. On the other hand, a player who has no knowledge about advance notification shoots a game ball aiming at the second start winning opening due to the start of the specific game state, and generates the start memory of special figure 2, so special figure 1 The starting memory of the food is put on the back burner and becomes difficult to digest quickly. In particular, in the case of a gaming machine in which a big win that occurs within a predetermined number of revolutions after the start of a specific game state is an advantageous big win, inequality occurs among players depending on whether or not they have knowledge of prior notification. In order to eliminate such inequality, this embodiment is characterized by prohibiting the execution of the prefetch effect of the special figure 1 before the occurrence of the big hit.
以下、第2の実施の形態について図44から図52を参照して説明する。なお、第1の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。 A second embodiment will be described below with reference to FIGS. 44 to 52. FIG. Descriptions of items common to the first embodiment will be omitted, and only different items will be described.
〔特図保留情報判定処理〕
図44は、本発明の第2の実施の形態の特図保留情報判定処理の手順を示すフローチャートである。
[Special Figure Reservation Information Judgment Process]
FIG. 44 is a flow chart showing the procedure of the special figure reservation information determination process according to the second embodiment of this invention.
本発明の第2の実施の形態の特図保留情報判定処理は、所定の遊技状態において、特図1の先読み演出を実行しない。 The special figure reservation information determination process of the second embodiment of the present invention does not execute the look-ahead effect of the special figure 1 in a predetermined game state.
遊技制御装置100は、まず、先読み演出を実行するか否かの対象となる保留記憶(始動記憶)が先読み演出を実行してよい条件を満たしているか否かをチェックする(S1301)。例えば、特別遊技状態では、特図1及び特図2の先読み演出を実行しない。次に、現在の遊技状態が特定遊技状態であるか否かを判定する(S4401)。
The
現在の遊技状態が特定遊技状態である場合には(S4401の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、対象となる保留記憶が特図1の保留記憶であるか否かを判定する(S4402)。特定遊技状態では、特図1の先読み演出を実行しないため、対象となる保留記憶が特図1の保留記憶である場合には(S4402の結果が「Y」)、本処理を終了する。
If the current game state is a specific game state (the result of S4401 is "Y"), the
一方、現在の遊技状態が特定遊技状態ではない場合(S4401の結果が「N」)、又は、現在の遊技状態が特定遊技状態である場合(S4401の結果が「Y」)かつ対象となる保留記憶が特図1の保留記憶ではない場合には(S4402の結果が「N」)、S1303以降の処理を実行する。 On the other hand, if the current gaming state is not a specific gaming state (the result of S4401 is "N"), or if the current gaming state is a specific gaming state (the result of S4401 is "Y") and the target hold If the storage is not the reserved storage of special figure 1 (the result of S4402 is "N"), the processing after S1303 is executed.
また、特図保留情報判定処理では、コマンド設定処理(S1318)の次に、事前報知設定処理(S4403)を実行する。事前報知設定処理は、大当り入賞フラグがオンである間(先の保留に大当りがある、又は、大当りとなる変動表示ゲームを実行中)は、特図1の先読み演出を実行しないように制御する処理である。 In addition, in the special figure reservation information determination process, the advance notification setting process (S4403) is executed next to the command setting process (S1318). The advance notification setting process controls not to execute the look-ahead effect of the special figure 1 while the jackpot winning flag is on (there is a jackpot in the previous hold or the variable display game that will be the jackpot is being executed). processing.
〔事前報知設定処理〕
図45は、本発明の第2の実施の形態の事前報知設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Advance notification setting process]
FIG. 45 is a flow chart showing the procedure of advance notification setting processing according to the second embodiment of this invention.
本発明の第2の実施の形態の事前報知設定処理は、判定対象の保留記憶が特図1であって、当該判定対象よりも先に大当りの保留記憶がある場合には、先読み演出実行コマンドを設定しない機能が、第1実施形態の事前報知設定処理(図21参照)に付加される。 In the advance notification setting process of the second embodiment of the present invention, the pending memory of the determination target is the special figure 1, and if there is a big hit pending memory before the determination target, the prefetching effect execution command is added to the prior notification setting process (see FIG. 21) of the first embodiment.
判定対象の保留記憶が高確率時のみの特定大当りではない場合(S2103の結果が「N」)、又は、特定大当りであっても、当該保留記憶よりも前に実行される特図1/特図2始動記憶領域に通常大当りの保留記憶がない場合には(S2104の結果が「N」)、先読み演出の対象が特図1であるか否かを判定する(S4501)。なお、S2103での判定は、マスク処理後での判定である。 If the pending memory to be determined is not a specific jackpot only at the time of high probability (the result of S2103 is "N"), or even if it is a specific jackpot, the special figure 1 / special that is executed before the pending memory If there is no normal jackpot pending storage in the start memory area of FIG. 2 (result of S2104 is "N"), it is determined whether or not the target of the look-ahead effect is special figure 1 (S4501). Note that the determination in S2103 is the determination after the mask processing.
先読み演出の対象が特図1である場合には(S4501の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、当該保留記憶よりも先に実行される変動表示ゲームに大当りの保留記憶があるか否かを判定する(S4502)。当該判定にあたっては、通常大当り、確変大当りのどちらでもよく、特定遊技状態が新たに開始される場合は、S4502の結果が「Y」となる。
When the target of the look-ahead effect is the special figure 1 (the result of S4501 is "Y"), the
当該保留記憶よりも先に実行される始動記憶領域に大当りの保留記憶がない場合には(S4502の結果が「N」)、遊技制御装置100は、先読み演出実行コマンドを設定する(S2105)。当該保留記憶よりも前の特図1始動記憶領域に大当りの保留記憶がある場合には(S4502の結果が「Y」)、特図1の先読み演出は実行しないため、先読み演出実行コマンドを設定せずに、本処理を終了する。
When there is no big hit pending memory in the starting memory area to be executed prior to the pending memory (the result of S4502 is "N"), the
このように、特図保留情報判定処理では、特定遊技状態中の特図1の先読み演出を実行しないように制御する。また、事前報知設定処理では、通常遊技中であっても先読み演出の対象となる特図1の保留記憶より先に実行される始動記憶領域に大当りの保留記憶がある場合には、特図1の先読み演出を実行しないように制御する。 Thus, in the special figure reservation information determination process, it is controlled not to execute the look-ahead effect of the special figure 1 during the specific game state. In addition, in the advance notification setting process, even during the normal game, if there is a big hit pending memory in the start storage area to be executed prior to the pending memory of the special figure 1 to be the target of the look-ahead effect, the special figure 1 control so as not to execute the look-ahead effect of
〔大当り終了処理〕
次に、前述した特図ゲーム処理における大当り終了処理の詳細について説明する。図46は、本発明の第2の実施の形態の大当り終了処理の手順を示すフローチャートである。
[Jackpot end processing]
Next, the details of the jackpot ending process in the above-described special game process will be described. FIG. 46 is a flow chart showing the procedure of the jackpot ending process according to the second embodiment of the present invention.
大当り終了処理では、特図普段処理を行うために必要な情報の設定等を行い、特に、特別遊技状態中に発生した大当りか否かによって時短遊技状態の終了までの回転数を設定する。そのため、大当り発生時の電サポ状態によって、新たに設定される時短の設定回数が異なるように制御される。 In the jackpot end processing, necessary information is set for performing the special normal processing, and in particular, the number of rotations until the end of the time-saving game state is set depending on whether or not the jackpot occurred during the special game state. Therefore, depending on the electric support state at the time of the occurrence of the big hit, it is controlled so that the number of newly set time saving setting times is different.
遊技制御装置100は、まず、普電サポートの有無、種類、回数等の情報を保持する確率変動判定フラグを確率変動判定フラグ領域からロードし(S4601)、確率変動判定フラグの値に基づく分岐処理を実行する(S4602)。
First, the
確率変動判定フラグの値が「0」である場合には、遊技制御装置100は、大当り終了設定処理1を実行する(S4603)。確率変動判定フラグの値が「0」の場合に設定される遊技状態は、特図低確率、普電サポート有りの時短遊技状態である。
When the value of the probability fluctuation determination flag is "0", the
確率変動判定フラグの値が「1」である場合には、遊技制御装置100は、大当り終了設定処理2を実行する(S4604)。確率変動判定フラグが「1」の場合に設定される遊技状態は、特図高確率、普電サポート有りの確変サポ有り状態(高サポ確変状態)である。
When the value of the probability fluctuation determination flag is "1", the
次に、遊技制御装置100は、大当り終了設定処理1又は2から復帰すると、確率変動判定フラグに対応する確率情報コマンドを準備し(S4605)、確率情報コマンドを演出制御装置300に送信するためのコマンド設定処理を実行する(S4606)。
Next, when returning from the jackpot
確率情報コマンドは、特別遊技状態終了後に確変状態にするか否かを示すコマンドである。遊技制御装置100が低確率情報コマンドを演出制御装置300に送信する場合には、コマンド送信領域の上位バイトであるMODE部には「A0h」を準備し、下位バイトであるACTION部には「01h」を準備する。高確率情報コマンドを演出制御装置300に送信する場合には、MODE部には「A0h」を準備し、ACTION部には「02h」を準備する。
Probability information command is a command indicating whether or not to change probability state after the end of the special game state. When the
次に、遊技制御装置100は、特図普段処理移行設定処理2を実行し(S4607)、本処理を終了する。特図普段処理移行設定処理2では、特図普段処理に係る処理番号「0」、大入賞口不正監視期間を規定するフラグ(大入賞口不正監視情報)等を設定する処理を行う。
Next, the
〔大当り終了設定処理〕
次に、上述した大当り終了処理における大当り終了設定処理の詳細について説明する。図47Aは、本発明の第2の実施の形態の大当り終了設定処理1の手順を示すフローチャートである。
[Jackpot end setting process]
Next, the details of the jackpot end setting process in the jackpot end process described above will be described. FIG. 47A is a flow chart showing the procedure of the jackpot
大当り終了設定処理は、時短遊技状態としてのフラグ情報等を設定するとともに、時短遊技状態の終了までの回転数を設定する処理である。 The jackpot end setting process is a process of setting flag information and the like as the time saving game state and setting the number of rotations until the end of the time saving game state.
遊技制御装置100は、まず、時短の開始に関する信号を外部情報出力データ領域にセーブし(S4701a)、時短の開始に関する信号を試験信号出力データ領域にセーブする(S4702a)。次に、遊技制御装置100は、遊技状態表示番号領域に時短時の番号をセーブする(S4703a)。
The
次に、遊技制御装置100は、普図ゲームモードフラグ領域に普図高確率・普電サポートフラグをセーブする(S4704a)。当該フラグの設定により、遊技状態が時短遊技状態に移行する。次に、遊技制御装置100は、特図ゲームモードフラグ領域に低確率・時短フラグをセーブする(S4705a)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、停電復旧時送信コマンド領域に確率情報コマンド(時短)をセーブし(S4706a)、現在の大当りが普電サポート中の大当りであるか否かを判定する(S4707a)。
Next, the
現在の大当りが普電サポート中の大当りである場合には(S4707aの結果が「Y」)、時短変動回数領域に時短変動回数初期値B(例えば、100回転)をセーブし(S4708a)、本処理を終了する。現在の大当りが普電サポート中の大当りではない場合には(S4707aの結果が「N」)、時短変動回数領域に時短変動回数初期理A(例えば、5回転)をセーブし(S4709a)、本処理を終了する。 If the current jackpot is a jackpot in the general electricity support (the result of S4707a is "Y"), save the initial value B of the number of times of time-saving fluctuations (for example, 100 rotations) in the time-saving fluctuation number area (S4708a), and this End the process. If the current jackpot is not a jackpot during the general electric support (the result of S4707a is "N"), the time saving fluctuation number initial logic A (for example, 5 rotations) is saved in the time saving fluctuation number area (S4709a), and this End the process.
時短変動回数初期値は、AよりもBの方が多い。つまり、通常遊技状態での初当りでは時短回数が少なく、連続した大当りでは時短回数が多い。そのため、仮に本実施形態において、普電サポート中や、普電サポートを開始させる始動記憶がある場合に特図1の先読み演出を実行すると、先読み演出の知識を有する遊技者と有さない遊技者との間で不平等が生じてしまう。そこで、本実施形態では、特図保留情報判定処理(図44参照)において、普電サポート中の特図1の先読み演出を実行しないように設定する。また、本実施形態では、事前報知設定処理(図45参照)において、通常遊技状態であっても、先に実行される始動記憶領域に大当りの保留記憶がある場合には特図1の先読み演出を実行しないように設定する。 The initial value of the number of time reduction fluctuations is greater in B than in A. That is, the number of times of time saving is small in the first hit in the normal game state, and the number of times of time saving is large in continuous big wins. Therefore, in this embodiment, if the prefetch effect of the special figure 1 is executed during the general electric support or when there is a start memory for starting the general electric support, a player who has knowledge of the prefetch effect and a player who does not have inequality arises between Therefore, in the present embodiment, in the special figure reservation information determination process (see FIG. 44), it is set so as not to execute the look-ahead effect of the special figure 1 during general electricity support. In addition, in this embodiment, in the prior notification setting process (see FIG. 45), even in the normal game state, if there is a big hit pending memory in the start memory area to be executed first, the pre-reading effect of special figure 1 set not to run.
図47Bは、本発明の第2の実施の形態の大当り終了設定処理2の手順を示すフローチャートである。
FIG. 47B is a flow chart showing the procedure of the jackpot
遊技制御装置100は、まず、高確率の開始に関する信号を外部情報出力データ領域にセーブし(S4701b)、高確率の開始に関する信号を試験信号出力データ領域にセーブする(S4702b)。次に、遊技制御装置100は、遊技状態表示番号領域に高確率時の番号をセーブする(S4703b)。
The
次に、遊技制御装置100は、普図ゲームモードフラグ領域に普図高確率・普電サポートフラグをセーブする(S4704b)。当該フラグの設定により、遊技状態が時短遊技状態に移行する。次に、遊技制御装置100は、特図ゲームモードフラグ領域に高確率・時短フラグをセーブする(S4705b)。
Next, the
次に、遊技制御装置100は、停電復旧時送信コマンド領域に確率情報コマンド(高確率)をセーブする(S4706b)。その後の処理(S4707b~S4709b)は、大当り終了設定処理1と同一である。
Next, the
〔1stCPUメイン処理(演出制御装置)〕
次に、演出制御装置300によって実行される1stCPUメイン処理の詳細を説明する。図48は、本発明の第2の実施の形態の演出制御装置300の主制御用マイコン(1stCPU)311によって実行される1stCPUメイン処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、遊技機1に電源が投入されると実行される。
[1st CPU main processing (effect control device)]
Next, the details of the 1stCPU main processing executed by the
演出制御装置300は、まず、割込みを禁止する(S4801)。次に、作業領域であるRAM311aを0クリアする(S4802)。次に、CPU初期化処理を実行する(S4803)。次に、各種処理の実行に必要な初期値をRAM311aに設定し(S4804)、乱数初期化処理を実行する(S4805)。
次に、演出制御装置300は、所定のタイミング(例えば、1ミリ秒)で割込みを発生させるための各種割込みタイマを起動させる(S4806)。そして、割込みを許可する(S4807)。割込みの発生タイミングではコマンド受信割込み処理が実行される。
Next, the
ここで、演出制御装置300は、WDT(ウォッチドックタイマ)をクリアする(S4808)。WDTは、上述したCPU初期化処理(S4803)で起動され、CPUが正常に動作しているかどうかを監視する。WDTが一定周期を経過してもクリアされない場合は、WDTがタイムアップしてCPUがリセットされる。
Here, the
次に、演出制御装置300は、遊技者による演出ボタン25の操作信号を検出したり、検出した信号に応じた処理を行ったりする演出ボタン入力処理を実行する(S4809)。次に、遊技制御装置100から受信した遊技制御コマンドを解析する遊技制御コマンド解析処理を実行する(S4810)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、テストモード処理を実行する(S4811)。テストモード処理は、工場出荷時の検査の際に検査用のコマンドを受信してLEDの点灯等を検査する。したがって、テストモード処理は、工場出荷時にCPUを検査するときに実行される。
Next, the
次に、演出制御装置300は、遊技制御コマンド解析処理(S4810)において解析された制御コマンドに基づき、表示装置41に表示させるシーン(表示内容)を制御する1stシーン制御処理を実行する(S4812)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、遊技機1における異常の発生を監視する遊技機エラー監視処理を実行する(S4813)。演出制御装置300に関わる異常の他に、遊技制御装置100からエラー報知を指示するコマンドを受信した場合などに、警報音の報知など所定の処理を実行する。
Next, the
次に、演出制御装置300は、映像制御用マイコン312に送信するコマンドを編集する演出コマンド編集処理を実行する(S4814)。次に、演出制御装置300は、スピーカ19から出力される音を制御するサウンド制御処理を実行する(S4815)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、LED等の装飾装置(盤装飾装置42、枠装飾装置43)を制御する装飾制御処理を実行し(S4816)、さらにモータ及びソレノイドで駆動される電動役物や可動式照明などの演出装置(盤演出装置42、枠演出装置43)を制御するモータ/SOL制御処理を実行する(S4817)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、乱数を更新するための乱数更新処理を実行して(S4818)、S4808の処理に戻る。以降、S4808からS4818までの処理を繰り返す。
Next, the
〔1stシーン制御処理〕
次に、上述した1stメイン処理における1stシーン制御処理の詳細について説明する。図49は、本発明の第2の実施の形態の1stシーン制御処理の手順を示すフローチャートである。
[1st scene control processing]
Next, details of the 1st scene control processing in the 1st main processing described above will be described. FIG. 49 is a flow chart showing the procedure of the 1st scene control process according to the second embodiment of this invention.
演出制御装置300は、まず、遊技機1がテスト中モードであるか否かを判定する(S4901)。テスト中モードの場合には(S4901の結果が「Y」)、実際に演出制御を行う必要がないため、本処理を終了する。
The
遊技機1がテスト中モードでない場合には(S4901の結果が「N」)、演出制御装置300は、遊技制御装置100から送信されたシーン変更コマンドを受信しているか否かを判定する(S4902)。シーン変更コマンドを受信していない場合には(S4902の結果が「N」)、ステップS4907以降の処理を実行する。
When the
シーン変更コマンドを受信している場合には(S4902の結果が「Y」)、演出制御装置300は、更新する(現在の)遊技状態を取得し(S4903)、有効なコマンドを受信しているか否かを判定する(S4904)。具体的には、変更先のシーンが現在の遊技状態と整合するか否かなどを判定する。有効なコマンドを受信していない場合には(S4904の結果が「N」)、ステップS4907以降の処理を実行する。
When the scene change command is received (the result of S4902 is "Y"), the
有効なコマンドを受信した場合には(S4904の結果が「Y」)、演出制御装置300は、受信したコマンドをメモリ(RAM)の所定の領域にセーブし(S4905)、演出リクエストフラグをセットする(S4906)。演出リクエストフラグは、シーンを変更するタイミングであることを示すフラグであり、後述する変動中処理(S4911)で、演出リクエストフラグが設定されているか否かに応じた処理が実行される。
When a valid command is received (the result of S4904 is "Y"), the
続いて、演出制御装置300は、受信したコマンドの識別子に応じた処理を実行する(S4907)。
Subsequently, the
受信したコマンドが「電源投入コマンド」の場合には、演出制御装置300は、電源投入処理を実行する(S4908)。電源投入処理では、遊技機1の電源が投入された際に表示される画面の制御を行う。
When the received command is a "power-on command", the
受信したコマンドが「停電復旧コマンド」の場合には、演出制御装置300は、停電復旧処理を実行する(S4909)。停電復旧処理では、遊技機1が停電から復旧した際に表示される画面の制御を行う。なお、停電前に客待ち処理が実行されていた場合には特別な処理を実行しない。
When the received command is a "power failure recovery command", the
受信したコマンドが「客待ちデモコマンド」の場合には、演出制御装置300は、客待ち処理を実行する(S4910)。客待ち処理では、変動表示ゲームが最後に実行されてから所定時間経過した場合に表示される画面の制御を行う。
When the received command is a "customer waiting demo command", the
受信したコマンドが「変動パターンコマンド」の場合には、演出制御装置300は、変動中処理を実行する(S4911)。変動中処理では、設定された変動パターンに応じたシーンを表示するために必要な情報を取得し、設定された変動パターンに対応した演出制御を行う。
When the received command is a "fluctuation pattern command", the
受信したコマンドが「図柄停止コマンド」の場合には、演出制御装置300は、図柄停止処理を実行する(S4912)。図柄停止処理では、図柄の変動表示を指定された図柄で停止させる。
When the received command is a "symbol stop command", the
受信したコマンドが「ファンファーレコマンド」の場合には、演出制御装置300は、ファンファーレ処理を実行する(S4913)。ファンファーレ処理では、発生した大当りに対応するファンファーレオンをスピーカ19から出力する。
When the received command is a "fanfare command", the
受信したコマンドが「大入開放m回目コマンド」の場合には、演出制御装置300は、ラウンド中処理を実行する(S4914)。ラウンド中処理では、特別遊技状態における各ラウンド中の演出制御を行う。
When the received command is the "large entrance opening m-th command", the
受信したコマンドが「インターバルコマンド」の場合には、演出制御装置300は、インターバル処理を実行する(S4915)。インターバル処理では、特別遊技状態における各ラウンド間の演出制御を行う。
When the received command is an "interval command", the
受信したコマンドが「エンディングコマンド」の場合には、演出制御装置300は、エンディング処理を実行する(S4916)。エンディング処理では、特別遊技状態が終了した際の演出制御を行う。
When the received command is the "ending command", the
次に、演出制御装置300は、図柄コマンド受信処理を実行する(S4917)。図柄コマンドには、停止図柄を指定する情報が含まれる。
Next, the
次に、演出制御装置300は、保留数コマンド受信処理を実行する(S4918)。保留数コマンドは、更新された保留数を通知するコマンドである。保留数コマンド受信処理では、受信した保留数に基づいて、保留表示などを更新する。
Next, the
次に、演出制御装置300は、先読み予告設定処理を実行する(S4919)。先読み予告設定処理は、始動記憶先読み演出コマンドに基づいて先読み演出を実行する処理である。
Next, the
次に、演出制御装置300は、確率情報コマンド受信処理を実行し(S4920)、本処理を終了する。確率情報コマンド受信処理は、受信した確率情報コマンドに基づいて、内部確率等の遊技状態を設定する処理である。確率情報コマンドには、例えば、高確/時短コマンド、低確/時短コマンド、低確/サポなしコマンドなどが含まれる。
Next, the
〔先読み予告設定処理〕
次に、上述した1stシーン制御処理における先読み予告設定処理の詳細について説明する。図50は、本発明の第2の実施の形態の先読み予告演出設定処理の手順を示すフローチャートである。また、図51は、本処理内でセットする先読み予告振分テーブルを説明する図である。
[Prefetching notice setting process]
Next, the details of the pre-reading notice setting process in the 1st scene control process described above will be described. FIG. 50 is a flow chart showing the procedure of pre-reading preview effect setting processing according to the second embodiment of the present invention. FIG. 51 is a diagram for explaining the pre-reading notice distribution table set in this process.
演出制御装置300は、まず、事前判定コマンドの受信待ちの保留記憶があるか否かをチェックし、判定する(S5001、S5002)。事前判定コマンドは、遊技球が始動入賞口に入賞した場合に遊技制御装置100から演出制御装置300に送信される始動口入賞演出コマンド及び始動口入賞演出図柄コマンドを含む。始動口入賞演出コマンドは対応する保留記憶がはずれの場合を表し、実行されるリーチが特定される。始動口入賞演出図柄コマンドは、対応する保留記憶が当りの場合を表し、大当り図柄の種類を特定する。リーチの種類などは、演出制御装置300側で決定してもよい。
事前判定コマンドの受信待ちの保留記憶がある場合には(S5002の結果が「Y」)、演出制御装置300は、事前判定コマンド(始動口入賞演出コマンド及び始動口入賞演出図柄コマンド)を受信したか否かを判定する(S5003)。
If there is a pending memory waiting for reception of the advance determination command (the result of S5002 is "Y"), the
事前判定コマンドを受信した場合には(S5003の結果が「Y」)、演出制御装置300は、コマンド受信待ちの保留記憶の始動記憶領域に事前判定コマンドの内容をセーブし(S5004)、先読み演出実行コマンドを受信したか否かを判定する(S5005)。先読み演出実行コマンドは、事前報知設定処理において設定されるコマンドであり(S2105)、先読み演出の対象となる保留記憶の事前判定の結果内容を含む。
When the pre-determination command is received (the result of S5003 is "Y"), the
先読み演出実行コマンドを受信した場合には(S5005の結果が「Y」)、演出制御装置300は、現在、先読み演出を実行中であるか否かを判定する(S5006)。先読み演出を実行中である場合には(S5006の結果が「Y」)、本処理を終了する。
When the prefetch effect execution command is received (the result of S5005 is "Y"), the
説明が遡るが、S5002の結果が「N」の場合、S5003の結果が「N」の場合、S5005の結果が「N」の場合にも、演出制御装置300は、その後の処理を実行せずに、本処理を終了する。
Although the explanation goes back, if the result of S5002 is "N", if the result of S5003 is "N", and if the result of S5005 is "N", the
先読み演出を実行中ではない場合には(S5006の結果が「N」)、演出制御装置300は、始動口入賞演出図柄コマンドに基づいて対象となる保留記憶の図柄情報を取得し(S5007)、当該保留記憶の当り/はずれを判定する(S5008)。
If the look-ahead effect is not being executed (the result of S5006 is "N"), the
対象となる保留記憶がはずれである場合には(S5008の結果が「Y」)、演出制御装置300は、先読み予告振分テーブル1をセットし(S5009)、当りである場合には(S5008の結果が「N」)、先読み予告振分テーブル2をセットする(S5010)。
If the target pending memory is lost (the result of S5008 is "Y"), the
先読み予告振分テーブルには、図51(B)に示す、先読み演出の対象となる保留記憶がはずれの場合に選択される先読み予告振分テーブル1、及び、図51(C)に示す、当該保留記憶が大当りの場合に選択される先読み予告振分テーブル2がある。先読み予告振分テーブルは、対象となる保留記憶の始動口入賞演出コマンドに基づいてリーチ系統情報を取得し、当該テーブルに保持するいずれの先読み態様を選択するかを振り分けるために用いる(S5011~S5013)。先読み態様は、保留記憶の表示態様の変化なしに加えて、期待度に応じた態様AからCまでの3種類の演出変化態様がある(図51(A)参照)。 The pre-reading notice distribution table includes a pre-reading notice distribution table 1 shown in FIG. There is a look-ahead notice distribution table 2 that is selected when the reserved memory is a big hit. The pre-reading notice distribution table is used to acquire reach system information based on the start-up winning effect command of the target reserved storage and to distribute which pre-reading mode held in the table is selected (S5011 to S5013 ). The look-ahead mode has no change in the display mode of the reserved memory, and there are three types of effect change modes from mode A to C depending on the degree of expectation (see FIG. 51(A)).
対象となる保留記憶がはずれの場合でも、先読み態様A~Cが選択される場合があるが、この場合はいわゆるガセ報知となる。一方で、大当りの場合でも保留記憶の表示態様の変化なしが選択される場合がある。そのため、先読み演出は不確実性を有し、遊技の興趣を高める効果を有する。 Even if the target reserved memory is lost, there are cases where the look-ahead modes A to C are selected, but in this case, it becomes a so-called false notification. On the other hand, even in the case of a big hit, no change in the display mode of the reserved memory may be selected. Therefore, the look-ahead effect has uncertainty and has the effect of enhancing the interest of the game.
次に、演出制御装置300は、受信した始動口入賞演出コマンドに基づいて対象となる保留記憶のリーチ系統情報を取得する(S5011)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、S5009又はS5010でセットした先読み予告振分テーブル及びS5011で取得したリーチ系統情報に基づいて先読み予告態様を選択する(S5012)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、対象となる保留記憶の表示態様にS5012で選択した先読み予告態様を設定し(S5013)、本処理を終了する。
Next, the
〔特図2を優先実行する場合の画面遷移〕
図52は、本発明の第2の実施の形態を説明するために、特図2の変動表示ゲームを優先的に実行する場合の画面遷移の一例を示す図である。なお、ここで説明する画面遷移は、時短遊技中においても特図1の先読み演出を実行する遊技機の画面遷移である。図52(A)~(C)までは時短遊技状態になる前の段階的な変化を表し、(D1)~(G1)は、時短遊技状態中であって特図2に連続して入賞が発生している場合の画面遷移を表す。また、(D2)~(G2)は、時短遊技状態中であって特図2に入賞が発生していない場合の画面遷移を表す。
[Screen transition when executing special figure 2 preferentially]
FIG. 52 is a diagram showing an example of screen transition when the variable display game of special figure 2 is preferentially executed, for explaining the second embodiment of the present invention. In addition, the screen transition described here is the screen transition of the gaming machine that executes the look-ahead effect of the special figure 1 even during the time saving game. Figure 52 (A) ~ (C) represents a step-by-step change before the time-saving gaming state, (D1) ~ (G1) is during the time-saving gaming state and the special figure 2 wins continuously Represents the screen transition when it occurs. In addition, (D2) ~ (G2) represents the screen transition when the special figure 2 winning has not occurred in the time saving game state.
(A)は、結果が「大当り」の特図1の変動表示ゲームが実行され、特別図柄(識別情報)が変動中の画面である。画面には、特図1に白丸で表す保留記憶(記憶A)があるが、この保留記憶は結果が「はずれ」である。また、画面には、3個の下向き矢印(↓)が表されているが、これは特別図柄が完全に停止していないことを示し、(B)以降でも同様である。
(A) is a screen in which the special symbol (identification information) is fluctuating while the variable display game of the
(B)は、(A)と同一の変動表示ゲームがリーチ状態の画面である。第1始動入賞口36に入賞し、結果が「大当り」であり、先読み演出により先読み態様Bで表す特図1の保留記憶(記憶B)が表示されている。
(B) is a screen in which the same variable display game as (A) is in a ready-to-win state. The player wins the first
(C)は、全ての特別図柄が停止し、大当りが確定した画面である。ここまでが時短開始前の状態である。 (C) is a screen in which all special symbols are stopped and a big hit is confirmed. This is the state before the start of the time saving.
ここからは、特別遊技状態を経て特定遊技状態(時短中)となり、特図2に保留記憶を発生させる打ち方の場合(D1)~(G1)と、特図2に保留記憶を発生させない打ち方の場合(D2)~(G2)とに分岐する。 From here, it becomes a specific game state (during time saving) after a special game state, and in the case of hitting to generate a reserved memory in the special figure 2 (D1) ~ (G1), and a strike that does not generate a reserved memory in the special figure 2 In the other case, it branches to (D2) to (G2).
先に、特図2に保留記憶を発生させる打ち方の場合から説明する。記憶Bが先読み演出により、高確率で大当りであることを表示するが、先読み演出又は保留記憶の消化順の知識に乏しい遊技者は、記憶Bを消化させずに普電サポートの開始とともに第2始動入賞口37付近を狙う打ち方をする。
First, I will explain from the case of how to generate a reserved memory in special figure 2. Although the memory B is displayed with a high probability of being a big hit by the look-ahead performance, a player who is poor in knowledge of the order of digestion of the look-ahead performance or the reserved memory does not digest the memory B, and at the same time the general electric support is started, the second is displayed. The shot is aimed at the vicinity of the
(D1)は、記憶Aを実行中の画面である。普電サポートの開始とともに、第2始動入賞口37に遊技球が1個入賞し、記憶Cが表示されている。
(D1) is a screen during execution of memory A. FIG. Along with the start of the general electric support, one game ball wins the second
(E1)は、記憶Aの変動表示ゲームの「はずれ」結果が確定した画面である。(D1)から(E1)の間に、さらに第2始動入賞口37に遊技球が1個入賞し、記憶Dが表示されている。
(E1) is a screen in which the "loss" result of the memory A variable display game is confirmed. Between (D1) and (E1), one game ball wins in the second
(F1)は、特図2の記憶Cを実行中の画面である。特図2を優先的に実行するため、特図1の記憶Bは未実行として待機となる。(E1)から(F1)の間に、さらに第2始動入賞口37に遊技球が2個入賞し、記憶E及び記憶Fが表示されている。
(F1) is a screen during execution of memory C of special figure 2. In order to preferentially execute the special figure 2, the memory B of the special figure 1 will be on standby as unexecuted. Between (E1) and (F1), two game balls are entered into the second
(G1)は、記憶Cの変動表示ゲームの「はずれ」結果が確定した画面である。(F1)から(G1)の間に、さらに第2始動入賞口37に遊技球が1個入賞し、記憶Gが表示されている。
(G1) is a screen in which the "loss" result of the variable display game in memory C is confirmed. Between (F1) and (G1), one game ball is won in the second
このように、先読み演出又は保留記憶の消化順の知識に乏しい遊技者は、折角大当りの保留記憶(記憶B)を得ていても、特図2の変動表示ゲームの実行を続けることで時短中に大当りを得ることができないことになる。時短中に大当りを得る方が遊技者にとって価値の高い遊技価値を獲得できるため、特図1に大当りの保留記憶がある場合に特図2へ入賞を続けることは、得られるべき遊技価値の一部を逸失することになる。 In this way, a player who is poor in knowledge of the order of consumption of the look-ahead effect or the reserved memory can save time by continuing the execution of the variable display game of the special figure 2 even if the reserved memory (memory B) of the big hit is obtained. You will not be able to win the jackpot. Since winning a big hit in a short time allows a player to acquire a game value with a higher value, continuing to win a prize to a special figure 2 when there is a reserved memory of a big win in the special figure 1 is one of the game values to be obtained. You will lose a part.
次に、特図2に保留記憶を発生させない打ち方の場合を説明する。記憶Bが高確率で大当りであり、特図2に未消化の保留記憶があると記憶Bが実行されないことを知る遊技者は、第2始動入賞口37付近を狙わない打ち方をする。
Next, a description will be given of a case of hitting that does not cause a reserved memory in special figure 2. A player who knows that the memory B is a big hit with a high probability and that the memory B will not be executed if there is an unredeemed reserved memory in the special figure 2 does not aim at the vicinity of the second start
(D2)は、記憶Aを実行中の画面である。(D1)と異なり、特図2に保留記憶が生じていない。
(D2) is a screen during execution of memory A. FIG. Unlike (D1), there is no pending memory in Toku-
(E2)は、記憶Aの変動表示ゲームの「はずれ」結果が確定した画面である。ここでも(D2)と同様に特図2に保留記憶が生じていない。 (E2) is a screen in which the "loss" result of the memory A variable display game is confirmed. Here too, there is no pending memory in special figure 2 as in (D2).
(F2)は、特図1の記憶Bを実行中の画面である。特図2に保留記憶がないことから、記憶Aの次に記憶Bが実行されている。 (F2) is a screen during execution of memory B of special figure 1. Since there is no reserved storage in special figure 2, storage B is executed next to storage A.
(G2)は、記憶Bの変動表示ゲームの「大当り」結果が確定した画面である。特に、この大当りは、普電サポート中の大当り(いわゆる連荘)であるため、次の時短変動回数初期値はB(例えば、100回転)が設定され(S4708a)、遊技者は価値の高い遊技価値を獲得する。 (G2) is a screen in which the "big win" result of the variable display game of memory B is confirmed. In particular, since this jackpot is a jackpot (so-called Renso) in the general electricity support, the initial value of the next time-saving variation number is set to B (for example, 100 rotations) (S4708a), and the player is a high-value game. acquire value.
このように、先読み演出又は保留記憶の消化順の知識の有無によって、得られる遊技価値に大きな違いを生む。かかる不平等が生じないように、本実施形態では、時短遊技状態での特図1の先読み演出を禁止する。そのため、遊技の公平性を確保することができる。 In this way, the game value to be obtained is significantly different depending on whether or not there is knowledge of the read-ahead effect or the order in which reserved memories are consumed. In order not to cause such inequality, in this embodiment, the look-ahead effect of the special figure 1 in the time-saving game state is prohibited. Therefore, the fairness of the game can be ensured.
また、通常遊技状態であっても、特図1に大当りの保留記憶が先にある場合には、特図1の先読み演出を禁止する。これにより、大当りの保留記憶が消化され、その後、普電サポートが発生しても、特図1の先読み演出は実行されていないので、遊技の公平性を確保することができる。 In addition, even in the normal game state, if the special figure 1 has the reserved memory of the big hit, the look-ahead performance of the special figure 1 is prohibited. As a result, even if the big hit pending memory is consumed and the general electric support is generated after that, the pre-reading performance of the special figure 1 is not executed, so that the fairness of the game can be secured.
〔第2の実施の形態の効果〕
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、時短遊技中の特図1の先読み演出を実行しない。そのため、遊技者の先読み演出の知識及び保留記憶の消化順の知識に関わらず、遊技者に公平な遊技価値の付与が可能である。
[Effects of Second Embodiment]
As described above, according to the second embodiment of the present invention, the look-ahead effect of the special figure 1 during the time-saving game is not executed. Therefore, it is possible to impart a fair game value to the player regardless of the player's knowledge of the look-ahead effect and the order of execution of the reserved memory.
また、本発明の第2の実施の形態によれば、通常遊技状態であっても、保留記憶に大当りの保留記憶がある場合には、大当りの保留記憶よりも後ろの保留記憶については、先読み演出を実行しない。そのため、遊技者の先読み演出の知識の有無に関わらず、遊技者に公平な遊技価値の付与が可能である。 Further, according to the second embodiment of the present invention, even in the normal game state, when there is a big hit reserved memory in the reserved memory, the reserved memory after the big hit reserved memory is read ahead. Do not perform the performance. Therefore, regardless of whether or not the player has knowledge of the look-ahead effect, it is possible to impart a fair game value to the player.
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態、及び、第2の実施の形態では、先読み演出において通常大当りと確変大当りとの演出上の区別をしていない。これに対して、第3の実施の形態では、通常大当りと確変大当りとを分けた先読み演出を実行する。また、先読み演出の一環として、遊技者の操作入力が可能な先読みウィンドウ(図56(C)参照)が表示される。先読みウィンドウは、先読み演出の対象である保留記憶の変動表示ゲームを、事前にポップアップで表示するウィンドウである。なお、先読みウィンドウにおいて表示される変動表示ゲームを、本願ではミニ変動表示ゲームと記載する。
(Third Embodiment)
In the first embodiment and the second embodiment, in the look-ahead effect, there is no distinction between the normal big win and the variable probability big win. On the other hand, in the third embodiment, a look-ahead effect is executed in which the normal jackpot and the variable probability jackpot are separated. Also, as part of the look-ahead effect, a look-ahead window (see FIG. 56(C)) that allows the player to input operations is displayed. The look-ahead window is a window that pops up in advance the variable display game of the reserved memory, which is the target of the look-ahead effect. Note that the variable display game displayed in the look-ahead window is referred to as a mini variable display game in the present application.
以下、第3の実施の形態について図53から図62を参照して説明する。なお、第1の実施の形態又は第2の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。 The third embodiment will be described below with reference to FIGS. 53 to 62. FIG. Descriptions of matters common to the first embodiment and the second embodiment will be omitted, and only different matters will be explained.
〔先読み予告設定処理〕
図53は、本発明の第3の実施の形態の先読み予告設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Prefetching notice setting process]
FIG. 53 is a flow chart showing the procedure of pre-reading notice setting processing according to the third embodiment of this invention.
本発明の第3の実施の形態の先読み予告設定処理は、先読みウィンドウの表示を制御する先読み演出実行フラグをオンに設定する処理が第2実施形態の先読み予告設定処理に付加される。 In the prefetching notice setting process of the third embodiment of the present invention, processing for setting on a prefetching effect execution flag for controlling display of the prefetching window is added to the prefetching notice setting process of the second embodiment.
演出制御装置300は、選択した先読み予告振分テーブルに基づいて先読み予告態様を設定(S5011~S5013)後に、先読み演出実行フラグをオンに設定する(S5301)。
先読み演出実行フラグは、後述する先読みウィンドウの実行制御に使用する。先読み演出の実行にあたり、これから実行する変動表示ゲームの変動開始時に先読み演出実行フラグがオンの場合には、先読みウィンドウ予告選択テーブルを用いて先読みウィンドウ予告の選択を行う。先読み演出実行フラグは、1stシーン制御処理内の変動中処理(S4911)において、先読み演出の対象となった保留記憶の変動開始時にオフに設定する。 The look-ahead effect execution flag is used for execution control of a look-ahead window, which will be described later. In executing the look-ahead effect, if the look-ahead effect execution flag is turned on at the start of the fluctuation of the variable display game to be executed from now on, the look-ahead window notice is selected using the look-ahead window notice selection table. The look-ahead effect execution flag is set to OFF at the time of start of fluctuation of the pending storage that is the target of the look-ahead effect in the process during fluctuation (S4911) in the 1st scene control process.
〔先読みウィンドウ予告選択テーブル〕
次に、先読みウィンドウ予告選択テーブルの詳細について説明する。図54は、本発明の第3の実施の形態の先読みウィンドウ予告選択テーブルを説明する図である。
[Preview window preview selection table]
Next, the details of the look-ahead window preview selection table will be described. FIG. 54 is a diagram illustrating a look-ahead window preview selection table according to the third embodiment of this invention.
先読みウィンドウ予告選択テーブルは、事前判定コマンドに基づいて先読みウィンドウに表示する予告内容(ミニ変動表示ゲームの変動内容)を選択するテーブルである。ミニ変動表示ゲームの変動内容には、通常リーチ、確変リーチ、通常大当り、確変大当り、仮停止なし、の5種類がある。ここで、通常リーチとは中図柄も揃えば通常大当りとなる図柄によるリーチ状態、確変リーチとは中図柄も揃えば確変大当りとなる図柄によるリーチ状態の表示態様である。 The look-ahead window announcement selection table is a table for selecting the contents of the announcement (variation contents of the mini-variation display game) to be displayed in the look-ahead window based on the pre-determination command. There are five types of variable contents of the mini variable display game: normal reach, probability variable reach, normal big win, probability variable big win, and no temporary stop. Here, the normal reach is a ready-to-win state by the pattern that becomes a normal jackpot if the middle patterns are arranged, and the probability variable reach is a display mode of the ready-to-win state by the pattern that becomes a probability variable big hit if the middle patterns are also arranged.
予告対象である始動記憶の結果がはずれの場合には、通常大当り及び確変大当りのミニ変動表示ゲームは実行されない。また、結果が通常大当りの保留記憶の場合には、確変大当りのミニ変動表示ゲームは実行されない。そのため、通常大当りのミニ変動表示ゲームが先読みウィンドウにおいて実行されると、当該先読み演出の予告対象であった始動記憶に基づく変動表示ゲームの結果は通常大当り又は確変大当りとなる。また、確変大当りのミニ変動表示ゲームが実行されると、結果は確変大当りとなる。 If the result of the starting memory, which is the object of notice, is a loss, the mini-variation display game of the normal big win and the probability variable big win is not executed. In addition, when the result is a normal jackpot pending memory, the probability variable jackpot mini variable display game is not executed. Therefore, when the normal big hit mini variable display game is executed in the look-ahead window, the result of the variable display game based on the start memory, which was the announcement target of the look-ahead effect, is a normal big win or a probability variable big win. Also, when the variable probability big win mini-variation display game is executed, the result is a probability variable big win.
ミニ変動表示ゲームは、保留記憶を消化して変動表示ゲームが実行される都度、先読みウィンドウ予告選択テーブルから選択されて、先読みウィンドウにポップアップ表示される。ミニ変動表示ゲームの実行は、先読み演出の対象である保留記憶の変動表示ゲームが実行されるまで、当該保留記憶よりも前の保留記憶にかかる変動中に変動と仮停止(リーチ態様としての仮停止)を実行する。 The mini variable display game is selected from the prefetch window preview selection table and popped up in the prefetch window each time the reserve memory is consumed and the variable display game is executed. The execution of the mini-variation display game continues until the variation display game of the pending memory, which is the target of the look-ahead effect, is executed. stop).
このように、本実施形態では、期待度によってミニ変動表示ゲームの停止結果内容の選択率が異なるので、保留数が多い状態で先読み演出の対象となる入賞を得ると、先読み演出の回数が多くなり、予告内容への信頼度が高まる。 As described above, in the present embodiment, the selection rate of the content of the stop result of the mini-variation display game differs depending on the degree of expectation. Therefore, if a prize to be targeted for the pre-reading effect is obtained in a state where the number of holdings is large, the number of times of the pre-reading effect is increased. This increases the reliability of the content of the notice.
〔先読みウィンドウが表示される場合の画面遷移〕
次に、先読みウィンドウ予告選択テーブルで選択される各ミニ変動表示ゲームの変化態様について説明する。図55は、本発明の第3の実施の形態の先読みウィンドウが表示される場合の画面遷移図である。画面間の黒い手は、遊技者がボタン操作をしていることを表す。
[Screen transition when the prefetch window is displayed]
Next, a change mode of each mini-variation display game selected in the look-ahead window preview selection table will be described. FIG. 55 is a screen transition diagram when the prefetch window is displayed according to the third embodiment of this invention. A black hand between screens indicates that the player is operating a button.
(A)は、先読みウィンドウが出現した画面である。先読みウィンドウ内のいずれのミニ図柄も変動している。 (A) is a screen on which a look-ahead window appears. Any mini-symbols in the lookahead window are moving.
先読みウィンドウが表示されると、ボタン操作が有効となる。遊技者は、ボタン操作により、ミニ変動表示ゲームの変化態様を確認することができる。上述のとおり、ミニ変動表示ゲームの変化態様は、先読みウィンドウ予告選択テーブルより選択される。 When the look-ahead window is displayed, button operations are enabled. The player can confirm the changing mode of the mini-variation display game by operating the buttons. As described above, the variation mode of the mini-variation display game is selected from the look-ahead window preview selection table.
(B1)は、「通常リーチ」のミニ変動表示ゲームの変化後の画面である。「4、↓、4」として、ミニ左図柄とミニ右図柄は「4」で仮停止し、ミニ中図柄は変動を続けている。 (B1) is a screen after the change of the mini variable display game of "Normal Reach". As "4, ↓, 4", the mini left symbol and the mini right symbol are temporarily stopped at "4", and the mini middle symbol continues to fluctuate.
(B2)は、「確変リーチ」のミニ変動表示ゲームの変化後の画面である。「7、↓、7」として、ミニ左図柄とミニ右図柄は「7」で仮停止し、ミニ中図柄は変動を続けている。 (B2) is a screen after the mini-variable display game of "probability variable reach" is changed. As "7, ↓, 7", the mini left symbol and the mini right symbol temporarily stop at "7", and the mini middle symbol continues to fluctuate.
(B3)は、「通常大当り」のミニ変動表示ゲームの変化後の画面である。「4、4、4」として、ミニ図柄は全て「4」で仮停止している。 (B3) is a screen after the change of the mini-variation display game of "normal jackpot". As "4, 4, 4", all the mini symbols are temporarily stopped at "4".
(B4)は、「確変大当り」のミニ変動表示ゲームの変化後の画面である。「7、7、7」として、ミニ図柄は全て「7」で仮停止している。 (B4) is a screen after the mini-variation display game of "probability variation jackpot" is changed. As "7, 7, 7", all the mini symbols are temporarily stopped at "7".
(B5)は、「仮停止なし」のミニ変動表示ゲームの変化後の画面である。「仮停止なし」では、ボタン操作がされてもミニ図柄がいずれも仮停止しない。 (B5) is a screen after the change of the mini-variation display game of "no temporary stop". With "no temporary stop", none of the mini symbols are temporarily stopped even if the button is operated.
〔保留4の大当りが確定するまでの画面遷移〕
図56は、本発明の第3の実施の形態を説明するために、大当りの保留4が入賞し、当該保留記憶の大当りが確定するまでの画面遷移の一例を示す図である。
[Screen transition until the big hit of
FIG. 56 is a diagram showing an example of screen transition from the winning of the
(A)は、変動表示ゲームが実行され、特別図柄(識別情報)が変動中の画面である。画面には、特図1に白丸で表す保留記憶が3個(左から記憶A、B、C)あるが、結果はいずれも「はずれ」である。 (A) is a screen in which the variable display game is executed and the special symbol (identification information) is being varied. On the screen, there are three pending memories (memories A, B, and C from the left) indicated by white circles in Special Figure 1, but the results are all "missing".
(B)は、(A)で実行中であった変動表示ゲームの「はずれ」結果が確定した画面である。入賞により、画面には、特図1に大当りとなる保留記憶(記憶D)が表示されている。記憶Dは、先読み演出により、大当りとなる期待度が高いことを表す色で表示されている。 (B) is a screen in which the "loss" result of the variable display game being executed in (A) is confirmed. As a result of winning, a reserved memory (memory D) is displayed on the screen as a big hit in the special figure 1. - 特許庁The memory D is displayed in a color indicating that the expectation of a big hit is high due to the look-ahead effect.
(C)は、記憶Aの消化による変動及び、記憶Dの先読みウィンドウが表示中の画面である。記憶Dの先読みウィンドウは、記憶Aの変動開始と同時に表示されるが、記憶Aの変動開始から所定に時間が経過した後に表示されてもよい。 (C) is a screen in which the change due to digestion of memory A and the look-ahead window of memory D are being displayed. The look-ahead window for memory D is displayed at the same time that memory A starts to fluctuate, but may be displayed after a predetermined time has elapsed since memory A started to fluctuate.
(D)は、遊技者の操作によりミニ変動表示ゲームが通常リーチ態様となった画面である。遊技者の操作がなければ、ミニ左図柄とミニ右図柄は仮停止しないため、遊技者に操作ボタン25の操作を促し、遊技への参加、関与が高まる。この後、リーチ態様となった先読みウィンドウの表示は一旦消えて、記憶Aの変動が表示装置41の中央に表示される。
(D) is a screen in which the mini-variation display game is changed to the normal reach mode by the player's operation. Since the mini left pattern and the mini right pattern are not temporarily stopped without the player's operation, the player is urged to operate the
(E)は、記憶Aの変動が確定した画面である。 (E) is a screen in which the change in memory A has been confirmed.
(F)は、記憶Bの消化による変動及び、記憶Dの先読みウィンドウが表示中の画面である。新たな変動表示ゲームの開始とともに、ミニ変動表示ゲームも新たに先読みウィンドウ予告選択テーブルから選択され、実行する。 (F) is a screen in which the change due to digestion of memory B and the look-ahead window of memory D are being displayed. Along with the start of a new variable display game, a mini variable display game is also newly selected from the look-ahead window preview selection table and executed.
(G)は、ミニ変動表示ゲームが通常大当り態様で仮停止している画面である。「4、4、4」での仮停止であるため、通常大当りを予感させる態様である。 (G) is a screen in which the mini variable display game is temporarily stopped in a normal jackpot mode. Since it is a temporary stop at "4, 4, 4", it is a mode that usually gives a premonition of a big hit.
(H)は、記憶Bの変動が確定した画面である。 (H) is a screen in which the change in memory B has been confirmed.
(I)は、記憶Cの消化による変動及び、記憶Dの先読みウィンドウが表示中の画面である。 (I) is a screen in which the change due to digestion of memory C and the look-ahead window of memory D are being displayed.
(J)は、ミニ変動表示ゲームが確変大当り態様で仮停止している画面である。「7、7、7」での仮停止であるため、確変大当りを予感させる態様である。なお、確変大当りの仮停止態様は、結果が確変大当りである場合にしか選択されない(図54参照)。 (J) is a screen in which the mini-variation display game is temporarily stopped in the probability variable jackpot mode. Since it is a temporary stop at "7, 7, 7", it is a mode that gives a feeling of a probability variable jackpot. It should be noted that the variable probability big hit temporary stop mode is selected only when the result is a probability variable big hit (see FIG. 54).
(K)は、記憶Cの変動が確定した画面である。 (K) is a screen in which the change in memory C has been determined.
(L)は、記憶Dの消化による変動が表示中の画面である。記憶Dの変動開始時に(J)でのミニ変動表示ゲームの仮停止画面の表示態様を所定時間表示してから記憶Dの変動が開始する。 (L) is a screen showing changes due to digestion of memory D. FIG. When the memory D starts to change, the temporary stop screen of the mini-variation display game at (J) is displayed for a predetermined time, and then the memory D starts to change.
(M)は、リーチ態様を経て記憶Dの大当りが確定した画面である。「7、7、7」での停止であるため、確変大当りである。 (M) is a screen in which the jackpot of the memory D is confirmed through the ready-to-win mode. Since it is a stop at "7, 7, 7", it is a probability variable jackpot.
このように、保留4として大当りの先読み演出がされる場合には、先読みウィンドウが3回表示される演出が実行されるため、予告内容への信頼度が高くなる。なお、図55では、リーチ(画面(D))、通常大当り(画面(F))、確変大当り(画面(J))と、信頼度が昇格する演出例を用意して本実施形態を説明したが、ミニ変動表示ゲームの停止結果内容には関連がなくてもよい。例えば、複数回の表示される先読みウィンドウのいずれかにおいて、確変大当りで仮停止すれば確変大当りの告知となる。
In this way, when the prefetch effect of the big hit is performed as the
また、図56では、全ての先読みウィンドウを同じ大きさ及び同じ背景で図示したが、期待度や遊技状態に応じてウィンドウの大きさや背景、ミニ図柄の表示を変化させてもよい。先読みウィンドウの大きさなどについては本実施形態の変形例3において詳述する。
Also, in FIG. 56, all the look-ahead windows are shown with the same size and the same background, but the size of the window, the background, and the display of the mini symbols may be changed according to the degree of expectation and the game state. The size of the look-ahead window and the like will be described in detail in
〔タイムチャート〕
次に、タイムチャートを用いて本発明の第3の実施の形態を説明する。図57は、本発明の第3の実施の形態における先読み演出のタイミングを示すタイムチャートである。図56の先読み演出例を図57ではタイムチャートとして説明する。
〔Time chart〕
Next, a third embodiment of the present invention will be described using time charts. FIG. 57 is a time chart showing the timing of the look-ahead effect in the third embodiment of the present invention. The example of the look-ahead effect shown in FIG. 56 will be explained using a time chart in FIG.
入賞により、保留4に先読み演出の対象であり、かつ大当りの保留記憶(記憶D)が生じ、保留4の表示色が変化する。そして、時刻t1において、先読み演出実行フラグがオンに設定される。先読み演出実行フラグがオンに設定されたため、次に実行される変動表示ゲームから先読みウィンドウが表示される。なお、時刻t1における保留1を記憶A、保留2を記憶B、保留3を記憶Cとする。
By winning a prize,
記憶Aの変動表示ゲームが実行される時刻t2において、記憶Dの先読みウィンドウが表示される。また、先読みウィンドウの表示と同時にプッシュボタンの操作が有効となる。プッシュボタンは、操作有効となってから所定時間の経過後又は所定の操作量を検出すると、操作無効となる。 At time t2 when the variable display game of memory A is executed, the look-ahead window of memory D is displayed. In addition, the operation of the push button becomes valid at the same time as the look-ahead window is displayed. The push button becomes inoperative after a predetermined period of time has passed since the operation was enabled or when a predetermined amount of operation is detected.
時刻t2から所定の時間が経過した時刻t3において、記憶Aの変動表示ゲーム中に表示される先読みウィンドウが一旦消える。その後、画面右上において表示されていた記憶Aの変動表示ゲームが、画面中央に表示される。 At time t3 when a predetermined time has passed from time t2, the look-ahead window displayed during the variable display game of memory A disappears once. After that, the variable display game of memory A that was displayed in the upper right of the screen is displayed in the center of the screen.
記憶Bの変動表示ゲームが実行される時刻t4において、記憶Dの先読みウィンドウが再び表示される。ここでのミニ変動表示ゲームは、改めて先読みウィンドウ予告選択テーブルから選択される。 At time t4 when the variable display game of memory B is executed, the look-ahead window of memory D is displayed again. The mini variable display game here is selected again from the look-ahead window preview selection table.
記憶Cの変動表示ゲームが実行される時刻t5において、記憶Dの先読みウィンドウが再び表示される。ここでのミニ変動表示ゲームも、改めて先読みウィンドウ予告選択テーブルから選択される。 At time t5 when the variable display game of memory C is executed, the look-ahead window of memory D is displayed again. The mini variable display game here is also selected again from the look-ahead window notice selection table.
記憶Dの変動表示ゲームが実行される時刻t6において、先読み演出実行フラグがオフに設定される。記憶Dの変動表示ゲームは、最後に表示された先読みウィンドウのミニ変動表示ゲームの仮停止態様と連続性のある態様で始まってもよいし、連続性のない態様で始まってもよい。 At time t6 when the variable display game of memory D is executed, the prefetch effect execution flag is set to OFF. The memory D variable display game may be started in a continuous mode with the temporary stop mode of the mini variable display game of the last displayed look-ahead window, or may be started in a discontinuous mode.
その後、記憶Dの大当りが確定し、時刻t7において特別遊技状態に移行する。 After that, the jackpot in the memory D is confirmed, and the state shifts to the special game state at time t7.
このように、先読み演出の対象となる保留記憶が発生すると、先読み演出実行フラグがオンになり、当該保留記憶の変動表示ゲームが実行されるとフラグがオフに設定される。先読み演出実行フラグがオンの間は、変動表示ゲームが実行される都度、保留記憶の先読みウィンドウが出現する。そのため、保留記憶の表示が変化する先読み演出に加えて、先読みウィンドウによる先読み演出が実行され、先読み演出への興味を遊技者に与える。 In this way, when the reserved memory to be the target of the look-ahead effect occurs, the look-ahead effect execution flag is turned on, and when the variable display game of the reserved memory is executed, the flag is set to off. While the look-ahead effect execution flag is on, the look-ahead window of reserved storage appears each time the variable display game is executed. Therefore, in addition to the look-ahead effect in which the display of the reserved memory changes, the look-ahead effect by the look-ahead window is executed to give the player an interest in the look-ahead effect.
〔本発明の第3の実施の形態の効果〕
以上のように、本発明の第3の実施の形態によれば、確変大当りの先読み演出において、先読みウィンドウ内に確変大当りを予告する態様のミニ変動表示ゲームが実行されることがあるため、遊技者は先読み演出により事前に大当りとなることのみならず、該大当りが確変大当りであることを知ることができる。そのため、遊技者の先読み演出に対する関心を高め、確変大当りへの期待感を高める。
[Effect of the third embodiment of the present invention]
As described above, according to the third embodiment of the present invention, in the look-ahead effect of the variable probability big hit, the mini-variation display game in which the probability variable big hit is announced in the look-ahead window may be executed. A player can know in advance not only that the big win will be achieved by the look-ahead performance, but also that the big win is a probability variable big win. Therefore, the player's interest in the look-ahead performance is heightened, and expectations for the probability variable big win are heightened.
また、ミニ変動表示ゲームは、操作ボタン25を操作しないと仮停止結果を表示しないため、遊技者に遊技への参加を促し、先読み演出された保留記憶の変動表示ゲームへの期待感を高める。
In addition, since the mini variable display game does not display the temporary stop result unless the
また、先読み対象の保留記憶よりも前に大当りがある場合には、先読み演出を実行しないため、大当りによって確率状態が変更されることで異なる遊技結果となる場合でも、矛盾する演出により遊技者の興趣が低下してしまうことを防止できる。 In addition, when there is a big hit before the reserved memory of the look-ahead target, the look-ahead effect is not executed, so even if a different game result is obtained due to a change in the probability state due to the big win, the contradictory effect is given to the player. It is possible to prevent a decrease in interest.
(第3の実施の形態の変形例1)
第3の実施の形態では、先読みウィンドウ予告選択テーブルに5種類のミニ変動表示ゲームを用意した。これに対して、第3の実施の形態の変形例1では、3種類のミニ変動表示ゲームを用意する。
(
In the third embodiment, five types of mini variable display games are prepared in the look-ahead window preview selection table. On the other hand, in
以下、第3の実施の形態の変形例1について図58から図59を参照して説明する。なお、第3の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
〔先読みウィンドウ予告選択テーブル〕
図58は、本発明の第3の実施の形態の変形例1の先読みウィンドウ予告選択テーブルを説明する図である。また、図59は、本発明の第3の実施の形態の変形例1の先読みウィンドウが表示される場合の画面遷移図である。
[Preview window preview selection table]
FIG. 58 is a diagram illustrating a look-ahead window preview selection table according to
図58に示すように、本実施例では、「通常大当り」、「確変大当り」、「仮停止なし」の3種類からミニ変動表示ゲームが選択される。本実施例では、図54に示す先読みウィンドウ予告選択テーブルよりも簡素化されるため、先読み演出のパターンが絞られて、遊技者は先読み演出の理解が容易となる。 As shown in FIG. 58, in this embodiment, the mini variable display game is selected from three types of "normal jackpot", "probability variable jackpot", and "no temporary stop". In this embodiment, the look-ahead window notice selection table shown in FIG. 54 is simplified, so the patterns of the look-ahead effect are narrowed down, and the player can easily understand the look-ahead effect.
図58及び図59に示すように、本実施例では、通常リーチ及び確変リーチのミニ変動表示ゲームが、本実施例では削除され、結果がはずれの場合には、ミニ変動表示ゲームは仮停止しない。そのため、ボタン操作によりミニ図柄が仮停止した場合には、大当り確定を予告する。 As shown in FIGS. 58 and 59, in this embodiment, the mini-variation display games of normal reach and probability variable reach are deleted in this embodiment, and if the result is lost, the mini-variation display game is not temporarily stopped. . Therefore, when the mini symbols are temporarily stopped by the button operation, the decision of the big hit is notified.
また、確変大当りのミニ変動表示ゲームは、結果が確変大当りの場合にしか選択されないので、ミニ図柄の停止態様によっては、通常大当りであるか、確変大当りであるかを予告可能である。 Also, since the mini variable display game of the probability variable big win is selected only when the result is the probability variable big win, it is possible to predict whether the normal big win or the probability variable big win will occur depending on the stop mode of the mini symbols.
(第3の実施の形態の変形例1の効果)
以上のように、本発明の第3の実施の形態の変形例1によれば、第3の実施の形態の効果に加え、ミニ変動表示ゲームの種類が3種類に限られて、選択パターンも簡素化されるため、先読み演出のパターンを遊技者に容易に把握させることができる。
(Effect of
As described above, according to Modified Example 1 of the third embodiment of the present invention, in addition to the effects of the third embodiment, the types of mini-variation display games are limited to three types, and the selection patterns are Since it is simplified, it is possible for the player to easily grasp the pattern of the look-ahead effect.
特に、結果がはずれの場合の選択パターンが「仮停止なし」に限定されるため、いわゆるガセ報知がなく、無用な期待感を遊技者に与えずに、遊技者に安心感をもって遊技に集中させることができる。 In particular, since the selection pattern when the result is a failure is limited to ``no temporary stop'', there is no so-called fake notification, the player is not given unnecessary expectations, and the player can concentrate on the game with a sense of security. be able to.
〔第3の実施の形態の変形例2〕
第3の実施の形態の変形例1では、先読みウィンドウ予告選択テーブルに3種類のミニ変動表示ゲームを用意した。これに対して、第3の実施の形態の変形例2では、2種類のミニ変動表示ゲームを用意する。
[
In
以下、第3の実施の形態の変形例2について図60から図61を参照して説明する。なお、第3の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
〔先読みウィンドウ予告選択テーブル〕
図60は、本発明の第3の実施の形態の変形例2の先読みウィンドウ予告選択テーブルを説明する図である。また、図61は、本発明の第3の実施の形態の変形例2の先読みウィンドウが表示される場合の画面遷移図である。
[Preview window preview selection table]
FIG. 60 is a diagram for explaining a look-ahead window preview selection table according to
図60に示すように、本実施例では、「通常大当り」、「確変大当り」の2種類からミニ変動表示ゲームが選択される。本実施例では、図58に示す先読みウィンドウ予告選択テーブルよりもさらに簡素化されるため、先読み演出のパターンが絞られて、遊技者は先読み演出の理解がさらに容易となる。 As shown in FIG. 60, in this embodiment, the mini-variation display game is selected from two types of "normal jackpot" and "probability variable jackpot". In this embodiment, the look-ahead window notice selection table is further simplified than the look-ahead window notice selection table shown in FIG. 58, so that the look-ahead effect patterns are narrowed down and the player can more easily understand the look-ahead effect.
図60及び図61に示すように、本実施例では、先読み演出の対象であり、かつ結果が大当りの保留記憶に対して、通常大当り又は確変大当りのミニ変動表示ゲームが表示される。そのため、先読みウィンドウが表示された場合には、大当り確定を予告する。 As shown in FIGS. 60 and 61, in the present embodiment, mini-variation display games with normal big wins or probability variable big wins are displayed for pending memories of big wins that are objects of look-ahead effects. Therefore, when the look-ahead window is displayed, the determination of the big win is announced.
また、確変大当りのミニ変動表示ゲームは、結果が確変大当りの場合にしか選択されないので、ミニ図柄の停止態様によっては、通常大当りであるか、確変大当りであるかを予告可能である。 Also, since the mini variable display game of the probability variable big win is selected only when the result is the probability variable big win, it is possible to predict whether the normal big win or the probability variable big win will occur depending on the stop mode of the mini symbols.
(第3の実施の形態の変形例2の効果)
以上のように、本発明の第3の実施の形態の変形例2によれば、ミニ変動表示ゲームの種類が2種類に限られて、選択パターンもより簡素化されるため、先読み演出のパターンを遊技者にさらに容易に把握させることができる。
(Effect of
As described above, according to Modified Example 2 of the third embodiment of the present invention, the types of mini-variation display games are limited to two types, and the selection patterns are further simplified. can be more easily grasped by the player.
また、先読みウィンドウが出現することで大当りの告知となり、ボタン操作では確変大当りであるか否かの告知を得ることができる。そのため、遊技者にボタン操作を促し、遊技への参加を高めることができる。 In addition, the appearance of the look-ahead window serves as a notice of a big hit, and button operation makes it possible to obtain a notice of whether or not it is a probability variable big hit. Therefore, it is possible to prompt the player to operate the button and increase participation in the game.
〔第3の実施の形態の変形例3〕
第3の実施の形態では、先読みウィンドウは画面の大半を占める大きさとして表示された。これに対して、第3の実施の形態の変形例3では、複数の大きさの先読みウィンドウが表示される。
[
In the third embodiment, the look-ahead window was displayed as a size that occupied most of the screen. In contrast, in
以下、第3の実施の形態の変形例3について図62を参照して説明する。本実施例では、先読みウィンドウの表示形態として複数の表示形態を例示する。なお、第3の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
〔先読みウィンドウが表示中の画面〕
図62は、本発明の第3の実施の形態の変形例3の先読みウィンドウの表示形態を説明する図である。
[Screen when the prefetch window is displayed]
FIG. 62 is a diagram for explaining the display form of the look-ahead window in
(A)は、実行中の変動表示ゲームの表示に重ねて先読みウィンドウを表示する画面である。重なる範囲が広くなると、実行中の変動表示ゲームが見難くなるため、先読みウィンドウは小さく表示される。この表示形態では、変動表示ゲームが主、先読みウィンドウが従、の関係であるため表示のバランスが良く、先読み演出が過度に強調されない。また、変動表示ゲームの部分は通常時と同じ画像データを使用可能なので、データ容量の増加を防止できる。 (A) is a screen that displays a look-ahead window superimposed on the display of the variable display game being executed. If the overlapping range becomes large, it becomes difficult to see the variable display game being executed, so the look-ahead window is displayed in a small size. In this display mode, since the variable display game is the main and the look-ahead window is the follower, the display is well-balanced and the look-ahead effect is not excessively emphasized. In addition, since the variable display game portion can use the same image data as the normal time, it is possible to prevent an increase in data volume.
(B)は、表示領域を上下に分割し、変動表示ゲームと先読みウィンドウを半々に表示する画面である。先読みウィンドウの大きさは(A)よりも大きく表示されるため、ミニ変動表示ゲームが見やすくなる。また、変動表示ゲームも十分な大きさで表示されるため、遊技者は両方の変動の確認が容易である。 (B) is a screen in which the display area is divided into upper and lower parts, and the variable display game and the look-ahead window are displayed in half. Since the size of the look-ahead window is displayed larger than that of (A), the mini-variation display game becomes easier to see. Also, since the variable display game is displayed in a sufficiently large size, the player can easily confirm both variations.
(C)は、先読みウィンドウが大きく表示され、変動表示ゲームが右上に小さく表示される画面である。先読みウィンドウが大きく表示されるため、先読み演出に期待感を持たせることができる。また、遊技者は変動表示ゲームよりもミニ変動表示ゲームの先読み演出に関心が向き易くなり、遊技の興趣を高める効果を有する。 (C) is a screen in which the look-ahead window is displayed large and the variable display game is displayed small in the upper right. Since the look-ahead window is displayed in a large size, it is possible to give a sense of anticipation to the look-ahead effect. In addition, the player is more likely to be interested in the look-ahead effect of the mini variable display game rather than the variable display game, which has the effect of increasing the interest in the game.
このように、先読みウィンドウの表示形態には複数の形態が考えられ、例えば、期待度が高いほど先読みウィンドウを大きく表示してもよい。また、先読みウィンドウの表示形態は、先読みウィンドウを出現させる都度、遊技者に選択させてもよい。 In this manner, a plurality of forms of displaying the look-ahead window are conceivable. For example, the higher the degree of expectation, the larger the look-ahead window may be displayed. Also, the display mode of the prefetch window may be selected by the player each time the prefetch window appears.
なお、(A)~(C)では、先読みウィンドウが表示された画面を図示したが、いずれの表示形態であっても、先読みウィンドウの表示から所定時間に先読みウィンドウの表示は消える。 Although (A) to (C) show screens on which the look-ahead window is displayed, the look-ahead window disappears after a predetermined time from the time the look-ahead window is displayed, regardless of the display mode.
また、先読みウィンドウの表示形態は図62に図示する形態に限定されず、変動表示ゲームと先読みウィンドウを交互に表示させる形態、先読みウィンドウを透かして表示させる形態、遊技者によるボタン操作の操作量に応じて先読みウィンドウが大小する形態など、図示しない形態であってもよい。 Further, the display form of the look-ahead window is not limited to the form shown in FIG. A form (not shown) such as a form in which the look-ahead window is increased or decreased accordingly may be used.
(第3の実施の形態の変形例3の効果)
以上のように、本発明の第3の実施の形態の変形例3によれば、先読みウィンドウは、複数の表示形態のうちから任意に選択可能であるため、適宜効果的に視認性や演出性を確保して、先読み予告(先読み演出)を演出することが可能である。
(Effect of
As described above, according to Modified Example 3 of the third embodiment of the present invention, the look-ahead window can be arbitrarily selected from among a plurality of display modes. , it is possible to produce a pre-reading notice (pre-reading effect).
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態から第3の実施の形態では、先読み対象となる保留記憶について保留記憶単体で先読み演出を実行した。また、先読みの期待度は、保留記憶の形態を変化させる先読み態様(図51参照)や、先読みウィンドウにおけるミニ変動表示ゲームによって表現された。これに対して、第4の実施の形態では、先読み対象となる保留記憶から後の保留記憶を連続的に使用して先読み演出の期待度を演出する(図65参照)。
(Fourth embodiment)
In the first embodiment to the third embodiment, the prefetch effect is executed by the reserved memory alone for the reserved memory to be prefetched. In addition, the degree of anticipation of look-ahead was expressed by a look-ahead mode (see FIG. 51) that changes the form of reserved memory and a mini-variation display game in the look-ahead window. On the other hand, in the fourth embodiment, the degree of anticipation of the prefetch effect is produced by continuously using the reserve memory to be prefetched and the subsequent reserve memory (see FIG. 65).
以下、第4の実施の形態について図63から図67を参照して説明する。なお、第2の実施の形態又は第3の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。 The fourth embodiment will be described below with reference to FIGS. 63 to 67. FIG. Descriptions of matters common to the second embodiment or the third embodiment will be omitted, and only different matters will be described.
〔先読み予告設定処理〕
図63は、本発明の第4の実施の形態の先読み予告設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Prefetching notice setting process]
FIG. 63 is a flow chart showing the procedure of pre-reading notice setting processing according to the fourth embodiment of this invention.
本発明の第4の実施の形態の先読み予告設定処理は、先読み演出実行フラグがオンである場合には、事前判定コマンドから先読み予告態様を選択する処理が第3実施形態の先読み予告設定処理に付加される。 In the pre-reading notice setting process of the fourth embodiment of the present invention, when the pre-reading effect execution flag is ON, the process of selecting the pre-reading notice mode from the pre-determination command is the pre-reading notice setting process of the third embodiment. added.
演出制御装置300は、先読み演出実行コマンドを受信した場合には(S5005の結果が「Y」)、先読み演出実行フラグがオンであるか否かを判定する(S6301)。先読み演出実行フラグがオンである場合には、後述する先読み演出選択処理を実行し(S6302)、本処理を終了する。先読み演出選択処理は、事前判定コマンドにより選択した先読み予告振分テーブルから先読み予告態様を設定する処理であり、第2実施形態及び第3実施形態の先読み予告設定処理のS5011~S5013に相当する。
一方、先読み演出実行フラグがオンではない場合には(S6301の結果が「N」)、演出制御装置300は、先読み対象となる保留記憶の表示に所定の先読み予告態様を設定する。先読み演出実行フラグがオフである場合には、先読み対象の保留記憶の表示は、期待度に関係なく、所定の表示態様が設定される。その後、S5007以降の処理を実行する。
On the other hand, when the look-ahead effect execution flag is not ON (the result of S6301 is "N"), the
〔先読み演出選択処理〕
次に、上述した第4実施形態の先読み予告設定処理における先読み演出選択処理の詳細について説明する。図64は、本発明の第4の実施の形態の先読み演出選択処理の手順を示すフローチャートである。
[Look-ahead effect selection processing]
Next, the details of the prefetching effect selection process in the prefetching announcement setting process of the fourth embodiment described above will be described. FIG. 64 is a flow chart showing the procedure of prefetch effect selection processing according to the fourth embodiment of the present invention.
先読み演出選択処理は、選択したはずれ時又は大当り時の先読み予告振分テーブル(図66参照)から、先読み予告態様(図65参照)を設定する処理である。 The look-ahead effect selection process is a process of setting a look-ahead notice mode (see FIG. 65) from the look-ahead notice allocation table (see FIG. 66) at the time of the selected loss or big hit.
演出制御装置300は、まず、受信した始動口入賞演出コマンドから先読みの対象となる保留記憶のリーチ系統情報を取得する(S6401)。
次に、演出制御装置300は、S5009又はS5010でセットした先読み予告振分テーブル及びS6401で取得したリーチ系統情報から先読み予告態様を選択する(S6402)。
Next, the
次に、演出制御装置300は、対象となる保留記憶の後続の保留記憶であって、連続的に先読み演出を実行する保留記憶の表示態様にS6402で選択した表示態様を設定し(S6403)、本処理を終了する。S6403の処理により、後続の保留記憶の表示態様が設定され、先読み対象の保留記憶の期待度が報知される。
Next, the
〔先読み予告態様〕
次に、本実施形態における連続的な先読み予告態様の詳細について説明する。図65は、本発明の第4の実施の形態の先読み予告態様を示す図であり、(A)は先読み演出として表示される保留記憶の連続的な表示形態を表す図、(B)は先読み予告態様と期待度の関係を表す図である。また、図66は、本発明の第4の実施の形態の先読み予告振分テーブルを表す図である。
[Pre-read notice mode]
Next, the details of the continuous prefetch announcement mode in this embodiment will be described. 65A and 65B are diagrams showing a pre-reading notice mode according to the fourth embodiment of the present invention, in which (A) is a diagram showing a continuous display form of pending memory displayed as a pre-reading effect, and (B) is a pre-reading It is a figure showing the relationship between an advance notice mode and an expectation degree. FIG. 66 is a diagram showing a pre-reading notice allocation table according to the fourth embodiment of this invention.
図65(A)は、先読み演出として表示される保留記憶の形態を表す図である。ここでは、保留1から保留4までの4つの保留記憶が連続的な先読み演出として表示されている。汽車の先頭にあたる絵柄が記憶1を表し、先読みの対象となる保留記憶である。また、記憶1に続く貨車の絵柄が記憶2、さらに続く貨車の絵柄が記憶3、記憶4を表す。
FIG. 65(A) is a diagram showing a form of pending storage displayed as a look-ahead effect. Here, four pending memories from
図67の画面遷移図でも説明するが、先読み対象の対象となる保留記憶が入賞すると、先読み演出として、まず所定の表示態様(例えば、汽車)が保留記憶として表示される。続いて、さらに入賞があると、当該後続の入賞の保留記憶は所定の態様(例えば、貨車)として表示される。 As will be explained in the screen transition diagram of FIG. 67, when a reserved memory to be read ahead wins, a predetermined display mode (for example, a train) is first displayed as a reserved memory as a look-ahead effect. Subsequently, when there is another prize, the pending memory of the subsequent prize is displayed in a predetermined manner (for example, a freight car).
(B)では、期待度に応じた積荷量をもつ3種類の貨車を例示する。貨車の積荷は、期待度の低い先読み態様Aから期待度の高い先読み態様Cへと、積荷の量が増加する。なお、貨車がいずれの貨車として表示するかは、上述の先読み演出選択処理で設定される。 In (B), three types of freight cars having cargo amounts corresponding to expectations are exemplified. The cargo of the freight car increases in cargo amount from anticipation mode A with low expectation to anticipation mode C with high anticipation. It should be noted that which freight car is displayed is set in the above-described look-ahead effect selection process.
このように、本実施形態は、先読み対象の保留記憶の後続の保留記憶によって期待度を演出する。表示される貨車の数が多いほど変動内容の予測を行ないやすくなり、予告の信頼度が高まるため、止め打ちを抑制する効果を有する。 In this way, the present embodiment produces expectations by the pending memory that follows the prefetched pending memory. The greater the number of displayed freight cars, the easier it is to predict the content of fluctuations, and the higher the reliability of the advance notice, which has the effect of suppressing the final blow.
また、本実施形態の先読み予告振分テーブルは、第2実施形態の先読み予告振分テーブルと比較して、予告態様として「変化なし」が設定されない。そのため、いずれのリーチ系統情報であっても、先読み態様AからCのいずれかが選択される。 Further, in the pre-reading notice distribution table of the present embodiment, "no change" is not set as the notice mode as compared with the pre-reading notice distribution table of the second embodiment. Therefore, one of the look-ahead modes A to C is selected for any reach system information.
〔本実施形態の先読み演出の画面遷移〕
図67は、本発明の第4の実施の形態を説明するために、特図1に先読み対象の入賞及び後続の3個の入賞があった場合の画面遷移の一例を示す図である。
[Screen transition of look-ahead effect in this embodiment]
FIG. 67 is a diagram showing an example of screen transition when there is a prefetch target win and three subsequent wins in Special Figure 1, in order to explain the fourth embodiment of the present invention.
(A)は、結果が「はずれ」の特図1の変動表示ゲームが実行され、特別図柄(識別情報)が変動中の画面である。画面には、特図1に白丸で表す保留記憶がある。
(A) is a screen in which the special symbol (identification information) is fluctuating while the
(B)は、先読み対象の入賞があり、先読み対象の保留記憶が所定の形態として先読み演出が実行された画面である。入賞と同時に汽車として表示される。 (B) is a screen in which there is a prefetch target win and prefetch effect is executed with the prefetch target pending memory in a predetermined form. It is displayed as a train at the same time as winning a prize.
(C)は、さらに入賞があり、先読み対象の保留記憶の後続の入賞として、先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、期待度「中」の先読み態様Bとして表示され、大当りの期待度が高まる。 (C) is a screen in which there is a further prize, and the prefetch effect is executed as the subsequent prize of the pending memory of the prefetch target. The subsequent reserved memory is displayed as a look-ahead mode B with an expectation level of "middle", and the expectation level of the big win is increased.
(D)は、先読み対象のひとつ前の入賞が消化されて、新たな変動表示ゲームが開始するとともに、さらに入賞があり、後続の入賞として先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、期待度「低」の先読み態様Aとして表示されているため、期待度が低下する。 (D) is a screen in which the previous win of the prefetch target is completed, a new variable display game is started, and there is another win, and the prefetch effect is executed as the subsequent win. Since the subsequent pending memory is displayed as the look-ahead mode A with the "low" expectation level, the expectation level is lowered.
(E)は、さらに入賞があり、後続の入賞として先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、期待度「大」の先読み態様Cとして表示されているため、期待度が上昇する。 (E) is a screen in which there is another prize, and the look-ahead effect is executed as the subsequent prize. Since the subsequent pending memory is displayed as the look-ahead mode C with the degree of expectation "high", the degree of expectation increases.
(F)は、先読み対象の保留記憶の変動表示ゲームが開始した画面である。 (F) is a screen on which the variable display game of the reserved memory to be read ahead has started.
(G)は、その後、先読み対象の保留記憶の変動表示ゲームが実行され、変動停止した画面である。確定すると、貨車として表示された保留記憶は通常の保留記憶(白丸の保留記憶)として表示される。 (G) is a screen in which the fluctuation display game of the hold memory to be read ahead is executed after that, and the fluctuation is stopped. Once confirmed, the pending memory displayed as a freight car is displayed as a normal pending memory (open circle pending memory).
先読み態様で表示された後続の保留記憶を通常の表示態様に戻すタイミングは、(G)のように先読み対象の保留記憶の変動表示ゲームの結果が確定したときの他、先読み対象の保留記憶の変動表示ゲームが開始したときや、先読み対象の保留記憶の変動表示ゲームの次に実行される変動表示ゲームが開始したときとしてもよい。 The timing for returning the subsequent reserved memory displayed in the look-ahead mode to the normal display mode is when the result of the variable display game of the read-ahead target reserved memory is confirmed as in (G), and when the look-ahead target reserved memory is returned to the normal display mode. It may be the time when the variable display game is started, or the time when the variable display game to be executed next to the variable display game of the pending memory to be read ahead is started.
〔第4の実施の形態の効果〕
以上のように、本発明の第4の実施の形態によれば、先読み対象の保留記憶が所定の形態として表示され、当該先読み対象の保留記憶の後続の保留記憶は、期待度を演出する形態として表示される。特に、後続の入賞数が多いほど、先読み演出の信頼度が高まる。そのため、先読み対象の入賞後の止め打ちを抑制する効果を有する。
[Effect of the fourth embodiment]
As described above, according to the fourth embodiment of the present invention, the reserved memory to be read ahead is displayed in a predetermined form, and the reserved memory subsequent to the reserved memory to be read ahead is displayed in a form that presents the degree of expectation. displayed as In particular, the greater the number of subsequent wins, the higher the reliability of the look-ahead effect. Therefore, it has the effect of suppressing the final blow after winning the prize of the prefetch target.
また、本発明の第4の実施の形態によれば、先読み対象の保留記憶と後続の保留記憶の表示態様は、例えば、汽車と貨車のように連続性をもって表示され、ゲーム性を高めることができるとともに、始動記憶の表示態様の装飾性を高めることもできる。そのため、先読み演出により、さらに遊技の興趣が向上する。 Further, according to the fourth embodiment of the present invention, the display modes of the reserved memory to be read ahead and the subsequent reserved memory are displayed with continuity, such as a train and a freight car, for example, to enhance the game. In addition, it is possible to enhance the decorativeness of the display mode of the starting memory. Therefore, the look-ahead effect further enhances the amusement of the game.
(第4の実施の形態の変形例1)
第4の実施の形態では、先読み対象の保留記憶と後続の保留記憶とを、連続性のある所定の形態で先読み演出(例えば、汽車と貨車として表示し、貨車の積荷量によって期待度を演出)した。これに対して、第4の実施の形態の変形例1では、連続性のある所定の形態での先読み演出としつつも、絵柄として連結する形態又は連結しない形態(例えば、ブロック形態)として期待度を演出する(図69参照)。
(
In the fourth embodiment, the reserved memory to be read ahead and the subsequent reserved memory are displayed in a predetermined form with continuity (for example, a train and a freight car are displayed, and the degree of expectation is produced by the cargo amount of the freight car. )did. On the other hand, in the first modification of the fourth embodiment, while the look-ahead effect is performed in a predetermined form with continuity, the expectations are set as a form that is connected as a pattern or a form that is not connected (for example, a block form). (See FIG. 69).
以下、第4の実施の形態の変形例1について図68から図71を参照して説明する。なお、第4の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
〔先読み演出選択処理〕
図68は、本発明の第4の実施の形態の先読み演出選択処理の手順を示すフローチャートである。
[Look-ahead effect selection processing]
FIG. 68 is a flow chart showing the procedure of prefetch effect selection processing according to the fourth embodiment of the present invention.
本発明の第4の実施の形態の変形例1の先読み予告設定処理は、先読み対象の保留記憶の後続の保留記憶が何番目の保留記憶であるかにより先読み態様を選択する処理が第4実施形態の先読み演出選択処理に付加される。
In the pre-reading notice setting process of the
演出制御装置300は、S6401の処理に続いて、後続の保留記憶が何番目の保留記憶であるかをチェックする(S6801)。次に、S5009又はS5010で設定した先読み予告振分テーブル(図70参照)、リーチ系統情報及び記憶番号から先読み態様を選択する(S6802)。
次に、演出制御装置300は、表示対象となる保留記憶の表示にS6802で選択された先読み態様を設定し(S6403)、その後、本処理を終了する。
Next, the
〔先読み予告態様〕
次に、本実施例における連続的な先読み予告態様の詳細について説明する。図69は、本発明の第4の実施の形態の変形例1の先読み予告態様を示す図であり、(A)は先読み演出として表示される保留記憶の表示形態を表す図、(B)は先読み予告態様として記憶1から記憶4までが連結した状態を表す図である。また、図70は、本発明の第4の実施の形態の変形例1の先読み予告振分テーブルを表す図である。
[Pre-read notice mode]
Next, the details of the continuous prefetch announcement mode in the present embodiment will be described. 69A and 69B are diagrams showing a pre-reading notice mode of
図69(A)に示すように、先読み予告態様AからDは、例えば、凹又は凸を一部に持つブロック形態である。先読み予告態様AからDまでが連結した態様は(B)に示す。 As shown in FIG. 69(A), the pre-reading announcement forms A to D are, for example, block forms partially having concaves or convexes. (B) shows an aspect in which the pre-reading advance notice aspects A to D are connected.
先読み対象の記憶1には、先読み予告態様Aが選択される。後続の記憶2~4は、図70に示す先読み予告振分テーブルから選択される。
Prefetching announcement mode A is selected for
記憶1の先読み予告態様Aの次に記憶2として先読み予告態様Bが表示されると、絵柄として連結するが、記憶2として先読み予告態様Cが表示されると、絵柄として連結しない。このように、絵柄が連結すると期待度が高く、絵柄が連結しないと期待度が低い先読み演出となることが、本実施例の特徴である。
When pre-reading notice mode B is displayed as
〔本実施例の先読み演出の画面遷移〕
図71は、本発明の第4の実施の形態の変形例1を説明するために、特図1に先読み対象の入賞及び後続の3個の入賞があった場合の画面遷移の一例を示す図である。図71(A)~(C)までは先読み予告演出の開始から絵柄が連結する先読み予告態様を表し、(D1)~(E1)は、さらに絵柄が連結する場合の画面遷移を表す。また、(D2)~(E2)は、絵柄が連結しない場合の画面遷移を表す。
[Screen transition of look-ahead effect in this embodiment]
FIG. 71 is a diagram showing an example of screen transition when there is a prefetch target win and three subsequent wins in special figure 1, in order to explain
(A)は、結果が「はずれ」の特図1の変動表示ゲームが実行され、特別図柄(識別情報)が変動中の画面である。画面には、特図1に白丸で表す保留記憶がある。
(A) is a screen in which the special symbol (identification information) is fluctuating while the
(B)は、先読み対象の入賞があり、先読み対象の保留記憶が所定の形態として先読み演出が実行された画面である。入賞と同時に保留記憶が先読み予告態様Aとして表示される。また、先読み演出の開始とともに、破線で示す後続の記憶表示部が、「丸」から先読み予告態様の「外枠」に変化して表示される。この先読み予告態様の破線表示(ブロックの破線表示)を「ナビ」と呼び、ナビは連結する態様として表示される。 (B) is a screen in which there is a prefetch target win and prefetch effect is executed with the prefetch target pending memory in a predetermined form. The pending memory is displayed as a pre-reading announcement mode A at the same time as winning a prize. In addition, along with the start of the look-ahead effect, the subsequent memory display portion indicated by the dashed line is displayed by changing from the "circle" to the "outer frame" of the look-ahead notice mode. The dashed line display of this pre-reading preview mode (broken line display of blocks) is called "navigation", and the navigation is displayed as a linked mode.
(C)は、さらに入賞があり、先読み対象の保留記憶の後続の入賞として、先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、ナビと同じ形態の先読み予告態様Bとして表示され、大当りの期待度が高まる。 (C) is a screen in which there is a further prize, and the prefetch effect is executed as the subsequent prize of the pending memory of the prefetch target. The subsequent pending memory is displayed as a look-ahead announcement mode B in the same form as navigation, increasing the expectation of a big win.
次に、後続の保留記憶の絵柄がさらに連結するD1からE1の画面について説明する。 Next, the screens from D1 to E1 to which the subsequent pending memory patterns are further connected will be described.
(D1)は、先読み対象のひとつ前の保留記憶が消化されて、新たな変動表示ゲームが開始するとともに、さらに入賞があり、後続の入賞として先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、ナビと同じ形態の先読み予告態様Cとして表示され、期待度がさらに高まる。 (D1) is a screen in which the pending memory immediately before the prefetch target is consumed, a new variable display game is started, there is a prize, and a prefetch effect is executed as the subsequent prize. The subsequent pending memory is displayed as a pre-reading announcement mode C in the same form as navigation, further increasing the degree of expectation.
(E1)は、さらに入賞があり、後続の入賞として先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、ナビと同じ形態の先読み予告態様Dとして表示され、先読み予告態様AからDまでが連結し、期待度がさらに高まる。また、先読み演出の完成形に接することで、遊技者に達成感を与える。 (E1) is a screen in which there is another prize, and the look-ahead effect is executed as the subsequent prize. The subsequent pending memory is displayed as a pre-reading notice mode D in the same form as the navigation, and the pre-reading notice modes A to D are connected, further increasing the degree of expectation. In addition, the player is given a sense of accomplishment by coming into contact with the completed form of the look-ahead effect.
一方、D2からE2は絵柄が連結しない場合の画面遷移である。 On the other hand, from D2 to E2 are screen transitions when patterns are not connected.
(D2)は、先読み対象のひとつ前の入賞が消化されて、新たな変動表示ゲームが開始するとともに、さらに入賞があり、後続の入賞として先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、ナビと異なる形態の先読み予告態様Bとして表示され、期待度が低下する。 (D2) is a screen in which the previous win of the prefetch target is completed, a new variable display game is started, and there is another win, and the prefetch effect is executed as the subsequent win. The subsequent pending memory is displayed as a pre-reading announcement mode B that is different from navigation, and the degree of expectation is lowered.
(E2)は、さらに入賞があり、後続の入賞として先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、ナビと同じ形態の先読み予告態様Dとして表示されるが、一連の先読み予告として連結していないため、期待度が低い。 (E2) is a screen in which there is another prize, and the look-ahead effect is executed as the subsequent prize. The subsequent reserved memory is displayed as a pre-reading notice mode D in the same form as navigation, but is not linked as a series of pre-reading notices, so the degree of expectation is low.
〔第4の実施の形態の変形例1の効果〕
以上のように、本発明の第4の実施の形態の変形例1によれば、先読み対象の保留記憶が所定の形態として表示され、当該先読み対象の保留記憶の後続の保留記憶は、期待度を演出する形態として表示される。特に、後続の入賞数が多いほど、先読み演出の信頼度が高まる。また、保留4まで連結する先読み演出がされると遊技者に爽快感や達成感を与え、期待感を高める。そのため、先読み対象の入賞後の止め打ちを抑制する効果を有する。
[Effect of
As described above, according to Modified Example 1 of the fourth embodiment of the present invention, the pending memory to be prefetched is displayed in a predetermined form, and the pending memory subsequent to the pending memory to be prefetched is displayed according to the expectations It is displayed as a form that directs In particular, the greater the number of subsequent wins, the higher the reliability of the look-ahead effect. In addition, when a look-ahead effect connecting up to hold 4 is performed, the player is given an exhilarating feeling and a sense of accomplishment, and the sense of anticipation is heightened. Therefore, it has the effect of suppressing the final blow after winning the prize of the prefetch target.
また、本発明の第4の実施の形態の変形例1によれば、先読み対象の保留記憶と後続の保留記憶の表示態様は、例えば、凹凸を持つブロックとして表示され、ブロックが連結するか否かというゲーム性を有する。そのため、先読み演出により、遊技の興趣がさらに向上する。 Further, according to the first modification of the fourth embodiment of the present invention, the display mode of the pending memory to be prefetched and the subsequent pending memory are displayed as, for example, blocks with unevenness, and whether or not the blocks are connected is displayed. It has a game property. Therefore, the look-ahead effect further enhances the amusement of the game.
(第4の実施の形態の変形例2)
第4の実施の形態の変形例1では、期待度の高低は後続の保留記憶の絵柄が連結する/連結しないによって表現した。これに対して、第4の実施の形態の変形例2では、期待度の高低は後続の保留記憶の絵柄の関連性の有無によって表現する(図72参照)。
(
In the
以下、第4の実施の形態の変形例2について図72から図73を参照して説明する。なお、第4の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。
〔本実施例の先読み演出の画面遷移〕
図72は、本発明の第4の実施の形態の変形例2を説明するために、特図1に先読み対象の入賞及び後続の3個の入賞があった場合の画面遷移の一例を示す図である。図72(A)~(D)は絵柄が関連する画面遷移を表し、(E1)~(E3)は、絵柄が関連する場合、関連しない場合、絵柄が表示されない場合の画面遷移を表す。また、図73は、絵柄の関連性がそれぞれ異なるグループとしてグループA、グループBを示す図である。ここでは例として果物をグループAに、海の生物をグループBとしているが、遊技機のテーマに合わせた内容やキャラクターとするのが望ましい。また、表示されるグループによって期待度が異なるようにしてもよい。
[Screen transition of look-ahead effect in this embodiment]
FIG. 72 is a diagram showing an example of screen transition when there is a prefetch target win and three subsequent wins in the special figure 1, in order to explain the
(A)は、結果が「はずれ」の特図1の変動表示ゲームが実行され、特別図柄(識別情報)が変動中の画面である。画面には、特図1に白丸で表す保留記憶がある。
(A) is a screen in which the special symbol (identification information) is fluctuating while the
(B)は、先読み対象の入賞があり、先読み対象の保留記憶が所定の形態として先読み演出が実行された画面である。入賞と同時に先読み予告態様のグループが選択され、ここでは保留記憶がグループAのブドウとして表示される。ただし、後続の保留記憶は必ずしも同じグループから選択されるものではない。 (B) is a screen in which there is a prefetch target win and prefetch effect is executed with the prefetch target pending memory in a predetermined form. At the same time as winning a prize, a group of pre-reading announcement modes is selected, and reserved memory is displayed as group A grapes here. However, subsequent pending stores are not necessarily selected from the same group.
(C)は、さらに入賞があり、先読み対象の保留記憶の後続の入賞として、先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、先読み対象と同じグループAのメロンとして表示され、大当りの期待度が高まる。 (C) is a screen in which there is a further prize, and the prefetch effect is executed as the subsequent prize of the pending memory of the prefetch target. The subsequent reserved memory is displayed as a melon of the same group A as the pre-reading target, increasing the expectation of a big win.
(D)は、さらに入賞があり、先読み対象の保留記憶の後続の入賞として、先読み演出が実行された画面である。当該後続の保留記憶は、先読み対象と同じグループAのリンゴとして表示され、大当りの期待度がさらに高まる。 (D) is a screen in which there is a further prize, and the prefetch effect is executed as the subsequent prize of the pending memory of the prefetch target. The subsequent reserved memory is displayed as an apple of the same group A as the prefetch target, further increasing the expectation of a big win.
次に、さらに入賞があり、後続の保留記憶の絵柄が先読み対象の保留記憶と関連して表示される場合と関連せずに表示される場合とをE1からE3の画面を用いて説明する。 Next, a case where there is a prize and a case where the pattern of the subsequent pending memory is displayed in association with the pending memory to be read ahead and a case where it is displayed without association will be described using screens E1 to E3.
(E1)は、保留4に入賞があり、当該後続の保留記憶は、先読み対象と同じグループAのパイナップルとして表示された画面である。先読み対象の保留1から保留4まで果物として関連性を有するグループAの先読み予告態様が表示され、期待度「大」の先読み演出である。 (E1) is a screen in which a pending 4 prize is won, and the subsequent pending memory is displayed as a pineapple of the same group A as the prefetch target. A pre-reading announcement form of group A having relationships as fruits from pre-reading target hold 1 to hold 4 is displayed, which is a pre-reading effect with a high degree of expectation.
(E2)は、保留4に入賞があり、当該後続の保留記憶は、先読み対象とは異なるグループBのカメとして表示された画面である。保留4のカメは、果物としての関連性を有さず、期待度「中」の先読み演出である。
(E2) is a screen displayed as a turtle of group B, which is different from the target of prefetching, and that there is a prize for
(E3)は、保留4に入賞があり、当該後続の保留記憶は、白丸として表示された画面である。保留4の白丸は、先読み予告態様ではない通常の表示態様であるため、期待度「低」の先読み演出である。
(E3) is a screen in which there is a prize in
〔第4の実施の形態の変形例2の効果〕
以上のように、本発明の第4の実施の形態の変形例2によれば、先読み対象の保留記憶が所定の形態として表示され、当該先読み対象の保留記憶の後続の保留記憶は、期待度を演出する形態として表示される。特に、後続の入賞数が多いほど、先読み演出の信頼度が高まる。また、保留4まで関連性のある先読み演出がされると遊技者に爽快感や達成感を与え、期待感を高める。そのため、先読み対象の入賞後の止め打ちを抑制する効果を有する。
[Effect of
As described above, according to the
また、本発明の第4の実施の形態の変形例2によれば、先読み対象の保留記憶と後続の保留記憶の表示態様が関連性を有するか否かというゲーム性を有する。そのため、先読み演出により、遊技の興趣が向上する。また、関連性への認識(例えば、果物がテーマであることの認識)が遊技の興趣を高める。
Further, according to the
(第5の実施の形態)
第4の実施の形態では、先読み演出において、始動口への入賞によって始動記憶が追加されると、該始動記憶の表示態様にて予告態様を表示させたが、それ以上始動口への入賞が検出されても、先読み演出は行われず無効にされるのみであった。これに対して、第5の実施の形態では、保留記憶がオーバーフローすることで先読み演出の予告内容が判明するように表現する(図74参照)。
(Fifth embodiment)
In the fourth embodiment, in the look-ahead effect, when a start memory is added by winning a prize at the start gate, the notice mode is displayed in the display mode of the start memory. Even if it was detected, the look-ahead effect was not performed and was only disabled. On the other hand, in the fifth embodiment, the contents of the advance notice of the look-ahead effect are expressed by overflowing the reserved memory (see FIG. 74).
以下、第5の実施の形態について図74を参照して説明する。なお、第4の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。 A fifth embodiment will be described below with reference to FIG. Descriptions of items common to the fourth embodiment will be omitted, and only different items will be described.
〔本実施例の先読み演出の画面遷移〕
図74は、本発明の第5の実施の形態を説明するために、特図1に先読み対象の入賞及び後続の4個の入賞(3個が保留され、1個はオーバーフロー)があった場合の画面遷移の一例を示す図である。
[Screen transition of look-ahead effect in this embodiment]
FIG. 74 shows a case where there is a prefetch target win and four subsequent wins (three are reserved and one is overflow) in special figure 1 to explain the fifth embodiment of the present invention. is a diagram showing an example of the screen transition of.
(A)は、先読み対象の入賞があり、先読み予告演出画面へと移行した画面である。先読み予告演出画面は、表示装置41の表示領域の大半を占める大きさの画面であり、先読み演出の一部である。先読み予告演出画面では、例えば、まず、タイトルが表示され、先読み演出の開始を報知する。また、先読み予告演出画面では、実行中の変動表示ゲームが画面の中央から外れた位置に表示される。
(A) is a screen in which there is a win for the prefetch target and the screen is shifted to a prefetch preview effect screen. The pre-reading notice effect screen is a screen having a size that occupies most of the display area of the
(B)は、さらに入賞があり、1コマ目の演出画面が表示された画面である。例えば、無警戒なカエルが登場し、演出の序盤を構成する。 (B) is a screen in which there is a further prize and the effect screen of the first frame is displayed. For example, an unsuspecting frog appears and constitutes the beginning of the production.
(C)は、さらに入賞があり、2コマ目の演出画面が表示された画面である。例えば、自信たっぷりなヘビが登場し、演出の中盤を構成する。 (C) is a screen in which there is a further prize and the effect screen of the second frame is displayed. For example, a confident snake appears and forms the middle stage of the production.
(D)は、さらに入賞があり、3コマ目の演出画面が表示された画面である。例えば、ヘビがカエルに今にも襲いかかろうという状態であり、演出の終盤を構成する。 (D) is a screen in which there is a further prize and the effect screen of the third frame is displayed. For example, the snake is about to attack the frog, which constitutes the end of the production.
(E)は、さらに入賞があり、入賞がオーバーフローしたことで、4コマ目の演出画面が表示された画面である。例えば、ヘビが襲おうとしたカエルの方が実は大きく、カエルに押さえこまれてしまい、ヘビが負けてしまうという先読み演出の最終場面(オーバーフロー演出)を表示しており、期待度の低い先読み演出結果を遊技者に報知する。最終場面の表示により、先読み演出のストーリーが完結する。あるいは、最終場面の表示により、先読み対象の抽選結果が事前に判明する。 (E) is a screen in which there is another prize, and the fourth frame of the effect screen is displayed due to the overflow of the prize. For example, the final scene (overflow effect) of the prefetch effect is displayed, in which the frog that the snake tried to attack is actually larger, and the snake is held down and the snake loses. is notified to the player. The display of the final scene completes the story of the pre-reading effect. Alternatively, the result of the lottery to be read ahead can be known in advance by the display of the final scene.
また、図示していないが、オーバーフロー発生を契機に表示される最終場面にて、ヘビがカエルに勝利する場面が表示された場合には、期待度の高い先読み演出結果として遊技者に報知される。 Also, although not shown, when a scene in which the snake wins over the frog is displayed in the final scene displayed when the overflow occurs, the player is notified of the result of the anticipation effect with high expectations. .
このように、入賞の都度、先読み予告演出画面の演出が進行し、保留記憶のオーバーフローが発生することで、先読み演出が完結する。そのため、先読み演出において、物語性のある演出を実行することが可能であり、遊技の興趣を高める。また、先読み演出の最終場面の演出においては、例えば、遊技者に意外性を与える演出とすることで、遊技の興趣が高まる。また、保留数に対応する段階まで先読み演出が進行するため、止め打ちを抑制する効果を有し、先読み演出の完結を求めて保留記憶のオーバーフローを誘引することで遊技機の稼働率を高めることができる。 In this way, every time a prize is won, the effect of the pre-reading preview effect screen progresses, and the pending memory overflows, thereby completing the pre-reading effect. Therefore, in the look-ahead effect, it is possible to execute a narrative effect, which enhances the amusement of the game. In addition, in the effect of the final scene of the look-ahead effect, for example, by providing an effect that gives the player a sense of surprise, the interest in the game increases. In addition, since the look-ahead performance progresses to the stage corresponding to the number of reservations, it has the effect of suppressing the stop shot, and the completion of the look-ahead performance is sought to induce the overflow of the reservation memory, thereby increasing the operating rate of the game machine. can be done.
なお、図74では、先読み対象の保留記憶が保留1に発生した場合を説明したが、本実施形態においては、先読み対象の保留記憶が保留2から保留4に発生した場合であって、保留記憶のオーバーフローが発生した場合であっても上記の先読み演出は実行可能である。
In FIG. 74, the case where the pending memory to be prefetched occurred in the pending
例えば、先読み対象の保留記憶の後続の保留記憶が発生する都度、先読み予告演出画面が進行するのではなく、保留記憶のオーバーフローが発生すると、所定の時間ごとに先読み予告演出画面が進行するようにしてもよい。また、保留記憶のオーバーフローが発生すると、遊技者による操作入力により先読み予告演出画面が進行するようにしてもよい。さらには、保留記憶のオーバーフローが発生すると、一般入賞口35に入賞する都度、先読み予告演出画面が進行してもよい。
For example, instead of progressing the pre-reading preview effect screen every time a pending memory subsequent to the pre-reading target pending memory occurs, when the pending memory overflows, the pre-reading preview effect screen progresses at a predetermined time interval. may In addition, when the reserved memory overflows, the pre-reading notice effect screen may be advanced by an operation input by the player. Furthermore, when the reserved memory overflows, the pre-reading notice effect screen may progress each time the general
また、先読み予告演出画面の最終場面の表示は、保留記憶のオーバーフローではなく、遊技者による操作入力を条件としてもよい。 Further, the display of the final scene of the look-ahead foretelling effect screen may be conditional on an operation input by the player instead of the overflow of the pending memory.
また、先読み予告演出画面は表示装置41の表示領域の大半を占めるものではなく、表示領域の一部の領域において小さく表示される画面であってもよい。例えば、本願の第3実施形態の変形例3のように、小ウィンドウによって先読み予告演出画面を任意の大きさで表示することが考えられる。
Further, the pre-reading notice effect screen does not occupy most of the display area of the
また、先読み予告演出画面は所定時間の経過で終了させ、始動入賞またはオーバーフローの検出がなされる度に出現させるようにしてもよい。 Also, the look-ahead foretelling effect screen may be terminated after a predetermined period of time has elapsed, and may appear each time a start winning or an overflow is detected.
〔第5の実施の形態の効果〕
以上のように、本発明の第5の実施の形態によれば、表示装置41の表示領域の大半を占める先読み予告演出画面によって先読み演出が実行される。そのため、先読み演出の表現力が高まり、遊技者に娯楽性の高い先読み演出を提供することが可能となる。
[Effects of the fifth embodiment]
As described above, according to the fifth embodiment of the present invention, the pre-reading effect is executed by the pre-reading notice effect screen that occupies most of the display area of the
また、本発明の第5の実施の形態によれば、入賞の都度、先読み予告演出画面の演出が進行する。そのため、演出の進行が遊技の興趣を高め、演出の進行を求める遊技者の止め打ちを抑制する効果を有する。特に、先読み演出の進行にあたっては、先読み演出全体を通じて、テーマや物語性を持たせることで、従来にない新鮮な先読み演出を可能とする。 Further, according to the fifth embodiment of the present invention, the effect of the pre-reading preview effect screen progresses each time a prize is won. Therefore, the progress of the effect enhances the interest of the game, and has the effect of suppressing the stop shot of the player who wants the progress of the effect. In particular, in the progress of the pre-reading effect, by giving a theme and a narrative throughout the pre-reading effect, it is possible to create a fresh pre-reading effect that has never existed before.
また、本発明の第5の実施の形態によれば、保留記憶のオーバーフローが発生することで、先読み演出の予告内容が判明可能である。そのため、事前に抽選結果を知りたい遊技者の要望を満たすことが可能であり、抽選結果の事前報知を求める遊技者の止め打ちを抑制し、遊技機の稼働率を高める効果を有する。 Further, according to the fifth embodiment of the present invention, it is possible to ascertain the content of the advance notice of the look-ahead effect due to the occurrence of the overflow of the reserved memory. Therefore, it is possible to satisfy the desire of a player who wants to know the lottery result in advance, and has the effect of suppressing the stopping of the player who wants to be informed of the lottery result in advance and increasing the operation rate of the gaming machine.
(第6の実施の形態)
第3の実施の形態では、先読みウィンドウは先読み対象の保留記憶に対してのみ表示された。これに対して、第6の実施の形態では、先読み対象の保留記憶及び後続の保留記憶に対して先読みウィンドウを表示可能である(図75参照)。また、第3の実施の形態における、先読みウィンドウで実行されたミニ変動表示ゲームは、先読み対象の保留記憶が消化されて実行される変動表示ゲームとは別のものであった。これに対して、第6の実施の形態では、保留記憶に基づく変動表示ゲームの変動態様をそのまま先読みウィンドウにおいて実行し、先読み演出とする。
(Sixth embodiment)
In the third embodiment, the look-ahead window was displayed only for the pending storage to be looked-ahead. On the other hand, in the sixth embodiment, it is possible to display a prefetch window for the pending memory to be prefetched and the subsequent pending memory (see FIG. 75). Also, the mini-variation display game executed in the look-ahead window in the third embodiment is different from the variation-display game executed after the reserved memory of the look-ahead target is consumed. On the other hand, in the sixth embodiment, the variation mode of the variable display game based on the reserved memory is executed as it is in the look-ahead window to provide a look-ahead effect.
以下、第6の実施の形態について図75から図77を参照して説明する。なお、第3の実施の形態と共通する事項については記載を省略し、相違する事項のみ説明する。 The sixth embodiment will be described below with reference to FIGS. 75 to 77. FIG. Descriptions of items common to the third embodiment will be omitted, and only different items will be described.
〔本実施形態の先読み演出の画面遷移〕
図75は、本発明の第6の実施の形態を説明するために、特図1に保留記憶が4個ある場合に先読みゲームモード画面に移行した画面遷移の一例を示す図である。
[Screen transition of look-ahead effect in this embodiment]
FIG. 75 is a diagram showing an example of screen transition to a look-ahead game mode screen when there are four reserved memories in special figure 1, in order to explain the sixth embodiment of the present invention.
(A)は、特図1に保留1から保留4まで4個の保留記憶がある画面である。画面(A)での保留1を記憶A、保留2を記憶B、保留3を記憶C、保留4を記憶Dとする。記憶Aは先読みゲームモードを実行させる保留記憶である。先読みゲームモードは、先読みゲームモードを実行させる保留記憶の変動中のみ実行される。
(A) is a screen with four pending memories from
(B)は、記憶Aの消化により先読みゲームモードが実行された画面である。先読みゲームモードでは、例えば、画面が上下に分割されて、画面上部はゲーム情報を表示する予告領域として使用し、画面下部は小ウィンドウを表示する保留演出領域として使用する。小ウィンドウ内には、現在実行中の変動表示ゲーム及び保留記憶の変動表示ゲームが表示される。保留記憶は全て変動表示ゲームとして表され、保留記憶の内容を小ウィンドウ内で見ることができる。 (B) is a screen in which the look-ahead game mode is executed by digestion of the memory A. FIG. In the look-ahead game mode, for example, the screen is divided into upper and lower parts, and the upper part of the screen is used as a notice area for displaying game information, and the lower part of the screen is used as a pending effect area for displaying a small window. In the small window, the variable display game currently being executed and the variable display game in pending memory are displayed. All reserved memories are represented as a floating display game, and the contents of the reserved memories can be viewed in a small window.
予告領域は、全ての保留記憶に対しての期待度をまとめて、例えば、朝背景、昼背景、夜背景とだんだん期待度が高くなるようにして報知する。図75では、予告領域における期待度の報知態様として、期待度の低い朝背景が選択されている。 The notice area collects expectations for all reserved memories, for example, morning background, noon background, and night background, and notifies the expectations so as to gradually increase. In FIG. 75, the morning background with a low expectation is selected as the notification mode of the expectation in the notice area.
小ウィンドウは、左から順にWindow1、Window2、Window3、Window4とし、Window1には現在特図1表示器51において変動中の記憶Aの変動表示ゲームが表示される。Window2には現在保留1である記憶Bの変動表示ゲームが、Window3には現在保留2である記憶Cの変動表示ゲームが、Window4には、現在保留3である記憶Dの変動表示ゲームが表示される。
The small windows are
(C)は、保留1の記憶Bの変動表示ゲームがリーチ態様となった画面である。先読みゲームモードの間は、保留記憶を小ウィンドウでそれぞれ表示し、各保留記憶に基づく変動表示ゲームの変動を小ウィンドウ内に表示する。小ウィンドウでは、該当する始動記憶に基づき飾り特図変動表示ゲームが実行される際に変動表示する飾り特別図柄に対応した表示が行われる。
(C) is a screen in which the variable display game of memory B of
(D)は、遊技者の操作により、Window2を大きく表示した画面である。遊技者は操作ボタン25のセレクトボタン及びプッシュボタンによって任意の小ウィンドウを拡大して確認可能であり、拡大されたウィンドウでは、リーチの種類を確認することが可能である。
(D) is a screen in which
また、操作ボタン25のプッシュボタンのみを操作する都度、例えば、Window1を拡大表示、Widnow2を拡大表示、Window3を拡大表示、Window4を拡大表示、拡大表示なし、を繰り返し、図77のように表示されない小ウィンドウは拡大表示をスキップする。
Further, each time only the push button of the
(E)は、先読みゲームモードが実行されてから所定の時間が経過し、抽選結果が「はずれ」の保留記憶の変動がはずれ態様として停止した図である。小ウィンドウでの変動時間には、一律の先読みゲームモード変動時間が設定されており、リーチなし変動のみ最終停止図柄が小ウィンドウ内で事前に表示され、リーチ変動は、リーチ状態の図柄として先読みゲームモードを終了する。また、Window1の停止結果は、特図1表示器51の停止結果と対応している。なお、先読みゲームモードを実行する保留記憶が当りである場合には、Window1において当り図柄として停止する。この場合には、Window1を拡大表示することで、大当り確定までの変動をより詳細に確認することが可能である。
(E) is a diagram in which a predetermined period of time has passed since the look-ahead game mode was executed, and the change in the pending memory indicating that the lottery result is "losing" has stopped as a mode of loosing. In the fluctuation time in the small window, a uniform look-ahead game mode fluctuation time is set, and only the non-reach fluctuation is displayed in advance in the small window, and the reach fluctuation is a read-ahead game as a reach state pattern. exit the mode. In addition, the stop result of Window1 corresponds to the stop result of the special figure 1
(F)は、先読みゲームモードが終了し、通常の変動表示ゲームの実行画面が表示された画面である。(F)では、記憶Bが消化されて実行されている。先読みゲームモードにおいて、記憶Bはリーチ状態まで表示されたが、通常の変動表示ゲームの実行画面に戻ると、全ての図柄の変動から表示される。 (F) is a screen in which the look-ahead game mode is terminated and a normal variable display game execution screen is displayed. At (F), memory B is digested and executed. In the look-ahead game mode, memory B was displayed up to the reach state, but when returning to the execution screen of the normal variation display game, it is displayed from the variation of all symbols.
(G)は、記憶Bの変動表示ゲームがリーチ状態となった画面である。先読みゲームモードで表示されたリーチ態様と同一であり、この後抽選結果が報知される。 (G) is a screen in which the variable display game of memory B is in the reach state. It is the same as the ready-to-win mode displayed in the look-ahead game mode, and the result of the lottery is notified after this.
このように、保留記憶の記憶内容を事前に開示して先読み演出とすることが本実施形態の特徴である。 In this way, the feature of the present embodiment is that the contents of the reserved memory are disclosed in advance to provide a look-ahead effect.
〔変動パターン設定処理〕
次に、本発明の第6の実施の形態における変動パターン設定処理の詳細について説明する。図76は、本発明の第6の実施の形態の変動パターン設定処理の手順を示すフローチャートである。
[Variation pattern setting process]
Next, details of the variation pattern setting process according to the sixth embodiment of the present invention will be described. FIG. 76 is a flow chart showing the procedure of variation pattern setting processing according to the sixth embodiment of this invention.
本実施形態における変動パターン設定処理は、先読みゲームモードフラグの設定状態により対応する変動パターン選択テーブルを設定する処理が、第1実施形態における変動パターン設定処理に付加される。 In the variation pattern setting process of the present embodiment, a process of setting a variation pattern selection table corresponding to the set state of the look-ahead game mode flag is added to the variation pattern setting process of the first embodiment.
遊技制御装置100は、まず、RWMの図柄情報領域に格納された作業用の図柄情報がはずれ図柄情報であるかをチェックし、判定する(S2801、S2802)。
The
作業用の図柄情報がはずれ図柄情報である場合には(S2802の結果が「Y」)、遊技制御装置100は、先読みゲームモードフラグがオンであるか否かを判定する(S7601)。先読みゲームモードフラグは、先読みゲームモードを実行させる保留記憶が発生するとオンに設定され、当該変動の開始時にオフに設定される。
When the symbol information for work is lost symbol information (the result of S2802 is "Y"), the
先読みゲームモードフラグがオンである場合には(S7601の結果が「Y」)、小ウィンドウでの変動表示ゲームを実行するため、遊技制御装置100は、先読みゲームモード用のはずれ変動パターン選択テーブルのアドレスを取得し、準備する(S7602)。先読みゲームモード用のはずれ変動パターン選択テーブルには、変動時間が一律に設定されている。その後、S2805以降の処理を実行する。
When the look-ahead game mode flag is on (the result of S7601 is "Y"), the
先読みゲームモードフラグがオフである場合には(S7601の結果が「N」)、通常の変動表示ゲームを実行するため、遊技制御装置100は、はずれ変動パターン選択テーブル(図30(B)参照)のアドレスを取得して準備し、(S2803)その後、S2805以降の処理を実行する。
When the look-ahead game mode flag is off (the result of S7601 is "N"), the
一方、作業用の図柄情報がはずれ図柄情報ではない場合には(S2802の結果が「N」)、遊技制御装置100は、先読みゲームモードフラグがオンであるか否かを判定する(S7603)。
On the other hand, when the symbol information for work is not the lost symbol information (the result of S2802 is "N"), the
先読みゲームモードフラグがオンである場合には(S7603の結果が「Y」)、小ウィンドウでの変動表示ゲームを実行するため、遊技制御装置100は、先読みゲームモード用の当り変動パターン選択テーブルのアドレスを取得し、準備する(S7604)。なお、先読みゲームモード用の当り変動パターン選択テーブルには、変動時間が一律に設定されている。先読みゲームモード用の当り変動パターン選択テーブルと先読みゲームモード用のはずれ変動パターン選択テーブルでは同じ時間値が一律に設定されるので、先読みゲームモードでの小ウィンドウによる先読み演出では複数の変動を同時に終了させることができる。その後、S2805以降の処理を実行する。
When the look-ahead game mode flag is on (the result of S7603 is "Y"), the
先読みゲームモードフラグがオフである場合には(S7603の結果が「N」)、通常の変動表示ゲームを実行するため、遊技制御装置100は、当り変動パターン選択テーブル(図30(A)参照)のアドレスを取得して準備し、(S2804)その後、S2805以降の処理を実行する。
When the look-ahead game mode flag is off (the result of S7603 is "N"), the
〔保留記憶が3個で先読みゲームモード画面に移行した場合の画面遷移〕
図77は、本発明の第6の実施の形態を説明するために、特図1に保留記憶が3個ある場合に先読みゲームモード画面に移行した画面遷移の一例を示す図である。
[Screen transition when transitioning to the look-ahead game mode screen with 3 pending memories]
FIG. 77 is a diagram showing an example of screen transition to the look-ahead game mode screen when there are three reserved memories in special figure 1, in order to explain the sixth embodiment of the present invention.
(A)は、特図1に保留1から保留3まで3個の保留記憶がある画面である。画面(A)での保留1を記憶A、保留2を記憶B、保留3を記憶Cとする。ここで、記憶Aは先読みゲームモードを実行させる保留記憶である。
(A) is a screen with three pending memories from
(B)は、記憶Aの消化により先読みゲームモードが実行された画面である。Window1には記憶Aの変動表示ゲームが、Window2には記憶Bの変動表示ゲームが、Window3には記憶Cの変動表示ゲームが表示される。
(B) is a screen in which the look-ahead game mode is executed by digestion of the memory A. FIG. The variable display game of memory A is displayed in
ここで、Window4は、保留4の保留記憶がないため、Window枠のみ表示され、変動表示ゲームは表示されない。
Here, since
(C)は、先読みゲームモード中に新たな入賞があった画面である。画面左上の保留記憶の表示が、(B)から1個増えている。しかし、Window4には当該新たな入賞分の変動表示ゲームは表示されない。
(C) is a screen showing a new winning during the look-ahead game mode. The display of pending memory on the upper left of the screen is increased by one from (B). However,
このように、小ウィンドウには先読みゲームモードが実行された時の保留記憶分しか表示されない。 In this way, the small window only displays the reserved memory when the look-ahead game mode is executed.
〔第6の実施の形態の効果〕
以上のように、本発明の第6の実施の形態によれば、先読みゲームモードを実行する保留記憶が消化されると、先読みゲームモードに移行し、当該保留記憶の変動表示ゲームが終了するまでの一変動の間、先読みゲームモードが継続する。先読みゲームモードでは、保留記憶に基づく変動表示ゲームで変動する飾り特別図柄の内容がそのまま小ウィンドウ内に表示される。そのため、遊技者はどの保留でどのような変動が行われるのかを事前に把握することができる。
[Effects of the sixth embodiment]
As described above, according to the sixth embodiment of the present invention, when the pending memory for executing the prefetching game mode is consumed, the prefetching game mode is entered, and until the variable display game of the pending memory ends. The look-ahead game mode continues for one variation of . In the look-ahead game mode, the contents of the decoration special pattern that fluctuates in the variable display game based on the reserved memory are displayed as they are in the small window. Therefore, the player can grasp in advance what kind of change will be made in which hold.
また、本発明の第6の実施の形態によれば、遊技者の操作により任意の小ウィンドウを拡大して表示することが可能である。特に、拡大表示によってリーチの種類が判明するため、遊技者の関心の高い保留記憶の変動について事前に詳細な変動を把握することができる。そのため、遊技者は大当りへの期待度を事前に把握することができる。 Further, according to the sixth embodiment of the present invention, it is possible to enlarge and display any small window by the operation of the player. In particular, since the type of reach can be found by the enlarged display, it is possible to grasp in advance detailed fluctuations of the reserved memory, which is of great interest to the player. Therefore, the player can grasp the degree of expectation for the big win in advance.
また、本発明の第6の実施の形態によれば、予告領域は、全ての保留記憶に対しての期待度を、例えば、朝背景、昼背景、夜背景として報知し、保留演出領域は、実行中の変動表示ゲーム及び保留記憶の変動表示ゲームを個別に小さく表示する。そのため、遊技者にこれまでにない斬新な先読み演出を提供することができる。 Further, according to the sixth embodiment of the present invention, the notice area notifies the degree of expectation for all pending memories as, for example, the morning background, daytime background, and night background, and the pending effect area The variable display game being executed and the variable display game in pending storage are individually displayed in small sizes. Therefore, it is possible to provide the player with novel prefetch effects that have never existed before.
また、小ウィンドウ内の変動時間は一律に設定され、先読みゲームモードが終了するまでに、一定の停止態様又はリーチ態様として表示される。そのため、先読みゲームモードから通常の変動表示ゲームの画面に移行するにあたって、遊技者に唐突感を与えることなく表示モードを移行することができる。 Also, the variation time within the small window is uniformly set, and is displayed as a constant stop mode or ready-to-reach mode by the time the look-ahead game mode ends. Therefore, when shifting from the look-ahead game mode to the normal variable display game screen, the display mode can be shifted without giving the player a sudden feeling.
また、本発明の第6の実施の形態によれば、先読みゲームモードでは、リーチになる変動表示ゲームは小ウィンドウ内においてリーチ状態までしか変動しない。そのため、遊技者の期待感を高めるリーチ演出自体は、表示装置41の表示領域全体を使って臨場感のある演出が可能であり、遊技者に大当り確定への期待感を高める。
Further, according to the sixth embodiment of the present invention, in the look-ahead game mode, the variable display game that becomes reachable only fluctuates up to the reachable state within the small window. Therefore, the ready-to-win performance itself, which enhances the player's sense of anticipation, can be performed using the entire display area of the
なお、本願において、先読み演出を実行しないように制御するにあたっては、チャンスアップ演出しか実行しない、激熱演出は実行しない、など少なくとも当確演出は実行しないように制御してもよい。 In addition, in the present application, in controlling not to execute the look-ahead effect, it may be controlled not to execute at least the winning effect, such as executing only the chance-up effect, not executing the intense heat effect, or the like.
また、先読み演出は、複数の保留記憶を一連の演出として消費する、いわゆる連続予告として実行してもよい。 Also, the look-ahead effect may be executed as a so-called continuous notice that consumes a plurality of pending memories as a series of effects.
また、本願で説明する圧縮データ(圧縮振分コード)は、変動パターン乱数の振り分けの他、大当り乱数の判定や普図の判定に用いてもよく、また、スロットマシンでの乱数判定に用いてもよい。 In addition, the compressed data (compressed distribution code) described in this application may be used for determining random numbers for jackpots and determining normal patterns in addition to distributing fluctuation pattern random numbers, and may also be used for determining random numbers in slot machines. good too.
以上の説明より、特許請求の範囲に記載した以外の本発明の観点の代表的なものとして、次のものがあげられる。 Based on the above description, representative aspects of the present invention other than those described in the claims are as follows.
(1)複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、始動入賞領域への遊技球の入賞に基づいて取得した複数の乱数値に基づいて前記変動表示ゲームの進行制御を行う遊技制御手段と、該変動表示装置における表示制御を行う演出制御手段と、を備え、前記変動表示ゲームの結果が予め定められた特別結果となる場合に遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、前記遊技制御手段は、前記始動入賞領域への遊技球の入賞に基づき前記変動表示ゲームの実行に関する複数の乱数を抽出して該変動表示ゲームの始動記憶として所定数を上限に記憶することが可能な始動記憶保留手段と、前記始動記憶保留手段に始動記憶として記憶された乱数に基づき変動表示ゲームの結果を事前に判定し、遊技結果情報を生成する遊技結果事前判定手段と、前記遊技結果事前判定手段により生成された遊技結果情報を事前判定情報として前記演出制御手段に送信することが可能な事前判定情報送信手段と、を備え、前記演出制御手段は、前記始動記憶保留手段に記憶されている各始動記憶を遊技者に認識可能に表示する始動記憶表示手段と、前記事前判定情報送信手段により送信された前記事前判定情報に基づき前記変動表示ゲームの実行内容を事前判定する実行内容事前判定手段と、前記実行内容事前判定手段の事前判定結果に基づき、当該事前判定情報の送信対象となった始動記憶に基づいて実行される前記変動表示ゲームの実行内容を事前に示唆する予告報知を実行することが可能な事前予告報知手段と、を備え、前記事前予告報知手段は、前記予告報知の対象となる始動記憶の期待度を、当該始動記憶の後に追加された始動記憶の表示態様によって遊技者に予告報知することを特徴とする遊技機。 (1) A variable display device capable of displaying a variable display game in which a plurality of pieces of identification information are variably displayed, and progress of the variable display game based on a plurality of random numbers obtained based on winning of a game ball in a starting winning area. A game control means for performing control and an effect control means for performing display control in the variable display device are provided, and a game value is given to a player when the result of the variable display game becomes a predetermined special result. In a gaming machine capable of generating a special game state, the game control means extracts a plurality of random numbers relating to execution of the variable display game based on winning of a game ball in the start winning area, and stores the start of the variable display game. and a start memory holding means capable of storing up to a predetermined number as an upper limit, and the result of the variable display game is determined in advance based on the random number stored as the start memory in the start memory holding means, and game result information is generated. A game result preliminary determination means, and a preliminary determination information transmission means capable of transmitting game result information generated by the game result preliminary determination means as preliminary determination information to the performance control means, wherein the performance control means are starting memory display means for displaying each starting memory stored in the starting memory holding means in a recognizable manner to the player; Execution content preliminary determination means for determining in advance the execution content of the display game; and the variable display executed based on the starting memory to which the preliminary determination information is transmitted, based on the preliminary determination result of the execution content preliminary determination means. advance notice notification means capable of executing advance notice notification suggesting in advance the execution content of the game, wherein the advance notice notification means determines the degree of expectation of the starting memory to be the target of the advance notice notification. The game machine is characterized in that an advance notice is given to the player by the display mode of the starting memory added after the starting memory.
(2)前記演出制御手段は、前記予告報知の対象となる始動記憶が発生すると、当該始動記憶に対応する先読み報知画面を前記変動表示装置に表示し、新たに始動記憶が発生するたびに、前記先読み報知画面の表示内容を更新するとともに、前記予告報知に関する信頼度を高め、前記先読み報知画面の最終態様は、前記上限数を超える前記始動入賞領域への入賞の検出に基づいて表示することを特徴とする(1)に記載の遊技機。 (2) The effect control means, when a start memory to be the target of the advance notice occurs, displays a look-ahead notification screen corresponding to the start memory on the variable display device, and each time a new start memory occurs, The display contents of the prefetch notification screen are updated, the reliability of the advance notice is increased, and the final mode of the prefetch notification screen is displayed based on the detection of winning in the start winning area exceeding the upper limit number. The gaming machine according to (1), characterized by:
(3)前記遊技制御手段は、前記取得した複数の乱数値を、所定の判定値を用いて判定を行う乱数判定手段と、前記変動表示ゲームの結果が前記特別結果となる確率状態として、通常確率状態よりも当選確率を高めた高確率状態を設定可能な確率設定手段と、を備え、前記乱数判定手段は、前記乱数値を取得した際に事前判定を行う事前判定手段を備え、前記複数の乱数値のうち前記変動表示ゲームの結果態様を特別結果とする判定値として、前記通常遊技状態が設定されている際に設定する通常時判定値、または、前記高確率状態が設定されている際に設定する高確率時判定値を、前記確率状態に応じて設定し、前記通常時判定値および前記高確率時判定値のいずれの判定値による前記特別結果であるかを前記事前判定において区別可能であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。 (3) The game control means includes random number determination means for determining the obtained plurality of random values using a predetermined determination value, and normal probability setting means capable of setting a high-probability state in which the probability of winning is higher than the probability state; A normal judgment value set when the normal game state is set, or the high probability state is set as a judgment value for making the result mode of the variable display game a special result among the random numbers. A high-probability judgment value that is set at a time is set according to the probability state, and whether the special result is based on which judgment value, the normal judgment value or the high-probability judgment value, is determined in the prior judgment The game machine according to (1) or (2), which is distinguishable.
(4)前記乱数判定手段は、前記乱数値に伴う前記変動表示ゲームを実行する際に判定を行う変動開始時判定手段を備え、前記事前判定手段と前記変動開始時判定手段とでは、異なる判定モジュールを用いることを特徴とする(3)に記載の遊技機。 (4) The random number determination means includes variation start time determination means for performing a determination when executing the variation display game associated with the random number value, and the prior determination means and the variation start time determination means are different. The gaming machine according to (3), characterized by using a judgment module.
(5)前記乱数判定手段は、前記複数の乱数値のうち前記変動表示ゲームの変動パターンを決定する乱数値を判定する変動パターン判定手段を備え、前記変動パターン判定手段は、前記事前判定手段と同じ判定モジュールを用いることを特徴とする(4)に記載の遊技機。 (5) The random number determination means includes variation pattern determination means for determining a random value for determining a variation pattern of the variation display game among the plurality of random values, and the variation pattern determination means is the preliminary determination means. The gaming machine according to (4), wherein the same determination module as is used.
(6)前記乱数判定手段は、前記事前判定手段にて振分けられて取得した値を、前記確率状態に応じて設定するマスクデータにてマスクし、該マスクした結果得られたフラグデータを用いて判定結果を導出することを特徴とする(5)に記載の遊技機。 (6) The random number determination means masks the values distributed and acquired by the prior determination means with mask data set according to the probability state, and uses flag data obtained as a result of the masking. The gaming machine according to (5), wherein the determination result is derived by
(7)前記乱数判定手段は、前記所定の判定値に対応する第1判定値を記憶する判定値記憶手段と、前記第1判定値を、前記所定の判定値である第2判定値に変換する判定値変換手段と、を備え、記判定値記憶手段は、前記第2判定値を格納するために必要な容量よりも少ない容量で前記第1判定値を格納することを特徴とする(3)から(6)のいずれかに記載の遊技機。 (7) The random number determination means includes determination value storage means for storing a first determination value corresponding to the predetermined determination value, and converting the first determination value into a second determination value that is the predetermined determination value. and determination value conversion means for storing the first determination value, wherein the determination value storage means stores the first determination value with a capacity smaller than the capacity required to store the second determination value (3 ) to (6).
また、特許請求の範囲に記載した以外の本発明の観点の代表的なものとして、さらに次のものがあげられる。 In addition, the following are representative aspects of the present invention other than those described in the claims.
(8)変動表示ゲームの結果が予め定められた特別結果となる場合に遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、遊技者が操作可能な操作手段と、始動入賞領域への遊技球の入賞に基づき前記変動表示ゲームの実行に関する乱数を抽出して該変動表示ゲームの始動記憶として所定数を上限に記憶することが可能な始動記憶保留手段と、前記乱数に基づき変動表示ゲームの実行内容を事前に判定する事前判定手段と、前記事前判定手段での判定結果に基づき、前記変動表示ゲームの実行内容を事前に示唆する予告報知を実行することが可能な事前予告報知手段と、を備え、前記事前予告報知手段は、前記操作手段が操作されたことに対応して、前記予告報知を実行可能であることを特徴とする遊技機。 (8) In a gaming machine capable of generating a special game state in which a game value is awarded to a player when the result of the variable display game becomes a predetermined special result, an operation means operable by the player, and a starting winning. starting memory holding means capable of extracting a random number relating to the execution of the variable display game based on winning of a game ball in the area and storing up to a predetermined number as a starting memory of the variable display game, based on the random number; advance determination means for determining in advance the content of execution of the variable display game; and advance notice notification means, wherein the advance notice notice means is capable of executing the notice notice in response to the operation of the operation means.
1 遊技機
2 本体枠(外枠)
3 前面枠(遊技枠)
10 遊技盤
34 普図始動ゲート
35 一般入賞口
36 第1始動入賞口
37 第2始動入賞口
38 特別変動入賞装置
41 表示装置
46 センターケース
50 普図・特図表示器
100 遊技制御装置
200 払出制御装置
300 演出制御装置
400 電源装置
1
3 front frame (game frame)
10
Claims (1)
前記始動口は、第1始動口と、当該第1始動口とは異なり入賞容易状態と入賞非容易状態とに変換可能な第2始動口と、を含み、
遊技の演出を制御する演出制御手段と、
所定の画像を表示可能な表示手段と、
前記第1始動口への遊技球の入賞に基づいて実行される前記ゲームの実行権利となる第1始動記憶を記憶可能な第1始動記憶手段と、
前記第2始動口への遊技球の入賞に基づいて実行される前記ゲームの実行権利となる第2始動記憶を記憶可能な第2始動記憶手段と、
前記第1始動記憶に対応するゲームまたは前記第2始動記憶に対応するゲームが実行されるより前に、前記特別遊技状態が発生するか否かを事前判定することが可能な事前判定手段と、を含み、
前記演出制御手段は、
前記第1始動記憶に対応する第1始動記憶表示と、前記第2始動記憶に対応する第2始動記憶表示と、を前記表示手段に表示可能であり、
前記事前判定手段の判定結果に基づいて、対応する前記第1始動記憶表示または前記第2始動記憶表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行可能であり、
前記特別遊技状態の発生に関して、互いに関連性を有する表示態様からなるグループを複数有し、当該複数のグループの中から一のグループを選択して先読み演出を実行可能であり、当該実行されている前記先読み演出に対応した表示態様の変化によって、前記特別遊技状態が発生するかを報知可能とし、
前記特別遊技状態が発生する期待度は、
前記表示手段にて前記第1始動記憶表示と前記第2始動記憶表示の一方の始動記憶表示が発生した順に並んで表示される表示領域において、一のグループに属する表示態様の始動記憶表示が複数並んで表示される場合に、当該一のグループに属する表示態様の始動記憶表示と当該一のグループに属さない表示態様の始動記憶表示が並んで表示される場合よりも大きくなり、
前記特定遊技状態において、前記第1始動記憶に対する先読み演出を実行しないことを特徴とする遊技機。 A game is executed based on the winning of a game ball into a starting hole, and when the result of the game is a special result, a special game state that is advantageous to the player can be generated, and after the special game state ends, a normal game is played. In a gaming machine capable of generating a specific game state that is more advantageous to a player than a game state,
The starting port includes a first starting port and a second starting port that can be converted between an easy winning state and a non-easy winning state unlike the first starting port,
Production control means for controlling game production;
display means capable of displaying a predetermined image;
a first start storage means capable of storing a first start memory that is the execution right of the game that is executed based on the winning of the game ball to the first start port;
a second start storage means capable of storing a second start memory that is the execution right of the game that is executed based on the winning of the game ball to the second start port;
advance determination means capable of determining in advance whether or not the special game state will occur before the game corresponding to the first start memory or the game corresponding to the second start memory is executed; including
The production control means is
a first starting memory display corresponding to the first starting memory and a second starting memory display corresponding to the second starting memory can be displayed on the display means;
Based on the determination result of the prior determination means, it is possible to execute a look-ahead effect that changes the display mode of the corresponding first start memory display or the second start memory display,
Regarding the occurrence of the special game state, it has a plurality of groups consisting of mutually related display modes, and one group can be selected from among the plurality of groups to execute a look-ahead effect, and the execution is being performed. It is possible to notify whether the special game state will occur by a change in the display mode corresponding to the look-ahead effect,
The degree of expectation that the special game state occurs is
In the display area in which one of the first starting memory display and the second starting memory display is displayed side by side in order of occurrence, a plurality of starting memory displays in display modes belonging to one group are displayed. When displayed side by side, the starting memory display in the display mode belonging to the one group and the starting memory display in the display mode not belonging to the one group are displayed side by side,
The game machine is characterized in that, in the specific game state, a look-ahead effect for the first start memory is not executed.
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