JP7115172B2 - 監視制御システムの更新方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統の監視および制御を行う監視制御システムの更新方法に関し、例えば、複数の水力発電所にそれぞれ設けられた複数のテレコントロール装置を制御して電力系統の監視および制御を行う監視制御システムを更新するための更新方法に関する。
一般電気事業者は、電力系統において時々刻々と変化する電力需要に応じて安定した電力供給を実現するために、監視制御システムによって電力系統の監視および制御を行っている(特許文献1参照)。
例えば、水力発電所の制御では、複数の異なる地域に建設された水力発電所を一つの集中制御所において一元管理する監視制御システムが採用されている。この監視制御システムでは、各水力発電所に設けられた発電設備を制御するための複数のテレコントロール装置と、各水力発電所と異なる場所に設けられた監視制御装置(サーバ)とがLAN(Local Area Network)によって互いに接続され、監視制御装置がテレコントロール装置を介して各水力発電所の発電設備を遠隔操作するとともに、各水力発電所に接続された電力系統の状態を監視する。
特開2004-120975号公報
上述の監視制御システムの更新を行う場合、移行後のシステムを本格的に稼働させる前に、実質的な最終試験として対向試験を行う必要がある。例えば、上述した水力発電用の監視制御システムにおいて、監視制御装置としてのサーバを新たなサーバに交換し、その新サーバと既存のテレコントロール装置との間で従来のネットワークとプロトコルの異なる新たなネットワークを構築する場合、移行後のシステムを本格的に稼働させる前に、新サーバと既存のテレコントロール装置との間で新ネットワークを介して通信を行い、新サーバからの制御要求に対して既存のテレコントロール装置が適切な応答を行うか否かを検証する対向試験を行う必要がある。
従来、監視制御システムの更新時の対向試験は、テレコントロール装置によって制御される発電設備(機器)の誤動作を防止するために、一定期間(例えば約3日間)、発電設備を停止した状態で行っていた。そのため、水力発電所を管理する監視制御システムの更新を行う場合、水力発電所において、発電に使用されない水、すなわち溢水(電力)が一定期間生じるという課題がある。
また、上述した水力発電用の監視制御システムの更新では、新システム(新ネットワーク)への移行が完了した(対向試験が終了した)テレコントロール装置と移行が完了していないテレコントロール装置とが併存する期間が生じる。この期間に各水力発電所を稼働させる場合、移行が完了したテレコントロール装置を有する水力発電所は新ネットワークを介して新サーバによって監視・制御される一方で、移行が完了していないテレコントロール装置を有する水力発電所は旧ネットワークを介して旧サーバによって監視・制御される。
このように、従来の監視制御システムの更新では、複数の水力発電所を一元管理できない期間が発生し、作業効率が悪いという課題がある。特に、監視制御システムの更新前後において、監視制御装置(サーバ)を設置する地域が変わる場合、すなわち新サーバと旧サーバとが異なる地域に設置される場合、新システムを本格的に稼働させるまでの期間において、新サーバの設置場所と旧サーバの設置場所にそれぞれ管理者を配置して各水力発電所を監視および制御する必要があるため、作業効率が非常に悪い。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、監視制御システムの更新を効率よく行うことを目的とする。
本発明の代表的な実施の形態に係る方法は、電力供給のための機器を制御する複数のテレコントロール装置と、前記複数のテレコントロール装置と第1ネットワークを介して互いに接続され、前記複数のテレコントロール装置を介して前記機器の監視および制御を行う第1監視制御装置とを有する監視制御システムの更新方法であって、前記第1監視制御装置を前記第1監視制御装置と異なる新たな第2監視制御装置に変更し、前記第2監視制御装置と前記複数のテレコントロール装置とを前記第1ネットワークとは異なる新たな第2ネットワークに接続する場合において、前記第2監視制御装置を前記第2ネットワークに接続する第1ステップと、前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとの間の通信を中継するゲートウェイを設置する第2ステップと、前記テレコントロール装置の機能を模擬した模擬装置を前記第2ネットワークに接続する第3ステップと、前記第2監視制御装置と前記模擬装置との間で前記第2ネットワークを介して対向試験を行う第4ステップと、前記第4ステップにおいて前記対向試験が終了した前記模擬装置に対応する前記テレコントロール装置の接続先を前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに切り替える第5ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る探査方法によれば、監視制御システムの更新を効率よく行うことが可能となる。
更新前の既存の監視制御システムの概略構成を示す図である。 テレコントロール装置の構成を示す図である。 更新後の新たな監視制御システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る監視制御システムの更新方法の流れを示すフローチャートである。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。 模擬装置の構成を示す図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る方法は、電力供給のための機器(80_1~80_n)を制御する複数のテレコントロール装置(40_1~40_n)と、前記複数のテレコントロール装置と第1ネットワーク(30)を介して互いに接続され、前記複数のテレコントロール装置を介して前記機器の監視および制御を行う第1監視制御装置(10)とを有する監視制御システム(100)の更新方法であって、前記第1監視制御装置を前記第1監視制御装置と異なる新たな第2監視制御装置(20)に変更し、前記第2監視制御装置と前記複数のテレコントロール装置とを前記第1ネットワークとは異なる新たな第2ネットワーク(50)に接続する場合において、前記第2監視制御装置を前記第2ネットワークに接続する第1ステップ(S1)と、前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとの間の通信を中継するゲートウェイ(60)を設置する第2ステップ(S2)と、前記テレコントロール装置の機能を模擬した模擬装置(70_1~70_n)を前記第2ネットワークに接続する第3ステップ(S3)と、前記第2監視制御装置と前記模擬装置との間で前記第2ネットワークを介して対向試験を行う第4ステップ(S4)と、前記第4ステップにおいて前記対向試験が終了した前記模擬装置に対応する前記テレコントロール装置の接続先を前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに切り替える第5ステップ(S5)とを含むことを特徴とする。
〔2〕上記監視制御システムの更新方法において、前記第1監視制御装置が、前記ゲートウェイを介して、前記第5ステップにおいて接続先が切り替えられた前記テレコントロール装置を制御する第6ステップ(S6)と、前記複数のテレコントロール装置のうち全ての移行対象のテレコントロール装置の接続先が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに切り替わった場合に、前記第1監視制御装置による前記ゲートウェイを介した前記テレコントロール装置の制御を停止する第7ステップ(S8)と、前記第7ステップの後に、前記第2監視制御装置によって前記第2ネットワークを介して前記テレコントロール装置を制御する第8ステップ(S9)とを更に含む。
〔3〕上記監視制御システムの更新方法において、前記第3ステップから前記第5ステップは、前記複数のテレコントロール装置のそれぞれに対して行われてもよい。
〔4〕上記監視制御システムの更新方法において、前記機器は、水力発電所の発電設備(80_1~80_n)であってもよい。
〔5〕上記監視制御システムの更新方法において、前記第1監視制御装置と前記第2監視制御装置とは、互いに異なる地域に設置されていてもよい。
2.実施の形態の具体例
以下、本発明の実施の形態の具体例について図を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
本発明の一実施の形態に係る監視制御システムの更新方法は、電力系統の監視および制御を行う監視制御システムの構成要素の一部を変更して新たな監視制御システムを構築する場合において有効な方法である。
ここでは、先ず、監視制御システムの具体的な更新方法を説明する前に、更新前の既存の監視制御システムと更新後の新たな監視制御システムについてそれぞれ詳細に説明する。
図1は、更新前の既存の監視制御システムの概略構成を示す図である。
同図に示される監視制御システム100は、電力系統の監視および制御を行うシステムである。監視制御システム100は、例えば、複数の異なる地域に設けられた複数の水力発電所300_1~300_n(nは2以上の整数)を所定の地域に設けられた監視制御装置10によって集中制御する集中制御所システムである。
図1に示されるように、監視制御システム100は、監視制御装置10、操作端末11、表示装置12、ネットワーク30、およびテレコントロール装置40_1~40_nを有する。
監視制御装置10、操作端末11、および表示装置12は、例えば、一つの集中制御所の同一の敷地内にそれぞれ設けられている。
監視制御装置10は、各水力発電所に設けられた各テレコントロール装置40_1~40_nをネットワーク30を介して制御することにより、各水力発電所300_1~300_nの監視および制御と、電力系統の状態の監視とを行う装置である。監視制御装置10は、例えばサーバ等の情報処理装置である。監視制御装置10は、操作端末11および表示装置12と互いに接続されている。
操作端末11は、管理者等のユーザからの操作指令を入力する端末であり、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入出力インターフェースを備えた情報処理装置(例えば、PC(パーソナルコンピュータ)等)である。
表示装置12は、水力発電所300_1~300_nから電力が供給される電力系統400の系統図や各水力発電所300_1~300_nの発電設備80_1~80_nの動作状態および制御情報等の、電力系統の監視および制御を行うために必要な各種情報を表示するモニタである。
例えば、集中制御所の管理者が、操作端末11を操作して操作指令を入力すると、その操作指令が監視制御装置10に入力され、監視制御装置10がその操作指令に応じた各種データ処理を実行し、そのデータ処理結果に応じた情報が表示装置12に表示される。
テレコントロール装置40_1~40_nは、水力発電所300_1~300_n毎に設けられている。図1に示すように、各水力発電所300_1~300_nには、電力供給のための機器、すなわち水力によって電力を発生させるための発電設備80_1~80_nと、対応する発電設備80_1~80_nを制御するテレコントロール装置40_1~40_nとがそれぞれ設けられている。
なお、水力発電所300_1~300_n、テレコントロール装置40_1~40_n、および発電設備80_1~80_n等について、特に区別しない場合には、単に、「水力発電所300」、「テレコントロール装置40」、および「発電設備80」等とそれぞれ表記する。
各テレコントロール装置40_1~40_nは、ネットワーク30を介して監視制御システム100と互いに接続されている。ネットワーク30は、例えばLAN(Local Area Network)である。
監視制御システム100において、テレコントロール装置40は、ネットワーク30を介して監視制御装置10から送信された制御要求に応じて、対応する発電設備80を制御して電力系統400への電力供給を調整するとともに、電力系統の状態を監視し、その監視結果をネットワーク30を介して監視制御装置10に送信する。
図2は、テレコントロール装置40の構成を示す図である。
同図に示されるように、テレコントロール装置40は、主要な構成要素として、制御ユニット49と端子台47とを備えている。端子台47は、制御ユニット49と発電設備80とを互いに接続するための複数の端子が形成された装置である。制御ユニット49は、テレコントロール装置40としての機能を実現するための“頭脳”に相当する機能部であり、テレコントロール装置40を構成する各機能ブロックの統括的な制御を行う。
制御ユニット49は、例えば、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)43、LANインターフェース(LAN_I/F)44、外部インターフェースI/F45、およびバス46と各種周辺回路(図示せず)を有している。制御ユニット49において、CPU41、RAM42、ROM43、LANインターフェース44、外部インターフェースI/F45および各種周辺回路は、バス46を介して相互に接続されている。
例えば、制御ユニット49は、CPU41、RAM42、ROM43、LANインターフェース44、および外部インターフェースI/F45等を構成する半導体集積回路装置や各種電子部品が一つまたは複数のプリント基板に実装されて相互に接続されることにより、テレコントロール装置40としての機能を実現する実装基板(モジュール)として構成されていてもよい。
LANインターフェース44は、ネットワーク30に接続された他の機器(監視制御装置10)との通信を実現するための機能部であり、例えば、LANケーブルを接続するための各種コネクタや通信回路を有している。
外部インターフェースI/F45は、端子台47や外部の情報処理装置(PC)等と接続するための機能部であり、例えば端子台47やPCと接続するための各種コネクタや通信回路を有している。
ROM43は、例えばEPROM (Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等から構成されており、テレコントロール装置40としての機能を実現するためのプログラム430が記憶されている。
テレコントロール装置40において、CPU41が、ROM43からロードされてRAM42に展開されたプログラム430に従って各種の演算処理を実行してLANインターフェース(LAN_I/F)44や外部インターフェースI/F45等の各種周辺回路を制御することにより、テレコントロール装置40としての機能が実現される。
上述した構成を有する監視制御システム100の動作の一例を以下に示す。
例えば、監視制御装置10、操作端末11、および表示装置12が設置された集中制御所において、管理者(ユーザ)が水力発電所300_1の発電量を調整する操作指令を操作端末11を介して入力した場合を考える。この場合、監視制御装置10が、操作端末11から入力された操作指令に応じて、ネットワーク30を介して水力発電所300_1のテレコントロール装置40_1と通信を行うことにより、入力された操作指令に応じた制御要求をテレコントロール装置40_1に送信する。テレコントロール装置40_1は、受信した制御要求に応じて発電設備80_1を制御して発電量を調整する。
また、テレコントロール装置40_1~40_nは、電力系統400の電力需給の状況を監視し、その監視結果を示す情報をネットワーク30を介して監視制御装置10に送信する。監視制御装置10は、テレコントロール装置40_1~40_nから受信した情報に基づいて、表示装置12に表示されている電力系統400の情報を更新する。
このようにして、監視制御システム100により、電力系統400の監視および制御が行われる。
次に、更新後の監視制御システム200について説明する。
ここでは、一例として、既存の集中制御所とは異なる地域に新たに設置した集中制御所から既存の水力発電所300_1~300_nを監視および制御するように、監視制御システムを更新する場合を考える。
具体的には、新たに設置した集中制御所に、既存の監視制御装置10、操作端末11、および表示装置12とは異なる新たな監視制御装置20、操作端末21、および表示装置22を配置するとともに、ネットワーク30とはプロトコルの異なる新たなネットワーク50を構築し、そのネットワーク50を介して監視制御装置20と既存のテレコントロール装置40_1~40_nとの間の通信を実現する新たな監視制御システム200を構築する。最終的には、新たな監視制御システム200が、既存の監視制御システム100に代わって既存の水力発電所300_1~300_nを制御し、電力系統400の制御および監視を行う。
図3は、更新後の新たな監視制御システムの概略構成を示す図である。
図3に示されるように、監視制御システム200は、監視制御装置20、操作端末21、表示装置22、ネットワーク50、およびテレコントロール装置40_1~40_nを有する。
監視制御装置20、操作端末21、および表示装置22は、例えば、一つの集中制御所の同一の敷地内にそれぞれ設けられている。例えば、監視制御装置20、操作端末21、および表示装置22が配置される集中制御所は、更新前の監視制御装置10、操作端末11、および表示装置12が配置された集中制御所とは異なる地域に設置されている。
監視制御装置20は、上述した監視制御装置10と同様に、各水力発電所300_1~300_nに設けられた各テレコントロール装置40_1~40_nをネットワーク50を介して制御することにより、各水力発電所300_1~300_nの制御と、電力系統の監視および制御とを行う装置である。監視制御装置20は、例えばサーバ等の情報処理装置である。監視制御装置20は、操作端末21および表示装置22と互いに接続されている。
操作端末21は、操作端末11と同様に、管理者等のユーザからの操作指令を入力する端末であり、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入出力インターフェースを備えた情報処理装置(例えば、シンクライアント端末等)である。
表示装置22は、表示装置12と同様に、電力系統400の系統図や各水力発電所300_1~300_nの発電設備80_1~80_nの動作状態および制御情報等の、電力系統の監視および制御を行うために必要な各種情報を表示するモニタである。
例えば、集中制御所の管理者が、操作端末21を操作して操作指令を入力すると、その操作指令が監視制御装置20に入力され、監視制御装置20がその操作指令に応じた各種データ処理を実行し、そのデータ処理結果に応じた情報が表示装置22に表示される。
各テレコントロール装置40_1~40_nは、ネットワーク50を介して監視制御装置20と互いに接続されている。ネットワーク50は、例えばLANである。上述したように、ネットワーク50は、上述した監視制御システム100におけるネットワーク30と異なるプロトコルによって通信を実現する。
監視制御システム200において、テレコントロール装置40は、ネットワーク50を介して監視制御装置20から送信された制御要求に応じて、対応する発電設備80を制御して電力系統400への電力供給を調整するとともに、電力系統400の状態を監視し、その監視結果をネットワーク50を介して監視制御装置20に送信する。
次に、監視制御システムの更新手順について、図を用いて詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施の形態に係る監視制御システムの更新方法の流れを示すフローチャートである。図4には、既存の監視制御システム100を新たな監視制御システム200に変更する場合の手順が示されている。
図5A~図5Gは、図4に示す監視制御システムの更新方法の各ステップを説明するための図である。図5A~図5Gには、監視制御システムを構成する各構成要素の接続状態が示されている。なお、図5A~図5Gでは、発電設備80_1~80_nや電力系統400等の図示を省略している。
なお、以下の説明において、更新前の既存の監視制御システム100を「旧監視制御システム100」、監視制御装置10を「旧監視制御装置10」、ネットワーク30を「旧ネットワーク30」、更新後の新たな監視制御システム200を「新監視制御システム200」、監視制御装置20を「新監視制御装置20」、ネットワーク50を「新ネットワーク50」とも称する。
例えば、新たな集中制御所において、新監視制御装置20、操作端末21、および表示装置22を互いに接続し、新ネットワーク50を構築した状態において、先ず、図5Aに示すように、新監視制御装置20を新ネットワーク50に接続する(ステップS1)。
次に、図5Bに示すように、旧ネットワーク30と新ネットワーク50との間にゲートウェイ60を接続する(ステップS2)。
ここで、ゲートウェイ60は、互いにプロトコルの異なるネットワーク30とネットワーク50との間の通信を中継する機器である。例えば、ゲートウェイ60は、旧監視制御システム100の監視制御装置10と同一の敷地内に設置される。
なお、このとき、旧監視制御装置10に、ネットワーク30による通信可能な機器の情報として、ゲートウェイ60のIPアドレスを登録しておくことが望ましい。
次に、旧監視制御システム100から新監視制御システム200に移行すべきテレコントロール装置40_1~40_nに対応する模擬装置70を新ネットワーク50に接続する(ステップS3)。
ここで、模擬装置70は、監視制御システムの更新時に行われる新監視制御装置20とテレコントロール装置40との間の対向試験のための装置であり、テレコントロール装置40の機能を模擬した装置である。以下、模擬装置70について詳細に説明する。
図6は、模擬装置70の構成を示す図である。
模擬装置70は、少なくともテレコントロール装置40の“頭脳”に相当する機能部を有する装置である。例えば、模擬装置70は、CPU41、RAM42、ROM43、LANインターフェース44、外部インターフェース45、およびバス46と同等の機能を有するCPU71、RAM72、ROM73、LANインターフェース74、外部インターフェース75、およびバス76を搭載した制御ユニット79を有しており、端子台47は備えていない。
ROM73には、テレコントロール装置40のROM43に記憶されているプログラム430と同様のプログラムが記憶されている。
模擬装置70の制御ユニット79に搭載されるCPU71、RAM72、ROM73、LANインターフェース74、および外部インターフェース75等は、ソフトウェアのみならず、テレコントロール装置40の制御ユニット49に搭載されるCPU41、RAM42、ROM43、LANインターフェース44、および外部インターフェース45等と同一の各ハードウェア構成を有していることが好ましいが、生産が終了した電子部品等を用いている場合には、同様の機能を有する電子部品等で代用したハードウェア構成を有していてもよい。
模擬装置70は、LANインターフェース74を介して新ネットワーク50と接続可能に構成されている。また、模擬装置70は、外部インターフェース75を介して、外部に設けられたPC90等の情報処理装置と通信可能に構成されている。
模擬装置70が上述した構成を有することにより、模擬装置70は、監視制御装置20からの指令に応じて、テレコントロール装置40と同様の応答を行うことが可能となるとともに、外部に設けられたPC90等の情報処理装置から模擬装置70の動作を監視することが可能となる。
ステップS3では、移行対象の複数のテレコントロール装置40の中から一つのテレコントロール装置40を選択し、選択したテレコントロール装置40の模擬装置70をネットワーク50に接続する。例えば、図5Cに示すように、全てのテレコントロール装置40_1~40_nが移行対象である場合、テレコントロール装置40_1~40_nの中からテレコントロール装置40_1を選択し、テレコントロール装置40_1を模擬した模擬装置70_1をネットワーク50に接続する。
ステップS3の後、新監視制御装置20と模擬装置70との間で対向試験を実施する(ステップS4)。具体的に、対向試験では、新監視制御装置20が新ネットワーク50を介して模擬装置70に所定の指令を送信した場合に、模擬装置70が受信した所定の指令に応じて適切な応答を行うか否かを検証する。
例えば、図5Cに示すように、模擬装置70_1を外部インターフェース75を介してPC90に接続した状態において、新監視制御装置20がネットワーク50を介して模擬装置70に発電設備80に対する操作指令を送信する。次に、模擬装置70が受信した制御指令に応じた適切な制御信号が外部インターフェース75から送信されたか否かを、外部のPC90を用いて確認する。
このとき、模擬装置70_1に対応するテレコントロール装置40_1と旧監視制御装置10とのネットワーク30を介した接続が維持されているため、テレコントロール装置40_1(水力発電所300_1)は、引き続き、旧監視制御装置10によって制御される。
次に、ステップS4において対向試験が終了し、新監視制御装置20によって模擬装置70が正常に制御可能であることが確認できた場合には、その対向試験を実施した模擬装置70に対応するテレコントロール装置40の接続先を旧ネットワーク30から新ネットワーク50に切り替える(ステップS5)。
上述の例において、ステップS4の対向試験によって模擬装置70_1が正常に制御可能であることが確認できた場合には、図5Dに示すように、模擬装置70_1に対応するテレコントロール装置40_1の接続先を旧ネットワーク30から新ネットワーク50に切り替える。
これにより、テレコントロール装置40_1は、新ネットワーク50を介して、新監視制御装置20と通信を行うことが可能となる。また、テレコントロール装置40_1は、旧監視制御装置10との間においても引き続き通信を行うことが可能である。すなわち、図5Dに示すように、テレコントロール装置40_1は、新ネットワーク50、ゲートウェイ60、および旧ネットワーク30を介して旧監視制御装置10と接続されるので、テレコントロール装置40_1の接続先を切り替える前と同様に、テレコントロール装置40_1と旧監視制御装置10との間の通信が可能である。
次に、旧監視制御装置10が、ステップS5で接続先が切り替えられたテレコントロール装置40とゲートウェイ60を介して通信を行うことにより、そのテレコントロール装置40を備える水力発電所300の監視および制御を継続する(ステップS6)。例えば、図5Dに示すように、旧監視制御装置10が、ゲートウェイ60を介してテレコントロール装置40_1と通信を行うことにより、更新前と同様に、テレコントロール装置40_1が設置された水力発電所300_1の監視および制御を行う。
次に、移行対象の全てのテレコントロール装置40の接続先が新ネットワーク50に変更されたか否かを判断する(ステップS7)。
例えば、上述の例のように、移行対象のテレコントロール装置40_1~40_nのうちテレコントロール装置40_1のみ接続先の変更が完了している場合には(ステップS7:No)、残りのテレコントロール装置40_2~40_nについて、順次、ステップS3~ステップS7を行う。すなわち、図5Eに示すように、テレコントロール装置40_2~テレコントロール装置40_nをそれぞれ模擬した模擬装置70_2~70_nを新ネットワーク50に接続し(ステップS3)、それぞれの模擬装置70_2~70_nと新監視制御装置20との間で対向試験を実施する(ステップS4)。次に、対向試験が終了した模擬装置70_2~70_nにそれぞれ対応するテレコントロール装置40_2~40_nの接続先をネットワーク30からネットワーク50に切り替える(ステップS5)。その後、図5Fに示すように、旧監視制御装置10が、接続先が切り替えられたテレコントロール装置40_2~40_nとゲートウェイ60を介して通信を行うことにより、テレコントロール装置40_2~40_nが設置された水力発電所300_2~300_nの監視および制御を継続する(ステップS6)。
ステップS3~S6の処理により、移行対象の全てのテレコントロール装置40の接続先が新ネットワーク50に変更された場合には(ステップS7:Yes)、旧監視制御装置10による、ゲートウェイ60を経由した各テレコントロール装置40_1~40_nの監視および制御を停止する(ステップS8)。
その後、図5Gに示すように、旧監視制御装置10およびゲートウェイ60を停止させて、新監視制御装置20による各テレコントロール装置40_1~40_nの監視および制御を開始する(ステップS9)。これにより、旧監視制御装置10およびゲートウェイ60を停止させる。
以上、本実施の形態に係る監視制御システムの更新方法によれば、旧ネットワーク30に接続された旧監視制御装置10を新監視制御装置20に変更し、新監視制御装置20と既存の複数のテレコントロール装置40_1~40_nとを新たな新ネットワーク50に接続する更新作業を行う場合に、既存のテレコントロール装置40が旧監視制御装置10と通信可能な状態において、既存のテレコントロール装置40の機能を模擬した模擬装置70を新ネットワーク50に接続し、新監視制御装置20と模擬装置70との間で新ネットワーク50を介して対向試験を行う。
これによれば、従来のように新監視制御装置20とテレコントロール装置40との間で対向試験を行うのではなく、新監視制御装置20とテレコントロール装置40の模擬装置70との間で対向試験を行うので、監視制御システムの更新時の対向試験を行う期間に、既存のテレコントロール装置40の動作を停止させる必要がない。そのため、従来のように、水力発電所300において溢水(電力)が生じない。
また、本実施の形態に係る監視制御システムの更新方法によれば、旧ネットワーク30と新ネットワーク50との間にゲートウェイ60を接続した後で、対向試験が終了した模擬装置70に対応するテレコントロール装置40の接続先を旧ネットワーク30から新ネットワーク50に切り替える。
これによれば、テレコントロール装置40の接続先を旧ネットワーク30から新ネットワーク50に切り替えた後においても、ネットワーク30、ゲートウェイ60、およびネットワーク50を経由して、旧監視制御装置10とテレコントロール装置40との間で通信を行うことができる。これにより、監視制御システムの更新過程において、対向試験が終了したテレコントロール装置と対向試験が終了していないテレコントロール装置とが併存する状況であっても、既存の監視制御システム100によって各テレコントロール装置40_1~40_nを集中制御することができる。
すなわち、監視制御システムの更新期間においても、各水力発電所を一元管理することができるので、従来のように、新監視制御システム200への移行が完了した水力発電所300(テレコントロール装置40)と新監視制御システム200への移行が完了していない水力発電所300とを別個の監視制御装置10,20によって監視・制御する必要がなく、監視制御システムの更新作業を効率よく進めることが可能となる。
特に、旧監視制御装置10と新監視制御装置20とが互いに異なる地域(集中制御所)に設置される場合、更新作業の効率の大幅な向上が期待できる。
以上説明したように、本実施の形態に係る監視制御システムの更新方法によれば、監視制御システムの更新を効率よく行うことが可能となる。
≪実施の形態の拡張≫
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態において、監視制御システム100,200が水力発電所300の集中制御所システムである場合を例示したが、これに限られない。例えば、監視制御システム100,200は、複数の変電所を集中制御する集中制御所システムであってもよい。すなわち、図1等において、テレコントロール装置40_1~40_nによる制御対象の機器(電力供給のための機器)が発電設備80_1~80_nではなく、各変電所の変電設備であってもよい。
なお、上述のフローチャートは、動作を説明するための一例を示すものであって、これに限定されない。すなわち、フローチャートの各図に示したステップは具体例であって、このフローに限定されるものではない。例えば、一部の処理の順番が変更されてもよいし、各処理間に他の処理が挿入されてもよいし、一部の処理が並列に行われてもよい。具体的には、図4において、ゲートウェイ60を設置するステップS2は、テレコントロール装置40の接続先を変更するステップS5より前の段階で行われていればよく、ステップS1とステップS3との間に行われなくてもよい。例えば、ステップS4とステップS5の間にステップS2を行ってもよいし、ステップS1の前に行ってもよい。
10…監視制御装置(第1監視制御装置)、11,21…操作端末、12,22…表示装置、20…監視制御装置(第2監視制御装置)、30…ネットワーク(第1ネットワーク)、40,40_1~40_n…テレコントロール装置、44,74…LANインターフェース、45,75…外部インターフェース、47…端子台、49,79…制御ユニット、50…ネットワーク(第2ネットワーク)、60…ゲートウェイ、70,70_1~70_n…模擬装置、80,80_1~80_n…発電設備(機器)、100…監視制御システム(旧監視制御システム)、200…監視制御システム(新監視制御システム)、300,300_1~300_n…水力発電所、400…電力系統、430…プログラム。

Claims (5)

  1. 電力供給のための機器を制御する複数のテレコントロール装置と、前記複数のテレコントロール装置と第1ネットワークを介して互いに接続され、前記複数のテレコントロール装置を介して前記機器の監視および制御を行う第1監視制御装置とを有する監視制御システムの更新方法であって、
    前記第1監視制御装置を前記第1監視制御装置と異なる新たな第2監視制御装置に変更し、前記第2監視制御装置と前記複数のテレコントロール装置とを前記第1ネットワークとは異なる新たな第2ネットワークに接続する場合において、
    前記第2監視制御装置を前記第2ネットワークに接続する第1ステップと、
    前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとの間の通信を中継するゲートウェイを設置する第2ステップと、
    前記テレコントロール装置の機能を模擬した模擬装置を前記第2ネットワークに接続する第3ステップと、
    前記第2監視制御装置と前記模擬装置との間で前記第2ネットワークを介して対向試験を行う第4ステップと、
    前記第4ステップにおいて前記対向試験が終了した前記模擬装置に対応する前記テレコントロール装置の接続先を前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに切り替える第5ステップと、を含む
    監視制御システムの更新方法。
  2. 請求項1に記載の監視制御システムの更新方法において、
    前記第1監視制御装置が、前記ゲートウェイを介して、前記第5ステップにおいて接続先が切り替えられた前記テレコントロール装置を制御する第6ステップと、前記複数のテレコントロール装置のうち全ての移行対象の前記テレコントロール装置の接続先が前記第1ネットワークから前記第2ネットワークに切り替わった場合に、前記第1監視制御装置による前記ゲートウェイを介した前記テレコントロール装置の制御を停止する第7ステップと、
    前記第7ステップの後に、前記第2監視制御装置によって前記第2ネットワークを介して前記テレコントロール装置を制御する第8ステップと、を更に含む
    ことを特徴とする監視制御システムの更新方法。
  3. 請求項1または2の監視制御システムの更新方法において、
    前記第3ステップから前記第5ステップは、前記複数のテレコントロール装置のそれぞれに対して行われる、
    ことを特徴とする監視制御システムの更新方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の監視制御システムの更新方法において、
    前記機器は、水力発電所の発電設備である
    ことを特徴とする監視制御システムの更新方法。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の監視制御システムの更新方法において、
    前記第1監視制御装置と前記第2監視制御装置とは、互いに異なる地域に設置されている
    ことを特徴とする監視制御システムの更新方法。
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