JP7113129B1 - メッセージの中継装置、システム及びプログラム - Google Patents

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【課題】UEが所定のメッセージサービスを利用可能であるか否かの問い合わせを行う頻度を減少させる【解決手段】中継装置は、UEの電話番号を含む第1メッセージを受信したことに応答して、複数のMNOの内の第1MNOに対して初期的に割り当てられた電話番号に関する情報を管理するサーバに、前記UEの電話番号を含む第2メッセージを送信する送信手段と、前記第2メッセージを送信したことの応答として、前記サーバから、前記UEが第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるか否かを示す情報を含む第3メッセージを受信する受信手段と、前記第3メッセージに含まれる前記情報に基づき、前記UEが前記第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定する判定手段と、を備えている【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザ装置に向けて送信されるメッセージを中継する中継装置、システム及びプログラムに関する。
移動通信ネットワークのユーザ端末(以下、UEと表記する)にメッセージを送信するサービスとしてSMS(Short Message Service)が提供されている。SMSにおいて、メッセージの宛先のUEは、当該UEに割り当てられている電話番号(MSISDN)により指定される。また、現在、SMSに代わるサービスとして、SMSにおける様々な制限を緩和したRCS(Rich Communication Services)も提供されている。RCSにおいてもメッセージの宛先のUEは、当該UEに割り当てられている電話番号により指定される。
非特許文献1は、企業が、当該企業に登録しているユーザのUEに向けてRCSメッセージを送信するRBM(RCS Business Messaging)を開示している。非特許文献1に記載されている様に、移動ネットワークオペレータ(MNO:Mobile Network Operator)がRCSを提供するため、MaaP(Messaging as a Platform)と呼ばれる処理装置が設けられる。MNOのMaaPは、当該MNOに加入しているUEに対するRCSメッセージの処理(配信処理を含む)を行う。
それぞれの国又は地域においては、複数のMNOが存在することが一般的である。したがって、RBMにおいて、企業があるUEにRCSメッセージを送信する場合、当該RCSメッセージは、当該UEが加入しているMNOのMaaPに向けて送信されなければならない。このため、特許文献1は、RCSメッセージを送信するために企業が運用する企業サーバと、各MNOのMaaPとの間でRCSメッセージを中継する中継サーバ(中継装置)を開示している。特許文献1によると、中継サーバは、企業サーバからRCSメッセージを受信すると、当該RCSメッセージの宛先である電話番号に基づき適切なMNOを判定し、判定したMNOのMaaPにRCSメッセージを転送している。
特許第6849644号公報
"Enabling your Network for RCS Business Messaging"、[оnline]、2019年8月、GSMA、[令和3年10月1日検索]、インターネット、<URL:https://www.gsma.com/futurenetworks/wp-content/uploads/2019/08/GSMA-MAAP-Launch-Options-V1.pdf>
UEにおいてRCSを利用可能とするには、まず、所定のアプリケーション(以下、RCSアプリケーションと表記する。)をインストールする必要がある。なお、RCSアプリケーションは、UEにプリインストールされている場合があり、この場合には、ユーザによるRCSアプリケーションのインストール作業は不要である。さらに、UEにおいてRCSを利用可能とするには、当該UEのユーザが、RCSアプリケーションを操作して、加入(契約)しているMNOのMaaPに対して登録処理(利用開始処理)を実行することも必要である。つまり、RCSアプリケーションがインストールされていても、登録処理をUEが行っていない場合、企業は、当該UEにRCSメッセージを送信することはできない。また、登録処理を行ったUEであっても、メッセージ管理サーバとの間で所定の停止処理を行った場合、当該UEは、RCSを利用できない状態になる。
以下の説明においては、登録処理を行った後、停止処理を行っていないUEをRCS対応UEと表記し、それ以外のUEをRCS非対応UEと表記する。RCS非対応UEは、登録処理を行っていないUEや、登録処理を行ったが、その後に停止処理を行ったUE等である。なお、MNOのメッセージ管理サーバは、当該MNOに加入しているUEの電話番号に基づく問い合わせに応答して、当該UEがRCS対応UEであるか否かを回答する様に構成されている。
図1は、特許文献1に開示された構成を示している。なお、図1においては、MNOの数を3としているが例示であり、MNOの数は2以上の任意の数であり得る。MNO#1~MNO#3は、それぞれ、移動ネットワーク(MN)#1~MN#3を運用し、RCSを提供するためにメッセージ管理サーバ2-1~メッセージ管理サーバ2-3を運用している。メッセージ管理サーバ2-1~メッセージ管理サーバ2-3は、RCSメッセージの管理及び配信処理を含む、RCSメッセージに関する処理を行う。メッセージ配信要求サーバ3は、例えば企業が運用する企業サーバである。メッセージ配信要求サーバ3は、中継サーバ1にRCSメッセージを送信し、中継サーバ1は、受信したRCSメッセージの宛先電話番号に基づき、メッセージ管理サーバ2-1~メッセージ管理サーバ2-3の内のいずれかにRCSメッセージを転送する。
RCS非対応UEは、RCSメッセージを受信できないため、メッセージ配信要求サーバ3は、RCSメッセージを送信する前に、当該RCSメッセージの宛先UEがRCS対応UEであるか否かを判定する必要がある。例えば、メッセージ配信要求サーバ3は、中継サーバ1に電話番号を通知してRCS対応UEであるか否かの問い合わせを行うことで宛先UEがRCS対応UEであるか否かを判定することができる。なお、この場合、問い合わせを受けた中継サーバ1は、さらに、メッセージ管理サーバ2-1~メッセージ管理サーバ2-3それぞれに対して電話番号を通知してRCS対応UEであるか否かを問い合わせる必要がある。
また、例えば、メッセージ配信要求サーバ3が事前に宛先UEがRCS対応UEであるか否かを判定することなくRCSメッセージを中継サーバ1に送信する場合、中継サーバ1は、受信したRCSメッセージの宛先電話番号をメッセージ管理サーバ2-1~メッセージ管理サーバ2-3それぞれに通知してRCS対応UEであるか否かの問い合わせを行う必要がある。
本発明は、UEが所定のメッセージサービスを利用可能であるか否かの問い合わせを行う頻度を減少させる技術を提供するものである。
本開示の一態様によると、中継装置は、ユーザ端末の電話番号を含む第1メッセージを受信したことに応答して、複数の移動ネットワークオペレータ(MNO)の内の第1MNOに対して初期的に割り当てられた電話番号に関する情報を管理するサーバに、前記ユーザ端末の電話番号を含む第2メッセージを送信する送信手段と、前記第2メッセージを送信したことの応答として、前記サーバから、前記ユーザ端末が第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるか否かを示す情報を含む第3メッセージを受信する受信手段と、前記第3メッセージに含まれる前記情報に基づき、前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定する判定手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、UEが所定のメッセージサービスを利用可能であるか否かの問い合わせを行う頻度を減少させることができる。
背景技術の説明図。 一実施形態によるシステム構成図。 ENUMサーバが保持する情報例を示す図。 一実施形態によるシステムにおけるシーケンス図。 一実施形態によるシステムにおけるシーケンス図。 一実施形態によるシステムにおけるシーケンス図。 一実施形態による中継サーバの構成図。 一実施形態によるENUMサーバの構成図。 一実施形態によるメッセージ管理サーバの構成図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第一実施形態>
図2は、本実施形態によるシステムの概略的な構成を示している。なお、図1と同様の構成要素については同じ参照符号を付与して重複した説明については省略する。MNO#k(kは1から3までの整数)は、それぞれ、メッセージ管理サーバ2-kと、ENUM(Telephone Number Mapping)サーバ4-kと、を運用している。なお、以下の説明において、メッセージ管理サーバ2-1~2-3を区別する必要が無い場合には、メッセージ管理サーバ2と表記し、ENUMサーバ4-1~ENUMサーバ4-3を区別する必要が無い場合には、ENUMサーバ4と表記する。ENUMサーバ4は、電話番号とURI(Uniform Resource Identifiers)との対応関係を管理するサーバである。なお、メッセージ管理サーバ2はメッセージ配信サーバであっても良い。
ここで、ENUMサーバ4-kが管理する電話番号は、MNO#kに初期的に割り当てられた電話番号であって、RCSアプリケーションを利用するための登録処理を行ったことがあるUE(当該UEが停止処理を行っていなければ、RCS対応UE)が使用している電話番号である。例えば、MNO#1に電話番号MSISDN#1が初期的に割り当てられ、MNO#1が、MNO#1に加入したユーザのUEに電話番号MSISDN#1を割り当てたものとする。その後、当該ユーザが、MNP(Mobile Number Portability)制度を利用してMNO#2に加入したとしても、電話番号MSISDN#1を管理するENUMサーバ4はENUMサーバ4-1であり、ENUMサーバ4-2は、電話番号MSISDN#1を管理しない。当該ユーザが、RCSアプリケーションを利用するための登録処理を行った場合に、電話番号MSISDN#1が、MNO#1のENUMサーバ4-1による管理対象の情報として登録される。なお、登録処理は、RCSの利用を開始するための利用開始処理である。
ENUMサーバ4-kは、管理対象の電話番号それぞれについて、URI以外にも図3に示す情報を管理する。図3の"加入MNO"は、対応する電話番号を割り当てられているUEのユーザが現在加入しているMNOを示す。このように、ENUMサーバ4-kは、MNO#kに初期的に割り当てられた電話番号のうち、RCSアプリケーションを利用するための登録処理を行ったことがあるUEが使用している電話番号と、加入MNOを示す情報とを関連付けて管理(保持)する。当該登録処理を行ったことがないUEが使用している電話番号は、ENUMサーバ4-kに保持されない。このため、MNO#kに初期的に割り当てられた電話番号を使用している各UEについて、ENUMサーバ4-kが情報を保持しているか否かに基づいて、当該UEによる登録処理の有無を判定できる。即ち、図3に示す、ENUMサーバ4-kが保持する情報は、MNO#kに初期的に割り当てられた電話番号それぞれについて、当該電話番号を使用しているUEがRCSを利用するための登録処理(開始処理)を行ったことがあるか否かの判定を可能にする情報である。なお、ENUMサーバ4-kが保持する情報は、所定の条件を満たす場合に更新又は削除処理が行われてもよい。
電話番号の所定部分により、当該電話番号が初期的に割り当てられたMNO(以下、初期MNOと表記する。)を判定することができる。しかしながら、MNPにより、電話番号のみからでは、当該電話番号を使用しているUEが現在加入しているMNOを判定できないため、MNO#1~MNO#3は、それぞれ、他のMNOのENUMサーバ4が管理する情報を参照する必要がある。このため、図2のENUMサーバ4間の矢印で示す様に、ENUMサーバ4-1~4-3は、それぞれ、他のENUMサーバ4が管理している情報を取得可能な様に構成される。なお、図2においては、図の簡略化のためにENUMサーバ4-1とENUMサーバ4-3とを接続する線については省略している。
図4は、メッセージ配信要求サーバ3が、ある電話番号を使用しているUEがRCS対応UEであるか否かを判定する処理のシーケンス図である。S1において、メッセージ配信要求サーバ3は、問い合わせ対象の電話番号(MSISDN)を含む第1質問メッセージを中継サーバ1に送信して問い合わせ要求を行う。なお、以下の説明において、第1質問メッセージに含まれる電話番号をターゲット電話番号と表記し、ターゲット電話番号を使用しているUEをターゲットUEと表記する。
中継サーバ1は、メッセージ配信要求サーバ3から第1質問メッセージを受信すると、つまり、問い合わせ要求を受け付けると、S2において、ターゲット電話番号を含む第2質問メッセージを、ENUMサーバ4-1~4-3の内の事前に決定したENUMサーバ4に送信する。図2及び図4に示す様に、本例において、中継サーバ1は、ENUMサーバ4-2に第2質問メッセージを送信する様に構成されている。なお、第2質問メッセージを送信するENUMサーバ4は、例えば、中継サーバ1を運用するオペレータと、MNOとの事前交渉により決定される。
ENUMサーバ4-2は、第2質問メッセージを受信すると、S3において、ターゲット電話番号の初期MNOを判定する。初期MNOがENUMサーバ4-2を運用しているMNO#2とは異なるMNO#1又はMNO#3である場合、ENUMサーバ4-2は、S4において、ターゲット電話番号を含む第3質問メッセージを、判定した初期MNOのENUMサーバ4に送信する。図4は初期MNOがMNO#1である場合を示し、よって、ENUMサーバ4-2は、ENUMサーバ4-1に第3質問メッセージを送信している。
第3質問メッセージを受信したENUMサーバ4は、S5において、自装置が管理している情報に基づき第3回答メッセージを生成し、第3質問メッセージの応答として第3回答メッセージをENUMサーバ4-2に送信する。第3回答メッセージは、ターゲットUEの加入MNOを示す情報を含む。さらに、第3回答メッセージは、ターゲットUEによる登録処理の有無、つまり、ターゲットUEが登録処理を行ったことがあるか否かを示す情報を含む。なお、ENUMサーバ4(図4ではENUMサーバ4-1)は、ターゲットUEが登録処理を行ったことがある場合には当該ターゲットUEの加入MNOを示す情報を含むメッセージを、当該登録処理を行ったことがない場合にはエラーメッセージを、第3回答メッセージとして送信することで、当該登録処理の有無を示す情報をENUMサーバ4-2へ送信してよい。ENUMサーバ4-2は、第3回答メッセージを受信すると、S6において、第2質問メッセージに対する応答として、第3回答メッセージと同じ情報を含む第2回答メッセージを中継サーバ1に送信する。
なお、S3において、初期MNOがENUMサーバ4-2を運用しているMNO#2である場合、ENUMサーバ4-2は、自装置が管理している情報に基づき第2回答メッセージを生成し、第2質問メッセージの応答として第2回答メッセージを中継サーバ1に送信する。この場合、S4及びS5の処理は必要ではない。
中継サーバ1は、第2回答メッセージを受信すると、S7において、第1質問メッセージに対する応答として、ターゲットUEによる登録処理の有無を示す情報を含む第1回答メッセージをメッセージ配信要求サーバ3に送信する。つまり、中継サーバ1は、S7において問い合わせ要求の回答を行う。これにより、メッセージ配信要求サーバ3は、ターゲットUEが、少なくとも過去にRCS対応UEになったことがあるか否かを判定することができる。一般的に、RCSアプリケーションを使用して登録処理を行ったUEが、停止処理を行ってRCS非対応UEに戻ることは少ない。特に、企業に電話番号を登録しているUEのユーザは、当該企業から様々な情報を取得することを期待しているため、RCS非対応UEに戻る可能性は低いとみなすことができる。つまり、本実施形態においては、登録処理を行ったことがあるUEをRCS対応UEであると見做す。なお、登録処理を行っていないUEはRCS非対応UEである。さらに、RCS対応UEであるか否かをメッセージ配信要求サーバ3が判定するのではなく、中継サーバ1がこの判定を行う構成とすることもできる。この場合、中継サーバ1は、ターゲットUEがRCS対応UEであるか否かを示す情報を含む第1回答メッセージをメッセージ配信要求サーバ3に送信する。
したがって、メッセージ配信要求サーバ3は、ターゲットUEが、過去に登録処理を行ったことがある場合にはRCS対応UEであると判定し、過去に登録処理を行ったことがない場合にはRCS非対応UEであると判定することができる。メッセージ配信要求サーバ3は、RCS対応UEにはRCSメッセージを送信し、RCS非対応UEには他の可能なメッセージサービスのメッセージ、例えば、SMSメッセージや、電子メールメッセージや、チャットメッセージ等を送信することができる。なお、RCSメッセージ、SMSメッセージ、電子メール及びチャットメッセージサービスのメッセージは、それぞれ、対応する通信プロトコルに基づくメッセージである。したがって、本開示における「サービス」は、「通信プロトコル」であっても良い。
なお、中継サーバ1は、第2回答メッセージにより、ターゲットUEが登録処理を行ったことがあるか否かに加えて、ターゲットUEの加入MNOを示す情報を取得することができる。これにより、中継サーバ1は、メッセージ配信要求サーバ3からターゲットUEを宛先とするRCSメッセージを受信した場合、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2に当該RCSメッセージを転送することができる。さらに、図4のシーケンスにおいて、第1回答メッセージに、ターゲットUEの加入MNOを示す情報を含める構成とすることもできる。この場合、メッセージ配信要求サーバ3は、直接、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2にRCSメッセージを送信することができる。
以上、本実施形態において、中継サーバ1は、MNOの数に拘わらず、所定のENUMサーバ4への1回の問い合わせによりターゲットUEがRCS対応UEであるか否かと、当該ターゲットUEの加入MNOを判定することができる。つまり、中継サーバ1が各メッセージ管理サーバ2それぞれにRCS対応UEであるか否かを問い合わせることと比較し、RCS対応UEであるか否かの問い合わせを行う頻度を減少させることができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態では、ターゲットUEが過去に登録処理を行ったことがある場合、つまり、ターゲットUEがRCSの利用開始処理を行ったことがある場合、当該ターゲットUEをRCS対応UEであると判定していた。本実施形態において、中継サーバ1は、ターゲットUEが過去に登録処理を行ったことがあることを第2回答メッセージ(図4のS6)が示している場合、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2に対して、ターゲットUEが依然としてRCS対応UEであること、つまり、ターゲットUEが停止処理を行っていないことを確認する。
図5は、本実施形態によるシーケンス図である。なお、第一実施形態によるシーケンス(図4)と同じ処理については、同じ参照符号を付与してその説明については省略する。中継サーバ1は、S6において、第2回答メッセージを受信すると、ターゲットUEによる登録処理の有無を判定する。ここで、登録処理が"無"であると、ターゲットUEはRCS非対応UEであるため、中継サーバ1は、S10において、ターゲットUEがRCS非対応UEであることを示す情報を含む第1回答メッセージをメッセージ配信要求サーバ3に送信する。この場合、S8及びS9の処理は実行されない。
一方、登録処理が"有"であると、中継サーバ1は、S8において、ターゲット電話番号を含む第4質問メッセージを、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2に送信する。図5は、ターゲットUEの加入MNOがMNO#3である場合を示し、よって、中継サーバ1は、メッセージ管理サーバ2-3に第4質問メッセージを送信している。メッセージ管理サーバ2-3は、第4質問メッセージに応答して、S9において、ターゲットUEが、RCS対応UEであるか否かを示す情報を含む第4回答メッセージを中継サーバ1に送信する。
中継サーバ1は、第4回答メッセージを受信したことに応答して、S10において、第1回答メッセージをメッセージ配信要求サーバ3に送信する。第1回答メッセージは、S9で取得した、ターゲットUEが、RCS対応UEであるか否かを示す情報を含む。なお、第一実施形態でも述べた様に、第1回答メッセージに、ターゲットUEの加入MNOを示す情報を含める構成とすることもできる。
以上、本実施形態において、中継サーバ1は、MNOの数に拘わらず、所定のENUMサーバ4への1回の問い合わせと、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2への1回の問い合わせによりターゲットUEがRCS対応UEであるか否かを判定することができる。この構成により、MNO数が3以上の場合においては、中継装置1が各メッセージ管理サーバ2それぞれに問い合わせることと比較し、RCS対応UEであるか否かの問い合わせを行う頻度を減少させることができる。また、本実施形態では、停止処理を行いRCS非対応UEとなっているターゲットUEに対してRCSメッセージが送信されることを防ぐことができる。
なお、本実施形態において、メッセージ管理サーバ2は、メッセージ管理サーバのサーバ群を構成するサーバの1つであるユーザ管理装置として構成されてもよい。ユーザ管理装置は、UEにインストールされたアプリケーションのバージョン情報を管理する機能を有する。あるMNOのユーザ管理装置は、当該MNOに加入しているUEがRCS対応UEである場合に、当該UEにインストールされているRCSアプリケーションのバージョン情報を、当該UEが使用している電話番号と関連付けて管理(保持)する。一方、当該UEがRCS非対応UEである場合、ユーザ管理装置は、当該UEについてバージョン情報を保持しない。上述のS9において、メッセージ管理サーバ2は、ターゲット電話番号に関連付けてバージョン情報を保持している場合には、ターゲットUEがRCS対応UEであることを示す情報を含む第4回答メッセージを中継サーバ1に送信する。一方、メッセージ管理サーバ2は、ターゲット電話番号に関連付けられたバージョン情報を保持していない場合には、ターゲットUEがRCS非対応UEであることを示す情報を含む第4回答メッセージを中継サーバ1に送信する。
また、S9において、メッセージ管理サーバ2は、ターゲットUEがRCS対応UEである場合、ターゲット電話番号に関連付けて保持しているバージョン情報を、RCS対応UEであることを示す情報として第4回答メッセージに含めてもよい。ここで、RCSアプリケーションには、CtoC向けサービスに対応しているバージョンと、BtoC向けサービスに対応しているバージョンとが存在し得る。中継サーバ1は、第4回答メッセージに含まれるバージョン情報に基づいて、ターゲットUEにインストールされているRCSアプリケーションのバージョンが、BtoC向けサービスに対応しているバージョンであるか、CtoC向けサービスに対応しているバージョンであるかを判定できる。また、メッセージ配信要求サーバ3も、第1回答メッセージに含まれるバージョン情報に基づいて、同様の判定を行うことができる。中継サーバ1及びメッセージ配信要求サーバ3は、このような判定結果を、ターゲットUEへのメッセージの送信に使用する(例えば、ターゲットUEにBtoC向けサービスに対応したバージョンのRCSアプリケーションがインストールされている場合にRCSメッセージを送信又は転送する)ことができる。
<第三実施形態>
続いて、第三実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態において、メッセージ配信要求サーバ3は、事前にターゲットUEがRCS対応UEであるか否かを判定するのではなく、中継サーバ1に対して、メッセージの送信要求を行う。送信要求は、RCSメッセージとSMSメッセージとを含むメッセージと、当該メッセージの宛先電話番号と、を含む。例えば、メッセージ配信要求サーバ3は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のPOSTメソッドにより送信要求を行うことができる。中継サーバ1は、送信要求と共に受信した宛先電話番号をターゲット電話番号として、ターゲットUEがRCS対応であるか否かを判定し、判定結果に応じてRCSメッセージ又はSMSメッセージをターゲットUEの加入MNOのネットワークに送信する。
図6は、本実施形態によるシーケンス図である。なお、第一実施形態によるシーケンス(図4)と同じ処理については、同じ参照符号を付与してその説明については省略する。S11において、メッセージ配信要求サーバ3は、中継サーバ1に送信要求を行う。中継サーバ1は、S2において、送信要求において通知された宛先電話番号をターゲット電話番号として第2質問メッセージをENUMサーバ4-2に送信する。S2からS6の処理は第一実施形態と同様であり、中継サーバ1は、S6において、第2回答メッセージを受信する。
中継サーバ1は、ターゲットUEが、過去に登録処理を行っていた場合にはRCS対応UEであると判定し、過去に登録処理を行っていない場合にはRCS非対応UEであると判定する。中継サーバ1は、ターゲットUEがRCS対応UEであると判定すると、S12において、送信要求で受信したメッセージに含まれるRCSメッセージをターゲットUEの加入MNOのネットワークに送信、より詳しくは、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2に送信する。図6は、ターゲットUEの加入MNOがMNO#3である場合を示し、よって、中継サーバ1は、RCSメッセージをメッセージ管理サーバ2-3に送信している。
一方、中継サーバ1は、ターゲットUEがRCS非対応UEであると判定すると、送信要求で受信したメッセージに含まれるSMSメッセージをターゲットUEの加入MNOのネットワークに送信する(図6には示さず)。より詳しくは、中継サーバ1は、ターゲットUEの加入MNOが運用している、SMSメッセージを処理(配信処理を含む)する処理装置にSMSメッセージを送信する。
なお、本実施形態においても第二実施形態と同様に、S6において、登録処理有を示す第2回答メッセージを受信した場合、ターゲットUEの加入MNOのメッセージ管理サーバ2に対してターゲットUEが依然としてRCS対応UEであるかを確認する構成とすることができる。
また、本実施形態において、送信要求で中継サーバ1に送信されるメッセージは、RCSメッセージとSMSメッセージとを含むメッセージであるものとした。しかしながら、中継サーバ1が、RCSメッセージとSMSメッセージそれぞれを生成できる任意のメッセージを送信要求で中継サーバ1に送信する構成とすることができる。
<変形形態>
なお、本実施形態では、S11において、メッセージ配信要求サーバ3は、RCSメッセージとSMSメッセージを含むメッセージを送信していたが、RCSメッセージを送信する構成とすることもできる。この場合、中継サーバ1は、ターゲットUEがRCS対応UEであると、ターゲットUEの加入MNOのネットワークにRCSメッセージを送信し、ターゲットUEがRCS非対応UEであると、メッセージ配信要求サーバ3にエラーメッセージを送信する。当該エラーメッセージは、ターゲットUEがRCS非対応UEであることを示す情報を含む。
<中継サーバ1の構成>
中継サーバ1は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上の記憶デバイスと、を含む装置(コンピュータ)により実現され、中継装置とも呼ばれ得る。図7は、当該装置の1つ以上のプロセッサが1つ以上の記憶デバイスに格納されたプログラムを実行することで実現される中継サーバ1の機能を示す機能ブロック図である。
受信部11はメッセージの受信に関する処理を行い、送信部12はメッセージの送信に関する処理を行う。例えば、受信部11は、メッセージ配信要求サーバ3からターゲットUEのターゲット電話番号を含む第1メッセージを受信する。第1メッセージは、第一実施形態の第1質問メッセージ、又は、第三実施形態の送信要求のメッセージに対応し得る。さらに、第1メッセージは、第三実施形態の変形形態で述べた、第1メッセージサービスのメッセージに対応し得る。なお、第1メッセージサービスはRCSであり得る。
送信部12は、第1メッセージの受信に応答して、複数のMNOの内の所定の第1MNOのENUMサーバ4に第2メッセージを送信する。第2メッセージは、第2質問メッセージに対応する。受信部11は、第2メッセージを送信したことの応答として、第1MNOのENUMサーバ4から、ターゲットUEが第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるか否かを示す情報を含む第3メッセージを受信する。なお、第3メッセージは第2回答メッセージに対応する。また、開始処理は、実施形態における登録処理に対応する。
判定部13は、少なくとも第3メッセージに含まれる情報に基づき、ターゲットUEが第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定する。第3メッセージは、ターゲットUEが現在加入している加入MNOを示す情報を含み得る。ターゲットUEが開始処理を行ったことがあることを第3メッセージに含まれる情報が示している場合、判定部13は、ターゲットUEが第1メッセージサービスの利用を停止する停止処理を行っているか否かを、送信部12を介して加入MNOのネットワークに問い合わせし得る。なお、この問い合わせ先は、加入MNOのメッセージ管理サーバ2である。判定部13は、加入MNOのメッセージ管理サーバ2への問い合わせ結果に基づき、ターゲットUEが第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定し得る。
また、第1メッセージが第1質問メッセージである場合、送信部12は、判定部13による判定結果をメッセージ配信要求サーバ3に通知する。また、第1メッセージが第1メッセージサービスのメッセージである場合、送信部12は、ターゲットUEが第1メッセージサービスを利用可能であると判定部13が判定したことに応答して、加入MNOのネットワークに第1メッセージを送信し得る。さらに、第1メッセージが第1メッセージサービスのメッセージ及び第2メッセージサービスのメッセージを含む場合、送信部12は、ターゲットUEが第1メッセージサービスを利用可能であると判定部13が判定したことに応答して、第1メッセージサービスのメッセージを加入MNOのネットワークに、より詳しくは、加入MNOのメッセージ管理サーバ2に送信する。なお、第1メッセージが第1メッセージサービスのメッセージ及び第2メッセージサービスのメッセージを含む場合において、ターゲットUEが第1メッセージサービスを利用可能ではないと判定部13が判定した場合、送信部12は、第2メッセージサービスのメッセージを加入MNOのネットワークに、より詳しくは、加入MNOにおいて第2メッセージサービスのメッセージを処理する処理装置に送信する。
<ENUMサーバ4-2の構成>
ENUMサーバ4-2は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上の記憶デバイスと、を含む装置(コンピュータ)により実現され得る。図8は、当該装置の1つ以上のプロセッサが1つ以上の記憶デバイスに格納されたプログラムを実行することで実現されるENUMサーバ4-2の機能を示す機能ブロック図である。なお、ENUMサーバ4-2は、MNO#2に初期的な割り当てられた電話番号に関する情報を管理する装置であり、MNO#2に関連付けられた装置とも表記され得る。
記憶部41は、MNO#2に対して初期的に割り当てられた電話番号のうち、RCSアプリケーションを利用するための開始処理(登録処理)を行ったことがあるUEが使用している電話番号を、当該電話番号を使用しているUEが加入している加入MNOを示す情報と関連付けて記憶する。一方、記憶部41は、MNO#2に対して初期的に割り当てられた電話番号のうち、RCSアプリケーションを利用するための開始処理(登録処理)を行ったことがないUEについての情報を記憶していない。このため、MNO#2に対して初期的に割り当てられた電話番号それぞれについて、当該電話番号を使用しているUEが第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるか否かを、記憶部41に記憶されている情報に基づいて判定可能である。取得部42は、他のMNOのENUMサーバ4の記憶部41に記憶されている情報を取得する。通信部45は、中継サーバ1と、他のMNOのENUMサーバ4との通信処理を行う。
判定部43は、中継サーバ1からターゲット電話番号を含む第2メッセージを受信したことに応答して、ターゲット電話番号の初期MNOを判定する。なお、第2メッセージは、第2質問メッセージに対応する。生成部44は、初期MNOがMNO#2である場合、自装置の記憶部41が記憶している情報に基づき第3メッセージを生成する。第3メッセージは、第2回答メッセージに対応する。
一方、初期MNOがMNO#2とは異なるMNOである場合、取得部42は、初期MNOのENUMサーバ4に問い合わせを行い、ターゲットUEが開始処理を行ったことがあるか否かと、ターゲットUEが加入している加入MNOと、を示す情報を取得する。この場合、生成部44は、初期MNOのENUMサーバ4から取得した情報に基づき第3メッセージを生成する。
<メッセージ管理サーバ2の構成>
メッセージ管理サーバ2は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上の記憶デバイスと、を含む装置(コンピュータ)により実現され得る。図9は、当該装置の1つ以上のプロセッサが1つ以上の記憶デバイスに格納されたプログラムを実行することで実現されるメッセージ管理サーバ2の機能を示す機能ブロック図である。なお、メッセージ管理サーバ2-kは、MNO#kが例えば、RCSといった第1メッセージサービスを提供するために使用される装置であり、メッセージ管理サーバ2-kは、MNO#kに関連付けられた装置とも表記され得る。
記憶部21は、当該メッセージ管理サーバ2に関連付けられたMNOに加入しているUEそれぞれについて、当該UEが第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを示す情報を記憶する。なお、第1メッセージサービスを利用可能なUEとは、過去に開始処理を行い、かつ、停止処理を行っていないUEである。また、第1メッセージサービスを利用可能ではないUEとは、開始処理を行っていないUE、或いは、開始処理を行った後に停止処理を行い、その後、開始処理を行っていないUEである。
通信部23は、他の装置との通信処理を行う。管理部22は、通信部23を介して、当該メッセージ管理サーバ2に関連付けられたMNOに加入しているUEとの間で開始処理及び停止処理を行い、当該UEが第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを示す情報を記憶部21に格納する。また、管理部22は、UEが開始処理を行うと、通信部23を介して、当該UEの初期MNOのENUMサーバ4に当該UEが開始処理を行ったことを通知する。さらに、管理部22は、通信部23を介して、電話番号を含む質問メッセージを受信すると、当該電話番号を使用しているUEが第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを回答する。
<その他>
なお、中継サーバ1、メッセージ管理サーバ2及びENUMサーバ4それぞれは、単一装置により実現することも、相互に通信可能は複数の装置により実現することも可能である。また、中継サーバ1、メッセージ管理サーバ2及びENUMサーバ4それぞれを実現するためのプログラムが提供される。これらプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。
上記構成により、UEが所定のメッセージサービスを利用可能であるか否かの問い合わせを行う頻度を減少させることができる。よって、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る」に貢献することが可能となる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
11:受信部、12:送信部、13:判定部

Claims (14)

  1. ユーザ端末の電話番号を含む第1メッセージを受信したことに応答して、複数の移動ネットワークオペレータ(MNO)の内の第1MNOに対して初期的に割り当てられた電話番号に関する情報を管理するサーバに、前記ユーザ端末の電話番号を含む第2メッセージを送信する送信手段と、
    前記第2メッセージを送信したことの応答として、前記サーバから、前記ユーザ端末が第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるか否かを示す情報を含む第3メッセージを受信する受信手段と、
    前記第3メッセージに含まれる前記情報に基づき、前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定する判定手段と、
    を備えていることを特徴とする中継装置。
  2. 前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあることを示す前記第3メッセージは、前記複数のMNOの内の前記ユーザ端末が加入している加入MNOを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記判定手段は、前記ユーザ端末が前記開始処理を行ったことがあることを、前記第3メッセージに含まれる前記情報が示している場合、前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスの利用を停止する停止処理を行っているか否かを前記加入MNOのネットワークに問い合わせることで、前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記送信手段は、前記第1メッセージを送信した装置に、前記判定手段による判定結果を通知することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中継装置。
  5. 前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であると前記判定手段が判定した場合、前記送信手段は、前記加入MNOのネットワークに前記第1メッセージを送信することを特徴とする請求項2又は3に記載の中継装置。
  6. 前記ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であると前記判定手段が判定した場合、前記送信手段は、前記加入MNOのネットワークに前記第1メッセージに含まれる前記第1メッセージサービスの第4メッセージを送信することを特徴とする請求項2又は3に記載の中継装置。
  7. 1つ以上のプロセッサを有する装置の前記1つ以上のプロセッサで実行されると、前記装置を請求項1からのいずれか1項に記載の中継装置として機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 複数の移動ネットワークオペレータ(MNO)それぞれに関連付けられた複数のサーバと、中継装置と、を含むシステムであって、
    前記複数のサーバそれぞれは、
    サーバに関連付けられたMNOに対して初期的に割り当てられた電話番号それぞれについて、当該電話番号を使用しているユーザ端末が第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるか否かを判定可能な情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記複数のサーバの内の当該サーバとは異なる他のサーバの前記第1記憶手段に記憶されている前記情報を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記中継装置は、
    第1ユーザ端末の電話番号を含む第1メッセージを受信したことに応答して、前記複数のMNOの内の第1MNOに関連付けられた前記サーバに、前記第1ユーザ端末の電話番号を含む第2メッセージを送信する送信手段と、
    前記第2メッセージを送信したことの応答として、前記第1MNOに関連付けられた前記サーバから、前記第1ユーザ端末が前記開始処理を行ったことがあるか否かを示す情報を含む第3メッセージを受信する受信手段と、
    前記第3メッセージに含まれる前記情報に基づき、前記第1ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定する第1判定手段と、
    を備えていることを特徴とするシステム。
  9. 前記サーバの前記第1記憶手段は、当該サーバに関連付けられたMNOに対して初期的に割り当てられた電話番号であって、当該電話番号を使用しているユーザ端末が第1メッセージサービスを利用するための開始処理を行ったことがあるUEが使用している電話番号それぞれについて、前記複数のMNOの内の、当該電話番号を使用しているユーザ端末が加入している加入MNOを示す情報をさらに記憶し、
    前記第1ユーザ端末が前記開始処理を行ったことがあることを示す前記第3メッセージは、前記第1ユーザ端末の前記加入MNOを示す情報を含むことを特徴とする請求項に記載のシステム。
  10. 前記第1MNOに関連付けられた前記サーバは、
    前記複数のMNOの内、前記第1ユーザ端末の電話番号が初期的に割り当てられた初期MNOを判定する第2判定手段と、
    前記初期MNOが前記第1MNOであると前記第2判定手段が判定した場合、当該サーバの前記第1記憶手段が記憶している前記情報に基づき前記第3メッセージを生成する生成手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  11. 前記初期MNOが前記第1MNOとは異なる第2MNOであると前記第2判定手段が判定した場合、前記第1MNOに関連付けられた前記サーバの前記取得手段は、前記第1ユーザ端末が前記開始処理を行ったことがあるか否かを示す情報と、前記第1ユーザ端末が前記開始処理を行ったことがある場合には、さらに、前記第1ユーザ端末の前記加入MNOと、を示す情報を前記第2MNOに関連付けられた前記サーバから取得し、
    前記第1MNOに関連付けられた前記サーバの前記生成手段は、前記第2MNOに関連付けられた前記サーバから取得した情報に基づき前記第3メッセージを生成することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 前記システムは、前記複数のMNOそれぞれに関連付けられた、前記第1メッセージサービスのための複数の第1処理装置をさらに含み、
    前記複数の第1処理装置それぞれは、第1処理装置に関連付けられたMNOに加入しているユーザ端末それぞれについて、当該ユーザ端末が前記第1メッセージサービスの利用を停止する停止処理を行っているか否かを示す情報を記憶する第2記憶手段を有し、
    前記第1ユーザ端末が前記開始処理を行ったことがあることを、前記第3メッセージに含まれる前記情報が示している場合、前記第1判定手段は、前記第1ユーザ端末が前記停止処理を行っているか否かを前記第1ユーザ端末の前記加入MNOに関連付けられた前記第1処理装置に問い合わせることで、前記第1ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項から11のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 前記複数の第1処理装置それぞれは、
    第1処理装置に関連付けられたMNOに加入しているユーザ端末と前記開始処理及び前記停止処理を行う処理手段をさらに備えていることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1ユーザ端末が前記第1メッセージサービスを利用可能であると前記第1判定手段が判定した場合、前記送信手段は、前記第1ユーザ端末の前記加入MNOに関連付けられた前記第1処理装置に前記第1メッセージに含まれる前記第1メッセージサービスの第4メッセージを送信することを特徴とする請求項12又は13に記載のシステム。
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