JP7112703B2 - ヘアーアイロン - Google Patents

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本発明は、ヘアーアイロンに関する。
ヘアーアイロンとして、内部に正逆回転可能な電動モータが設けられたハンドルと、このハンドルの先端に連結された回転アイロン部とを備える自動巻きヘアーアイロンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-226565号公報
自動巻きヘアーアイロンの使用者は、毛髪を複数の毛束に分けて毛束毎に毛髪のカールのくせ付けを行う。この際、使用者は、毛髪のカールのくせ付けが毛束間でばらつかないようにする必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、毛髪のカールのくせ付けのばらつきを抑制できるヘアーアイロンを提供することである。
本発明のヘアーアイロンは、軸方向に延びるとともに、その先端部から軸方向中間部まで延びるスリットに毛髪を挟んで加熱し、且つ、前記軸方向を中心とする第1の方向と前記第1の方向の逆方向である第2の方向とに回転可能に設けられるアイロン部と、前記アイロン部を前記第1の方向と前記第2の方向とに回転させるモータと、前記アイロン部を前記第1の方向に回転させる指令と前記アイロン部を前記第2の方向に回転させる指令とを入力するために操作される回転操作部と、前記回転操作部によるマニュアル回転モードに設定する指令と前記回転操作部による自動回転モードに設定する指令とを入力するために操作されるモード設定操作部と、前記回転操作部と前記モード設定操作部との操作に応じて前記モータを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記マニュアル回転モードに設定する指令が入力された場合に、前記回転操作部による検出信号が出力されると、その出力時間に応じた回転量だけ前記アイロン部が回転し、前記自動回転モードに設定する指令が入力された場合に、前記回転操作部による検出信号が出力されると、予め決められた所定の回転量だけ前記アイロン部が回転するように、前記モータを制御する。
本発明によれば、毛束間での毛髪のカールのくせ付けのばらつきを抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るヘアーアイロンを示す斜視図である。 図2は、図1の保持部とアイロン部との連結部を示す断面図である。である。 図3は、図1のアイロン部を示す断面図である。 図4は、本実施形態に係るヘアーアイロンの概略構成を示すブロック図である。 図5は、本実施形態に係るヘアーアイロンの駆動制御を説明するためのフローチャートである。 図6は、本実施形態のヘアーアイロンを用いて毛髪にくせ付けする方法を説明するための斜視図である。 図7は、本実施形態のヘアーアイロンを用いて毛髪にくせ付けする方法を説明するための斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るヘアーアイロン10について説明する。なお、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係るヘアーアイロン10を示す斜視図である。この図に示すヘアーアイロン10は、アイロン部50がモータ22(図2参照)により回動される自動巻き式のヘアーアイロンである。このヘアーアイロン10は、保持部20とアイロン部50とを備える。保持部20とアイロン部50とは、共に棒状に構成されている。また、保持部20とアイロン部50とは、相互に同軸的に配されている。さらに、アイロン部50の軸方向一端(以下、基端という)が、保持部20の軸方向一端(以下、先端という)に対して、保持部20の軸心の回りに回転可能に取付けられている。ここで、アイロン部50は、保持部20に対して相対的に図中右回り方向(先端から見て時計回り方向)および図中左回り方向(先端から見て反時計回り方向)に回転可能である。
保持部20のハウジング21の軸方向他端(以下、基端という)には、電源コード24が接続されている。また、ハウジング21には、電源/温度切替スイッチ26と、回転スイッチ28と、回転モード選択スイッチ30とが設けられている。なお、電源コード24を保持部20の基端に接続し商用電源をヘアーアイロン10に供給することは必須ではなく、保持部20に電池を内蔵してコードレス式のヘアーアイロン10としてもよい。
電源/温度切替スイッチ26は、保持部20の軸方向中央に設けられている。この電源/温度切替スイッチ26は、電源のON/OFFの切替と、アイロン部50のヒータ56(図3及び図4参照)の温度の切替とを行うためのスイッチである。電源/温度切替スイッチ26は、操作部261と、操作検出器262(図4参照)とを備える。操作部261は、保持部20の軸方向にスライド可能に設けられている。操作部261が最も手前側(使用者側)の位置(以下、OFF位置という)に位置する場合、ヒータ56がOFFになり、操作部261がOFF位置から奥側に移動されると、まず、ヒータ56がONになり、次に、ヒータ56が昇温される。なお、ヒータ56の温度は、段階的に昇降されてもよく、連続的(無段階的)に昇降されてもよい。
回転スイッチ28は、操作部281と、操作検出器282(図4参照)とを備える。この回転スイッチ28は、アイロン部50を図中右回り方向または図中左回り方向に回転させるためのスイッチである。操作部281は、保持部20の先端に設けられている。この操作部281は、左右にスライドするレバーである。なお、本実施形態では、電源/温度切替スイッチ26の左右方向中心と操作部281の左右方向中心とが、保持部20の軸心に対して平行な同一の直線上に配されている。
回転モード選択スイッチ30は、電源/温度切替スイッチ26と回転スイッチ28との間に設けられている。この回転モード選択スイッチ30は、操作部301と、操作検出器302(図4参照)とを備える。回転モード選択スイッチ30は、アイロン部50の回転モードを選択するためのスイッチである。
ここで、アイロン部50の回転モードには、マニュアルモードと自動モードとが含まれる。マニュアルモードは、回転スイッチ28が操作されている間、アイロン部50が継続的に回転するモードである。一方、自動モードは、回転スイッチ28が操作されると、アイロン部50が所定の回転量だけ回転するモードである。さらに、自動モードとしては、アイロン部50が第1の回転量だけ回転する第1の自動モードと、アイロン部50が第1の回転量よりも多い第2の回転量だけ回転する第2の自動モードとが含まれる。なお、アイロン部50が第2の回転量よりも多い第3の回転量だけ回転する第3の自動モードを選択可能としてもよい。
図2は、図1の保持部20とアイロン部50との連結部を示す断面図である。この図に示すように、保持部20は、円筒状のハウジング21を備える。このハウジング21は、モータ22と制御装置40(図4参照)とを収容している。モータ22は、ハウジング21の先端の近傍に配されている。このモータ22の出力軸221は、ハウジング21の軸心と同軸で配され、モータ本体222からアイロン部50側に延びている。
アイロン部50の基端にはロータ23が配され、アイロン部50のハウジング51に固定されている。ロータ23の回転中心には、モータ22の出力軸221が相対的に回転不能に嵌合する嵌合孔231が形成されている。これにより、モータ22の駆動によりロータ23およびアイロン部50が回転する。
図1に示すように、アイロン部50は、棒状のハウジング51を備える。ハウジング51の外周形状は、円柱状である。このハウジング51には、その先端から軸方向中間部まで延びるスリット511が形成されている。このスリット511は、ハウジング51の先端から軸方向中間部までの部分を、図中上下の何れか一方(以下、第1ハウジング部という)51Aと図中上下の何れか他方(以下、第2ハウジング部という)51Bとに二分している。
スリット511の幅は、基端から先端の近傍まで均一であり、先端において漸次的に広くなっている。ハウジング51は、後述の加熱板52、53と比較して伝熱性が低い樹脂等の材料で構成されている。この材料としては、使用者が触っても熱さを感じない程度にヒータ56(図3及び図4参照)や加熱板52、53の熱が伝わり難い材料が好ましい。また、この材料としては、耐熱性に優れた材料が好ましい。
図3は、アイロン部50を示す断面図である。この図に示すように、ハウジング51は、スリット511を挟んで対向する対向面512、513を備える。対向面512には、基端(スリット511の奥側の端部)から先端の近傍まで広がる矩形状の凹部5121が形成されている。対向面513には、基端から先端の近傍まで広がる矩形状の凹部5131が形成されている。
アイロン部50は、加熱板52及び加熱板53と、加熱板ホルダ54及び加熱板ホルダ55と、ヒータ56とを備える。加熱板52は、加熱板ホルダ54に固定されている。この加熱板ホルダ54は、対向面512の凹部5121に配され、第1ハウジング部51Aに固定されている。ここで、加熱板52は、対向面512よりも他方の対向面513側に位置している。
加熱板53およびヒータ56は、加熱板ホルダ55に固定されている。この加熱板ホルダ55は、対向面513の凹部5131に配されている。ヒータ56は、加熱板53の裏側に加熱板53の裏面に接するように配されている。ここで、加熱板ホルダ55は、他方の加熱板ホルダ54に対して接近または離間する方向に変位可能に第2ハウジング部51Bに設けられている。第2ハウジング部51B内には、バネ58が設けられている。このバネ58は、例えば圧縮コイルバネであり、第2ハウジング部51Bの内面と加熱板ホルダ55の背面との間に配され、加熱板ホルダ55を他方の加熱板ホルダ54に向けて付勢している。これにより、加熱板53が加熱板52に圧接されている。
図4は、本実施形態に係るヘアーアイロン10の概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、回転スイッチ28の操作検出器282が、操作部281の位置を検出して制御装置40に出力する。制御装置40は、操作検出器282から入力された検出信号に応じて、モータ22に駆動信号を出力する。また、電源/温度切替スイッチ26の操作検出器262が、操作部261の位置を検出して制御装置40に出力する。制御装置40は、操作検出器262から入力された検出信号に応じて、ヒータ56のON/OFF及び温度を制御する。さらに、回転モード選択スイッチ30の操作検出器302が、操作部301の位置を検出して制御装置40に出力する。制御装置40は、操作検出器302から入力された検出信号に応じて、アイロン部50の回転モードを設定する。
回転スイッチ280の操作検出器282により検出される操作部281の位置は、左側、中央、右側の3つの位置である。操作検出器282により操作部281が中央に位置することが検出された場合には、制御装置40が、駆動信号をモータ22に出力しない。操作検出器282により操作部281が使用者から見て左側に移動されたことが検出された場合には、制御装置40が、アイロン部50を使用者から見て左回り(アイロン部50の先端側から見て時計回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、操作検出器282により操作部281が使用者から見て右側に移動されたことが検出された場合には、アイロン部50を使用者から見て右回り(アイロン部50の先端側から見て反時計回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。
モータ22は、ステッピングモータであり、制御装置40から出力されるパルス数に応じた回転量だけ回転する。制御装置40は、出力したパルス数に応じて、モータ22の回転位置を演算する。
回転モード選択スイッチ30の操作検出器302により検出される操作部301の位置は、マニュアルモードの選択位置と第1の自動モードの選択位置と第2の自動モードの選択位置との3つの位置である。操作検出器302により操作部301がマニュアルモード選択位置に位置することが検出された場合には、回転スイッチ28の操作検出器282による検出信号の出力時間(パルス数)に応じて、モータ22を制御する。一方、操作検出器302により操作部301が第1の自動モード選択位置に位置することが検出された場合には、予め決められた所定時間t(例えば、2~5秒)に対応する回転量の駆動信号をモータ22に出力する。また、操作検出器302により操作部301が第2の自動モード選択位置に位置することが検出された場合には、予め決められた所定時間t(>tであり、例えば5~10秒)に対応する回転量の駆動信号をモータ22に出力する。
制御装置40は、マニュアルモード選択時に操作検出器282の検出信号が出力されている間、駆動信号をモータ22に出力し続ける。マニュアルモード選択時に操作部281が左側に操作された場合に、アイロン部50が、操作部281が操作されている時間だけ左回り(先端から見て時計回り)に回転し続ける。一方、マニュアルモード選択時に操作部281が右側に操作された場合に、アイロン部50が、操作部281が操作されている時間だけ右回り(先端から見て反時計回り)に回転し続ける。
制御装置40は、第1の自動モード選択時に操作検出器282の検出信号が出力されると所定時間t(例えば、2~5秒)駆動信号をモータ22に出力する。換言すると、制御装置40は、第1の自動モード選択時に操作検出器282の検出信号が出力されると予め決められた第1の回転量だけ回転させる駆動信号をモータ22に出力する。第1の自動モード選択時に操作部281が左側に操作された場合に、アイロン部50が所定時間tだけ(第1の回転量だけ)左回り(先端から見て時計回り)に回転し続ける。一方、第1の自動モード選択時に操作部281が右側に操作された場合に、アイロン部50が所定時間tだけ(第1の回転量だけ)右回り(先端から見て反時計回り)に回転し続ける。
制御装置40は、第2の自動モード選択時に操作検出器282の検出信号が出力されると所定時間t(例えば、5~10秒)駆動信号をモータ22に出力する。換言すると、制御装置40は、第2の自動モード選択時に操作検出器282の検出信号が出力されると第1の回転量よりも多い第2の回転量だけ回転させる駆動信号をモータ22に出力する。第2の自動モード選択時に操作部281が左側に操作された場合に、アイロン部50が所定時間tだけ(第2の回転量だけ)左回り(先端から見て時計回り)に回転し続ける。一方、第2の自動モード選択時に操作部281が右側に操作された場合に、アイロン部50が所定時間tだけ(第2の回転量だけ)右回り(先端から見て反時計回り)に回転し続ける。
図5は、本実施形態に係るヘアーアイロン10の駆動制御を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、電源/温度切替スイッチ26の操作検出器262により電源のONが検出されると開始される。まず、ステップ1において、制御装置40は、回転スイッチ28の操作検出器282により操作部281の操作が検出されたか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップ2に進み、否定判定がされた場合にはステップ8に進む。
ステップ2において、制御装置40は、回転モード選択スイッチ30の操作検出器302により検出された操作部301の位置が、マニュアルモード選択位置であるか、自動モード選択位置であるかを判定する。マニュアルモード選択位置である場合にはステップ3に進み、自動モード選択位置である場合にはステップ11に進む。
ステップ3において、制御装置40は、操作検出器282により検出された操作部281の位置が左側であるか右側であるかを判定する。左側である場合にはステップ4に進み、右側である場合にはステップ5に進む。ステップ4において、制御装置40は、アイロン部50を時計回り(左回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、ステップ5において、制御装置40は、アイロン部50を半時計回り(右回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。ステップ4、5からステップ6に進む。ステップ6において、制御装置40は、操作検出器282による検出信号の出力が停止したか否かを判定する。肯定判定がされた場合にステップ7に進む。
一方、ステップ11において、制御装置40は、回転モード選択スイッチ30の操作検出器302により検出された操作部301の位置が、第1の自動モード選択位置であるか、第2の自動モード選択位置であるかを判定する。第1の自動モード選択位置である場合にはステップ12に進み、第2の自動モード選択位置である場合にはステップ21に進む。
ステップ12において、制御装置40は、操作検出器282により検出された操作部281の位置が左側であるか右側であるかを判定する。左側である場合にはステップ13に進み、右側である場合にはステップ14に進む。ステップ13において、制御装置40は、アイロン部50を所定時間tだけ(第1の回転量だけ)時計回り(左回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、ステップ14において、制御装置40は、アイロン部50を所定時間tだけ(第1の回転量だけ)反時計回り(右回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。ステップ13、14からステップ7に進む。
ステップ21において、制御装置40は、操作検出器282により検出された操作部281の位置が左側であるか右側であるかを判定する。左側である場合にはステップ22に進み、右側である場合にはステップ23に進む。ステップ22において、制御装置40は、アイロン部50を所定時間tだけ(第2の回転量だけ)時計回り(左回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、ステップ23において、制御装置40は、アイロン部50を所定時間tだけ(第2の回転量だけ)半時計回り(右回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。ステップ22、23からステップ7に進む。
ステップ7において、制御装置40は、モータ22への駆動信号の出力を停止する。次に、ステップ8において、制御装置40は、電源/温度切替スイッチ26の操作検出器262により電源のOFFが検出されたか否かを判定する。肯定判定がされた場合には本ルーチンの処理が終了する一方、否定判定がされた場合にはステップ1~8、11~14、21~23の処理が繰り返される。
図6及び図7は、本実施形態のヘアーアイロン10を用いて毛髪にくせ付けする方法を説明するための斜視図である。図6に示すように、スリット511に毛束が挿入されると、毛束が、バネ58の付勢力により加熱板52と加熱板53とにより挟まれる。この状態で、ヘアーアイロン10が毛束の先端側へ移動されると、毛髪にストレートのくせ付けが行われる。
図7に示すように、毛束がスリット511に斜めに挿入された状態で、回転スイッチ28によってアイロン部50が左右何れか一方に回転されると、毛束が、重なり合うことなくアイロン部50の外周に斜めに巻き付けられる。アイロン部50の回転が停止され毛束がアイロン部50の外周に巻き付けられた状態が所定時間(例えば、3~4秒)継続されると、毛髪にカールのくせ付けが行われる。
この際、マニュアルモードに設定されている場合には、使用者の回転スイッチ28の操作時間に応じた回転量だけアイロン部50が回転される。一方、自動モードに設定されている場合には、使用者の回転スイッチ28の操作時間にかかわらず予め決められた回転量だけアイロン部50が回転される。
以上説明したように、本実施形態に係るヘアーアイロン10によれば、使用者の操作にかかわらず予め決められた回転量だけアイロン部50を回転させることができる。それにより、毛束間での毛髪のカールのくせ付けのばらつきを抑制できる。また、本実施形態に係るヘアーアイロン10によれば、使用者の操作にかかわらず回転するアイロン部50の回転量を、使用者の髪の長さに応じて設定することができる。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態において開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、上述の実施形態では、アイロン部50のハウジング51にスリット511を形成し、このスリット511に一対の加熱板52、53を設け、これらの一対の加熱板52、53をバネ58により圧接させた。しかしながら、アイロン部50の構成は、上述の実施形態の構成に限られものではなく、例えば、開閉可能な一対のアームのそれぞれに加熱板52、53を設け、これらの一対の加熱板52、53を手動やバネにより圧接させる等してもよい。
10、100 ヘアーアイロン 20 保持部、21 ハウジング、22 モータ、23ロータ、24 電源コード、26 電源/温度切替スイッチ、28 回転スイッチ、30 回転モード選択スイッチ、301 操作部、302 操作検出器、40 制御装置、50 アイロン部、51 ハウジング、51A 第1ハウジング部、51B 第2ハウジング部、52 加熱板、53 加熱板、54 加熱板ホルダ、55 加熱板ホルダ、56 ヒータ、58 バネ、221 出力軸、222 モータ本体、231 嵌合孔、261 操作部、262 操作検出器、281 操作部、282 操作検出器、511 スリット、512 対向面、5121 凹部、513 対向面、5131 凹部

Claims (2)

  1. 軸方向に延びるとともに、その先端部から軸方向中間部まで延びるスリットに毛髪を挟んで加熱し、且つ、前記軸方向を中心とする第1の方向と前記第1の方向の逆方向である第2の方向とに回転可能に設けられるアイロン部と、
    前記アイロン部を前記第1の方向と前記第2の方向とに回転させるモータと、
    前記アイロン部を前記第1の方向に回転させる指令と前記アイロン部を前記第2の方向に回転させる指令とを入力するために操作される回転操作部と、
    前記回転操作部によるマニュアル回転モードに設定する指令と前記回転操作部による自動回転モードに設定する指令とを入力するために操作されるモード設定操作部と、
    前記回転操作部と前記モード設定操作部との操作に応じて前記モータを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記マニュアル回転モードに設定する指令が入力された場合に、前記回転操作部による検出信号が出力されると、その出力時間に応じた回転量だけ前記アイロン部が回転し、前記自動回転モードに設定する指令が入力された場合に、前記回転操作部による検出信号が出力されると、予め決められた所定の回転量だけ前記アイロン部が回転するように、前記モータを制御するヘアーアイロン。
  2. 請求項1に記載のヘアーアイロンであって、
    前記モード設定操作部は、前記所定の回転量が異なる複数の自動回転モードに設定する指令を入力するために操作され、
    前記制御部は、複数の自動回転モードのいずれかに設定する指令が入力された場合に、前記回転操作部による検出信号が出力されると、設定された自動回転モードに対応する所定の回転量で前記アイロン部が回転するように、前記モータを制御するヘアーアイロン。
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