JP7110997B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態におけるハイブリッド車両(以下、「車両」と称す)に使用される駆動装置10の一例を概念的に示した図である。図2は、図1に示す駆動装置10をより具体化した図である。図1に示すように、駆動装置10は、エンジン(ENG(Engine))1
1、第1モータ(MG(Motor Generator)1)12、第2モータ(MG2)13、第1遊
星歯車機構(PL(planetary gear set)1)14、第2遊星歯車機構(PL2)15、出力部材(OUT)16、第1クラッチ機構CL1、第2クラッチ機構CL2、ブレーキ機構BK、CL_ECU(Electronic Control Unit)21、HV_ECU22、ENG_
ECU23、MG_ECU24を備える。
25もしくは第2回転要素26に選択的に連結する構成であってよい。図1に示す実施形態では、第2クラッチ機構CL2は、第6回転要素30と第1回転要素25とを選択的に連結する。
、エンジン11に対して車幅方向の一方側に第1モータ12を配置し、かつ第1モータ12とエンジン11との間に第1クラッチ機構CL1および第2クラッチ機構CL2を配置している。
)を含む。
えられる。このようにして合成された駆動トルクは、デファレンシャルギヤ47から左右のドライブシャフト51を介して駆動輪53に伝達される。
の少なくとも5つの走行モードによって走行可能である。上記走行モードの各々は、HV_ECU22によって第1クラッチ機構CL1、第2クラッチ機構CL2、ブレーキ機構BK、エンジン11、第1モータ12および第2モータ13を制御することにより設定される。図3に示す第1クラッチ機構CL1、第2クラッチ機構CL2およびブレーキ機構BKの欄において、バツ印「×」は解放を、丸印「○」は係合または固定することを表す。また、第1モータ12および第2モータ13の欄において、「G」は主にジェネレータ動作を示し、「M」は主にモータ動作を示す。なお、図3では、回生時の動作については省略している。
1および第2クラッチ機構CL2をそれぞれ係合し、かつブレーキ機構BKを解放することで設定される。
クラッチ機構CL2を解放することで設定される。EV_HIモードは、例えば車両の運転状
態が高車速かつ要求駆動力が小さい低負荷のモータ走行域の際に設定される両駆動モードである。
が出力した駆動力と第2モータ(MG2)13が出力した駆動力とを合算した駆動力を使用し
て走行する走行モードであり、例えば車両の運転状態が低車速および要求駆動力が大きい高負荷の状態の場合に設定される。第1遊星歯車機構14と第2遊星歯車機構15との間では、第1リングギヤR1と第2サンギヤS2とが接続されていることに加えて、第2クラッチ機構CL2が係合することにより第1キャリヤC1と第2キャリヤC2とが連結された状態になる。これにより、ENG_LOモードは、第1遊星歯車機構14を構成する3つの回転要素の回転数を表すラインと第2遊星歯車機構15を構成する3つの回転要素の回転数を表すラインとが重なる共線図となる。
側と第2遊星歯車機構15の出力部材(OUT)16側とに分割される。第1遊星歯車機構1
4の第1サンギヤS1は、反力要素となる。車両に対する走行抵抗は、同図に下向きの力(矢印)55で示すように作用する。これに対抗する駆動トルクは、第2モータ(MG2)1
3が出力する上向きの正トルク(矢印)56とエンジン11が出力する上向きの正トルク(矢印)58とを合算したトルクとなる。第1モータ12にかかる上向きの正トルク(矢印)57は、反力トルクを発生していることを表す。図4に示す例では、第1モータ12の回転数を低下させるように第1モータ12からトルクを出力しているため、第1モータ12がジェネレータとして機能する。つまり、エンジン11から出力された動力の一部が第1モータ12により電力に変換される。その変換された電力は、第2モータ13に供給されて、第2モータ13から駆動トルクを出力する。
第1クラッチ機構CL1が係合することにより第2遊星歯車機構15を構成する各回転要素28~30の全体が一体となって回転する。また、第2クラッチ機構CL2が係合することにより第1キャリヤC1が第2キャリヤC2に連結される。エンジン11が出力した駆動力は、第1遊星歯車機構14により第1モータ12側と第2遊星歯車機構15の出力部材16側とに分割される。例えば第1モータ12は、エンジン11が出力した駆動力を使用してジェネレータとして機能する。第1モータ12で発電された電力を使用して第2モータ13が走行用の駆動力を出力する。したがって、ENG直結モードでは、第2モータ
13が出力した駆動トルクをドリブンギヤ45の部分で、エンジン11が出力した駆動トルクに加えて走行可能となる。このENG直結モードでは、複合遊星歯車機構17を、例え
ば変速比を「1」に固定した変速部として機能させる。このため、エンジン11の回転数と出力部材16の回転数とが常に同じになる。
ードを併せて、HV走行モードともいい、EV_LOモード、EV_HIモードを併せて、EV走行モードともいう。図7に示す横軸は車速、縦軸はアクセル開度を示す。アクセル開度は、例えば要求トルク(要求駆動力)や目標トルク(目標駆動力)に相当する。図7に示した領域図は、バッテリの容量を比較的少なく設定した場合(所謂ハイブリッド車両の場合)に用いられる。また、バッテリの容量を比較的多く設定した場合(所謂レンジエクステン
デッド車両、プラグインハイブリッド車両等の場合)であっても、バッテリの残容量(SOC)を維持する走行モードでは、図7に示した領域図が用いられる。斜線部(ハッチングを施した部分)はエンジン11を停止して第1モータ12及び第2モータ13によって車両を駆動する領域(EV走行モードで走行する領域)である。一方、斜線部以外では、エンジン11が作動している領域である。
する。ローモード走行領域からハイモード走行領域に切り替わるとき、及び、ハイモード走行領域からローモード走行領域に切り替わるときには、ENG直結モードで走行する直結
モード走行領域を介して切り替わる。ローモード走行領域と直結モード走行領域との切り替え、直結モード走行領域とハイモード走行領域との切り替えは、ハンチング防止のため、ヒステリシスを有した切替線で判断される。なお、図7に示すL1は、直結モード走行領域からローモード走行領域への切替線を示し、L2は、ハイモード走行領域から直結モード走行領域への切替線を示し、L3は、ローモード走行領域から直結モード走行領域への切替線を示し、L4は、直結モード走行領域からハイモード走行領域への切替線を示している。図7において、S1は、図3に示したENG直結モードに設定したときの車速の下
限値を示しており、S2は、図3に示したEV_LOモードに設定したときの車速の上限値を
示しており、S3は、図3に示したEV_HIモードに設定したときの車速の上限値を示して
いる。HV_ECU22は、車速センサ34から得られる情報に基づいて車速を検出し、またアクセル開度センサ35から得られる情報に基づいてアクセル開度を検出する。
ドに移行する。このときには、予め定めた車速以上でENG直結モードに移行する。ENG直結モードでの走行時には第1モータ12及び第2モータ13を介した動力伝達がないため、機械エネルギと電気エネルギの変化に伴う損失がなくなる。そのため、燃費向上や発熱の回避に有利であるので、トーング等の高負荷時や高車速時は、積極的にENG直結モードに
移行させる。
向上や各モータ及びインバータの温度低下を目的に第1モータ12及び第2モータ13の駆動力の分担割合が決められる。搭載されるバッテリの最大出力や各モータの出力が小さい場合は、図8に示すように、高負荷時にエンジン11を駆動源とした状態に移行させてもよい。図8において、車速が上昇すると、各モータや各ピニオンギヤの回転数が増加するため、EV_LOモードにおいて車速がS2を超えないように、また、EV_HIモードにおいて車速がS3を超えないように走行モードを切り替える。
解放状態になってしまう。したがって、上記のような制御では、第1クラッチ機構CL1または第2クラッチ機構CL2の係合が失敗する虞がある。そこで本実施形態では、T3において係合指示を行わず、第1クラッチ機構CL1または第2クラッチ機構CL2の応答遅れを考慮した時期に係合指示を行う。
はステップS107へ進み、否定判定された場合にはステップS106の処理を再度実行する。ステップS107では、図11に基づいてt2が演算される。そして、ステップS108では、ステップS106で肯定判定されてからの経過時間(第2経過時間)がt2以上であるか否か判定される。すなわち、本ステップS108では、図10におけるT6で示した時期であるか否か判定される。ステップS108で肯定判定された場合にはステップS109へ進み、否定判定された場合にはステップS108の処理を再度実行する。そして、ステップS109では、係合判定が行われる。すなわち、係合装置回転差が係合可能範囲内であり、係合指示がONであり、係合装置位置が閾値以上である場合に、HV_ECU22は、係合状態であると判定する。なお、HV_ECU22は、係合状態であると判定するまで、係合判定を繰り返し実行する。本実施形態では、ステップS106以降の処理を他の処理に変えることができる。
11 エンジン
12 第1モータ
13 第2モータ
14 遊星歯車機構
15 遊星歯車機構
16 出力部材
17 複合遊星歯車機構
CL1 第1クラッチ機構
CL2 第2クラッチ機構
Claims (1)
- エンジンと、モータと、複数の回転要素を互いに連結する係合状態またはその連結を解く解放状態に切り替えることにより前記エンジン及び前記モータと出力部材との連結及び解放を行うクラッチ機構とを備えた車両を制御する車両の制御装置において、
前記クラッチ機構に対して前記解放状態から前記係合状態に切り替える指示をし、その後に、前記係合状態から前記解放状態に切り替える指示をした後に、再度、前記解放状態から前記係合状態に切り替える指示をする場合には、前記係合状態から前記解放状態に切り替える指示をした後であって前記複数の回転要素の回転速度の差が所定の係合可能範囲内になった時点から所定期間が経過した後に、前記解放状態から前記係合状態に切り替える指示をする制御部を備え、
前記制御部は、前記係合状態から前記解放状態に切り替える指示をした後の前記複数の回転要素の回転速度の差が、前記所定の係合可能範囲の上限から大きいほど、前記所定期間を長くする、
車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019004391A JP7110997B2 (ja) | 2019-01-15 | 2019-01-15 | 車両の制御装置 |
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JP2012086717A (ja) | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Nissan Motor Co Ltd | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2016068621A (ja) | 2014-09-26 | 2016-05-09 | アイシン精機株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法、および車両 |
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