JP7110534B2 - 水処理槽及び水処理槽の設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水処理槽及び水処理槽の設置方法に関するものである。特に、搬送に適した水処理槽と、水処理槽を搬送した後の設置方法に関するものである。
一般に、排水処理においては複数の処理工程が行われ、水処理設備にはそれぞれの処理工程に適した水処理槽が設けられている。
このような排水処理に係る水処理設備を新設する際に、新設する場所、環境によっては、新しい水処理槽をその場で建設するための作業スペースの確保や、資機材の搬送コストの問題が生じる場合がある。また、水処理槽の更新の際にも、その場で解体を行う作業スペースを十分に確保することが難しい場合がある。したがって、水処理槽を分解することなくそのまま搬送可能とすることが求められている。
例えば、特許文献1には、トレーラ上に汚水処理のための浄化装置に係る水処理槽(反応容器)、薬剤タンク等を収容する可搬式排水処理システムが記載されている。
特表2016-516570号公報
特許文献1に記載されるように、トレーラ上に水処理槽を積載した場合、水処理槽を分解することなく搬送することができるが、道路法、道路交通法等の法律により、積載可能な水処理槽の高さは制限される。また仮に、水処理槽の高さを法律の範囲内とした場合であっても、街中を搬送する場合、電線やトンネルなどの他の構造物の存在により、積載可能な水処理槽の高さはさらに制限される。また、処理効率を鑑みると、全体の容積を増やすためには設置面積を拡大することとなり、水処理設備の敷地面積を広くとらなければならないという問題が生じる。
一方、搬送する水処理槽としては、設置面積(底面積)を減らし、槽の高さを高くすることで高負荷での処理を可能とした水処理槽とすることが好ましい。しかしながら、水処理槽の高さが水処理槽の幅の長さよりも大きい場合、水処理槽の重心位置が地面よりも高い位置にあることになるため、搬送中に水処理槽自体あるいは運転するトレーラごと横転する危険性が高いという問題も生じる。
したがって、高さのある水処理槽を、他の構造物への接触や横転の危険性が少ない状態で安全に搬送する必要がある。また、搬送後の水処理槽を安全に設置する必要がある。
本発明の課題は、水処理槽を搬送するにあたって、高さのある水処理槽を分解することなく安全に搬送することができる水処理槽を提供することである。また、搬送した水処理槽を安全に設置するための水処理槽の設置方法を提供することである。
本発明者は、上記の課題について鋭意検討した結果、水処理槽本体を横倒しの状態で搬送可能とすることで、水処理槽を分解することなく、かつ安全に搬送することが可能になることを見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の水処理槽である。
上記課題を解決するための本発明の水処理槽は、水処理に用いられる水処理槽であって、水処理槽の側面に、搬送時に使用する搬送手段取付部が設けられているという特徴を有する。
本発明の水処理槽は、水処理槽の側面に搬送手段取付部を設けることにより、搬送時に水処理槽を横倒しの状態として搬送可能とするものである。これにより、高さのある水処理槽を分解することなく安全に搬送することが可能となる。
また、本発明の水処理槽の一実施態様としては、水処理槽の下部に、設置の際に地面と固定する固定部を備え、固定部は、水処理槽を立設する際に支点として使用するという特徴を有する。
この特徴によれば、横倒しの状態で搬送された水処理槽を立設するために、水処理槽の下部に設けた固定部を用いることで設置の際の位置決めが容易となるとともに、固定部を支点として水処理槽を立設することで、クレーン車などによる引き上げの作業も容易となる。よって、従来より短時間で作業を進めることができ、工程も簡素化されることで、より安全に設置することが可能となる。
また、本発明の水処理槽の一実施態様としては、固定部は、ヒンジ構造を有するという特徴を有する。
この特徴によれば、水処理槽を立設する際の支点として機能するものとして、比較的簡単な構造のものを提供することが可能となる。
また、上記課題を解決するための本発明の水処理槽の設置方法は、水処理槽が横たわっている状態で、水処理槽の下部を地面に固定し、固定した箇所を支点に水処理槽を立設するという特徴を有する。
この特徴によれば、横倒しの状態の水処理槽を固定部によって位置決めを行った後、水処理槽を立設することができ、水処理槽の設置に係る作業の時間短縮が可能となる。また、工程が簡素化されることでより安全に設置することが可能となる。
本発明によると、本発明の課題は、水処理槽を搬送するにあたって、高さのある水処理槽を分解することなく安全に搬送することができる水処理槽を提供することができる。また、搬送した水処理槽を安全に設置するための水処理槽の設置方法を提供することができる。
本発明の第1の実施態様に係る水処理槽の概略説明図である。 本発明の第2の実施態様に係る水処理槽の概略説明図である。 本発明の第2の実施態様に係る水処理槽の固定部の概略説明図である。 本発明の第2の実施態様に係る水処理槽の設置方法の工程説明図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る水処理槽の実施態様を詳細に説明する。
なお、実施態様に記載する水処理槽については、本発明に係る処理槽を説明するために例示したにすぎず、これに限定されるものではない。
本実施態様の説明において、水処理槽の「高さ」、「幅」、「側面」、「天井部」、「底部」とは、水処理槽の使用時における設置方向を基準とするものである。
[第1の実施態様]
図1は、本発明の第1の実施態様における水処理槽を示す概略説明図である。図1(A)は、使用時における水処理槽の概略説明図である。また、図1(B)は、搬送時における水処理槽の概略説明図である。
本実施態様に係る水処理槽1aは、図1(A)に示すように、水処理槽本体10と、水処理槽本体10の側面に設けられる搬送手段取付部20を備えている。また、水処理槽1aは、図1(B)に示すように、使用時における設置方向から90度倒した状態で搬送される。
水処理槽1aは、水処理に係る公知の装置であれば特に種類は問わない。例えば、下水処理場、廃水処理場、食品工場、製薬工場等の有機性排水処理設備、メッキ工場等の無機性排水処理設備、浄水場等の上水処理設備等に利用される水処理槽である。より具体的には、曝気槽、好気反応槽、嫌気反応槽、オキシデーションディッチ槽、凝集槽、沈殿槽、汚泥濃縮槽、汚泥消化槽、貯留タンク、消毒槽などが挙げられる。
水処理槽本体10は、外筒水槽11を備え、天井部11a、側面11b、底部11cを有している。また、外筒水槽11の内部には、所望する水処理に応じて必要とされる内部構造物12を収容している。例えば、図1(A)に示すように、水処理槽1aが凝集沈殿槽の場合、内部構造物12として、内筒水槽、ディストリビュータ、撹拌機構などを備えるものが挙げられる。また、水処理槽1aが曝気槽である場合、内部構造物12として、散気管を備えるものが挙げられる。
外筒水槽11の形状は、円筒状に限定されず、角筒状であってもよい。また、外筒水槽11の底部11cは漏斗状であってもよく、平面状であってもよい。なお、外筒水槽11の底部11cが漏斗状である場合、図1(A)に示すように、外筒水槽11の周囲に支持体13を設け、水処理槽本体10が直立して設置可能となるようにすることが好ましい。支持体13は、図1(A)に示すように、水処理槽本体10に直接設けてもよく、水処理槽1aを設置する場所に支持体13をあらかじめ設け、後から水処理槽本体10を嵌め込むものとしてもよい。
また、水処理槽本体10は、外筒水槽11に、外部から被処理水や薬剤などを外筒水槽11内に供給するための配管を接続する配管接続部14を設けている。配管接続部14は、外筒水槽11の側壁11bを挿通して設けられており、開口部14aを有している。また、配管接続部14は、外筒水槽11の側壁11b外側部分に取り外し可能な蓋体15を有している。蓋体15は、配管接続部14の開口部14aから外筒水槽11の内側に異物が入ることを防ぐためのものであり、水処理槽1a全体をシート等で覆って搬送する場合は、設けなくてもよい。
本実施態様における水処理槽1は、搬送時に90度倒した状態になる。したがって、水処理槽1を90度倒した際に、地面や他の構造物と接することがないように、配管接続部14は、外筒水槽11の側壁11b外側に突き出した部分を少なくすることが好ましい。例えば、配管接続部14の外筒水槽11の側壁11b外側から突き出した部分が、水処理槽本体10の幅の長さの1/2以下となるように配置することが好ましい。また、例えば、配管接続部14は、外筒水槽11の側壁11b内側部分に配管との嵌合部分を設けるものとし、配管接続部14の外筒水槽11の側壁11b外側から突き出した部分をなくすように配置してもよい。
水処理槽本体10は、使用時において、幅方向の長さよりも、高さ方向の長さが長いことが好ましい。これにより、水処理槽1の容積を維持したまま、設置面積を小さくすることができ、省スペース化が可能となる。
また、水処理槽本体10の大きさとしては、使用時における高さが2.5m以上とすることが好ましく、5m以上とすることがより好ましい。これにより、通常、トレーラなどに積載して搬送することが困難な大きさのものを搬送することが可能となる。一方、水処理槽本体10の幅方向の長さは、特に限定されないが、道路法、道路交通法等の法律の範囲内とし、牽引車Cの幅を超えないことが望ましい。例えば、水処理槽本体10の幅方向の長さは2.5m以下となるようにすることが好ましい。なお、水処理槽本体10の大きさを、一般的にコンテナサイズと呼ばれる2.5m×2.5m×6mの範囲内とすることが特に好ましい。これにより、一般的な輸送条件(車両選択、通行許可に係る手続等)により、水処理槽1aを搬送することが可能となる。
搬送手段取付部20は、搬送時に用いる搬送手段を取り付けるためのものであり、水処理槽1aの側面に設けられる。搬送手段としては特に限定されないが、牽引車Cによる移動が好ましい。そのため、本実施態様における搬送手段取付部20としては、図1に示すように、牽引車Cと連結するための連結部21と車輪Wを取り付けることができる車軸22を設けるものとする。
連結部21は、牽引車Cと水処理槽1aを連結するためのものであり、水処理槽本体10の外筒水槽11の天井部11a又は側面11bに設けられ、牽引車Cの連結部と連結可能な高さに設けるものである。連結部21は、牽引車Cと連結可能な構造であればよく、特に限定されない。例えば、牽引車C側と鎖によって連結するリンク式連結器や、ピンやフック等を用いることとしてもよい。
車軸22は、水処理槽1aに車輪Wを取り付けるためのものであり、水処理槽本体10の外筒水槽11の側面11bに設けられる。なお、車軸22は、搬送手段としての車輪Wに合わせたものを選択する。例えば、水処理槽1aを搬送するために必要な車輪Wの個数に応じて、車軸22の数を決定するものとする。また、搬送時における車輪Wの振動を緩和するための機構を設けるものとしてもよい。
水処理槽1aを搬送する際、搬送手段取付部20の車軸22に車輪Wを取り付け、クレーン車を用いて水処理槽本体10を90度倒し、搬送手段取付部20の連結部21と牽引車Cを連結し、搬送する。または、クレーン車を用いて水処理槽本体10を90度倒し、一度仮置台に乗せ、搬送手段取付部20の車軸22に車輪Wを取り付けてから仮置台を外し、搬送手段取付部20の連結部21と牽引車Cを連結し、搬送する。
以上のように、本実施態様における水処理槽によって、通常搬送することが困難な高さのある水処理槽を分解することなく、かつ安全に搬送することができる。
[第2の実施態様]
図2は、本発明の第2の実施態様の水処理槽を示す概略説明図である。図2(A)は、使用時における水処理槽の概略説明図である。また、図2(B)は、搬送時における水処理槽の概略説明図である。
本実施態様に係る水処理槽1bは、図2に示すように、第1の実施態様における水処理槽1aの下部に、設置の際に地面と固定するための固定部30を設けるものである。なお、本実施態様における水処理槽1bのうち、第1の実施態様における水処理槽1aの構造と同じものについては、説明を省略する。
固定部30は、水処理槽本体10の外筒水槽11の底部11c側の側面11bに設けられ、水処理槽1bを地面に固定するためのものである。なお、水処理槽本体10に設けられた支持体13に固定部30を設けるものとしてもよい。また、固定部30のうち、搬送手段取付部20側、つまり搬送時において下側(地面に近い方)に設けられた固定部30aは、水処理槽1bを立設する際の支点としても機能するものである。一方、固定部30a以外の固定部30bは、水処理槽1bを地面に固定する機能のみを有しているものである。
固定部30の個数は、水処理槽1bを地面に安定に固定できればよく、特に限定されないが、少なくとも1つは水処理槽1bを立設する際の支点として機能する固定部30aとして設け、固定部30aと固定部30bを合わせて2以上の固定部30を設けることで、水処理槽1bを地面に固定することが望ましい。
図3は、本実施態様における水処理槽に設けられる固定部の概略説明図である。
固定部30aについては、水処理槽1bを地面に固定するとともに、水処理槽1bを立設する際の支点として機能するものであり、図3に示すように、第1脚部31aと、第2脚部32aと、シャフト33aを有し、いわゆるヒンジ構造を構成している。第1脚部31aは、水処理槽1b側に設けられる板状部材であり、シャフト33aを挿入するための孔が開いている。また、第2脚部32aは、地面に固定するためのアンカーボルト34aを挿し込むためのアンカープレート35aと、アンカープレート35aに対して垂直に設けたシャフト33aを挿入するための孔を有する板状部材36aが平行に2つ並んでいる。第2脚部32aの板状部材36aの間に第1脚部31aが嵌合し、第1脚部31a及び第2脚部32aの孔にシャフト33aを挿入する。これにより、固定部30aは、アンカープレート35aをアンカーボルト34aにより地面に固定することで、シャフト33aを回転軸とした回転駆動が可能となる。
一方、固定部30bは、水処理槽1bを地面に固定することが可能であればよく、特に限定されない。例えば、図に示すように、外筒水槽11の側面11bに一端を固着させたL字型の部材(アンカープレート)31bに、アンカーボルト32bを挿し込むもの等が挙げられる。
図4は、本実施態様における水処理槽を設置する工程説明図である。図4(A)は、搬送時における水処理槽の状況を示す工程、図4(B)は、設置位置において水処理槽を固定する工程、図4(C)は、固定した水処理槽を立設する工程を示すものである。
図4(A)に示すように、水処理槽1bは搬送時に90度倒した状態で搬送され、この状態で設置位置Pまで搬送される。図4(B)に示すように、水処理槽1bの底部にある固定部30aを設置位置Pに合わせ、アンカーボルト34aによって固定する。その後、図4(C)に示すように、固定部30の設けられた箇所とは反対側の水処理槽1bの一端部をクレーン車などによって吊り上げることにより、固定部30aのヒンジ構造により、固定部30aのシャフト33aが支点となり、水処理槽1bが設置位置Pに立設する。その後、固定部30bをアンカーボルト32bにより固定することで、水処理槽1bの設置が完了する。
従来、水処理槽の設置については、クレーン車などにより水処理槽全体を吊り下げた状態で位置決めを行っていたため、位置決めに係る作業は微調整を繰り返す必要があり、時間のかかる作業であった。一方、本実施態様においては、牽引車によって横倒しの状態の水処理槽を設置位置まで安全に搬送するとともに、固定部によって位置決めを行った後に水処理槽を立設することができ、水処理槽の設置に係る作業の時間短縮が可能となる。
なお、上述した実施態様は水処理槽の一例を示すものである。本発明に係る水処理槽は、上述した実施態様に限られるものではなく、請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、上述した実施態様に係る水処理槽を変形してもよい。
例えば、本実施態様における水処理槽は、牽引車Cによって牽引されて搬送されるが、水処理槽自体が自走できるように運転席に相当するものを付設させてもよい。
また、本実施態様における水処理槽において、搬送手段として車輪を用いているが、無限軌道に基づく構造とするものであってもよい。
また、本実施態様における水処理槽に設置する固定部は、回転軸としてシャフトを用いたヒンジ構造のものに限定されない。一端が地面に固定され、もう一端が水処理槽を垂直方向に立設する方向に支えることが可能な構造のものであればよい。例えば、板バネの反発力を利用するものなどとしてもよい。これにより、より簡易な構造で本実施態様において必要な機能を発揮することが可能となる。
さらに、本実施態様における水処理槽に設置する固定部は、搬送時に水処理槽本体に附属させず、設置の際に取り付けるものとしてもよい。
本発明の水処理槽は、新設した水処理槽の搬送及び設置作業や、老朽化や処理の高度化のため、既設の水処理槽を更新する場合の更新作業において好適に利用されるものである。
1a,1b 水処理槽、10 水処理槽本体、11 外筒水槽、11a 天井部、11b 側面、11c 底部、12 内部構造物、13 支持体、14 配管接続部、14a 開口部、15 蓋体、20 搬送手段取付部、21 連結部、22 車軸、30 固定部,30a 固定部、31a 第1脚部、32a 第2脚部、33a シャフト、34a アンカーボルト、35a アンカープレート、30b 固定部、31b アンカープレート、32b アンカーボルト、C 牽引車、W 車輪

Claims (4)

  1. 水処理に用いられる水処理槽であって、
    前記水処理槽は車輪を取り付けることができる車軸が設けられており、
    使用時における設置方向から倒した状態で搬送することを特徴とする、水処理槽。
  2. 前記水処理槽の下部に、設置の際に地面と固定する固定部を備え、
    前記固定部は、前記水処理槽を立設する際に支点として使用することを特徴とする、請求項1に記載の水処理槽。
  3. 前記固定部は、ヒンジ構造を有することを特徴とする、請求項に記載の水処理槽。
  4. 水処理に用いられる水処理槽の設置方法において、
    前記水処理槽は、車輪を取り付けることができる車軸が設けられており、
    使用時における設置方向から倒した状態で搬送することを特徴とし、
    前記水処理槽の設置方法は、前記水処理槽が横たわっている状態で、前記水処理槽の下部を地面に固定し、固定した箇所を支点に前記水処理槽を立設することを特徴とする、水処理槽の設置方法。
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