JP7110276B2 - 信号伝送方法、ネットワーク装置および端末装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、具体的には、信号伝送方法、ネットワーク装置、および端末装置に関する。
無線通信では、低周波搬送波を使用するシナリオにおいて、無線信号は比較的小さい伝搬損失を有し、各アンテナポートで形成されたビームは幅広ビームであり、したがって、セル全体のユーザをカバーすることができる。たとえば、図1に示されるように、ネットワーク装置のブロードキャストチャネル、システムメッセージ、ページングなどは、端末装置1および端末装置2をより良好にカバーするために、幅広ビームを使用することによって伝送されてもよい。
しかしながら、高周波シナリオでは、図2に示されるように、無線信号の伝搬損失が増加する。幅広ビームが依然として伝送に使用されている場合、セルカバレッジは非常に狭くなり、比較的離れた端末装置3および端末装置4をカバーすることができない。
アンテナ距離は、単位面積でより多くのアンテナを収容できるように、高周波の方が小さくなる。したがって、伝搬損失を補償するために、大規模多重入出力(massive MIMO)ビーム形成(beamforming)技術を使用することによって、大きなアンテナ利得が得られる。Massive MIMOには、大量のアンテナ、数百のアンテナさえも存在する可能性がある。大きなアンテナ利得が得られると、形成されたビーム(beam)は幅が非常に狭くなる。1つの狭いビームは、ある領域の一部のみをカバーできるが、セル内の全てのユーザをカバーすることができない。たとえば、図3に示されるように、ビームB2は端末装置5のみをカバーできるが、端末装置6をカバーすることはできない。
高周波マルチビーム伝送シナリオでは、セル内のユーザにサービスを提供するために、異なるビームが時分割でセル内のユーザにサービスを提供する必要があるかも知れず、セル内のユーザが同期して、セルにアクセスするために必要なシステムメッセージを取得するように、ビームはセル内の全てのユーザをカバーするためのブロードキャストチャネル、同期チャネル、および制御チャネルを必要とする。
ビーム形成制御チャネルは、制御チャネルを送信するための既存の方法を使用して送信される。たとえば、既存の制御チャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)であり、ビーム形成制御チャネルはビーム形成(beamformed)PDCCHである。この場合、1つのサブフレーム内には、古い端末装置にサービス提供するために使用される広いカバレッジを有するPDCCH、および拡大されたカバレッジ内の端末装置にサービス提供するために使用されるbeamformed PDCCHの両方があってもよい。広いカバレッジを有するPDCCHは、広いカバレッジを有する共通参照信号(Cell-specific Reference Signals、CRS)を使用して復調される。しかしながら、beamformed PDCCHは、既存のCRSを使用して復調されることは不可能であり、beamforming参照信号を使用して復調される必要がある。したがって、beamformed PDCCHが使用されるとき、対応するbeamformed制御参照信号がなければ、UEはbeamformed PDCCHを正確に受信することができない。
したがって、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送する方法は、至急解決されなければならない問題となる。
本発明の実施形態は、信号伝送方法、ネットワーク装置、および端末装置を提供する。この方法では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号が伝送されることが可能である。
第1の態様によれば、信号伝送方法が提供され、方法は、
第1時間周波数リソースを決定するステップであって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースである、ステップと、
第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得するステップであって、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含み、予め設定されたルールは所定の箇所を示し、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを使用して、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を端末装置にそれぞれ伝送するステップと、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
なお、本発明のこの実施形態による用語「候補リソース」は、以下のように定義されることに留意されたい。
1つの時間周波数リソースセットは複数の時間周波数リソースサブセットに分割されてもよく、候補リソースは、特定のルールに基づいて選択された1つ以上の時間周波数リソースサブセットを含むリソースである。
たとえば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムでは、時間周波数リソースセットは、サブフレーム内の最初の3つの直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルに対応する時間周波数リソースであってもよい。時間周波数リソースサブセットは、制御チャネル要素(Control Channel Element、CCE)または拡張制御チャネル要素(Enhanced Control Channel Element、ECCE)であってもよい。候補リソースは、特定のルールに基づいて選択された1つ以上のサブセットである。たとえば、候補リソースは、1つのCCE、2つのCCE、4つのCCE、または8つのCCEを含み、対応する集約レベルはそれぞれ1、2、4、または8である。
たとえば、ネットワーク装置は、LTEにおけるPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定してもよい。
任意選択的に、第1時間周波数リソースを決定するステップは、
集約レベルを決定するステップであって、集約レベルは候補リソースのサイズを示すために使用される、ステップと、
集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから1つの候補リソースを選択し、第1時間周波数リソースとして候補リソースを使用する、ステップと、
を含む。
具体的には、ネットワーク装置は、最初に集約レベルを決定してもよい。集約レベルは、候補リソースのサイズを示すために使用される。たとえば、ネットワーク装置は、最初にPDCCH format(フォーマット)を決定してもよい。PDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルはPDCCHを搬送するCCEの数に対応し、CCEの数はPDCCH formatにおける候補リソースのサイズに対応する。
次いで、候補リソースは、集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから選択され、候補リソースは第1時間周波数リソースとして使用される。
集約レベルは4および8;1、2、4、および8、などを含んでもよいことが、理解されるべきである。集約レベルの詳細な説明については、既存の基準を参照されたい。詳細はここで説明されない。
第1時間周波数リソースは複数(1つの集約レベルに対応する数)のリソース要素(Resource Element、RE)セットを含んでもよく、複数のREセットの各々は、同じ固定数のREを含むことが、理解されるべきである。
たとえば、LTEでは、REセットは制御チャネル要素CCEであり、PDCCHは少なくとも1つのCCEによって搬送され、PDCCHを搬送するCCEの数は集約レベルによって決定される。たとえば、CCEの数は1、2、4、または8であってもよい。1つのCCEは9つのリソース要素グループ(resource element group、REG)を含み、1つのREGは4つのREを含む。言い換えると、1つのREセットは36個のREを含んでもよい。説明のため、ここではLTEのみが例として使用される。異なるシステムでは、1つのREセットが別の数のREを含んでもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
LTEシステムでは、第1時間周波数リソースは、集約レベル1、2、4、または8についてサブフレーム内の最初の3つの直交周波数分割多重OFDMシンボル内の1つの制御チャネル要素CCE、2つの連続するCCE、4つの連続するCCE、または8つの連続するCCEをそれぞれ集約することによって、取得されてもよい。たとえば、図5に示されるように、第1時間周波数リソースは、それぞれCCE0からCCE7までの8つのCCEを含む。
言い換えると、ここでの候補リソースセットは、既存のPDCCHを搬送する既存のリソースセットに対応することができる。
本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、ビーム形成PDCCHを搬送するために使用されてもよく、ビーム形成PDCCHの参照信号を搬送するために使用されてもよい。
本発明のこの実施形態における複数の候補リソースは、全ての集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよく、または1つの集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよいことは、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
上記では、LTE内のPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定するプロセスを説明し、第1時間周波数リソースが複数のCCEを含んでもよい例を説明していることが理解されるべきである。代わりに、本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、LTE内の拡張物理ダウンリンク制御チャネル(Enhanced Physical Downlink Control Channel、EPDCCH)リソースを決定するための既存の方法に基づいてネットワーク装置によって決定される第1時間周波数リソースであってもよい。EPDCCHは、少なくとも1つのECCEによって搬送される。EPDCCHを搬送するECCEの数は、EPDCCH formatに基づいて決定される。各EPDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルは特定の数のECCEに対応する。EPDCCH候補リソースセットは、EPDCCH formatに対応する特定の数のECCEを含むリソースセットに対応することができる。各ECCEは、4つまたは8つのEREGを含むことができる。EPDCCH formatに対応する集約レベルは、1、2、4、8、16、および32を含む。言い換えると、対応する第1時間周波数リソースは1つ、2つ、4つ、8つ、16個、および32個のECCEを含むことができる。
本発明のこの実施形態において予め設定されたルールは、システム内で予め設定されたルールであってもよいことが、理解されるべきである。言い換えると、予め設定されたルールは、ネットワーク装置および端末装置が予め同意したルールであってもよい。第1リソースが決定された後、ネットワーク装置および端末装置は、予め設定されたルールに基づいて第2リソースおよび第3リソースを取得してもよい。
予め設定されたルールは、ネットワーク装置および端末装置が予め同意したルールであってもよいことは、理解されるべきである。第1リソースが決定された後、ネットワーク装置および端末装置は、予め設定されたルールに基づいて第2リソースおよび第3リソースを取得してもよい。あるいは、予め設定されたルールは、シグナリングを使用することによって、ネットワーク装置によって端末装置に通知されてもよい。具体的には、ネットワーク装置は、端末装置と予め設定されたルールについて同意するために、事前にメッセージを送信する。
相応に、別の実施形態では、410の前に、方法は:端末装置に表示メッセージを送信するステップであって、表示メッセージは所定の箇所を示す、ステップをさらに含んでもよい。
たとえば、表示メッセージは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングメッセージであってもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの少なくとも1つにおける全てのREを含む。
第2の態様によれば、信号伝送方法が提供され、方法は、
第1時間周波数リソースを検出するステップであって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースである、ステップと、
第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得するステップであって、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含み、予め設定されたルールは所定の箇所を示し、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、ステップと、
ビーム形成制御チャネルのものであって第3時間周波数リソースで搬送される参照信号に基づいて、第2時間周波数リソースで搬送されたビーム形成制御チャネルを復調するステップと、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
第2の態様は上記第1の態様に対応し、第1の態様はネットワーク装置によって実行され、第2の態様は端末装置によって実行されることが、理解されるべきである。端末側の方法の対応する特徴については、第1の態様の上記の説明を参照されたい。したがって、簡潔さのため、詳細な説明は省略される。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの少なくとも1つにおける全てのREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースを検出する前に、方法は、
表示メッセージを受信するステップであって、表示メッセージは予め設定されたルールを示す、ステップ
をさらに含む。
第3の態様によれば、信号伝送方法が提供され、
第1時間周波数リソースを決定するステップであって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースを決定するステップであって、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、ステップと、
第1時間周波数リソースおよび第2時間周波数リソースを使用して、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を端末装置にそれぞれ伝送するステップと、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
なお、本発明のこの実施形態による用語「候補リソース」は、以下のように定義されることに留意されたい。
1つの時間周波数リソースセットは複数の時間周波数リソースサブセットに分割されてもよく、候補リソースは、特定のルールに基づいて選択された1つ以上の時間周波数リソースサブセットを含むリソースである。
たとえば、LTEシステムでは、時間周波数リソースは、サブフレーム内の最初の3つのOFDMシンボルに対応する時間周波数リソースであってもよい。時間周波数リソースサブセットはCCEまたはECCEであってもよい。候補リソースは、特定のルールに基づいて選択された1つ以上のサブセットである。候補リソースは、1つのCCE、2つのCCE、4つのCCE、または8つのCCEを含み、対応する集約レベルはそれぞれ1、2、4、または8である。
たとえば、ネットワーク装置は、LTEにおけるPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定してもよい。
具体的には、ネットワーク装置は、最初に集約レベルを決定してもよい。集約レベルは、候補リソースのサイズを示すために使用される。たとえば、ネットワーク装置は、最初にPDCCH format(フォーマット)を決定してもよい。PDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルはPDCCHを搬送するCCEの数に対応し、CCEの数はPDCCH formatにおける候補リソースのサイズに対応する。
次いで、候補リソースは、集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから選択され、候補リソースは第1時間周波数リソースとして使用される。
集約レベルは4および8;1、2、4、および8、などを含んでもよいことが、理解されるべきである。集約レベルの詳細な説明については、既存の基準を参照されたい。詳細はここで説明されない。
第1時間周波数リソースは複数(1つの集約レベルに対応する数)のリソース要素REセットを含んでもよく、複数のREセットの各々は、同じ固定数のREを含むことが、理解されるべきである。
たとえば、LTEでは、REセットは制御チャネル要素CCEであり、PDCCHは少なくとも1つのCCEによって搬送され、PDCCHを搬送するCCEの数は集約レベルによって決定される。たとえば、CCEの数は1、2、4、または8であってもよい。1つのCCEは9つのリソース要素グループ(resource element group、REG)を含み、1つのREGは4つのREを含む。言い換えると、1つのREセットは36個のREを含んでもよい。説明のため、ここではLTEのみが例として使用される。異なるシステムでは、1つのREセットが別の数のREを含んでもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
LTEシステムでは、第1時間周波数リソースは、集約レベル1、2、4、または8についてサブフレーム内の最初の3つの直交周波数分割多重OFDMシンボル内の1つの制御チャネル要素CCE、2つの連続するCCE、4つの連続するCCE、または8つの連続するCCEをそれぞれ集約することによって、取得されてもよい。たとえば、図5に示されるように、第1時間周波数リソースは、それぞれCCE0からCCE7までの8つのCCEを含む。
言い換えると、ここでの候補リソースセットは、既存のPDCCHを搬送する既存のリソースセットに対応することができる。
本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、ビーム形成PDCCHを搬送するために使用されてもよい。
本発明のこの実施形態における複数の候補リソースは、全ての集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよく、または1つの集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよいことは、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
上記では、LTE内のPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定するプロセスを説明し、第1時間周波数リソースが複数のCCEを含んでもよい例を説明していることが理解されるべきである。代わりに、本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、LTE内のEPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいてネットワーク装置によって決定される第1時間周波数リソースであってもよい。EPDCCHは、少なくとも1つのECCEによって搬送される。EPDCCHを搬送するECCEの数は、EPDCCH formatに基づいて決定される。各EPDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルは特定の数のECCEに対応する。EPDCCH候補リソースセットは、EPDCCH formatに対応する特定の数のECCEを含むリソースセットに対応することができる。各ECCEは、4つまたは8つのEREGを含むことができる。EPDCCH formatに対応する集約レベルは、1、2、4、8、16、および32を含む。言い換えると、対応する第1時間周波数リソースは1つ、2つ、4つ、8つ、16個、および32個のECCEを含むことができる。
具体的には、第2時間周波数リソースは第1時間周波数リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される。
本発明のこの実施形態における第2時間周波数リソースは、複数の実現可能な方法を有することが、理解されるべきである。第2時間周波数リソースが第2候補リソースである場合と、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースである場合とを、以下に別々に詳細に記載する。
第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースであってもよい。
言い換えると、第2時間周波数リソースは所定のリソースであり、所定のリソースは複数の候補リソースの1つ、すなわち第2候補リソースである。
言い換えると、第2リソースは所定のリソースであり、具体的には、システムにおいてにおいて予め規定されたリソースまたはネットワーク装置および端末装置が予め同意したリソースである。ネットワーク装置および端末装置の両方は、第2リソースの箇所を事前に知っており、第2リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送する。
第2時間周波数リソースおよび第1時間周波数リソースは、同じサイズ(たとえば、同じ集約レベル)を有してもよく、または異なるサイズを有してもよいことが、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
たとえば、第2時間周波数リソースおよび第1時間周波数リソースは、同じサイズ(たとえば、同じ集約レベル)を有してもよい。言い換えると、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースに対応する複数の候補リソースのセット内の第1時間周波数リソース以外の候補リソースである。たとえば、LTEシステムでは、第1時間周波数リソースおよび第2時間周波数リソースの集約レベルの各々は、1、2、4、8などである。
別の例では、第2時間周波数リソースのサイズは第2時間周波数リソースのサイズと異なっている。言い換えると、第2時間周波数リソースは、候補リソースの別のセットの中の候補リソースである。たとえば、LTEシステムでは、第1時間周波数リソースの集約レベルは2であり、第2候補リソースの集約レベルは4などである。
加えて、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
たとえば、ネットワーク装置は端末装置に、第2候補リソースとして第2リソースを構成するために使用されるメッセージを送信してもよい。たとえば、メッセージはRRCシグナリングメッセージであってもよい。しかしながら、本発明のこの実施形態はこれに限定されない。
加えて、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて、第2候補時間周波数リソースを決定してもよい。
ある場合には、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つであってもよい。
たとえば、ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて、第2時間周波数リソースを決定してもよい。第2時間周波数リソースは、同じサイズを有する候補リソースにおける第1時間周波数リソース以外の別の候補リソースである。
たとえば、マッピング関係は、第2時間周波数リソースが、第1時間周波数リソースに隣接する候補リソース、第1時間周波数リソースから固定距離の時間周波数リソースなどであってもよいことを示す。
マッピング関係は、ネットワーク装置および端末装置によって予め同意されていてもよく、たとえばネットワーク装置によって端末装置に事前に送信されてもよいことは、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
別の場合には、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
たとえば指定されたサイズは、集約レベル1、2、4、8などであってもよい。指定されたサイズは、第1時間周波数リソースのサイズと同じであっても異なっていてもよい。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
たとえば、指定されたサイズは集約レベル4であってもよく、第2時間周波数リソースは、集約レベルが4である複数の候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない候補リソースの中で最小または最大の数を有する、候補リソースであってもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。しかしながら、ネットワーク装置および端末装置が第2時間周波数リソースを決定するための一貫したルールを有する必要があることは、理解されるべきである。たとえば、ネットワーク装置および端末装置の両方は、第2時間周波数リソースが、指定されたサイズの複数の候補リソースのセットにおいて最小の数を有し第1時間周波数リソースと重複しない候補リソースであることに、同意する。
第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、ネットワーク装置によって端末装置向けに構成された第1時間周波数リソース以外のリソースを含む。
たとえば、第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
具体的には、ネットワーク装置は、構成のための表示メッセージを端末装置に送信してもよい。表示メッセージは、第2時間周波数リソースの箇所を示す。たとえば、表示メッセージはRRCシグナリングメッセージであってもよい。しかしながら、本発明のこの実施形態はこれに限定されない。
たとえば、LTEでは、第2時間周波数リソースは、サブフレーム内の4番目から14番目のOFDMシンボル内の時間周波数リソースであってもよい。
たとえば、第2時間周波数リソースは、PDSCHに対応してサブフレーム内の4番目から14番目のOFDMシンボル内にあるリソースを含んでもよい。
具体的には、第2時間周波数リソースは、ユーザ機器のために構成されたゼロパワーユーザ状態情報参照信号zero-power CSI-RSリソースにおける少なくとも1つのREを含んでもよい。
あるいは、第3時間周波数リソースは、サブフレーム内の4番目から14番目のOFDMシンボルに含まれ、ユーザ機器のために構成された非ゼロパワーユーザ状態情報参照信号Non-zero power CSI-RSリソースに含まれる、少なくとも1つのREであってもよい。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を送信するために、制御チャネルを搬送する既存の第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送し、別のリソース(第2時間周波数リソース)は、ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送する。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
第4の態様によれば、信号伝送方法が提供され、
第1時間周波数リソースを検出するステップであって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用される、ステップと、
第2時間周波数リソースを検出するステップであって、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、ステップと、
ビーム形成制御チャネルのものであって第2時間周波数リソースで搬送される参照信号に基づいて、第1時間周波数リソースで搬送されたビーム形成制御チャネルを復調するステップと、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
第4の態様は上記第3の態様に対応し、第3の態様はネットワーク装置によって実行され、第4の態様は端末装置によって実行されることが、理解されるべきである。端末側の方法の対応する特徴については、第3の態様の上記の説明を参照されたい。したがって、簡潔さのため、詳細な説明は省略される。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
任意選択的に、第2時間周波数リソースを検出する前に、方法は、
ネットワーク装置によって送信された表示メッセージを受信するステップであって、表示メッセージは第2時間周波数リソースの箇所を示す、ステップ
をさらに含む。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて決定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つである。
任意選択的に、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
第5の態様によれば、ネットワーク装置が提供され、第1の態様における方法、第1の態様のあらゆる可能な実施例、第3の態様、または第3の態様のあらゆる可能な実施例を実行するように構成されている。具体的には、ネットワーク装置は、上記の方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第6の態様によれば、端末装置が提供され、第2の態様における方法、第2の態様のあらゆる可能な実施例、第4の態様、または第4の態様のあらゆる可能な実施例を実行するように構成されている。具体的には、端末装置は、上記の方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第7の態様によれば、コンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムを格納するように構成されている。コンピュータプログラムは、第1の態様における方法、第1の態様のあらゆる可能な実施例、第3の態様、または第3の態様のあらゆる可能な実施例を実行するために使用される命令を含む。
第8の態様によれば、コンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムを格納するように構成されている。コンピュータプログラムは、第2の態様における方法、第2の態様のあらゆる可能な実施例、第4の態様、または第4の態様のあらゆる可能な実施例を実行するために使用される命令を含む。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、本発明の実施形態を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を示すに過ぎず、当業者は創造的な努力を伴わずにこれらの添付の図面から引き続き他の図面を引き出すことができる。
ビームカバレッジの概略図である。 ビームカバレッジの別の概略図である。 ビームカバレッジの別の概略図である。 本発明の一実施形態による信号伝送方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるリソース分配の概略図である。 本発明の別の実施形態によるリソース分配の概略図である。 本発明の別の実施形態によるリソース分配の概略図である。 本発明の別の実施形態による信号伝送方法の概略フローチャートである。 本発明の別の実施形態によるリソース分配の概略図である。 本発明の一実施形態によるネットワーク装置の概略ブロック図である。 本発明の一実施形態による端末装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態によるネットワーク装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態による端末装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態によるネットワーク装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態による端末装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態によるネットワーク装置の概略ブロック図である。 本発明の別の実施形態による端末装置の概略ブロック図である。
以下、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。明らかに、記載される実施形態は本発明の実施形態の一部であって全てではない。創造的努力を伴わずに本発明の実施携帯に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
本発明の実施形態の技術的解決策は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(Global System for Mobile Communications、GSM(登録商標))システム、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)、およびワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システムなど、様々な通信システムに適用可能であることが、理解されるべきである。本発明の実施形態では、説明のための例としてLTEのみが使用される。本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明の実施形態において、ネットワーク装置は、GSM(登録商標)システムまたは符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システムにおける送受信基地局(Base Transceiver Station、BTS)、WCDMA(登録商標)システムにおけるNodeB(NodeB、NB)、LTEシステムにおけるevolved NodeB(Evolved NodeB、eNB、またはeNodeB)、またはクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラであってもよい。あるいは、ネットワーク装置は、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側装置、将来の進化型公衆陸上移動ネットワーク(公衆陸上移動ネットワーク、PLMN)などであってもよい。
端末装置は、アクセス端末、ユーザ機器(User Equipment、UE)、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、遠隔局、遠隔端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、ユーザ装置などと称されてもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド装置、計算装置、無線モデムに接続された別の処理装置、車載装置、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末装置、将来の進化型公衆陸上移動ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)における端末装置などであってもよい。
なお、本発明の実施形態による用語「候補リソース」は、以下のように定義されることに留意されたい。
1つの時間周波数リソースセットは複数の時間周波数リソースサブセットに分割されてもよく、候補リソースは、特定のルールに基づいて選択された1つ以上の時間周波数リソースサブセットを含むリソースである。
たとえば、LTEシステムでは、時間周波数リソースは、サブフレーム内の最初の3つのOFDMシンボルに対応する時間周波数リソースであってもよい。時間周波数リソースサブセットはCCEまたはECCEであってもよい。候補リソースは、特定のルールに基づいて選択された1つ以上のサブセットである。候補リソースは、1つのCCE、2つのCCE、4つのCCE、または8つのCCEを含み、対応する集約レベルはそれぞれ1、2、4、または8である。
図4は、本発明の一実施形態による信号送信方法のフローチャートである。図4に示される方法は、上記の様々な通信システムに適用されてよい。図4では、制御チャネルがLTEシステムにおけるPDCCHである例のみを使用して、詳細な説明がなされる。しかしながら、本発明のこの実施形態はこれに限定されない。言い換えると、本発明のこの実施形態の様々な用語は、異なるシステムにおいて異なる名称を有する可能性がある。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。本発明のこの実施形態における通信システムは、ネットワーク装置および端末装置を含む。図4に示される方法400は、以下のステップを含む。
410.ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースを決定する。
具体的には、ネットワーク装置は第1時間周波数リソースを決定する。第1時間周波数リソースは、複数の候補リソースの中の第1候補リソースである。
言い換えると、第1時間周波数リソースは、複数の候補リソースのセットの中の候補リソースである。
たとえば、ネットワーク装置は、LTEにおけるPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定してもよい。
具体的には、ネットワーク装置は、最初に集約レベルを決定してもよい。集約レベルは、候補リソースのサイズを示すために使用される。たとえば、ネットワーク装置は、最初にPDCCH format(フォーマット)を決定してもよい。PDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルはPDCCHを搬送するCCEの数に対応し、CCEの数はPDCCH formatにおける候補リソースのサイズに対応する。
次いで、候補リソースは、集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから選択され、候補リソースは第1時間周波数リソースとして使用される。
集約レベルは4および8;1、2、4、および8、などを含んでもよいことが、理解されるべきである。集約レベルの詳細な説明については、既存の基準を参照されたい。詳細はここで説明されない。
第1時間周波数リソースは複数(1つの集約レベルに対応する数)のリソース要素REセットを含んでもよく、複数のREセットの各々は、同じ固定数のREを含むことが、理解されるべきである。
たとえば、LTEでは、REセットは制御チャネル要素CCEであり、PDCCHは少なくとも1つのCCEによって搬送され、PDCCHを搬送するCCEの数は集約レベルによって決定される。たとえば、CCEの数は1、2、4、または8であってもよい。1つのCCEは9つのリソース要素グループ(resource element group、REG)を含み、1つのREGは4つのREを含む。言い換えると、1つのREセットは36個のREを含んでもよい。説明のため、ここではLTEのみが例として使用される。異なるシステムでは、1つのREセットが別の数のREを含んでもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
LTEシステムでは、第1時間周波数リソースは、集約レベル1、2、4、または8についてサブフレーム内の最初の3つの直交周波数分割多重OFDMシンボル内の1つの制御チャネル要素CCE、2つの連続するCCE、4つの連続するCCE、または8つの連続するCCEをそれぞれ集約することによって、取得されてもよい。たとえば、図5に示されるように、第1時間周波数リソースは、それぞれCCE0からCCE7までの8つのCCEを含む。
言い換えると、ここでの候補リソースセットは、既存のPDCCHを搬送する既存のリソースセットに対応することができる。
本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、ビーム形成PDCCHを搬送するために使用されてもよく、ビーム形成PDCCHの参照信号を搬送するために使用されてもよい。
本発明のこの実施形態における複数の候補リソースは、全ての集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよく、または1つの集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよいことは、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
上記では、LTE内のPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定するプロセスを説明し、第1時間周波数リソースが複数のCCEを含んでもよい例を説明していることが理解されるべきである。代わりに、本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、LTE内のEPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいてネットワーク装置によって決定される第1時間周波数リソースであってもよい。EPDCCHは、少なくとも1つのECCEによって搬送される。EPDCCHを搬送するECCEの数は、EPDCCH formatに基づいて決定される。各EPDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルは特定の数のECCEに対応する。EPDCCH候補リソースセットは、EPDCCH formatに対応する特定の数のECCEを含むリソースセットに対応することができる。各ECCEは、4つまたは8つのEREGを含むことができる。EPDCCH formatに対応する集約レベルは、1、2、4、8、16、および32を含む。言い換えると、対応する第1時間周波数リソースは1つ、2つ、4つ、8つ、16個、および32個のECCEを含むことができる。
したがって、本発明のこの実施形態では、既存の方法に基づいて、ビーム形成制御チャネルおよび参照信号を引き続き搬送するために、第1リソースが決定される。これは既存の方法と同じなので、本発明のこの実施形態におけるビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号の送信は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
420.ネットワーク装置は、第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得する。
具体的には、ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて、第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得する。第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含む。予め設定されたルールは所定の箇所を示す。第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される。
言い換えると、本発明のこの実施形態では、制御チャネルを搬送する既存の第1時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を送信するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号の両方を搬送する。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
本発明のこの実施形態において予め設定されたルールは、システム内で予め設定されたルールであってもよいことが、理解されるべきである。言い換えると、予め設定されたルールは、ネットワーク装置および端末装置が予め同意したルールであってもよい。第1リソースが決定された後、ネットワーク装置および端末装置は、予め設定されたルールに基づいて第2リソースおよび第3リソースを取得してもよい。
具体的には、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に少なくとも1つのリソース要素REを含んでもよく、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含む。
具体的には、第3時間周波数リソースは、上記の複数のREセットのうちの少なくとも1つのREを含むことができる。
たとえば、第3時間周波数リソースは、1つのREセットの中に1つのREのみを含んでもよく、または複数のREセットの中にREを含んでもよく、ここで1つのREセットは第3時間周波数リソースに属する1つのREのみを有し、または各REセットの中に1つのREを含んでもよい。
別の例として、第3時間周波数リソースは、上記の複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含んでもよい。
たとえば、LTEシステムでは、予め設定された箇所は、各CCE内の各REG内のn番目のREであってもよい。ここで、nは1、2、3、または4であってもよい。たとえば、図6に示されるように、第1時間周波数リソースは8つのCCEを含み、第3時間周波数リソースは各CCE内の各REG内に第2のRE(たとえば、REG0内のRE1)を含んでもよい。図3では、説明を容易にするために、第1時間周波数リソースに含まれるREを示すための例として、CCE3が使用される。他のCCE内の対応する箇所のREは、全て第3時間周波数リソースに属する。これは図6には示されていない。
図6では、説明を容易にするために、REセット内の予め設定された箇所が同じ、具体的には予め設定された箇所が各REG内の第2のREである場合について説明がなされることは、理解されるべきである。しかしながら、本発明のこの実施形態では、異なるREセット内の予め設定された箇所は、同じであっても異なっていてもよい。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
あるいは、第3時間周波数リソースは、上記の複数のREセットのうちの少なくとも1つの全てのREを含むことができる。
たとえば、第3時間周波数リソースは、1つのREセット内の全てのREのみを含んでもよく、または複数のREセット内の全てのREを含んでもよい。
たとえば、第1時間周波数リソースが複数のCCEを含むとき、第3時間周波数リソースは、複数のCCEのうちの少なくとも1つの全てのREを含むことができる。
第3時間周波数リソースが第1時間周波数リソースより小さければ、第3時間周波数リソースは複数のCCEのうちの少なくとも1つの全てのREを含み、第1時間周波数リソース内の第3時間周波数リソース以外のリソースは第2時間周波数リソースであることが、理解されるべきである。同様に、本発明のこの実施形態では、第2時間周波数リソースもまた第1時間周波数リソースより小さくなければならず、第1時間周波数リソース内の第2時間周波数リソース以外のリソースは第3時間周波数リソースである。
たとえば、図7に示されるように、第1時間周波数リソースは8つのCCEを含み、第3時間周波数リソースは、1つのCCE、たとえば、CCE3内の全てのREを含んでもよい。
予め設定されたルールは、ネットワーク装置および端末装置が予め同意したルールであってもよいことは、理解されるべきである。第1リソースが決定された後、ネットワーク装置および端末装置は、予め設定されたルールに基づいて第2リソースおよび第3リソースを取得してもよい。あるいは、予め設定されたルールは、シグナリングを使用することによって、ネットワーク装置によって端末装置に通知されてもよい。具体的には、ネットワーク装置は、端末装置と予め設定されたルールについて同意するために、事前にメッセージを送信する。
相応に、別の実施形態では、410の前に、方法は:端末装置に表示メッセージを送信するステップであって、表示メッセージは所定の箇所を示す、ステップをさらに含んでもよい。
たとえば、表示メッセージはRRCシグナリングメッセージであってもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
430.ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を送信する。
具体的には、ネットワーク装置は、第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを使用することによって端末装置に、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルに対応する参照信号RSをそれぞれ伝送する。
したがって、端末装置は、受信したビーム形成制御チャネルの参照信号に基づいて、ビーム形成制御チャネルを復調してもよい。たとえば、端末装置は、検索空間内の候補リソースセットの候補リソース上の信号を受信する。たとえば、候補リソースに対してブラインド検出が実行されるとき、候補リソースは第1時間周波数リソースであってもよい。端末装置は、所定の箇所の第3時間周波数リソース上の参照信号に基づいて、第2時間周波数リソースに搬送される制御チャネルを復調し、受信した制御チャネルの情報ビットを復号し、端末装置のIDに基づいてCRCチェックを実行し、チェックが成功した場合には、端末装置に送信された制御チャネルが連続して受信されていること、言い換えるとブラインド検出された候補リソースは第1時間周波数リソースであることを示す。チェックに失敗した場合には、基地局は候補リソース上の制御チャネルを端末装置に送信しないこと、言い換えるとブラインド検出された候補リソースは第1時間周波数リソースではないことを示す。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
以上、図4から図7を参照して、本発明の実施形態による信号送信方法を詳細に説明した。次に、図8を参照して、本発明の別の実施形態による信号送信方法を詳細に説明する。
図7と図8との違いは、図7の第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号の両方を伝送するために使用されるが、図8の第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルのみを搬送するために使用され、ビーム形成制御チャネルは別のリソース、たとえば候補リソースセットの候補リソース、または別のチャネルまたは参照信号を搬送するために使用されるリソースで搬送されてもよいことであることは、理解されるべきである。具体的には、図8を参照して、信号送信方法について以下に詳細に説明する。
図8は、本発明の一実施形態による信号送信方法のフローチャートである。図8に示される方法は、上記の様々な通信システムに適用されてよい。図8では、制御チャネルがLTEシステムにおけるPDCCHである例のみを使用して、詳細な説明がなされる。しかしながら、本発明のこの実施形態はこれに限定されない。言い換えると、本発明のこの実施形態の様々な用語は、異なるシステムにおいて異なる名称を有する可能性がある。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。本発明のこの実施形態における通信システムは、ネットワーク装置および端末装置を含む。図8に示される方法800は、以下のステップを含む。
810.ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースを決定する。
具体的には、ネットワーク装置は第1時間周波数リソースを決定する。第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用される。
言い換えると、第1時間周波数リソースは、複数の候補リソースのセットの中の候補リソースである。
たとえば、ネットワーク装置は、LTEにおけるPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定してもよい。
具体的には、ネットワーク装置は、最初に集約レベルを決定してもよい。集約レベルは、候補リソースのサイズを示すために使用される。たとえば、ネットワーク装置は、最初にPDCCH format(フォーマット)を決定してもよい。PDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルはPDCCHを搬送するCCEの数に対応し、CCEの数はPDCCH formatにおける候補リソースのサイズに対応する。
次いで、候補リソースは、集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから選択され、候補リソースは第1時間周波数リソースとして使用される。
集約レベルは4および8;1、2、4、および8、などを含んでもよいことが、理解されるべきである。集約レベルの詳細な説明については、既存の基準を参照されたい。詳細はここで説明されない。
第1時間周波数リソースは複数(1つの集約レベルに対応する数)のリソース要素REセットを含んでもよく、複数のREセットの各々は、同じ固定数のREを含むことが、理解されるべきである。
たとえば、LTEでは、REセットは制御チャネル要素CCEであり、PDCCHは少なくとも1つのCCEによって搬送され、PDCCHを搬送するCCEの数は集約レベルによって決定される。たとえば、CCEの数は1、2、4、または8であってもよい。1つのCCEは9つのリソース要素グループ(resource element group、REG)を含み、1つのREGは4つのREを含む。言い換えると、1つのREセットは36個のREを含んでもよい。説明のため、ここではLTEのみが例として使用される。異なるシステムでは、1つのREセットが別の数のREを含んでもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。
LTEシステムでは、第1時間周波数リソースは、集約レベル1、2、4、または8についてサブフレーム内の最初の3つの直交周波数分割多重OFDMシンボル内の1つの制御チャネル要素CCE、2つの連続するCCE、4つの連続するCCE、または8つの連続するCCEをそれぞれ集約することによって、取得されてもよい。たとえば、図5に示されるように、第1時間周波数リソースは、それぞれCCE0からCCE7までの8つのCCEを含む。
言い換えると、ここでの候補リソースセットは、既存のPDCCHを搬送する既存のリソースセットに対応することができる。
本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、ビーム形成PDCCHを搬送するために使用されてもよい。
本発明のこの実施形態における複数の候補リソースは、全ての集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよく、または1つの集約レベルに対応する候補リソースを含んでもよいことは、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
上記では、LTE内のPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいて第1時間周波数リソースを決定するプロセスを説明し、第1時間周波数リソースが複数のCCEを含んでもよい例を説明していることが理解されるべきである。代わりに、本発明のこの実施形態では、第1時間周波数リソースは、LTE内のEPDCCHリソースを決定するための既存の方法に基づいてネットワーク装置によって決定される第1時間周波数リソースであってもよい。EPDCCHは、少なくとも1つのECCEによって搬送される。EPDCCHを搬送するECCEの数は、EPDCCH formatに基づいて決定される。各EPDCCH formatは特定の集約レベルに対応し、集約レベルは特定の数のECCEに対応する。EPDCCH候補リソースセットは、EPDCCH formatに対応する特定の数のECCEを含むリソースセットに対応することができる。各ECCEは、4つまたは8つのEREGを含むことができる。EPDCCH formatに対応する集約レベルは、1、2、4、8、16、および32を含む。言い換えると、対応する第1時間周波数リソースは1つ、2つ、4つ、8つ、16個、および32個のECCEを含むことができる。
したがって、本発明のこの実施形態では、既存の方法に基づいて、ビーム形成制御チャネルを引き続き搬送するために、第1リソースが決定される。これは既存の方法と同じなので、本発明のこの実施形態におけるビーム形成制御チャネルの送信は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
820.ネットワーク装置は、第2時間周波数リソースを決定する。
具体的には、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される。
言い換えると、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソース以外のリソースであり、第3時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネル以外の別の制御チャネルの参照信号に対応する時間周波数リソースを含む。別の制御チャネルのビームは、ビーム形成制御チャネルのビームとは異なる。
第2時間周波数リソースが第2候補リソースである場合と、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースである場合とを、以下に別々に詳細に記載する。
第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースであってもよい。
言い換えると、第2時間周波数リソースは所定のリソースであり、所定のリソースは複数の候補リソースの1つ、すなわち第2候補リソースである。
言い換えると、第2リソースは所定のリソースであり、具体的には、システムにおいてにおいて予め規定されたリソースまたはネットワーク装置および端末装置が予め同意したリソースである。ネットワーク装置および端末装置の両方は、第2リソースの箇所を事前に知っており、第2リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送する。
第2時間周波数リソースおよび第1時間周波数リソースは、同じサイズ(たとえば、同じ集約レベル)を有してもよく、または異なるサイズを有してもよいことが、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
たとえば、第2時間周波数リソースおよび第1時間周波数リソースは、同じサイズ(たとえば、同じ集約レベル)を有してもよい。言い換えると、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースに対応する複数の候補リソースのセット内の第1時間周波数リソース以外の候補リソースである。たとえば、LTEシステムでは、第1時間周波数リソースおよび第2時間周波数リソースの集約レベルの各々は、1、2、4、8などである。
別の例では、第2時間周波数リソースのサイズは第2時間周波数リソースのサイズと異なっている。言い換えると、第2時間周波数リソースは、候補リソースの別のセットの中の候補リソースである。たとえば、LTEシステムでは、第1時間周波数リソースの集約レベルは2であり、第2候補リソースの集約レベルは4などである。
加えて、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
たとえば、ネットワーク装置は端末装置に、第2候補リソースとして第2リソースを構成するために使用されるメッセージを送信してもよい。たとえば、メッセージはRRCシグナリングメッセージであってもよい。しかしながら、本発明のこの実施形態はこれに限定されない。
加えて、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて、第2候補時間周波数リソースを決定してもよい。
ある場合には、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つであってもよい。
たとえば、ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて、第2時間周波数リソースを決定してもよい。第2時間周波数リソースは、同じサイズを有する候補リソースにおける第1時間周波数リソース以外の別の候補リソースである。
たとえば、マッピング関係は、第2時間周波数リソースが、第1時間周波数リソースに隣接する候補リソース、第1時間周波数リソースから固定距離の時間周波数リソースなどであってもよいことを示す。
たとえば、図9に示されるように、候補リソースセットは、それぞれ候補リソース1から候補リソース10までの、10個の候補リソースを含む。第2時間周波数リソースが第1時間周波数リソースの1つ右隣の候補リソースであることをマッピング関係が示す場合、第1時間周波数リソースが候補リソース5であるときに第2時間周波数リソースは候補リソース6である。
別の例では、第2時間周波数リソースが第1時間周波数リソースから右に2つ離れた候補リソースであることをマッピング関係が示す場合、第1時間周波数リソースが候補リソース5であるときに第2時間周波数リソースは候補リソース5から右に2つ離れた候補リソース8である。
なお、実際の用途では異なる候補リソースが重複する可能性があり、隣り合う候補リソース間には距離がある可能性があり、図9は説明を容易にするために候補リソースの例のみを説明することに、留意されたい。しかしながら、これは本発明のこの実施形態では限定されない。
マッピング関係は、ネットワーク装置および端末装置によって予め同意されていてもよく、たとえばネットワーク装置によって端末装置に事前に送信されてもよいことは、理解されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
別の場合には、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
たとえば指定されたサイズは、集約レベル1、2、4、8などであってもよい。指定されたサイズは、第1時間周波数リソースのサイズと同じであっても異なっていてもよい。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
たとえば、指定されたサイズは集約レベル4であってもよく、第2時間周波数リソースは、集約レベルが4である複数の候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない候補リソースの中で最小または最大の数を有する、候補リソースであってもよい。本発明のこの実施形態は、これに限定されない。しかしながら、ネットワーク装置および端末装置が第2時間周波数リソースを決定するための一貫したルールを有する必要があることは、理解されるべきである。たとえば、ネットワーク装置および端末装置の両方は、第2時間周波数リソースが、指定されたサイズの複数の候補リソースのセットにおいて最小の数を有し第1時間周波数リソースと重複しない候補リソースであることに、同意する。
第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、ネットワーク装置によって端末装置向けに構成された第1時間周波数リソース以外のリソースを含む。
たとえば、第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
具体的には、ネットワーク装置は、構成のための表示メッセージを端末装置に送信してもよい。表示メッセージは、第2時間周波数リソースの箇所を示す。たとえば、表示メッセージはRRCシグナリングメッセージであってもよい。しかしながら、本発明のこの実施形態はこれに限定されない。
たとえば、LTEでは、第2時間周波数リソースは、サブフレーム内の4番目から14番目のOFDMシンボル内の時間周波数リソースであってもよい。
たとえば、第2時間周波数リソースは、PDSCHに対応してサブフレーム内の4番目から14番目のOFDMシンボル内にあるリソースを含んでもよい。
具体的には、第2時間周波数リソースは、ユーザ機器のために構成されたゼロパワーユーザ状態情報参照信号zero-power CSI-RSリソースにおける少なくとも1つのREを含んでもよい。
あるいは、第3時間周波数リソースは、サブフレーム内の4番目から14番目のOFDMシンボルに含まれ、ユーザ機器のために構成された非ゼロパワーユーザ状態情報参照信号Non-zero power CSI-RSリソースに含まれる、少なくとも1つのREであってもよい。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を送信するために、制御チャネルを搬送する既存の第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送し、別のリソース(第2時間周波数リソース)は、ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送する。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
830.ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を送信する。
具体的には、ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースおよび第2時間周波数リソースを使用することによって端末装置に、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルに対応する参照信号RSをそれぞれ伝送する。
したがって、端末装置は、受信したビーム形成制御チャネルの参照信号に基づいて、ビーム形成制御チャネルを復調してもよい。たとえば、端末装置は、検索空間内の候補リソースセットの候補リソース上の信号を受信する。たとえば、候補リソースに対してブラインド検出が実行されるとき、候補リソースは第1時間周波数リソースであってもよい。
端末装置は、第2時間周波数リソースを検出する。端末装置は、上記4つの方法のうちの1つで、第2時間周波数リソース上の参照信号を決定することができる。端末装置は、第2時間周波数リソース上の参照信号に基づいて、第1時間周波数リソースに搬送される制御チャネルを復調し、受信した制御チャネルの情報ビットを復号し、端末装置のIDに基づいてCRCチェックを実行し、チェックが成功した場合には、端末装置に送信された制御チャネルが連続して受信されていること、言い換えるとブラインド検出された候補リソースは第1時間周波数リソースであることを示す。チェックに失敗した場合には、基地局は候補リソース上の制御チャネルを端末装置に送信しないこと、言い換えるとブラインド検出された候補リソースは第1時間周波数リソースではないことを示す。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
以上、図4から図9を参照して、本発明の実施形態による信号送信方法を詳細に説明した。次に、図10から図17を参照して、本発明の実施形態による通信システムにおける信号位相同期のために構成された装置について説明する。
図10は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するためのネットワーク装置1000の概略ブロック図である。図10に示されるように、ネットワーク装置1000は、
第1時間周波数リソースを決定するように構成された決定ユニット1010であって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースである、決定ユニットと、
第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得するように構成された取得ユニット1020であって、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含み、予め設定されたルールは所定の箇所を示し、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、取得ユニットと、
第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを使用して、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を端末装置にそれぞれ伝送するように構成された送信ユニット1030と、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの少なくとも1つにおける全てのREを含む。
任意選択的に、送信ユニットは:決定ユニットが第1時間周波数リソースを決定する前に、表示メッセージを端末装置に送信するように、さらに構成されている。表示メッセージは、予め設定されたルールを示す。
任意選択的に、決定ユニットは、具体的には、
集約レベルを決定し、集約レベルは候補リソースのサイズを示すために使用され、
集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから1つの候補リソースを選択し、第1時間周波数リソースとして候補リソースを使用する、
ように構成されている。
図10に示されるネットワーク装置1000は、図4の実施形態のネットワーク装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。ネットワーク装置1000のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図4の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図11は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するための端末装置1100の概略ブロック図である。図11に示されるように、端末装置1100は、
第1時間周波数リソースを検出するように構成された検出ユニット1110であって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースである、検出ユニット1110と、
第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得するように構成された取得ユニット1120であって、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含み、予め設定されたルールは所定の箇所を示し、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、取得ユニット1120と、
ビーム形成制御チャネルのものであって第3時間周波数リソースで搬送される参照信号に基づいて、第2時間周波数リソースで搬送されたビーム形成制御チャネルを復調するように構成された復調ユニット1130と、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの少なくとも1つにおける全てのREを含む。
任意選択的に、端末装置は、
検出ユニットが第1時間周波数リソースを検出する前に、表示メッセージを受信するように構成された受信ユニットであって、表示メッセージは予め設定されたルールを示す、受信ユニットを
さらに含んでもよい。
図11に示される端末装置1100は、図4の実施形態の端末装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。端末装置1100のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図4の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図12は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するためのネットワーク装置1200の概略ブロック図である。図12に示されるように、ネットワーク装置1200は、
第1時間周波数リソースを決定するように構成された第1決定ユニット1210であって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用される、第1決定ユニット1210と、
第2時間周波数リソースを決定するように構成された第2決定ユニット1220であって、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネル以外の別の制御チャネルの参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、第2決定ユニット1220と、
第1時間周波数リソースおよび第2時間周波数リソースを使用して、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を端末装置にそれぞれ伝送するように構成された、送信ユニット1230と、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
任意選択的に、送信ユニットは:第2決定ユニットが第2時間周波数リソースを決定する前に、表示メッセージを端末装置に送信するように、さらに構成されている。表示メッセージは、第2時間周波数リソースの箇所を示す。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2決定ユニットは、具体的には、
第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて、第2候補時間周波数リソースを決定する
ように構成されている。
任意選択的に、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つである。
任意選択的に、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
任意選択的に、第1決定ユニットは、具体的には、
集約レベルを決定し、集約レベルは候補リソースのサイズを示すために使用され、
集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから1つの候補リソースを選択し、第1時間周波数リソースとして候補リソースを使用する、
ように構成されている。
図12に示されるネットワーク装置1200は、図8の実施形態のネットワーク装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。ネットワーク装置1200のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図8の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図13は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するための端末装置1300の概略ブロック図である。図13に示されるように、端末装置1300は、
第1時間周波数リソースを検出するように構成された第1検出ユニット1310であって、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用される、第1検出ユニット1310と、
第2時間周波数リソースを検出するように構成された第2検出ユニット1320であって、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、第2検出ユニット1320と、
ビーム形成制御チャネルのものであって第2時間周波数リソースで搬送される参照信号に基づいて、第1時間周波数リソースで搬送されたビーム形成制御チャネルを復調するように構成された復調ユニット1330と、
を含む。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
任意選択的に、端末装置は、
第2検出ユニットが第2時間周波数リソースを検出する前に、ネットワーク装置によって送信された表示メッセージを受信するように構成された受信ユニットであって、表示メッセージは第2時間周波数リソースの箇所を示す、受信ユニット
をさらに含む。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて決定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つである。
任意選択的に、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
図13に示される端末装置1300は、図8の実施形態の端末装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。端末装置1300のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図8の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図14は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するためのネットワーク装置1400の概略ブロック図である。図14に示されるように、ネットワーク装置1400は、プロセッサ1410およびトランシーバ1420を含む。プロセッサ1410は、トランシーバ1420に接続されている。任意選択的に、ネットワーク装置1400は、メモリ1430をさらに含む。メモリ1430は、プロセッサ1410に接続されている。任意選択的に、装置1400は、バスシステム1440をさらに含む。プロセッサ1410、メモリ1430、およびトランシーバ1420は、バスシステム1440を使用して接続されてもよい。メモリ1430は、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサ1410は、情報または信号を送信するようにトランシーバ1420を制御するために、メモリ1430内に格納された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1410は、第1時間周波数リソースを決定し、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、
第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得し、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含み、予め設定されたルールは所定の箇所を示し、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、
ように構成されている。
トランシーバ1420は、第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを使用することによって、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を端末装置にそれぞれ伝送するように、構成されている。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1410は中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)であってもよく、またはプロセッサ1410は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、などであってもよいことが、理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサはいずれか従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ1430は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでもよく、プロセッサ1410のための命令およびデータを提供する。メモリ1430の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含んでもよい。たとえば、メモリ1430は、デバイスタイプに関する情報をさらに格納してもよい。
データバスに加えて、バスシステム1440は、パワーバス、ステータス信号バスなどを、さらに含んでもよい。しかしながら、説明の明確さのため、図中、バスシステム1440として様々なバスが示されている。
実施プロセスにおいて、上記の方法のステップは、プロセッサ1410内のハードウェア集積論理回路またはソフトウェア形式の命令を使用することによって完了させられてもよい。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサを使用することによって直接的に実施されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することによって実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなど、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に配置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1430内に配置される。プロセッサ1410は、メモリ1430から情報を読み出し、プロセッサ1410のハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、詳細はここで説明されない。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの少なくとも1つにおける全てのREを含む。
任意選択的に、送信ユニットは:決定ユニットが第1時間周波数リソースを決定する前に、表示メッセージを端末装置に送信するように、さらに構成されている。表示メッセージは、予め設定されたルールを示す。
任意選択的に、プロセッサ1410は、具体的には、
集約レベルを決定し、集約レベルは候補リソースのサイズを示すために使用され、
集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから1つの候補リソースを選択し、第1時間周波数リソースとして候補リソースを使用する、
ように構成されている。
図14に示されるネットワーク装置1400は、図4の実施形態のネットワーク装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。ネットワーク装置1400のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図4の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図15は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するためのネットワーク装置1500の概略ブロック図である。図15に示されるように、ネットワーク装置1500は、プロセッサ1510およびトランシーバ1520を含む。プロセッサ1510は、トランシーバ1520に接続されている。任意選択的に、ネットワーク装置1500は、メモリ1530をさらに含む。メモリ1530は、プロセッサ1510に接続されている。任意選択的に、装置1500は、バスシステム1540をさらに含む。プロセッサ1510、メモリ1530、およびトランシーバ1520は、バスシステム1540を使用して接続されてもよい。メモリ1530は、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサ1510は、情報または信号を送信するようにトランシーバ1520を制御するために、メモリ1530内に格納された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1510は、第1時間周波数リソースを検出し、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、
第1時間周波数リソースおよび予め設定されたルールに基づいて第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを取得し、第3時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内の所定の箇所に少なくとも1つのリソース要素REを含み、第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソース内に第3時間周波数リソース以外のリソースを含み、予め設定されたルールは所定の箇所を示し、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、第3時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用され、
ビーム形成制御チャネルのものであって第3時間周波数リソースで搬送される参照信号に基づいて、第2時間周波数リソースで搬送されたビーム形成制御チャネルを復調する、
ように構成されている。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1510は中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)であってもよく、またはプロセッサ1510は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、などであってもよいことが、理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサはいずれか従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ1530は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでもよく、プロセッサ1510のための命令およびデータを提供する。メモリ1530の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含んでもよい。たとえば、メモリ1530は、デバイスタイプに関する情報をさらに格納してもよい。
データバスに加えて、バスシステム1540は、パワーバス、ステータス信号バスなどを、さらに含んでもよい。しかしながら、説明の明確さのため、図中、バスシステム1540として様々なバスが示されている。
実施プロセスにおいて、上記の方法のステップは、プロセッサ1510内のハードウェア集積論理回路またはソフトウェア形式の命令を使用することによって完了させられてもよい。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサを使用することによって直接的に実施されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することによって実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなど、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に配置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1530内に配置される。プロセッサ1510は、メモリ1530から情報を読み出し、プロセッサ1510のハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、詳細はここで説明されない。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの各々において予め設定された箇所のREを含む。
任意選択的に、第1時間周波数リソースは複数のリソース要素REセットを含み、複数のREセットの各々は同じ固定数のREを含み、第3時間周波数リソースは、複数のREセットの少なくとも1つにおける全てのREを含む。
任意選択的に、トランシーバ1520は:検出ユニットが第1時間周波数リソースを検出する前に、表示メッセージを受信するように構成されている。表示メッセージは、予め設定されたルールを示す。
図15に示される端末装置1500は、図4の実施形態の端末装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。端末装置1500のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図4の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図16は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するためのネットワーク装置1600の概略ブロック図である。図16に示されるように、ネットワーク装置1600は、プロセッサ1610およびトランシーバ1620を含む。プロセッサ1610は、トランシーバ1620に接続されている。任意選択的に、ネットワーク装置1600は、メモリ1630をさらに含む。メモリ1630は、プロセッサ1610に接続されている。任意選択的に、装置1600は、バスシステム1640をさらに含む。プロセッサ1610、メモリ1630、およびトランシーバ1620は、バスシステム1640を使用して接続されてもよい。メモリ1630は、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサ1610は、情報または信号を送信するようにトランシーバ1620を制御するために、メモリ1630内に格納された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1610は、第1時間周波数リソースを決定し、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、
第2時間周波数リソースを決定し、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、
ように構成されている。
トランシーバ1620は、第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを使用することによって、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を端末装置にそれぞれ伝送するように、構成されている。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1610は中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)であってもよく、またはプロセッサ1610は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、などであってもよいことが、理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサはいずれか従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ1630は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでもよく、プロセッサ1610のための命令およびデータを提供する。メモリ1630の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含んでもよい。たとえば、メモリ1630は、デバイスタイプに関する情報をさらに格納してもよい。
データバスに加えて、バスシステム1640は、パワーバス、ステータス信号バスなどを、さらに含んでもよい。しかしながら、説明の明確さのため、図中、バスシステム1640として様々なバスが示されている。
実施プロセスにおいて、上記の方法のステップは、プロセッサ1610内のハードウェア集積論理回路またはソフトウェア形式の命令を使用することによって完了させられてもよい。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサを使用することによって直接的に実施されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することによって実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなど、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に配置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1630内に配置される。プロセッサ1610は、メモリ1630から情報を読み出し、メモリ1630のハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、詳細はここで説明されない。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
任意選択的に、送信ユニットは:第2決定ユニットが第2時間周波数リソースを決定する前に、表示メッセージを端末装置に送信するように、さらに構成されている。表示メッセージは、第2時間周波数リソースの箇所を示す。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、プロセッサ1610は、具体的には、
第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて、第2候補時間周波数リソースを決定する
ように構成されている。
さらに、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つである。
あるいは、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
任意選択的に、プロセッサ1610は、具体的には、
集約レベルを決定し、集約レベルは候補リソースのサイズを示すために使用され、
集約レベルに対応する複数の候補リソースのセットから1つの候補リソースを選択し、第1時間周波数リソースとして候補リソースを使用する、
ように構成されている。
図16に示されるネットワーク装置1600は、図8の実施形態のネットワーク装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。ネットワーク装置1600のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図8の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
図17は、本発明の一実施形態による、信号を伝送するためのネットワーク装置1700の概略ブロック図である。図17に示されるように、ネットワーク装置1700は、プロセッサ1710およびトランシーバ1720を含む。プロセッサ1710は、トランシーバ1720に接続されている。任意選択的に、ネットワーク装置1700は、メモリ1730をさらに含む。メモリ1730は、プロセッサ1710に接続されている。任意選択的に、装置1700は、バスシステム1740をさらに含む。プロセッサ1710、メモリ1730、およびトランシーバ1720は、バスシステム1740を使用して接続されてもよい。メモリ1730は、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサ1710は、情報または信号を送信するようにトランシーバ1720を制御するために、メモリ1730内に格納された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1710は、第1時間周波数リソースを検出し、第1時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第1候補リソースであり、第1時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、
第2時間周波数リソースを検出し、第2時間周波数リソースは複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるか、または第2時間周波数リソースは端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであり、第2時間周波数リソースはビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用され、
ビーム形成制御チャネルのものであって第2時間周波数リソースで搬送される参照信号に基づいて、第1時間周波数リソースで搬送されたビーム形成制御チャネルを復調する、
ように構成されている。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
加えて、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルを復調するために使用される参照信号の設計は、本発明のこの実施形態では、従来の制御チャネルと比較して、制御チャネルのカバレッジおよび性能を改善するため、特に高周波搬送波を使用するセルのカバレッジを改善するために、使用される。加えて、ビーム形成制御チャネルの導入は、従来の端末装置の互換性に対してまったく影響を及ぼさないかまたはわずかな影響を及ぼす。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1710は中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)であってもよく、またはプロセッサ1710は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、などであってもよいことが、理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサはいずれか従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ1730は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでもよく、プロセッサ1710のための命令およびデータを提供する。メモリ1730の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含んでもよい。たとえば、メモリ1730は、デバイスタイプに関する情報をさらに格納してもよい。
データバスに加えて、バスシステム1740は、パワーバス、ステータス信号バスなどを、さらに含んでもよい。しかしながら、説明の明確さのため、図中、バスシステム1740として様々なバスが示されている。
実施プロセスにおいて、上記の方法のステップは、プロセッサ1710内のハードウェア集積論理回路またはソフトウェア形式の命令を使用することによって完了させられてもよい。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサを使用することによって直接的に実施されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することによって実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなど、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に配置されてもよい。記憶媒体は、メモリ1730内に配置される。プロセッサ1710は、メモリ1730から情報を読み出し、メモリ1730のハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、詳細はここで説明されない。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、複数の候補リソースにおいて予め規定された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、端末装置向けに構成された第2候補リソースである。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが端末装置向けに構成された複数の候補リソース以外のリソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、共通参照信号CRS以外の別の参照信号に対応する時間周波数リソースを含み、第2時間周波数リソースは、データチャネルに対応する時間周波数リソースを含む。
任意選択的に、トランシーバ1720は:プロセッサ1710が第2時間周波数リソースを検出する前に、ネットワーク装置によって送信された表示メッセージを受信するように構成されており、表示メッセージは第2時間周波数リソースの箇所を示す。
任意選択的に、第2時間周波数リソースが複数の候補リソースの中の第2候補リソースであるとき、
第2時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと第2時間周波数リソースとの間で予め設定されたマッピング関係に基づいて決定された第2候補リソースである。
さらに、第2候補時間周波数リソースは、第1時間周波数リソースと同じサイズを有して複数の候補リソースに含まれる、候補リソースの1つである。
あるいは、第2候補時間周波数リソースは、複数の候補リソースの指定されたサイズの候補リソースに含まれ、第1時間周波数リソースと重複しない、候補リソースである。
図17に示される端末装置1700は、図8の実施形態の端末装置に関連するプロセスを実行することができることが、理解されるべきである。端末装置1700のモジュールの動作および/または機能はそれぞれ、図8の方法実施形態の対応するプロセスを実施するために使用される。詳細については、方法実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳細な説明は適宜省略される。
したがって、本発明のこの実施形態では、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を伝送するために、ビーム形成制御チャネルおよびビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するリソースが決定される。このようにして、既存のシステムにおいてビーム形成を通じて制御チャネルのカバレッジを改善することが可能となる。
明細書全体で言及される「一実施形態(one embodiment)」または「実施形態(an embodiment)」は、その実施形態に関する特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味することは、理解されるべきである。したがって、本明細書全体を通して現れる「一実施形態では」または「実施形態において」は、必ずしも同じ実施形態でなくてもよい。加えて、これらの特定の特徴、構造、または特性は、いずれか適切な方法で1つ以上の実施形態に組み込まれてもよい。上記のプロセスの連続番号は、本発明の様々な実施形態における実行順を意味するものではないことが、理解されるべきである。プロセスの実行順は、プロセスの機能および内部論理に基づいて決定されるべきであり、本発明の実施形態の実施プロセスに対するいかなる制限としても解釈されるべきではない。
加えて、用語「システム」および「ネットワーク」は、本明細書では同義である。本明細書における用語「および/または」は、関連する対象物の関連関係のみを記述しており、3つの関係性が存在し得ることを表している。たとえば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合を表すことができる:Aのみが存在する、AおよびBの両方が存在する、そしてBのみが存在する場合である。加えて、本明細書における符号「/」は、一般に、関連する対象物間の「または」の関係を示す。
本発明の実施形態では、「Aに対応するB」は、BがAに関連付けられていることを示し、BはAに基づいて決定され得ることが、理解されるべきである。しかしながら、Aに基づいてBを決定することは、BがAのみに基づいて決定されることを意味するのではなく、具体的には、BはAおよび/またはその他の上方に基づいても決定され得ることが、さらに理解されるべきである。
当業者であれば、本明細書に開示された実施形態に記載された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせによって実施されてもよいことを認識することができる。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明するために、各例の構成およびステップは機能に基づいて一般的に上述されている。機能がハードウェアまたはソフトウェアのいずれによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計制約条件に依存する。当業者であれば、特定の各用途について記載された機能を実施するために異なる方法を使用することができるが、実施例が本発明の範囲を超えていると見なされるべきではない。
便利で簡潔な説明のため、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な作業プロセスについては、上記の方法実施形態の対応するプロセスを参照されたく、詳細はここでは再度説明されないことは、当業者によって明確に理解されるだろう。
本明細書で提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法が他のやり方で実施されてもよいことは、理解されるべきである。たとえば、記載された装置実施形態は単なる一例に過ぎない。たとえば、ユニット分割は単なる論理機能分割に過ぎず、実際の実施例では他の分割であってもよい。たとえば複数のユニットまたは構成要素が別のシステムに組み込まれるかまたは統合されてもよく、いくつかの特徴が無視されるかまたは実行されなくてもよい。加えて、表示または議論された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを通じて実施されてもよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電気的接続、機械的接続、または他の形態の接続であってもよい。
別個の部品として記載されたユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示された部品は、物理的ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、または複数のネットワークユニット上に分布していてもよい。ユニットの一部または全ては、本発明の実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されてもよい。
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、またはユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されている。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。
上記の実施例の説明より、当業者は、本発明がハードウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって実施され得ることを、明確に理解するだろう。本発明がソフトウェアによって実施されるとき、上記の機能は、コンピュータ可読媒体に格納されてもよく、またはコンピュータ可読媒体内の1つ以上の命令またはコードとして伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含む。通信媒体は、コンピュータプログラムをある場所から別の場所に伝送させることが可能な、いずれかの媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能ないずれの利用可能な媒体であってもよい。以下は、一例として使用されるが、限定的ではない:コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたはその他の光学ディスクストレージ、ディスク記憶媒体または別の磁気記憶装置、または命令またはデータ構造の形態で予想されるプログラムコードを搬送または格納することができ、コンピュータによってアクセス可能なその他の媒体を含むことができる。加えて、いずれの接続も、コンピュータ可読媒体として適切に定義され得る。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、ラジオ波、マイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、ラジオ波、マイクロ波などの無線技術は、これらが属する媒体の固定に含まれる。たとえば、本発明で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびBlu-ray(登録商標)ディスクを含む。ディスク(disk)は一般に磁気的手段を用いてデータをコピーし、ディスク(disc)は一般にレーザー手段を用いて光学的にデータをコピーする。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
要約すると、上記の説明は、本発明の技術的解決策の単なる例示的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するように意図されるものではない。本発明の原理から逸脱することなくなされたあらゆる修正、同等物の交換、または改善は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
1000 ネットワーク装置
1010 決定ユニット
1020 取得ユニット
1030 送信ユニット
1100 端末装置
1110 検出ユニット
1120 取得ユニット
1130 復調ユニット
1200 ネットワーク装置
1210 第1決定ユニット
1220 第2決定ユニット
1230 送信ユニット
1300 端末装置
1310 第1検出ユニット
1320 第2検出ユニット
1330 復調ユニット
1400 ネットワーク装置
1410 プロセッサ
1420 トランシーバ
1430 メモリ
1440 バスシステム
1500 端末装置
1510 プロセッサ
1520 トランシーバ
1530 メモリ
1540 バスシステム
1600 ネットワーク装置
1610 プロセッサ
1620 トランシーバ
1630 メモリ
1640 バスシステム
1700 端末装置
1710 プロセッサ
1720 トランシーバ
1730 メモリ
1740 バスシステム

Claims (22)

  1. 通信方法であって、
    第1時間周波数リソースを決定するステップであって、前記第1時間周波数リソースは、複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補の中のPDCCH候補である、ステップと、
    前記第1時間周波数リソース内の第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを決定するステップであって、前記第1時間周波数リソースは、複数のリソース要素(RE)セットからなり、すべての前記複数のREセットは、同じ固定数量のREを含み、前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREセットのそれぞれの予め設定された位置に配置され、各REセットは、複数のREグループ(REG)を含み、前記第3時間周波数リソースは、各REセット内の前記複数のREGの各REGにおけるREの固定数量および固定位置を含み、前記第2時間周波数リソースは、前記第1時間周波数リソース内の前記第3時間周波数リソースとは別のリソースを含み、前記第2時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、前記第3時間周波数リソースは、前記ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、ステップと、
    前記参照信号にしたがって、前記ビーム形成制御チャネルを復調するステップであって、前記ビーム形成制御チャネルは、前記第2時間周波数リソースにおいて受信され、前記参照信号は、前記第3時間周波数リソースにおいて受信される、ステップと、
    を具備することを特徴とする通信方法。
  2. 各REセットは、制御リソース要素(CCE)に関連付けられ、前記第1時間周波数リソースは、1つまたは複数のCCEに関連付けられ、前記1つまたは複数のCCEの数は、集約レベルに等しいことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREGの各REGの第2のREそれぞれを少なくとも含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 第1時間周波数リソースを決定する前記ステップは、
    集約レベルを決定するステップであって、前記集約レベルは、前記PDCCH候補に関連付けられている、ステップと、
    前記集約レベルに従って、前記第1時間周波数リソースを決定するステップと、
    を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数は、第1の規則によって決定され、前記第1の規則は、前記予め設定された位置を示すことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 通信方法であって、
    第1時間周波数リソースを決定するステップであって、前記第1時間周波数リソースは、複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補の中のPDCCH候補である、ステップと、
    前記第1時間周波数リソース内の第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを決定するステップであって、前記第1時間周波数リソースは、複数のリソース要素(RE)セットからなり、すべての前記複数のREセットは、同じ固定数量のREを含み、前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREセットのそれぞれの予め設定された位置に配置され、各REセットは、複数のREグループ(REG)を含み、前記第3時間周波数リソースは、各REセット内の前記複数のREGの各REGにおけるREの固定数量および固定位置を含み、前記第2時間周波数リソースは、前記第1時間周波数リソース内の前記第3時間周波数リソースとは別のリソースを含み、前記第2時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、前記第3時間周波数リソースは、前記ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用される、ステップと、
    前記第2時間周波数リソースおよび前記第3時間周波数リソースを使用して、端末デバイスに、前記ビーム形成制御チャネルおよび前記ビーム形成制御チャネルの前記参照信号を伝送するステップであって、前記ビーム形成制御チャネルは、前記第2時間周波数リソースにおいて送信され、前記参照信号は、前記第3時間周波数リソースにおいて送信される、ステップと、
    を具備することを特徴とする通信方法。
  7. 第1時間周波数リソースを決定する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記端末デバイスに指示メッセージを送信するステップであって、前記指示メッセージは、所定の位置を示す、ステップ
    をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 第1時間周波数リソースを決定する前記ステップは、
    集約レベルを決定するステップであって、前記集約レベルは、前記PDCCH候補のサイズを指示するために使用される、ステップと、
    前記集約レベルに対応する前記複数のPDCCH候補から1つのPDCCH候補を選択するステップと、前記PDCCH候補を前記第1時間周波数リソースとして使用するステップ
    を具備することを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREGの各REGの第2のREそれぞれを少なくとも含む、請求項6から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 通信デバイスであって、
    第1時間周波数リソースを検出するように構成されたプロセッサであって、前記第1時間周波数リソースは、複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補の中のPDCCH候補である、プロセッサ
    を具備し、
    前記プロセッサは、前記第1時間周波数リソース内の第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを決定するようにさらに構成され、前記第1時間周波数リソースは、複数のリソース要素(RE)セットからなり、すべての前記複数のREセットは、同じ固定数量のREを含み、各REセットは、複数のREグループ(REG)を含み、前記第3時間周波数リソースは、各REセット内の前記複数のREGの各REGにおけるREの固定数量および固定位置を含み、前記第2時間周波数リソースは、前記第1時間周波数リソース内の前記第3時間周波数リソースとは別のリソースを含み、前記第2時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、前記第3時間周波数リソースは、前記ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用され、
    前記プロセッサは、前記参照信号にしたがって、前記ビーム形成制御チャネルを復調するようにさらに構成され、前記ビーム形成制御チャネルは、前記第2時間周波数リソースにおいて受信され、前記参照信号は、前記第3時間周波数リソースにおいて受信される
    ことを特徴とする通信デバイス。
  11. 各REセットは、制御リソース要素(CCE)に関連付けられ、前記第1時間周波数リソースは、1つまたは複数のCCEに関連付けられ、前記1つまたは複数のCCEの数は、集約レベルに等しいことを特徴とする請求項10に記載の通信デバイス。
  12. 前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREGの各REGの第2のREそれぞれを少なくとも含むことを特徴とする請求項10または11に記載の通信デバイス。
  13. 前記プロセッサは、
    集約レベルを決定し、前記集約レベルは、前記PDCCH候補に関連付けられており、
    前記集約レベルに従って、前記第1時間周波数リソースを決定する
    ようにさらに構成されていることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  14. 前記第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数は、第1の規則によって決定され、前記第1の規則は、前記予め設定された位置を示すことを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  15. 通信デバイスであって、
    第1時間周波数リソースを検出するように構成されたプロセッサであって、前記第1時間周波数リソースは、複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補の中のPDCCH候補である、プロセッサと、
    前記プロセッサは、前記第1時間周波数リソース内の第2時間周波数リソースおよび第3時間周波数リソースを決定するようにさらに構成され、前記第1時間周波数リソースは、複数のリソース要素(RE)セットからなり、すべての前記複数のREセットは、同じ固定数量のREを含み、各REセットは、複数のREグループ(REG)を含み、前記第3時間周波数リソースは、各REセット内の前記複数のREGの各REGにおけるREの固定数量および固定位置を含み、前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREセットのそれぞれの予め設定された位置に配置され、前記第2時間周波数リソースは、前記第1時間周波数リソース内の前記第3時間周波数リソースとは別のリソースを含み、前記第2時間周波数リソースは、ビーム形成制御チャネルを搬送するために使用され、前記第3時間周波数リソースは、前記ビーム形成制御チャネルの参照信号を搬送するために使用され、
    前記第2時間周波数リソースおよび前記第3時間周波数リソースを使用して、端末デバイスに、前記ビーム形成制御チャネルおよび前記ビーム形成制御チャネルの前記参照信号を伝送するように構成された送受信機であって、前記ビーム形成制御チャネルは、前記第2時間周波数リソースにおいて送信され、前記参照信号は、前記第3時間周波数リソースにおいて送信される、送受信機と、
    を具備することを特徴とする通信デバイス。
  16. 前記送受信機は、前記端末デバイスに指示メッセージを送信するようにさらに構成され、前記指示メッセージは、所定の位置を示すことを特徴とする請求項15に記載の通信デバイス。
  17. 前記プロセッサは、
    集約レベルを決定し、前記集約レベルは、前記PDCCH候補のサイズを指示するために使用され、
    前記集約レベルに対応する前記複数のPDCCH候補から1つのPDCCH候補を選択し、前記PDCCH候補を前記第1時間周波数リソースとして使用する
    ようにさらに構成されていることを特徴とする請求項15または16に記載の通信デバイス。
  18. 前記第3時間周波数リソースは、前記複数のREGの各REGの第2のREそれぞれを少なくとも含むことを特徴とする請求項15から17のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  19. プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、コンピュータに請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、コンピュータに請求項6から9のいずれか一項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  21. 請求項1から5のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  22. 請求項6から8のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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