JP7108337B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、コードリールを備える縦型の電気掃除機に関する。
本技術分野の電気掃除機として、例えば特許文献1に、「吸込口体と、前記吸込口体に連結される掃除機本体とを備え、前記掃除機本体には集塵部、電動送風機、及びコードリールが配置される縦型電気掃除機において、前記掃除機本体は上部にハンドルを備え、前記集塵部は前記掃除機本体の下部の集塵部取付部に着脱可能に装着され、装着時、前記吸込口体と前記掃除機本体との間に形成された第1吸気経路を通じて前記吸込口体に連通し、前記コードリールは前記電動送風機の背後に配置され、前記コードリールの回転軸は前記電動送風機の前後方向に延びるとともに前記電動送風機の軸線と略直交し、前記掃除機本体の上部には先端に吸込管を備えた吸込ホースが配置され、前記吸込ホースは、前記電動送風機と前記コードリールにより形成される隙間を通る第2吸気経路を通じて前記集塵部に連通することを特徴とする縦型電気掃除機」が開示されている。
特許第5302383号公報
上記特許発明では、掃除機本体において、電動送風機の背後にコードリールを設ける構造としているため、電動送風機とコードリールとの並び方向の厚みが大きくなるといった問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、コードリールを設けても、コンパクトにできる電気掃除機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気掃除機は、塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有するとともに、回路ユニットが配された回路ユニット室を有する掃除機本体を備え、前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配されている。
本発明によれば、コードリールを設けても、コンパクトにできる。
実施形態に係る電気掃除機ユニットを示す斜視図である。 (a)は掃除機本体を左側から見た図であり、(b)は掃除機本体を右側から見た図である。 掃除機本体の分解状態を示す斜視図であり、(a)は左側から見た図であり、(b)は右側から見た図である。 掃除機本体の縦断面を表側から見た断面図である。 掃掃除機本体の分解状態を左側から見た斜視図である。 掃掃除機本体の分解状態を右側から見た斜視図である。 (a)は右本体ケースを左側から見た斜視図であり、(b)は左本体ケースを右側から見た斜視図である。 (a)は右カバーを外した状態を右側から見た拡大斜視図であり、(b)は左カバーを外した状態を左側から見た拡大斜視図である。 (a)は右ケースを左側から見た斜視図であり、(b)は左ケースを右側から見た斜視図である。 発光ユニットの分解状態を示す図であり、(a)は左側から見た斜視図であり、(b)は右側から見た斜視図である。 (a)は電動送風機の分解斜視図であり、(b)はパイプ接続具の斜視図である。 コードリールの斜視図であり、(a)は左側から見た図であり、(b)は右側から見た図である。 掃除機本体内を通過する空気の流れを説明する図であり、(a)は左側から見た断面斜視図であり、(b)は右側から見た断面斜視図である。 補助集塵具を示す図であり、(a)は全体図であり、(b)は分解図である。 位置決めユニットを説明する図である。 モップ体の取り付け部の断面図である。
<概要>
一態様に係る電気掃除機は、塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有するとともに、回路ユニットが配された回路ユニット室を有する掃除機本体を備え、前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配され、前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記吸気開口から取り入れた空気を前記電動送風機室から排出するための内部排気開口とを有し、前記掃除機本体は、前記内部排気開口から排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有し、前記内部排気開口は、内部排気開口Aおよび内部排気開口Bを含み、前記内部排気開口Aから排出された空気は、前記コードリール室内および前記回路ユニット室内を通過し、前記外部排気開口から排出され、前記内部排気開口Bから排出された空気は、前記内部排気開口Aから排出された空気が流れる流路とは異なる流路で前記回路ユニット室内に流入し、前記外部排気開口から排出される。
別態様に係る電気掃除機は、前記内部排気開口Aから排出された空気と、前記内部排気開口Bから排出された空気は前記回路ユニット室で合流して、前記外部排気開口から排出される。
別態様に係る電気掃除機は、前記第2方向の両側にカバーを備える。
別態様に係る電気掃除機は、一方のカバーと前記コードリール室との間を通過した空気は、前記コードリール室内を通過して他方のカバーに形成されている前記外部排気開口へと向かう。
別態様に係る電気掃除機は、前記コードリールはドラムに貫通孔を有し、一方のカバー側から前記コードリール室内に流入した空気は、前記貫通孔を通過して、前記コードリール室から他方のカバー側に流出し、前記外部排気開口から排出される。
明細書に係る電気掃除機は、塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有する掃除機本体を備え、前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配され、前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記吸気開口から取り入れた空気を前記電動送風機室から排出するための内部排気開口とを有し、前記掃除機本体は、前記内部排気開口から排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有し、前記内部排気開口は、前記電動送風機室において、前記第2方向の一方側に形成された内部排気開口を含み、前記コードリール室は、前記第2方向において連通するよう第1開口及び第2開口を有し、前記第2方向の一方側の内部排気開口から排出された空気は、前記コードリール室内に前記第1開口から流入して前記第2開口から流出し、前記外部排気開口から排出される。
明細書に係る電気掃除機は、塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有する掃除機本体を備え、前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配され、前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記吸気開口から取り入れた空気を前記電動送風機室から排出するための内部排気開口とを有し、前記掃除機本体は、前記内部排気開口から排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有し、前記内部排気開口は、前記電動送風機室において、前記第2方向の他方側に形成された内部排気開口を含み、前記第2方向について前記コードリール室より他方側において、回路ユニットが配された回路ユニット室を備え、前記第2方向の他方側の内部排気開口から排出された空気は、前記回路ユニット室内に流入し、前記外部排気開口から排出される。
明細書に係る電気掃除機は、前記第2方向について前記コードリール室より他方側において、回路ユニットが配された回路ユニット室を備え、前記第2方向における一方側の内部排気開口から排出された空気は、前記コードリール室を通って前記回路ユニット室内に流入し、前記外部排気開口から排出される。
明細書に係る電気掃除機は、前記内部排気開口は、前記吸気開口と対向するよう形成された内部排気開口を含み、前記吸気開口と対向する内部排気開口は前記コードリールに対向し、前記吸気開口と対向する内部排気開口から排出された空気は、前記コードリール室内に流入して前記外部排気開口から排出される。
明細書に係る電気掃除機は、前記第2方向の両側にカバーを備え、一方のカバーと前記コードリール室との間を通過した空気は、前記コードリール室内を通過して前記他方のカバーに形成されている前記外部排気開口へと向かう。
明細書に係る電気掃除機は、前記コードリールはドラムに貫通孔を有し、前記一方のカバー側から前記コードリール室内に流入した空気は、前記貫通孔を通過して、前記コードリール室から前記他方のカバー側に流出し、前記外部排気開口から排出される。
一態様に係る第1の電気掃除機は、第一方向に長い縦型の掃除機本体を備える電気掃除機において、前記掃除機本体は、塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部と、前記掃除機本体を操作するためのハンドル部とをこの順で前記第一方向に沿って有する。これにより、コードリールを設けても、コンパクトにできる。
別態様に係る第2の電気掃除機は、第1の電気掃除機において、前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第一方向と交差する状態で、配されている。これにより、掃除機本体の第2の方向の寸法を、巻取軸が第一方向と平行な場合に比べて小さくできる。
別態様に係る第3の電気掃除機は、第1又は第2の電気掃除機において、前記電動送風機は、その回転軸が前記第一方向と平行な状態で配され、前記第一方向の前記ハンドル部側から前記掃除機本体をみると、前記コードリールの巻取軸は前記電動送風機の領域内を通過している。これにより、掃除機本体における第一方向と巻取軸との交差する方向の寸法を小さくできる。
別態様に係る第4の電気掃除機は、第1~第3の何れかの電気掃除機において、前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記電動送風機室内の空気を前記コードリール室側に排出するための内部排気開口とを有し、前記掃除機本体は、前記内部排気開口から前記コードリール室に排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有する。これにより、コードリール室内を通過する空気によりコードリールが冷却される。
別態様に係る第5の電気掃除機は、第4の電気掃除機において、前記内部排気開口は、前記第一方向において前記吸気開口と反対側に形成された第1内部排気開口を含み、前記第1内部排気開口は前記コードリールに対向し、前記第1内部排気開口から排出された空気は前記コードリール室を通過して前記外部排気開口から排出される。これにより、確実に効率よく空気がコードリール室を通過する。
別態様に係る第6の電気掃除機は、第4又は第5の電気掃除機において、前記内部排気開口は、前記電動送風機室の前記電動送風機の径方向側に形成された第2内部排気開口を含み、前記掃除機本体は、少なくとも前記第2内部排気開口と前記コードリール室とを前記コードリールの巻取軸が延伸する方向の外側から覆うカバーを備え、前記第2内部排気開口から排出された空気は、前記カバーと前記コードリール室との間を通過して前記外部排気開口から排出される。これにより、例えば、カバーとコードリール室と間に回路ユニットを配置した場合、当該回路ユニットを冷却できる。
別態様に係る第7の電気掃除機は、第6の電気掃除機において、前記カバーは、前記巻取軸が延伸する方向の両側にあり、前記外部排気開口は一方のカバーにあり、他方のカバーと前記コードリール室との間を通過して外部排気開口から排出される空気は、前記コードリール室を通過して前記一方のカバーに形成されている外部排気開口へと向かう。これによりコードリール室を通過する空気の流路が複数となり、効率よくコードリールを冷却できる。
別態様に係る第8の電気掃除機は、第1~第7の何れかの電気掃除機において、電気掃除機と連通する吸込具と、前記吸込具から前記集塵部までの吸込風路内に設けられ且つ当該吸込風路内を通過する塵埃を検知する検知センサと、前記検知センサによる検知結果に応じて発光する発光ユニットとを備え、前記発光ユニットは、前記掃除機本体において前記コードリールの巻取軸の延伸する側に設けられている。これにより、使用者が塵埃の吸込み状況を把握することができる。
<実施形態>
1.電気掃除機ユニット
図1を用いて説明する。
電気掃除機ユニットAは電気掃除機1及び掃除機支持装置6を備える。
電気掃除機1は、吸込具2、接続パイプ3、掃除機本体4を第一方向に沿ってこの順で備える、いわゆるスティック型(縦型)の掃除機である。電気掃除機1は、吸込具2から接続パイプ3を経由して掃除機本体4内の集塵部までの吸込風路を有し、当該吸込風路を介して塵埃を集塵する。なお、第1一方向は、例えば、図1中のX方向である。
電気掃除機1は、掃除機本体4内にコードリール(420)を備え、図外の電源コンセントに電源コード429のプラグを差し込んで使用される。電気掃除機1は、使用しない際には、例えば掃除機支持装置6に立てかけられて支持される。
ここで、接続パイプ3の延伸方向(図中の「X」である)を「筒軸方向」とし、筒軸方向における吸込具2が存在する側を「一端側」とし、掃除機本体4が存在する側を「他端側」とする。吸込具2のヘッド部21の延伸方向(図中の「Y」である)を「左右方向」とし、当該延伸方向は筒軸方向と直交する。また、左右方向と直交し且つ筒軸方向を含む仮想面において筒軸方向の直交する方向(図中の「Z」である)を「表裏方向」とする。
通常、床面を清掃する際には、吸込具2のヘッド部21を前後方向に移動させるため、ヘッド部21が位置する側を前側又は表側とし、操作者が位置する側を後側又は裏側とする。また、筒軸方向が上下方向と一致する場合、表裏方向は前後方向と一致することから、表裏方向を、筒軸方向が上下方向と一致しない場合も「前後方向」とする場合もある。
掃除機支持装置6は、接続パイプ3が上下方向と平行なる状態又はこれに近い状態で、電気掃除機1を着脱可能に支持する。掃除機支持装置6は、電気掃除機1の吸込具2を載置する載置台7と、載置台7に載置された電気掃除機1を裏側から支持する支柱8とを備える。ここでは、補助集塵具9が支柱8に出し入れ可能に設けられている。
以下、電気掃除機1及び掃除機支持装置6について説明する。
2.電気掃除機
(1)掃除機本体
掃除機本体4は、図2に示すように、全体形状としてX方向に長い形状をし、一端側に接続パイプ3が接続される。使用者は、掃除機本体4の他端側のハンドル部46を把持して、電気掃除機1を操作する。
掃除機本体4は、図2に示す筐体40内に電気掃除機1の機能部品を収容する。具体的には、図3に示すように、筐体40は、本体ケース(右本体ケース401、左本体ケース403)400、集塵カバー405、ハンドルカバー407等から構成されている。
本体ケース400内には、電動送風機410、コードリール420、集塵パック(図示省略)等が収容され、パイプ接続具440、回路ユニット450(図6参照)等が本体ケース400に取り付けられている。
なお、筐体40は、図4に示すように、電動送風機410を収容する電動送風機室411、コードリール420を収容するコードリール室421、集塵パックを収容する集塵室431や回路ユニット450を収容する回路ユニット室451を有する。
換言すると、掃除機本体4は、図2に示すように、電動送風機410が電動送風機室内に配されている電動送風機部41と、コードリール420がコードリール室に配されているコードリール部42、塵埃を集塵する集塵部43、掃除機本体4を操作するハンドル部46をX方向にこの順に沿って備える。
本実施形態の掃除機本体4は、さらに、接続パイプ3と着脱自在に接続するパイプ接続部44や、回路ユニット450が回路ユニット室451に配されている回路部45を備える。なお、図2において、電動送風機部41、コードリール部42、集塵部43及び回路部45は、筐体40を構成する部品と区別するために、引き出し線を矢印付き破線としている。
以下、各部について説明する。
(1-1)筐体
筐体40は、図3に示すように、本体ケース400、集塵カバー405、ハンドルカバー407の他、本体ケース400に取り付けられる右カバー402、左カバー404を備える。ここでは、右本体ケース401と左本体ケース403(本体ケース400)は組立状態で固定筒体409により固定される。
図4に示すように、本体ケース400におけるX方向の中央から一端までの部分は、X方向に延伸する筒軸を有する筒状部400aとなっている。ここでの筒状部400aは円筒状をしている。
本体ケース400におけるX方向の中央から他端側までの部分は、Y方向に延伸する中心軸を有する盤状部400bとなっている。ここでの盤状部400bは円盤状をしている。
なお、筒状部400aの筒軸と盤状部400bの中心軸は、前側から見ると交差している。ここでは、筒軸と中心軸とは直交している。
図4に示すように、筒状部400aで集塵室431と電動送風機室411とが構成され、盤状部400bでコードリール室421が構成される。集塵部43は図外の集塵パックと集塵室431とで構成され、電動送風機部41は電動送風機410と電動送風機室411とで構成され、コードリール部42はコードリール420とコードリール室421とで構成され、回路部45は回路ユニット450と回路ユニット室451とで構成される。
(1-1-1)本体ケース
主に、図4及び図7を用いて説明する。
本体ケース400は、図4に示すように、筒状部400aのX方向の一端にパイプ接続具440を固定するための固定部(他の固定部と区別するために「パイプ用固定部」とする)400cを有する。
パイプ用固定部400cは、図7に示すように、右本体ケース401の半筒状部401aと左本体ケース403の半筒状部403aの内面から本体ケース400の筒軸に向かって延伸してパイプ接続具440の外周面に当接又は近接する複数の固定板部401c,403c(他の固定板部と区別するために「パイプ固定板部」とする)と、右本体ケース401と左本体ケース403のX方向の一端の端面からX方向の外方へ張り出してパイプ接続具440の外周面に当接する固定半筒部401d,403dとから構成される。
本体ケース400のパイプ用固定部400cとパイプ接続具440とでパイプ接続部44が構成される(図4参照)。
本体ケース400は、パイプ用固定部400cのX方向の他端側に、集塵パック(図示省略)を出し入れ可能にするための出し入れ口400d(図2参照)を有している。なお、出し入れ口は集塵カバー405により覆われる(図2参照)。出し入れ口400dは、図7に示すように、右本体ケース401の半筒状部401aと左本体ケース403の半筒状部403aの前側に形成された欠け部401e,403eにより構成される。
本体ケース400は、集塵カバー405を付け外し可能に取り付ける取付部(他の取付部と区別するため、集塵カバー取付部とする)を有する。集塵カバー取付部は、右本体ケース401と左本体ケース403の欠け部401e,403eに対向する面に形成された貫通孔により構成され、当該貫通孔に集塵カバー405のX方向に出退する出退片405a(図5及び図6参照)が挿抜自在に挿入される。
本体ケース400は、図4に示すように、出し入れ口400dのX方向の他端側に、電動送風機410を固定するための固定部(他の固定部と区別するために「送風機用固定部」とする)400eを有する。
送風機用固定部400eは、図7に示すように、右本体ケース401の半筒状部401aと左本体ケース403の半筒状部403aの内面から本体ケース400の筒軸に向かって延伸して電動送風機410の外周面に当接又は近接する複数の固定板部401f,403f(他の固定板部と区別するために「電動送風機固定板部」とする)から構成される。
複数の電動送風機固定板部401f,403f間には、図5及び図6に示すように、電動送風機410に取り付けられた位置決め具412,413が嵌る。位置決め具412,413は、電動送風機410の送風ファン414やモータ415を支持する。なお、出し入れ口400dと電動送風機410との間にはフィルタ433が設けられている。
電動送風機固定板部401f,403fは、本体ケース400の筒軸を含む領域(電動送風機410が配される領域)が欠けており、この欠けた開口部分が、集塵室431から電動送風機室411に空気を取り入れるための吸気開口400jを構成する。なお、開口部分が電動送風機410に密着している場合でも、電動送風機410の送風ファン414を介して、集塵室431から電動送風機室411内に空気が取り入れる。
本体ケース400は、図4に示すように、電動送風機410のX方向の他端側、つまり、盤状部400bに、コードリール420を固定(支持)するための固定部(他の固定部と区別するために「コードリール用固定部」とする)400hを有する。
コードリール用固定部400hは、図7に示すように、右本体ケース401の半盤状部401bにおける底部分401gに形成された右フレーム支持部401hと、左本体ケース403の半盤状部403bにおける底部分403gに形成された左フレーム支持部403hとから構成される。
右フレーム支持部401hはボス部分の貫通孔により構成され、当該貫通孔にコードリール420のフレーム423の固定軸部428(図12の(b)参照)が嵌合する。左フレーム支持部403hは、半盤状部403bの底部分403gの周方向に間隔をおいた複数個(例えば3個)の貫通孔により構成され、当該貫通孔にコードリール420のフレーム423の有底筒状部426の凸部分426a(図12の(a)参照)が嵌合する。
コードリール420は、右本体ケース401と左本体ケース403とによりY方向から挟まれることで、本体ケース400に支持される。右本体ケース401と左本体ケース403とが組み立てられた状態において、右本体ケース401の半盤状部401bと左本体ケース403の半盤状部403bとで囲まれた空間がコードリール室421となる。
本体ケース400は、図4に示すように、ハンドルカバー407とでハンドル部46を構成するハンドル構成部400iを有する。
ハンドル構成部400iは、図7に示すように、右本体ケース401の半盤状部401bの他端側からX方向の外方に張り出して、当該他端部の前部領域と後部領域とを連結する連結部401jと、左本体ケース403の半盤状部403bの他端側からX方向の外方に張り出して、当該他端部の前部領域と後部領域とを連結する連結部403jとで構成される。ここでの連結部401j,403jは、「U」字状又は「L」字状をしている。
(1-1-1-1)右本体ケース
主に図8の(a)を用いて説明する。
右本体ケース401は、半盤状部401bの底部分401gの外面に、回路ユニット450(図6参照)を支持固定する。具体的には、右本体ケース401は、回路ユニット450の回路基板452を底部分401g側から支持する支持部401kと、支持部401kに支持された回路基板452を固定する固定部(他の固定部と区別するために「基板固定部」とする)401mとを有する。ここでは、支持部401kは底部分401gからY方向の外方へ突出する凸部分により構成され、基板固定部401mは回路基板452の周縁の複数個所に係合する係合片により構成される。なお、回路基板452の固定には、さらに、ねじによる固定を追加してもよいし、係合方式を螺合方式に置き換えてもよい。
右本体ケース401は、右カバー402を固定する固定具(他の固定部と区別するために「右カバー固定部」とする)401nを有する。右カバー固定部401nは、図9の(a)に示す右カバー402の係合片402aが係合する貫通孔や凹みにより構成される。ここでは、右カバー固定部401nは、X方向の一端側と、半盤状部401bの底部分401gの外周とに形成された複数個の貫通孔により構成される。
右本体ケース401は、本体ケース400内の電動送風機室411に取り入れた空気を本体ケース400の外部へと排出するための第2内部排気開口401pを有する。ここでの第2内部排気開口401pは、電動送風機室411を構成する周壁の径方向(Y方向の右側)に形成されている。
右本体ケース401は、電動送風機室411の第1内部排気開口400k(図4又は図13参照)からコードリール室421内に排出された空気を本体ケース400の外部へと排出する第4内部排気開口401q,401rを有する。第4内部排気開口401q,401rは底部分401gに複数設けられている。
第4内部排気開口401qは、回路ユニット450と対向する部位に形成されている。これにより、回路ユニット450を冷却できる。第4内部排気開口401rは、回路ユニット450と対向しない部位に形成されている。これにより、コードリール室421から空気がスムーズに排出される。
(1-1-1-2)左本体ケース
主に、図8の(b)を用いて説明する。
左本体ケース403は、左カバー404を固定する固定具(他の固定部と区別するために「左カバー固定部」とする)403nを有する。左カバー固定部403nは、図9の(b)に示す左カバー404の係合片404aが係合する貫通孔や凹みにより構成される。ここでは、左カバー固定部403nは、X方向の一端側と、半盤状部403bの底部分403gの外周とに形成された複数個の貫通孔により構成される。
左本体ケース403は、本体ケース400内の電動送風機室411に取り入れた空気を本体ケース400の外部へと排出するための第3内部排気開口403pを有する。ここでの第3内部排気開口403pは、電動送風機室411を構成する周壁の径方向(Y方向の左側)に形成されている。
左本体ケース403は、電動送風機室411の第3内部排気開口403pから左本体ケース403と左カバー404との間に排出された空気をコードリール室421内に取り入れるための内部吸気開口403qを有する。内部吸気開口403qは底部分403gに複数設けられている。これにより、内部吸気開口403qを介して空気がスムーズにコードリール室421に取り入れられる。
(1-1-2)集塵カバー
図5及び図6を用いて説明する。
集塵カバー405は、本体ケース400の出し入れ口400dを覆う状態で、本体ケース400に取り付けられる。集塵カバー405はX方向に長い長尺状をしている。集塵カバーは、本体ケース400の筒状部400aの外観形状に対応して、その横断面が円弧状をしている。
集塵カバー405は、本体ケース400における出し入れ口400d(図2参照)に面する部位の貫通孔に係合する係合片(図示省略)をX方向の他端側に有する。
集塵カバー405は、上述のようにX方向の一端側に出退可能な出退片405aを有する。出退片405aは、本体ケース400の集塵カバー取付部である貫通孔に挿入(係合)する。
(1-1-3)ハンドルカバー
図5及び図6を用いて説明する。
ハンドルカバー407は、X方向に延伸する第1延伸部407aと、第1延伸部407aの他端側から斜め後方に延伸する第2延伸部407bとを有する。つまり、ハンドルカバー407は、長辺がX方向に延伸する「L」字状をしている。
ハンドルカバー407は、本体ケース400のハンドル構成部400i(図4参照)との間に空間が存在するハンドル構成部400iを覆う。ハンドルカバーと407と本体ケース400との間の空間に、電気掃除機1の電源スイッチ、吸引力の調整スイッチ等の電気掃除機1の電気的機能を操作する操作ユニット408が配される。ハンドルカバー407は、操作ユニット408のスイッチ用の貫通孔を有する。なお、図5及び図6では、操作ユニット408がハンドルカバー407に取り付けられた状態を示している。
(1-1-4)右カバー
主に、図9の(a)を用いて説明する。
右カバー402は、右本体ケース401の半筒状部401aの他端側と半盤状部401bとに跨る状態で、右本体ケース401に固定される。右カバー402は、半筒状部401aにおける他端部のY方向の右側と対向する筒対向部402bと、半盤状部401bと対向する盤対向部402cとを有する。
筒対向部402bは、平坦部分402dと、平坦部分402dの前後両端から右本体ケース401側に張り出す張出部分402eとを有する。これにより、平坦部分402dと右本体ケース401との間に隙間が生じ、本体ケース400(右本体ケース401)の第2内部排気開口401p(図8の(a)参照)から排出された空気がスムーズに盤対向部402c側へと向かう。なお、平坦部分402dと右本体ケース401との間における隙間は第2流路室を構成する。
平坦部分402dにはX方向に沿って延伸する右リブ402fを複数有する。これにより、空気がスムーズに盤対向部402cへと向かう。
盤対向部402cはY方向から見ると円形状をしている。盤対向部402cは、右側外方へとドーム状に膨出する膨出部分402gと、膨出部分402gから右本体ケース401側に張り出す張出部分402hとを有する。
膨出部分402gは右側外方に向かって段付き状に膨出し、膨出先端は平坦状となっている。これにより、右本体ケース401との間に回路ユニット450を収容する空間を確保できると共にY方向の寸法が大きくなるのを防止できる。
張出部分402hは、膨出部分402gにおける周縁であって筒対向部402bの他端部と連結しない領域に設けられ、筒対向部402bの他端部で筒対向部402bの張出部分402eと連結する。これにより、右カバー402の張出部分402e,402hの端面が右本体ケース401に当接し、内部の空気漏れを抑制できる。
右カバー402は、筐体40(掃除機本体4)の外部へと空気を排出するための外部排気開口402jを有する。外部排気開口402jは環状に近い形状に形成されている。これにより、右カバー402(盤対向部402c)と本体ケース400との間に取り入れられた空気を偏りなく排出できる。
外部排気開口402jは、筒対向部402bと盤対向部402cとの連結部分を除いて周方向に沿って形成されている。つまり、Y方向から見ると、外部排気開口402jは「C」字状をしている。これにより、本体ケース400の第2内部排気開口401p(図8の(a)参照)から排出され、外部排気開口402jに向かう空気が回路ユニット450を通過又はその周辺を通過することとなり、回路ユニット450を効果的に冷却できる。
外部排気開口402jは、膨出部分402gにおける張出部分402hとの連結部分に近い部位に設けられている。これにより、外部排気開口402jを大きく確保できる。
外部排気開口402jが形成されている部位は、周方向に間隔をおいて形成されたリブ402kにより、膨出部分402gと張出部分402hとを補強・連結している。
(1-1-5)左カバー関係
左カバー404は、主に、左本体ケース403の第3内部排気開口403pから排出された空気をコードリール室421に供給する機能を有する。
ここでの左カバー404には、図5に示すように、掃除中の塵埃を吸い込んでいる状態を使用者に報知する発光ユニット460が設けられている。
発光ユニット460は、図5に示すように、LEDモジュール461と、LEDモジュール461からの光を導光させる導光リング463と、導光リング463を左カバー404に固定する固定蓋465とを備える。
(1-1-5-1)左カバー
図9の(b)を用いて説明する。
左カバー404は、左本体ケース403の半筒状部403aの他端側と半盤状部403bとに跨る状態で、左本体ケース403に固定される。左カバー404は、半筒状部403aにおける他端部のY方向の左側と対向する筒対向部404bと、半盤状部403bと対向する盤対向部404cとを有する。
筒対向部404bは、平坦部分404dと、平坦部分404dの前後両端から左本体ケース403側に張り出す張出部分404eとを有する。これにより、平坦部分404dと左本体ケース403との間に隙間が生じ、本体ケース(左本体ケース403)の第3内部排気開口403p(図8の(b)参照)から排出された空気がスムーズに盤対向部404c側へと向かう。なお、平坦部分404dと左本体ケース403との間における隙間は第3流路室を構成する。
平坦部分404dにはX方向に沿って延伸する左リブ404fを複数有する。これにより、空気がスムーズに盤対向部404c側へと向かう。
盤対向部404cはY方向から見ると円形状をしている。盤対向部404cは、円形状の平坦部分404gと、平坦部分404gから左本体ケース403側に張り出す張出部分404hとを有する。左カバー404が平坦部分404gを有することにより、Y方向の寸法を小さくできる。
張出部分404hは、平坦部分404gにおける周縁であって筒対向部404bの他端部と連結しない領域に設けられ、筒対向部404bの他端部で筒対向部404bの張出部分404eと連結する。これにより、左カバー404の張出部分404e,404hの端面が左本体ケース403に当接し、内部の空気漏れを抑制できる。
左カバー404は、図10の(a)に示すように、発光ユニット460を固定する固定部(他の固定部と区別するために「発光ユニット用固定部」とする)404jと、発光ユニット460を位置決めする位置決め部404k,404mとを有する。
発光ユニット460の固定には、図外のねじが利用され、左カバー404の盤対向部404cの平坦部分404g(図10の(b)参照)のねじ用の貫通孔が発光ユニット用固定部404jとして複数個設けられている。
位置決め部404kは平坦部分404gに形成された環状のリブにより構成されている。位置決め部404mは左側に突出するボスに形成された貫通孔より構成されている。
(1-1-5-2)発光ユニット
発光ユニット460は、検知センサによる検知結果に応じて発光する。
上述のように、発光ユニット460は、図10の(a)にも示すように、LEDモジュール461、導光リング463及び固定蓋465を備える。つまり、発光ユニット460は、掃除機本体4においてコードリール420の回転軸の延伸する側、具体的には左側に設けられている。
LEDモジュール461は、円環状の実装基板466に複数個のLED467が実装されてなり、例えばテープLEDである。複数個のLED467は、発光色が異なる2種類あり、埃センサユニット445(図11の(b)参照)の出力信号に合わせて発光する。
導光リング463は、円環状に配されたLED467と対向する状態で配され、LED467から発せられて入射した光をリング状に導光させて出射する。
固定蓋465は、図10に示すように、円板状部465aを有する。固定蓋465は、円板状部465aの周縁の内側部位から左本体ケース403側に延伸して、左本体ケース403の位置決め部404kと嵌合する筒部465bを有している。固定蓋465は、左カバー404側に突出して、左カバー404の位置決め部404mであるボス孔に嵌合するボス部465cを円板状部465aの中央に有している。固定蓋465は、左カバー404の発光ユニット用固定部404jに固定される被固定部465dを有する。被固定部465dは、発光ユニット用固定部404jである貫通孔を挿通するねじが螺合するねじ孔であり、左カバー404側に突出するボスに形成されている。
なお、導光リング463は、その内周縁が固定蓋465の周縁部に当接することで、左カバー404に固定される。
(1-2)電動送風機
電動送風機410は、図11の(a)に示すように、Y方向の一端に配された送風ファン414と、Y方向の他端に配されたモータ415とを備える。送風ファン414の回転軸とモータ415の回転軸とは同一線上にあり、X方向に延伸する。
電動送風機410の両端には位置決め具412,413が設けられ、位置決め具412,413が右本体ケース401と左本体ケース403の電動送風機固定板部401f、403f間に配されて、支持・固定される。なお、位置決め具412,413は防振機能を有している。
電動送風機410の上流側には、電動送風機410側に塵埃が侵入するのを防止するためのフィルタ433が設けられている。これにより、電動送風機410よりも下流側に位置する空間(例えば、コードリール室421等である)に塵埃が入り込むのを防止できる。
(1-3)コードリール
主に図12を用いて説明する。
コードリール420は、電源コードを巻き取るドラム422と、ドラム422を回転自在に支持するフレーム423と、ドラム422を電源コードの巻き取り方向に付勢するばね(図示省略)と、電源コードを引き出す際のドラム422の巻き取り方向への回転を規制するストッパー424と、筐体40の外部に露出する操作部の操作によりストッパー機能を解除する解除部(図示省略)とを備える。なお、ドラム422の回転軸は、本発明における「巻取軸」の一例に相当する。
フレーム423は、左側の有底筒状部426と、右側の板状部427と、固定軸部428とを備える。有底筒状部426は、Y方向の右側端部が底部分で塞がれ、右側の開口端部からY方向の左側に張り出す凸部分426aを有する。板状部427は矩形状をしている。固定軸部428は、有底筒状部426と板状部427とに支持され、ドラム422を回転自在に支持する。
なお、有底筒状部426の凸部分426aは左本体ケース403の左フレーム支持部403hを構成する貫通孔に嵌合し、固定軸部428の右側端は右本体ケース401の右フレーム支持部401hに嵌合する。
(1-4)パイプ接続具
主に図11の(b)を用いて説明する。
パイプ接続具440は、本体ケース400からX方向の一端側に筒状の突出するパイプ部442と、本体ケース400に固定され且つ内部がパイプ部442と連通する被固定部443と、パイプ部442に設けられ且つ接続パイプ3側に電力を供給するための端子部444と、吸込風路内を被固定部443の内部を通過する塵埃を検知する埃センサユニット445とを有する。ここでは、埃センサユニット445は、吸込風路内の一例として、被固定部443に設けられている。なお、埃センサユニット445は、埃センサの一例に相当する。
パイプ部442には接続パイプ3の他端部が取り外し可能に取り付けられ、取り外しの際の操作部446が設けられている。なお、パイプ部442に接続パイプ3が接続されると、接続パイプ3と端子部444とが電気的に接続される。
被固定部443は段付き状の筒状をしている。被固定部443は、断面形状が非円形状であって上流側に位置する被円形部分443aと、断面形状が略円形状であって下流側に位置する円形部分443bと、円形部分443bのX方向の両端から径方向の外方へ板状に張り出す張出板部分443cとを備える。
円形部分443bに埃センサユニット445が設けられている。張出板部分443cは、本体ケース400を構成する右本体ケース401におけるX方向に隣接する一対のパイプ固定板部401c間及び左本体ケース403におけるX方向に隣接する一対のパイプ固定板部403c間に配される。
埃センサユニット445は、光透過型センサであり、発光部445aと受光部445bとの間を横切る塵埃により受光量の変化を検出する。
(2)接続パイプ
図1を用いて説明する。
接続パイプ3は、筒状をし、X方向に延伸する筒状部31と、筒状部31の他端部に位置し且つ掃除機本体4に着脱可能に接続される他端接続部(掃除機本体4に接続されているため図示されていない)と、筒状部31の一端部に位置し且つ吸込具2に着脱可能に接続される一端側接続部32とを有する。
(3)吸込具
図1を用いて説明する。
吸込具2は、左右方向に延伸するヘッド部21の底部に吸込口を有し、その内部に回転ブラシ(図示省略)を収容する。
吸込具2は、ヘッド部21の左右方向の中央から接続パイプ3側に筒状に延伸する延伸筒部23を有している。延伸筒部23の内部とヘッド部21の底部の吸込口とは連通している。
(4)コードリールの位置
掃除機本体4は、X方向に沿って、集塵部43と、電動送風機部41と、コードリール部42と、ハンドル部46とをこの順で備えている。これにより、コードリール420や電動送風機410等の重量物をハンドル部46の近くに配することとなり、使用者が受ける掃除機本体4の重量感を和らげることができる。
コードリール420は、X方向の他端側から掃除機本体4を見ると、本体ケース400の筒状部400aの筒軸の延長線上に位置する(筒軸の仮想延長線がコードリールと交差する)ように、設けられている。これにより、左右方向の重量バランスをよくできる。また、掃除機本体4の表裏方向の寸法も小さくできる。
電動送風機410は、X方向の一端側から掃除機本体4を見ると、コードリール420の外周縁内に電動送風機410の外周縁が完全に含まれるように、設けられている。これにより、掃除機本体4の表裏方向の寸法も小さくできる。
X方向の他端側から掃除機本体4を見ると、筒状部400aの筒軸(電動送風機の回転軸)が、コードリール420における回転軸方向の中点を通り且つ回転軸と直交する仮想線上又は仮想線に近い位置に存在する。これにより、コードリール420の回転軸方向の重量バランスをよくできる。
X方向の他端側から掃除機本体4を見ると、コードリール420の回転軸が筒状部400aの筒軸よりも下方に位置する。これにより、掃除機本体4の表面の凹凸を小さくでき、意匠性を高めることができる。
(5)空気の流れ
電気掃除機1は掃除機本体4の内部にコードリール420を有する。このため、使用時にコードリール420付近の温度が上昇する傾向にある。コードリール420の近くには、回路ユニット450も存在する。このため、掃除機本体4は、吸込具2から吸い込んだ空気(塵埃を含む)を利用して、コードリール420を冷却すると共に、回路ユニット450の温度が上昇し難いようにしている。以下、本体ケース400内に吸い込まれた空気の流れについて図13を用いて説明する。なお、図13において、電動送風機室411、コードリール室421は、他の引き出し線と区別するために、引き出し線の選択を矢印としている。
(5-1)吸込具から電動送風機室までの流路
吸込具2から吸い込まれた塵埃を含む空気は、接続パイプ3を経由して集塵室431へと吸い込まれる。ここで、塵埃は集塵パックに集塵され、塵埃が除去された空気は、集塵室431から吸気開口400jを介して電動送風機室411へと取り入れられる。
電動送風機室411へ取り込まれた空気は、直接コードリール室421を通過する第1流路と、コードリール室421を通らない第2流路と、本体ケース400の外部を通りコードリール室421を横切る第3流路とに分かれて排出される。
(5-2)第1流路
電動送風機室411に取り込まれた空気は、第1内部排気開口400kを介してコードリール室421に取り入れられる。そして、コードリール420の周辺又は内部を通り、本体ケース400(右本体ケース401)の第4内部排気開口401q,401r(図8の(a)参照)を介して、本体ケース400の外部へと排出される。
排出された空気は、回路ユニット450の裏側や表側を通り、右カバー402の外部排気開口402jを介して掃除機本体4から外部へと排出される。なお、第1流路(本体ケース400から排出されるまで)を図13において矢印Xで表している。
(5-3)第2流路
電動送風機室411に取り込まれた空気は、本体ケース400(右本体ケース401)第2内部排気開口401p(図8の(a)参照)を介して本体ケース400と右カバー402との間の第2流路室に入る。そして、回路ユニット450の裏側(左側)又は表側を通り、右カバー402の外部排気開口402jから、掃除機本体4から外部へと排出される。なお、第2流路を図13において矢印Yで表している。
(5-4)第3流路
電動送風機室411に取り込まれた空気は、本体ケース400(左本体ケース403)第3内部排気開口403p(図8の(b)参照)を介して本体ケース400と左カバー404との間の第3流路室に入る。
そして、本体ケース400(左本体ケース403)の内部吸気開口403qを介して、コードリール室421に取り入れられる。その後、コードリール420の周辺又は内部を通り、本体ケース400(右本体ケース401)の第4内部排気開口401q,401rを介して、本体ケース400の外部へと排出される。
排出された空気は、回路ユニット450の裏側や表側を通り、右カバー402の外部排気開口402jを介して掃除機本体4から外部へと排出される。なお、第3流路を図13において矢印Zで表している。
3.掃除機支持装置関係
主に図1を用いて説明する。
(1)掃除機支持装置
掃除機支持装置6は、上述のように載置台7と支柱8とを備える。
載置台7は、偏平な箱状をし、前面の開口(上面の開口の図示は省略)から後方へと延び且つ補助集塵具9のモップ体90を挿入できる挿入空間71を有する。
載置台7の上面には挿入空間71に連通する貫通孔を左右方向に複数個有している。上面の貫通孔は、載置台7に載置された電気掃除機1の吸込具2の吸込口と対向するように設けられている。
支柱8は電気掃除機1の接続パイプ3を後方から支持する。支柱8は、上部側に補助集塵具9を収容するボックス85を着脱可能に備える。
できる。
(2)補助集塵具
補助集塵具9は、モップ、埃取り、ブラシ、ほうき、たわし、などの清掃用具である。
補助集塵具9は、図14の(a)に示すように、モップ体90と柄構造体91を備える。モップ体90は、柄構造体91に着脱可能に装着され、交換可能に構成されている。補助集塵具9は長尺状をし、その一端側をモップ体90側とする。
柄構造体91は、図14の(b)に示すように、モップ体90が交換可能に装着するモップキャップ911と、モップキャップ911が一端に装着される内パイプ913と、内パイプ913を伸縮可能に収容する外パイプ915と、内パイプ913を外パイプ915に対して位置決めする位置決めユニット93と、内パイプ913が外パイプ915に対して抜けるのを防止するストッパー917と、外パイプ915の上端を覆うキャップ919とを少なくとも備える。なお、位置決めユニット93は内パイプ913の他端側に設けられている。
(2-1)位置決めユニット
図15を用いて説明する。
位置決めユニット93は、内パイプ913に共回り状態で取り付けられるアダプタ931と、アダプタ931と外パイプ915との間に配されるストッパー933とを有する。
アダプタ931は、同図の(b)に示すように、内パイプ913の欠け部913aに嵌合する凸部931aと、ストッパー933が嵌合する嵌合部931bと、嵌合部931bの上下両端から径方向の外方へ張り出す下鍔部931c、上鍔部931dとを備える。
嵌合部931bの外周面は、同図の(c)に示すように、外周面の半径が等しい円周面931eと、外周面をその周方向に旋回するにしたがって中心から遠くなる拡径面931fとを有し、嵌合部931bは拡径面931fに隣接してさらに径方向に突出する突出部分931gを備える。
ストッパー933は、同図の(b)に示すように、弾性変形可能なゴム材料により構成され、横断面形状が「C」字状をしている。「C」字の両端に位置する部位は厚肉部933aとなっている。ストッパー933の外周面は外パイプ915の内周面に略当接し、外パイプ915が内パイプ913に対して回転すると、ストッパー933は外パイプ915と共に回転する。
ストッパー933は、一対の厚肉部933a間にアダプタ931の嵌合部931bの拡径面931fが位置するように、アダプタ931の嵌合部931bに嵌合する。これにより、外パイプ915が内パイプ913に対して回転すると、外パイプ915と共にストッパー933が回転し、やがてストッパー933の厚肉部933aが拡径面931fに達すると、ストッパー933の厚肉部933aが外パイプ915の内面を押圧する。これにより、外パイプ915が内パイプ913に固定される。
この際、外パイプ915が回転しても、アダプタ931の嵌合部931bに突出部分931gが存在するので、厚肉部933aが拡径面931fを乗り越えるようなことを防止できる。
(2-2)モップ部
図16を用いて説明する。
モップ体90は、同図の(a)に示すように、モップ装着部901と、モップ装着部901から他端側に延伸する延伸部903と、延伸部903の延伸途中に径方向に張り出す鍔部904と、延伸部903の延伸先端から他端側に延伸する一対の係止片905と、延伸部903から出没自在に突出する突出部907と、延伸部903における突出部907と反対側に設けられた回転止め部908とを有する。
一対の係止片905は平行に延伸し、両者の遠近方向(係止片905の延伸方向と直交する方向)に弾性変形可能に構成されている。係止片905は、後述のモップキャップ911の有底筒状部911bの貫通孔911cに内側から係合する。これにより、モップ体90がモップキャップ911に取り外し可能に取り付けられる。
突出部907は、内パイプ913の一端部の貫通孔913cに内側から嵌合する。これにより、モップ体90が、モップキャップ911に取り付けられた状態で、内パイプ913に取り外し可能に取り付けられる。
回転止め部908は、延伸部903の延伸方向に沿った突条により構成され、モップキャップ911の有底筒状部911bの溝部911dに嵌合する。
(2-3)モップキャップ
モップキャップ911は、図14の(b)に示すように、一端側が開口する碗状のキャップ部911aと、他端側が塞がれた有底筒状部911bとを一体で有する。
キャップ部911aの底面の中央には、図16の(b)に示すように、貫通孔911fがあり、当該貫通孔からモップ体90の係止片905が挿入される。なお、モップキャップ911の貫通孔の周辺部は、モップ体90の鍔部904と当接する。
有底筒状部911bは、図16に示すように、モップ体90の一対の係止片905の係止部分905aに対応する貫通孔911cと、モップ体90の回転止め部908に対応する溝部911dと、モップ体90の延伸部903の突出部907に対応した貫通溝911eとを有している。
モップキャップ911の溝部911dは、周壁の一部が径方向の外側に突条に膨出することで形成されている。当該突条部分は、内パイプ913に対する位置決め部として機能し、内パイプ913の一端部の欠け部913dに嵌合する。
(2-4)内パイプ
内パイプ913は円筒状をしている。
内パイプ913の他端部には、図15に示すように、アダプタ931の位置決め用の凸部931aが嵌合する欠け部913aと、アダプタ931の係止片931h用の貫通孔913bとを有する。
内パイプ913の一端部には、図16に示すように、モップ体90の突出部907用の貫通孔913cと、モップキャップ911の溝部911d用の欠け部913dとを有する。
(2-5)外パイプ
外パイプ915は、図14に示すように、モップ体90が取り付けられた内パイプ913が一端側の端部から挿入され、他端部にキャップ919が取り付けられる。
外パイプ915の一端部の内側にストッパー917が挿入され、固定されている。ストッパー917は、内径が位置決めユニット93を構成するアダプタ931の嵌合部931bの外径よりも小さい円筒体により構成されている。
ストッパー917は、外パイプ915に固定する固定部(他の固定部と区別するために、外パイプ用固定部とする)917aを有している。外パイプ用固定部917aは図16の(b)に示すように、外側へと突出し径方向に弾性変形可能な突出片により構成されている。外パイプ用固定部917aは、外パイプ915一端部の貫通孔915bに嵌合する。
ストッパー917の外径は、外パイプ915の中央部分の内径よりも大きく、外パイプ915の端部に形成されている大径部915cに挿入されると共に、ストッパー917の他端側への移動が規制される。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってよい。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
<変形例>
(1)実施形態のコードリール420の巻取軸は、Y方向(左右方向)に延伸しているが、他の方向、例えば表裏方向に延伸してもよいし、X方向に延伸してもよいし、左右方向と交差する方向に延伸してもよいし、表裏方向と交差する方向に延伸してもよいし、X方向と交差する方向に延伸してもよい。
なお、掃除機本体の空気の流れに着目する場合、コードリールの巻取軸の延伸方向は、第一方向と交差する方向であっても、第一方向と平行な方向であってもよい。
(2)実施形態では、電動送風機410は、X方向の一端側から掃除機本体を見ると、コードリール420の外周縁内に電動送風機410の外周縁が完全に含まれるように、設けられているが、電動送風機の一部(15%以内)が、コードリールの外周縁内から張り出してもよい。
(3)実施形態では、電動送風機室411内に取り入れた空気を3つの流路で排出しているが、回路ユニットを冷却する必要がない場合、回路ユニットがコードリールの周辺にない場合等は、第2流路を形成しなくてもよい。また、例えば、コードリール室の空気量が十分である場合は、第3流路を形成しなくてもよい。
(4)実施形態では、回路ユニット450を右本体ケース401と右カバー402との間に備えているが、例えば、本体ケースの表側を表カバーで覆うようにして、表カバーと本体ケースとの間に回路ユニットを収容するようにしてもよい。この場合、本体ケースの表側部分に第2内部排気開口を設けて表カバーに外部排気開口を設けてもよいし、本体ケースの表側部分に第2内部排気開口を設けて右カバーの外部排気開口から排出するようにしてもよい。
(5)実施形態では、電動送風機室411内に取り入れた空気の一部をコードリール420の巻取軸に沿って流動させているが、巻取軸と交差する方向、例えば、表裏方向に流動させるようにしてもよい。
(6)実施形態では、本体ケース400を左右方向に分割した右本体ケース401と左本体ケース403とで構成しているが、例えば、表裏方向に分割した表本体ケースと裏本体ケースとで構成してもよいし、例えば3個以上のケースから本体ケースを構成するようにしてもよい。
(7)実施形態では、発光ユニット460は左カバー404側に設けられているが、使用者が認識できる部位にあればよく、例えば、右カバー側でもよいし、本体ケースの表側でもよい。
(8)実施形態では、右カバー402は、右本体ケース401の半筒状部401aの他端側と半盤状部401bとに跨る状態、つまり、半筒状部401aの他端側と半盤状部401bとをコードリール420の回転軸の延伸する方向の外側から覆う状態で固定されているが、少なくとも半筒状部401aの第2内部排気開口401pとコードリール室421とを覆えばよい。なお、右カバーを、第2内部排気開口を覆う第1右カバーと、コードリール室を覆う第2右カバーとの複数部材から構成してもよい。
(9)実施形態では、左カバー404は、左本体ケース403の半筒状部403aの他端側と半盤状部403bとに跨る状態、つまり、半筒状部403aの他端側と半盤状部403bとをコードリール420の回転軸の延伸する方向の外側から覆う状態で固定されているが、少なくとも半筒状部403aの第3内部排気開口403pとコードリール室421とを覆えばよい。なお、左カバーを、第3内部排気開口を覆う第1左カバーと、コードリール室を覆う第2左カバーとの複数部材から構成してもよい。
A 電気掃除機ユニット
1 電気掃除機
2 吸込具
3 接続パイプ
4 掃除機本体
6 掃除機支持装置
40 筐体
41 電動送風機部
42 コードリール部
43 集塵部
45 回路ユニット部
400 本体ケース
410 電動送風機
411 電動送風機室
420 コードリール
421 コードリール室

Claims (5)

  1. 塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有するとともに、回路ユニットが配された回路ユニット室を有する掃除機本体を備え、
    前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配され、
    前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記吸気開口から取り入れた空気を前記電動送風機室から排出するための内部排気開口とを有し、
    前記掃除機本体は、前記内部排気開口から排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有し、
    前記内部排気開口は、内部排気開口Aおよび内部排気開口Bを含み、
    前記内部排気開口Aから排出された空気は、前記コードリール室内および前記回路ユニット室内を通過し、前記外部排気開口から排出され、
    前記内部排気開口Bから排出された空気は、前記内部排気開口Aから排出された空気が流れる流路とは異なる流路で前記回路ユニット室内に流入し、前記外部排気開口から排出され
    前記掃除機本体は、前記第2方向の両側にカバーを有し、
    一方のカバーと前記コードリール室との間を通過した空気は、前記コードリール室内を通過して他方のカバーに形成されている前記外部排気開口へと向かう
    電気掃除機。
  2. 塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有するとともに、回路ユニットが配された回路ユニット室を有する掃除機本体を備え、
    前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配され、
    前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記吸気開口から取り入れた空気を前記電動送風機室から排出するための内部排気開口とを有し、
    前記掃除機本体は、前記内部排気開口から排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有し、
    前記内部排気開口は、内部排気開口Aおよび内部排気開口Bを含み、
    前記内部排気開口Aから排出された空気は、前記コードリール室内および前記回路ユニット室内を通過し、前記外部排気開口から排出され、
    前記内部排気開口Bから排出された空気は、前記内部排気開口Aから排出された空気が流れる流路とは異なる流路で前記回路ユニット室内に流入し、前記外部排気開口から排出され
    前記掃除機本体は、前記第2方向の両側にカバーを有し、
    前記コードリールはドラムに貫通孔を有し、
    一方のカバー側から前記コードリール室内に流入した空気は、前記貫通孔を通過して、前記コードリール室から他方のカバー側に流出し、前記外部排気開口から排出される
    電気掃除機。
  3. 塵埃を集塵する集塵部と、電動送風機が電動送風機室内に配置されている電動送風機部と、コードリールがコードリール室内に配されているコードリール部とを第1方向に有するとともに、回路ユニットが配された回路ユニット室を有する掃除機本体を備え、
    前記コードリールは、電源コードを巻き取る巻取軸が前記第1方向と交差する第2方向に沿うよう配され、
    前記電動送風機部は、前記集塵部側から前記電動送風機室内に空気を取り入れるための吸気開口と、前記吸気開口から取り入れた空気を前記電動送風機室から排出するための内部排気開口とを有し、
    前記掃除機本体は、前記内部排気開口から排出された空気を外部に排出させるための外部排気開口を有し、
    前記内部排気開口は、内部排気開口Aおよび内部排気開口Bを含み、
    前記内部排気開口Aから排出された空気は、前記コードリール室内および前記回路ユニット室内を通過し、前記外部排気開口から排出され、
    前記内部排気開口Bから排出された空気は、前記内部排気開口Aから排出された空気が流れる流路とは異なる流路で前記回路ユニット室内に流入し、前記外部排気開口から排出され
    前記内部排気開口Aから排出されて前記コードリール室内を通過した空気と、前記内部排気開口Bから排出された空気とは、前記回路ユニット室で合流して、前記外部排気開口から排出される
    電気掃除機。
  4. 前記第2方向の両側にカバーを備える
    請求項に記載の電気掃除機。
  5. 前記コードリールはドラムに貫通孔を有し、
    一方のカバー側から前記コードリール室内に流入した空気は、前記貫通孔を通過して、前記コードリール室から他方のカバー側に流出し、前記外部排気開口から排出される
    請求項又は4に記載の電気掃除機。
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