JP7107497B2 - Dna鎖上のアデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体 - Google Patents
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Description
[1]それぞれ3つの相補性決定領域(CDR)を含む重鎖可変(VH)領域および軽鎖可変(VL)領域を含み、
VH領域のCDR1のアミノ酸配列がGly-Tyr-Ser-Ile-Thr-Ser-Gly-Tyr-Ser(配列番号1)であり、
VH領域のCDR2のアミノ酸配列がIle-His-Tyr-Ser-Gly-Arg-Thr(配列番号2)であり、
VH領域のCDR3のアミノ酸配列がAla-Thr-Tyr-Asp-Tyr-Asp-Gly-Tyr-Tyr-Val-Met-Asp-Tyr(配列番号3)であり、
VL領域のCDR1のアミノ酸配列がGln-Ser-Ile-Val-Asn-Ser-Asn-Gly-Asn-Thr-(配列番号4)であり、
VL領域のCDR2のアミノ酸配列がLys-Val-Ser(配列番号5)であり、
VL領域のCDR3のアミノ酸配列がPhe-Gln-Gly-Ser-His-Val-Pro-Arg-Thr(配列番号6)である、
DNA鎖上のアデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片、あるいは配列番号1、3、4および6からなる群から選択される1以上のアミノ酸配列において1~3個の保存的アミノ酸置換を含む前記抗体または抗原結合断片の機能保存的変異体、
[2]配列番号7で示されるアミノ酸配列を含むVH領域または配列番号7で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも97%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むVH領域、および配列番号8で示されるアミノ酸配列を含むVL領域または配列番号8で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも97%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むVL領域を含む、DNA鎖上のアデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片、および
[3]IgG、Fab、Fab’、F(ab’)2、または単鎖抗体のいずれかの形態である、[1]または[2]記載の抗体、機能保存的アミノ酸置換抗体、または抗原結合断片
を提供する。
「抗体」とは、イムノグロブリンであり、2本の同一の重鎖および2本の同一の軽鎖という計4本のポリペプチド鎖からなるサブ構造を有するポリペプチドである。重鎖(H鎖)および軽鎖(L鎖)には、抗体間でそのアミノ酸配列が非常に高く類似する定常領域、および抗体間でそのアミノ酸配列が大きく異なる可変領域が存在する。定常領域の内、軽鎖定常領域をCL領域、および重鎖定常領域をCH領域という。重鎖定常領域には第一定常(CH1)領域、第二定常(CH2)領域ならびに第三定常(CH3)領域が存在する。可変領域の内部でアミノ酸配列が特に大きく変化する部分は限られており、相補性決定領域(complementarity-determining region; CDR)と呼ばれる。CDRは抗原に対する特異性を決定する。重鎖可変領域(VH領域)に3つのCDR(VH CDR1、VH CDR2、VH CDR3)、軽鎖可変領域(VL領域)に3つのCDR(VL CDR1、VL CDR2、VL CDR3)が存在する。CDR以外の可変領域をフレームワークといい、アミノ酸がほとんど変化せずにCDR領域を構造的に支える役割をする。
本発明は、3つのCDRを含むVH領域および3つのCDRを含むVL領域を含み、
VH CDR1のアミノ酸配列がGly-Tyr-Ser-Ile-Thr-Ser-Gly-Tyr-Ser(配列番号1)であり、
VH CDR2のアミノ酸配列がIle-His-Tyr-Ser-Gly-Arg-Thr(配列番号2)であり、
VH CDR3のアミノ酸配列がAla-Thr-Tyr-Asp-Tyr-Asp-Gly-Tyr-Tyr-Val-Met-Asp-Tyr(配列番号3)であり、
VL CDR1のアミノ酸配列がGln-Ser-Ile-Val-Asn-Ser-Asn-Gly-Asn-Thr-Tyr(配列番号4)であり、
VL CDR2のアミノ酸配列がLys-Val-Ser(配列番号5)であり、
VL CDR3のアミノ酸配列がPhe-Gln-Gly-Ser-His-Val-Pro-Arg-Thr(配列番号6)である、
DNA上のアデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体およびその抗原結合断片(以下、「本発明の抗体および抗原結合断片」という)を提供する。
NH2-[VH領域]-[リンカー]-[VL領域]-COOH
(a)配列番号7で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも95%、例えば、少なくとも96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むVH領域、および
(b)配列番号8で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも95%、例えば、少なくとも96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むVL領域
を含む、アデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片が挙げられる。またさらに、本発明の抗体および抗原結合断片の機能保存的変異体の例として、
(a)配列番号7で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも95%、例えば、少なくとも96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有するアミノ酸配列からなるVH領域、および
(b)配列番号8で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも95%、例えば、少なくとも96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有するアミノ酸配列からなるVL領域
を含む、アデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片が挙げられる。上記機能保存的変異体のVH領域およびVL領域は、それぞれ配列番号7および配列番号8に対し、規定する配列同一性を維持する範囲内でいずれの変異を有していてもよい。かかる変異は、VH領域およびVL領域中のいずれの位置にあってもよい。また、上記機能保存的変異体において、VH領域およびVL領域のいずれか一方は、配列番号7または配列番号8で示されるアミノ酸配列に対して100%の配列同一性を有していてもよい。
本発明の抗体および抗原結合断片は、当該分野で既知のいずれかの方法によって製造することができる。例えば、本発明の抗体および抗原結合断片は、ハイブリドーマ細胞、または抗体あるいは抗原結合断片を発現するように遺伝子を組換えた細胞(例えば、動物細胞、魚類細胞、昆虫細胞、および植物細胞)および微生物(ファージ、細菌、酵母などを含む)などから産生され得る。本発明の抗体および抗原結合断片は、また、無細胞タンパク質合成系を使用して製造することもできる。
本発明は、さらに、本発明の抗体またはその抗原結合断片、またはそれらの機能保存的変異体を含む、DNA鎖上のアデノシン型サイクロプリンを測定または検出するための試薬を提供する。かかる試薬は、当業者の知る常法により製造できる。該試薬は、例えば、酵素免疫測定法(EIA)、蛍光免疫測定法(FIA)、放射免疫測定法(RIA)、化学発光免疫測定法(CIA)、免疫比濁法、免疫比ろう法、ラテックス凝集法、ラテックス比濁法、赤血球凝集反応、粒子凝集反応、ウェスタンブロット法、免疫染色、免疫沈降法、イムノクロマト法、酵素標識免疫法(ELISA)などに利用できる。
〔操作1〕抗原の作製
分子中に1個の5’S-cyclo-dAを含む20-merオリゴヌクレオチドにビオチンを標識した合成品(日本遺伝子研究所製)を購入した。配列は5’-biotin-TsCsTsCsCsCNXNGsCsGsTsGsCsGsCsCsTsT-3’であり、Xは、5’S-cyclo-dAであり、Nは、G、C、A、Tの4塩基のいずれかである。sは、ホスホロチオエート(phosphorothioate)結合を示す。購入したビオチン標識オリゴヌクレオチドとアビジンを1:1の比率で混合し、抗原として用いた。
操作1により得られた抗原と完全フロイントアジュバント(Difco製)を1:1の比率で混合して乳化し、7週齢BALB/cマウス(雌)の腹腔内へ注射し免疫付けを行った。注射は初回、初回から2週間後、4週間後、6週間後および8週間後の合計5回実施した。
最終免疫1週間後にマウスから外科的な方法で脾臓を摘出し、単個細胞にした後、等量のミエローマ細胞(P3X3Ag8.653)と50%ポリエチレングリコール1500を用いて融合した。96穴培養プレートに105個ずつ融合細胞を入れ、HATを含む培地を交換しながら選択培養した。
スクリーニングにより選択した陽性ウェルのハイブリドーマを、限界希釈法により1細胞/穴になるように96穴細胞培養用プレートに播種した。2週間程度培養し、その培養上清を用いてELISA法によりアデノシン型サイクロプリン(Cyclo-dA)を含むオリゴヌクレオチドに反応し、且つ、Cyclo-dAを含まないオリゴヌクレオチドには反応しないウェルのハイブリドーマを選択した。この作業を2回繰り返し、最終的に1種類のハイブリドーマ株を樹立した。
当該ハイブリドーマ細胞を培養し、抗体を含む培養上清と飽和硫安溶液を1:1の比率で混合し、沈殿物のみを回収した。沈殿物を超純水で再溶解後、PBSで透析し、粗精製された抗体溶液を得た。
硫酸プロタミンをコートした96穴プレートに、5ng/穴の5’S-cyclo-dAを含むオリゴヌクレオチド 5’S-cyclo-dA-oligo20(5’-TCTCCCNXNGCGTGCGCCTT-3’、ただし、Xは5’S-cyclo-dAであり、NはG、C、A、Tのいずれかの塩基である)を一晩37℃で吸着させた。ブロッキング処理後、プレートに固定したCyclo-dAを含むオリゴヌクレオチドの約半数と結合する濃度の本発明抗体(操作5で得られた粗精製抗体をPBSにより50,000倍希釈)と、0、5、50、または500ng/穴の競合阻害剤5’S-cyclo-dA-oligo14(5’-ACTGTGXCTGATCT-3’、ただし、Xは5’S-cyclo-dA)、5’R-cyclo-dA-oligo14(5’-ACTGTGYCTGATCT-3’、ただし、Yは5’R-cyclo-dA)、またはcontrol-oligo14(5’-ACTGTGACTGATCT-3’を混合し、37℃で30分間反応させた。続いて、ビオチン標識抗マウスIgG-F(ab’)2抗体(Rockland製)を反応させた。さらに、ポリペルオキシダーゼ標識ストレプトアビジン(SDT製)を反応させシグナルを増幅した。最後にOPD(o-フェニレンジアミン二塩酸塩)基質液を用いて492nmの吸光度を測定した。
硫酸プロタミンをコートした96穴プレートに50ng/穴の5’S-cyclo-dA-oligo20、5’S-cyclo-dG-oligo20(5’-TCTCCCNZNGCGTGCGCCTT-3’、ただし、Zは5’S-cyclo-dGであり、NはG、C、A、Tのいずれかの塩基である)、およびcontrol-oligo20(5’-TCTCCCNANGCGTGCGCCTT-3’、ただし、NはG、C、A、Tのいずれかの塩基)を一晩37℃で吸着させた。ブロッキング処理後、本発明の抗体(操作5で得られた粗精製抗体をPBSにより10,000倍希釈)を加え37℃で30分間反応させた。続いて、ペルオキシダーゼ標識抗マウスIgG抗体を反応させた後、OPD基質液を用いて492nmの吸光度を測定した。
本発明のモノクローナル抗体を発現するハイブリドーマより、NucleoSpin RNAII(TAKARA製)を用いてTotal RNAを抽出し、逆転写酵素ReverTra Ace(TOYOBO製)でcDNAを合成した。当該ハイブリドーマのサブクラスが、重鎖はIgG2a、軽鎖がκであることから、cDNA合成の際のプライマーに、重鎖の場合はMuIgGVH3’-2 (CCCAAGCTTCCAGGGRCCARKGGATARACIGRTGG、I=inosine,K=GまたはT,R=AまたはG)、軽鎖の場合は MuIgκVL3’-1 (CCCAAGCTTACTGGATGGTGGGAAGATGGAを使用した。
硫酸プロタミンをコートした96穴プレートに100,000塩基当たり0、0.1、0.2、0.5、1あるいは2個のアデノシン型サイクロプリン(Cyclo-dA)を含む20merオリゴヌクレオチドを1μg/穴の濃度で加え、一晩37℃で吸着させた。ブロッキング処理後、本発明抗体(実施例1の操作5で得られた粗精製抗体をPBSにより30,000倍希釈)を加え37℃で30分間反応させた。続いて、ビオチン標識抗マウスIgG-F(ab’)2抗体(Rockland製)を反応させた。さらに、ポリペルオキシダーゼ標識ストレプトアビジン(SDT製)を反応させシグナルを増幅した。最後にOPD基質液を用いて492nmの吸光度を測定し当該吸光度により、感度の確認を行った。
5ヶ月齢の色素性乾皮症A群のモデルマウス(XP-Aマウス)から臓器を取り出した。臓器をすりつぶした後、DNA EXTRACTOR TIS kit(和光純薬)を用いてDNAを抽出した。硫酸プロタミンをコートした96穴プレートに臓器DNAを1μg/穴の濃度で加え、一晩37℃で吸着させた。同時に、検量線用のCyclo-dAオリゴヌクレオチド(100,000塩基中に0、1、2、5あるいは10のCyclo-dAを含む)やDNA非特異結合測定用の仔牛胸腺DNAも1μg/穴の濃度で吸着させた。ブロッキング処理後、本発明抗体(PBSにより30,000倍希釈)を加え、37℃で30分間反応させた。続いて、ビオチン標識抗マウスIgG-F(ab’)2抗体(Rockland製)を反応させた。さらに、ポリペルオキシダーゼ標識ストレプトアビジン(SDT製)を反応させシグナルを増幅した。最後にOPD基質液を用いて492nmの吸光度を測定した。臓器DNA中のCyclo-dAの蓄積量は、サンプルの吸光度から仔牛胸腺DNA吸光度を差し引いた値を検量線と比較することにより求めた。
ヒト骨肉腫(U2OS)細胞2×105個を35mmガラス底ディッシュ(MatTek)に植え、24時間培養後、Cyclo-dAを含むオリゴヌクレオチド、あるいは対照オリゴヌクレオチド10μgをjetPRIME細胞導入試薬(Polyplus-Transfection)と共に4時間処理した。正常培地に交換し、24時間培養後、細胞を4%ホルマリンで10分間室温処理により固定し、さらに氷冷0.5%Triton-Xで5分間処理により浸透化した。20%牛胎児血清でブロッキング後、本発明抗体(PBSにて30,000倍希釈)、続いてAlexa488標識抗マウスIgG-F(ab’)2抗体(Invitrogen,200倍希釈)をそれぞれ37℃で30分間反応させ、Cyclo-dAを染色した。さらに、細胞骨格(F-actin)の染色のため、Alexa594-phalloidin(Invitrogen)を4℃で20分間反応させ、細胞核DNA染色のために0.05μg/mlのDAPIを室温で5分間反応させた。カバーグラスで包埋後、蛍光顕微鏡を用いて3波長の蛍光画像を撮影し、Adobe Photoshopにより画像を重合した。
SEQ ID NO.10: Control-oligo14
SEQ ID NO.11: Control-oligo20, wherein n is a, c, g, or t.
SEQ ID NO.12: Primer MuIgGVH3’-2, wherein n is inosine.
SEQ ID NO.13: Primer MuIgκVL3’-1
Claims (3)
- それぞれ3つの相補性決定領域(CDR)を含む重鎖可変(VH)領域および軽鎖可変(VL)領域を含み、
VH領域のCDR1のアミノ酸配列がGly-Tyr-Ser-Ile-Thr-Ser-Gly-Tyr-Ser(配列番号1)であり、
VH領域のCDR2のアミノ酸配列がIle-His-Tyr-Ser-Gly-Arg-Thr(配列番号2)であり、
VH領域のCDR3のアミノ酸配列がAla-Thr-Tyr-Asp-Tyr-Asp-Gly-Tyr-Tyr-Val-Met-Asp-Tyr(配列番号3)であり、
VL領域のCDR1のアミノ酸配列がGln-Ser-Ile-Val-Asn-Ser-Asn-Gly-Asn-Thr-Tyr(配列番号4)であり、
VL領域のCDR2のアミノ酸配列がLys-Val-Ser(配列番号5)であり、
VL領域のCDR3のアミノ酸配列がPhe-Gln-Gly-Ser-His-Val-Pro-Arg-Thr(配列番号6)である、
DNA鎖上のアデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片。 - 配列番号7で示されるアミノ酸配列を含むVH領域または配列番号7で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも97%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むVH領域、および配列番号8で示されるアミノ酸配列を含むVL領域または配列番号8で示されるアミノ酸配列に対し少なくとも97%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むVL領域を含み、DNA鎖上のアデノシン型サイクロプリンに特異的に結合する、請求項1記載の抗体またはその抗原結合断片。
- IgG、Fab、Fab’、F(ab’)2、または単鎖抗体のいずれかの形態である、請求項1または2記載の抗体またはその抗原結合断片。
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Non-Patent Citations (2)
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Takaaki Iwamoto et al.,Quantitative and in situ Detection of Oxidatively Generated DNA Damage 8,5'-Cyclo-2'-Deoxyadenosine Using an Immunoassay with a Novel Monoclonal Antibody,Photochemistry and Photobiology,2014年,Vol.90,pp.829-836 |
岩本 顕聡,色素性乾皮症A群患者の神経障害に及ぼす酸化的DNA損傷サイクロプリンの役割,[online],科学研究費助成事業 研究成果報告書,2016年06月03日,課題番号:24790895,インターネット<URL:https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-24790895/24790895seika.pdf>[検索日:2021年10月22日] |
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