JP7106987B2 - Intake manifold for internal combustion engine - Google Patents
Intake manifold for internal combustion engine Download PDFInfo
- Publication number
- JP7106987B2 JP7106987B2 JP2018099844A JP2018099844A JP7106987B2 JP 7106987 B2 JP7106987 B2 JP 7106987B2 JP 2018099844 A JP2018099844 A JP 2018099844A JP 2018099844 A JP2018099844 A JP 2018099844A JP 7106987 B2 JP7106987 B2 JP 7106987B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake manifold
- internal combustion
- combustion engine
- resonator
- resonance chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Description
本発明は、内燃機関のインテークマニホールドに関する。 The present invention relates to an intake manifold for an internal combustion engine.
共鳴効果を利用して所定周波数の騒音を低減するレゾネータが知られている。例えば特許文献1に記載のものでは、車室下方に内燃機関を備える車両において、内燃機関の上方に配設されるエンジンカバーにレゾネータの連通孔を接続するとともに、レゾネータの共鳴室を車室内において左右に配設されるシートの間に設置することにより、エンジンコンパートメント内で発生する特定周波数域の騒音を低減するようにしている。 A resonator is known that reduces noise of a predetermined frequency by using a resonance effect. For example, in Patent Document 1, in a vehicle provided with an internal combustion engine in the lower part of the passenger compartment, a communicating hole of a resonator is connected to an engine cover disposed above the internal combustion engine, and a resonance chamber of the resonator is placed in the passenger compartment. By installing it between the seats arranged on the left and right sides, the noise in the specific frequency range generated in the engine compartment is reduced.
ところで、エンジンコンパートメント内の騒音を低減するために同エンジンコンパートメント内にレゾネータを配設しようとすると、そうしたレゾネータを配設するための空間をエンジンコンパートメント内に用意しなければならない。そのため、レゾネータの配設空間の分だけエンジンコンパートメント内は容積が減少して狭くなってしまう。 By the way, if an attempt is made to dispose a resonator in the engine compartment in order to reduce noise within the engine compartment, a space for disposing such a resonator must be prepared in the engine compartment. As a result, the volume of the interior of the engine compartment is reduced by the space in which the resonator is installed, resulting in a narrower space.
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、レゾネータの配設に伴うエンジンコンパートメント内の容積減少を抑えることのできる内燃機関のインテークマニホールドを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an intake manifold for an internal combustion engine capable of suppressing volumetric reduction in the engine compartment due to the provision of a resonator.
上記課題を解決する内燃機関のインテークマニホールドは、内燃機関の気筒配列方向に延びるサージタンクと、前記サージタンク内の空気を各気筒に分配する湾曲した分配通路と、前記分配通路の湾曲部位よりも内側の位置に形成された共鳴室と、前記共鳴室の内部を外部に連通させる連通孔とを有している。 An intake manifold for an internal combustion engine that solves the above problems includes a surge tank extending in the cylinder arrangement direction of the internal combustion engine, a curved distribution passage that distributes the air in the surge tank to each cylinder, and a curved portion of the distribution passage. It has a resonance chamber formed at an inner position, and a communication hole that communicates the inside of the resonance chamber with the outside.
同構成によれば、上記共鳴室や上記連通孔を有するレゾネータがインテークマニホールドと一体になっており、エンジンコンパートメント内に配置される内燃機関にこのインテークマニホールドを取り付けることによって、エンジンコンパートメント内にレゾネータが配設される。ここで、同構成では、上記分配通路の湾曲部位よりも内側の位置にレゾネータを設けているため、インテークマニホールドの形状を大型化させることなく当該インテークマニホールドにレゾネータを設けることができる。従って、同構成によれば、レゾネータの配設に伴うエンジンコンパートメント内の容積減少を抑えることができる。 According to this configuration, the resonator having the resonance chamber and the communication hole is integrated with the intake manifold. By attaching the intake manifold to the internal combustion engine arranged in the engine compartment, the resonator can be installed in the engine compartment. are placed. Here, in this configuration, since the resonator is provided inside the curved portion of the distribution passage, the resonator can be provided in the intake manifold without enlarging the shape of the intake manifold. Therefore, according to this configuration, it is possible to suppress the volume reduction in the engine compartment due to the arrangement of the resonator.
以下、内燃機関のインテークマニホールドの一実施形態について、図1~図4を参照して説明する。なお、本実施形態のインテークマニホールド10は、直列4気筒の内燃機関に組み付けられる樹脂製のインテークマニホールドである。
An embodiment of an intake manifold for an internal combustion engine will be described below with reference to FIGS. 1 to 4. FIG. The
図1に示すように、車両100の前部に設けられるエンジンコンパートメント110内には、複数の気筒を有する内燃機関1が横置きで搭載される。この内燃機関1の吸気ポートには、当該内燃機関1の各気筒に空気を供給するインテークマニホールド10が組み付けられる。
As shown in FIG. 1 , an internal combustion engine 1 having a plurality of cylinders is horizontally mounted in an
図2に示すように、インテークマニホールド10には、組み付け対象の内燃機関1の気筒配列方向(図2及び図4に示す矢印L方向)に延びるサージタンク30が設けられている。
As shown in FIG. 2, the
気筒配列方向に延びるサージタンク30の長手方向(図2及び図4に示す矢印L方向と同一方向)における一方の端部にはスロットル用フランジ32が設けられており、同スロットル用フランジ32には、サージタンク30に空気を導入する空気導入口33が形成されている(図4参照)。このスロットル用フランジ32には、スロットルバルブを備えたスロットルボディ(図示略)が接続される。
A
図2及び図3に示すように、インテークマニホールド10には、サージタンク30から分岐した湾曲状の通路であって、サージタンク30内の空気を内燃機関1の各気筒に分配供給する分配通路20が気筒の数だけ設けられている。また、図2に示すように、分配通路20の吸気下流側には、分配通路20を内燃機関1の吸気ポートに接続するためのポート用フランジ21が設けられている。
As shown in FIGS. 2 and 3 , the
図3や図4に示すように、分配通路20にあってその湾曲部位よりも内側の位置には、レゾネータ70の共鳴室71が形成されている。より詳細には、サージタンク30と分配通路20との間に形成される空間であって、サージタンク30の下部の壁面39と、湾曲した分配通路20の内周側の壁面24との間に形成される空間が共鳴室71となっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, a
この共鳴室71は、サージタンク30の長手方向(図4に示す矢印L方向と同一方向)に延びており、その一端は第1壁部72によって閉塞されている。また、共鳴室71の他端側には、共鳴室71の内部を外部(より詳細にはインテークマニホールド10の外部空間)に連通させる連通孔74を有した第2壁部73が設けられている。
The
本実施形態では、第1壁部72や第2壁部73が板状の別部材で用意されており、これら第1壁部72及び第2壁部73をインテークマニホールド10に振動溶着などで固定しているが、他の方法で第1壁部72及び第2壁部73をインテークマニホールド10に設けてもよい。例えば、第1壁部72や第2壁部73をインテークマニホールド10に一体形成してもよい。
In this embodiment, the
共鳴室71の内部は上記連通孔74を介してインテークマニホールド10の外部空間、つまりエンジンコンパートメント110内の空間と連通する。エンジンコンパートメント110内で発生する特定周波数の音波が連通孔74を介して共鳴室71に入射すると、入射した音波と同一周波数であって逆位相の共鳴音波が共鳴室71から発生する。そして、この共鳴音波によってエンジンコンパートメント110内で発生する特定周波数の音波の音圧レベルが低減される。
The interior of the
上記第2壁部73の連通孔74は、レゾネータ70の首部として機能する。つまり、第2壁部73の厚さtがレゾネータ70の首部の長さになり、連通孔74の直径Dがレゾネータ70の首部の直径になる。そして、サージタンク30の長手方向における第1壁部72の固定位置を変更すれば共鳴室71の容積Vは変化する。また、サージタンク30の長手方向における第2壁部73の固定位置を変更しても共鳴室71の容積Vは変化する。
A
本実施形態では、レゾネータ70の共鳴周波数がエンジンコンパートメント110内において低減したい騒音の周波数帯域と合うように、第2壁部73の厚さt、連通孔74の直径D、及び共鳴室71の容積Vはそれぞれ最適化されている。
In this embodiment, the thickness t of the
以上説明した本実施形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)共鳴室71や連通孔74を有するレゾネータ70がインテークマニホールド10と一体になっており、エンジンコンパートメント110内に配置される内燃機関1にこのインテークマニホールド10を取り付けることによって、エンジンコンパートメント110内にレゾネータ70が配設される。
According to this embodiment described above, the following effects can be obtained.
(1) The
ここで、本実施形態では、上記分配通路20の湾曲部位よりも内側の位置にレゾネータ70を設けているため、インテークマニホールド10の形状を大型化させることなく当該インテークマニホールド10にレゾネータ70を設けることができる。従って、レゾネータ70の配設に伴うエンジンコンパートメント110内の容積減少を抑えることができる。
Here, in this embodiment, since the
(2)インテークマニホールド10とレゾネータ70とが一体になっており、エンジンコンパートメント110内に配置される内燃機関1にインテークマニホールド10を組み付けるだけで、エンジンコンパートメント110内へのレゾネータ70の設置が完了する。従って、エンジンコンパートメント110内に別途レゾネータを組み付ける作業は不要になる。
(2) The
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・インテークマニホールド10は、直列4気筒の内燃機関に組み付けられるインテークマニホールドであったが、他の気筒配列や気筒数を有する内燃機関のインテークマニホールドでもよい。また、インテークマニホールド10は樹脂製であったが、他の材質でもよい。
In addition, this embodiment can be changed and implemented as follows. This embodiment and the following modified examples can be implemented in combination with each other within a technically consistent range.
The
1…内燃機関、10…インテークマニホールド、20…分配通路、21…ポート用フランジ、24…壁面、30…サージタンク、32…スロットル用フランジ、33…空気導入口、39…壁面、70…レゾネータ、71…共鳴室、72…第1壁部、73…第2壁部、74…連通孔、100…車両、110…エンジンコンパートメント。
Reference Signs List 1
Claims (2)
内燃機関の気筒配列方向に延びるサージタンクと、
前記サージタンク内の空気を各気筒に分配する湾曲した分配通路と、
前記分配通路の湾曲部位よりも内側の位置に形成された共鳴室と、
前記共鳴室の内部を、前記エンジンコンパートメント内の空間に連通させる連通孔とを有する
内燃機関のインテークマニホールド。 Located in the vehicle's engine compartment,
a surge tank extending in the cylinder arrangement direction of the internal combustion engine;
a curved distribution passage that distributes the air in the surge tank to each cylinder;
a resonance chamber formed at a position inside the curved portion of the distribution passage;
An intake manifold for an internal combustion engine, comprising a communication hole that communicates the interior of the resonance chamber with the space within the engine compartment .
請求項1に記載の内燃機関のインテークマニホールド。 An intake manifold for an internal combustion engine according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099844A JP7106987B2 (en) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | Intake manifold for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099844A JP7106987B2 (en) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | Intake manifold for internal combustion engine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019203461A JP2019203461A (en) | 2019-11-28 |
JP7106987B2 true JP7106987B2 (en) | 2022-07-27 |
Family
ID=68726460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018099844A Active JP7106987B2 (en) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | Intake manifold for internal combustion engine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7106987B2 (en) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003172215A (en) | 2001-12-06 | 2003-06-20 | Tokyo Roki Co Ltd | Suction device for engine |
JP2003184671A (en) | 2001-12-19 | 2003-07-03 | Toyoda Gosei Co Ltd | Intake module |
JP2004132203A (en) | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Isuzu Motors Ltd | Soundproof structure of engine room |
DE102006010474A1 (en) | 2006-03-07 | 2007-09-13 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Cylinder head`s suction tube arrangement for internal combustion engine of motor vehicle, has deactivation flap for suction channel adjusting flow of suction channel with fresh air, and throttle valve controlling supply of fresh air |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07242150A (en) * | 1994-03-03 | 1995-09-19 | Toyota Auto Body Co Ltd | Reducing structure for sound pressure under vehicle floor |
KR100580722B1 (en) * | 2004-09-08 | 2006-05-15 | 현대자동차주식회사 | The drain hole of the intake manifold with a resonator and the drilling method thereof |
-
2018
- 2018-05-24 JP JP2018099844A patent/JP7106987B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003172215A (en) | 2001-12-06 | 2003-06-20 | Tokyo Roki Co Ltd | Suction device for engine |
JP2003184671A (en) | 2001-12-19 | 2003-07-03 | Toyoda Gosei Co Ltd | Intake module |
JP2004132203A (en) | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Isuzu Motors Ltd | Soundproof structure of engine room |
DE102006010474A1 (en) | 2006-03-07 | 2007-09-13 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Cylinder head`s suction tube arrangement for internal combustion engine of motor vehicle, has deactivation flap for suction channel adjusting flow of suction channel with fresh air, and throttle valve controlling supply of fresh air |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019203461A (en) | 2019-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6205968B1 (en) | Induction system, especially for use as an induction port of an internal combustion engine | |
US20080023262A1 (en) | Air-intake apparatus | |
US20100212999A1 (en) | Helmholtz resonator | |
US20060027204A1 (en) | Intake noise suppressor | |
US7497196B2 (en) | Intake assembly having Helmholtz resonators | |
US20110100315A1 (en) | Intake manifold with integrated sound barrier | |
JP2009007996A (en) | Tone quality controller of internal combustion engine | |
JP4328181B2 (en) | Sound quality control device for internal combustion engine | |
US7950363B2 (en) | Air inlet system for internal combustion engine | |
JP5811063B2 (en) | Intake system structure of internal combustion engine | |
EP1908930A2 (en) | Exhaust silencer for automotive vehicles | |
US6092499A (en) | Intake pipe | |
JP7106987B2 (en) | Intake manifold for internal combustion engine | |
US5929397A (en) | Intake silencer system | |
JP5525276B2 (en) | Intake device for internal combustion engine | |
US20210115883A1 (en) | Air filter device in an air intake system for an engine and method for use of said device | |
WO1998049440A1 (en) | Integrated duct and resonator for an automobile engine air induction system | |
US20200063700A1 (en) | Vehicle Charge Air Cooler with Resonator Chamber, and Engine Air Induction System | |
US20090000588A1 (en) | Torque increase resonator | |
US20080236938A1 (en) | Induction system duct with noise attenuating holes | |
CN208564819U (en) | A kind of air filter for automobile assembly | |
US6523516B1 (en) | Intake system for an internal combustion engine | |
US20200240656A1 (en) | Method for manufacturing an air intake duct | |
JP3916331B2 (en) | Intake device for a horizontal multi-cylinder internal combustion engine for a vehicle | |
JP2004270623A (en) | Intake device of engine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220627 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7106987 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |