JP7106970B2 - トリプルルーメンカテーテル - Google Patents

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Description

本開示は、トリプルルーメンカテーテルに関する。
血液透析においては、カテーテルと呼ばれる管を通して患者の体内から血液を抜き出す場合がある。体内から抜き出された血液は、人工腎臓により浄化された後、再びカテーテルを通して患者の体内に戻される。このため、人工透析に用いるカテーテルには、血液を抜き出す脱血ルーメンと、血液を体内に戻す返血ルーメンとが設けられている。近年、血液透析の際に、薬液の投与や中心静脈圧測定をできるようにするという要望がある。このため、薬液投与等に用いる第3のルーメン(輸液ルーメン)が設けられたトリプルルーメンカテーテルが広まりつつある(例えば、特許文献1を参照。)。
従来のトリプルルーメンカテーテルの主流は、少なくとも1つのルーメンの開口が側面に設けられている。開口が側面に設けられているトリプルルーメンカテーテルは、脱血の際に開口が血管内壁に張り付きし、脱血不良又は脱血流量低下が生じるという問題がある。このため、全てのルーメンの開口が先端側に設けられているエンドホール型のトリプルルーメンカテーテルが検討されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平9-276410号公報 特開2013-48650号公報
しかしながら、従来のエンドホール型のトリプルルーメンカテーテルは、輸液ルーメンの開口部が、脱血ルーメンの開口部と返血ルーメンの開口部との間に設けられている。このため、返血ルーメンから脱血を行った場合、供給した薬剤がそのまま脱血ルーメンに入ってしまうという問題がある。
また、脱血ルーメンをエンドホール型とすることにより、血管内壁へ張り付きにくくなるが、張り付きを完全に防ぐことは困難である。血管内壁への張り付きは、脱血ルーメンと返血ルーメンとを入れ替える逆接続を行うことにより、解消できる場合がある。しかし、従来のエンドホール型のトリプルルーメンカテーテルでは、脱血ルーメンと返血ルーメンとを厳密に使い分ける必要があり、このような逆接続を行うことが困難である。
また、血管壁への張り付きをより生じにくくするために、エンドホール型のルーメンの側面に側孔を設け、血流を分散させて吸引圧を低減することが検討されている。しかし、側孔を設ける位置等について十分な検討が行われておらず、十分な効果が得られていない。
本開示の課題の一つは、血管壁への張り付きの解消又は誤接続等により脱血と返血とを入れ替えた場合にも薬液の再循環が生じにくい、トリプルルーメンカテーテルを実現できるようにすることである。また、選択的な他の課題は、側孔による吸引圧の低減効果をより効果的にすることである。
本開示のトリプルルーメンカテーテルの一態様は、基端から先端に延びる、外壁に囲まれた円筒状の本体部を備え、本体部は、内部に設けられた長手方向に延びる隔壁を有し、第1ルーメン、第2ルーメン及び第3ルーメンに仕切られており、第1ルーメンは、外壁と隔壁とにより断面D字状に設けられ、第2ルーメンは、第1ルーメンと隔壁を挟んで反対側に、断面D字状に設けられ、第3ルーメンは、隔壁と外壁とが接する部分に設けられた肉厚部を貫通する断面円形状に設けられ、第1ルーメンの先端に設けられた第1開口部は、隔壁に対して基端側に傾斜し、第2ルーメンの先端に設けられた第2開口部は、第1開口部よりも先端側に設けられ、隔壁に対して基端側に傾斜し、第3ルーメンの先端に設けられた第3開口部は、第2開口部よりも先端側に設けられ、隔壁は、第2開口部よりも先端側において、肉厚部側を残すように次第に幅が狭くなっている。
このような構成とすることにより、第1ルーメンから脱血しても、第2ルーメンから脱血しても、薬液及び返血の再循環を生じにくくすることができる。
トリプルルーメンカテーテルの一態様において、第1ルーメンは、先端部に設けられた複数の第1ルーメン側孔を有し、第1ルーメン側孔は、一部が外壁の第1領域に設けられ、残部が外壁の第1領域に隣接する第2領域に設けられ、第2領域において最も先端側に設けられた第1ルーメン側孔は、第1領域において最も基端側に設けられた第1ルーメン側孔よりも基端側に位置するようにすることができる。また、第1ルーメンは、先端部に設けられた複数の第1ルーメン側孔を有し、第1ルーメン側孔は、千鳥状に配置することもできる。これらの構成とすることにより、第1ルーメンから脱血する際に、吸引圧を分散し、血管が張り付きにくくすることができる。
トリプルルーメンカテーテルの一態様において、第2ルーメンは、先端部に設けられた複数の第2ルーメン側孔を有し、第2ルーメン側孔は、千鳥状に配置することができる。このような構成とすることにより、第2ルーメンから脱血する際に、吸引圧を分散し、血管が張り付きにくくすることができる。
トリプルルーメンカテーテルの一態様において、第2ルーメンの開口部よりも先端側の部分は、基端側の部分よりも硬度を低くすることができる。このような構成とすることにより、挿入が容易となると共に、血管を傷つけにくくすることができる。
トリプルルーメンカテーテルの一態様において、隔壁は、第2開口部よりも先端側において、第2開口部よりも基端側よりも肉薄となった肉薄部を有していてもよい。このような構成とすることにより、セルジンガ法等によりカテーテルを体内に挿入する際に、挿入抵抗を小さくしてスムーズに挿入できる。
トリプルルーメンカテーテルの一態様において、第2ルーメンの断面積の第1ルーメンの断面積に対する比は0.6以上、0.9以下とすることができる。このような構成とすることにより、第1ルーメンから脱血しても、第2ルーメンから脱血しても、脱血量を確保することができる。
トリプルルーメンカテーテルの一態様において、第1開口部と第3開口部との距離は、1cm以上、10cm以下であり、第1開口部と第2開口部との距離は、第1開口部と第3開口部との距離の30%以上、70%以下とすることができる。このような構成とすることにより、薬液及び返血の再循環を生じにくくすることができる。
本開示のトリプルルーメンカテーテルによれば、脱血と返血とを入れ替えた場合にも薬液の再循環が生じにくくすることができる。
一実施形態に係るトリプルルーメンカテーテルの全体概略図である。 一実施形態に係るトリプルルーメンカテーテルを示す上面図である。 一実施形態に係るトリプルルーメンカテーテルを示す側面図である。 一実施形態に係るトリプルルーメンカテーテルを示す底面図である。 一実施形態に係るトリプルルーメンカテーテルの先端側端面を示す図である。 図1のVI-VI線における断面図である。 図1のVII-VII線における断面図である。 図1のVIII-VIII線における断面図である。 図8の変形例を示す断面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第1変形例を示す上面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第2変形例を示す側面図である。 図11のXII-XII線における断面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第3変形例を示す上面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第3変形例を示す右側面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第3変形例を示す左側面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第3変形例を示す底面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第3変形例を示す斜視図である。 図14のXVIII-XVIII線における断面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第4変形例を示す上面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第4変形例を示す右側面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第4変形例を示す左側面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第4変形例を示す底面図である。 トリプルルーメンカテーテルの第4変形例を示す斜視図である。 図20のXXIV-XXIV線における断面図である。 比較例1のトリプルルーメンカテーテルを示す断面図である。
図1~図8に示すように、本開示のトリプルルーメンカテーテルは、円筒状の本体部101を有し、本体部101は、内部に設けられた長手方向に延びる隔壁115を有し、第1ルーメン111、第2ルーメン112及び第3ルーメン113に仕切られている。第1ルーメン111は、外壁116と隔壁115とにより形成された断面D字状である。第2ルーメン112は、第1ルーメン111と隔壁115を挟んで反対側に、断面D字状に設けられている。第3ルーメン113は、隔壁115と外壁116とが接する部位に設けられた肉厚部117を貫通する断面円形状に設けられている。
第1ルーメン111、第2ルーメン112及び第3ルーメン113の先端は、それぞれエンドホール型の第1開口部121、第2開口部122及び第3開口部123となっている。第1開口部121において、外壁116は隔壁115から離れるに従い次第に基端側に位置するように切り取られている。このため、第1開口部121は、隔壁115に対して基端側に傾いている。第2開口部122は、第1開口部121よりも先端側に設けられ、肉厚部117を残して外壁116が、隔壁115から離れるに従い次第に基端側に位置するように切り取られている。このため、第2開口部122は、隔壁115に対して基端側に傾いている。第3開口部123は、本体部101の先端に設けられ、開口面は本体部101の軸線に対して直交している。
本実施形態のトリプルルーメンカテーテルを使用する際に上下方向は限定されないが、以下においては第1ルーメン111が上側であるとして説明を行う。
第1開口部121は、第1ルーメン111から脱血する場合に、第3ルーメン113から供給した薬液の再循環を避ける観点から、第3開口部123である本体部101の先端からできるだけ離れていることが好ましい。一方、カテーテルの長さの観点からは、本体部101の先端からの距離を長くしすぎないことが好ましい。具体的には、本体部101の先端(第3開口部123)から第1開口部121までの距離L1は、好ましくは1cm以上、より好ましくは1.5cm以上で、好ましくは10cm以下、より好ましくは5cm以下、さらに好ましくは3cm以下とすることができる。
第1開口部121は、隔壁115に対し基端側へ傾斜して設けられている。第1開口部121を基端側へ傾斜させることにより、第1開口部121が垂直である場合と比べて、セルジンガ法等によりカテーテルを体内に挿入する際に挿入抵抗を小さくしてスムーズに挿入できるようになる。また、第1開口部121が血管を傷つけにくくすることもできる。血管を傷つけにくくする観点から、傾斜角度θ1は、好ましくは70°以下、より好ましくは60°以下、さらに好ましくは50°以下とすることができる。一方、第1ルーメン111から脱血する場合に、脱血の吸引圧により血管壁が第1開口部121に張り付いて第1開口部121が塞がれることを避ける観点から、傾斜角度θ1は、好ましくは15°以上、より好ましくは25°以上とすることができる。
第2開口部122は、第1ルーメン111と第2ルーメン112との間の再循環を生じにくくする観点から、第1開口部121からできるだけ離れていることが好ましい。一方、第2ルーメン112と第3ルーメン113との間の再循環を生じにくくする観点から、第3開口部123からもできるだけ離れていることが好ましい。このため、第1開口部121と第2開口部122との距離L2は、第1開口部121と第3開口部123との距離L1の好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上、好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下とすることができる。
第2開口部122は、第1開口部121と同様に、隔壁115に対して基端側に傾斜して設けられている。このため、第2開口部122が垂直である場合と比べて、セルジンガ法等によりカテーテルを体内に挿入する際に挿入抵抗を小さくしてスムーズに挿入できるようになる。また、血管を傷つけにくくすることもできる。第2開口部122の傾斜角度θ2は、好ましくは70°以下、より好ましくは60°以下、さらに好ましくは50°以下とすることができる。第2ルーメン112から脱血することを可能にする観点からは、傾斜角度θ2は、好ましくは15°以上、より好ましくは25°以上とすることができる。
隔壁115は、第2開口部122よりも先端側において、肉厚部117側を残すように次第に狭くなり、本体部101の先端において消失している。隔壁115が第2開口部122よりも先端側に延びていることにより、第2開口部122と第1開口部121との間で血流が再循環しにくくすることができる。また、隔壁115の幅が先端側に向かって次第に狭くなり、先端において消失していることにより、セルジンガ法等によりカテーテルを挿入する際にカテーテルを挿入しやすくなり、隔壁115が血管を傷つけにくくすることもできる。
また、図9に示すように、隔壁115における第2開口部122よりも先端側に、第2開口部122より基端側よりも肉薄となった肉薄部118を設けることができる。このような構成とすることにより、セルジンガ法等によりカテーテルを体内に挿入する際に、挿入抵抗を小さくしてスムーズに挿入できるようになる。隔壁115の肉薄部118が設けられている部分は、第3ルーメン113と反対側の端部が、肉薄部118の他の部分よりも肉厚になっていることが好ましい。
肉厚部117と反対側において、外壁116と隔壁115とが接する部分から隔壁115の縮小が開始されるようにすることが好ましい。このようにすることにより、外壁116と隔壁115とが滑らかに接続され、血管をより傷つけにくくすることができる。
肉厚部117は、少なくとも第2開口部122よりも先端側において、断面外形を円形状とすることが好ましい。このようにすることにより、肉厚部117の断面外形が角張った形状である場合と比べ、血管が傷つきにくくすることができる。第2開口部122よりも先端側の肉厚部117の外径は、カテーテル挿入性の観点から、好ましくは、1mm以上、より好ましくは1.5mm以上、好ましくは4mm以下、より好ましくは3mm以下とすることができる。
本実施形態のトリプルルーメンカテーテルにおいて、第3開口部123は、第2開口部122よりも先端側に位置している。このため、第2ルーメン112を返血ルーメンとした場合には、第3ルーメン113から供給した薬液が第2開口部122から流れ出る血流に乗って、脱血を行う第1開口部121から遠ざかるため、薬液の再循環を生じにくくすることができる。一方、第3開口部123が先端にあるため、第2ルーメン112を脱血ルーメンとした場合にも、第3ルーメン113により供給した薬液が、第1開口部121から流れ出て隔壁115の反対側を流れる血流に乗るため、第2ルーメン112に吸引されて再循環することが生じにくい。
第1ルーメン111から脱血し、第2ルーメン112から返血する場合には、血流量の確保を容易にするために第1ルーメン111の断面積をできるだけ大きくすることが好ましい。しかし、第2ルーメン112からの脱血も可能とする観点からは、第2ルーメン112の断面積の第1ルーメン111の断面積に対する比を、好ましくは0.6以上、より好ましくは0.7以上で、好ましくは0.95以下、より好ましくは0.9以下とすることができる。
第1ルーメン111及び第2ルーメン112を共に断面D字状とすることにより、一方を断面円形状とする場合と比べて、本体部101の内腔をより効率的に用いることができ、第1ルーメン111及び第2ルーメン112の断面積を共に大きくすることができる。
一方、輸液ルーメンである第3ルーメン113は、大きな流量を必要としないため、第1ルーメン111の断面積に対して、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.25以上で、好ましくは0.5以下、より好ましくは0.35以下の断面積とすることができる。また、第3ルーメン113を断面円形状とすることにより、流体の抵抗を小さくして送液を容易にすることができる共に、形成も容易となる。さらに、第2開口部122よりも先端側において肉厚部117の断面外形を円形状とすることも容易となる。
第1ルーメン111は、先端部に第1ルーメン側孔125を設けることができる。第1ルーメン側孔125を設けることにより、第1ルーメン111を脱血ルーメンとする場合に、第1開口部121の吸引圧を低減し、脱血流量を確保することが容易となる。第1ルーメン側孔125は、吸引圧の分散効果を高めるために、複数設けることが好ましい。この場合、第1ルーメン111の左右の側面のそれぞれに第1ルーメン側孔125を設け、且つ左右の側面において第1開口部121からの位置をずらして千鳥状に配置することがより好ましい。
第1ルーメン側孔125の左右の位置をずらして千鳥状に配置する場合、最も先端側の第1ルーメン側孔125の第1開口部121からの距離Dは、特に限定されないが、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上とすることができる。また、隣り合う第1ルーメン側孔125の間隔Sは、好ましくは3mm以上、より好ましくは4mm以上とすることができる。このようにすることにより吸引圧の分散効果を高くすることができる。一方、第1ルーメン側孔125が血管内に位置するようにする観点から、最も先端側の側孔125の第1開口部121からの距離Dは、好ましくは10mm以下、より好ましくは9mm以下とすることができる。また、隣り合う第1ルーメン側孔125の間隔Sは、好ましくは7mm以下、より好ましくは6mm以下とすることができる。第1ルーメン側孔125は等間隔に配置することができるが、不等間隔に配置することもできる。
第1ルーメン側孔125は、図6に示すように、軸方向の断面視において隔壁115の位置を0°とする角度αが、0°~60°となる位置に設けることが好ましい。このように配置することにより、血管壁へより張り付きにくくすることができる。
第1ルーメン側孔125の数は、特に限定されないが、第1開口部121の吸引圧を低減する観点から、好ましくは2つ以上、より好ましくは3以上である。第1開口部121の吸引圧の低減効果が飽和することから、好ましくは6つ以下、より好ましくは5つ以下とすることができる。但し、側孔125は必要に応じて設ければよく、設けなくてもよい。
複数の第1ルーメン側孔125を交互に千鳥状に配置する例を示したが、左右のそれぞれに、連続して複数の第1ルーメン側孔125を設けることができる。図9に示す第1変形例においては、外壁の第1領域127に3個の第1ルーメン側孔125が連続して設けられ、第1領域127に軸方向に隣接する第2領域128に3個の第1ルーメン側孔125が連続して設けられている。この場合において、第2領域128の最も先端側の第1ルーメン側孔125は、第1領域128の最も基端側の第1ルーメン側孔125よりも基端側に位置することが好ましい。図9において、第1領域127及び第2領域128にそれぞれ3個の第1ルーメン側孔125が設けられているが、それぞれの領域に設ける側孔の数は2個以上とすることができる。それぞれの領域に設ける第1ルーメン側孔125の数は4個以上とすることができるが、それぞれ3個以上設けても第1開口部121の吸引圧の低減効果は大きく変化しないため、3個とすることが好ましい。また、第1領域127と第2領域128とに異なる数の第1ルーメン側孔125設けることもできる。
それぞれの領域における第1ルーメン側孔125の間隔は、特に限定されないが、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上、好ましくは7mm以下、より好ましくは6mm以下とすることができる。第1領域127と第2領域128とは、第1ルーメンの外壁の互いに反対側となる位置に設けることが好ましいが、これに限らない。また、図9において、先端側から見て左側に第1領域127が設けられ、右側に第2領域128が設けられているが、第1領域127と第2領域127の位置は入れ替えることができる。
本実施形態のトリプルルーメンカテーテルは、図10に示す第2変形例のように、第2ルーメン112に第2ルーメン側孔126を設けることができる。第2ルーメン112に第2ルーメン側孔126を設けることにより、第2ルーメン112を脱血ルーメンとする場合に、第2開口部122の吸引圧を低減し、脱血流量を確保することが容易となる。第2ルーメン側孔126は、吸引圧の分散効果を高めるために、複数設けることが好ましい。この場合、第2ルーメン112の左右の側面のそれぞれに第2ルーメン側孔126を設け、且つ左右の側面において第2開口部122からの位置をずらして千鳥状に配置することがより好ましい。
なお、第2ルーメン側孔126は、第2ルーメン112の側面上のどのような位置に設けることもできるが、両側面に第2ルーメン側孔126を千鳥状に設ける場合、両側の第2ルーメン側孔126の相対的な角度βは、図11に示すように90°程度とすることが好ましい。
最も先端側の第2ルーメン側孔126と、カテーテルの先端との距離は、特に限定されないが、好ましくは10mm以上、好ましくは15mm以下とすることができる。また、隣り合う第2ルーメン側孔126の間隔は、特に限定されないが、好ましくは2mm以上、好ましくは7mm以下とすることができる。このような構成とすることにより、第2ルーメン112を脱血に用いた場合に、血管壁へ張り付きにくくすることができる。
図6においては、第1ルーメン側孔125が千鳥状に設けられている例を示したが、第1ルーメン側孔125を左右のそれぞれにまとめて設けることもできる。また、第1ルーメン側孔125が設けられていない構成とすることもできる。

また、図12~図17に示す第3変形例のように、複数の第1ルーメン側孔125において最も先端側に位置する先端第1ルーメン側孔133が、複数の第2ルーメン側孔126において最も基端側に位置する基端第2ルーメン側孔134よりも基端に位置するようにできる。先端第1ルーメン側孔133が基端第2ルーメン側孔134よりも基端側に存在し、カテーテル101の周方向に重なり合っていないため、逆接続時の再循環を生じにくくすることができる。
なお、基端第2ルーメン側孔134は、第2ルーメン112の側面上のどのような位置に設けることもできるが、第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126を千鳥状に設ける場合、先端第1ルーメン側孔133と基端第2ルーメン側孔134との相対的な角度γを、45°~80°程度とすることが好ましい。先端第1ルーメン側孔133と基端第2ルーメン側孔134との相対的な角度γをさらに大きな値(例えば、80°~180°程度)としてもよいが、先端第1ルーメン側孔133と、基端第2ルーメン側孔134とが周方向に重なり合っていないため、角度γを小さくしても再循環が生じにくい。
また、図18~図24に示す第4変形例のように、先端第1ルーメン側孔133と基端第2ルーメン側孔134とを、カテーテルの周方向に重なり合う位置に設けることもできる。このような配置としても、逆接続時における再循環を生じにくくすることができる。なお、周方向に重なり合う位置に設けられているとは、カテーテルの先端から2つの側孔の中心のまでの位置が等しくなるように設けられている場合だけでなく、カテーテルの先端から一方の側孔の先端側の位置までの距離と、カテーテルの先端から他方の側孔の基端側の位置までの距離とが等しくなるように設けられている場合を含む。
先端第1ルーメン側孔133と基端第2ルーメン側孔134とを周方向に重なり合う位置に設ける場合は、再循環をより生じにくくする観点から、先端第1ルーメン側孔133と基端第2ルーメン孔134との相対的な角度δを80°~180°程度とすることが好ましく、120°~180°程度とすることがより好ましい。
第3変形例及び第4変形例において、先端第1ルーメン側孔133を含めた複数の第1ルーメン側孔125及び基端第2ルーメン側孔134を含めた複数の第2ルーメン側孔126は、それぞれ千鳥状に設けることが好ましい。第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126をそれぞれ千鳥状に配置することにより、カテーテルの血管壁への張り付きを低減することができる。但し、第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126の少なくとも一方が、一直線上に位置するように配置することもできる。
第3変形例及び第4変形例において第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126の数をそれぞれ4個としたが、第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126の数は、特に限定されない。第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126の数は、正接続時及び逆接続時の吸引圧を低減する観点から、それぞれ好ましくは2つ以上、より好ましくは3以上である。また、吸引圧の低減効果が飽和することから、好ましくは6つ以下、より好ましくは5つ以下とすることができる。また、第1ルーメン側孔125の数と第2ルーメン側孔126の数とは、同じであっても、異なっていてもよい。
本体部101の外径は、特に限定されないが、血流量を確保する観点から、好ましくは3mm以上、より好ましくは4mm以上である。また、血管に挿入できるようにする観点から、好ましくは6mm以下、より好ましくは5mm以下とすることができる。
本体部101の外壁116の厚さは、特に限定されないが、カテーテルの強度と柔軟性との観点から、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上、好ましくは0.8mm以下、より好ましくは0.6mm以下とすることができる。
本体部101は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、シリコーン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、及びポリアミド等の血管内において安定な形状を保ち、血管を傷つけない硬さの材料により形成することができる。特にカテーテル挿入性を損なわない程度の硬さを持ち、常温では硬く体内の温度では柔らかくなる性質を有するポリウレタン等が好ましい。また、本体部101の先端部、例えば、第2開口部122よりも先端側を、血管を傷つけにくくするために、基端側よりも柔らかくすることができる。また、挿入位置がわかるように、硫酸バリウム、タングステン酸ビスマス、及び酸化ビスマスなどの造影剤を含む材料により本体部101の少なくとも一部を形成することもできる。
本体部101の基端側には、分岐部102を介して枝管103A~103Cが伸びている。枝管103A~103Cは、それぞれ第1ルーメン111~第3ルーメン113と接続されている。枝管103A~103Cの基端には、それぞれコネクタ131A~131Cが接続されている。コネクタ131A~131Cを介して血液回路等を接続することができる。また、枝管103A~103Cには、クランプ132A~132Cが取り付けられている。クランプ132A~132Cを設けることにより、ヘパリンロック等の処置をする際に、枝管103A~103Cを閉止することができる。
本実施形態のトリプルルーメンカテーテルは、内表面及び外表面の少なくとも一方に種々の生体適合性処理をすることができる。例えば、留置中に血液と接触して血栓が形成されるのを防ぐために、抗血栓処理をすることができる。抗血栓処理は、特に限定されないが、ウロキナーゼ等のプラスミノーゲンアクチベーターを固定化する方法、又はヘパリン等の抗凝固因子を固定化する方法等とすることができる。
以下に、本開示の発明について実施例を用いてさらに詳細に説明する。以下の実施例は例示であり、本開示の発明を限定することを意図するものではない。
<再循環率の測定方法>
再循環率は、以下のようにして測定した。模擬血管にカテーテルを留置し、模擬血管内に模擬血液を所定の血管血流量で流した状態で、返血側ルーメンからメチレンブルー水溶液(14mg/L)を送り込んだ。脱血側ルーメンから回収された溶液中のメチレンブルー濃度を測定し、以下の式により再循環率を求めた。測定は3回行いその平均値を求めた。
再循環率(%)=脱血側濃度(mg/L)/返血側濃度(mg/L)×100
模擬血管は、内径8mmの樹脂チューブとし、カテーテルは模擬血管の末端から35cm位置に配置し、カテーテル留置長さは15cmとした。模擬血液は37℃に加温した水とした。カテーテルにより脱血する流量は200mL/分とした。脱血側におけるメチレンブルー濃度は波長664nmの吸光度により算出した。
(実施例1)
第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126の配置を図18に示すようにした。カテーテルの外径は、4.2mmとした。第1ルーメン側孔125及び第2ルーメン側孔126の数はそれぞれ4つとし、直径は1.2mmとした。
カテーテル先端から第1の開口部121までの距離は13mm、カテーテル先端から先端第1ルーメン側孔133までの距離は30mm、第1ルーメン側孔125の間隔は5mm、カテーテル先端から基端第2ルーメン側孔134までの距離は30mm、第2ルーメン側孔126の間隔は5mmとした。先端第1ルーメン側孔133と基端第2ルーメン側孔134とがなす角δは、180°とした。
第1ルーメンを脱血、第2ルーメンを返血とする順接続の場合には、血管血流量が600mL/分、1000mL/分のいずれにおいても再循環率は検出限界(0.1%)以下であった。
第1ルーメンを返血、第2ルーメンを脱血とする逆接続の場合には、血管血流量が600mL/分の場合には4%、1000mL/分の場合には7%であった。
(比較例1)
図24に示すような、既存のトリプルルーメンカテーテルを用いた。カテーテルの外径は4.0mmとした。第3ルーメン213が開口するカテーテル先端から第1ルーメン211に設けられた第1の開口部221までの距離L21は42mm、第2ルーメン212に設けられた第2の開口部222までの距離L22は16.5mm、第1の開口部221及び第2の開口部222の幅W21及びW22はそれぞれ9mmとした。
第1ルーメンを脱血、第2ルーメンを返血とする順接続の場合には、血管血流量が600mL/分、1000mL/分のいずれにおいても再循環率は検出限界(0.1%)以下であった。
第1ルーメンを返血、第2ルーメンを脱血とする逆接続の場合には、血管血流量が600mL/分の場合には8%、1000mL/分の場合には12%であった。
以上の結果から、実施例1のカテーテルは、比較例1のカテーテルと比べて逆接続時の再循環率を低減できることが確認できた。
本開示のトリプルルーメンカテーテルは、脱血と返血とを入れ替えた場合にも薬液の再循環が生じにくく、透析等に用いるカテーテルとして有用である。
101 本体部
102 分岐部
103A 枝管
103B 枝管
103C 枝管
111 第1ルーメン
112 第2ルーメン
113 第3ルーメン
115 隔壁
116 外壁
117 肉厚部
118 肉薄部
121 第1開口部
122 第2開口部
123 第3開口部
125 第1ルーメン側孔
126 第2ルーメン側孔
127 第1領域
128 第2領域
131A コネクタ
131B コネクタ
131C コネクタ
132A クランプ
132B クランプ
132C クランプ
133 先端第1ルーメン側孔
134 基端第2ルーメン側孔

Claims (10)

  1. 基端から先端に延びる、外壁に囲まれた円筒状の本体部を備え、
    前記本体部は、内部に設けられた長手方向に延びる隔壁を有し、第1ルーメン、第2ルーメン及び第3ルーメンに仕切られており、
    前記隔壁は、前記第1ルーメンと前記第2ルーメンとを仕切り、前記外壁と接する部分において前記第2ルーメン側に突出する肉厚部を有し、
    前記第1ルーメンは、前記外壁と前記隔壁とにより断面D字状に設けられ、
    前記第2ルーメンは、前記第1ルーメンと前記隔壁を挟んで反対側に、前記第1ルーメンよりも断面積が小さい断面D字状に設けられ、
    前記第3ルーメンは、前記肉厚部を貫通する断面円形状に設けられ、
    前記第1ルーメンの先端に設けられた第1開口部は、前記隔壁に対して基端側に傾斜し、
    前記第2ルーメンの先端に設けられた第2開口部は、前記第1開口部よりも先端側に設けられ、前記隔壁に対して基端側に傾斜し、
    前記第3ルーメンの先端に設けられた第3開口部は、前記第2開口部よりも先端側に設けられ、
    前記隔壁は、前記第2開口部よりも先端側において、両面が露出し、前記肉厚部側を残すように次第に幅が狭くなっている、トリプルルーメンカテーテル。
  2. 前記第1ルーメンは、先端部に設けられた複数の第1ルーメン側孔を有し、
    前記第1ルーメン側孔は、千鳥状に配置されている、請求項1に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  3. 前記第2ルーメンは、先端部に設けられた複数の第2ルーメン側孔を有し、
    前記第2ルーメン側孔は、千鳥状に配置されている、請求項2に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  4. 複数の前記第1ルーメン側孔において最も先端側に位置する先端第1ルーメン側孔は、複数の前記第2ルーメン側孔において最も基端側に位置する基端第2ルーメン側孔よりも基端側に位置する、請求項3に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  5. 複数の前記第1ルーメン側孔は、千鳥状に配置され、
    複数の前記第1ルーメン側孔において最も先端側に位置する先端第1ルーメン側孔と、複数の前記第2ルーメン側孔において最も基端側に位置する基端第2ルーメン側孔とは、周方向に重なり合う位置に設けられ且つ径方向角度が80°~100°となるように配置されている、請求項3に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  6. 前記第1ルーメンは、先端部に設けられた複数の第1ルーメン側孔を有し、
    前記第1ルーメン側孔は、一部が前記外壁の第1領域に設けられ、残部が前記外壁の第1領域と隣接する第2領域に設けられ、
    前記第2領域において最も先端側に設けられた前記第1ルーメン側孔は、前記第1領域において最も基端側に設けられた第1ルーメン側孔よりも基端側に位置する、請求項1に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  7. 前記第2開口部よりも先端側の部分は、基端側の部分よりも硬度が低い、請求項1~6のいずれか1項に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  8. 前記隔壁は、前記第2開口部よりも先端側において、前記第2開口部よりも基端側よりも肉薄となった肉薄部を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  9. 前記第2ルーメンの断面積の前記第1ルーメンの断面積に対する比は0.6以上、0.9以下である、請求項1~8のいずれか1項に記載のトリプルルーメンカテーテル。
  10. 前記第1開口部と前記第3開口部との距離は、1cm以上、10cm以下であり、
    前記第1開口部と前記第2開口部との距離は、前記第1開口部と前記第3開口部との距離の30%以上、70%以下である、請求項1~9のいずれか1項に記載のトリプルルーメンカテーテル。
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