JP7106074B2 - コンクリート部材よりなる墓構造物、及びその劣化防止構造 - Google Patents
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Description
また、これらの墓所や墓石・カロートなどからなる墓は、年数を経るごとに補修や改修なども必要となるが、これらの汚れや破損など劣化の原因には外的要因と内的要因があるといわれている。
すなわち、外的要因には日光(特に紫外線、温度)、雨、風、雪など自然環境の変化や植物の生育などの影響によって生じると云われて、内的要因には墓など構造物の素材の組成自体の劣化からもたらされると云われている。
図6に地上型である地中埋設型の墓を示す。
墓1としては、芝生J上の地面Gの参道Rに臨むように墓石本体2が起立設置され、その下部においてカロート本体3が地中に埋設されている。なお、墓石本体2は、墓台2a、墓石2b、蓋石2c、香炉2dなどより構成されており、特に、遺骨を納骨するカロート本体3はコンクリート部材により形成され、型抜きが可能で一体成型性が容易な設計自由性を有したものとされている。
なお、2eは骨壺Xを収める区画板、4はカロート本体3からの排水孔である。
しかして、この地中埋設型であるの墓は、従来の御影石などの石材によって形成された墓と違い、コンクリート部材により形成されているので外気に晒されると酸化によって劣化を生じるため、墓のカロートなどに適用する場合には成形性・設計自由性には優れるものの、コンクリート部材の劣化による破壊被害が生じるという深刻な問題がある。
墓のレリーフの模様もわからなくなり、コンクリートが黒ずんでいる状態もあるが、カロート本体角部のコンクリートのセメントペーストがなくなり骨材が露出している状態Yもあり、図(b)はその説明用断面図である。
すなわち、コンクリート部材の劣化項目としては、
1.コンクリート部材の中性化
コンクリートは本来アルカリ性であるが、二酸化炭素などの侵入によって中性化が始まり、中性化することによる劣化が始まる。
2. コンクリート部材における塩害
コンクリートに含まれる塩分の濃度が一定以上になると、コンクリート中の鉄筋の被膜が破壊されコンクリート中の鉄筋が腐食し強度が無くなり劣化する。
3. コンクリート部材における凍害
コンクリート中の水分の凍結膨張により破壊や劣化が始まるが、特に、寒冷地においてコンクリート中の水分が外気温度や日射しによる影響を繰り返し受けることで、水分の凍結膨張圧にひび割れや剥離が発生する。
4 コンクリート部材の温度へんかによる劣化
温度変化によってコンクリートの膨張・収縮により劣化が始まり、コンクリート内部に応力が生じる。よって、強度不足による劣化。
5 コンクリート部材に対する化学的浸食
廃棄ガス酸性雨に触れることにより劣化が始まる。
6 コンクリート部材に対するアルカリシリカ反応
骨材中に含まれるシリカとアルカリ等が反応してコンクリートが膨張し、ひび割れを起こし劣化が始まる。
したがって、本願特許出願人は墓を有する墓苑における維持管理に関して、
イ. 凍害
ロ. エフロレッセンス
ハ. 低温によるコンクリートの収縮(引張り力)
と考え、特に凍害によるコンクリートの劣化を墓あるいは墓地の重要な課題として捉えたものである。
例えば、特許文献1(特開2006-233531号)には、納骨棺として、美観性、耐久性、施工容易性及び設計自由性の全てに優れたコンクリートの納骨棺を提供するために、その組成をセメント、平均粒径1.0μm以下のポゾラン質微粉末、最大粒径2mm以下の細骨材、平均粒径3~20μmの石英粉末、平均粒度1mm以下の繊維状粒子若しくは薄片状粒子、金属繊維若しくは有機質繊維、減水剤及び水を含む配合物の硬化体からなるものが開示されている。
また、特許文献2(特開2011-47137号)には、虹彩現象等の劣化を除去すると共に、長期にわたって再発を抑制することが可能な墓石の処理として、石材の表面を清浄化し、主成分としてアルコキシシランを含む無機のガラスコート剤を用いて石材の表面に塗布し、塗布された塗膜を自然乾燥してガラス薄膜からなる保護皮膜を形成することが提案されている。
また、特許文献3(特開平10-61258号)には、墓石の表面全体にシロキサン結合を有する保護皮膜を被覆してなる表面保護の墓石が提案されており、また、露出した彫刻文字部分にアルコキシシランまたはその加水分解物とコロイダルシリカとを含む文字保護剤を塗布し硬化して艶消し皮膜を形成するものが提案されている。
また、特許文献4(特開平10-88866号)には、納骨棺の内側を耐蝕金属製とし、その外側を耐蝕鉄筋と高性能界面活性剤を利用した高耐久性鉄筋コンクリートで補強し、表面を超耐久性フッ素樹脂で上塗りし、周囲を天然アスファルト混合物で埋め戻し、シリカゲル防湿剤を使用した納骨棺が提供されている。
また、特許文献2、3、4などには、墓表面に表面処理を施して劣化に対応し劣化を伸延させるようとする技術が開示されているが、充分に満足するような技術手段ではなかった。
また、コンクリート部材よりなる墓構造物の劣化防止構造として、請求項 2記載のように、芝が植栽された地面上に墓石などからなる墓石本体を立設し、上記墓石本体の地面下部位に遺骨を納めるカロート本体を埋設してなる墓であって、上記カロート本体の地面下近傍部位から天端に至る範囲の外気と接する上部部位には、上記カロート本体の表面部を緻密化する珪酸塩系含浸剤を塗装すると共に、さらに吸水防止層を形成するシラン系含浸剤を塗装して形成した断面U字状を呈する保護被覆材で被覆し、上記カロート本体の上部部位における側壁と、上記側壁と対向するように植栽された芝との協働によって、寒冷時などの際の温度低下を阻止して保温し凍害劣化性に優れることを特徴とする。
また、墓地構造物とタ部材である芝との協働による保護により、長年に亘って清潔で綺麗な美観を維持することができる。
図1は、本発明に係る墓構造物を示す断面図であり、10は地面Gの芝生J上に形成され参道Rに設置された墓である。
墓10は、地面G上に起立設置された墓石本体11とその下部の地中に埋設されているカロート本体12とからなる地中埋設型の墓である。
墓石本体11は、基台11a上に立設された墓石11bと、基台11aの前方側である参道Rに向かって配置されている蓋石11cと、この蓋石11c上に載置される香炉11dとより構成されている。
そして、墓石本体11の下部には、基台11aと蓋石11Cとにかかるようにカロート本体12が埋設配置される。14はカローと本体の排水孔である。
なお、骨壺や骨壺を収納する区画板は図示を省略する。
そして、遺骨を納骨するカロート本体12などの墓構造物は、コンクリート部材により構成されているため、型抜きが可能で一体成型性が容易な設計自由性を有している。
カロート本体12の底部には、結露水用排水孔13が設けられており、図示しない排水機構の暗渠が侵入された雨水の排水機構として配置されており、玉砂利などを多段に敷き詰めた結露水用排出層とされている。
しかして、このコンクリート部材により形成された墓構造物は、コンクリート部材の劣化防止が図られる。
無機系被覆剤14としては、下塗り材 ( A 液)として基材表面部を緻密化する珪酸塩系表面含浸材と、その後に上塗り材( B 液)として吸水防止層を形成するシラン系表面含浸材)とを塗布する。
一般的な表面含浸材による塗布方法であれば、撥水性を付与するシラン系もしくは緻密化する珪酸系の液型のため片方の性能しか持たないが、本発明による上記方法によれば、まず所望剤で表面を珪酸系の剤で緻密化した上でシラン系の剤で撥水性を付与するという 2液の含浸剤とするものである。
墓構造物に対する具体的な塗り材としては、
下塗り材 ( A 液)・・・主成分:変性珪酸ナトリウム
上塗り材 ( B 液)・・・主成分:シリコーン
の珪酸系、シラン系の 2 液型のため、寒冷地におけるスケーリング抵抗性に優れ凍害に強い材料となり、優れた塗布を行うことができる。
施工前には、おおむね次のような処理をする。
1.晴天、曇天などの自然自条件の事前の施工条件を確認する。
例えば、冬期の基材の温度が0℃以下の場合であるとか、 降雨時及び施工後3時間以内に降雨が見込まれる場合であるとか、 降雨後コンクリート表面が濡れている場合などの確認をする。
2.事前調査としては、塗布対象範囲の確認をする。
コンクリートの打設日時、配合、配筋状況、含有塩分、ひび割れの有無吸水の有無などを確認する。
素地調整としては、ブラシ、高圧洗浄機などを用いて素地調整、清掃を行うと共に、塗布範囲の明示およびマスキングなどの養生を行う。
上記素地調査を行った後は、エアーでちりを除去するか、電気掃除機などでちりを除去する。
施工工程について説明する。
第1工程:A液塗布(下塗り材)の塗布
塗布面が充分乾燥していることを確認すると共に、塗布使用量は必ず計量器を使用して液剤の計量を行う。
A液を刷毛、ローラー、または噴霧器を用いて液溜まりがないよう均一に塗布する。なお、下地コンクリートの浸透状況により塗布回数は異なるが、例えば、0.15kg/ m2以上になるよう塗装を行う。塗布間隔は、例えば、下地コンクリートが経年により表層が粗い状態の場合には1 回塗り、新設のコンクリート壁面で2回塗り、密実性が高いプレキャストコンクリート等で3回塗りなど、表層状態により塗布回数は変わる。
第2工程:散水
A液塗布30分以上経過後、散水工程として水洗いを行う。散水の目的は白化現象の発生抑止である。白化現象は放置していても表面含浸材の性能、効果自体には影智はないが、美観上の問題があるとされる。
散水後は、12 時間以上乾燥養生時間を置き、塗布面に汚れ等が付かないように注意する。
第3工程: B 液(上塗り材)の塗布
塗布面が充分乾燥していることを確認すると共に、塗布使用呈は必ず計景器を使用し液剤の計量を行う。
B 液を刷毛、ローラー、または霧噴器を用いて液溜まりがないよう均一に塗布する。
下地コンクリートの浸透状況により塗数布は回異なるが、例えば、0.1 Okg/m2以上になるよう1回、若しくは2 回に分けて塗装を行う。塗布間隔は1 0 分以上とする。
塗布面乾燥すると未コートの部分と区別が難しくなる。未コートの部分が残らないように、ブロック毎に連続して塗布すると良い。
B液の施工後、24時間乾燥養生時間を置き施工完了となる。なお、一部塗布の劣化防止を行う場合もほぼ同様である。
図3に示すように、カロート本体12の天端の角部劣化を防ぐために、当該箇所に保管部材を被せるなどの手段を用いる。また、被覆保護剤14としては上記と同様である。
すなわち、芝生Jとカロート本体12との協働による保護でありカロート本体12の天端の角部に保護被覆層を形成し保護被覆材で被覆する。
カロート本体12の上部構造と墓石本体11の上部構造と地面の間には、コーキング15、モルタル16で接着してあり地震等への耐震性を持たせている。
カロート本体12天端の劣化については、墓所の美観と環境(良好な芝生面による、歩行墓参のし易さ、雨天時の雨水・土砂等の侵入等)を保つために、芝生は3から5センチ程度を保つようにしている。
そして、カロート本体12上部は、絶えず厳しい環境にさらされおり、地盤面及び芝生でおおわれているため、コンクリート劣化の原因となり、温度変化(極度な低温)と風雨(水と空気)に接しないようにされているが、カロート本体12と基台11bの間は、コーキング15、モルタル16で接着していても経年劣化しやすい。
また、カロート本体12との間は、納骨前には止水材は無く、納骨後はコーキング等でシールして止水するが、経年劣化により、雨水の侵入が発生してくる。
このため、カロート本体12上部の10センチくらいの範囲は、外気と接している部分及び周囲は温度変化(極低温)の影響が受けやすく、長年の風雨にさらされ、雨水の侵入等により劣化が生じる。
カロート本体12上部の保護は、劣化から守るため保護剤(材)として、上記したような保護剤による所謂液体ガラスを塗布することとなる。
塗布範囲は、カロート本体12の自然環境からの劣化を考慮し、カロート本体12の天端から内外に10センチ下までとする。
なお、10センチ以下のカロート本体12内部は、風雨の影響が無いため、劣化生じにくく製品を長期に保つことができる。
一般にコンクリート構造物及び2次製品(土管やU字溝等)は土中であれば、劣化の原因となる水・空気・急激な温度変化が無いため、極めて長期に状態を保つことができる。
カロート本体の天端の角部劣化については、当該箇所に保管部材を被せるなどの手段を用いる。被覆保護剤としては上記と同様である。
この墓の断面修復工法の実施にあたっては、設計書に示された補修箇所だけでなく、コンクリートの剥離・剥落部や浮き部を確認して施工するが、特に、補修する範囲が小さい場合には左官工法、吹き付け工法、充填工法による修復が選択される。
このように、コンクリート部材よりなる墓構造物は、遺骨を納骨するカロート本体の劣化防止を図ると共に、長年に亘って清潔で綺麗な美観を維持すること、コンンクリート部材の表面保護により劣化防止を図るコンンクリート部材と墓構造物、または、その墓構造物との協働関係により劣化防止を図る劣化防止である。
その他、上記全面塗装の処理と一部塗装の処理に替え、コンクリート
部材の劣化防止を断面修復工法に よって処理することもできる。
例えば、上記組成に対してポルトランドセメント:平均粒径1.0μm以下の微粉末であって、最大粒径2mm以下の細骨材、平均粒径3~20μmの石英粉末などを使用したコンクリート組成とする。
これにより、美観性、耐久性、施工容易性及び設計自由性の全てに優れたコンクリートの納骨棺を提供することができる。
J 芝
R 参道
10 墓(墓地)
11 墓石本体
11a 墓台
11b 墓石
11c 蓋石
11d 香炉
12 カロート本体(筐体)
12a 開口部
12b 側部
12c 底部
12d 区画板
12e 段部
13 排水孔
14 保護剤(被覆体)
Claims (2)
- 芝が植栽された地面上に墓石などからなる墓石本体を立設し、上記墓石本体の地面下部位に遺骨を納めるカロート本体を埋設してなる墓であって、
上記カロート本体の地面下近傍部位から天端に至る範囲の外気と接する上部部位に、
上記カロート本体の表面部を緻密化する珪酸塩系含浸剤を塗装すると共に、さらに吸水防止層を形成するシラン系含浸剤を塗装して形成した断面U字状を呈する保護被覆材で被覆し、
寒冷時などの際の温度低下を阻止して凍害劣化性に優れることを特徴とするコンクリート部材よりなる墓構造物。 - 芝が植栽された地面上に墓石などからなる墓石本体を立設し、上記墓石本体の地面下部位に遺骨を納めるカロート本体を埋設してなる墓であって、
上記カロート本体の地面下近傍部位から天端に至る範囲の外気と接する上部部位には、
上記カロート本体の表面部を緻密化する珪酸塩系含浸剤を塗装すると共に、さらに吸水防止層を形成するシラン系含浸剤を塗装して形成した断面U字状を呈する保護被覆材で被覆し、
上記カロート本体の上部部位における側壁と、上記側壁と対向するように植栽された芝との協働によって、寒冷時などの際の温度低下を阻止して保温し凍害劣化性に優れることを特徴とするコンクリート部材よりなる墓構造物の劣化防止構造。
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