JP7105611B2 - 通信回路、通信装置および通信システム - Google Patents

通信回路、通信装置および通信システム Download PDF

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Description

本発明は、有線で通信を行う通信回路、通信装置および通信システムに関する。
有線通信を行う通信装置では、信号を受信する際、通信装置間の通信線の配線容量によって信号波形の立ち上がりが鈍る。そのため、有線通信では、通信速度を含む通信仕様に制約が生じる。例えば、通信装置が信号波形の鈍りが発生している状況において過度に通信速度を上げて信号を送信した場合、相手方の通信装置では、信号波形が立ち上がり閾値に到達する前に次の信号が到達して信号の取りこぼしが発生し、通信品質が低下する。一般的な通信規格では、通信品質が低下しないように、通信距離の区分に応じた通信速度が定められている。
有線通信において通信品質が低下する上記のような問題に対して、特許文献1には、受信回路のプルアップ抵抗の抵抗値を動的に変動させ、配線容量の影響による信号波形の立ち上がりの遅延を抑え、通信品質を向上させる技術が開示されている。
特開平8-328705号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、受信装置は、信号遅延を減少させるため、初期設定として受信回路のプルアップ抵抗の抵抗値を小さくしている。そのため、受信装置の仕様に対応していない送信装置があった場合、この送信装置は、通信開始時に上記受信装置に信号を送信すると過度に電流が流れ、故障に至る可能性がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接続先の仕様に係わらず、通信品質の低下を抑えることが可能な通信回路を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の通信回路と第2の通信回路とが有線通信を行う通信システムにおける第1の通信回路である通信回路である。通信回路は、第1のプルアップ抵抗を備え、第1のプルアップ抵抗の抵抗値を、第1の抵抗値、または第1の抵抗値よりも抵抗値の小さい第2の抵抗値にすることができる受信回路と、第1のプルアップ抵抗の抵抗値を第1の抵抗値まは第2の抵抗値に切り替え可能であって、第2の通信回路が第1のプルアップ抵抗の抵抗値を第2の抵抗値にしたときの通信に対応しているか否かに応じて選定した通信速度、または第2の通信回路から伝達された通信速度によって、通信回路と第2の通信回路との間の通信の通信速度を切り替える制御回路と、を備える。制御回路は、初期化処理の開始時に第1のプルアップ抵抗の抵抗値を第1の抵抗値にする。
本発明によれば、接続先の仕様に係わらず、通信品質の低下を抑えることができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る通信装置が備える通信回路の構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る通信回路の回路構成の例を示す図 実施の形態1に係る通信回路の応答波形解析部における応答信号の信号波形の立ち上り遅延の評価の一例を示す図 実施の形態1に係る通信回路における通信開始時の初期化処理の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る通信回路のハードウェア構成の例を示す図 実施の形態2に係る通信システムの構成例を示す図 実施の形態2に係る通信回路の回路構成の例を示す図 実施の形態2に係る通信回路における通信開始時の初期化処理の動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る通信回路、通信装置および通信システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システム40の構成例を示す図である。通信システム40は、通信装置10と、通信装置20と、を備える。通信システム40は、通信装置10と通信装置20とが、通信線30を介して有線通信を行う通信システムである。通信装置10は、通信回路100を備える。図1では通信装置10が通信回路100を備える構成であるが、一例であり、通信装置10に替えて、家電機器などの機器に外付けで通信回路100を接続させた構成にしてもよい。同様に、通信装置20は、通信回路200を備える。図1では通信装置20が通信回路200を備える構成であるが、一例であり、通信装置20に替えて、家電機器などの機器に外付けで通信回路200を接続させた構成にしてもよい。家電機器は、例えば、冷蔵庫、エアコンなどであるが、これらに限定されない。通信システム40は、通信回路100と通信回路200とが、通信線30を介して有線通信を行うシステムであれば、通信回路100,200に接続される機器は、家電機器に限定されない。通信線30は、メタルケーブルによる有線通信手段であり、例えば、同軸ケーブル、単芯線、撚り対線、カッド線などの平衡対ケーブルであるが、これらに限定されない。
通信システム40において、通信装置10は、通信装置20からの信号を受信する受信回路において、プルアップ抵抗の抵抗値を切り替えることができる。通信装置10が備える通信回路100の構成および動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る通信装置10が備える通信回路100の構成例を示すブロック図である。通信回路100は、プルアップ抵抗切り替え部101と、テスト信号送信部102と、接続先プルアップ抵抗測定部103と、接続先対応可否判定部104と、応答波形解析部105と、配線長推定部106と、通信速度選定部107と、通信速度伝達部108と、通信速度切り替え部109と、を備える。
図3は、実施の形態1に係る通信回路100,200の回路構成の例を示す図である。通信回路100は、受信回路120と、送信回路130と、制御回路140と、を備える。図2に示す通信回路100の各構成要素は、図3に示す制御回路140により実現される。制御回路140は、通信回路200からの信号を、受信ポート141を介して受信部Rxで受信し、通信回路200への信号を、送信ポート142を介して送信部Txから送信する。受信回路120は、ベース電源121と、プルアップ抵抗R0,R1と、トランジスタ122と、コンデンサ123と、を備える。送信回路130は、トランジスタ131と、抵抗R2と、を備える。通信回路200は、受信回路220と、制御回路240と、を備える。制御回路240は、通信回路100からの信号を、受信ポート141を介して受信部Rxで受信し、通信回路100への信号を、送信ポート142を介して送信部Txから送信する。受信回路220は、ベース電源221と、プルアップ抵抗R3と、コンデンサ222と、を備える。以降の説明において、通信回路100を第1の通信回路と称し、通信回路200を第2の通信回路と称することがある。
プルアップ抵抗切り替え部101は、制御回路140の受信ポート141に接続される受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を切り替える。通信回路100は、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を、プルアップ抵抗R1の抵抗値、または、プルアップ抵抗R0およびプルアップ抵抗R1を合成した合成抵抗の抵抗値のいずれかに切り替えることができる。プルアップ抵抗R0は、プルアップ抵抗R1に直列に接続された抵抗である。合成抵抗の抵抗値は、プルアップ抵抗R1の抵抗値よりも大きい。プルアップ抵抗R1の抵抗値を小さな抵抗値と称し、合成抵抗の抵抗値を大きな抵抗値と称することがある。また、合成抵抗の抵抗値を第1の抵抗値と称し、プルアップ抵抗R1の抵抗値を第2の抵抗値と称することがある。また、受信回路120のプルアップ抵抗を第1のプルアップ抵抗と称することがある。プルアップ抵抗切り替え部101は、指令Bx1によってトランジスタ122をONにして、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を、プルアップ抵抗R1の抵抗値にする。または、プルアップ抵抗切り替え部101は、指令Bx1によってトランジスタ122をOFFにして、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を、合成抵抗の抵抗値にする。
テスト信号送信部102は、信号の送信先すなわち接続先である通信回路200に対して、応答要求付きのテスト信号を送信する。テスト信号送信部102は、図3に示すように、制御回路140の送信ポート142から応答要求付きのテスト信号を送信する。なお、テスト信号送信部102は、通信回路200に送信するテスト信号として、専用の信号以外の信号を用いてもよい。テスト信号送信部102は、受信した通信回路200が応答を返すコマンドであれば、別用途で使用しているコマンドをテスト信号として用いてもよい。
接続先プルアップ抵抗測定部103は、通信回路200のベース電源221から、通信回路200のプルアップ抵抗R3を介して、通信回路100に流れ込む電流を推定し、通信回路200が備える受信回路220のプルアップ抵抗R3の抵抗値を測定する。具体的には、接続先プルアップ抵抗測定部103は、指令Bx2によってトランジスタ131をONにする。接続先プルアップ抵抗測定部103は、トランジスタ131がONの状態において計測される電圧値Vx、抵抗R2の抵抗値、および通信回路200のベース電源221の電圧値を用いて、通信回路200のプルアップ抵抗R3の抵抗値を算出する。なお、接続先プルアップ抵抗測定部103において、通信回路200のベース電源221の電圧値は既知であることとする。
接続先対応可否判定部104は、接続先プルアップ抵抗測定部103によって測定された通信回路200のプルアップ抵抗R3の抵抗値に基づいて、接続先である通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応しているか否かを判定する。接続先対応可否判定部104は、例えば、測定された通信回路200のプルアップ抵抗R3の抵抗値が、予め設定された閾値より小さい場合、小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応していると判定する。なお、通信回路200は、受信回路220のプルアップ抵抗R3の抵抗値が小さな抵抗値の場合は、小さな抵抗値のプルアップ抵抗を備える通信装置との通信が可能とし、受信回路220のプルアップ抵抗R3の抵抗値が大きな抵抗値の場合は、大きな抵抗値のプルアップ抵抗を備える通信装置との通信が可能とする。
応答波形解析部105は、テスト信号送信部102が送信するテスト信号に対して通信回路200が応答として送信する信号である応答信号に対して、応答信号の信号波形の立ち上り遅延を評価する。図4は、実施の形態1に係る通信回路100の応答波形解析部105における応答信号の信号波形の立ち上り遅延の評価の一例を示す図である。応答波形解析部105は、例えば、予め応答信号の電圧値に対する閾値を2点設け、2点の閾値間の遷移に要する時間を測定する。応答波形解析部105は、図4の例では、応答信号の電圧値が閾値1から閾値2に遷移するまでの遷移時間(t2-t1)を測定する。応答波形解析部105は、閾値の差分(閾値2-閾値1)および遷移時間(t2-t1)から、応答信号の立ち上り遅延による波形鈍りの傾きを推定する。
配線長推定部106は、応答波形解析部105の評価結果、すなわち応答波形解析部105によって推定された応答波形の立ち上り遅延による波形鈍りの傾きから、通信回路100,200間の通信線30の長さである配線長を推定する。波形鈍りの傾きとは、波形が鈍っている期間の時間に対する電圧値の変化を示すものである。配線長推定部106は、例えば、波形鈍りの傾きと配線長との関係が記載された対応表を備え、応答波形解析部105で推定された波形鈍りの傾きに対応する対応表上の配線長を、通信回路100,200間の通信線30の配線長と推定する。
通信速度選定部107は、接続先対応可否判定部104による判定結果、および配線長推定部106で推定された配線長のうち少なくとも1つを用いて、通信回路100と通信回路200との間の通信において使用可能な通信速度のうちで最も速いものを通信速度として選定する。通信速度選定部107は、例えば、接続先対応可否判定部104による判定結果が対応不可であった場合、通信回路100において受信回路120で大きな抵抗値のプルアップ抵抗を使用するため、大きな信号鈍りに合わせて遅い通信速度を選定する。
通信速度伝達部108は、通信速度選定部107において選定された通信速度を、通信線30を介して、通信回路200へ伝達する。
通信速度切り替え部109は、通信回路100と通信回路200との間の通信の通信速度を、通信速度選定部107において選定された通信速度に切り替える。
つづいて、通信回路100が、通信回路200との間で通信を開始する際の初期化処理について説明する。図5は、実施の形態1に係る通信回路100における通信開始時の初期化処理の動作を示すフローチャートである。通信システム40において、通信回路100は、通信線30を介して通信回路200に接続されると、初期化処理の動作を行う。
まず、通信回路100において、プルアップ抵抗切り替え部101は、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を大きな抵抗値となるよう切り替える(ステップS101)。プルアップ抵抗切り替え部101は、指令Bx1によってトランジスタ122をOFFにして、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を、プルアップ抵抗R0およびプルアップ抵抗R1の合成抵抗の抵抗値にする。
接続先プルアップ抵抗測定部103は、接続先である通信回路200が備える受信回路220のプルアップ抵抗R3の抵抗値を測定する(ステップS102)。接続先プルアップ抵抗測定部103は、指令Bx2によってトランジスタ131をONにして、トランジスタ131がONの状態のときの電圧値Vxを計測し、電圧値Vx、抵抗R2の抵抗値、および通信回路200のベース電源221の電圧値を用いて、通信回路200のプルアップ抵抗R3の抵抗値を算出する。
接続先対応可否判定部104は、接続先プルアップ抵抗測定部103で測定された通信回路200のプルアップ抵抗R3の抵抗値に基づいて、接続先である通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応しているか否かを判定する(ステップS103)。なお、通信回路100では、後述する配線長の推定の際には、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を大きな抵抗値にしておいた方が好ましい。受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値が大きな抵抗値の方が、小さな抵抗値のときよりも応答信号の信号波形の鈍りが大きく、推定精度が向上するためである。そのため、通信回路100において、プルアップ抵抗切り替え部101は、配線長推定部106において配線長が推定された後、ステップS103の判定結果に応じて受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値の切り換えを行う。
テスト信号送信部102は、接続先である通信回路200に対して、応答要求付きのテスト信号を送信する(ステップS104)。テスト信号を受信した通信回路200では、制御回路240が、テスト信号に対する応答信号を送信する。
応答波形解析部105は、テスト信号の応答として通信回路200から送信された応答信号の波形を解析する(ステップS105)。具体的には、応答波形解析部105は、応答信号の信号波形の立ち上り遅延を評価する。なお、応答波形解析部105は、パケットロス等の何らかの理由によって応答信号を受信できなかった場合、異常が発生したとして処理を終了してもよいし、予め再送回数を設定したうえで、設定した再送回数内において、テスト信号送信部102からテスト信号を再送させてもよい。
配線長推定部106は、応答波形解析部105の解析結果、すなわち応答信号の立ち上り遅延の評価結果に基づいて、配線長を推定する(ステップS106)。
ステップS103の処理において通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応していると判定された場合(ステップS107:Yes)、プルアップ抵抗切り替え部101は、ステップS101で大きな抵抗値に切り替えた受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を、小さな抵抗値に切り替える(ステップS108)。ステップS103の処理において通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応していないと判定された場合(ステップS107:No)、通信回路100は、ステップS101で大きな抵抗値に切り替えた受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を変更せず、そのまま使用する。
通信速度選定部107は、接続先対応可否判定部104による判定結果、および配線長推定部106で推定された配線長のうち少なくとも1つを用いて、通信回路100と通信回路200との間の通信に使用する通信速度を選定する(ステップS109)。
通信速度伝達部108は、通信速度選定部107で選定された通信速度で通信を行うために、通信速度選定部107において選定された通信速度を通信回路200へ伝達する(ステップS110)。
通信速度切り替え部109は、通信回路100の通信速度を、通信速度選定部107において選定された通信速度に切り替える(ステップS111)。
つづいて、通信装置10の通信回路100のハードウェア構成について説明する。図6は、実施の形態1に係る通信回路100のハードウェア構成の例を示す図である。通信回路100のうち、制御回路140は、処理回路により実現される。処理回路は、例えば、メモリ92に格納されるプログラムを実行するプロセッサ91、およびメモリ92である。
処理回路がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。また、これらのプログラムは、通信回路100の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
処理回路については、専用のハードウェアであってもよい。処理回路が専用のハードウェアで構成される場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。制御回路140の各機能を機能別に処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路で実現してもよい。
なお、制御回路140の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信回路100は、通信回路200が備える受信回路220のプルアップ抵抗R3の抵抗値を測定して、通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応しているか否かを判定する。また、通信回路100は、通信回路100と通信回路200との間の通信線30の配線長を推定する。通信回路100は、通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応しているか否かの判定結果、および配線長を用いて、通信回路100と通信回路200との間の通信で使用する通信速度を選定することとした。これにより、通信回路100は、通信回路100,200の仕様、および通信回路100,200の設置環境に応じた高速通信を実現することができ、接続先の通信回路200の仕様に係わらず、通信品質の低下を抑えることができる。
また、通信回路100では、プルアップ抵抗切り替え部101が、初期化処理を開始するにあたって受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を予め大きな抵抗値に設定する。すなわち、プルアップ抵抗切り替え部101は、図5のフローチャートに示す初期化処理の開始時に、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を第1の抵抗値にする。これにより、通信回路100の受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値が小さいことによって、通信回路200において電流が過度に流れてしまう事態を回避することができる。
また、通信回路100では、配線長推定部106が、プルアップ抵抗切り替え部101が受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を予め大きな抵抗値に設定した状態で、配線長を推定する。これにより、配線長の推定精度を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、通信回路100の接続先の通信回路200は、受信回路220のプルアップ抵抗の抵抗値を切り替えることができなかった。実施の形態2では、通信回路100の接続先の通信回路が、受信回路のプルアップ抵抗の抵抗値を切り替えることができる場合について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、実施の形態2に係る通信システム40aの構成例を示す図である。通信システム40aは、通信装置10と、通信装置50と、を備える。通信システム40aは、通信装置10と通信装置50とが、通信線30を介して有線通信を行う通信システムである。通信装置50は、通信回路500を備える。図7では通信装置50が通信回路500を備える構成であるが、一例であり、通信装置50に替えて、家電機器に外付けで通信回路500を接続させた構成にしてもよい。通信システム40aは、通信回路100と通信回路500とが、通信線30を介して有線通信を行うシステムであれば、通信回路100,500に接続される機器は、家電機器に限定されない。通信回路500の構成は、図2に示す通信回路100と同様の構成である。図8は、実施の形態2に係る通信回路100,500の回路構成の例を示す図である。通信回路500は、受信回路120と、送信回路130と、制御回路140と、を備える。通信回路500は通信回路100と同一の機能を有する。以降の説明において、通信回路500を第2の通信回路と称することがある。
つづいて、通信回路100が、通信回路500との間で通信を開始する際の初期化処理について説明する。図9は、実施の形態2に係る通信回路100における通信開始時の初期化処理の動作を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートは、図5に示す実施の形態1のフローチャートに、ステップS201からステップS205の処理を追加したものである。通信システム40aにおいて、通信回路100は、通信線30を介して通信回路500に接続されると、初期化処理の動作を行う。
ここで、実施の形態2では、通信回路100は、接続先の通信回路500に対して受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を変更できるか否かの確認(以下、抵抗値変更可否確認とする)を実施する。ただし、通信システム40aでは、通信回路500も、接続先の通信回路100に対して抵抗値変更可否確認を実施することができる。そのため、通信回路100の処理として、(1)通信回路100が先に抵抗値変更可否確認を実施する場合、(2)通信回路500が先に抵抗値変更可否確認を実施した場合、の各パターンについて説明する。
(1)通信回路100が先に抵抗値変更可否確認を実施する場合。
ステップS101およびステップS102の処理は、実施の形態1のときと同様である。接続先対応可否判定部104は、接続先である通信回路500が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応しているか否かを判定する(ステップS103)。通信回路500は、この時点では受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を大きな抵抗値にしている。そのため、接続先対応可否判定部104は、通信回路500が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応していないと判定する(ステップS201:No)。接続先対応可否判定部104は、通信回路500に対して抵抗値変更可否確認を実施済みか否かを判定する(ステップS202)。接続先対応可否判定部104は、通信回路500に対して抵抗値変更可否確認を未実施のため(ステップS202:No)、接続先の通信回路500から抵抗値変更可否確認があったか否かを判定する(ステップS203)。
接続先対応可否判定部104は、接続先の通信回路500から抵抗値変更可否確認がなかった場合(ステップS203:No)、通信回路500に対して抵抗値変更可否確認を実施する(ステップS204)。接続先対応可否判定部104は、抵抗値変更可否確認として、例えば、通信回路500に対してプルアップ抵抗の抵抗値を変更可能か否かの確認信号を送信し、通信回路500から変更可能という応答信号があった場合、通信回路500はプルアップ抵抗の抵抗値を変更可能であると判定する。通信回路100から抵抗値変更可否確認があった場合、通信回路500は、プルアップ抵抗の抵抗値を小さな抵抗値に変更する。または、接続先対応可否判定部104は、抵抗値変更可否確認として、通信回路500に対してプルアップ抵抗の抵抗値の変更を要求し、規定された時間内に通信回路500がプルアップ抵抗の抵抗値を小さな抵抗値に変更した場合、通信回路500はプルアップ抵抗の抵抗値を変更可能であると判定してもよい。
通信回路100は、ステップS102の処理に戻る。接続先対応可否判定部104は、接続先である通信回路500が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応しているか否かを判定する(ステップS103)。通信回路500は、この時点で受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を大きな抵抗値から小さな抵抗値に切り替えている。そのため、接続先対応可否判定部104は、通信回路500が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応していると判定する(ステップS201:Yes)。以降のステップS104からステップS111までの処理は、前述の実施の形態1の場合と同様である。なお、ステップS107ではYesとなる。通信速度切り替え部109は、通信回路100の通信速度を、通信速度選定部107で選定された通信速度に切り替える(ステップS111)。通信速度切り替え部109は、通信速度伝達部108が通信回路500に対して通信速度を伝達した場合、通信回路500から応答信号を受信してから、通信速度を切り替えてもよい。
(2)通信回路500が先に抵抗値変更可否確認を実施した場合。
ステップS201およびステップS202の処理は、前述の(1)の場合と同様である。接続先対応可否判定部104は、接続先の通信回路500から抵抗値変更可否確認があったか否かを判定する(ステップS203)。接続先対応可否判定部104は、接続先の通信回路500から抵抗値変更可否確認があった場合(ステップS203:Yes)、プルアップ抵抗切り替え部101に対してプルアップ抵抗の抵抗値の変更を指示する。プルアップ抵抗切り替え部101は、ステップS101で大きな抵抗値に切り替えた受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を、小さな抵抗値に切り替える(ステップS205)。すなわち、プルアップ抵抗切り替え部101は、通信回路500から、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を第1の抵抗値または第2の抵抗値に切り替え可能か否かの確認があった場合、受信回路120のプルアップ抵抗の抵抗値を第2の抵抗値に切り替える。通信速度切り替え部109は、通信回路100の通信速度を、通信回路500から伝達される通信速度に切り替える(ステップS111)。通信回路100は、通信回路500から伝達された通信速度で通信を行う。通信速度切り替え部109は、通信回路500から通信速度が伝達された場合、通信回路500に対して応答信号を送信してから、通信速度を切り替えてもよい。
なお、図9に示す実施の形態2のフローチャートは、実施の形態1のように、通信回路100に接続される通信回路が通信回路200のようにプルアップ抵抗の抵抗値を変更できない場合にも適用可能である。
(3)接続先の通信装置が通信回路200であり、プルアップ抵抗の抵抗値を変更できない場合。
ステップS201からステップS204までの処理は、前述の(1)の場合と同様である。通信回路100は、ステップS102の処理に戻る。接続先対応可否判定部104は、通信回路200が小さな抵抗値のプルアップ抵抗を用いた通信に対応していないと判定する(ステップS201:No)。また、接続先対応可否判定部104は、通信回路200に対して抵抗値変更可否確認を実施済みと判定する(ステップS202:Yes)。以降のステップS104からステップS111までの処理は、前述の実施の形態1の場合と同様である。なお、ステップS107ではNoとなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信回路100は、通信回路500に対して抵抗値変更可否確認を実施して、または通信回路500からの抵抗値変更可否確認によってプルアップ抵抗の抵抗値を小さな抵抗値に切り替えることとした。この場合においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,20,50 通信装置、40,40a 通信システム、100,200,500 通信回路、101 プルアップ抵抗切り替え部、102 テスト信号送信部、103 接続先プルアップ抵抗測定部、104 接続先対応可否判定部、105 応答波形解析部、106 配線長推定部、107 通信速度選定部、108 通信速度伝達部、109 通信速度切り替え部、120,220 受信回路、121,221 ベース電源、122,131 トランジスタ、123,222 コンデンサ、130 送信回路、140,240 制御回路、141 受信ポート、142 送信ポート、R0,R1,R3 プルアップ抵抗、R2 抵抗。

Claims (8)

  1. 第1の通信回路と第2の通信回路とが有線通信を行う通信システムにおける前記第1の通信回路である通信回路であって、
    第1のプルアップ抵抗を備え、前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を、第1の抵抗値、または前記第1の抵抗値よりも抵抗値の小さい第2の抵抗値にすることができる受信回路と、
    前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値または前記第2の抵抗値に切り替え可能であって、前記第2の通信回路が前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値にしたときの通信に対応しているか否かに応じて選定した通信速度、または前記第2の通信回路から伝達された通信速度によって、前記通信回路と前記第2の通信回路との間の通信の通信速度を切り替える制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、初期化処理の開始時に前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値にする通信回路。
  2. 前記制御回路は前記第2の通信回路が備える受信回路の第2のプルアップ抵抗の抵抗値を測定し、前記第2のプルアップ抵抗の抵抗値に基づいて、前記第2の通信回路が前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値にしたときの通信に対応していると判定した場合、前記通信回路と前記第2の通信回路との間の通信の通信速度を選定して前記通信速度を前記第2の通信回路へ伝達し、前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値に切り替える、
    請求項1に記載の通信回路。
  3. 前記制御回路は、 前記第2の通信回路に応答を要求するテスト信号を送信、前記第2の通信回路から受信した前記応答の信号である応答信号の信号波形の評価結果に基づいて、前記通信回路と前記第2の通信回路との間の通信線の長さである配線長を推定し、さらに前記配線長を用いて前記通信速度を選定する、
    請求項に記載の通信回路。
  4. 前記制御回路は、前記第2の通信回路が前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値にした通信に対応していると判定した場合、前記配線長を推定後、前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値に切り替える、
    請求項3に記載の通信回路。
  5. 前記第2の通信回路が前記通信回路と同一の機能を有し、
    前記制御回路は、前記第2の通信回路から、前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値または前記第2の抵抗値に切り替え可能か否かの確認があった場合、前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値に切り替え、
    前記第2の通信回路から伝達された通信速度で通信を行う請求項1に記載の通信回路。
  6. 前記制御回路は、1回目の処理として、前記第2の通信回路が備える受信回路の第2のプルアップ抵抗の抵抗値を測定し、前記第2のプルアップ抵抗の抵抗値に基づいて、前記第2の通信回路が前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値にしたときの通信に対応していないと判定した場合、前記第2の通信回路に対して、前記第2のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値または前記第2の抵抗値に切り替え可能か否かの確認を行い、さらに、2回目の処理として、前記第2の通信回路が備える前記受信回路の前記第2のプルアップ抵抗の抵抗値を測定し、前記第2のプルアップ抵抗の抵抗値に基づいて、前記第2の通信回路が前記第1のプルアップ抵抗の抵抗値を前記第2の抵抗値にしたときの通信に対応しているか否かを判定し、2回目の処理による判定結果に基づいて、前記通信回路と前記第2の通信回路との間の通信の通信速度を選定して前記通信速度を前記第2の通信回路へ伝達する、
    請求項1に記載の通信回路。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載の通信回路を備える通信装置。
  8. 請求項に記載の通信装置である第1の通信装置と、
    請求項1からのいずれか1つに記載の第2の通信回路を備える通信装置である第2の通信装置と、
    を備え、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが有線通信を行う通信システム。
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