JP7103198B2 - 契約適用先切替装置、契約適用先切替システム及び契約適用先切替方法 - Google Patents

契約適用先切替装置、契約適用先切替システム及び契約適用先切替方法 Download PDF

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Description

本発明は、契約適用先切替装置、契約適用先切替システム及び契約適用先切替方法に関する。
社員に対して業務用の携帯端末を支給している企業などでは、携帯端末数分(例えば、社員数分)の契約をモバイルキャリアとの間で締結している。
特開2012-209730号公報 特開2007-336366号公報
しかしながら、例えば、ユーザからの問い合わせに24時間対応する業務では、複数の社員が「交代制」で対応することが一般的である。この場合、交代制業務を行う社員が使用する携帯端末は、同時に使用されることが無いにも拘わらず、端末数分の契約の締結がモバイルキャリアとの間で必要とされる。
そこで、一側面では、本発明は、電話回線での通信のための契約の有効活用を可能にすることを目的とする。
一つの態様では、契約適用先切替装置は、電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信する送信部と、前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する要求部と、を有する。
一側面として、電話回線での通信のための契約の有効活用を可能にすることができる。
第1の実施の形態の概要を説明するための図である。 第1の実施の形態における切替制御システムの構成例を示す図である。 第1の実施の形態における切替制御装置10のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態における携帯端末30のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態における切替制御システムの機能構成例を示す図である。 業務シフトテーブルのアップロード処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 業務シフトテーブルT1の構成例を示す図である。 第1の実施の形態における適用先切替制御処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 契約情報の構成例を示す図である。 第2の実施の形態における切替制御システムの機能構成例を示す図である。 第2の実施の形態における適用先切替制御処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 第3の実施の形態における切替制御システムの機能構成例を示す図である。 第3の実施の形態における適用先切替制御処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 入退室履歴記憶部35の構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態の概要を説明するための図である。
図1に示されるように、本実施の形態では、例えば、企業等の組織(図1では、企業A)において使用される各携帯端末30(図1では、社員Aが使用する携帯端末30a、社員Bが使用する携帯端末30b)のそれぞれにeSIM308a又はeSIM308b(以下、それぞれを区別しない場合、「eSIM308」という。)が搭載される。eSIM308は、いわゆるeSIM(Embedded Subscriber Identity Module)であり、電話回線(特に、移動体通信網)を介した通信に関してモバイルキャリアとの間で締結されている契約に関する情報(以下、「契約情報」という。)を外部から書き換え可能なように記憶する。契約情報には、電話番号等のように契約ごとの識別情報が含まれる。
また、企業Aにおいては、業務シフトテーブルT1が定義される。業務シフトテーブルT1は、モバイルキャリアと企業Aとの間における一つの契約に対応する電話番号を共用する(共通の電話番号を使用する)複数の携帯端末30のそれぞれに、当該電話番号が適用される時間帯の切替時刻を示す情報が登録されたテーブルである。切替制御装置10は、業務シフトテーブルT1に基づいて、各携帯端末30のeSIM308を書き換える。図1の例では、0:00(24:00)及び12:00が切替時刻である。切替制御装置10は、0:00(24:00)になると、当該切替時刻まで当該電話番号が適用されていた(切替元である)携帯端末30bと、当該切替時刻から当該電話番号が適用される(切替先である)携帯端末30aとのそれぞれのeSIM308に記憶されている契約情報について、当該電話番号の適用先を携帯端末30bから携帯端末30aへ切り替えるための書き換えを携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれに要求する。また、12:00になると、切替制御装置10は、携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれのeSIM308に記憶されている契約情報について、当該電話番号の適用先が逆になるようにするための書き換えを携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれに要求する。但し、切替制御装置10は、各携帯端末30の使用状況が、eSIM308の書き換えが許容される場合に限り、各携帯端末30のeSIM308の書き換えを行う。すなわち、各携帯端末30の使用状況に応じて、共通の電話番号を使用する(共通の電話番号の適用先の)携帯端末30の切り替えのタイミングが調整される。そうすることで、例えば、少なくともいずれか一方の携帯端末30が通話中である等、切り替えが適切な状況でないにも関わらず強制的に共通の電話番号の適用先が切り替えられてしまうのを回避する。
図2は、第1の実施の形態における切替制御システムの構成例を示す図である。図2において、切替制御システム1は、切替制御装置10、業務管理装置20、並びに携帯端末30a及び携帯端末30b等の複数の携帯端末30(以下、各携帯端末30を区別しない場合、単に「携帯端末30」という。)を含む。このうち、業務管理装置20及び各携帯端末30は、企業Aが所有し、各携帯端末30は、企業Aの従業員に配布(貸与)されている。一方、切替制御装置10は、企業Aとは別の組織によって運用されている。例えば、切替制御装置10は、各携帯端末30に搭載されるeSIM308を提供する業者によって運用されてもよい。但し、切替制御装置10も企業Aによって運用されてもよい。この場合、業務管理装置20が切替制御装置10を兼ねてもよい。
業務管理装置20は、企業Aにおける業務シフトテーブルT1の設定を受け付け、設定された業務シフトテーブルT1を、切替制御装置10へ送信(アップロード)する1以上のコンピュータである。
切替制御装置10は、企業A等の各企業の業務管理装置20からアップロードされた業務シフトテーブルT1に基づいて、共通(同一)の電話番号の適用先の携帯端末30を切り替えるための制御を行うサービスを提供する1以上のコンピュータである。
各携帯端末30は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等のように、電話回線での通信(通話)が可能な通信端末である。例えば、各携帯端末30は、企業Aの顧客からの問い合わせ対応等の交代制の業務に使用されてもよい。なお、図2において、各携帯端末30には、外部から書き換え可能なeSIM308が搭載されている。
なお、業務管理装置20と切替制御装置10とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して通信可能である。各携帯端末30は、移動体通信網等を介して切替制御装置10と通信可能である。
図3は、第1の実施の形態における切替制御装置10のハードウェア構成例を示す図である。図3の切替制御装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
切替制御装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って切替制御装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD-ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図4は、第1の実施の形態における携帯端末30のハードウェア構成例を示す図である。図4において、携帯端末30は、CPU301、メモリ302、補助記憶装置303、タッチパネル304、移動体通信装置305、無線通信装置306、NFC装置307及びeSIM308等を有する。
補助記憶装置303は、携帯端末30にインストールされたプログラム等を記憶する。メモリ302は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置303からプログラムを読み出して記憶する。CPU301は、メモリ302に記憶されたプログラムに従って携帯端末30に係る機能を実現する。
タッチパネル304は、入力機能と表示機能との双方を備えた電子部品であり、情報の表示や、ユーザからの入力の受け付け等を行う。タッチパネル304は、表示装置111及び入力装置112等を含む。
表示装置111は、液晶ディスプレイ等であり、タッチパネル304の表示機能を担う。入力装置112は、表示装置111に対する接触物の接触を検出するセンサを含む電子部品である。接触物の接触の検出方式は、静電方式、抵抗膜方式、又は光学方式等、公知の方式のいずれであってもよい。なお、接触物とは、タッチパネル304の接触面(表面)に接触する物体をいう。斯かる物体の一例として、ユーザの指や専用又は一般のペン等が挙げられる。
移動体通信装置305は、eSIM308に記憶されている契約情報に基づいて移動体通信を制御する。無線通信装置306は、Bluetooth(登録商標)又はWi-Fi(登録商標)ダイレクト等の無線通信を制御する。NFC装置307は、NFC(Near field communication)による通信を制御する。eSIM308は、上記した通りである。
図5は、第1の実施の形態における切替制御システムの機能構成例を示す図である。図5において、業務管理装置20は、業務管理部21を有する。業務管理部21は、業務管理装置20にインストールされた1以上のプログラムが、業務管理装置20のCPUに実行させる処理により実現される。業務管理部21は、業務シフトテーブルT1の設定を受け付け、設定された業務シフトテーブルT1を切替制御装置10へ送信(アップロード)する。
切替制御装置10は、業務シフトテーブル受信部11、業務シフトテーブル管理部12、端末切替制御部13及びSM部14等を有する。これら各部は、切替制御装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。切替制御装置10は、また、業務シフトテーブル記憶部15を利用する。業務シフトテーブル記憶部15は、例えば、補助記憶装置102、又は切替制御装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
業務シフトテーブル受信部11は、業務管理装置20からアップロードされる業務シフトテーブルT1を受信し、当該業務シフトテーブルT1を業務シフトテーブル記憶部15に記憶する。
業務シフトテーブル管理部12は、複数の携帯端末30によって共用されるいずれかの電話番号(以下、「共用番号」という。)について、業務シフトテーブルT1に設定されている適用先の切替時刻になると、当該共用番号のこれまでの適用先の(切替元の)携帯端末30とこれからの適用先の(切替先の)携帯端末30とのそれぞれに、当該共用番号の適用先の切替に関する通知(以下、「端末切替確認」という。)を送信する。
端末切替制御部13は、端末切替確認の送信先の各携帯端末30からの端末切替確認に対する応答に応じ、共用番号の適用先の切替をSM部14へ指示する。
SM部14は、SM(Subscription Manager)として機能する。すなわち、SM部14は、端末切替制御部13からの指示に応じ、当該各携帯端末30のeSIM308に記憶されている契約情報について、共用番号の適用先を切り替えるための書き換え要求を当該各携帯端末30へ送信する。
なお、本実施の形態では、切替制御装置10と各携帯端末30との通信については、移動体通信網を介して行われることを想定する。この場合、共用番号が適用されていない携帯端末30であっても、切替制御装置10との通信については可能であるとする。但し、共用番号が適用されていない携帯端末30について、移動体通信網を介した通信ができない場合、Wi-Fi(登録商標)等の無線LAN経由等、他のネットワーク経由で切替制御装置10と当該携帯端末30との間の通信が実現されてもよい。
携帯端末30は、切替タイミング制御部31及びeSIM書換部32等を有する。これら各部は、携帯端末30にインストールされた1以上のプログラムが、携帯端末30のCPU301に実行させる処理により実現される。
切替タイミング制御部31は、切替制御装置10からの端末切替確認を受信すると、切り替えの可否をユーザに照会する。ユーザによって、切り替えが可能であることを示す入力が行われると、切替タイミング制御部31は、切り替えが可能であることを示す応答(「Ack」)を切替制御装置10へ送信する。
eSIM書換部32は、切替制御装置10からの書き換え要求に応じ、eSIM308に記憶されている契約情報を書き換える。
以下、切替制御システム1において実行される処理手順について説明する。図6は、業務シフトテーブルのアップロード処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、業務管理部21は、例えば、企業Aにおける交代制業務の管理者等による入力に応じ、交代制業務を行うグループ(以下、「交代グループ」という。)ごとに業務シフトテーブルT1を生成し、当該業務シフトテーブルT1を切替制御装置10へアップロード(送信)する。
図7は、業務シフトテーブルT1の構成例を示す図である。図7に示されるように、業務シフトテーブルT1は、交代グループごとに、交代グループID、適用期間及び適用先端末等を含む。交代グループIDは、交代グループの識別情報である。本実施の形態では、当該交代グループにおいて共用される電話番号(共用番号)が交代グループIDとして用いられている。適用期間は、当該交代グループに属する各携帯端末30にたいして共用番号が適用される期間である。各適用期間は重複しないように設定される。したがって、適用期間の区切りは、共用番号の適用先の携帯端末30の切替時刻を示す情報の一例であるといえる。適用先端末は、共用番号の適用先の携帯端末30の識別情報(以下、「端末ID」という。)である。なお、本実施の形態において、携帯端末30aの端末IDは「A」であり、携帯端末30bの端末IDは「B」である。
続いて、切替制御装置10の業務シフトテーブル受信部11は、当該業務シフトテーブルT1を受信すると、当該業務シフトテーブルT1を業務シフトテーブル記憶部15へ記憶する(S102)。
続いて、切替制御装置10は、当該業務シフトテーブルT1に基づく、共用番号の適用先の切替を制御するための処理(以下、「適用先切替制御処理」という。)を開始する(S103)。
続いて、ステップS103の詳細について説明する。図8は、第1の実施の形態における適用先切替制御処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図8の処理の開始時において、携帯端末30aは、共用番号の適用先である状態(適用状態)であり、携帯端末30bは、共用番号の適用先でない状態(適用状態)であるとする。
業務シフトテーブル管理部12は、業務シフトテーブルT1の交代グループIDごとに、共用番号の適用先の切替時刻の到来を待機している。例えば、図7の例において、12:00が到来すると、業務シフトテーブル管理部12は、共用番号についてこれまでの適用先(切替元)である携帯端末30a、及びこれからの適用先(切替先)である携帯端末30bのそれぞれに対し、端末切替確認を送信する(S201)。
携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれの切替タイミング制御部31は、当該端末切替確認を受信すると、当該携帯端末30のユーザに対して切替の可否を照会するための「切替確認ボタン」を表示する(S202a、S202b)。各携帯端末30のユーザは、切替が可能である場合に「切替確認ボタン」をタップ(又は押下)する。具体的には、携帯端末30aのユーザ(以下、「ユーザA」という。)は、例えば、携帯端末30aにて通話中でない場合や、携帯端末30aが呼び出し中でない場合等に「切替確認ボタン」をタップする。携帯端末30bのユーザ(以下、「ユーザB」という。)は、交代制の業務を開始可能な状態である場合に「切替確認ボタン」をタップする。
各携帯端末30の切替タイミング制御部31は、「切替確認ボタン」がタップされると(すなわち、共用番号の適用先の切替が可能であることを示す入力を受け付けると)、切替が可能であることを示す応答(「Ack」)を切替制御装置10へ送信する(S203a、S203b)。換言すれば、各携帯端末30は、「切替確認ボタン」がタップされない限り、Ackの送信を行わない。
切替制御装置10は、端末切替確認の送信先の全ての携帯端末30(携帯端末30a及び携帯端末30b)からAckが受信されると、ステップS211以降を実行する。したがって、携帯端末30a及び携帯端末30bの少なくともいずれか一方からAckが受信されない場合、切替制御装置10は、ステップS211以降を実行しない。
ステップS211において、切替制御装置10の端末切替制御部13は、共用番号について現在の適用先(携帯端末30a)から新たな適用先(携帯端末30b)への切替の実行をSM部14に対して指示する(S211)。この際、共用番号と、切替元の携帯端末30aの端末IDと、切替先の携帯端末30bの端末IDとがSM部14に通知される。
SM部14は、端末切替制御部13からの指示に応じ、切替元の携帯端末30aに対しては、共用番号が適用されないようにする(共用番号を使用不可とする)ためのeSIM308内の契約情報の書き換え要求を送信し、切替先の携帯端末30bに対しては、共用番号が適用されるようにする(共用番号を使用可能とする)ためのeSIM308内の契約情報の書き換え要求を送信する(S212)。なお、携帯端末30bへの書き換え要求には、共用番号が含まれてもよい。
携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれのeSIM書換部32は、それぞれが受信した書き換え要求に応じた書き換え(変更)をeSIM308に記憶されている契約情報に対して行う(S213a、S213b)。
図9は、契約情報の構成例を示す図である。図9に示されるように、契約情報は、例えば、SIMカード識別番号、携帯電話番号情報、国・事業者コード等を含む。SIMカード識別番号は、各eSIM308の識別情報である。携帯電話番号情報は、携帯端末30に適用されている電話番号である。国・事業者コードは、携帯端末30の加入者に発行される識別番号である。
本実施の形態では、携帯電話番号情報を書き換えることで、共用番号の使用の可否が切り替えられる例について説明する。すなわち、携帯端末30aのeSIM書換部32は、ステップS213aにおいて、携帯端末30aのeSIM308に記憶されている契約情報のうちの携帯電話番号情報(すなわち、共用番号)を消去する。一方、携帯端末30bのeSIM書換部32は、ステップS213bにおいて、携帯端末30bのeSIM308に記憶されている契約情報のうちの携帯電話番号情報に対して、共用番号を書き込む。その結果、携帯端末30aは、共用番号での発信及び着信が不可能となり、携帯端末30bは、共用番号での発信及び着信が可能となる。
但し、上記以外の方法によって共用番号の使用の可否が切り替えられてもよい。例えば、国・事業者コードに対して無効な値が書き込まれた場合に携帯端末30での通話が不可能となる場合には、国・事業者コードの書き換えによって、共用番号の適用先が切り替えられてもよい。すなわち、共用番号の切替元である携帯端末30aが、共用番号を使用できない状態にできるのであれば、eSIM308内の契約情報の書き換え方法は、特定の方法に限定されない。
携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれのeSIM書換部32は、契約情報の書き換えが終了すると、切替制御装置10に対して終了通知を送信する(S214a、S214b)。
以上の処理手順により、携帯端末30aは非適用状態となり、携帯端末30bは適用状態となる。
上述したように、第1の実施の形態によれば、共用番号を利用して複数の携帯端末30がそれぞれ異なる時間帯に発信及び着信を行うことができる。その結果、使用する時間帯が重複しない複数の携帯端末30についてモバイルキャリアとの契約数を削減することができる。したがって、電話回線での通信のための契約の有効活用を可能にすることができる。
また、共用番号を、業務シフトテーブルT1に設定されたスケジュールに従って複数の携帯端末30で切り替えて共用する場合において、切替時刻になると、切替制御装置10は、切替元及び切替先の双方の携帯端末30に対して端末切替確認を送信する。これらの各携帯端末30は、当該端末切替確認に応じ、切替の可否の照会をユーザに対して行う。各携帯端末30は切替が可能であることがユーザによって入力されると、端末切替確認に対する応答を切替制御装置10へ送信する。切替制御装置10は、これら各携帯端末30からの応答に応じ、これら各携帯端末30がeSIMに記憶する契約情報について、共用番号の適用先を切替元から切替先へ切り替えるための書き換えを、切替元及び切替先のそれぞれの携帯端末30に要求する。
その結果、切替元又は切替先の使用状況(通話の有無等)を考慮して、共用番号の適用先を切替ることができる。したがって、電話回線での通信のための契約の有効活用を可能にするにあたり、安全性及び実用性を確保することができる。
また、働き方改革やワークシェアリングといった今後の新しい勤務形態に対応した携帯端末30の利用環境を提供可能とすることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。第2の実施の形態において、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。
図10は、第2の実施の形態における切替制御システムの機能構成例を示す図である。図10中、図5と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10において、携帯端末30は、更に、無線接続部33を有する。無線接続部33は、携帯端末30にインストールされた1以上のプログラムが、携帯端末30のCPU301に実行させる処理により実現される。
無線接続部33は、通信相手との直接的な無線通信を用いて近傍における他の携帯端末30(具体的には、当該携帯端末30との間で共用番号の切替先又は切替元に係る携帯端末30)の存否を確認する。例えば、Bluetooth(登録商標)又はWi-Fi(登録商標)ダイレクト等が無線通信として利用されてもよい。なお、直接的な無線通信とは、基地局やルータ等の中継装置を経由しない無線通信をいう。したがって、無線接続部33によって接続可能な通信の範囲は、無線通信の電波が届く近傍の範囲に限られる。
第2の実施の形態では、図8の処理手順Xの部分が、図11の処理手順X’に置き換わる。図11は、第2の実施の形態における適用先切替制御処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
業務シフトテーブル管理部12は、業務シフトテーブルT1の交代グループIDごとに、共用番号の適用先の切替時刻の到来を待機している。例えば、図7の例において、12:00が到来すると、業務シフトテーブル管理部12は、共用番号についてこれまでの適用先(切替元)である携帯端末30a、及びこれからの適用先(切替先)である携帯端末30bのそれぞれに対し、端末切替確認を送信する(S301)。この際、業務シフトテーブル管理部12は、切替元及び切替先のそれぞれの携帯端末30への端末切替確認に、他方(切替相手)の無線通信に関する識別情報(以下、「通信ID」という。)を含める。すなわち、携帯端末30aへの端末切替確認には携帯端末30bの通信IDが含められる。携帯端末30bへの端末切替確認には携帯端末30aの通信IDが含められる。なお、通信IDは、無線通信としてBluetooth(登録商標)が利用される場合にはMACアドレスであり、無線通信としてWi-Fi(登録商標)ダイレクトが利用される場合にはSSID(Service Set Identifier)である。また、各携帯端末30の通信IDは、例えば、業務シフトテーブルT1と共に業務管理装置20から切替制御装置10へ事前に通知されていてもよい。
携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれの切替タイミング制御部31は、当該端末切替確認を受信すると、自端末の無線接続部33に対して切替相手との接続を要求する(S302a、S302b)。この際、各切替タイミング制御部31は、端末切替確認に含まれている通信IDを各無線接続部33に通知する。
続いて、携帯端末30a及び携帯端末30bのそれぞれの無線接続部33は、無線通信に用いて、通知された通信IDを接続先とした通信の接続の可否に基づいて、切替相手の携帯端末30が近傍に(近距離に)位置するか否かを判定し、判定結果をそれぞれの切替タイミング制御部31へ出力する(S303)。すなわち、切替先である携帯端末30bが交代制業務の引継ぎを準備可能であれば交代制業務を行う場所であって、携帯端末30aが存在している場所に(例えば、オペレーションセンタ等)に携帯端末30bも存在しているはずである。ステップS303では、このような状況が確認される。
各携帯端末30の切替タイミング制御部31は、それぞれの無線接続部33による判定結果が切替相手が近傍に位置することを示す場合にステップS304a又はS304bを実行し、それ以外の場合には、当該ステップを実行しない。
ステップS304a又はステップS304bにおいて、切替元又は切替先の携帯端末30の切替タイミング制御部31は、それぞれの携帯端末30が通話状態でないことを確認し、通話状態でなければ、切り替えが可能であることを示す応答(「Ack」)を切替制御装置10へ送信する。換言すれば、携帯端末30が通話状態である場合、当該携帯端末30の切替タイミング制御部31は、「Ack」を返信しない。但し、携帯端末30が通話状態である場合、当該携帯端末30の切替タイミング制御部31は、通話が終了するまで待機し、通話の終了後に「Ack」を返信してもよい。この場合、待機時間に上限が設けられてもよい。
続いて、各携帯端末30の無線接続部33は、無線通信による接続を切断する(S305)。
以降は、図8のステップS211以降と同じ処理手順が実行される。
上述したように、第2の実施の形態によれば、切替先の携帯端末30が切替元の携帯端末30の近傍に位置する場合に、共用番号の適用先が切り替えられる。したがって、例えば、特定の場所において行われる業務に関して利用される携帯端末30間で共用番号が共用される場合において、切替先の準備が整っていることが確認された上で、共用番号の切替を可能とすることができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。第3の実施の形態において、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。
図12は、第3の実施の形態における切替制御システムの機能構成例を示す図である。図12中、図5と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図12において、携帯端末30は、更に、入退室管理部34及び入退室履歴記憶部35を有する。入退室管理部34は、携帯端末30にインストールされた1以上のプログラムが、携帯端末30のCPU301に実行させる処理により実現される。入退室履歴記憶部35は、例えば、携帯端末30の補助記憶装置303等を用いて実現可能である。
入退室管理部34は、交代制業務が行われる部屋等の所定の場所(以下、「業務室」という。)への入室又は退室をNFC装置307を用いて検知し、検知結果を入退室履歴記憶部35に記録する。例えば、携帯端末30が業務室の外側に設置されている入室用のNFC機器に翳されることにより、当該携帯端末30のNFC装置307が当該NFC機器と通信を行うと、入退室管理部34は、入室を示す情報と現在日時とを対応付けて入退室履歴記憶部35に記録する。また、携帯端末30が業務室の内側に設置されている退室用のNFC機器に翳されることにより、当該携帯端末30のNFC装置307が当該NFC機器と通信を行うと、入退室管理部34は、退室を示す情報と現在日時とを対応付けて入退室履歴記憶部35に記録する。したがって、入退室履歴記憶部35には、業務室への入退室の履歴が記憶される。なお、各携帯端末30のユーザ(各社員)の業務室は同じでなくてもよい。例えば、社員Aの業務室と、社員Bの業務室とは別の場所であってもよい。
第3の実施の形態では、図8の処理手順Xの部分が、図13の処理手順X’’に置き換わる。図13は、第3の実施の形態における適用先切替制御処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
業務シフトテーブル管理部12は、業務シフトテーブルT1の交代グループIDごとに、共用番号の適用先の切替時刻の到来を待機している。例えば、図7の例において、12:00が到来すると、業務シフトテーブル管理部12は、共用番号についてこれまでの適用先(切替元)である携帯端末30a、及びこれからの適用先(切替先)である携帯端末30bのそれぞれに対し、端末切替確認を送信する(S401)。
携帯端末30aの切替タイミング制御部31は、当該端末切替確認を受信すると、携帯端末30aが通話状態でないことを確認し、通話状態でなければ、切り替えが可能であることを示す応答(「Ack」)を切替制御装置10へ送信する。換言すれば、携帯端末30aが通話状態である場合、当該携帯端末30aの切替タイミング制御部31は、「Ack」を返信しない。但し、第2の実施の形態と同様に、通話の終了の待機が行われてもよい。
一方、携帯端末30bの切替タイミング制御部31は、当該端末切替確認を受信すると、入退室履歴記憶部35を参照して、携帯端末30bが業務室へ入室済みであるか(業務室内に位置するか)否かを判定する(S402b)。
図14は、入退室履歴記憶部35の構成例を示す図である。図14に示されるように、入退室履歴記憶部35には、業務室への入室又は業務室からの退室が発生するごとに、入室又は退室を示す区分と、入室又は退室の日時とが記憶されている。
ステップS402bでは、入退室履歴記憶部35において日時が最新であるレコードの区分が、「入室」であるか否かが判定される。すなわち、携帯端末30bの切替タイミング制御部31は、当該レコードの区分が「入室」であれば携帯端末30bが入室済みである(業務室内に位置する)と判定し、ステップS403bを実行する。一方、携帯端末30bの切替タイミング制御部31は、当該レコードの区分が「退室」であれば携帯端末30bが入室していないと判定し、ステップS403bを実行しない。
ステップS403bにおいて、携帯端末30bの切替タイミング制御部31は、携帯端末30bが通話状態でないことを確認し、通話状態でなければ、切り替えが可能であることを示す応答(「Ack」)を切替制御装置10へ送信する。換言すれば、携帯端末30bが通話状態である場合、当該携帯端末30bの切替タイミング制御部31は、「Ack」を返信しない。但し、通話の終了の待機が行われてもよい。
なお、上記では、入退室の履歴に基づいて携帯端末30bが業務室へ入室済みであるか否かが判定される例を示したが、他の方法によって斯かる判定が行われてもよい。例えば、業務室内において受信可能な電波(例えば、無線LANの電波等)を携帯端末30bが受信している場合に、切替タイミング制御部31は、携帯端末30bが業務室へ入室済みであると判定してもよい。また、GPS(Global Positioning System)を用いて測定される位置情報等に基づいて、切替タイミング制御部31は、携帯端末30bが業務室へ入室済みであると判定してもよい。
上述したように、第3の実施の形態によれば、切替先の携帯端末30bが業務室に入室済みである場合に、共用番号の適用先が切り替えられる。したがって、切替先の準備が整っていることが確認された上で、共用番号の切替を可能とすることができる。
なお、上記各実施の形態において、切替制御装置10は、契約適用先切替装置の一例である。業務シフトテーブル管理部12は、送信部の一例である。端末切替制御部13及びSM部14は、要求部の一例である。切替タイミング制御部31は、応答送信部の一例である。切替制御装置10及び携帯端末30は、契約適用先切替システムの一例である。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信する送信部と、
前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する要求部と、
を有することを特徴とする契約適用先切替装置。
(付記2)
前記要求部は、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末がeSIMに記憶する情報についての書き換えを要求する、
ことを特徴とする付記1記載の契約適用先切替装置。
(付記3)
契約適用先切替装置と、電話回線で通信を行う複数の端末とを含む契約適用先切替システムであって、
前記契約適用先切替装置は、
前記電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、前記複数の端末のうち、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信する送信部と、
前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する要求部と、
を有することを特徴とする契約適用先切替システム。
(付記4)
前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末は、
前記通知を受信すると、前記識別情報の適用先の切替の可否を当該端末のユーザに照会し、前記切替が可能であることを示す入力を受け付けた場合に、前記応答を前記契約適用先切替装置へ送信する応答送信部、
を有することを特徴とする付記3記載の契約適用先切替システム。
(付記5)
前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末は、
前記通知を受信すると、前記切替先又は前記切替元との間で無線通信の接続の可否を判定し、当該接続が可能である場合に、前記応答を前記契約適用先切替装置へ送信する応答送信部、
を有することを特徴とする付記3記載の契約適用先切替システム。
(付記6)
前記切替先の端末は、
前記通知を受信すると、当該端末が所定の場所に位置する場合に前記応答を前記契約適用先切替装置へ送信する応答送信部、
を有することを特徴とする付記3記載の契約適用先切替システム。
(付記7)
電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信し、
前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする契約適用先切替方法。
(付記8)
前記要求する処理は、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末がeSIMに記憶する情報についての書き換えを要求する、
ことを特徴とする付記7記載の契約適用先切替方法。
1 切替制御システム
10 切替制御装置
11 業務シフトテーブル受信部
12 業務シフトテーブル管理部
13 端末切替制御部
14 SM部
15 業務シフトテーブル記憶部
20 業務管理装置
21 業務管理部
30a 携帯端末
30b 携帯端末
31 切替タイミング制御部
32 eSIM書換部
33 無線接続部
34 入退室管理部
35 入退室履歴記憶部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
301 CPU
302 メモリ
303 補助記憶装置
304 タッチパネル
305 移動体通信装置
306 無線通信装置
307 NFC装置
308 eSIM
B バス

Claims (7)

  1. 電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信する送信部と、
    前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する要求部と、
    を有することを特徴とする契約適用先切替装置。
  2. 前記要求部は、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末がeSIMに記憶する情報についての書き換えを要求する、
    ことを特徴とする請求項1記載の契約適用先切替装置。
  3. 契約適用先切替装置と、電話回線で通信を行う複数の端末とを含む契約適用先切替システムであって、
    前記契約適用先切替装置は、
    前記電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、前記複数の端末のうち、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信する送信部と、
    前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する要求部と、
    を有することを特徴とする契約適用先切替システム。
  4. 前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末は、
    前記通知を受信すると、前記識別情報の適用先の切替の可否を当該端末のユーザに照会し、前記切替が可能であることを示す入力を受け付けた場合に、前記応答を前記契約適用先切替装置へ送信する応答送信部、
    を有することを特徴とする請求項3記載の契約適用先切替システム。
  5. 前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末は、
    前記通知を受信すると、前記切替先又は前記切替元との間で無線通信の接続の可否を判定し、当該接続が可能である場合に、前記応答を前記契約適用先切替装置へ送信する応答送信部、
    を有することを特徴とする請求項3記載の契約適用先切替システム。
  6. 前記切替先の端末は、
    前記通知を受信すると、当該端末が所定の場所に位置する場合に前記応答を前記契約適用先切替装置へ送信する応答送信部、
    を有することを特徴とする請求項3記載の契約適用先切替システム。
  7. 電話回線での通信に関する一つの契約に対応する識別情報の適用先の切替時刻が到来すると、当該切替時刻までに前記識別情報が適用されていた切替元の端末と、当該切替時刻から前記識別情報が適用される切替先の端末とに、前記識別情報の適用先の切替に関する通知を送信し、
    前記通知に対する前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末からの応答に応じて、前記契約に関して前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末が記憶する情報について、前記識別情報の適用先を前記切替元から前記切替先へ切り替えるための書き換えを、前記切替元及び前記切替先のそれぞれの端末に要求する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする契約適用先切替方法。
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