JP7102826B2 - 情報処理方法および情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法および情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7102826B2
JP7102826B2 JP2018056349A JP2018056349A JP7102826B2 JP 7102826 B2 JP7102826 B2 JP 7102826B2 JP 2018056349 A JP2018056349 A JP 2018056349A JP 2018056349 A JP2018056349 A JP 2018056349A JP 7102826 B2 JP7102826 B2 JP 7102826B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
reproduction
reference signal
information processing
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018056349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019169852A (ja
Inventor
佳孝 浦谷
克己 石川
康之介 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2018056349A priority Critical patent/JP7102826B2/ja
Priority to PCT/JP2019/011933 priority patent/WO2019182075A1/ja
Publication of JP2019169852A publication Critical patent/JP2019169852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7102826B2 publication Critical patent/JP7102826B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/04Sound-producing devices
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、コンテンツを再生する技術に関する。
特定のコンテンツの再生に連動して他のコンテンツを再生する技術が従来から提案されている。例えば特許文献1の技術においては、映画館等で再生されるコンテンツの音声にタイムコードを含む透かしデータが埋め込まれる。映画館を利用する利用者のユーザ端末は、当該音声を検出することで当該コンテンツの再生に連動して別のコンテンツを再生する。
特許第6163680号公報
しかし、特許文献1の技術では、コンテンツに透かしデータを埋め込む処理が事前に必要になるという問題、または、同期用の透かしデータを埋め込むことでコンテンツの音声が変化するという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明は、同期用のデータをコンテンツに埋め込むことなく、複数のコンテンツの再生を時間的に対応させることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る情報処理方法は、第1コンテンツの再生により放音される音響の収音により生成された音響信号と、第2コンテンツと時間的に対応している基準信号とを対比することで、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとの時間的な対応を解析し、前記解析された時間的な対応のもとで、前記第1コンテンツの再生に連動して前記第2コンテンツを再生装置に再生させる。
本発明の好適な態様に係る情報処理装置は、第1コンテンツの再生により放音される音響の収音により生成された音響信号と、第2コンテンツと時間的に対応している基準信号とを対比することで、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとの時間的な対応を解析する解析部と、前記解析部が解析した時間的な対応のもとで、前記第1コンテンツの再生に連動して前記第2コンテンツを再生装置に再生させる再生制御部とを具備する。
本発明の実施形態に係る再生システムの構成を例示するブロック図である。 第1コンテンツと基準信号と第2コンテンツとの模式図である。 再生装置による第2コンテンツの表示例である。 制御装置の処理のフローチャートである。 変形例に係る第1コンテンツと基準信号と第2コンテンツとの模式図である。 変形例に係る第2コンテンツの模式図である。
図1は、本発明の好適な形態に係る再生システム100の構成を例示するブロック図である。再生システム100は、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2とを連動して再生するためのコンピュータシステムである。図1に例示される通り、本実施形態の再生システム100は、再生装置20と情報処理装置30とで構成される。
再生装置20は、第1コンテンツC1を再生する出力機器である。第1コンテンツC1は、音響Vcおよび映像Mcで構成される動画作品である。具体的には、第1コンテンツC1は、音響Vcを表す音響信号と映像Mcを表わす映像信号とで表わされる。映画やテレビ番組が第1コンテンツC1として例示される。例えば、再生装置20は、DVD等の光ディスクに記憶された第1コンテンツC1を再生する。図1に例示される通り、再生装置20は、第1コンテンツC1に含まれる映像Mcを表示する表示装置23(例えば液晶表示パネル)と、第1コンテンツC1に含まれる音響を放音する放音装置21(例えばスピーカ)とを具備する。すなわち、再生装置20による再生は、映像の表示と音響の放音とを包含する。なお、再生装置20が放音装置21のみを含んでもよい。つまり、再生装置20から表示装置23は省略され得る。
情報処理装置30は、再生装置20により再生される第1コンテンツC1を視聴する利用者により携帯される。例えば携帯電話機、スマートフォンまたはタブレット端末等の情報端末が情報処理装置30として利用される。本実施形態の情報処理装置30は、第2コンテンツC2を再生する。具体的には、再生装置20による第1コンテンツC1の再生に連動して第2コンテンツC2が再生される。第2コンテンツC2は、例えば第1コンテンツC1に関連した情報(例えば音響または画像)である。例えば第1コンテンツC1の購入者に対する特典映像が第2コンテンツC2として情報処理装置30に提供される。第1コンテンツC1の時間軸上の全体(始点から終点)にわたり連続した情報が第2コンテンツC2として例示される。本実施形態の第2コンテンツC2は、例えば第1コンテンツC1の内容を表す字幕(例えば登場人物の台詞を表す文字列)の時系列を示す画像である。なお、第2コンテンツC2は、実際には画像が表示されない区間を含んでいてもよい。
図1に例示される通り、本実施形態の情報処理装置30は、収音装置31と再生装置33と制御装置35と記憶装置37とを具備する。制御装置35は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理回路であり、情報処理装置30を構成する各要素を統括的に制御する。制御装置35は、少なくとも1個の回路を含んで構成される。再生装置33は、制御装置35による制御のもとで各種の情報を再生する出力装置である。本実施形態では、画像を表示する表示装置(例えば液晶表示パネル)を再生装置33として例示する。
記憶装置37(メモリ)は、例えば磁気記録媒体もしくは半導体記録媒体等の公知の記録媒体、または、複数種の記録媒体の組合せで構成され、制御装置35が実行するプログラムと制御装置35が使用する各種のデータとを記憶する。本実施形態の記憶装置37は、第2コンテンツC2を記憶する。第2コンテンツC2は、例えば配信装置(例えばWEBサーバ)から事前に取得される。なお、情報処理装置30とは別体の記憶装置37(例えばクラウドストレージ)を用意し、移動体通信網またはインターネット等の通信網を介して制御装置35が記憶装置37に対する書込および読出を実行してもよい。すなわち、記憶装置37は情報処理装置30から省略され得る。
収音装置31は、周囲の音響を収音する音響機器(マイクロホン)である。具体的には、収音装置31は、第1コンテンツC1の再生により放音される音響Vcを収音し、当該音響Vcの波形を表す音響信号Yを生成する。
図2には、第1コンテンツC1が模式的に図示されている。図2に例示される通り、第1コンテンツC1のうち再生装置20により再生された部分(以下「再生部分」という)T1の音響Vcが収音される。例えば情報処理装置30に対する利用者からの操作に応じて収音装置31による収音が開始される。なお、実際には、収音装置31による収音が開始すると所定の期間(例えば第1コンテンツC1の時間長に対して充分に短い期間)にわたり継続して再生部分T1の音響Vcが収音される。第1コンテンツC1の再生の進行とともに再生部分T1は時間軸上で未来の方向(時間が経過する方向)に移動する。
制御装置35は、記憶装置37に記憶されたプログラムに従って複数のタスクを実行することで、第2コンテンツC2を再生するための複数の機能(解析部352および再生制御部354)を実現する。なお、複数の装置の集合(すなわちシステム)で制御装置35の機能を実現してもよいし、制御装置35の機能の一部または全部を専用の電子回路(例えば信号処理回路)で実現してもよい。
解析部352は、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応を解析する。本実施形態の解析部352は、第2コンテンツC2のうち第1コンテンツC1の再生部分T1に時間的に対応する部分(以下「処理部分」という)T2を特定する。収音装置31が生成した音響信号Yと、記憶装置37に記憶された基準信号Zとを対比することで処理部分T2が特定される。
図2に例示される通り、基準信号Zは、第2コンテンツC2と時間的に対応する信号である。具体的には、基準信号Zは、時間軸が第2コンテンツC2と一致する。本実施形態では、基準信号Zの始点と第2コンテンツC2の始点とが一致し、基準信号Zの終点と第2コンテンツC2の終点とが一致する。例えば第1コンテンツC1の再生により放音される音響Vcの波形を表す信号が基準信号Zとして利用される。本実施形態の基準信号Zは、第1コンテンツC1の時間軸上の全体にわたり音響Vcを表す信号である。基準信号Zは、例えば第2コンテンツC2とともに配信装置から配信されて記憶装置37に事前に記憶される。
具体的には、解析部352は、基準信号Zのうち音響信号Yの波形に類似する部分(以下「類似部分」という)Pを特定する。基準信号Zを時間軸上で複数の区間(以下「解析区間」という)に区切り、各解析区間について音響信号Yとの類似性を示す指標(以下「類似指標」という)を算定する。解析区間の時間長は、例えば音響信号Yの時間長と等しい。各解析区間は相互に重複し得る。
本実施形態では、解析区間と音響信号Yとについて算定される相互相関が、解析区間と音響信号Yとの間における類似指標として利用される。解析区間と音響信号Yとに共通の音響が含まれる場合(すなわち類似性が高い場合)、相互相関の絶対値は最大となる。複数の解析区間のうち相互相関の絶対値が最大となる解析区間が類似部分Pとして特定される。すなわち、音響信号Yと基準信号Zとの相互相関を算定することで、音響信号Yと基準信号Zとが対比される。解析部352は、第2コンテンツC2のうち基準信号Zの類似部分Pに時間的に対応する部分を処理部分T2として特定する。図2に例示される通り、第2コンテンツC2のうち類似部分Pに時間軸上で一致する部分が処理部分T2として特定される。以上の説明から理解される通り、解析部352は、音響信号Yと基準信号Zとを対比することで、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応を解析(すなわち処理部分T2を特定)する。
再生制御部354は、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応のもとで、第1コンテンツC1の再生に連動して第2コンテンツC2を再生装置33に再生させる。具体的には、再生制御部354は、第1コンテンツC1の再生に並行して第2コンテンツC2を再生させる。図2に例示される通り、本実施形態の再生制御部354は、第2コンテンツC2の処理部分T2を第1コンテンツC1の再生部分T1に時間軸上で一致させて(すなわち同期して)、第2コンテンツC2を再生させる。具体的には、再生部分T1の終点に処理部分T2の終点が時間軸上で一致するように、第2コンテンツC2を再生装置33に再生させる。
図3は、再生装置33による第2コンテンツC2の表示例である。再生装置33は、再生制御部354による制御のもとで、第1コンテンツC1の再生に連動して第2コンテンツC2を再生する。具体的には、再生装置33は、第2コンテンツC2の処理部分T2が第1コンテンツC1の再生部分T1に時間的に一致させて、当該第2コンテンツC2を再生する。第1コンテンツC1の再生の進行に連動して第2コンテンツC2の再生も進行する。すなわち、再生装置20による第1コンテンツC1の再生に並行して第2コンテンツC2が再生される。図3に例示される通り、例えば第1コンテンツC1の再生部分T1に登場する登場人物の台詞を表す字幕「こんにちは」を表す第2コンテンツC2が表示される。
図4は、制御装置35が第2コンテンツC2を再生する処理のフローチャートである。図4の処理は、例えば収音装置31による音響Vcの収音(音響信号Yの生成)を契機として開始される。図4の処理が開始されると、解析部352は、基準信号Zのうち第1コンテンツC1の音響信号Yに類似する類似部分Pを特定する(Sa1)。具体的には、基準信号Zにおける複数の解析区間のうち、当該解析区間と音響信号Yとについて算定された類似指標(相互相関の絶対値)が最大となる解析区間が類似部分Pとして特定される。解析部352は、第2コンテンツC2のうち類似部分Pに時間的に対応する処理部分T2を特定する(Sa2)。ステップSa1およびステップSa2は、音響信号Yと基準信号Zとを対比することで、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応を解析する処理である。再生制御部354は、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応のもとで、第1コンテンツC1の再生に並行して第2コンテンツC2を再生装置33に再生させる(Sa3)。
例えば、第2コンテンツC2の再生を第1コンテンツC1の再生に時間的に対応させるための同期用のデータ(特許文献1の技術では透かしデータ)を利用する構成では、第1コンテンツC1を構成する音響信号に当該データを事前に埋め込む必要がある。それに対して、本実施形態では、音響信号Yと基準信号Zとを対比することで、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応が解析され、当該解析された時間的な対応のもとで、第1コンテンツC1の再生に連動して第2コンテンツC2が再生される。したがって、第2コンテンツC2の再生を第1コンテンツC1の再生に時間的に対応させる(すなわち同期させる)ためのデータを第1コンテンツC1に埋め込むことが不要である。また、音響信号に同期用のデータを埋め込むことに起因した音声の変化が、本実施形態によれば発生しないという利点もある。
本実施形態では、音響信号Yと基準信号Zとの相互相関を算定することで、当該音響信号Yと当該基準信号Zとが対比されるから、音響信号Yと基準信号Zとの間における波形の類似性を加味して、第2コンテンツC2の再生を第1コンテンツC1の再生に高精度に連動させることができる。
<変形例>
以上に例示した態様に付加される具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様を、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合してもよい。
(1)前述の形態では、第1コンテンツC1の再生に並行して第2コンテンツC2を再生したが、例えば第1コンテンツC1の再生に後続して第2コンテンツC2を再生してもよい。例えば第1コンテンツC1が終了した直後から第2コンテンツC2が再生される。以上の構成では、基準信号Zの終点が第2コンテンツC2の始点に一致する。すなわち、基準信号Zは、第2コンテンツC2と時間的に対応している。再生制御部354は、基準信号Zの類似部分Pの終点から基準信号Zの終点まで時間軸上で経過したら、当該第2コンテンツC2を再生装置33に再生させる。第1コンテンツC1の再生に連動して第2コンテンツC2を再生させる構成には、第1コンテンツC1の再生に並行して第2コンテンツC2を再生する構成と、第1コンテンツC1の再生に後続して第2コンテンツC2を再生する構成との双方が含まれる。ただし、第1コンテンツC1の再生に並行して第2コンテンツC2を再生する前述の形態によれば、第1コンテンツC1の再生に後続して第2コンテンツC2が再生される構成と比較して、第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応を利用者が容易に把握できるという利点がある。
(2)前述の形態では、第1コンテンツC1の再生により放音される音響Vcを表す信号を基準信号Zとして例示したが、基準信号Zは以上の例示に限定されない。例えば音響Vcから情報量を低減した信号(例えば音響Vcの信号に対するデータ圧縮により音質を低下させた信号)を基準信号Zとして利用してもよい。
また、基準信号Zは、音響Vcを表す信号に限定されない。例えば音響Vcに対して何らかの処理をして生成した信号を基準信号Zとして利用してもよい。例えば、第1コンテンツC1の音響Vcのうち音量が所定値を上回る部分を抽出した信号、または、第1コンテンツC1の音響Vcの立ち上がりの時点(アタック部分)にパルスを配列した信号を基準信号Zとしてもよい。ただし、第1コンテンツC1の再生により放音される音響Vcを表す信号を基準信号Zとして利用する構成によれば、第1コンテンツC1とは別個に基準信号Zを用意する必要がない。以上の説明から理解される通り、音響信号Yとの時間的な解析が可能な信号であれば、基準信号Zが表す対象や波形は任意である。
(3)前述の形態では、第1コンテンツC1の時間軸上の全体にわたり音響Vcを表す信号を基準信号Zとして利用したが、例えば時間軸上の互いに離れた複数の区間の各々について第1コンテンツC1の音響Vcを表す信号を基準信号Zとしてもよい。すなわち、第1コンテンツC1の音響Vcを間欠的に除去した信号が基準信号Zとして利用される。
(4)前述の形態では、音響Vcと映像Mcとで第1コンテンツC1を構成したが、音響Vcのみで第1コンテンツC1を構成してもよい。すなわち、第1コンテンツC1が映像Mcを含むことは必須ではない。
(5)前述の形態では、第1コンテンツC1の字幕を示す画像を第2コンテンツC2として例示したが、第2コンテンツC2は字幕を示す画像に限定されない。例えば第1コンテンツC1に出演する俳優や第1コンテンツC1のストーリーを紹介する画像(静止画または映像)を第2コンテンツC2としてもよい。また、第1コンテンツC1に関連した音響を第2コンテンツC2として利用してもよい。第2コンテンツC2が音響を含む構成では、当該音響を放音する放音装置(例えばスピーカ)が再生装置33として利用される。また、音響および画像の双方で第2コンテンツC2を構成してもよい。すなわち、再生装置33による再生は、画像の表示と音響の放音とを包含する。以上の説明から理解される通り、第1コンテンツC1に関連した各種の情報が第2コンテンツC2として採用され得る。また、第1コンテンツC1に無関係の情報(例えば広告)を第2コンテンツC2としてもよい。
なお、第1コンテンツC1の音響Vcに関連した音響(例えば第1コンテンツC1に含まれる音響Vcを高音質で表した音響)を第2コンテンツC2とする場合、音響Vcに関連した音響を表す信号を基準信号Zとして利用してもよい。以上の構成では、基準信号Zと第2コンテンツC2とを別個に用意する必要がない。
(6)前述の形態では、第1コンテンツC1の時間軸上の全体にわたり連続した第2コンテンツC2を採用したが、図5に例示される通り、第1コンテンツC1のうち時間軸上の一部分に対応した第2コンテンツC2を採用してもよい。すなわち、第2コンテンツC2のうち基準信号Zの類似部分Pに時間的に対応する処理部分T2が存在しない場合も想定される。以上の構成では、第1コンテンツC1の再生部分T1が第2コンテンツC2に到達したら、当該第2コンテンツC2の再生を開始する。具体的には、類似部分Pの終点から第2コンテンツC2の始点まで経過したら、当該第2コンテンツC2を再生装置33に再生させる。
また、図6に例示される通り、時間軸上の互いに離れた複数の部分で第2コンテンツC2が構成されてもよい。第1コンテンツC1と第2コンテンツC2との時間的な対応のもとで、第2コンテンツC2を構成する複数の部分のうち、第1コンテンツC1の再生部分T1に対応する部分が再生される。
(7)前述の形態では、解析区間と音響信号Yとについて算定される相互相関を類似指標として利用したが、音響信号Yと基準信号Zとの類否の度合を示す類似指標は、相互相関に限定されない。すなわち、音響信号Yと基準信号Zとを対比する方法は、当該音響信号Yと当該基準信号Zとの相互相関の算定には限定されない。
(8)前述の形態では、情報処理装置30に対する利用者からの操作に応じて収音装置31による音響Vcの収音を開始したが、収音装置31による収音は、例えば第1コンテンツC1の再生に並行して定期的に実行してもよい。
(9)前述の形態において、情報処理装置30に種類が相違する複数の第2コンテンツC2を記憶してもよい。例えば、第1コンテンツC1にそれぞれ関連する複数の第2コンテンツC2のうち利用者が選択した第2コンテンツC2が再生される。以上の構成では、利用者が所望する第2コンテンツC2を再生することが可能である。
(10)前述の形態では、再生装置20と情報処理装置30とを別体とする構成を例示したが、再生装置20と情報処理装置30とを一体に構成してもよい。例えば情報処理装置30の再生装置は、第1コンテンツC1を再生に連動して第2コンテンツC2を再生する。
(11)前述の形態に係る情報処理装置30は、上述した通り、コンピュータ(具体的には制御装置35)とプログラムとの協働により実現される。前述の形態に係るプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に格納された形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。記録媒体は、例えば非一過性(non-transitory)の記録媒体であり、CD-ROM等の光学式記録媒体(光ディスク)が好例であるが、半導体記録媒体または磁気記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体を含み得る。なお、非一過性の記録媒体とは、一過性の伝搬信号(transitory, propagating signal)を除く任意の記録媒体を含み、揮発性の記録媒体を除外するものではない。また、通信網を介した配信の形態でプログラムをコンピュータに提供することも可能である。
<付記>
以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。
本発明の好適な態様(第1態様)に係る情報処理方法は、第1コンテンツの再生により放音される音響の収音により生成された音響信号と、第2コンテンツと時間的に対応している基準信号とを対比することで、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとの時間的な対応を解析し、前記解析された時間的な対応のもとで、前記第1コンテンツの再生に連動して前記第2コンテンツを再生装置に再生させる。以上の態様では、第1コンテンツの再生により放音される音響の収音により生成された音響信号と、第2コンテンツと時間的に対応している基準信号とを対比することで、第1コンテンツと第2コンテンツとの時間的な対応が解析され、当該解析された時間的な対応のもとで、第1コンテンツの再生に連動して第2コンテンツが再生される。つまり、第2コンテンツの再生を第1コンテンツの再生に時間的に対応させるためのデータ(特許文献1の技術では透かしデータ)を第1コンテンツに埋め込むことが不要になる。
第1態様の好適例(第2態様)において、前記基準信号は、前記第1コンテンツの再生により放音される前記音響を表す信号である。以上の態様では、第1コンテンツの再生により放音される音響を表す信号が基準信号として利用されるから、基準信号を第1コンテンツとは別個に用意する必要がない。
第1態様または第2態様の好適例(第3態様)において、前記音響信号と前記基準信号との相互相関を算定することで、当該音響信号と当該基準信号とを対比する。以上の態様では、音響信号と基準信号との相互相関を算定することで、当該音響信号と当該基準信号とが対比されるから、音響信号と基準信号との間における波形の類似性を加味して第2コンテンツの再生を第1コンテンツの再生に高精度に連動させることができる。
第1態様から第3態様の好適例(第4態様)において、前記第1コンテンツの再生に並行して、前記第2コンテンツを再生装置に再生させる。以上の態様では、第1コンテンツの再生に並行して第2コンテンツが再生されるから、第1コンテンツの再生に後続して第2コンテンツが再生される構成と比較して、第1コンテンツと第2コンテンツとの時間的な対応を利用者が容易に把握できる。
以上に例示した各態様の情報処理方法を実行する情報処理装置、または、以上に例示した各態様の情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムとしても、本発明の好適な態様は実現される。
100…再生システム、20…再生装置、30…情報処理装置、31…収音装置、33…再生装置、35…制御装置、37…記憶装置、352…解析部、354…再生制御部。

Claims (6)

  1. 第1コンテンツの再生により放音される音響の収音により生成された音響信号と、第2コンテンツと時間的に対応している基準信号とを対比することで、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとの時間的な対応を解析し、
    前記解析された時間的な対応のもとで、前記第1コンテンツの再生に連動して前記第2コンテンツを再生装置に再生させる
    コンピュータにより実現される情報処理方法であって、
    前記基準信号は、前記第1コンテンツの再生により放音される前記音響のうち音量が所定値を上回る部分を表す信号である
    情報処理方法。
  2. 前記音響信号と前記基準信号との相互相関を算定することで、当該音響信号と当該基準信号とを対比する
    請求項の情報処理方法。
  3. 前記第1コンテンツの再生に並行して、前記第2コンテンツを再生装置に再生させる
    請求項1または請求項2の情報処理方法。
  4. 第1コンテンツの再生により放音される音響の収音により生成された音響信号と、第2コンテンツと時間的に対応している基準信号とを対比することで、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとの時間的な対応を解析する解析部と、
    前記解析部が解析した時間的な対応のもとで、前記第1コンテンツの再生に連動して前記第2コンテンツを再生装置に再生させる再生制御部と
    を具備し、
    前記基準信号は、前記第1コンテンツの再生により放音される前記音響のうち音量が所定値を上回る部分を表す信号である
    情報処理装置。
  5. 前記解析部は、前記音響信号と前記基準信号との相互相関を算定することで、当該音響信号と当該基準信号とを対比する
    請求項の情報処理装置。
  6. 前記再生制御部は、前記第1コンテンツの再生に並行して、前記第2コンテンツを再生装置に再生させる
    請求項4または請求項5の情報処理装置。
JP2018056349A 2018-03-23 2018-03-23 情報処理方法および情報処理装置 Active JP7102826B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018056349A JP7102826B2 (ja) 2018-03-23 2018-03-23 情報処理方法および情報処理装置
PCT/JP2019/011933 WO2019182075A1 (ja) 2018-03-23 2019-03-20 情報処理方法および情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018056349A JP7102826B2 (ja) 2018-03-23 2018-03-23 情報処理方法および情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019169852A JP2019169852A (ja) 2019-10-03
JP7102826B2 true JP7102826B2 (ja) 2022-07-20

Family

ID=67987849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018056349A Active JP7102826B2 (ja) 2018-03-23 2018-03-23 情報処理方法および情報処理装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7102826B2 (ja)
WO (1) WO2019182075A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111492A (ja) 2014-12-05 2016-06-20 株式会社テレビ朝日 端末装置、サーバ装置、及びプログラム
JP2016119561A (ja) 2014-12-19 2016-06-30 ティアック株式会社 無線lan機能を備えた携帯機器及び記録システム
JP2017507560A (ja) 2014-01-31 2017-03-16 トムソン ライセンシングThomson Licensing 2つの電子デバイスにおいて再生を同期させるための方法及び装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104011678A (zh) * 2011-10-19 2014-08-27 汤姆逊许可公司 自动内容节目发现设备及方法
JP6349977B2 (ja) * 2013-10-21 2018-07-04 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP6610030B2 (ja) * 2015-06-29 2019-11-27 ヤマハ株式会社 映像処理装置および映像処理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017507560A (ja) 2014-01-31 2017-03-16 トムソン ライセンシングThomson Licensing 2つの電子デバイスにおいて再生を同期させるための方法及び装置
JP2016111492A (ja) 2014-12-05 2016-06-20 株式会社テレビ朝日 端末装置、サーバ装置、及びプログラム
JP2016119561A (ja) 2014-12-19 2016-06-30 ティアック株式会社 無線lan機能を備えた携帯機器及び記録システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019169852A (ja) 2019-10-03
WO2019182075A1 (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10681408B2 (en) Systems and methods for creating composite videos
US7796860B2 (en) Method and system for playing back videos at speeds adapted to content
US20180295427A1 (en) Systems and methods for creating composite videos
KR102131322B1 (ko) 동영상을 처리하는 컴퓨팅 장치, 방법 및 컴퓨터 프로그램
KR102340196B1 (ko) 동영상 처리 장치 및 방법
KR100782825B1 (ko) 오디오 컨텐츠 선택 정보 제공 방법 및 장치와 그 방법을수행하는 프로그램이 기록된 기록매체
US10560657B2 (en) Systems and methods for intelligently synchronizing events in visual content with musical features in audio content
JP2008022103A (ja) テレビ番組動画像ハイライト抽出装置及び方法
KR20140005130A (ko) 미디어 인식 및 움직임 신호와의 동기화
JP2008205745A (ja) 映像再生装置および方法
US20230188794A1 (en) Systems and methods for displaying subjects of a video portion of content
KR20090026942A (ko) 메타데이터를 자동적으로 생성/갱신하는 멀티미디어 데이터기록 방법 및 장치
WO2023040520A1 (zh) 视频配乐方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2003177784A (ja) 音響変節点抽出装置及びその方法、音響再生装置及びその方法、音響再生システム、音響配信システム、情報提供装置、音響信号編集装置、音響変節点抽出方法プログラム記録媒体、音響再生方法プログラム記録媒体、音響信号編集方法プログラム記録媒体、音響変節点抽出方法プログラム、音響再生方法プログラム、音響信号編集方法プログラム
JP4555214B2 (ja) 情報提示装置、情報提示方法、情報提示プログラム及び情報記録媒体
JP2008047998A (ja) 動画再生装置及び動画再生方法
US8078654B2 (en) Method and apparatus for displaying image data acquired based on a string of characters
US20160048271A1 (en) Information processing device and information processing method
JP7102826B2 (ja) 情報処理方法および情報処理装置
JP6295381B1 (ja) 表示タイミング決定装置、表示タイミング決定方法、及びプログラム
JP2009283020A (ja) 記録装置、再生装置、及びプログラム
US20200204856A1 (en) Systems and methods for displaying subjects of an audio portion of content
JP5338312B2 (ja) 自動演奏同期装置、自動演奏鍵盤楽器およびプログラム
KR20080064364A (ko) 장면 검색 방법 및 장치
JP2017017387A (ja) 映像処理装置および映像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220620

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7102826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151