JP7102117B2 - 接続部材 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、接続部材に関する。
従来、電池モジュールの収容部に電池セルとともに収容されたボディと、ボディの上面および下面に設けられた一対の接続端子と、一対の接続端子の間に渡った導電部と、を有した接続部材としてのダミー電池が、知られている。
特開平10-29172号公報
この種の接続部材では、例えば、より不都合が少なく改善された新規な構成が得られれば、好ましい。
実施形態の接続部材は、例えば、ボディと、一対の接続端子と、導電部と、を有する。ボディは、電池モジュールの第一の筐体内であって、電池セルが収容される第一の収容部とは第一の方向に仕切られた第二の収容部に収容可能に構成される。一対の接続端子は、ボディの第一の方向と交差した第二の方向の一方を向いた第一の面に設けられ、導電部材を介して電池セルの電極部と電気的に接続可能である。導電部は、一対の接続端子の間に渡る。前記ボディは、前記第二の方向の一方に開放される開口部が設けられた第一のケースと、前記開口部を覆い、前記一対の接続端子が設けられた第一の蓋と、を有する。
図1は、一実施形態の接続部材を備えた電池モジュールの例示的かつ模式的な斜視図である。 図2は、一実施形態の接続部材を備えた電池モジュールの例示的かつ模式的な分解斜視図である。 図3は、図2の細部の分解斜視図である。 図4は、一実施形態の接続部材の例示的かつ模式的な斜視図である。 図5は、図4のV-V断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
また、以下の各図では、便宜上、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、筐体11の幅方向(短手方向)に沿うとともに、電池セル12および接続部材18の厚さ方向に沿う。Y方向は、筐体11の長手方向に沿うとともに、電池セル12および接続部材18の幅方向に沿う。Z方向は、筐体11の高さ方向に沿うとともに、電池セル12および接続部材18の高さ方向に沿う。X方向は、第一の方向の一例であり、Y方向は、第三の方向の一例であり、Z方向は、第二の方向の一例である。
図1は、電池モジュール1の斜視図であり、図2は、電池モジュール1の分解斜視図であり、図3は、図2の細部の分解斜視図である。図1~3に示されるように、電池モジュール1は、例えば、筐体11と、複数の電池セル12と、バスバー13,14と、コネクタ15,16と、回路基板17と、接続部材18と、を備えている。筐体11は、第一の筐体の一例であり、バスバー13,14は、導電部材の一例である。
電池セル12、バスバー13,14、コネクタ15,16、回路基板17、および接続部材18は、筐体11に収容されている。複数の電池セル12は、複数のバスバー13および複数の接続部材18を介して、互いに電気的に接続される。複数の電池セル12の電力、すなわち電池モジュール1の電力は、バスバー14およびコネクタ15を介して、外部コネクタ100に出力可能となっている。一対のコネクタ15のうち一方は、正極コネクタであり、他方は、負極コネクタである。
電池モジュール1は、種々の装置や、機械、設備等に設置され、それら種々の装置や、機械、設備の電源として使用される。例えば、電池モジュール1は、自動車や自転車(移動体)等の電源等、移動型の電源としても使用される他、例えば、POS(Point Of Sales)システム用の電源等、定置型の電源としても使用されうる。また、種々の装置等には、複数の、本実施形態で示される電池モジュール1を、直列あるいは並列に接続したセットとして搭載することもできる。なお、電池モジュール1に含まれる電池セル12や接続部材18の数や配置等は、本実施形態で開示されるものには限定されない。電池モジュール1は、組電池や、電池装置等とも称され、電池セル12は、単電池や電池等とも称される。
電池セル12は、例えば、リチウムイオン二次電池として構成されている。なお、電池セル12は、ニッケル水素電池や、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等、他の二次電池(蓄電池、充電式電池)であってもよい。リチウムイオン二次電池は、非水電解質二次電池の一種であり、電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担う。正極材料としては、例えば、リチウムマンガン複合酸化物や、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、リチウムマンガンコバルト複合酸化物、スピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物、オリビン構造を有するリチウムリン酸化物等が用いられ、負極材料としては、例えば、チタン酸リチウム(LTO)等の酸化物系材料や、ニオブ複合酸化物等の酸化物材料等が用いられる。また、電解質(例えば、電解液)としては、フッ素系錯塩(例えばLiBF4、LiPF6)等のリチウム塩が配合された、例えば、炭酸エチレンや、炭酸プロピレン、炭酸ジエチル、炭酸エチルメチル、炭酸ジメチル等の有機溶媒等が単独であるいは複数混合されて用いられる。
図2に示されるように、電池セル12は、例えば、筐体20と、電極部としての正極端子22および負極端子23と、を有している。筐体20は、X方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。正極端子22および負極端子23は、筐体20の上面20aに設けられている。上面20aは、端子面や、天面、外面、露出面等とも称されうる。筐体20は、第二の筐体の一例である。
また、筐体20は、例えば、ケース20Aと、蓋20Bと、を有する。ケース20Aは、一端側(上端側)が開放された直方体状の箱型に構成されている。蓋20Bは、長方形状の板状に構成され、ケース20Aの開放された部分を塞いでいる。ケース20Aと蓋20Bとは、例えば、溶接等によって互いに結合され、結合された部分から液体や気体等が漏れるのが抑制されている。電池セル12は、例えば、アルミニウム等の金属材料によって構成されている。電池セル12は、所謂角型缶タイプのものであり、缶セル等とも称されうる。ケース20Aは、第二のケースの一例であり、蓋20Bは、第二の蓋の一例である。
また、筐体20の内部には、例えば、電極体や、電解液等が収容されている。電極体は、例えば、正極シートと、負極シートと、絶縁層(セパレータ)と、を有する。電極体は、正極シート、負極シート、および絶縁層が巻回されて、扁平形状に構成されうる。電極体は、電極群であって発電要素として機能する。
正極端子22および負極端子23は、蓋20BをZ方向に貫通した状態に設けられている。正極端子22と負極端子23とは、蓋20Bの長手方向、すなわちY方向に互いに間隔をあけて位置されている。正極端子22は、筐体20内で電極体の正極シートと電気的に接続され、負極端子23は、筐体20内で電極体の負極シートと電気的に接続されている。
また、蓋20Bの正極端子22と負極端子23との間には、弁部24が設けられている。弁部24は、筐体20内の圧力が閾値よりも高くなった場合に開放され、当該筐体20内の圧力を低下させる。
複数の電池セル12は、筐体11内において、例えば、三列に並べられている。具体的には、筐体11には、六つの電池セル12と二つの接続部材18とがX方向に並んだ列が、Y方向に三列設けられている。複数の電池セル12および複数の接続部材18は、それぞれの上面20a,30a(端子面)が同じ方向(上方)を向き、かつそれぞれの上面20a,30aの長手方向が同じ方向(Y方向)に沿うように配置されている。複数の電池セル12および複数の接続部材18は、図3に示される複数のバスバー13,14によって直列や並列に電気的に接続される。
図1~3に示されるように、筐体11は、Y方向に長い直方体状に構成されている。筐体11は、例えば、底壁部11aや、端壁部11b,11c、側壁部11d,11e、天壁部11f、中間壁部11g(図3参照)、仕切壁部11h(図2,3参照)等の複数の壁部を有している。
底壁部11aは、Z方向と直交する方向(XY平面)に沿って延びるとともに、Y方向に長い長方形状の板状に構成されている。底壁部11aは、複数の電池セル12の下面、および複数の接続部材18の下面30b(図4参照)と面する。
端壁部11b,11cは、いずれも、Y方向と直交する方向(XZ平面)に沿って延びており、Y方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。端壁部11b,11cは、底壁部11aの長手方向、すなわちY方向の両端部と接続されている。
側壁部11d,11eは、いずれも、X方向と直交する方向(YZ平面)に沿って延びており、X方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。側壁部11d,11eは、底壁部11aの短手方向、すなわちX方向の両端部と接続されている。また、側壁部11d,11eは、端壁部11b,11cのそれぞれと接続されている。
天壁部11fは、底壁部11aに沿って延びた長方形状の板状に構成されている。天壁部11fは、端壁部11b,11cおよび側壁部11d,11eの、底壁部11aとは反対側の端部と接続されている。
中間壁部11g(図3参照)は、天壁部11fと同様に、底壁部11aに沿って延びた長方形状の板状に構成されている。中間壁部11gは、底壁部11aと天壁部11fとの間に位置され、底壁部11aおよび天壁部11fのそれぞれとZ方向に間隔をあけて設けられている。中間壁部11gは、端壁部11b,11cおよび側壁部11d,11eの内面と接続されている。
仕切壁部11hは、端壁部11b,11cに沿って延びた長方形状の板状に構成されている。仕切壁部11hは、底壁部11aと中間壁部11gとの間に位置され、側壁部11dと側壁部11eとの間に渡っている。仕切壁部11hは、端壁部11b,11cのそれぞれとY方向に間隔をあけて並んでいる。
筐体11の内部には、底壁部11a、端壁部11b,11c、側壁部11d,11e、および中間壁部11gによって囲まれた収容室11iが設けられている。収容室11iは、図2,3に示される仕切壁部11hやスペーサ28等によって、複数の収容部11x(領域、空間)に区画され、各収容部11xに一つずつ電池セル12または接続部材18が収容されている。すなわち、収容部11xには、電池セル12が収容される第一の収容部11x1と、接続部材18が収容される第二の収容部11x2と、が含まれている。本実施形態では、Y方向の各列において、第二の収容部11x2は、X方向の中央部側に二つずつ設けられている。
筐体11は、例えば、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)や、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等の絶縁性を有した合成樹脂材料で構成されている。また、筐体11の合成樹脂材料としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、PEや、PP、PMP等のオレフィン樹脂、PETや、PBT、PEN等のポリエステル系樹脂、POM樹脂、PA6、PA66、PA12等のポリアミド系樹脂、PPS樹脂、LCP樹脂等の結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂、あるいは、PSや、PC、PC/ABS、ABS、AS、変性PPE、PES、PEI、PSF等の非結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂を、用いることができる。
また、筐体11は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されている。具体的には、筐体11は、例えば、ケース41と、ミドルカバー42と、トップカバー43と、を有している。ミドルカバー42は、ケース41の収容室11iを塞ぎ、ケース41と一体化される。また、トップカバー43は、ミドルカバー42におけるバスバー13,14や回路基板17等の収容部分を塞ぎ、ミドルカバー42と一体化される。
ケース41は、底壁部11aと、端壁部11b,11cに含まれる端壁部41b,41cと、側壁部11d,11eに含まれる側壁部41d,41eと、仕切壁部11hと、を有している。ケース41には、底壁部11a、端壁部41b,41c、および側壁部41d,41eによって囲まれ、上方に開放された開口部41fが設けられている。開口部41fは、収容室11iの少なくとも一部を構成している。ケース41は、収容体や、第一筐体部材等とも称されうる。
ミドルカバー42は、端壁部11b,11cに含まれる端壁部42b,42cと、側壁部11d,11eに含まれる側壁部42d,42eと、中間壁部11gと、を有している。ミドルカバー42は、ケース41の開口部41fを覆う。中間壁部11gは、端壁部42b,42cおよび側壁部42d,42eのそれぞれのZ方向の中間部と接続されている。ミドルカバー42は、中間部材や、第二筐体部材等とも称されうる。
トップカバー43は、少なくとも天壁部11fを有している。トップカバー43は、ミドルカバー42の中間壁部11gよりも上方の空間を覆う。トップカバー43は、蓋や、第三筐体部材等とも称されうる。
図1,2に示されるように、ケース41とミドルカバー42とは、引掛部44によって互いに機械的に結合され、ミドルカバー42とトップカバー43とは、引掛部45によって互いに機械的に結合されている。すなわち、ケース41とトップカバー43とは、ミドルカバー42を介して互いに結合されている。
引掛部44は、例えば、ケース41の端壁部41b,41cおよび側壁部41d,41eに設けられた複数の開口部44a(図2参照)と、ミドルカバー42に設けられ、開口部44aのそれぞれの縁部と引っ掛かる複数の爪44bと、によって構成されている。また、引掛部45は、引掛部44と同様に、例えば、ミドルカバー42の側壁部42d,42eに設けられた複数の開口部と、トップカバー43に設けられ、開口部のそれぞれの縁部と引っ掛かる複数の爪と、によって構成されている。
上記構成の筐体11においては、前述のとおり、収容室11iの一部を構成するケース41の開口部41fに、複数の電池セル12および複数の接続部材18が収容されている。X方向に隣り合う電池セル12同士の間や、接続部材18同士の間、電池セル12と接続部材18との間には、それぞれ絶縁性のスペーサ28が配置されている。スペーサ28は、X方向に隣り合う二つの部材同士を離間させる。スペーサ28は、例えば、絶縁性の材料によって構成されたプレートやシート等であり、筐体11に着脱可能に設けられている。スペーサ28は、仕切壁部(壁部)等とも称されうる。
電池セル12の正極端子22および負極端子23や、接続部材18の一対の接続端子32等は、中間壁部11g(図3参照)に設けられた不図示の貫通孔(開口部)を貫通し、中間壁部11gよりも天壁部11f側に突出している。
また、中間壁部11gと天壁部11fとの間の空間には、複数のバスバー13,14や、コネクタ15,16、回路基板17、板部材19等が収容されている。バスバー13,14は、例えば、溶接等によって電池セル12の正極端子22および負極端子23や、接続部材18の一対の接続端子32等に結合される。また、コネクタ15は、ネジ等の結合具46によってミドルカバー42に結合され、回路基板17は、ネジ等の結合具46によってトップカバー43に結合される。
回路基板17は、例えば、プリント回路板(PCB)である。回路基板17には、配線パターンが設けられるとともに、複数の電子部品が実装されている。回路基板17は、バスバー13等に電気的に接続されて、バスバー13の温度や電池セル12の電圧等を検出可能である。
また、回路基板17には、二つのコネクタ16が実装されている。コネクタ16は、例えばLANコネクタ(通信コネクタ)である。コネクタ16およびコネクタ15は、ミドルカバー42の端壁部42bに設けられた開口部から露出している。コネクタ16は、二つのコネクタ15の間に配置されている。コネクタ16には、例えば、LANケーブルのコネクタが接続される。当該LANケーブルのコネクタを介して、例えば、制御装置が、回路基板17の検出結果を受信するとともに、電池セル12の電圧を制御する。
図4は、接続部材18の斜視図であり、図5は、図4のV-V断面図である。図4,5に示されるように、接続部材18は、例えば、ボディ30と、導電部31と、一対の接続端子32と、複数の絶縁体51~53と、を有している。一対の接続端子32は、ボディ30の上面30aに露出して設けられている。導電部31は、例えば、アルミニウムや銅等で構成された金属プレートであり、ボディ30の内側で一対の接続端子32と電気的に接続されている。上面30aは、第一の面の一例である。
接続部材18は、電池セル12と略同じ形状を有した構造体である。ただし、接続部材18には発電要素となる電極体等は設けられていない。図2に示されるように、本実施形態では、このような接続部材18を一部の電池セル12の換わりに第二の収容部11x2に収容して電池モジュール1を構成することにより、電圧の異なる複数の仕様の電池モジュール1で、筐体11やバスバー13,14等の部品を共用化できるよう構成されている。よって、本実施形態によれば、例えば、定格電圧に応じて異なる仕様の筐体11やバスバー13,14等の部品が用いられる場合と比べて、電池モジュール1の製造に要する手間や費用が低減されやすい。接続部材18は、セルバスバーや、ダミー電池等とも称されうる。
ボディ30は、例えば、X方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。ボディ30は、第二の収容部11x2に収容されることで、電池セル12の筐体20の換わりの強度メンバとして機能する。ボディ30は、例えば、アルミニウム等の金属材料によって構成されている。ボディ30は、筐体や、ベース、容器等とも称されうる。
また、図4に示されるように、ボディ30は、例えば、ケース30Aと、蓋30Bと、を有している。ケース30Aは、一端側(上端側)が開放された直方体状の箱型に構成されている。すなわち、ケース30Aには、ボディ30の下面30bや複数の側面30c~30fを構成する複数の壁部によって囲まれた開口部30i(図5参照)が設けられている。
蓋30Bは、Y方向に長い長方形状の板状に構成されている。蓋30Bは、ケース30Aの開口部30iを覆った状態で、ケース30Aと一体化される。ケース30Aと蓋30Bとは、例えば、溶接等によって互いに結合されうる。ケース30Aは、第一のケースの一例であり、蓋30Bは、第一の蓋の一例である。
また、図5に示されるように、蓋30Bには、上面30a側(上方)に開放された複数の有底の凹部30uが設けられている。凹部30uは、Z方向、すなわち蓋30Bの厚さ方向の視線では、四角形状に構成されている。本実施形態では、一対の接続端子32に対応して、二つの凹部30uがY方向に互いに間隔をあけて設けられている。
また、凹部30uの底面には、貫通孔30vが設けられている。貫通孔30vは、凹部30uの底面と、蓋30Bの上面30aとは反対側の裏面30jとの間に渡って設けられている。貫通孔30vは、Z方向の視線では、円形状に構成されている。貫通孔30vには、接続端子32のうちの軸部32bが挿入される。
接続端子32は、例えば、頭部32aと、軸部32bと、結合部32cと、を有する。頭部32aは、貫通孔30vの上面30a側で軸部32bと接続され、結合部32cは、貫通孔30vの裏面30j側で軸部32bと接続されている。図4に示されるように、頭部32aは、凹部30uの縁部に沿った四角形状に構成されている。頭部32aの径方向(XY平面)に沿った幅は、貫通孔30vの開口幅(直径)よりも大きい。また、軸部32bは、貫通孔30vの内周面に沿った円柱状に構成されている。
結合部32cは、例えば、接続端子32と導電部31とがカシメによって互いに結合された場合に、軸部32bの端部から径方向(XY平面)に沿って張り出した部分である。結合部32cは、導電部31とZ方向に重なり、結合部32cと頭部32aとの間には、導電部31と絶縁体51とが挟まれている。
絶縁体51は、例えば、筒状部51aと、フランジ部51bと、を有する。筒状部51aは、貫通孔30vの内周面と軸部32bの外周面との間に介在している。本実施形態では、例えば、接続端子32のカシメ時に当該接続端子32がZ方向に圧縮されることによって、軸部32bが径方向(XY平面)に沿って膨らむ。これにより、軸部32bの外周面と貫通孔30vの内周面との間に筒状部51aが弾性的に圧縮された状態で挟まれ、ひいては接続端子32の径方向(XY平面)に沿った移動(がたつき等)が抑制されうる。
フランジ部51bは、筒状部51aの上端部から凹部30uの底面に沿って軸部32bとは反対側に延びている。フランジ部51bは、接続端子32の頭部32aと凹部30uの底面との間に介在している。絶縁体51は、例えば、ガスケットや、パッキン等であり、接続端子32と蓋30Bとを絶縁している。絶縁体51は、絶縁部材の一例である。絶縁体51は、第一の絶縁体や、介在物等とも称されうる。
絶縁体52は、例えば、筒状部52aと、突出部52bと、を有する。筒状部52aは、例えば、凹部30uの縁部に沿った角筒状に構成されている。筒状部52aは、凹部30u内に位置され、接続端子32の頭部32aと凹部30uの側面との間に介在している。
突出部52bは、筒状部52aの下端部から凹部30uの底面に沿って軸部32b側(絶縁体51側)に延びている。突出部52bは、Z方向の視線では、四角形状の枠状に構成されている。絶縁体52は、接続端子32と蓋30Bとの間に介在し、接続端子32の周囲を覆っている。絶縁体52は、例えば、ガスケットや、パッキン等であり、接続端子32と蓋30Bとを絶縁している。絶縁体52は、絶縁部材の一例である。絶縁体52は、外部絶縁体や、第二の絶縁体、介在物等とも称されうる。
絶縁体53は、蓋30Bの裏面30jと導電部31との間に介在している。絶縁体53は、例えば、薄板状の絶縁シートや、絶縁プレート等であり、蓋30Bと導電部31とを絶縁している。絶縁体53は、絶縁部材の一例である。絶縁体53は、内部絶縁体や、第三の絶縁体、介在物等とも称されうる。
図2,4に示されるように、本実施形態では、蓋30Bは、電池セル12の蓋20Bと同一の部品によって構成されている。すなわち、蓋30Bの形状は、蓋20Bの形状と同一であり、蓋30Bの仕様は、蓋20Bの仕様と同一である。また、本実施形態では、ケース30Aについても、電池セル12のケース20Aと同一の部品によって構成されている。すなわち、ケース30Aの形状は、ケース20Aの形状と同一であり、ケース30Aの仕様は、ケース20Aの仕様と同一である。
以上のように、本実施形態では、例えば、接続部材18は、電池モジュール1の筐体11内であって、電池セル12が収容される第一の収容部11x1とはX方向に仕切られた第二の収容部11x2に収容可能に構成されたボディ30と、ボディ30の上面30aに設けられ、バスバー13を介して電池セル12の正極端子22または負極端子23と電気的に接続可能な一対の接続端子32と、一対の接続端子32の間に渡った導電部31と、を有する。このような構成によれば、例えば、第二の収容部11x2に収容可能に構成されたボディ30や、上面30aに設けられた一対の接続端子32等によって、筐体11への組付作業や配線作業等が、より容易に、より円滑に、あるいはより迅速に行われやすい接続部材18が得られやすい。
また、本実施形態では、例えば、ボディ30は、Z方向の一方に開放される開口部30iが設けられたケース30Aと、開口部30iを覆い、一対の接続端子32が設けられた蓋30Bと、を有する。このような構成によれば、例えば、ケース30Aと蓋30Bとに別けられた比較的簡素な構成によって、第二の収容部11x2に収容可能なボディ30が得られうる。
また、本実施形態では、例えば、一対の接続端子32は、蓋30Bを貫通した状態に設けられ、導電部31は、蓋30Bの内側で一対の接続端子32の間に渡り、蓋30Bと一対の接続端子32との間、および蓋30Bと導電部31との間には、それぞれ絶縁体51~53が設けられている。このような構成によれば、例えば、蓋30Bの内側に設けられた導電部31や、絶縁体51~53等によって、電池セル12と同様の導通経路を有した接続部材18を得ることができる。
また、本実施形態では、例えば、蓋30Bは、電池セル12の正極端子22および負極端子23が設けられる蓋20Bと同一形状を有している。このような構成によれば、例えば、蓋30Bによって、電池モジュール1の製造に要する手間や費用が低減されやすい接続部材18を得ることができる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。上記実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。本発明は、上記実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成(技術的特徴)によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)を得ることが可能である。また、各構成要素のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…電池モジュール、11…筐体(第一の筐体)、11x1…第一の収容部、11x2…第二の収容部、12…電池セル、13…バスバー(導電部材)、18…接続部材、20…筐体(第二の筐体)、22…正極端子(電極部)、23…負極端子(電極部)、30…ボディ、30A…ケース(第一のケース)、30B…蓋(第一の蓋)、30a…上面(第一の面)、30i…開口部、31…導電部、32…接続端子、51~53…絶縁体(絶縁部材)、X…第一の方向、Y…第三の方向、Z…第二の方向。

Claims (3)

  1. 電池モジュールの第一の筐体内であって、電池セルが収容される第一の収容部とは第一の方向に仕切られた第二の収容部に収容可能に構成されたボディと、
    前記ボディの前記第一の方向と交差した第二の方向の一方を向いた第一の面に設けられ、導電部材を介して前記電池セルの電極部と電気的に接続可能な一対の接続端子と、
    前記一対の接続端子の間に渡った導電部と、
    を有し、
    前記ボディは、
    前記第二の方向の一方に開放される開口部が設けられた第一のケースと、
    前記開口部を覆い、前記一対の接続端子が設けられた第一の蓋と、
    を有した、 接続部材。
  2. 前記一対の接続端子は、前記第一の蓋を貫通した状態に設けられ、
    前記導電部は、前記第一の蓋の内側で前記一対の接続端子の間に渡り、
    前記第一の蓋と前記一対の接続端子との間、および前記第一の蓋と前記導電部との間には、それぞれ絶縁部材が設けられた、請求項に記載の接続部材。
  3. 前記第一の蓋は、前記電池セルの前記電極部が設けられる第二の蓋と同一形状を有した、請求項またはに記載の接続部材。
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