JP7101793B2 - ガス流のためのエネルギー回収タービン - Google Patents

ガス流のためのエネルギー回収タービン Download PDF

Info

Publication number
JP7101793B2
JP7101793B2 JP2020547056A JP2020547056A JP7101793B2 JP 7101793 B2 JP7101793 B2 JP 7101793B2 JP 2020547056 A JP2020547056 A JP 2020547056A JP 2020547056 A JP2020547056 A JP 2020547056A JP 7101793 B2 JP7101793 B2 JP 7101793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas flow
power recovery
hydrogen
stream
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020547056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021515866A (ja
Inventor
ジョセフ フレイ、スタンレー
Original Assignee
ユーオーピー エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユーオーピー エルエルシー filed Critical ユーオーピー エルエルシー
Publication of JP2021515866A publication Critical patent/JP2021515866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7101793B2 publication Critical patent/JP7101793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants
    • F01K13/02Controlling, e.g. stopping or starting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/14Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
    • C10G11/18Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/72Controlling or regulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G47/00Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions
    • C10G47/36Controlling or regulating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants
    • F01K13/006Auxiliaries or details not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K25/00Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for
    • F01K25/08Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for using special vapours
    • F01K25/14Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for using special vapours using industrial or other waste gases

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

化学処理ユニットは一般に、大規模な液体流及びガス流を制御するために従来の制御弁を使用している。制御弁を隔てる圧力損失及び結果的なエネルギー損失は相当なものである。2000m/hの流量を有する液体流の最小の開放位置での制御弁を隔てる圧力降下は、172kPa(25psi)となり得る。これは、ほぼ100kWの電力が散逸したことを表す。その結果、ポンプは、エネルギー散逸を考慮するために大型化されなければならず、エネルギーは常に損失される。更に、流動感知要素がシステムに導入される必要があり、これによって導入コストが増すことになる。最後に、制御弁は典型的にはパッキングシステムによって封止され、それにより、EPA及び他の機関によって規制されている炭化水素の一時的排出が可能となる。
したがって、最小限の排出量及びエネルギー損失でガス流を調節するための改善されたプロセスが必要とされている。
水素処理ユニットにおける本発明のプロセスの一実施形態の説明図である。 水素処理ユニットにおける本発明のプロセスの別の実施形態の説明図である。 水素処理ユニットにおける本発明のプロセスの別の実施形態の説明図である。
本発明は、制御されたガス流からエネルギーを調節、測定、及び回収するための可変抵抗動力回収タービンを用いたものである。動力回収タービンは、流動を測定しかつ調節する流動制御要素として使用され得る。動力回収タービンからの信号は電子的であり、そのため、圧力と電気信号との間で変換するためのトランスデューサは必要とされない。最も重要なことに、制御弁内でのようにエネルギーを単に散逸させるのではなく、ガス流量調節機能から電気エネルギーを回収する能力が提供される。
いくつかの実施形態では、動力回収タービンは制御弁に取って代わり、能動制御弁パッキングランドからの一時的排出物のいかなる流動をも排除し得る。いくつかの実施形態では、電力回収タービンは、通常は圧力感知タップを備えたオリフィスプレートである流量測定装置に取って代わり得る。この状況では、2つではなく単一の機器がガス流導管の中へと挿入される。更に、プロセスライン又はプロセスインパルスライン上にパッキングランド、圧力タップ、トランスデューサが存在せず、その結果、逸散ガス放出量が大幅に減少されるか、あるいは完全に排除され、本質的安全性がはるかに高められる。この結果として、メンテナンスコストが低減され、固定排出量も削減され、ガス放出危険性のリスクも低下する。
エネルギーは、可変負荷動力回収タービンを通じてガス流の一部分を方向付けることによって、好ましくは動力の形態で回収され得る。
本発明は、例えば、アルキル化ゾーンプロセス、分離ゾーンプロセス、異性化ゾーンプロセス、接触改質ゾーンプロセス、流動接触分解ゾーンプロセス、水素化分解ゾーンプロセス、水素処理ゾーンプロセス、水素添加ゾーンプロセス、脱水素ゾーンプロセス、オリゴマー化ゾーンプロセス、脱硫ゾーンプロセス、アルコールーオレフィンゾーンプロセス、アルコールーガソリンゾーンプロセス、抽出ゾーンプロセス、蒸留ゾーンプロセス、サワー水ストリッピングゾーンプロセス、液相吸着ゾーンプロセス、硫化水素還元ゾーンプロセス、トランスアルキル化ゾーンプロセス、コークス化ゾーンプロセス、及び重合ゾーンプロセスのうちの少なくとも1つなどの変換プロセスを備える1つ以上の処理ユニットにおいて適用され得る。
いくつかの実施形態では、処理ユニット内のプロセスストリームの流量を制御し、そのプロセスストリームからエネルギーを回収するためのプロセスは、タービンを通る流動に対する抵抗を変化させるため、数例を挙げると、可変ノズルタービン、入口可変ガイドベーン、又は直接結合された可変電気負荷を使用してプロセスストリームの流量を制御するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてプロセスストリームの一部分を方向付けることを含む。
可変抵抗タービンの回転に対する抵抗は、タービン上で回転している磁石(単数又は複数)からの磁界内にある外部可変負荷電気回路によって変更され得る。より多くの負荷が回路に置かれると、タービンの回転に対する抵抗もより高くなる。次いで、このことにより、タービン全体の圧力降下がより大きくなり、プロセスストリームの流動が遅くなる。また装置内のアルゴリズムが、タービンの毎分回転数及び回路上の負荷を測定することによって、装置を通る実際の流動を計算することができる。回転に対する抵抗はまた、可変位置入口ガイドベーンによって変更され得る。いくつかの実施形態では、動力は、ガイドベーン又は発電回路上の可変負荷のいずれかによって可能になる流動に対する可変抵抗を有する動力回収タービンを介して発生される。ガイドベーンの位置、出力及び毎分回転数を用いて実際の流動を計算するためのアルゴリズムが用いられ得る。
タービンの制御応答が遅いことが問題である場合、タービンの使用は、応答が遅い、若しくは「緩い」制御点用途に限定される。応答が遅い用途とは、新しい(又は標的)条件が元の(又は出発)条件と少なくとも10%異なるときの、新しい(又は標的)定常状態条件(例えば、温度、圧力、流量)と元の(出発)定常状態との中間(すなわち、差の50%)に達する応答時間が、変化の半分が完了するまでの少なくとも1秒か又は更にはそれより長く、例えば10秒、少なくとも1分、少なくとも10分、又は1時間以上となることが想到される。
本発明の一態様は、処理ユニット内のガス流の流量を制御し、そのガス流からエネルギーを回収するためのプロセスを伴う。一実施形態では、本プロセスは、ガス流の流量を制御し、そのガス流から電力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてガス流の一部分を方向付けることと、動力回収タービンから抜け出すガスが依然として気相をなすように、ガス流の圧力及び温度を制御することと、を含む。
いくつかの実施形態では、流量は、1つ以上の動力回収タービンの速度又はシャフトトルクのうちの1つ以上を変化させることによって、測定され得るか、又は制御され得るか、あるいは測定されかつ制御され得る。
いくつかの実施形態では、流量は、10%未満、又は5%未満、又は1%未満で変動する。典型的には、ガスの流量は一定のままである。いくつかのプロセスでは、プロセスの条件の変更、例えば、反応器内の触媒不活性化、又はプロセス機器のファウリングは経時的に、所望のガス流の漸進的な変化を引き起こし得る。更に、温度、圧力、又はレベルなど、多くの制御されるプロセス変数が、流量によって間接的に制御されて、流動は、気候、材質、又は機器性能の変動サイクルに合わせて調整するために、定期的に変化されることになる。
いくつかの実施形態では、動力回収タービンは、プロセス内の制御弁に取って代わるものである。他の実施形態では、動力回収タービンは制御弁と共に使用され、ガスの第2の部分は制御弁を通じて方向付けられる。いくつかの実施形態では、動力回収タービンを通じて方向付けられるガスの部分は、制御弁を通じて方向付けられるガスの第2の部分よりも多い。
いくつかの実施形態では、本プロセスは、複数の減圧装置から情報を受信することであって、それら複数の減圧装置は、1つ以上の動力回収タービン、又は制御弁、あるいはそれら両方を備える、ことと、減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの電力損失値又は電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に総電力損失値又は総電力生成値を表示することと、を含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて、処理ユニット内の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整することを含む。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセスパラメータが調整された後、減圧装置の各々に対して最新の電力損失値又は最新の電力生成値が決定され、最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値が、減圧装置の各々からの最新の電力損失値又は最新の電力生成値に基づいて、処理ユニットに対して決定され、最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値が、少なくとも1つの表示画面上に表示される。いくつかの実施形態では、処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報が受信され、総電力損失値又は総電力生成値は、その処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、処理ユニットのスループットに関連付けられる情報が受信され、総電力損失値又は総電力生成値は、その処理ユニットのスループットに関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、処理ユニットのスループットは、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて処理ユニットの一部分の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整する間も維持される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット内のガス流の温度及び圧力に関する情報が受信され、処理ユニットの少なくとも1つのプロセスパラメータは、ガスが動力回収タービンを通じて依然として気相をなすように調整される。いくつかの実施形態では、ガス流の温度、圧力、及び流量のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのディスプレイストリーム上に表示される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット内のガス流の流量を制御し、そのガス流からエネルギーを回収するためのプロセスは、ガス流の流量を制御し、そのガス流から電力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてガス流の一部分を方向付けることと、動力回収タービンから抜け出すガスが依然として気相をなすように、ガス流の圧力及び温度を制御することと、1つ以上の動力回収タービンの速度又はシャフトトルクのうちの1つ以上を変化させることによって、流量を測定するか、又は流量を制御するか、あるいは流量を測定しかつ制御することと、を含む。
いくつかの実施形態では、流量は、10%未満、又は5%未満、又は1%未満で変動する。典型的には、ガスの流量は一定のままである。いくつかのプロセスでは、経時的な触媒不活性化は、ガス流動の変動において徐々に増加させ得る。
いくつかの実施形態では、動力回収タービンは、プロセス内の制御弁に取って代わるものである。他の実施形態では、動力回収タービンは制御弁と共に使用され、ガスの第2の部分は制御弁を通じて方向付けられる。いくつかの実施形態では、動力回収タービンを通じて方向付けられるガスの部分は、制御弁を通じて方向付けられるガスの第2の部分よりも多い。
いくつかの実施形態では、本プロセスは、複数の減圧装置から情報を受信することであって、それら複数の減圧装置は、1つ以上の動力回収タービン、又は制御弁、あるいはそれら両方を備える、ことと、減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの電力損失値又は電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に総電力損失値又は総電力生成値を表示することと、を含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて、処理ユニット内の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整することを含む。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセスパラメータが調整された後、減圧装置の各々に対して最新の電力損失値又は最新の電力生成値が決定され、最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値が、減圧装置の各々からの最新の電力損失値又は最新の電力生成値に基づいて、処理ユニットに対して決定され、最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値が、少なくとも1つの表示画面上に表示される。いくつかの実施形態では、処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報が受信され、総電力損失値又は総電力生成値は、その処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、処理ユニットのスループットに関連付けられる情報が受信され、総電力損失値又は総電力生成値は、その処理ユニットのスループットに関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、処理ユニットのスループットは、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて処理ユニットの一部分の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整する間も維持される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット内のガス流の温度及び圧力に関する情報が受信され、処理ユニットの少なくとも1つのプロセスパラメータは、ガスが動力回収タービンを通じて依然として気相をなすように調整される。いくつかの実施形態では、ガス流の温度、圧力、及び流量のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのディスプレイストリーム上に表示される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット内のガス流の流量を制御し、そのガス流からエネルギーを回収するためのプロセスは、ガス流の流量を制御し、そのガス流から電力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてガス流の一部分を方向付けることと、動力回収タービンから抜け出すガスが依然として気相をなすように、ガス流の圧力及び温度を制御することと、複数の減圧装置から情報を受信することであって、それら複数の減圧装置は、1つ以上の動力回収タービン、制御弁、又はそれら両方を備える、ことと、減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの電力損失値又は電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に総電力損失値又は総電力生成値を表示することと、を含む。
いくつかの実施形態では、流量は、1つ以上の動力回収タービンの速度又はシャフトトルクのうちの1つ以上を変化させることによって、測定され得るか、又は制御され得るか、あるいは測定されかつ制御され得る。
いくつかの実施形態では、流量は、10%未満、又は5%未満、又は1%未満で変動する。典型的には、ガスの流量は一定のままである。いくつかのプロセスでは、プロセスの条件の変更、例えば、反応器内の触媒不活性化、又はプロセス機器のファウリングは経時的に、所望のガス流の漸進的な変化を引き起こし得る。更に、温度、圧力、又はレベルなど、多くの制御されるプロセス変数が、流量によって間接的に制御されて、流動は、気候、材質、又は機器性能の変動サイクルに合わせて調整するために、定期的に変化されることになる。
いくつかの実施形態では、動力回収タービンは、プロセス内の制御弁に取って代わるものである。他の実施形態では、動力回収タービンは制御弁と共に使用され、ガスの第2の部分は制御弁を通じて方向付けられる。いくつかの実施形態では、動力回収タービンを通じて方向付けられるガスの部分は、制御弁を通じて方向付けられるガスの第2の部分よりも多い。
いくつかの実施形態では、本方法は、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて、処理ユニット内の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整することを含む。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセスパラメータが調整された後減圧装置の各々に対して最新の電力損失値又は最新の電力生成値が決定され、最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値が、減圧装置の各々からの最新の電力損失値又は最新の電力生成値に基づいて、処理ユニットに対して決定され、最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値が、少なくとも1つの表示画面上に表示される。いくつかの実施形態では、処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報が受信され、総電力損失値又は総電力生成値は、その処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、処理ユニットのスループットに関連付けられる情報が受信され、総電力損失値又は総電力生成値は、その処理ユニットのスループットに関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、処理ユニットのスループットは、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて処理ユニットの一部分の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整する間も維持される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット内のガス流の温度及び圧力に関する情報が受信され、処理ユニットの少なくとも1つのプロセスパラメータは、ガスが動力回収タービンを通じて依然として気相をなすように調整される。いくつかの実施形態では、ガス流の温度、圧力、及び流量のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのディスプレイストリーム上に表示される。
以下の説明は、いくつかの異なる水素処理ユニットにおける本発明の使用を例示するものであるが、水素処理プロセスにおける使用に限定されない。多種多様な他のプロセスにおいても使用され得ることが、当業者には容易に認識されよう。
図1は、水素処理ユニット内の水素流上に制御弁を有するラインに可変抵抗動力回収タービンが追加されたプロセス100の一実施形態を示す。水素流105は圧縮機110で圧縮される。圧縮された水素流115は、第1の水素流120と第2の水素流125との2つの部分に分割される。第1の水素流120は、炭化水素供給ストリーム130と組み合わされ、温度を上昇させるために熱交換器335を通じて送給される。部分的に加熱された供給ストリーム140は加熱炉145に送給されて、加熱炉145を抜け出す加熱された供給ストリーム150の温度を水素処理反応ゾーン155の所望の入口温度へと上昇させる。
第2の水素流125は、動力回収タービン190に送給されて動力を生成し、第2の水素流125の圧力を低下させる。第2の水素流125の圧力及び温度は、水素が動力回収タービン190から抜け出すときに依然として気相をなすように制御される。図示されるように、第2の水素流125の流量の制御は、動力回収タービン190、制御弁220、225、230、235、又はそれらの両方によって実施され得る。水素ガスの流量は、動力回収タービン190の速度又はシャフトトルクを変化させることによって測定及び制御され得る。
動力回収タービン190からの減圧された水素流195は、水素クエンチ流200、205、210、215の4つの部分に分割される。水素クエンチ流200、205、210、215の各々は、関連付けられた制御弁220、225、230、235を有し、これらの制御弁は、動力回収タービン190に加えてあるいはそれに代わって、水素処理床に進入する水素の流動を制御するために使用され得る。
図示されるように、水素処理反応ゾーン155は、5つの水素処理床160、165、170、175、及び180を有している。水素及び水素処理される炭化水素供給を含有する加熱された供給ストリーム150は、第1の水素処理床160に進入し、そこで水素処理される。第1の水素処理床160からの流出液は、第1の水素クエンチ流200と混合されて、第1のクエンチされた水素処理流240を形成する。
第1のクエンチされた水素処理流240は、第2の水素処理床165に送給され、ここで更に水素処理される。第2の水素処理床165からの流出液は、第2の水素クエンチ流205と混合されて、第2のクエンチされた水素処理流245を形成する。
第2のクエンチされた水素処理流245は、第3の水素処理床170に送給され、ここで更に水素処理される。第3の水素処理床170からの流出液は、第3の水素クエンチ流210と混合されて、第3のクエンチされた水素処理流250を形成する。
第3のクエンチされた水素処理流250は、第4の水素処理床175に送給され、ここで更に水素処理される。第4の水素処理床175からの流出液は、第4の水素クエンチ流215と混合されて、第4のクエンチされた水素処理流255を形成する。
第4のクエンチされた水素処理流255は、第5の水素処理床180に送給され、ここで更に水素処理される。第5の水素処理床180からの流出液260は、熱交換、気液フラッシュ分離、アミン処理、蒸留、及び再圧縮などの様々な処理ゾーンに送給され得る。
図2は、水素ガスの流量を制御するために制御弁と並行した動力回収タービンの組み合わせが使用されるプロセス300の別の実施形態を示す。水素流305は圧縮機310で圧縮される。圧縮された水素流315は、第1の部分と第2の部分、すなわち、水素流320と第2の水素流325とに分割される。第1の水素流320は、炭化水素供給ストリーム330と混合され、温度を上昇させるために熱交換器135を通じて送給される。部分的に加熱された供給ストリーム340は加熱炉345に送給されて、加熱炉345を抜け出す供給ストリーム350の温度を水素処理反応ゾーン355の所望の入口温度へと上昇させる。
第2の水素流325は、4つの水素クエンチ流390、395、400、405に分割される。水素クエンチ流390、395、400、405の各々は、動力を生成し水素処理床に進入する水素の流動を制御するための動力回収タービン410、415、420、425を有するだけでなく、水素処理床に進入する水素の流動を制御するか、あるいは動力回収タービンが故障した場合に水素クエンチ流を完全に制御するための制御弁430、435、440、445をも有している。
水素クエンチ流390、395、400、405は、動力回収タービン410、415、420、425、制御弁430、435、440、445のいずれか、又はそれら両方を通じて方向付けられ得る。例えば、第1の水素クエンチ流390の第1の分量は、動力回収タービン410に方向付けられてよく、第2の分量は制御弁430に方向付けられてよい。第1の分量は0%~100%で変動し得、第2の分量は、第1の分量に対しては100%~0%又は10%~100%、第2の分量に対しては90%~0%、あるいは第1の分量に対しては20%~100%、第2の分量に対しては80%~0%、あるいは第1の分量に対しては30%~100%、第2の分量に対しては70%~0%、あるいは第1の分量に対しては40%~100%、第2の分量に対しては60%~0%、あるいは第1の分量に対しては50%~100%、第2の分量に対しては50%~0%、あるいは第1の分量に対しては60%~100%、第2の分量に対しては40%~0%、あるいは第1の分量に対しては70%~100%、第2の分量に対しては30%~0%、あるいは第1の分量に対しては75%~100%、第2の分量に対しては25%~0%、あるいは第1の分量に対しては80%~100%、第2の分量に対しては20%~0%、あるいは第1の分量に対しては90%~100%、第2の分量に対しては10%~0%の範囲で変動し得る。動力回収タービンに送られる第1の分量は、典型的には、制御弁に送られる第2の分量よりも多い。したがって、水素クエンチ流390、395、400、405の流動は、動力回収タービン410、415、420、425、制御弁430、435、440、445、又はそれら両方によって制御され得、優れたプロセス柔軟性が得られる。この構成により、タービンを通る流動があるレベルに設定され、制御が実際には平行なトリム制御弁を用いて行われる場合には、流動を制御しない定電力タービンが可能となる。代替的に、流量制御タービンが全ての流動を引き受け、並列する制御弁は単に、タービンを回避することが必要となるタービン誤動作の際に制御を引き受けるように待機モードに留まってもよい。制御弁が既に定位置にあり、それらの追加が設置コストをほとんど伴わないため、この配置は、既存のプラントの再設計に見られる可能性が高い。
図示されるように、水素処理反応ゾーン355は、5つの水素処理床360、365、370、375、及び380を有している。水素及び水素処理される炭化水素供給を含有する供給ストリーム350は、第1の水素処理床360に進入し、そこで水素処理される。第1の水素処理床360からの流出液は、第1の水素クエンチ流390と混合されて、第1のクエンチされた水素処理流450を形成する。
第1のクエンチされた水素処理流450は、第2の水素処理床365に送給され、ここで更に水素処理される。第2の水素処理床365からの流出液は、第2の水素クエンチ流395と混合されて、第2のクエンチされた水素処理流455を形成する。
第2のクエンチされた水素処理流455は、第3の水素処理床370に送給され、ここで更に水素処理される。第3の水素処理床370からの流出液は、第3の水素クエンチ流400と混合されて、第3のクエンチされた水素処理流460を形成する。
第3のクエンチされた水素処理流460は、第4の水素処理床375に送給され、ここで更に水素処理される。第4の水素処理床375からの流出液は、第4の水素クエンチ流405と混合されて、第4のクエンチされた水素処理流465を形成する。
第4のクエンチされた水素処理流465は、第5の水素処理床380に送給され、ここで更に水素処理される。第5の水素処理床380からの流出液470は、上述したように、様々な処理ゾーンに送給され得る。
図3のプロセスは、制御弁430、435、440、445が存在しないことを除いて、図2のプロセスと同様である。この構成では、第2の水素流125の流量は、動力回収タービン410、415、420、425によって制御される。この構成は、既存のプラントの再設計よりも新しいプラント設計に見られる可能性が高い。
本発明の装置及びプロセスは、水素処理反応ゾーンで利用されるものとして企図されている。既知のように、そのような水素処理反応ゾーンは、制御センタ内のコンピュータに存在するプロセス制御システムを利用する。
本明細書に開示される実施形態に関連して説明されるプロセス制御システムは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、又は本明細書に記載される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを備えたコンピュータ上で実装又は実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、あるいはプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、2つ以上のマイクロプロセッサ、又は前述の任意のその他の組み合わせなどの組み合わせであってもよい。
プロセス制御システムに関連付けられたプロセスの工程は、ハードウェアに直接収容されたアルゴリズムとして、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールとして、あるいはそれら2つの組み合わせとして具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD-ROM、又は当該技術分野において既知の任意のその他の形態の記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体はプロセッサと通信しており、したがって、プロセッサは、その記憶媒体から情報を読み取り、またその記憶媒体に情報を書き込む。これは、プロセッサに一体化されているか又はプロセッサと一体である記憶媒体を含む。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に存在してよい。ASICは、ユーザ端末に存在してよい。代替的に、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート構成要素として存在してもよい。これらの装置は、単に、コンピュータ可読記憶媒体の例示的かつ非限定的な例とすることを意図したものである。プロセッサ及び記憶媒体又はメモリはまた、典型的には、入力チャネル、制御ロジックのプロセッサ、制御システム内の出力チャネル、及び制御センタ内のオペレータステーションの間など、異なる構成要素、コンピュータプロセッサなどの間の有線又は無線通信を可能にするハードウェア(例えば、ポート、インターフェース、アンテナ、増幅器、信号プロセッサなど)と通信している。
コンピュータ及びプロセッサに対して通信しているとは、情報又はデータを送信及び受信する能力を指す。データ又は情報の送信は、(例えば、Wi-Fi又はBluetoothによる)無線送信又は(例えば、イーサネットRJ45ケーブル又はUSBケーブルを使用する)有線送信であり得る。無線送信の場合、無線送受信機(例えば、Wi-Fi送受信機)は、各プロセッサ又はコンピュータと通信している。送信は、コンピュータの要求を受けて、コンピュータからの要求に応じて、あるいは他の方式で自動的に実施され得る。データは、任意の組み合わせでプッシュ、プル、フェッチなどされてよく、あるいは任意の他の方式で送信及び受信されてもよい。
したがって、本発明によれば、プロセス制御システムは、動力回収タービン190又は410、415、420、425によって生成された電気の量に関する情報を動力回収タービン190又は410、415、420、425から受信することが企図される。動力回収タービン190又は410、415、420、425は、生成した電気の量を(プロセッサを介して)決定することが企図される。代替的に、情報を受信するプロセス制御システムが、動力回収タービン190又は410、415、420、425によって生成された電気の量を決定する。いずれの構成においても、動力回収タービン190又は410、415、420、425によって生成された電気の量は、制御センタ内のコンピュータと関連付けられる少なくとも1つの表示画面上に表示される。水素処理反応ゾーンが複数の動力回収タービン410、415、420、425を備える場合、プロセス制御システムは、動力回収タービン410、415、420、425の各々によって生成された電気の量に関連付けられる情報を受信することが更に企図される。プロセス制御システムは、動力回収タービン410、415、420、425の各々に関連付けられる情報に基づいて、生成された総電力を決定し、表示画面上にその生成された総電力を表示する。生成された総電力は、個々の動力回収タービン190又は410、415、420、425によって生成された電力の量の代わりに表示されても、それと共に表示されてもよい。
上述のように、動力回収タービン190又は410、415、420、425によって回収される電気エネルギーは、多くの場合、水素処理反応ゾーン内でストリームに加えられたエネルギーをストリームから除去する結果として得られるものである。したがって、本発明によるプロセスは、ストリーム(steam)に加えられるエネルギーを低下させるために、調整される処理反応ゾーンに関連付けられる様々なプロセス条件を提供することが想到される。水素圧縮区域を出る水素は、ある圧力に圧縮され、それにより、流動は、床間の各水素流に加えて、より高圧の反応器複合型の供給熱交換器及び供給炉及び第1の反応床に対して制御され得る。床間のタービン動力回収は、動力回収タービンから回収されたエネルギーが、経験的に決定された経済的に最適な量よりも高く設定されているときに、流動制御を依然として維持しながら、圧縮機出口圧力を減少させる機会を合図し得る。このようにして、タービンは、タービン内で回収するよりも多くのエネルギーを節約する機会を合図し得るが、代わりに、そのエネルギーの一部分を最初にシステムに加えることはない。
電気は、典型的に水素処理反応ゾーン全体に加えられるエネルギーを表すので、プロセス制御システムは、水素処理反応ゾーンのスループットに関連付けられる情報を受信し、そのタービンの目標電力生成値を決定することが想到される。目標電力生成値の決定は、電気が所定のレベル又はその付近にあるときに行われることができる。換言すれば、発生された電気の量が所定のレベルを満たすか又は超える場合、プロセス制御システムは、1つ以上の処理条件を決定して、目標電力生成値に達するまで、生成される電気の量を調整及び低下させることができる。
したがって、プロセス制御システムは、水素処理反応ゾーンに関連付けられる様々なプロセス条件に対する1つ以上の変更を分析して、水素処理反応ゾーンの動力回収タービンによって回収されるエネルギーの量を低下させる。好ましくは、処理条件は、水素処理ゾーンのスループットを調整することなく調整される。これにより、水素処理反応ゾーンは、同じスループットに関連付けられる稼働コストをより低くしながらも、同じスループットを有することが可能となる。プロセス制御ソフトウェアは、表示画面上に、目標電力生成値と生成された総電力との間の差を計算し表示し得る。
例えば、プロセス制御ソフトウェアは、生成された総電力が所定のレベルを超えることを認識し得る。したがって、プロセス制御ソフトウェアは、目標電力生成値を決定し得る。通常は水素処理反応ゾーンに関連付けられる他のセンサ及びデータ収集装置から受信された他のデータ及び情報に基づいて、プロセス制御ソフトウェアは、加熱器内で消費される燃料の量が減少され得ると判定し得る。水素処理反応ゾーンのスループットを維持しながら、加熱器内で消費される燃料の量が減少される。これは、動力回収タービンによって生成される電力を低下させ得るが、より低い燃料消費量は、同じスループットに対する稼働コストをより低くする。また、圧力又は流動が低減されることは水素圧縮機のスループットに最適であるということも判断され得る。このようにして、圧縮機ドライバへのストリーム(steam)又は電気が減少され得る。
したがって、本発明では、通常は損失されるエネルギーが水素処理反応ゾーン内の他所で使用される形態へと変換されるだけでなく、水素処理反応ゾーンには、水素処理反応ゾーン全体に関連付けられるエネルギー入力を低減し、よりエネルギー効率的なプロセスを利用することによって利益を増加させる機会が提供される。
弁、ポンプ、フィルタ、冷却器などの様々な他の構成要素は、それらの詳細が当業者には周知であり、またそれらの説明が、本発明の実施形態の実践又は理解に必須ではないと考えられているため、図面には示されていないことが、当業者には認識及び理解されるべきである。
本発明の前述の詳細な説明で、少なくとも1つの例示的な実施形態が提示されてきたが、膨大な数の変更例が存在することを理解されたい。例示的な実施形態又は複数の例示的な実施形態は、あくまで例であり、いかなるようにも本発明の範囲、適用性、又は構成を制限することを意図しないことも理解されるべきである。むしろ、前述の詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を実現するための便利な指針を当業者に提供するものであり、添付の特許請求の範囲及びそれらの法的均等物に記載される本発明の範囲から逸脱することなく、例示的な実施形態で説明される要素の機能及び配置において様々な変更がなされ得ることが理解される。
特定の実施形態
以下を特定の実施形態と併せて説明するが、この説明は、前述の説明及び添付の特許請求の範囲を例示するものであり、限定するものではないことが理解されるであろう。
本発明の第1の実施形態は、処理ユニット内のガス流の流量を制御し、そのガス流からエネルギーを回収するためのプロセスであって、ガス流の流量を制御し、そのガス流から動力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてガス流の少なくとも一部分を方向付けることと、動力回収タービンから抜け出すガスが依然として気相をなすように、ガス流の圧力及び温度を制御することと、を含むプロセスである。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、流量は、1つ以上の動力回収タービンの速度又はシャフトトルクのうちの1つ以上を変化させることによって、測定されるか、又は制御されるか、あるいは測定されかつ制御される。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、流量は10%未満で変動する。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、動力回収タービンはプロセス内の制御弁に取って代わるものである。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、動力回収タービンは制御弁と共に使用され、また本実施形態は、制御弁を通じてガス流の第2の部分を方向付けることを更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、回収された動力は、少なくとも1つの表示画面上に表示される。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、動力回収タービンを通じて方向付けられるガス流の部分は、制御弁を通じて方向付けられるガス流の第2の部分よりも多い。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、複数の減圧装置から情報を受信することであって、複数の減圧装置は、1つ以上の動力回収タービン、制御弁、又はそれら両方を備える、ことと、減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの電力損失値又は電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に総電力損失値又は総電力生成値を表示することと、を更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて、処理ユニット内の少なくとも1つのプロセスパラメータを調整することを更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、少なくとも1つのプロセスパラメータが調整された後に、減圧装置の各々に対して最新の電力損失値又は最新の電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの最新の電力損失値又は最新の電力生成値に基づいて、処理ユニットの最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に最新の総電力損失値又は最新の総電力生成値を表示することと、を更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報を受信することであって、総電力損失値の目標又は総電力生成値の目標は、処理ユニットの外側の条件に関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される、ことを更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、処理ユニットのスループットに関連付けられる情報を受信することであって、総電力損失値又は総電力生成値は、処理ユニットのスループットに関連付けられる情報に部分的に基づいて決定される、ことを更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第1の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、総電力損失値又は総電力生成値に基づいて処理ユニットの少なくとも1つのプロセスパラメータを調整する間も、処理ユニットのスループットを維持することを更に含む。
本発明の第2の実施形態は、処理ユニット内のガス流の流量を制御し、そのガス流からエネルギーを回収するためのプロセスであって、ガス流の流量を制御し、そのガス流から動力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてガス流の少なくとも一部分を方向付けることと、動力回収タービンから抜け出すガスが依然として気相をなすように、ガス流の圧力及び温度を制御することと、1つ以上の動力回収タービンの速度又はシャフトトルクの1つ以上を変化させることによって、流量を制御するか、又は流量を制御するか、あるいは流量を測定しかつ制御することと、を含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第2の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、流量は10%未満で変動する。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第2の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、動力回収タービンはプロセス内の制御弁に取って代わるものである。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第2の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、動力回収タービンは制御弁と共に使用され、また本実施形態は、制御弁を通じてガスの第2の部分を方向付けることを更に含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第2の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、動力回収タービンを通じて方向付けられるガス流の部分は、制御弁を通じて方向付けられるガス流の第2の部分よりも多い。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第2の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、複数の減圧装置から情報を受信することであって、複数の減圧装置は、1つ以上の動力回収タービン、制御弁、又はそれら両方を備える、ことと、減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの電力損失値又は電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に総電力損失値又は総電力生成値を表示することと、を更に含む。
本発明の第3の実施形態は、処理ユニット内のガス流の流量を制御し、そのガス流からエネルギーを回収するためのプロセスであって、ガス流の流量を制御し、そのガス流から動力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービンを通じてガス流の少なくとも一部分を方向付けることと、動力回収タービンから抜け出すガスが依然として気相をなすように、ガス流の圧力及び温度を制御することと、複数の減圧装置から情報を受信することであって、複数の減圧装置は、1つ以上の動力回収タービン、制御弁、又はそれら両方を備える、ことと、減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、減圧装置の各々からの電力損失値又は電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、少なくとも1つの表示画面上に総電力損失値又は総電力生成値を表示することと、を含む。本発明のある実施形態は、本項の先の実施形態から本項の第3の実施形態までのうちの1つ、いずれか、又は全てであり、流量は、1つ以上の動力回収タービンの速度又はシャフトトルクのうちの1つ以上を変化させることによって、測定されるか、又は制御されるか、あるいは測定されかつ制御される。
更に説明することなく、前述の説明を用いて、当業者は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく本発明を最大限に利用し、本発明の本質的な特性を容易に確認でき、本発明の様々な変更及び修正を行い、様々な使用及び条件に適合させることができると考えられる。したがって、先行する好ましい特定の実施形態は、単なる例示として解釈されるべきであり、いかなるようにも本開示の残りを限定するものではなく、添付の特許請求の範囲内に含まれる様々な修正及び同等の構成を網羅することを意図するものである。
上記では、全ての温度は摂氏度で記載され、全ての部及び百分率は、別途記載のない限り、重量基準である。

Claims (3)

  1. 処理ユニット内のガス流の流量を制御し、前記ガス流からエネルギーを回収するためのプロセスであって、
    前記ガス流(390)の前記流量を制御し、前記ガス流から電力を生成するために、1つ以上の可変抵抗動力回収タービン(410)を通じて前記ガス流(390)の少なくとも一部分を方向付けることと
    前記1つ以上の可変抵抗動力回収タービン(410)から抜け出す前記ガス流(390)が依然として気相をなすように、前記ガス流(390)の圧力及び温度を制御することと、
    前記1つ以上の可変抵抗動力回収タービンの毎分回転数および回路上の負荷を用いて前記流量を測定することと
    制御弁(430)を通じて前記ガス流の第2の部分を方向付けすることであって、前記1つ以上の可変抵抗動力回収タービン(410)は、前記制御弁(430)と共に使用される、方向付けすることと、
    を含み、
    前記1つ以上の可変抵抗動力回収タービン(410)を通じて方向付けられる前記ガス流の部分は、前記制御弁(430)を通じて方向付けられる前記ガス流の前記第2の部分よりも多い、プロセス。
  2. 前記流量は、前記1つ以上の可変抵抗動力回収タービン(410)の速度又はシャフトトルクのうちの1つ以上を変化させることによって、測定されるか、又は制御されるか、あるいは測定されかつ制御される、請求項1に記載のプロセス。
  3. 複数の減圧装置から情報を受信することであって、前記複数の減圧装置は、前記1つ以上の可変抵抗動力回収タービン(410)と、制御弁(430)を備える、ことと、
    前記減圧装置の各々に対して電力損失値又は電力生成値を決定することと、
    前記減圧装置の各々からの前記電力損失値又は前記電力生成値に基づいて総電力損失値又は総電力生成値を決定することと、
    少なくとも1つの表示画面上に前記総電力損失値又は前記総電力生成値を表示することと、を更に含む、請求項2に記載のプロセス。
JP2020547056A 2018-03-16 2019-03-15 ガス流のためのエネルギー回収タービン Active JP7101793B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/923,936 2018-03-16
US15/923,936 US10871085B2 (en) 2018-03-16 2018-03-16 Energy-recovery turbines for gas streams
PCT/US2019/022420 WO2019178450A1 (en) 2018-03-16 2019-03-15 Energy-recovery turbines for gas streams

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021515866A JP2021515866A (ja) 2021-06-24
JP7101793B2 true JP7101793B2 (ja) 2022-07-15

Family

ID=67903865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020547056A Active JP7101793B2 (ja) 2018-03-16 2019-03-15 ガス流のためのエネルギー回収タービン

Country Status (4)

Country Link
US (2) US10871085B2 (ja)
EP (1) EP3765719A4 (ja)
JP (1) JP7101793B2 (ja)
WO (1) WO2019178450A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10811884B2 (en) * 2018-03-16 2020-10-20 Uop Llc Consolidation and use of power recovered from a turbine in a process unit
CN115506864A (zh) * 2022-09-20 2022-12-23 山东京博石油化工有限公司 一种处理能量回收机组的能效检测方法及其相关组件

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120326443A1 (en) 2011-06-21 2012-12-27 Genalta Power, Inc. Variable speed power generation from industrial fluid energy sources
US20140291201A1 (en) 2013-03-26 2014-10-02 Uop, Llc Hydroprocessing and apparatus relating thereto

Family Cites Families (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4455614A (en) 1973-09-21 1984-06-19 Westinghouse Electric Corp. Gas turbine and steam turbine combined cycle electric power generating plant having a coordinated and hybridized control system and an improved factory based method for making and testing combined cycle and other power plants and control systems therefor
FR2414162A1 (fr) 1978-01-09 1979-08-03 Lenz Karl Procede et agencement pour commander, surveiller et mesurer le debit d'un clapet de passage de fluide
US4285481A (en) 1979-06-04 1981-08-25 Biscomb Lloyd I Multiple wind turbine tethered airfoil wind energy conversion system
EP0552039A1 (en) 1992-01-17 1993-07-21 Gec-Marconi Limited Transmitter tuning
DE9215696U1 (de) 1992-11-18 1994-03-17 Anton Piller GmbH & Co KG, 37520 Osterode Stromgewinnungsanlage
US5384489A (en) 1994-02-07 1995-01-24 Bellac; Alphonse H. Wind-powered electricity generating system including wind energy storage
WO2004084371A1 (ja) 1998-08-31 2004-09-30 Kaoru Fujita 発電プラントの最適化制御方法及び最適化制御装置
US6265453B1 (en) 1999-07-01 2001-07-24 Syntroleum Corporation Hydrocarbon conversion system with enhanced combustor and method
US6354084B1 (en) 1999-08-20 2002-03-12 Cummins Engine Company, Inc. Exhaust gas recirculation system for a turbocharged internal combustion engine
DE102009031557A1 (de) 2009-03-02 2010-09-09 Sms Siemag Ag Energierückgewinnung in Warmbandstraßen durch Umwandlung der Kühlwärme der Stranggießanlage sowie der Restwärme von Brammen und Coils in elektrische Energie oder sonstige Nutzung der aufgefangenen Prozesswärme
US7062359B2 (en) 2000-12-29 2006-06-13 Abb Ab Substation control system
US6898540B2 (en) * 2002-11-12 2005-05-24 General Electric Company System and method for displaying real-time turbine corrected output and heat rate
CA2512741A1 (en) 2003-03-31 2004-10-14 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Coal energy utilization system by superconducting power transmission
US6938425B2 (en) 2003-08-11 2005-09-06 Siemens Westinghouse Power Corporation System and method for controlling water injection in a turbine engine
WO2005041396A2 (en) * 2003-10-22 2005-05-06 Scherzer Paul L Method and system for generating electricity utilizing naturally occurring gas
US7948101B2 (en) 2005-09-02 2011-05-24 John Christopher Burtch Apparatus for production of hydrogen gas using wind and wave action
JP2009513882A (ja) 2005-10-31 2009-04-02 チャプドライヴ・アクティーゼルスカブ タービン駆動式発電システム及びその制御方法
US7757493B2 (en) 2006-03-07 2010-07-20 Uop Llc Fluid catalytic cracking steam pressure letdown power recovery system and process
RS20060186A (en) 2006-03-16 2006-12-15 Stojanović, Miljan Pipe for tranforming energy of fluid flows into electric energy
EP2044492B1 (en) 2006-06-23 2012-12-12 Saudi Arabian Oil Company System, method, and program product for optimizing heat transfer in energy recovery systems
WO2008157503A1 (en) 2007-06-15 2008-12-24 Shell Oil Company Remote monitoring systems and methods
WO2009062103A1 (en) 2007-11-09 2009-05-14 Markron Technologies, Llc Solar thermal hybridization of a fossil fired rankine cycle
WO2009149447A2 (en) 2008-06-06 2009-12-10 Saudi Arabian Oil Company System, program product, and related methods for global targeting of process utilities under varying conditions
EP2301886A1 (en) 2009-09-03 2011-03-30 Ammonia Casale S.A. Waste heat recovery in a chemical process and plant, particularly for the synthesis of ammonia
US8680704B1 (en) * 2009-09-18 2014-03-25 Taylor Valve Technology, Inc. Wellhead pressure reduction and electrical power generation
US8404918B2 (en) * 2009-09-28 2013-03-26 Uop Llc Energy efficiency in adsorptive separation
WO2011053925A2 (en) 2009-10-30 2011-05-05 Qgen Ltd. Control and solar power improvements of a concentrated solar power-enabled power plant
WO2011066823A2 (de) 2009-12-05 2011-06-09 Jens Mehnert Verfahren und vorrichtung zur analyse des energieeinsatzes beim betrieb eines produktionssystems
US8967590B2 (en) 2010-03-02 2015-03-03 Westlock Controls Corporation Micro-power generator for valve control applications
ITPI20100038A1 (it) 2010-03-29 2011-09-30 Sime S R L Metodo e apparato per l'addolcimento e la disidratazione di un gas a base di idrocarburi
US8813498B2 (en) * 2010-06-18 2014-08-26 General Electric Company Turbine inlet condition controlled organic rankine cycle
FR2966814B1 (fr) 2010-10-28 2016-01-01 IFP Energies Nouvelles Procede de production d'hydrogene par vaporeformage d'une coupe petroliere avec production de vapeur optimisee.
US20120227440A1 (en) 2011-03-10 2012-09-13 Alstom Technology Ltd. System And Process For The Physical Absorption of Carbon Dioxide From a Flue Gas Stream
TWI563165B (en) 2011-03-22 2016-12-21 Exxonmobil Upstream Res Co Power generation system and method for generating power
US9222410B2 (en) 2011-04-13 2015-12-29 General Electric Company Power plant
US9085499B2 (en) 2011-11-09 2015-07-21 Uop Llc Energy efficiency in adsorptive separation
CA2899883A1 (en) 2012-02-02 2013-08-08 Electratherm, Inc. Improved heat utilization in orc systems
GB2499991A (en) 2012-03-05 2013-09-11 Solaredge Technologies Ltd DC link circuit for photovoltaic array
US8888990B2 (en) 2012-03-29 2014-11-18 Uop Llc Process and apparatus for producing diesel from a hydrocarbon stream
US10260415B2 (en) 2012-08-22 2019-04-16 Hi Eff Utility Rescue LLC High efficiency power generation system and system upgrades
WO2014117074A1 (en) 2013-01-28 2014-07-31 Echogen Power Systems, L.L.C. Process for controlling a power turbine throttle valve during a supercritical carbon dioxide rankine cycle
JP2016056808A (ja) 2013-01-29 2016-04-21 日立建機株式会社 作業機械の圧油エネルギ回収装置
JP6010489B2 (ja) 2013-03-12 2016-10-19 三菱日立パワーシステムズ株式会社 熱電可変型コジェネレーションシステム
US8763625B1 (en) 2013-04-12 2014-07-01 John T. Carter Siphon pump technology and apparatuses
JP5790952B2 (ja) 2013-04-23 2015-10-07 横河電機株式会社 生産エネルギー管理システムおよびコンピュータプログラム
WO2014178079A2 (en) 2013-04-26 2014-11-06 Eesavyasa Technologies Pvt. Ltd Led lighting systems using compressed air based power generation and a method thereof
US9677015B2 (en) 2013-06-20 2017-06-13 Exxonmobil Research And Engineering Company Staged solvent assisted hydroprocessing and resid hydroconversion
CN104463341B (zh) 2013-09-25 2017-10-27 北京宜能高科科技有限公司 图表化的蒸汽动力系统分析优化方法和装置
US9764272B2 (en) 2013-10-28 2017-09-19 Energy Recovery, Inc. Systems and methods for utilizing turbine systems within gas processing systems
EP3075982B1 (en) 2013-11-27 2020-01-08 Hitachi, Ltd. Gas turbine suitable for renewable energy and control method thereof
RU2570131C2 (ru) 2014-04-09 2015-12-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Казанский государственный энергетический университет" (ФГБОУ ВПО "КГЭУ") Способ работы тепловой электрической станции
WO2016053780A1 (en) 2014-09-29 2016-04-07 Uop Llc Methods for reducing flue gas emissions from fluid catalytic cracking unit regenerators
US20160141878A1 (en) 2014-11-05 2016-05-19 John Anton Johansen Dc appliance system
US10088507B2 (en) 2014-12-03 2018-10-02 Saudi Arabian Oil Company Energy performance metric in hydrocarbon-producing facilities
US11060032B2 (en) 2015-01-02 2021-07-13 Suncoke Technology And Development Llc Integrated coke plant automation and optimization using advanced control and optimization techniques
WO2016177376A1 (en) 2015-05-06 2016-11-10 Vestas Wind Systems A/S Wind turbine power generation system
US9803930B2 (en) 2015-08-24 2017-10-31 Saudi Arabian Oil Company Power generation from waste heat in integrated hydrocracking and diesel hydrotreating facilities
GB2560279A (en) 2015-11-24 2018-09-05 New Energy Corp Inc Mobile electric power generating and conditioning system
US10655434B2 (en) * 2016-04-12 2020-05-19 Airtek Systems Inc. System and method for generating rotational power
US10301551B2 (en) 2016-06-30 2019-05-28 Uop Llc Modular crude refining process
CN206538206U (zh) 2016-11-29 2017-10-03 江苏悦达家纺有限公司 一种可优化水质的热回收装置
US10745631B2 (en) 2018-03-16 2020-08-18 Uop Llc Hydroprocessing unit with power recovery turbines
US10811884B2 (en) 2018-03-16 2020-10-20 Uop Llc Consolidation and use of power recovered from a turbine in a process unit
US10794225B2 (en) 2018-03-16 2020-10-06 Uop Llc Turbine with supersonic separation
US10753235B2 (en) 2018-03-16 2020-08-25 Uop Llc Use of recovered power in a process
US10690010B2 (en) 2018-03-16 2020-06-23 Uop Llc Steam reboiler with turbine
US10829698B2 (en) 2018-03-16 2020-11-10 Uop Llc Power recovery from quench and dilution vapor streams
US10508568B2 (en) 2018-03-16 2019-12-17 Uop Llc Process improvement through the addition of power recovery turbine equipment in existing processes

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120326443A1 (en) 2011-06-21 2012-12-27 Genalta Power, Inc. Variable speed power generation from industrial fluid energy sources
US20140291201A1 (en) 2013-03-26 2014-10-02 Uop, Llc Hydroprocessing and apparatus relating thereto

Also Published As

Publication number Publication date
EP3765719A1 (en) 2021-01-20
JP2021515866A (ja) 2021-06-24
EP3765719A4 (en) 2022-01-12
US20190284964A1 (en) 2019-09-19
US20210102476A1 (en) 2021-04-08
US11713697B2 (en) 2023-08-01
US10871085B2 (en) 2020-12-22
WO2019178450A1 (en) 2019-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3766168B1 (en) Process improvement through the addition of power recovery turbine equipment in existing processes
JP6980123B2 (ja) 動力回収タービンを有する水素処理ユニット
JP7101793B2 (ja) ガス流のためのエネルギー回収タービン
JP7141464B2 (ja) プロセスにおいて回収される電力の使用
EP3765717B1 (en) Consolidation and use of power recovered from a turbine in a process unit
WO2019178459A1 (en) Turbine with supersonic separation
JP7106666B2 (ja) タービンによって化学処理ユニットの条件を調整するためのプロセス
JP7071591B2 (ja) ガス流のためのエネルギー回収タービン
US9891011B2 (en) Post treat reactor inlet temperature control process and temperature control device
WO2015084780A1 (en) Apparatus for decreasing smr tube temperature
SU1511737A1 (ru) Устройство автоматического управлени экзотермическим процессом
WO2024097609A1 (en) Processes and apparatuses for heating a process fluid
US9359563B2 (en) Hydroprocessing initializing process and apparatus relating thereto
JPS63131803A (ja) 発電所機器冷却水制御装置
JPH0159510B2 (ja)
JP2006046131A (ja) ガスタービンシステムと改質燃料焚きガスタービンシステム及びガスタービンシステムの改質燃料供給方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201029

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201029

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20201113

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20201119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7101793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150