JP7095957B2 - 原子炉ジェットポンプのスリップジョイントクランプ及び使用方法 - Google Patents

原子炉ジェットポンプのスリップジョイントクランプ及び使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、原子炉ジェットポンプのスリップジョイントクランプ及び使用方法に関する。
図1は、関連技術の沸騰水型原子炉(BWR)ジェットポンプアセンブリ8の斜視図である。ジェットポンプアセンブリ8の主要なコンポーネントは、ライザ管3及びそれぞれの拡散器2に挿入する2つの入口ミキサ4を含む。ジェットポンプレストレーナブラケットが使用されて、入口ミキサ4の移動を安定化し、入口ミキサ4と拡散器2との間のインタフェースに存在するスリップジョイント6の移動及びスリップジョイント6における漏洩を減少させる。1つのタイプの移動は、アセンブリ8内のまたその周りの高速流によるスリップジョイント漏洩をもたらす流れ誘起振動又はFIVである。レストレーナブラケットは、入口ミキサ4とレストレーナブラケットとの間の相対移動を最小にして、スリップジョイント6の周りでの漏洩又は損傷を最小にする。
図2は、BWRジェットポンプアセンブリの入口ミキサ4と拡散器2との間に存在する関連技術のスリップジョイント6の詳細図である。入口ミキサ4の底部分4aは、拡散器2の上側クラウンに挿入される。拡散器2の上部縁は、入口ミキサ4と拡散器2との間の公差及び容易な接続を可能にする1つ又は複数のガイド耳2bを含む。入口ミキサ4と拡散器2との間のインタフェース又は嵌合は、スリップジョイント6と呼ばれる。
図3は、BWRジェットポンプアセンブリの入口ミキサ4と拡散器2との関連技術のスリップジョイント6の断面図であり、コンポーネント間の内部関係を示す。入口ミキサ4の一番下の遠位端4bは、拡散器2の上側クラウン2a内に載って、スリップジョイント6を形成する。入口ミキサFIVは、入口ミキサ4の遠位端4bと拡散器2の上側クラウン2aとの間の公差が、摩耗又は不適切な機械加工によって正確に一致しないときにスリップジョイント6において起こる場合がある。流体冷媒が、入口ミキサ4の一番下の遠位端4bと拡散器2の上側クラウン2aとの間でかつスリップジョイント6から出るように漏れるため、漏洩は、不十分な適合とFIVの両方によってこのインタフェースにおいて起こる場合がある。
米国特許出願公開第2015/0240838号明細書
例示的な実施形態は、スリップジョイントクランプを含み、スリップジョイントクランプは、拡散器端に垂直に結合し、入口ミキサを側方に押して又は駆動して、拡散器と入口ミキサとの間のスリップジョイントにおける振動及び漏洩を安定化し防止する可能性がある。例示的なクランプは、例えばクレビスピンの周りで結合された環状半分等の、拡散器上に着座するためスリップジョイントの周りでの拡張及びクローズを可能にする互いに対して可動であるクランプアームを含んでもよい。例示的なクランプは、クランプに入口ミキサを横方向に押付ける側部ドライブのように、入口ミキサを押付ける構造を更に含む。例えば、側部ドライブは、板バネを含んでもよく、板バネは、駆動ボルト及びトランスミッションを通して偏倚されて、クランプの外部表面において、アクセス可能駆動ボルトからクランプの内部への偏倚印加及び予荷重印加を可能にする可能性がある。例えば、拡散器末端上で共通のガイド耳の周りに延在するガイド耳クランプ等の、例示的なクランプは、クランプを拡散器外部に取付け固定する軸方向マウントを含む。この軸方向取付けは、例示的なクランプが、入口ミキサ上での分解又は装填を必要とすることなく、拡散器端上に着座し、拡散器の周りでスリップジョイントを充填することを可能にしてもよい。そのため、側方装填は、入口ミキサをクランプの内部に対して圧迫して、スリップジョイント内の振動及びスリップジョイントを通る漏洩を防止してもよい。
例示的な実施形態は、同じ要素が同じ参照数字によって示される添付図面を詳細に述べることによってより明らかになるであろう。例示的な実施形態は、単に例証として示され、したがって、実施形態が示す態様を制限しない。
原子力発電所で使用するための関連技術のジェットポンプアセンブリの図である。 図1の関連技術のジェットポンプアセンブリ内のスリップジョイントの図である。 図2のスリップジョイントの断面図である。 例示的な実施形態のスリップジョイントクランプの図である。 ジェットポンプアセンブリ内のスリップジョイントの周りに設置された例示的な実施形態のスリップジョイントクランプの図である。 図5のスリップジョイントクランプの詳細の断面図である。 例示的な実施形態のスリップジョイントクランプに関連して使用可能な例示的な板バネの選択された軸方向ビューである。
これは、特許文書であるため、特許文書を読み理解するときに、一般的な幅広い構築規則が適用されるべきである。本文書で述べられ示される全ては、添付特許請求項の範囲内に入る主題の例である。本明細書で開示される任意の特定の構造及び機能の詳細は、例示的な実施形態又は方法をどのように行い使用するかを述べるためのものに過ぎない。本明細書で特に開示されない幾つかの異なる実施形態は、添付特許請求項の範囲内に入る。したがって、特許請求の範囲は、多くの代替の形態で具現化されてもよく、本明細書で述べる例示的な実施形態だけに限定されるものと解釈されるべきでない。
種々の要素を述べるために、第1の、第2の、等の用語が、本明細書で使用されてもよいが、これらの要素はこれらの用語によって制限されるべきでないことが理解されるであろう。これらの用語は1つの要素を別の要素と区別するために使用されるだけである。例えば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素は第2の要素と呼ばれる可能性があり、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ばれる可能性がある。本明細書で使用するとき、用語「及び/又は(and/or)」は、挙げた関連項目のうちの1つ又は複数の項目の任意のまた全ての組合せを含む。
或る要素が、別の要素に対して「接続される(connected)」、「結合される(coupled)」、「嵌合する(mated)」、「取付けられる(attached)」、又は「固定される(fixed)」ものとして参照される場合、その要素は他の要素に対して直接接続又は結合される可能性がある、又は、介在要素が存在する場合があることが理解されるであろう。対照的に、或る要素が、別の要素に対して「直接接続される(directly connected)」又は「直接結合される(directly coupled)」ものとして参照されるとき、介在する要素は存在しない。要素間の関係を述べるために使用される他の言葉(例えば、「間に(between)」と「間に直接(directly between)」、「隣接して(adjacent)」と「じかに隣接して(directly adjacent)」等)は、同様に解釈されるべきである。同様に、「通信可能に接続される(communivatively connected)」等の用語は、無線で又はそうでなくて接続される、中間デバイス、ネットワーク等を含む2つのデバイス間の情報交換ルートの全ての変形を含む。
本明細書で使用されるとき、単数形「ある(a)」、「ある(an)」、及び「その(the)」は、「単に(only)」、「単一の(single)」、及び/又は「1つ(one)」のような言葉によってその言語が別途明示的に指示しない限り、単数形と複数形の両方を含むことを意図される。「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、及び/又は「含む(including)」のような用語は、本明細書で使用されるとき、述べられる特徴、ステップ、動作、要素、考え、及び/又はコンポーネントの存在を指定するが、1つ又は複数の他の特徴、ステップ、動作、要素、コンポーネント、考え、及び/又はそれらのグループの存在又は追加をそれ自身除外しないことが更に理解されるであろう。
以下で論じる構造及び動作が、図において述べられるかつ/又は書き留められる順序から外れて起こってもよいことも留意されるべきである。例えば、連続して示される2つの動作及び/又は図は、実際には、関連する機能/動作に応じて、同時に実行されてもよい、又は、時として逆順で実行されてもよい。同様に、以下で述べる例示的な方法の中の個々の動作は、反復的に、個々に、又は順次、実行されて、以下で述べる単一動作以外に、ルーピング又は他の一連の動作を提供してもよい。以下で述べる特徴及び機能を有するいずれの実施形態も、任意の実行可能な組合せで、例示的な実施形態の範囲内に入ることが推定されるべきである。
原子炉ジェットポンプが、しばしば、スリップジョイントにおいて拡散器と入口ミキサとの間の摩耗したインタフェースを有することを本発明者等は新たに認識した。摩耗は、スリップジョイントの周縁の周りのFIVのせいで、1/4インチの消耗した金属又は他の材料である場合があり、それは、スリップジョイントを通る漏洩を悪化させると共に、密閉するための適切な材料がない場合、既存のスリップジョイントクランプ及びFIV解決策を無効にする可能性がある。摩耗したスリップジョイントインタフェースについての従来の修理は、入口ミキサの分解を伴い、かなりのダウンタイム及び修理リソースを要求する場合がある。実質的な分解がない又はスリップジョイントにおける漏洩及びFIVを依然として減少させる元の状態のスリップジョイント構造に対する依存性がないスリップジョイント修理についての必要性を本発明者等は新たに認識した。以下で述べる例示的な実施形態は、本発明者等によって発見されたこれらのまた他の問題に対する解決策を独自に使用可能にする。
本発明は、原子炉ジェットポンプ内のスリップジョイントに予荷重印加するため、スリップジョイントと共に使用可能であるクランプである。本発明と対照的に、以下で論じる少数の例示的な実施形態及び例示的な方法は、本発明として及び/又は本発明に関連して使用される可能性がある種々の異なる構成のサブセットだけを示す。
図4は、例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100の図である。図4に見られるように、スリップジョイントクランプ100は、環状形状等の、スリップジョイントにおいて入口ミキサ及び拡散器インタフェースに一致するように形作られる。スリップジョイントクランプ100は、スリップジョイントにおいて入口ミキサ(図2の入口ミキサ4等)の外側を囲みながら、拡散器(図2の拡散器2等)上に軸方向に着座するように形作られる。スリップジョイントクランプ100は、拡散器上に着座し、スリップジョイントの入口ミキサを囲むことによってスリップジョイントを完全に又は部分的に囲んでもよい及び/又は充填してもよい。
例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100は、2つの環状半分120を含んでもよく、2つの環状半分は、結合されて、環状形状又は他の形状を形成し、それにより、スリップジョイント形状に一致する。環状半分120は、ヒンジ又はソケット、或は、例えば、クレビスピン130を含む任意の他の相対的結合機構によって結合される場合、互いに対して可動であってよい。クレビスピン130は、環状半分120が、軸方向位置において完全に外されることなく又は相対的に移動することなく、横又は径方向に拡張する/分離されることを可能にし、クランプ100が、拡散器及び/又は入口ミキサ構造に対して調整し、その構造上をたどって移動することを可能にしてもよい。こうして、例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100は、入口ミキサ又は拡散器をいずれも分解することなく、スリップジョイントの周りに設置される可能性がある。その理由は、クランプ100が、例えば、こうした構造の周りに適合するため半分120をオープンし、拡散器上の所定の場所にあるときに半分120をクローズする可能性があるからである。
例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100は、締結要素であって、締結要素が横方向に拡張してスリップジョイントの周りに取外し可能に設置されてもよいことを保証するための、締結要素を含んでもよい。例えば、カラーボルト135が使用されて、別の半分120内に取付けられている間に一方の半分120内にねじ込むことによって等で、環状半分120を係合させ、引寄せ、それにより、カラーボルト135が2つの環状半分120の間で係合されるときに、環状半分120の相対的移動が全くない状態で、実質的に環状の形状のクランプ100を形成する。カラーボルト135は、環状半分120が完全に嵌合されるポイントを超えて更なる張力又は整形を加えないとすることができる。すなわち、カラーボルト135は、環状半分120を強固にではあるが取外し可能に結合して、結合されるとカラーボルト135から更にクランプされる可能性なしで、拡散器上に取付けられる構成になってもよい。こうして、例示的な実施形態のクランプ100は、クランプ100が着座する拡散器に著しく横方向に荷重印加することなく確実にクローズしたままであってよい。
スリップジョイントクランプ100は、内側表面121を含み、内側表面121は、スリップジョイントにおいて、入口ミキサに接して着座し、拡散器の内側表面に沿って下に延在するように形作られる。内側表面121は、例えば、クレビスピン130の周りに寄せ集められ、リング形状になるようクローズされる環状半分120によって形成されてもよい。内側表面121は、円筒入口ミキサの外側表面に一致するため、高い軸方向位置において実質的に環状であってよい。内側表面121は、スリップジョイントにおいて円筒拡散器の外側表面と円筒拡散器の内側表面との間のインタフェースに一致する低い軸方向位置にフランジ又はより薄いリング要素を更に含んでもよい。こうして、例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100は、拡散器の上部に外部から着座し、入口ミキサに接して外部から適合しながら、拡散器に接して内部から適合するスリーブのように形作られサイズ決定されてもよい。
スリップジョイントクランプ100は、スリップジョイントにおいてクラウン等の上側端上でクランプ100を保持する軸方向ジョイント又はアンカーを含んでもよい。例えば、耳クランプ181は、拡散器の上部端でクランプ100を軸方向に保持するため、拡散器のガイド耳(図2の耳2b等)の周りにクランプするように形作られサイズ決定されてもよい。ドローボルト182は、耳クランプ181と対形成されて、耳クランプ181の軸方向移動、したがって、耳の下側側面に接したクランピングを可能にしてもよい。更に、ラチェット表面190又は他のロック機構は、例示的な実施形態のクランプ100において、ドローボルト182の一致するラチェット表面と対形成するときのドローボルト182の一方向移動又は張力をかけた固定を可能にする可能性がある。ドローボルト182が回転すると、耳クランプ181は、耳又は他の表面に接して引上げられ、クランプ100を軸方向にクランプしてもよく、ラチェット表面190は、ドローボルト182の反転、したがって、緩みを防止してもよい。
耳クランプ181、ドローボルト182、及びラチェット表面190の複数のセットが、クランプ100の周りに位置決めされてもよい。こうして、クランプ100は、複数の径方向位置において各ガイド耳に軸方向に固定され、各ガイド耳に接して締付けられ、拡散器の上部端に接して軸方向クランピング力だけを加えながら、クランプ100が静止しかつセキュアなままであることを保証してもよい。半分120及び内側表面121が拡散器と入口ミキサとの間のスリップジョイントを実質的に充填するように形作られると、クランプ100の軸方向固定は、流体がスリップジョイントから漏出することを防止してもよい。ガイド耳は、FIV及び他のジェットポンプ動作を通して摩耗する可能性が小さいため、スリップジョイントにおいて拡散器又は入口ミキサの内部で起こったかもしれない摩耗又は他の損傷を気にせずに、クランプ100を軸方向にクランプしつなぎとめるために使用されてもよい。
例示的な実施形態のスリップジョイントクランプは、スリップジョイントの入口ミキサを所望の予荷重印加条件になるよう独立に押し又は偏倚させる可能性がある側方荷重印加ドライブを含む。こうした側方荷重印加は、入口ミキサを内側表面121に接して固定し、FIV及び漏洩を更に防止する場合がある。側方荷重印加ドライブは、入口ミキサに対して少なくとも750重量ポンドまでの側方予荷重を提供する。例えば、板バネ140は、上部プレート150内に取付けられた側部駆動ボルト160によって側方に駆動されてもよい。ラチェット表面170は、750重量ポンド以上の力が板バネ140によって加えられるまで、駆動ボルト160の締付け又は一方向移動を可能にしてもよい。駆動ボルト160及び板バネ140の更なる動作例は、図6に関連して以下で述べられる。
図5は、既存の又は将来の原子炉ジェットポンプにおける、図1~3の関連技術の構造等の、入口ミキサ4と拡散器2との間のスリップジョイントに設置された例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100の図である。入口ミキサ4及び/又は拡散器2は、動作中に又はその他の場合に損傷されており又は過剰なFIVを受けており、スリップジョイントにおいて嵌合するその表面に摩耗及び損傷をもたらす場合がある。したがって、スリップジョイントクランプ100が設置されない場合、入口ミキサ4と拡散器2との間でかなりの流体漏洩及び相対的移動が存在する場合がある。又は、入口ミキサ4は、例示的な実施形態のクランプを設置するとき、スリップジョイント全体を分解する又は取外すことなく、拡散器2に対して軸方向調整を要求する場合がある。
図5に示すように、例示的な実施形態のクランプ100は、入口ミキサ4と共に、スリップジョイントの周りで拡散器2の上部末端又はクラウンに軸方向に着座する可能性がある。この位置決めは、クランプ100が、どのようにオープンしクローズするか、又はそうでなければ、これらの構造の周りに適合するかによって、拡散器2又は入口ミキサ4の移動なしで達成されてもよい。例えば、クランプ100は、入口ミキサ4を分解することなく入口ミキサ4の周りに適合するため側方向又は径方向95にオープンしてもよく、またその後、クランプ100は、おそらくはクレビスピン又は他の締結具の周りでクランプの半分又は他の部分を径方向にクローズすることによって、拡散器2の上部端の周りに適合するためにクローズしてもよい。カラーボルト135は、拡散器2上で、クローズした連続形状で径方向95にクランプ100を固定してもよい。
例示的な実施形態のクランプ100は、拡散器2に軸方向に更に固定されて、クランプ100と拡散器2との間の相対的移動を防止してもよい。例えば、クランプ100は、各耳クランプ181が、拡散器2の対応するガイド耳2bの下に軸方向に位置決めされるまで、径方向95に回転してもよい。ドローボルト182は、締付けられて、ねじ山又は他の接続を通して等で、軸方向181に上方に耳クランプ181を移動してもよい。耳クランプ181及びドローボルト182が共にクランプ100内で着座してもよいため、この軸方向移動は、クランプ100に対して正味の軸方向下方力をもたらし、クランプ100を拡散器2に軸方向に固定してもよい。ラチェット表面190は、固定された位置決めを維持するため、ドローボルト182の緩みを防止してもよい。
例示的な実施形態のクランプ100は、拡散器2の末端又は内側表面に対する摩耗又は損傷の可能性があっても、拡散器2に軸方向に固定される可能性がある。更に、例示的な実施形態のクランプ100は、入口ミキサ4を取除くことなく、又は、軸方向90への入口ミキサ4の移動を必要とすることなく、図5に見られるように軸方向に固定される可能性がある。その理由は、クランプ100が、ガイド耳2bを通して軸方向に固定される可能性があるからである。そのため、入口ミキサ4は、例示的な実施形態のクランプ100の設置中に、スリップジョイントに対して、依然として軸方向に調整され、再位置決めされる可能性がある。ガイド耳2bを介してクランプ100を固定することは、同様に、例示的な実施形態のクランプ100の径方向95への相対的移動を防止してもよい。
図6は、図5の詳細A領域の断面図である。図6に見られるように、クランプ100の内側表面121は、クランプ100が拡散器2の内側周縁にぴったりくっつくように拡散器2内に下方に着座してもよい。例えば、内側表面121は、スリップジョイントコンポーネント内に適合するため狭隘化する低いフランジ又は他の適合セクションを有してもよい。入口ミキサ4の底部外側部分は、同様に、クランプ100の内側表面121に接して着座する。こうして、例示的な実施形態のクランプ100の狭隘化部分及び/又は別途特別に形作られた内側表面121は、摩耗、損傷、又はこれらのピースの端部の間の不適合によらず、また、設置のためこれらのピースの分解を必要とすることなく、拡散器2と入口ミキサ4との間のスリップジョイント内に下方に適合しスリップジョイントを密閉してもよい。
図6に更に見られるように、側方装填構造は、例示的な実施形態のクランプ100において使用可能である。側部駆動ボルト160は、例示的な実施形態のクランプ100(図4)の内部で、上部プレート150を貫通して延在し、チャンバ167内に下方に延在してもよい。ウェッジ154は、ウェッジ付き又は角度付き表面がクランプ100(図4)の内側表面121内の板バネ140の表面に接して着座することを除いて、駆動ボルト160に固定される又は駆動ボルト160の一部であり、チャンバ167によって捕捉されてもよい。板バネ140は、上部プレート150によってチャンバ167に隣接して更に軸方向に拘束されてもよい。上部プレート150及びチャンバ167が、例示的な実施形態のクランプ100にボルトで留められる、又は、その中で一体であってもよいため、駆動ボルト160は、上部プレート150内のねじ山に着座すると、クランプ100に対して上下に軸方向に駆動されてもよい。ウェッジ154のこうした軸方向移動は、チャンバ167内での板バネ140及びウェッジ154の角度付き表面及び別の方法で捕捉される性質によって、板バネ140の横方向又は径方向圧縮につながる。所望の軸方向変位又は結果得られる力は、所望の軸方向位置に駆動ベルト160がセットされた後に、更に移動するのを防止するラチェット表面170又は別のロックを通して維持されてもよい。そのため、クランプ100が拡散器2等に軸方向に固定されると、横荷重が、軸方向及び/又は拡散器関与なしで、クランプ100の内部に印加されてもよい。
図7は、例示的な板バネ140の図であり、その形状及び圧縮を示す。板バネ140は、内側表面121の周縁に沿って或る距離だけ延在し(図4に見られる)、圧縮下で、板バネ140が入口ミキサ4の外側表面を圧迫し、外側表面の或る長さに沿って力を分配するように形作られてもよい。例えば、板バネは、入口ミキサ4の周縁の1/8以上に沿って延在してもよい。板バネ140は、中央ボイド145を画定してもよく、中央ボイド145において、上部プレート150からのポスト(図6)は、チャンバ167内の板バネ140をウェッジ154と接触状態に保持するため、貫通して延在してもよい(図6)。
図7に見られるように、板バネ140が、例示的な実施形態のクランプ内で、スリップジョイントにおいてかつ入口ミキサ4と接触状態で設置されると、力が横方向99に加えられてもよい。こうした力は、例えば、図6のボルト160を駆動することによってウェッジ154がキャビティ167内で引上げられることによって生じてもよい。方向99への力が、750lbf等の所望の予荷重力に近づくにつれて、板バネ140の外側コンタクトパッド141a及び141cは、入口ミキサ4に沿って角度を付けて(図5の方向99)延在し、こうした力を分配してもよい。最後に、中央コンタクトパッド141bは、所望の予荷重力で入口ミキサと接触状態になり、入口ミキサ4に対して径方向に大きな静的力を実質的に分配してもよい。この力は、クランプ100(図4)内で入口ミキサ4を対向する内側表面121に対して圧迫してもよい。750重量ポンド以上等の十分に大きな予荷重力の下で、入口ミキサ4は、クランプ100とのこの接触によって拡散器に対して移動すること又はFIVを受けることを防止されてもよい。
見てわかるように、例示的な実施形態のスリップジョイントクランプ100は、拡散器に軸方向に固定され、入口ミキサを独立に偏倚させる可能性がある。拡散器上での設置は、入口ミキサに関する移動又は関与なしで、ガイド耳又は他の外部構造に対する取付けだけを要求してもよい。スリップジョイントの周りでの拡散器の端部上での設置に続いて、例示的な実施形態のクランプ100は、側部ドライブによって側方に偏倚されてもよい。この側方偏倚は、側方向又は径方向に750重量ポンドまでの又はそれを超える力で入口ミキサを排他的に予荷重印加して、拡散器の関与なしで、入口ミキサをクランプ周縁に接して着座させてもよい。拡散器に対するこの独立した軸方向取付け及び入口ミキサの側方予荷重は、種々のスリットジョイントタイプの上でのまたいろいろな条件での例示的な実施形態のクランプの設置を可能にし、こうしたスリットジョイントを通した漏洩を減少させ、スリットジョイントコンポーネント内のFIV及びコンポーネント間の損傷を防止してもよい。
例示的な実施形態のクランプ100は、高温流体及び放射線にさらされるときにその物理的特性を維持する材料を含む、運転中の原子炉環境に適合する任意の材料で作製されてもよい。例えば、ステンレス鋼及び鉄合金、ニッケル合金、ジルコニウム合金等のような金属が、例示的な実施形態のクランプ100において使用可能である。例えば、板バネ140は、その厚さにわたって圧縮されると750lbfまでの予荷重力をもたらすバネ定数を提供するため、約1インチ径方向深さ/厚さのX750インコネルであってよい。ボルト、クランプ体、及びコネクタは、ステンレス鋼及び他の適合材料で作製されて、ファウリング及びメタルオンメタル反応を防止してもよい。
例示的な実施形態及び方法がこうして述べられたが、添付特許請求項の範囲内に依然として入りながら、例示的な実施形態が、日常的な実験を通して、変更され置換されてもよいことが、当業者によって理解されるであろう。例えば、全体的に環状のスリップジョイント接続は、例に関連して示された。しかし、スリップジョイント並びにスリップジョイント内の拡散器及び入口ミキサの他の構成及び形状は、単に適切な寸法取り及び配置によって例示的な実施形態及び方法に適合し、特許請求の範囲内に入る。こうした変形は、特許請求項の範囲からの逸脱と見なされない。
最後に、代表的な実施態様を以下に示す。
[実施態様1]
原子炉内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)の接合部によって形成されるスリップジョイント(6)を密閉するためのクランプ(100)であって、
前記拡散器(2)の上部端(2a)上でかつ前記入口ミキサ(4)の外側表面に接して着座するように形作られた複数の可動クランプアーム(120)と、
前記クランプアーム(120)の少なくとも2つのクランプアーム(120)を移動可能に接続するジョイント(130)であって、それにより、前記入口ミキサ(4)の周りで前記2つのクランプアーム(120)の移動を可能にする、ジョイント(130)と、
前記クランプアーム(120)の一方のクランプアーム(120)内の側部ドライブ(140、160)とを備え、前記横ドライブ(140、160)は、前記入口ミキサ(4)に接して横方向(99)に延在して、前記クランプアーム(120)の対向するクランプアーム(120)に接して前記入口ミキサ(4)を偏倚させる、クランプ(100)。
[実施態様2]
前記複数の可動クランプアーム(120)は、2つの環状半分(120)であり、前記2つの環状半分(120)は、結合して、前記拡散器(2)の全体の上側及び内側周縁の周りに連続環状部を形成する、実施態様1記載のクランプ(100)。
[実施態様3]
前記ジョイント(130)は、単一軸の周りで互いに対する前記2つの環状半分(120)の回転を、他の相対移動がない状態で可能にするピン(130)である、実施態様2記載のクランプ(100)。
[実施態様4]
可動接続を防止するように構成される前記2つのクランプアーム(120)の間のボルト(160)を更に備える、実施態様1記載のクランプ(100)。
[実施態様5]
前記クランプアーム(120)の一方のクランプアーム(120)上に軸方向マウント(181、182)を更に備え、前記軸方向マウント(181、182)は、前記拡散器(2)の外部にだけ留められて、前記一方のクランプアーム(120)と前記拡散器(2)との間の相対移動を防止するように構成される、実施態様1記載のクランプ(100)。
[実施態様6]
前記軸方向マウント(181、182)は、前記拡散器(2)のガイド耳(2b)の軸方向底部端に接してクランプするように形作られたガイド耳クランプ(181)である、実施態様5記載のクランプ(100)。
[実施態様7]
前記拡散器(2)の各ガイド耳(2b)にクランプするのに十分な複数の前記軸方向マウント(181、182)を更に備える、実施態様6記載のクランプ(100)。
[実施態様8]
前記側部ドライブ(140、160)は、前記一方のクランプアーム(120)内に捕捉された板バネ(140)を含む、実施態様1記載のクランプ(100)。
[実施態様9]
前記板バネ(140)は、前記入口ミキサ(4)の周縁の少なくとも12パーセントに延在するための長さを前記クランプアーム(120)内に有し、前記板バネ(140)は、前記横方向(99)に1インチだけ圧縮されると、750重量ポンドを提供するための厚さ及びバネ定数を有する、実施態様8記載のクランプ(100)。
[実施態様10]
前記側部ドライブ(140、160)は、前記一方のクランプアーム(120)内で前記板バネ(140)に接して着座するウェッジ(154)に接続されたボルト(160)を更に含み、前記ボルト(160)の軸方向移動が、前記ウェッジ(154)を介して前記板バネ(140)の横方向圧縮をもたらす、実施態様8記載のクランプ(100)。
[実施態様11]
原子炉内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)の接合部によって形成されるスリップジョイント(6)を密閉するためのクランプであって、
前記スリップジョイント(6)内で前記拡散器(2)の内部でかつ前記入口ミキサ(4)に接して嵌合し、前記スリップジョイント(6)を完全に充填するように形作られた少なくとも2つの対向するクランプアーム(120)と、
前記拡散器(2)を横方向(99)に装填することなく、前記入口ミキサ(4)を、前記クランプアーム(120)の一方のクランプアーム(120)に接して横方向(99)に偏倚させるように構成されるバネとを備える、クランプ(100)。
[実施態様12]
前記2つの対向するクランプアームは、半円であり、結合して、前記スリップジョイント(6)を充填する連続環状部を作成し、
前記2つの対向するクランプアーム(120)を強固に接続するボルト(160)を更に備え、前記ボルト(160)は、前記クランプアーム(120)の相対移動を可能にするため緩められ得る、実施態様11記載のクランプ(100)。
[実施態様13]
クランプ(100)の上部に駆動ボルト(160)を更に備え、前記駆動ボルト(160)は、回転すると、前記バネ(140)を横方向(99)に偏倚させる、実施態様12記載のクランプ(100)。
[実施態様14]
原子炉ジェットポンプアセンブリ(8)内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)のの間のスリップジョイント(6)を密閉するための方法であって、
スリップジョイントクランプ(100)を、前記拡散器(2)の軸方向上部(2a)に軸方向(90)に着座させることであって、それにより、前記入口ミキサ(4)を軸方向(90)に装填することなく、前記入口ミキサ(4)を囲む、軸方向(90)に着座させること、及び、
前記スリップジョイントクランプ(100)を前記入口ミキサ(4)に接して横方向(99)に偏倚させることを含む、方法。
[実施態様15]
前記横方向(99)に偏倚させる前に、前記スリップジョイント(6)内で前記入口ミキサ(4)を軸方向(90)に再位置決めすることを更に含む、実施態様14記載の方法。
[実施態様16]
前記軸方向(90)に着座させることは、前記拡散器(2)上の複数のガイド耳(2b)に前記スリップジョイントクランプ(100)をクランプすることを含み、前記横方向(99)に偏倚させることは、前記スリップジョイントクランプ(100)内の前記板バネ(140)を前記入口ミキサ(4)に接して駆動することを含む、実施態様14記載の方法。
[実施態様17]
前記板バネ(140)を駆動することは、前記スリップジョイントクランプの上部内で駆動ボルト(160)を軸方向(90)に下げることであって、それにより、前記駆動ボルト(160)と前記板バネ(140)との間にウェッジ(154)がある状態で、前記板バネ(140)を前記入口ミキサ(4)に接して横方向(99)に偏倚させる、軸方向(90)に下げることを含む、実施態様16記載の方法。
[実施態様18]
前記横方向(99)に偏倚させることは、前記スリップジョイントクランプ(100)内の前記板バネ(140)を750ポンドの予荷重力まで偏倚させることを含む、実施態様17記載の方法。
[実施態様19]
前記入口ミキサ(4)の周りで嵌合するため前記スリップジョイントクランプ(100)を横方向(99)に拡張させること、及び、
前記拡散器(2)の軸方向上部(2a)に一致するため、前記スリップジョイントクランプ(100)を横方向(99)にクローズすることを更に含み、前記横方向(99)にオープンすることは、前記軸方向(90)に着座する前に実行される、実施態様14記載の方法。
[実施態様20]
前記横方向(99)に拡張させることは、ピン(130)の周りに2つの環状半分(120)を回転させることを含み、前記横方向(99)にクローズすることは、任意の更なる回転を防止するため、前記2つの環状半分(120)の間でボルト(160)を接続することを含む、実施態様19記載の方法。
2 拡散器
2a 拡散器上側クラウン
2b ガイド耳
3 ライザ管
4 入口ミキサ
4a 入口ミキサ底部分
6 スリップジョイント
8 ジェットポンプアセンブリ
90 軸方向
95 径方向
99 横方向
100 スリップジョイントクランプ
120 環状半分
121 内側表面
130 クレビスピン
135 カラーボルト
140 板バネ
141b 中央コンタクトパッド
145 中央ボイド
150 上部プレート
154 ウェッジ
160 側部駆動ボルト
170 側部駆動ボルトラチェット表面
167 チャンバ
181 耳クランプ
182 ドローボルト
190 ドローボルトラチェット表面
141a、141c 外側コンタクトパッド

Claims (10)

  1. 原子炉内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)の接合部によって形成されるスリップジョイ ント(6)を密閉するためのクランプ(100)であって、
    前記拡散器(2)の上部端(2a)上でかつ前記入口ミキサ(4)の外側表面(4a) に接して着座するように形作られた複数のクランプアーム(120)と、
    前記クランプアーム(120)の少なくとも2つのクランプアーム(120)を移動可能に接続するジョイント(130)であって、それにより、前記入口ミキサ(4)の周りで前記2つのクランプアーム(120)の移動を可能にする、ジョイント(130)と、
    前記クランプアーム(120)の一方のクランプアーム(120)内の側部ドライブ(140、160)とを備え、前記側部ドライブ(140、160)は、前記入口ミキサ(4)に接して横方向(99)に延在して、前記クランプアーム(120)の対向するクランプアーム(120)に接して前記入口ミキサ(4)を偏倚させる、クランプ(100)。
  2. 前記複数のクランプアーム(120)は、2つの環状半分(120)であり、前記2つの環状半分(120)は、結合して、前記拡散器(2)の全体の上側及び内側周縁の周りに連続環状部を形成し、前記ジョイント(130)は、単一軸の周りで互いに対する前記2つの環状半分(120)の回転を、他の相対移動がない状態で可能にするピン(130)である、請求項1記載のクランプ(100)。
  3. 前記クランプアーム(120)の一方のクランプアーム(120)上に軸方向マウント(181、182)を更に備え、前記軸方向マウント(181、182)は、前記拡散器(2)の外部にだけ留められて、前記一方のクランプアーム(120)と前記拡散器(2)との間の相対移動を防止するように構成される、請求項1記載のクランプ(100)。
  4. 前記軸方向マウント(181、182)は、前記拡散器(2)のガイド耳(2b)の軸方向底部端に接してクランプするように形作られたガイド耳クランプ(181)である、請求項3記載のクランプ(100)。
  5. 前記側部ドライブ(140、160)は、前記一方のクランプアーム(120)内に捕捉された板バネ(140)を含む、請求項1記載のクランプ(100)。
  6. 前記板バネ(140)は、前記入口ミキサ(4)の周縁の少なくとも12パーセントに延在するための長さを前記クランプアーム(120)内に有する、請求項5記載のクランプ(100)。
  7. 前記側部ドライブ(140、160)は、前記一方のクランプアーム(120)内で前記板バネ(140)に接して着座するウェッジ(154)に接続されたボルト(160)を更に含み、前記ボルト(160)の軸方向移動が、前記ウェッジ(154)を介して前記板バネ(140)の横方向圧縮をもたらす、請求項5記載のクランプ(100)。
  8. 原子炉ジェットポンプアセンブリ(8)内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)の接合部によって形成されるスリップジョイント(6)を密閉するための方法であって、
    スリップジョイントクランプ(100)を、前記拡散器(2)の軸方向上部(2a)に軸方向に着座させることであって、それにより、前記入口ミキサ(4)を軸方向に装填することなく、前記入口ミキサ(4)を囲む、軸方向に着座させること、及び、
    前記スリップジョイントクランプ(100)の側部ドライブ(140,160)を前記入口ミキサ(4)のみに直接接して横方向に偏倚させることを含む、方法。
  9. 原子炉ジェットポンプアセンブリ(8)内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)の接合部によって形成されるスリップジョイント(6)を密閉するための方法であって、
    スリップジョイントクランプ(100)を、前記拡散器(2)の軸方向上部(2a)に軸方向に着座させることであって、それにより、前記入口ミキサ(4)を軸方向に装填することなく、前記入口ミキサ(4)を囲む、軸方向に着座させること、及び、
    前記スリップジョイントクランプ(100)を前記入口ミキサ(4)に接して横方向に偏倚させることを含み、横方向に偏倚させる前に、前記スリップジョイント(6)内で前記入口ミキサ(4)を軸方向に再位置決めすることを更に含み、前記軸方向に着座させることは、前記拡散器(2)上の複数のガイド耳(2b)に前記スリップジョイントクランプ(100)をクランプすることを含み、前記横方向に偏倚させることは、前記スリップジョイントクランプ(100)内の板バネ(140)を前記入口ミキサ(4)に接して駆動することを含む、方法。
  10. 原子炉ジェットポンプアセンブリ(8)内で拡散器(2)と入口ミキサ(4)の接合部に よって形成されるスリップジョイント(6)を密閉するための方法であって、
    スリップジョイントクランプ(100)を、前記拡散器(2)の軸方向上部(2a)に軸方向に着座させることであって、それにより、前記入口ミキサ(4)を軸方向に装填することなく、前記入口ミキサ(4)を囲む、軸方向に着座させること、及び、
    前記スリップジョイントクランプ(100)を前記入口ミキサ(4)に接して横方向に偏倚させることを含み、バネ(140)を駆動することは、前記スリップジョイントクランプの上部内で駆動ボルト(160)を軸方向に下げることであって、それにより、前記駆動ボルト(160)と前記板バネ(140)との間にウェッジ(154)がある状態で、前記板バネ(140)を前記入口ミキサに接して横方向に偏倚させる、軸方向に下げることを含み、前記横方向に偏倚させることは、前記スリップジョイントクランプ内の前記板バネ(140)を偏倚させることを含む、方法。
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