JP7095454B2 - 液滴吐出装置、画像形成システム - Google Patents

液滴吐出装置、画像形成システム Download PDF

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Description

本発明は、液滴吐出装置、画像形成システムに関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリおよび書類の電子化に用いるスキャナなどの画像読取装置は欠かせない機能となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能および通信機能などを備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
上述したプリンタや複写機においては、インクを記録媒体に噴射させることにより印刷を行う液滴吐出装置であるインクジェットプリンタが広く用いられている。このようなインクジェットプリンタは、色ごとに記録ヘッドを備えている。例えば、カラープリンタでは、CMYK(Cyan、Magenta、Yellow、Key plate)の4つの記録ヘッドから色ごとに独立してインク滴を吐出し、カラー画像を形成する。
このようなインクジェットプリンタにおいては、円筒ドラムの上方に記録ヘッドを配置し、画像形成出力を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、記録ヘッドの吐出ノズル面に残留したインクを吸収することによってインクの固着を防止し、記録ヘッドからのインクの吐出不良を低減させることができる記録ヘッドの機能維持装置に係る技術が開示されている。
特許文献1では、インクを吸収する吸収体は、インクジェットプリンタ内部の大気と常時接触した状態で動作する。ゆえに、吸収体の表面にインクが固着してしまい、記録ヘッドに残留したインクの吸収を妨げてしまう。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、記録ヘッドに残留したインクを吸収する吸収体の表面において、液滴の固着を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、記録媒体を搬送する搬送ドラムと、前記搬送ドラムの外周面上に設けられ、前記記録媒体に対して液滴を吐出する液滴吐出部と、前記搬送ドラムの内部に設けられ、前記液滴を吸収する吸収体と、前記吸収体を遮蔽可能な部材であって、前記搬送ドラムの回転動作に伴って、前記吸収体を遮蔽する遮蔽位置、もしくは、前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる露出位置に移動する遮蔽部材と、前記遮蔽部材と前記吸収体とを含んで構成され、前記遮蔽部材を前記露出位置に移動させることにより前記吸収体を露出させる液滴受容部とを備え、前記液滴受容部は、前記搬送ドラムの回転中心から遠ざかる半径方向へ移動することを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドに残留したインクを吸収する吸収体の表面において、液滴の固着を防止することができる。
本発明の実施形態に係る液滴吐出装置を画像形成システムに適用した概略構成図。 本発明の実施形態に係る液滴受容部の配置を示す図。 本発明の実施形態に係るインク滴が吸収体に吸収される様子をモデル化した図。 本発明の実施形態に係るインク滴が吸収体に吸収される様子をモデル化した図。 本発明の実施形態に係る本実施形態に係る吐出ヘッドおよび搬送ドラムの位置関係を示す概略構成図。 本発明の実施形態に係る液滴受容部を示す構造図。 本発明の実施形態に係る吸収体と大気との接触を遮蔽する構成を示す図。 本発明の実施形態に係る偏心カムの回転動作機構を説明する図。 本発明の実施形態に係る偏心カムの回転動作と液滴受容部の位置関係を説明する図。 本発明の実施形態に係る偏心カムの回転動作と液滴受容部の位置関係を説明する図。 本発明の実施形態に係る遮蔽部材の他の態様を示す図。 本発明の実施形態に係るレールを設けた液滴吐出装置を示す図。 本発明の実施形態に係る液滴受容部の底部の構造を示す図。 本発明の実施形態に係る偏心カムの回転動作と液滴受容部の位置関係を説明する図。 本発明の実施形態に係る伸縮部材が取り付けられた摺動部材を示す図。 本発明の実施形態に係る伸縮部材の収縮に伴って液滴受容部が移動する様子を示す図。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、円筒状の搬送ドラム10によって搬送される用紙40に対して吐出ヘッド20からインク等の液滴を吐出して画像形成出力を実行する画像形成システム1000を例として説明を行う。
本発明に係る液滴吐出装置100は、液滴吐出部である吐出ヘッド20または液滴吐出ユニットを備え、吐出ヘッド20を駆動させ、用紙40などの記録媒体に対して液滴を吐出させる装置である。この「液滴吐出装置」は、液滴が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
また、「液滴吐出装置」は、吐出された液滴によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液滴が付着可能なもの」とは、吐出された液滴が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体であり、特に限定しない限り、吐出されたが付着するすべてのものが含まれる。
上記「液滴が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。また、「液滴」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。
まず、本発明の実施形態に係る画像形成システム1000について説明する。図1は、本発明の液滴吐出装置100を画像形成システム1000に適用した例を示す概略構成図である。この画像形成システム1000に適用される本実施形態の液滴吐出装置100は、インクジェット方式により画像形成用の液体であるインクを被記録媒体に吐出して画像を形成するプリンタである。
本実施形態に係る液滴吐出装置100は、被記録媒体としての用紙40を外周面に保持して搬送する円筒状の搬送ドラム10と、液滴を吐出する複数のノズルを有し、ノズル列が搬送ドラム10の回転方向と直交する方向に配置された吐出ヘッド20とを備えている。吐出ヘッド20は、インクジェット方式によりインクを吐出する記録ヘッドである。
画像形成部1の用紙搬送方向下流側には、インクジェット方式で画像が形成された用紙40を乾燥させる乾燥部2、用紙40の裏面にさらに画像を形成するための用紙反転搬送部50を備え、さらに下流側には乾燥した用紙40を排紙する排紙部を備えている。
また、画像形成システム1000は、画像形成部1の用紙搬送方向上流側に、用紙40を給紙する給紙部や、用紙40のレジスト補正を行うレジスト調整部を備えていてもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成システム1000で用紙40に画像を形成するための一連の画像形成動作について図1を参照して説明する。1枚ずつ分離されピックアップされた用紙40は、レジスト調整部でレジスト補正が行われた後、所定のタイミングで画像形成部1に搬送される。
画像形成部1に搬送された用紙40は、搬送ドラム10の表面に設けられたグリッパ12によって先端が挟まれて、搬送ドラム10の表面における位置が決められる。また、搬送ドラム10の表面には、無数のエアー吸引孔が形成されており、用紙40の全体を裏面からエアー吸引することによって、搬送ドラム10の表面に密着させた状態で保持することができる。
そして、搬送ドラム10の表面に密着された状態で保持された用紙40は、搬送ドラム10が図1の矢印方向に回転することにより、吐出ヘッド20の方向に搬送される。
画像形成部1には、搬送ドラム10の円周の表面に沿って吐出ヘッド20のユニットが所定の液体を充填した状態で順に配設されている。吐出ヘッド20に充填されている液体としては、カラー印刷を行うブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインク、および、コーティング液等が挙げられる。
この各色の吐出ヘッド20の下部に、搬送ドラム10の表面に保持された用紙40が搬送され、所定のタイミングで吐出ヘッド20から各色のインクやコーティング液が用紙40に対して吐出されることにより、用紙40に画像が形成される。
上記搬送ドラム10の表面の3ヶ所には、用紙40の先端を把持するグリッパ12が取り付けられている。これにより、搬送ドラム10が回転軸11を中心に1回転する間に、3枚の用紙40に対して画像形成を行うことができる。
吐出ヘッド20には、液滴の吐出頻度が高いノズルと液滴の吐出頻度が低いノズルがある。液滴の吐出頻度が低いノズル内では、液体が乾燥・増粘することによって、所望のタイミングで所望の量の液滴を吐出できなくなる場合がある。
ノズル内での液体の乾燥・固着を防ぐために、1つの印刷ジョブを開始前もしくは終了後などの非記録時である場合、もしくは、所定時間にわたってノズルから液滴が吐出されない場合に、ノズル内の残留インクを排出させる動作である空吐出を行う。
空吐出により吐出された液滴を受容するための液滴受容部13は、搬送ドラム10がバランスよく回転可能なように配置されている。また、搬送ドラム10の円周面の液滴受容部13が対応する位置においては、搬送ドラム10の回転中心から半径方向へ遠ざかった位置に開口部101が形成されている。
例えば、図2に示すように、液滴受容部13は、搬送ドラム10の周方向において、各グリッパ12間に等間隔で設けられており、液滴受容部13の内部には、空吐出された液滴を吸収する吸収体14が含まれる。
吸収体14の材料としては、ポリエステルフェルト繊維材料、または、アクリルニトリルフェルト繊維材料が好ましく、ポリエステルフェルト繊維材料およびアクリルニトリルフェルト繊維材料が混合されたものを用いてもよい。吸収体14に使用する繊維材料の繊維径、繊維長、配列方向等を変更することにより、吸収体14の液体吸収能力を細かく調整することが可能である。
また、吸収体14の材料として、上述した材料の他に、ポリアミド系繊維材料、ポリプロピレン繊維材料、ポリビニールアルコール系繊維材料、ポリ塩化ビニリデン系繊維材料、ポリウレタン系繊維材料などを用いてもよい。インク等の記録に用いられる液滴の吸収性を考えると、ポリエステル系繊維材料がより好ましいが、上記材料を混合した材料系を用いてもよい。
画像形成部1によって画像が形成された用紙40は、乾燥ユニット41が設けられている乾燥部2に搬送される。この乾燥ユニット41の下側を用紙40が通過することによってインク中の水分を蒸発させ、用紙40のカール(湾曲)を防止することができる。
また、乾燥部2には用紙反転部51と用紙反転搬送部50とが設けられており、両面印刷時にはここで用紙40を反転して再度、画像形成部1に用紙40を搬送する。用紙反転部51で用紙40の搬送方向を切り換えた後、用紙反転搬送部50によって画像形成部1の方向に搬送される。用紙40は、搬送ドラム10に到達する前にレジストローラ5によってレジストの補正が行われる。
レジスト補正された用紙40は、搬送ドラム10に搬送され、グリッパ12に挟まれて、画像が形成されていない裏面が吐出ヘッド20に対向するようにして搬送ドラム10の表面に保持される。そして、画像形成部1では、搬送ドラム10の表面に保持された用紙40の画像が形成されていない裏面に対して吐出ヘッド20から液滴が吐出され、画像形成が行なわれる。
両面に画像が形成された用紙40は、乾燥部2を通過し、片面印刷および両面印刷時のいずれも同様に排紙部に搬送される。排紙部では、用紙40が揃えられた状態で積載される。以上説明したようにして、本実施形態に係る画像形成システム1000においては、画像形成出力が実行される。
また、本実施形態に係る液滴受容部13は、吸収体14により吐出ヘッド20から空吐出された液滴を吸収する。図3および図4は、吐出ヘッド20から吐出されたインク滴DRが吸収体14に吸収される様子をモデル化した図である。
図3に示すように、ノズル200a、200bから吐出されたインク滴DRは、吸収体14に浸透することによって吸収体14に吸収される。吸収体14の表面は、開口部101を介して搬送ドラム10の外側の大気(画像形成部1の内部の大気)に曝される。
したがって、吸収体14に吸収され、吸収体14の表面に付着したままのインク滴DRも画像形成部1内部の大気に曝されることになる。これによって、インク滴DRが吸収体14の表面で固着してしまう。図4は、吸収体14の表面(吸収体14が大気と接触する面)においてインク滴DRが固着した様子をモデル化した図である。
図4に示すように、ひとたび吸収体14の表面でインク滴DRが固着すると、固着した吸収体14に対してさらに空吐出を行ったとしても、固着したインク滴DRの層によって吸収体14への液滴の吸収が妨げられてしまう。すなわち、インク滴DRが表面に固着した吸収体14では、次に空吐出を行った場合に、空吐出されたインク滴DRを吸収しなくなってしまう。
そこで、本実施形態に係る液滴吐出装置100では、図5に示すように、吸収体14が搬送ドラム10の外側の大気に曝されないように、吸収体14の表面と搬送ドラム10の外側の大気との間を遮蔽するように液滴受容部13を構成し、さらに、搬送ドラム10の回転に伴って液滴が吸収体14に吸収されるように構成する。次に、本実施形態に係る液滴吐出装置100と搬送ドラム10の構成について説明する。
図5は、本実施形態に係る吐出ヘッド20および搬送ドラム10の位置関係を示す概略構成図であり、吐出ヘッド20が搬送ドラム10の表面に近接した状態を示している。吐出ヘッド20は、搬送ドラム10の外周面に沿う弧を描くように所定の間隔を空けて配置されている。換言すると、吐出ヘッド20は、搬送ドラム10の回転中心からの放射方向において、用紙40の搬送方向上流側から下流側に向かって順番に配列されている。
例えば、吐出ヘッド20dは、搬送ドラム10の鉛直上に配置されているため、吐出ヘッド20dのノズル200dは略水平の状態で配置される。他方、吐出ヘッド20a、20b、20c、20e、20fは、搬送ドラム10の側面部に、傾斜した状態で配置されるため、各吐出ヘッド20が備えるノズル200は、それぞれ搬送ドラム10の側面部に傾斜した状態になるように配置される。なお、図5に示した吐出ヘッド20の数は、一例であって、これに限定されるものではない。
上述したように、搬送ドラム10には、開口部101が形成されており、液滴受容部13は、開口部101に相当する位置に配置される。そして、搬送ドラム10が回転駆動し、液滴受容部13が各吐出ヘッド20と対向する位置に到達するタイミングで、各吐出ヘッド20は空吐出を実行し、図3および図4において示したように、液滴受容部13に向かってノズル200a、200b内に残留した液滴を吐出する。吐出ヘッド20から吐出されたノズル200a、200b内の残留液滴は、吸収体14に吸収される。
なお、液滴受容部13の位置は、搬送ドラム10の回転に伴って各吐出ヘッド20と順番に対向するように移動する。したがって、液滴受容部13は、配置されている各吐出ヘッド20から空吐出された液滴を吸収体14に吸収させることができる。換言すると、1つの液滴受容部13によって、液滴吐出装置100に配置されている全ての吐出ヘッド20から空吐出される液滴を吸収することができる。
搬送ドラム10は、これまで説明した各図において紙面奥行き方向に長尺な部材である。したがって、液滴受容部13も搬送ドラム10と同様に、これまで説明した各図において、紙面奥行き方向に長尺な部材である。
次に、液滴受容部13の構造について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る液滴受容部13を示す構造図である。図6(a)は、液滴受容部13の正面図、図6(b)は、液滴受容部13の側面図である。
図6(a)、(b)に示すように、吸収体14は、液滴受容部13内部に設けられる。また、液滴受容部13には、固定部材130および開放部131が設けられており、吸収体14は、開放部131を介して大気に曝され、液滴と接触するように配置されている。
吸収体14は、固定部材130によって液滴受容部13に固定されているものの、固定部材130を液滴受容部13から取り外すことによって、吸収体14を液滴受容部13から取り外すことができる。
このような構成によって、本実施形態に係る液滴吐出装置100は、吐出ヘッド20と対向しない位置にある液滴受容部13の構造に特徴を有する。図3および図4において説明したように、吸収体14の表面にインク滴DRが固着すると、固着したインク滴DRの層によって吸収体14への液滴の吸収が妨げられてしまう。
そこで、本実施形態に係る液滴吐出装置100では、搬送ドラム10の回転に伴って吸収体14と大気との接触を遮蔽するための構成を設けることにより、吸収体14の表面へのインク滴DRの固着を防止する。以下、図面を順番に参照して、本実施形態に係る吸収体14と大気との接触を遮蔽する構成について説明する。
図7は、本実施形態に係る吸収体14と大気との接触を遮蔽する構成を示す図である。図7に示すように、液滴受容部13は、ハウジング25によって、開口部101に対して吸収体14が対向するように配置される。吸収体14と開口部101が対向する面、すなわち、吸収体14が吐出ヘッド20と対向する面には、吸収体14と液滴などを含む大気との接触を遮蔽可能とする遮蔽部材21が設けられている。
遮蔽部材21は、ばねなどの弾性部材を含んで構成される部材であって、液滴受容部13が配置されたハウジング25を密閉するように配置されている。このような遮蔽部材21の位置を「遮蔽位置」とする。また、液滴受容部13に対して回転軸11の方向には、コロ22が偏心カム23に当接して配置されている。コロ22は、カム回転軸24を中心とした偏心カム23の回転動作に伴って回転する。
次に、図8を参照して偏心カム23の回転動作について説明する。回転軸11の回転によって偏心カム23を回転させる構造として、回転軸11と偏心カム23との間にギヤ27a、27b、27cが噛み合うように配置されていて、ギヤ27aは、偏心カム23のカム駆動ギヤ26と噛み合うように配置されている。
ギヤ27cは回転軸11の回転に伴って回転するように配置されていて、ギヤ27cの回転によりギヤ27bが回転し、ギヤ27bの回転によりギヤ27aが回転する。そして、ギヤ27aの回転によりカム駆動ギヤ26が回転する。
カム駆動ギヤ26は、偏心カム23と一体的に造形されているため、回転軸11の回転により偏心カム23も回転する。なお、ギヤ27a、27b、27cによる回転伝達機構により、回転軸11が1回転する間に偏心カム23も1回転するように構成されている。すなわち、偏心カム23は、搬送ドラム10の回転動作に連動して回転動作を行う。
図9は、図7に示す位置の偏心カム23を時計周りに回転させたときの状態を示す図である。図9に示すように、偏心カム23の回転に伴ってコロ22が回転すると、コロ22の位置が移動し、液滴受容部13の位置が、開口部101に向かって移動する。
そして、液滴受容部13の移動によって遮蔽部材21a、21bが押される。遮蔽部材21a、21bは、開口部101に対向するハウジング25の開口部分を塞ぐように設けられている扉状の部材である。したがって、遮蔽部材21a、21bは、液滴受容部13によって押されると、開口部101の方向に展開するように移動するようになっている。
図10は、図9に示す位置の偏心カム23をさらに時計周りに回転させたときの状態を示す図である。図10に示すように、偏心カム23の回転に伴ってコロ22が回転し、液滴受容部13は、図9よりもさらに開口部101に接近した位置に移動する。
液滴受容部13の移動によって遮蔽部材21a、21bが90度展開するため、吸収体14は、搬送ドラム10の内部の大気に曝される状態になる。これによって、吸収体14は、吐出ヘッド20との間に遮蔽物が無い状態になるため、吐出ヘッド20から吐出されたインク滴DRを吸収体14が吸収できる状態になる。このような遮蔽部材21の位置を「露出位置」とする。
なお、本実施形態に係る偏心カム23は、液滴受容部13が吐出ヘッド20と対向する範囲を通過する間に渡って吸収体14を開口部101に継続的に露出させるように、液滴受容部13の位置を変位させる。
すなわち、本実施形態に係る液滴受容部13は、偏心カム23により、吐出ヘッド20と対向できる位置にあるときだけ、吸収体14を大気から遮蔽する遮蔽部材21a、21bを開放するように構成されている。これにより、吐出ヘッド20の空吐出によるインク滴DRが吐出される状態において、吸収体14が当該インク滴DRを吸収可能な状態になる。
例えば、偏心カム23は、図7から図10に示すように、液滴受容部13が吐出ヘッド20と対向する範囲を通過する間は遮蔽部材21a、21bを開放し続けるように偏心カム23の回転中心とコロ22との距離が一定となる扇型のものであればよい。なお、同様の動作が可能なものであれば、偏心カム23の形状は扇型に限定されるものではない。
したがって、液滴受容部13は、吐出ヘッド20から液滴が吐出されうる範囲に相当する搬送ドラム10の円周面上においてのみ大気に曝され、液滴と接触可能な位置に出現することとなる。
なお、本実施形態において、「吐出ヘッド20から液滴が吐出されうる範囲」とは、用紙40に対する吐出ヘッド20からの液滴の吐出、および、吐出ヘッド20の空吐出が行われる搬送ドラム10の円周面上の範囲のことを示している。また、搬送ドラム10は、液滴受容部13が搬送ドラム10の円周面上に出現しないタイミングで停止する。
図8から図10においては、遮蔽部材21a、21bとして、液滴受容部13の上部において搬送ドラム10の円周面方向に2分割した部材を用いた例を示している。遮蔽部材21a、21bの形状として、吸収体14への大気の遮蔽性を高めるために、図11に示すように2枚の遮蔽部材21a、21bが重なり合うような形状の部材を用いてもよい。
このとき、遮蔽部材21a、21bは、搬送ドラム10の回転によって遮蔽部材21a、21bそれぞれに作用する慣性力が遮蔽部材21b>遮蔽部材21aである質量関係となるように形成される。
実施の形態2.
実施の形態1では、液滴受容部13が回転軸11の回転動作に従動して搬送ドラム10の円周面上に現れる構成としたが、本実施形態では、搬送ドラム10内部にレール110を設ける構成について説明する。
図12は、液滴受容部13を移動させる移動部材であるレール110を設けた液滴吐出装置100を示す図である。図12に示すように、レール110は、搬送ドラム10の内部に設けられ、液滴受容部13が吐出ヘッド20と対向する範囲を通過する間に渡って吸収体14が開口部101を介して、大気と接触し続け、吐出ヘッド20に対して露出されるような形状に形成される。
なお、レール110は、搬送ドラム10の回転動作とは相関せず、搬送ドラム10の動作からは独立してコロ22の位置を誘導する誘導部材である。搬送ドラム10の回転動作に伴って液滴受容部13の下部に設けられているコロ22がレール110に乗り、液滴受容部13がレール110に沿って移動することにより、液滴受容部13が開口部101の方向へと移動する。
そして、液滴受容部13の移動によって遮蔽部材21a、21bが展開され、吸収体14が開口部101において、大気へと露出され、吐出ヘッド20に対して露出される。レール110は、液滴受容部13が吐出ヘッド20と対向する範囲を通過する間に渡って設けられているため、吸収体14は、吐出ヘッド20と対向する範囲を液滴受容部13が通過する間に搬送ドラム10の円周面上に露出される。
実施の形態3.
実施の形態1では、液滴受容部13の下部にコロ22を設ける構成としたが、本実施形態では、液滴受容部13が偏心カム23に当接して摺動する構成について説明する。図13に示すように、本実施形態に係る液滴受容部13の底部は、半円形状に形成されており、この半円形状の底部と偏心カム23とが当接して摺動する。液滴受容部13の材質として、摺動性のよい材質を用いることによって、液滴受容部13と偏心カム23との摺動性を向上させることができる。
偏心カム23は、実施の形態1で説明したものと同様に、液滴受容部13が吐出ヘッド20と対向する範囲を通過する間に渡って吸収体14が開口部101において、大気と接触し続け、吐出ヘッド20に対して露出されるような形状に形成される。したがって、図14(a)に示すように、偏心カム23の回転に伴って液滴受容部13が開口部101へと接近して遮蔽部材21a、21bが展開される。
そして、図14(b)に示すように、液滴受容部13がさらに開口部101へ接近することで遮蔽部材21a、21bが90度展開され、吸収体14が開口部101において、大気へと露出され、吐出ヘッド20に対して露出される。このように、本実施形態に係る液滴受容部13は、コロ22がなくとも偏心カム23と当接して、摺動することが可能となる。
実施の形態4.
実施の形態1では、偏心カム23の回転に伴って液滴受容部13が搬送ドラム10の円周面上に現れる構成としたが、本実施形態では、搬送ドラム10の回転により液滴受容部13に作用する遠心力を利用した構成について説明する。
図15に示すように、本実施形態に係る液滴受容部13は、伸縮部材32a、32bが取り付けられた摺動部材31に固定されている。また、搬送ドラム10が回転していないとき、伸縮部材32a、32bは、伸張した状態、すなわち、摺動部材31を回転軸11の方向に付勢するように取り付けられている。
搬送ドラム10が回転していないとき、液滴受容部13は、吸収体14が遮蔽部材21a、21bよりも搬送ドラム10の円周面上に現れないように配置されている。
一方で、搬送ドラム10が回転しているときには、搬送ドラム10が回転することによって摺動部材31に対して力Fが加わる。そして、力Fにより、図16に示すように、伸縮部材32a、32bは、搬送ドラム10の半径方向において、回転軸11の方向とは逆方向に圧縮される。
また、力Fが加わることにより、摺動部材31が回転軸11の方向とは逆方向に移動するために、液滴受容部13は、開口部101に向かって移動する。そして、液滴受容部13の移動によって遮蔽部材21a、21bが押圧され、開口部101の方向に展開移動される。
なお、伸縮部材32a、32bとして、バネやゴムなどの弾性部材を用いるほかに、モータなど電気信号を動力とするアクチュエータを用いてもよい。
このように、本実施形態に係る液滴吐出装置100は、搬送ドラム10の回転に伴って液滴受容部13に力Fが加わることで吐出ヘッド20から吐出される液滴を吸収体14に吸収させるようにする。また、搬送ドラム10の回転が停止しているときには、吸収体14が大気に触れないようにするため、吸収体14の表面における液滴の固着を予防することができる。
実施の形態1から4において説明したように、本発明に係る液滴吐出装置100は、搬送ドラム10の回転に伴って吸収体14と大気との接触を遮蔽し、吸収体を吐出ヘッド20から遮蔽するための構成を設けることにより、吐出ヘッド20から液滴が吐出されうる範囲外では、吸収体14と大気との接触を遮蔽することができる。
したがって、吸収体14の表面へのインク滴DRの固着を防止することができるため、吐出ヘッド20に残留した液滴を効率よく回収し、吐出ヘッド20を、画像形成出力を行うために好適な状態に保つことが可能となる。
なお、実施の形態1から4においては、液滴受容部13および吸収体14が吐出ヘッド20と対向しているときのみ遮蔽部材21a、21bが展開移動する構成とした。しかしながら、遮蔽部材21a、21bが展開して吸収体14が吐出ヘッド20に対して露出するために要する時間にはばらつきがある。
そこで、吐出ヘッド20から液滴が吐出されうる範囲から搬送ドラム10の回転方向の上流側の所定の範囲において遮蔽部材21a、21bが展開移動する構成としてもよい。
また、吐出ヘッド20から液滴が吐出されうる範囲において、液滴受容部13および吸収体14が吐出ヘッド20と対向するようにして、搬送ドラム10の回転を伴わずとも、吸収体14による吐出ヘッド20に残留した液滴の回収を実行できるような構成としてもよい。
本発明は、説明した実施形態に限定されるものではなく、その他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用や効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 画像形成部
2 乾燥部
5 レジストローラ
10 搬送ドラム
11 回転軸
12 グリッパ
13 液滴受容部
14 吸収体
20 吐出ヘッド
21 遮蔽部材
22 コロ
23 偏心カム
24 カム回転軸
25 ハウジング
26 カム駆動ギヤ
27a ギヤ
27b ギヤ
27c ギヤ
31 摺動部材
32a 伸縮部材
32b 伸縮部材
40 用紙
41 乾燥ユニット
50 用紙反転搬送部
51 用紙反転部
100 液滴吐出装置
101 開口部
110 レール
130 固定部材
131 開放部
200a ノズル
200b ノズル
1000 画像形成システム
DR インク滴
F 力
特開平5-330030号公報

Claims (16)

  1. 記録媒体を搬送する搬送ドラムと、
    前記搬送ドラムの外周面上に設けられ、前記記録媒体に対して液滴を吐出する液滴吐出部と、
    前記搬送ドラムの内部に設けられ、前記液滴を吸収する吸収体と、
    前記吸収体を遮蔽可能な部材であって、前記搬送ドラムの回転動作に伴って、前記吸収体を遮蔽する遮蔽位置、もしくは、前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる露出位置に移動する遮蔽部材と
    前記遮蔽部材と前記吸収体とを含んで構成され、前記遮蔽部材を前記露出位置に移動させることにより前記吸収体を露出させる液滴受容部と
    を備え
    前記液滴受容部は、
    前記搬送ドラムの回転中心から遠ざかる半径方向へ移動す
    ことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記液滴受容部は、
    前記搬送ドラムの回転に伴って、前記回転中心から遠ざかる半径方向へと移動することにより、前記遮蔽部材を前記露出位置に移動させて前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記液滴受容部は、
    偏心カムによって前記搬送ドラムの回転中心から遠ざかる半径方向へ移動し、前記遮蔽部材を前記搬送ドラムの開口部において前記露出位置に移動させて前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記偏心カムは、
    前記搬送ドラムの回転と連動して回転し、前記搬送ドラムが1回転することによって1回転する
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記偏心カムは、
    前記搬送ドラムの円周面上の前記液滴吐出部と対向する範囲を含む所定の範囲において、前記液滴吐出部から吐出される液滴を前記吸収体において吸収可能な形状に形成される
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記液滴受容部を前記搬送ドラムの周方向に複数設ける
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の液滴吐出装置。
  7. 複数の前記液滴受容部は、前記搬送ドラムの周方向に等間隔に設けられる
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  8. 前記液滴受容部と当該液滴受容部を移動させる偏心カムとの間にコロを設ける
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の液滴吐出装置。
  9. 前記遮蔽部材は、
    前記搬送ドラムの円周面方向に2分割された部材からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の液滴吐出装置。
  10. 前記遮蔽部材は、
    2分割された前記部材が前記搬送ドラムの円周面において重なり合う形状に形成される
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴吐出装置。
  11. 前記遮蔽部材は、
    2分割された前記部材が、第1部材と、搬送ドラムの回転によって作用する慣性力が前記第1部材よりも大きい第2部材とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  12. 記録媒体を搬送する搬送ドラムと、
    前記搬送ドラムの外周面上に設けられ、前記記録媒体に対して液滴を吐出する液滴吐出部と、
    前記搬送ドラムの内部に設けられ、前記液滴を吸収する吸収体と、
    前記吸収体を遮蔽可能な部材であって、前記搬送ドラムの回転動作に伴って、前記吸収体を遮蔽する遮蔽位置、もしくは、前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる露出位置に移動する遮蔽部材と
    を備え、
    前記遮蔽部材は、前記搬送ドラムの円周面方向に2分割された部材からなる
    ことを特徴とする液滴吐出装置。
  13. 前記遮蔽部材は、
    2分割された前記部材が前記搬送ドラムの円周面において重なり合う形状に形成される
    ことを特徴とする請求項12に記載の液滴吐出装置。
  14. 前記遮蔽部材は、
    2分割された前記部材が、第1部材と、搬送ドラムの回転によって作用する慣性力が前記第1部材よりも大きい第2部材とからなる
    ことを特徴とする請求項13に記載の液滴吐出装置。
  15. 記録媒体を搬送する搬送ドラムと、
    前記搬送ドラムの外周面上に設けられ、前記記録媒体に対して液滴を吐出する液滴吐出部と、
    前記搬送ドラムの内部に設けられ、前記液滴を吸収する吸収体と、
    前記吸収体を遮蔽可能な部材であって、前記搬送ドラムの回転動作に伴って、前記吸収体を遮蔽する遮蔽位置、もしくは、前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる露出位置に移動する遮蔽部材と
    前記遮蔽部材と前記吸収体とを含んで構成され、前記遮蔽部材を前記露出位置に移動させることにより前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる液滴受容部と、
    前記搬送ドラムの内部において当該搬送ドラムの動作から独立して設けられる誘導部材と、
    前記液滴受容部の下部に設けられるコロと、
    を備え、
    前記液滴受容部は、
    前記搬送ドラムの回転に伴って前記コロが前記誘導部材に当接して摺動することにより、前記搬送ドラムの回転中心から遠ざかる半径方向へ移動し、前記遮蔽部材を前記搬送ドラムの開口部において前記露出位置に移動させて前記吸収体を前記液滴吐出部に対して露出させる
    ことを特徴とする記載の液滴吐出装置。
  16. 前記誘導部材は、
    前記搬送ドラムの円周面上の前記液滴吐出部と対向する範囲を含む所定の範囲において、前記吸収体が前記液滴吐出部から吐出される液滴を吸収可能な形状に形成される
    ことを特徴とする請求項15に記載の液滴吐出装置。
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