(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る電子機器について説明する。なお、図1~図9で共通する部分には同一の符号を付しており、その説明を適宜省略する。
図1(a)は、本実施形態における電子機器100の内部構成例を示すブロック図である。図1(a)を用いて本実施形態における電子機器100のシステム構成を説明する。
電子機器100は、制御部101、電源スイッチ102、画像表示ボタン103、操作スイッチ104、メモリ105、記録媒体106、表示部107、タッチパネル108、および押圧センサ109を有する。
制御部101は、例えばCPU(中央演算処理装置)であって、電子機器100全体を制御する。制御部101は、後述するタッチパネル108への押圧操作に応じて押圧センサ109が検出する静電容量の変化率を算出できるように構成されている。押圧センサ109が検出する静電容量の変化率については、図2を用いて後述する。
電源スイッチ102は、電子機器100の電源をオンにしたり、オフにしたりする場合に使用者により押下される。画像表示ボタン103は、表示部107に画像やメニュー画面を表示する場合に使用者により押下される。操作スイッチ104は、各種設定をする場合に使用者により押下される。
メモリ105は、例えばRAM等の揮発性メモリであって、表示する画像データ、文字、図形等を一時的に記憶したり、制御部101の演算結果を一時的に記憶したりする。記録媒体106は、例えば半導体メモリ等の不揮発性メモリであって、制御に必要なデータやプログラムを記録したり、画像データを記録したりする。なお、記録媒体106は、電子機器100に対して着脱可能であってもよい。
表示部107は、例えばTFTであって、画像やメニュー画面等を表示する。タッチパネル108は、表示部107の表示面上に配置され、使用者の指やペン等によるタッチパネル108に対する接触あるいは接近を検出するタッチセンサである。タッチパネル108は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等の様々な方式のうち、何れかの方式を用いることができる。タッチ検出を行う方式として、タッチパネル108に対する接触があったことでタッチがあったと検知する方式や、タッチパネル108に対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検知する方式がある。本実施形態では、タッチパネル108は静電容量方式であり、タッチパネル108に対する接触があったことで、制御部101はタッチパネル108に対してタッチがあったと判定する。
押圧センサ109は、表示部107の表示面下に配置され、使用者の指やペン等によるタッチパネル108に対する押圧操作を検出する。押圧センサ109は、例えば感圧検出方式、ひずみ検出方式、圧電方式、静電容量方式等の様々な方式のうち、何れかの方式を用いることができる。本実施形態では、押圧センサ109は静電容量センサであり、押圧センサ109に対する指やペンの距離に応じて静電容量出力値が変化した場合に押圧操作があったと検出する。
表示部107およびタッチパネル108は、表面を押圧すると撓む構成であり、表示部107およびタッチパネル108が撓んで押圧センサ109に対する指やペンの距離が縮まることで静電容量出力値が変化する。この静電容量出力値の変化を押圧センサ109が検出することによって、制御部101はタッチパネル108に対して押圧操作があったと判定する。
図1(b)は、電子機器100の外観構成例を示す図である。
電子機器100は、中央に長方形の表示部107が位置し、表示部107の表示面へのタッチを検出できるようにタッチパネル108が配置されている。電子機器100の横側には電源スイッチ102が配置され、表示部107の下側に操作スイッチ104が配置されている。
また、本実施形態の電子機器100自体は一方向に長い形状となっているため、表示部107の形状も同様に同方向に長い長方形の形状となっている。
次に、タッチパネル108および押圧センサ109によって、制御部101が判定する操作および状態について説明する。制御部101は、タッチパネル108を介して使用者による以下の(a)~(f)の操作および状態を判定する。
(a)タッチパネル108にタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル108にタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(タッチダウンと称する)。
(b)タッチパネル108を指やペンでタッチしている状態であること(タッチオンと称する)。
(c)タッチパネル108を指やペンでタッチしたまま移動していること(タッチムーブと称する)。
(d)タッチパネル108へタッチしていた指やペンを離したこと、すなわちタッチの終了(タッチアップあるいはタッチの解除と称する)。
(e)タッチパネル108に何もタッチしていない状態であること(タッチオフと称する)。
(f)タッチパネル108を指やペンで押圧している状態であること(押圧オンと称する)。
上述した(a)~(f)の操作および状態や、タッチパネル108上に指やペンがタッチしている座標位置は、内部バスを通じて制御部101に通知される。制御部101は、通知された情報に基づいてタッチパネル108上における使用者の操作を判定する。なお、制御部101は、タッチダウンを検出すると、同時にタッチオンも検出する。また、制御部101は、タッチダウンの後、タッチアップを検出しない限り、通常はタッチオンを検出し続ける。また、制御部101は、タッチムーブを検出している状態では、タッチオンも検出する。また、制御部101は、タッチオンを検出していても、座標位置が移動していなければタッチムーブを検出しない。さらに、制御部101は、タッチしていた全ての指やペンのタッチアップを検出した後は、タッチオフを検出する。タッチムーブについて、制御部101は、タッチパネル108上で移動する指やペンの移動方向についても、座標位置の変化に基づいて、タッチパネル108上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
また、制御部101は、タッチパネル108上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップを検出したとき、ストロークを描いたと判定する。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル108上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル108上を指ではじくように素早くなぞる操作である。制御部101は、所定距離以上を所定速度以上でタッチムーブしたことを検出し、そのままタッチアップを検出すると、フリックが行われたと判定する。また、制御部101は、所定距離以上を所定速度未満でタッチムーブしたことを検出した場合には、ドラッグが行われたと判定する。
押圧センサ109は、タッチ操作の強度を検出するためのセンサであり、表示部107(タッチパネル108)の操作面に対する押圧力を検出する。押圧センサ109は、表示部107に対するタッチ操作によって押圧された場合の押圧力の強度を連続的に検出することができる。本実施形態においては、押圧センサ109は、表示部107(タッチパネル108)と平行に備えられた静電容量センサであるものとする。この静電容量センサにより、表示部107(タッチパネル108)の操作面に対する押圧力によって操作面が歪んだことによる、操作面上の指と静電容量センサとの距離を静電容量値から算出する。そして、この距離に基づいて圧力を算出するか、あるいは距離を圧力と同等に扱う。距離を算出しなくとも、静電容量値の変化量を圧力と同等に扱っても良い。押圧センサ109の静電容量センサ、およびタッチパネル108の静電容量センサはそれぞれ別個の独立したセンサであってもよいし、同じ静電容量センサを用いてタッチと押圧操作との双方を判定するようにしてもよい。以下、表示部107の操作面に対する押圧操作をタッチプッシュと称する。
なお、押圧センサ109として他の方式を採用してもよい。例えば、表示部107の操作面に対する押圧力によって歪む部分に、1つまたは複数の歪みゲージセンサを設置し、この歪みゲージセンサからの出力値によって表示部107(タッチパネル108)の操作面に対する押圧力の圧力検出を行う構成としてもよい。また、押圧センサ109は、タッチパネル108の操作面に対する押圧力を検出可能なものであれば、他の方式のものでもよい。例えば、スタイラスを用いて操作面に対する操作を行うのであれば、スタイラス側に設けられたスタイラスの先端部にかかる圧力を検出するセンサでもよく、そのセンサからの出力に基づいてタッチ操作の強度(押圧力)を検出してもよい。また、操作面へのタッチの力またはタッチの圧力の代替物(例えば上述の操作面上の指と静電容量センサとの距離)を検出するものでもよい。また、様々な方法、及び様々なセンサ、または複数のセンサの組合せ(例えば加重平均によって)を使用してタッチ操作の強度(圧力)を検出してもよい。押圧センサ109は、タッチパネル108と一体に構成されるものであってもよい。
次に、本実施形態の電子機器によるタッチおよび押圧操作に応じて実行される所定の処理について、図2および図3を参照して説明する。
図2(a)は、本実施形態の電子機器における押圧センサ109が検出する静電容量の変化を示す図である。また、図2(b)は、本実施形態の電子機器における押圧センサ109が検出する静電容量の変化率を示す図である。図2(a)及び図2(b)において、横軸は時間tを表している。また、図2(a)における縦軸は、押圧センサ109が検出する静電容量の出力値である静電容量出力値C(基準値からの変化量)を表し、図2(b)における縦軸は、静電容量出力値Cの変化率である静電容量変化率Vを表す。また、図2(a)における縦軸の最も下の位置は基準値であり、キャリブレーション(校正)処理または環境によって変動する変数である。基本的には、操作面に指を触れても近づけてもいない状態で、基準値となるようにキャリブレーションされている。静電容量変化率Vは、前述の通り、制御部101によって算出される。
図2(a)において一点鎖線で示される閾値TCは、タッチパネル108に対する押圧操作を検出するための静電容量出力値Cの閾値である。静電容量出力値Cが、基準値よりも閾値TC超高くなると、制御部101は押圧操作があったものと判定し、押圧操作に応じた処理を行う。つまり、静電容量出力値Cが閾値TCを超えると、制御部101はタッチパネル108に対する押圧操作を検出する。
図2(b)において一点鎖線で示される閾値TVは、タッチパネル108に対するタッチまたは押圧に応じて実行される処理を決定するための静電容量変化率Vの閾値である。静電容量変化率Vが閾値TVを超えると、後述する図3の制御フローにおける処理1を実行せずに処理2を実行するフローに移行する。
図2(a)の時間t11~t15の間は、タッチパネル108に対してタッチ操作する場合の静電容量出力値Cの変化を示している。使用者が指やペンをタッチパネル108に対して近づけていき、所定の距離まで近づくと、押圧センサ109に対する指やペンの距離に応じて静電容量出力値Cは大きくなり始める。例えば時間t11において、指やペンをタッチパネル108に近づいていることから、静電容量出力値Cが変化し始める。そして、時間t12において、指やペンがタッチパネル108に接触してタッチダウンされ、静電容量出力値C=C1において制御部101はタッチパネル108に対するタッチオンを検出する。その後、使用者は、指やペンがタッチパネル108に接触する瞬間に指やペンの動きを止めることができず、タッチパネル108はわずかに押圧されて表面が撓む。これに伴い、指と押圧センサ109との距離がタッチダウンの瞬間よりも縮まるため、時間t13で静電容量出力値C=C2となる。そして、それ以上タッチパネルは押圧されないため、時間t13~t14において、静電容量出力値C=C2で一定となる。
一方、時間t11~t15の間の静電容量変化率Vは以下のようなパターンを示す。図2(b)に示すように、時間t11~t13の間、静電容量出力値Cはほぼ一定の静電容量変化率V(=V1)で増加する。そして、静電容量出力値C=C2で一定となっている間は、静電容量変化率Vは0となる。その後、時間t14で使用者がタッチパネル108からタッチアップを開始すると、押圧センサ109に対する指やペンの距離が広がっていくので、静電容量出力値Cはほぼ一定の静電容量変化率V(=-V1)で減少していく。そして、時間t15において、静電容量出力値Cは基準値となる。
一方、図2(a)の時間t21~t26の間は、タッチパネル108に対して押圧操作する場合の静電容量出力値Cの変化を示している。使用者が指やペンをタッチパネル108に対して近づけていき所定の距離まで近づくと、タッチ時と同様に押圧センサ109に対する指やペンの距離に応じて静電容量出力値Cは大きくなり始める。例えば時間t21において、指やペンをタッチパネル108に近づいていることから、静電容量出力値Cが変化し始める。そして、時間t22において、指やペンがタッチパネル108に接触してタッチダウンされ、静電容量出力値C=C1において制御部101はタッチパネル108に対するタッチオンを検出する。その後、時間t23において、静電容量出力値Cが閾値TCを超えると、制御部101はタッチパネル108に対する押圧操作を検出する。なお、タッチパネル108に対するタッチ操作と押圧操作とを区別するために、閾値TCは、前述したC1、C2よりも大きい値に設定される。そして、押圧操作を検出した後、さらに押圧されてタッチパネル108の表面が撓み、時間t24で静電容量出力値C=C3となる。そして、それ以上タッチパネルは押圧されないため、時間t24~t25において、静電容量出力値C=C3で一定となる。なお、時間t22において静電容量出力値Cがタッチダウン時の静電容量出力値C(=C1)を超えるが、後述する図3に示す処理手順によって、制御部101はタッチパネル108へのタッチに応じて実行される処理である処理1を実行しない。
一方、時間t21~t26の間の静電容量変化率Vは以下のようなパターンを示す。図2(b)に示すように、時間t21~t24の間、静電容量変化率Vは、タッチ時の静電容量変化率V(=V1)よりも大きく、且つほぼ一定の値V2(>V1)で増加する。
使用者がタッチパネル108に対してタッチする場合、使用者はタッチパネル108の表面を触るように指を近づけていくため、比較的ゆっくりと指を近づけ、タッチパネル108の表面を狙ってタッチオンする。一方、使用者がタッチパネル108に対して押圧する場合は、使用者はタッチパネル108を押し込む位置で表面より奥を狙って指を押し込むため、タッチ時よりも短い時間で強くタッチパネル108に接触する。そのため、タッチ時の静電容量変化率よりも押圧操作時の静電容量変化率の方が大きい値となり、静電容量変化率の閾値TVはV1とV2との間の値に設定される。
よって、静電容量変化率Vが閾値TV以下である場合は、制御部101は使用者がタッチパネル108に対してタッチしようとしていると判断することができる。また、静電容量変化率Vが閾値TVよりも大きい場合、制御部101は使用者がタッチパネル108に対して押圧しようとしていると判断することができる。
そして、タッチパネル108からタッチアップするために、時間t25から、使用者はタッチパネル108の表面での指の押圧を小さくしていき、タッチ時と同様に押圧センサ109に対する指の距離が広がっていく。その後、静電容量出力値は減少していき、タッチオフで基準値となる(時間t26)。図2(b)に示すように、時間t25~t26の間、静電容量出力値はほぼ一定の静電容量変化率V(=-V2)で減少する。
図3に、タッチ操作及びタッチプッシュ操作に応じた処理フローチャートを示す。この処理は、記録媒体106に記録されたプログラムをメモリ105に展開して制御部101が実行することにより実現する。なお、以下の説明において、静電容量出力値Cとは、環境(温度など)によって変動する静電容量の出力値を、使用環境に合わせてキャリブレーション(調整、校正)した後の基準値(ベースライン)からの変化量のことであるものとする。すなわち、静電容量出力値Cは、静電容量の出力生値から基準値を差し引いたものである。
S301では、制御部101は、タッチダウンがあったか否かを判定する。なお、タッチパネル108と押圧センサ109とがそれぞれ別個のセンサである場合には、S301では、タッチパネル108からの出力に基づいて判定される。タッチパネル108と押圧センサ109とで同じ静電容量センサを用いている場合には、基準値からの静電容量の増加量が図2(a)のC1以上となった場合にタッチダウンがあったと判定する。タッチダウンがあった場合はS302に進み、そうでない場合はタッチダウンがあるのを待つ。
S302では、制御部101は、タッチダウンがあった時点のタッチ位置である、タッチダウン位置P0を取得し、メモリ105に保持する。
S303では、制御部101は、S301でタッチダウンがあったと判定してからの経過時間が閾値時間t0(所定の時間)以上となったか否かを判定する。閾値時間t0は200msec程度である。タッチしていない状態からすぐにタッチプッシュを行おうとする操作の場合でも、タッチプッシュと判定される静電容量出力値C≧閾値TCとなる前に、指の接触過程での重心の変化などによりタッチ位置の移動が検出される場合がある。しかしこれはユーザーの意図的な移動操作ではないため、この移動による処理の実行を抑制するため、経過時間が閾値時間t0に達するまではタッチムーブに応じた処理(処理1)を実行しないようにしている。タッチダウンがあったと判定してからの経過時間が閾値時間t0以上となった場合にはS310に進み、そうでない場合にはS304に進む。なお、閾値時間t0をなるべく短い時間とすることで、タッチダウンしてから処理1が行われるまでのタイムラグが少なくなり、ユーザーの操作に対する応答性の劣化を低減できる。一方で、短くし過ぎるとタッチプッシュを行う指の接触過程での重心の変化などによるタッチ位置の変化による処理を抑制できない。従って、閾値時間t0は50msec以上300msec未満が望ましい。
S304では、制御部101は、静電容量出力値C≧閾値TCとなったか否かを判定する。この処理は言いかえれば、タッチ操作による荷重圧力がタッチプッシュと判定する閾値に達したか否かの判定である。静電容量出力値C≧閾値TCとなった場合にはS306に進み、そうでない場合にはS305に進む。
S305では、制御部101は、タッチアップがあったか否かを判定する。タッチアップが無い場合にはS303に戻り、タッチアップがあった場合にはS316に進んでタッチアップに応じた処理を実行する。
S306では、制御部101は、タッチプッシュ処理(処理2)を実行する。例えば、表示された画像のうち、拡大位置指定インジケータの表示された位置に対応する範囲を所定の拡大率で拡大表示する。タッチプッシュ処理の他の例は後述する。
S307では、制御部101は、タッチアップがあったか否かを判定する。タッチアップがあった場合はS309に進み、そうでない場合にはS308に進む。
S308では、制御部101は、タッチプッシュ操作のキーリピート条件を満たすか否かを判定する。キーリピート条件とは、例えば、静電容量出力値C≧閾値TCを保ったまま、キーリピート間隔時間を経過することである。キーリピート間隔は、初回間隔を初回以降の間隔よりも長くするとよい。例えば、初回間隔を2秒、初回以降の間隔を0.5秒程度とするとよい。キーリピート条件を満たした場合にはS306に進んで、キーリピートとしてタッチプッシュ処理を行う。例えば、拡大位置指定インジケータの表示された位置に対応する範囲を更に拡大表示する。キーリピート条件を満たしていない場合にはS307の処理に戻る。なお、タッチプッシュ処理がキーリピートを行うべき機能でない場合には、S308の処理は行わず、S307でタッチアップを待つ。
S309では、電源オフや他の動作モードへの移行などの終了イベントがあったか否かを判定する。終了イベントがあった場合には図3の処理を終了し、そうでない場合にはS301に戻って処理を繰り返す。
S310では、制御部101は、タッチダウン処理を実行する。例えば、拡大位置指定インジケータを現在のタッチ位置Pに対応する位置に表示する。本実施形態では、タッチダウンからの経過時間が閾値時間t0に達してからタッチダウン処理を行い、閾値時間t0に達する前にはタッチダウン処理は行わない。これは、タッチオフの状態から一気にタッチプッシュを行おうとする操作の過程における、ユーザーの意図しないタッチ位置に基づく処理を抑制するためである。例えば、タッチオフの状態から一気にタッチプッシュを行う場合、タッチプッシュの過程で拡大位置指定インジケータが移動してしまうことを防止し、ユーザーが調整済みのタッチオフの時に表示されていた拡大位置指定インジケータの位置で拡大することができる。タッチダウン処理が、タッチ位置に基づいた処理であり、タッチプッシュ処理に影響を及ぼす、あるいは、タッチアップ後にも引き継がれる処理である場合には、このよう閾値時間t0に達してから実行すると良い。逆に、タッチダウン処理が、タッチ位置に基づかない処理、タッチプッシュ処理に影響を及ぼさない処理、あるいは、タッチアップ後に引き継がれない処理である場合は、閾値時間t0に達することを待たずにS303がYesと判定される前にタッチダウン処理を行っても良い。例えば、タッチダウンされたことを示す表示形態の変更だけの処理(タッチダウン表示)などであれば、S302と同じタイミングで実行してもよい。
S311では、制御部101は、前述の静電容量変化率Vが閾値TV以上か否かを判定する。静電容量変化率Vが閾値TV以上である場合はS312に進み、タッチムーブがあったか否かの判定は行わない。すなわち、タッチ位置の移動に応じた処理を行わない。電容量変化率Vが閾値TV未満である場合はS313に進む。
S312では、S304と同様に、静電容量出力値C≧閾値TCとなったか否かを判定する。静電容量出力値C≧閾値TCとなった場合にはS306に進み、そうでない場合にはS315に進む。
S313では、制御部101は、タッチムーブがあったか否かを判定する。ここで、S303がYesとなってから最初の判定では、タッチダウン位置P0からタッチムーブがあったか否かを判定する。タッチムーブがあったと判定した場合にはS314に進み、そうでない場合にはS315に進む。
S314では、タッチ位置の移動に応じてタッチムーブ処理(処理1)を行う。例えば、拡大位置指定インジケータを、タッチ位置の移動に追従して移動させる。ここで、少なくともS303がYesとなってから最初の処理では、タッチ位置の移動量は、タッチダウン位置P0からの移動量として処理を行う。これによって、タッチダウンからの経過時間が閾値時間t0に達する前のタッチ位置の移動量分も反映させ、ユーザーの指の実際の指の移動量に対応させた違和感の無い処理とすることができる。なお、S314の処理は、静電容量変化率Vが閾値TV以上である場合は行わない。これによって、タッチプッシュを行おうとする操作の過程における、ユーザーの意図しないタッチ位置の移動に基づく処理を抑制することができる。
S315では、制御部101は、タッチアップがあったか否かを判定する。タッチアップがあった場合にはS316に進み、そうでない場合にはS311に進む。
S316では、制御部101は、タッチアップ処理を行う。例えば、タッチプッシュもタッチムーブの無かった場合のタッチアップに応じて、表示された画像に対する処理アイコン(画質調整、削除、共有などを指示するアイコン等)の表示と非表示を切り替える。
以上のように、タッチ操作または押圧操作に応じた所定の処理を実行する電子機器おいて、処理1または処理2を誤動作なく実行することができる。次に、図4~図9を参照しながら、処理1、処理2の具体例を説明する。
図4は、アイテムを選択する場合の処理1、処理2の概要を説明するための図である。図4(a)は、処理1または処理2を実行する前の状態を示し、図4(b)は、処理1を実行した後の状態を示し、図4(c)は、処理2を実行した後の状態を示す。
図4に示す例では、アイテムを選択する処理を処理1とし、選択したアイテムの詳細を表示する処理を処理2としている。まず、図4(a)に示す画面において、使用者は表示部107上に表示されたアイテム401、402の何れかを指またはペンでタッチダウンする。例えば、アイテム402の表示位置をタッチダウンし、所定の時間t0が経過した場合、制御部101は、アイテム402へのタッチダウンに基づいて、処理1としてアイテム402の選択を実行する。そして、図4(b)に示すように、制御部101は、アイテム402をハイライト表示させる。
また、アイテム402の表示位置を押圧し、前述の条件を満たした場合、制御部101は、アイテム402への押圧操作を検出し、処理2としてアイテム402の詳細表示を実行する。そして、図4(c)に示すように、アイテム402の表示位置の上にアイテム402の詳細表示403を表示させる。
一方、アイテム402の表示位置を正確に押圧することができず、アイテム402直上のアイテム401の表示位置も含めてタッチしてしまう場合がある。この場合、アイテム401の表示位置に指やペンが接触することで、制御部101はアイテム401の表示位置においてタッチダウンを検出してしまう。しかしながら、所定の時間t0が経過する前に前述の条件を満たせば、制御部101は、アイテム402への押圧操作と判断し、処理2としてアイテム402の詳細表示を実行する。そのため、使用者が意図したアイテム402の詳細表示よりも先にアイテム401の選択が実行されるような誤動作を防止することができる。
図5は、画像を拡大する場合の処理1、処理2の概要を説明するための図である。図5(a)は、処理1または処理2を実行する前の状態を示し、図5(b)は、処理1を実行した後の状態を示し、図5(c)は、処理2を実行した後の状態を示す。
図5に示す例では、拡大位置を指定する処理を処理1とし、指定した位置で拡大表示する処理を処理2としている。まず、図5(a)に示す画面において、使用者は表示部107上に表示された画像501の拡大したい位置を指またはペンでタッチダウンする。制御部101はタッチパネル108へのタッチダウンを検出し、所定の時間t0が経過した場合に、処理1として拡大位置を指定する。これにより、図5(b)に示すように、制御部101は、使用者がタッチした位置において画像501に対する拡大指定枠502を表示させる。
また、さらに処理2である拡大表示を実行する場合に、使用者は拡大指定枠502の表示位置を押圧する。これにより制御部101はタッチパネル108への押圧操作を検出し、図5(c)に示すように、制御部101は、拡大指定枠502の範囲内を表示部107に拡大表示503させる。
一方、拡大指定枠502の表示位置を正確に押圧することができず、拡大指定枠502とは異なる位置をタッチしてしまう場合がある。この場合、タッチパネル108に指やペンが接触したことで、制御部101は拡大指定枠502とは異なる位置においてタッチダウンを検出するが、閾値時間t0が経過する前に処理1は実行されない。本実施形態では、図3に示すように、処理1を実行した後にタッチムーブせず、かつ静電容量出力値Cが閾値TCを超えるような押圧を検出した場合には、そのまま処理2を実行する。したがって、拡大指定枠502における拡大表示503を行う前に、拡大指定枠502が使用者の意図した位置から移動してしまうような誤動作を防止できる。
図6は、動画の再生位置の指定および再生における処理1、処理2の概要を説明するための図である。図6(a)は、処理1または処理2を実行する前の状態を示し、図6(b)は、処理1を実行した後の状態を示し、図6(c)は、処理2を実行した後の状態を示す。
図6に示す例では、動画の再生開始位置を指定する処理を処理1とし、指定された位置から動画を再生する処理を処理2としている。まず、図6(a)に示す画面において、使用者は表示部107上に表示された再生位置バー601上の所望の位置を指またはペンでタッチダウンする。制御部101はタッチパネル108へのタッチダウンを検出し、閾値時間t0が経過した場合に、処理1として再生位置の指定を実行する。これにより、図6(b)に示すように、動画の再生位置を示す位置指標602を使用者がタッチした位置へ移動する。このとき、動画は停止状態であり、表示部107上には動画の停止状態を示す停止指標603が表示される。
また、さらに処理2である動画の再生を実行する場合に、使用者は位置指標602の表示位置を押圧する。これにより制御部101はタッチパネル108への押圧操作を検出し、処理2として位置指標602の表示位置から動画を再生する。そして、動画の状態が停止から再生に変更されたことで、図6(c)に示すように、停止指標603は動画の再生状態を示す再生指標604に変更される。
一方、位置指標602の表示位置を正確に押圧することができず、位置指標602とは異なる位置をタッチしてしまう場合がある。この場合、タッチパネル108に指やペンが接触したことで、制御部101は位置指標602とは異なる位置においてタッチダウンを検出するが、閾値時間t0が経過する前に処理1は実行されない。この場合も、処理1を実行した後にタッチムーブせず、かつ静電容量出力値Cが閾値TCを超えるような押圧を検出した場合には、そのまま処理2を実行する。したがって、位置指標602に対応した動画の再生よりも先に、位置指標602が使用者の意図した位置から移動してしまうことを防止できる。なお、図6に示した例は処理1を再生位置の指定処理、処理2を動画の再生処理としたが、処理1を音量増減の指定処理、処理2を音楽の再生処理とした場合でも同様に実施できる。
図7は、文字の入力またはカーソル移動に関する処理1、処理2の概要を説明するための図である。図7(a)は、処理1または処理2を実行する前の状態を示し、図7(b)は、処理1を実行した後の状態を示し、図7(c)は、処理2を実行した後の状態を示す。
図7に示す例では、文字の入力を実行する処理を処理1とし、カーソル移動を実行する処理を処理2としている。まず、図7(a)に示すように、使用者は表示部107上に表示された文字入力パッド701上の入力したい文字が表示された位置をタッチダウンする。制御部101はタッチパネル108へのタッチダウンを検出し、閾値時間t0が経過した場合に、処理1として文字入力を実行する。これにより、図7(b)に示すように、カーソル702の位置に文字703が入力される。
また、使用者が文字入力パッド701上を指またはペンで押圧し、前述の条件を満たした場合、制御部101はタッチパネル108への押圧操作を検出し、処理2として文字入力パッド701の押圧位置に対応した位置へカーソル702を移動する。例えば、図7(a)において「か」の右隣に位置するカーソル702を図7(c)に示すように「な」の右隣に移動したい場合、使用者は文字入力パッド701の「さ」の領域を押圧すればよい。なお、文字入力パッド701の左側から右側に向かって押圧状態を保ったままドラッグすることでも、カーソル702を「な」の右隣に移動できるようにしてもよい。
一方、文字入力パッド701を押圧する際に、タッチパネル108に指やペンが接触することで、制御部101は押圧操作を検出する前にタッチダウンを検出する。しかしながら、閾値時間t0が経過する前に前述の条件を満たせば、制御部101は、処理2であるカーソル移動を実行する。これにより、使用者が意図したカーソル移動よりも先に、文字入力が実行され、使用者の意図に反して文字が入力されるような誤動作を防止することができる。
図8は、文字の入力または文字入力モードの切替に関する処理1、処理2の概要を説明するための図である。図8(a)は、処理1または処理2を実行する前の状態を示し、図8(b)は、処理1を実行した後の状態を示し、図8(c)は、処理2を実行した後の状態を示す。
図8に示す例では、文字の入力を実行する処理を処理1とし、文字入力モードを切り替える処理を処理2としている。まず、図8(a)に示すように、図7(a)と同様に使用者は表示部107上に表示された文字入力パッド701上の入力したい文字が表示された位置をタッチダウンする。制御部101はタッチパネル108へのタッチダウンを検出し、閾値時間t0が経過した場合に、処理1として文字入力を実行する。これにより、図8(b)に示すように、カーソル702の位置に文字802が入力される。入力される文字802は、文字入力パッド701上のタッチ位置と文字入力モードによって決まる。例えば、図8(b)に示すように、文字入力モード表示801が「あ」で表示されるひらがな入力モードであれば、カーソル702の位置にはひらがなが入力される。
また、使用者が文字入力パッド701上の任意の位置を押圧し、前述の条件を満たした場合、制御部101はタッチパネル108への押圧操作を検出し、処理2として文字入力モードの切替処理を実行する。具体的には、図8(c)に示すように、文字入力モード表示801の表記を変更する。図8(c)に示す例では、ひらがな入力モードから英字入力モードに切り替わる場合を図示しており、文字入力モード表示801の表記は「A」に変更される。
一方、タッチパネル108に指やペンが接触することで、制御部101は押圧操作を検出する前にタッチダウンを検出する。しかしながら、閾値時間t0が経過する前に前述の条件を満たせば、制御部101は、処理2である文字入力モードの切替を実行する。これにより、使用者が意図した文字入力モードの切替よりも先に、文字入力が実行され、使用者の意図に反して文字が入力されるような誤動作を防止することができる。
図9は、測距点の選択及び測距の実行に係る処理1、処理2の概要を説明するための図である。図9(a)は、処理1または処理2を実行する前の状態を示し、図9(b)は、処理1を実行した後の状態を示し、図9(c)は、処理2を実行した後の状態を示す。
図9に示す例では、測距点を選択する処理を処理1とし、測距を実行する処理を処理2としている。まず、図9(a)に示すように、使用者は表示部107上に表示された所望の測距枠901を指またはペンでタッチダウンする。制御部101はタッチパネル108へのタッチダウンを検出し、閾値時間t0が経過した場合に、処理1として測距枠901において測距点の選択を実行する。これにより、図9(b)に示すように、測距枠901がハイライト表示される。
また、さらに処理2である測距を実行する場合、使用者は表示部107上の選択した測距枠901の位置を押圧する。これにより、制御部101はタッチパネル108への押圧操作を検出し、処理2として測距を実行する。図8(c)に示す例では、測距の実行後、使用者が選択した測距枠901のみが表示され、使用者は意図した測距枠において測距が実行されたことを確認できる。
一方、測距枠901の表示位置を正確に押圧することができず、測距枠901とは異なる位置(例えば測距枠902)もタッチしてしまう場合がある。この場合、タッチパネル108に指やペンが接触したことで、制御部101は測距枠901とは異なる測距枠902においてタッチオンを検出するが、所定の時間t0が経過する前に処理1は実行されない。本実施形態では、図3に示すように、処理1を実行した後にタッチムーブせず、かつ静電容量出力値Cが閾値TCを超えるような押圧を検出した場合には、そのまま処理2を実行する。したがって、測距枠901における測距の実行よりも先に、測距枠902における測距点の選択が実行されてしまうような誤動作を防止することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、電子機器100としてスマートフォンを例に説明した。本実施形態では、電子機器100として撮像装置に適用した例について説明する。なお、内部構成および処理手順等については、それぞれ図1(a)、図2及び図3と同様である。
以下、図10(a)及び図10(b)を用いて、本発明を撮像手段を有する撮像装置に適用し、処理1として測距点の選択処理、処理2として測距の実行処理とした例を説明する。
図10(a)は、本実施形態の撮像装置の前面斜視図であり、図10(b)は、本実施形態の撮像装置の背面斜視図である。
図10(a)において、グリップ部1001は、使用者が撮影時などにカメラ本体1000を手で把持する把持部である。カメラ本体1000を把持している状態で、グリップ部1001の上部で、カメラ本体1000の上面であり、被写体側寄りの、人差し指が届く範囲で操作可能な部分に、タッチ操作部材1012が配設されている。タッチ操作部材1012の詳細については後述する。
マウント1014は不図示の撮影レンズユニットをカメラ本体1000に装着するリング状の金属部材である。マウント1014の内側にはマウント接点1013がマウント1014と同心円状に複数の接点を持って配設されている。
ファインダ接眼窓1007は、ファインダユニットの被写体と反対側に取付けられており、撮影者が覗くことで撮影レンズユニットおよびファインダユニットを介した被写体像を観察することができる。表示部材1009はTFT液晶表示装置からなり、各種カメラ設定などのメニュー設定操作、撮影画像の再生、ライブビュー撮影時のスルー画像などの表示を行う表示装置である。表示部材1009は、図1(a)の表示部107に該当する。
カメラ本体1000の背面部には、グリップ部1001を把持している状態で親指で操作可能な部分に、測距点選択ボタン1010および撮影モード切り替えボタン1011が配設されている。また、背面部の表示部材1009の右側に配設されているメニューボタン1015、再生ボタン1016を押下することで、表示部材1009を確認しながらメニュー設定操作、撮影画像の再生を行うことができる。
タッチ操作部材1012は、撮像装置の外部筐体の一部がタッチ操作可能な状態で構成された操作部材であり、タッチ操作領域1012aの範囲で操作が可能となっている。本実施形態では、タッチ操作部材1012においてタッチパネル108及び押圧センサ109も搭載されており、第1の実施形態と同様に押圧操作等を検出することができる。
例えば、図9に示した測距点(焦点調節位置)の選択及び測距(選択された焦点調節位置でのオートフォーカス)の実行は、使用者がタッチ操作部材1012をタッチ操作又は押圧操作することによって同様に指示することができる。また、図9に示した例では、処理1として測距点の選択処理、処理2として測距の実行処理としたが、さらに処理2の基準となる押圧よりもさらに強い押圧を検出した場合に、処理3として静止画の撮影処理を行うようにしてもよい。つまり、閾値TC、閾値TVよりも高い閾値をそれぞれ設け、これらの閾値を超えた場合に処理3を実行するようにする。この場合、図3のS306とS307の間に、制御部101が、静電容量出力値Cが閾値TCよりも高い所定の閾値を超えたか否かを判定する処理を行う。そして、その閾値を超えた場合は処理3を行ってS307に進み、そうでない場合はそのままS307に進むようにする。また、処理1として測距点の選択処理、あるいは追尾対象の選択処理とし、処理2として静止画の撮影処理を行うようにしてもよい。
このようにタッチ操作部材を設けることによって、外部筐体にボタン設定用の穴を設ける必要が無く、防塵防滴性能がよく、外観意匠の自由度を向上した撮像装置を提供することができる。また撮影者が撮像装置を把持した際に、自然に人差し指がおかれる位置にタッチ操作領域1012aを設定することで、カメラ設定変更などでタッチ操作を行う際にも、人差し指の位置を変える必要がなく、常に安定した把持状態を維持することが可能になる。そのため、操作性が良くかつ瞬時に撮影動作に移ることができ、決定的瞬間を取り逃さない撮像装置を提供することができる。
(その他の実施形態)
なお、制御部101が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をスマートフォンおよび撮像装置に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、タッチパネルおよび押圧センサを搭載した電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。