JP7090574B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、ウェブからデータ(文書や画像など)を収集し、収集したデータを自動的にデータベース化するクローラが知られている(特許文献1参照)。このクローラは、ウェブページ中のリンクを辿って、様々なIPアドレスのウェブページからデータを収集する。クローラによって収集されたデータは、ウェブ情報データベースに蓄積される。
特開2012-69171号公報
ここで、複数のウェブ情報データベースの情報を統合するデータベースが存在する場合には、統合データベースは、それぞれが蓄積する情報を統合して、よりデータを充実させることが好ましい。しかしながら、従来の技術では、それぞれが蓄積するデータを統合することまではできない場合があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、複数のウェブ情報データベースのそれぞれが蓄積するデータを統合することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、事物を表し、複数の属性が対応付けられたエンティティが複数登録された複数のデータベースから、第1属性の内容が互いに一致するエンティティ群を選択する第1選択部と、前記第1選択部により選択されたエンティティ群に含まれるエンティティのうち、前記第1属性とは異なる第2属性の内容に関して互いに矛盾がないエンティティ同士を結ぶグラフを仮想的に生成した場合に、完全グラフを構成するエンティティ群を選択する第2選択部と、前記第2選択部によって選択されたエンティティ群の属性を統合して、統合データベースを作成または更新する統合部とを備える情報処理装置である。
本発明の一態様によれば、複数のウェブ情報データベースのそれぞれが蓄積するデータを統合することができる。
本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示す図である。 ナレッジデータベースDBに蓄積されるデータの一例を示す図である。 第1属性選択部112が選択したエンティティ群の一例を示す図である。 対応付部113、及び抽出部114による完全グラフを抽出する処理を模式的に示す図である。 対応付部113、及び抽出部114による完全グラフを抽出しない処理を模式的に示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置100の一連の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを、図面を参照して説明する。本実施形態において、情報処理装置は、複数のナレッジデータサーバのデータを統合し、統合ナレッジデータサーバのデータを作成、又は更新する。ナレッジデータサーバは、例えば、収集対象データ(例えば、画像やテキストデータ)を収集するサーバである。本実施形態において、ナレッジデータサーバには、エンティティやクラス、プロパティと、エンティティに関連する関連データやエンティティの属性等を示す付随情報が関連付けられたデータである。エンティティとは、例えば、ある対象事物の実体(例えば、実世界で存在している物体)を表していてもよいし、ある対象事物の概念(例えば、実世界または仮想世界の中で定義された概念)を表していてもよい。例えば、対象事物が「建物」という概念である場合、エンティティは、「○○塔」や「○○ビルディング」などといった実体を表してよい。また、例えば、対象事物が「経済学」という概念である場合、エンティティは、「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」などといった実体のない抽象的な概念を表してよい。以下、実施形態について詳細に説明する。
<実施形態>
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、複数のナレッジデータベース(図示するナレッジデータベースDB-A~DB-C)と、ネットワークNWを介して通信可能に接続される。ネットワークNWは、ワールドワイドウェブ(World Wide Web)を意味し、インターネットやイントラネットで標準的に用いられるHTML文書などを利用したシステムである。ネットワークNWは、無線基地局やプロバイダ装置、専用回線などを更に含んでよい。ナレッジデータベースDBの符号の末尾のハイフン以下数字は、ナレッジデータベースDB、又はナレッジデータベースDBを区別するための識別子であるものとする。何れのナレッジデータベースDBであるかを区別しない場合、単にナレッジデータベースDBと称する場合がある。
図2は、ナレッジデータベースDBに蓄積されるデータの一例を示す図である。ナレッジデータベースDBに蓄積されるデータは、オントロジーによって定義される。オントロジーとは、事物のクラスおよびプロパティを定義したものであり、クラスとプロパティとの間に成り立つ制約を集めたものである。
クラスとは、オントロジーにおいて、同じ性質を持つ事物同士を一つのグループにしたものである。事物の性質がどういったものであるのか、すなわち事物がどのクラスに属するのかは、後述するプロパティにより決定される。
例えば、くちばしを持ち、卵生の脊椎動物であり、前肢が翼になっている、という性質を持つ事物は、「鳥」というクラスに分類される。また、「鳥」というクラスの中で、飛べない、という性質を持つ事物は、例えば、「ペンギン」や「ダチョウ」という、より下位のクラスに分類される。このように、クラスの体系は、上位と下位の関係を有する階層構造となっていてよい。上位のクラスの性質は、下位のクラスに継承される。上述した例では、「鳥」というクラスの、「くちばしを持ち、卵生の脊椎動物であり、前肢が翼になっている」という性質は、「ペンギン」や「ダチョウ」という下位のクラスの性質にも含まれることになる。クラスを識別するためのクラス名は、例えば、「鳥」というクラスであれば、そのクラス名は「鳥」という文字列によって表されてよい。なお、クラス名は、必ずしも意味を表している必要はなく、例えば、「鳥」というクラスであっても、「情報1」や「C1」といった単なる識別情報を示す文字列が割り当てられてもよい。上述したエンティティ、すなわち事物は、オントロジーにより定義されたクラス体系の中に含まれる、いずれかのクラスに属するものとする。
プロパティとは、事物の性質や特徴、クラス間の関係を記述する属性である。例えば、プロパティは、「~を体の構成要素としてもつ」という性質や、「~に生息する」という性質を示す属性であってもよいし、「あるクラスが上位クラスであり、あるクラスが下位クラスである」というクラス間の上位下位の関係を示す属性であってもよい。プロパティを識別するためのプロパティ名は、上述したクラス名と同様に、そのプロパティ名自体が意味を表していてもよいし、意味を表していなくてもよい。
ナレッジデータベースDBは、例えば、クローラ(不図示)によってウェブページ中のリンクを辿って、様々なIPアドレスのウェブページから収集されたデータを蓄積する。この場合、クローラは、オントロジーの正解データを有する既知のウェブページや、HTML(HyperText Markup Language)のDOM(Document Object Model)に基づくオントロジー解析が可能なウェブページからデータを収集し、ナレッジデータベースDBに蓄積する。
図2示される例のデータは、エンティティE1と、エンティティE2とが、「人物」というプロパティ名のクラスに属する。本実施形態において、各エンティティには、各エンティティを識別することが可能な情報(以下、エンティティ識別情報EID)と、エンティティの属性とが関連付けられる。エンティティの属性は、例えば、エンティティ名や、当該エンティティに付随する付随情報CC等である。エンティティが属するクラスが「人物」である場合、付随情報CCは、例えば、性別(付随情報CC1)、生年月日(付随情報CC2)、及び職業(付随情報CC3)等である。なお、エンティティに対応付けられる付随情報CCは、3つに限られず、3つ未満、又は4つ以上であってもよく、エンティティには、付随情報CCが対応付けられていなくてもよい。エンティティ名は、例えば、「第1属性」の一例である。
図1に戻り、情報処理装置100は、例えば、制御部110と、通信部120と、記憶部130とを備える。通信部120は、ネットワークNWを介した制御部110と、ナレッジデータベースDBとの通信を仲介する。記憶部130は、例えば、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。また、記憶部130の一部または全部は、NAS(Network Attached Storage)や外部のストレージサーバなど、情報処理装置100がアクセス可能な外部装置であってもよい。制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサが記憶部130に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。
制御部110は、例えば、クラス選択部111と、第1属性選択部112と、対応付部113と、抽出部114と、統合部115とをその機能部として備える。また、これらの構成要素のうち一部または全部(内包する記憶部を除く)は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
クラス選択部111は、通信部120によって他のナレッジデータベースDBと通信し、統合対象のエンティティが属するクラスのエンティティ群を選択し、取得する。例えば、統合対象のエンティティが「山田太郎」のエンティティである場合、クラス選択部111は、エンティティが属するクラス(この場合、「人物」)に属するエンティティ群を選択し、取得する。クラス選択部111は、「第3選択部」の一例である。
第1属性選択部112は、クラス選択部111によって取得されたエンティティ群のうち、統合対象のエンティティに関連付けられた属性のうち、ある1つの属性(以下、第1属性)の内容が互いに一致するエンティティ群を選択する。以下、第1属性選択部112は、第1属性がエンティティ名であるものとし、統合対象のエンティティ名と、エンティティ名が互いに一致するエンティティ群を選択する場合について説明する。図3は、第1属性選択部112が選択したエンティティ群の一例を示す図である。第1属性選択部112は、クラス選択部111によって取得されたエンティティ群のうち、エンティティ名が「山田太郎」であるエンティティとして、ナレッジデータベースDB-AからエンティティE1-A~E3-Aの3つのエンティティ群を選択し、ナレッジデータベースDB-BからエンティティE1-B~E2-Bの2つのエンティティ群を選択し、ナレッジデータベースDB-CからエンティティE1-Cのエンティティを選択する。第1属性選択部112は、「第1選択部」の一例である。
対応付部113は、第1属性選択部112によって選択されたエンティティ群について、第1属性選択部112がエンティティ群の選択に用いた属性(この一例では、「エンティティ名」)以外の属性(以下、第2属性)の内容に関して、互いに矛盾が無いエンティティ同士を対応付ける。対応付部113は、例えば、(条件1)第2属性の内容の少なくとも一部が一致すること、及び(条件2)エンティティ同士の第2属性の内容が相反しないことの2つの条件を満たす場合、第2属性の内容に互いに矛盾が無いものとして、エンティティ同士を対応付ける。「エンティティ同士の第2属性の内容が相反しない」とは、例えば、実態としての情報が互いに否定されないことを意味する。第2属性が生年月日の場合、和暦で表される平成30年と、西暦で表される2018年とは、その値がそれぞれ異なるが、実態としての情報が互いに相手を否定しないため、相反しない情報である。また、第2属性が住所である場合、郵便番号で示される住所と、都道府県市区町村等によって示される住所とでは、その形態がそれぞれ異なるが、実態としての情報が互いに相手を否定しないため、相反しない情報である。なお、対応付部113は、第2属性の内容について、一方のエンティティには情報が有り、他方のエンティティには情報が無い場合には、相反しないものとして取り扱うものとする。以下、対応付部113は、第2属性が、付随情報CC2(つまり、生年月日)であるものとして説明する。第2属性の付随情報CCは、例えば、複数の要素によって構成される情報(例えば、生年月日と住所を含むもの)であってよい。
抽出部114は、例えば、対応付部113によって対応付けられたエンティティを集めたエンティティ群から、対応付けを枝(リンク、エッジ)と見立てた場合に完全グラフを構成するエンティティ群を抽出する。完全グラフとは、n個(nは自然数)のエンティティを選択した場合に、全てのエンティティの組み合わせが枝によって結ばれているエンティティのグループである。
図4は、対応付部113、及び抽出部114による完全グラフを抽出する処理を模式的に示す図である。図4において、対応付部113は、例えば、エンティティE1-Aの付随情報CC2が1989年21日を示し、エンティティE2-Bの付随情報CC2が1989年3月を示し、「1989年」という点において部分一致し、且つ互いに矛盾が無いため、エンティティE1-Aと、エンティティE2-Bとを対応付ける。「対応付ける」とは、両者が対応していることを示す何らかの情報をメモリに格納することを意味する。また、対応付部113は、エンティティE1-Cの付随情報CC2が2月21日を示し、「2月」という点においてエンティティE2-Bと部分一致し、且つ矛盾が無いため、エンティティE2-Bと、エンティティE1-Cとを対応付ける。また、対応付部113は、エンティティE1-Cの付随情報CC2が2月21日を示し、エンティティE1-Aの付随情報CC2が1989年21日を示し、「21日」という点において部分一致し、且つ互いに矛盾が無いため、エンティティE1-CとエンティティE1-Aとを対応付ける。また、対応付部113は、エンティティE2-Cの付随情報CC2が1989年2月を示し、エンティティE1-Aの付随情報CC2が1989年21日を示し、「1989年」という点において部分一致し、且つ互いに矛盾がないため、エンティティE2-CとエンティティE1-Aとを対応付ける。
図4に示す一例において、エンティティE1-A、エンティティE2-B、及びエンティティE1-Cは、互いに対応付けられるが、エンティティE2-Cは、エンティティE1-Aのみに対応付けられる。したがって、抽出部114は、エンティティE1-A、エンティティE2-B、及びエンティティE1-Cを完全グラフとして結ばれエンティティとして抽出し、エンティティE2-Cを除外する。
図5は、対応付部113、及び抽出部114による完全グラフを抽出しない処理を模式的に示す図である。図5に示す一例において、対応付部113は、エンティティE2-A、及びエンティティE1-Bと、エンティティE3-A、及びエンティティE1-Bとは、付随情報CC2が「2月」という点において部分一致し、且つ互いに矛盾が無いため、対応付ける。ただし、対応付部113は、エンティティE2-Aと、エンティティE3-Aは、付随情報CC2が示す年が「1950年」と、「1988年」とで矛盾するため、対応付けない。これにより、エンティティE2-A、エンティティE3-A、及びエンティティE1-Bは、エンティティE2-AとエンティティE3-Aとが枝で結ばれていないため、完全グラフではない。したがって、抽出部114は、これら3つのエンティティを抽出しない。
なお、上述では、対応付部113が、エンティティ同士を対応付けて枝で結ぶことでグラフを生成し、抽出部114が、完全グラフを構成するエンティティを抽出する場合につい説明したが、これに限られない。対応付部113は、例えば、エンティティ同士を結ぶグラフを仮想的に生成し、抽出部114は、対応付部113によって仮想的に生成されたグラフに基づいて、完全グラフを構成するエンティティを抽出してもよい。対応付部113と、抽出部114とを組み合わせたものが「第2選択部」の一例である。
統合部115は、抽出部114によって抽出されたエンティティ群に基づいて、抽出されたエンティティ群の属性を統合して、統合ナレッジデータベースを作成または更新する。本実施形態では、統合ナレッジデータベースが、ナレッジデータベースDB-Aである場合について説明する。統合部115は、抽出部114によって抽出されたエンティティ群であるエンティティE1-A、エンティティE2-B、及びエンティティE1-Cの付随情報CC1~CC3を統合し、「山田太郎」に係る新たなエンティティを生成する。
なお、統合部115は、完全グラフを構成するエンティティ群に、統合ナレッジデータベース(この場合、ナレッジデータベースDB-A)に蓄積されるエンティティ(この場合、エンティティE1-A,エンティティE1-C)が存在する場合、当該エンティティに、抽出部114によって抽出されたエンティティ群であるエンティティE1-A、エンティティE2-B、及びエンティティE1-Cの付随情報CC1~CC3を統合し、ナレッジデータベースDB-Aの「山田太郎」に係るエンティティを更新してもよい。
また、上述では、統合対象のエンティティが属するクラスが「人物」であり、第1属性選択部112が人物名、対応付部113が、人物の付随情報CC2(生年月日)に基づいて、互いに矛盾がないエンティティ群を選択する場合について説明したが、これに限られない。統合対象のエンティティが属するクラスが、例えば、「建造物」、「場所」、「会社」等である場合、第1属性選択部112は、「建造物名」、「場所名」、「会社名」等に基づいてエンティティ群を選択し、対応付部113は、それらの位置(緯度/経度、或いは住所)を示す付随情報CCに基づいて、互いに矛盾がないエンティティ群を選択してもよい。また、統合対象のエンティティが属するクラスが、例えば、「映画」、「テレビ番組」、「小説」等のコンテンツである場合、第1属性選択部112は、「映画」、「テレビ番組」、「小説」等のタイトルに基づいてエンティティ群を選択し、対応付部113は、それらの公開年月日を示す付随情報CCに基づいて、互いに矛盾がないエンティティ群を選択してもよい。
[動作フロー]
図6は、本実施形態に係る情報処理装置100の一連の動作の一例を示すフローチャートである。まず、クラス選択部111は、通信部120によって他のナレッジデータベースDBと通信し、統合対象のエンティティが属するクラスのエンティティ群を選択し、取得する(S100)。次に、第1属性選択部112は、クラス選択部111によって取得されたエンティティ群のうち、第1属性の内容が互いに一致するエンティティ群を選択する(S102)。次に、対応付部113は、第1属性選択部112によって選択されたエンティティ群のうち、任意の2つのエンティティを選択する(S104)。次に、対応付部113は、選択した2つのエンティティの第2属性の内容に関して、互いに矛盾が有るか否かを判定する(S106)。対応付部113は、2つのエンティティの第2属性の内容に関して、互いに矛盾が無い場合、2つのエンティティを対応付ける(S108)。対応付部113は、第1属性選択部112によって選択されたエンティティ群の全ての組合せについて、S104~S108の処理を繰り返す(S110)。抽出部114は、対応付部113によって対応付けられたエンティティのうち、完全グラフを構成するエンティティ群を抽出する(S212)。次に、統合部115は、対応付部113によって選択されたエンティティ群に基づいて、選択されたエンティティ群の属性を統合して、統合ナレッジデータベースを作成または更新する(S114)。
なお、上述では、第1属性選択部112が、クラス選択部111によって取得されたエンティティ群から、エンティティを選択する場合につい説明したが、これに限られない。ここで、統合対象のエンティティをクラスに基づいて選択しなくとも、統合対象のエンティティが、特徴的な付随情報CCを有する場合には、クラス選択部111が予めクラスに基づいてエンティティ群を選択しなくとも、第1属性選択部112が、当該付随情報CCを第1属性として複数のナレッジデータベースDBからエンティティ群を選択する選択処理に手間を要しない場合がある。この場合、ステップS100の処理が行われなくてもよく、制御部110は、クラス選択部111を備えていなくてもよい。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100によれば、複数のナレッジデータベースDBのそれぞれが蓄積するデータを統合することができ、統合データベースのデータをより充実させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100…情報処理装置、110…制御部、111…クラス選択部、112…第1属性選択部、113…対応付部、114…抽出部、115…統合部、120…通信部、130…記憶部、CC、CC1、CC2、CC3…付随情報、DB、DB-A、DB-B、DB-C…ナレッジデータベース、E1、E1-A、E1-B、E1-C、E2、E2-A、E2-B、E2-C、E3-A…エンティティ

Claims (6)

  1. 事物を表し、複数の属性が対応付けられたエンティティが複数登録された複数のデータベースから、第1属性の内容が互いに一致するエンティティ群を選択する第1選択部と、
    前記第1選択部により選択されたエンティティ群に含まれるエンティティのうち、前記第1属性とは異なる第2属性の内容に関して互いに矛盾がないエンティティ同士を結ぶグラフを仮想的に生成した場合に、全てのエンティティの組み合わせが互いに接続される完全グラフを構成するエンティティ群を選択する第2選択部と、
    前記第2選択部によって選択されたエンティティ群の属性を統合して、統合データベースを作成または更新する統合部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記複数のデータベースから、共通のクラスを有するエンティティ群を選択する第3選択部を更に備え、
    前記第1選択部は、前記第3選択部によって選択されたエンティティ群のうち、前記第1属性の内容が互いに一致するエンティティ群を選択する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1属性の内容には、エンティティの名称が含まれる、
    請求項1、又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2選択部は、他のエンティティの前記第2属性の内容と、少なくとも一部の内容が一致し、且つ互いに内容が相反しないエンティティ同士を、前記第2属性の内容に関して互いに矛盾がないエンティティ同士とする、
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータが、
    事物を表し、複数の属性が対応付けられたエンティティが複数登録された複数のデータベースから、第1属性の内容が互いに一致するエンティティ群を選択し、
    選択されたエンティティ群に含まれるエンティティのうち、前記第1属性とは異なる第2属性の内容に関して互いに矛盾がないエンティティ同士を結ぶグラフを仮想的に生成した場合に、全てのエンティティの組み合わせが互いに接続される完全グラフを構成するエンティティ群を選択し、
    選択されたエンティティ群の属性を統合して、統合データベースを作成または更新する、
    情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    事物を表し、複数の属性が対応付けられたエンティティが複数登録された複数のデータベースから、第1属性の内容が互いに一致するエンティティ群を選択させ、
    選択されたエンティティ群に含まれるエンティティのうち、前記第1属性とは異なる第2属性の内容に関して互いに矛盾がないエンティティ同士を結ぶグラフを仮想的に生成した場合に、全てのエンティティの組み合わせが互いに接続される完全グラフを構成するエンティティ群を選択させ、
    選択されたエンティティ群の属性を統合して、統合データベースを作成または更新させる、
    プログラム。
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