JP7088438B1 - 負極活物質、負極活物質の製造方法及び非水電解質二次電池 - Google Patents
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[1] シリコンオキシカーバイドと炭素質相を含むマトリクス内部にシリコンナノ粒子が分散した複合粒子を含む負極活物質であって、前記複合粒子は、29Si-NMRスペクトルから得られるケミカルシフト値において、下記式1を満たすものである負極活物質。
式1: 0.7≦A/B≦3.0
A: Si(0価)に帰属する-70ppm~-90ppmの範囲内ピークの面積強度
B: SiO4の結合に由来する-90ppm~-130ppm範囲内ピークの面積強度
[2] 炭素質相を含む前記複合粒子のラマンスペクトルにおいて、炭素構造のGバンドとDバンドに帰属する1590cm-1と1330cm-1付近の散乱ピークを有し、それらの散乱ピーク強度比I(Gバンド/Dバンド)が、0.7~2.0の範囲にある[1]に記載の負極活物質。
[3] 前記複合粒子における平均粒径(D50)が、1μm~20μmである[1]又は[2]に記載の負極活物質。
[4] 前記複合粒子における比表面積(BET)が、1m2/g~20m2/gの範囲にある[1]~[3]のいずれか1項に記載の負極活物質。
[5] [1]~[4]のいずれか1項に記載の負極活物質を含む非水電解質二次電池。
[6] 前記複合粒子の製造工程として、下記工程1~3を含む[1]~[4]のいずれか1項に記載の負極活物質の製造方法。
工程1: 湿式法粉砕した珪素(0価)スラリーを、ポリシロキサン化合物と炭素源樹脂を含む集合体と混合させ、撹拌・乾燥することで前駆体を得る
工程2: 前記工程1で得られた前駆体を不活性雰囲気中、最高到達温度1000℃~1180℃の温度範囲内で焼成することにより焼成物を得る
工程3: 前記工程2で得られた焼成物を粉砕することで負極活物質を得る
[7] 前記ポリシロキサン化合物が、シロキサン結合(Si-O-Si)主骨格の側鎖又は末端に、カルボキシ基、エポキシ基、アミノ基、又はポリエーテル基を有する[6]に記載の負極活物質の製造方法。
[8] 前記炭素源樹脂が、芳香族炭化水素部位を含む樹脂である[6]又は[7]に記載の負極活物質の製造方法。
[9] 前記芳香族炭化水素部位を含む樹脂が、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、又は熱硬化性樹脂である[8]に記載の負極活物質の製造方法。
本発明の負極活物質は、シリコンオキシカーバイドと炭素質相を含むマトリクス内部にシリコンナノ粒子が分散した複合粒子を含む負極活物質であって、上記複合粒子は、29Si-NMRスペクトルから得られるケミカルシフト値において、下記式1を満たすものである。
式1: 0.7≦A/B≦3.0
A: Si(0価)に帰属する-70ppm~-90ppmの範囲内ピークの面積強度
B: SiO4の結合に由来する-90ppm~-130ppm範囲内ピークの面積強度
本発明の負極活物質において、29Si-NMRスペクトルから得られるケミカルシフト値が上記式1を満たすということは、複合粒子におけるシリコンナノ粒子(Si:0価)と、シリコンオキシカーバイド(SiOC)に存在するSiO4との比率が、最適であるということであり、これによりシリコンナノ粒子が性能発現しやすくなり、二次電池としたときの充放電性能、特にサイクル特性に優れる。上記A/Bは、より好ましくは0.8≦A/B≦2.9の範囲、更に好ましくは0.9≦A/B≦2.8の範囲である。
本発明の負極活物質を製造する方法の一例を以下説明する。
本発明の負極活物質は、複合粒子の製造工程として、下記工程1~3を含むことが好ましい。
工程1: 湿式法粉砕した珪素(0価)スラリーを、ポリシロキサン化合物と炭素源樹脂を含む集合体と混合させ、撹拌・乾燥することで前駆体を得る
工程2: 前記工程1で得られた前駆体を不活性雰囲気中、最高到達温度1000℃~1180℃の温度範囲内で焼成することにより焼成物を得る
工程3: 前記工程2で得られた焼成物を粉砕することで負極活物質を得る
(珪素(0価)スラリー)
工程1で用いる湿式法粉砕した珪素(0価)スラリー(上記シリコンナノ粒子のスラリー)の調製は、有機溶媒を用い湿式粉末粉砕装置にて行うことができる。有機溶媒においてシリコン粒子の粉砕を促進させるために分散剤を使っても良い。湿式粉砕装置としては、特に限定されるものでなく、ローラーミル、ジェットミル、高速回転粉砕機、容器駆動型ミル、ビーズミルなどが挙げられる。
工程1で用いる上記ポリシロキサン化合物としては、ポリカルボシラン、ポリシラザン、ポリシラン及びポリシロキサン構造を少なくとも1つ含む樹脂であれば特に限定はない。これら単独の樹脂であっても良く、これをセグメントとして有し、他の重合体セグメントと化学的に結合した複合型樹脂でも良い。複合化の形態がグラフト、ブロック、ランダム、交互などの共重合体がある。例えば、ポリシロキサンセグメントと重合体セグメントの側鎖に化学的に結合したグラフト構造を有する複合樹脂があり、重合体セグメントの末端にポリシロキサンセグメントが化学的に結合したブロック構造を有する複合樹脂等が挙げられる。
工程1で用いる炭素源樹脂は、前駆体作製時にポリシロキサン化合物との混和性が良く、また、不活性雰囲気中・高温焼成により炭化されることがあれば特に限定されないが、芳香族官能基を有する合成樹脂類や天然化学原料を用いることが好ましい、安価入手や不純物排除の観点からフェノール樹脂の使用がより好ましい。
そして、上記の珪素(0価)スラリーとポリシロキサン化合物と炭素源樹脂を含む集合体を均一に混合させ、攪拌した後、脱溶媒と乾燥を経て前駆体が得られる。原料の混合では、特に限定されないが、汎用な分散・混合の機能を有する装置を用いることができる。その中、攪拌機、超音波ミキサー、プリミックス分散機などが挙げられる。有機溶媒を溜去することを目的とする脱溶剤と乾燥の作業では、乾燥機、減圧乾燥機、噴霧乾燥機などを用いることができる。
工程2は、上記工程1で得られた前駆体を不活性雰囲気中、最高到達温度1000℃~1180℃の温度範囲内で焼成することで、熱分解可能な有機成分を完全分解させ、その他の主成分を焼成条件の精密制御により本発明の負極活物質に適した焼成物とする工程である。具体的にいうと、原料のポリシロキサン化合物に存在する「Si-O」結合は、高温処理のエネルギーによって脱水縮合反応が進むことで「Si-O-C」の骨格構造(本明細書以下の記載中にSiOCと称す)を形成すると共に、均一化分散されていた炭素源樹脂も炭化されることで、「Si-O-C」骨格を有する三次元構造体中にフリー炭素として転化される。
工程3は、上記工程2で得られた焼成物を粉砕し、必要に応じて分級することで本発明の負極活物質を得る工程である。粉砕は、目的とする粒径まで一段で行っても良いし、数段に分けて行っても良い。例えば焼成物が10mm以上の塊または凝集粒子となっていて、10μmの活物質を作製する場合はジョークラッシャー、ロールクラッシャー等で粗粉砕を行い1mm程度の粒子にした後、グローミル、ボールミル等で100μmとし、ビーズミル、ジェットミル等で10μmまで粉砕する。粉砕で作製した粒子には粗大粒子が含まれる場合がありそれを取り除くため、また、微粉を取り除いて粒度分布を調整する場合は分級を行う。使用する分級機は風力分級機、湿式分級機等目的に応じて使い分けるが、粗大粒子を取り除く場合、篩を通す分級方式が確実に目的を達成できるために好ましい。尚、本焼成前に前駆体混合物を噴霧乾燥等により目標粒子径付近の形状に制御し、その形状で本焼成を行った場合は、もちろん粉砕工程を省くことも可能である。
本発明の負極活物質は、上述の通りに優れた充放電特性を示すことから、これを電池負極として用いた時に、良好な充放電特性を発揮するものである。
具体的には、本発明の負極活物質と有機結着剤とを必須成分として、必要に応じてその他の導電助剤などの成分を含んで構成されるスラリーを集電体銅箔上へ薄膜のようにして負極として用いることができる。また、上記のスラリーに公知慣用されている黒鉛など炭素材料を加えて負極を作製することもできる。
上述のように、本発明の負極活物質を用いた負極は、充放電特性に優れるため、二次電池であれば特に限定されないが、非水電解質二次電池と固体型電解質二次電池に用いることが好ましく、特に非水電解質二次電池の負極として用いた際に優れた性能を発揮するものである。
(合成例1:メチルトリメトキシシランの縮合物(m-1)の合成)
攪拌機、温度計、滴下ロート、冷却管及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、メチルトリメトキシシラン(以下、「MTMS」と略記する。)1,421質量部を仕込んで、60℃まで昇温した。次いで、上記反応容器中にiso-プロピルアシッドホスフェート(SC有機化学株式会社製「Phoslex A-3」)0.17質量部と脱イオン水207質量部との混合物を5分間で滴下した後、80℃の温度で4時間撹拌して加水分解縮合反応させた。
本実施例における負極活物質の評価方法は以下のとおりである。
平均粒径(D50):レーザー回折式粒度分布測定装置(株式会社島津製作所製、SALD-3000J)を用いて測定した。
比表面積(BET):比表面積測定装置(BELJAPAN社製、BELSORP-mini)を用いて窒素吸着測定より測定した。
29Si-NMR:JEOL RESONANCE社製、JNM-ECA600を用いた。
ラマン散乱分析測定:日本分光社製、NRS-5500を用いた。
本発明の負極活物質を以下の様にして製造した。
小型ビーズミル装置の容器中(150ml)にジルコニアビーズ(粒径範囲:0.1mm~0.2mm)及び100mlのメチルエチルケトン溶媒(MEK)を加え、シリコン粉体(和光製薬社製、平均粒径3~5μm)とカチオン性分散剤液(ビックケミー・ジャパン株式会社:BYK145)を入れ、ビーズミル湿式粉砕を行った後、色濃い褐色液体状であるシリコンスラリーを得た。光散乱測定法及びTEM観察でシリコン粉砕粒子の平均粒径(D50)が60nmであった。
上記合成例で作製したポリシロキサン樹脂(PSi樹脂:平均分子量3500)、及びフェノール樹脂(Ph-R樹脂;平均分子量3000)を樹脂固形物重量構成比の20:80で混合させ、Si粒子量を50重量%となるように上記褐色液体状シリコンスラリー(平均粒径60nm)を添加して撹拌機中にて十分に混合させた後、脱溶媒及び減圧乾燥を行い、前駆体を得た。その後、前駆体を窒素雰囲気中で1100℃/4時間にて高温焼成し、その後、遊星型ボールミルで粉砕して、負極活物質粉末である黒色固形物を得た。
得られた負極活物質粉末の平均粒径(D50)は約6.3μmであり、比表面積(BET)は16.5m2/gを示した。また、29Si-NMRスペクトルによると、-70ppm~-90ppm範囲内ピークAと-90ppm~-130ppm範囲内ピークBが検出され、面積比A/Bが1.83であった。また、ラマン散乱分析測定結果は、炭素のGバンドに帰属する1590cm-1付近のピークとDバンドの1330cm-1付近のピークを示し、強度比G/Dが0.79となった。
活物質粉末(80部)と導電助剤(アセチレンブラック、10部)及びバインダー(CMC+SBR、10部)との混合スラリーを調製して銅箔上に製膜した。その後、110℃で減圧乾燥し、Li金属箔を対極してハーフセルを作製した。このハーフセルについて、二次電池充放電試験装置(北斗(株)社製)を用い、充放電特性の評価を行った(カットオフ電圧範囲:0.005~1.5v)。充放電の測定結果は、初回放電容量が1450mAh/g;初回クーロン効率が85.1%であった。
また、正極材料としてLiCoO2を正極活物質、集電体としてアルミ箔を用いた単層シートを用いて、正極膜を作製した。さらに、450mAh/g放電容量設計値にて黒鉛粉体や活物質粉末とバインダーを混合して負極膜を作製した。非水電解質には六フッ化リン酸リチウムをエチレンカーボネートとジエチルカーボネートの1/1(体積比)混合液に1mol/Lの濃度で溶解した非水電解質溶液を用い、セパレータに厚さ30μmのポリエチレン製微多孔質フィルムを用いたフルセルのコイン型リチウムイオン二次電池を作製した。このリチウムイオン二次電池を室温下、テストセルの電圧が4.2 V に達するまで1.2mA(正極基準で0.25c)の定電流で充電を行い、4.2Vに達した後は、セル電圧を4.2Vに保つように電流を減少させて充電を行い、放電容量を求めた。室温下200サイクルの容量維持率が84.5%であった。
上記の評価結果をまとめて表1に示す。
表1に示すとおり、負極活物質前駆体における樹脂構成比(PSi/Ph-R)やSi含有量%、焼成温度を変えたこと以外は上記実施例1と同様にして、それぞれの負極活物質を作製し、各材料の性状と充放電特性などを評価した。これらの結果は表1に示すとおりである。実施例15及び16では、焼成後にそれぞれ1.2μm、13.5μmとなるように粉砕した(実施例15及び16では、遊星型ボールミルでの粉砕条件を変更した)。上記実施例2~18の評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1と同様な条件(樹脂構成4/6、Si粒径と添加量)にて前駆体を乾燥後、窒素雰囲気・1200℃にて4時間焼成して負極活物質を得た。負極活物質粉末の平均粒径(D50)が約5.8μmであり、比表面積(BET)は29m2/gを示した。29Si-NMRスペクトルでは、-70ppm~-90ppm範囲内ピークAと-90ppm~-130ppm範囲内ピークBが検出され、面積比A/Bが0.61であった。また、ラマン散乱分析測定結果は、炭素のGバンドに帰属する1590cm-1付近のピークとDバンドの1330cm-1付近のピークを示し、強度比G/Dが2.1となった。フルセルの充放電測定結果は、室温下200サイクル後の容量維持率が91%であったが、ハーフセルの充放電測定結果は、初回放電容量が344mAh/g;初回クーロン効率が54.6%に大幅低下した。
実施例1との同様操作によって、樹脂構成比を1/9にして前駆体を作製後、窒素雰囲気・1100℃にて4時間焼成及び粉砕を経て負極活物質を得た。負極活物質粉末の平均粒径(D50)が約5.7μmであり、比表面積(BET)は25.3m2/gを示した。29Si-NMRピークAとピークの面積比A/Bが3.9であった。また、炭素GバンドとDバンドの強度比G/Dが0.9となった。ハーフセルの充放電測定結果は、初回放電容量が1320mAh/g;初回クーロン効率が85.5%であったが、フルセルの充放電測定結果によると、室温下200サイクル後の容量維持率が76%に低下した。
実施例1との同様操作によって、樹脂構成比を1/9に、Siの添加量を70%にして前駆体を作製後、窒素雰囲気・1100℃にて4時間焼成及び粉砕を経て、負極活物質を得た。負極活物質粉末の平均粒径(D50)が約5.6μmであり、比表面積(BET)は19.7m2/gを示した。29Si-NMRピークAとピークの面積比A/Bが5.1であった。また、炭素GバンドとDバンドの強度比G/Dが0.96となった。ハーフセルの充放電測定結果は、初回放電容量が1920mAh/g;初回クーロン効率が87.9%であったが、フルセルの充放電測定結果によると、室温下200サイクル後の容量維持率が43%に低下した。
Claims (9)
- シリコンオキシカーバイドと炭素質相を含むマトリクス内部にシリコンナノ粒子が分散した複合粒子を含む負極活物質であって、前記複合粒子は、29Si-NMRスペクトルから得られるケミカルシフト値において、下記式1を満たすものである負極活物質。
式1: 0.7≦A/B≦3.0
A: Si(0価)に帰属する-70ppm~-90ppmの範囲内ピークの面積強度
B: SiO4の結合に由来する-90ppm~-130ppm範囲内ピークの面積強度 - 炭素質相を含む前記複合粒子のラマンスペクトルにおいて、炭素構造のGバンドとDバンドに帰属する1590cm-1と1330cm-1付近の散乱ピークを有し、それらの散乱ピーク強度比I(Gバンド/Dバンド)が、0.7~2.0の範囲にある請求項1に記載の負極活物質。
- 前記複合粒子における平均粒径(D50)が、1μm~20μmである請求項1又は2に記載の負極活物質。
- 前記複合粒子における比表面積(BET)が、1m2/g~20m2/gの範囲にある請求項1~3のいずれか1項に記載の負極活物質。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の負極活物質を含む非水電解質二次電池。
- 前記複合粒子の製造工程として、下記工程1~3を含む請求項1~4のいずれか1項に記載の負極活物質の製造方法。
工程1: 湿式法粉砕した珪素(0価)スラリーを、ポリシロキサン化合物と炭素源樹脂を含む集合体と混合させ、撹拌・乾燥することで前駆体を得る
工程2: 前記工程1で得られた前駆体を不活性雰囲気中、最高到達温度1000℃~1180℃の温度範囲内で焼成することにより焼成物を得る
工程3: 前記工程2で得られた焼成物を粉砕することで負極活物質を得る - 前記ポリシロキサン化合物が、シロキサン結合(Si-O-Si)主骨格の側鎖又は末端に、カルボキシ基、エポキシ基、アミノ基、又はポリエーテル基を有する請求項6に記載の負極活物質の製造方法。
- 前記炭素源樹脂が、芳香族炭化水素部位を含む樹脂である請求項6又は7に記載の負極活物質の製造方法。
- 前記芳香族炭化水素部位を含む樹脂が、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、又は熱硬化性樹脂である請求項8に記載の負極活物質の製造方法。
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