JP7084251B2 - 気温センサ - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼器等の機器の外装ハウジングの外面に露出するように設けられる気温センサに関する。
従来、バーナに燃焼用空気を供給する燃焼ファンを備える燃焼器において、燃焼器の外装ハウジングの外面に露出するように気温センサを設け、燃焼ファンの起動時にファンモータに供給するファン起動電流を、気温センサの検出温度が所定の閾値より高い場合は、検出温度が閾値以下の場合よりも小さくするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような気温センサは、一般的に、外装ハウジングの一部を構成する板部材に形成した取付穴に装着される弾性材料製の保持体と、外装ハウジングの外面に露出するように保持体に保持されるセンサ本体とを備えている。尚、取付穴から外装ハウジングの外方に向かう方向を軸方向外方として、センサ本体の軸方向外方の端部にサーミスタ素子が設けられ、サーミスタ素子の抵抗値変化で気温を検出するようにしている。そして、サーミスタ素子が設けられたセンサ本体の軸方向外方の端部は保持体から露出している。
ところで、電気安全規格であるIEC60335によれば、人の指に見立てたテストフィンガを20Nの力で押し当てた際に、通電部であるサーミスタ素子とテストフィンガとの間に1mm以上のクリアランスが確保されるようにすることが要求される。ここで、センサ本体は、サーミスタ素子とサーミスタ素子を覆う被覆層とで構成されるが、被覆層の厚さを1mm以上にすることは困難である。そのため、センサ本体の軸方向外方の端部が保持体から露出している従来例のものでは、IEC60335の規格を満たすことができない場合がある
この場合、保持体に、センサ本体全体が内部に収まる硬質の筒状カバーを取付けて、サーミスタ素子とテストフィンガとの間に1mm以上のクリアランスが確保されるようにすることも考えられる。然し、これでは、保持体と筒状カバーとの2部材が必要になり、コストが高くなってしまう。
特開2017-211114号公報
本発明は、以上の点に鑑み、上述した電気安全規格を低コストで満たすことができるようにした気温センサを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、機器の外装ハウジングの外面に露出するように設けられる気温センサであって、外装ハウジングの一部を構成する板部材に形成した取付穴に装着される弾性材料製の保持体と、外装ハウジングの外面に露出するように保持体に保持されるセンサ本体とを備え、取付穴から外装ハウジングの外方に向かう方向を軸方向外方として、センサ本体の軸方向外方の端部にサーミスタ素子が設けられるものにおいて、保持体は、取付穴に内嵌する基部と、基部から軸方向外方にのびる、センサ本体が内挿される筒部とを有し、基部に、センサ本体からのびるリード線を挿通するリード線孔が形成されると共に、リード線孔に達する深さの切込みが基部の軸方向全長に亘って形成され、センサ本体が切込みを押し広げながら筒部に挿入されるようにし、筒部内周面に、センサ本体が軸方向内方端まで筒部に押し込まれた状態でセンサ本体の軸方向外方端が当接可能な突起部が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、切込みを押し広げながら筒部にセンサ本体を挿入する際に、センサ本体の軸方向内方端まで筒部に押し込まれた状態でセンサ本体の軸方向外方端が突起部に当接して、センサ本体が軸方向外方に抜け止めされる。従って、センサ本体を筒部に慎重さを要することなく簡単に内挿でき、組立性が良好になる。そして、サーミスタ素子からセンサ本体の外表面までの厚さと保持体の筒部の厚さとの合計値を1mm以上にすることで、筒部に径方向外方から20Nの力でテストフィンガを押し当てても、サーミスタ素子とテストフィンガとの間に1mm以上の径方向クリアランスを確保することができる。
尚、筒部は、突起部の形成箇所で終端させてもよい。この場合は、サーミスタ素子からセンサ本体の軸方向外方の外表面までの厚さと突起部の軸方向厚さとの合計値を1mm以上にすることで、突起部に軸方向外方から20Nの力でテストフィンガを押し当てても、サーミスタ素子とテストフィンガとの間に1mm以上の軸方向クリアランスを確保することができる。また、突起部の軸方向厚さを薄くする場合は、筒部を突起部の形成箇所から軸方向外方に延伸させてもよい。この場合は、筒部の延伸部分に軸方向外方から20Nの力でテストフィンガを押し当てても、延伸部分の軸方向外端がサーミスタ素子から1mm以内の範囲に接近しないように延伸部分の長さを設定することにより、サーミスタ素子とテストフィンガとの間に1mm以上の軸方向クリアランスを確保することができる。従って、何れの場合も、IEC60335の規格を満たすことができる。そして、本発明によれば、保持体とは別体の筒状カバーが不要となり、コストダウンを図ることができる。
本発明の実施形態の気温センサを外装ハウジングに取付けた状態の斜視図。 実施形態の気温センサの切断側面図。 実施形態の気温センサの斜め上方から見た斜視図。 図2のIV-IV線で切断した断面図。
図1、図2を参照して、1は、燃焼器等の機器の外装ハウジングの一部を構成する板部材を示しており、この板部材1に、外装ハウジングの外面に露出するように本発明の実施形態の気温センサ2が取付けられている。気温センサ2は、板部材1に形成した取付穴11に装着されるゴム等の弾性材料製の保持体3と、外装ハウジングの外面に露出するように保持体3に保持されるセンサ本体4とを備えている。
センサ本体4は、温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタ素子41と、サーミスタ素子41を被覆する絶縁材料から成る被覆層42とで構成される。取付穴11から外装ハウジングの外方に向かう方向を軸方向外方として、サーミスタ素子41は、センサ本体4の軸方向外方の端部に設けられている。そして、サーミスタ素子41に接続されたリード線43がセンサ本体4から軸方向内方に導出されている。
図3も参照して、保持体3は、取付穴11に内嵌する基部31と、基部31から軸方向外方にのびる、センサ本体4が内挿される筒部32とを有している。基部31には、リード線43を挿通するリード線孔33が形成されると共に、リード線孔33に達する深さの切込み34が基部31の軸方向全長に亘って形成されている。そして、センサ本体4が切込み34を押し広げながら筒部32に挿入されるようにしている。また、基部31には、板部材1の軸方向内方の面に当接するフランジ部35と、取付穴11の周縁部に軸方向外方から係合可能な周囲複数個所の爪部36とが形成されている。
図4も参照して、筒部32の内周面には、センサ本体4が軸方向内方端まで筒部32に押し込まれた状態でセンサ本体4の軸方向外方端が当接可能な突起部37が周方向の間隔を存して複数(例えば、4個)形成されている。また、筒部32は、突起部37の形成箇所で終端している。尚、突起部37は、筒部32の内周面を成形する中子型の外周面に形成した凹部に材料が流入して成形される。そして、中子型を脱型する際に突起部37が変形して中子型の凹部から抜け出る。また、筒部32には、外気が内部に流入するように、複数の通気孔38が形成されている。
本実施形態によれば、切込み34を押し広げながら筒部32にセンサ本体4を挿入する際に、センサ本体4の軸方向内方端まで筒部32に押し込まれた状態でセンサ本体4の軸方向外方端が突起部37に当接して、センサ本体4が軸方向外方に抜け止めされる。従って、センサ本体4を筒部32に慎重さを要することなく簡単に内挿でき、組立性が良好になる。そして、サーミスタ素子41からセンサ本体4の外表面までの厚さと保持体3の筒部32の厚さとの合計値を1mm以上にすることで、筒部32に径方向外方から20Nの力でテストフィンガを押し当てても、サーミスタ素子41とテストフィンガとの間に1mm以上の径方向クリアランスを確保することができる。また、サーミスタ素子41からセンサ本体4の軸方向外方の外表面までの厚さと突起部37の軸方向厚さとの合計値を1mm以上にすることで、突起部37に軸方向外方から20Nの力でテストフィンガを押し当てても、サーミスタ素子41とテストフィンガとの間に1mm以上の軸方向クリアランスを確保することができる。従って、IEC60335の規格を満たすことができる。そして、本実施形態によれば、保持体3とは別体の筒状カバーが不要となり、コストダウンを図ることができる。
尚、突起部37の軸方向厚さを上記のものより薄くすることも可能である。この場合は、筒部32を突起部37に形成箇所よりも軸方向外方に延伸させる。そして、筒部32の延伸部分に軸方向外方から20Nの力でテストフィンガを押し当てても、延伸部分の軸方向外端がサーミスタ素子41から1mm以内の範囲に接近しないように延伸部分の長さを設定することにより、サーミスタ素子41とテストフィンガとの間に1mm以上の軸方向クリアランスを確保することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
1…板部材、11…取付穴、2…気温センサ、3…保持体、31…基部、32…筒部、33…リード線孔、34…切込み、37…突起部、4…センサ本体、41…サーミスタ素子、43…リード線。

Claims (1)

  1. 機器の外装ハウジングの外面に露出するように設けられる気温センサであって、外装ハウジングの一部を構成する板部材に形成した取付穴に装着される弾性材料製の保持体と、外装ハウジングの外面に露出するように保持体に保持されるセンサ本体とを備え、取付穴から外装ハウジングの外方に向かう方向を軸方向外方として、センサ本体の軸方向外方の端部にサーミスタ素子が設けられるものにおいて、
    保持体は、取付穴に内嵌する基部と、基部から軸方向外方にのびる、センサ本体が内挿される筒部とを有し、基部に、センサ本体からのびるリード線を挿通するリード線孔が形成されると共に、リード線孔に達する深さの切込みが基部の軸方向全長に亘って形成され、センサ本体が切込みを押し広げながら筒部に挿入されるようにし、
    筒部内周面に、センサ本体が軸方向内方端まで筒部に押し込まれた状態でセンサ本体の軸方向外方端が当接可能な突起部が形成されることを特徴とする気温センサ。
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