JP7084095B2 - 電子カルテ - Google Patents

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Description

本発明は、電子カルテに関する。
医師に対して支払われる国民健康保険等による医療費は、保険者である社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会等の審査支払機関に対する医師からの請求に基づいて支払われる。
審査支払機関は、医師からの請求を審査した上で支払いの可否を決定するが、従来この請求は書面で行われていた。近年、省力化、処理の迅速化、ペーパレス化の観点から電子的な手続きで処理が行えるよう各種の整備が進められており、医師にも電子カルテの使用および電子カルテに基づいた診療報酬の請求が奨励されている。
電子カルテには、例えば特許文献1記載のものがある。カルテに記載する事項は法令で定められており、各患者について診察ごとに記載しなければならない。例えば、カルテには主訴、医師の所見、病名と重篤度の評価、治療方針、投薬等の処置の内容を正確に不足無く記載しなければならない。
しかしながら、町医者、風邪医者と称される開業医の場合、医師一人が診察しなければならない患者の数は、風邪やインフルエンザ等の流行期間は一日に200~300人以上に及ぶことがある。この場合、一時間あたり30人程度を診察しなければならず、全ての診察ごとに前述した事項をカルテに記載しなくてはならない。単純な言い方をすると、一つのカルテを2分程度で記載しなければならず、この2分で主訴を聴き、所見を形成し、病名の特定と重篤度の評価に基づいて治療方針を決定し、必要な処置をしなければならない。
また、担当する診療分野や患者集団の違いはあれども、外来診療においては、長期にわたって治療を継続する必要性のある疾患(慢性疾患と呼ぶ)を有するために、繰り返し定期的な通院を要する患者(慢性疾患患者と呼ぶことにする)が存在する。そして、多くの場合そのような慢性疾患患者は複数の慢性疾患をもっている。
例えば、糖尿病を有する成人患者は、同じ生活習慣病と称される高血圧、脂質異常症、痛風、脂肪肝といった長期治療を要する疾患群を併存して有していることがきわめて多い。
気管支喘息を有する小児の患者は、その病因として体質的なアトピー素因がきわめて強く関わっているために、同様にアトピー素因が原因として強く関わっているアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患群を併発していることがきわめて多い。
このように、長期にわたって治療と管理を継続する必要性のある患者の場合、一度の診察において、複数の疾患群に対して治療と管理をすることが極めて多いという実情がある。
特に、高齢患者は増加の一途を辿っており、医療機関において対応しなければならない患者数に占める高齢患者の比率はますます高まっている。さらに、高齢になればなるほど高血圧などの長期の治療と管理を必要とする疾患が増える。実際に7~8種類のそうした疾患群をもっている高齢患者も決してまれではなく、医療機関はこのような高齢患者を多く抱えることになる。
開業医の外来診療においては、風邪などの一過性に発症治癒する急性疾患の診療に加えて、地域に住む上記のような長期の治療と管理を必要とする疾患群の定期的な診察が、外来診療時間帯の中で多くの時間を占めることになる。もちろん、そのような慢性疾患患者も、慢性疾患をもたない患者と同じような確率で風邪などの急性疾患に罹患する。そのような状況下においても、診察時には急性疾患に対する診療(治療、処置、投薬、指導)と同時に多種類の慢性疾患に対する診療も行う必要がある。
カルテは、医療従事者によって入力される患者の主訴、現病歴、診察所見、診断、治療方針、指示内容、疾患名とその転帰等の各種の情報を記録するものであり、診療報酬の請求に使用するレセプトの作成に必要な情報をも構成するものである。
そして、慢性疾患の場合には、それらひとつひとつに対しての現状の評価とそれに応じた治療方針の記録が医学的に求められる。慢性疾患におけるカルテの記録内容として、疾患単位で病名とそれに対する評価及び治療方針を最低限記載しておくことで、第三者が見た場合であってもカルテの内容から複数の疾患をもっていたとしても、どのような疾患でありどのような治療内容なのか容易に把握できるようになる。
同時に全ての慢性疾患におけるこうした記載が診療報酬の審査対象となる。さらにそれら一つ一つの疾患に対する医療判断が適切であったか等について争いの対象になることもある。それゆえ、多種類の慢性疾患を有する患者の場合には、それらすべての慢性疾患に関する現状評価、治療方針の記載が求められる。
特開2017-162037号公報
電子カルテには、風邪その他の一過性に発症治癒する急性疾患に関する記録に加えて、慢性疾患を有する患者の場合にはその全ての疾患に関する医療情報の記録も行わなくてはならない。しかし、それらすべての記載には時間を要するために、本来時間をかけるべき患者との対話や診察時間を十分に確保出来なくなる等の弊害が生じることになる。
一方、一般的な内科開業医が対応する必要のある頻度の高い主な慢性疾患、すなわち開業医の外来診療時間内に扱わなければならないもので、かつその時間の多くを占めることになる慢性疾患は、実際には30~40種類に限定される。それゆえに、頻度の高い慢性疾患を選定し、各々に対して「現状評価」と「治療方針」とを定型文、語句として一覧表示できるように準備しておき、その中から選択されたものが自動入力されるように予め作成しておくことによって、電子カルテにおける情報入力の時間を大幅に短縮、効率よく記録することができるようになる。そうすることによって、限られた診療時間の中において本来時間をかけるべき患者との対話や時間を有効に使うことができるようになり、質の高い診療サービスを提供できるとともにカルテ情報の記載内容を充実させることができるという効果を有することになる。
本発明は当該事情に鑑み発明されたものであって、特に慢性疾患と称される罹患頻度の高い疾患について、情報の入力を効率よく短時間で行うことができる電子カルテの提供を課題とするものである。
本発明は当該事情に鑑み発明されたものであって、
プログラムを実行するCPUを有した演算処理手段、前記プログラムの実行によって画像を表示するディスプレイ、操作指示および情報を入力するための入力手段を有した電子カルテであって、
個々の疾患名ごとに診療情報を入力可能に構成した入力欄を生成可能に構成するとともに、
複数の疾患名に対応する前記入力欄若しくは複数の疾患名に対応する前記入力欄および当該疾患名に関連した情報を入力する入力欄をグループ化するとともに、
前記グループ化した複数の入力欄を一括して生成する指示手段を設けたことを特徴とする。
また、上記発明において、
前記入力欄に情報を入力する際、アクティブ化された入力欄に応じた定型文が予め選択可能に表示されるように構成したことを特徴とする。
また、上記発明において、
前記入力欄に対する入力の終了に伴って当該入力欄を消滅させるとともに、入力欄に対する入力が行われた情報を前記診療情報入力ウインドウに表示するように構成したことを特徴とする。
電子カルテが有しているメインウインドウの説明図である。 電子カルテが有している機能選択ウインドウの説明図である。 電子カルテが有している診療情報入力ウインドウセットの説明図である。 電子カルテを使用した情報入力の流れを画面遷移によって表した説明図である。 診療情報の入力欄に対する入力を行った状態の説明図である。 他の入力欄に対する入力を行った状態の説明図である。 診療情報入力ウインドウにおける入力情報の表示状態を表した説明図である。 電子カルテが有している他の診療情報入力ウインドウセットの説明図である。 診療情報入力ウインドウに表示された情報の他の表示状態を示す説明図である。 診療情報入力ウインドウに対する情報の入力例を表した説明図である。 機能選択ウインドウの他のタブを選択した状態の説明図である。 定型文の編集エディタウインドウに関する説明図である。
以下、発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本実施の形態に係る電子カルテは、コンピュータおよびコンピュータによって実行されるプログラムによって構成されるものである。コンピュータは、プログラムを実行するCPU等から構成された演算処理手段、プログラムの実行結果を出力するディスプレイ等の出力デバイス、情報や操作指示を入力する入力手段として機能する各種の入力デバイス等によって構成される。本実施の形態における最適な入力デバイスは、タブレットボード若しくはタッチ式の画面を用いて入力することができるタッチペン等のペン型入力デバイスとキーボード、マウス等である。タッチペンの検知方法は、感圧式、静電検知方式等何れの方法であっても良い。なお、各種医療機器のデータも取り込み可能であるが、本実施例では説明を省略する。
カルテは、医療従事者によって入力される患者の主訴、現病歴、診察所見、診断、治療方針、指示内容、疾患名とその転帰等の各種の情報を記録するものであり、診療報酬の請求に使用するレセプトや、レセプトの作成に必要な情報を構成するものである。尚、本明細書において疾患名とは病気、症候群、症状を表す名称や略称、総称等であり学術名のみならず慣用的に用いられている名称等を含むものである。
本実施の形態に係る電子カルテは、上記各種の情報を記録するとともに、外観的には診療録としての体裁を整えたフォーマットで文字、記号、画像、映像等の情報をディスプレイに表示するものである。また、検査オーダー、処方、画像・検査結果参照といったオーダエントリ機能、前述したレセプトの作成に必要な情報を出力する機能や医事会計機能等を有している。
患者が来院することが多いクリニックでは、診察室において医師が患者と対面しながら主訴を聴き記録するところから診療が開始される。主訴とは、患者本人若しくは付き添い者からの説明によって得られる病状や体調、病状の時経的な変化、その他診断に必要な情報のことである。
図1はディスプレイに表示される電子カルテのメインウインドウW0を示している。電子カルテは、ディスプレイの画面上に表示されるメインウインドウW0を有しており、メインウインドウW0内に生成される各種のウインドウ(領域)を使用して、様々な情報の入力および表示を行うようになっている。
電子カルテは、患者の診察時に様々な情報を入力し記録するものであるが、慢性疾患と称される疾患を複数有した患者については、疾患ごとの効率よい短時間での情報入力と、情報の入力漏れを防ぐ作用を有していることが好ましい。メインウインドウW0の略中央には、診療情報入力ウインドウW1が配置され、診療情報入力ウインドウW1の右隣には機能選択ウインドウKが隣接して設けられている。
図2は、機能選択ウインドウKの説明図であって、マトリクス状に一覧表示するGUIグループ(Kg1~Kg6)を選択するためのタブ(Km1~Km6)を設けたメニューバーKmと、メニューバーKmの下に表示されたGUIグループKgの一例であるGUIグループKg1を表している。GUIグループKg1には、選択可能なGUI(k1・・・)がマトリクス状に表示されている。
GUIグループKgは、タブKm1~Km6のそれぞれに対応して設けられているものであり、図2はタブKm1に対応したGUIグループkg1を表している。
例えば、GUIグループkg1の中から「慢疾方針」と表示されているGUI(慢疾方針)k1を選択すると、図3に示した入力ウインドウのセット(以下「入力セット」という)Ws1と、この入力セットWs1に隣接した右側の領域に定型文カテゴリ(Y1、Y2・・・)を一覧表示した定型文カテゴリ欄Yと、選択された定型文カテゴリ(Y1、Y2・・・)に応じた定型文(T1a、T1b、T1c・・・)を表した定型文群T(T1、T2、T3・・・)が表示される。
本実施の形態に係る電子カルテは、診療に関する各種の情報を記録することを目的としており、患者の診察に伴う各種の記録を主に診療情報入力ウインドウW1に記入するようになっている。診療情報入力ウインドウW1に対する情報入力の主な流れは図3に示す通りである。
診療情報入力ウインドウW1に情報を入力するには、第1に機能選択ウインドウKのメニューバーKmの中から、入力する情報に応じたタブを選択する。メニューバーKmには一例として「基本」Km1、「P/α」Km2、「記載」Km3、「検処」Km4、「病薬」Km5、「書他」Km6と表示した6種類のタブを設けているので、この中から任意のタブをマウス等の入力デバイスによって選択する。
第2に、選択したタブに応じて表示されるGUIの中から必要な項目(GUI)(k1~)を選択する。図3はメニューバーKmの「基本」(タブ)Km1に対応したGUIグループKg1の中に表示された「慢疾方針」と表示された項目(GUI)(k1)が選択された状態を表している。一例としてGUIによって「慢疾方針」と表示された項目k1を選択すると、項目k1に対応した入力セットWs1が診療情報入力ウインドウW1上に生成される。入力セットWs(Ws1、Ws2、Ws3・・・)は、GUIグループKgの中に表示された項目(GUI)に設定されている場合に、入力セットとして表示される。
図4は、本実施の形態に係る電子カルテを使用した情報入力の流れを、前述した各画面(ウインドウ)の遷移によって表した説明図である。町医者と称される開業医の場合、風邪などの一過性に発症治癒する急性疾患の診療に加えて、高齢者に多く見られる慢性疾患群の診察が、外来診療時間帯の中で多くの時間を占める。この電子カルテは、このような慢性疾患の診療を行う場合であっても、急性疾患の診療と同様に迅速な診療と記録を行うことができる手段、構成を備えたものである。本実施の形態では、慢性疾患として知られている上記15の疾患については、一つの疾患グループとして入力しやすいフォーマットを定義することで、複数の疾患を伴う場合であっても診療情報の一括的な入力を行うことができるように構成している。以下、詳細を説明する。
風邪などの症状を訴えて来院した患者であっても、同時に高血圧や糖尿病といった慢性疾患を複数抱えている場合がある。患者の主訴や通院歴から特定の慢性疾患に対する診療を行った場合、この慢性疾患についても診療情報の入力が必要となり実行される。
具体的には、機能選択ウインドウKのメニューバーKmの中からタブ(基本)Km1を選択し、このタブ(基本)Km1に対応して表示されるGUIグループKg1中に表示されている項目の中からGUI(慢患方針)k1を選択し決定する。GUI(慢患方針)k1の選択が決定されると、入力セットWs1が診療情報入力ウインドウW1上に生成される。
入力セットWs1は、実際の診察場面で扱う頻度が高い慢性疾患として選定した15疾患について、効率よく短時間で診療情報を入力できるようにしている。選定した15疾患の一例は、高血圧(P1)、脂質異常症(P2)、糖尿病(P3)、痛風/高尿酸血症(P4)、BA-Plan(P5)、CoughVariantAsthma(P8)、COPD/ACOS(P6)、脳梗塞後遺症(P9)、CAD&postPC(P10)、AF(P11)、GERD(P28)、Insomnia(P7)、Constipation(P13)、LiverDysfunction(P12)、橋本病(P15)である。なお、疾患名に付けたP1等の符号は、電子カルテ上に表示する整理・識別用の符号である。この各疾患については、情報の入力が可能な入力欄(x1a~x15a)が設けられており、タッチペン若しくはマウス等の入力デバイスによって選択することでアクティブになり、キーボードを使用して文字や記号の入力が行えるようになっている。なお、各入力欄(x1a~x15a)については、次に説明する手段について、入力する文字情報を定型文や語句を選択することで自動入力できるようになっている。デフォルトの設定によって入力セットWs1が表示された場合には、高血圧(P1)の入力欄x1aが予め選択された状態になっており、次に述べる定型文カテゴリ(内服主投薬方針)Y1dが選択され、高血圧に関する情報が即座に入力できる状態になっている。
また、入力セットWs1には、「Plan」γ1と表示した入力欄γ1aと「特定疾患療養指導」γ2と表示した入力欄γ2aも同時に生成されるようになっている。
例えば、高血圧という慢性疾患を有している患者の場合、他の慢性疾患である脂質異常症、糖尿病、痛風/高尿酸血症などを有している場合が多く、患っている疾患ごとに診療情報の入力が必要になる。入力セットWs1は、実際の診察場面で取り扱う頻度の高い慢性疾患であり、かつお互いに同時に患っている可能性の高い疾患という条件を目安として前述した15疾患をセットとして設けたものである。なお、これらの疾患は、一定の条件の下に選定されるものであるが、加除および疾患毎に詳細な設定可能な設定手段(設定ファイル)によって編集可能となっており、本実施例に掲載した疾患に限られないものである。
入力セットWs1が生成された場合、その右横に定型文カテゴリ欄Yと定型文群Tを表示した各ウインドウが表示される。高血圧(P1)の入力欄x1aが選択された状態である場合、定型文カテゴリ欄Yの中に列挙表示されている選択可能な項目として、予め定型文カテゴリ(内服主投薬方針)Y1dが選択された状態になっている。そして、この定型文カテゴリ(内服主投薬方針)Y1dが選択されていることにより、この定型文カテゴリに含まれる選択可能な定型語句を列挙した定型文群Tが表示されている。定型文群Tとして表示されている定型文から、例えば「順調→現状の薬剤量を継続」を選択すると、この定型文が入力欄x1aに入力される。入力欄x1aはテキストエディタ機能を有した入力欄として構成されているので、前述した選択によって自動入力された「順調→現状の薬剤量を継続」という文言を変更、若しくは追記したい場合には、適宜キーボードを使用して、文言の変更、追記が可能である。
高血圧(P1)の入力欄x1a以外の入力欄への入力は、入力を行う入力欄をマウスやタッチペンで選択してアクティブ化した後に、選択した入力欄に応じて表示される定型文カテゴリ欄Yの中から定型文カテゴリを選択し、選択された定型文カテゴリに応じて表示される定型文を選択することによって入力欄に入力する。
図5は、既に糖尿病(P3)の入力欄への入力が終わり、さらにBA-Plan(P5)の入力欄への入力が終わった状態を表している。図5に表されているように、BA-Plan(P5)の入力欄を選択した場合には、定型文カテゴリ欄Yに表示されている「アセスメント&プラン」Y1に分類されたカテゴリ「具体的指示/吸入」Y1fがデフォルトとして選択され、この選択に伴って表示される定型文群Tの中から「Symbicort2p x 2回/日」といった任意の定型文を選択することで同じ文言が入力される。
図6は、入力セットWs1に設けた「Plan」γ1と表示した入力欄γ1aと「特定疾患療養指導」γ2と表示した入力欄γ2aに対する記入例を表している。「Plan」γ1は、各慢性疾患の「評価および治療方針」欄の入力内容に対する補足やメモ的な内容を書き込んだり、複数の慢性疾患を抱える患者の慢性疾患群に対する総合的な評価および治療方針であったり、選定された慢性疾患に該当しない他の疾患に関する評価や治療方針であったり、患者自身の治療に対する希望内容であったり、学校や職場などの実社会における具体的な対応方針が記載される自由記述用のウインドウである。入力欄γ1aを選択すると「状況評価→方針」Ycというカテゴリ一覧の「定型文・語句」が自動生成されるように設定されており、これに対応して表示される「House Diet as tolerated」~「Low or No Milk diet」など自宅での食事に対する注意や指導内容や、予め想定した各種の文言を自動入力できるようになっている。
「特定疾患療養指導」γ2も、他の入力欄と同様の方法で、予め用意されている文言を選択することによって、各種の文言を自動入力できるようにもなっている。図6には一例として、「中等度以上の有酸素運動を毎日30分以上を目標として実施すること」という定型文を入力した状態を表している。
慢性疾患は定義どおり、その治療と管理は長期にわたるものであることが多い。その中でも「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」など生活習慣病と称される慢性疾患や脳梗塞や心臓病に関しては、日常生活上の注意を医師が患者に説明、促すことが医学的に必要であるばかりでなく、そのような医師の指導に対して診療報酬の請求内容として設定されている。その内容のカルテ記載は審査支払期間に対する医療費の請求を行う上で不可欠なものであり、明確に詳しく記載しなくてはならない。
慢性疾患のうち「特定疾患療養指導」を請求できる疾患が診療報酬点数表において定められている。例えば「高血圧」の場合には、医師が患者に対して日常生活上の指導をした場合にはその記録をすることが求められており、GUI(慢疾方針)k1の選択による入力欄の自動生成によって各慢性疾患の「評価および治療方針」の記録とともに済ませることができるように、Ws1に含めて自動生成されるように設定してある。
本実施の形態における電子カルテは、上記のように各慢性疾患に対する「評価および治療方針」の入力を済ませて、間断なくこの「特定疾患療養指導」の入力ができるように、「慢疾方針」という一つのGUIを選択することで、連続して各種の項目についての入力作業を行うことが出来るようにしている。
すなわち、「慢疾方針」GUIを構成する15項目の慢性疾患に対する評価とおよび治療方針を入力した後に続けて、キーボードによる自由記述が可能な入力頻度の多い「Plan」γ1と「特定疾患療養指導」γ2を入力できるように構成し、機能選択ウインドウKからさらに別のGUIを選択するという追加クリック作業の回数を減らすことで、間断無く入力作業を続けることができるようになっている。
上記各入力欄に対する入力を終えた後、ウインドウ以外の部分をタッチペンでタッチ若しくはマウスでクリックすることで各ウインドウが閉じる。入力された文言は、図7に示すように診療情報入力ウインドウW1に表示され記録される。他の無記入の入力欄は、一連の入力処理を終了すると、診療情報入力ウインドウW1には項目名も含めて表示されないようになっている。
診療情報入力ウインドウW1に書き込まれた項目は、いずれかの部分をタッチ若しくはマウスでクリックすることで瞬時に入力欄がアクティブ化され、同時に初期設定の「定型文・語句の一覧」が起動し追記、修正等が可能になる。また、診療情報入力ウインドウW1に書き込まれた項目は、マウスによる右クリックで表示されるメニュー操作によって削除可能になっている。
機能選択ウインドウKの中の「+BACVAR」k2と表示したGUIを選択すると、図8に示す入力セットWs2が表示される。入力セットWs2は、入力項目としてP5 BA-Plan、α5 BAsthma/relapse、α5 喘息様気管支炎(気管weak)、P8 CoughVariantAsthma、P33 Atopic Cough、α1 AR、特定疾患療養指導が表示され、それぞれに入力欄が設けられている。この場合において、1行目の項目である「P5 BA-Plan」入力欄がアクティブ化されると同時に、定型文カテゴリ(具体的指示/吸入)Y1fがデフォルトとして選択され、これに対応する定型文群Tが表示される。他の例を説明すると、α5 BAsthma/relapseの入力欄を選択すると、これに対応して定型文カテゴリ(内服主投薬方針)Y1dが初期状態として選択された状態になり、これに対応した「順調→現状の薬剤量を継続」等の定型文が選択可能に表示される。
もちろん、すべての入力欄は文言の選択によって自動入力することができるものであり、キーボードを使用して文字や記号を入力し編集することができるエディタとして構成されている。
上記の手順で一通りの入力を終了すると、図9に示したように診療情報入力ウインドウW1上に入力した情報が表示され記録される。表示された項目を再編集したい場合には、その項目を選択することで入力欄がアクティブになり訂正、加筆等の編集が可能になる。また、他の慢性疾患に関する情報を追加したい場合には、機能選択ウインドウKのGUI(慢疾方針)k1を選択して、前述と同じ方法により情報を追加することが可能である。
診療情報入力ウインドウW1上における表示は、頭にPを付けた慢性疾患の表示位置をαを付けた慢性疾患よりも上位に配置されるように設定している。
その他、機能選択ウインドウKに表示されているGUIの選択に応じて表示させる様々な組み合わせの一括入力セットを登録しておくことができる。この一括入力セットは、年齢や性別、特定の疾患を有している場合など、患者の傾向に合わせて予め必要な複数の入力項目を想定したものを一括して表示させることで、疾患ごとに逐一入力欄を表示させるといった無駄を省くことができるものとなっている。
前述した定型文カテゴリ欄Yと定型文群Tは、一つのウインドウの中に隣り合って配置されている。このウインドウは、診療情報入力ウインドウW1において選択された入力欄に応じて、画面上における表示位置が異なるように構成されている。例えば図3のように高血圧(P1)の入力欄x1aが選択されている場合、定型文カテゴリ欄Yと定型文群TからなるウインドウW2の上欄部分の高さが入力欄x1aに合わせて配置される。同様に図5に示したBA-Plan(P5)の入力欄を選択した場合には、この入力欄の高さが上欄部分と一致するようにウインドウW2が配置される。すなわち、入力欄の選択に応じてウインドウW2の配置が上下する。
このように、入力欄の位置に応じてウインドウW2が配置されるのは瞬時に入力欄の位置を視覚的に確認しやすくするためであり、視認性の良さに合わせて脳に対しての無駄な刺激や違和感を与えず文言の選択入力作業を効率よく行わせる効果を有している。
また、本実施の形態に係る電子カルテは、入力欄x1a等の病名やその他の入力欄を選択すると、その項目に応じた定型文カテゴリ欄Yと定型文群Tを表示するようになっている。これは、診療のその時点において最低限しなければならない作業項目とも言えるものであるから判断と思考の方向性を誘導する作用を有している。
入力欄の項目名にαを付けたもの(α1~α4)は、「評価および治療方針」入力欄ウインドウに対する定型文・語句リストは多くの場合、「→・・・・」という治療方針のみの内容になっている。表記された項目名の文字情報自体が、診断名かつ評価を兼ねるので、「評価および治療方針」入力欄ウインドウに対する定型文・語句リストは多くの場合、「→・・・・」という治療方針のみを記載している。
カルテは診療中に患者の病状の経時的な変化であったり、病歴であったり、頻繁に過去に遡って参照することにより、診療における思考を助けるためのものでもある。デジタル化された文字が整然と並んでいる場合、特に文字量が多くなればなるほど、記載情報を視覚的に取得して瞬時に内容を把握することが困難になる。特に、各疾患に関する「評価および治療方針」の内容に関しては、できる限り一見して内容を把握できるようにすべき情報記載部分であるために、必要がない場合にはできるかぎり文字数を限定し、さらにスペースや記号を使用することで、視認性を高めるようにしてある。
図10は、診療情報入力ウインドウW1に画像z1、z2を使用して情報を入力した場合を示しており、さらに画像z1、z2の下に入力セットWs1を設けた場合を示している。画像z1、z2は、タッチペンを使用して文字や図形を画像として入力することができるものであり、入力セットWs1と同様に様々な情報を短時間で入力することを配慮して形成されたものである。このような、画像z1、z2や他の情報を診療情報入力ウインドウW1に入力した後、改めて入力セットWs1を使用し入力を行う必要がある場合には、GUI(慢疾方針)k1を選択することで診療情報入力ウインドウW1に表示されるようになる。
画像z1は機能選択ウインドウKのタブKm1の中央に設けているGUI(Figures)k3を選択することによって、画像z2は同タブKm1の左上端に設けているGUI(記載set)k4(図2参照)を選択することによって診療情報入力ウインドウW1に呼び出し表示できるようになっている。
画像z1、z2は頻繁に使用されるものであるためタブKm1以外のタブによって表示される他のGUIグルーブ内の同じ位置に画像z1、z2を呼び出し可能なGUI(記載set)k4とGUI(Figures)k3を設けている。
先頭にPやαの符号を付けた入力項目については、定型文カテゴリ欄Yに(内服主投薬方針)Y1dとして列挙されている文言は内服による投薬の開始や終了、増減に関わる評価および治療方針を意味する定型文・語句から成るが、「鑑別診断→検査」に関わる方針の記載が必要になることもある。初期状態では予め定型文カテゴリ(内服主投薬方針)Y1dが選択されているが、「鑑別診断→検査」Y1aを選択することによって、例えば「Dysrythmia/ACS/Myocarditis疑い」という検査のために想定している鑑別診断名を意味する定型文・語句を入力できるようになる。このように、適宜必要な文言を選択し、入力、追加、文言の修正等を行うことができるようになっている。
このように、適宜必要な定型文カテゴリ欄Yに列記されている定型文カテゴリ(Y1、Y2・・・)の選択、定型文群T(T1、T2、T3・・・)に表示される定型文(T1a、T1b、T1c・・・)の選択を繰り返し短時間で効率よく情報を入力できるようになっている。
図11は、機能選択ウインドウKのメニューバーKmにおいてタブ(P/α)Km2を選択した場合に表示されるGUIグループKg2を表している。タブ(P/α)Km2は、項目の先頭符号がPとαで始まる各「慢性疾患」に対応するGUIをまとめたものである。
前述した例においては、機能選択ウインドウKにおいて、「慢疾方針」と表示されているGUI(慢疾方針)k1を選択すると、複数の入力項目をセットにした入力セットWs1が診療情報入力ウインドウW1上に生成される。これに対して、GUIグループkg2は、個別の入力項目を生成するようになっている。具体的には、GUI(P1 高血圧)k4を選択するとP1高血圧に関する単一の入力欄が生成される。
この単一の入力欄に入力された情報は、入力処理の終了後診療情報入力ウインドウW1上に表示される。この後、GUIグループKg2の中から他の入力項目を選択すると、その選択された項目に関する単一入力欄が生成され、文言の選択入力やキーボードによる自由入力が可能になり、入力処理の終了後診療情報入力ウインドウW1上に表示される。
上記診療情報入力ウインドウW1上に表示された入力情報を再編集する場合には、表示されている文字情報をマウス等を使用してクリック選択すると再度入力欄が開き、修正、追加などの編集が可能になる。また、入力情報自体の全削除も項目ごとに可能である。
タブKm1に対応したGUIグループKg1は、複数の入力項目をセットにした入力セットWsが診療情報入力ウインドウW1上に生成されるのに対して、タブ(P/α)Km2に対応したGUIグループkg2は、選択された単一の入力項目ごとに入力欄が生成されるようになっている。両タブKm1、Km2には、例えば高血圧(P1)のように共通する入力欄を生成することができるが、他の項目も含めて入力を行う場合、単一の項目のみを使用したい場合のどちらであっても対応できるよう、2通りの入力方式が設けられている。
図12は、定型文を変更する際の状態を表した説明図である。一例として同図は、定型文カテゴリ欄Yの「特定疾患指導」Y3の「高血圧」Y3aを選択した際に表示される定型文「自宅血圧測定指示」T2aを選択することによって入力欄に入力される文言を編集する場合の画面を表している。定型文の編集は、項目を選択したマウスの右クリックで「定型文の変更」という編集エディタウインドウH1が生成され、このウインドウに表示される内容を変更することによって定型文の修正が可能になる。
カルテは、患者に対して適切な医療を施すための診療記録、診療報酬を請求する際の根拠となる情報、医療行為が法令に違反していないことを証明するための記録などを目的として作成されるものである。このため、来院した患者を診療する短時間において患者の主訴、医師の所見等を漏れなく詳細に記録する必要がある。本実施の形態に係る電子カルテは、一人の医師が一日に200人以上の診察を行わなくてはならない状況において、上記の目的から詳細な情報をカルテに記録するために、さらには診療時に考慮すべき事項の漏れをなくすことを目的として構成したものである。細部における部分まで配慮して構成し、さらに情報の修正を容易にすることで頻繁に改正される法令や指針にも対応できるように構成されている。
本電子カルテの大きな特徴は、来院患者に占める割合の多い慢性疾患といわれるような複数の疾患に対する診療情報を、疾患ごとに一括して入力できるように構成したことである。そして、入力された項目に関する情報のみが記録され、入力されなかったものは項目名も含めて記録されず、かつ表示されることもない。
このように構成することにより、個々の疾患毎に入力欄を生成するという操作を省くことができ、複数の疾患を有している場合に電子カルテの操作に要する時間を削減することができる。さらに、合併症を発症しやすい疾患もあることから、関連する疾患のチェックリストとしての機能も果たすことができ、診療の質を高めるとともに医療事故の軽減にも効果がある
さらに一括入力が可能な項目であっても、逐次個別に入力欄を生成して入力することが可能であり、一括入力といった画一的な使用方法に限定されることなく、状況や目的に応じて使い方を選択でき、使い勝手のよい電子カルテを提供できるものとなっている。
本発明は電子カルテ、電子カルテを使用した診療システム等に利用可能である。
K 機能選択ウインドウ
k1 GUI(慢疾方針)
k2 GUI(+BACVAR)
k3 GUI(Figures)
k4 GUI(P1 高血圧)
Kg1~Kg6 GUIグループ
Km メニューバー
Km1~Km6 タブ
T(T1、T2、T3・・・) 定型文群
T1a、T1b、T1c 定型文
T2a 定型文(自宅血圧測定指示)
W0 メインウインドウ
W1 診療情報入力ウインドウ
W2 ウインドウ
Ws(Ws1) 診療情報入力ウインドウセット(入力セット)
Ws1 入力セット
Ws2 入力セット
x1a~x15a 入力欄
Y 定型文カテゴリ欄
Y1、Y2、Y3 定型文カテゴリ
Y1d 定型文カテゴリ(内服主投薬方針)
Y1f 定型文カテゴリ(具体的指示/吸入)
Y3a 定型文カテゴリ(高血圧)
z1、z2 画像
H1 編集エディタウインドウ


Claims (2)

  1. プログラムを実行するCPUを有した演算処理手段、前記プログラムの実行によって画像を表示するディスプレイ、操作指示および情報を入力するための入力手段を有した診療に関する情報の記録を目的とした電子カルテであって、
    前記ディスプレイの画面上に表示されるメインウインドウ内に、前記診療に関する情報の入力と当該入力した診療に関する情報の表示を行わせる診療情報入力ウインドウを配置し、
    前記診療に関する情報の項目を特定する項目名の表示と当該項目名に対応した情報の入力欄を有した単一の入力項目を前記診療情報入力ウインドウ上に生成し表示させるプログラムの実行を指示する文字若しくは記号を含む画像として構成したGUIと、
    前記診療に関する情報の項目を特定する複数の項目名と当該複数の項目名にそれぞれ対応した情報の入力欄を有した複数の入力項目を前記診療情報入力ウインドウ上に一括して生成し表示させるプログラムの実行を指示する文字若しくは記号を含む画像として構成したGUIを設け、
    前記入力項目の入力欄に対する入力の終了に伴って当該入力欄を前記診療情報入力ウインドウから消滅させ、当該入力欄に入力された情報および当該入力欄に対応する項目名を前記診療情報入力ウインドウに表示し記録するように構成したことを特徴とする電子カルテ。
  2. 前記入力欄に情報を入力する際、アクティブ化された入力欄に応じた定型文が予め選択可能に表示されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の電子カルテ。
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