JP7083196B2 - 全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム - Google Patents
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Description
前記SIF測定装置にはSIFセンサープローブが含まれ、前記SIFセンサープローブは、キャノピーの放射輝度情報と空の放射照度情報を測定するために使用され、
前記作物キャノピー高さ測定装置は、
作物キャノピーの高さ情報を取得するための測距センサーと、
前記測距センサーに従って作物キャノピーの高さ変化情報を取得し、SIFセンサープローブが昇降する必要のある距離を計算し、実行ユニットに昇降命令を送信するインテリジェント制御ユニットと、
前記インテリジェント制御ユニットによって送信された昇降命令に従って前記SIFセンサープローブの高さを調整し、これにより、前記SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差は、作物の成長期間全体にわたって変化しない実行ユニットと、を含む。
キャノピーの放射輝度情報を測定するために使用されるキャノピー放射輝度測定プローブと、
空の放射照度情報を測定するために使用される空の放射照度測定プローブと、を含む。
ベースと、
前記測距センサーが取り付けられ、前記ベースに固定された直立ロッドと、
前記直立ロッドの上部にスライド可能に取り付けられ、前記SIFセンサープローブを搭載するために使用されるクロスロッドと、
駆動モジュールに命令を送信して、前記測距センサーが直立ロッドに対して移動するように制御する制御モジュールと、
前記インテリジェント制御ユニットによって送信された昇降命令に従って、クロスロッドを駆動して直立ロッドに沿って上下にスライドさせ、前記SIFセンサープローブの高さを調整し、前記SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差を一定に保つ駆動モジュールと、を含む。
実験では、SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差がHである必要があると仮定して、最初にSIFセンサープローブを作物キャノピーからの高さの差Hに配置し、レーザーレーダー測距センサーを適切な高さに配置して維持するステップ(1)と、
レーザーレーダー測距センサーをオンにすると、レーザーレーダー測距センサーが水平スライドロッドに沿ってスライドし、ポイントを連続的に選択し、複数回繰り返し、最小距離をレーザーレーダー測距センサーと作物キャノピーとの間の距離として使用し、2つの間の初期距離X0として使用するステップ(2)と、
特定の時間間隔が経過すると、レーザーレーダー測距センサーを再びオンにし、レーザーレーダー測距センサーが水平スライドロッドに沿ってスライドし、ポイントを連続的に選択し、複数回繰り返し、最小距離をレーザーレーダー測距センサーと作物キャノピーとの間のリアルタイム距離Xとして引き続き使用するステップ(3)と、
レーザーレーダー測距センサーと作物キャノピーとの間の初期距離X0とリアルタイム距離Xとの間の距離差X’を計算し、この高さの差はこの期間中の作物の成長高さであり、この距離差X’はSIFセンサープローブの上昇する必要がある高さでもある。距離差X’は2つの測定間の作物の成長高さであるステップ(4)と、
実行ユニットはSIFセンサープローブを上昇させ、上昇の高さは距離差X’であるステップ(5)と、
SIFセンサープローブの高さを調整した後、作物キャノピーのクロロフィル蛍光データを測定するステップ(6)と、
作物の各成長サイクルで、特定の時間間隔ごとにステップ(3)~(7)を繰り返すステップ(7)と、を含む。
実験では、SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差がHである必要があると仮定して、まず、SIFセンサープローブと接触式応力センサーを同じ高さに配置し、2つと作物キャノピーの高さの差がHになるようにして、それを維持するステップ(1)と、
特定の時間間隔が経過すると、接触式応力センサーが作物キャノピーと接触するまで接触式応力センサーを垂直ロッドに沿って下にスライドさせ、接触式応力センサーの移動距離をH’として記録し、設定距離Hと実際に測定されたH’の間の高さの差hを計算するステップ(2)と、
実行ユニットはSIFセンサープローブを高さの差h上昇するステップ(3)と、
SIFセンサープローブが上昇した後、接触式応力センサーをSIFセンサープローブと同じ高さにリセットするステップ(4)と、
SIFセンサープローブの高さを調整した後、作物キャノピーのクロロフィル蛍光データを測定するステップ(5)と、
作物の各成長サイクルで、特定の時間間隔ごとにステップ(2)~(6)を繰り返すステップ(6)と、を含む。
レーザーレーダー測距の原理に基づいて、さまざまな作物の成長期間に適応できる太陽光励起クロロフィル蛍光測定システムの構造を図1に示すように、キャノピーの放射輝度情報を測定するために使用されるキャノピー放射輝度測定プローブ1と、空の放射照度情報を測定するために使用される空の放射照度測定プローブ2と、光ファイバー3と、昇降モジュール4と、レーザーレーダー測距センサー5と、滑らかなガイドロッド6と、電線7と、ワンチップマイクロコンピュータ制御システム8と、昇降ロッド9と、分光計10と、データ伝送線11と、コンピュータ12と、を含んだ。
1、まず、本実験のキャノピー放射輝度測定プローブ1及び空の放射照度測定プローブ2と作物キャノピーの高さの差をHに保持する必要があるように設定し、レーザーレーダー測距センサー5をSIFセンサープローブ( キャノピー放射輝度測定プローブ1と空の放射照度測定プローブ2)によって決定される高さの差に固定した。
2、レーザーレーダー測距センサー5をオンにし、滑らかなガイドロッド6において速度vで水平に移動させ、移動中は0.01sごとにデータを保存し、すべての距離データの中から、距離が最も短いデータを選択してレーザーレーダーセンサーとキャノピーとの間の初期距離をX0として記録した。
3、設定した時間間隔の後、レーザーレーダー測距センサー5を再びオンにし、滑らかなガイドロッド6において速度vで水平に移動させ、移動中は0.01sごとにデータを保存し、すべての距離データの中から、距離が最も短いデータを選択してレーザーレーダーセンサー5とキャノピーとの間リアルタイム距離をXとして記録した。
4、レーザーレーダー測距センサー5とキャノピーとの間のリアルタイム距離Xを初期距離X0と比較し、測定された距離差X’を計算し、この距離差X’は、作物の成長の高さとSIFセンサープローブが上昇する必要のある高さであった。
5、計算された高さの差をワンチップマイクロコンピュータ制御システム8にアップロードし、高さ昇降モジュール4を介してSIFセンサープローブとキャノピー間の高さの差を自動的に調整した。
6、このとき、高さ調整が完了したSIFシステムがデータの収集を開始し、キャノピー放射輝度測定プローブ1と空の放射照度測定プローブ2がそれぞれ作物キャノピー放射輝度信号と太陽放射照度信号を収集し、光信号を、光ファイバー3を介して分光計10に伝達した。
7、分光計10内のスペクトル情報を、データ伝送線11を介してコンピュータ12に送信し、コンピュータ12は、太陽光励起クロロフィル蛍光値の抽出および保存を実行した。
8、次の成長サイクルでは、特定の間隔ごとにステップ3~7を繰り返した。
作物のさまざまな成長期間に適応できる接触式応力センサーに基づく太陽光励起クロロフィル蛍光測定システムの構造を図1に示すように、キャノピーの放射輝度情報を測定するために使用されるキャノピー放射輝度測定プローブ1と、空の放射照度情報を測定するために使用される空の放射照度測定プローブ2と、光ファイバー3と、昇降モジュール4と、電線7と、ワンチップマイクロコンピュータ制御システム8と、昇降ロッド9と、分光計10と、データ伝送線11と、コンピュータ12と、接触式応力センサー13と、を含んだ。
1、まず、本実験のキャノピー放射輝度測定プローブ1及び空の放射照度測定プローブ2と作物キャノピーの高さの差をHに保持する必要があるように設定し、接触式応力センサー13をキャノピー放射輝度測定プローブ1、空の放射照度測定プローブ2と同じ高さまで上昇してゼロリセットし、このとき、ワンチップマイクロコンピュータ制御モジュール7は、接触式応力センサー13の高さをゼロ点として記録した。
2、ワンチップマイクロコンピュータ制御システム7は、接触式応力センサー13が作物キャノピーに接触するまで下に移動するように制御し、ワンチップマイクロコンピュータ制御モジュール7は、接触式応力センサー13の移動距離をH’として記録し、設定した高さHと実際に測定したH’の高さの差をhとして計算した。
3、ワンチップマイクロコンピュータ制御モジュール7は、高さの差hの値を昇降モジュール4に送信して実行し、キャノピー放射輝度測定プローブ1及び空の放射照度測定プローブ2の作物キャノピーからの距離を常にHにした。
4、昇降モジュール4が実行された後、接触式応力センサー13は、キャノピー放射輝度測定プローブ1および空の放射照度測定プローブ2の高さにリセットされ、新しいゼロ位置として記録した。
5、このとき、高さ調整が完了したSIFシステムがデータの収集を開始し、キャノピー放射輝度測定プローブ1と空の放射照度測定プローブ2がそれぞれ作物キャノピー放射輝度信号と太陽放射照度信号を収集し、光信号を、光ファイバー3を介して分光計10に伝達した。
6.分光計10内のスペクトル情報を、データ伝送線11を介してコンピュータ12に送信し、コンピュータ12でクロロフィル蛍光値の抽出および保存を実行した。
7、次の成長サイクルでは、特定の時間間隔ごとにステップ2~6を繰り返した。
Claims (8)
- 全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システムであって、SIF測定装置と作物キャノピー高さ測定装置を含み、
前記SIF測定装置にはSIFセンサープローブが含まれ、前記SIFセンサープローブは、キャノピーの放射輝度情報と空の放射照度情報を測定するために使用され、
前記作物キャノピー高さ測定装置は、
作物キャノピーの高さ情報を取得するために、前記作物キャノピーの上に配置された測距センサーと、
前記測距センサーに従って作物キャノピーの高さ変化情報を取得し、SIFセンサープローブが昇降する必要のある距離を計算し、実行ユニットに昇降命令を送信するインテリジェント制御ユニットと、
前記SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差は、作物の成長期間全体にわたっても変化しないように、前記インテリジェント制御ユニットによって送信された昇降命令に従って前記SIFセンサープローブの高さを調整する実行ユニットと、
を含むことを特徴とする全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。 - 前記SIFセンサープローブは、
キャノピーの放射輝度情報を測定するために使用されるキャノピー放射輝度測定プローブと、
空の放射照度情報を測定するために使用される空の放射照度測定プローブと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。 - 前記測距センサーは、レーザーレーダー測距センサーまたは接触式応力センサーであることを特徴とする請求項1に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。
- 前記実行ユニットには昇降モジュールが含まれ、前記昇降モジュールは、
ベースと、
前記測距センサーが取り付けられ、前記ベースに固定された直立ロッドと、
前記直立ロッドの上部にスライド可能に取り付けられ、前記SIFセンサープローブを搭載するために使用されるクロスロッドと、
駆動モジュールに命令を送信して、前記測距センサーが直立ロッドに対して移動するように制御する制御モジュールと、
前記インテリジェント制御ユニットによって送信された昇降命令に従って、クロスロッドが直立ロッドに沿って上下にスライドするように駆動させ、よって前記SIFセンサープローブの高さを調整して前記SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差を一定に保つ駆動モジュールと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。 - 前記測距センサーは、レーザーレーダー測距センサーであり、前記レーザーレーダー測距センサーは、水平スライドロッドを介して前記直立ロッドに取り付けられ、前記レーザーレーダー測距センサーは、水平スライドロッドにスライド式に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。
- 作物のクロロフィル蛍光を測定する方法は、
SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差がHである必要があると仮定して、最初にSIFセンサープローブを作物キャノピーからの高さの差Hに配置し、レーザーレーダー測距センサーを適切な高さに配置して維持するステップ(1)と、
レーザーレーダー測距センサーをオンにすると、レーザーレーダー測距センサーが水平スライドロッドに沿ってスライドし、ポイントを連続的に選択し、複数回繰り返し、最小距離をレーザーレーダー測距センサーと作物キャノピーとの間の距離として使用し、2つの間の初期距離X0として使用するステップ(2)と、
特定の時間間隔が経過すると、レーザーレーダー測距センサーを再びオンにし、レーザーレーダー測距センサーが水平スライドロッドに沿ってスライドし、ポイントを連続的に選択し、複数回繰り返し、最小距離を、レーザーレーダー測距センサーと作物キャノピーとの間のリアルタイム距離Xとして引き続き使用するステップ(3)と、
レーザーレーダー測距センサーと作物キャノピーとの間の初期距離X0とリアルタイム距離Xとの間の距離差X’を計算し、この高さの差はこの期間中の作物の成長高さであり、この距離差X’はSIFセンサープローブの上昇する必要がある高さでもあるステップ(4)と、
実行ユニットはSIFセンサープローブを上昇させ、上昇の高さは距離差X’であるステップ(5)と、
SIFセンサープローブの高さを調整した後、作物キャノピーのクロロフィル蛍光データを測定するステップ(6)と、
作物の各成長サイクルで、特定の時間間隔ごとにステップ(3)~(7)を繰り返すステップ(7)と、
を含むことを特徴とする請求項5に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。 - 前記測距センサーは接触式応力センサーであり、前記接触式応力センサーは前記直立ロッドにスライド式に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。
- 作物のクロロフィル蛍光を測定する方法は、
SIFセンサープローブと作物キャノピーの高さの差がHである必要があると仮定して、まず、SIFセンサープローブと接触式応力センサーを同じ高さに配置し、2つと作物キャノピーの高さの差がHになるようにして、それを維持するステップ(1)と、
特定の時間間隔が経過すると、接触式応力センサーが作物のキャノピーに接触するまで接触式応力センサーを直立ロッドに沿って下にスライドさせ、接触式応力センサーの移動距離をH’として記録し、設定距離Hと実際に測定されたH’の間の高さの差hを計算するステップ(2)と、
実行ユニットはSIFセンサープローブを高さの差h上昇するステップ(3)と、
SIFセンサープローブが上昇した後、接触式応力センサーをSIFセンサープローブと同じ高さにリセットするステップ(4)と、
SIFセンサープローブの高さを調整した後、作物キャノピーのクロロフィル蛍光データを測定するステップ(5)と、
作物の各成長サイクルで、特定の時間間隔ごとにステップ(2)~(6)を繰り返すステップ(6)と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の全成長期間中の作物の観察に適応可能な太陽光励起クロロフィル蛍光測定システム。
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