JP7083082B2 - 作業代行者斡旋サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、作業代行者斡旋サーバに関する。
特許文献1には、開発者端末PCと、開発者端末PCに接続されたGISサーバと、GISサーバにインターネットを介して接続された営農者端末PCとを含む、施肥マップ生成システムが開示されている。
特許文献1に記載の施肥マップ生成システムでは、開発者端末PCは、圃場のリモートセンシングデータと、圃場の土壌サンプリングデータに基づいて、熱水抽出性窒素マップを作成する。GISサーバは、営農者端末PCから取得した作物、肥料名、肥料成分等の情報、開発者端末PCから取得した熱水抽出性窒素マップ等に基づいて、圃場内のメッシュ毎の施肥量を演算することにより、施肥マップを作成する。GISサーバによって作成された施肥マップは、営農者端末PCにダウンロードされることによって営農者端末PCに提供されるか、またはCD-ROM等の記憶媒体を利用して営農者端末PCに提供される。
営農者端末PCに提供された施肥マップは、トラクタ型施肥機に搭載された可変施肥用PCのメモリに入力されて記憶される。可変施肥用PCは、トラクタ型施肥機の現在位置に対応する施肥量データを抽出し、抽出した施肥量データを制御用データに変換する。そして、トラクタ型施肥機に搭載された施肥量制御用マイコンが、可変施肥用PCによって変換された制御用データに基づいて、施肥機を駆動することにより、施肥が行われる。
特開2011-254711号公報
施肥マップを使用した可変施肥作業を行うためには、作業車両の位置を検出するための衛星信号受信用アンテナや、施肥量を変化させるためのアクチュエータを備えた作業車両が必要となる。このような可変施肥用の設備を備えた作業車両は高価となるため、小規模の営農者にとって、可変施肥用の設備を備えた作業車両を購入することは容易ではない。
そこで、営農者は、可変施肥作業を作業代行業者(以下、「作業代行者」という)に委託することが考えられる。しかしながら、可変施肥作業を作業代行者に委託する場合、営農者は自己端末を用いてサーバから施肥マップをダウンロードした後、作業代行者に施肥マップを提供する必要がある。このため、営農者は、作業代行者に施肥マップを提供するのに手間がかかる。
この発明の目的は、作業に適した作業代行者を容易に探すことができ、かつ作業を代行する作業代行者に作業マップを提供するための労力を軽減できる作業代行者斡旋サーバを提供することである。
この発明の一実施形態は、個々の作業マップが圃場内の小領域毎の作業設定情報から構成されている複数の作業マップと前記各作業マップの属性情報とが記憶されている第1記憶部と、複数の作業代行者と前記各作業代行者の作業条件とを記憶した第2記憶部と、前記複数の作業マップのうち、委託を希望する作業に使用される作業マップを委託対象作業マップとしてユーザに選択させるためのマップ選択画面を当該ユーザに提供する第1画面提供部と、前記ユーザによって選択された委託対象作業マップの属性情報と前記各作業代行業者の作業条件とに基づいて、当該委託対象作業マップが使用されるべき作業に適した1または複数の作業代行者を代行者候補として選択し、選択された代行者候補から所望の1つの代行者候補を最終的な代行者候補として前記ユーザに選択させるための代行者選択画面を前記ユーザに提供する第2画面提供部と、前記最終的な代行者候補に対して、前記委託対象作業マップのダウンロードを許可するための処理を行うダウンロード許可部とを備えている作業代行者斡旋サーバを提供する。
この構成では、作業に適した作業代行者を容易に探すことができ、かつ作業を代行する作業代行者に作業マップを提供するための労力を軽減できるようになる。
この発明の一実施形態では、前記作業マップの属性情報は、当該作業マップが使用されるべき期間である作業予定期間、当該作業マップが使用されるべき圃場の位置を表す圃場位置情報、当該作業マップが使用されるべき作業を識別するための作業識別情報および当該作業マップが使用されるべき作業に対して許容できる作業コストのうちの少なくとも1つを含んでいる。
この発明の一実施形態では、前記作業代行者の作業条件は、対応可能なエリア、対応可能な作業、対応可能な作業日および作業コストのうちの少なくとも1つを含んでいる。
この発明の一実施形態では、前記マップ選択画面は、前記ユーザが使用可能な作業マップ毎に、当該作業マップに関する情報が表示されたリストを含み、前記作業マップに関する情報は、当該作業マップが使用されるべき圃場を表す情報と、当該作業マップが使用されるべき作業を表す情報とを含む。
この発明の一実施形態では、前記代行者選択画面は、前記選択された代行者候補毎に、当該代行者候補に関する情報が表示されたリストを含み、前記代行者候補に関する情報は、当該代行者候補を表す情報と、当該代行者候補の連絡先情報と、当該代行者候補の作業コストとを含む。
この発明の一実施形態では、前記代行者選択画面から選択された前記代行者候補への前記委託対象作業マップのダウンロードは、前記代行者候補によって指定された作業車両に対しして実行される。
本発明の一実施形態に係る作業代行者斡旋サーバを含む作業代行者斡旋システムの構成および作業代行者が使用する作業車両を示す模式図である。 図2は、走行機および作業機の電気的構成を示すブロック図である。 図3は、ユーザ端末、代行者端末および作業代行者斡旋サーバの電気的構成を示すブロック図である。 図4は、マップ属性テーブルの一例を示す模式図である。 図5は、代行者情報テーブルの一例を示す模式図である。 図6は、ユーザが施肥作業の作業代行者を探す場合のユーザ端末および斡旋サーバの動作を説明するためのシーケンス図である。 図7は、マップ選択画面の一例を示す模式図である。 図8は、代行者選択画面の一例を示す模式図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る作業代行者斡旋サーバを含む作業代行者斡旋システムの構成および作業代行者が使用する作業車両を示す模式図である。作業代行者斡旋システム1は、作業を代行する作業代行者をユーザが容易に探すことができ、かつ作業を代行する作業代行者または当該作業代行者が指定した作業車両に作業マップを提供することが可能なシステムである。
作業代行者斡旋システム1は、1または複数の圃場を所有するユーザが使用するユーザ端末2と、ユーザに代わって作業を代行する作業代行者が使用する代行者端末3と、作業代行者斡旋サーバ4とを含む。作業代行者は、委託元(委託者)のユーザの圃場に対して、作業機械5を用いて作業を行う。
ユーザ端末2、代行者端末3および作業機械5は、ネットワーク8を介して代行者斡旋サーバ(以下、「斡旋サーバ4」という。)と通信可能である。
この明細書において、作業機械5は、作業車両、作業用飛行体等を含む。作業車両は、走行機と走行機に牽引される作業機とからなる作業車両や、走行機と作業機が一体となっている作業車両を含む。作業用飛行体は、作業機が搭載されたヘリコプター、マルチコプター、ドローン等の飛行体を含む。
図1には、作業機械5として作業車両が例示されている。図1に例示された作業機械5としての作業車両は、走行機6と、走行機6に牽引される作業機7とからなる。この実施形態では、走行機6は、トラクタである。作業機7の種類には、例えば、肥料散布機、農薬散布機、ロールベーラ、耕耘機、プラウ、レベラー、草刈機、播種機、収穫機等がある。なお、走行機と作業機が一体となっている作業車両としては、例えば、田植機、コンバイン等を挙げることができる。
なお、作業機械5としては、作業の種類に応じて、作業車両が用いられたり、作業用飛行体が用いられたりする。ただし、この実施形態においては、作業機械5が、走行機6と、走行機6に牽引される作業機7とからなる作業車両である場合を主として説明する。
斡旋サーバ4は、ユーザが所有する圃場に対して行われる1または複数の作業に使用される作業マップを記憶している。この実施形態では、作業マップは、圃場内のメッシュ単位の作業設定情報からなる。メッシュとは、圃場を複数の矩形状(この実施形態では正方形状)の小領域に分割した場合の個々の小領域を意味する。なお、作業マップは、圃場内の網目状のメッシュ単位ではなく、圃場内の離散的な小領域毎の作業設定情報からなっていてもよい。
図2は、走行機6および作業機7の電気的構成を示すブロック図である。
走行機6は、制御部(以下、「走行機制御部10」という。)を含む。走行機制御部10は、CPUおよびメモリ(揮発性メモリ、不揮発性メモリ等)10Aを備えたマイクロコンピュータを含む。走行機制御部10は、走行機6の動作(前進、後進、停止、旋回等の動作)を制御する。走行機制御部10には、走行機6の各部を制御するための複数のコントロ-ラ(コントローラ群11)が電気的に接続されている。複数のコントローラは、エンジンの回転数等を制御するエンジンコントローラ、走行機6の車速を制御する車速コントローラ、走行機6の前輪の転舵角を制御する操向コントローラ、PTO軸の回転を制御するPTO軸コントローラ等を含む。
走行機制御部10には、さらに、位置情報算出部12、通信部13等が接続されている。
位置情報算出部12には、衛星信号受信用アンテナ14が電気的に接続されている。衛星信号受信用アンテナ14は、衛星測位システムを構成する測位衛星9(図1参照)からの信号を受信するものである。衛星測位システムは、たとえば、GNSS(Global Navigation Satellite System)である。位置情報算出部12は、衛星信号受信用アンテナ14で受信された測位信号に基づいて、走行機6(厳密には、衛星信号受信用アンテナ14)の位置を算出する。具体的には、位置情報算出部12は、時刻情報と位置情報とを含む測位情報を生成する。位置情報は、例えば、緯度情報と経度情報とからなる。
通信部13は、走行機制御部10がネットワーク8を介して斡旋サーバ4と通信するための通信インターフェースである。
作業機7は、作業機7の動作を制御する制御部(以下、「作業機制御部20」という。)を含む。作業機制御部20は、CPUおよびメモリ(揮発性メモリ、不揮発性メモリ等)を備えたマイクロコンピュータを含む。作業機制御部20は、CAN(Controller Area Network)を介して走行機制御部10に接続されている。
作業機制御部20には、作業用アクチュエータ21等が接続されている。作業機7が肥料散布機である場合には、作業用アクチュエータ21は、例えば、肥料貯留タンクの底部に設けられた電子シャッタを駆動するためのアクチュエータである。作業機7が農薬散布機である場合には、作業用アクチュエータ21は、例えば、農薬貯留薬タンクから吐出ノズルに農薬を供給するためのポンプを駆動するためのアクチュエータである。作業機7が播種機である場合には、作業用アクチュエータ21は、例えば、種子収容タンクから種子を繰り出す繰出装置を駆動するためのアクチュエータである。
図3は、ユーザ端末2、代行者端末3および斡旋サーバ4の電気的構成を示すブロック図である。
ユーザ端末2は、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、制御装置(PC本体)31と、ディスプレイ32と、マウス、キーボード等の操作機器33と、通信部34とを含む。通信部34は、制御装置31がネットワーク8を介して斡旋サーバ4と通信するための通信インターフェースである。
制御装置31は、図示しないが、CPU、メモリ、ハードディスク等を含む。ハードディスクには、OS(オペレーションシステム)の他、ウェブページを閲覧するためのブラウザ(browser)等のプログラム、その他必要なデータが格納されている。
代行者端末3は、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、制御装置(PC本体)41と、ディスプレイ42と、マウス、キーボード等の操作機器43と、通信部44とを含む。通信部44は、制御装置41がネットワーク8を介して斡旋サーバ4と通信するための通信インターフェースである。
制御装置41は、図示しないが、CPU、メモリ、ハードディスク等を含む。ハードディスクには、OS(オペレーションシステム)の他、ウェブページを閲覧するためのブラウザ(browser)等のプログラム、その他必要なデータが格納されている。
斡旋サーバ4は、斡旋サーバ4を制御する制御部(以下、「サーバ制御部50」という。)を含む。制御部50は、CPUおよびメモリ(揮発性メモリ、不揮発性メモリ等)50Aを備えたマイクロコンピュータを含む。サーバ制御部50には、通信部51、操作表示部52、操作部53および記憶部54が電気的に接続されている。
通信部51は、サーバ制御部50がネットワーク8を介して、ユーザ端末2、代行者端末3および作業機械5と通信するための通信インターフェースである。操作表示部52は、例えば、タッチパネル式ディスプレイからなる。操作部53は、例えば、キーボード、マウス等を含む。
記憶部54は、ハードディスク、不揮発性メモリ等の記憶デバイスから構成されている。記憶部54には、複数の作業マップファイル(作業マップファイル群)54A、マップ属性テーブル54B、代行者情報テーブル54C等が格納されている。
作業マップファイル群54Aは、複数のユーザが所有する圃場で行われる作業に使用される作業マップファイル(以下、単に「作業マップ」という)を含んでいる。ある圃場に対する作業マップは、圃場内の各メッシュの位置を特定するための位置情報と、各メッシュに対する作業設定情報とを含んでいる。メッシュの位置を特定するための位置情報は、例えば、当該メッシュの4頂点の位置情報または4頂点のうちの一組の対頂点の位置情報からなる。メッシュの位置を特定するための位置情報は、当該メッシュの中心の位置情報を含んでいてもよい。
図4に示すように、マップ属性テーブル54Bには、作業マップファイル群54Aに含まれている各作業マップの属性情報が、作業マップ毎に記憶されている。属性情報は、作業予定期間と、ユーザ識別情報(ユーザID)と、住所と、圃場番号と、圃場位置情報と、作業識別情報(作業ID)と、作業名と、ファイル名とを含む。
ある作業マップに対する作業予定期間は、当該作業マップが使用されるべき期間を表す情報である。ある作業マップに対するユーザIDは、当該作業マップが使用されるべき圃場を所有しているユーザの識別情報である。ある作業マップに対する住所は、当該作業マップが使用されるべき圃場が存在する地域の住所である。ある作業マップに対する住所は、当該作業マップが使用されるべき圃場を所有しているユーザの住所であってもよい。
ある作業マップに対する圃場番号および圃場位置情報は、当該作業マップが使用されるべき圃場の番号(圃場ID)である。ある作業マップに対する圃場位置情報は、当該作業マップが使用されるべき圃場の位置を表す情報である。この実施形態では、圃場位置情報は、圃場の中心位置の緯度・経度情報からなる。
ある作業マップに対する作業識別情報(作業ID)は、当該作業マップが使用されるべき作業を識別するための情報である。ある作業マップに対する作業名は、当該作業マップが使用されるべき作業の名称である。ある作業マップに対するファイル名は、当該作業マップ(作業マップファイル)のファイル名である。
図4の例では、ユーザとしては、ユーザIDがAAAAのユーザAと、ユーザIDがBBBBのユーザBと、ユーザIDがCCCCのユーザCとが存在している。ユーザAが所有している圃場としては、圃場番号が“1”の圃場と、圃場番号が“2”の圃場と、圃場番号が“3”の圃場がある。ユーザBが所有している圃場としては、圃場番号が“4”である圃場と、圃場番号が”5”の圃場がある。ユーザCが所有している圃場としては、圃場番号が“6”の圃場と、圃場番号が”7”の圃場がある。
圃場位置情報は、圃場の中心位置の位置情報(緯度経度情報)からなる。また、作業マップを使用して行われる作業としては、基肥散布作業と、側条施肥作業と、追肥作業とがある。以下において、これらの作業を総称して施肥作業という場合がある。施肥作業に対する作業設定情報(メッシュ単位の作業設定情報)は、所定面積当たりの目標施肥量からなる。追肥作業は、作物が生育されている状態で行われるので、追肥用の作業機が搭載された作業用飛行体を用いて行われることもある。
追肥作業に使用される作業マップは、例えば、次のようにして作成される。すなわち、まず、マルチコプター等の飛行体を用いて圃場の上空からマルチスペクトルカメラで作物が撮影される。次に、撮影された画像に基づいてメッシュ毎の作物の生育状況が演算される。そして、演算されたメッシュ毎の作物の生育状況に基づいて、メッシュ毎の目標施肥量からなる作業マップが作成される。作物の生育状況は時間が経過すると変化するので、作物の生育状況に基づいて作成された作業マップは、作成されてから所定期間内に使用されることが好ましい。追肥作業に使用される作業マップに対する作業予定期間は、このような観点から設定される。
図5に示すように、代行者情報テーブル54Cには、作業代行者名称、電話番号、対応可能エリア、対応可能作業識別情報(対応可能作業ID)、対応可能作業名および作業単価(10a当たりの作業単価)が、作業代行者名称と対応可能作業名との組み合わせ毎に記憶されている。代行者情報テーブル54C内の電話番号は、本発明の「代行者候補の連絡先」の一例である。また、対応可能エリアおよび対応可能作業は、本発明の「作業代行者の作業条件」の一例である。作業単価は、本発明の「作業コスト」の一例である。
図5の例では、作業代行者として、Aファームと、農事組合法人Bと、C農場と、D農業組合と、有限会社Eとが存在している。対応可能作業の種類としては、基肥作業と、側条施肥作業と、追肥作業とがある。
サーバ制御部50は、機能処理部として、第1画面提供部50Bと、第2画面提供部50Cと、ダウンロード許可部50Dとを備えている。
第1画面提供部50Bは、記憶部34に記憶されている複数の作業マップのうち、委託を希望する作業に使用される作業マップを委託対象作業マップとしてユーザに選択させるためのマップ選択画面をユーザ(ユーザ端末2)に提供する。
第2画面提供部50Cは、ユーザによって選択された委託対象作業マップの属性情報と各作業代行業者の作業条件とに基づいて、当該委託対象作業マップが使用されるべき作業に適した1または複数の作業代行者を代行者候補として選択し、選択された代行者候補から所望の代行者候補を最終的な代行者候補としてユーザに選択させるための代行者選択画面をユーザ(ユーザ端末2)に提供する。
ダウンロード許可部50Dは、最終的な代行者候補に対して、委託対象作業マップのダウンロードを許可するための処理を行う。
図6は、ユーザが施肥作業の作業代行者を探す場合のユーザ端末2および斡旋サーバ4の動作を説明するためのシーケンス図である。
ユーザはユーザ端末2を操作して、マップ選択画面取得要求を斡旋サーバ4に送信する(ステップS1)。具体的には、例えば、ユーザは、ユーザ端末2を操作することにより、斡旋サーバ4からユーザ専用のウェブページを取得する。そして、ユーザは、取得したウェブページ上でマップ選択画面を取得するための所定の操作を行う。これにより、マップ選択画面取得要求が、ユーザ端末2から斡旋サーバ4に送信される。
斡旋サーバ4の第1画面提供部50Bは、マップ選択画面取得要求を受信すると、ユーザが作業の委託を希望する作業マップを、ユーザに委託対象作業マップとして選択させるためのマップ選択画面をユーザ端末2に提供する(ステップS2)。
これにより、例えば、図7に示すような、マップ選択画面61がユーザ端末2のディスプレイ32に表示される(ステップS3)。
マップ選択画面61には、当該ユーザが使用可能な作業マップ(当該ユーザが所有している圃場に対して作成されている作業マップ)毎に、当該作業マップに対応する圃場番号と、当該作業マップに対応する作業名と、当該作業マップに対応するファイル名と、選択ボタン62とが表示される。図6には図示しないが、ファイル名がクリックされると、当該ファイル名に対応する作業マップがユーザ端末2にダウンロードされるようになっている。
ユーザは、作業の委託を希望する1つの作業マップに対応する選択ボタン62を押すことにより、当該作業マップを委託対象作業マップとして選択する。ここでは、F01.task(ファイル名)に対応する作業マップが委託対象作業マップとして選択されたものとする。
いずれかの選択ボタン62が押されると(ステップS4:YES)、押された選択ボタン62に対応する作業マップ(委託対象作業マップ)を特定するための委託対象作業マップ特定情報(例えば、ファイル名)が、斡旋サーバ4に送信される(ステップS5)。
斡旋サーバ4の第2画面提供部50Cは、委託対象作業マップ特定情報を受信すると、当該委託対象作業マップ特定情報によって特定される委託対象作業マップの属性情報と各作業代行業者の作業条件とに基づいて、当該委託対象作業マップが使用されるべき作業に適した1または複数の作業代行者を代行者候補として選択する(ステップS6)。
この実施形態では、斡旋サーバ4は、作業代行者の作業条件(対応可能エリアおよび対応可能作業)が、委託対象作業マップの属性情報内の住所および作業名に適合している作業代行者を代行者候補として選択する。この例では、Aファームと有限会社Eが、代行者候補として選択される。
そして、斡旋サーバ4の第2画面提供部50Cは、選択された代行者候補のうちから所望の代行者候補をユーザに選択させるための代行者選択画面をユーザ端末2に提供する(ステップS7)。
これにより、例えば、図8に示すような、代行者選択画面63がユーザ端末2のディスプレイ22に表示される(ステップS8)。
代行者選択画面63には、ステップS6で選択された代行者候補毎に、当該代行者候補の名称と、当該代行者候補の作業単価(委託対象作業マップに対応した作業に関する作業単価)と、当該代行者候補の電話番号と、選択ボタン64とが表示される。
この例では、Aファームに対応した名称、作業単価、電話番号および選択ボタン64と、有限会社Eに対応した名称、作業単価、電話番号および選択ボタン64とが表示される。
ユーザは、作業を委託すべき1つの代行者候補に対応する選択ボタン64を押すことにより、当該代行者候補を最終的な代行者候補として選択する。
いずれかの選択ボタン64が押されると(ステップS9:YES)、押された選択ボタン64に対応する代行者候補(最終的な代行者候補)を示す最終代行者候補情報が、斡旋サーバ4に送信される(ステップS10)。
斡旋サーバ4のダウンロード許可部50Dは、最終代行者候補情報を受信すると、当該最終代行者候補情に対応する作業代行者に委託対象作業マップのダウンロードを許可するための処理を行う(ステップS11)。
具体的には、例えば、ダウンロード許可部50Dは、記憶部54内に、作業マップファイル群54Aに含まれている作業マップのファイル名ごとに、ダウンロードを許可する作業代行者を記憶するための代行者記憶領域を有するダウンロード許可テーブルを格納しておく。そして、ステップS9では、斡旋サーバ4は、ダウンロード許可テーブル内の前記委託対象作業マップに対応する代行者記憶領域に、最終的な代行者候補を特定するための情報を記憶する。
この後、当該最終的な代行者候補に対応する作業代行者が、代行者端末3を介して斡旋サーバ4にログインすると、斡旋サーバ4は、ダウンロード許可テーブルに基づいて、当該作業代行者がいずれかの作業マップのダウンロードを許可されているか否かを判別する。この場合には、斡旋サーバ4は、当該作業代行者が前記委託対象作業マップのダウンロードを許可されていることを認識できるので、前記委託対象作業マップをダウンロードさせるためのダウンロード指令を入力可能な画面を代行者端末3に提供する。作業代行者は、この画面上でダウンロード指令を入力すると、斡旋サーバ4から委託対象作業マップが斡旋サーバ4から代行者端末3にダウンロードされる。
作業代行者は、斡旋サーバ4から委託対象作業マップをダウンロードすると、委託対象作業マップを作業機械5の走行機制御部10に入力して、メモリ10Aに記憶させる。作業機械5の走行機制御部10は、作業を行うときには、メモリ10Aに記憶された委託対象作業マップを使用して作業を行う。
具体的には、走行機制御部10は、メモリ10Aに記憶された委託対象作業マップから、位置情報算出部12によって算出された位置情報に対応する作業設定情報(目標施肥量)を取得して、作業機制御部20に与える。作業機制御部20は、走行機制御部10から与えられた作業制御情報を用いて、作業用アクチュエータ21を制御する。この例では、これにより、作業対象のメッシュに対する単位面積当たりの施肥量が、作業マップ内の当該メッシュに対応した目標施肥量となるように制御される。
前述の実施形態では、ユーザがある作業を代行する作業代行者を探したい場合に、当該作業に適した作業代行者を容易に探すことができるようになる。
また、前述の実施形態では、ユーザによって選択された作業代行者は、委託対象作業マップを斡旋サーバ4から直接ダウンロードすることが可能となる。これにより、ユーザが委託対象作業マップを斡旋サーバ4からダウンロードして作業代行者に提供する場合に比べて、委託対象作業マップを作業代行者に提供するための労力を軽減できる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。
例えば、前述の実施形態では、斡旋サーバ4は、最終的な代行者候補を示す最終代行者候補情報を受信すると、当該最終代行者候補情報に対応する作業代行者に委託対象作業マップのダウンロードを許可するための処理を行っている(ステップS11参照)。しかし、斡旋サーバ4は、これに代えてまたはこれに加えて、委託対象作業マップを最終的な代行者候補が使用する作業機械5に送信するようにしてもよい。このようにすると、最終的な代行者候補である作業代行者は、斡旋サーバ4から委託対象作業マップをダウンロードして、作業機械5に入力しなくてもよいから、委託対象作業マップを作業機械5に提供するための作業代行者の労力を軽減できる。
また、マップ属性テーブル54Bに記憶される作業マップの属性情報は、属性情報として、当該作業マップが使用されるべき作業に対して許容できる作業コストを含んでいてもよい。
また、代行者情報テーブル54Cに記憶される情報は、対応可能な作業日に関する対応可能作業日情報を作業条件として含んでいてもよい。
また、前述の実施形態は、作業マップを使用して行われる作業が、基肥散布作業、側条施肥作業および追肥作業である場合について説明した。しかし、作業マップを使用して行われる作業は、農薬散布作業、播種作業等の施肥作業以外の作業であってもよい。
農薬散布作業に使用される作業マップは、メッシュ毎の目標農薬散布量からなる農薬散布量マップである。播種作業に使用される作業マップは、メッシュ毎の目標播種量からなる播種量マップである。
なお、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。
1 作業代行者斡旋システム
2 ユーザ端末
3 代行者端末
4 作業代行者斡旋サーバ
5 作業機械
6 走行機
7 作業機
8 ネットワーク
9 測位衛星(GNSS衛星)
50 制御部
50A メモリ
50B 第1画面提供部
50C 第2画面提供部
50D ダウンロード許可部
51 通信部
52 操作表示部
53 操作部
54 記憶部
54A 作業マップファイル群
54B 作業マップテーブル
54C 作業代行者情報テーブル

Claims (6)

  1. 個々の施肥マップが圃場内の小領域毎の目標施肥量を示す作業設定情報から構成され、施肥作業時に作業機械が内蔵メモリに記憶させた状態で、前記作業機械の位置情報に対応する作業設定情報を基に作業アクチュエータを制御して、前記各小領域に対応した目標施肥量の施肥作業を実行するための複数の施肥マップ前記各施肥マップの属性情報とが記憶されている第1記憶部と、
    複数の作業代行者と前記各作業代行者の作業条件とを記憶した第2記憶部と、
    前記複数の施肥マップのうち、委託を希望する施肥作業に使用される施肥マップを委託対象施肥マップとしてユーザに選択させるためのマップ選択画面を当該ユーザに提供する第1画面提供部と、
    前記ユーザによって選択された委託対象施肥マップの属性情報と前記各作業代行業者の作業条件とに基づいて、当該委託対象施肥マップが使用されるべき施肥作業に適した1または複数の作業代行者を代行者候補として選択し、選択された代行者候補から所望の1つの代行者候補を最終的な代行者候補として前記ユーザに選択させるための代行者選択画面を前記ユーザに提供する第2画面提供部と、
    前記最終的な代行者候補に対して、前記委託対象施肥マップのダウンロードを許可するための処理を行うダウンロード許可部とを備えている、作業代行者斡旋サーバ。
  2. 前記小領域毎の目標施肥量が、前記小領域毎の作物の生育状況に基づいて作成されており、前記施肥マップの属性情報は、当該施肥マップが使用されるべき期間である作業予定期間を含んでいる、請求項1に記載の作業代行者斡旋サーバ。
  3. 前記作業代行者の作業条件は、対応可能な作業日を含んでいる、請求項1に記載の作業代行者斡旋サーバ。
  4. 前記マップ選択画面は、前記ユーザが使用可能な施肥マップ毎に、当該施肥マップに関する情報が表示されたリストを含み、
    前記施肥マップに関する情報は、当該施肥マップが使用されるべき圃場を表す情報と、当該施肥マップが使用されるべき施肥作業を表す情報とを含む、請求項1に記載の作業代行者斡旋サーバ。
  5. 前記代行者選択画面は、前記選択された代行者候補毎に、当該代行者候補に関する情報が表示されたリストを含み、
    前記代行者候補に関する情報は、当該代行者候補を表す情報と、当該代行者候補の連絡先情報と、当該代行者候補の作業コストとを含む、請求項1または4に記載の作業代行者斡旋サーバ。
  6. 前記代行者選択画面から選択された前記代行者候補への前記委託対象施肥マップのダウンロードは、前記代行者候補によって指定された前記作業車両に対して実行される、請求項1~5のいずれか一項に記載の作業代行者斡旋サーバ。
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