JP7080562B2 - 電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネス - Google Patents

電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネスに関する。
従来、筐体と、この筐体に収容される電子部品と、を備えた電気接続箱が知られている(下記の特許文献1から5)。例えば、電気接続箱においては、電子部品が収容された電気配線ブロックを筐体に収容することによって、この筐体に電子部品が収容される。この電気接続箱においては、複数の電気配線ブロックを1つの筐体に収容することがあり、それぞれの電気配線ブロック同士を接合することによって、繋がり合う電気配線ブロックの電子部品同士を電気的に接続させる。例えば、それぞれの電気配線ブロックには、自らが収容する電子部品に対して電気的に接続された板状のバスバを設ける。この場合には、互いに繋がり合う電気配線ブロックのバスバ同士を接続部材で繋ぐことによって、それぞれの電気配線ブロックの電子部品同士を電気的に接続させる。その接続部材としては、例えば、バスバに差し込んで当該バスバを挟み込むクリップの如き形態のものが考えられる。例えば、下記の特許文献6には、接続対象のバスバ毎に設けた板バネ状のクリップを有する中継用バスバが開示されている。その中継用バスバは、それぞれのクリップを接続対象のバスバに差し込むことによって、接続対象のバスバ同士を電気的に接続させる。
特開2004-201448号公報 特開平9-308047号公報 特開2007-129790号公報 特開2004-166322号公報 特開2002-315156号公報 特開2011-172393号公報
ところで、従来の接続部材は、所期の接続を行うために、バスバに対して設定取付位置までし込んでいく必要がある。しかしながら、従来の技術では、設定取付位置まで接続部材が差し込まれているのか否か、つまりバスバに対する接続部材の取付位置が正しいのか否かの検知が難しく、この点で改善の余地がある。
そこで、本発明は、バスバに対する接続部材の取付位置の正誤を検知可能な電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネスを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係る電気配線ブロック接合体は、電子部品とバスバを内方で電気的に接続させる複数の電気配線ブロックと、相互間での接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの間でそれぞれの前記バスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造と、を備える。そして、接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの内の少なくとも一方は、それぞれの前記電気接続部と前記接続部材とを収容する収容室を有し、前記接続部材は、それぞれの前記電気接続部が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間と、互いに対向配置し、前記収容空間に収容されたそれぞれの前記電気接続部の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体と、それぞれの前記電気接続部への差し込み方向とは逆側でそれぞれの前記押圧壁体を連結させる連結壁体と、を有し、前記取付位置検知構造は、突起部と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置が設定取付位置のときに前記突起部が挿入される被挿入部と、を備え、前記突起部と前記被挿入部の内の一方を前記接続部材に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの前記電気接続部又は前記収容室の内壁面に設けることを特徴としている。
ここで、前記突起部は、前記差し込み方向とは逆向きにそれぞれの前記電気接続部から突出させ、前記被挿入部は、前記接続部材の前記連結壁体に設けることが望ましい。
また、前記収容室の前記内壁面は、前記電気接続部の前記他方の壁面に対向配置される対向壁面を有し、前記突起部は、前記収容室の前記内壁面における前記対向壁面から前記電気接続部の前記他方の壁面に向けて突出させ、前記被挿入部は、前記接続部材の前記押圧壁体に設けることが望ましい。
また、上記目的を達成する為、本発明に係る電気接続箱は、電子部品と、バスバと、前記電子部品と前記バスバを内方で電気的に接続させる複数の電気配線ブロックと、相互間での接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの間でそれぞれの前記バスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造と、複数の前記電気配線ブロックを収容する筐体と、を備える。そして、接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの内の少なくとも一方は、それぞれの前記電気接続部と前記接続部材とを収容する収容室を有し、前記接続部材は、それぞれの前記電気接続部が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間と、互いに対向配置し、前記収容空間に収容されたそれぞれの前記電気接続部の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体と、それぞれの前記電気接続部への差し込み方向とは逆側でそれぞれの前記押圧壁体を連結させる連結壁体と、を有し、前記取付位置検知構造は、突起部と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置が設定取付位置のときに前記突起部が挿入される被挿入部と、を備え、前記突起部と前記被挿入部の内の一方を前記接続部材に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの前記電気接続部又は前記収容室の内壁面に設けることを特徴としている。
また、上記目的を達成する為、本発明に係るワイヤハーネスは、電子部品と、バスバと、電線と、前記電子部品と前記バスバと前記電線を内方で電気的に接続させる複数の電気配線ブロックと、相互間での接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの間でそれぞれの前記バスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造と、複数の前記電気配線ブロックを収容し且つ前記電線を外方に引き出す筐体と、を備える。そして、接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの内の少なくとも一方は、それぞれの前記電気接続部と前記接続部材とを収容する収容室を有し、前記接続部材は、それぞれの前記電気接続部が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間と、互いに対向配置し、前記収容空間に収容されたそれぞれの前記電気接続部の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体と、それぞれの前記電気接続部への差し込み方向とは逆側でそれぞれの前記押圧壁体を連結させる連結壁体と、を有し、前記取付位置検知構造は、突起部と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置が設定取付位置のときに前記突起部が挿入される被挿入部と、を備え、前記突起部と前記被挿入部の内の一方を前記接続部材に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの前記電気接続部又は前記収容室の内壁面に設けることを特徴としている。
本発明に係る電気配線ブロック接合体においては、収容室の中での取付位置検知構造の突起部が被挿入部に挿入されている場合、それぞれの電気接続部に対して設定取付位置まで接続部材が差し込まれており、それぞれの電気接続部に対して接続部材が正しい取付位置で取り付けられていることが判る。一方、この電気配線ブロック接合体においては、収容室の中での取付位置検知構造の突起部が被挿入部に挿入されていない場合、それぞれの電気接続部に対して設定取付位置まで接続部材が差し込まれておらず、それぞれの電気接続部に対して接続部材が正しい取付位置で取り付けられていないことが判る。従って、本発明に係る電気配線ブロック接合体においては、それぞれの電気接続部に対する接続部材の取付位置の正誤を検知させることができる。更に、本発明に係る電気接続箱及びワイヤハーネスは、その電気配線ブロック接合体を備えているので、この電気配線ブロック接合体が奏する効果を同様に得ることができる。
図1は、実施形態の電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネスを示す斜視図である。 図2は、実施形態の電気配線ブロック接合体を第1電気配線ブロックと第2電気配線ブロックとに分離した分解斜視図である。 図3は、第1電気配線ブロックの分解斜視図である。 図4は、第2電気配線ブロックの分解斜視図である。 図5は、取付位置検知構造について説明する分解斜視図である。 図6は、取付位置検知構造について説明する分解斜視図である。 図7は、設定取付位置での取付位置検知構造を示す斜視図である。 図8は、図7のX1-X1線断面図である。 図9は、設定取付位置から外れた取付位置検知構造を示す斜視図である。 図10は、図9のX2-X2線断面図である。 図11は、実施形態の取付位置検知構造の変形形態を示す分解斜視図である。 図12は、実施形態の取付位置検知構造の変形形態を示す斜視図である。 図13は、実施形態の取付位置検知構造の変形形態を示す上面図である。 図14は、図12のX3-X3線断面図である。
以下に、本発明に係る電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネスの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネスの実施形態の1つを図1から図14に基づいて説明する。
図1及び図2の符号1は、本実施形態の電気配線ブロック接合体を示す。また、図1の符号JBと符号WHは、各々、その電気配線ブロック接合体1を備えた本実施形態の電気接続箱と、この電気接続箱JBを備えた本実施形態のワイヤハーネスと、を示す。
電気配線ブロック接合体1とは、電子部品EPを収容する複数の電気配線ブロック(後述する第1電気配線ブロック10と第2電気配線ブロック20)が接合されたものである(図1及び図2)。また、電気接続箱JBとは、筐体JBaに複数の電気配線ブロックが電子部品EPと共に収容されたものである(図1)。その筐体JBaには、少なくとも1つの電気配線ブロック接合体1が収容される。よって、この電気接続箱JBは、電気配線ブロック接合体1とは別の電気配線ブロック接合体や電気配線ブロックが筐体JBaに収容される場合もある。電気配線ブロック接合体1は、その筐体JBaに周知のロック機構(図示略)等を介して保持される。ワイヤハーネスWHとは、その電気接続箱JBの電子部品EPに対して電気的に接続された電線(電力供給線や信号線等)Weを筐体JBaの内方から外方に引き出したものである(図1)。尚、図中の筐体JBaは、フレームの外壁のみを示した概念図であり、このフレームの2つの開口を各々のカバーで塞いでいる。
電気接続箱JBは、電線Weと共にワイヤハーネスWHとして、例えば、車両(図示略)のエンジンコンパートメント等に設置される。この電気接続箱JBにおいては、車両に搭載された接続対象物(図示略)が電子部品EPに対して電線Weを介して電気的に接続されている。例えば、この電気接続箱JBにおいては、電子部品EPに対して少なくとも2本の電線Weを電気的に接続し、この電子部品EPを介して少なくとも2つの接続対象物の間を電気的に繋ぐ。電子部品EPとは、例えば、リレー、ヒューズ等の回路保護部品、コネクタ、端子金具などのことを指している。本実施形態では、回路基板、電子制御ユニット(いわゆるECU)等の電子機器についても、筐体JBaに収容される電子部品EPの一形態として考える。また、接続対象物とは、二次電池などの電源、電気機器(アクチュエータ等)などの負荷、センサなどのことを指している。
以下に、電気配線ブロック接合体1について具体的に説明する。
電気配線ブロック接合体1は、先に示したように、複数の電気配線ブロックが接合されたものである。電気配線ブロックとは、電子部品EPの他にバスバも収容し、その電子部品EPとバスバを内方で電気的に接続させるものである。この電気配線ブロック接合体1においては、相互間での接合対象となる2つの電気配線ブロックを接合させ、それぞれの電気配線ブロックに収容されたバスバ同士を結合させることによって、それぞれのバスバを電気的に接続させる。この電気配線ブロック接合体1は、後で詳述するが、それぞれのバスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材を備えている。
ここでは、2つの電気配線ブロック(第1電気配線ブロック10、第2電気配線ブロック20)を備えた電気配線ブロック接合体1について例示する(図1及び図2)。第1電気配線ブロック10(図1から図3)と第2電気配線ブロック20(図1、図2及び図4)は、各々、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。
第1電気配線ブロック10は、電子部品EPとして回路保護部品EP1を収容すると共に、バスバ30を収容する(図3)。この第1電気配線ブロック10には、回路保護部品EP1を収容及び保持する第1収容室11と、バスバ30を収容及び保持する第2収容室12と、が形成されている。この第1電気配線ブロック10においては、6つの回路保護部品EP1を収容し、それぞれの回路保護部品EP1を1つのバスバ30を介して電気的に接続する。よって、この例示では、第1収容室11が格子状に6つ並べて配置されており、それぞれの第1収容室11に開口部11aを介して回路保護部品EP1が1つずつ収容される。また、それぞれの第1収容室11には、第2収容室12に収容したバスバ30の端子接続部31が各々挿入されている。従って、回路保護部品EP1は、第1収容室11に収容した際に、バスバ30に対して端子接続部31を介して物理的且つ電気的に接続される。
ここで、バスバ30は、金属等の導電性材料で成形する。この例示のバスバ30は、銅板等の金属板を母材にしてプレス成形された板状のものである(図3、図5及び図6)。このバスバ30は、回路保護部品EP1毎の6つの端子接続部31を有している。この例示の端子接続部31は、所謂雄タブ型に形成されており、回路保護部品EP1の一方の雌型の端子接続部(図示略)に挿入され且つ嵌合される。このバスバ30は、同一平面上で略等間隔に並べられた3つの端子接続部31の組み合わせを2組有しており、それぞれの組み合わせを対向配置している。このバスバ30は、一方の組み合わせの3つの端子接続部31を同一平面上で連結させる矩形の第1連結部32と、他方の組み合わせの3つの端子接続部31を同一平面上で連結させる矩形の第2連結部33と、を有する。このバスバ30においては、それぞれの端子接続部31を第1連結部32と第2連結部33に対して同一方向に向けて突出させ且つ延在させており、その延在方向が回路保護部品EP1の端子接続部との挿抜方向になる。更に、このバスバ30は、第1連結部32と第2連結部33を端子接続部31とは逆側で連結させる矩形の第3連結部34を有する。このバスバ30においては、6つの端子接続部31と第1連結部32と第2連結部33と第3連結部34とで主体部分が形成されている。
この第1電気配線ブロック10においては、回路保護部品EP1の他方の雌型の端子接続部(図示略)に電線Weの端部が電気的に接続される。その電線Weは、端部に取り付けた例えば雄タブ型の端子金具を介して回路保護部品EP1に物理的且つ電気的に接続されている。この電線Weは、回路保護部品EP1毎に設けられている。
第2電気配線ブロック20は、電子部品EPとしてリレーEP2を収容すると共に、バスバ40を収容する(図4)。この第2電気配線ブロック20には、リレーEP2を収容及び保持する第1収容室21と、バスバ40を収容及び保持する第2収容室22と、が形成されている。この第2電気配線ブロック20においては、10個のリレーEP2を収容し、それぞれのリレーEP2を1つのバスバ40を介して電気的に接続する。よって、この例示では、第1収容室21が格子状に10個並べて配置されており、それぞれの第1収容室21に開口部21aを介してリレーEP2が1つずつ収容される。また、それぞれの第1収容室21には、第2収容室22に収容したバスバ40の端子接続部41が各々挿入されている。従って、リレーEP2は、第1収容室21に収容した際に、バスバ40に対して端子接続部41を介して物理的且つ電気的に接続される。
ここで、バスバ40は、金属等の導電性材料で成形する。この例示のバスバ40は、第1電気配線ブロック10のバスバ30と同じように、銅板等の金属板を母材にしてプレス成形された板状のものである(図4から図6)。このバスバ40は、リレーEP2毎の10個の端子接続部41を有している。この例示の端子接続部41は、所謂音叉端子型に形成されており、リレーEP2の一方の雄タブ型の端子接続部EP2a(図4)が挿入されることで、このリレーEP2の端子接続部EP2aを挟み込む。このバスバ40は、同一平面上で略等間隔に並べられた5つの端子接続部41の組み合わせを2組有しており、それぞれの組み合わせを対向配置している。このバスバ40は、一方の組み合わせの5つの端子接続部41を同一平面上で連結させる矩形の第1連結部42と、他方の組み合わせの5つの端子接続部41を同一平面上で連結させる矩形の第2連結部43と、を有する。このバスバ40においては、それぞれの端子接続部41を第1連結部42と第2連結部43に対して同一方向に向けて突出させ且つ延在させており、その延在方向がリレーEP2の端子接続部EP2aとの挿抜方向になる。更に、このバスバ40は、第1連結部42と第2連結部43を端子接続部41とは逆側で連結させる矩形の第3連結部44を有する。このバスバ40においては、10個の端子接続部41と第1連結部42と第2連結部43と第3連結部44とで主体部分が形成されている。
この第2電気配線ブロック20においては、リレーEP2の他方の雄タブ型の端子接続部EP2b(図4)に電線Weの端部が電気的に接続される。その電線Weは、端部に取り付けた例えば音叉端子型の端子金具を介してリレーEP2に物理的且つ電気的に接続されている。この電線Weは、リレーEP2毎に設けられている。
ここで示した第1電気配線ブロック10と第2電気配線ブロック20は、第1収容室11の開口部11a(回路保護部品EP1の挿入口)と第1収容室21の開口部21a(リレーEP2の挿入口)とが同じ向きに口を開けるように接合する。先に示したように、この電気配線ブロック接合体1においては、第1電気配線ブロック10と第2電気配線ブロック20を接合させ、それぞれのバスバ30,40同士を結合させることによって、それぞれのバスバ30,40を電気的に接続させる。ここでは、それぞれのバスバ30,40の電気接続部35,45を結合させる。それぞれのバスバ30,40は、そのそれぞれの電気接続部35,45を介して結合され且つ電気的に接続される。
バスバ30においては、主体部分(6つの端子接続部31と第1連結部32と第2連結部33と第3連結部34)から突出させた状態で電気接続部35を設ける。このバスバ30においては、第1連結部32の端部(一辺)から電気接続部35を突出させる。ここでは、第1連結部32において、3つの端子接続部31の配列方向における一方の端部に電気接続部35を設けている。この例示の電気接続部35は、その第1連結部32と同一平面上で矩形の板状に形成されている(図3、図5及び図6)。また、バスバ40においては、主体部分(10個の端子接続部41と第1連結部42と第2連結部43と第3連結部44)から突出させた状態で電気接続部45を設ける。このバスバ40においては、第1連結部42の端部(一辺)から電気接続部45を突出させる。ここでは、第1連結部42において、5つの端子接続部41の配列方向における一方の端部に電気接続部45を設けている。この例示の電気接続部45は、その第1連結部42と同一平面上で矩形の板状に形成されている(図4から図6)。
この電気配線ブロック接合体1は、それぞれの電気接続部35,45を電気的に接続させる接続部材50を備えている(図2、図5及び図6)。その接続部材50は、それぞれの電気接続部35,45を結合させると共に、その結合状態を保つための部材である。この接続部材50は、それぞれの電気接続部35,45を結合させたまま保持することによって、これらを電気的に接続させる。
接続部材50は、一方の壁面同士が対向配置されているそれぞれの電気接続部35,45に差し込んでいくことによって、その一方の壁面同士が互いに重ね合わされた状態でそれぞれの電気接続部35,45を結合し、かつ、それぞれの電気接続部35,45を結合状態のまま保持する。
そこで、この接続部材50は、互いに対向配置し、それぞれの電気接続部35,45の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体51を有している(図2、図5及び図6)。また、この接続部材50は、それぞれの電気接続部35,45への差し込み方向とは逆側でそれぞれの押圧壁体51を連結させる連結壁体52を有している(図2、図5及び図6)。この接続部材50においては、その2つの押圧壁体51と連結壁体52とで囲まれた空間が、それぞれの電気接続部35,45が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間53となる(図2、図5及び図6)。また、この接続部材50においては、2つの押圧壁体51における連結壁体52とは逆側の端部間が、それぞれの電気接続部35,45に差し込み挿入する際の差し込み口54となる(図2、図5及び図6)。
接続部材50は、その差し込み口54からそれぞれの電気接続部35,45に対して差し込み挿入する。この接続部材50においては、その差し込み挿入の進行と共に、一方の壁面同士が互いに重ね合わされたまま、それぞれの電気接続部35,45が差し込み口54とは逆側の連結壁体52に向けて収容空間53の中を移動する。この接続部材50においては、それぞれの電気接続部35,45が所定位置まで収容空間53の中を移動することによって、それぞれの電気接続部35,45の収容空間53への収容が完了する。2つの押圧壁体51は、その収容空間53に収容されたそれぞれの電気接続部35,45の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む。
接続部材50は、金属等の導電性材料で成形する。この例示の接続部材50は、銅板等の金属板を母材にしてプレス成形された板状のものである。この例示の接続部材50は、2つの押圧壁体51と連結壁体52とを各々矩形の片体状に形成している。押圧壁体51は、差し込み口54側を収容空間53側にオフセットさせた矩形の押圧部51aを有する(図2、図5及び図6)。その押圧部51aは、電気接続部35(45)の他方の壁面に面接触させた状態で、この他方の壁面に押圧力を作用させる。
この接続部材50は、連結壁体52側を支点にしてそれぞれの押圧壁体51を撓ませることができ、それぞれの押圧壁体51の対向配置された内壁面の間隔を変えることができる。そして、この接続部材50においては、その撓みを弾性域内で発生させることによって、それぞれの押圧壁体51の間にバネ力を発生させることができる。この接続部材50は、収容空間53にそれぞれの電気接続部35,45が収容される前に、それぞれの押圧部51aの対向配置された内壁面の間隔がそれぞれの電気接続部35,45の板厚の合計値よりも狭くなるように形成する。これにより、この接続部材50においては、それぞれの電気接続部35,45の収容空間53への挿入に伴い、それぞれの電気接続部35,45の他方の壁面によって、それぞれの押圧部51aが内壁面側から押し広げられ、それぞれの押圧壁体51に撓みが発生する。この接続部材50は、その撓みを弾性域内で発生させるように形成する。これにより、それぞれの押圧部51aは、それぞれの電気接続部35,45の他方の壁面に押圧力を作用させることができ、それぞれの電気接続部35,45を重ね合わせた状態のまま挟持することができる。よって、この接続部材50は、それぞれのバスバ30,40を結合させ、互いの電気的な接続状態を保持することができる。
この電気配線ブロック接合体1においては、接合対象となる第1電気配線ブロック10と第2電気配線ブロック20の内の少なくとも一方に、それぞれの電気接続部35,45と接続部材50とを収容する収容室を設ける。ここでは、その収容室としての第3収容室13を第1電気配線ブロック10に設けている(図1から図3)。第1電気配線ブロック10においては、第2収容室12にバスバ30が収容された際に、電気接続部35が第3収容室13に収容される。また、その第3収容室13には、第1電気配線ブロック10と第2電気配線ブロック20とが接合された際に、バスバ40の電気接続部45が収容される。ここで、第3収容室13は、第1収容室11の開口部11aと同じ向きに口を開けた開口部13aを有する。接続部材50は、その開口部13aから第3収容室13に収容していきながら、それぞれの電気接続部35,45に差し込んでいく。
この電気配線ブロック接合体1は、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造60を備えている(図2から図6)。その取付位置検知構造60は、それぞれの電気接続部35,45に対して所期の設定取付位置まで接続部材50が差し込まれているのか否かを検知させるためのものである。設定取付位置とは、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の正規の取付位置として設計上定められた取付位置のことである。この取付位置検知構造60は、設定取付位置まで接続部材50が差し込まれていれば、それぞれの電気接続部35,45に対して接続部材50が正しい取付位置で取り付けられていると検知でき、かつ、設定取付位置まで接続部材50が差し込まれていなければ、それぞれの電気接続部35,45に対して接続部材50が正しい取付位置で取り付けられていないと検知できるように構成する。
そこで、取付位置検知構造60は、突起部61と、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置が設定取付位置のときに突起部61が挿入される被挿入部62と、を備えるものとして構成する(図2から図6)。この取付位置検知構造60では、突起部61と被挿入部62の内の一方を接続部材50に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの電気接続部35,45に設ける。ここでは、突起部61をそれぞれの電気接続部35,45に設け、被挿入部62を接続部材50に設けるものとして例示する。
この例示の突起部61は、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の差し込み方向とは逆向きにそれぞれの電気接続部35,45から突出させる。ここでは、それぞれの電気接続部35,45の端面から突起部61を突出させている。それぞれの突起部61は、それぞれの電気接続部35,45の一方の壁面同士が互いに重ね合わされた状態で、互いに重ね合わされるように形成する。
この例示の被挿入部62は、その重ね合わされたそれぞれの突起部61が挿入されるように、接続部材50の連結壁体52に設ける。ここでは、連結壁体52に矩形の貫通孔を形成し、その貫通孔を被挿入部62として利用する。
この例示の取付位置検知構造60においては、第3収容室13の中でそれぞれの突起部61が被挿入部62に挿入されている場合、それぞれの電気接続部35,45に対して設定取付位置まで接続部材50が差し込まれており、それぞれの電気接続部35,45に対して接続部材50が正しい取付位置で取り付けられている(図7及び図8)。一方、この例示の取付位置検知構造60においては、第3収容室13の中でそれぞれの突起部61が被挿入部62に挿入されていない場合、それぞれの電気接続部35,45に対して設定取付位置まで接続部材50が差し込まれておらず、それぞれの電気接続部35,45に対して接続部材50が正しい取付位置で取り付けられていない(図9及び図10)。この電気配線ブロック接合体1においては、その取付位置検知構造60によって、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置の正誤を検知させることができる。例えば、この取付位置検知構造60においては、第3収容室13の中でそれぞれの突起部61が被挿入部62に挿入されているのか否かを作業者に目視させることによって、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置の正誤を作業者に検知させる。
ここで、この取付位置検知構造60においては、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置が設定取付位置のときに、それぞれの突起部61を被挿入部62から突出させることが望ましい。この場合、それぞれの突起部61は、それぞれの電気接続部35,45から連結壁体52の板厚よりも大きく突出させる。これにより、この取付位置検知構造60においては、第3収容室13の中でそれぞれの突起部61が被挿入部62に挿入されているのか否かについての判別が容易になるので、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置の正誤を検知し易くなる。
このように、本実施形態の電気配線ブロック接合体1は、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置の正誤を検知させることができる。よって、この電気配線ブロック接合体1は、その取付位置が設定取付位置に対してずれていた場合、接続部材50を取り付け直すことによって、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材50の取付位置のずれを抑えることができる。また、この取付位置検知構造60においては、挿入状態でのそれぞれの突起部61と被挿入部62との間の隙間を狭めていくことによって、それぞれの突起部61と被挿入部62とを互いの位置ずれを抑える係止構造としても利用することができる。よって、本実施形態の電気配線ブロック接合体1は、全ての組み付けを終えた後で、その取付位置検知構造60によって、それぞれのバスバ30,40の間での位置ずれを抑えることができ、また、それぞれの電気接続部35,45と接続部材50との間での位置ずれを抑えることができる。
ところで、本実施形態の電気配線ブロック接合体1は、接続部材50を次のような接続部材150に置き換え、かつ、取付位置検知構造60を次のような取付位置検知構造160に置き換えてもよい(図11)。
接続部材150は、先の接続部材50と同等の形状の2つの押圧壁体151と連結壁体152とを有しており、これらで囲まれた空間をそれぞれの電気接続部35,45の収容空間153として利用し、かつ、2つの押圧壁体151における連結壁体152とは逆側の端部間をそれぞれの電気接続部35,45への差し込み口154として利用する(図11)。この接続部材150は、開口部13aから第3収容室13に挿入しながらそれぞれの電気接続部35,45に差し込んでいく(図12から図14)。この接続部材150においても、それぞれの電気接続部35,45の他方の壁面には、それぞれの押圧壁体151の押圧部151aを面接触させ、それぞれの押圧部151aから押圧力を作用させる(図14)。
取付位置検知構造160は、先の取付位置検知構造60と同じように、突起部161と、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材150の取付位置が設定取付位置のときに突起部61が挿入される被挿入部162と、を備える(図11及び図14)。この取付位置検知構造160では、先の取付位置検知構造60と同じように、突起部161と被挿入部162の内の一方を接続部材150に設けるが、その内の他方を第3収容室13の内壁面13bに設ける(図14)。ここでは、突起部161を第3収容室13の内壁面13bに設け、被挿入部162を接続部材150に設けるものとして例示する。
ここで、第3収容室13の内壁面13bは、電気接続部35の他方の壁面に対向配置される第1対向壁面13bと、電気接続部45の他方の壁面に対向配置される第2対向壁面13bと、を有する(図14)。この例示の突起部161は、その第1対向壁面13bと第2対向壁面13bとに各々設けている。一方の突起部161は、第1対向壁面13bから電気接続部35の他方の壁面に向けて突出させる。他方の突起部161は、第2対向壁面13bから電気接続部45の他方の壁面に向けて突出させる。
具体的に、第3収容室13には、第1対向壁面13bから電気接続部35の他方の壁面に向けて突出させ且つ可撓性を持たせた第1可撓片部13cと、第2対向壁面13bから電気接続部45の他方の壁面に向けて突出させ且つ可撓性を持たせた第2可撓片部13dと、が形成されている(図14)。その第1可撓片部13cと第2可撓片部13dは、更に、第3収容室13の開口部13aに向けて斜めに突出させている。一方の突起部161は、その第1可撓片部13cの突出方向側の先端に設けている。また、他方の突起部161は、その第2可撓片部13dの突出方向側の先端に設けている。
この例示の被挿入部162は、接続部材150のそれぞれの押圧壁体151に設ける(図11及び図14)。押圧壁体151は、押圧部151aに対して電気接続部35(45)の他方の壁面から離れる方向にオフセットさせ、かつ、その他方の壁面との間に隙間を設けた連結壁体152側の矩形の根元部151bを有している。ここでは、その根元部151bに矩形の貫通孔を形成し、その貫通孔を被挿入部162として利用する。
この例示の取付位置検知構造160においては、接続部材150を第3収容室13に挿入しながらそれぞれの電気接続部35,45に差し込んでいくことによって、それぞれの押圧壁体151がそれぞれの突起部161を押動しながら第1可撓片部13cと第2可撓片部13dを傾倒させる。
この取付位置検知構造160においては、接続部材150を更にそれぞれの電気接続部35,45に差し込んでいき、第1可撓片部13cと第2可撓片部13dの撓みが解消されて、それぞれの突起部161がそれぞれの被挿入部162に挿入されたならば、それぞれの電気接続部35,45に対して設定取付位置まで接続部材150が差し込まれており、それぞれの電気接続部35,45に対して接続部材150が正しい取付位置で取り付けられている(図12から図14)。一方、この取付位置検知構造160においては、接続部材150を更にそれぞれの電気接続部35,45に差し込んでいっても、第1可撓片部13cと第2可撓片部13dの撓みが解消されずに、それぞれの突起部161がそれぞれの被挿入部162に挿入されなかったならば、それぞれの電気接続部35,45に対して設定取付位置まで接続部材150が差し込まれておらず、それぞれの電気接続部35,45に対して接続部材150が正しい取付位置で取り付けられていない。この電気配線ブロック接合体1においては、その取付位置検知構造160によって、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材150の取付位置の正誤を検知することができる。例えば、この取付位置検知構造160においては、第3収容室13の中でそれぞれの突起部161がそれぞれの被挿入部162に挿入されているのか否かを作業者に目視させたり、第1可撓片部13cと第2可撓片部13dの撓みが解消されているのか否かを作業者に目視させたりすることによって、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材150の取付位置の正誤を作業者に検知させる。
このように、本実施形態の電気配線ブロック接合体1は、この取付位置検知構造160に置き換えたとしても、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材150の取付位置の正誤を検知させることができる。よって、この電気配線ブロック接合体1は、その取付位置が設定取付位置に対してずれていた場合、接続部材150を取り付け直すことによって、それぞれの電気接続部35,45に対する接続部材150の取付位置のずれを抑えることができる。また、この取付位置検知構造160においては、挿入状態での突起部161と被挿入部162との間の隙間を狭めていくことによって、この挿入状態の突起部161と被挿入部162とを互いの位置ずれを抑える係止構造としても利用することができる。よって、本実施形態の電気配線ブロック接合体1は、全ての組み付けを終えた後で、その取付位置検知構造160によって、第3収容室13と接続部材150との間での位置ずれを抑えることができる。
ここで、本実施形態の電気配線ブロック接合体1においては、取付位置検知構造60と取付位置検知構造160とを双方とも備えるように構成してもよい。これにより、この電気配線ブロック接合体1は、それぞれの取付位置検知構造60,160によって得られる全ての効果を奏することができる。
更に、本実施形態の電気接続箱JB及びワイヤハーネスWHは、以上示した電気配線ブロック接合体1を備えているので、この電気配線ブロック接合体1が奏する効果を同様に得ることができる。
1 電気配線ブロック接合体
10 第1電気配線ブロック
20 第2電気配線ブロック
13 第3収容室(収容室)
13b 内壁面
13b 第1対向壁面
13b 第2対向壁面
30,40 バスバ
35,45 電気接続部
50,150 接続部材
51,151 押圧壁体
52,152 連結壁体
53,153 収容空間
60,160 取付位置検知構造
61,161 突起部
62,162 被挿入部
EP 電子部品
JB 電気接続箱
JBa 筐体
We 電線
WH ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 電子部品とバスバを内方で電気的に接続させる複数の電気配線ブロックと、
    相互間での接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの間でそれぞれの前記バスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材と、
    それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造と、
    を備え、
    接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの内の少なくとも一方は、それぞれの前記電気接続部と前記接続部材とを収容する収容室を有し、
    前記接続部材は、それぞれの前記電気接続部が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間と、互いに対向配置し、前記収容空間に収容されたそれぞれの前記電気接続部の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体と、それぞれの前記電気接続部への差し込み方向とは逆側でそれぞれの前記押圧壁体を連結させる連結壁体と、を有し、
    前記取付位置検知構造は、突起部と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置が設定取付位置のときに前記突起部が挿入される被挿入部と、を備え、前記突起部と前記被挿入部の内の一方を前記接続部材に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの前記電気接続部又は前記収容室の内壁面に設けることを特徴とした電気配線ブロック接合体。
  2. 前記突起部は、前記差し込み方向とは逆向きにそれぞれの前記電気接続部から突出させ、
    前記被挿入部は、前記接続部材の前記連結壁体に設けることを特徴とした請求項1に記載の電気配線ブロック接合体。
  3. 前記収容室の前記内壁面は、前記電気接続部の前記他方の壁面に対向配置される対向壁面を有し、
    前記突起部は、前記収容室の前記内壁面における前記対向壁面から前記電気接続部の前記他方の壁面に向けて突出させ、
    前記被挿入部は、前記接続部材の前記押圧壁体に設けることを特徴とした請求項1に記載の電気配線ブロック接合体。
  4. 電子部品と、
    バスバと、
    前記電子部品と前記バスバを内方で電気的に接続させる複数の電気配線ブロックと、
    相互間での接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの間でそれぞれの前記バスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材と、
    それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造と、
    複数の前記電気配線ブロックを収容する筐体と、
    を備え、
    接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの内の少なくとも一方は、それぞれの前記電気接続部と前記接続部材とを収容する収容室を有し、
    前記接続部材は、それぞれの前記電気接続部が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間と、互いに対向配置し、前記収容空間に収容されたそれぞれの前記電気接続部の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体と、それぞれの前記電気接続部への差し込み方向とは逆側でそれぞれの前記押圧壁体を連結させる連結壁体と、を有し、
    前記取付位置検知構造は、突起部と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置が設定取付位置のときに前記突起部が挿入される被挿入部と、を備え、前記突起部と前記被挿入部の内の一方を前記接続部材に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの前記電気接続部又は前記収容室の内壁面に設けることを特徴とした電気接続箱。
  5. 電子部品と、
    バスバと、
    電線と、
    前記電子部品と前記バスバと前記電線を内方で電気的に接続させる複数の電気配線ブロックと、
    相互間での接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの間でそれぞれの前記バスバの電気接続部を電気的に接続させる接続部材と、
    それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置の正誤を検知可能な取付位置検知構造と、
    複数の前記電気配線ブロックを収容し且つ前記電線を外方に引き出す筐体と、
    を備え、
    接合対象となる2つの前記電気配線ブロックの内の少なくとも一方は、それぞれの前記電気接続部と前記接続部材とを収容する収容室を有し、
    前記接続部材は、それぞれの前記電気接続部が一方の壁面同士を互いに重ね合わせて収容される収容空間と、互いに対向配置し、前記収容空間に収容されたそれぞれの前記電気接続部の他方の壁面に押圧力を作用させながら挟み込む2つの押圧壁体と、それぞれの前記電気接続部への差し込み方向とは逆側でそれぞれの前記押圧壁体を連結させる連結壁体と、を有し、
    前記取付位置検知構造は、突起部と、それぞれの前記電気接続部に対する前記接続部材の取付位置が設定取付位置のときに前記突起部が挿入される被挿入部と、を備え、前記突起部と前記被挿入部の内の一方を前記接続部材に設け、かつ、その内の他方をそれぞれの前記電気接続部又は前記収容室の内壁面に設けることを特徴としたワイヤハーネス。
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