JP7079908B1 - ムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】レコードの溝に忠実に追従し、コイルの発電場所を極力小さな範囲に収める事により再生時間差を減らしたハイスピードで高音質なムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジを提供する。【解決手段】 筒状または無垢の棒体の一端を支点とし反対側にレコード針を有したカンチレバーのレコード針に近い部分にコイルを固定した発電機構と、当該カンチレバーに固定したコイルの部分の両側に2つの磁石を異極対向にて配置し、コイルのカンチレバーに固定した部分の重心付近の一点に集中して磁界を発生させる異極対向磁場発生機構とを備え、コイルのカンチレバーに近い部分を対向配置した2つの磁石の外周近くの磁束密度が大きく磁力線が弧を描く領域に置き、コイルのカンチレバーから離れた部分を2つの磁石の磁力線の弱まる位置に収まるよう配置したことを特徴とするムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジ。【選択図】図1-1b

Description

本発明は、ステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジに関するものである。
ステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのカートリッジの一つにムービングコイル型があるが、特開2020-27993(特許文献1)のように発電するためにコイルと組み合わせる磁石の磁極がコイル全体に面しているものが多く、コイルの出力側から近い部分と遠い部分での発電の時間差が再生音の時間差となり、忠実な再生の妨げとなる。
先行技術案件
特許文献
特開2020-27993
本発明は、上記諸問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、レコードの溝に対する針の動きとレコード針の動きとコイルの発電部分の動きが同期し、合わせてカンチレバーのなるべくレコード針の近くに固定したコイルの必要最低限の部分で発電する発電機構により、高忠実度でスヒード感がありピントの合ったレコード再生が可能なムービングコイル型モノラルレコード及びステレオレコード再生カートリッジを簡単な構造で提供することである。
本発明の第一の発明は、筒状または無垢の棒体の一端を支点とし反対側にレコード針を有したカンチレバーのレコード針に近い部分に三角形のコイルを固定した発電機構と、当該カンチレバーに固定したコイルの部分の両側に2つの磁石を異極対向にて配置し、カンチレバーに固定したコイルの重心付近の一点に集中して磁界を発生させる異極対向磁場発生機構とを備え、コイルのカンチレバーに近い部分を対向配置した2つの磁石の外周近くの磁束密度が大きく磁力線が弧を描く領域に置き、コイルのカンチレバーから離れた部分を2つの磁石の磁力線の弱まる位置に収まるよう配置し、ステレオレコード及びモノラルレコードを再生すると、カンチレバーのたわみやコイルの分割振動が発電に影響せず、さらにカンチレバーに固定したコイルの重心付近の一部分が主に発電することにより。コイルの他の部分での発電による時間差の発電が影響しないハイスピードで高音質で低歪みのムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジである。
本発明の第二の発明は、前記発電機構の前記コイルの形状は前記カンチレバーに固定する部分のみ、直線か直線に近い形状を持つ全体が三角形のものであり、コイルがなるべくカンチレバーのレコード針側に接している配置とし、カンチレバーから離れる部分は前記2つの磁石の磁力発生面がレコード針先と同方向を向く場合は対向配置面の外周より内側に収まる形状であることとし、レコード針先と垂直方向等それ以外を向く場合はカンチレバー側の反対側に位置する磁極がコイルに作用しないよう配置することとし、前記2つの磁石のそれぞれを2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型による1組の磁石とする場合には2組の同極対向磁石同士の対向配置面の外周より外側に収まる形状であることとし、かつ前記2つのコイルと組み合わせて使用する2つまたは2組の磁石からコイルに対して発する磁力線は2つまたは2組の磁石がカンチレバーに固定した三角形のコイルの重心付近に集中して作用するように配置することを特徴とするムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジである。
本発明の第三の発明は、前記異極対向磁場発生機構に使用する前記2つまたは2組の磁石の磁極面をカンチレバーに固定されたコイルを挟み込むような配置にするとモノラル再生となり、そこから重心付近とする配置、さらにカンチレバーから離れる側へ配置するとステレオ再生となり、重心からさら遠ざかると逆相成分の再生量を増加出来ることを特徴とするムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジである。
本発明のムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジによれば、異極磁場発生機構と発電機構の位置関係が明快であることにより、製造が容易であるため、高音質なムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジを提供できる。
レコード針近くのカンチレバーに発電部分のコイルが固定されていて、レコードの溝の変化をダイレクトに検知し、かつコイルに対する磁力線を絞った磁気発生機構の組み合わせにより、カンチレバーに接するコイル部分の重心付近の強力な磁力線が作用する限られた一部だけが主に発電することにより、コイルの他の部分での発電による時間差の発電が影響しないハイスピードで高音質で低歪みで、レコードの音源に忠実でスピード感がありピントのあったステレオレコード及びモノラルレコードの再生が可能になる。
図1-1は本発明にかかる筒状または無垢の棒体の一端を支点とし反対側にレコード針を有したカンチレバーのレコード針に近い部分にコイルを固定した発電機構の概略側面図である。 図1-1aは本発明の実施例1の概略断面図である。 図1-1a-1は本発明の実施例2の概略断面図である。 図1-1bは本発明の実施例3の概略断面図である。 図2-1は請求事項2及び3記載の異極対向磁場発生機構に使用する2つの磁石の概略配置図である。 図2-1aは請求事項2及び3記載の異極対向磁場発生機構に使用する2つの磁石の概略配置図である。 図2-2は請求事項2記載の異極対向磁場発生機構に使用する2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型により構成する1組の磁石を異極対向配置とした概略上面図である。 図3-1aは本発明にかかるムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジの概略正面図である。 図3-1a-1は本発明にかかるムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジの概略正面図である。 図3-1bは本発明にかかるムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジの概略下面図である。 図3-2aは本発明にかかるムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジの概略正面図であり、請求事項2記載の異極対向磁場発生機構に使用する2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型により構成する1組の磁石を2組異極対向配置とした概略正面図である。 図3-2bは本発明にかかるムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジの概略下面図であり、請求事項2記載の異極対向磁場発生機構に使用する2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型により構成する1組の磁石を2組異極対向配置とした概略下面図である。 図4は[図2-2]に示す異極対向磁場発生機構に使用する2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型により構成する1組の磁石を異極対向配置としたものを実施する際に同極対向磁石間の磁極間隔を調整する機構を取り付けた例の概略上面図である。 図5-1は[図1-1a]の構造を用いて実施例として製作したカートリッジの概略構造図である。 図5-2は[図1-1a-1]の構造を用いて実施例として製作したカートリッジの概略構造図である。 図5-3は[図1-1b]の構造を用いて実施例として製作したカートリッジの概略構造図である。 図5-4は[図4]の構造を用いて実施例として製作したカートリッジの概略構造図である。
以下、本発明のムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジの実施の形態について詳細に説明する。
本発明にかかる実施の形態として[図5-1]に示すステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジを作成した。[図5-1]は実施例1の概略断面図であって、[図1-1a]、[図3-1a]、および[図3-1b]で示した機構を用いている。機構を[図1ー1a]、[図3-1a]、および[図3-1b]により説明すると、筒状または無垢の棒体の一端を支点とし反対側にレコード針を有したカンチレバー2のレコード針に近い部分の両側に取り付けた2つの三角のコイル5のそれぞれのコイル5の重心付近に磁力を集中させる。そのために[図2-1]に示す2つの磁石1を互いに異なる磁極で、その磁極の向きを対向するもう一方の磁石に対してそれぞれ90度の方向にずらし、かつ当該2つの磁石の異なる磁極が同方向となる向きに、前記コイル5の外側に配置する。、そして、前記2つの磁石1のコイル5に面する部分の厚みが、前記カンチレバー2に接するコイル5の長さよりも短く、かつ磁石1の垂直方向の全長がコイル5の全長(高さ)より長くなっている異極対向磁場を発生させる異極対向磁場発生機構を有する。
そして、本発明のムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジは、ステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジの発電機構にレコードのトレースを安定化するためのコイル側ダンパー8とサスペンションロッド9を配置することもできる。本実施例は磁石1の配置方法によりコイル5の重心付近へ磁石1の磁力線を集中させ、かつコイル5の他の部分に磁力線を作用させないことを実現しやすく、ムービングコイル型カートリッジの製造が容易になる。
本発明にかかる他の実施の形態として[図5-2]に示すステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジを作成した。[図5-2]は実施例2の概略断面図であって、[図1-1a-1]、[図3-1a-1]、および[図3-1b]で示した機構を用い、カンチレバー2に取り付けた2つの三角のコイル5のそれぞれの重心付近に磁力を集中させるために[図2-1a]に示す2つの磁石1を互いに異なる磁極で対向するように配置し、当該2つの磁石のコイルに面する部分の面積はコイルが形作る面積(コイルの3角形状の各辺で囲まれた面積)よりも小さく、かつコイル5の重心付近に向けて配置する異極対向磁場を発生させる異極対向磁場発生機構を有するステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジである。本実施例は磁石1の配置方法によりコイル5の重心付近へ磁石1の磁力線を集中させ、かつコイル5の他の部分に磁力線を作用させないことを実現しやすく、さらにムービングコイル型カートリッジの小型化が容易である。
本発明にかかる他の実施の形態として[図5-3]および[図5-4]に示すステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジを作成した。[図5-3]は実施例3の概略断面図であって、[図1-1b]、[図2-2]、[図3-2a]、および[図3-2b]で示した機構を用い、カンチレバー2に取り付けた2つの三角のコイル5のそれぞれの重心付近に磁力を集中させるために[図2-2]、[図3-2a]、および[図3-2b]に示す2つの磁石1のそれぞれを2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型による1組の磁石とし、これとコイル5を取り付けたカンチレバー2をはさんで対向する同様の同極対向型磁石は前記同極対向型の磁極とは異極の対向組み合わせとする。、そして、当該2組の同曲対向型磁石のセットは互いに異極対向となるように配置し、かつ、コイル5は2組の同極対向磁石同士の対向配置面の外周より外側に収まる形状とし、かつ前記2つのコイルと組み合わせて使用する2つの磁石1からコイル5に対して発する磁力線は2つまたは2組の磁石がカンチレバーに固定したコイルの重心付近に集中して異極対向磁場を発生させる異極対向磁場発生機構を有するステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジである。本実施例は同極対向型の磁石配置による強力な磁力線を発生させるため、高出力タイプのムービングコイル型カートリッジの製造が容易になる。
[図5-4]は実施例3で作成した[図5-3]に示すステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジに[図4]に示す2組の対向磁石のそれぞれの磁石の隙間を調整する機構を備えたステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジである。本実施例は同極対向型に配置した2つの磁石の隙間を調整することにより、強力な磁力線のフォーカスをコントロールすることができるため、高出力タイプのムービングコイル型カートリッジの性能を調整によって向上させることができる。
実際のレコードを再生して実施例1、実施例2および実施例3のそれぞれの性能を検証した。検証した項目は次の4項目である
項目1 針圧を1グラムから1グラム単位で10グラムまで加圧し、レコードの溝の追従性であるトラッカビリティーを調べた。項目1の目的は、針圧の許容範囲が広いか狭いかを調べるものであり、広ければ本発明のステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジが優れているといえる。
項目2 テストレコードの左チャンネルまたは右チャンネルだけに記録されている440Hzのサイン波を再生し、反対側のチャンネルにどれたけ音が漏れているか、左右チャンネル間セパレーションを測定した。項目2の目的は、ステレオ再生に必要不可欠な左右チャンネルの音の分離が実現できているかを確認するものであり、数値が大きければ本発明のステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジが優れているといえる。
項目3 テストレコードの左チャンネルまたは右チャンネルだけに記録されている1kHzのサイン波を再生し、当該再生チャンネルの出力電圧を測定した。項目3の目的は、出力電圧が十分かを調べるものであり、出力電圧が十分であれば本発明のステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジが優れているといえる。
項目4 実施例3の[図5-4]に示すステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジの2組の対向磁石のそれぞれの磁石の隙間を調整する機構を使用し、磁石の隙間を0mmの密着した状態と3mmの間隔を空けた状態を比較し、音質の変化を確認した。項目4の目的は、隙間の調整機構の効果を確認するためのものであり、音質に変化があれば、調整に伴う音の違いを確認でき、実施例3の調整機構を持つ本発明のステレオレコード及びモノラルレコードを再生するためのムービングコイル型カートリッジが優れているといえる。
実施例1の項目1の検証の結果は、針圧1グラムから10グラムまで安定してレコードを再生でき、優れたトラッカビリティーをもったムービングコイル型カートリッジであった。項目2の検証結果においても、左右の出力差が20dB以上あり、優れたステレオ分離特性をもったムービングコイル型カートリッジであった。項目3の検証結果においても、負荷抵抗10Ωの発電電圧が1.8mV~2.0mVの偏差に納まり、本発明のムービングコイル型モノラルレコード再生カートリッジが優れていることが分かった。
実施例2の項目1の検証の結果は、針圧1グラムから10グラムまで安定してレコードを再生でき、優れたトラッカビリティーをもったムービングコイル型カートリッジであった。項目2の検証結果においても、左右の出力差が20dB以上あり、優れたステレオ分離特性をもったムービングコイル型カートリッジであった。項目3の検証結果においても、負荷抵抗10Ωの発電電圧が2.6mV~2.8mVの偏差に納まり、本発明のムービングコイル型モノラルレコード再生カートリッジが優れていることが分かった。
実施例3の項目1の検証の結果は、針圧1グラムから10グラムまで安定してレコードを再生でき、優れたトラッカビリティーをもったムービングコイル型カートリッジであった。項目2の検証結果においても、左右の出力差が28dB以上あり、大変優れたステレオ分離特性をもったムービングコイル型カートリッジであった。項目3の検証結果においても、負荷抵抗10Ωの発電電圧が7.7mV~8.0mVの偏差に納まり、本発明のムービングコイル型モノラルレコード再生カートリッジが大変優れていることが分かった。項目4の検証結果においても、磁石の隙間がない密着した状態に比べて3mm空けた状態は聴感上の音量がやや下がり、音質がややおとなしい傾向となる変化が見られ、本発明のムービングコイル型モノラルレコード再生カートリッジが優れていることが分かった。

Claims (3)

  1. 筒状または無垢の棒体の一端を支点とし反対側にレコード針を有したカンチレバーのレコード針に近い部分に三角形のコイルを固定した発電機構と、前記カンチレバーに固定したコイルの部分の両側に2つの磁石を異極対向にて配置し、コイルのカンチレバーに固定した部分の重心付近の一点に集中して磁界を発生させる異極対向磁場発生機構とを備え、コイルのカンチレバーに近い部分を対向配置した2つの磁石の外周近くの磁束密度が大きく磁力線が強く、弧を描く領域に置き、コイルのカンチレバーから離れた部分を2つの磁石の磁力線の弱まる位置に収まるよう配置したことを特徴とするムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジ。
  2. 前記発電機構の前記コイルの形状は前記カンチレバーに固定する部分のみ、直線か直線に近い形状であり、コイルがカンチレバーのレコード針側に接している配置とし、その他の部分は前記2つの磁石の対向配置面の外周より内側に収まる形状とし、前記2つの磁石のそれぞれを2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型による1組の磁石とする場合には2組の同極対向磁石同士の対向配置面の外周より外側に収まる形状とし、かつ前記2つのコイルと組み合わせて使用する2つの磁石からコイルに対して発する磁力線は2つまたは2組の磁石がカンチレバーに固定したコイルの重心付近に集中して作用するように配置することを特徴とする請求項1記載のムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジ。
  3. 前記異極対向磁場発生機構に使用する前記2つの磁石のカンチレバーに固定されたコイルに面する部分の長さは当該コイルの重心付近にのみ面する配置とし当該コイルの部分に集中する磁力線を発生させることと合わせてカンチレバーから離れる垂直または水平方向またはその中間方向への当該磁石の長さはコイルの外径よりも長くすることでカンチレバーから離れたコイルの部分での発電を減らし、前記2つの磁石のそれぞれを2つの磁石の同じ磁極を向かい合わせた同極対向型による1組の磁石とする場合は当該1組の同極対向面の隙間を当該コイルの重心付近に最も近くなるように面するよう配置し当該強力な磁力線を発生させることと合わせてカンチレバーから離れる垂直方向への当該磁石の長さはコイルの外径よりも短くすることでカンチレバーから離れたコイルの部分での発電を減らすことを特徴とする請求項1、もしくは請求項2のいずれかに記載のムービングコイル型ステレオレコード及びモノラルレコード再生カートリッジ。
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