JP7077750B2 - Accounting server and accounting method - Google Patents
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Description
本発明は、会計処理サーバーおよび会計処理方法に関する。 The present invention relates to an accounting server and an accounting method.
ウェブ明細データから識別した各取引の、取引内容の記載をキーワードに分節し、各キーワードに対応づけられた1又は複数の勘定科目の出現頻度を参照して、特定の勘定科目に自動的に仕訳する会計処理装置が知られている(特許文献1参照)。 For each transaction identified from the web detail data, the description of the transaction content is segmented into keywords, and the frequency of occurrence of one or more accounts associated with each keyword is referred to, and the journal is automatically journalized to a specific account. Accounting processing equipment is known (see Patent Document 1).
自動的に仕訳を行う会計処理装置においては、多種多様な証憑に対して仕訳の精度、正確性が不足することがあり、仕訳の正確性を高めるための改善が求められていた。 In accounting equipment that automatically journals, the accuracy and accuracy of journals may be insufficient for a wide variety of vouchers, and improvements have been required to improve the accuracy of journals.
会計処理サーバーは、証憑の電子データである証憑データを受信する証憑受信部と、前記証憑データの仕訳の依頼を外部の依頼先へ送信する依頼送信部と、前記依頼先から返信された、前記依頼に対する仕訳結果を示す仕訳結果データを受信する仕訳受信部と、前記仕訳結果データに基づいて、前記証憑データの仕訳結果を取得する仕訳処理部と、を備える。 The accounting processing server includes a voucher receiving unit that receives voucher data, which is electronic data of vouchers, a request transmitting unit that sends a request for journalizing the voucher data to an external request destination, and a request transmission unit that has been returned from the request destination. It includes a journal receiving unit that receives journal result data indicating the journal result for the request, and a journal processing unit that acquires the journal result of the voucher data based on the journal result data.
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to each figure. It should be noted that each figure is merely an example for explaining the present embodiment.
1.システムの概略説明:
図1は、本実施形態にかかるシステム1の構成を簡易的に示している。システム1は、会計処理サーバー10、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サーバー70、および複数の端末(第1端末30、第2端末40)を含んでいる。システム1の全部あるいは一部を、会計処理システムや仕訳システム等と呼んでもよい。
1. 1. Outline of the system:
FIG. 1 simply shows the configuration of the
会計処理サーバー10、SNSサーバー70は、インターネット通信網を通じてユーザーにサービスを提供可能なサーバーである。会計処理サーバー10、SNSサーバー70は、ネットワークNW上でサーバーとして機能する一台あるいは複数台の情報処理装置によって実現される。ネットワークNWは、インターネット通信網やローカルエリアネットワーク(LAN)やその他の公衆通信回線を含む。ネットワークNWは、有線か無線かを問わない。
The
会計処理サーバー10は、会計処理方法の実行主体であり、制御部11、記憶部17、通信インターフェイス(IF)18等を備える。制御部11は、プロセッサーとしてのCPU11a、ROM11b、RAM11c等を有する1つ又は複数のICや、その他のメモリー等を含んで構成される。制御部11では、プロセッサー(CPU11a)が、ROM11bや記憶部17等に保存されたプログラムに従った演算処理を、RAM11c等をワークエリアとして用いて実行することにより、会計処理サーバー10を制御する。
The
制御部11はプログラム12に従い、第1通信部13、第2通信部14、仕訳処理部15、ポイント処理部16等として機能する。プログラム12を、会計処理プログラムとも呼ぶ。また、会計処理サーバー10を、会計処理装置とも呼ぶ。なお、プロセッサーは、1つのCPUに限られることなく、複数のCPUや、ASIC等のハードウェア回路により処理を行う構成としてもよいし、CPUとハードウェア回路とが協働して処理を行う構成としてもよい。
The
記憶部17は、例えば、ハードディスクドライブや不揮発性のメモリーによって構成される記憶手段であり、仕訳エンジン19、依頼先評価テーブル20等を予め記憶している。仕訳エンジン19はプログラムの一種である。プログラム12だけでなく仕訳エンジン19を含めて会計処理プログラムと呼んでもよい。あるいは、仕訳エンジン19は、プログラム12の一部であると解釈してもよい。また、プログラムとしての仕訳エンジン19を実行する制御部11を、仕訳処理部15と呼んでもよい。通信IF18は、会計処理サーバー10が公知の通信規格を含む所定の通信プロトコルに準拠してネットワークNWを通じて外部と通信するための1つまたは複数のIFの総称である。
The
会計処理サーバー10は、SNSサーバー70と通信可能に接続している。SNSサーバー70は、ユーザーに所定のSNSを提供するシステムを実現している。一般に、様々な種類のSNSが多くのユーザーに利用されている。本実施形態では、SNSサーバー70が提供するSNSの具体例は特に問わない。以下においてSNSと言った場合は、SNSサーバー70が提供するSNSを意味する。
The
第1端末30、第2端末40は、例えば、パーソナルコンピューター(PC)、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、或いはそれらと同程度の処理能力を有する通信装置によって実現される。第1端末30は、制御部31、表示部34、操作受付部35、通信IF36等を備える。制御部31は、プロセッサーとしてのCPU31a、ROM31b、RAM31c等を有する1つ又は複数のICや、その他のメモリー等を含んで構成される。
The
制御部31では、プロセッサー(CPU31a)が、ROM31b等に保存されたプログラムに従った演算処理を、RAM31c等をワークエリアとして用いて実行することにより、第1端末30を制御する。制御部31はプログラムの1つとしてのアプリケーション32を実行する。アプリケーション32は、SNSを端末上で利用するためのアプリケーションである。
In the
表示部34は、視覚的情報を表示するための手段であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)や、有機ELディスプレイ等により構成される。表示部34は、ディスプレイと、ディスプレイを駆動するための駆動回路とを含む構成であってもよい。操作受付部35は、ユーザーによる操作を受け付けるための手段であり、例えば、物理的なボタンや、タッチパネルや、マウスや、キーボード等によって実現される。むろん、タッチパネルは、表示部34の一機能として実現されるとしてもよい。通信IF36は、第1端末30が公知の通信規格を含む所定の通信プロトコルに準拠してネットワークNWを通じて外部と通信するための1つまたは複数のIFの総称である。
第2端末40の構成については、SNSを端末上で利用するためのアプリケーションを搭載していることを含めて第1端末30と基本的に同様であるため、説明を省略する。
The
The configuration of the
本実施形態では、第1端末30を操作するユーザーを「依頼人」と呼び、第2端末40を操作するユーザーを「仕訳人」と呼ぶ。むろん、第1端末30、第2端末40はそれぞれ複数存在している。依頼人とは、会計処理サーバー10が提供するサービス(仕訳サービス)を利用するユーザー、つまり証憑の仕訳を依頼する立場のユーザーである。例えば、個人事業主、法人の代表者、法人における経理や会計の担当者等が依頼人に該当する。一方、仕訳人とは、仕訳の知識や経験を有する有識者、専門家であり、仕訳サービスの一部を提供する者として会計処理サーバー10に登録されている。つまり、仕訳の能力を持った個人が、仕訳サービスにおいて仕訳人として登録されている。会計処理サーバー10は、このような仕訳人の能力を利用することにより、依頼人に対して質の高い仕訳サービスを提供する。
In the present embodiment, the user who operates the
2.システムによる証憑の仕訳:
図2および図3は、本実施形態にかかる処理の全体の流れをフローチャートにより示している。図2には、第1端末30側処理と、第1アカウント側処理と、サーバー10側処理の一部と、を示している。図3には、サーバー10側処理の一部と、第2アカウント側処理と、第2端末40側処理と、を示している。これらフローチャートの少なくとも一部は、会計処理方法を示している。なお、これらフローチャートにおける各ステップの全てが本実施形態に必須の工程である訳ではない。
2. 2. Voucher journal entry by system:
2 and 3 show a flow chart of the entire process according to the present embodiment. FIG. 2 shows the processing on the
図2に示す第1端末30側処理は、アプリケーション32の機能により実現される。同様に、図3に示す第2端末40側処理は、第2端末40が搭載するSNSのアプリケーションの機能により実現される。また、図2,3に示すサーバー10側処理は、会計処理サーバー10においてプログラム12を実行する制御部11により実現される。また、図2に示す第1アカウント側処理および図3に示す第2アカウント側処理は、SNSサーバー70により実現される。
The processing on the
第1アカウントとは、会計処理サーバー10がSNSを利用するために設定されたアカウントの1つである。制御部11は、第1アカウントを自身のSNSアカウントとして用いて、依頼人、つまり依頼人の第1端末30と通信する。言い換えると、依頼人は、SNSのアプリケーションに第1アカウントを登録することで、SNSを通じて会計処理サーバー10とメッセージ等のやり取りを行うことができる。第2アカウントも、会計処理サーバー10がSNSを利用するために設定されたアカウントの1つである。制御部11は、第2アカウントを自身のSNSアカウントとして用いて、仕訳人、つまり仕訳人の第2端末40と通信する。言い換えると、仕訳人は、SNSのアプリケーションに第2アカウントを登録することで、SNSを通じて会計処理サーバー10とメッセージ等のやり取りを行うことができる。
The first account is one of the accounts set up by the
プログラム12、つまりプログラム12を実行する制御部11は、SNSサーバー70側のプログラムとのIFであるAPI(Application Programming Interface)を通じて、第1アカウント宛や第2アカウント宛の通信を受信したり、第1アカウントや第2アカウントからのデータ送信をSNSサーバー70に実行させたりすることができる。
The
ステップS100では、第1端末30は、証憑の電子データである証憑データを取得する。依頼人は、例えば、商品購入の際に店舗で発行されたレシートを、スマートフォンとしての第1端末30が備えるカメラで撮影する。第1端末30は、このようなレシートを撮影した画像を証憑データとして取得する。また、依頼人は、レシートをスキャナーに読み取らせ、PCとしての第1端末30は、スキャナーからレシートの読取結果としての画像を証憑データとして取得する、としてもよい。
In step S100, the
ステップS101では、第1端末30は、ステップS100で取得した証憑データを、会計処理サーバー10へ送信する。ただし、この場合、第1端末30は第1アカウント宛に証憑データを送信する。ステップS101の処理は、第1端末30による証憑の仕訳依頼に該当する。
In step S101, the
図4,5,6はそれぞれ、アプリケーション32が第1端末30の表示部34に表示させるSNSの画面(SNS画面50)の例を示している。SNS画面50は、依頼人、つまり依頼人のSNSのアカウントと、第1アカウントとのやり取りをタイムラインの形式で表示している。図4,5,6は、SNS画面50の内容が遷移する様子を示している。図4,5,6において、符号“M1‐”を用いて示す各メッセージは、プログラム12が第1アカウント側のメッセージとして生成しSNSサーバー70から依頼人のSNSのアカウントへ送信させたものである。
FIGS. 4, 5 and 6 show an example of an SNS screen (SNS screen 50) displayed on the
図4のSNS画面50内のメッセージM1‐1は、証憑データを送信することを依頼人に促す内容のメッセージである。つまり、依頼人は、メッセージM1‐1を見ることにより、第1端末30を操作して、第1端末30にステップS100,S101を実行させる。図4のSNS画面50内の画像P1は、レシートRを撮影した画像であり、ステップS100で取得され、ステップS101で送信された証憑データの例である。
The message M1-1 in the
ステップS200では、SNSサーバー70は、第1端末30から第1アカウント宛に送信された証憑データを受信し、受信した証憑データを会計処理サーバー10へ送信する。
ステップS300では、第1通信部13は、第1アカウント宛に送信された証憑データをSNSサーバー70から受信する。
In step S200, the
In step S300, the
依頼人は、レシート等の証憑をカメラで撮影したりスキャナーで読み取ったりして生成された画像としての証憑データだけでなく、証憑の仕訳において有用な追加情報も併せて第1端末30から送信することができる。つまり、依頼人は、第1端末30を操作することにより、SNS画面50に追加情報としてのメッセージを入力し、入力したメッセージを証憑データとともに第1アカウント宛に送信させる(ステップS101)、としてもよい。追加情報は、例えば「出張時の朝食代。」といったような、証憑の内容を補足するメッセージが考えられる。
The client sends not only the voucher data as an image generated by taking a voucher such as a receipt with a camera or scanning it with a scanner, but also additional information useful for journalizing the voucher from the
依頼人による追加情報の入力方法は、操作受付部35を介した文字(テキスト)入力であってもよいし、第1端末30が備える不図示のマイクロフォンに対する声の入力であってもよい。依頼人が、証憑データとともに文字データや音声データによる追加情報を第1端末30から第1アカウント宛に送信させることで、ステップS200を経てステップS300では、第1通信部13は、証憑データとともに追加情報を受信する。
The method of inputting additional information by the client may be character (text) input via the
ステップS301では、仕訳処理部15は、ステップS300で受信した証憑データの仕訳を実行する。ステップS300で証憑データとともに追加情報が受信された場合には、ステップS301では、仕訳処理部15は、追加情報も利用して仕訳を実行する。ステップS301における仕訳は、会計処理サーバー10による仕訳、つまり自動仕訳である。
In step S301, the
仕訳処理部15は、仕訳エンジン19を用いて証憑データの仕訳を実行する。この場合、仕訳処理部15は、証憑データに対して文字認識(OCR:Optical Character Recognition)処理を実行することにより、画像としての証憑データ内に表現されている文字を文字データ化する。また、証憑データとともに受信した追加情報が音声データである場合には、追加情報としての音声データも文字データに変換する。そして、仕訳処理部15は、仕訳エンジン19を起動させ、文字データとしての証憑データや追加情報を仕訳エンジン19に入力させ、仕訳エンジン19から出力された仕訳の結果を取得する。
The
一例として、仕訳エンジン19は、機械学習により作成された仕訳用モデルである。より具体的には、仕訳エンジン19は、機械学習の1つであるDeep Learning技術により作成された仕訳用モデルである。このような仕訳エンジン19は、多層構造のニューラルネットワークに大量の学習用文字データ(サンプルとしての証憑や追加情報)を入力することで証憑に記載されている取引内容や追加情報の特徴と勘定科目との対応関係を学習済みであり、入力された証憑から仕訳の結果を生成できるように予め構築されている。
As an example, the
ステップS301で仕訳処理部15が仕訳エンジン19を用いて実行した仕訳の結果を、「仮仕訳結果」と呼ぶ。これは、ステップS301における仕訳の結果は、後述のステップS310で修正される可能性があるためである。
The result of the journal executed by the
ステップS303では、第1通信部13は、追加情報の要求をステップS300で受信した証憑データの送信元の第1端末30へ送信する。ただし、ステップS303で第1通信部13が送信する要求は、SNSサーバー70が一旦受信する(ステップS201)。SNSサーバー70は、一旦受信した前記要求を、第1アカウントからの送信データとして、証憑データの送信元の第1端末30へ送信する(ステップS201)。
In step S303, the
図2から判るように、ステップS303は必ず実行される訳ではなく、追加情報が必要な場合に実行される。追加情報が必要な場合とは、例えば、ステップS300で受信した証憑データに追加情報が付されていない場合が挙げられる。また、ステップS301において、仕訳エンジン19から出力された仕訳の結果がエラー、つまり仕訳失敗を示す場合も、追加情報が必要な場合に該当する。仕訳処理部15は、ステップS301の後のステップS302において、追加情報が必要であるか否かを判定し、追加情報が必要であれば(ステップS302において“Yes”)、第1通信部13にステップS303を実行させる。一方、追加情報が必要でなければ(ステップS302において“No”)、ステップS305へ処理が進む。ステップS303が実行されない場合は、第1アカウント側処理としてのステップS201,S202および第1端末30側処理としてのステップS102,S103,S103A,S104,S105,S105Aも実行されず、ステップS304も実行されない。
As can be seen from FIG. 2, step S303 is not always executed, but is executed when additional information is required. The case where additional information is required includes, for example, the case where the voucher data received in step S300 does not have additional information. Further, in step S301, the case where the result of the journal output from the
ステップS102では、第1端末30は、追加情報の要求をSNSサーバー70から、つまり第1アカウントから受信する。
ステップS103では、第1端末30は、ステップS102で受信した追加情報の要求を表示部34に表示させる。
In step S102, the
In step S103, the
依頼人は、表示部34に表示された追加情報の要求を見ることにより、証憑データの仕訳のために追加情報が必要であることを認識し、操作受付部35を介して追加情報を入力する。第1端末30は、このような依頼人による追加情報の入力を受け付ける(ステップS104)。
そして、ステップS105では、第1端末30は、ステップS104で入力を受け付けた追加情報を会計処理サーバー10へ向けて、つまり第1アカウント宛に送信する。
By seeing the request for additional information displayed on the
Then, in step S105, the
ステップS202では、SNSサーバー70は、第1端末30から第1アカウント宛に送信された追加情報を受信し、受信した追加情報を会計処理サーバー10へ送信する。
ステップS304では、第1通信部13は、第1アカウント宛に送信された追加情報をSNSサーバー70から受信する。
In step S202, the
In step S304, the
図5は、図4に示した状態から時間が経過した後のSNS画面50を示している。メッセージM1‐2は、証憑データの仕訳に取り掛かる旨を依頼人に通知するメッセージである。図2のフローチャートでは特に示していないが、第1通信部13は、ステップS300で証憑データを受信した後であって、ステップS301の前に、SNSサーバー70を介してメッセージM1‐2を証憑データの送信元の第1端末30へ送信し、SNS画面50内に表示させることができる。
FIG. 5 shows the
メッセージM1‐3は、ステップS103においてSNS画面50に表示される追加情報の要求の例である。メッセージM1‐3は、例えば「おそらく“消耗品費”だと思いますが、使用用途を追加しますか?」といったように、依頼人に対して、ステップS301の仕訳の結果、つまり仮仕訳結果の内容を伝えつつ、証憑が示す取引の用途や目的を問いかけている。メッセージUMは、追加情報の要求に対して依頼人が入力したメッセージ、つまり、ステップS104で第1端末30が受け付けた入力の内容である。依頼人は、追加情報の要求に応じて、例えば「出張時の朝食代。」と入力する。
The message M1-3 is an example of requesting additional information displayed on the
図5の例では、SNS画面50には、メッセージM1‐4やメッセージM1‐5も表示されている。メッセージM1‐4,M1‐5は、ステップS103~S105の途中あるいは前後においてSNS画面50に表示されるメッセージの例である。メッセージM1‐4は、ステップS103Aのタイミングで表示され、メッセージM1‐5は、ステップS105Aのタイミングで表示される。
In the example of FIG. 5, the message M1-4 and the message M1-5 are also displayed on the
メッセージM1‐3内には「おそらく“消耗品費”だと思いますが、使用用途を追加しますか?」といった文字列に加え、「する」および「しない」の選択欄が設けられている。依頼人は、「する」、「しない」の選択欄のいずれか一方をタップやクリック等することにより、追加情報を入力する意思の有無を、SNSサーバー70を介して会計処理サーバー10へ通知する。第1通信部13は、「する」が選択された場合、つまり追加情報を入力する意思が有る旨の通知を受けた場合、SNSサーバー70を介してメッセージM1‐4を証憑データの送信元の第1端末30へ送信し、SNS画面50内に表示させる。
In the message M1-3, in addition to the character string such as "I think it is probably" consumables cost ", do you want to add the intended use?", There are selection fields for "Yes" and "No". .. The client notifies the
メッセージM1‐4は、例えば「では、追加する使用用途を教えてください。」といった内容であり、このようなメッセージM1‐4も、会計処理サーバー10による追加情報の要求としてのメッセージの1つと言える。メッセージM1‐5は、追加情報の要求に応じて追加情報が入力された旨、および、仕訳のプロすなわち仕訳人にこれから仕訳をさせる旨を依頼人に通知するメッセージである。ステップS304で追加情報を受信した第1通信部13は、SNSサーバー70を介してメッセージM1‐5を証憑データの送信元の第1端末30へ送信し、SNS画面50内に表示させる。なお、図2のフローチャートでは、メッセージM1‐4やメッセージM1‐5を第1端末30がSNS画面50内に表示するための第1端末30、SNSサーバー70、会計処理サーバー10間のやり取りは記載を省略している。
The message M1-4 has a content such as, for example, "Please tell me the intended use to be added." Such a message M1-4 can also be said to be one of the messages as a request for additional information by the
仮に、依頼人によってメッセージM1‐3内の「しない」が選択された場合、第1通信部13は、追加情報を入力する意思が無い旨の通知を受けることとなり、その場合はサーバー10側処理をステップS305へ進める。図2の符号NSは、メッセージM1‐3内の「しない」が選択された場合に第1端末30からSNSサーバー70を介して会計処理サーバー10へ送信される、追加情報を入力する意思が無い旨の通知を示している。つまり、ステップS103の表示(メッセージM1‐3)に対応する応答として通知NSがなされた場合には、ステップS103A,S104,S105,S105A,S202,S304は実行されない。
If "No" in the message M1-3 is selected by the client, the
ステップS305では、第2通信部14は、ステップS300で受信された証憑データの仕訳の依頼先を1つ以上決定する。依頼先とは、仕訳依頼の送信先であり、会計処理サーバー10がSNSを介して仕訳人と情報のやり取りを行う構成においては、SNS上の仕訳人のアカウントが依頼先となる。仕訳の依頼先を決定することは、実質的には仕訳人を決定することである。
In step S305, the
ステップS305における、依頼先の決定方法を説明する。
本実施形態では、第2通信部14は、会計処理サーバー10において予め登録されている複数の依頼先(登録依頼先)の中から依頼先を決定する。登録依頼先は、依頼先評価テーブル20に記録されているため、第2通信部14は、依頼先評価テーブル20を参照して依頼先を決定する。
The method of determining the request destination in step S305 will be described.
In the present embodiment, the
図7は、依頼先評価テーブル20の一例を示している。依頼先評価テーブル20には、複数の登録依頼先、つまり複数の仕訳人のSNSのアカウントと、登録依頼先毎の能力や依頼状況等が記録されている。登録依頼先の能力とは、仕訳に関する能力であり、例えば、分野と成績の要素からなる。一般に、医療業界、飲食業界、不動産業界、農業等の様々な分野において様々な様式、種類の証憑が発行されている。そのため、仕訳人として会計処理サーバー10に登録される者は、自身が得意とする分野を申告する。例えば、医療分野に関する証憑の仕訳を得意とする者は、医療分野を申告する。依頼先評価テーブル20には、このように各仕訳人から申告された分野が、能力の一要素として記録されている。むろん、1つの登録依頼先に対して複数の分野が記録されていてもよい。
FIG. 7 shows an example of the request destination evaluation table 20. The request destination evaluation table 20 records the SNS accounts of a plurality of registration request destinations, that is, a plurality of journalists, and the abilities and request status of each registration request destination. The ability of the registration request destination is the ability related to journal entry, and is composed of, for example, field and grade elements. Generally, various styles and types of vouchers are issued in various fields such as the medical industry, the food and beverage industry, the real estate industry, and agriculture. Therefore, a person registered in the
能力の一要素としての成績とは、仕訳人が会計処理サーバー10からの依頼を受けて実行した仕訳に対する評価である。後述するように、仕訳人が行った仕訳に対しては、仕訳結果が正解であるか不正解であるかが仕訳処理部15によって判定される。従って、過去に行った仕訳の正解数が多いか或いは過去に行った仕訳の正解率が高い登録依頼先ほど、成績は高い点数となっている。依頼先評価テーブル20において、1つの登録依頼先の成績は、当該1つの登録依頼先の分野毎に記録される。
The performance as one element of the ability is an evaluation of the journals executed by the journalist in response to the request from the
登録依頼先の依頼状況とは、現在の仕訳の依頼状況であり、受任中か非受任のいずれか一方である。具体的には、会計処理サーバー10は、1つの依頼先に向けて仕訳依頼を送信してから、当該1つの依頼先から仕訳結果データを受信するまでの期間(図3のステップS306~S307の期間)を、当該1つの依頼先の「受任中」の期間とする。会計処理サーバー10は、登録依頼先毎に依頼状況が受任中に該当するか否かを判定し、受任中に該当する場合にのみ、依頼先評価テーブル20における依頼状況を「非受任」から「受任中」に切り替える。
The request status of the registration request destination is the current status of the journal request, which is either accepted or unaccepted. Specifically, the
さらに、依頼先評価テーブル20には、図7に示すように依頼可能時間帯が記録されていてもよい。依頼可能時間帯とは、仕訳人として会計処理サーバー10に登録される者が各々自己の都合に応じて申告した時間帯であり、仕訳依頼を受けることが可能な曜日や時間帯を意味する。
Further, the request destination evaluation table 20 may record the requestable time zone as shown in FIG. 7. The requestable time zone is a time zone in which each person registered in the
第2通信部14は、登録依頼先の中から、ステップS300で受信された証憑データの種類に応じて、1つ以上(N個)の依頼先を決定する。例えば、N=5とする。制御部11は、ステップS300で受信した証憑データは、依頼人に対して予め設定された業種の証憑データであると判定する。制御部11は、依頼人(依頼人のSNSのアカウント等の識別情報)と依頼人の業種とを対応付けて記録したテーブルを予め保持する等して、証憑データの送信元である依頼人に対応する業種、すなわち証憑データの種類を判定することができる。
The
そして、第2通信部14は、ステップS300で受信された証憑データが、例えば、医療関連の種類の証憑である場合、依頼先評価テーブル20を参照し、登録依頼先の中から、能力が医療分野に対応しているN個の依頼先を決定する。ただし、この場合、第2通信部14は、能力が医療分野に対応している登録依頼先のうち、成績が上位のN個の登録依頼先を依頼先に決定する。また、第2通信部14は、依頼状況が「非受任」である登録依頼先を依頼先に決定する。さらに、第2通信部14は、現在の日時を依頼可能時間帯に含む登録依頼先を依頼先に決定するとしてもよい。
Then, when the voucher data received in step S300 is, for example, a medical-related type voucher, the
このような各条件を考慮すると、第2通信部14は、依頼先評価テーブル20に記録されている登録依頼先であって、ステップS300で受信された証憑データの種類に対応する分野の能力を有し、かつ、依頼状況が「非受任」であり、かつ、現在の日時を依頼可能時間帯に含む登録依頼先のうち、成績が上位のN個の登録依頼先を依頼先に決定する。
Considering each of these conditions, the
ただし、制御部11が、ステップS300で受信した証憑データについて、その種類を判別できないこともある。そのため、第2通信部14は、ステップS300で受信された証憑データの種類が不明である場合には、依頼先が対応する分野は問わず、成績や、依頼状況や、依頼可能時間帯といった各条件に基づいて、依頼先評価テーブル20に記録されている登録依頼先の中からN個の依頼先を決定するとしてもよい。
However, the
ステップS306(図3参照)では、第2通信部14は、ステップS305で決定したN個の依頼先へ、仕訳依頼を送信する。ただし、ステップS306で第2通信部14が送信する仕訳依頼は、SNSサーバー70が一旦受信する(ステップS400)。第2通信部14は、N個の依頼先のアカウントを、仕訳依頼とともにSNSサーバー70へ送信し、SNSサーバー70は、一旦受信した仕訳依頼を、第2アカウントからの送信データとして、N個の依頼先の各アカウントへ送信する(ステップS400)。
In step S306 (see FIG. 3), the
図3に示す第2端末40側処理は、ステップS305で決定されたN個の依頼先のうちの1つの依頼先に対応する仕訳人が操作する第2端末40における処理を示している。ステップS306で送信される仕訳依頼は、ステップS300で受信された証憑データに、ステップS300やステップS304で受信された追加情報や、仮仕訳結果等を加えたデータである。ただし、証憑データの追加情報がステップS305までの時点で受信されていない場合には、ステップS306で送信される仕訳依頼は、追加情報を含まない。
The processing on the
ステップS500では、第2端末40は、仕訳依頼をSNSサーバー70から、つまり第2アカウントから受信する。
ステップS501では、第2端末40は、ステップS500で受信した仕訳依頼に基づく画面を、第2端末40が備える不図示の表示部に表示させる。
In step S500, the
In step S501, the
図8,9はそれぞれ、SNSのアプリケーションが第2端末40の表示部に表示させるSNSの画面(SNS画面60)の例を示している。SNS画面60は、仕訳人、つまり仕訳人のSNSのアカウントと、第2アカウントとのやり取りをタイムラインの形式で表示している。図8,9は、SNS画面60の内容が遷移する様子を示している。
FIGS. 8 and 9 show an example of an SNS screen (SNS screen 60) displayed on the display unit of the
図8のSNS画面60内の画像P1およびメッセージM2‐1による領域は、ステップS501において第2アカウント側からの投稿として表示される、仕訳依頼に基づく画面の例であり、ここでは仕訳依頼画面と呼ぶ。画像P1は、上述したようにレシートRの画像であり、仕訳依頼に含まれている証憑データに基づいて表示されている。メッセージM2‐1には、例えば「仕訳画面で登録をお願いします。」といったような、仕訳人に仕訳を依頼するメッセージが含まれている。さらに、メッセージM2‐1には、「借方は“消耗品費”だと思います。」といった、仕訳人に対して仮仕訳結果の内容を伝えるメッセージや、「使用用途は“出張時の朝食代”だそうです。」といった、依頼人により入力された追加情報の内容を伝えるメッセージが含まれている。
The area of the image P1 and the message M2-1 in the
さらに、メッセージM2‐1には、「まず、レシートを見る」および「仕訳画面へ」の選択欄が設けられている。仕訳人は、「まず、レシートを見る」の選択欄をタップやクリック等することにより、レシートの拡大画像、つまり画像P1を拡大した画像を第2端末40の表示部に表示させて、仕訳の対象とするレシートを詳細に見ることができる。また、仕訳人は、「仕訳画面へ」の選択欄をタップやクリック等することにより、第2端末40の表示部における表示を、SNS画面60から仕訳画面61へ切り替える。つまり、第2端末40は、仕訳依頼画面の表示の後に、仕訳画面61を表示部に表示させる(ステップS502)。仕訳画面61も、ステップS500で受信した仕訳依頼に基づく画面の一種である。
Further, the message M2-1 is provided with selection fields for "First, view the receipt" and "To the journal entry screen". By tapping or clicking the selection field of "First, view the receipt", the journalist displays the enlarged image of the receipt, that is, the enlarged image of the image P1 on the display unit of the
図10は、第2端末40の表示部に表示された仕訳画面61の例を示している。仕訳画面61には、支払日を入力するための入力欄W1、金額を入力するための入力欄W2、借方の勘定科目を入力するための入力欄W3、貸方の勘定科目を入力するための入力欄W4、および登録ボタンRBが含まれている。仕訳人は第2端末40を操作し、画像P1が示すレシートRの内容に基づいて、各入力欄W1~W4へ、自身が正しいと思う情報を入力する。図10では、仕訳人により各入力欄W1~W4へ入力が行われた状態の仕訳画面61を示している。第2端末40は、このような仕訳画面61に対する仕訳人による入力、つまり仕訳人による仕訳の入力を受け付ける(ステップS503)。
FIG. 10 shows an example of the
仕訳画面61は、仕訳人による入力がされる前の状態において、各入力欄W1~W4に仮仕訳結果の内容を表示するものであってもよい。各入力欄W1~W4に仮仕訳結果の内容が表示されていれば、仕訳人は、仮仕訳結果のうち間違っていると思われる項目だけを修正すればよいため、仕訳人の作業が楽になる。
The
仕訳人は、各入力欄W1~W4への入力を終えたら登録ボタンRBをタップやクリック等する。第2端末40は、仕訳画面61の登録ボタンRBが操作されたことを契機として、各入力欄W1~W4に入力されている内容、つまり仕訳人による仕訳結果を、仕訳結果データとして会計処理サーバー10へ送信する(ステップS504)。このとき、第2端末40は、仕訳結果データを第2アカウント宛に送信する。
The journalist taps or clicks the registration button RB after completing the input in each input field W1 to W4. The
ステップS401では、SNSサーバー70は、第2端末40から第2アカウント宛に送信された仕訳結果データを受信し、受信した仕訳結果データを会計処理サーバー10へ送信する。
ステップS307では、第2通信部14は、第2アカウント宛に送信された仕訳結果データをSNSサーバー70から受信する。
In step S401, the
In step S307, the
ステップS308では、仕訳処理部15は、N個の依頼先のうちの所定数、例えば半数以上の依頼先の仕訳結果が一致するか否かを判定し、N個の依頼先のうちの所定数以上の依頼先の仕訳結果が一致する場合にステップS310へ進む。図3では、会計処理サーバー10と、仕訳の依頼先としての1つの第2端末40とのやり取りを示しているが、第2通信部14は、N個の依頼先のそれぞれから仕訳結果データを受信する。従って、例えばN=5であれば、仕訳処理部15は、5つの依頼先のうち3つ以上の依頼先からの仕訳結果データの内容が一致する場合に、ステップS308で“Yes”と判定してステップS310へ進む。なお、仕訳結果が一致するとは、比較する仕訳結果データ同士の内容(支払日、金額、借方の勘定科目、貸方の勘定科目)の全てが一致することを指す。一方、N個の依頼先のうちの所定数以上の依頼先の仕訳結果が一致する、という条件が成立しない場合(ステップS308において“No”)、仕訳処理部15は、ステップS309へ進む。
In step S308, the
ステップS309では、仕訳処理部15は、仕訳の依頼先を新たに1つ決定し、つまり依頼先を1つ追加し、第2通信部14に、追加した依頼先への仕訳依頼の送信を実行させる。ステップS309における依頼先の決定方法はステップS305を踏襲する。ただし、ステップS309では、仕訳処理部15は、ステップS305で決定した依頼先を除いた登録依頼先の中から依頼先を決定する。このように追加した依頼先への仕訳依頼の送信以降の流れは、ステップS306以降の処理で説明した通りである。従って、ステップS309の後は、仕訳処理部15は、ステップS309で追加した依頼先からの仕訳結果データを第2通信部14が受信する処理(ステップS307)を待機する。仕訳処理部15は、ステップS309の実行に伴い、Nの値を、ステップS309で追加した依頼先の数だけ増加させる。ステップS309の後、ステップS307を経たステップS308では、仕訳処理部15は、N個の依頼先のうちの所定数(例えば半数)以上の依頼先の仕訳結果が一致するか否かの判定を再び行い、ステップS309またはステップS310へ進む。
In step S309, the
なお、仕訳処理部15は、第2通信部14がある依頼先へ仕訳依頼の送信を行ってから第2通信部14が当該依頼先からの仕訳結果データを受信するまでに要する時間に対して、上限を設けてもよい。ここで言う上限としては、例えば、数分あるいは数十分程度の時間が考えられる。つまり、仕訳処理部15は、第2通信部14がある依頼先へ仕訳依頼の送信を行ってから上限を超える時間が経過しても第2通信部14が当該依頼先からの仕訳結果データを受信できない場合には、当該依頼先を、決定したN個の依頼先のうちの1つではないと見なす。そして、仕訳処理部15は、このようなみなしによる依頼先の減少を補うため、ステップS309と同様に依頼先を追加し、追加した依頼先へ仕訳依頼を送信する。このように上限を設けることにより、仕訳処理部15は、依頼先の1つとしたある仕訳人側の事情に起因して仕訳結果データが返信されてこない場合に、待機し続けてしまうという状況を回避することができる。
In addition, the
ステップS310では、仕訳処理部15は、依頼先からの仕訳結果データに基づいて、証憑データの仕訳結果を確定する。ステップS310で証憑データの仕訳結果を確定することが、ステップS300で受信した証憑データの仕訳結果を取得することに該当する。仕訳処理部15は、ステップS308でN個の依頼先のうちの所定数以上の依頼先の仕訳結果が一致すると判定したときの当該一致する仕訳結果を、正解の仕訳結果とする。例えば、N=5であり、5つの依頼先(依頼先A,B,C,D,E)のうち、半数以上である3つの依頼先(依頼先A,B,C)からの仕訳結果データの内容が互いに一致しており、残りの2つの依頼先(依頼先D,E)からの仕訳結果データの内容が依頼先A,B,Cからの仕訳結果データと一致していない場合を想定する。この場合、仕訳処理部15は、依頼先A,B,Cからの仕訳結果データを正解の仕訳結果とし、依頼先D,Eからの仕訳結果データを不正解の仕訳結果とする。
In step S310, the
仕訳処理部15は、仮仕訳結果を正解の仕訳結果により修正する。つまり、仮仕訳結果が正解の仕訳結果と異なれば、仮仕訳結果の替わりに正解の仕訳結果を、最終的な仕訳結果として確定することにより仕訳結果を取得する。仮仕訳結果が正解の仕訳結果と一致していれば、仕訳処理部15は、仮仕訳結果を最終的な仕訳結果として確定することにより仕訳結果を取得する。
The
ステップS311では、第1通信部13は、ステップS310で確定された仕訳結果(確定仕訳結果)を、ステップS300で受信した証憑データの送信元の第1端末30へ、ステップS300で受信した証憑データとともに送信する。ステップS311で第1通信部13が送信する確定仕訳結果は、SNSサーバー70が一旦受信する(ステップS203、図2参照)。SNSサーバー70は、一旦受信した確定仕訳結果を、第1アカウントからの送信データとして、証憑データの送信元の第1端末30へ送信する(ステップS203)。
In step S311, the
ステップS106では、第1端末30は、確定仕訳結果をSNSサーバー70から、つまり第1アカウントから受信する。
ステップS107では、第1端末30は、ステップS106で受信した確定仕訳結果を表示部34に表示させる。
In step S106, the
In step S107, the
図6は、図5に示した状態から時間が経過した後のSNS画面50を示している。
図6のSNS画面50内の画像P1およびメッセージM1‐6による領域は、ステップS107において第1アカウント側からの投稿として表示される、確定仕訳結果の例である。画像P1は、確定仕訳結果とともに会計処理サーバー10から送信された証憑データに基づいて表示されている。メッセージM1‐6には、例えば「仕訳のプロが確認しました。」といったような、仕訳人による仕訳が終了した旨のメッセージが含まれている。さらに、メッセージM1‐6には、借方の勘定科目や貸方の勘定科目等の確定仕訳結果の内容が含まれている。依頼人は、メッセージM1‐6を見ることで、第1アカウント宛にSNS上で送信した証憑データに対する仕訳結果を知ることができる。また、確定仕訳結果の表示の仕方として、図6のように、メッセージM1‐6を画像P1と併せて表示することで、依頼人に仕訳結果をより具体的に理解させることができる。
FIG. 6 shows the
The area of the image P1 and the message M1-6 in the
ステップS312(図3参照)では、仕訳処理部15は、仕訳エンジン19にフィードバック学習をさせる。つまり、仕訳処理部15は、確定仕訳結果を、ステップS300で受信した証憑データについての文字データや、ステップS300やステップS304で受信した追加情報とともに、仕訳エンジン19へ入力させることにより、仕訳エンジン19に証憑や追加情報と確定仕訳結果との対応関係を学習させる。これにより、仕訳エンジン19による証憑の仕訳能力が向上し、今後のステップS301における自動仕訳の正確性が増す。
In step S312 (see FIG. 3), the
ステップS313では、ポイント処理部16は、仕訳依頼に対して仕訳結果データを返信した依頼先へ報酬としてのポイントを付与する。また、第2通信部14は、ポイント処理部16が依頼先へ付与したポイントを依頼先へ通知する。本実施形態において仕訳人へ付与するポイントは、仕訳人にとって報酬の価値があるポイントであれば何でもよい。大手流通グループや、小売り店や、クレジットカード会社等が扱う様々な種類のポイントが知られている。ポイント処理部16は、ポイント付与の処理自体は、ポイントの発行主体である会社や団体が管理、運営するインターネット上の所定のサーバーと連携して実行する。例えば、ポイント処理部16は、ポイントの発行主体である会社や団体が管理、運営するインターネット上の所定のサーバーに対して、ポイントの付与対象となる仕訳人の個人情報に紐づけて当該所定のサーバーにおいて現在貯められているポイントに前記報酬分のポイントを加えることを指示する。
In step S313, the
ポイント処理部16は、確定仕訳結果と一致する仕訳結果データの返信元である依頼先に対して付与するポイントを、確定仕訳結果と一致しない仕訳結果データの返信元である依頼先に対して付与するポイントよりも多くする、としてもよい。再び、N=5であり、5つの依頼先(依頼先A,B,C,D,E)のうち、3つの依頼先(依頼先A,B,C)からの仕訳結果データの内容が互いに一致しており、残りの2つの依頼先(依頼先D,E)からの仕訳結果データの内容が依頼先A,B,Cからの仕訳結果データと一致しない場合を想定する。依頼先A,B,Cからの仕訳結果データが正解、つまり確定仕訳結果であり、依頼先D,Eからの仕訳結果データが不正解、つまり確定仕訳結果と一致しない仕訳結果である。
The
このような場合、ポイント処理部16は、ステップS313で仕訳結果データの送信元である5つの依頼先に付与するポイント総数の、例えば60%を、正解の仕訳結果データを出した依頼先へ分配し、残りの40%を、これら5つの依頼先に分配する。つまり、ポイント処理部16は、依頼先A,B,C,D,Eのために用意したポイント総数のうちの60%を依頼先A,B,Cに等分して付与し、残りの40%を依頼先A,B,C,D,Eに等分して付与する。これにより、正解の仕訳結果を出した仕訳人に対して、より高い報酬を与えることができる。
In such a case, the
上述したように、第2通信部14は、ポイント処理部16が依頼先へ付与したポイントを依頼先へ通知する(ステップS313)。この場合、第2通信部14は、ポイント付与の対象となった依頼先へポイント通知を送信する。ステップS313で第2通信部14が送信するポイント通知は、SNSサーバー70が一旦受信する(ステップS402)。SNSサーバー70は、一旦受信したポイント通知を、第2アカウントからの送信データとして、前記ポイント付与の対象となった依頼先のアカウントへ送信する(ステップS402)。
As described above, the
ステップS505では、第2端末40は、ポイント通知をSNSサーバー70から、つまり第2アカウントから受信する。
ステップS506では、第2端末40は、ステップS505で受信したポイント通知に基づく画面を、第2端末40が備える不図示の表示部に表示させる。
In step S505, the
In step S506, the
図9のSNS画面60内の画像P1およびメッセージM2‐2による領域は、ステップS506において第2アカウント側からの投稿として表示される、ポイント通知に基づく画面の例である。画像P1は、上述したようにレシートRの画像であり、仕訳依頼に含まれている証憑データに基づいて表示されている。あるいは、証憑データはポイント通知とともに改めて会計処理サーバー10から第2端末40へ送信されるとしてもよい。メッセージM2‐2には、例えば「獲得:4.00ポイント」といったような、仕訳人に対して報酬としてのポイントが付与された旨のメッセージが含まれている。
The area of the image P1 and the message M2-2 in the
さらに、メッセージM2‐2には「あなたが登録した内容は採用されました。」といった、仕訳人が仕訳画面61(図10参照)を介して入力した仕訳が正解の仕訳結果となった旨のメッセージが含まれている。むろん、不正解の仕訳を入力した仕訳人が操作する第2端末40の表示部には、「あなたが登録した内容は採用されました。」のメッセージは表示されない。さらに、メッセージM2‐2には、仕訳人がこれまでの仕訳によって貯めたポイントの最新の残高が含まれていてもよい。さらに、メッセージM2‐2には「仕訳詳細」の選択欄が設けらてもよい。仕訳人は、「仕訳詳細」の選択欄をタップやクリック等することにより、自身が実行した仕訳、つまりメッセージM2‐2が示しているポイントの獲得の原因となった仕訳結果を第2端末40の表示部に表示させて、改めて確認することができる。
Furthermore, in the message M2-2, the journal entry entered by the journalist via the journal screen 61 (see FIG. 10), such as "The content you registered has been adopted", is the correct journal result. Contains a message. Of course, the message "The content you registered has been adopted" is not displayed on the display of the
以上により、図2,3に示す第1端末30側処理、第1アカウント側処理、サーバー10側処理、第2アカウント側処理、および第2端末40側処理が終了する。
なお、仕訳処理部15は、例えば、ステップS310で仕訳結果を確定したタイミング等で、依頼先評価テーブル20に記録されている登録依頼先毎の成績を更新する。つまり、確定仕訳結果と一致する正解の仕訳結果を出した依頼先については、現在の成績の点数をより高い点数へ更新し、一方、確定仕訳結果と一致しない不正解の仕訳結果を出した依頼先については、現在の成績の点数をより低い点数へ更新する。
As a result, the
The
3.まとめ:
このように本実施形態によれば、会計処理サーバー10は、証憑の電子データである証憑データを受信する証憑受信部と、証憑データの仕訳の依頼を外部の依頼先へ送信する依頼送信部と、依頼先から返信された、前記依頼に対する仕訳結果を示す仕訳結果データを受信する仕訳受信部と、仕訳結果データに基づいて、証憑データの仕訳結果を取得する仕訳処理部15と、を備える。これまでの説明から明らかなように、会計処理サーバー10の制御部11における第1通信部13は、依頼人側との情報のやり取りを実行しているため、証憑受信部に該当する。また、会計処理サーバー10の制御部11における第2通信部14は、仕訳人側との情報のやり取りを実行しているため、依頼送信部や仕訳受信部に該当する。
3. 3. summary:
As described above, according to the present embodiment, the
前記構成によれば、会計処理サーバー10は、証憑データを受信すると、証憑データの仕訳依頼を外部の依頼先へ送信し、依頼先から返信された仕訳結果データに基づいて、証憑データの仕訳結果を取得する。つまり、外部の依頼先の仕訳能力を利用して証憑データの仕訳結果を取得することにより、多種多様な証憑に対して仕訳の正確性を高めることができる。
According to the above configuration, when the
また、本実施形態によれば、会計処理サーバー10は、SNSを提供するシステム(SNSサーバー70)と接続し、依頼送信部(第2通信部14)は、SNSを介して前記依頼を送信し、仕訳受信部(第2通信部14)は、SNSを介して仕訳結果データを受信する。
前記構成によれば、SNSという多くのユーザーに日常的に親しまれているコミュニケーションツールを介して外部の依頼先と通信を行うことにより、会計処理サーバー10は、依頼先の仕訳能力を簡単に利用することができる。また、依頼先としての仕訳人にとっても、SNSを介して会計処理サーバー10と通信を行うことにより、気軽かつ簡単に、会計処理サーバー10が提供するサービスの一部を担うことが可能となる。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, the
ただし、会計処理サーバー10がSNSを介して依頼先としての仕訳人や、依頼人と通信を行う構成は必須ではない。会計処理サーバー10は、依頼人側の第1端末30、仕訳人側の第2端末40のそれぞれと直接、あるいは間接的に通信できればよく、通信手段としては、電子メール等を用いてもよい。
However, the configuration in which the
また、本実施形態によれば、仕訳処理部15は、証憑データの仕訳(ステップS301)を実行し、実行した仕訳の結果を、依頼先から返信された仕訳結果データに基づいて修正することにより、証憑データの仕訳結果を取得する。
前記構成によれば、会計処理サーバー10は、証憑データについて自動仕訳を実行しつつ、自動仕訳による仮仕訳結果を、依頼先から返信された仕訳結果データに基づいて修正する。これにより、証憑に対する仕訳の正確性をより高めることができる。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, the
また、本実施形態によれば、仕訳処理部15は、機械学習により作成された仕訳用モデル(仕訳エンジン19)を用いて証憑データの仕訳(ステップS301)を実行し、取得した仕訳結果(確定仕訳結果)を仕訳用モデルに学習させる(ステップS312)。
前記構成によれば、会計処理サーバー10は、機械学習により仕訳の精度を高めた仕訳エンジン19を用いることで、自動仕訳の正確性を高めることができる。また、確定仕訳結果を仕訳エンジン19に学習させることで、自動仕訳の正確性をより高めることができる。なお、仕訳エンジン19は、Deep Learning以外の機械学習の手法により作成された仕訳用モデルであってもよい。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, the
ただし、仕訳処理部15が証憑データの仕訳(ステップS301)を実行する構成は必須ではない。つまり、図2,3のフローチャートにおいてステップS301,S312を省き、ステップS310では、N個の依頼先から送信された各仕訳結果データに基づいて正解の仕訳結果を決定し、この正解の仕訳結果を確定仕訳結果として取得してもよい。
However, the configuration in which the
また、本実施形態によれば、依頼送信部(第2通信部14)は、前記依頼を複数の依頼先へ送信し、仕訳処理部15は、複数の依頼先から仕訳受信部(第2通信部14)が受信した複数の仕訳結果データに基づいて証憑データの仕訳結果を取得する。
前記構成によれば、会計処理サーバー10は、外部の複数の依頼先の仕訳能力を利用して証憑データの仕訳結果を取得することにより、仕訳の正確性を高めることができる。
Further, according to the present embodiment, the request transmission unit (second communication unit 14) transmits the request to a plurality of request destinations, and the
According to the above configuration, the
また、本実施形態によれば、依頼送信部(第2通信部14)は、予め登録した複数の登録依頼先の中から証憑データの種類に応じて依頼先を1つ以上決定し(ステップS305)、決定した依頼先へ前記依頼を送信する。
前記構成によれば、会計処理サーバー10は、複数の登録依頼先の中から証憑データの種類に応じて依頼先を決定することにより、証憑データに応じた最適な依頼先を決定することができる。
Further, according to the present embodiment, the request transmission unit (second communication unit 14) determines one or more request destinations according to the type of voucher data from a plurality of registration request destinations registered in advance (step S305). ), Send the request to the determined request destination.
According to the above configuration, the
また、本実施形態によれば、会計処理サーバー10は、複数の登録依頼先毎の仕訳能力を記録した依頼先評価テーブル20を保持しており、依頼送信部(第2通信部14)は、依頼先評価テーブル20を参照して、複数の登録依頼先の中から証憑データの種類に応じて依頼先を決定する。
前記構成によれば、依頼先評価テーブル20に記録された登録依頼先の仕訳能力、例えば、対応する分野や、これまでに実行した仕訳の成績を参照することにより、証憑データの仕訳の依頼先に相応しい優秀な依頼先を確実に決定することができる。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, the journalizing ability of the registration requesting destination recorded in the requesting destination evaluation table 20, for example, the requesting destination of the voucher data journal by referring to the corresponding field and the results of the journals executed so far. It is possible to surely determine an excellent request destination suitable for.
また、本実施形態によれば、会計処理サーバー10は、前記依頼に対して仕訳結果データを返信した依頼先に対して報酬としてのポイントを付与するポイント処理部16を備える。
前記構成によれば、前記依頼に対して仕訳結果データを返信した依頼先に対して適切に報いることができる。また、依頼先に、会計処理サーバー10が提供するサービスの一部を担うことに対する動機を与えることができる。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, it is possible to appropriately reward the request destination that has returned the journal result data in response to the request. In addition, the requestee can be motivated to take part in the service provided by the
また、本実施形態によれば、ポイント処理部16は、前記取得された仕訳結果(確定仕訳結果)と一致する仕訳結果データの返信元である依頼先に対して付与するポイントを、前記取得された仕訳結果と一致しない仕訳結果データの返信元である依頼先に対して付与するポイントよりも多くする。
前記構成によれば、正確な仕訳結果を提供してくれた依頼先に対して、より高い報酬(ポイント)を与えることができる。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, a higher reward (point) can be given to the requestee who provided the accurate journal entry result.
また、本実施形態によれば、会計処理サーバー10は、証憑データの仕訳に用いられる追加情報の要求を証憑データの送信元へ送信する要求送信部(第1通信部13)を備え、証憑受信部(第1通信部13)は、証憑データの送信元から前記要求に対して返信された追加情報を受信し(ステップS304)、依頼送信部(第2通信部14)は、前記依頼と追加情報とを、依頼先へ送信する。
前記構成によれば、会計処理サーバー10は、証憑データだけでなく追加情報も証憑データの送信元から取得し、この追加情報を仕訳依頼の依頼先へ送信する。これにより、依頼先が実行する仕訳の正確性をより高めることができる。
Further, according to the present embodiment, the
According to the above configuration, the
なお、ステップS308(図3参照)の判定において、仕訳処理部15は、N個の依頼先のうちの半数以上の依頼先の仕訳結果が一致するか否かを判定する、と説明した。しかし、“半数以上”という判定基準は一例である。仕訳処理部15は、N個の依頼先のうちの、例えば70%以上の依頼先の仕訳結果が一致するか否かを判定する、としてもよい。この場合、ステップS310では、仕訳処理部15は、ステップS308でN個の依頼先のうちの70%以上の依頼先の仕訳結果が一致すると判定したときの当該一致する仕訳結果を、正解の仕訳結果とする。
In the determination in step S308 (see FIG. 3), it was explained that the
また、第2通信部14は、ステップS306において送信する仕訳依頼に含める証憑データについては、証憑内の個人情報をマスクするためのフィルター処理を施したり、複製防止のためのマークを付与したりした上で、仕訳依頼に含めて送信するとしてもよい。
Further, the
1…システム、10…会計処理サーバー、11…制御部、11a…CPU、11b…ROM、11c…RAM、12…プログラム、13…第1通信部、14…第2通信部、15…仕訳処理部、16…ポイント処理部、17…記憶部、18…通信IF、19…仕訳エンジン、20…依頼先評価テーブル、30…第1端末、40…第2端末、50,60…SNS画面、61…仕訳画面、70…SNSサーバー 1 ... System, 10 ... Accounting processing server, 11 ... Control unit, 11a ... CPU, 11b ... ROM, 11c ... RAM, 12 ... Program, 13 ... First communication unit, 14 ... Second communication unit, 15 ... Journal processing unit , 16 ... Point processing unit, 17 ... Storage unit, 18 ... Communication IF, 19 ... Journal engine, 20 ... Request destination evaluation table, 30 ... First terminal, 40 ... Second terminal, 50, 60 ... SNS screen, 61 ... Journal screen, 70 ... SNS server
Claims (9)
ソーシャルネットワーキングサービスを提供するシステムと接続し、
証憑の電子データである証憑データを受信する証憑受信部と、
前記証憑データの仕訳の依頼を外部の依頼先へ送信する依頼送信部と、
前記依頼先から返信された、前記依頼に対する仕訳結果を示す仕訳結果データを受信する仕訳受信部と、
前記仕訳結果データに基づいて、前記証憑データの仕訳結果を取得する仕訳処理部と、を備え、
前記依頼送信部は、前記ソーシャルネットワーキングサービスを介して前記依頼を送信し、
前記仕訳受信部は、前記ソーシャルネットワーキングサービスを介して前記仕訳結果データを受信する、ことを特徴とする会計処理サーバー。 It ’s an accounting server,
Connect with a system that provides social networking services
A voucher receiving unit that receives voucher data, which is electronic data of vouchers,
A request transmission unit that sends a request for journalizing voucher data to an external request destination,
A journal receiving unit that receives journal result data indicating the journal result for the request returned from the request destination, and
A journal processing unit for acquiring the journal result of the voucher data based on the journal result data is provided .
The request transmission unit transmits the request via the social networking service.
The journal entry receiving unit is an accounting processing server that receives the journal entry result data via the social networking service .
前記証憑データの仕訳の依頼を外部の依頼先へ送信する依頼送信部と、 A request transmission unit that sends a request for journalizing voucher data to an external request destination,
前記依頼先から返信された、前記依頼に対する仕訳結果を示す仕訳結果データを受信する仕訳受信部と、 A journal receiving unit that receives journal result data indicating the journal result for the request returned from the request destination, and
前記仕訳結果データに基づいて、前記証憑データの仕訳結果を取得する仕訳処理部と、を備え、 A journal processing unit for acquiring the journal result of the voucher data based on the journal result data is provided.
前記仕訳処理部は、 The journal processing unit
機械学習により作成された仕訳用モデルを用いて前記証憑データの仕訳を実行し、 Using the journal entry model created by machine learning, execute the journal entry of the voucher data,
前記実行した仕訳の結果を前記仕訳結果データに基づいて修正することにより、前記証憑データの仕訳結果を取得し、 By modifying the result of the executed journal based on the journal result data, the journal result of the voucher data is acquired.
前記取得した仕訳結果を前記仕訳用モデルに学習させる、ことを特徴とする会計処理サーバー。 An accounting processing server characterized in that the acquired journal result is trained in the journal model.
前記証憑データの仕訳の依頼を外部の依頼先へ送信する依頼送信部と、 A request transmission unit that sends a request for journalizing voucher data to an external request destination,
前記依頼先から返信された、前記依頼に対する仕訳結果を示す仕訳結果データを受信する仕訳受信部と、 A journal receiving unit that receives journal result data indicating the journal result for the request returned from the request destination, and
前記仕訳結果データに基づいて、前記証憑データの仕訳結果を取得する仕訳処理部と、を備え、 A journal processing unit for acquiring the journal result of the voucher data based on the journal result data is provided.
前記依頼送信部は、予め登録した複数の登録依頼先の中から前記証憑データの種類に応じて前記依頼先を1つ以上決定し、前記決定した依頼先へ前記依頼を送信する、ことを特徴とする会計処理サーバー。 The request transmission unit is characterized in that one or more of the request destinations are determined according to the type of the voucher data from a plurality of registration request destinations registered in advance, and the request is transmitted to the determined request destination. Accounting server.
前記依頼送信部は、前記依頼先評価テーブルを参照して、前記複数の登録依頼先の中から前記証憑データの種類に応じて前記依頼先を決定する、ことを特徴とする請求項3に記載の会計処理サーバー。 The accounting processing server holds a request destination evaluation table that records the journalizing capacity for each of the plurality of registration request destinations.
The third aspect of claim 3 , wherein the request transmission unit determines the request destination according to the type of the voucher data from the plurality of registration request destinations with reference to the request destination evaluation table. Accounting server.
前記仕訳処理部は、前記複数の依頼先から前記仕訳受信部が受信した複数の前記仕訳結果データに基づいて前記証憑データの仕訳結果を取得する、ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の会計処理サーバー。 The request transmission unit transmits the request to a plurality of request destinations, and the request transmission unit sends the request to a plurality of request destinations.
Claims 1 to 4 are characterized in that the journal processing unit acquires the journal result of the voucher data based on the plurality of journal result data received by the journal receiving unit from the plurality of request destinations. The accounting server described in any of.
前記仕訳処理部は、前記複数の依頼先から前記仕訳受信部が受信した複数の前記仕訳結果データに基づいて前記証憑データの仕訳結果を取得し、
前記ポイント処理部は、前記取得された仕訳結果と一致する前記仕訳結果データの返信元である前記依頼先に対して付与するポイントを、前記取得された仕訳結果と一致しない前記仕訳結果データの返信元である前記依頼先に対して付与するポイントよりも多くする、ことを特徴とする請求項6に記載の会計処理サーバー。 The request transmission unit transmits the request to a plurality of request destinations, and the request transmission unit sends the request to a plurality of request destinations.
The journal processing unit acquires the journal result of the voucher data based on the plurality of journal result data received by the journal receiving unit from the plurality of request destinations.
The point processing unit returns the journal result data that does not match the acquired journal result with points given to the request destination that is the reply source of the journal result data that matches the acquired journal result. The accounting processing server according to claim 6 , wherein the number of points given to the original requestee is increased.
前記証憑受信部は、前記証憑データの送信元から前記要求に対して返信された前記追加情報を受信し、
前記依頼送信部は、前記依頼と前記追加情報とを前記依頼先へ送信する、ことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載の会計処理サーバー。 A request transmission unit for transmitting a request for additional information used for journalizing the voucher data to the source of the voucher data is provided.
The voucher receiving unit receives the additional information returned in response to the request from the source of the voucher data.
The accounting processing server according to any one of claims 1 to 7 , wherein the request transmission unit transmits the request and the additional information to the request destination.
前記会計処理サーバーは、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するシステムと接続し、
証憑の電子データである証憑データを受信する証憑受信工程と、
前記証憑データの仕訳の依頼を外部の依頼先へ送信する依頼送信工程と、
前記依頼先から返信された、前記依頼に対する仕訳結果を示す仕訳結果データを受信する仕訳受信工程と、
前記仕訳結果データに基づいて、前記証憑データの仕訳結果を取得する仕訳処理工程と、を備え、
前記依頼送信工程は、前記ソーシャルネットワーキングサービスを介して前記依頼を送信し、
前記仕訳受信工程は、前記ソーシャルネットワーキングサービスを介して前記仕訳結果データを受信する、ことを特徴とする会計処理方法。 It is an accounting method by an accounting processing server.
The accounting server connects to a system that provides a social networking service and
The voucher receiving process for receiving voucher data, which is the electronic data of the voucher,
The request transmission process of transmitting the voucher data journal request to an external request destination, and
The journal receiving process for receiving the journal result data indicating the journal result for the request returned from the request destination, and the journal receiving process.
A journal processing step for acquiring the journal result of the voucher data based on the journal result data is provided .
The request transmission process transmits the request via the social networking service.
The accounting processing method is characterized in that the journal entry receiving process receives the journal entry result data via the social networking service .
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