JP7076737B6 - 多段式拡開装置 - Google Patents

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Description

本発明は、伸張させ且つ物体を挿入する構造の技術分野に関し、特に、上関節部と下関節部の間の距離に関係なく、その幅を大きくすることができ、比較的広い幅を備えることで好ましいサポート效果を備えるとともに関節部に接触する部分が容易にこすれて損傷するのを防止することのできる多段式拡開装置に関する。
現在、椎間固定術の低侵襲手術は、主に、患部に小さな通路を確保し、内視鏡或いはレントゲンの補助により、体積の小さい椎間固定装置を前記小さな通路から患部である上脊椎関節部と下脊椎関節部の間に送り、さらに、前記椎間固定装置を縦方向に伸張させて、前記上脊椎関節部と下脊椎関節部の相対する端面を支えることで、臨床的な椎間固定の目的が達成される。
従来の椎間固定装置は、例えば、米国特許第9、883、955 B2号明細書及び米国特許第10、045、858 B2号明細書に示す通り、一方方向にのみ拡張され、椎間固定装置を上脊椎関節部と下脊椎関節部の間に縦方向に挿入すると、縦方向に伸張されることで、前記上脊椎関節部と下脊椎関節部の間が支えられるが、この時、椎間固定装置と、前記上関節部と下関節部との接触面積が非常に小さいため、前記上関節部と下関節部の端面が摩損してへこむという状況が生じやすい。椎間固定装置を上脊椎関節部と下脊椎関節部の間に横方向に挿入すると、横方向に伸張されて幅が拡張されることで接触面積が増え、関節部が摩損してへこむという問題は改善されるが、その高さは固定されており調整することができないため、患者の上脊椎関節部と下脊椎関節部の間の距離が比較的大きい場合、前記上脊椎関節部と下脊椎関節部の相対する端面を支えることができず、椎間固定の目的が喪失してしまう。
さらに別の従来の椎間固定装置は、米国特許第8、864、833 B2号明細書及び米国特許第10、098、758 B2号明細書に示す通り、縦方向と横方向に同時に伸張することができるが、一人一人の体型、病状の重度、及び、患部の違いによって、椎間固定装置における求められる縦方向の伸張の高さも異なるため、比較的高さの高い上脊椎関節部と下脊椎関節部の間に縦方向に椎間固定装置を挿入しなければならない場合、縦方向と横方向に同時に比較的大きく伸張させることができ、上述の関節部の端面が摩損されへこむという問題は生じない。しかしながら、比較的高さの低い上脊椎関節部と下脊椎関節部の間に椎間固定装置を縦方向に挿入し伸張させる場合、縦方向に伸張される距離は制限されるため、わずかに伸張されるだけであるかまたは伸張されず、横方向に伸張される距離は、縦方向も伸張される距離と連動するため、相対して横方向に伸張される距離もわずかに伸張されるだけであるかまたは伸張されない。これにより、伸張される幅が足りないことによって上述の関節部の端面が容易に摩損されへこむという問題が生じるため、意味をなさない。さらに、縦方向の伸張と横方向の伸張が同時に実行されるため、相対的に操作抵抗が比較的大きくなるため、スムーズさに欠け手間がかかる等の問題が存在する。
米国特許第9,883,955 B2号明細書 米国特許第10,045,858 B2号明細書 米国特許第8,864,833 B2号明細書 米国特許第10,098,758 B2号明細書
本発明は、主に、上関節部と下関節部の間の距離に関係なく、その幅を大きくすることができ、比較的広い幅を備えることで好ましいサポート效果を備えるとともに関節部に接触する部分が容易にこすれて損傷するのを防止することのできる多段式拡開装置を提供することを目的とする。
本発明が提供する多段式拡開装置は、伸張モジュールと、第1押圧部品と、第2押圧部品と、ボルトと、からなる。そのうち、前記伸張モジュールは、縦方向及び横方向に伸張されることができる。前記第1押圧部品は、前記伸張モジュールの前端に設けられるとともに、内部は、ねじ穴を備える。前記第2押圧部品は、前記伸張モジュールの後端に設けられるとともに、内部は、貫通する穿孔を備える。前記ボルトは、スクリュー部及び比較的大きい外径の頭部を備え、前記スクリュー部は、前記第2押圧部品の穿孔を通り抜けて前記第1押圧部品のねじ穴に螺設され、前記頭部は、前記第2押圧部品における前記第1押圧部品と反対の一側に当接し、前記ボルトを締め付けることで前記第1押圧部品及び前記第2押圧部品を相互に近づけて前記伸張モジュールを押し動かすことで第1段階の伸張及び第2段階の伸張を生じさせることができ、前記第1段階の伸張により、前記伸張モジュールは横方向に幅が伸張され、前記第2段階の伸張は、前記第1段階において最大幅まで伸張された後に行われることで、前記伸張モジュールにおける縦方向の高さの伸張が調整される。
本発明が提供する多段式拡開装置は、まず第1段階の伸張が実行されることで横方向に最大幅まで伸張されてから、第2段階の伸張が実行され、縦方向に伸張されて高さが調整されるため、上脊椎関節部及び下脊椎関節部の間における伸張しなくてはならない縦方向の高さにかかわりなく、横方向に最大幅にまで伸張することができ比較的大きな接触面積を備えることで、好ましいサポート效果を備え、関節部に接触する面が容易にこすれて損傷するのを防止することができるだけでなく、同一規格であっても様々な体型、様々な病状、及び、様々な患部の関節部における間隙に適用することができる。さらに、二段階式の伸張によって、操作抵抗を大幅に低減することができ、さらに伸張がスムーズ且つ省力化される。
本発明の実施例1における斜視分解図である。 本発明の実施例1における他側の斜視分解図である。 本発明の実施例1における斜視拡大図である。 図3の俯瞰図である。 図3の正面図である。 図3を右側から見た図である。 図5におけるA-Aの断面を示した図である。 図5におけるB-Bの断面を示した図である。 本発明の実施例1における第1段階の伸張時の動作を示した斜視図である。 本発明の実施例1における第1段階の伸張時の実施状態を示した正面図である。 図10におけるC-Cの断面拡大図である。 本発明の実施例1における第2段階の伸張時の動作を示した斜視図である。 本発明の実施例1における第2段階の伸張時の実施状態を示した正面図である。 図13におけるD-Dの断面拡大図である。 本発明の実施例2における斜視分解図である。 本発明の実施例2における他側の斜視分解図である。 本発明の実施例2における完全に縮合した状態を示した斜視拡大図である。 本発明の実施例2における第1段階から限界まで伸張した状態を示す斜視拡大図である。 本発明の実施例2における完全に伸張した状態を示す斜視拡大図である。 本発明の実施例2における第1段階から限界まで伸張した状態を示す断面図である。 本発明の実施例2における位置制限構造の動作を示した図である。 本発明の実施例2におけるガイド構造の動作を示した図である。 本発明の実施例3における斜視分解図である。 本発明の実施例4における斜視分解部分拡大図である。 本発明の実施例4における縦方向に二段階伸張した状態を示す斜視拡大図である。 本発明の実施例4における縦方向に二段階伸張した場合の実施状態を示した図である。 本発明を骨格内で応用した場合を示した図である。
本発明における図1~図14は、本発明の二段階で伸張する椎間固定装置の実施例1である。
参照する図1~図8に示す通り、本発明の多段式拡開装置は、伸張モジュール10と、第1押圧部品20と、第2押圧部品30と、ボルト40と、からなる。
前記伸張モジュール10は、縦方向及び横方向に伸張されることができる。
前記第1押圧部品20は、前記伸張モジュール10の前端に設けられるとともに、前記第1押圧部品20の後側から棒カバー21が凸伸し、前記棒カバー21の内部は、ねじ穴22を備える。
前記第2押圧部品30は、前記伸張モジュール10の後端に設けられるとともに、内部は、貫通する穿孔31を備える。
前記ボルト40は、スクリュー部41及び比較的大きな外徑の頭部42を備え、前記スクリュー部41は、前記第2押圧部品30の穿孔31を通り抜けて前記第1押圧部品20のねじ穴22の中に螺設され、前記頭部42は、前記第2押圧部品30における前記第1押圧部品20と反対の一側に当接する。
併せて参照する図3、図9、図12に示す通り、前記ボルト40を固定することにより、前記第1押圧部品20と前記第2押圧部品30が相互に近づけられ、前記伸張モジュール10を押し動かすことで、第1段階及び第2段階の伸張を生じさせることができ、前記第1段階の伸張の際には、前記伸張モジュール10は横方向に幅が伸張され、前記第2段階の伸張は、第1段階において最大幅まで伸張された後に実行されることで、必要に応じて、前記伸張モジュール10における縦方向の高さの伸張を調整することができる。
前記伸張モジュール10は、第1伸張ブロック11と、第2伸張ブロック12と、第3伸張ブロック13と、第4伸張ブロック14と、第1誘導ブロック15と、第2誘導ブロック16と、第3誘導ブロック17と、第4誘導ブロック18を備える。
前記第1伸張ブロック11の頂面には、複数の凸歯形状部が形成され、前端と後端には、下から上に且つ外側に傾斜する2つの第1斜面110がそれぞれ形成され、前記2つの第1斜面110には、2つの第1斜面ガイドレール111がそれぞれ設けられ、底面は、相互に交差して設けられるとともに、台形状である複数の第1ガイドブロック112及び複数の第1ガイド溝113を備える。
前記第2伸張ブロック12は、前記第1伸張ブロック11の下側に位置し、底面には、複数の凸歯形状部が形成され、前端と後端には、上から下に且つ外側に傾斜する2つの第2斜面120がそれぞれ形成され、前記2つの第2斜面120には、2つの第2斜面ガイドレール121がそれぞれ設けられ、頂面は、前記複数の第1ガイドブロック112及び前記複数の第1ガイド溝113に対応し、上下にスライド嵌合する複数の第2ガイド溝122及び複数の第2ガイドブロック123を備える。
前記第3伸張ブロック13は、前記第1伸張ブロック11の左側に位置し、頂面には、複数の凸歯形状部が形成され、前端と後端には、下から上に且つ外側に傾斜する2つの第3斜面130がそれぞれ形成され、前記2つの第3斜面130には、2つの第3斜面ガイドレール131がそれぞれ設けられ、底面は、相互に交差して設けられるとともに、台形状である複数の第3ガイドブロック132及び複数の第3ガイド溝133を備える。
前記第4伸張ブロック14は、前記第3伸張ブロック13の下側に位置し、底面には、複数の凸歯形状部が形成され、前端と後端には、上から下に且つ外側に傾斜する2つの第4斜面140がそれぞれ形成され、前記2つの第4斜面140には、2つの第4斜面ガイドレール141がそれぞれ設けられ、頂面は、前記複数の第3ガイドブロック132及び前記複数の第3ガイド溝133に対応し、上下にスライド嵌合する複数の第4ガイド溝142及び複数の第4ガイドブロック143を備える。
前記第1誘導ブロック15は、前記第1伸張ブロック11と第2伸張ブロック12の前端面に設けられ、後端には、前端の前記第1斜面110と第2斜面120にそれぞれ対応する第1上斜面150及び第1下斜面151が形成され、前記第1上斜面150には、第1上鳩尾溝152が設けられることで、前端の前記第1斜面ガイドレール111はその中にスライド嵌合され、前記第1下斜面151には、第1下鳩尾溝153が設けられることで、前端の前記第2斜面ガイドレール121は、その中にスライド嵌合され、前記第1誘導ブロック15の前端には、後から前に且つ外側に傾斜する第1前斜面154が形成され、前記第1前斜面154には、第1前鳩尾溝155が設けられる。さらに、前記第1前斜面154の下端には、2つの第1前ブロック156が凸設される。
前記第2誘導ブロック16は、前記第1伸張ブロック11と第2伸張ブロック12の後端面に設けられ、前端には、後端の前記第1斜面110と第2斜面120にそれぞれ対応する第2上斜面160及び第2下斜面161が形成され、前記第2上斜面160には、第2上鳩尾溝162が設けられることで、後端の前記第1斜面ガイドレール111は、その中にスライド嵌合され、前記第2下斜面161には、第2下鳩尾溝163が設けられることで、後端の前記第2斜面ガイドレール121は、その中にスライド嵌合され、前記第2誘導ブロック16の後端には、前から後ろに且つ外側に傾斜する第2後斜面164が形成され、前記第2後斜面164には、第2後鳩尾溝165が設けられる。さらに、前記第2後斜面164の下端には、2つの第2後ブロック166が凸設される。
前記第3誘導ブロック17は、前記第3伸張ブロック13と第4伸張ブロック14の前端面に設けられ、後端には、前端の前記第3斜面130と第4斜面140にそれぞれ対応する第3上斜面170及び第3下斜面171が形成され、前記第3上斜面170には、第3上鳩尾溝172が設けられることで、前端の前記第3斜面ガイドレール131は、その中にスライド嵌合され、前記第3下斜面171には、第3下鳩尾溝173が設けられることで、前端の前記第4斜面ガイドレール141は、その中にスライド嵌合され、前記第3誘導ブロック17の前端には、後から前に且つ外側に傾斜する第3前斜面174が形成され、前記第3前斜面174には、第3前鳩尾溝175が設けられる。さらに、前記第3前斜面174の下端には、2つの第3前ブロック176が凸設される。
前記第4誘導ブロック18は、前記第3伸張ブロック13と第4伸張ブロック14の後端面に設けられ、前端には、後端の前記第3斜面130と第4斜面140にそれぞれ対応する第4上斜面180及び第4下斜面181が形成され、前記第4上斜面180には、第4上鳩尾溝182が設けられることで、後端の前記第3斜面ガイドレール131は、その中にスライド嵌合され、前記第4下斜面181には、第4下鳩尾溝183が設けられることで、後端の前記第4斜面ガイドレール141は、その中にスライド嵌合され、前記第4誘導ブロック18の後端には、前から後ろに且つ外側に傾斜する第4後斜面184が形成され、前記第4後斜面184には、第4後鳩尾溝185が設けられる。さらに、前記第4後斜面184の下端には、2つの第4後ブロック186が凸設される。
前記第1押圧部品20の両側は、前記第1前斜面154と第3前斜面174に対応する2つの第1押圧部品斜面23を備え、前記2つの第1押圧部品斜面23には、2つの第1押圧部品ガイドレール24がそれぞれ設けられることで、前記第1前鳩尾溝155と第3前鳩尾溝175の中にそれぞれスライド嵌合される。さらに、前記第1押圧部品20の上側面と下側面には、2つの第1ストッパー面25がそれぞれ設けられる。
前記第2押圧部品30の両側は、前記第2後斜面164と第4後斜面184に対応する2つの第2押圧部品斜面32を備え、前記2つの第2押圧部品斜面32には、2つの第2押圧部品ガイドレール33がそれぞれ設けられることで、前記第2後鳩尾溝165と第4後鳩尾溝185の中にそれぞれスライド嵌合される。さらに、前記第2押圧部品30の上側面と下側面には、2つの第2ストッパー面34がそれぞれ設けられる。
併せて参照する図9~図11は、本発明の多段式拡開装置における第1段階の伸張の動作を示し、そのうち、前記ボルト40を締め付ける際、前記第1押圧部品20と第2押圧部品30は、互いに近づいて前記第1誘導ブロック15を同時に押し、前記第2誘導ブロック16、前記第3誘導ブロック17、及び、前記第4誘導ブロック18によって、前記第1誘導ブロック15及び第2誘導ブロック16と、前記第3誘導ブロック17及び第4誘導ブロック18を前記第1押圧部品20の2つの第1押圧部品斜面23及び前記第2押圧部品30の2つの第2押圧部品斜面32にそれぞれ沿って互いに外側(左側、右側)にスライドさせ、さらに、前記第1誘導ブロック15及び第2誘導ブロック16と、前記第3誘導ブロック17及び第4誘導ブロック18によって前記第1伸張ブロック11及び第2伸張ブロック12と、前記第3伸張ブロック13及び第4伸張ブロック14を動かして、前記第1押圧部品20と第2押圧部品30の間を横方向に伸張させることで幅を広げる。
併せて参照する図12~図14は、本発明の多段式拡開装置における第2段階の伸張の動作を示す。そのうち、前記2つの第1ストッパー面25及び前記2つの第2ストッパー面34が、前記2つの第1前ブロック156、前記2つの第3前ブロック176、前記2つの第2後ブロック166、及び、前記2つの第4後ブロック186に阻止される場合、前記第1押圧部品20と第2押圧部品30の間の前記第1伸張ブロック11及び第2伸張ブロック12と、前記第3伸張ブロック13及び第4伸張ブロック14は、引き続き横方向に伸張することはできず、この時、横方向に最大幅(これは、第1段階の伸張における制限幅である)にまで伸張する。その後、さらに、前記ボルト40を締め付け続けることで、前記第1伸張ブロック11と第2伸張ブロック12は、前記第1誘導ブロック15の前記第1上斜面150及び前記第1下斜面151と、前記第2誘導ブロック16の前記第2上斜面160及び前記第2下斜面161に沿って移動することで、縦方向に伸張されると同時に、前記第3伸張ブロック13及び第4伸張ブロック14もまた、前記第3誘導ブロック17の前記第3上斜面170及び前記第3下斜面171と、前記第4誘導ブロック18の前記第4上斜面180及び前記第4下斜面181に沿って移動することで、縦方向に伸張される。このようにして、高さが調整されることで、上関節部50と下関節部51の間を支える目的が達成される。
本発明が提供する多段式拡開装置は、まず、第1段階の伸張が実行されることで横方向に最大幅まで伸張されてから、第2段階の伸張が実行され、縦方向に伸張されて高さが調整されるため、上脊椎関節部及び下脊椎関節部の間における伸張する高さにかかわりなく、横方向に最大幅にまで伸張することができ比較的大きな接触面積を備えることで、好ましいサポート效果を備え、関節部に接触する面が容易にこすれて損傷するのを防止することができるだけでなく、同一規格であっても様々な体型、様々な病状、及び、様々な患部の関節部における間隙に適用することができる。さらに、二段階式の伸張によって、操作抵抗を大幅に低減することができ、さらにスムーズ且つ省力化される。
参照する図15~図22は、本発明の多段式拡開装置における実施例2を示し、その構造は、上述の実施例1とほぼ同じであるが、違いは以下の点である。
(1)本実施例の棒カバー21の一端は、前記第1押圧部品20に螺設されて連結される。
(2)本実施例は、実施例1における2つの第1ストッパー面25及び前記2つの第2ストッパー面34を利用せず、前記2つの第1前ブロック156、前記2つの第3前ブロック176、前記2つの第2後ブロック166、及び、前記2つの第4後ブロック186によって阻止されて第1伸張が制限されることで第2段階の伸張の条件が満たされ実行される。しかしながら、本実施例では、前記第1前鳩尾溝155、前記第2後鳩尾溝165、前記第3前鳩尾溝175、及び、前記第4後鳩尾溝185の溝底面は、制限ガイド溝60をそれぞれ備え、前記複数の制限ガイド溝60の一端は、開口状であり、他端には、制限ストッパー面61が形成される。前記2つの第1押圧部品ガイドレール24及び前記2つの第2押圧部品ガイドレール33の一端には、凸部62がそれぞれ凸設されることで、前記4つの凸部62は、前記4つの制限ガイド溝60の中でそれぞれスライドすることができる。併せて参照する図18、図20に示す通り、前記4つの凸部62が前記4つの制限ガイド溝60の制限ストッパー面61によって阻止されるまで前記ボルト40を締め付けると、前記第1押圧部品20と第2押圧部品30の前記第1伸張ブロック11と第2伸張ブロック12、及び、前記第3伸張ブロック13と第4伸張ブロック14は、引き続き横方向に伸張することはできず、この際横方向の最大幅(これは、第1段階における伸張の制限幅である)にまで伸張される。この後、前記ボルト40を引き続き締め付けると、前記第1伸張ブロック11と第2伸張ブロック12は、前記第1誘導ブロック15の前記第1上斜面150と前記第1下斜面151、及び、前記第2誘導ブロック16の前記第2上斜面160と前記第2下斜面161に沿って移動し、縦方向に伸張されると同時に、前記第3伸張ブロック13と第4伸張ブロック14も前記第3誘導ブロック17の前記第3上斜面170と前記第3下斜面171、及び、前記第4誘導ブロック18の前記第4上斜面180と前記第4下斜面181に沿って移動し、縦方向に伸張されることで、第2段階の縦方向の伸張動作が形成される。
(3)本実施例において、さらに、前記第1上鳩尾溝152、前記第1下鳩尾溝153、前記第2上鳩尾溝162、前記第2下鳩尾溝163、前記第3上鳩尾溝172、前記第3下鳩尾溝173、前記第4上鳩尾溝182、及び、前記第4下鳩尾溝183の溝底面には、位置制限ガイド溝70がそれぞれ設けられ、前記複数の位置制限ガイド溝70の一端は、開口状であり、他端には、係止面71が形成される。前記2つの第1斜面ガイドレール111、前記2つの第2斜面ガイドレール121、前記2つの第3斜面ガイドレール131、及び、前記2つの第4斜面ガイドレール141の一端には、阻止部72がそれぞれ凸設され、前記8つの阻止部72は、前記8つの位置制限ガイド溝70の中でそれぞれスライドするとともに、前記8つの位置制限ガイド溝70の係止面71によって前記8つの阻止部72を阻止することで、縦方向に伸張する際、前記第1伸張ブロック11、第2伸張ブロック12、第3伸張ブロック13、第4伸張ブロック14が前記第1誘導ブロック15、第2誘導ブロック16、第3誘導ブロック17、第4誘導ブロック18から外れるのが防止される(図21に図示、図21は、そのうちの第3斜面ガイドレール131と第4上鳩尾溝182の部分からその位置制限動作を説明しており、その他の相対する位置における位置制限動作も同じであるため図示することはしない)。
(4)本実施例において、前記第1伸張ブロック11と第3伸張ブロック13の間、及び、前記第2伸張ブロック12と第4伸張ブロック14の間には、2つのガイド構造80がそれぞれ設けられ、前記2つのガイド構造80は、縦方向に伸張する際、前記第1伸張ブロック11と第3伸張ブロック13、及び、前記第2伸張ブロック12と第4伸張ブロック14がスムーズに同時に移動するよう補助する。図22を併せて参照する。前記2つのガイド構造80は、それぞれ横方向に貫穿する前記第1伸張ブロック11、第2伸張ブロック12、第3伸張ブロック13、第4伸張ブロック14の複数のガイド孔81(本実施例では、例として2つとする)及び2つのガイド部品82を備える。前記複数のガイド孔81の内端は、比較的内径の小さな凸縁810をそれぞれ備える。前記2つのガイド部品82は、前記第1伸張ブロック11と第3伸張ブロック13の間と、前記第2伸張ブロック12と第4伸張ブロック14の間にそれぞれ対応して設けられ、各ガイド部品82は、平行した2つのガイド棒820及び前記2つのガイド棒820の中心に連結された連接棒821を備えるとともに、前記2つのガイド部品82の2つのガイド棒820の両端は、前記複数のガイド孔81の中にそれぞれ伸縮自在に挿設され、各ガイド棒820の両端は、外径が比較的大きいとともに、弾性収縮する2つの拡張ヘッド822をそれぞれ備え、前記拡張ヘッド822により、前記ガイド棒820は、前記ガイド孔81の中に容易に穿設されることができるとともに、前記凸縁810によって阻止されることで、前記ガイド棒820が前記ガイド孔81の中から容易に外れてしまうのを防止することができる。このように、横方向に伸張する場合、前記第1伸張ブロック11と第3伸張ブロック13の間、及び、前記第2伸張ブロック12と第4伸張ブロック14は、前記2つのガイド構造80によってそれぞれスムーズにスライドし、縦方向に伸張する場合、前記第1伸張ブロック11と第3伸張ブロック13の間、及び、前記第2伸張ブロック12と第4伸張ブロック14は、前記2つのガイド構造80によってそれぞれスムーズに同時に上下に移動する。
参照する図23は、本発明の多段式拡開装置の実施例3であり、その構造は、上述の実施例2とほぼ同じであるが、異なる点として、本実施例の2つのガイド部品82は、2つのガイド棒820のみをそれぞれ備え、連接棒821を備えない。本実施例では、前記2つのガイド部品82は、1つのガイド棒、3つのガイド棒、或いは、さらに多くのガイド棒820をそれぞれ備えることができるが、単に数の増減にすぎないため、ここでさらに贅言することはしない。
参照する図24~図26は、本発明の多段式拡開装置の実施例4であり、その構造は、上述の実施例3とほぼ同じであるが、異なる点として、本実施例の前記第1伸張ブロック11、前記第2伸張ブロック12、前記第3伸張ブロック13、及び、前記第4伸張ブロック14は、前ブロックaと後ブロックbをそれぞれ備える。互いに対応する前記前ブロックaと前記後ブロックbの間は、それぞれ対応する斜接面a1、b1にスライド接続され、それぞれ対応する前記斜接面a1と斜接面b1には、相対してスライド嵌合される鳩尾溝b2とガイドレールa2がそれぞれ設けられることで、前記複数の前ブロックa及び前記複数の後ブロックbは、縦方向に伸張する際、前記上関節部50と下関節部51の相対面の不均一に対応して、順に第二段階の伸張が形成され、さらに、前記第1伸張ブロック11、前記第2伸張ブロック12、前記第3伸張ブロック13、及び、前記第4伸張ブロック14の上側面と下側面を前記上関節部50と下関節部51の相対する面の形状、高さ、或いは、角度に組み合わあされ、互いに対応されて調整されることで、良好且つ安定して支えることができ、さらに、異なる病状の患者に適用することができる。
本発明において、第1上鳩尾溝152と前記第1斜面ガイドレール111、前記第1下鳩尾溝153と前記第2斜面ガイドレール121、第2上鳩尾溝162と前記第1斜面ガイドレール111、前記第2下鳩尾溝163と前記第2斜面ガイドレール121、前記第3上鳩尾溝172と前記第3斜面ガイドレール131、前記第3下鳩尾溝173と前記第4斜面ガイドレール141、前記第4上鳩尾溝182と前記第3斜面ガイドレール131、前記第4下鳩尾溝183と前記第4斜面ガイドレール141、前記第1前鳩尾溝155及び第3前鳩尾溝175と前記2つの第1押圧部品ガイドレール24、前記第2後鳩尾溝165及び第4後鳩尾溝185と前記2つの第2押圧部品ガイドレール33、及び、前記鳩尾溝b2とガイドレールa2は、その他の互いに対応してスライド嵌合される凹凸固定構造であることができる。
参照する図27に示す通り、本発明の多段式拡開装置は、骨格(例えば、脊椎の椎体内)に適用され、骨折や骨のへこみを整復する或いは再建するのに用いることができ、当然のことながら、例えば、椎間、骨格の間、或いは、軟部組織(例えば、顔面陥没の整復或いは再建)など、その他の関連部位にも応用することができ、その材料は、適用される位置によって異なるが、例えば、金属、高分子材料、ポリエチレン、シリコンゴム等であることができる。さらに、本発明は、横方向への挿入或いは縦方向への挿入のいずれの場合も、上述等の複数の効果が広い適用範囲において達成される。
10 伸張モジュール
11 第1伸張ブロック
110 第1斜面
111 第1斜面ガイドレール
112 第1ガイドブロック
113 第1ガイド溝
12 第2伸張ブロック
120 第2斜面
121 第2斜面ガイドレール
122 第2ガイド溝
123 第2ガイドブロック
13 第3伸張ブロック
130 第3斜面
131 第3斜面ガイドレール
132 第3ガイドブロック
133 第3ガイド溝
14 第4伸張ブロック
140 第4斜面
141 第4斜面ガイドレール
142 第4ガイド溝
143 第4ガイドブロック
15 第1誘導ブロック
150 第1上斜面
151 第1下斜面
152 第1上鳩尾溝
153 第1下鳩尾溝
154 第1前斜面
155 第1前鳩尾溝
156 第1前ブロック
16 第2誘導ブロック
160 第2上斜面
161 第2下斜面
162 第2上鳩尾溝
163 第2下鳩尾溝
164 第2後斜面
165 第2後鳩尾溝
166 第2後ブロック
17 第3誘導ブロック
170 第3上斜面
171 第3下斜面
172 第3上鳩尾溝
173 第3下鳩尾溝
174 第3前斜面
175 第3前鳩尾溝
176 第3前ブロック
18 第4誘導ブロック
180 第4上斜面
181 第4下斜面
182 第4上鳩尾溝
183 第4下鳩尾溝
184 第4後斜面
185 第4後鳩尾溝
186 第4後ブロック
20 第1押圧部品
21 棒カバー
22 ねじ穴
23 第1押圧部品斜面
24 第1押圧部品ガイドレール
25 第1ストッパー面
30 第2押圧部品
31 穿孔
32 第2押圧部品斜面
33 第2押圧部品ガイドレール
34 第2ストッパー面
40 ボルト
41 スクリュー部
42 頭部
50 上関節部
51 下関節部
60 制限ガイド溝
61 制限ストッパー面
62 凸部
70 位置制限ガイド溝
71 係止面
72 阻止部
80 ガイド構造
81 ガイド孔
810 凸縁
82 ガイド部品
820 ガイド棒
821 連接棒
822 拡張ヘッド
a 前ブロック
a1 斜接面
a2 ガイドレール
b 後ブロック
b1 斜接面
b2 鳩尾溝

Claims (13)

  1. 伸張モジュール(10)と、第1押圧部品(20)と、第2押圧部品(30)と、ボルト(40)と、からなる多段式拡開装置であって、
    前記伸張モジュール(10)は、縦方向及び横方向に伸張され、
    前記第1押圧部品(20)は、前記伸張モジュール(10)の前端に設けられるとともに、内部は、ねじ穴(22)を備え、
    前記第2押圧部品(30)は、前記伸張モジュール(10)の後端に設けられるとともに、内部は、貫通する穿孔(31)を備え、
    前記ボルト(40)は、スクリュー部(41)と、頭部(42)と、を備え、
    前記スクリュー部(41)は、前記第2押圧部品(30)の穿孔(31)を通り抜けて前記第1押圧部品(20)のねじ穴(22)に螺設され、
    前記頭部(42)は、前記第2押圧部品(30)における前記第1押圧部品(20)と反対の一側に当接し、前記ボルト(40)を締め付けることで前記第1押圧部品(20)及び前記第2押圧部品(30)を相互に近づけて前記伸張モジュール(10)を押し動かすことで第1段階の伸張及び第2段階の伸張を生じさせ、
    前記第1段階の伸張により、前記伸張モジュール(10)は横方向に幅が伸張され、前記第1段階において最大幅まで伸張された後に、前記第2段階の伸張により、前記伸張モジュール(10)における縦方向の高さの伸張が調整され、
    さらに、
    前記伸張モジュール(10)は、第1伸張ブロック(11)と、第2伸張ブロック(12)と、第3伸張ブロック(13)と、第4伸張ブロック(14)と、第1誘導ブロック(15)と、第2誘導ブロック(16)と、第3誘導ブロック(17)と、第4誘導ブロック(18)と、を備え、
    前記第2伸張ブロック(12)は、前記第1伸張ブロック(11)の下側に位置し、
    前記第3伸張ブロック(13)は、前記第1伸張ブロック(11)の左側に位置し、
    前記第4伸張ブロック(14)は、前記第3伸張ブロック(13)の下側に位置し、
    前記第1誘導ブロック(15)は、前記第1伸張ブロック(11)と、第2伸張ブロック(12)の前端面にスライド嵌合され、
    前記第2誘導ブロック(16)は、前記第1伸張ブロック(11)と、第2伸張ブロック(12)の後端面にスライド嵌合されるとともに、前記第1伸張ブロック(11)と第2伸張ブロック(12)を前記第1誘導ブロック(15)と第2誘導ブロック(16)の間で上下に移動させて縦方向に伸張させ、
    前記第3誘導ブロック(17)は、前記第3伸張ブロック(13)と第4伸張ブロック(14)の前端面にスライド嵌合され、
    前記第4誘導ブロック(18)は、前記第3伸張ブロック(13)と第4伸張ブロック(14)の後端面にスライド嵌合されるとともに、前記第3伸張ブロック(13)と第4伸張ブロック(14)を前記第3誘導ブロック(17)と第4誘導ブロック(18)の間で上下に移動させて縦方向に伸張させ、
    前記第1押圧部品(20)は、前記第1誘導ブロック(15)と第3誘導ブロック(17)の前端面にスライド嵌合され、
    前記第2押圧部品(30)は、前記第2誘導ブロック(16)と第4誘導ブロック(18)の後端面にスライド嵌合されるとともに、前記第1誘導ブロック(15)と第2誘導
    ブロック(16)、及び、前記第3誘導ブロック(17)と第4誘導ブロック(18)によって前記第1伸張ブロック(11)と第2伸張ブロック(12)、及び、前記第3伸張ブロック(13)と第4伸張ブロック(14)をそれぞれ動かして前記第1押圧部品(20)と第2押圧部品(30)の間を左右に移動させることで横方向に伸張させ
    さらに、
    前記第1伸張ブロック(11)の前端と後端には、下から上に且つ外側に傾斜する2つの第1斜面(110)がそれぞれ形成され
    前記第2伸張ブロック(12)の前端と後端には、上から下に且つ外側に傾斜する2つの第2斜面(120)がそれぞれ形成され、
    前記第3伸張ブロック(13)の前端と後端には、下から上に且つ外側に傾斜する2つの第3斜面(130)がそれぞれ形成され、
    前記第4伸張ブロック(14)の前端と後端には、上から下に且つ外側に傾斜する第4斜面(140)がそれぞれ形成され、
    前記第1誘導ブロック(15)の後端には、前端の前記第1斜面(110)と、第2斜面(120)にそれぞれ対応する第1上斜面(150)及び第1下斜面(151)が形成され、前記第1誘導ブロック(15)の前端には、後から前に且つ外側に傾斜する第1前斜面(154)が形成され、
    前記第2誘導ブロック(16)の前端には、後端の前記第1斜面(110)と第2斜面(120)にそれぞれ対応する第2上斜面(160)及び第2下斜面(161)が形成され、前記第2誘導ブロック(16)の後端には、前から後ろ且つ外側に傾斜する第2後斜面(164)が形成され、
    前記第3誘導ブロック(17)の後端には、前端の前記第3斜面(130)と第4斜面(140)にそれぞれ対応する第3上斜面(170)及び第3下斜面(171)が形成され、前記第3誘導ブロック(17)の前端には、後から前に且つ外側に傾斜する第3前斜面(174)が形成され、
    前記第4誘導ブロック(18)の前端には、後端の前記第3斜面(130)と第4斜面(140)にそれぞれ対応する第4上斜面(180)及び第4下斜面(181)が形成され、前記第4誘導ブロック(18)の後端には、前から後ろに且つ外側に傾斜する第4後斜面(184)が形成され、
    前記第1押圧部品(20)の両側は、前記第1前斜面(154)と第3前斜面(174)に対応する2つの第1押圧部品斜面(23)を備え、
    前記第2押圧部品(30)の両側は、前記第2後斜面(164)と第4後斜面(184)に対応する2つの第2押圧部品斜面(32)を備え、
    そのうち、前記2つの第1斜面(110)と、前記第1上斜面(150)及び第2上斜面(160)の間、前記2つの第2斜面(120)及び前記第1下斜面(151)と、第2下斜面(161)の間、前記2つの第3斜面(130)と、前記第3上斜面(170)及び第4上斜面(180)の間、前記2つの第4斜面(140)と、前記第3下斜面(171)及び第4下斜面(181)の間、前記2つの第1押圧部品斜面(23)と、前記第1前斜面(154)及び第3前斜面(174)と、前記2つの第2押圧部品斜面(32)と前記第2後斜面(164)及び第4後斜面(184)の間には、互いに対応してスライド嵌合される凹凸固定構造がそれぞれ設けられる
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  2. 請求項1に記載の多段式拡開装置において、
    前記2つの第1斜面(110)には、2つの第1斜面ガイドレール(111)がそれぞれ設けられ、
    前記2つの第2斜面(120)には、2つの第2斜面ガイドレール(121)がそれぞれ設けられ、
    前記2つの第3斜面(130)には、2つの第3斜面ガイドレール(131)がそれぞれ設けられ、
    前記2つの第4斜面(140)には、2つの第4斜面ガイドレール(141)がそれぞれ設けられ、
    前記第1上斜面(150)には、第1上鳩尾溝(152)が設けられることで、前端の前記第1斜面ガイドレール(111)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第1下斜面(151)には、第1下鳩尾溝(153)が設けられることで、前端の前記第2斜面ガイドレール(121)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第1前斜面(154)には、第1前鳩尾溝(155)が設けられ、
    前記第2上斜面(160)には、第2上鳩尾溝(162)が設けられることで、後端の前記第1斜面ガイドレール(111)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第2下斜面(161)には、第2下鳩尾溝(163)が設けられることで、後端の前記第2斜面ガイドレール(121)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第2後斜面(164)には、第2後鳩尾溝(165)が設けられ、
    前記第3上斜面(170)には、第3上鳩尾溝(172)が設けられることで、前端の前記第3斜面ガイドレール(131)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第3下斜面(171)には、第3下鳩尾溝(173)が設けられることで、前端の前記第4斜面ガイドレール(141)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第3前斜面(174)には、第3前鳩尾溝(175)が設けられ、
    前記第4上斜面(180)には、第4上鳩尾溝(182)が設けられることで、後端の前記第3斜面ガイドレール(131)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第4下斜面(181)には、第4下鳩尾溝(183)が設けられることで、後端の前記第4斜面ガイドレール(141)は、その中にスライド嵌合され、
    前記第4後斜面(184)には、第4後鳩尾溝(185)が設けられ、
    前記2つの第1押圧部品斜面(23)には、2つの第1押圧部品ガイドレール(24)がそれぞれ設けられることで、前記第1前鳩尾溝(155)と第3前鳩尾溝(175)の中にそれぞれスライド嵌合され、
    前記2つの第2押圧部品斜面(32)には、2つの第2押圧部品ガイドレール(33)がそれぞれ設けられることで、前記第2後鳩尾溝(165)と第4後鳩尾溝(185)の中にそれぞれスライド嵌合される
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  3. 請求項2に記載の多段式拡開装置において、
    前記第1前斜面(154)の下端には、2つの第1前ブロック(156)が凸設され、
    前記第2後斜面(164)の下端には、2つの第2後ブロック(166)が凸設され、
    前記第3前斜面(174)の後端と下端には、2つの第3前ブロック(176)が凸設され、
    前記第4後斜面(184)の下端には、2つの第4後ブロック(186)が凸設され、
    前記第1押圧部品(20)の上側面と下側面は、2つの第1ストッパー面(25)をそれぞれ備え、
    前記第2押圧部品(30)の上側面と下側面は、2つの第2ストッパー面(34)をそれぞれ備え、
    前記2つの第1ストッパー面(25)及び前記2つの第2ストッパー面(34)は、前記2つの第1前ブロック(156)、前記2つの第3前ブロック(176)、前記2つの第2後ブロック(166)、及び、前記2つの第4後ブロック(186)によって阻止されることで、引き続き横方向に伸張されず、第1段階の伸張の制限幅に到達する
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  4. 請求項1に記載の多段式拡開装置において、
    前記第1押圧部品(20)の後側には、棒カバー(21)が凸伸され、
    前記ねじ穴(22)は、前記棒カバー(21)の中に設けられる
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  5. 請求項4に記載の多段式拡開装置において、
    前記棒カバー(21)の一端は、前記第1押圧部品(20)に螺設されて連結される
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  6. 請求項1に記載の多段式拡開装置において、
    前記第1伸張ブロック(11)の底面は、相互に交差して設けられるとともに、台形状である複数の第1ガイドブロック(112)及び複数の第1ガイド溝(113)を備え、
    前記第2伸張ブロック(12)の頂面は、前記複数の第1ガイドブロック(112)及び前記複数の第1ガイド溝(113)に対応して上下にスライドする複数の第2ガイド溝(122)及び複数の第2ガイドブロック(123)を備え、
    前記第3伸張ブロック(13)の底面は、相互に交差して設けられるとともに、台形状である複数の第3ガイドブロック(132)及び複数の第3ガイド溝(133)を備え、
    前記第4伸張ブロック(14)の頂面は、前記複数の第3ガイドブロック(132)及び前記複数の第3ガイド溝(133)に対応して上下にスライドする複数の第4ガイド溝(142)及び複数の第4ガイドブロック(143)を備える
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  7. 請求項2に記載の多段式拡開装置において、
    前記第1前鳩尾溝(155)、前記第2後鳩尾溝(165)、前記第3前鳩尾溝(175)、及び、前記第4後鳩尾溝(185)の溝底面は、制限ガイド溝(60)をそれぞれ備え、
    前記複数の制限ガイド溝(60)の一端は、開口状であり、他端には、制限ストッパー面(61)が形成され、
    前記2つの第1押圧部品ガイドレール(24)及び前記2つの第2押圧部品ガイドレール(33)の一端には、凸部(62)がそれぞれ凸設され、前記4つの凸部(62)により前記4つの制限ガイド溝(60)の中でスライドし、前記4つの凸部(62)は、前記4つの制限ガイド溝(60)の制限ストッパー面(61)によってそれぞれ阻止されることで、引き続き横方向に伸張せず、さらに、第1段階における伸張の制限幅に到達する
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  8. 請求項3或いは請求項7に記載の多段式拡開装置において、
    前記第1上鳩尾溝(152)、前記第1下鳩尾溝(153)、前記第2上鳩尾溝(162)、前記第2下鳩尾溝(163)、前記第3上鳩尾溝(172)、前記第3下鳩尾溝(173)、前記第4上鳩尾溝(182)、及び、前記第4下鳩尾溝(183)の溝底面には、位置制限ガイド溝(70)がそれぞれ設けられ、
    前記複数の位置制限ガイド溝(70)の一端は、開口状であり、他端には、係止面(71)が形成され、
    前記2つの第1斜面ガイドレール(111)、前記2つの第2斜面ガイドレール(121)、前記2つの第3斜面ガイドレール(131)、及び、前記2つの第4面ガイドレール(a2)の一端には、阻止部(72)が凸設され、
    前記8つの阻止部(72)は、前記8つの位置制限ガイド溝(70)の中でそれぞれスライドし、
    前記8つの位置制限ガイド溝(70)の係止面(71)は、前記8つの阻止部(72)を阻止することで、縁側に伸張する際、前記第1伸張ブロック(11)、第2伸張ブロック(12)、第3伸張ブロック(13)、第4伸張ブロック(14)は、前記第1誘導ブロック(15)、第2誘導ブロック(16)、第3誘導ブロック(17)、第4誘導ブロック(18)から容易に外れない
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  9. 請求項1に記載の多段式拡開装置において、
    さらに、2つのガイド構造(80)を備え、
    前記2つのガイド構造(80)は、前記第1伸張ブロック(11)と第3伸張ブロック(13)の間、及び、前記第2伸張ブロック(12)と第4伸張ブロック(14)の間にそれぞれ設けられることで、伸張時に前記第1伸張ブロック(11)と第3伸張ブロック(13)、及び、前記第2伸張ブロック(12)と第4伸張ブロック(14)を補助してスムーズに同時移動させる
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  10. 請求項9に記載の多段式拡開装置において、
    前記2つのガイド構造(80)は、それぞれ横方向に貫穿する前記第1伸張ブロック(11)、第2伸張ブロック(12)、第3伸張ブロック(13)、第4伸張ブロック(14)の複数のガイド孔(81)及び2つのガイド部品(82)を備え、
    前記2つのガイド部品(82)は、前記第1伸張ブロック(11)と第3伸張ブロック(13)の間、及び、前記第2伸張ブロック(12)と第4伸張ブロック(14)の間にそれぞれ対応して設けられ、
    各ガイド部品(82)は、少なくとも1つのガイド棒(820)を備えるとともに、前記ガイド棒(820)の2つの端は、互いに対応する2つのガイド孔(81)の中にそれぞれ伸縮自在に挿設される
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  11. 請求項9に記載の多段式拡開装置において、
    前記2つのガイド構造(80)は、前記第1伸張ブロック(11)、第2伸張ブロック(12)、第3伸張ブロック(13)、第4伸張ブロック(14)をそれぞれ横方向に貫穿する複数のガイド孔(81)及び2つのガイド部品(82)を備え、
    前記2つのガイド部品(82)は、前記第1伸張ブロック(11)と第3伸張ブロック(13)の間、及び、前記第2伸張ブロック(12)と第4伸張ブロック(14)の間にそれぞれ対応して設けられ、
    各ガイド部品(82)は、平行した2つのガイド棒(820)及び前記2つのガイド棒(820)の中心を連結する連接棒(821)を備えるとともに、前記2つのガイド部品(82)における2つのガイド棒(820)の両端は、互いに対応する複数のガイド孔(81)の中にそれぞれ伸縮自在に挿設される
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  12. 請求項1に記載の多段式拡開装置において、
    前記第1伸張ブロック(11)、前記第2伸張ブロック(12)、前記第3伸張ブロック(13)、及び、前記第4伸張ブロック(14)は、前ブロック(a)及び後ブロック(b)をそれぞれ備え、
    それぞれ対応する前記前ブロック(a)と前記後ブロック(b)の間は、それぞれ対応する斜接面(b1)にスライド接続されることで、前記複数の前ブロック(a)及び前記複数の後ブロック(b)は、上関節部(50)と下関節部(51)の相対面の不均一に対応して、順に縦方向の第二段階の伸張が形成される
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
  13. 請求項12に記載の多段式拡開装置において、
    それぞれ対応する前記2つの斜接面(b1)には、相対してスライド嵌合される鳩尾溝(b2)とガイドレール(a2)がそれぞれ設けられる
    ことを特徴とする多段式拡開装置。
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