JP7073499B2 - ダウンリンクデータを送信するための方法および装置 - Google Patents

Description

関連出願の相互参照
本発明は、２０１８年１月８日に中国特許局に提出し、出願番号が２０１８１００１６０８７.Ｘであり、発明名称が「ダウンリンクデータを送信するための方法および装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

本発明は、通信技術分野に関し、特にダウンリンクデータを送信するための方法および装置に関する。

ロング・ターム・エボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ，ＬＴＥ）ネットワークでは、サービング・ゲートウェイ（Ｓｅｒｖｉｎｇ ＧａｔｅＷａｙ，ＳＧＷ）がトラッキング・エリア・アップデート（Ｔｒａｃｋｉｎｇ Ａｒｅａ Ｕｐｄａｔｅ，ＴＡＵ）プロセスで変化する限り、ソース側のモビリティ管理エンティティ（Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｅｎｔｉｔｙ，ＭＭＥ）は、元のＳＧＷ上のＥＰＳ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｓｙｓｔｅｍ）ベアラをローカルで削除することを要求するが、ＴＡＵの完了後にＰＤＮ ＧａｔｅＷａｙ（（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ，ＰＤＮ） ＰＧＷ）への接続を削除する要求を送信できない。ただし、ＥＰＣ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｃｏｒｅ）はＥＰＳベアラ粒度の伝送トンネルを使用するが、５Ｇはプロトコルデータユニット（Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ，ＰＤＵ）セッション粒度のトンネルを使用する。この場合、２つの粒度間に１対１の対応はない。トンネルの種類。ユーザ機器（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）が４Ｇから５Ｇへの登録更新プロセスを実行した後、ＰＧＷはＥＰＳベアラに割り当てられたトンネルをＰＤＵセッションに直接マッピングできない。

アイドル状態のＵＥの場合、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動すると、モビリティ登録（ｍｏｂｉｌｉｔｙ ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ）プロセスがトリガされる。ソース側ＭＭＥは元のＳＧＷにＥＰＳベアラをローカルでのみ削除するよう要求するため、ＳＧＷとＰＧＷはＥＰＳベアラに割り当てられたトンネルのままである。ＵＥのダウンリンクデータを受信した後、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータをセッション管理機能エンティティに送信する。そして、セッション管理機能エンティティは、依然として、ＵＥのダウンリンクデータをＳＧＷに転送し、それにより、ＵＥのダウンリンクデータ送信のエラーを引き起こす。

要約すると、現在、ＵＥがＥＰＳネットワークから第５世代（５ｔｈ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ，５Ｇ）モバイル通信技術ネットワークに移動すると、ＵＥのダウンリンクデータ送信のエラーが引き起こされる可能性がある。

本発明は、ＵＥがＥＰＳネットワークからＵＥに移動するときに、ＵＥのダウンリンクデータ送信のエラーが引き起こされ得るという従来技術の問題を解決するために、ダウンリンクデータを送信するための方法および装置を提供する。

第１の態様では、上記の問題に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるダウンリンクデータを送信するための方法は、
セッション管理機能エンティティは、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、
前記セッション管理機能エンティティは、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする。

オプションとして、前記セッション管理機能エンティティは、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、
セッション管理機能エンティティは、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定する。

オプションとして、前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークである。

オプションとして、前記セッション管理機能エンティティＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定することは具体的に、
前記セッション管理機能エンティティは、アクセスおよびモビリティ管理機能（Ａｃｃｅｓｓ ａｎｄ Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＡＭＦ）エンティティによって送信された前記要求メッセージを受信した後に、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

オプションとして、前記セッション管理機能エンティティが、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、
前記セッション管理機能エンティティは、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないと判断し、または、
前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信し、または、
前記セッション管理機能エンティティは、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記第２の要求メッセージは、ＭＭＥの指示に従って前記ＳＧＷによって送信される。

第２の態様では、本発明の実施形態によって提供されるセッション管理機能エンティティは、プロセッサおよびメモリを備え、
ここで、プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下を実行するように構成され、
ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする。

オプションとして、前記プロセッサはさらに、
ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動したと確認した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定する。

オプションとして、前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークである。

オプションとして、前記プロセッサは具体的に、
ＡＭＦエンティティによって送信された前記要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

オプションとして、前記プロセッサはさらに、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定し、または、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信し、または、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記第２の指示メッセージは、ＭＭＥの指示に従って前記ＳＧＷによって送信される。

第３の態様では、本発明の実施形態によって提供されるセッション管理機能エンティティは、
ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定するように構成された決定モジュールと、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする通知モジュールとを備える。

第４の態様では、本発明の実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行されると、ダウンリンクデータを送信するための方法のステップが実施される。

本発明の実施形態によれば、セッション管理機能エンティティは、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定して、第１のネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して第２のネットワークにおいてＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、セッション管理機能エンティティは、ＵＥのダウンリンクデータを受信した後、第２のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を介して、ダウンリンクデータを送信する。それにより、ＵＥのダウンリンクデータの正確な送信を確実にするために、第１のネットワークにおけるユーザプレーン接続を介したＵＥのダウンリンクデータの送信を回避し、それによってシステム性能をさらに改善する。

本発明に係る実施例や従来の技術解決策をより明確に説明するために、以下に実施例を説明するために必要な図面をについて簡単に紹介する。無論、以下の説明における図面は本発明に係る実施例の一部であり、当業者は、創造性作業を行わないことを前提として、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。

本発明の実施形態のネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の実施形態のダウンリンクデータを送信するためのシステムの構造概略図である。 本発明の実施形態のダウンリンクデータを送信するための第１の全体的なフローチャートである。 本発明の実施形態のダウンリンクデータを送信するための第２の全体的なフローチャートである。 本発明の実施形態のダウンリンクデータを送信するための第３の全体的なフローチャートである。 本発明の実施形態の第１のセッション管理機能エンティティの構造概略図である。 本発明の実施形態第２のセッション管理機能エンティティの構造概略図である。 本発明の実施形態ダウンリンクデータを送信するための方法のフローチャートである。

以下では、当業者の理解を容易にするために、本出願の実施形態におけるいくつかの用語を説明する。

（１）本発明の実施形態では、名詞「ネットワーク」と「システム」が交互に使用されることが多いが、当業者であればその意味を理解することができる。

（２）本発明の実施形態における「複数」は、２つ以上を指し、他の数量詞も同様である。

（３）“「および／または」は、関連するオブジェクトの関連関係を記述し、例えばＡおよび／またはＢが表すことができる３つの関係があることを示す：Ａのみ、ＡとＢの両方、Ｂのみ。符号「/」は、一般に、関連するオブジェクトに一種の「または」関係があることを示す。

本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、本発明は、添付の図面を参照して以下でさらに詳細に説明される。以下で説明される実施形態は、本出願の実施形態の一部にすぎず、すべての実施形態ではないことは明らかである。本出願の実施形態に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本出願の保護範囲に関係する。

図１に示すように、本出願の実施形態の５ＧネットワークとＥＰＳネットワークの相互運用性をサポートするネットワークアーキテクチャが提供される。５ＧネットワークのＭＭＥとＡＭＦエンティティ間のＮ２６インターフェースはオプションでサポートされます。ネットワークがＮｘインターフェースをサポートしている場合、ネットワークは５ＧネットワークとＥＰＳネットワーク間の切り替えをサポートできる。このとき、ＵＥのコンテキスト情報（モビリティコンテキストとセッション接続のコンテキストを含む）は、ＭＭＥエンティティとＡＭＦエンティティの間で送信される必要がある。ＵＥがＮ２６インターフェースをサポートする、このようなネットワークにアクセスすると、ネットワークはその登録モードを単一登録モード（ｓｉｎｇｌｅ ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ ｍｏｄｅ）として構成できる。

図２に示されるように、本出願の実施形態のダウンリンクデータを送信するためのシステムは、セッション管理機能エンティティ２０と、ユーザプレーン機能エンティティ２１を含む。

セッション管理機能エンティティ２０は、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする。

ユーザプレーン機能エンティティ２１は、セッション管理機能エンティティの通知を受信した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立する。

本発明の実施形態のセッション管理機能エンティティは、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定して、第１のネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して第２のネットワークにおいてＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、セッション管理機能エンティティは、ＵＥのダウンリンクデータを受信した後、第２のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を介して、ダウンリンクデータを送信する。ＵＥのダウンリンクデータの正確な送信を確実にするために、第１のネットワークにおけるユーザプレーン接続を介したＵＥのダウンリンクデータの送信を回避し、それによってシステム性能をさらに改善する。

オプションとして、本出願の一実施形態では、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに切り替わったことを決定した後、セッション管理機能エンティティはさらに、第２のネットワークおよび第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが同じであるかどうかを判断する。

第２のネットワークおよび第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なる場合、セッション管理機能エンティティは前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。

第２のネットワークおよび第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが同じである場合、第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続は、第２のネットワークに切り替えられ得る。

本発明の実施形態における第１のネットワークおよび第２のネットワークは、２つの異なるネットワークであることに留意されたい。

以下の説明では、本出願の実施形態では、第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、第２のネットワークは５Ｇネットワークである。

具体的には、本出願の実施形態は、セッション管理機能エンティティが、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する２つの方法：を提供し、これはそれぞれ以下に示される。

第１の方法：前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信された要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

ここで、当該要求メッセージは、ＡＭＦによって送信されたＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージである。

アイドル状態のＵＥが、アイドル状態のＵＥ自身がＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動したと判断した後、ＵＥは、登録要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ここで、ＵＥは、以下の方法：で自身がＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定することができる：
ＵＥは、受信された、無線エアインターフェースのブロードキャストメッセージに従って、それがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定する。

ＵＥによってＡＭＦエンティティに送信された登録要求メッセージは、古い（ｏｌｄ）グローバルにユニークな一時的なＵＥ識別子（Ｇｌｏｂａｌｌｙ Ｕｎｉｑｕｅ Ｔｅｍｐｏｒａｒｙ ＵＥ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ，ＧＵＴＩ）を運ぶ。ここで、古いＧＵＴＩは４Ｇ ＧＵＴＩからマッピングされた５Ｇ ＧＵＴＩである。

登録要求メッセージを受信した後、ＡＭＦエンティティは、登録要求メッセージで運ばれた古いＧＵＴＩに従って、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定する。ＡＭＦエンティは古いＧＵＴＩからＭＭＥアドレスを解析し、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得する。

ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従って現在ＵＥにサービスを提供しているセッション管理機能エンティティを決定し、当該ＡＭＦエンティティは、要求メッセージをセッション管理機能エンティティに送信する。セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信された要求メッセージを受信した後に、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定することができる。

具体的には、ＡＭＦエンティティは、ＰＤＵセッションの更新セッション管理コンテキスト（Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔ）サービスを呼び出し、要求メッセージをセッション管理機能エンティティに送信し、セッション管理機能エンティティにＵＥのセッションコンテキストの更新を要求する。

第２の方法：前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

アイドルのＵＥが、アイドルのＵＥ自身がＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動したことを決定した後、ＵＥは、登録要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ここで、ＵＥは、以下の方法：でＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定することができる：
ＵＥは、受信された、無線エアインターフェースのブロードキャストメッセージに従って、それがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定する。

ＵＥによってＡＭＦエンティティに送信された登録要求メッセージは、古いＧＵＴＩを運ぶ。ここで、古いＧＵＴＩは４Ｇ ＧＵＴＩからマッピングされた５Ｇ ＧＵＴＩである。

登録要求メッセージを受信した後、ＡＭＦエンティティは、登録要求メッセージで運ばれた古いＧＵＴＩに従って、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定する。ＡＭＦエンティは古いＧＵＴＩからＭＭＥアドレスを解析し、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得する。

ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従って現在ＵＥにサービスを提供しているセッション管理機能エンティティを決定し、当該ＡＭＦエンティティは、セッション管理機能エンティティにＥＰＳベア識別子が含まれるメッセージを送信する。セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子を受信した後、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定することができる。

ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することをセッション管理機能エンティティが決定する上記の２つの方法：は、本出願の実施形態を例示するための単なる例であることに留意されたい。セッション管理機能エンティティが、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動し、本発明の実施形態によって保護されることを決定する方法は、上記の例に限定されず、セッション管理が機能エンティティは、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定することが、本アプリケーションに適用可能である。

本発明の実施形態のセッション管理機能エンティティは、以下の方法でトリガされて、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。これらのケースをそれぞれ以下に示す。

第１の方法：セッション管理機能エンティティは、第２のネットワークが第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないと決定する。

セッション管理機能エンティティが、ＥＰＳネットワークおよび５Ｇネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なると判断した後、セッション管理機能エンティティは、第２のネットワークが第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないと決定すると、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。

実施において、ＵＥによって送信された登録要求メッセージを受信した後、ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従って、ＵＥにサービスを提供するセッション管理機能エンティティを決定する。

ＡＭＦエンティティが、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージをセッション管理機能エンティティに送信した後、セッション管理機能エンティティＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定する。そして、セッション管理機能エンティティは、５ＧネットワークがＥＰＳネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしていないと判断する。セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。

それに対応して、ユーザプレーン機能エンティティは、セッション管理機能エンティティの通知を受信した後、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を確立する。

具体的には、セッション管理機能エンティティは、Ｓｘセッション終了（ｓｅｓｓｉｏｎ ｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎ）プロセスを開始し、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに要求する。

セッション管理機能エンティティは、Ｎ４セッション確立要求メッセージまたはＮ４セッション確立要求メッセージ（ｓｅｓｓｉｏｎ ｅｓｔａｂｌｉｓｈｍｅｎｔ ｒｅｑｕｅｓｔ）またはＮ４セッション修正要求（ｓｅｓｓｉｏｎ ｍｏｄｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージをＵＥにサービスを提供するユーザプレーン機能エンティティに送信し、メッセージは、５ＧネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するようにユーザプレーン機能エンティティに指示するための支持を運ぶ。

ここで、オプションとして、ユーザプレーン機能エンティティは５ＧネットワークでＰＤＵセッションのユーザプレーントンネルを確立するがアクティブ化しないので、ＰＤＵセッションのダウンリンクデータパケットを受信すると、ユーザプレーン機能エンティティは、データパケットをバッファリングし、ダウンリンクデータ到着の通知がセッション管理機能エンティティに送信されることをトリガすることができる。

以下は、本出願の実施形態のダウンリンクデータを送信するための方法を説明するための例として最初の方法（第１の方法：）を取り、セッション管理機能エンティティは、ＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）によって表される。ユーザプレーン機能エンティティは、ＰＤＮネットワークゲートウェイユーザプレーン＋ユーザプレーン機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ ，ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦ）で表される。

図３に示すように、アイドル状態のＵＥは、ＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定した後に、モビリティ登録プロセス（ｍｏｂｉｌｉｔｙ ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ）をトリガする：
ステップ３０１：ＵＥは、登録要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ここで、当該登録要求メッセージは古いＧＵＴＩを運び、古いＧＵＴＩは４Ｇ ＧＵＴＩからマッピングされた５Ｇ ＧＵＴＩである。

ステップ３０２：ＡＭＦエンティティは、ＵＥが古いＧＵＴＩに従ってＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、古いＧＵＴＩからのＭＭＥアドレスを解析する。

ステップ３０３：ＡＭＦエンティティは、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得する。

ステップ３０４：ＡＭＦエンティティは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出し、要求メッセージをＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信する。

ここで、ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従って、ＵＥにサービスを提供するＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦを決定し、この要求メッセージは、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦにＵＥのセッションコンテキストを更新するよう通知するために使用される。

ステップ３０５：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、そして５ＧネットワークがＥＰＳネットワークにおけるユーザプレーンへの接続によって使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定する。

ステップ３０６：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＥＰＧネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ここで、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｓｘ ｓｅｓｓｉｏｎ ｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎプロセスを開始し、ＥＰＧネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ステップ３０７：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、５ＧネットワークにおいてＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ここで、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｎ４セッション確立要求（Ｎ４ ｓｅｓｓｉｏｎ ｅｓｔａｂｌｉｓｈｍｅｎｔ ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージまたはＮ４セッション修正要求（Ｎ４ ｓｅｓｓｉｏｎ ｍｏｄｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージを、ＵＥにサービスを提供するＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに送信して、５ＧネットワークにおけるＵＥユーザのプレーン接続を確立するように、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦは、５Ｇネットワーク内のＰＤＵセッションのユーザプレーントンネルを確立するが、アクティブ化しないので、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦは、ＰＤＵセッションのダウンリンクデータパケットを受信したとき、データパケットをバッファし、ダウンリンクデータ到着の通知がＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信されることを、トリガすることができる。

ステップ３０８：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出した結果をＡＭＦエンティティに応答する。

ステップ３０９－ステップ３１０：ＡＭＦエンティティおよびＵＥは、ＮＡＳシグナリングインタラクショを完了し、登録プロセスを完了する。

第２の方法：前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信する。

セッション管理機能エンティティが、ＥＰＳネットワークおよび５Ｇネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なると判断した後、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信すると、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。

実施において、ＵＥによって送信された登録要求メッセージを受信した後、ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従って、ＵＥにサービスを提供するセッション管理機能エンティティを決定する。

オプションとして、ＡＭＦエンティティからセッション管理機能エンティティへ送信されたＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第１の指示メッセージは、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージに入れられてもよい。または、第１の指示メッセージと要求メッセージは同じメッセージである。または、第１の指示メッセージと要求メッセージは２つの独立したメッセージである。

具体的には、ＡＭＦエンティティは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出し、要求メッセージおよび／または第１の指示メッセージをセッション管理機能エンティティに送信する。

第１の指示メッセージは、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに明示的に通知するように指示するために使用されることに留意されたい。

セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第１の指示メッセージを受信した後、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。

それに対応して、ユーザプレーン機能エンティティは、セッション管理機能エンティティの通知を受信した後、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を確立する。

具体的には、セッション管理機能エンティティは、Ｓｘ ｓｅｓｓｉｏｎ ｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎプロセスを開始し、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに要求する。

セッション管理機能エンティティは、Ｎ４ ｓｅｓｓｉｏｎ ｅｓｔａｂｌｉｓｈｍｅｎｔ ｒｅｑｕｅｓｔメッセージまたはＮ４ ｓｅｓｓｉｏｎ ｍｏｄｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔメッセージを、ＵＥにサービスを提供するユーザプレーン機能エンティティに送信し、メッセージは、５ＧネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するようにユーザプレーン機能エンティティに指示するための指示を運ぶ。

ここで、オプションとして、ユーザプレーン機能エンティティは５ＧネットワークでＰＤＵセッションのユーザプレーントンネルを確立するがアクティブ化しないので、ＰＤＵセッションのダウンリンクデータパケットを受信すると、ユーザプレーン機能エンティティは、データパケットをバッファリングし、ダウンリンクデータ到着の通知がセッション管理機能エンティティに送信されることをトリガすることができる。

以下は、本出願の実施形態のダウンリンクデータを送信するための方法を示すために例として第２の方法を取り、セッション管理機能エンティティはＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦによって表され、ユーザプレーン機能エンティティはＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦで表される。

図４に示すように、アイドル状態のＵＥは、ＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定した後に、モビリティ登録（ｍｏｂｉｌｉｔｙ ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ）プロセスをトリガする：
ステップ４０１：ＵＥは、登録要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ここで、ここで、当該登録要求メッセージは古いＧＵＴＩを運び、古いＧＵＴＩは４Ｇ ＧＵＴＩからマッピングされた５Ｇ ＧＵＴＩである。

ステップ４０２：ＡＭＦエンティティは、ＵＥが古いＧＵＴＩに従ってＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、古いＧＵＴＩからのＭＭＥアドレスを解析する。

ステップ４０３：ＡＭＦエンティティは、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得する。

ステップ４０４、ＡＭＦエンティティは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出し、要求メッセージをＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信する。ＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージをＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信する。

ここで、第１の指示メッセージおよび要求メッセージは、同じメッセージまたは２つの独立したメッセージであり得るか、または第１の指示メッセージは、要求メッセージ内に配置される。

当該要求メッセージは、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦにＵＥのセッションコンテキストを更新するよう通知するために使用され、当該要求メッセージは、ＥＰＳベアラ識別子を運ぶ。

ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従ってＵＥにサービスを提供するＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦを決定する。

ステップ４０５：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに、ＥＰＳネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するよう通知する。

ここで、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｓｘ ｓｅｓｓｉｏｎ ｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎプロセスを開始しＥＰＧネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ステップ４０６：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、５Ｇネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ここで、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｎ４セッション確立要求メッセージまたはＮ４セッション修正要求メッセージをＵＥにサービスを提供するＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに送信し、メッセージは、５ＧネットワークにおいてＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに指示するための指示を運ぶ。

ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦは、５Ｇネットワーク内のＰＤＵセッションのユーザプレーントンネルを確立するが、アクティブ化しないので、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦは、ＰＤＵセッションのダウンリンクデータパケットを受信したとき、データパケットをバッファし、ダウンリンクデータ到着の通知がＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信されることを、トリガすることができる。

ステップ４０７：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出した結果をＡＭＦエンティティに応答する。

ステップ４０８－ステップ４０９：ＡＭＦエンティティおよびＵＥは、ＮＡＳシグナリングインタラクショを完了し、登録プロセスを完了する。

第３の方法：前記セッション管理機能エンティティは、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記指示要求メッセージは、ＭＭＥの指示に従って前記ＳＧＷによって送信される。

セッション管理機能エンティティが、ＥＰＳネットワークおよび５Ｇネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なると判断した後、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信すると、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する。

実施において、ＵＥによって送信された登録要求メッセージを受信した後、ＡＭＦエンティティは、登録要求メッセージで運ばれた古いＧＵＴＩに従って、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定する。そして、ＡＭＦエンティティは、登録要求メッセージで運ばれた古いＧＵＴＩからＭＭＥアドレスを解析し、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得する。

ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従ってＵＥにサービスを提供するセッション管理機能エンティティを決定する。

そして、ＡＭＦエンティは、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得した後、確認メッセージをＭＭＥに送信する。

オプションとして、ＭＭＥは、確認メッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティに、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージを送信するようにＳＧＷに指示する。

実施において、ＡＭＦエンティティからＭＭＥへ送信される確認メッセージには指示情報が含まれる。当該指示情報は、ＳＧＷに送信されるセッション削除要求（ｄｅｌｅｔｅ ｓｅｓｓｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージを設定するようにＭＭＥに指示するために使用される。こうして、ＳＧＷは、セッション管理機能エンティティに、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージを送信する。または、確認メッセージを受信した後、ＭＭＥは、セッション管理機能エンティティに、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージを送信するようにＳＧＷに指示する必要があると自律的に判断する。

具体的には、ＭＭＥは、ＳＧＷに送信されたセッション削除要求（ｄｅｌｅｔｅ ｓｅｓｓｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージにおいて動作指示（ｏｐｅｒａｔｉｏｎ ｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ）を１に設定する。そして、セッション削除要求メッセージを受信した後、ＳＧＷは、動作指示値に従って、セッション管理機能エンティティに、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示する第２の要求メッセージを送信する。

本出願の実施形態では、ＳＧＷによってセッション管理機能エンティティに送信される第２の指示メッセージも、セッション削除要求メッセージであり得ることに留意されたい。

第３の方法では、セッション管理機能エンティティがユーザプレーンエンティティに通知して、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するプロセス、およびセッション管理機能エンティティが５ＧネットワークでＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するようにユーザプレーンエンティティに通知するプロセスは、同時にトリガすることも、個別にトリガすることもできることに留意されたい。

ここで、セッション管理機能エンティティは、ＳＧＷによって送信されたＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように、ユーザプレーンエンティティに通知する。セッション管理機能エンティティＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動したとセッション管理機能エンティティが判断した後、ＥＰＳネットワークと５ＧネットワークのＵＥのユーザプレーンへの接続のトンネルタイプが異なる場合、セッション管理機能エンティティは、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立することをユーザプレーンエンティティに通知する。または、
セッション管理機能エンティティは、ＳＧＷによって送信されたＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーンエンティティに通知する。

それに対応して、ユーザプレーン機能エンティティは、セッション管理機能エンティティの通知を受信した後、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、５Ｇネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を確立する。

具体的には、セッション管理機能エンティティは、Ｓｘ ｓｅｓｓｉｏｎ ｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎプロセスを開始し、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに要求する。

セッション管理機能エンティティは、Ｎ４ ｓｅｓｓｉｏｎ ｅｓｔａｂｌｉｓｈｍｅｎｔ ｒｅｑｕｅｓｔメッセージまたはＮ４ ｓｅｓｓｉｏｎ ｍｏｄｉｆｉｃａｔｉｏｎ ｒｅｑｕｅｓｔメッセージを、ＵＥにサービスを提供するユーザプレーン機能エンティティに送信し、メッセージは、５ＧネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するようにユーザプレーン機能エンティティに指示するための指示を運ぶ。

ここで、オプションとして、ユーザプレーン機能エンティティは５ＧネットワークでＰＤＵセッションのユーザプレーントンネルを確立するがアクティブ化しないので、ＰＤＵセッションのダウンリンクデータパケットを受信すると、ユーザプレーン機能エンティティは、データパケットをバッファリングし、ダウンリンクデータ到着の通知がセッション管理機能エンティティに送信されることをトリガすることができる。

以下は、本出願の実施形態のダウンリンクデータを送信するための方法を示すために例として第３の方法を取り、セッション管理機能エンティティはＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦによって表され、ユーザプレーン機能エンティティはＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦで表される。

図５に示すように、アイドル状態のＵＥは、ＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定した後に、モビリティ登録プロセスをトリガする：
ステップ５０１：ＵＥは、登録要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ここで、当該登録要求メッセージは古いＧＵＴＩを運び、古いＧＵＴＩは４Ｇ ＧＵＴＩからマッピングされた５Ｇ ＧＵＴＩである。

ステップ５０２：ＡＭＦエンティティは、ＵＥが古いＧＵＴＩに従ってＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、古いＧＵＴＩからのＭＭＥアドレスを解析する。

ステップ５０３：ＡＭＦエンティティは、ＭＭＥからＵＥのコンテキスト情報を取得する。

ステップ５０４：ＡＭＦエンティティは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出し、要求メッセージをＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信する。

当該要求メッセージは、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦにＵＥのセッションコンテキストを更新するよう通知するために使用され、当該要求メッセージは、ＥＰＳベアラ識別子を運ぶ。

ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従ってＵＥにサービスを提供するＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦを決定する。

ステップ５０５：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、５Ｇネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ここで、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｎ４セッション確立要求メッセージまたはＮ４セッション修正要求メッセージをＵＥにサービスを提供するＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに送信し、メッセージは、５ＧネットワークにおいてＵＥのユーザプレーンへの接続を確立するように、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに指示するための指示を運ぶ。

ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦは、５Ｇネットワーク内のＰＤＵセッションのユーザプレーントンネルを確立するが、アクティブ化しないので、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦは、ＰＤＵセッションのダウンリンクデータパケットを受信したとき、データパケットをバッファし、ダウンリンクデータ到着の通知がＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信されることを、トリガすることができる。

ステップ５０６：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｎｓｍｆ＿ＰＤＵＳｅｓｓｉｏｎ＿ＵｐｄａｔｅＳＭＣｏｎｔｅｘｔサービスを呼び出した結果をＡＭＦエンティティに応答する。

ステップ５０７、ＡＭＦエンティティ確認メッセージをＭＭＥに送信する。

ここで、この確認メッセージは、ＳＧＷに送信されるセッション削除要求メッセージを設定するようにＭＭＥに指示するために使用される指示情報を運び、それにより、ＳＧＷは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージをＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信するようになる。または、
この確認メッセージは、指示情報を含まず、確認メッセージを受信した後、ＭＭＥは、ＵＥがＥＰＳネットワークから５Ｇネットワークに移動することを決定し、ＭＭＥは、ＳＧＷに送信されるセッション削除要求メッセージを自律的に設定して、それにより、ＳＧＷは、ＥＰＳネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように指示するための第２の指示メッセージをＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに送信するようになる。

ステップ５０８：ＭＭＥは、セッション削除要求メッセージをＳＧＷに送信する。

具体的には、ＭＭＥは、ＳＧＷに送信されたセッション削除要求メッセージで動作指示を１に設定する。そして、セッション削除要求メッセージを受信した後、ＳＧＷは、動作指示値に従って、ＥＰＧネットワーク内のＵＥのユーザプレーンへの接続をＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦに削除するように指示する第２の指示メッセージを送信する。

ステップ５０９：ＳＧＷは、ＥＰＧネットワーク内のＵＥのＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦへのユーザプレーンへの接続を削除するように指示する第２の指示メッセージを送信する。

ここで、指示要求メッセージは、セッション削除要求メッセージであり得る。

ステップ５１０：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに、ＥＰＳネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するよう通知する。

ここで、ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、Ｓｘ ｓｅｓｓｉｏｎ ｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎプロセスを開始しＥＰＧネットワークにおけるＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する。

ステップ５１１：ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、セッション削除応答をＳＧＷに返す。

ステップ５１２：ＳＧＷは、セッション削除応答をＭＭＥに返す。

ステップ５１３－ステップ４１４：ＡＭＦエンティティおよびＵＥは、ＮＡＳシグナリングインタラクショを完了し、登録プロセスを完了する。

ステップ５０５～５０６とステップ５０７～５１２との間に連続的な順序がないことに留意されたい。

図６に示すように、本出願の一実施形態の第１のセッション管理機能エンティティは、プロセッサ６００およびメモリ６０１を含む。

ここで、プロセッサ６００は、メモリ内のプログラムを読み取り、以下を実行するように構成される。

ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする。

オプションとして、前記プロセッサ６００はさらに、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動したと確認した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定する。

オプションとして、前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークである。

オプションとして、前記プロセッサ６００は具体的に、ＡＭＦエンティティによって送信された前記要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

オプションとして、前記プロセッサ６００はさらに、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定し、または、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信し、または、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記第２の指示メッセージは、ＭＭＥの指示に従って前記ＳＧＷによって送信される。

バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含み得、特に、プロセッサ６００によって表される１つ以上のプロセッサの様々な回路およびメモリ６０１によって表されるメモリをリンクし得る。さらに、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などのさまざまな他の回路をリンクすることができ、これらはすべて当技術分野でよく知られており、したがって、本明細書では再度さらに説明しない。バスインターフェイスはインターフェースを提供する。プロセッサ６００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ６０１は、プロセッサ６００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。

本発明に係る実施例により開示された流れは、プロセッサ１００１に適用することができるか、または、プロセッサ１００１により実現される。実現の間、周波数ドメインにおける拡散伝送流れにおける各々ステップは、プロセッサ１００１内のハードウェアの論理集積回路またはソフトウェア形式の指令により完成されることができる。プロセッサ１００１は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用集積回路、フィールドプログラマブル・ゲートアレイまたは他のプログラマブルロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェアコンポネントであることができ、本発明に係る実施例により開示した各々方法、ステップ及びロジックブロック図を実現・執行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたはいずれのノーマルプロセッサなどであることができる。本発明に係る実施例に開示された方法のステップを参照すれば、ハードウェアプロセッサにより直接に執行して完成するか、または、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより執行されて完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ，プログラマブルリードオンリーメモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本分野のよく知られる記憶媒体に格納されることができる。当該記憶媒体はメモリ１００２に位置し、プロセッサ１００１はメモリ１００２に格納される情報を読み出して、そのハードウェアと協働し信号処理フローのステップを完成する。

図７に示すように、本出願の一実施形態の第２のセッション管理機能エンティティは、
ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定するように構成された決定モジュール７００と、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする通知モジュール７０１とを備える。

オプションとして、前記決定モジュール７００はさらに、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動したと確認した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定する。

オプションとして、前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークである。

オプションとして、前記決定モジュール７００は具体的に、
ＡＭＦエンティティによって送信された前記要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

オプションとして、前記通知モジュール７０１はさらに、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定し、または、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信し、または、
前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するようにユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記第２の指示メッセージは、ＭＭＥの指示に従って前記ＳＧＷによって送信される。

本発明の実施形態によって提供される可読記憶媒体は不揮発性可読記憶媒体であり、コンピューティングデバイス上で実行されているときに、コンピューティングデバイスに上記セッション管理機能エンティティダウンリンクデータを送信するための動作を実行させるように構成されるプログラムコードを含む。

同じ発明概念に基づいて、本発明の実施形態は、ダウンリンクデータを送信するための方法をさらに提供する。この方法に対応する装置は、本発明の実施形態のダウンリンクデータを送信するためのシステムにおけるセッション管理機能エンティティであり、この方法の問題を解決する原理は装置のそれと同様であるため、この方法の実施は、装置の実施を参照することができ、その繰り返しの説明はここでは省略される。

図８に示すように、本発明の実施形態ダウンリンクデータを送信するための方法は、以下を含む。

ステップ８００：セッション管理機能エンティティは、ＵＥのセッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

ステップ８０１：前記セッション管理機能エンティティは、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知することにより、前記ユーザプレーン機能エンティティに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする。

オプションとして、前記セッション管理機能エンティティは、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、セッション管理機能エンティティは、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定する。

オプションとして、前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークである。

オプションとして、前記セッション管理機能エンティティが、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定することは具体的に、
前記セッション管理機能エンティティＡＭＦエンティティによって送信された前記要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定する。

オプションとして、前記セッション管理機能エンティティが、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように、ユーザプレーン機能エンティティに通知する前に、
前記セッション管理機能エンティティは、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定し、または、
前記セッション管理機能エンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の要求メッセージを受信し、または、
前記セッション管理機能エンティティは、ＳＧＷによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の要求メッセージを受信し、前記第２の要求メッセージは、ＭＭＥの指示に従って前記ＳＧＷによって送信される。

本発明は、本開示の実施形態による方法、装置（システム）およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび／またはブロック図で説明された。フローチャートおよび／またはブロック図のそれぞれのフローおよび／またはブロック、ならびにフローチャートおよび／またはブロック図のフローおよび／またはブロックの結合は、コンピュータプログラム命令で実施できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、特定用途コンピュータ、組み込みプロセッサ、または別のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサにロードして、コンピュータまたは他のプロセッサで実行される命令が実行されるようにマシンを生成できる。プログラム可能なデータ処理装置は、フローチャートのフローおよび/またはブロック図のブロックで指定された機能を実行するための手段を作成する。

したがって、本開示の実施形態は、ハードウェアおよび／またはソフトウェア（したがって、アプリケーションは、ハードウェアおよび／またはソフトウェア（ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む）で実装することもできる）によって実装することができる。本開示の実施形態は、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータプログラム製品によって実装することができ、コンピュータプログラム製品は、命令による使用のために媒体に実装されたコンピュータ使用可能またはコンピュータ可読プログラムコードを有する。本開示の文脈において、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、またはによって使用されるプログラムを含む、格納する、通信する、送信する、または転送することができる任意の媒体であり得る。こうして、命令でシステム、装置、または設備の使用を実行するか、命令も加えてでシステム、装置、または設備の使用を実行する。

無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、または、その中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。

20 セッション管理機能エンティティ
21 ユーザプレーン機能エンティティ
600 プロセッサ
601 メモリ
700 決定モジュール
701 通知モジュール

Claims (10)

1. ＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）は、ユーザ機器（ＵＥ）セッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定するステップと、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ＰＤＮネットワークゲートウェイユーザプレーン＋ユーザプレーン機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦ）に通知することにより、前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにするステップとを備え、
   前記第１のネットワークはＥＰＳ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｓｙｓｔｅｍ）ネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークであることを特徴とするダウンリンクデータを送信するための方法。
2. 前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦが、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する前に、さらに、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定することを特徴とする請求項１に記載のダウンリンクデータを送信するための方法。
3. 前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦが、ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定することは、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、アクセスおよびモビリティ管理機能（ＡＭＦ）によって送信された前記要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＡＭＦによって送信されたＥＰＳベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定することを特徴とする請求項１に記載のダウンリンクデータを送信するための方法。
4. 前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦが、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように、前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する前に、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定し、または、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＡＭＦによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信し、または、
   前記ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦは、ＳＧＷ（Ｓｅｒｖｉｎｇ ＧａｔｅＷａｙ）によって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記第２の指示メッセージは、モビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ）の指示に従って前記ＳＧＷによって送信されることを特徴とする請求項３に記載のダウンリンクデータを送信するための方法。
5. プロセッサおよびメモリを備え、
   前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、
   ユーザ機器（ＵＥ）セッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ＰＤＮネットワークゲートウェイユーザプレーン＋ユーザプレーン機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦ）に通知することにより、前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにし、
   前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークであることを特徴とするＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）。
6. 前記プロセッサはさらに、
   ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動したと確認した後、前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除して前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する前に、前記第２のネットワークおよび前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプが異なることを決定することを特徴とする請求項５に記載のＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）。
7. 前記プロセッサは、
   アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ＡＭＦによって送信された前記要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定し、または、
   ＡＭＦによって送信されたＥＰＳ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｓｙｓｔｅｍ）ベア識別子に従って、前記ＵＥが第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定することを特徴とする請求項５に記載のＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）。
8. 前記プロセッサはさらに、
   前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する前に、前記第２のネットワークが前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続で使用されるトンネルタイプをサポートしないことを決定し、または、
   前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する前に、ＡＭＦによって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第１の指示メッセージを受信し、または、
   前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除するように前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに通知する前に、ＳＧＷ（Ｓｅｒｖｉｎｇ ＧａｔｅＷａｙ）によって送信されたＵＥの前記第１のネットワークにおけるユーザプレーンへの接続を削除するように示すための第２の指示メッセージを受信し、前記第２の指示メッセージは、モビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ）の指示に従って前記ＳＧＷによって送信されることを特徴とする請求項５に記載のＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）。
9. ユーザ機器（ＵＥ）セッションコンテキストを更新するための要求メッセージを受信した後、ＵＥが、第１のネットワークから第２のネットワークに移動することを決定しするように構成された決定モジュールと、
   前記第１のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへの接続を削除し、前記第２のネットワークにおける前記ＵＥのユーザプレーンへ接続を確立するように、ＰＤＮネットワークゲートウェイユーザプレーン＋ユーザプレーン機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦ）に通知することにより、前記ＰＧＷ－Ｕ＋ＵＰＦに、新しく確立されたユーザプレーンへの接続を介して前記ＵＥのダウンリンクデータを送信するようにする通知モジュールとを備え、
   前記第１のネットワークはＥＰＳネットワークであり、前記第２のネットワークは５Ｇネットワークであることを特徴とするＰＤＮネットワークゲートウェイ制御プレーン＋セッション管理機能（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｇａｔｅｗａｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｌａｎｅ ＋ Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＧＷ－Ｃ＋ＳＭＦ）。
10. プロセッサによって実行されたときに、プログラムが請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の方法のステップを実施することを特徴とする、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ記憶媒体。

Images