JP7206390B2

JP7206390B2 - データの送信方法およびデバイス

Info

Publication number: JP7206390B2
Application number: JP2021534129A
Authority: JP
Inventors: ▲強▼ ▲デン▼
Original assignee: Datang Mobile Communications Equipment Co Ltd
Current assignee: Datang Mobile Communications Equipment Co Ltd
Priority date: 2018-12-14
Filing date: 2019-11-18
Publication date: 2023-01-17
Anticipated expiration: 2039-11-18
Also published as: WO2020119404A1; CN111328115B; EP3897036A4; JP2022512444A; US20210368408A1; KR20210101303A; KR102505630B1; CN111328115A; EP3897036A1; US11405834B2; EP3897036B1; EP4221360A1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０１８年１２月１４日に中国特許局に提出し、出願番号が２０１８１１５３５５７１．Ｘであり、発明名称が「データの送信方法およびデバイス」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

本発明は、通信技術分野に関し、特にデータの送信方法およびデバイスに関する。

省電力はユーザ機器（ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）の重要な設計目標であるため、第３世代パートナーシッププロジェクト（３ｒｄＧｅｎｅｒａｔｉｏｎＰａｒｔｎｅｒｓｈｉｐＰｒｏｊｅｃｔ，３ＧＰＰ）は、２種類のＵＥ省電力モードを定義する：省電力モード（ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇＭｏｄｅ，ＰＳＭ）および拡張不連続受信（ｅｘｔｅｎｄｅｄＤｉｓｃｏｎｔｉｎｕｏｕｓＲｅｃｅｐｔｉｏｎ，ｅＤＲＸ）。

ＵＥが省電力モードにあるとき、アクセス層（ＡｃｃｅｓｓＳｔｒａｔｕｍ，ＡＳ）受信機はオフになり、ネットワークはＵＥをページングすることができず、ＵＥは到達不能状態にある。ＵＥのダウンリンクデータがネットワークに到着すると、コアネットワークはＵＥのダウンリンクデータをバッファリングする。ＵＥが登録プロセスまたはサービス要求プロセスを再度開始すると、ＵＥは到達可能な状態を復元し、コアネットワークはバッファリングされたデータをＵＥに送信する。しかしながら、ＵＥは、ＵＥが移動するときに通信システム間を切り替えることができる。例えば、第４世代（４ｔｈ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ，４Ｇ）および第５世代（５ｔｈ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ，５Ｇ）アクセス機能を備えたＵＥは、４Ｇ通信システムと５Ｇ通信システムとの間を移動することができる。したがって、ＵＥが通信システムたちの間を移動した後、ＵＥのダウンリンクデータがソース通信システムでバッファリングされる場合、ＵＥがターゲット通信システムに移動した後にバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信する方法は、解決すべき緊急の問題になる。

要約すると、ＵＥが通信システムの間を移動した後、ソース通信システムにバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信するための解決策は現在のところまだない。

本出願は、ＵＥが通信システムの間を移動した後、ソース通信システムにバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信するための解決策がないという問題を解決するために、データ送信方法およびデバイスを提供する。

前述の問題に基づいて、第１の態様では、本出願の実施形態に係るデータの受信方法は、
第２の移動体通信システムに配置された移動性管理エンティティ（ＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＥｎｔｉｔｙ，ＭＭＥ）エンティティは、第１の移動通信システムに配置されたセッション管理機能エンティティ（ＳｅｓｓｉｏｎＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＳＭＦ）エンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップであって、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用される前記受信するステップと、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含む。

第２の態様では、本出願の実施形態に係るデータの送信方法は、
第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定するステップと、
前記ＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにする。

第３の態様では、本出願の実施形態に係る別のデータの送信方法は、
前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティは、前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップであって、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用される前記受信するステップと、
前記ＳＭＦエンティティは、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するプロトコルデータユニット（ＰｒｏｔｏｃｏｌＤａｔａＵｎｉｔ，ＰＤＵ）セッションをアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含む。

第４の態様では、本出願の実施形態提に係る別のデータの受信方法は、
第１の移動通信システムに配置された移動性管理エンティティ（ＡｃｃｅｓｓａｎｄＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＡＭＦ）エンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップと、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含む。

第５の態様では、本出願の実施形態提に係る別のデータの送信方法は、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのサービングゲートウェイ（ＳｅｒｖｉｎｇＧａｔｅＷａｙ，ＳＧＷ）にバッファリングされていることを決定するステップと、
前記ＭＭＥエンティティは、第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含む。

第６の態様では、本出願の実施形態に係る第１のＭＭＥエンティティは、第２の移動通信システムに配置され、プロセッサおよびメモリを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成され、
前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用され、
前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

第７の態様では、本出願の実施形態に係る第１のＳＭＦエンティティは、第１の移動通信システムに配置され、プロセッサおよびメモリを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成され、
ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定し、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにする。

第８の態様では、本出願の実施形態に係る第２のＳＭＦエンティティは、第１の移動通信システムに配置され、プロセッサおよびメモリを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成され、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用され、
前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

第９の態様では、本出願の実施形態に係るＡＭＦエンティティは、第１の移動通信システムに配置され、プロセッサおよびメモリを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成され、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

第１０の態様では、本出願の実施形態に係る第２のＭＭＥエンティティは、第２の移動通信システムに配置され、プロセッサおよびメモリを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成され、
ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定し
第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

第１１の態様では、本出願の実施形態に係る第３のＭＭＥエンティティは、第２の移動通信システムに配置され、
前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第１の受信モジュールであって、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用される、前記第１の受信モジュールと、
前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第１の処理モジュールとを含む。

第１２の態様では、本出願の実施形態に係る第３のＳＭＦエンティティは、第１の移動通信システムに配置され、
ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定するように構成された第１の決定モジュールと、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにするように構成された第１の送信モジュールとを含む。

第１３の態様では、本出願の実施形態に係る第４のＳＭＦエンティティは、第１の移動通信システムに配置され、
前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第２の受信モジュールであって、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用される前記第２の受信モジュールと、
前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第２の処理モジュールとを含む。

第１４の態様では、本出願の実施形態提に係る別のＡＭＦエンティティは、第１の移動通信システムに配置され、
前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第３の受信モジュールと、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第２の送信モジュールとを含む。

第１５の態様では、本出願の実施形態に係る第４のＭＭＥエンティティは、第２の移動通信システムに配置され、
ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定するように構成された第２の決定モジュールと、
第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第３の送信モジュールとを含む。

第１６の態様では、本出願の実施形態は、コンピュータプログラムをその上に格納するコンピュータ記憶可能媒体を提供し、プログラムは、プロセッサによって実行されると、上記の第１の態様で説明した方法のステップを実施するか、または上記の第２の態様で説明した方法のステップを実施する。

第１７の態様では、本出願の実施形態は、コンピュータプログラムをその上に格納する別のコンピュータ記憶可能媒体を提供し、プログラムは、プロセッサによって実行されると、上記の第３の態様で説明した方法のステップを実施するか、または上記の第４の態様で説明した方法のステップを実施する実施するか、または上記の第５の態様で説明した方法のステップを実施する。

本出願の実施形態では、ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動した後、第２の移動通信システムのＭＭＥエンティティは、第１の移動通信システムのＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、ＵＥのユーザプレーンおよび／または制御プレーン接続を確立する。ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータは、確立されたユーザプレーンおよび／または制御プレーンを介してＵＥに送信され、それによって、ＵＥが第２の移動通信システムに移動した後に第２の移動通信システムによって確立されたユーザプレーンおよび／または制御プレーン接続を介してバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥへ送信し、バッファリングされたＵＥのダウンリンクデータの損失を回避する。システムの信頼性を向上させ、システム性能をさらに向上させる。

ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動した後、第１の移動通信システムのＳＭＦエンティティは、第２の移動通信システムのＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、ＵＥが第１の移動通信システムに移動した後、第２の移動通信システムにおけるバッファリングされたダウンリンクデータを、第１の移動通信システム内のアクティブ化されたＰＤＵセッション接続を介してＵＥに送信し、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータの損失を回避し、システムの信頼性を改善し、システム性能をさらに改善する。

本出願の実施形態システアーキテクチャの概略図である。本出願の実施形態第１のデータ送信システムの構造概略図である。本出願の実施形態第１のデータ送信フローチャートである。本出願の実施形態第２のデータ送信フローチャートである。本出願の実施形態第２のデータ送信システムの構造概略図である。本出願の実施形態第３のデータ送信フローチャートである。本出願の実施形態第１のＭＭＥエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第１のＳＭＦエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第２のＭＭＥエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第２のＳＭＦエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第１のデータの送信方法のフローチャートである。本出願の実施形態第２のデータの送信方法のフローチャートである。本出願の実施形態第３のＳＭＦエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第１のＡＭＦエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第３のＭＭＥエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第４のＳＭＦエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第２のＡＭＦエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第４のＭＭＥエンティティの構造概略図である。本出願の実施形態第３のデータの送信方法のフローチャートである。本出願の実施形態第４のデータの送信方法のフローチャートである。本出願の実施形態第５のデータの送信方法のフローチャートである。

以下において、本出願の実施形態におけるいくつかの用語は、当業者の理解を容易にするために説明される。

（１）本出願の実施形態では、名詞「ネットワーク」と「システム」が交互に使用されることが多いが、当業者はその意味を理解することができる。

（２）本出願の実施形態における「複数」という用語は、２つ以上を指し、他の定量化器はそれに類似している。

（３）「および／または」は、関連するオブジェクトの関連関係を説明し、３つの関係があり得ることを示し、例えば、Ａおよび／またはＢは、Ａのみ、ＡおよびＢの両方、およびＢのみを表すことができる。記号「／」は通常、関連するオブジェクトが一種の「または」関係にあることを示す。

本出願の実施形態に記載されているネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本出願の実施形態の技術的解決策をより明確に説明することを意図しており、本出願の実施形態において提供される技術的解決策に対する制限を構成しない。ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現により、当業者に知られているように、本出願の実施形態で提供される技術的解決策は、同様の技術的問題にも適用可能である。

本発明に係る実施例の目的、技術案及びメリットをより明確にするため、以下、本発明に係る実施例の図面を参考しながら、本発明に係る実施例の技術案を明確かつ完全に説明する。説明した実施例は本発明の一部の実施例にすぎず、全部の実施例ではないのが明らかである。本発明の実施例に基づき、当業者は、創造性作業を行わない限りに得られた他の実施例は、全部本発明の保護範囲に属する。

本出願は、図面を参照して以下に詳細に説明する。

進化型パケットシステム（ＥｖｏｌｖｅｄＰａｃｋｅｔＳｙｓｔｅｍ，ＥＰＳ）（または４Ｇシステムと呼ばれる）と５Ｇシステムとの間のＵＥの移動性をサポートするために、３ＧＰＰは、ＥＰＳシステムと５Ｇシステムとの間のインターワーキングアーキテクチャ（ｉｎｔｅｒｗｏｒｋｉｎｇ）を定義する。

ネットワークインターワーキングアーキテクチャは、図１に示されるようなものである。このアーキテクチャでは、ＥＰＳシステムのホーム加入者サーバー（ＨｏｍｅＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＳｅｒｖｅｒ，ＨＳＳ）と５ＧＳシステムの統合データ管理（ＵｎｉｆｉｅｄＤａｔａＭａｎａｇｅｍｅｎｔ，ＵＤＭ）エンティティが共同でセットアップされ、ＨＳＳ＋ＵＤＭ１０１として表されます。

ここで、ジョイント設定は、２つを１つに結合すること、すなわち、ＨＳＳおよびＵＤＭが一緒に設定されて１つの構造を形成することとして理解することができる。

ＥＰＳシステムのポリシーおよび課金ルール機能（ＰｏｌｉｃｙａｎｄＣｈａｒｇｉｎｇＲｕｌｅｓＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＣＲＦ）および５ＧＳシステムのポリシー制御機能（ＰｏｌｉｃｙＣｏｎｔｒｏｌＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＰＣＦ）は、共同で設定され、ＰＣＦ＋ＰＣＲＦ１０２として表すことができる。

ＥＰＳシステムのパケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン（ＰａｃｋｅｔＤａｔａＮｅｔｗｏｒｋＧａｔｅＷａｙ－ＣｏｎｔｒｏｌＰｌａｎｅ，ＰＧＷ－Ｃ）および５ＧＳシステムのセッション管理機能（ＳｅｓｓｉｏｎＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＳＭＦ）は、共同で設定され、ＳＭＦ＋ＰＧＷ－Ｃ１０３として表すことができる。

ＥＰＳシステムのパケットデータネットワークゲートウェイ－ユーザプレーン（ＰａｃｋｅｔＤａｔａＮｅｔｗｏｒｋＧａｔｅＷａｙ－ＵｓｅｒＰｌａｎｅ，ＰＧＷ－Ｕ）および５ＧＳシステムのユーザプレーン機能（ＵｓｅｒＰｌａｎｅＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＵＰＦ）は、共同で設定され、ＵＰＦ＋ＰＧＷ－Ｕ１０４として表現することができ、本出願の実施形態では、ユーザプレーン機能エンティティと呼ばれる。

Ｎ２６インターフェースは、ＥＰＳシステムのモビリティ管理エンティティ（ＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＥｎｔｉｔｙ，ＭＭＥ）１０６と５Ｇシステムのアクセスおよびモビリティ管理機能（ＡｃｃｅｓｓａｎｄＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＡＭＦ）１０７との間で定義され、ＵＥのコンテキスト情報をＥＰＳシステムと５Ｇシステムとの間で転送するために使用される。

ＥＰＳシステムでは、ＵＥ１１０は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク（ＥｖｏｌｖｅｄＵｎｉｖｅｒｓａｌＴｅｒｒｅｓｔｒｉａｌＲａｄｉｏＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ，Ｅ－ＵＴＲＡＮ）１０８を介してコアネットワークと通信することができる。

５ＧＳシステムでは、ＵＥ１１０は、次世代無線アクセスネットワーク（ＮｅｘｔＧｅｎｅｒａｔｉｏｎ－ＲａｄｉｏＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ，ＮＧ－ＲＡＮ）を介してコアネットワークと通信することができる。

ＵＥ１１０は、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、移動無線局、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動装置、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザーエージェント、またはユーザーデバイス。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル（ＳｅｓｓｉｏｎＩｎｉｔｉａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ，ＳＩＰ）電話、無線ローカルループ（ＷｉｒｅｌｅｓｓＬｏｃａｌＬｏｏｐ，ＷＬＬ）ステーション、携帯情報端末（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ，ＰＤＡ）、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイスである可能性がある。または、無線モデム、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット（ＩｎｔｅｒｎｅｔｏｆＴｈｉｎｇｓ，ＩｏＴ）デバイスなどに接続されたその他の処理デバイスである可能性もある。

前述のシステムアーキテクチャは、本出願の実施形態に適用可能なシステムアーキテクチャの一例にすぎないことに留意されたい。図１に示されるシステムアーキテクチャと比較して、本出願の実施形態に適用可能なシステムアーキテクチャはまた、他のエンティティを追加するか、またはいくつかのエンティティを減らすことができる。

本出願の実施形態は、５ＧＳおよびＥＰＳが相互接続されているシナリオに適用される。このシナリオでは、ＵＥには４Ｇと５Ｇの両方のアクセス機能があり、ＵＥはＥＰＳシステムと５Ｇシステムの間を移動できます。

任意選択で、本出願の一実施形態では、ＵＥは、アイドル状態でシステム間を移動する。具体的には、ＵＥは、ソース移動通信システムにおいてアイドル状態にあり、ソース移動通信システムは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータを有し、ＵＥがターゲット通信システムに移動した後、ソース通信システムにおいてバッファリングされたＵＥのダウンリンクデータは、ターゲット通信システムを介してＵＥに送信される。

本出願の実施形態の適用シナリオは、以下のとおりである。

ＵＥは、第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動し、ＵＥのダウンリンクデータは、第１の移動通信システムにバッファリングされる。

ＵＥは、第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動し、ＵＥのダウンリンクデータは、第２の移動通信システムにバッファリングされる。

オプションの実施形態では、第１の移動通信システムはＥＰＳシステムであり、第２の移動通信システムは５ＧＳシステムである。

ＥＰＳシステムでは、ＵＥのダウンリンクデータは、サービングゲートウェイ（ＳｅｒｖｉｎｇＧａｔｅＷａｙ，ＳＧＷ）にバッファリングされることに留意されたい。また、５ＧＳシステムでは、ＵＥのダウンリンクデータはユーザプレーン機能エンティティまたはＳＭＦエンティティにバッファリングされる。

異なるシナリオをそれぞれ以下に示す。

１．ＵＥは、第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動する。

任意選択で、第１の移動通信システムはＥＰＳシステムであり、第２の移動通信システムは５ＧＳシステムである。

図２に示されるように、本出願の実施形態のデータ送信システムは、ＭＭＥエンティティ２０、ＳＭＦエンティティ２１、およびＡＭＦエンティティ２２を含む。

ここで、ＳＭＦエンティティ２１は、第１の移動通信システムに配置され、ＭＭＥエンティティ２０は、第２の移動通信システムに配置され、ＡＭＦエンティティ２２は、第１の移動通信システムに配置される。

前記ＳＭＦエンティティは、第１の移動通信システムにおいてＭＭＥエンティティの機能の一部を実行するために使用でき、主にＵＥのためのセッションの確立および管理に責任があり、ＵＥの位置情報に応じてＵＥのための適切なユーザプレーン機能エンティティを選択することができる。

ＡＭＦエンティティの主な機能には、無線アクセスネットワークの制御プレーンのターミネーションポイント、非アクセスシグナリングのターミネーションポイント、移動性管理、合法的な監視、アクセス許可または認証などが含まれる。

ＭＭＥエンティティ２０は、ＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリングを受信するように構成される。前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用され、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

ＳＭＦエンティティ２１は、ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定し、ＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにする。

ＡＭＦエンティティ２２は、前記ＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記ＭＭＥエンティティに送信する。

Ｎ２６インターフェースは、ＡＭＦエンティティとＭＭＥエンティティとの間に定義されるため、ＳＭＦエンティティがダウンリンクデータバッファリング指示を送信する必要がある場合、ＡＭＦエンティティを介してダウンリンクデータバッファリング指示をＭＭＥエンティティに転送する必要があることに留意されたい。

本出願の実施形態では、ＵＥはアイドル状態でシステム間を移動するので、ＵＥは、第１の移動通信システムでは到達不能状態にあり、ＡＭＦエンティティは、ＵＥの状態を到達不能として記録する。

ここで、第１の移動通信システムでバッファリングされたＵＥのダウンリンクデータは、ユーザプレーン機能エンティティでバッファリングされたダウンリンクデータと、ＳＭＦエンティティでバッファリングされたダウンリンクデータとを含むが、これらに限定されない。

ＳＭＦエンティティが、ＵＥのダウンリンクデータが第１の移動通信システムでバッファリングされていると決定するとき、以下の方法を使用することができる。

１．ＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータがＳＭＦエンティティにバッファリングされていることを決定する。

２．ＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータがユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされていることを確認する。

ＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定し、ＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前、ＳＭＦエンティティはまた、現在のＵＥが到達可能状態であると判断する必要がある。

オプションモードでは、ＡＭＦエンティティは、ＵＥが第２の移動通信システムにおいて到達可能状態にあることをＳＭＦエンティティに通知する。

任意選択で、アイドル状態のＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動した後、ＵＥは、第１の要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。オプションで、第１の要求メッセージはトラッキングエリアの更新（ＴｒａｃｋｉｎｇＡｒｅａＵｐｄａｔｅ，ＴＡＵ）メッセージである。

ＵＥによって送信された第１の要求メッセージを受信した後、ＭＭＥエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。オプションとして、第２の要求メッセージは、ＵＥのコンテキストを要求するためのコンテキスト要求メッセージである。

実施において、ＭＭＥエンティティは、Ｎ２６インターフェースを介して第２の要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

第２の要求メッセージを受信した後、ＡＭＦエンティティは、ＵＥが第２の移動通信システムに移動した後に到達可能状態にあると判断し、ＳＭＦエンティティに通知する。

任意選択で、ＡＭＦエンティティは、以下の方法で、ＵＥが第２の移動通信システムにおいて到達可能状態にあることをＳＭＦエンティティに通知する。

ＡＭＦエンティティは第３の要求メッセージをＳＭＦエンティティに送信する。

第３の要求メッセージを受信した後、ＳＭＦエンティティは、第２の移動通信システムに移動した後、ＵＥが到達可能状態にあると判断する。

ここで、当該第３の要求メッセージは、前記ＵＥのセッション管理コンテキスト情報を要求するために使用される。

ＵＥのダウンリンクデータが第１の移動通信システムでバッファリングされるとき、ＳＭＦエンティティは、ＵＥが到達可能状態にあると決定した後、ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

ＵＥのダウンリンクデータがＳＭＦエンティティにバッファリングされるとき、ＳＭＦエンティティは、第２の移動通信システムにおいてＵＥが到達可能状態にあると決定した後、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送することに留意されたい。

オプションモードでは、第３の要求メッセージを受信し、ＵＥが第２の移動通信システムで到達可能状態にあると決定した後、ＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータバッファリング指示およびセッション管理コンテキスト情報をＡＭＦエンティティに送信する。

それに対応して、ＡＭＦエンティティは、ダウンリンクデータバッファリング指示およびＵＥのコンテキスト情報をＭＭＥエンティティに返す。

ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、ＭＭＥエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を確立することを決定する。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に従って接続確立のタイプを決定する。

ＭＭＥエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報内のパケットデータネットワーク（ＰａｃｋｅｔＤａｔａＮｅｔＷｏｒｋｓ，ＰＤＮ）接続タイプに基づき、確立された接続タイプを決定することができる。たとえば、ＰＤＮ接続タイプが制御プレーンのみの場合に、制御プレーン接続を確立することを決定する。

あるいは、ＭＭＥエンティティは、ＵＥとの以前のネゴシエーションの結果に基づき、接続タイプを判断し、具体的に、ＵＥおよびＭＭＥエンティティは、アタッチおよび（Ａｔｔａｃｈ）ＴＡＵプロセス中に接続タイプをネゴシエートする。

本出願の実施形態におけるユーザプレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介して基地局に送信され、次いで、データを前記基地局介してデータ無線ベアラによってＵＥに送信される接続を指すことに留意されたい。制御プレーン接続とは、ダウンリンクデータがＳＧＷを介してＭＭＥエンティティに送信され、次に前記ＭＭＥエンティティによってＮＡＳメッセージを介してＵＥに送信される接続を指す。

ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を確立した後、ユーザプレーン機能エンティティは、確立されたユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して、バッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信する。

本出願の実施形態のネットワークアーキテクチャでは、ＥＰＳシステムおよび５ＧＳシステムにおけるユーザプレーン機能エンティティが共同で設定されることに留意されたい。ＥＰＳシステムのユーザプレーン機能エンティティはＰＧＷ－Ｇと呼ぶことができ、５ＧＳシステムのユーザプレーン機能エンティティはＵＰＦエンティティと呼ぶことができる。したがって、ＵＥのダウンリンクデータが第１の移動通信システムのユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされるとき、ユーザプレーン機能エンティティは、第２の移動通信システムで確立されたＵＥのプレーン接続および／または制御プレーン接続を介してＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに発行することができる。

本出願の実施形態のデータ送信方法は、２つの特定の実施形態を通じて以下に詳細に説明される。

第１の実施形態

第１の実施形態では、ＵＥは５ＧＳシステムからＥＰＳシステムに移動し、ＵＥのダウンリンクデータは、５ＧＳシステムのユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされる。

図３に示すように、本出願の一実施形態のデータ送信フローチャートが示されている。

ステップ３０２：ＵＥは、ＴＡＵ要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

ここで、ＵＥは、基地局（ｅｖｏｌｖｅｄＮｏｄｅＢ，ｅＮＢ）を介して、ＴＡＵ要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

ステップ３０２：ＭＭＥエンティティは、コンテキスト要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、Ｎ２６インターフェースを介してコンテキスト要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ステップ３０３：ＡＭＦエンティティは、ＵＥがＥＰＳシステムにおいて到達可能状態にあると決定する。

ステップ３０４：ＡＭＦエンティティは、コンテキスト要求メッセージをＳＭＦエンティティに送信し、ＵＥがＥＰＳシステムにおいて到達可能状態にあることを示す。

ここで、コンテキスト要求メッセージは、セッション管理コンテキスト情報を要求するために使用される。

ステップ３０５：ＳＭＦエンティティは、ＵＥがＥＰＳシステムにおいて到達可能状態にあると決定する。

ステップ３０６：ＳＭＦエンティティは、ダウンリンクデータバッファリング指示およびＵＥのセッション管理コンテキスト情報をＡＭＦエンティティに返す。

ステップ３０７：ＡＭＦエンティティは、ＭＭＥエンティティにＵＥのコンテキスト情報を送信し、およびＳＭＦエンティティによって返されたダウンリンクデータバッファリング指示をＭＭＥエンティティに転送する。

ステップ３０８：ＭＭＥエンティティは、確認メッセージをＡＭＦエンティティに返す。

ステップ３０９：ＭＭＥエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ＵＥのユーザプレーン接続および／またはコントロールパネル接続を確立することを決定する。

ここで、ＵＥのユーザプレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介して基地局に送信され、次に前記基地局によってデータ無線ベアラを介して前記ＵＥに送信される接続を指す。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、ＳＧＷとＰＧＷとの間のＳ５ベアラを復元することを要求し、ｅＮＢに、無線ベアラとＳ１ベアラを復元するように要求する。

ＵＥの制御プレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介してＭＭＥエンティティに送信され、次いで、ＭＡＳメッセージを介してＭＭＥエンティティによってＵＥに送信される接続を指す。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、ＳＧＷとのＳ１１ベアラを確立する。

ステップ３１０：ＭＭＥエンティティは、ＴＡＵ受け入れメッセージをＵＥに返す。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、基地局（ｅＮＢ）を介してＴＡＵ受け入れメッセージをＵＥに返す。

ステップ３１１：ユーザプレーン機能エンティティは、確立されたユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して、バッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信する。

第２の実施形態

ＵＥは、５ＧＳシステムからＥＰＳシステムに移動し、ＵＥのダウンリンクデータは、５ＧＳシステムのＳＭＦエンティティにバッファリングされる。

図４に示されるように、本出願の実施形態のデータ送信フローチャートが示される。

ステップ４０１：ＵＥは、ＴＡＵ要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

ここで、ＵＥは、基地局（ｅＮＢ）を介してＴＡＵ要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

ステップ４０２：ＭＭＥエンティティは、コンテキスト要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ステップ４０３：ＡＭＦエンティティは、ＵＥがＥＰＳシステムにおいて到達可能状態にあると決定する。

ステップ４０４：ＡＭＦエンティティは、コンテキスト要求メッセージをＳＭＦエンティティに送信し、ＵＥがＥＰＳシステムにおいて到達可能状態にあることを示す。

ここで、当該コンテキスト要求メッセージは、セッション管理コンテキスト情報を要求するために使用される。

ステップ４０５：ＳＭＦエンティティは、ＵＥがＥＰＳシステムにおいて到達可能状態にあると決定する。

ステップ４０６：ＳＭＦエンティティは、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送する。

ステップ４０７：ＳＭＦエンティティは、ダウンリンクデータバッファリング指示およびＵＥのセッション管理コンテキスト情報をＡＭＦエンティティに返す。

ステップ４０８：ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報をＭＭＥエンティティに送信し、およびＳＭＦエンティティによって返されたダウンリンクデータバッファリング指示をＭＭＥエンティティに転送する。

ステップ４０９：ＭＭＥエンティティは、確認メッセージをＡＭＦエンティティに返す。

ステップ４１０：ＭＭＥエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ＵＥのユーザプレーン接続および／またはコントロールパネル接続を確立することを決定する。

ここで、ＵＥのユーザプレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介して基地局に送信され、次に基地局によってデータ無線ベアラを介してＵＥに送信される接続を指す。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、ＳＧＷとＰＧＷとの間のＳ５ベアラを復元することを要求し、ｅＮＢに、無線ベアラおよびＳ１ベアラを復元するように要求する。

ステップ４１１：ＭＭＥエンティティは、ＴＡＵ受け入れメッセージをＵＥに返す。

ステップ４１２：ユーザプレーン機能エンティティは、確立されたユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して、バッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信する。

２．ＵＥは、第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動する。

図５に示されるように、本出願の実施形態のデータ伝送システムは、ＳＭＦエンティティ５０、ＡＭＦエンティティ５１、およびＭＭＥエンティティ５２を含む。

ここで、ＳＭＦエンティティ５０は、第１の移動通信システムに配置され、ＡＭＦエンティティ５１は、第１の移動通信システムに配置され、ＭＭＥエンティティ５２は、第２の移動通信システムに配置される。

当該ＳＭＦエンティティは、第１の移動通信システムにおいてＭＭＥエンティティの機能の一部を実行するために使用でき、主にＵＥのためのセッションの確立および管理に責任があり、ＵＥの位置情報に応じてＵＥのための適切なユーザプレーン機能エンティティを選択することができる。

当該ＡＭＦエンティティの主な機能には、無線アクセスネットワークの制御プレーンのターミネーションポイント、非アクセスシグナリングのターミネーションポイント、移動性管理、合法的な監視、アクセス許可または認証などが含まれる。

ＳＭＦエンティティ５０は、ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成される。前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用される。

ＡＭＦエンティティ５１は、ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示をＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成される。

ＭＭＥエンティティ５２は、ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定し、ＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信して、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

ここで、本出願の実施形態のＭＭＥエンティティがダウンリンクデータバッファリング指示をＳＭＦエンティティに送信するとき、ＭＭＥエンティティはダウンリンクデータバッファリング指示をＡＭＦエンティティに送信し、ＡＭＦエンティティを介して、当該ダウンリンクデータバッファリングをＳＭＦエンティティ転送する。

Ｎ２６インターフェースは、ＡＭＦエンティティとＭＭＥエンティティとの間に定義されるため、ＳＭＦエンティティ５０がダウンリンクデータバッファリングを送信する必要がある場合、ＡＭＦエンティティを介してダウンリンクデータバッファリング指示をＭＭＥエンティティに転送する必要があることに留意されたい。

本出願の実施形態では、ＵＥはアイドル状態でシステム間を移動するので、ＵＥは、第２の移動通信システムでは到達不能状態にある。

オプションモードでは、第２の移動通信システムでバッファリングされたＵＥのダウンリンクデータはＳＧＷでバッファリングされ、ＭＭＥエンティティが、ＵＥが第１の移動通信システムにおいて到達可能状態にあると決定すると、ＭＭＥエンティティは、ＳＧＷに、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送するように要求する。

実施において、ＳＧＷは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータを、Ｓ５インターフェースを介してユーザプレーン機能エンティティに転送する。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、以下の方法で、ＵＥが第１の移動通信システムにおいて到達可能状態にあると決定する。

ＡＭＦエンティティは、前記ＵＥによって送信された第４の要求メッセージを受信する。

ここで、前記第４の要求メッセージは、前記ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動した後に送信される。任意選択で、第４の要求メッセージは登録要求メッセージである。

ＡＭＦエンティティは、ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

任意選択で、第５の要求メッセージはコンテキスト要求メッセージである。

第５の要求メッセージを受信した後、ＭＭＥエンティティは、ＵＥが第１の移動通信システムにおいて到達可能状態にあると判断する。

ＭＭＥエンティティが、ＵＥが第１の移動通信システムにおいて到達可能状態にあることを決定し、ＵＥのダウンリンクデータが第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされることを決定した後、ＭＭＥエンティティはダウンリンクデータバッファリング指示をＡＭＦエンティティ送信する。

さらに、ＭＭＥエンティティは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子をＡＭＦエンティティに送信する。

本出願のこの実施形態におけるＭＭＥエンティティは、単一のコマンドを介して、ダウンリンクデータバッファリング指示およびバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子をＡＭＦエンティティに送信することに留意されたい。

あるいは、ＭＭＥエンティティは、異なるコマンドを介して、ダウンリンクデータバッファリング指示およびバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子をＡＭＦエンティティに送信する。また、ＭＭＥエンティティがダウンリンクデータバッファリング指示およびバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子をＡＭＦエンティティに送信する順序は制限されない。

ＭＭＥエンティティによって送信されたＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子を受信した後、ＡＭＦエンティティは、ＥＰＳベアラ識別子をＰＤＵセッション識別子にマッピングする。

ＡＭＦエンティティは、ＰＤＵセッション識別子に基づき、ＰＤＵセッションに関連付けられたＳＭＦエンティティを決定し、決定されたＳＭＦエンティティに当該ＰＤＵセッション識別子を送信する。

同様に、ＳＭＦエンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信されたＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化される必要があるＰＤＵセッション接続を決定する。

さらに、ＡＭＦエンティティは、ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示をＳＭＦエンティティに転送する。

ここで、ＡＭＦエンティティは、単一のシグナリングを介して、ＰＤＵセッション識別子およびダウンリンクデータバッファリング指示をＳＭＦエンティティに送信することができ、またはＡＭＦエンティティは、さまざまなシグナリングを介したＳＭＦエンティティにＰＤＵセッション識別子およびダウンリンクデータバッファリング指示を送信することができることに留意されたい。

オプションモードでは、ＡＭＦエンティティは、コンテキスト更新要求メッセージをＳＭＦエンティティに送信し、コンテキスト更新要求メッセージは、ダウンリンクデータバッファリング指示およびＰＤＵセッション識別子を含む。

ＡＭＦエンティティによって送信されたＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化される必要があるＰＤＵセッション接続を決定した後、ＳＭＦエンティティは、当該ＰＤＵセッション識別子に対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化する。

ＳＭＦエンティティが、ＰＤＵセッション識別子に対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化した後、ユーザプレーン機能エンティティは、アクティブ化されたＰＤＵセッション接続を介して、バッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信する。

本出願の実施形態のネットワークアーキテクチャでは、ＥＰＳシステムおよび５ＧＳシステムのユーザプレーン機能エンティティが共同で設定されることに留意されたい。ＥＰＳシステムのユーザプレーン機能エンティティはＰＧＷ－Ｇと呼ぶことができ、５ＧＳシステムのユーザプレーン機能エンティティはＵＰＦエンティティと呼ぶことができる。したがって、ＵＥのダウンリンクデータが第２の移動通信システムのユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされるとき、ユーザプレーン機能エンティティは、ＵＥが第１の移動通信システムに移動した後の第１の移動通信システムにおいて確立されたＵＥのＰＤＵセッション接続を介してＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに発行することができる。

本出願の実施形態のデータ送信方法は、特定の実施形態を通じて以下に詳細に説明される。

第３の実施形態

第３の実施形態では、ＵＥは、ＥＰＳシステムから５ＧＳシステムに移動し、ＵＥのダウンリンクデータは、ＥＰＳシステムのＳＧＷにバッファリングされる。

図６に示すように、本出願の一実施形態のデータ送信フローチャートが示されている。

ステップ６０１：ＵＥは、登録要求メッセージをＡＭＦエンティティに送信する。

ここで、ＵＥは、登録要求メッセージをＮＧ－ＲＡＮを介してＡＭＦエンティティに送信する。

ステップ６０２：ＡＭＦエンティティは、コンテキスト要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

任意選択で、ＡＭＦエンティティは、Ｎ２６インターフェースを介してコンテキスト要求メッセージをＭＭＥエンティティに送信する。

ステップ６０３：ＭＭＥエンティティは、ＵＥが５ＧＳシステムにおいて到達可能状態にあると決定する。

ステップ６０４：ＭＭＥエンティティは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送するようにＳＧＷに要求する。

ステップ６０５：ＳＧＷは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送する。

任意選択で、ＳＧＷは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータを、Ｓ５インターフェースを介してユーザプレーン機能エンティティに転送する。

ステップ６０６：ＭＭＥエンティティは、ダウンリンクデータバッファリング指示をＡＭＦエンティティに送信し、ＭＭＥエンティティは、バッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子をＡＭＦエンティティに送信する。

任意選択で、ＭＭＥエンティティは、ダウンリンクデータバッファリング指示およびバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子を、応答メッセージを介してＡＭＦエンティティに送信する。

ステップ６０７：ＡＭＦエンティティは、ＥＰＳベアラ識別子をＰＤＵセッション識別子にマッピングする。

ステップ６０８：ＡＭＦエンティティは、コンテキスト更新要求メッセージをＳＭＦエンティティに送信する。

ここで、当該コンテキスト更新要求メッセージは、ダウンリンクデータバッファリング指示およびＰＤＵセッション識別子を含む。

ステップ６０９：ＳＭＦエンティティは、ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、ＰＤＵセッション識別子に基づき、対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化する。

ステップ６１０：ＡＭＦエンティティは、登録受け入れメッセージをＵＥに返す。

ステップ６１１：ユーザプレーン機能エンティティは、アクティブ化されたＰＤＵセッション接続を介して、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをＵＥに送信する。

図７に示されるように、本出願の実施形態は、第２の移動通信システムに配置され、プロセッサ７００、メモリ７０１、送受信機７０２、およびバスインターフェースを含む第１のＭＭＥエンティティを提供する。

プロセッサ７００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ７０１は、プロセッサ７００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。送受信機７０２は、プロセッサ７００の制御の下でデータを送受信する。

バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含み得、特に、プロセッサ７００によって表される１つ以上のプロセッサの様々な回路およびメモリ７０１によって表されるメモリをリンクし得る。さらに、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などのさまざまな他の回路をリンクすることができ、これらはすべて当技術分野でよく知られており、したがって、本明細書では再度さらに説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。プロセッサ７００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ７０１は、プロセッサ７００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。

本発明に係る実施例により開示されたフローチャートは、プロセッサ７００に適用することができるか、または、プロセッサ７００により実現される。実現の間、周波数ドメインにおける拡散伝送流れにおける各々ステップは、プロセッサ７００内のハードウェアの論理集積回路またはソフトウェア形式の指令により完成されることができる。プロセッサ７００は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用集積回路、フィールドプログラマブル・ゲートアレイまたはたのプログラマブルロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェアコンポネントであることができ、本発明に係る実施例により開示した各々方法、ステップ及びロジックブロック図を実現・執行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたはいずれのノーマルプロセッサなどであることができる。本発明に係る実施例に開示された方法のステップを参照すれば、ハードウェアプロセッサにより直接に執行して完成するか、または、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより執行されて完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ，プログラマブルリードオンリーメモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本分野のよく知られる記憶媒体に格納されることができる。当該記憶媒体はメモリ７０１に位置し、プロセッサ７００はメモリ７０１に格納される情報を読み出して、そのハードウェアと協働して信号処理のフローを完成する。

任意選択で、プロセッサ７００は、メモリ７０１内のプログラムを読み取り、以下を実行するように構成される：

前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用され、
前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記プロセッサ７００は、第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティを介して前記ＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

任意選択で、前記プロセッサ７００は、
前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、前記ＵＥによって送信された第１の要求メッセージを受信し、ここで前記第１の要求メッセージは、前記ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動した後に送信され、
前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを送信し、その結果、前記ＡＭＦエンティティは、前記第２の要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第２の移動通信システムに移動した後に到達可能状態にあると判断し、前記ＳＭＦエンティティに通知し、それにより、ＳＭＦエンティティは、ＵＥが到達可能状態にあると決定した後、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

任意選択で、前記第１の要求メッセージはＴＡＵ要求メッセージである。

任意選択で、前記ＵＥのダウンリンクデータは、前記第１の移動通信システムのユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされ、
または、前記ＵＥのダウンリンクデータは、前記第１の移動通信システムのＳＭＦエンティティにバッファリングされる。

任意選択で、前記プロセッサ７００は、前記ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を確立することを決定する。

任意選択で、前記第１の移動通信システムは、５ＧＳシステムであり、前記第２の移動通信システムはＥＰＳシステムである。

任意選択で、前記ユーザプレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介して基地局に送信され、次に前記基地局によってデータ無線ベアラを介してＵＥに送信される接続を指す。

前記制御プレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介してＭＭＥエンティティに送信され、次に前記ＭＭＥエンティティによってＮＡＳメッセージを介して前記ＵＥに送信される接続を指す。

図８に示されるように、本出願の実施形態は、第１の移動通信システムに配置され、プロセッサ８００、メモリ８０１、送受信機８０２、およびバスインターフェースを含む第１のＳＭＦエンティティを提供する。

プロセッサ８００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ８０１は、プロセッサ８００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。送受信機８０２は、プロセッサ８００の制御の下でデータを送受信する。

バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含み得、特に、プロセッサ８００によって表される１つ以上のプロセッサの様々な回路およびメモリ８０１によって表されるメモリをリンクし得る。さらに、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などのさまざまな他の回路をリンクすることができ、これらはすべて当技術分野でよく知られており、したがって、本明細書では再度さらに説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。プロセッサ８００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ８０１は、プロセッサ８００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。

本発明に係る実施例により開示されたフローチャートは、プロセッサ８００に適用することができるか、または、プロセッサ８００により実現される。実現の間、周波数ドメインにおける拡散伝送流れにおける各々ステップは、プロセッサ８００内のハードウェアの論理集積回路またはソフトウェア形式の指令により完成されることができる。プロセッサ８００は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用集積回路、フィールドプログラマブル・ゲートアレイまたはたのプログラマブルロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェアコンポネントであることができ、本発明に係る実施例により開示した各々方法、ステップ及びロジックブロック図を実現・執行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたはいずれのノーマルプロセッサなどであることができる。本発明に係る実施例に開示された方法のステップを参照すれば、ハードウェアプロセッサにより直接に執行して完成するか、または、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより執行されて完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ，プログラマブルリードオンリーメモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本分野のよく知られる記憶媒体に格納されることができる。当該記憶媒体はメモリ８０１に位置し、プロセッサ８００はメモリ８０１に格納される情報を読み出して、そのハードウェアと協働して信号処理のフローを完成する。

任意選択で、プロセッサ８００は、メモリ８０１内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成される：

ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定し、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにする。

任意選択で、前記プロセッサ８００は、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示送信を前記ＭＭＥエンティティに送信する。

任意選択で、前記プロセッサ８００は、
前記ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティバッファリングにバッファリングされていることを決定し、
または、前記ＵＥのダウンリンクデータがユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされていることを決定する。

任意選択で、前記プロセッサ８００は、さらに、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、前記ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのセッション管理コンテキスト情報を要求するための第３の要求メッセージを受信し、前記第３の要求メッセージは、前記ＡＭＦエンティティが、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを受信し、前記ＵＥが到達可能状態にあると決定した後に送信され、
第２の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定する。

任意選択で、前記プロセッサ８００は、さらに、ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティにバッファリングされたときに、第２の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、バッファリングされた前記ＵＥのダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送する。

図９に示されるように、本出願の実施形態は、第２の移動通信システムに配置され、以下を含む第２のＭＭＥエンティティを提供する。

前記第２のＭＭＥエンティティは、
前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第１の受信モジュール９０１であって、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用される前記第１の受信モジュール９０１と、
前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第１の処理モジュール９０２とを含む。

任意選択で、前記第１の受信モジュール９０１は、第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティを介して前記ＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

任意選択で、前記第１の受信モジュール９０１は、また、
前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、前記ＵＥによって送信された第１の要求メッセージを受信し、ここで前記第１の要求メッセージは、前記ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動した後に送信され、
前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを送信し、その結果、前記ＡＭＦエンティティは、前記第２の要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第２の移動通信システムに移動した後に到達可能状態にあると判断し、前記ＳＭＦエンティティに通知し、それにより、ＳＭＦエンティティは、ＵＥが到達可能状態にあると決定した後、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

任意選択で、前記ＵＥのダウンリンクデータは、前記第１の移動通信システムのユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされる。

または、前記ＵＥのダウンリンクデータは、前記第１の移動通信システムのＳＭＦエンティティにバッファリングされる。

任意選択で、第１の処理モジュール９０２は、前記ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を確立することを決定する。

図１０に示されるように、本出願の実施形態は、第１の移動通信システムに配置され、以下を含む第２のＳＭＦエンティティを提供する。前記第２のＳＭＦエンティティは、
ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定するように構成された第１の決定モジュール１００１と、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにするように構成された第１の送信モジュール１００２とを含む。

任意選択で、前記第１の送信モジュール１００２は、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示送信を前記ＭＭＥエンティティに送信する。

任意選択で、前記第１の決定モジュール１００１は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティバッファリングにバッファリングされていることを決定し、
または、前記ＵＥのダウンリンクデータがユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされていることを決定する。

任意選択で、前記第１の送信モジュール１００２は、さらに、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、前記ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのセッション管理コンテキスト情報を要求するための第３の要求メッセージを受信し、前記第３の要求メッセージは、前記ＡＭＦエンティティが、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを受信し、前記ＵＥが到達可能状態にあると決定した後に送信され、
第２の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定する。

任意選択で、前記第１の決定モジュール１００１は、さらに、ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティにバッファリングされたときに、第２の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、バッファリングされた前記ＵＥのダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送する。

図７および図９に示されるＭＭＥエンティティによって実行される上記の機能、および図８および図１０に示されるＳＭＦエンティティによって実行される上記の機能は、ＵＥが、第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動するシナリオに適用可能であることに留意されたい。

図１１に示されるように、本出願の実施形態は、ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動するときのデータの送信方法を提供し、当該方法は以下のステップを含む。

ステップ１１０１：第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティは、第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされることを示すために使用される。

ステップ１１０２：前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信することは、具体的に、前記ＭＭＥエンティティ第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティを介して前記ＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

任意選択で、前記ＭＭＥエンティティが前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥによって送信された第１の要求メッセージを受信し、ここで前記第１の要求メッセージは、前記ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動した後に送信され、
前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを送信し、その結果、前記ＡＭＦエンティティは、前記第２の要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第２の移動通信システムに移動した後に到達可能状態にあると判断し、前記ＳＭＦエンティティに通知し、それにより、ＳＭＦエンティティは、ＵＥが到達可能状態にあると決定した後、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

任意選択で、前記ＭＭＥエンティティが、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始することは、具体的に、前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を確立することを決定する。

図１２に示されるように、本出願の実施形態は、ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動するときの別のデータの送信方法を提供し、当該方法は以下のステップを含む。

ステップ１２０１：第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムにバッファリングされていることを決定する。

ステップ１２０２：前記ＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにする。

任意選択で、前記ＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信することは、具体的に、前記ＳＭＦエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示送信を前記ＭＭＥエンティティに送信する。

任意選択で、前記ＳＭＦエンティティが前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動通信システムでバッファリングされていると決定することは、具体的に、
前記ＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティにバッファリングされていると決定し、
または、前記ＳＭＦエンティティは、前記ＵＥのダウンリンクデータがユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされていることを決定する。

任意選択で、前記ＳＭＦエンティティが第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、さらに
前記ＳＭＦエンティティは、前記ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのセッション管理コンテキスト情報を要求するための第３の要求メッセージを受信し、前記第３の要求メッセージは、前記ＡＭＦエンティティが、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを受信し、前記ＵＥが到達可能状態にあると決定した後に送信され、
前記ＳＭＦエンティティは、第２の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定する。

任意選択で、ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティにバッファリングされたときに、前記ＳＭＦエンティティが、第２の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、さらに、
前記ＳＭＦエンティティは、バッファリングされた前記ＵＥのダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送する。

本出願の実施形態は、コンピュータプログラムが格納されるコンピュータ記憶可能媒体を提供し、当該プログラムは、プロセッサによって実行されると、ＵＥが第１の移動通信システムから第２の移動通信システムに移動した後、上記のデータの送信方法のステップを実施する。

図１３に示されるように、本出願の実施形態は、第１の移動通信システムに配置され、プロセッサ１３００、メモリ１３０１、送受信機１３０２、およびバスインターフェースを含む第３のＳＭＦエンティティを提供する。

前記プロセッサ１３００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ１３０１は、プロセッサ１３００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。送受信機１３０２は、プロセッサ１３００の制御の下でデータを送受信する。

バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含み得、特に、プロセッサ１３００によって表される１つ以上のプロセッサの様々な回路およびメモリ１３０１によって表されるメモリをリンクし得る。さらに、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などのさまざまな他の回路をリンクすることができ、これらはすべて当技術分野でよく知られており、したがって、本明細書では再度さらに説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。プロセッサ１３００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ１３０１は、プロセッサ１３００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。

本発明に係る実施例により開示されたフローチャートは、プロセッサ１３００に適用することができるか、または、プロセッサ１３００により実現される。実現の間、周波数ドメインにおける拡散伝送流れにおける各々ステップは、プロセッサ１３００内のハードウェアの論理集積回路またはソフトウェア形式の指令により完成されることができる。プロセッサ１３００は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用集積回路、フィールドプログラマブル・ゲートアレイまたはたのプログラマブルロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェアコンポネントであることができ、本発明に係る実施例により開示した各々方法、ステップ及びロジックブロック図を実現・執行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたはいずれのノーマルプロセッサなどであることができる。本発明に係る実施例に開示された方法のステップを参照すれば、ハードウェアプロセッサにより直接に執行して完成するか、または、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより執行されて完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ，プログラマブルリードオンリーメモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本分野のよく知られる記憶媒体に格納されることができる。当該記憶媒体はメモリ１３０１に位置し、プロセッサ１３００はメモリ１３０１に格納される情報を読み出して、そのハードウェアと協働して信号処理のフローを完成する。

任意選択で、プロセッサ１３００は、メモリ１３０１内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成される：

第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用され、
前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記プロセッサ１３００は、前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティを介して、前記ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

任意選択で、前記プロセッサ１３００は、
前記ＡＭＦエンティティによって送信されたＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定し、前記ＰＤＵセッション識別子は、受信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子に基づき、前記ＡＭＦエンティティによって決定される。

図１４に示されるように、本出願の実施形態は、第１の移動通信システムに配置され、プロセッサ１４００、メモリ１４０１、送受信機１４０２、およびバスインターフェースを含む第１のＡＭＦエンティティを提供する。

プロセッサ１４００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ１４０１は、プロセッサ１４００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。送受信機１４０２は、プロセッサ１４００の制御の下でデータを送受信する。

バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含み得、特に、プロセッサ１４００によって表される１つ以上のプロセッサの様々な回路およびメモリ１４０１によって表されるメモリをリンクし得る。さらに、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などのさまざまな他の回路をリンクすることができ、これらはすべて当技術分野でよく知られており、したがって、本明細書では再度さらに説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。プロセッサ１４００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ１４０１は、プロセッサ１４００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。

本発明に係る実施例により開示されたフローチャートは、プロセッサ１４００に適用することができるか、または、プロセッサ１４００により実現される。実現の間、周波数ドメインにおける拡散伝送流れにおける各々ステップは、プロセッサ１４００内のハードウェアの論理集積回路またはソフトウェア形式の指令により完成されることができる。プロセッサ１４００は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用集積回路、フィールドプログラマブル・ゲートアレイまたはたのプログラマブルロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェアコンポネントであることができ、本発明に係る実施例により開示した各々方法、ステップ及びロジックブロック図を実現・執行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたはいずれのノーマルプロセッサなどであることができる。本発明に係る実施例に開示された方法のステップを参照すれば、ハードウェアプロセッサにより直接に執行して完成するか、または、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより執行されて完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ，プログラマブルリードオンリーメモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本分野のよく知られる記憶媒体に格納されることができる。当該記憶媒体はメモリ１４０１に位置し、プロセッサ１４００はメモリ１４０１に格納される情報を読み出して、そのハードウェアと協働して信号処理のフローを完成する。

任意選択で、プロセッサ１４００は、メモリ１４０１内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成される：

第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記プロセッサ１４００は、さらに、
前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、前記ＵＥによって送信された第４の要求メッセージを受信し、ここで前記第４の要求メッセージは、前記ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動した後に、送信され、
前記ＭＭＥエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを送信し、それにより、前記ＭＭＥエンティティは、前記第５の要求メッセージを受信した後、前記第１の移動通信システムに移動した後、ＵＥが到達可能状態にあると判断し、前記ＵＥが到達可能状態にあると判断した後前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

任意選択で、前記プロセッサ１４００は、さらに、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子を受信し、前記ＥＰＳベアラ識別子をＰＤＵセッションにマッピングする。前記ＰＤＵセッション識別子を前記ＳＭＦエンティティに送信し、前記ＳＭＦエンティティが前記ＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定するようにする。

図１５に示されるように、本出願の実施形態は、第２の移動通信システムに配置され、プロセッサ１５００、メモリ１５０１、送受信機１５０２、およびバスインターフェースを含む第３のＭＭＥエンティティを提供する。

前記プロセッサ１５００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ１５０１は、プロセッサ１５００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。送受信機１５０２は、プロセッサ１５００の制御の下でデータを送受信する。

バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含み得、特に、プロセッサ１５００によって表される１つ以上のプロセッサの様々な回路およびメモリ１５０１によって表されるメモリをリンクし得る。さらに、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などのさまざまな他の回路をリンクすることができ、これらはすべて当技術分野でよく知られており、したがって、本明細書では再度さらに説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。プロセッサ１５００は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ１５０１は、プロセッサ１５００が動作する際に利用するデータを記憶することができる。

本発明に係る実施例により開示されたフローチャートは、プロセッサ１５００に適用することができるか、または、プロセッサ１５００により実現される。実現の間、周波数ドメインにおける拡散伝送流れにおける各々ステップは、プロセッサ１５００内のハードウェアの論理集積回路またはソフトウェア形式の指令により完成されることができる。プロセッサ１５００は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、専用集積回路、フィールドプログラマブル・ゲートアレイまたはたのプログラマブルロジック・デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェアコンポネントであることができ、本発明に係る実施例により開示した各々方法、ステップ及びロジックブロック図を実現・執行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサまたはいずれのノーマルプロセッサなどであることができる。本発明に係る実施例に開示された方法のステップを参照すれば、ハードウェアプロセッサにより直接に執行して完成するか、または、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより執行されて完成することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ，プログラマブルリードオンリーメモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本分野のよく知られる記憶媒体に格納されることができる。当該記憶媒体はメモリ１５０１に位置し、プロセッサ１５００はメモリ１５０１に格納される情報を読み出して、そのハードウェアと協働して信号処理のフローを完成する。

任意選択で、プロセッサ１５００は、メモリ１５０１内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成される：

ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定し、
第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記プロセッサ１５００は、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記ＳＭＦエンティティに送信する。

任意選択で、前記プロセッサ１５００は、さらに、第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、前記ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを受信し、前記第１の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定する。

任意選択で、前記プロセッサ１５００は、さらに、
前記第１の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送するように前記ＳＧＷに要求する。

任意選択で、前記プロセッサ１５００はさらに、
前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラを前記ＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティが前記ＥＰＳベアラ識別子に基づき、ＰＤＵセッション識別子を決定するようにする。

図１６に示されるように、本出願の実施形態は、第１の移動通信システムに配置され、以下を含む第４のＳＭＦエンティティを提供する。前記第４のＳＭＦエンティティは、
前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第２の受信モジュール１６０１であって、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用される前記第２の受信モジュール１６０１と、
前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第２の処理モジュール１６０２とを含む。

任意選択で、前記第２の受信モジュール１６０１は、前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティを介して、前記ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

任意選択で、前記第２の処理モジュール１６０２は、前記ＡＭＦエンティティによって送信されたＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定し、前記ＰＤＵセッション識別子は、受信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子に基づき、前記ＡＭＦエンティティによって決定される。

図１７に示されるように、本出願の実施形態は、第１の移動通信システムに配置され、以下を含む第２のＡＭＦエンティティを提供する。前記第２のＡＭＦエンティティは、
前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信ように構成された第３の受信モジュール１７０１と、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第２の送信モジュール１７０２とを含む。

任意選択で、前記第３の受信モジュール１７０１は、さらに、
前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、前記ＵＥによって送信された第４の要求メッセージを受信し、ここで前記第４の要求メッセージは、前記ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動した後に、送信され、
前記ＭＭＥエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを送信し、それにより、前記ＭＭＥエンティティは、前記第５の要求メッセージを受信した後、前記第１の移動通信システムに移動した後、ＵＥが到達可能状態にあると判断し、前記ＵＥが到達可能状態にあると判断した後前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

任意選択で、前記第３の受信モジュール１７０１は、さらに、
前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子を受信し、前記ＥＰＳベアラ識別子をＰＤＵセッションにマッピングする。前記ＰＤＵセッション識別子を前記ＳＭＦエンティティに送信し、前記ＳＭＦエンティティが前記ＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定するようにする。

図１８に示されるように、本出願の実施形態は、第２の移動通信システムに配置され、以下を含む第４のＭＭＥエンティティを提供する。前記第４のＭＭＥエンティティは、
ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定するように構成された第２の決定モジュール１８０１と、
第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第３の送信モジュール１８０２とを含む。

任意選択で、前記第３の送信モジュール１８０２は、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記ＳＭＦエンティティに送信する。

任意選択で、前記第３の送信モジュール１８０２はさらに、第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、前記ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを受信し、前記第１の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定する。

任意選択で、前記第３の送信モジュール１８０２は、さらに、前記第１の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送するように前記ＳＧＷに要求する。

任意選択で、前記第３の送信モジュール１８０２はさらに、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラを前記ＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティが前記ＥＰＳベアラ識別子に基づき、ＰＤＵセッション識別子を決定するようにする。

図１３および図１６に示されるＳＭＦエンティティによって実行される上記の機能、および図１４および図１７に示されるＡＭＦエンティティによって実行される上記の機能、および図１５および図１８に示されるＭＭＥエンティティは、ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動するシナリオに適用可能である。

図１９に示されるように、本出願の実施形態は、ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動するときのデータの送信方法を提供し、当該方法は以下のステップを含む。

ステップ１９０１：第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信し、前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムにバッファリングされていることを示すために使用される。

ステップ１９０２：前記ＳＭＦエンティティは、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記ＳＭＦエンティティが、前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信することは、具体的に、前記ＳＭＦエンティティは、前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティを介して、前記ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

任意選択で、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化することは、具体的に、前記ＳＭＦエンティティは、前記ＡＭＦエンティティによって送信されたＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定し、前記ＰＤＵセッション識別子は、受信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子に基づき、前記ＡＭＦエンティティによって決定される。

図２０に示されるように、本出願の実施形態は、ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動するときの別のデータの送信方法を提供し、当該方法は以下のステップを含む。

ステップ２００１：前記第１の移動通信システムに配置されたＡＭＦエンティティは、前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する。

ステップ２００２：前記ＡＭＦエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記ＡＭＦエンティティが、前記第２の移動通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、さらに、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＵＥによって送信された第４の要求メッセージを受信し、ここで前記第４の要求メッセージは、前記ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動した後に、送信され、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＭＭＥエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを送信し、それにより、前記ＭＭＥエンティティは、前記第５の要求メッセージを受信した後、前記第１の移動通信システムに移動した後、ＵＥが到達可能状態にあると判断し、前記ＵＥが到達可能状態にあると判断した後前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信する。

任意選択で、当該方法では、さらに、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子を受信し、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＥＰＳベアラ識別子をＰＤＵセッションにマッピングする。

前記ＡＭＦエンティティは、前記ＰＤＵセッション識別子を前記ＳＭＦエンティティに送信し、前記ＳＭＦエンティティが前記ＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定するようにする。

図２１に示されるように、本出願の実施形態は、ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動するときの別のデータの送信方法を提供し、当該方法は以下のステップを含む。

ステップ２１０１：第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定する。

ステップ２１０２、前記ＭＭＥエンティティは、第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにする。

任意選択で、前記ＭＭＥエンティティが、第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信することは、具体的に、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記ＳＭＦエンティティに送信する。

任意選択で、前記ＭＭＥエンティティが第１の移動通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを受信し、
前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定する。

任意選択で、前記ＭＭＥエンティティが、前記第１の移動通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送するように前記ＳＧＷに要求する。

任意選択で、当該方法では、さらに、リングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラを前記ＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティが前記ＥＰＳベアラ識別子に基づき、ＰＤＵセッション識別子を決定するようにする。

本出願の一実施形態は、コンピュータプログラムが格納されるコンピュータ記憶可能媒体を提供し、当該プログラムは、プロセッサによって実行されると、ＵＥが第２の移動通信システムから第１の移動通信システムに移動した後、上記のデータの送信方法のステップを実施する。

コンピュータ記憶媒体は、磁気メモリ（例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、磁気光ディスク（ＭＯ）など）、光メモリ（例、ＣＤ、ＤＶＤ、ＢＤ、ＨＶＤなど）、半導体メモリ（例、ＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、不揮発性メモリ（ＮＡＮＤＦＬＡＳＨ（登録商標））、ソリッドステートディスク（ＳＳＤ））などを含むがこれらに限定されない、コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体またはデータ記憶装置であり得る。

本発明は、本開示の実施形態による方法、装置（システム）およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび／またはブロック図で説明された。フローチャートおよび／またはブロック図のそれぞれのフローおよび／またはブロック、ならびにフローチャートおよび／またはブロック図のフローおよび／またはブロックの結合は、コンピュータプログラムコマンドで実施できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラムコマンドは、汎用コンピュータ、特定用途コンピュータ、組み込みプロセッサ、または別のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサにロードして、コンピュータまたは他のプロセッサで実行されるコマンドが実行されるようにマシンを生成できる。プログラム可能なデータ処理装置は、フローチャートのフローおよび／またはブロック図のブロックで指定された機能を実行するための手段を作成する。

したがって、本開示の実施形態は、ハードウェアおよび／またはソフトウェア（したがって、アプリケーションは、ハードウェアおよび／またはソフトウェア（ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む）で実装することもできる）によって実装することができる。本開示の実施形態は、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータプログラム製品によって実装することができ、コンピュータプログラム製品は、コマンドによる使用のために媒体に実装されたコンピュータ使用可能またはコンピュータ可読プログラムコードを有する。本開示の文脈において、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、またはによって使用されるプログラムを含む、格納する、通信する、送信する、または転送することができる任意の媒体であり得る。こうして、コマンドでシステム、装置、または設備の使用を実行するか、コマンドも加えてでシステム、装置、または設備の使用を実行する。

無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。

20 ＭＭＥエンティティ
21 ＳＭＦエンティティ
22 ＡＭＦエンティティ
50 ＳＭＦエンティティ
51 ＡＭＦエンティティ
52 ＭＭＥエンティティ
700 プロセッサ
701 メモリ
702 送受信機
800 プロセッサ
801 メモリ
802 送受信機
901 第１の受信モジュール
902 第１の処理モジュール
1001 第１の決定モジュール
1002 第１の送信モジュール
1300 プロセッサ
1301 メモリ
1302 送受信機
1400 プロセッサ
1401 メモリ
1402 送受信機
1500 プロセッサ
1501 メモリ
1502 送受信機
1601 第２の受信モジュール
1602 第２の処理モジュール
1701 第３の受信モジュール
1702 第２の送信モジュール
1801 第２の決定モジュール
1802 第３の送信モジュール

Claims

第２の移動体通信システムに配置された移動性管理エンティティ（ＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＥｎｔｉｔｙ，ＭＭＥ）は、第１の移動体通信システムに配置されたセッション管理機能（ＳｅｓｓｉｏｎＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＳＭＦ）エンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップと、
前記ＭＭＥエンティティは、ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含み、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動体通信システムにバッファリングされていることを示すことを特徴とする、データの送信方法。
前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップは、
前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動体通信システムにおけるアクセスおよび移動性管理機能（ＡｃｃｅｓｓａｎｄＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ，ＡＭＦ）エンティティを介して前記ＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップを含むことを特徴とする、請求項１に記載のデータの送信方法。
前記ＭＭＥエンティティが前記第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥによって送信された第１の要求メッセージを受信し、ここで前記第１の要求メッセージは、前記ＵＥが第１の移動体通信システムから第２の移動体通信システムに移動した後に送信され、
前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動体通信システムのＡＭＦエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを送信し、その結果、前記ＡＭＦエンティティは、前記第２の要求メッセージを受信した後、前記ＵＥが第２の移動体通信システムに移動した後に到達可能状態にあると判断し、前記ＳＭＦエンティティに通知し、それにより、ＳＭＦエンティティは、ＵＥが到達可能状態にあると決定した後、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、
前記第１の要求メッセージはトラッキングエリアの更新ＴＡＵ要求メッセージであることを特徴とする、請求項１に記載のデータの送信方法。
前記ＵＥのダウンリンクデータは、前記第１の移動体通信システムのユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされ、
または、前記ＵＥのダウンリンクデータは、前記第１の移動体通信システムのＳＭＦエンティティにバッファリングされることを特徴とする、請求項１に記載のデータの送信方法。
前記ＭＭＥエンティティが、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始するステップは、
前記ＭＭＥエンティティが、前記ＵＥのコンテキスト情報に基づき、ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を確立することを決定するステップを含むことを特徴とする、請求項１に記載のデータの送信方法。
前記第１の移動体通信システムは、５ＧＳシステムであり、前記第２の移動体通信システムはＥＰＳシステムであり、
前記ユーザプレーン接続は、ダウンリンクデータがサービングゲートウェイＳＧＷを介して基地局に送信され、前記基地局からデータ無線ベアラを介して前記ＵＥに送信される接続を指し、
前記制御プレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介してＭＭＥエンティティに送信され、次に前記ＭＭＥエンティティによってＮＡＳメッセージを介して前記ＵＥに送信される接続を指すことを特徴とする、請求項１から５のいずれか一項に記載のデータの送信方法。
第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動体通信システムにバッファリングされていることを決定するステップと、
前記ＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにするステップを含むことを特徴とする、データの送信方法。
前記ＳＭＦエンティティが、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信するステップは、
前記ＳＭＦエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動体通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記ＭＭＥエンティティに送信するステップを含むことを特徴とする、請求項７に記載のデータの送信方法。
前記ＳＭＦエンティティが前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動体通信システムでバッファリングされていると決定するステップは、
前記ＳＭＦエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティにバッファリングされていると決定するステップ、
または、前記ＳＭＦエンティティは、前記ＵＥのダウンリンクデータがユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされていることを決定するステップを含むことを特徴とする、請求項７に記載のデータの送信方法。
前記ＳＭＦエンティティが第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、
前記ＳＭＦエンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのセッション管理コンテキスト情報を要求するための第３の要求メッセージを受信し、前記第３の要求メッセージは、前記ＡＭＦエンティティが、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第２の要求メッセージを受信し、前記ＵＥが到達可能状態にあると決定した後に送信され、
前記ＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定し、
ＵＥのダウンリンクデータが前記ＳＭＦエンティティにバッファリングされたときに、前記ＳＭＦエンティティが、第２の移動体通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、
前記ＳＭＦエンティティは、バッファリングされた前記ＵＥのダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送することを特徴とする、請求項７に記載のデータの送信方法。
前記第１の移動体通信システムは、５ＧＳシステムであり、前記第２の移動体通信システムはＥＰＳシステムであり、
前記ユーザプレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介して基地局に送信され、次に前記基地局によってデータ無線ベアラを介してＵＥに送信される接続を指し、
前記制御プレーン接続は、ダウンリンクデータがＳＧＷを介してＭＭＥエンティティに送信され、次に前記ＭＭＥエンティティによってＮＡＳメッセージを介して前記ＵＥに送信される接続を指すことを特徴とする、請求項７から１０のいずれか一項に記載のデータの送信方法。
第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップと、
前記ＳＭＦエンティティは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含み、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動体通信システムにバッファリングされていることを示すことを特徴とする、データの送信方法。
前記ＳＭＦエンティティが、前記第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップは、
前記ＳＭＦエンティティは、前記第１の移動体通信システムのＡＭＦエンティティを介して、前記ＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップを含み、
前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化するステップは、
前記ＳＭＦエンティティは、前記ＡＭＦエンティティによって送信されたＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定し、前記ＰＤＵセッション識別子は、受信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子に基づき、前記ＡＭＦエンティティによって決定されるステップを含むことを特徴とする、請求項１２に記載のデータの送信方法。
前記第１の移動体通信システムは、５ＧＳシステムであり、前記第２の移動体通信システムはＥＰＳシステムであることを特徴とする、請求項１２から１３のいずれか一項に記載のデータの送信方法。
第１の移動体通信システムに配置されたＡＭＦエンティティは、第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するステップと、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含むことを特徴とする、データの送信方法。
前記ＡＭＦエンティティが、前記第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信する前に、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＵＥによって送信された第４の要求メッセージを受信し、ここで前記第４の要求メッセージは、前記ＵＥが第２の移動体通信システムから第１の移動体通信システムに移動した後に、送信され、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＭＭＥエンティティに前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを送信し、それにより、前記ＭＭＥエンティティは、前記第５の要求メッセージを受信した後、前記第１の移動体通信システムに移動した後、ＵＥが到達可能状態にあると判断し、前記ＵＥが到達可能状態にあると判断した後前記ダウンリンクデータバッファリング指示を送信することを特徴とする、請求項１５に記載のデータの送信方法。
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＭＭＥエンティティによって送信された前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラ識別子を受信し、
前記ＡＭＦエンティティは、前記ＥＰＳベアラ識別子をＰＤＵセッションにマッピングし、
前記ＡＭＦエンティティは、ＰＤＵセッション識別子を前記ＳＭＦエンティティに送信し、前記ＳＭＦエンティティが前記ＰＤＵセッション識別子に基づき、アクティブ化する必要があるＰＤＵセッション接続を決定するようにすることを特徴とする、請求項１５に記載のデータの送信方法。
前記第１の移動体通信システムは、５ＧＳシステムであり、前記第２の移動体通信システムはＥＰＳシステムであることを特徴とする、請求項１５から１７のいずれか一項に記載のデータの送信方法。
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティは、ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動体通信システムのＳＧＷにバッファリングされていることを決定するステップと、
前記ＭＭＥエンティティは、第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするステップとを含むことを特徴とする、データの送信方法。
前記ＭＭＥエンティティが、第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信するステップは、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動体通信システムのＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティを介して前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記ＳＭＦエンティティに送信するステップを含むことを特徴とする、請求項１９に記載のデータの送信方法。
前記ＭＭＥエンティティが第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信する前に、
前記ＭＭＥエンティティは、ＡＭＦエンティティによって送信された前記ＵＥのコンテキスト情報を要求するための第５の要求メッセージを受信し、
前記ＭＭＥエンティティは、前記第１の移動体通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定し、
前記ＭＭＥエンティティが、前記第１の移動体通信システムに移動した後、前記ＵＥが到達可能状態にあることを決定した後、
前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータをユーザプレーン機能エンティティに転送するように前記ＳＧＷに要求することを特徴とすることを特徴とする、請求項１９に記載のデータの送信方法。
前記ＭＭＥエンティティは、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＥＰＳベアラをＡＭＦエンティティに送信し、前記ＡＭＦエンティティがＥＰＳベアラ識別子に基づき、ＰＤＵセッション識別子を決定するようにすることを特徴とする、請求項１９に記載のデータの送信方法。
前記第１の移動体通信システムは、５ＧＳシステムであり、前記第２の移動体通信システムはＥＰＳシステムであることを特徴とする、請求項１９から２２のいずれか一項に記載のデータの送信方法。
第２の移動体通信システムに配置されるＭＭＥエンティティであって、前記ＭＭＥエンティティは、
第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第１の受信モジュールと、
ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第１の処理モジュールとを含み、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第１の移動体通信システムにバッファリングされていることを示すことを特徴とする、ＭＭＥエンティティ。
第１の移動体通信システムに配置されるＳＭＦエンティティであって、前記ＳＭＦエンティティは、
ＵＥのダウンリンクデータが第１の移動体通信システムにバッファリングされていることを決定するように構成された第１の決定モジュールと、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＭＭＥエンティティが、前記ダウンリンクデータバッファリング指示を受信した後、前記ＵＥのユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続の確立を開始し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティがバッファリングされたダウンリンクデータを前記ユーザプレーン接続および／または制御プレーン接続送信を介して前記ＵＥに送信するようにするように構成された第１の送信モジュールとを含むことを特徴とする、ＳＭＦエンティティ。
第１の移動体通信システムに配置されるＳＭＦエンティティであって、前記ＳＭＦエンティティは、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第２の受信モジュールと、
ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化して、ユーザプレーン機能エンティティに、バッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第２の処理モジュールとを含み、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示は、前記ＵＥのダウンリンクデータが前記第２の移動体通信システムにバッファリングされていることを示すことを特徴とする、ＳＭＦエンティティ。
第１の移動体通信システムに配置されるＡＭＦエンティティであって、前記ＡＭＦエンティティは、
第２の移動体通信システムに配置されたＭＭＥエンティティによって送信されたダウンリンクデータバッファリング指示を受信するように構成された第３の受信モジュールと、
前記ダウンリンクデータバッファリング指示を前記第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティに転送し、その結果、前記ＳＭＦエンティティは、ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第２の送信モジュールとを含むことを特徴とする、ＡＭＦエンティティ。
第２の移動体通信システムに配置されるＭＭＥエンティティであって、前記ＭＭＥエンティティは、
ＵＥのダウンリンクデータが第２の移動体通信システムのＳＧＷにバッファリングされることを決定するように構成された第２の決定モジュールと、
第１の移動体通信システムに配置されたＳＭＦエンティティにダウンリンクデータバッファリング指示を送信し、その結果、前記ＳＭＦエンティティが、前記ＵＥのバッファリングされたダウンリンクデータに対応するＰＤＵセッション接続をアクティブ化し、それにより、ユーザプレーン機能エンティティにバッファリングされたダウンリンクデータを前記ＰＤＵセッション接続を介して前記ＵＥに送信させるようにするように構成された第３の送信モジュールとを含むことを特徴とする、ＭＭＥエンティティ。