JP7072775B2 - ディーゼルエンジン用の燃料改質装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンの燃費を向上させると共に排気ガスの浄化にも資するディーゼルエンジン用の燃料改質装置に関する。
この種の装置には、従来では、下記の特許文献1(日本国・特開2010-275937号公報)に記載されたものがある。その技術は、次のように構成されている。
ウラン鉱石の表面にラジウム鉱石の粉状物が融着した複合放射線物質の表面から採取した粉状物を成分として含有する燃料活性体が付着したテープを燃料ホースに巻き付けて装着する。
この従来技術によれば、燃料タンクからエンジンに輸送される燃料は、燃料活性体によって分子集団が微細化された状態でエンジンに到達し、効率的に燃焼する、とされている。
特開2010-275937号公報
しかしながら、上記の従来技術には、次のような問題がある。
すなわち、燃料活性体の材料として取り扱いに注意を要する放射性物質を用いているので、燃料改質装置を簡単且つ経済的に製造するのが困難である。
また、ディーゼル車(ディーゼルエンジン)に対しては燃費を約10%ほど改善できることは示されているが、排気ガス中のCO(一酸化炭素)などの有害物質の削減に寄与できるか否かについては定かではない。
それゆえに、本発明の目的は、簡単に入手できる市販の材料で簡単且つ経済的に製造することができると共に、簡単な構造でディーゼルエンジンの燃費の向上と排気ガス中の有害なCO(一酸化炭素)の排出量低減とを実現することができるディーゼルエンジン用の燃料改質装置を提供することにある。
上記の課題を達成するため、本発明は、例えば、図1及び図2に示すように、ディーゼルエンジンAの燃料タンク18とインジェクションポンプ20とを繋ぐ燃料供給配管系22に取り付けられるディーゼルエンジン用の燃料改質装置10を次のように構成した。
すなわち、燃料導入口12a及び燃料導出口12bが穿設された密閉筒状の容器本体12と、上記の燃料導入口12aに接続され、上記の容器本体12内にディーゼル燃料Fを噴射する燃料噴射ノズル14とを具備する。その燃料噴射ノズル14は、噴射孔16から噴射されるディーゼル燃料Fのレイノルズ数[Re]が、臨界レイノルズ数よりも大きくなるように設定される。
ここで、「臨界レイノルズ数」とは、噴射孔16から噴射されるディーゼル燃料Fが層流から乱流に遷移するときのレイノルズ数[Re]であり、そのレイノルズ数[Re]は、下式のように、代表速度(ディーゼル燃料Fの流速)に代表長さを乗じた数値を、粘性係数を密度で除した数値、すなわち動粘性係数で除して算出される。
Re=ρUL/μ(但し、ρはディーゼル燃料Fの密度,Uは代表速度,Lは代表長さ,μはディーゼル燃料Fの粘性係数)
本発明は、次の作用を奏する。
燃料噴射ノズル14の噴射孔16から容器本体12内に噴射されるディーゼル燃料Fのレイノルズ数Reが、臨界レイノルズ数よりも大きくなるように設定されるので、容器本体12内に噴射されたディーゼル燃料Fでは乱流が生じ、その分子集団が微細化される。このため、ディーゼル燃料FがディーゼルエンジンAのインジェクションノズル24から噴射される際に、微細化されたそのディーゼル燃料Fと空気との接触機会が増加し、エンジン内でディーゼル燃料Fが十分に燃焼できるようになる。その結果、燃費の向上と排気ガス中のCO量の削減とに資することができるようになると推察される。
本発明においては、前記の燃料導入口12aを、密閉円筒状に形成された容器本体12の軸方向一端面12cに穿設すると共に、前記の燃料噴射ノズル14を、金属製で且つ長尺のパイプ14aであって、その基端部が上記の燃料導入口12aに取り付けられ、先端が密封されると共に上記の容器本体12の軸方向他端面12d近傍に配設されるパイプ14aと、そのパイプ14aの先端側外周に千鳥状にて複数形成されたスリット状の噴射孔16とで構成するのが好ましい。
この場合、金属製のパイプ14aの先端側外周に、パイプ14aの内部まで貫通する複数のスリットを千鳥状に設けるだけで、複数の噴射孔16が設けられた燃料噴射ノズル14を簡単に作製することができる。また、噴射孔16となるスリットの大きさや数或いはその設置場所などを適宜変更することで燃料噴射ノズル14の噴射性能を簡単に調節することもできる。
本発明によれば、簡単に入手できる市販の材料で簡単且つ経済的に製造することができると共に、簡単な構造でディーゼルエンジンの燃費の向上と排気ガス中のCO(一酸化炭素)の排出量低減とを実現することができるディーゼルエンジン用の燃料改質装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の燃料改質装置が組み込まれたディーゼルエンジンの要部を示す説明図である。 本発明の一実施形態の燃料改質装置を示す一部拡大部分断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明のディーゼルエンジン用の燃料改質装置10が組み込まれたディーゼルエンジンAの要部を示す説明図であり、図2は、本発明の一実施形態の燃料改質装置10を示す一部拡大部分断面図(正面)である。
本発明のディーゼルエンジン用の燃料改質装置10は、ディーゼルエンジンAの燃料タンク18とインジェクションポンプ20とを繋ぐ燃料供給配管系22に取り付けられる。
ここで、先ず始めに、ディーゼルエンジンAの燃料タンク18からエンジン気筒(図示せず)内にディーゼル燃料Fを噴射するインジェクションノズル24までの燃料経路について、図1を参照しつつ説明する。
上述の燃料タンク18とインジェクションポンプ20とを繋ぐ燃料供給配管系22は、第1供給配管26及び第2供給配管28とで構成される。このうち、第1供給配管26の上流端は燃料タンク18に接続され、その下流端は燃料改質装置10の燃料導入口12a、より詳しくは、燃料導入口12aに取り付けられた、燃料噴射ノズル14を構成するパイプ14aの基端部に接続される。また、第2供給配管28の上流端は燃料改質装置10の燃料導出口12bに接続され、その下流端はインジェクションポンプ20の燃料入口20aに接続される。
第2供給配管28には、その上流側から下流側に向けてフューエル・セジメンタ30,プレフィードポンプ32及びフューエル・フィルタ34が装着されている。
インジェクションポンプ20は、プレフィールドポンプ32によって燃料タンク18から吸い上げられ、燃料改質装置10,フューエル・セジメンタ30及びフューエル・フィルタ34を通過して各種処理が成されたディーゼル燃料Fを燃料入口20aから取り込んで、所定の噴射圧力まで圧縮すると共に、圧縮したディーゼル燃料Fを所定のタイミングでインジェクションノズル24へと供給するポンプである。このインジェクションポンプ20における第1の燃料出口20bにはデリベリバルブ36が設けられ、このデリベリバルブ36とインジェクションノズル24とが高圧燃料分配管38で接続される。また、インジェクションポンプ20の第2の燃料出口20cにはオーバーフローバルブ40が取り付けられ、このオーバーフローバルブ40と燃料タンク18とを繋ぐオーバーフローパイプ42を介して、このインジェクションポンプ20室内の通過燃料が燃料タンク18へと戻されるようになっている。
なお、図示実施形態では、インジェクションポンプ20として、スピル弁にソレノイドアクチュエータ44が組み込まれたVE型インジェクションポンプを用いた場合を示しているが、このインジェクションポンプ20は、上記の物に限定されるものではなく、例えば、電子制御インジェクションポンプやインライン(列型)インジェクションポンプなどを用いるようにしてもよい。また、コモンレール式ディーゼルエンジンの燃料供給ラインにおいては、所謂サプライポンプがこのインジェクションポンプ20に相当するものとする。
燃料改質装置10は、インジェクションポンプ20へと送るディーゼル燃料Fの分子集団を微細化させるための装置であり、容器本体12及び燃料噴射ノズル14で大略構成される。
容器本体12は、鉄(SS)やステンレス(SUS)と言った金属或いは硬質塩ビ樹脂(PVC)やフェノール樹脂(PF)と言った合成樹脂などの機械的強度や耐燃料油性に優れた材料で形成される密閉筒状の容器体である。
容器本体12の形状や大きさは、燃料改質装置10が取り付けられるディーゼルエンジンの大きさや出力等によって適宜設定されるが、図2に示す実施形態では、この容器本体12として、SS400からなるSGP80Aパイプ(JIS G 3452)を245mmの長さに切断し、その軸方向一方の開口に板厚4.5mmのSS400からなる蓋板材を溶接して密閉すると共に、軸方向他方の開口に80A-5Kの溶接フランジ46を溶接し、この溶接フランジ46に対してパッキン48及び閉止フランジ50をこの順に配置してこれらをボルト止めにて密閉したものが用いられている。
また、容器本体12の天面となる軸方向一方端面12cの中心には、6Aパイプ貫通穴からなる燃料導入口12aが穿設されており、更に、この容器本体12の軸方向一方端面12には、燃料導入口12aの中心から25mm離間した点を中心とする6Aパイプ貫通穴からなる燃料導出口12bが穿設される。
燃料噴射ノズル14は、燃料導入口12aに接続され、その噴射孔16から容器本体12の内部空間にディーゼル燃料Fを噴射するためのノズルである。この燃料噴射ノズル14は、噴射孔16から噴射されるディーゼル燃料Fのレイノルズ数[Re]が、臨界レイノルズ数よりも大きくなるように設定される。具体的には、後述する図2に示す実施形態では、噴射孔16から噴射されるディーゼル燃料Fのレイノルズ数[Re]が2,300より大きくなるように設計されている。
燃料噴射ノズル14の形状や大きさは、容器本体12と同様に、燃料改質装置10が取り付けられるディーゼルエンジンの大きさや出力等によって適宜設定されるが、図2に示す実施形態では、この燃料噴射ノズル14として、SS400からなるSGP6Aパイプ(JIS G 3452)を284.5mmの長さに切断してパイプ14aを得、そのパイプ14aの先端開口を板厚2mmのSS400からなる蓋板材で溶接・密閉すると共に、パイプ14aの先端側外周に対して先端から基端側へ20mmの位置を起点に、その切欠口16aが縦2mm×横2mmとなる左右一対のスリットを基端側へ10mmずつ間隔を置いて千鳥状に8カ所設け、これらを噴射孔16としたものが用いられている。そして、この燃料噴射ノズル14は、パイプ14aの先端が容器本体12の軸方向他端面12dに当接するよう燃料導入口12aに差し込まれ、パイプ14aの基端部が容器本体12の天面から30mm突出した状態でこの天面に溶接される。
また、燃料導出口12bにも、SS400からなるSGP6Aパイプ(JIS G 3452)を34.5mmの長さに切断した短管52が差し込まれ、この短管52が容器本体12の天面から30mm突出した状態でこの天面に溶接される。つまり、燃料導入口12aから突出したパイプ14aの基端部が第1供給配管26と燃料導入口12aとを繋ぐ接続部となり、燃料導出口12bから突出した短管52が第2供給配管28と燃料導出口12bとを繋ぐ接続部となっている。
また、図示しないが、燃料導入口12aから突出したパイプ14aの基端部には、必要に応じて、ボールバルブなどからなる流量調節バルブが取り付けられ、燃料導出口12bから突出した短管52には、必要に応じて、ボールバルブなどからなる流量調節バルブ及び圧力ゲージが取り付けられる。
なお、図2に示す実施形態では、プレフィールドポンプ32の吸引力によって燃料タンク18から吸引されたディーゼル燃料Fがそのまま燃料噴射ノズル14の噴射孔16から噴射されるようになっているが、必要に応じて、容器本体12内に貯められたディーゼル燃料Fをトロコイドポンプなどの油圧ポンプで吸引して所定の圧力まで加圧した後、燃料噴射ノズル14の噴射孔16から噴射させるようにしてもよい。
次に、本発明の実施例について説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
いすゞ自動車(株)製の大型トラック(GIGA;GVW25t)に、図2で示した燃料改質装置10を装着して、群馬県高崎市内を10000km市街地走行させた。そして、燃料改質装置10装着前後での燃費を比較した。その結果、燃料改質装置10装着前の燃費は3.17km/リットルであったのに対し、燃料改質装置10装着後の燃費は3.37km/リットルであった。つまり、燃料改質装置10の装着により、約6.3%の燃料消費量低減効果が認められた。
[実施例2]
京都~神奈川間を主として高速走行にて往復運行する、三菱ふそう(株)製の大型トラック(スーパーグレート;GVW25t)に、図2で示した燃料改質装置10を装着して10000km走行させた。そして、燃料改質装置10装着前後での燃費を比較した。その結果、燃料改質装置10装着前の燃費は3.37km/リットルであったのに対し、燃料改質装置10装着後の燃費は3.70km/リットルであった。つまり、燃料改質装置10の装着により、約9.8%の燃料消費量低減効果が認められた。
[実施例3]
連続最大出力285psのいすゞ自動車(株)製エンジンが搭載された船長11.71mで船巾2.82mの漁船,連続最大出力200psの三菱重工(株)製エンジンが搭載された船長9.47mで船巾2.54mの漁船,及び,連続最大出力190psのヤンマー (株)製エンジンが搭載された船長8.20mで船巾2.48mの漁船のそれぞれに、図2で示した燃料改質装置10を装着して試験運転操業を行なってもらった。その結果、各漁船共にエンジン回転数が約50rpmアップすると共に、船速が約1ノット向上することが確認された。
[実施例4]
本発明の燃料改質装置10によるディーゼルエンジンの燃費向上効果及び排気ガス中のCO(一酸化炭素)削減効果を検証するため、デンヨー(株)製の可搬式ディーゼル発電機(型式;DCA-15SPKII)のディーゼルエンジン部分に図2で示した燃料改質装置10を着脱して運転(発電)を行った。その際、ディーゼル燃料Fとして、軽油のみ,廃食油10vol%と軽油90vol%の混合油,廃食油50vol%と軽油50vol%の混合油および廃食油70vol%と軽油30vol%の混合油を用いた。かかる検証の結果について、燃料改質装置10の有無による燃料消費量の変化を表1に示し、また、燃料改質装置10の有無による排気ガス中のCO量(割合)の変化を表2に示す。
Figure 0007072775000001
Figure 0007072775000002
表1が示すように、全ての運転条件において、軽油専燃から廃食油の混合割合が増加するに従って燃料消費量が増え、燃費が悪化する傾向がうかがえる。これは、軽油よりも廃食油の熱量が15%程度低く、確定負荷を得るためには燃料の量を増やさなければならないことに起因していると考えられる。ここで、燃料改質装置10の効果に着目すると、燃料改質装置10を装着した場合、これを装着しない場合に比べて燃料消費量が8~25%減少し、燃費の向上することがうかがえる。
また、表2が示すように、主に燃料改質装置10を装着しない場合において、軽油専燃から廃食油の混合割合が増加するに従って排気ガス中のCO量が増加する傾向がうかがえる。これは、上記と同様、軽油よりも廃食油の熱量が15%程度低く、確定負荷を得るためには燃料の量を増やさなければならないことに起因していると考えられる。ここで、燃料改質装置10の効果に着目すると、燃料改質装置10を装着した場合、これを装着しない場合に比べて排気ガス中のCO量が20~30%減少し、排気ガスが清浄化されていることがうかがえる。
10:(ディーゼルエンジン用の)燃料改質装置,12:容器本体,12a:燃料導入口,12b:燃料導出口,12c:(容器本体の)軸方向一方端面,12d:(容器本体の)軸方向他方端面,14:燃料噴射ノズル,14a:パイプ,16:噴射孔,18:燃料タンク,20:インジェクションポンプ,22:燃料供給配管系,A:ディーゼルエンジン,F:ディーゼル燃料.

Claims (1)

  1. ディーゼルエンジン(A)の燃料タンク(18)とインジェクションポンプ(20)とを繋ぐ燃料供給配管系(22)に取り付けられるディーゼルエンジン用の燃料改質装置であって、
    燃料導入口(12a)及び燃料導出口(12b)が穿設された密閉筒状の容器本体(12)と、
    上記の燃料導入口(12a)に接続され、上記の容器本体(12)内にディーゼル燃料(F)を噴射する燃料噴射ノズル(14)とを具備し、
    上記の燃料導入口(12a)が、密閉円筒状に形成された容器本体(12)の軸方向一端面(12c)に穿設されると共に、
    上記の燃料噴射ノズル(14)が、金属製で且つ長尺のパイプ(14a)であって、その基端部が上記の燃料導入口(12a)に取り付けられ、先端が密封されると共に上記の容器本体(12)の軸方向他端面(12d)近傍に配設されるパイプ(14a)と、そのパイプ(14a)の先端側外周に千鳥状にて複数形成されたスリット状の噴射孔(16)とで構成され、その噴射孔(16)から噴射されるディーゼル燃料(F)のレイノルズ数[Re]が、臨界レイノルズ数よりも大きくなるように設定される、ことを特徴とするディーゼルエンジン用の燃料改質装置
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