JP7069997B2 - 健康情報管理サーバー及び健康情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、健康情報管理サーバー及び健康情報管理システムに関する。
近年、ICT(Information and Communication Technology)の普及に伴い、各自治体単位で、健康の維持・促進を支援する健康管理の仕組みが導入されつつある。各自治体においては、住民の健康や病気に関するデータを収集し解析することで、その地域の疾病等の傾向を分析し、必要に応じて保健指導を行ったり、健康イベントを開催したりしている。このように、病気になる人が少ない社会作りを目指すことが、医療費の削減にもつながる。
健康維持に役立つ情報を出力する健康管理システムとして、例えば、個人の日々の健康に関するデータや、既往症データ、遺伝性疾患データ等から食事指導等、個人に必要な生活改善のためのアドバイスを通知する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、病気診療や健康予防の面から把握された健康状態に応じて、食事療法、スポーツレクリエーション等、最適な健康デザインのアドバイスを行うシステムが提案されている(特許文献2参照)。
特開2002-149830号公報 特開2007-072732号公報
しかしながら、従来、各住民から健康に関する健康情報を収集し、解析対象地域全体における疾病傾向を分析することは行われてきたが、解析対象地域より狭い領域における地域性が考慮されることはなかった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、健康に関する健康情報について、解析対象地域全体より狭い領域ごとの解析結果を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、管理対象者により使用される管理対象者端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された健康情報管理サーバーであって、当該健康情報管理サーバーにおけるデータを管理するための管理端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、前記管理対象者端末から管理対象者の健康に関する健康情報を取得する健康情報取得手段と、前記健康情報を当該健康情報に係る管理対象者と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記管理対象者のそれぞれについて、当該管理対象者に対応する健康情報を解析して、当該管理対象者の個人健康リスクを算出する個人健康リスク算出手段と、前記管理対象者のそれぞれについて算出された個人健康リスク及び前記管理対象者のそれぞれの居住位置に基づいて、予め設定された複数のエリアごとにエリア健康リスクを算出するエリア健康リスク算出手段と、前記エリアごとに算出されたエリア健康リスクの程度を、前記複数のエリアを含む地図上の該当するエリアに重ね合わせて、前記管理端末に表示させることで、前記管理端末から閲覧可能に公開する公開手段と、を備え、前記個人健康リスク算出手段は、各管理対象者の個人健康リスクを複数の種類ごとに算出し、前記エリア健康リスク算出手段は、各エリアのエリア健康リスクを前記複数の種類ごとに算出し、前記公開手段は、前記地図上の各エリアを、前記エリア健康リスクの種類に応じた領域に分割し、分割された各領域に前記複数の種類ごとのエリア健康リスクの程度を割り当てて表示させる
請求項に記載の発明は、請求項に記載の健康情報管理サーバーにおいて、前記複数の種類のエリア健康リスクのそれぞれに対して、予め健康イベントのジャンルが対応付けられており、前記複数のエリアのうち選択されたエリアの前記複数の種類ごとのエリア健康リスクが所定の程度以上であるか否かを判断し、当該所定の程度以上の種類のエリア健康リスクに対応付けられた健康イベントのジャンルを抽出する抽出手段を備える。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の健康情報管理サーバーにおいて、前記健康情報は、活動記録、バイタルデータ、食事記録又は服薬情報を含む。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の健康情報管理サーバーにおいて、医療機関において使用される医療機関端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、前記医療機関端末から管理対象者の医療情報を取得する医療情報取得手段を備え、前記記憶制御手段は、前記医療情報を当該医療情報に係る管理対象者と対応付けて前記記憶手段に記憶させ、前記個人健康リスク算出手段は、前記管理対象者のそれぞれについて、当該管理対象者に対応する健康情報及び医療情報を解析して、当該管理対象者の個人健康リスクを算出する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の健康情報管理サーバーにおいて、前記医療情報は、診療情報、傷病情報、処方情報又は検査結果を含む。
請求項に記載の発明は、管理対象者により使用される管理対象者端末と健康情報管理サーバーとが通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された健康情報管理システムであって、前記健康情報管理サーバーは、前記健康情報管理サーバーにおけるデータを管理するための管理端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、前記管理対象者端末から管理対象者の健康に関する健康情報を取得する健康情報取得手段と、前記健康情報を当該健康情報に係る管理対象者と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記管理対象者のそれぞれについて、当該管理対象者に対応する健康情報を解析して、当該管理対象者の個人健康リスクを算出する個人健康リスク算出手段と、前記管理対象者のそれぞれについて算出された個人健康リスク及び前記管理対象者のそれぞれの居住位置に基づいて、予め設定された複数のエリアごとにエリア健康リスクを算出するエリア健康リスク算出手段と、前記エリアごとに算出されたエリア健康リスクの程度を、前記複数のエリアを含む地図上の該当するエリアに重ね合わせて、前記管理端末に表示させることで、前記管理端末から閲覧可能に公開する公開手段と、を備え、前記個人健康リスク算出手段は、各管理対象者の個人健康リスクを複数の種類ごとに算出し、前記エリア健康リスク算出手段は、各エリアのエリア健康リスクを前記複数の種類ごとに算出し、前記公開手段は、前記地図上の各エリアを、前記エリア健康リスクの種類に応じた領域に分割し、分割された各領域に前記複数の種類ごとのエリア健康リスクの程度を割り当てて表示させる
本発明によれば、健康に関する健康情報について、解析対象地域全体より狭い領域ごとの解析結果を提供することができる。
本発明の実施の形態における健康情報管理システムのシステム構成図である。 自治体サーバーの機能的構成を示すブロック図である。 (a)は、利用者DBのデータ構成例である。(b)は、各利用者の利用者情報に含まれる項目の例である。 (a)は、施設位置DBのデータ構成例である。(b)は、各施設の施設情報に含まれる項目の例である。 自治体領域情報DBのデータ構成例である。 (a)は、分割エリア情報DBのデータ構成例である。(b)は、各エリアのエリア情報に含まれる項目の例である。 閾値DBのデータ構成例である。 (a)は、イベントDBのデータ構成例である。(b)は、各イベントのイベント情報に含まれる項目の例である。 自治体サーバーのファイル格納部におけるフォルダー構成を示す図である。 健康情報・医療情報ファイルのデータ構成例である。 住民端末、医療機関端末、自治体端末の機能的構成を示すブロック図である。 自治体サーバーにより実行される健康情報登録処理を示すフローチャートである。 住民端末に表示されるホーム画面の例である。 住民端末に表示される健康情報入力画面の例である。 自治体サーバーにより実行される医療情報登録処理を示すフローチャートである。 医療機関端末に表示される医療機関共通のホーム画面の例である。 医療機関端末に表示されるファイル選択画面の例である。 自治体サーバーにより実行されるエリア情報設定処理を示すフローチャートである。 自治体サーバーにより実行されるエリア情報設定処理を示すフローチャートである。 自治体端末に表示されるエリア設定画面の例である。 自治体サーバーにより実行される健康リスク算出処理を示すフローチャートである。 住民端末に表示される生活習慣病チェック入力画面の例である。 健康情報・医療情報の各項目に対して定められたポイントの例を示す図である。 健康リスク累計処理を示すフローチャートである。 健康リスク累計処理を示すフローチャートである。 自治体サーバーにより実行される健康イベント設定処理を示すフローチャートである。 (a)は、自治体端末に表示される地図形式のイベント設定画面の例である。(b)は、一つのエリアの拡大模式図である。 自治体端末に表示されるリスト形式のイベント設定画面の例である。 イベント抽出処理を示すフローチャートである。 自治体端末に表示されるイベント詳細設定画面の例である。
以下、図面を参照して、本発明に係る健康情報管理システムの一実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
〔健康情報管理システムの構成〕
図1に、本実施の形態における健康情報管理システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、健康情報管理システム100は、健康情報管理サーバーとしての自治体サーバー10と、各住民が使用する管理対象者端末としての住民端末20と、各医療機関に所属する医療従事者が使用する医療機関端末30と、自治体に所属する職員が使用する管理端末としての自治体端末40と、地図情報提供装置50と、を備えて構成されている。自治体サーバー10、住民端末20、医療機関端末30、自治体端末40、地図情報提供装置50は、通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。なお、住民端末20、医療機関端末30、自治体端末40の台数は、特に限定されない。
自治体サーバー10は、住民端末20から登録される健康情報、医療機関端末30から登録される医療情報を蓄積し管理する。自治体サーバー10は、クラウド環境に設けられたクラウドサーバーであってもよい。
住民端末20は、管理対象者としての各住民により使用されるPC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン等のコンピューター装置である。住民端末20は、各住民が住民自身の健康に関する健康情報を自治体サーバー10に登録する際等に用いられる。
医療機関端末30は、各医療機関において、各医療機関に所属する医療従事者により使用されるPC等のコンピューター装置である。医療機関端末30は、医療従事者が各住民の医療情報を自治体サーバー10に登録する際等に用いられる。
自治体端末40は、自治体に所属する職員により使用されるPC等のコンピューター装置である。自治体端末40は、自治体サーバー10におけるデータを管理するための端末であり、自治体職員が自治体サーバー10で管理されている健康情報や医療情報、エリアごとのエリア健康リスクを閲覧する際等に用いられる。
地図情報提供装置50は、指定された住所に対応する経度・緯度、指定された市町村に対応する地図情報を提供するサービスを行う。
〔自治体サーバーの構成〕
図2に、自治体サーバー10の機能的構成を示す。
図2に示すように、自治体サーバー10は、制御部11、通信部12、RAM13、計時部14、記憶部15等を備えて構成されており、各部はバス16により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、自治体サーバー10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、記憶部15に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM13に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
通信部12は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM13は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部15から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
計時部14は、計時回路(RTC:Real Time Clock)を有し、この計時回路により現在日時を計時して制御部11に出力する。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部15には、外部機器に搭載されたWebブラウザーとHTTPプロトコルによる通信を行ってWebブラウザーに各種Web画面を提供するWebサーバーとしての機能を実現させるためのWebサーバープログラムや、Webサーバー上で動作し、Webブラウザーを介して外部機器の操作者に健康情報管理サービスを提供するためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。
記憶部15には、利用者DB(DataBase)151、施設位置DB152、自治体領域情報DB153、分割エリア情報DB154、閾値DB155、イベントDB156が記憶されている。また、記憶部15は、ファイル格納部157を有する。ファイル格納部157には、健康情報・医療情報ファイルが格納される。
図3(a)に、利用者DB151のデータ構成例を示す。
利用者DB151には、利用者IDの最終値、各利用者の利用者情報が格納される。
利用者IDは、各利用者に対してシステムが自動で付番するユニークなIDである。
利用者IDの最終値は、利用者IDとして付番された値の最終値である。次回の利用者登録時には、この最終値に1を加算した値が利用者IDとして発行される。
利用者情報は、各利用者(住民、医療機関、自治体)に関する情報である。自治体用の利用者情報は、健康情報管理システム100の構築時に登録される。住民用の利用者情報、医療機関用の利用者情報は、自治体サーバー10が提供するWeb画面又は申請書により登録される。
図3(b)に、各利用者の利用者情報に含まれる項目の例を示す。また、図3(b)では、利用者が住民、医療機関、自治体である場合に、登録される項目をチェックマークで示している。なお、医療機関、自治体に対しては、操作者個人にではなく、医療機関、自治体という団体に対して利用が認められる。
利用者情報には、利用者ID、登録日時、利用者種別(0:自治体、1:医療機関、2:住民)、メールアドレス、パスワード、医療機関ID、施設名称、利用者名(医療機関においては施設長名)、性別(0:男性、1:女性)、生年月日、住所(医療機関においては施設の住所、自治体においては自治体施設の住所)、経度、緯度、電話番号、同居区分(0:有、1:無)、結婚区分(0:既婚、1:離別・死別、2:未婚)、個人生活健康リスク、個人食事健康リスク、個人運動健康リスク、個人記録健康リスク等が含まれる。
登録日時は、利用者情報が登録された日時である。
利用者種別は、利用者の種別を示す情報である。
メールアドレスは、利用者への通知先となる電子メールのアドレスであり、ログインIDとしても使用される。
パスワードは、利用者が健康情報管理システム100を利用する際の利用者認証に用いられる。
医療機関IDは、医療機関の識別情報である。
施設名称は、医療機関(施設)の名称である。
経度は、利用者の住所に対応する経度である。
緯度は、利用者の住所に対応する緯度である。
同居区分は、同居人の有無を示す情報である。
結婚区分は、結婚状態を示す情報である。
個人生活健康リスクは、生活習慣病チェック結果(生活関連)から得られた注意項目数である。
個人食事健康リスクは、生活習慣病チェック結果(食事関連)から得られた注意項目数である。
個人運動健康リスクは、生活習慣病チェック結果(運動関連)から得られた注意項目数である。
個人記録健康リスクは、健康情報・医療情報ファイルの解析から得られたポイント数である。
図4(a)に、施設位置DB152のデータ構成例を示す。
施設位置DB152には、施設登録数、各施設の施設情報が格納される。
施設登録数は、施設位置DB152に登録されている施設の数である。施設位置DB152に新たに施設が登録されると、施設登録数が1増える。
施設情報は、健康イベントが開催され得る施設に関する情報である。
図4(b)に、各施設の施設情報に含まれる項目の例を示す。
施設情報には、施設名称、施設種別(0:保健所、1:市民センター、2:運動施設、3:提携医療機関)、住所、経度、緯度、電話番号等が含まれる。
施設名称は、施設の名称である。
施設種別は、施設の種別を示す情報である。
住所は、施設の住所である。
経度は、施設の住所に対応する経度である。
緯度は、施設の住所に対応する緯度である。
電話番号は、施設の電話番号である。
図5に、自治体領域情報DB153のデータ構成例を示す。
自治体領域情報DB153には、起点経度、起点緯度、終点経度、終点緯度、X方向ステップ距離、Y方向ステップ距離が格納される。
起点経度は、自治体領域(自治体に対応する市町村等の領域)を含む最小の矩形領域(矩形の各辺は東西方向・南北方向と略平行とする。)の起点(最小経度・最小緯度)の経度である。
起点緯度は、自治体領域を含む最小の矩形領域の起点の緯度である。
終点経度は、自治体領域を含む最小の矩形領域の終点(最大経度・最大緯度)の経度である。
終点緯度は、自治体領域を含む最小の矩形領域の終点の緯度である。
以下、「自治体領域を含む最小の矩形領域」を「自治体領域」と表現する。
X方向ステップ距離は、自治体領域を複数のエリアに分割する際のX方向(東西方向)における1エリアの距離である。
Y方向ステップ距離は、自治体領域を複数のエリアに分割する際のY方向(南北方向)における1エリアの距離である。
図6(a)に、分割エリア情報DB154のデータ構成例を示す。
分割エリア情報DB154には、エリア数、各エリアのエリア情報が格納される。
エリア数は、自治体領域内のエリアの数である。
エリア情報は、自治体領域を複数のエリア(矩形領域)に分割した各エリアに関する情報である。
図6(b)に、各エリアのエリア情報に含まれる項目の例を示す。
エリア情報には、エリア起点経度、エリア起点緯度、エリア終点経度、エリア終点緯度、生活健康リスク累計小、生活健康リスク累計中、生活健康リスク累計大、食事健康リスク累計小、食事健康リスク累計中、食事健康リスク累計大、運動健康リスク累計小、運動健康リスク累計中、運動健康リスク累計大、記録健康リスク累計小、記録健康リスク累計中、記録健康リスク累計大、エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスクが含まれる。
エリア起点経度は、エリアの起点(最小経度・最小緯度)の経度である。
エリア起点緯度は、エリアの起点の緯度である。
エリア終点経度は、エリアの終点(最大経度・最大緯度)の経度である。
エリア終点緯度は、エリアの終点の緯度である。
生活健康リスク累計小は、エリアに居住する住民のうち、個人生活健康リスクが「小」の住民の累計人数である。
生活健康リスク累計中は、エリアに居住する住民のうち、個人生活健康リスクが「中」の住民の累計人数である。
生活健康リスク累計大は、エリアに居住する住民のうち、個人生活健康リスクが「大」の住民の累計人数である。
食事健康リスク累計小は、エリアに居住する住民のうち、個人食事健康リスクが「小」の住民の累計人数である。
食事健康リスク累計中は、エリアに居住する住民のうち、個人食事健康リスクが「中」の住民の累計人数である。
食事健康リスク累計大は、エリアに居住する住民のうち、個人食事健康リスクが「大」の住民の累計人数である。
運動健康リスク累計小は、エリアに居住する住民のうち、個人運動健康リスクが「小」の住民の累計人数である。
運動健康リスク累計中は、エリアに居住する住民のうち、個人運動健康リスクが「中」の住民の累計人数である。
運動健康リスク累計大は、エリアに居住する住民のうち、個人運動健康リスクが「大」の住民の累計人数である。
記録健康リスク累計小は、エリアに居住する住民のうち、個人記録健康リスクが「小」の住民の累計人数である。
記録健康リスク累計中は、エリアに居住する住民のうち、個人記録健康リスクが「中」の住民の累計人数である。
記録健康リスク累計大は、エリアに居住する住民のうち、個人記録健康リスクが「大」の住民の累計人数である。
エリア生活健康リスクは、エリアに対して求められた生活関連の健康リスクである。
エリア食事健康リスクは、エリアに対して求められた食事関連の健康リスクである。
エリア運動健康リスクは、エリアに対して求められた運動関連の健康リスクである。
エリア記録健康リスクは、エリアに対して求められた健康情報・医療情報ファイル関連の健康リスクである。
エリア総合健康リスクは、エリアに対して求められた総合的な健康リスクである。
図7に、閾値DB155のデータ構成例を示す。
閾値DB155には、健康リスク算出間隔、個人生活健康リスクの閾値A1,A2(A2>A1)、個人食事健康リスクの閾値B1,B2(B2>B1)、個人運動健康リスクの閾値C1,C2(C2>C1)、個人記録健康リスクの閾値D1,D2(D2>D1)、エリア生活健康リスクの係数E1,E2,E3、エリア生活健康リスクの閾値A11,A12(A12>A11)、エリア食事健康リスクの係数E11,E12,E13、エリア食事健康リスクの閾値B11,B12(B12>B11)、エリア運動健康リスクの係数E21,E22,E23、エリア運動健康リスクの閾値C11,C12(C12>C11)、エリア記録健康リスクの係数E31,E32,E33、エリア記録健康リスクの閾値D11,D12(D12>D11)、エリア総合健康リスクの閾値F1,F2(F2>F1)が格納されている。
健康リスク算出間隔は、健康リスク算出処理(図21参照)を実施する間隔となる時間である。
個人生活健康リスクの閾値A1は、個人生活健康リスク(生活関連の注意項目数)に対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
個人生活健康リスクの閾値A2は、個人生活健康リスク(生活関連の注意項目数)に対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
例えば、個人生活健康リスクが閾値A1未満の場合には「健康リスク小」、個人生活健康リスクが閾値A1以上かつ閾値A2未満の場合には「健康リスク中」、個人生活健康リスクが閾値A2以上の場合には「健康リスク大」と判定される。
個人食事健康リスクの閾値B1は、個人食事健康リスク(食事関連の注意項目数)に対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
個人食事健康リスクの閾値B2は、個人食事健康リスク(食事関連の注意項目数)に対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
個人運動健康リスクの閾値C1は、個人運動健康リスク(運動関連の注意項目数)に対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
個人運動健康リスクの閾値C2は、個人運動健康リスク(運動関連の注意項目数)に対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
個人記録健康リスクの閾値D1は、個人記録健康リスク(健康情報・医療情報ファイルの解析から得られたポイント数)に対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
個人記録健康リスクの閾値D2は、個人記録健康リスク(健康情報・医療情報ファイルの解析から得られたポイント数)に対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
エリア生活健康リスクの係数E1は、生活健康リスク累計小に対する正規化係数である。
エリア生活健康リスクの係数E2は、生活健康リスク累計中に対する正規化係数である。
エリア生活健康リスクの係数E3は、生活健康リスク累計大に対する正規化係数である。
エリア生活健康リスクの閾値A11は、エリア生活健康リスクに対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
エリア生活健康リスクの閾値A12は、エリア生活健康リスクに対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
エリア食事健康リスクの係数E11は、食事健康リスク累計小に対する正規化係数である。
エリア食事健康リスクの係数E12は、食事健康リスク累計中に対する正規化係数である。
エリア食事健康リスクの係数E13は、食事健康リスク累計大に対する正規化係数である。
エリア食事健康リスクの閾値B11は、エリア食事健康リスクに対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
エリア食事健康リスクの閾値B12は、エリア食事健康リスクに対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
エリア運動健康リスクの係数E21は、運動健康リスク累計小に対する正規化係数である。
エリア運動健康リスクの係数E22は、運動健康リスク累計中に対する正規化係数である。
エリア運動健康リスクの係数E23は、運動健康リスク累計大に対する正規化係数である。
エリア運動健康リスクの閾値C11は、エリア運動健康リスクに対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
エリア運動健康リスクの閾値C12は、エリア運動健康リスクに対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
エリア記録健康リスクの係数E31は、記録健康リスク累計小に対する正規化係数である。
エリア記録健康リスクの係数E32は、記録健康リスク累計中に対する正規化係数である。
エリア記録健康リスクの係数E33は、記録健康リスク累計大に対する正規化係数である。
エリア記録健康リスクの閾値D11は、エリア記録健康リスクに対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
エリア記録健康リスクの閾値D12は、エリア記録健康リスクに対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
エリア総合健康リスクの閾値F1は、エリア総合健康リスクに対して、「健康リスク小」と「健康リスク中」との境界となる閾値である。
エリア総合健康リスクの閾値F2は、エリア総合健康リスクに対して、「健康リスク中」と「健康リスク大」との境界となる閾値である。
図8(a)に、イベントDB156のデータ構成例を示す。
イベントDB156には、イベント数、各イベントのイベント情報が格納される。
イベント数は、イベントDB156に登録されているイベントの数である。イベントDB156に新たにイベントが登録されると、イベント数が1増える。
イベント情報は、健康イベントに関する情報である。健康イベントは、住民の健康状態の維持や改善を目的として企画されるイベントであり、例えば、生活指導、メンタル相談、食事指導、健康体操、ウォーキング、食生活改善指導等がある。健康イベントの形式としては、講師(医師、栄養士等)による講演会、各住民が個別に相談できる相談会、住民参加型のイベント等が挙げられる。
図8(b)に、各イベントのイベント情報に含まれる項目の例を示す。
イベント情報には、開催エリア、健康イベント名、開催日時、開催場所等が含まれる。
開催エリアは、イベントが開催されるエリアを示す情報である。
健康イベント名は、イベントの名称である。
開催日時は、イベントが開催される日時である。
開催場所は、イベントが開催される場所(施設名称)である。
図9に、ファイル格納部157におけるフォルダー構成を示す。
健康情報・医療情報フォルダーの下位階層には、利用者ごとの利用者IDと一致する名称のフォルダー(利用者IDフォルダー)が作成される。
利用者IDフォルダーには、記録項目設定ファイルが格納されるとともに、利用者IDフォルダーの下位階層には、記録日時ごとの記録日時フォルダーが作成される。
記録項目設定ファイルには、各住民自身が設定した登録すべき項目を示す情報が含まれる。具体的には、記録項目設定ファイルにおいて、図10に示す健康情報の各項目に対して、表示/非表示が設定されている。各住民が健康情報を登録する際の入力画面には、記録項目設定ファイルに従って、各住民が設定した項目のみが表示される。
記録日時フォルダーには、当該記録日時フォルダーに対応する記録日時に登録された、当該記録日時フォルダーの上位階層の利用者IDフォルダーに対応する利用者(住民)の健康情報・医療情報ファイルが格納される。
図10に、健康情報・医療情報ファイルのデータ構成例を示す。
健康情報・医療情報ファイルには、利用者ID、記録日時、健康情報、医療情報が含まれる。
利用者IDは、住民(管理対象者)の利用者IDである。
記録日時は、健康情報・医療情報ファイルが記録された日時である。
健康情報には、活動記録(歩数、距離、時間等)、バイタルデータ(体重、身長、体脂肪率、脂肪量、筋肉量、体水分量、推定骨量、最高血圧、最低血圧、脈拍数、血糖値等)、食事記録(食事情報等)、服薬情報(薬品情報等)等が含まれる。
医療情報には、診療情報、傷病情報、処方情報、検体検査結果、検診データ等が含まれる。
制御部11は、住民端末20、医療機関端末30、自治体端末40において、各利用者に対応するログインアカウント(メールアドレス・パスワード)から自治体サーバー10にアクセスがあった場合に、記憶部15の利用者DB151を参照して、予め登録されている利用者であるか否かを判断する。制御部11は、住民端末20、医療機関端末30、自治体端末40において入力されたメールアドレス及びパスワードの組み合わせが利用者DB151に登録されている場合には、この利用者が正当な利用者であると判断する。
制御部11は、住民端末20から住民(管理対象者)の健康に関する健康情報を取得する。すなわち、制御部11は、健康情報取得手段として機能する。
制御部11は、住民端末20から取得した健康情報を当該健康情報に係る住民(管理対象者)と対応付けて記憶部15に記憶させる。すなわち、制御部11は、記憶制御手段として機能する。具体的には、制御部11は、ファイル格納部157において、住民端末20を操作する住民に対応する利用者IDフォルダーの下位階層に、計時部14から取得した現在日時と一致する名称のフォルダー(記録日時フォルダー)を作成し、この記録日時フォルダーに健康情報を健康情報・医療情報ファイルとして登録する。
制御部11は、医療機関端末30から住民(管理対象者)の医療情報を取得する。すなわち、制御部11は、医療情報取得手段として機能する。
制御部11は、医療機関端末30から取得した医療情報を当該医療情報に係る住民(管理対象者)と対応付けて記憶部15に記憶させる。具体的には、制御部11は、ファイル格納部157において、医療情報に係る住民に対応する利用者IDフォルダーの下位階層に、計時部14から取得した現在日時と一致する名称のフォルダー(記録日時フォルダー)を作成し、この記録日時フォルダーに医療情報を健康情報・医療情報ファイルとして登録する。
制御部11は、住民(管理対象者)のそれぞれについて、当該住民に対応する健康情報を解析して、当該住民の個人健康リスク(個人生活健康リスク、個人食事健康リスク、個人運動健康リスク、個人記録健康リスク)を算出する。すなわち、制御部11は、個人健康リスク算出手段として機能する。具体的には、制御部11は、各住民の個人健康リスクを複数の種類ごと(生活、食事、運動、記録)に算出する。
また、制御部11は、住民(管理対象者)のそれぞれについて、当該住民に対応する健康情報及び医療情報を解析して、当該住民の個人健康リスクを算出する。
制御部11は、住民(管理対象者)のそれぞれについて算出された個人健康リスク及び住民のそれぞれの居住位置(経度、緯度)に基づいて、予め設定された複数のエリアごとにエリア健康リスク(エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスク)を算出する。すなわち、制御部11は、エリア健康リスク算出手段として機能する。具体的には、制御部11は、各エリアのエリア健康リスクを複数の種類ごと(生活、食事、運動、記録)に算出する。
制御部11は、エリアごとに算出されたエリア健康リスクを自治体端末40から閲覧可能に公開する。すなわち、制御部11は、公開手段として機能する。具体的には、制御部11は、自治体端末40から各エリアのエリア健康リスクに対する公開要求があった場合に、要求された各エリアのエリア健康リスクを自治体端末40に提供する。
制御部11は、エリアごとに算出されたエリア健康リスクの程度(度合い)を、複数のエリアを含む地図上の該当するエリアに重ね合わせて、自治体端末40に表示させる。例えば、制御部11は、エリアごとのエリア健康リスクを複数のランク(小・中・大等)に分類し、このランクを識別可能な態様で、自治体領域の地図上の該当するエリアに重ね合わせて、地図形式のイベント設定画面(図27(a)参照)を表示するための表示用データを生成する。そして、制御部11は、自治体端末40に地図形式のイベント設定画面を表示させるべく、生成した表示用データを自治体端末40に送信する。
制御部11は、エリアごとに算出されたエリア健康リスクの程度(度合い)を、リスト形式で、自治体端末40に表示させる。例えば、制御部11は、エリアごとのエリア健康リスクを複数のランク(小・中・大等)に分類し、エリアごとのランクを記載したリスト形式のイベント設定画面(図28参照)を表示するための表示用データを生成する。そして、制御部11は、自治体端末40にリスト形式のイベント設定画面を表示させるべく、生成した表示用データを自治体端末40に送信する。
記憶部15には、複数の種類のエリア健康リスク(エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク)のそれぞれに対して、予め健康イベントのジャンルが対応付けられて記憶されている。具体的には、「エリア生活健康リスク」には、「生活指導/メンタル相談」というジャンルが対応付けられている。また、「エリア食事健康リスク」には、「食事指導」というジャンルが対応付けられている。また、「エリア運動健康リスク」には、「健康体操/ウォーキング」というジャンルが対応付けられている。また、「エリア記録健康リスク」には、「食生活改善指導」というジャンルが対応付けられている。
制御部11は、複数のエリアのうち選択されたエリアの複数の種類ごとのエリア健康リスクが所定の程度以上であるか否かを判断する。制御部11は、所定の程度以上の種類のエリア健康リスクに対応付けられた健康イベントのジャンルを抽出する。すなわち、制御部11は、抽出手段として機能する。
〔住民端末の構成〕
図11に、住民端末20の機能的構成を示す。
図11に示すように、住民端末20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM25、記憶部26等を備えて構成されており、各部はバス27により接続されている。
制御部21は、CPU等から構成され、住民端末20の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、記憶部26に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、カーソルキー、文字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部21に出力する。
住民端末20がタブレット端末、スマートフォン等である場合には、操作部22は、電源をオン/オフさせる電源キー等の操作キー、表示部23に積層されたタッチパネルにより構成され、各操作キーに対応する操作信号、操作者の指等によるタッチ操作の位置に応じた操作信号を制御部21に出力する。
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部21から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。例えば、表示部23は、自治体サーバー10から受信した各種Web画面の表示用データに基づいて各種Web画面を表示する。
通信部24は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN、WAN、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。また、通信部24は、携帯電話回線等を用いて無線通信を行い、通信ネットワークNを介して接続された自治体サーバー10等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM25は、制御部21により実行制御される各種処理において、記憶部26から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部26は、HDDや不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部26には、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラム等が記憶されている。
〔医療機関端末の構成〕
図11に、医療機関端末30の機能的構成を示す。
図11に示すように、医療機関端末30は、制御部31、操作部32、表示部33、通信部34、RAM35、記憶部36等を備えて構成されており、各部はバス37により接続されている。医療機関端末30の各部は、住民端末20の各部と同様であるため、説明を省略する。
〔自治体端末の構成〕
図11に、自治体端末40の機能的構成を示す。
図11に示すように、自治体端末40は、制御部41、操作部42、表示部43、通信部44、RAM45、記憶部46等を備えて構成されており、各部はバス47により接続されている。自治体端末40の各部は、住民端末20の各部と同様であるため、説明を省略する。
〔健康情報管理システムにおける動作〕
次に、健康情報管理システム100における動作について説明する。
<住民利用者登録処理>
各住民が初めて健康情報管理システム100を利用する際には、住民端末20から住民の利用者登録を行う。住民端末20は、自治体サーバー10にアクセスし、操作部22から入力された住民の利用者情報を自治体サーバー10に送信する。
自治体サーバー10では、制御部11が、記憶部15の利用者DB151の「利用者IDの最終値」に1を加算した値を、新たに登録される利用者(住民)の利用者IDとする。制御部11は、この新たに付番された利用者IDの利用者情報として、利用者種別に「2:住民」を設定し、登録日時に計時部14から取得した現在日時を設定し、利用者DB151に登録する。そして、制御部11は、新たに付番された利用者IDの利用者情報として、住民端末20において入力された利用者情報を利用者DB151に保存する。
ここで、制御部11は、登録された住民の住所に基づいて、通信ネットワークNを介して、地図情報提供装置50から住民の住所に対応する経度及び緯度を取得する。制御部11は、取得された経度及び緯度を、住民の利用者情報として利用者DB151に登録する。
また、制御部11は、ファイル格納部157の健康情報・医療情報フォルダーの下位階層に、新たに登録された利用者の利用者IDと一致する名称の利用者IDフォルダーを作成する。
<医療機関利用者登録処理>
医療機関が初めて健康情報管理システム100を利用する際には、医療機関から自治体に利用申請書を提出する。
自治体職員は、利用申請書に基づいて、自治体端末40から医療機関の利用者登録を行う。自治体端末40は、自治体サーバー10にアクセスし、操作部42から入力された医療機関の利用者情報を自治体サーバー10に送信する。
自治体サーバー10では、制御部11が、記憶部15の利用者DB151の「利用者IDの最終値」に1を加算した値を、新たに登録される利用者(医療機関)の利用者IDとする。制御部11は、この新たに付番された利用者IDの利用者情報として、利用者種別に「1:医療機関」を設定し、登録日時に計時部14から取得した現在日時を設定し、利用者DB151に登録する。そして、制御部11は、新たに付番された利用者IDの利用者情報として、自治体端末40において入力された医療機関の利用者情報を利用者DB151に保存する。
ここで、制御部11は、登録された医療機関の住所に基づいて、通信ネットワークNを介して、地図情報提供装置50から医療機関の住所に対応する経度及び緯度を取得する。制御部11は、取得された経度及び緯度を、医療機関の利用者情報として利用者DB151に登録する。
また、制御部11は、新たに登録された利用者情報に含まれるメールアドレス宛てに登録用URLを記載したメールを、通信部12を介して送信する。
医療機関に所属する医療従事者は、医療機関端末30において受信したメールに記載されているURLにアクセスし、自治体サーバー10に追加の情報(パスワード等)を登録する。
自治体サーバー10では、制御部11が、医療機関端末30において入力されたパスワード等の情報を利用者DB151に保存する。
<健康情報登録処理>
図12は、自治体サーバー10により実行される健康情報登録処理を示すフローチャートである。この処理は、住民端末20から健康情報を取得して登録する処理であって、制御部11と記憶部15に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、住民端末20において、住民が操作部22によりWebブラウザー上から自治体サーバー10にアクセスするためのURLを入力すると、制御部21は、入力されたURLに基づいて、通信部24を介して自治体サーバー10にアクセスを行う。
自治体サーバー10では、制御部11は、住民端末20からのアクセスに応じて、ログイン処理を行う(ステップS1)。具体的には、制御部11は、住民端末20に対し、通信部12を介してログイン画面を表示するための表示用データを送信する。なお、自治体サーバー10のWebサーバー機能により住民端末20に送信されるログイン画面をはじめとする各種Web画面の表示用データには、HTML、スタイルシート、画像データ、住民端末20で所定の処理を実行させるためのスクリプト等が含まれる。
住民端末20では、通信部24によりログイン画面の表示用データが受信されると、制御部21は、表示部23にログイン画面を表示させる。ログイン画面には、メールアドレス及びパスワードの入力欄が含まれる。住民がログイン画面において、操作部22からの操作により、メールアドレス及びパスワードを入力すると、制御部21は、入力されたメールアドレス及びパスワードを通信部24を介して自治体サーバー10に送信する。
自治体サーバー10では、通信部12によりメールアドレス及びパスワードが受信されると、制御部11は、利用者認証を行う。具体的には、制御部11は、記憶部15の利用者DB151から、住民端末20において入力されたメールアドレスと一致するレコード(住民端末20を操作する住民の利用者IDに対応する利用者情報)を検索し、検索されたレコードに含まれるパスワードと住民端末20において入力されたパスワードが一致する場合に、利用者認証が成功したと判断する。
次に、制御部11は、利用者DB151から、住民端末20を操作するログイン利用者の利用者IDに対応する利用者種別(2:住民)を取得する(ステップS2)。
次に、制御部11は、住民端末20に対し、通信部12を介してログイン利用者のホーム画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS3)。
住民端末20では、表示部23にホーム画面が表示される。
図13に、住民端末20の表示部23に表示されるホーム画面231の例を示す。ホーム画面231には、ホーム画面アイコン51、健康情報の種別アイコンとしての活動記録アイコン52、バイタルデータアイコン53、食事記録アイコン54、服薬情報アイコン55が含まれる。住民は、操作部22からの操作により、いずれかの種別アイコンを選択する。
自治体サーバー10において、制御部11は、住民端末20において選択された健康情報の種別アイコンを示す情報を、通信部12を介して取得すると(ステップS4)、住民端末20に対し、通信部12を介して選択されたアイコンに対応する健康情報入力画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS5)。
住民端末20では、表示部23に選択されたアイコンに対応する健康情報入力画面が表示される。
図14に、住民端末20の表示部23に表示される健康情報入力画面232の例を示す。健康情報入力画面232は、ホーム画面231において活動記録アイコン52が選択された場合の画面例であり、歩数入力欄61、距離入力欄62、時間入力欄63、記録ボタン64を含む。住民は、操作部22からの操作により、歩数等の健康情報を入力する。
自治体サーバー10において、制御部11は、住民端末20において入力された健康情報を、通信部12を介して取得する(ステップS6)。
次に、制御部11は、住民端末20から他のアイコンに対応する健康情報が登録されるか否かを判断する(ステップS7)。具体的には、制御部11は、住民端末20において、健康情報入力画面232の記録ボタン64が押下されない場合に、他のアイコンに対応する健康情報が登録されると判断し、記録ボタン64が押下された場合に、他のアイコンに対応する健康情報が登録されないと判断する。他のアイコンに対応する健康情報が登録される場合には(ステップS7;YES)、ステップS4に戻り、処理が繰り返される。
ステップS7において、他のアイコンに対応する健康情報が登録されない場合には(ステップS7;NO)、制御部11は、記憶部15のファイル格納部157において、健康情報・医療情報フォルダーの下位階層のログイン利用者の利用者IDフォルダーの下位階層に、現在日時の記録日時フォルダーを作成する(ステップS8)。
次に、制御部11は、登録された健康情報を健康情報・医療情報ファイルとして記録日時フォルダーに保存する(ステップS9)。
以上で、健康情報登録処理が終了する。
<医療情報登録処理>
図15は、自治体サーバー10により実行される医療情報登録処理を示すフローチャートである。この処理は、医療機関端末30から医療情報を取得して登録する処理であって、制御部11と記憶部15に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、自治体サーバー10では、制御部11は、医療機関端末30からのアクセスに応じて、ログイン処理を行う(ステップS11)。ログイン処理の詳細については、利用者と利用者が使用する端末が異なることを除いて、健康情報登録処理のステップS1と同様である。
次に、制御部11は、記憶部15の利用者DB151から、医療機関端末30を操作するログイン利用者の利用者IDに対応する利用者種別(1:医療機関)を取得する(ステップS12)。
次に、制御部11は、医療機関端末30に対し、通信部12を介して医療機関共通のホーム画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS13)。
医療機関端末30では、表示部33に医療機関共通のホーム画面が表示される。
図16に、医療機関端末30の表示部33に表示される医療機関共通のホーム画面331の例を示す。医療機関共通のホーム画面331には、医療情報の登録方法(SS-MIX2、レセプトデータ、その他)を選択するためのボタン71,72,73が含まれる。医療従事者は、操作部32からの操作により、いずれかの登録方法に対応するボタンを選択する。
SS-MIX2は、厚生労働省電子的診療情報交換推進事業(Standardized Structured Medical Information eXchange)において策定された医療情報の交換・共有のための規約である。SS-MIX2に対応するボタン71が選択されると、医療機関の電子カルテシステムから出力される、SS-MIX2に則った標準化形式のデータを自治体サーバー10に送信することができる。SS-MIX2に則ったデータには、患者基本情報(患者に関する情報)、投薬情報(処方情報)、注射情報(実施したか否かの情報は含まない。)、検体検査、画像検査等が含まれる。
レセプトデータは、医療機関の医事会計システムから出力される標準化形式のデータである。レセプトデータには、患者基本情報、投薬情報(処方情報)、注射情報、処置情報、手術・麻酔情報、検体検査(検査をしたことのみ。検査結果は含まない。)、画像検査(画像撮影をしたことのみ。画像データは含まない。)、リハビリテーション情報等が含まれる。
自治体サーバー10において、制御部11は、医療機関端末30において選択された医療情報の登録方法を示す情報を、通信部12を介して取得すると(ステップS14)、医療機関端末30に対し、通信部12を介してファイル選択画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS15)。
医療機関端末30では、表示部33にファイル選択画面が表示される。
図17に、医療機関端末30の表示部33に表示されるファイル選択画面332の例を示す。ファイル選択画面332には、ファイル選択領域74、登録ボタン75、キャンセルボタン76等が含まれる。医療従事者が、操作部32からの操作により、ファイル選択領域74において登録するファイルを選択し、登録ボタン75を押下すると、制御部31は、選択されたファイルを通信部34を介して自治体サーバー10に送信する。なお、医療機関では、患者である住民に健康情報管理システム100に利用者登録していることを申告させる。医療従事者は、ファイル選択画面332において、利用者登録済みの住民の医療情報のファイルを選択する。
制御部11は、医療機関端末30において選択されたファイルを、通信部12を介して取得する(ステップS16)。
次に、制御部11は、登録されるファイルの利用者情報(利用者名等)に基づいて、利用者DB151から該当する利用者IDを取得する(ステップS17)。具体的には、制御部11は、選択されたファイル(標準化形式のデータ)に含まれる患者基本情報から利用者情報を取得し、利用者DB151から利用者情報に該当する利用者IDを取得する。
次に、制御部11は、記憶部15のファイル格納部157において、健康情報・医療情報フォルダーの下位階層の利用者IDフォルダー(ステップS17で取得された利用者IDに対応するフォルダー)の下位階層に、現在日時の記録日時フォルダーを作成する(ステップS18)。
次に、制御部11は、登録された医療情報を健康情報・医療情報ファイルとして記録日時フォルダーに保存する(ステップS19)。具体的には、制御部11は、標準化形式のファイルで受け取った医療情報から各項目のデータを読み出し、図10に示すフォーマットの健康情報・医療情報ファイルを生成し、記録日時フォルダーに保存する。
次に、制御部11は、医療機関端末30から他の医療情報が登録されるか否かを判断する(ステップS20)。具体的には、制御部11は、医療機関端末30において、医療情報の登録を終了する旨の操作が行われた場合に、他の医療情報が登録されないと判断する。他の医療情報が登録される場合には(ステップS20;YES)、ステップS14に戻り、処理が繰り返される。
ステップS20において、他の医療情報が登録されない場合には(ステップS20;NO)、医療情報登録処理が終了する。
<エリア情報設定処理>
図18及び図19は、自治体サーバー10により実行されるエリア情報設定処理を示すフローチャートである。この処理は、自治体領域を分割して各エリアを設定する処理であって、制御部11と記憶部15に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、自治体サーバー10では、制御部11は、自治体端末40からのアクセスに応じて、ログイン処理を行う(ステップS21)。ログイン処理の詳細については、利用者と利用者が使用する端末が異なることを除いて、健康情報登録処理のステップS1と同様である。
次に、制御部11は、記憶部15の利用者DB151から、自治体端末40を操作するログイン利用者の利用者IDに対応する利用者種別(0:自治体)を取得する(ステップS22)。
次に、制御部11は、自治体端末40に対し、通信部12を介して自治体のホーム画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS23)。
自治体端末40では、表示部43に自治体のホーム画面が表示される。自治体のホーム画面には、エリア設定ボタンが含まれる。自治体職員は、操作部42からの操作により、エリア設定ボタンを押下する。
自治体サーバー10において、制御部11は、自治体端末40においてエリア設定が選択されたこと(エリア設定ボタンの押下)を示す情報を、通信部12を介して取得すると(ステップS24)、利用者DB151から、自治体端末40を操作するログイン利用者(自治体)の利用者IDに対応する住所を取得し、自治体の住所から市町村を取得する(ステップS25)。
次に、制御部11は、通信部12を介して、地図情報提供装置50から市町村の地図情報を取得する(ステップS26)。具体的には、制御部11は、自治体に対応する市町村の地図情報に対する取得要求を地図情報提供装置50に送信し、地図情報提供装置50から当該市町村の地図情報を取得する。
次に、制御部11は、地図情報に基づいて、自治体に対応する市町村全体の地図を含むエリア設定画面を表示するための表示用データを生成し、自治体端末40に対し、通信部12を介してエリア設定画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS27)。
自治体端末40では、表示部43にエリア設定画面が表示される。
図20に、自治体端末40の表示部43に表示されるエリア設定画面431の例を示す。エリア設定画面431には、地図表示領域81、住所表示領域82、X方向ステップ距離入力領域83、Y方向ステップ距離入力領域84、施設選択領域85、設定ボタン86、キャンセルボタン87が含まれる。
地図表示領域81には、自治体に対応する市町村全体の地図が表示される。具体的には、地図表示領域81には、横方向を東西方向(X方向)、縦方向を南北方向(Y方向)として、自治体領域の地図が表示される。
住所表示領域82には、自治体の住所から特定された市町村が表示される。
X方向ステップ距離入力領域83は、X方向ステップ距離を入力するための領域である。
Y方向ステップ距離入力領域84は、Y方向ステップ距離を入力するための領域である。
施設選択領域85には、地図表示領域81の地図上に表示させる施設(健康イベントの開催場所候補)を選択するためのボタンが含まれる。施設選択領域85において、自治体職員が表示させたい施設を選択すると、自治体サーバー10の制御部11は、選択された施設の経度及び緯度を記憶部15の施設位置DB152から取得し、選択された施設の位置を地図表示領域81の地図上に表示させる。
設定ボタン86は、エリア設定画面431において入力された内容の設定を指示するためのボタンである。
キャンセルボタン87は、エリア設定画面431における設定のキャンセルを指示するためのボタンである。
自治体職員は、操作部42からの操作により、X方向ステップ距離入力領域83にX方向ステップ距離を入力し、Y方向ステップ距離入力領域84にY方向ステップ距離を入力する。
自治体サーバー10の制御部11は、自治体端末40において入力されたX方向ステップ距離及びY方向ステップ距離を、通信部12を介して取得すると(ステップS28)、X方向ステップ距離及びY方向ステップ距離の間隔で各エリアの境界を示すグリッド(格子状の線)を、自治体端末40の地図表示領域81の地図上に表示させる。具体的には、制御部11は、地図表示領域81の地図上に指定された間隔でグリッドが表示されるように、エリア設定画面431の表示用データを更新し、更新された表示用データを通信部12を介して自治体端末40に送信する。
自治体職員が、操作部42からの操作により、設定ボタン86を押下すると、自治体サーバー10の制御部11は、X方向ステップ距離及びY方向ステップ距離を、記憶部15の自治体領域情報DB153に保存する(ステップS29)。
次に、図19に移り、制御部11は、記憶部15の自治体領域情報DB153から自治体領域の起点経度、起点緯度、終点経度及び終点緯度を取得し、XS、YS、XE、YEを設定する(ステップS30)。
XS=自治体領域の起点経度
YS=自治体領域の起点緯度
XE=自治体領域の終点経度
YE=自治体領域の終点緯度
また、制御部11は、X方向ステップ距離を経度差に変換した値をXとし、Y方向ステップ距離を緯度差に変換した値をYとする(ステップS31)。
ここで、制御部11は、エリア番号kを1に設定する(ステップS32)。
また、制御部11は、i=0、j=0とする(ステップS33)。
次に、制御部11は、エリアkのエリア情報として、エリア起点経度、エリア起点緯度、エリア終点経度及びエリア終点緯度を設定し、記憶部15の分割エリア情報DB154に保存する(ステップS34)。
エリア起点経度=XS+X*i
エリア起点緯度=YS+Y*j
エリア終点経度=XS+X*(i+1)
エリア終点緯度=YS+Y*(j+1)
次に、制御部11は、エリア終点経度がXEより小さいか否かを判断する(ステップS35)。すなわち、制御部11は、X方向に別のエリアを設定できるか否かを判断する。
エリア終点経度がXEより小さい場合には(ステップS35;YES)、iに1を加算し、kに1を加算する(ステップS36)。その後、ステップS34に戻り、処理を繰り返す。
ステップS35において、エリア終点経度がXE以上である場合には(ステップS35;NO)、制御部11は、エリア終点緯度がYEより小さいか否かを判断する(ステップS37)。すなわち、制御部11は、Y方向に別のエリアを設定できるか否かを判断する。
エリア終点緯度がYEより小さい場合には(ステップS37;YES)、iを0とし、jに1を加算し、kに1を加算する(ステップS38)。その後、ステップS34に戻り、処理を繰り返す。
ステップS37において、エリア終点緯度がYE以上である場合には(ステップS37;NO)、エリア情報設定処理が終了する。
<健康リスク算出処理>
図21は、自治体サーバー10により実行される健康リスク算出処理を示すフローチャートである。この処理は、記憶部15の閾値DB155の健康リスク算出間隔の時間間隔で実行されるものであり、制御部11と記憶部15に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
制御部11は、計時部14から取得される現在日時に基づいて、前回の健康リスク算出処理の実行日時から健康リスク算出間隔が経過した場合に、健康リスク算出処理を実行する。
まず、制御部11は、記憶部15の利用者DB151に登録されている全住民に生活習慣病チェック実施要求をメール配信する(ステップS41)。具体的には、制御部11は、利用者DB151に登録されている利用者のうち、利用者種別が「2:住民」である利用者を抽出し、利用者DB151から抽出された利用者のメールアドレスを取得し、取得されたメールアドレス宛てに生活習慣病チェック実施要求のメールを、通信部12を介して送信する。
メールを受信した住民は、住民端末20において、自治体サーバー10にアクセスを行う。
自治体サーバー10では、制御部11は、住民端末20からのアクセスに応じて、ログイン処理を行う(ステップS42)。ログイン処理の詳細については、健康情報登録処理のステップS1と同様である。
次に、制御部11は、利用者DB151から、住民端末20を操作するログイン利用者の利用者IDに対応する利用者種別(2:住民)を取得する(ステップS43)。
次に、制御部11は、住民端末20に対し、通信部12を介してログイン利用者のホーム画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS44)。
住民端末20では、表示部23にホーム画面が表示される。
図13に示すように、生活習慣病チェック実施要求のメール配信後、最初のログイン時に表示されるホーム画面231には、生活習慣病チェックに対する回答ボタン56が含まれる。住民は、操作部22からの操作により、回答ボタン56を押下する。
自治体サーバー10において、制御部11は、住民端末20において生活習慣病チェックが選択されたこと(回答ボタン56の押下)を示す情報を、通信部12を介して取得すると(ステップS45)、住民端末20に対し、通信部12を介して生活習慣病チェック入力画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS46)。
住民端末20では、表示部23に生活習慣病チェック入力画面が表示される。
図22(a)~(c)に、住民端末20の表示部23に表示される生活習慣病チェック入力画面233A,233B,233Cの例を示す。生活習慣病チェック入力画面233A,233B,233Cには、各チェック項目に対してチェックボックスG1~G25が設けられている。表示部23において、生活習慣病チェック入力画面233A,233B,233Cは、スクロール操作又はページ送り操作により、切り替えられる。生活習慣病チェック入力画面233Aには、生活関連のチェック項目(チェックボックスG1~G10)が含まれ、生活習慣病チェック入力画面233Bには、食事関連のチェック項目(チェックボックスG11~G20)が含まれ、生活習慣病チェック入力画面233Cには、運動関連のチェック項目(チェックボックスG21~G25)が含まれている。また、生活習慣病チェック入力画面233A,233B,233Cには、保存ボタン91、キャンセルボタン92等が含まれる。住民は、操作部22からの操作により、各チェック項目の該当箇所にチェックを行い、保存ボタン91を押下する。
自治体サーバー10において、制御部11は、住民端末20において入力されたチェック結果を、通信部12を介して取得し、カテゴリーごと(生活、食事、運動)の個人健康リスク(注意項目数)を算出する(ステップS47)。
次に、制御部11は、生活習慣病チェックにおけるカテゴリーごと(生活、食事、運動)の注意項目数を、利用者DB151のログイン利用者の個人生活健康リスク、個人食事健康リスク、個人運動健康リスクに格納する(ステップS48)。なお、生活習慣病チェックにより入力される情報も、健康情報の一部である。カテゴリーごとの注意項目数だけでなく、どの項目がチェックされたかというチェック結果自体も保存されることとしてもよい。
次に、制御部11は、記憶部15のファイル格納部157において、健康情報・医療情報フォルダーの下位階層のログイン利用者の利用者IDフォルダーの下位階層に存在する、全ての記録日時フォルダー内の健康情報・医療情報ファイルを解析し、項目ごとのポイントを加算し、個人記録健康リスク(ポイント数)を算出する(ステップS49)。
図23に、健康情報・医療情報の各項目に対して定められたポイントの例を示す。例えば、BMI値については、25未満の場合には1ポイント、25以上35未満の場合には2ポイント、35以上の場合には3ポイントを加算する。
次に、制御部11は、健康情報・医療情報ファイルの解析から得られたポイント数を、利用者DB151のログイン利用者の個人記録健康リスクに格納する(ステップS50)。
ステップS42~ステップS50の処理は、住民ごとに行われる。
次に、制御部11は、健康リスク累計処理を実行する(ステップS51)。健康リスク累計処理は、エリアごとに各住民の個人健康リスクを「小」「中」「大」に分類して、その人数を集計する処理である。
ここで、図24及び図25を参照して、健康リスク累計処理について説明する。
まず、制御部11は、i=1とする(ステップS61)。
次に、制御部11は、iが記憶部15の利用者DB151の利用者ID最終値以下であるか否かを判断する(ステップS62)。
iが利用者ID最終値以下である場合には(ステップS62;YES)、制御部11は、利用者iの利用者種別を取得する(ステップS63)。
ここで、制御部11は、利用者iの利用者種別が2(住民)であるか否かを判断する(ステップS64)。
利用者iの利用者種別が2(住民)でない場合には(ステップS64;NO)、制御部11は、iに1を加算し(ステップS65)、ステップS62に戻る。つまり、別の利用者を処理対象として、処理が繰り返される。
ステップS64において、利用者iの利用者種別が2(住民)である場合には(ステップS64;YES)、制御部11は、利用者DB151の利用者iの利用者情報から経度、緯度、個人生活健康リスク、個人食事健康リスク、個人運動健康リスク、個人記録健康リスクを取得し、Xi、Yi、R1、R2、R3、R4を設定する(ステップS66)。
Xi=経度
Yi=緯度
R1=個人生活健康リスク
R2=個人食事健康リスク
R3=個人運動健康リスク
R4=個人記録健康リスク
次に、制御部11は、エリア番号kを1に設定する(ステップS67)。
次に、制御部11は、kが記憶部15の分割エリア情報DB154のエリア数以下であるか否かを判断する(ステップS68)。
kがエリア数より大きい場合には(ステップS68;NO)、制御部11は、iに1を加算し(ステップS65)、ステップS62に戻る。
ステップS68において、kがエリア数以下である場合には(ステップS68;YES)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkのエリア情報からエリア起点経度、エリア起点緯度、エリア終点経度、エリア終点緯度を取得し、XSk、YSk、XEk、YEkを設定する(ステップS69)。
XSk=エリア起点経度
YSk=エリア起点緯度
XEk=エリア終点経度
YEk=エリア終点緯度
次に、制御部11は、XiがXSk以上XEk未満、かつ、YiがYSk以上YEk未満であるか否かを判断する(ステップS70)。すなわち、制御部11は、利用者iの住所(居住位置)がエリアkに含まれるか否かを判断する。
XiがXSk未満、XiがXEk以上、YiがYSk未満、又は、YiがYEk以上である場合(ステップS70;NO)、すなわち、利用者iの住所がエリアkに含まれない場合には、制御部11は、kに1を加算し(ステップS71)、ステップS68に戻る。つまり、別のエリアを処理対象として、処理が繰り返される。
ステップS70において、XiがXSk以上XEk未満、かつ、YiがYSk以上YEk未満である場合(ステップS70;YES)、すなわち、利用者iの住所がエリアkに含まれる場合には、図25に移る。
制御部11は、記憶部15の閾値DB155から個人生活健康リスクの閾値A1,A2を取得し、利用者iの個人生活健康リスクR1を閾値A1,A2と比較する(ステップS72)。
利用者iの個人生活健康リスクR1が閾値A1未満である場合には(ステップS72;R1<A1)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの生活健康リスク累計小に1を加算する(ステップS73)。
ステップS72において、利用者iの個人生活健康リスクR1が閾値A1以上かつ閾値A2未満である場合には(ステップS72;A1≦R1<A2)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの生活健康リスク累計中に1を加算する(ステップS74)。
ステップS72において、利用者iの個人生活健康リスクR1が閾値A2以上である場合には(ステップS72;A2≦R1)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの生活健康リスク累計大に1を加算する(ステップS75)。
ステップS73、ステップS74又はステップS75の後、制御部11は、記憶部15の閾値DB155から個人食事健康リスクの閾値B1,B2を取得し、利用者iの個人食事健康リスクR2を閾値B1,B2と比較する(ステップS76)。
利用者iの個人食事健康リスクR2が閾値B1未満である場合には(ステップS76;R2<B1)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの食事健康リスク累計小に1を加算する(ステップS77)。
ステップS76において、利用者iの個人食事健康リスクR2が閾値B1以上かつ閾値B2未満である場合には(ステップS76;B1≦R2<B2)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの食事健康リスク累計中に1を加算する(ステップS78)。
ステップS76において、利用者iの個人食事健康リスクR2が閾値B2以上である場合には(ステップS76;B2≦R2)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの食事健康リスク累計大に1を加算する(ステップS79)。
ステップS77、ステップS78又はステップS79の後、制御部11は、記憶部15の閾値DB155から個人運動健康リスクの閾値C1,C2を取得し、利用者iの個人運動健康リスクR3を閾値C1,C2と比較する(ステップS80)。
利用者iの個人運動健康リスクR3が閾値C1未満である場合には(ステップS80;R3<C1)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの運動健康リスク累計小に1を加算する(ステップS81)。
ステップS80において、利用者iの個人運動健康リスクR3が閾値C1以上かつ閾値C2未満である場合には(ステップS80;C1≦R3<C2)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの運動健康リスク累計中に1を加算する(ステップS82)。
ステップS80において、利用者iの個人運動健康リスクR3が閾値C2以上である場合には(ステップS80;C2≦R3)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの運動健康リスク累計大に1を加算する(ステップS83)。
ステップS81、ステップS82又はステップS83の後、制御部11は、記憶部15の閾値DB155から個人記録健康リスクの閾値D1,D2を取得し、利用者iの個人記録健康リスクR4を閾値D1,D2と比較する(ステップS84)。
利用者iの個人記録健康リスクR4が閾値D1未満である場合には(ステップS84;R4<D1)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの記録健康リスク累計小に1を加算する(ステップS85)。
ステップS84において、利用者iの個人記録健康リスクR4が閾値D1以上かつ閾値D2未満である場合には(ステップS84;D1≦R4<D2)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの記録健康リスク累計中に1を加算する(ステップS86)。
ステップS84において、利用者iの個人記録健康リスクR4が閾値D2以上である場合には(ステップS84;D2≦R4)、制御部11は、分割エリア情報DB154のエリアkの記録健康リスク累計大に1を加算する(ステップS87)。
ステップS85、ステップS86、ステップS87の後、制御部11は、iに1を加算し(ステップS65)、ステップS62に戻る。
ステップS62において、iが利用者ID最終値より大きい場合(ステップS62;NO)、すなわち、全ての利用者について処理が終了した場合には、健康リスク累計処理が終了し、図21に戻る。
ステップS51の後、制御部11は、エリアごとに、エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスクを算出する(ステップS52)。
エリア生活健康リスクは、分割エリア情報DB154の対象エリアの生活健康リスク累計小、生活健康リスク累計中、生活健康リスク累計大、閾値DB155のエリア生活健康リスクの係数E1,E2,E3を用いて、以下の式(1)により求められる。
エリア生活健康リスク=生活健康リスク累計小×E1+生活健康リスク累計中×E2+生活健康リスク累計大×E3 (1)
エリア食事健康リスクは、分割エリア情報DB154の対象エリアの食事健康リスク累計小、食事健康リスク累計中、食事健康リスク累計大、閾値DB155のエリア食事健康リスクの係数E11,E12,E13を用いて、以下の式(2)により求められる。
エリア食事健康リスク=食事健康リスク累計小×E11+食事健康リスク累計中×E12+食事健康リスク累計大×E13 (2)
エリア運動健康リスクは、分割エリア情報DB154の対象エリアの運動健康リスク累計小、運動健康リスク累計中、運動健康リスク累計大、閾値DB155のエリア運動健康リスクの係数E21,E22,E23を用いて、以下の式(3)により求められる。
エリア運動健康リスク=運動健康リスク累計小×E21+運動健康リスク累計中×E22+運動健康リスク累計大×E23 (3)
エリア記録健康リスクは、分割エリア情報DB154の対象エリアの記録健康リスク累計小、記録健康リスク累計中、記録健康リスク累計大、閾値DB155のエリア記録健康リスクの係数E31,E32,E33を用いて、以下の式(4)により求められる。
エリア記録健康リスク=記録健康リスク累計小×E31+記録健康リスク累計中×E32+記録健康リスク累計大×E33 (4)
エリア総合健康リスクは、対象エリアのエリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスクを用いて、以下の式(5)により求められる。
エリア総合健康リスク=エリア生活健康リスク+エリア食事健康リスク+エリア運動健康リスク+エリア記録健康リスク (5)
次に、制御部11は、エリアごとに算出されたエリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスクを、分割エリア情報DB154に格納する(ステップS53)。
以上で、健康リスク算出処理が終了する。
<健康イベント設定処理>
図26は、自治体サーバー10により実行される健康イベント設定処理を示すフローチャートである。この処理は、自治体端末40からの操作に応じて健康イベントを設定する処理であって、制御部11と記憶部15に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
ステップS91~ステップS93の処理は、エリア情報設定処理のステップS21~ステップS23の処理と同様であるため、説明を省略する。
自治体端末40の表示部43に表示される自治体のホーム画面には、イベント設定ボタンが含まれる。自治体職員は、操作部42からの操作により、イベント設定ボタンを押下する。本実施の形態では、イベント設定ボタンの押下が、各エリアのエリア健康リスクに対する公開要求に相当する。
自治体サーバー10において、制御部11は、自治体端末40においてイベント設定が選択されたこと(イベント設定ボタンの押下)を示す情報を、通信部12を介して取得すると(ステップS94)、イベント設定画面を表示するための表示用データを生成し、自治体端末40に対し、通信部12を介してイベント設定画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS95)。
制御部11は、イベント設定画面を生成するに当たり、記憶部15の分割エリア情報DB154から、エリアごとのエリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスクを取得し、エリアごとに、エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスクが「健康リスク小」、「健康リスク中」、「健康リスク大」のいずれに分類されるかを判断する。例えば、制御部11は、記憶部15の閾値DB155からエリア生活健康リスクの閾値A11,A12を取得し、各エリアのエリア生活健康リスクを閾値A11,A12と比較する。エリア生活健康リスクが閾値A11未満である場合には、「健康リスク小」と判断し、エリア生活健康リスクが閾値A11以上かつ閾値A12未満である場合には、「健康リスク中」と判断し、エリア生活健康リスクが閾値A12以上である場合には、「健康リスク大」と判断する。エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスクについても同様である。
自治体端末40では、表示部43にイベント設定画面が表示される。
図27(a)に、自治体端末40の表示部43に表示される地図形式のイベント設定画面432の例を示す。
地図形式のイベント設定画面432には、エリア選択領域101、施設選択領域104、表示対象健康リスク選択領域105、リスト表示ボタン106等が含まれる。
エリア選択領域101には、自治体領域の地図上に、エリアごとのエリア健康リスクの程度(小・中・大)が識別可能に重ね合わされて、表示される。エリア選択領域101は、エリア情報設定処理で設定された複数のエリア102に分割されている。図27(b)は、一つのエリア102の拡大模式図である。エリア102は、四つの領域103A,103B,103C,103Dに分割されている。領域103A,103B,103C,103Dは、それぞれ、エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスクに対応しており、エリア102の各エリア健康リスクが「小」「中」「大」のいずれに分類されるかが表示される。例えば、各領域103A,103B,103C,103Dがエリア健康リスクの程度(小・中・大)に応じた色やパターン等で表示される。
自治体職員は、各エリア102内の領域103A,103B,103C,103Dを確認することで、エリアごとのエリア健康リスクの程度を把握することができる。
施設選択領域104には、エリア選択領域101の地図上に表示させる施設を選択するためのボタンが含まれる。施設選択領域104において、自治体職員が表示させたい施設を選択すると、自治体サーバー10の制御部11は、選択された施設の経度及び緯度を記憶部15の施設位置DB152から取得し、選択された施設の位置をエリア選択領域101の地図上に表示させる。
表示対象健康リスク選択領域105は、エリア選択領域101において、識別可能に表示されるエリア健康リスクの種類(エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク)を選択するための領域である。
リスト表示ボタン106は、リスト形式のイベント設定画面433(図28参照)に切り替えるためのボタンである。
図28に、自治体端末40の表示部43に表示されるリスト形式のイベント設定画面433の例を示す。リスト形式のイベント設定画面433には、健康リスク表示リスト111、地図表示ボタン112が含まれる。
健康リスク表示リスト111には、エリア総合健康リスク欄111A、エリア生活健康リスク欄111B、エリア食事健康リスク欄111C、エリア運動健康リスク欄111D、エリア記録健康リスク欄111E、エリア表示欄111Fが含まれる。
エリア総合健康リスク欄111A、エリア生活健康リスク欄111B、エリア食事健康リスク欄111C、エリア運動健康リスク欄111D、エリア記録健康リスク欄111Eには、エリアごとのエリア健康リスクの程度(小・中・大)が識別可能に表示される。
エリア表示欄111Fには、該当するエリアの起点(エリア起点経度、エリア起点緯度)及び終点(エリア終点経度、エリア終点緯度)を示す情報が表示される。
地図表示ボタン112は、地図形式のイベント設定画面432(図27(a)参照)に切り替えるためのボタンである。
自治体職員は、操作部42からの操作により、地図形式のイベント設定画面432のエリア選択領域101、又は、リスト形式のイベント設定画面433の健康リスク表示リスト111において、イベントを設定するエリアを選択する。例えば、イベントの企画担当者である職員は、エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク又はエリア記録健康リスクについて、「健康リスク大」と判断されたエリアを、健康イベントが必要なエリアとして選択する。
自治体サーバー10の制御部11は、自治体端末40において選択された、イベントを設定するエリア(選択エリア)を、通信部12を介して取得する(ステップS96)。
次に、制御部11は、選択エリアに対するイベント抽出処理を行う(ステップS97)。
ここで、図29を参照して、イベント抽出処理について説明する。
制御部11は、記憶部15の分割エリア情報DB154から、選択エリアのエリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスクを取得する(ステップS101)。
次に、制御部11は、記憶部15の閾値DB155からエリア生活健康リスクの閾値A12を取得し、選択エリアのエリア生活健康リスクが閾値A12以上であるか否かを判断する(ステップS102)。すなわち、制御部11は、選択エリアのエリア生活健康リスクが「健康リスク大」であるか否かを判断する。
選択エリアのエリア生活健康リスクが閾値A12以上である場合には(ステップS102;YES)、制御部11は、設定すべき健康イベントのジャンルとして、「エリア生活健康リスク」に対応付けられた「生活指導/メンタル相談」を抽出する(ステップS103)。
ステップS103の後、又は、ステップS102において、選択エリアのエリア生活健康リスクが閾値A12未満である場合には(ステップS102;NO)、制御部11は、記憶部15の閾値DB155からエリア食事健康リスクの閾値B12を取得し、選択エリアのエリア食事健康リスクが閾値B12以上であるか否かを判断する(ステップS104)。すなわち、制御部11は、選択エリアのエリア食事健康リスクが「健康リスク大」であるか否かを判断する。
選択エリアのエリア食事健康リスクが閾値B12以上である場合には(ステップS104;YES)、制御部11は、設定すべき健康イベントのジャンルとして、「エリア食事健康リスク」に対応付けられた「食事指導」を抽出する(ステップS105)。
ステップS105の後、又は、ステップS104において、選択エリアのエリア食事健康リスクが閾値B12未満である場合には(ステップS104;NO)、制御部11は、記憶部15の閾値DB155からエリア運動健康リスクの閾値C12を取得し、選択エリアのエリア運動健康リスクが閾値C12以上であるか否かを判断する(ステップS106)。すなわち、制御部11は、選択エリアのエリア運動健康リスクが「健康リスク大」であるか否かを判断する。
選択エリアのエリア運動健康リスクが閾値C12以上である場合には(ステップS106;YES)、制御部11は、設定すべき健康イベントのジャンルとして、「エリア運動健康リスク」に対応付けられた「健康体操/ウォーキング」を抽出する(ステップS107)。
ステップS107の後、又は、ステップS106において、選択エリアのエリア運動健康リスクが閾値C12未満である場合には(ステップS106;NO)、制御部11は、記憶部15の閾値DB155からエリア記録健康リスクの閾値D12を取得し、選択エリアのエリア記録健康リスクが閾値D12以上であるか否かを判断する(ステップS108)。すなわち、制御部11は、選択エリアのエリア記録健康リスクが「健康リスク大」であるか否かを判断する。
選択エリアのエリア記録健康リスクが閾値D12以上である場合には(ステップS118;YES)、制御部11は、設定すべき健康イベントのジャンルとして、「エリア記録健康リスク」に対応付けられた「食生活改善指導」を抽出する(ステップS109)。
ステップS109の後、又は、ステップS108において、選択エリアのエリア記録健康リスクが閾値D12未満である場合には(ステップS108;NO)、イベント抽出処理が終了し、図26に戻る。
ステップS97の後、制御部11は、イベント詳細設定画面を表示するための表示用データを生成し、自治体端末40に対し、通信部12を介してイベント詳細設定画面を表示するための表示用データを送信する(ステップS98)。
自治体端末40では、表示部43にイベント詳細設定画面が表示される。
図30に、自治体端末40の表示部43に表示されるイベント詳細設定画面434の例を示す。
イベント詳細設定画面434には、エリア健康リスク表示領域121、コメント表示領域122、イベント選択チェックボックス123A,123B,123C、開催日時選択領域124、開催場所選択領域125、設定ボタン126、キャンセルボタン127が含まれる。
エリア健康リスク表示領域121には、選択エリアのエリア健康リスクの程度(小・中・大)が表示される。具体的には、選択エリアのエリア総合健康リスク、エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスクのそれぞれについて、「健康リスク小」、「健康リスク中」、「健康リスク大」のいずれに分類されるかが表示される。
コメント表示領域122には、選択エリアに居住する住民の健康情報・医療情報ファイルの解析により得られたコメント(健康状態の特徴、傾向等)が表示される。
イベント選択チェックボックス123A,123B,123Cは、イベント抽出処理において抽出された健康イベントのジャンル(候補)に対し、実際にイベントを実施するか否かを選択するためのものである。
開催日時選択領域124は、イベント選択チェックボックス123A,123B,123Cにおいて実施することが選択された健康イベントについて、開催日時を選択するための領域である。
開催場所選択領域125は、イベント選択チェックボックス123A,123B,123Cにおいて実施することが選択された健康イベントについて、開催場所を選択するための領域である。開催場所選択領域125において、健康イベントの開催場所が選択されると、開催場所選択領域125の右側に、開催場所と選択エリアの中心位置との距離が表示される。
設定ボタン126は、イベント詳細設定画面434において入力された内容の設定を指示するためのボタンである。
キャンセルボタン127は、イベント詳細設定画面434における設定のキャンセルを指示するためのボタンである。
自治体職員は、操作部42からの操作により、実施する健康イベント、イベントの開催日時、開催場所を選択する。
自治体サーバー10の制御部11は、自治体端末40において選択された、実施する健康イベント、イベントの開催日時、開催場所を、通信部12を介して取得する(ステップS99)。
次に、制御部11は、新たに設定された健康イベントのイベント情報を、記憶部15のイベントDB156に保存する(ステップS100)。具体的には、制御部11は、新たなイベント情報として、開催エリア(選択エリア)、健康イベント名、開催日時、開催場所をイベントDB156に追加し、イベント数に1を加算する。
以上で、健康イベント設定処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、自治体サーバー10は、住民のそれぞれについて算出された個人健康リスク及び住民のそれぞれの居住位置に基づいて、予め設定された複数のエリアごとにエリア健康リスク(エリア生活健康リスク、エリア食事健康リスク、エリア運動健康リスク、エリア記録健康リスク、エリア総合健康リスク)を算出するので、健康に関する健康情報について、解析対象地域全体より狭い領域(エリア)ごとの解析結果を提供することができる。また、医療情報についても同様である。
具体的には、自治体サーバー10は、エリアごとに算出されたエリア健康リスクを自治体端末40に対して公開するので、自治体端末40からエリアごとのエリア健康リスクを閲覧することができる。これにより、自治体職員は、エリアごとのエリア健康リスクを参照しながら、各エリアに適した健康イベントを企画することができる。
また、イベント抽出処理では、選択エリアについて、「健康リスク大」と判断されたエリア健康リスクの種類(生活、食事、運動、記録)に応じた健康イベントのジャンルを抽出するので、抽出された健康イベントのジャンルを自治体端末40のイベント詳細設定画面434内に表示させることができる。これにより、自治体職員に対し、設定すべき健康イベントの候補を提示することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る健康情報管理システムの例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、自治体領域を複数のエリアに分割する際に、各エリアが矩形領域となるようにしたが、どのような形状のエリアに分割するかは、任意に変更可能とする。
また、健康情報のみに基づいて個人健康リスク及びエリア健康リスクを算出することとしてもよいし、医療情報のみに基づいて個人健康リスク及びエリア健康リスクを算出することとしてもよい。
また、イベント抽出処理のステップS103,S105,S107,S109において抽出される健康イベントのジャンルは一例であり、これに限定されるものではない。
また、健康情報については、住民端末20にインストールされているアプリケーションソフトウェアによって、住民端末20から自治体サーバー10に自動的に登録されることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、健康情報管理システムとして、自治体が運営する自治体サーバー10により住民の健康情報や医療情報が管理されているものについて説明したが、これに限定されない。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや不揮発性の半導体メモリーを使用した例を公開したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
10 自治体サーバー
11 制御部
12 通信部
14 計時部
15 記憶部
20 住民端末
30 医療機関端末
40 自治体端末
50 地図情報提供装置
100 健康情報管理システム
151 利用者DB
152 施設位置DB
153 自治体領域情報DB
154 分割エリア情報DB
155 閾値DB
156 イベントDB
157 ファイル格納部
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 管理対象者により使用される管理対象者端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された健康情報管理サーバーであって、
    当該健康情報管理サーバーにおけるデータを管理するための管理端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、
    前記管理対象者端末から管理対象者の健康に関する健康情報を取得する健康情報取得手段と、
    前記健康情報を当該健康情報に係る管理対象者と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記管理対象者のそれぞれについて、当該管理対象者に対応する健康情報を解析して、当該管理対象者の個人健康リスクを算出する個人健康リスク算出手段と、
    前記管理対象者のそれぞれについて算出された個人健康リスク及び前記管理対象者のそれぞれの居住位置に基づいて、予め設定された複数のエリアごとにエリア健康リスクを算出するエリア健康リスク算出手段と、
    前記エリアごとに算出されたエリア健康リスクの程度を、前記複数のエリアを含む地図上の該当するエリアに重ね合わせて、前記管理端末に表示させることで、前記管理端末から閲覧可能に公開する公開手段と、
    を備え
    前記個人健康リスク算出手段は、各管理対象者の個人健康リスクを複数の種類ごとに算出し、
    前記エリア健康リスク算出手段は、各エリアのエリア健康リスクを前記複数の種類ごとに算出し、
    前記公開手段は、前記地図上の各エリアを、前記エリア健康リスクの種類に応じた領域に分割し、分割された各領域に前記複数の種類ごとのエリア健康リスクの程度を割り当てて表示させる健康情報管理サーバー。
  2. 記複数の種類のエリア健康リスクのそれぞれに対して、予め健康イベントのジャンルが対応付けられており、
    前記複数のエリアのうち選択されたエリアの前記複数の種類ごとのエリア健康リスクが所定の程度以上であるか否かを判断し、当該所定の程度以上の種類のエリア健康リスクに対応付けられた健康イベントのジャンルを抽出する抽出手段を備える請求項に記載の健康情報管理サーバー。
  3. 前記健康情報は、活動記録、バイタルデータ、食事記録又は服薬情報を含む請求項1又は2に記載の健康情報管理サーバー。
  4. 医療機関において使用される医療機関端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、
    前記医療機関端末から管理対象者の医療情報を取得する医療情報取得手段を備え、
    前記記憶制御手段は、前記医療情報を当該医療情報に係る管理対象者と対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記個人健康リスク算出手段は、前記管理対象者のそれぞれについて、当該管理対象者に対応する健康情報及び医療情報を解析して、当該管理対象者の個人健康リスクを算出する請求項1からのいずれか一項に記載の健康情報管理サーバー。
  5. 前記医療情報は、診療情報、傷病情報、処方情報又は検査結果を含む請求項に記載の健康情報管理サーバー。
  6. 管理対象者により使用される管理対象者端末と健康情報管理サーバーとが通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された健康情報管理システムであって、
    前記健康情報管理サーバーは、
    前記健康情報管理サーバーにおけるデータを管理するための管理端末と通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、
    前記管理対象者端末から管理対象者の健康に関する健康情報を取得する健康情報取得手段と、
    前記健康情報を当該健康情報に係る管理対象者と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記管理対象者のそれぞれについて、当該管理対象者に対応する健康情報を解析して、当該管理対象者の個人健康リスクを算出する個人健康リスク算出手段と、
    前記管理対象者のそれぞれについて算出された個人健康リスク及び前記管理対象者のそれぞれの居住位置に基づいて、予め設定された複数のエリアごとにエリア健康リスクを算出するエリア健康リスク算出手段と、
    前記エリアごとに算出されたエリア健康リスクの程度を、前記複数のエリアを含む地図上の該当するエリアに重ね合わせて、前記管理端末に表示させることで、前記管理端末から閲覧可能に公開する公開手段と、
    を備え
    前記個人健康リスク算出手段は、各管理対象者の個人健康リスクを複数の種類ごとに算出し、
    前記エリア健康リスク算出手段は、各エリアのエリア健康リスクを前記複数の種類ごとに算出し、
    前記公開手段は、前記地図上の各エリアを、前記エリア健康リスクの種類に応じた領域に分割し、分割された各領域に前記複数の種類ごとのエリア健康リスクの程度を割り当てて表示させる健康情報管理システム。
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