JP7068049B2 - タイヤ加硫金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ加硫金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤに関する。
タイヤ加硫金型として、タイヤ表面を成形する成形面に溝状のソーカットと、これに連通するように成形面に開口したベント孔とが形成され、ベント孔にベントプラグが嵌め込まれたものが知られている。加硫成形時において、成形面とタイヤ表面との間に介在する空気が、ソーカットを介してベントプラグより排出されるようになっており、これにより、加硫成形される空気入りタイヤにおけるベア(成形面とタイヤとの間に介在する空気により生じる、空気入りタイヤの表面の欠け)発生が抑制されている。
ベントプラグとして、排気通路を内部に有する円筒状のハウジングと、ハウジングに挿入されて排気通路を開閉する弁体を成形面側の端部に有するステムと、該ステムを成形面側へ付勢する付勢手段とを有する、スプリングベントが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1では、スプリングベントは、成形面側の頂面が成形面よりも反キャビティ側に位置するようにベント孔に嵌め込まれており、すなわちソーカット内へのハウジングの突出量が抑制されている。この結果、加硫成形時にソーカットから排気通路へ流れる空気がハウジングにより阻害されることが抑制されるので、ベア発生が抑制されるようになっている。
特開2017-113895号公報
特許文献1によれば、スプリングベントは、頂面が成形面よりも反キャビティ側に位置しているので、ベント孔におけるスプリングベントの頂面と成形面との間の空間にゴムが流れ込む。この結果、加硫成形された空気入りタイヤには、前記空間内に流れ込んだゴムが加硫成形されてなる円柱状のスプリングベント痕が生じ、これによりタイヤの美観性が悪化してしまう。
特に、ソーカットに連通するようにベント孔が形成されているため、幅が略一定のソーカット痕に対して、これよりも幅広である円柱状のスプリングベント痕が連結されるため、スプリングベント痕がより目立ち易い。
本発明は、ソーカットにスプリングベントの排気通路が連通したタイヤ加硫金型において加硫成形時における空気の排気性能を確保しつつ、この金型により製造される空気入りタイヤにおけるスプリングベント痕を目立ち難くしてこれにより空気入りタイヤの美観性の悪化を抑制できる、タイヤ加硫金型、空気入りタイヤの製造方法、及び空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、
タイヤ表面を成形する成形面に溝状のソーカットと該ソーカットに連通するように前記成形面に開口したベント孔とが形成されており、前記ベント孔にベントプラグが嵌め込まれたタイヤ加硫金型であって、
前記ベントプラグは、
排気通路を内部に有する円筒状のハウジングと、
前記ハウジングに挿入されており、前記排気通路を開閉する弁体を前記成形面側の端部に有するステムと
を備え、
前記ハウジングは、前記成形面側に位置する頂面が、前記ソーカットの溝底よりも前記成形面側かつ前記ソーカットの深さ方向範囲内に位置しており、前記頂面に、前記排気通路と前記ソーカットとを連通する切れ込みが形成されている、タイヤ加硫金型を提供する。
本発明によれば、グリーンタイヤを加硫成形するときに、ハウジングがソーカット内に突出していながらも切れ込みを介してソーカットから排気通路に空気が効率的に排気される。一方で、このタイヤ加硫金型を用いて製造される空気入りタイヤでは、スプリングベント痕は、ソーカット痕よりもタイヤ表面からの高さが低くなる。すなわち、加硫成形される空気入りタイヤにおいて、加硫成形時における空気の排出性を確保することによりベア発生を抑制しつつ、スプリングベント痕を目立ち難くすることにより美観性の悪化が抑制される。
好ましくは、前記切れ込みは、前記ソーカットの深さ方向範囲内に形成されている。
本構成によれば、切れ込みを介したソーカットから排気通路への空気の排気性能を確保しつつ、切れ込み痕が過度に大きくなることが抑制され、切れ込み痕による美的外観の悪化が抑制される。
また、好ましくは、前記切れ込みは、前記ソーカットの溝底面及び溝壁面に連続するように形成されている。
本構成によれば、ベント孔にベントプラグのハウジングを予め嵌め込んでおいた状態で、タイヤ加硫金型の成形面にソーカットを例えば機械加工により形成する際に、ハウジングにソーカットに連通する切れ込みを同時に形成できる。これにより、ハウジング単体に予め切れ込みを形成すると共に成形面にソーカットを予め形成しておき、ハウジングを、切れ込みがソーカットに連通するように向きを調整しつつベント孔に嵌め込む場合に比して、容易にソーカットと切れ込みとを連通させることができる。
また、好ましくは、前記ハウジングは、前記排気通路が前記成形面に開口する開口部に、前記成形面に向かって拡径するテーパー面が形成されており、
前記弁体は、前記成形面に向かって拡大する円錐台状に形成されており、
前記弁体の側面部が前記ハウジングのテーパー面に当接した部分によって、前記排気通路が閉塞されるシール部が構成され、
前記切れ込みは、前記シール部の反成形面側の端部よりも成形面側に位置している。
本構成によれば、弁体がテーパー面に当接した状態で、シール部を適切に構成して排気通路を閉塞できるので、切り欠きを形成しつつも、排気通路へのゴムのはみ出しが抑制される。
また、好ましくは、前記ベント孔は、軸芯が、前記ソーカットの溝中心に対して一方側に偏位するように形成されている。
本構成によれば、ベント孔の形成位置の自由度を高めることができる。
また、好ましくは、前記ベント孔は、反成形面側に向かって、前記ベント孔が偏位する前記一方側に傾斜するように形成されている。
本構成によれば、スプリングベント痕が、ソーカット痕に対して一方側に偏位した部分のタイヤ表面からの高さを他方側の部分よりも低く構成しやすいので、スプリングベント痕をより目立ち難くすることができる。
また、本発明の他の態様は、
上述したタイヤ加硫金型を用いてグリーンタイヤを加硫成形することによって空気入りタイヤを製造する方法を提供する。
本発明によれば、加硫成形時における空気排出性を確保しつつ、スプリングベント痕を目立ち難くした空気入りタイヤを製造することができる。
また、本発明の更なる他の態様は、
タイヤ表面に、タイヤ加硫金型における溝状のソーカットの痕跡である凸条のソーカット痕と、タイヤ加硫金型におけるスプリングベントの痕跡である円柱状のスプリングベント痕と、が形成された空気入りタイヤであって、
前記スプリングベント痕及び前記ソーカット痕が、互いに連結されており、
前記スプリングベント痕は、前記ソーカット痕よりもタイヤ表面からの高さが低く、
前記ソーカット痕と前記スプリングベント痕との連結部に、前記ソーカット痕の端部から前記スプリングベント痕の頂面上に延びる、延在部が更に形成されている、空気入りタイヤを提供する。
本発明によれば、スプリングベント痕を目立ち難くしながらも、加硫成形時における空気排出性を確保してベア入りが抑制された空気入りタイヤが得られる。
本発明に係るタイヤ加硫金型、空気入りタイヤの製造方法、及び空気入りタイヤによれば、加硫成形時における空気の排気性能を確保しつつ、加硫成形される空気入りタイヤにおけるスプリングベント痕を目立ち難くしてこれにより空気入りタイヤの美観性の悪化を抑制できる。
本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫金型の断面図。 図1のX矢視によるタイヤ加硫金型の成形面を示す図。 図2のIII-III線における断面図。 スプリングベント痕、ソーカット痕を示す空気入りタイヤの部分拡大斜視図。 変形例に係るタイヤ加硫金型の成形面を示す図。 図5のVI-VI線における断面図。 変形例に係る図4と同様の空気入りタイヤの部分拡大斜視図。 更なる変形例を示すタイヤ加硫金型の成形面を示す図。 図8のIX-IX線における断面図。 更なる変形例に係る図4と同様の空気入りタイヤの部分拡大斜視図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫金型10の概略構成を示す断面図であり、タイヤ径方向の一方側(図1において右側)のみ示している。なお、図1には、タイヤ加硫金型10において加硫成形される空気入りタイヤ1が、仮想線(二点鎖線)で併せて示されている。空気入りタイヤ1は、グリーンタイヤをタイヤ軸線が上下方向に向くようにタイヤ加硫金型10にセットして加硫成形することによって製造される。
図1に示すように、タイヤ加硫金型10は、環状のセクターモールド11と、この内径側に位置する上下一対のサイドプレート12,13と、この更に内径側に位置する上下一対にビードリング14,15とを有し、これらの内側に空気入りタイヤ1が加硫成形されるキャビティ16が画定された、所謂セグメンテッドモールドとして構成されている。
セクターモールド11、サイドプレート12,13、及びビードリング14,15のキャビティ16を画定する内壁面はそれぞれ、空気入りタイヤ1のトレッド部2,サイドウォール部3、及びビード部4をそれぞれ加硫成形する成形面17として構成されている。
サイドプレート12,13における成形面17の内径側部分には、リムライン5を加硫成形するための、溝状のリムライン溝18が形成されている。リムライン5は、空気入りタイヤ1が正規リムに装着されたときにリムライン5と正規リムとが同心円状になっていることを確認するためのものであり、これによって空気入りタイヤ1が正しくリム組みされているか否かを確認できるようになっている。
また、サイドプレート12,13のリムライン溝18のタイヤ径方向外側には、成形面17からこの面直方向に延びてタイヤ加硫金型10の外部へ貫通するベント孔19が形成されている。ベント孔19には、成形面17側の端部にスプリングベント25(ベントプラグ)が嵌め込まれている。
図2は、図1のX矢視によるサイドプレート12の成形面を示す図である。図2に示すように、サイドプレート12には、リムライン溝18のタイヤ径方向外側において、溝状のソーカット20が複数箇所に形成されている。ソーカット20は、タイヤ周方向に延びる周方向ソーカット21と、タイヤ径方向に延びる径方向ソーカット22とが含まれる。
径方向ソーカット22は、リムライン溝18及び/又は周方向ソーカット21に連通するように形成されており、径方向ソーカット22を介して、リムライン溝18及び周方向ソーカット21が互いに連通している。ソーカット20の溝幅W1は例えば0.3mm以上2.0mm以下であり、溝深さL0(図3参照)は例えば0.2mm以上1.5mm以下である。
ベント孔19は、ソーカット20の途中部分(図2中Aで示される)、周方向ソーカット21と径方向ソーカット22とが交差する部分(図2中Bで示される)、及びソーカット20の端部(図2中Cで示される)に連通するように形成されている。加硫成形時において、グリーンタイヤと成形面17との間に介在する空気は、リムライン溝18及びソーカット20を介して、ベント孔19からタイヤ加硫金型10の外部へ排出される。
ここで、タイヤ径方向におけるタイヤ最大幅位置W0とリムライン溝18との間の領域には、サイドウォールゴム、リムストリップゴム、ビードフィラー等のタイヤ構成部材の端部が集中しやすく、これらの部材間に段部が形成されやすい。本実施形態では、この領域に、ベント孔19及びソーカット20が多く形成されており、これにより複数のタイヤ構成部材間の段部に溜まりやすい空気が効率的に排出されるようになっている。
図3は、図2のIII-III線における断面図であり、周方向ソーカット21の途中に形成されたベント孔19及びここに嵌め込まれたスプリングベント25の縦断面を示している。なお、このベント孔19は、中心軸線を周方向ソーカット21の溝中心に一致させて形成されている。なお、説明の便宜上、ベント孔19の成形面17からこの面直方向に延びる方向を上下方向と称し、成形面17側を下方、この反対側を上方と称する。
図3に示すように、スプリングベント25は、排気通路26が内部に画定された円筒状のハウジング30と、ハウジング30に挿入されたステム40と、ステム40を成形面17側に向けて付勢するコイルスプリング27とを有している。
ハウジング30は、外周部31においてベント孔19に嵌入されて保持されている。ハウジング30は、この軸線方向に貫通した内周部32が形成されており、内周部32により排気通路26が構成されている。内周部32の下端に位置する開口部には、下方に向かって円錐状に拡径したテーパー面33が形成されており、上部には縮径した縮径部34が形成されている。テーパー面33の上下方向寸法はL1である。
ステム40は、下端部に位置する弁体41と、この上端部から上方へ延びる軸部42と、上端部に位置するストッパ43とを有している。弁体41は、下方に向かって拡径した円錐台状に形成されており、側面部44が、ハウジング30のテーパー面33と平行に延びている。
軸部42の下部には、上部に比して外径が大きい大径部46が形成されている。軸部42の周囲において、大径部46と内周部32の縮径部34との間に、コイルスプリング27が弾設されている。なお、ストッパ43は、縮径部34よりも上方に位置しており、且つ、外径が縮径部34の内径よりも大きい。ステム40は、ストッパ43において縮径部34により下方への移動が制限されることによって、成形面17側への抜け出しが防止されている。
ステム40が、加硫成形されるグリーンタイヤのゴムの流動によってコイルスプリング27による付勢力に抗して上方へ押し上げられたとき、弁体41の側面部44とハウジング30のテーパー面33とが互いに面で当接することにより、これらの間に排気通路26を閉塞するシール部が構成される。
弁体41がテーパー面33に当接した状態で、ステム40の下端のステム頂面45は、ハウジング30の下端のハウジング頂面35に対して面一状となり、テーパー面33の上下方向の全範囲において弁体41との間にシール部が構成される。したがって、シール部の上下方向寸法は、テーパー面33の上下方向寸法と同じくL1となる。
ここで、ハウジング30は、下端部がソーカット20内に突出するようにベント孔19に嵌め込まれている。換言すれば、ハウジング頂面35は、ソーカット20の溝底面20aよりも成形面17側であって、ソーカット20の深さ方向範囲内に位置している。さらに、図2を併せて参照して、ハウジング頂面35にはソーカット20に連通する溝状の切れ込み36が形成されている。
切れ込み36は、ハウジング頂面35を上方へ切り込むように形成されており、ハウジング30の外周部31と内周部32のテーパー面33とをこれらの径方向に連通する。切れ込み36は、溝幅W2がソーカットの溝幅W1と等しく、切れ込み深さL2がテーパー面33の長さL1よりも短い。すなわち、テーパー面33は、L1からL2を除いた長さL3の部分が切れ込み36により切り込まれていない非切れ込み部38として構成されている。
なお、シール部におけるシール性を考慮して、非切れ込み部38の長さL3を0.5mm以上に設定するのが好ましく、若しくは、切れ込み深さL2をシール部の長さL1に対して40%以下の長さに設定するのが好ましい。また、切れ込み36を介した排気性能を考慮すると、切れ込み深さL2は、0.3mm以上に設定するのが好ましく、また溝幅W2は0.5mm以上に設定するのが好ましい。
なお、本実施形態では、切れ込み36は、溝底面37がソーカット20の溝底面20aと同じ上下方向高さに位置している。すなわち、切れ込み深さL2は、ハウジング30のソーカット20内への突出量に等しく、具体的には、0より大きく、ソーカット20の溝深さL0以下に設定されている。切れ込み36は、溝幅W2がソーカット20の溝幅W1に等しく且つ溝底面37がソーカット20の溝底面20aと一致しているので、ソーカット20の溝底面20a及び溝壁面20bが連続的に延びるように形成されている。
図4は、上記実施形態に係るタイヤ加硫金型10により加硫成形された空気入りタイヤ1の一部を拡大して示す斜視図であって、具体的には空気入りタイヤ1のうち、タイヤ加硫金型10においてソーカット20及びスプリングベント25が設けられた部分により加硫成形されたサイドウォール部3の一部が示されている。
図4に示すように、空気入りタイヤ1の表面には、円柱状のスプリングベント痕7と、スプリングベント痕7を挟んだ両側に連結された一対の凸条のソーカット痕8とが、形成されている。さらに、スプリングベント痕7と一対のソーカット痕8との連結部それぞれには、ソーカット痕8の端部からスプリングベント痕7の頂面7a上に延在する一対の延在部9がさらに加硫形成されている。
なお、図4において、スプリングベント25をハウジング頂面35がソーカット20の溝底面20aに一致させるようにベント孔19に嵌め込んだ場合の、スプリングベント痕70が比較例として二点鎖線で示されている。
スプリングベント痕7は、ベント孔19のうちスプリングベント25の下方の空間に流動した未加硫ゴムが加硫成形されたものであり、ベント孔19の痕跡である。ソーカット痕8は、ソーカット20内に流動した未加硫ゴムが加硫成形されたものでありソーカット20の痕跡である。一対の延在部9は、ハウジング30の切れ込み36内に流動した未加硫ゴムが加硫成形されたものであり、切れ込み36の痕跡である。
延在部9は、ソーカット痕8の断面形状を維持したままスプリングベント痕7に食い込むように延在しており、この延在した端面9aがステム40の弁体41の側面部44に対応して延在方向に向かって上方に傾斜している。
スプリングベント25は、ソーカット20内に突出するように設けられているので、スプリングベント痕7は、ソーカット痕8よりも上下方向の高さが低い。また、比較例に係るスプリングベント痕70に比して、本実施形態に係るスプリングベント痕7は高さが低く、目立ち難くなっている。
上記説明したタイヤ加硫金型10によれば、図3に示すように、グリーンタイヤを加硫成形するときに、ハウジング30がソーカット20内に突出していながらも、切れ込み36を介してソーカット20から排気通路26に空気が効率的に排気される。一方で、図4に示すように、このタイヤ加硫金型10を用いて製造される空気入りタイヤ1では、スプリングベント痕7は、ソーカット痕8よりもタイヤ表面からの高さが低くなる。
すなわち、加硫成形される空気入りタイヤ1において、加硫成形時における空気の排出性を確保することによりベア発生を抑制しつつ、スプリングベント痕7を目立ち難くすることにより美観性の悪化が抑制される。
また、本実施形態では、切れ込み36は、ソーカット20の深さ方向範囲内に形成されているので、切れ込み36を介したソーカット20から排気通路への空気の排気性能を確保しつつ、空気入りタイヤ1において、延在部9が過度に大きくなることが抑制され、延在部9による美的外観の悪化が抑制される。
また、切れ込み36は、ソーカット20の溝底面20a及び溝壁面20bに連続するように形成されているので、ベント孔19にスプリングベント25のハウジング30を予め嵌め込んでおいた状態で、タイヤ加硫金型10の成形面17にソーカット20を例えば機械加工により形成する際に、ハウジング30にソーカット20に連通する切れ込み36を同時に形成できる。これにより、ハウジング30単体に予め切れ込み36を形成すると共に成形面17にソーカット20を予め形成しておき、ハウジング30を、切れ込み36がソーカット20に連通するように向きを調整しつつベント孔19に嵌め込む場合に比して、ソーカット20と切れ込み36とを容易に連通させることができる。
また、切れ込み深さL2は、シール部の上下方向寸法L1よりも小さく、シール部の成形面17とは反対側の端部よりも成形面17側に位置しているので、弁体41がテーパー面33に当接した状態で、シール部を適切に構成して排気通路26を閉塞できる。これによって、切り欠き36を形成しつつも、排気通路26へのゴムのはみ出しが抑制される。
上記実施形態では、切り欠き36をソーカット20の溝底面20a及び溝壁面20bに連続するように形成したが、これに限らない。すなわち、図5に示すタイヤ加硫金型50において、A1に示すように、切り欠き36を、ソーカット20の溝幅W1よりも幅狭に形成し、及び/又は、図6に示すように底面37がソーカット20の溝底面20aよりも下方(成形面17側)に位置するように設定してもよい。
これにより、図7に示すように、タイヤ加硫金型50により加硫成形される空気入りタイヤ51において、延在部52が図4に示す延在部9に比して小さくなるので、延在部52が目立ち難くなり、空気入りタイヤ51において、延在部52による美観性の悪化を抑制しやすい。
この他、図5中B1に示すように、切れ込み36を、周方向ソーカット20の溝幅W1よりも幅広に形成してもよく、また、図5中C1に示すように、切れ込み36を、径方向ソーカット20の溝幅W1よりも幅広に形成してもよい。
また、上記実施形態では、ベント孔19を、中心軸線をソーカット20の溝中心に一致させて形成したが、これに限らない。すなわち、図8に示すタイヤ加硫金型60において、A2で示すように、ベント孔62を、中心軸線がソーカット20の溝中心に対して一方側に偏位するように形成してもよい。なお、図8中A2には、ベント孔62をソーカット20の溝中心に対してタイヤ径方向外径側に偏位させた場合が示されており、この場合でも、ソーカット20がハウジング30に形成された排気通路26に連通するように、テーパー面33の範囲内で偏位するように構成されている。
また、この場合、図9に示すように、ベント孔62を、成形面17とは反対側に向かって、ベント孔62が偏位する方向(すなわちタイヤ径方向外側)へ傾斜させて形成してもよい。図9では、ベント孔62が、成形面17とは反対側に向かって、成形面17に対する面直方向に対してタイヤ径方向外側へ傾斜角度Zで傾斜している場合が示されている。
これにより、図10に示すように、タイヤ加硫金型60により加硫成形される空気入りタイヤ61において、スプリングベント痕63が、ソーカット痕8に対して一方側に偏位した部分のタイヤ表面からの高さを他方側の部分よりも低く構成しやすいので、スプリングベント痕63をより目立ち難くすることができる。また、ベント孔62を、ソーカット20の溝中心に対して一方側に偏位するように形成することにより、ベント孔62の形成位置の自由度を高めることができる。
この他、図8中B2で示すように、周方向ソーカット21と径方向ソーカット22との交差部に形成したベント孔62を、周方向ソーカット21の溝中心に対してタイヤ径方向に偏位させてもよく、また、図8中C2で示すように、径方向ソーカット22の端部に形成したベント孔62を、径方向ソーカット22の溝中心に対してタイヤ周方向に変位させてもよい。
上記実施形態では、セグメンテッドモールドを例にとって説明したが、上下半割の2ピースモールドに適用することできる。
なお、本発明は、上記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
1 空気入りタイヤ
7 スプリングベント痕
8 ソーカット痕
9 延在部
10 タイヤ加硫金型
17 成形面
19 ベント孔
20 ソーカット
20a 溝底面
20b 溝壁面
25 スプリングベント
26 排気通路
27 コイルスプリング
30 ハウジング
31 外周部
32 内周部
33 テーパー面
35 ハウジング頂面
36 切れ込み
37 溝底面
40 ステム
41 弁体
44 側面部
45 ステム頂面

Claims (8)

  1. タイヤ表面を成形する成形面に溝状のソーカットと該ソーカットに連通するように前記成形面に開口したベント孔とが形成されており、前記ベント孔にベントプラグが嵌め込まれたタイヤ加硫金型であって、
    前記ベントプラグは、
    排気通路を内部に有する円筒状のハウジングと、
    前記ハウジングに挿入されており、前記排気通路を開閉する弁体を前記成形面側の端部に有するステムと
    を備え、
    前記ハウジングは、前記成形面側に位置する頂面が、前記ソーカットの溝底よりも前記成形面側かつ前記ソーカットの深さ方向範囲内に位置しており、前記頂面に、前記排気通路と前記ソーカットとを連通する切れ込みが形成されている、タイヤ加硫金型。
  2. 前記切れ込みは、前記ソーカットの深さ方向範囲内に形成されている、
    請求項1に記載のタイヤ加硫金型。
  3. 前記切れ込みは、前記ソーカットの溝底面及び溝壁面に連続するように形成されている、
    請求項1又は2に記載のタイヤ加硫金型。
  4. 前記ハウジングは、前記排気通路が前記成形面に開口する開口部に、前記成形面に向かって拡径するテーパー面が形成されており、
    前記弁体は、前記成形面に向かって拡大する円錐台状に形成されており、
    前記弁体の側面部が前記ハウジングのテーパー面に当接した部分によって、前記排気通路が閉塞されるシール部が構成され、
    前記切れ込みは、前記シール部の反成形面側の端部よりも成形面側に位置している、
    請求項1~3のいずれか1つに記載のタイヤ加硫金型。
  5. 前記ベント孔は、軸芯が、前記ソーカットの溝中心に対して一方側に偏位するように形成されている、
    請求項1~4のいずれか1つに記載のタイヤ加硫金型。
  6. 前記ベント孔は、反成形面側に向かって、前記ベント孔が偏位する前記一方側に傾斜するように形成されている、
    請求項5に記載のタイヤ加硫金型。
  7. 請求項1~6のいずれか1つに記載のタイヤ加硫金型を用いて、グリーンタイヤを加硫成形することによって空気入りタイヤを製造する方法。
  8. タイヤ表面に、タイヤ加硫金型における溝状のソーカットの痕跡である凸条のソーカット痕と、タイヤ加硫金型におけるスプリングベントの痕跡である円柱状のスプリングベント痕と、が形成された空気入りタイヤであって、
    前記スプリングベント痕及び前記ソーカット痕が、互いに連結されており、
    前記スプリングベント痕は、前記ソーカット痕よりもタイヤ表面からの高さが低く、
    前記ソーカット痕と前記スプリングベント痕との連結部に、前記ソーカット痕の端部から前記スプリングベント痕の頂面上に延びる、延在部が更に形成されている、空気入りタイヤ。
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