JP7067956B2 - 中継装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、中継装置、伝送処理システム、伝送処理プログラム、及び伝送処
理方法に関する。
クライアントサーバ型の制御システムにおいて、同時に多数のクライアントから単一の
サーバへのアクセスが集中すると、ネットワークの負荷が増大し、リアルタイムな制御を
行うことが難しくなる場合がある。特に、小さいサイズのパケットを大量に処理する場合
、サーバのネットワークインタフェースでの処理負荷が増大する。そこで、例えば、ネッ
トワークの負荷を軽減するために、ネットワークの中継経路で通信プロトコルをTCP(
Transmission Control Protocol)からUDP(User Datagram Protocol)に変換する手
法が知られている。しかし、本手法では、パケットロスが生じた場合、一般には、ロスし
たパケットを一定時間経過した後に再送するため、再送する分だけ通信回数が増加し、応
答時間のリアルタイム性が損なわれる可能性が存在していた。
特許第4229807号公報
本発明が解決しようとする課題は、中継装置と通信装置間の応答時間の短縮に優れた中
継装置、伝送処理システム、伝送処理プログラム、及び伝送処理方法を提供することであ
る。
実施形態の中継装置は、第一受信部と、集約部と、第一送信部と、第二受信部と、判定
部と、集約管理部と、を備える。第一受信部は、複数のパケットを受信する。集約部は、
第一受信部が受信した複数のパケットを一つのパケットに集約した集約パケットを周期的
に生成する。第一送信部は、集約部が生成した集約パケットに識別情報を付加して通信装
置に送信する。第二受信部は、第一送信部が送信した集約パケットが通信装置によって正
しく受信されたかを表わす応答情報と識別情報とが格納されている確認パケットを通信装
置から受信する。判定部は、第二受信部が受信した確認パケットに格納されている応答情
報から、前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否
かを判定する。集約管理部は、判定部により集約パケットが通信装置に正しく受信されて
いないと判定された場合、通信装置に正しく受信されていない集約パケットと第一受信部
が新たに受信したパケットとを集約させる再送信号を集約部に送信する。
実施形態1に係る伝送処理システムの装置構成の一例を示すブロック図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける各装置の機能構成の一例を示すブロック図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける集約パケットの一例を示す電文フォーマット図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける確認パケットの一例を示す電文フォーマット図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける再送する集約パケットが付加された集約パケットの一例を示す電文フォーマット図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける再送する集約パケットが生じない伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける再送する集約パケットが生じる伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける中継装置が、集約パケットを送信してから一定時間の間に確認パケットを受信しなかった場合に、再送する集約パケットが付加された集約パケットを送信する伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける通信装置が、集約パケットを受信してから一定時間の間に次の集約パケットを受信しなかった場合に、確認パケットを送信する伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける中継装置が、再送する集約パケットが2個付加された集約パケットを送信する伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態1に係る伝送処理システムにおける中継装置が、再送する集約パケットが1個ずつ付加された集約パケットを送信する伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態2に係る伝送処理システムにおける各装置の機能構成の一例を示すブロック図。 実施形態2に係る伝送処理システムにおける確認付き集約パケットの一例を示す電文フォーマット図。 実施形態2に係る伝送処理システムにおける伝送処理の一例を示すシーケンス図。 実施形態3に係る伝送処理システムを駅務システムに適応した装置構成の一例を示すブロック図。
以下、各実施形態に係る伝送処理システムと、伝送処理システムを構成する中継装置に
ついて、図面を参照して説明する。
伝送処理システムは、各地域に設置された複数のクライアントデバイス、各地域に設置
された中継装置、各地域の中継装置と広域ネットワークを介して接続されたサーバにより
構成される。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る伝送処理システムの装置構成の一例を示す図である。
例えば、図1に示すように、伝送処理システム1は、地域Aに設置された複数のクライ
アントデバイスとしての端末装置10a1、10a2、地域Aに設置された中継装置30
a、地域Bに設置された複数のクライアントデバイスとしての端末装置10b1、10b
2、地域Bに設置された中継装置30b、地域A及びBに設置された中継装置30a、3
0bと広域ネットワーク40を介して接続された通信装置50により構成される。また、
端末装置10a1、10a2は、中継装置30aとローカルネットワーク20aを介して
接続され、端末装置10b1、10b2は、中継装置30bとローカルネットワーク20
bを介して接続される。
なお、説明を分かり易くするため、端末装置10a1、10a2、10b1、10b2
を端末装置10と略記し、中継装置30a、30bを中継装置30と略記することがある
。また、端末装置10と中継装置30が接続されるケースについて説明するが、端末装置
10と中継装置30を一つのデバイスで構成するようにしてもよい。
伝送処理システム1では、端末装置10が図示しない情報処理装置である制御対象デバ
イスとの入出力を行い、通信装置50が制御対象デバイスからの入力信号である検知信号
60に基づいて演算を行い、出力信号である制御信号61を出力し、中継装置30が端末
装置10と通信装置50の通信を中継するシステムである。
広域ネットワーク40は、例えばインターネットや専用回線などの広域な有線通信回線
であっても良いし、3Gなどの広域な無線通信回線でも良い。ローカルネットワーク20
は、例えばProfibus、ModbusやTC-netなどのフィールドバス、或い
はローカルな有線通信回線を用いても良いし、無線LANや920MHz帯等のローカル
な無線通信回線を用いても良い。
検知信号60とは、制御対象デバイスが設置された環境に関する環境情報、制御対象デ
バイスの状態に関する状態情報、又は各種の記憶媒体から読み取られたリード情報である
。例えば、環境情報は明るさや温度、湿度、気圧、天候などを示す情報や、緯度、経度、
高度などの位置情報や、速度、加速度、圧力などの物理情報や、文字列、画像、映像、音
声などの多次元の情報である。状態情報は例えば、制御対象デバイスの電源のオン、オフ
状態や電流値や電圧値、圧力値、動作の状態などを示す情報や、ビット値、バイト値など
のデジタル情報である。リード情報については後述する。
制御信号61とは、制御対象デバイスを動作させるための信号であり、電源状態や電流
値や電圧値、圧力値、動作の状態などを示す情報や、ビット値、バイト値などのデジタル
情報である。また、検知信号60と制御信号61は、一定回数の検知信号60と制御信号
61のやり取りを行い、制御対象デバイスを動作させるトランザクション処理としても良
い。
例えば、本実施形態に係る伝送処理システムを交通システムに適用する場合、制御対象
デバイスは駅務機器となる。例えば、駅務機器は、自動改札機、自動精算機、及び自動券
売機等である。制御対象デバイスが自動改札機の場合、検知信号60は無線通信媒体(例
えば、ICカード)から読み取られたリード情報等であり、制御信号61は通行を制御す
るゲートの駆動信号等である。この場合のリード情報は、無線通信媒体の識別情報、入場
記録(入場駅及び入場日時)、出場記録(出場駅及び出場時刻)、及び金額情報のうちの
少なくとも一つとなる。
一般的に、自動改札機の場合、検知信号60に対する制御信号61の高速応答が要求さ
れる。また、制御対象デバイスが自動精算機で、通信装置50側で精算処理を行うような
クラウド精算システムの場合、検知信号60は無線通信媒体から読み取られたリード情報
であり、制御信号61はリード情報から算出される不足金額情報等である。自動精算機に
おいて要求される制御信号61の応答は、自動改札機において要求される制御信号61の
応答より遅くてもよい。なお、自動改札機及び自動精算機のそれぞれにおいて、制御信号
の応答時間が異なる複数の処理を実行するケースも含まれる。
交通システムにおいては、多数の自動改札機が地域ごとに設置され、これら多数の自動
改札機のそれぞれから多数の検知信号が高頻度で送信され、多数の自動精算機が地域ごと
に設置され、これら多数の自動精算機のそれぞれから多数の検知信号が送信される。本実
施形態に係る伝送処理システム1はこのような条件の交通システムにおいて応答時間を短
縮することができる。
図2は、実施形態1に係る伝送処理システムにおいて各装置の機能構成の一例を示すブ
ロック図である。
端末装置10は、送信部11及び入力部12を備える。入力部12は、図示しない制御
対象デバイスから検知信号60を受信する。送信部11は、中継装置30に検知信号60
が格納されたパケット64を送信する。端末装置10と中継装置30の間の通信における
通信プロトコルは、TCPなど確認応答がある高信頼なものでも良い。
中継装置30は、第一受信部31と、バッファ32と、集約部33と、集約管理部34
と、第一送信部35と、第二受信部36と、判定部37と、を備える。
第一受信部31は、端末装置10が送信したパケット64を受信し、バッファ32に格
納する。
バッファ32は、第一受信部31がパケット64を受信した順にパケット64を格納す
る。バッファ32は、データを順に記録するリスト構造でもよいし、データを循環的に記
録するリングバッファ構造でも良い。
集約部33は、集約管理部34が定める一定の時間間隔でバッファ32に格納されたパ
ケット64を複数取り出す。集約部33は、バッファ32から取出した複数のパケット6
4を一つに集約した集約パケット62を周期的に生成する。
集約部33は、周期的に生成する集約パケット62に識別情報としてシーケンス番号を
付加する。なお、識別情報は、シーケンス番号に限らず、個々の集約パケット62を識別
できるものでも良い。また、集約部33は、生成した集約パケット62を第一送信部35
に送信する。集約部33は、送信する集約パケット62のコピーを生成し、保持する機能
を有する。集約パケット62を再送する必要が生じた場合は、集約部33が保持するコピ
ーを再送する。
さらに、集約部33は、通信装置50が正しく受信できなかった集約パケット62と、
次に送信しようとするパケットを集約する機能も備える。すなわち、集約部33は第一受
信部31が受信し、バッファ32に格納された次に送信すべきパケット64を集約し、そ
の集約パケットと通信装置50が正しく受信できなかった集約パケット62とを集約する
機能も備える。
集約管理部34は、集約部33が集約パケット62を生成する際の集約パケット生成条
件を記憶する。集約パケット生成条件は、複数のパケット64を集約する時間間隔を示す
集約周期である。集約周期は、例えば、端末装置10からパケット64が送信される周期
から決定されても良いし、例えば、バッファ32に格納されたパケット64のサイズや、
バッファ32に格納されたパケット64の個数、または、端末装置10の数によって決定
されても良い。
また、集約管理部34は、判定部37から集約パケット62を再送する必要が生じた旨
の通知を受信した場合、通信装置50が正しく受信できなかった集約パケット62と第一
受信部31が新たに受信したパケット64とを集約させる再送信号を集約部33に送信す
る。
第一送信部35は、集約部33から受信した集約パケット62を通信装置50へ送信す
る。なお、中継装置30と通信装置50の間の通信における通信プロトコルは、UDPな
ど確認応答がない高速なものを用いてもよい。
第二受信部36は、第一送信部35が送信した集約パケット62のシーケンス番号と後
述する応答情報とが格納されている確認パケット63を通信装置50から受信する。つま
り、確認パケット63を用いて、集約パケット62の送達確認を行う。
判定部37は、第二受信部36が受信した確認パケット63に格納される応答情報とシ
ーケンス番号とから、第一送信部35が送信した集約パケット62が通信装置50に正し
く受信されたか否かを判定する。
また、第二受信部36が一定時間の間に確認パケット63を受信しなければ、判定部3
7は、通信装置50が集約パケット62を正しく受信していないと判定する。つまり、パ
ケットロスや伝送エラー等により、集約パケット62を再送する必要が生じた場合、判定
部37は、再送する必要がある集約パケット62のシーケンス番号を集約管理部34に通
知する。
さらに、判定部37は、第二受信部36が受信した確認パケット63に格納されている
応答情報とシーケンス番号とから第一送信部35が送信した集約パケット62が通信装置
50に正しく受信されたと判定したときは、集約パケット62のシーケンス番号を集約部
33に通知する。集約部33は、判定部37より通知されたシーケンス番号の集約パケッ
ト62のコピーを破棄する。
通信装置50は、通信装置側受信部51と、通信装置側判定部52と、肯定応答記憶部
53と、否定応答記憶部54と、通信装置側送信部55と、を備える。
通信装置側受信部51は、中継装置30から送信される集約パケット62を受信する。
通信装置側判定部52は、通信装置側受信部51が集約パケット62を受信したか否か
を判定する。さらに、受信した集約パケット62が破損していないかなどを判定する場合
には、UDPパケットのチェックサムを用いても良いし、ネットワークインタフェースの
状態を確認してもよいし、ネットワーク機器の監視を行うプロトコルであるSNMP(Sim
ple Network Management Protocol)等を用いても良い。
通信装置側判定部52は、集約パケット62を正しく受信した場合、集約パケット62
に付加されたシーケンス番号を肯定応答(ACK)記憶部53に格納する。
肯定応答記憶部53は、例えば、データを順に記録するリスト構造を有する。肯定応答
記憶部53は、通信装置50が受信した集約パケット62のシーケンス番号を格納する。
また、パケットロスや伝送エラー等が生じたために、肯定応答記憶部53に格納されたシ
ーケンス番号が連番にならない場合、通信装置側判定部52は、飛ばされたシーケンス番
号の集約パケット62が正しく受信されなかったと判定し、否定応答(NACK)記憶部
54に格納する。なお、肯定応答(ACK)と否定応答(NACK)とを合わせて応答情
報と呼ぶ。
否定応答記憶部54は、例えば、データを順に記録するリスト構造を有する。否定応答
記憶部54は、通信装置50が受信できなかった集約パケット62のシーケンス番号を格
納する。
また、通信装置側判定部52は、否定応答記憶部54に格納されているシーケンス番号
を持つ集約パケット62を正しく受信した場合、否定応答記憶部54から該当のシーケン
ス番号を削除する。
さらに通信装置側判定部52は、集約パケット62を受信してから一定時間以内に次の
集約パケット62を受信しなかった場合に、肯定応答記憶部53に格納されている最大の
シーケンス番号に1を加えたシーケンス番号を否定応答記憶部54に格納しても良い。
通信装置側送信部55は、通信装置側判定部52が否定応答記憶部54にシーケンス番
号を記憶した場合、肯定応答記憶部53に格納された最大のシーケンス番号と、否定応答
記憶部54に格納されたシーケンス番号とを格納した確認パケット63を生成し、中継装
置30へ送信する。つまり、通信装置側送信部55は、通信装置側判定部52が正しく受
信できなかったと判定した集約パケット62のシーケンス番号と、通信装置側受信部51
が正しく受信した集約パケット62のシーケンス番号とを含む確認パケット63を中継装
置30に送信する。
また、通信装置50は、受信した集約パケット62を個別の検知信号60に基づくパケ
ット64に分離する分配機能を備えても良いし、検知信号60に基づくパケット64から
制御信号61を生成する演算機能を備えても良い。
端末装置10、中継装置30、通信装置50の各機能は、バスで接続されたCPU(Ce
ntral Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを利用したソフトウェア(プログ
ラム)で実現されても良いし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)
等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、ソフトウェアとハードウェアの組み
合わせにより実現されても良い。
通信装置50は、インターネット上に仮想的に構築され、CPUやメモリ等のリソース
を動的に増減可能なクラウドサーバとして構成しても良い。また、各装置のソフトウェア
を格納する媒体は、コンピュータシステムに内蔵されるHDD(Hard Disc Drive)やS
SD(Solid State Drive)等の補助記憶装置を用いて実現されても良いし、RAM(Ran
dom Access Memory)等の主記憶装置を用いて実現されても良い。
図3は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける集約パケット62の一例を示す電
文フォーマット図である。
集約パケット62は、集約パケット情報を格納するフィールドと、パケット情報を格納
するフィールドとを備える。集約パケット情報を格納するフィールドには、パケット種別
70と、識別番号(シーケンス番号)71と、パケット数72と、が格納される。
パケット種別70は、該当パケットが、集約パケット62であるか、確認パケット63
であるかを判定する値が格納される。
識別番号71は、集約部33が集約パケット62を生成する毎に一定数ずつ増加する、
例えば、1ずつ増加する、シーケンス番号が格納される。
パケット数72は、後述するパケット情報の個数が格納される。
パケット情報を格納するフィールドには、端末装置識別子73と、パケットサイズ74
と、パケット本体75と、が格納される。
端末装置識別子73は、端末装置10のIPアドレスや、一意に付けられた端末装置1
0のIDなど、端末装置10を識別するための記号が格納される。
パケットサイズ74は、後続のパケット本体75のバイト数が格納される。
パケット本体75は、端末装置10から受信したパケット64の本体が格納される。
なお、図3では、二つのパケット情報を付加しているが、これに限らず、付加するパケ
ット情報の数は、集約するパケット64の数によって変化する。
集約パケット62は、UDP/IP等のプロトコルで伝送され、送信先アドレス、送信
元アドレス、データ部分のサイズ等を格納しても良い。
図4は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける確認パケット63の一例を示す電
文フォーマット図である。
確認パケット63は、確認パケット情報を格納するフィールドを備える。確認パケット
情報を格納するフィールドには、パケット種別70と、ACK番号(肯定応答番号)76
と、NACK番号(否定応答番号)77と、備える。
ACK番号76には、肯定応答記憶部53に格納された最大のシーケンス番号が格納さ
れる。
NACK番号77には、否定応答記憶部54に格納されたシーケンス番号が格納される
。NACK番号77のフィールドの個数は、否定応答記憶部54に格納されたシーケンス
番号の数と等しい。そのため、否定応答記憶部54にシーケンス番号が格納されていなけ
れば、NACK番号77を配置しなくて良いし、否定応答記憶部54に格納されたシーケ
ンス番号が2個の場合は、図4に例示するように、NACK番号77のフィールドが2個
配置される。
確認パケット63は、UDP/IP等のプロトコルで伝送され、送信先アドレス、送信
元アドレス、データ部分のサイズ等を格納しても良い。
図5は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける再送する集約パケットが付加され
た集約パケットの一例を示す電文フォーマット図である。図5に示した例では、図3に示
した集約パケット62の後続に、再送する集約パケット情報が付加される。
なお、再送する集約パケット62が一つの集約パケット62に複数付加される場合は、
同様に、新たに送信する集約パケット62に、再送する集約パケット62の数に応じて後
続に付加される。
次に、図6から図11を用いて、実施形態1に係る伝送処理システムにおける伝送処理
のシーケンスの例を説明する。図6から図11では一例として、二つの端末装置10a1
、10a2と、中継装置30と、通信装置50と、の伝送処理を示している。なお、各図
の説明において、重複する説明は適宜省略する。
図6は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける再送する集約パケットが生じない
伝送処理の一例を示すシーケンス図である。2つの端末装置10a1、10a2は、図示
しない制御対象デバイスから、例えば、それぞれ「A」と「B」のパケット64を受信し
、中継装置30にそれぞれ送信する(ST6‐1、ST6‐2)。中継装置30は、受信
した「A」と「B」のパケット64を集約し、シーケンス番号1の集約パケット62を生
成し、通信装置50に送信する(ST6‐3)。
通信装置50はシーケンス番号1の集約パケット62を受信し、判定処理として、肯定
応答記憶部53にシーケンス番号1を格納する。さらに、通信装置50は、シーケンス番
号が1の確認パケット63(ACK=1)を送信する(ST6‐4)。その後、中継装置
30が、「C」と「D」の二つのパケット64を受信した際は、シーケンス番号2の集約
パケット62を通信装置50に送信し、通信装置50からシーケンス番号2の確認パケッ
ト63(ACK=2)を受信する。
図7は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける再送する集約パケットが生じる伝
送処理の一例を示すシーケンス図である。シーケンス番号1の集約パケット62が、パケ
ットロスや伝送エラー等により通信装置50で正しく受信できなかった場合(ST7‐3
)、通信装置50は、確認パケット63を送信することができない。
次に、通信装置50が、シーケンス番号2の集約パケット62を受信すると(ST7‐
6)、通信装置50は、シーケンス番号1の集約パケット62を受信していないため、肯
定応答記憶部53にシーケンス番号2を格納し、否定応答記憶部54にシーケンス番号1
を格納する判定処理を行う。その後、肯定応答記憶部53のシーケンス番号2、否定応答
記憶部54のシーケンス番号1の確認パケット63(ACK=2,NACK=1)を送信
する(ST7‐8)。
次に、確認パケット63を受信した中継装置30は、端末装置から受信した「E」と「
F」のパケット64に加えて、シーケンス番号1の集約パケット62を集約したシーケン
ス番号3の集約パケット62を生成し、通信装置50に送信する(ST7‐11)。
シーケンス番号3の集約パケット62を正しく受信した通信装置50は、肯定応答記憶
部53にシーケンス番号3と1を付加し、否定応答記憶部54からシーケンス番号1を削
除する判定処理を行う。その後、通信装置50は、肯定応答記憶部53に格納されている
最大のシーケンス番号であるシーケンス番号3の確認パケット63(ACK=3)を送信
する(ST7‐12)。
このようにすることで、パケットロスや伝送エラー等により正しく受信できなかった集
約パケット62を単独で送信する必要が無いので、送信する集約パケット数を増加させず
に、再送することができる。また、再送する集約パケット62を、新たに生成する集約パ
ケット62に付加することで、再送するタイミングを早め、リアルタイムな制御を可能に
する。
図8は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける中継装置が、集約パケット62を
送信してから一定時間の間に確認パケット63を受信しなかった場合に、再送する集約パ
ケットが付加された集約パケット62を送信する伝送処理の一例を示すシーケンス図であ
る。
シーケンス番号1の集約パケット62が、パケットロスや伝送エラー等により通信装置
50で正しく受信できなかった場合(ST8‐3)、中継装置30は一定時間の間に確認
パケット63を受信することができない。
そこで、中継装置30は、シーケンス番号1の集約パケット62を送信してから一定時
間以内に送信した集約パケット62のシーケンス番号1を持つ確認パケット63を受信で
きない場合、次の集約処理でシーケンス番号1の集約パケット62と、「C」「D」の新
たなパケット64とを集約したシーケンス番号2の集約パケット62を生成し、通信装置
50へ送信する(ST8‐6)。
集約パケット62を生成してから新たに集約パケット62を生成するまでの時間は、パ
ケットの種別や集約時間によって閾値を設定しても良いし、ネットワーク遅延等をあらか
じめ計測して閾値を設定しても良い。
このようにすることで、パケットロスや伝送エラー等により正しく受信できなかった集
約パケット62を、送信する集約パケット数を増加させず、確認パケット63の受信を待
たずに、再送することができる。また、再送する集約パケット62を、新たに生成する集
約パケット62に付加することで、再送するタイミングを早め、リアルタイムな制御を可
能にする。
図9は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける通信装置50が、集約パケット6
2を受信してから一定時間の間に次の集約パケット62を受信しなかった場合に、確認パ
ケット63を送信する伝送処理の一例を示すシーケンス図である。
通信装置50は、シーケンス番号1の集約パケット62を受信し、肯定応答記憶部53
にシーケンス番号1を記憶した後(ST9‐3)、一定時間の間にシーケンス番号2の集
約パケット62を受信できなかった場合、肯定応答記憶部53に記憶されているシーケン
ス番号に1を加えたシーケンス番号2を否定応答記憶部54に格納し、肯定応答記憶部5
3のシーケンス番号1(ACK=1)と、否定応答記憶部54のシーケンス番号2(NA
CK=2)を格納した確認パケット63を中継装置30へ送信する(ST9‐8)。
このようにすることで、パケットロスや伝送エラー等により受信できなかった集約パケ
ットを、送信する集約パケット数を増加させず、集約パケット62の受信を待たずに、通
信装置50が確認パケット63を送信することができる。また、再送する集約パケット6
2を、新たに生成する集約パケット62に付加することで、再送するタイミングを早め、
リアルタイムな制御を可能にする。
次に、図10、図11を参照して、再送する集約パケットが複数ある場合の実施形態1
に係る伝送処理システムにおける通信の一例を説明する。
図10は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける中継装置30が、再送する集約
パケットが2個付加された集約パケット62を送信する伝送処理の一例を示すシーケンス
図である。また、図11は、実施形態1に係る伝送処理システムにおける中継装置30が
、再送する集約パケットが1個ずつ付加された集約パケット62を送信する伝送処理の一
例を示すシーケンス図である。
図10に示すように、シーケンス番号1とシーケンス番号2の集約パケット62を再送
する際、シーケンス番号3の集約パケット62に、シーケンス番号1とシーケンス番号2
の集約パケット62を付加して送信しても良いし(ST10‐3)、図11に示すように
シーケンス番号3の集約パケット62にシーケンス番号1の集約パケット62を付加し(
ST11‐3)、シーケンス番号4の集約パケット62にシーケンス番号2の集約パケッ
ト62を付加しても良い(ST11‐4)。なお、一つの集約パケット62に付加されて
再送する集約パケット62の数は、再送する必要のある集約パケット62の数や、バッフ
ァ32に格納されているパケット64のサイズから、決定しても良い。なお、図10及び
図11では確認パケットの表示は省略している。
以上説明した実施形態1の伝送処理システム1によれば、中継装置30から送信する集
約パケット62にシーケンス番号を付加し、通信装置50から確認パケット63を受信す
る応答情報とシーケンス番号を確認することで送達確認を行い、中継装置30で再送する
集約パケット62と新たに集約する複数のパケット64とを集約することで、送信する集
約パケット数62を増加させずに集約パケット62を再送することができる。また、再送
する集約パケット62を、新たに生成する集約パケット62に付加することで、再送する
タイミングを早め、リアルタイムな制御を可能にする。
(実施形態2)
次に、図12、図13、図14を用いて、実施形態2について説明する。
なお、実施形態1と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
実施形態2は、実施形態1に示した、パケット64の集約と、確認パケット63による集
約パケットの送達確認を、中継装置30と通信装置50で双方向に行う構成とする。
図12は、実施形態2に係る伝送処理システムにおける機能構成の一例を示すブロック
図である。
端末装置10は、送信部11と、入力部12と、受信部13と、出力部14と、を備え
る。
受信部13は、中継装置30から端末装置10を制御するためのパケット64を受け取
る。
出力部14は、制御信号61を制御対象に出力する。
中継装置30は、第一受信部31と、バッファ32と、集約部33と、集約管理部34
と、第一送信部35と、第二受信部36と、判定部37と、第二送信部80と、中継装置
側肯定応答記憶部81と、中継装置側否定応答記憶部82と、を備える。
集約部33は、中継装置側肯定応答記憶部81に格納された最大のシーケンス番号と中
継装置側否定応答記憶部82に格納されたシーケンス番号を集約パケット62に含めた確
認付き集約パケット65を生成する。
第一送信部35は、集約パケット62若しくは確認付き集約パケット65を通信装置5
0へ送信する。
判定部37は、通信装置50から受信した確認付き集約パケット65の内容、つまり第
二受信部が受信した確認付き集約パケット65に格納されている応答情報と識別情報とか
ら、中継装置30が送信した確認付き集約パケット65が通信装置50に正しく受信され
たか否かを判定する。また、中継装置側肯定応答記憶部81及び中継装置側否定応答記憶
部82は、判定部37の判定の結果を示す応答情報と識別情報を記憶する。
また、第一送信部35は、集約部33が生成した集約パケットに中継装置側肯定応答記
憶部81及び中継装置側否定応答記憶部82記憶されている応答情報と識別番号をとを付
加して通信装置50に送信する。
中継装置側肯定応答記憶部81は、中継装置30が正しく受信した確認付き集約パケッ
ト65のシーケンス番号を格納する。
中継装置側否定応答記憶部82は、中継装置30が正しく受信できなかった確認付き集
約パケット65のシーケンス番号を格納する。
第二送信部80は、確認付き集約パケット65から、個別のパケット64を分離し、対
応する端末装置10にそれぞれ送信する。
通信装置50は、通信装置側受信部51と、通信装置側判定部52と、肯定応答記憶部
53と、否定応答記憶部54と、通信装置側送信部55と、通信装置側集約部83と、通
信装置側集約管理部84と、演算部85と、通信装置側バッファ86と、を備える。
通信装置側受信部51は、中継装置30から確認付き集約パケット65を受信する。
通信装置側判定部52は、中継装置30が送信した確認付き集約パケット65を正しく
受信したか否かを判定する。また、中継装置30が送信した確認付き集約パケット65の
内容から、通信装置50が送信した確認付き集約パケット65が中継装置30で正しく受
信できたか否かを判定する。
演算部85は、受信した確認付き集約パケット65を個別のパケット64に分離し、分
離したパケット64から端末装置10を制御するためのパケット64を生成する演算を行
う。
通信装置側バッファ86は、演算部85により生成したパケット64を格納する。
通信装置側集約部83は、肯定応答記憶部53に格納された最大のシーケンス番号と否
定応答記憶部54に格納されたシーケンス番号を集約パケット62に含めた確認付き集約
パケット65を生成する。
通信装置側送信部55は、確認付き集約パケット65を中継装置30へ送信する。
図13は、実施形態2に係る伝送処理システムにおける確認付き集約パケットの一例を
示す電文フォーマット図である。確認付き集約パケット65には、識別番号71、ACK
番号(肯定応答番号)76、NACK番号数(否定応答番号数)79、NACK番号(否
定応答番号)77、パケット数72、端末装置識別子73、パケットサイズ74、パケッ
ト本体75が含まれる。
NACK番号数79のフィールドには、確認付き集約パケット65に格納されるNAC
K番号77の数が格納される。また、他の各フィールドの意味は実施例1と同様である。
図14は、実施形態2に係る伝送処理システムにおける伝送処理の一例を示すシーケン
ス図である。
確認付き集約パケット65に付加するシーケンス番号は、送信側でカウントするシーケ
ンス番号とする。すなわち、中継装置30から「A」と「B」のパケット64を含む確認
付き集約パケット65を送信する(ST14‐3)際には、シーケンス番号1を付加し、
次に「C」と「D」の確認付き集約パケット65を送信する際には、シーケンス番号2を
付加する。
確認付き集約パケット65を受信した通信装置50が演算処理の結果である演算処理結
果「X」と「Y」のパケット64を生成すると、集約処理により、「X」と「Y」のパケ
ット64を集約した確認付き集約パケット65を生成し、中継装置30に送信する(ST
14‐4)。なお、図では中継装置30が送信した「A」と「B」のパケット64を含む
確認付き集約パケット65と、「X」と「Y」のパケット64を含む確認付きパケット6
5には同一の識別番号であるシーケンス番号を付しているが、中継装置側30から送信す
る確認付きパケット65に対するシーケンス番号と通信装置50側から送信する確認付き
パケット65に対するシーケンス番号とを使い分けても良い。つまり、中継装置側識別番
号と、通信装置側識別番号をそれぞれ用いるとしても良い。
また、中継装置30からシーケンス番号1の確認付き集約パケットを正しく受信した事
を示すため、ACK番号76に1を格納した確認パケットを確認付き集約パケット65に
付加する。パケットロスや伝送エラー等により受信できなかった集約パケット62がある
場合は、実施例1と同様の仕組みで、NACK番号77を付加する。
以上説明した実施形態2の伝送処理システム1によれば、中継装置30と通信装置50
で送達確認が可能な確認付き集約パケット65を送受信することで、送信する集約パケッ
ト数を増加させずに双方向に集約パケット62を再送することができる。また、再送する
集約パケット62を、新たに生成する集約パケット62に付加することで、再送するタイ
ミングを早め、リアルタイムな制御を可能にする。
(実施形態3)
次に、図15を用いて、実施形態3について説明する。
なお、実施形態1もしくは実施形態2と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説
明は適宜省略する。実施形態3は、実施形態1もしくは実施形態2に示した伝送処理シス
テム1を駅務システム3に適応したものである。
図15は、実施形態3に係る伝送処理システムにおいて伝送処理システムを駅務システ
ムに適応した装置構成の一例を示すブロック図である。
伝送処理システム1を駅務システム3に適応した場合、端末装置10は改札装置92に
対応し、通信装置50はサーバ93に対応する。
駅務システム3は、各駅の改札に設置された複数の改札装置92と、各駅に設置された
中継装置30、各駅の中継装置30と広域ネットワーク40を介して接続されたサーバ9
3により構成される。
駅務システム3は、例えば、鉄道などにおける駅の利用者に対して、駅構内への入出場
処理を行うために使用される。
改札装置92は、利用者により提示される利用媒体を処理する機能を備える。利用媒体
は、例えば、有効期間や利用可能区間等の記録情報が記録される磁気媒体(入場券、普通
乗車券、定期券、回数券、プリペイドカード等)や、無線通信により記録情報を送受信す
る無線媒体(ICカード等)、等である。なお、以下の説明においては、利用媒体はIC
カードとして説明する。
ICカードは、券売機や改札装置など様々な駅務機器と無線でデータの送受信を行うこ
とにより、種々の処理を受け付けることができるIC(Integrated Circ
uit)を有した乗車券である。また、ICカードは、記憶部を有しており、例えば、定
期券、運賃精算のためのSF(Stored Fare)カード、あるいは、運賃精算の
ための料金後払い方式のカードとしてICカードを使用するための情報を記憶する。例え
ば、ICカードは、それぞれ固有の識別番号、利用履歴情報、残額情報、定期券情報、な
どを記憶する。
改札装置92は、利用者により提示されるICカードから、ICカードに記憶されてい
る、ICカードの識別番号や入出場の状態情報、残額情報、定期券情報などの入出場に必
要な改札処理情報90を受信する。改札装置92は、例えば、入場時には、識別番号や、
入場駅、入場時間などの情報を改札処理情報90としてICカードから受信し、出場時に
は、識別番号や、出場駅、出場時間などの情報を改札処理情報90としてICカードから
受信する。また、改札装置92は、改札処理情報90を格納したパケット64を中継装置
30に送信する。この場合、図3及び図5に記載した端末装置識別子73のフィールドに
改札装置92の識別情報が格納され、パケット本体75のフィールドに改札処理情報90
が格納される。
中継装置30は、改札装置92より受信した複数のパケット64と、確認パケット63
と、再送する必要のある集約パケット62と、を集約し、サーバ93に送信する。
サーバ93は、中継装置30から受信した集約パケット62を個々のパケットに分離す
る。サーバ93は、個々のパケット、つまり、改札処理情報90に対して演算処理を行う
演算処理は、例えば、入場処理の場合、改札処理情報90に含まれる残額が最低運賃を
満たしているか否かの演算処理や、改札処理情報90に含まれる識別番号がサーバのネガ
ティブリストに登録されているか否かの演算処理などが行われる。なお、入場処理に関し
ては、改札処理情報90を受信するだけで、改札処理情報90に対して演算処理を行わず
、入場ができる処理を行う構成としても良い。
また、演算処理は、例えば、出場処理の場合、入出場駅の情報から運賃を算出する演算
処理や、ICカードから運賃を引き去る演算処理などが行われる。さらに、サーバ93は
、複数の演算処理の結果を複数のパケット64と、確認パケット63と、再送する必要の
ある集約パケット62と、を集約し、中継装置30に送信する。なお、再送する集約パケ
ット62が複数存在する場合や、同一の集約パケット62が複数回再送される場合など、
通信のリアルタイム性が損なわれる場合には、改札装置92にエラーを通知し、入出場処
理を終了する旨の通知を改札装置に表示させても良い。
中継装置30は、サーバ93から受信した集約パケット62を個々のパケットに分離し
、各改札装置92に送信する。
改札装置92は、中継装置30から受信した集約パケット62に基づいて、ICカード
に改札制御情報を送信する。例えば、改札装置92が有するゲートの開閉処理や、利用者
により提示されているICカードから運賃の引き去り処理結果を書き込むなどの処理行う
以上説明した実施形態3の伝送処理システムを適応した駅務システムによれば、中継装
置30とサーバ93との間で送達確認が可能な集約パケット62を送受信することで、送
信する集約パケット数を増加させずに双方向に集約パケット62を再送することができる
。また、再送する集約パケット62を、新たに生成する集約パケット62に付加すること
で、再送するタイミングを早め、リアルタイムな制御を可能にする。
なお、上記した実施形態1,2,3に係る伝送処理システム1は、上記説明した駅務シ
ステム3への適用に限定されるものではなく、防災システム、水処理システム等の様々な
社会インフラシステム、及びビル制御等の様々な産業システムに適用することができる。
また、制御対象デバイスは、例えば、プラント、防災システム、交通システム等の社会イ
ンフラシステムのハードウェア、ソフトウェアでも良いし、産業システム、家電、PC、
情報端末等のハードウェア、ソフトウェアでも良い。
なお、上記した実施形態1、2、3に係るパケット中継システムにおける処理はいくつ
かのソフトウェアによって実行することが可能である。このため、上記処理の手順を実行
するいくつかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこれ
らプログラムを中継装置30へインストールして実行するだけで、上記処理を容易に実現
することができる。例えば、中継装置30は、上記プログラムをネットワーク経由でダウ
ンロードし、ダウンロードしたプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了す
ることができる。或いは、中継装置30は、上記プログラムを情報記憶媒体から読み取り
、読み取ったプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
以下、本願の平成30年2月23日付けの特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
端末装置から複数のパケットを受信し、前記複数のパケットを一つのパケットに集約して通信装置に送信する中継装置であって、
前記複数のパケットを受信する第一受信部と、
前記第一受信部が受信した複数のパケットを一つのパケットに集約した集約パケットを周期的に生成する集約部と、
前記集約部が生成した集約パケットに識別情報を付加して前記通信装置に送信する第一送信部と、
前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置によって正しく受信されたかを表わす応答情報と前記識別情報とが格納されている確認パケットを前記通信装置から受信する第二受信部と、
前記第二受信部が受信した確認パケットに格納されている応答情報から、前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否かを判定する判定部と、
前記判定部により集約パケットが前記通信装置に正しく受信されていないと判定された場合、前記通信装置に正しく受信されていない集約パケットと前記第一受信部が新たに受信したパケットとを集約させる再送信号を前記集約部に送信する集約管理部と、
を備える中継装置。
[C2]
前記集約部は、周期的に生成する集約パケットに識別情報としてのシーケンス番号を付加する、[C1]に記載の中継装置。
[C3]
前記確認パケットに格納される応答情報と識別情報は、前記通信装置が正しく受信した集約パケットのシーケンス番号と、前記通信装置が正しく受信できなかった集約パケットのシーケンス番号と、を含む[C2]に記載の中継装置。
[C4]
前記集約管理部は、前記判定部が、前記第一送信部が送信した集約パケットのシーケンス番号を含む確認パケットを、前記第二受信部が一定時間の間に受信しないと判定した場合、前記再送信号を集約部に送信する、[C2]又は[C3]に記載の中継装置。
[C5]
端末装置から受信した複数のパケットを一つのパケットに集約して通信装置へ送信する中継装置と、前記中継装置からパケットを受信する通信装置と、を備える伝送処理システムであって、
前記中継装置は、
前記複数のパケットを受信する第一受信部と、
前記第一受信部が受信した複数のパケットを一つのパケットに集約した集約パケットを周期的に生成する集約部と、
前記集約部が生成した集約パケットに識別情報を付加して前記通信装置に送信する第一送信部とを備え、
前記通信装置は、
前記中継装置から集約パケットを受信する通信装置側受信部と、
前記通信装置側受信部が受信した集約パケットの前記識別情報に基づいて、集約パケットを正しく受信したか否かを判定する通信装置側判定部と、
前記通信装置側判定部が正しく受信できなかった集約パケットが存在すると判定したとき、前記通信装置側受信部が正しく受信した集約パケットの識別情報に正しく受信できなかったことを表わす応答情報と識別情報とを含む確認パケットを前記中継装置に送信する通信装置側送信部と、を備え、
前記中継装置は、
前記通信装置から確認パケットを受信する第二受信部と、
前記第二受信部が受信した確認パケットの応答情報と識別情報とに基づいて、前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否かを判定する判定部と、
前記判定部により集約パケットが前記通信装置に正しく受信されていないと判定された場合、前記通信装置に正しく受信されていない集約パケットと前記第一受信部が新たに受信したパケットとを集約させる再送信号を前記集約部に送信する集約管理部と、をさらに備える、伝送処理システム。
[C6]
端末装置から複数のパケットを受信し、前記複数のパケットを一つのパケットに集約して通信装置に送信する中継装置であって、コンピュータに、
前記複数のパケットを受信する手順と、
前記受信した複数のパケットを一つに集約した集約パケットを周期的に生成する手順と、
前記集約パケットに識別情報を付加して前記通信装置に送信する手順と、
前記集約パケットが前記通信装置によって正しく受信されたかを表わす応答情報と前記識別情報とが格納されている確認パケットを前記通信装置から受信する手順と、
前記確認パケットに格納されている応答情報と識別情報とから、前記通信装置へ送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否かを判定する手順と、
前記集約パケットが前記通信装置に正しく受信されていないと判定された場合、前記通信装置に正しく受信されていない集約パケットと新たに受信したパケットとを一つに集約させて前記通信装置に送信する手順と、
を実行させる伝送処理プログラム。
[C7]
端末装置から複数のパケットを受信し、前記複数のパケットを一つのパケットに集約して通信装置に送信する中継装置であって、
前記複数のパケットを受信し、
前記受信した複数のパケットを一つに集約した集約パケットを周期的に生成し、
前記集約パケットに識別情報を付加して前記通信装置に送信し、
前記集約パケットが前記通信装置によって正しく受信されたかを表わす応答情報と前記識別情報とが格納されている確認パケットを前記通信装置から受信し、
前記確認パケットに格納されている応答情報と識別情報とから、前記送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否かを判定し、
前記集約パケットが前記通信装置に正しく受信されていないと判定された場合、前記通信装置に正しく受信されていない集約パケットと新たに受信したパケットとを一つに集約させて前記通信装置に送信する、
伝送処理方法。
[C8]
端末装置から複数のパケットを受信する第一受信部と、
前記第一受信部が受信した複数のパケットを一つのパケットに集約した集約パケットを周期的に生成する集約部と、
前記集約部が生成した集約パケットに識別情報を付加して通信装置に送信する第一送信部と、
前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置によって正しく受信されたかを表わす応答情報、前記識別情報及び前記第一送信部が送信した集約パケットに対して演算処理を行った演算処理結果を含む確認付き集約パケットを前記通信装置から受信する第二受信部と、
前記第二受信部が受信した確認付き集約パケットに格納されている応答情報と識別情報とから、前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否かを判定する判定部と、
前記判定部により集約パケットが前記通信装置に正しく受信されていないと判定された場合、前記通信装置に正しく受信されていない集約パケットと新たに受信したパケットとを集約させる再送信号を前記集約部に送信する集約管理部と、
前記第二受信部が受信した確認付き集約パケットから演算処理結果を分離し、前記端末装置に送信する第二送信部と、
を備える中継装置。
[C9]
前記第二受信部が受信する確認付き集約パケットには通信装置側識別情報が含まれており、
前記判定部により通信装置側識別情報に基づいて確認付き集約パケットが正しく受信しているか否かを判定し、その結果を示す応答情報と通信装置側識別情報とを記憶する中継装置側肯定応答記憶部及び中継装置側否定応答記憶部をさらに備え、
前記第一送信部は、前記集約部が生成した集約パケットに前記中継装置側肯定応答記憶部及び前記中継装置側否定応答記憶部に記憶されている応答情報と通信装置側識別情報とを付加して前記通信装置に送信する、
[C8]に記載の中継装置。
1…伝送処理システム、3…駅務システム、10…端末装置、11…送信部、12…入力
部、13…受信部、14…出力部、20…ローカルネットワーク、30…中継装置、30
a…中継装置、30b…中継装置、31…第一受信部、32…バッファ、33…集約部、
34…集約管理部、35…第一送信部、36…第二受信部、37…判定部、40…広域ネ
ットワーク、50…通信装置、51…通信装置側受信部、52…通信装置側判定部、53
…肯定応答記憶部、54…否定応答記憶部、55…通信装置側送信部、60…検知信号、
61…制御信号、62…集約パケット、63…確認パケット、64…パケット、65…集
約パケット、70…パケット種別、73…端末装置識別子、74…パケットサイズ、75
…パケット本体、80…第二送信部、81…中継装置側肯定応答記憶部、82…中継装置
側否定応答記憶部、83…通信装置側集約部、84…通信装置側集約管理部、85…演算
部、86…通信装置側バッファ、90…改札処理情報、92…改札装置、93…サーバ

Claims (2)

  1. 端末装置から複数のパケットを受信する第一受信部と、
    前記第一受信部が受信した複数のパケットを一つのパケットに集約した集約パケットを周期的に生成する集約部と、
    前記集約部が生成した集約パケットに識別情報を付加して通信装置に送信する第一送信部と、
    前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置によって正しく受信されたかを表わす応答情報、前記識別情報及び前記第一送信部が送信した集約パケットに対して演算処理を行った演算処理結果を含む確認付き集約パケットを前記通信装置から受信する第二受信部と、
    前記第二受信部が受信した確認付き集約パケットに格納されている応答情報と識別情報とから、前記第一送信部が送信した集約パケットが前記通信装置に正しく受信されたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により集約パケットが前記通信装置に正しく受信されていないと判定された場合、前記通信装置に正しく受信されていない集約パケットと新たに受信したパケットとを集約させる再送信号を前記集約部に送信する集約管理部と、
    前記第二受信部が受信した確認付き集約パケットから演算処理結果を分離し、前記端末装置に送信する第二送信部と、
    を備える中継装置。
  2. 前記第二受信部が受信する確認付き集約パケットには通信装置側識別情報が含まれており、
    前記判定部により通信装置側識別情報に基づいて確認付き集約パケットが正しく受信しているか否かを判定し、その結果を示す応答情報と通信装置側識別情報とを記憶する中継装置側肯定応答記憶部及び中継装置側否定応答記憶部をさらに備え、
    前記第一送信部は、前記集約部が生成した集約パケットに前記中継装置側肯定応答記憶部及び前記中継装置側否定応答記憶部に記憶されている応答情報と通信装置側識別情報とを付加して前記通信装置に送信する、
    請求項に記載の中継装置。
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