JP7063145B2 - 通信装置および通信装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置および通信装置の制御方法に関する。
リンクアグリゲーションは、複数の物理ポートを束ねて1つの論理リンクとして扱う技術である。リンクアグリゲーションに関する標準は、IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014(非特許文献1)に記述されている。
リンクアグリゲーションで束ねられた複数の物理ポートは、リンクアグリゲーショングループ(LAG)と称される。LAGにはStatic LAGとDynamic LAGとがある。Dynamic LAGでは、LACP(Link Aggregation Control Protocol)と呼ばれるプロトコルが使用される。LACPでは、自機器と対向器との間でLACPDU(Link Aggregation Control Protocol Data Units)と呼ばれる制御フレームを周期的に交換することによって、自機器と対向器との間のデータ疎通を制御する。
自機器が、対向器からのLACPDUをタイムアウト期間内に受信できなかった場合に、自機器は、リンクに障害が生じたと見なす。以下では、このタイムアウトをLACPタイムアウトと表記する。
上記の標準は、LACPタイムアウトを検出するためのタイマー(current_while_timer)およびLACPDUの周期的な送信のためのタイマー(periodic_timer)を規定している。current_while_timer は、LACPDUを受信する側のタイマーであり、periodic_timerは、LACPDUを送信する側のタイマーである。
LACPタイムアウトには、Short TimeoutとLong Timeoutとがある。対向ポートのLACPタイムアウトがShort Timeoutの場合、LACPDUの送信間隔は1秒であり、対向ポートのタイムアウト時間は3秒である。対向ポートのLACPタイムアウトがLong Timeoutの場合、対向ポートのLACPDUの送信間隔は30秒であり、対向ポートのタイムアウト時間は90秒である。すなわち、対向ポートのLACPタイムアウトがShort Timeoutの場合、periodic_timerの設定は1秒であり、対向ポートのcurrent_while_timerの設定は3秒である。一方、対向ポートのLACPタイムアウトがLong Timeoutの場合、periodic_timerの設定は30秒であり、対向ポートのcurrent_while_timerの設定は90秒である。
LACPタイムアウトがShort TimeoutとLong Timeoutのいずれであるかを示すための情報は、LACPDUに格納される。したがって自機器と対向器とは、LACPDUを授受することにより、LACPタイムアウトが、Short TimeoutおよびLong Timeoutのいずれであるかを把握する。
IEEE Computer Society, IEEE Std 802.1AX-2014 "IEEE Standard for Local and metropolitan area networks - Link Aggregation", p.11-89
データの疎通を維持したままLACPDUトラフィックを一時的に低減するためには、LACPタイムアウトの時間を長くする必要がある。上記標準では、Short Timeoutでcurrent_while_timerが一旦スタートすると、current_while_timerは、Short Timeoutの設定のまま動作する。current_while_timerが動いている途中で、LACPDUのタイムアウトの設定をShort TimeoutからLong Timeoutに切り換えた場合、対向器は、その切り換えに従って、LACPDUの送信間隔を長くする。このため、自機器ではcurrent_while_timerが満了する可能性がある。current_while_timerが満了するとLACPタイムアウトが検出されるため、データの疎通が停止するという問題が起こる。
本発明の目的は、リンクアグリゲーションにおいて、タイムアウトの設定を変更してもデータの疎通を維持可能な通信機器および、通信機器の制御方法を提供することである。
本発明の一態様に係る通信機器は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを対向器から受信するプロトコル処理部とを備える。プロトコル処理部は、規定時間以内にプロトコル処理部が制御フレームを受信したか否かを検出するためのタイマーを有する。タイマーのモードは、ショートモードと、ショートモードよりも規定時間が長いロングモードとの間で切り替え可能である。制御フレームは、送信するポートに設定されているタイマーのモードがショートモードおよびロングモードのいずれであるかを示す情報を有する。プロトコル処理部は、制御フレームを受信すると、受信したポートに設定されているモードに従ってタイマーを動作させる。その後、タイマーがショートモードで動作中に、プロトコル処理部がタイマーのモードをロングモードに切り替えた場合、プロトコル処理部は、制御フレームを受信しなくてもタイマーを再起動してタイマーをロングモードで動作させる。
本発明の一態様に係る通信機器は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを、対向器に周期的に送信するプロトコル処理部とを備える。プロトコル処理部は、対向器の制御フレームの受信モードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためのタイマーを有する。受信モードは、ショートモードと、ショートモードよりも制御フレームの受信間隔が長いロングモードとを含む。制御フレームは、当該制御フレームを送信した対向器のポートの受信モードがショートモードとロングモードとのいずれであるかを示す情報を含む。対向器がショートモードで制御フレームを待つ間に受信モードをロングモードに切り替えたことをプロトコル処理部が検知した場合、プロトコル処理部は、ロングモードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためにタイマーを再起動するとともに、受信モードに従うタイマーをかけ直させるための制御フレームを対向器に送信する。
本発明の一態様に係る通信機器の制御方法は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを対向器から受信するプロトコル処理部とを備えた通信装置の制御方法である。プロトコル処理部は、規定時間以内にプロトコル処理部が制御フレームを受信したか否かを検出するためのタイマーを有する。タイマーのモードは、ショートモードと、ショートモードよりも規定時間が長いロングモードとの間で切り替え可能である。制御フレームは、タイマーのモードがショートモードおよびロングモードのいずれであるかを示す情報を有する。制御方法は、プロトコル処理部が、制御フレームを受信することにより、受信したポートに設定されているモードに従ってタイマーを動作させるステップと、タイマーがショートモードで動作中に、プロトコル処理部がタイマーのモードをロングモードに切り替えるステップと、プロトコル処理部が制御フレームを受信しなくてもタイマーを再起動してタイマーをロングモードで動作させるステップとを備える。
本発明の一態様に係る通信機器の制御方法は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを、対向器に周期的に送信するプロトコル処理部とを備えた通信装置の制御方法である。プロトコル処理部は、対向器の制御フレームの受信モードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためのタイマーを有する。受信モードは、ショートモードと、ショートモードよりも制御フレームの受信間隔が長いロングモードとを含む。制御フレームは、当該制御フレームを送信した対向器のポートの受信モードがショートモードとロングモードとのいずれであるかを示す情報を含む。制御方法は、対向器がショートモードで制御フレームを待つ間に受信モードをロングモードに切り替えたことをプロトコル処理部が検知するステップと、プロトコル処理部により、ロングモードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためにタイマーを再起動するステップと、プロトコル処理部により、受信モードに従うタイマーをかけ直させるための制御フレームを対向器に送信するステップとを備える。
上記によれば、リンクアグリゲーションにおいて、タイムアウトの設定を変更してもデータの疎通を維持することができる。
本発明の一実施形態に係る通信機器の構成を概略的に示したブロック図である。 IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従うLACPDUのデータ構造の概略図である。 LACPDUのActor_Stateフィールドに含まれる情報を示した図である。 IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従う、タイムアウトからタイマーカウントへの状態遷移を概略的に示す図である。 IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従う、LACPDUの送信側の状態遷移の要部を示す概略図である。 IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従うLACPタイムアウト設定において生じうる課題を説明するシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係るLACPタイムアウト回避の方法を説明するためのシーケンス図である。 本発明の別の実施形態に係るLACPタイムアウト回避の方法を説明するためのシーケンス図である。 図8に示すシーケンスを実現可能な、自機器のLACPDUの送信に関する状態遷移図である。 自機器におけるファームウェア更新の手順を示すシーケンス図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1) 本発明の一態様に係る通信機器は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを対向器から受信するプロトコル処理部とを備える。プロトコル処理部は、規定時間以内にプロトコル処理部が制御フレームを受信したか否かを検出するためのタイマーを有する。タイマーのモードは、ショートモードと、ショートモードよりも規定時間が長いロングモードとの間で切り替え可能である。制御フレームは、送信するポートに設定されているタイマーのモードがショートモードおよびロングモードのいずれであるかを示す情報を有する。プロトコル処理部は、制御フレームを受信すると、受信したポートに設定されているモードに従ってタイマーを動作させる。その後、タイマーがショートモードで動作中に、プロトコル処理部がタイマーのモードをロングモードに切り替えた場合、プロトコル処理部は、制御フレームを受信しなくてもタイマーを再起動してタイマーをロングモードで動作させる。
上記によれば、リンクアグリゲーションにおいて、タイムアウトの設定を変更してもデータの疎通を維持することが可能な通信装置を提供できる。通信機器のタイマーのモードをショートモードからロングモードに切り替えた場合、タイマーがショートモードで動作し続けるものの、相手側がロングモードで制御フレームを送信するということが起こり得る。このような場合、タイマーが満了してタイムアウトが発生し得る。しかし、タイマーを再起動してタイマーをロングモードで動作させることによって、制御フレームの送信側と受信側とでモードが整合するので、タイムアウトが発生する可能性を低減できる。この結果、データの疎通を維持することができる。
(2) 本発明の一態様に係る通信機器は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを、対向器に周期的に送信するプロトコル処理部とを備える。プロトコル処理部は、対向器の制御フレームの受信モードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためのタイマーを有する。受信モードは、ショートモードと、ショートモードよりも制御フレームの受信間隔が長いロングモードとを含む。制御フレームは、当該制御フレームを送信した対向器のポートの受信モードがショートモードとロングモードとのいずれであるかを示す情報を含む。対向器がショートモードで制御フレームを待つ間に受信モードをロングモードに切り替えたことをプロトコル処理部が検知した場合、プロトコル処理部は、ロングモードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためにタイマーを再起動するとともに、受信モードに従うタイマーをかけ直させるための制御フレームを対向器に送信する。
上記によれば、リンクアグリゲーションにおいて、タイムアウトの設定を変更してもデータの疎通を維持することが可能な通信装置を提供できる。相手側の通信機器(対向器)の受信モードをショートモードからロングモードに切り替えたとしても、動作自体はショートモードのままである。対向器の動作を変更するために、通信機器は、受信モードに従うタイマーをかけ直させるための制御フレームを対向器に送信する。これにより、対向器がロングモードで動作することができるので、制御フレームの受信のタイムアウトが発生する可能性を低減できる。この結果、データの疎通を維持することができる。
(3) 好ましくは、ショートモードからロングモードへの切り替えは、ファームウェアの更新のための処理である。
上記によれば、ファームウェアの更新の際に一時的にモードを切り換える場合にも、タイムアウトが発生する可能性を低減できる。
(4) 好ましくは、プロトコル処理部は、論理的に集約された複数のポートを通じたデータの伝送を継続したまま、ファームウェアの更新後にプロセスを再起動する。
上記によれば、データの伝送を停止させることなく、通信機器のファームウェアを更新させることができる。
(5) 好ましくは、プロトコル処理部は、ショートモードからロングモードへの切り替えに伴いタイマーを再起動する機能を、有効および無効の間で切替可能に構成される。
上記によれば、必要に応じて、ショートモードからロングモードへの切り替えに伴うタイマーの再起動を選択することができる。
(6) 本発明の一態様に係る通信機器の制御方法は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを対向器から受信するプロトコル処理部とを備えた通信装置の制御方法である。プロトコル処理部は、規定時間以内にプロトコル処理部が制御フレームを受信したか否かを検出するためのタイマーを有する。タイマーのモードは、ショートモードと、ショートモードよりも規定時間が長いロングモードとの間で切り替え可能である。制御フレームは、タイマーのモードがショートモードおよびロングモードのいずれであるかを示す情報を有する。制御方法は、プロトコル処理部が、制御フレームを受信することにより、受信したポートに設定されているモードに従ってタイマーを動作させるステップと、タイマーがショートモードで動作中に、プロトコル処理部がタイマーのモードをロングモードに切り替えるステップと、プロトコル処理部が制御フレームを受信しなくてもタイマーを再起動してタイマーをロングモードで動作させるステップとを備える。
上記によれば、リンクアグリゲーションにおいて、タイムアウトの設定を変更してもデータの疎通を維持可能なように通信機器を制御することができる。
(7) 本発明の一態様に係る通信機器の制御方法は、リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、論理的に集約された複数のポートを通じて、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを、対向器に周期的に送信するプロトコル処理部とを備えた通信装置の制御方法である。プロトコル処理部は、対向器の制御フレームの受信モードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためのタイマーを有する。受信モードは、ショートモードと、ショートモードよりも制御フレームの受信間隔が長いロングモードとを含む。制御フレームは、対向器の受信モードがショートモードとロングモードとのいずれであるかを示す情報を含む。制御方法は、対向器がショートモードで制御フレームを待つ間に受信モードをロングモードに切り替えたことをプロトコル処理部が検知するステップと、プロトコル処理部により、ロングモードに従う送信間隔で制御フレームを送信するためにタイマーを再起動するステップと、プロトコル処理部により、受信モードに従うタイマーをかけ直させるための制御フレームを対向器に送信するステップとを備える。
上記によれば、リンクアグリゲーションにおいて、タイムアウトの設定を変更してもデータの疎通を維持可能なように通信機器を制御することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信機器の構成を概略的に示したブロック図である。図1を参照して、通信システム10は、2つの通信機器(自機器101および対向器102)を含む。複数の宅側装置103(図1では4つの宅側装置103を例示)が、自機器101を介して対向器102に接続される。
自機器101は、CPU111と、メモリ112と、スイッチ部113と、複数(図1の例では2つ)のネットワーク側ポート122と、複数(図1の例では4つ)のユーザ側ポート123と、管理用ポート124とを含む。
2つのネットワーク側ポート122は、それぞれ2つの物理リンク11によって対向器102に接続される。2つのネットワーク側ポート122が論理的に集約されて、自機器101と対向器102との間の2つの物理リンク11が、1つのリンクアグリゲーショングループ(LAG)を構成する。一方、4つのユーザ側ポート123は、それぞれ対応する宅側装置103に接続される。
図1に示した構成によれば、自機器101は、インバンドではなくアウトバンドで管理される。詳細には、自機器101は、管理用ポート124を介して管理サーバ104に接続される。管理サーバ104は、自機器101の設定、あるいは自機器101へのファームウェアの提供を行う。自機器101は、管理用ポート124を通じて、自機器101の設定のための情報、あるいは、新しいファームウェアを管理サーバ104から受信する。
スイッチ部113は、CPU101により設定された通信経路に基づいて、各ポート間の中継を行う。
CPU111は、自機器101(通信装置)を統括的に制御する。CPU111は、プロトコル処理部115と、ファームウェア(FW)更新処理部116とを含む。
プロトコル処理部115は、CPU111の内部でLACPプロトコル処理を実行する機能ブロックである。このために、プロトコル処理部115は、対向器102から、リンクアグリゲーションの制御のための制御フレーム(LACPDU)を、論理的に集約されたネットワーク側ポート122ポートを通じて受信する。また、プロトコル処理部115は、LACPDUを、論理的に集約されたネットワーク側ポート122ポートを通じて対向器102に送信する。
FW更新処理部116は、CPU111の内部でファームウェア更新処理を行う機能ブロックである。なお、更新用のファームウェアは、管理サーバ104から提供されて、メモリ112に格納される。メモリ112は、自機器101の各種の設定に関する情報、あるいは更新用のファームウェアを保存するための記憶デバイスである。
図2は、IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従うLACPDUのデータ構造の概略図である。図2に示すように、LACPDUは当該スロープロトコルフレームの種類がLACPに関するものであることを表すSubtypeフィールドを含む。LACPDUは、さらに、アグリゲーションポートのためのアクター(Actor)の状態変数を格納するActor_Stateフィールドを含む。
図3は、LACPDUのActor_Stateフィールドに含まれる情報を示した図である。図3に示すように、Actor_Stateフィールドは、LACP_Timeoutを格納する。IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従うと、LACP_Timeoutは1ビットのフラグである。このフラグは、リンクに関するタイムアウトの制御値を示す。Short Timeoutの場合、フラグは1にセットされ、Long Timeoutの場合、フラグは0にセットされる。
図4は、IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従う、タイムアウトからタイマーカウントへの状態遷移を概略的に示す図である。自機器101が対向器102からLACPDUを受信する場合、CPU111(より詳細には、プロトコル処理部115)の状態が以下に説明するように遷移する。
図4を参照して、受信側のタイマー(current_while_timer)は、LACPDUを受信から、カウントが開始される。current_while_timerは、規定時間以内にプロトコル処理部115がLACPDUを受信したか否かを検出するためのタイマーである。タイマーが満了するまでに、受信側が次のLACPDUを受信した場合には、タイマーがリセットされてカウントが開始する。一方、タイマーが満了するまでに次のLACPDUを受信できない場合には、受信側はタイムアウトの状態に遷移し、当該ポートのデータの送受信を停止する。
タイマー(current_while_timer)は、各ポートの送信するLACPDUのLACP_Timeout(図3参照)に格納されるフラグに反映される設定に従って、Short Timeoutに対応するモード(便宜上、「ショートモード」と呼ぶ)、あるいはLong Timeoutに対応するモード(便宜上、「ロングモード」と呼ぶ)に設定される。current_while_timerのモードはショートモードとロングモードとの間で相互に切り替え可能である。current_while_timerのモードが切り替わることにより、受信タイムアウトのモードもショートモードとロングモードとの間で切り替わる。
図5は、IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従う、LACPDUの送信側の状態遷移の要部を示す概略図である。自機器101が対向器102にLACPDUを送信する場合、CPU111(より詳細には、プロトコル処理部115)の状態が以下に説明するように遷移する。
図5を参照して、送信側は、LACPDUの繰り返し送信のためのタイマー(periodic_timer)を動作させる。たとえば対向機器の受信タイムアウトがShort Timeoutの場合の送信間隔は短周期(1秒)に該当する。前回のLACPDUの送信からの経過時間が短周期(1秒)に相当する時間に達したことがタイマー(periodic_timer)により検出されると、送信側から受信側にLACPDUが送信される。Long Timeoutの場合にも同様に、前回のLACPDUの送信からの経過時間が長周期(30秒)に相当する時間に達したことがタイマー(periodic_timer)により検出されると、送信側から受信側にLACPDUが送信される。
図6は、IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014に従うLACPタイムアウト設定において生じうる課題を説明するシーケンス図である。図6を参照して、自機器101の受信タイムアウトはショートモードに設定されている。たとえば以下の(1)から(3)の処理が、ショートモードでの送信間隔(1秒)以内に実行されたとする。
(1)対向器102がLACPDUを自機器101に送信する。対向器102は、それ以前に自機器101から、LACP_Timeoutに格納されたフラグがShort Timeoutを示すLACPDUを受信しているので、対向器102のLACPDU送信間隔は1秒である。自機器101は、LACPDUの受信により、タイマー(current_while_timer)をスタートさせる。タイマー(current_while_timer)のモードはショートモードである。
(2)自機器101は、タイマー(current_while_timer)のモードをショートモードからロングモードに変更する。
(3)自機器101から対向器102に、LACPDUを送信する。LACPDUのLACP_Timeoutに格納されたフラグは、Long Timeoutを示す。
図4および図5により説明されるように、受信側のタイムアウトのモードをショートモードからロングモードに変更した場合には、対向器の送信側のタイマー(periodic_timer)がかけ直し(リセット及びスタート)される。periodic_timerが満了するまでは、対向器側から自機器側にはLACPDUが送信されない。したがって、自機器側受信タイムアウト時間はShort Timeoutで設定された時間(すなわち3秒)である。
(1)において、自機器101のタイマー(current_while_timer)はショートモードでスタートする。(2)において、自機器101(プロトコル処理部115)は、タイマーのモードをロングモードに切り替える。しかし、current_while_timerは、ショートモードで一旦スタートしているので、ショートモードのままカウントを続ける。
一方、対向器102は、(3)において、自機器101からLACPDUを受信し、そのLACPDUのLACP_Timeoutに基づいて、periodic_timerの設定を変更する。すなわち、periodic_timerは、長周期(30秒)に設定される。対向器102が次にLACPDUを送信するのは、自機器101からのLACPDUの受信((3))から30秒)が経過した後である。上記(1)~(3)までの処理がShort TimeoutでのLACPDUの送信間隔(1秒)未満で実行されたため、上記(1)から3秒経過しても対向器102からLACPDUが送信されない。この結果、自機器101においてタイムアウトが発生するので、自機器101と対向器102との間では、上記のLACPDUのやり取りの行われたポートを介したデータの疎通が停止する。
たとえば自機器101において、ファームウェア更新等の理由により、LACPプロトコル処理が一時的に中断する可能性がある。仮に、LACPプロトコル処理の中断時間が、3秒以上(ただし90秒未満)必要であった場合、ユーザデータの中継停止を避けるためには、LACPタイムアウトはLong Timeoutでなければならない。
IEEE Std 802.1AX(登録商標)-2014標準をそのまま通信機器に実装すると、上記のように、(1)~(3)の処理が1秒以内に実行された場合に、タイムアウトが発生してユーザデータの中継が停止するおそれがある。これに対して本実施の形態では、タイマー(current_while_timer)がショートモードで動作する最中に(LACPDUを受信することなく)、ショートモードからロングモードに切り換わってもタイムアウトが検出されないための通信機器の構成および通信機器の制御方法を提供する。
図7は、本発明の一実施形態に係るLACPタイムアウト回避の方法を説明するためのシーケンス図である。図7に示すように、本発明の一実施形態では、自機器101(プロトコル処理部115)は、LACPDUを受信すると、受信したポートに設定されているモードに従ってタイマー(current_while_timer)を動作させる((1))。自機器101(プロトコル処理部115)が、タイマー(current_while_timer)をショートモードからロングモードに変更した場合((2))、自機器101(プロトコル処理部115)は、LACPDUを受信しなくてもタイマー(current_while_timer)をかけ直す(再スタートさせる)。以後、タイマーは、ロングモードで動作するので受信タイムアウトの時間が90秒となる((4))。手順(4)の処理が実行される点において、図7のシーケンスは、図6に示すシーケンスと相違する。
自機器101(プロトコル処理部115)は、タイマー(current_while_timer)をショートモードからロングモードに変更し、対向器102にLACPDUを送信する((3))。このLACPDUにより、自機器101のタイムアウトの設定がLong Timeoutであることが対向器102に通知される。対向器102は、LACPDUを受信してから30秒後に、LACPDUを自機器101に送信する。自機器101のタイマー(current_while_timer)は満了していないため、自機器101においてタイムアウトは発生しない。これによりユーザデータの中継が停止することが回避される。
図8は、本発明の別の実施形態に係るLACPタイムアウト回避の方法を説明するためのシーケンス図である。図8では、対向器102においてタイムアウトの設定がShort TimeoutからLong Timeoutに変更されるものとする。したがって、図7に示すシーケンスと、図8に示すシーケンスとでは、自機器101と対向器102とで役割が入れ替わっている。
図8を参照して、自機器101がLACPDUを対向器102に送信する((1))。対向器102は、LACPDUの受信により、タイマー(current_while_timer)をスタートさせる。
対向器102が、LACPDUを待つ間にLACPDUの受信モード、すなわちタイマー(current_while_timer)のモードをショートモードからロングモードに変更して((2))、自機器101にLACPDUを送信する((3))。なお(1)~(3)のシーケンスは図6に示したシーケンスと基本的に同じである。
自機器101(プロトコル処理部115)は、手順(3)において対向器102から送信されたLACPDUにより、対向器102のタイマーのモードがロングモードに変更されたことを検知する。応じて自機器101(プロトコル処理部115)は、ロングモードに従う送信間隔でLACPDUを送信するために自機器101は、自機器101のタイマー(periodic_timer)をかけ直す。これにより、自機器101がLACPDUを送信する間隔が30秒に変更される。あわせて自機器101(プロトコル処理部115)は、対向器102のタイマー(current_while_timer)をかけ直させるためのLACPDUを送信する((4))。対向器102は、自機器101からのLACPDUの受信により、タイマー(current_while_timer)を(2)で変更したモードに従い、90秒(Long Timeout)にかけ直す((5))。
手順(4)および(5)の処理が実行される点において、図8のシーケンスは、図6に示すシーケンスと相違する。自機器101から対向器102にLACPDUを送信((4))から30秒後に自機器101がLACPDUを送信する。対向器102のタイマー(current_while_timer)は満了していないので、対向器102においてタイムアウトは発生しない。
図9は、図8に示すシーケンスを実現可能な、自機器101のLACPDUの送信に関する状態遷移図である。図5と図9との対比から理解されるように、本実施の形態においては、受信タイムアウトをShort TimeoutからLong Timeoutに変更する場合にも、変更した機器側からその対向器側にLACPDUを送信して、対向器の受信側のタイマー(current_while_timer)を設定し直す。これにより、受信側ではタイマーのかけ直し(再スタート)が行なわれて、受信タイムアウトの設定を90秒にすることができる。
本実施の形態では、自機器101のみが図7~図9に示す構成を有することにより、自機器101と対向器102のどちらでShort TimeoutからLong Timeoutへの受信タイムアウトの設定の変更があっても、自機器101と対向器102との間でユーザデータの中継が停止する可能性を低減することができる。したがって、本実施の形態では、対向器102は標準に準拠した構成を有してもよい。また対向器102は図7~図9に示す構成を有していてもよい。
図10は、自機器101におけるファームウェア更新の手順を示すシーケンス図である。図10において「FW」との表記は、ファームウェアを表す。ファームウェア更新では、たとえば下記の(1)~(8)の順に従って処理が実行される。
(1)管理サーバ104がファームウェアの転送を開始する。
(2)自機器101のFW更新処理部116は、管理サーバ104から転送されたファームウェアをメモリ112に保存する。
(3)FW更新処理部116およびプロトコル処理部115が、管理サーバ104からFW更新の指示を受ける。
(4)プロトコル処理部115は、FW更新の指示に従い、LACP処理を停止する。
(5)プロトコル処理部115は、プロトコル処理部115の設定をメモリ112に保存する。
(6)新しいFWでCPU111を再起動する。「新しいFW」とは、手順(2)によりメモリ112に保存されたFWである。
(7)プロトコル処理部115は、手順(5)においてメモリ112に保存された設定を用いて、プロトコル処理部115の状態をリストアする。
(8)プロトコル処理部115は、LACP処理を再開する。
上記の手順(1)~(8)のうち、手順(4)~(8)の間が、LACP処理が停止する時間である。この時間は3秒よりも長く、90秒よりも短い場合が多いと考えられる。その場合、相手側のLACPタイムアウト設定がLong Timeoutならユーザデータの中継は停止しない。しかし相手側のLACPタイムアウト設定がShort Timeoutであれば、対向器側でタイムアウトが検出され、ユーザデータの中継が停止してしまう。
本実施の形態では、自機器101においてファームウェアを更新する場合、図8に示すように、対向器のLACPタイムアウト設定をShort TimeoutからLong Timeoutに変更する。また、望ましくは、図7に示すように、自機器101のLACPタイムアウト設定をShort TimeoutからLong Timeoutに変更する。これらの処理を手順(4)の前に実行する。このような処理により、本実施の形態では、論理的に集約された複数のポートを通じてユーザデータを伝送することを継続したまま、ファームウェアの更新およびプロセスの再起動を実行することができる。
本実施の形態では、自機器101は、図7に示す処理および図8に示す処理の両方を実行するように構成されてもよい。あるいは自機器101は、図7に示す処理および図8に示す処理のいずれか一方のみを実行するように構成されてもよい。
本実施の形態では、プロトコル処理部115は、図7に示す処理および図8に示す処理の一方または両方の機能の有効および無効を切り替え可能に構成されることができる。一実施形態では、さらに、上記機能の有効および無効を切り替え可能なようにプロトコル処理部115を構成するための設定が、たとえばファイルの形式でメモリ112に保存される。プロトコル処理部115は、プロセスの再起動後に、そのファイル(設定ファイル)をメモリ112から読み出して、ファイルに含まれる情報に従って、プロトコル処理部115の機能を設定する。これによりプロトコル処理部115は、プロセスの再起動前の設定を引き継ぐことができる。しかしながらプロセス再起動後において、図7に示す処理および図8に示す処理の一方または両方の機能を常に有効としてもよい。
ファームウェア更新およびプロセス再起動が行なわれた後では、タイムアウトの設定をLong TimeoutからShort Timeoutに設定することが想定される。したがって、プロトコル処理部115は、プロセス再起動が行なわれた後に、図7に示す処理および図8に示す処理の一方または両方の機能を無効としておいてもよい。このような構成により、必要に応じて、ショートモードからロングモードへの切り替えに伴うタイマーの再起動を選択することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 通信システム
11 物理リンク
101 自機器
102 対向器
103 宅側装置
104 管理サーバ
111 CPU
112 メモリ
113 スイッチ部
115 プロトコル処理部
116 FW更新処理部
122 ネットワーク側ポート
123 ユーザ側ポート
124 管理用ポート

Claims (5)

  1. リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、
    前記論理的に集約された複数のポートを通じて、前記リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを、対向器に周期的に送信するプロトコル処理部とを備え、
    前記プロトコル処理部は、前記対向器の前記制御フレームの受信モードに従う送信間隔で前記制御フレームを送信するためのタイマーを有し、前記受信モードは、ショートモードと、前記ショートモードよりも前記制御フレームの受信間隔が長いロングモードとを含み、前記制御フレームは、当該制御フレームを送信した前記対向器の前記ポートの前記受信モードが前記ショートモードと前記ロングモードとのいずれであるかを示す情報を含み、
    前記対向器が前記ショートモードで前記制御フレームを待つ間に前記受信モードを前記ロングモードに切り替えたことを前記プロトコル処理部が検知した場合、前記プロトコル処理部は、前記ロングモードに従う送信間隔で前記制御フレームを送信するために前記タイマーを再起動するとともに、前記受信モードに従うタイマーをかけ直させるための前記制御フレームを前記対向器に送信する、通信装置。
  2. 前記ショートモードから前記ロングモードへの切り替えは、ファームウェアの更新のための処理である、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記プロトコル処理部は、前記論理的に集約された複数のポートを通じたデータの伝送を継続したまま、前記ファームウェアの更新後にプロセスを再起動する、請求項に記載の通信装置。
  4. 前記プロトコル処理部は、前記ショートモードから前記ロングモードへの切り替えに伴い前記タイマーを再起動する機能を、有効および無効の間で切替可能に構成される、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. リンクアグリゲーションによって論理的に集約された複数のポートと、前記論理的に集約された複数のポートを通じて、前記リンクアグリゲーションの制御のための制御フレームを、対向器に周期的に送信するプロトコル処理部とを備えた通信装置の制御方法であって、
    前記プロトコル処理部は、前記対向器の前記制御フレームの受信モードに従う送信間隔で前記制御フレームを送信するためのタイマーを有し、前記受信モードは、ショートモードと、前記ショートモードよりも前記制御フレームの受信間隔が長いロングモードとを含み、前記制御フレームは、前記制御フレームを送信した前記対向器のポートの前記受信モードが前記ショートモードと前記ロングモードとのいずれであるかを示す情報を含み、
    前記対向器が前記ショートモードで前記制御フレームを待つ間に前記受信モードを前記ロングモードに切り替えたことを前記プロトコル処理部が検知するステップと、
    前記プロトコル処理部により、前記ロングモードに従う送信間隔で前記制御フレームを送信するために前記タイマーを再起動するステップと、
    前記プロトコル処理部により、前記受信モードに従うタイマーをかけ直させるための前記制御フレームを前記対向器に送信するステップとを備える、通信装置の制御方法。
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