JP7060857B2 - 語学習得装置及び語学習得プログラム - Google Patents
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Description
以下に添付図面を参照して、本発明に係る語学習得装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、本実施形態では、本発明の装置を英語学習に適用した場合を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば日本人にとっての英語やフランス語、ドイツ語、スペイン語など、すべての外国語に適用することができる。
語学習得装置10は、例えば、図5~図7に示すようなプライマリー情報やターゲット情報としての文字や絵、写真、カタカナ発音記号、その他発音の特徴(音の長さや無声音、韻律)を音符や休符等で表した音楽記号などを所定のインターバルで提示し、語学を学習する装置である。具体的に語学習得装置10は、機械的・電気的な仕組みによって、種々の機能モジュールが駆動される。この語学習得装置10は、プライマリー実行部112aと、ターゲット実行部112bと、出力制御部112dと、応答検出部112cと、評価部112eとを備えている。なお、学習の際に入力される操作や音声は、マイクや操作ボタン等の入力装置10aを用い、学習に必要な情報は、例えば、DVDプレーヤーで動画や静止画を再生するなどの表示・出力装置10bを用いることができる。この場合、学習者の能力に応じて再生速度を調整できることが好ましい。
具体的に音声可視化部112fは、図8に示すように、出題用の音声でデータの入力を受付け、その入力された音声中の音声について話者分離及びノイズ処理を行う。次いで、入力された音声を音声波形(音波)データD2に変換し、音声波形D2から音素を特定し、音素の並びを予め登録した辞書とマッチングを行い単語に変換する。その後、変換された単語をつなぎ合わせ文章を作成してカタカナ発音記号D3を生成するとともに、発声のリズムを表現する音楽発音記号D4を生成する。
本実施形態によれば、聴覚野で音としか認識出来なかった英米語が、言葉として言語野として認識させることが期待できる。例えば、英米会話初心者が本発明による学習後は、カタカナ発音記号や楽譜発音記号を目で見て発話してみて、英米人の発話の内容が初めて理解可能となり、英米会話への学習意欲を喚起させることができる。また、本実施形態では、プライム情報及びターゲット情報を表示させるタイミング(インターバル)を加速させれば、プライム情報を見聞きすることで日本語の介在なしに英語脳へ自己洗脳し、後続のターゲットへの栄養源とすることができる。
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、機構的な仕組みを用いて本発明を実現したが、本実施形態では、スマートフォンやパーソナルコンピューター、モバイルコンピューター、電子ゲーム機等の情報処理装置を用いて本発明を実現する場合を例に説明する。以下に添付図面を参照して、本実施形態係る語学習得装置、語学習得方法及び語学習得プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、本実施形態において、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その機能等は特に言及しない限り同一であり、その説明は省略する。
図2は、本実施形態に係るスマートフォン1の内部構成を示すブロック図であり、図3は、スマートフォン1のCPU上に構築されるモジュールを示すブロック図である。
詳しくは、スマートフォン1は、演算処理を行うCPU11と、情報を一時的に記憶するメモリ12と、通信回線やインターネットを介して外部との通信を行う通信インターフェース13と、蓄積部であるストレージ14と、出力インターフェース15と、入力インターフェース16とを有している。なお、本実施形態では、これらの各装置11~16等はCPUバス1aを介して接続されており、相互にデータの受渡しが可能となっている。
以上説明した語学習得装置を動作させることによって、本発明の語学習得方法を実施することができる。図3は、語学習得装置の動作を示すフローチャート図である。なお、本実施形態で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてもよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換及び追加が可能である。
なお、上述した本発明に係る語学習得装置や語学習得方法は、所定の言語で記述された本発明の語学習得プログラムをコンピューター上で実行することにより実現することができる。すなわち、本発明の語学習得プログラムを、携帯端末装置やスマートフォン、ウェアラブル端末、モバイルPCその他の情報処理端末、パーソナルコンピューターやサーバーコンピューター等の汎用コンピューターのICチップ、メモリ装置にインストールし、CPU上で実行することにより、上述した各機能を有する装置を構築して、本発明に係る方法を実施することができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、ePEC方式を取り入れた、英会話勉強法に基づき、英語習得に向かうモチベーションを維持するとともに、効率よく英語を習得できる。詳述すると、プライミング効果は、もともと促進的に与えられる影響に関して使われていたが、抑制的な影響にも使うことができる。
D2…音声波形データ
D3(D31,D32)…カタカナ発音記号
D4(D41,D42)…音楽発音記号
1…スマートフォン(情報処理端末)
1a…CPUバス
9…CPU
10…語学習得装置
11…CPU
12…メモリ
13…通信インターフェース
14…ストレージ
15…出力インターフェース
16…入力インターフェース
16a…タッチパネル
16b…操作ボタン
111…OS実行部
112…アプリケーション実行部
112a…プライマリー実行部
112b…ターゲット実行部
112c…応答検出部
112d…出力制御部
112e…評価部
112f…音声可視化部
112g…評価結果出力部
Claims (4)
- 語学を習得するための語学習得装置であって、
予め設定された語彙又は会話要素をプライマリー情報として繰り返し表示又は出力するプライマリー実行手段と、
前記プライマリー情報に関連付けられた語彙又は会話要素をターゲット情報として繰り返し表示又は出力するターゲット実行手段と、
前記プライマリー実行手段及びターゲット実行手段によって表示又は出力される情報を選択し、選択された情報が表示又は出力されるインターバルを制御する出力制御手段、
前記ターゲット実行手段によって表示又は出力された前記プライマリー情報に対するユーザーの応答を検出する応答検出手段と、
前記出力制御手段による制御及び前記応答検出手段による検出結果に基づいて語学習得の進捗度を評価する評価手段と、
前記プライマリー情報又はターゲット情報に含まれる語彙又は会話要素を構成する発音の音素を学習者の母国語の文字列又音楽記号で表記するとともに、各音素に係るアクセント、イントネーション、スピード及び言語の使用周波数帯に基づいて、表記する文字列の大小、或いは音楽記号の種類又は位置を変化させて可視化して表示する音声可視化部と、
正解となる発音について前記可視化された文字列若しくは音楽記号と、前記応答検出手段が検出した前記ユーザーの応答であるユーザーによる発音についての可視化された文字列若しくは音楽記号とを対比可能に出力する評価結果出力部と
を備え、
前記評価手段は、正解となる発音について前記可視化された文字列若しくは音楽記号と、前記ユーザーによる発音についての可視化された文字列若しくは音楽記号との一致度を、前記を比較してこれらの一致度を前記語学習得の進捗度として評価する
ことを特徴とする語学習得装置。 - 前記出力制御手段は、前記インターバルを加速的に短縮させていくことを特徴とする請求項1に記載の語学習得装置。
- 語学を習得するためのプログラムであって、コンピューターを
予め設定された語彙又は会話要素をプライマリー情報として繰り返し表示又は出力するプライマリー実行手段と、
前記プライマリー情報に関連付けられた語彙又は会話要素をターゲット情報として繰り返し表示又は出力するターゲット実行手段と、
前記プライマリー実行手段及びターゲット実行手段によって表示又は出力される情報を選択し、選択された情報が表示又は出力されるインターバルを制御する出力制御手段と、
前記ターゲット実行手段によって表示又は出力された前記プライマリー情報に対するユーザーの応答を検出する応答検出手段と、
前記出力制御手段による制御及び前記応答検出手段による検出結果に基づいて語学習得の進捗度を評価する評価手段と、
前記プライマリー情報又はターゲット情報に含まれる語彙又は会話要素を構成する発音の音素を学習者の母国語の文字列又は音の長さを表す音楽記号で表記するとともに、各音素に係るアクセント、イントネーション、スピード及び言語の使用周波数帯に基づいて、表記する文字列の大小、或いは音楽記号の種類又は位置を変化させて可視化して表示する音声可視化部と、
正解となる発音について前記可視化された文字列若しくは音楽記号と、前記応答検出手段が検出した前記ユーザーの応答であるユーザーによる発音についての可視化された文字列若しくは音楽記号とを対比可能に出力する評価結果出力部
として機能させ、
前記評価手段は、正解となる発音について前記可視化された文字列若しくは音楽記号と、前記ユーザーによる発音についての可視化された文字列若しくは音楽記号との一致度を、前記を比較してこれらの一致度を前記語学習得の進捗度として評価する
ことを特徴とする語学習得プログラム。 - 前記出力制御手段は、前記インターバルを加速的に短縮させていくことを特徴とする請求項3に記載の語学習得プログラム。
Applications Claiming Priority (2)
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2003241637A (ja) | 2002-02-08 | 2003-08-29 | Eigyotatsu Kofun Yugenkoshi | 外国語トレーニングシステムおよび外国語トレーニング方法 |
JP2004309627A (ja) | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Haruyuki Amano | 学習支援装置 |
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US6675010B1 (en) * | 2000-06-22 | 2004-01-06 | Hao Ming Yeh | Mobile communication system for learning foreign vocabulary |
-
2019
- 2019-07-04 JP JP2019124930A patent/JP7060857B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003241637A (ja) | 2002-02-08 | 2003-08-29 | Eigyotatsu Kofun Yugenkoshi | 外国語トレーニングシステムおよび外国語トレーニング方法 |
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Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
杉浦香織,堀智子,日本人英語学習者における聴覚性プライミング効果-単語復唱課題による検討-,関東甲信越英語教育学会誌,2012年03月01日,26巻,pp. 39-51 |
Also Published As
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